JP2002183207A - 電子書籍装置、及び記憶媒体 - Google Patents
電子書籍装置、及び記憶媒体Info
- Publication number
- JP2002183207A JP2002183207A JP2000255870A JP2000255870A JP2002183207A JP 2002183207 A JP2002183207 A JP 2002183207A JP 2000255870 A JP2000255870 A JP 2000255870A JP 2000255870 A JP2000255870 A JP 2000255870A JP 2002183207 A JP2002183207 A JP 2002183207A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- frame
- display
- book
- book data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、電子化された書籍データ
を、その編集状態を維持したまま表示させて送信するこ
とにより、利便性を向上した電子書籍装置、及び記憶媒
体を提供することである。また、本発明の課題は、受信
した書籍データの種類に応じて適切な表示制御を行うこ
とにより、書籍データを容易に閲読可能な電子書籍装置
を提供することである。 【解決手段】 電子書籍装置1は、ホストサーバ30か
ら送信されたコマデータD1〜D6から成る書籍データ
Dを、その編集状態を維持して送信部11から携帯端末
20へ送信する。携帯端末20は、この書籍データDを
受信部26により受信し、まずコマデータD1を表示部
28に拡大表示させる。そして、コマ送りキー22cの
押下操作に応じて、残りのコマデータD2〜D6を順次
切り替えて拡大表示させる。
を、その編集状態を維持したまま表示させて送信するこ
とにより、利便性を向上した電子書籍装置、及び記憶媒
体を提供することである。また、本発明の課題は、受信
した書籍データの種類に応じて適切な表示制御を行うこ
とにより、書籍データを容易に閲読可能な電子書籍装置
を提供することである。 【解決手段】 電子書籍装置1は、ホストサーバ30か
ら送信されたコマデータD1〜D6から成る書籍データ
Dを、その編集状態を維持して送信部11から携帯端末
20へ送信する。携帯端末20は、この書籍データDを
受信部26により受信し、まずコマデータD1を表示部
28に拡大表示させる。そして、コマ送りキー22cの
押下操作に応じて、残りのコマデータD2〜D6を順次
切り替えて拡大表示させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子書籍装置、及
び記憶媒体に係り、詳細には、電子化された書籍データ
を表示制御する電子書籍装置、及び記憶媒体に関する。
び記憶媒体に係り、詳細には、電子化された書籍データ
を表示制御する電子書籍装置、及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、文字や画像等のデータを組み合わ
せた所謂マルチメディアデータをインターネット等の通
信ネットワークを介して、PC(パーソナルコンピュー
タ)やPDA(Personal Digital Assistants)等の端
末に配信するサーバとこれらのデータを受信して閲覧す
る端末から成るデータ配信システムが利用されている。
一方、百科事典や新聞等の膨大な書籍データをCD−R
OM(Compact Disc Read Only Memory)やFD(Flopp
y Disk)等の記録媒体に記憶して提供するパッケージ型
の電子書籍が利用されている。
せた所謂マルチメディアデータをインターネット等の通
信ネットワークを介して、PC(パーソナルコンピュー
タ)やPDA(Personal Digital Assistants)等の端
末に配信するサーバとこれらのデータを受信して閲覧す
る端末から成るデータ配信システムが利用されている。
一方、百科事典や新聞等の膨大な書籍データをCD−R
OM(Compact Disc Read Only Memory)やFD(Flopp
y Disk)等の記録媒体に記憶して提供するパッケージ型
の電子書籍が利用されている。
【0003】この様な技術を組み合わせて、配信された
書籍データを携帯型の端末(以下、「携帯端末」と記
す。)で再生する電子書籍装置が開発されている。電子
書籍装置は、電子化された書籍データを記憶する記憶媒
体、所望の書籍データの選択やページ捲り等の操作を手
動で行う操作入力部、選択された書籍データを表示する
液晶表示部、これら各部を制御する制御部等を備える。
書籍データを携帯型の端末(以下、「携帯端末」と記
す。)で再生する電子書籍装置が開発されている。電子
書籍装置は、電子化された書籍データを記憶する記憶媒
体、所望の書籍データの選択やページ捲り等の操作を手
動で行う操作入力部、選択された書籍データを表示する
液晶表示部、これら各部を制御する制御部等を備える。
【0004】そして、操作入力部により所望の書籍デー
タが選択されると、制御部は選択された書籍データを記
憶媒体から読み出して、その書籍データの1ページ目の
データを液晶表示部に表示させる。また、操作入力部に
おいてページ捲りが指示されると、液晶表示部に表示さ
れている書籍データを次ページに切り替えて表示する。
タが選択されると、制御部は選択された書籍データを記
憶媒体から読み出して、その書籍データの1ページ目の
データを液晶表示部に表示させる。また、操作入力部に
おいてページ捲りが指示されると、液晶表示部に表示さ
れている書籍データを次ページに切り替えて表示する。
【0005】この様な電子書籍装置を利用すれば、紙媒
体の書籍と比較して木材やインク等の資源を節約できる
と共に、複数の書籍データの携帯や可搬に便利である。
更に、多種類の書籍データを管理したり、著作者、出版
社等から所望する書籍データを検索したりすることが容
易である。これらの利点を併せ持つことから、近年電子
書籍装置は急速に普及しつつある。
体の書籍と比較して木材やインク等の資源を節約できる
と共に、複数の書籍データの携帯や可搬に便利である。
更に、多種類の書籍データを管理したり、著作者、出版
社等から所望する書籍データを検索したりすることが容
易である。これらの利点を併せ持つことから、近年電子
書籍装置は急速に普及しつつある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子書
籍装置で閲読可能な書籍データは、小説や専門書等の書
籍データを主眼としており、新聞や雑誌、或いは漫画等
の書籍データを念頭においたものではなかった。このた
め、同一のページ内に多数の画像データと文字データが
混在する新聞記事や漫画等の閲読には適していなかっ
た。特に、表示画面が小さい携帯型の端末では、写真や
絵等の画像や文字が見づらいという問題があった。
籍装置で閲読可能な書籍データは、小説や専門書等の書
籍データを主眼としており、新聞や雑誌、或いは漫画等
の書籍データを念頭においたものではなかった。このた
め、同一のページ内に多数の画像データと文字データが
混在する新聞記事や漫画等の閲読には適していなかっ
た。特に、表示画面が小さい携帯型の端末では、写真や
絵等の画像や文字が見づらいという問題があった。
【0007】更に、通常紙媒体で提供される新聞記事や
漫画等の編集状態を維持したまま、それらを電子化する
ことができないため、書籍データとして電子化するため
の編集作業が必要となり、作業的にも時間的にも非効率
であった。また、例えば漫画をコマ単位で表示させた
り、所定範囲内の文字データのみを拡大表示させる等し
て部分的に書籍データを表示制御することができなかっ
た。
漫画等の編集状態を維持したまま、それらを電子化する
ことができないため、書籍データとして電子化するため
の編集作業が必要となり、作業的にも時間的にも非効率
であった。また、例えば漫画をコマ単位で表示させた
り、所定範囲内の文字データのみを拡大表示させる等し
て部分的に書籍データを表示制御することができなかっ
た。
【0008】そこで、本発明の課題は、電子化された書
籍データを、その編集状態を維持したまま表示させて送
信することにより、利便性を向上した電子書籍装置、及
び記憶媒体を提供することである。
籍データを、その編集状態を維持したまま表示させて送
信することにより、利便性を向上した電子書籍装置、及
び記憶媒体を提供することである。
【0009】また、本発明の課題は、受信した書籍デー
タの種類に応じて適切な表示制御を行うことにより、書
籍データを容易に閲読可能な電子書籍装置を提供するこ
とである。
タの種類に応じて適切な表示制御を行うことにより、書
籍データを容易に閲読可能な電子書籍装置を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、この様な課題
を達成するために、次の様な特徴を備えている。なお、
以下に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態に
対応する構成を例示する。符号等は、後述する図面参照
符号等である。
を達成するために、次の様な特徴を備えている。なお、
以下に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態に
対応する構成を例示する。符号等は、後述する図面参照
符号等である。
【0011】請求項1記載の発明の電子書籍装置(例え
ば、図1〜図2の電子書籍装置1)は、書籍データが記
憶されている記憶手段(例えば、図1の内部RAM7)
と、この記憶手段に記憶された書籍データを構成する複
数の領域データのなかから選択された領域データを予め
定めた順番に従って、表示部(図10の28a)の表示
領域に合わせたサイズに変更させながら順次切り替えて
表示させる切替表示制御手段(例えば、図1のCPU2
1;図9のD3〜D10;図10(b)〜図10(e)
と、を備えることを特徴としている。
ば、図1〜図2の電子書籍装置1)は、書籍データが記
憶されている記憶手段(例えば、図1の内部RAM7)
と、この記憶手段に記憶された書籍データを構成する複
数の領域データのなかから選択された領域データを予め
定めた順番に従って、表示部(図10の28a)の表示
領域に合わせたサイズに変更させながら順次切り替えて
表示させる切替表示制御手段(例えば、図1のCPU2
1;図9のD3〜D10;図10(b)〜図10(e)
と、を備えることを特徴としている。
【0012】請求項1記載の発明の電子書籍装置によれ
ば、記憶手段は、書籍データが記憶し、切替表示制御手
段は、この記憶手段に記憶された書籍データを構成する
複数の領域データのなかから選択された領域データを予
め定めた順番に従って、表示部の表示領域に合わせたサ
イズに変更させながら順次切り替えて表示させる。
ば、記憶手段は、書籍データが記憶し、切替表示制御手
段は、この記憶手段に記憶された書籍データを構成する
複数の領域データのなかから選択された領域データを予
め定めた順番に従って、表示部の表示領域に合わせたサ
イズに変更させながら順次切り替えて表示させる。
【0013】従って、書籍データを構成する各領域デー
タを順次切り替えて表示させることが可能となり、書籍
データ内の各領域データを順番に表示して閲覧できる。
このため、同一のページ内に多数の画像データと文字デ
ータが混在する新聞記事や漫画等でも容易に閲読でき
る。また、各領域データを表示部の表示領域に合わせた
サイズに変更させながら表示させることが可能となり、
表示画面の小さい電子書籍装置でも文字や画像を見易く
表示できる。
タを順次切り替えて表示させることが可能となり、書籍
データ内の各領域データを順番に表示して閲覧できる。
このため、同一のページ内に多数の画像データと文字デ
ータが混在する新聞記事や漫画等でも容易に閲読でき
る。また、各領域データを表示部の表示領域に合わせた
サイズに変更させながら表示させることが可能となり、
表示画面の小さい電子書籍装置でも文字や画像を見易く
表示できる。
【0014】請求項2記載の発明の電子書籍装置は、各
頁毎にコマ割りと表示順位とが定められた複数のコマデ
ータから構成される書籍データが記憶されている記憶手
段(例えば、図1の内部RAM7)と、この記憶手段に
記憶されている書籍データを構成する複数のコマデータ
を夫々個別の表示対象として検出するコマデータ検出手
段(例えば、図1のCPU21;図13のF3)と、こ
のコマデータ検出手段により検出された複数のコマデー
タの内、少なくとも一つのコマデータ内に文字データが
含まれる場合、該文字データが前記複数のコマデータ内
の何れのコマデータに対応するものであるか判断する判
断手段(例えば、図1のCPU21;図13のF5)
と、この判断手段により前記文字データが含まれると判
断されたコマデータと対応する前記文字データとの表示
サイズが異なるように表示させる表示制御手段(例え
ば、図1のCPU21;図13のF8〜F10)と、を
備えていることを特徴としている。
頁毎にコマ割りと表示順位とが定められた複数のコマデ
ータから構成される書籍データが記憶されている記憶手
段(例えば、図1の内部RAM7)と、この記憶手段に
記憶されている書籍データを構成する複数のコマデータ
を夫々個別の表示対象として検出するコマデータ検出手
段(例えば、図1のCPU21;図13のF3)と、こ
のコマデータ検出手段により検出された複数のコマデー
タの内、少なくとも一つのコマデータ内に文字データが
含まれる場合、該文字データが前記複数のコマデータ内
の何れのコマデータに対応するものであるか判断する判
断手段(例えば、図1のCPU21;図13のF5)
と、この判断手段により前記文字データが含まれると判
断されたコマデータと対応する前記文字データとの表示
サイズが異なるように表示させる表示制御手段(例え
ば、図1のCPU21;図13のF8〜F10)と、を
備えていることを特徴としている。
【0015】請求項2記載の発明の電子書籍装置によれ
ば、記憶手段は、各頁毎にコマ割りと表示順位とが定め
られた複数のコマデータから構成される書籍データを記
憶し、コマデータ検出手段は、前記記憶手段に記憶され
ている書籍データを構成する複数のコマデータを夫々個
別の表示対象として検出し、判断手段は、前記コマデー
タ検出手段により検出された複数のコマデータの内、少
なくとも一つのコマデータ内に文字データが含まれる場
合、該文字データが前記複数のコマデータ内の何れのコ
マデータに対応するものであるか判断し、表示制御手段
は、前記判断手段により前記文字データが含まれると判
断されたコマデータと対応する前記文字データとの表示
サイズが異なるように表示させる。
ば、記憶手段は、各頁毎にコマ割りと表示順位とが定め
られた複数のコマデータから構成される書籍データを記
憶し、コマデータ検出手段は、前記記憶手段に記憶され
ている書籍データを構成する複数のコマデータを夫々個
別の表示対象として検出し、判断手段は、前記コマデー
タ検出手段により検出された複数のコマデータの内、少
なくとも一つのコマデータ内に文字データが含まれる場
合、該文字データが前記複数のコマデータ内の何れのコ
マデータに対応するものであるか判断し、表示制御手段
は、前記判断手段により前記文字データが含まれると判
断されたコマデータと対応する前記文字データとの表示
サイズが異なるように表示させる。
【0016】従って、受信した漫画データの中にコマ領
域をはみ出す文字が有る場合であっても、その文字を対
応するコマ領域に収めて表示させることができる。この
ため、複数のコマを跨いで記載された文字でもコマの切
れ目で途切れることが無く、常に文字全体を表示でき
る。その結果、漫画の閲読が容易になる。
域をはみ出す文字が有る場合であっても、その文字を対
応するコマ領域に収めて表示させることができる。この
ため、複数のコマを跨いで記載された文字でもコマの切
れ目で途切れることが無く、常に文字全体を表示でき
る。その結果、漫画の閲読が容易になる。
【0017】請求項3記載の発明の電子書籍装置は、各
頁毎にコマ割りと表示順位とが定められた複数のコマデ
ータから構成される書籍データ(例えば、図16(a)
の漫画データM)が記憶されている記憶手段(例えば、
図1の内部RAM7)と、この記憶手段に記憶されてい
る書籍データを構成する複数のコマデータを夫々個別の
表示対象として検出するコマデータ検出手段(例えば、
図1のCPU21;図15のG6)と、このコマ検出手
段により検出された各コマデータを表示するとともに、
これらコマデータが含まれる頁の全てのコマデータを前
記コマ割りで同時に縮小表示させるコマ割り表示制御手
段(例えば、図1のCPU21、図15のG7;図16
の28c)と、を備えることを特徴としている。
頁毎にコマ割りと表示順位とが定められた複数のコマデ
ータから構成される書籍データ(例えば、図16(a)
の漫画データM)が記憶されている記憶手段(例えば、
図1の内部RAM7)と、この記憶手段に記憶されてい
る書籍データを構成する複数のコマデータを夫々個別の
表示対象として検出するコマデータ検出手段(例えば、
図1のCPU21;図15のG6)と、このコマ検出手
段により検出された各コマデータを表示するとともに、
これらコマデータが含まれる頁の全てのコマデータを前
記コマ割りで同時に縮小表示させるコマ割り表示制御手
段(例えば、図1のCPU21、図15のG7;図16
の28c)と、を備えることを特徴としている。
【0018】請求項3記載の発明の電子書籍装置によれ
ば、記憶手段は、各頁毎にコマ割りと表示順位とが定め
られた複数のコマデータから構成される書籍データを記
憶し、コマデータ検出手段は、前記記憶手段に記憶され
ている書籍データを構成する複数のコマデータを夫々個
別の表示対象として検出し、前記コマ割り表示制御手段
は、前記コマ検出手段により検出された各コマデータを
表示するとともに、これらコマデータが含まれる頁の全
てのコマデータを前記コマ割りで同時に縮小表示させ
る。
ば、記憶手段は、各頁毎にコマ割りと表示順位とが定め
られた複数のコマデータから構成される書籍データを記
憶し、コマデータ検出手段は、前記記憶手段に記憶され
ている書籍データを構成する複数のコマデータを夫々個
別の表示対象として検出し、前記コマ割り表示制御手段
は、前記コマ検出手段により検出された各コマデータを
表示するとともに、これらコマデータが含まれる頁の全
てのコマデータを前記コマ割りで同時に縮小表示させ
る。
【0019】従って、各頁のコマ割りの縮小表示を見る
ことにより、現在表示されているコマデータが頁の全て
のコマデータ内のどの位置のものであるかと漫画データ
のコマ送り方向を一目で認識でき、コマ送りをスムーズ
に行うことができる。
ことにより、現在表示されているコマデータが頁の全て
のコマデータ内のどの位置のものであるかと漫画データ
のコマ送り方向を一目で認識でき、コマ送りをスムーズ
に行うことができる。
【0020】請求項4記載の発明の電子書籍装置は、各
頁毎にコマ割りと表示順位が定められた複数のコマデー
タから構成される書籍データが記憶されている記憶手段
(例えば、図1の内部RAM7)と、この記憶手段に記
憶されている書籍データを構成する複数のコマデータを
夫々個別の表示対象として検出するコマ検出手段(例え
ば、図1のCPU21;図17のH1)と、表示部(図
18の28a)の表示画面に同時に表示させたいコマデ
ータの数を指定するコマ数指定手段(例えば、図1の操
作入力部22;図17のH4)と、このコマ数指定手段
により指定されたコマデータの数に対応した数の前記コ
マデータを前記表示部の表示画面のサイズに収まるサイ
ズに変更して表示させる表示制御手段(例えば、図1の
CPU21)と、を備えることを特徴としている。
頁毎にコマ割りと表示順位が定められた複数のコマデー
タから構成される書籍データが記憶されている記憶手段
(例えば、図1の内部RAM7)と、この記憶手段に記
憶されている書籍データを構成する複数のコマデータを
夫々個別の表示対象として検出するコマ検出手段(例え
ば、図1のCPU21;図17のH1)と、表示部(図
18の28a)の表示画面に同時に表示させたいコマデ
ータの数を指定するコマ数指定手段(例えば、図1の操
作入力部22;図17のH4)と、このコマ数指定手段
により指定されたコマデータの数に対応した数の前記コ
マデータを前記表示部の表示画面のサイズに収まるサイ
ズに変更して表示させる表示制御手段(例えば、図1の
CPU21)と、を備えることを特徴としている。
【0021】請求項4記載の発明の電子書籍装置によれ
ば、記憶手段は、各頁毎にコマ割りと表示順位が定めら
れた複数のコマデータから構成される書籍データを記憶
し、コマ検出手段は、前記記憶手段に記憶されている書
籍データを構成する複数のコマデータを夫々個別の表示
対象として検出し、コマ数指定手段は、表示部の表示画
面に同時に表示させたいコマデータの数を指定し、表示
制御手段は、前記コマ数指定手段により指定されたコマ
データの数に対応した数の前記コマデータを前記表示部
の表示画面のサイズに収まるサイズに変更して表示させ
る。
ば、記憶手段は、各頁毎にコマ割りと表示順位が定めら
れた複数のコマデータから構成される書籍データを記憶
し、コマ検出手段は、前記記憶手段に記憶されている書
籍データを構成する複数のコマデータを夫々個別の表示
対象として検出し、コマ数指定手段は、表示部の表示画
面に同時に表示させたいコマデータの数を指定し、表示
制御手段は、前記コマ数指定手段により指定されたコマ
データの数に対応した数の前記コマデータを前記表示部
の表示画面のサイズに収まるサイズに変更して表示させ
る。
【0022】従って、所望する数のコマデータを一度に
表示させることが可能となり、一コマずつ表示させる場
合に比べて、使用者は漫画データを素早く閲読できる。
また、一度に表示されるコマ数を指定できるため、自分
の閲読スピードに合わせて読み易い表示形態に調整でき
る。
表示させることが可能となり、一コマずつ表示させる場
合に比べて、使用者は漫画データを素早く閲読できる。
また、一度に表示されるコマ数を指定できるため、自分
の閲読スピードに合わせて読み易い表示形態に調整でき
る。
【0023】請求項5記載の発明の電子書籍装置は、各
頁毎にコマ割りと表示順位が定められた複数のコマデー
タから構成される書籍データが記憶されている記憶手段
(例えば、図1の内部RAM7)と、この記憶手段に記
憶されている書籍データを構成する複数のコマデータを
夫々個別の表示対象として検出するコマ検出手段(例え
ば、図1のCPU21;図19のJ3)と、このコマ検
出手段により検出された各コマデータに含まれる文字デ
ータの数を検出する文字数検出手段(例えば、図1のC
PU21;図19のJ5)と、この文字数認識手段によ
り認識された文字データの数に対応したコマデータの表
示時間に従って、前記各コマデータを自動的に切り替え
て表示させるコマ切替表示制御手段(例えば、図1のC
PU21;図19のJ6〜J8)と、を備えることを特
徴としている。
頁毎にコマ割りと表示順位が定められた複数のコマデー
タから構成される書籍データが記憶されている記憶手段
(例えば、図1の内部RAM7)と、この記憶手段に記
憶されている書籍データを構成する複数のコマデータを
夫々個別の表示対象として検出するコマ検出手段(例え
ば、図1のCPU21;図19のJ3)と、このコマ検
出手段により検出された各コマデータに含まれる文字デ
ータの数を検出する文字数検出手段(例えば、図1のC
PU21;図19のJ5)と、この文字数認識手段によ
り認識された文字データの数に対応したコマデータの表
示時間に従って、前記各コマデータを自動的に切り替え
て表示させるコマ切替表示制御手段(例えば、図1のC
PU21;図19のJ6〜J8)と、を備えることを特
徴としている。
【0024】請求項5記載の発明の電子書籍装置によれ
ば、記憶手段には、各頁毎にコマ割りと表示順位が定め
られた複数のコマデータから構成される書籍データが記
憶され、コマ検出手段は、前記記憶手段に記憶されてい
る書籍データを構成する複数のコマデータを夫々個別の
表示対象として検出し、文字数検出手段は、前記コマ検
出手段により検出された各コマデータに含まれる文字デ
ータの数を検出し、コマ切替表示制御手段は、前記文字
数認識手段により認識された文字データの数に対応した
コマデータの表示時間に従って、前記各コマデータを自
動的に切り替えて表示させる。
ば、記憶手段には、各頁毎にコマ割りと表示順位が定め
られた複数のコマデータから構成される書籍データが記
憶され、コマ検出手段は、前記記憶手段に記憶されてい
る書籍データを構成する複数のコマデータを夫々個別の
表示対象として検出し、文字数検出手段は、前記コマ検
出手段により検出された各コマデータに含まれる文字デ
ータの数を検出し、コマ切替表示制御手段は、前記文字
数認識手段により認識された文字データの数に対応した
コマデータの表示時間に従って、前記各コマデータを自
動的に切り替えて表示させる。
【0025】従って、各コマに含まれる文字数に応じた
適当な表示時間で、コマ表示の切替を自動的に行うこと
が可能となる。このため、使用者はコマ送りの操作をす
ること無く漫画を閲読できる。
適当な表示時間で、コマ表示の切替を自動的に行うこと
が可能となる。このため、使用者はコマ送りの操作をす
ること無く漫画を閲読できる。
【0026】請求項6記載の発明の電子書籍装置は、書
籍データが記憶されている記憶手段(例えば、図1の内
部RAM7)と、この記憶手段に記憶されている書籍デ
ータの任意の頁内における特定の領域データを表示対象
として指定する表示領域指定手段(例えば、図1の操作
入力部22;図21のK5)と、この表示領域指定手段
により指定された特定の領域データに対応する位置にあ
る他の頁の領域データを切り替えて表示させる特定領域
表示制御手段(例えば、図1のCPU21;図21のK
7)と、を備えることを特徴としている。
籍データが記憶されている記憶手段(例えば、図1の内
部RAM7)と、この記憶手段に記憶されている書籍デ
ータの任意の頁内における特定の領域データを表示対象
として指定する表示領域指定手段(例えば、図1の操作
入力部22;図21のK5)と、この表示領域指定手段
により指定された特定の領域データに対応する位置にあ
る他の頁の領域データを切り替えて表示させる特定領域
表示制御手段(例えば、図1のCPU21;図21のK
7)と、を備えることを特徴としている。
【0027】請求項6記載の発明の電子書籍装置によれ
ば、記憶手段には、書籍データが記憶され、表示領域指
定手段は、前記記憶手段に記憶されている書籍データの
任意の頁内における特定の領域データを表示対象として
指定し、特定領域表示制御手段は、前記表示領域指定手
段により指定された特定の領域データに対応する位置に
ある他の頁の領域データを切り替えて表示させる。
ば、記憶手段には、書籍データが記憶され、表示領域指
定手段は、前記記憶手段に記憶されている書籍データの
任意の頁内における特定の領域データを表示対象として
指定し、特定領域表示制御手段は、前記表示領域指定手
段により指定された特定の領域データに対応する位置に
ある他の頁の領域データを切り替えて表示させる。
【0028】従って、書籍データの各頁の特定領域に所
望の閲読内容が有る場合に、各頁内の該当する領域のデ
ータのみを抽出して連続的に表示させることができる。
このため、頁内の全データを表示させる場合に比べて、
閲読に必要な領域を拡大された読み易い表示形態で表示
させることができる。
望の閲読内容が有る場合に、各頁内の該当する領域のデ
ータのみを抽出して連続的に表示させることができる。
このため、頁内の全データを表示させる場合に比べて、
閲読に必要な領域を拡大された読み易い表示形態で表示
させることができる。
【0029】請求項7記載の発明の電子書籍装置は、見
出しデータを含む書籍データ(例えば、図24(a)の
新聞記事データN)が記憶されている記憶手段(例え
ば、図1の内部RAM7)と、この記憶手段に記憶され
ている書籍データの中から見出しデータを検出する見出
し検出手段(例えば、図1のCPU21;図23のL
6)と、この見出し検出手段により検出された見出しデ
ータを表示部(図24の28a)に表示させながら、該
見出しデータに関連する書籍データの一部を切り替えて
表示させる切替表示制御手段(例えば、図1のCPU2
1;図23のL8,L9)と、を備えることを特徴とし
ている。
出しデータを含む書籍データ(例えば、図24(a)の
新聞記事データN)が記憶されている記憶手段(例え
ば、図1の内部RAM7)と、この記憶手段に記憶され
ている書籍データの中から見出しデータを検出する見出
し検出手段(例えば、図1のCPU21;図23のL
6)と、この見出し検出手段により検出された見出しデ
ータを表示部(図24の28a)に表示させながら、該
見出しデータに関連する書籍データの一部を切り替えて
表示させる切替表示制御手段(例えば、図1のCPU2
1;図23のL8,L9)と、を備えることを特徴とし
ている。
【0030】請求項7記載の発明の電子書籍装置によれ
ば、記憶手段には、見出しデータを含む書籍データが記
憶され、見出し検出手段は、前記記憶手段に記憶されて
いる書籍データの中から見出しデータを検出し、切替表
示制御手段は、前記見出し検出手段により検出された見
出しデータを表示部に表示させながら、該見出しデータ
に関連する書籍データの一部を切り替えて表示させる。
ば、記憶手段には、見出しデータを含む書籍データが記
憶され、見出し検出手段は、前記記憶手段に記憶されて
いる書籍データの中から見出しデータを検出し、切替表
示制御手段は、前記見出し検出手段により検出された見
出しデータを表示部に表示させながら、該見出しデータ
に関連する書籍データの一部を切り替えて表示させる。
【0031】従って、新聞記事の閲読中に該新聞記事に
対応する見出しを常に表示させることが可能となり、閲
読中の記事内容の確認が容易である。
対応する見出しを常に表示させることが可能となり、閲
読中の記事内容の確認が容易である。
【0032】請求項8記載の発明の電子書籍装置は、各
頁毎にコマ割りが定められた複数のコマデータから構成
される書籍データが記憶されている記憶手段(例えば、
図1の内部RAM7)と、この記憶手段に記憶されてい
る書籍データを構成する複数のコマデータを夫々個別の
表示対象として検出するコマ検出手段(例えば、図1の
CPU21)と、このコマ検出手段により検出された各
コマデータ間に表示順位を指示する矢印データを配置す
る矢印配置手段(例えば、図1のCPU21;図27の
N3)と、この矢印配置手段により配置された矢印デー
タによって指示された表示順位で、各コマデータを切り
替えて表示させるコマ切替表示制御手段(例えば、図1
のCPU21;図27のN5,N6)と、を備えること
を特徴としている。
頁毎にコマ割りが定められた複数のコマデータから構成
される書籍データが記憶されている記憶手段(例えば、
図1の内部RAM7)と、この記憶手段に記憶されてい
る書籍データを構成する複数のコマデータを夫々個別の
表示対象として検出するコマ検出手段(例えば、図1の
CPU21)と、このコマ検出手段により検出された各
コマデータ間に表示順位を指示する矢印データを配置す
る矢印配置手段(例えば、図1のCPU21;図27の
N3)と、この矢印配置手段により配置された矢印デー
タによって指示された表示順位で、各コマデータを切り
替えて表示させるコマ切替表示制御手段(例えば、図1
のCPU21;図27のN5,N6)と、を備えること
を特徴としている。
【0033】請求項8記載の発明の電子書籍装置によれ
ば、記憶手段には、各頁毎にコマ割りが定められた複数
のコマデータから構成される書籍データが記憶され、コ
マ検出手段は、前記記憶手段に記憶されている書籍デー
タを構成する複数のコマデータを夫々個別の表示対象と
して検出し、矢印配置手段は、前記コマ検出手段により
検出された各コマデータ間に表示順位を指示する矢印デ
ータを配置し、コマ切替表示制御手段は、前記矢印配置
手段により配置された矢印データによって指示された表
示順位で、各コマデータを切り替えて表示させる。
ば、記憶手段には、各頁毎にコマ割りが定められた複数
のコマデータから構成される書籍データが記憶され、コ
マ検出手段は、前記記憶手段に記憶されている書籍デー
タを構成する複数のコマデータを夫々個別の表示対象と
して検出し、矢印配置手段は、前記コマ検出手段により
検出された各コマデータ間に表示順位を指示する矢印デ
ータを配置し、コマ切替表示制御手段は、前記矢印配置
手段により配置された矢印データによって指示された表
示順位で、各コマデータを切り替えて表示させる。
【0034】従って、配置された矢印に従って各コマを
切り替えて表示させることが可能となり、必要に応じて
コマの表示順位を変更することができる。
切り替えて表示させることが可能となり、必要に応じて
コマの表示順位を変更することができる。
【0035】請求項9記載の発明の電子書籍装置は、書
籍データが記憶されている記憶手段(例えば、図1の内
部RAM7)と、この記憶手段に記憶された書籍データ
を、各頁毎に複数のコマデータに分割するコマ指定入力
を行う入力手段(例えば、図1の操作入力部22;図2
7のN3)と、この入力手段により行われたコマ指定入
力に従って、前記記憶手段に記憶されている書籍データ
における分割された複数のコマデータを、夫々個別の表
示対象として検出するコマ検出手段(例えば、図1のC
PU21)と、このコマ検出手段により検出された各コ
マデータを切り替えて表示させるコマ切替表示制御手段
(例えば、図1のCPU21)と、を備えることを特徴
としている。
籍データが記憶されている記憶手段(例えば、図1の内
部RAM7)と、この記憶手段に記憶された書籍データ
を、各頁毎に複数のコマデータに分割するコマ指定入力
を行う入力手段(例えば、図1の操作入力部22;図2
7のN3)と、この入力手段により行われたコマ指定入
力に従って、前記記憶手段に記憶されている書籍データ
における分割された複数のコマデータを、夫々個別の表
示対象として検出するコマ検出手段(例えば、図1のC
PU21)と、このコマ検出手段により検出された各コ
マデータを切り替えて表示させるコマ切替表示制御手段
(例えば、図1のCPU21)と、を備えることを特徴
としている。
【0036】請求項9記載の発明の電子書籍装置によれ
ば、記憶手段には、書籍データが記憶され、入力手段
は、前記記憶手段に記憶された書籍データを、各頁毎に
複数のコマデータに分割するコマ指定入力を行い、コマ
検出手段は、前記入力手段により行われたコマ指定入力
に従って、前記記憶手段に記憶されている書籍データに
おける分割された複数のコマデータを夫々個別の表示対
象として検出し、コマ切替表示制御手段は、前記コマ検
出手段により検出された各コマデータを切り替えて表示
させる。
ば、記憶手段には、書籍データが記憶され、入力手段
は、前記記憶手段に記憶された書籍データを、各頁毎に
複数のコマデータに分割するコマ指定入力を行い、コマ
検出手段は、前記入力手段により行われたコマ指定入力
に従って、前記記憶手段に記憶されている書籍データに
おける分割された複数のコマデータを夫々個別の表示対
象として検出し、コマ切替表示制御手段は、前記コマ検
出手段により検出された各コマデータを切り替えて表示
させる。
【0037】従って、予め書籍データがコマ割りされて
いない場合でも、各頁を所望の数に分割し、コマとして
認識させることが可能となる。このため、使用者は好み
に合わせて表示される順位を適宜変更させることができ
る。
いない場合でも、各頁を所望の数に分割し、コマとして
認識させることが可能となる。このため、使用者は好み
に合わせて表示される順位を適宜変更させることができ
る。
【0038】請求項10記載の発明の電子書籍装置は、
各頁毎にコマ割りと表示順位とが定められた複数のコマ
データから構成される書籍データ(例えば、図30
(a)の漫画データM)が記憶されている記憶手段(例
えば、図1の内部RAM7)と、この記憶手段に記憶さ
れている書籍データを構成する複数のコマデータを夫々
個別の表示対象として検出するコマデータ検出手段(例
えば、図1のCPU21)と、このコマデータ検出手段
により検出された複数のコマデータの中から、一連の書
籍データを検出する書籍データ検出手段(例えば、図1
のCPU21;図29のP4)と、この書籍データ検出
手段により検出された一連の書籍データを切り替えて表
示させる表示制御手段(例えば、図1のCPU21;図
29のP6〜P11)と、を備えることを特徴としてい
る。
各頁毎にコマ割りと表示順位とが定められた複数のコマ
データから構成される書籍データ(例えば、図30
(a)の漫画データM)が記憶されている記憶手段(例
えば、図1の内部RAM7)と、この記憶手段に記憶さ
れている書籍データを構成する複数のコマデータを夫々
個別の表示対象として検出するコマデータ検出手段(例
えば、図1のCPU21)と、このコマデータ検出手段
により検出された複数のコマデータの中から、一連の書
籍データを検出する書籍データ検出手段(例えば、図1
のCPU21;図29のP4)と、この書籍データ検出
手段により検出された一連の書籍データを切り替えて表
示させる表示制御手段(例えば、図1のCPU21;図
29のP6〜P11)と、を備えることを特徴としてい
る。
【0039】請求項10記載の発明の電子書籍装置によ
れば、記憶手段には、各頁毎にコマ割りと表示順位とが
定められた複数のコマデータから構成される書籍データ
が記憶され、コマデータ検出手段は、前記記憶手段に記
憶されている書籍データを構成する複数のコマデータを
夫々個別の表示対象として検出し、書籍データ検出手段
は、前記コマデータ検出手段により検出された複数のコ
マデータの中から、一連の書籍データを検出し、表示制
御手段は、前記書籍データ検出手段により検出された一
連の書籍データを切り替えて表示させる。
れば、記憶手段には、各頁毎にコマ割りと表示順位とが
定められた複数のコマデータから構成される書籍データ
が記憶され、コマデータ検出手段は、前記記憶手段に記
憶されている書籍データを構成する複数のコマデータを
夫々個別の表示対象として検出し、書籍データ検出手段
は、前記コマデータ検出手段により検出された複数のコ
マデータの中から、一連の書籍データを検出し、表示制
御手段は、前記書籍データ検出手段により検出された一
連の書籍データを切り替えて表示させる。
【0040】従って、書籍データの一つの頁に一連のコ
マから成る漫画が複数記載されている場合に、その内の
一つの漫画のみ抽出して表示させることが可能となる。
このため、一連のコマを途切れること無く適当なコマ割
りで表示でき、より読み易い表示形態で漫画データを提
供できる。
マから成る漫画が複数記載されている場合に、その内の
一つの漫画のみ抽出して表示させることが可能となる。
このため、一連のコマを途切れること無く適当なコマ割
りで表示でき、より読み易い表示形態で漫画データを提
供できる。
【0041】請求項11記載の発明の電子書籍装置は、
各頁毎にコマ割りと表示順位とが定められた複数のコマ
データから構成される書籍データ(例えば、図32
(a)の漫画データM)が記憶されている記憶手段(例
えば、図1の内部RAM7)と、この記憶手段に記憶さ
れている書籍データに対応する前回の書籍データの有無
に基づいて、前記書籍データが連載物の書籍データであ
るか否かを判定する連載判定手段(例えば、図1のCP
U21;図31のQ3)と、この連載判定手段により前
記書籍データが連載物の書籍データであることが判定さ
れた場合に、当該書籍データを表示する前に、前記前回
の書籍データを構成する複数のコマデータの中から、少
なくとも1つのコマデータを切り替えて表示させるコマ
表示制御手段(例えば、図1のCPU21;図31のQ
7〜Q15)と、を備えることを特徴としている。
各頁毎にコマ割りと表示順位とが定められた複数のコマ
データから構成される書籍データ(例えば、図32
(a)の漫画データM)が記憶されている記憶手段(例
えば、図1の内部RAM7)と、この記憶手段に記憶さ
れている書籍データに対応する前回の書籍データの有無
に基づいて、前記書籍データが連載物の書籍データであ
るか否かを判定する連載判定手段(例えば、図1のCP
U21;図31のQ3)と、この連載判定手段により前
記書籍データが連載物の書籍データであることが判定さ
れた場合に、当該書籍データを表示する前に、前記前回
の書籍データを構成する複数のコマデータの中から、少
なくとも1つのコマデータを切り替えて表示させるコマ
表示制御手段(例えば、図1のCPU21;図31のQ
7〜Q15)と、を備えることを特徴としている。
【0042】請求項11記載の発明の電子書籍装置によ
れば、記憶手段には、各頁毎にコマ割りと表示順位とが
定められた複数のコマデータから構成される書籍データ
が記憶され、連載判定手段は、前記記憶手段に記憶され
ている書籍データに対応する前回の書籍データの有無に
基づいて、前記書籍データが連載物の書籍データである
か否かを判定し、コマ表示制御手段は、前記連載判定手
段により前記書籍データが連載物の書籍データであるこ
とが判定された場合に、当該書籍データを表示する前
に、前記前回の書籍データを構成する複数のコマデータ
の中から、少なくとも1つのコマデータを切り替えて表
示させる。
れば、記憶手段には、各頁毎にコマ割りと表示順位とが
定められた複数のコマデータから構成される書籍データ
が記憶され、連載判定手段は、前記記憶手段に記憶され
ている書籍データに対応する前回の書籍データの有無に
基づいて、前記書籍データが連載物の書籍データである
か否かを判定し、コマ表示制御手段は、前記連載判定手
段により前記書籍データが連載物の書籍データであるこ
とが判定された場合に、当該書籍データを表示する前
に、前記前回の書籍データを構成する複数のコマデータ
の中から、少なくとも1つのコマデータを切り替えて表
示させる。
【0043】従って、書籍データが連載されている場合
において、書籍データを閲読する際に前回の書籍データ
の一部を閲読することが可能となり、今回の記載内容が
前回の記載内容の続編であることを確認できる。また、
前回の記載内容を思い出すことができ、連載物の書籍デ
ータをストーリーに沿ってスムーズに読み進めることが
できる。
において、書籍データを閲読する際に前回の書籍データ
の一部を閲読することが可能となり、今回の記載内容が
前回の記載内容の続編であることを確認できる。また、
前回の記載内容を思い出すことができ、連載物の書籍デ
ータをストーリーに沿ってスムーズに読み進めることが
できる。
【0044】請求項12記載の発明の電子書籍装置は、
各頁毎にコマ割りと表示順位とが定められた複数のコマ
データ(例えば、図34(a)のコマデータM1〜M
4)から構成される書籍データが記憶されている記憶手
段(例えば、図1の内部RAM7)と、この記憶手段に
記憶されている書籍データを表示部(図34の28a)
へ表示させる表示制御手段と(例えば、図1のCPU2
1;図33のR4〜R6)、この表示制御手段により表
示される書籍データに対する視線を検出する視線検出手
段(例えば、図1,図34の視線検出部29、図33の
R7)と、この視線検出手段により検出された視線に基
づいて、前記書籍データを構成する複数のコマデータの
中から、前記表示部に表示させるコマデータを決定する
コマデータ決定手段(例えば、図1のCPU21;図3
3のR8,R9)と、このコマデータ決定手段により決
定されたコマデータを前記表示部に表示させるコマデー
タ表示制御手段(例えば、図1のCPU21;図33の
R5)と、を備えることを特徴としている。
各頁毎にコマ割りと表示順位とが定められた複数のコマ
データ(例えば、図34(a)のコマデータM1〜M
4)から構成される書籍データが記憶されている記憶手
段(例えば、図1の内部RAM7)と、この記憶手段に
記憶されている書籍データを表示部(図34の28a)
へ表示させる表示制御手段と(例えば、図1のCPU2
1;図33のR4〜R6)、この表示制御手段により表
示される書籍データに対する視線を検出する視線検出手
段(例えば、図1,図34の視線検出部29、図33の
R7)と、この視線検出手段により検出された視線に基
づいて、前記書籍データを構成する複数のコマデータの
中から、前記表示部に表示させるコマデータを決定する
コマデータ決定手段(例えば、図1のCPU21;図3
3のR8,R9)と、このコマデータ決定手段により決
定されたコマデータを前記表示部に表示させるコマデー
タ表示制御手段(例えば、図1のCPU21;図33の
R5)と、を備えることを特徴としている。
【0045】請求項12記載の発明の電子書籍装置によ
れば、記憶手段には、各頁毎にコマ割りと表示順位とが
定められた複数のコマデータから構成される書籍データ
が記憶され、表示制御手段は、前記記憶手段に記憶され
ている書籍データを表示部へ表示させ、視線検出手段
は、前記表示制御手段により表示される書籍データに対
する視線を検出し、コマデータ決定手段は、前記視線検
出手段により検出された視線に基づいて、前記書籍デー
タを構成する複数のコマデータの中から、前記表示部に
表示させるコマデータを決定し、コマデータ表示制御手
段は、前記コマデータ決定手段により決定されたコマデ
ータを前記表示部に表示させる。
れば、記憶手段には、各頁毎にコマ割りと表示順位とが
定められた複数のコマデータから構成される書籍データ
が記憶され、表示制御手段は、前記記憶手段に記憶され
ている書籍データを表示部へ表示させ、視線検出手段
は、前記表示制御手段により表示される書籍データに対
する視線を検出し、コマデータ決定手段は、前記視線検
出手段により検出された視線に基づいて、前記書籍デー
タを構成する複数のコマデータの中から、前記表示部に
表示させるコマデータを決定し、コマデータ表示制御手
段は、前記コマデータ決定手段により決定されたコマデ
ータを前記表示部に表示させる。
【0046】従って、読み手の視線の動きに応じて中心
位置に表示させるコマを順次切り替えることが可能とな
る。このため、閲読中のコマが常に読み易い位置に表示
されることになり、読み手のコマ送り操作や視線移動の
負担を軽減できる。
位置に表示させるコマを順次切り替えることが可能とな
る。このため、閲読中のコマが常に読み易い位置に表示
されることになり、読み手のコマ送り操作や視線移動の
負担を軽減できる。
【0047】請求項13記載の発明の電子書籍装置(例
えば、図1〜図2の電子書籍装置1)は、所定の編集状
態に編集された書籍データを外部から受信する受信手段
(例えば、図1のアンテナ部10)と、この受信手段に
より受信された書籍データを記憶する記憶手段(例え
ば、図1の内部RAM7)と、この記憶手段に記憶され
た書籍データを、前記編集状態を保持して表示させる表
示制御手段(例えば、図1のCPU2)と、この表示制
御手段により表示された書籍データの全部または一部を
選択する選択手段(例えば、図1のCPU2)と、この
選択手段により選択された書籍データを外部へ送信する
送信手段(例えば、図1の送信部11)と、を備えるこ
とを特徴としている。
えば、図1〜図2の電子書籍装置1)は、所定の編集状
態に編集された書籍データを外部から受信する受信手段
(例えば、図1のアンテナ部10)と、この受信手段に
より受信された書籍データを記憶する記憶手段(例え
ば、図1の内部RAM7)と、この記憶手段に記憶され
た書籍データを、前記編集状態を保持して表示させる表
示制御手段(例えば、図1のCPU2)と、この表示制
御手段により表示された書籍データの全部または一部を
選択する選択手段(例えば、図1のCPU2)と、この
選択手段により選択された書籍データを外部へ送信する
送信手段(例えば、図1の送信部11)と、を備えるこ
とを特徴としている。
【0048】請求項13記載の発明の電子書籍装置によ
れば、受信手段は、所定の編集状態に編集された書籍デ
ータを外部から受信し、記憶手段は、受信手段により受
信された書籍データを記憶し、表示制御手段は、記憶手
段に記憶された書籍データを、前記編集状態を保持して
表示させ、選択手段は、表示制御手段により表示された
書籍データの全部または一部を選択し、送信手段は、選
択手段により選択された書籍データを外部へ送信する。
れば、受信手段は、所定の編集状態に編集された書籍デ
ータを外部から受信し、記憶手段は、受信手段により受
信された書籍データを記憶し、表示制御手段は、記憶手
段に記憶された書籍データを、前記編集状態を保持して
表示させ、選択手段は、表示制御手段により表示された
書籍データの全部または一部を選択し、送信手段は、選
択手段により選択された書籍データを外部へ送信する。
【0049】従って、受信した書籍データに編集作業を
施す必要が無くそのまま外部へ送信できる。このため、
編集作業に伴う時間や労力を軽減し効率化を図ることが
できる。また、紙媒体の書籍を提供する場合に比べて資
源や配送コストを節約できる。その結果、電子書籍装置
の利便性を向上できる。
施す必要が無くそのまま外部へ送信できる。このため、
編集作業に伴う時間や労力を軽減し効率化を図ることが
できる。また、紙媒体の書籍を提供する場合に比べて資
源や配送コストを節約できる。その結果、電子書籍装置
の利便性を向上できる。
【0050】請求項14記載の発明の記憶媒体(例え
ば、図1の外部RAM8)は、電子化された書籍データ
を表示制御する電子書籍装置を制御するためのコンピュ
ータが実行可能なプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、編集された書籍データを外部から受信するためのプ
ログラムコードと、受信された書籍データを記憶させる
ためのプログラムコードと、記憶された書籍データを前
記編集状態を保持して表示させるためのプログラムコー
ドと、表示された書籍データの全部または一部を選択す
るためのプログラムコードと、選択された書籍データを
外部へ送信するためのプログラムコードと、を含むプロ
グラムを格納したことを特徴としている。
ば、図1の外部RAM8)は、電子化された書籍データ
を表示制御する電子書籍装置を制御するためのコンピュ
ータが実行可能なプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、編集された書籍データを外部から受信するためのプ
ログラムコードと、受信された書籍データを記憶させる
ためのプログラムコードと、記憶された書籍データを前
記編集状態を保持して表示させるためのプログラムコー
ドと、表示された書籍データの全部または一部を選択す
るためのプログラムコードと、選択された書籍データを
外部へ送信するためのプログラムコードと、を含むプロ
グラムを格納したことを特徴としている。
【0051】従って、受信した書籍データに編集作業を
施す必要が無くそのまま外部へ送信するプログラムをコ
ンピュータ上で実行できる。このため、編集時間や労力
を軽減した編集作業の効率化を図ることができる。ま
た、紙媒体の書籍を提供する場合に比べて資源や配送コ
ストを節約できる。その結果、電子書籍装置の利便性を
向上できる。
施す必要が無くそのまま外部へ送信するプログラムをコ
ンピュータ上で実行できる。このため、編集時間や労力
を軽減した編集作業の効率化を図ることができる。ま
た、紙媒体の書籍を提供する場合に比べて資源や配送コ
ストを節約できる。その結果、電子書籍装置の利便性を
向上できる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係る
電子書籍装置、携帯端末の実施の形態を詳細に説明す
る。
電子書籍装置、携帯端末の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0053】まず構成を説明する。図1は、本実施の形
態における電子書籍装置1の回路構成、外部の書籍デー
タ配信センタCに設置されたホストサーバ30の回路構
成、及び携帯端末20の回路構成を示すブロック図であ
る。この図1に示す様に、本実施の形態における電子書
籍システム100は、電子書籍装置1、及び携帯端末2
0により構成される。
態における電子書籍装置1の回路構成、外部の書籍デー
タ配信センタCに設置されたホストサーバ30の回路構
成、及び携帯端末20の回路構成を示すブロック図であ
る。この図1に示す様に、本実施の形態における電子書
籍システム100は、電子書籍装置1、及び携帯端末2
0により構成される。
【0054】以下の説明において「書籍データ」と記し
た場合には、例えば、漫画データや新聞記事データ等を
示し、これらのデータに含まれる文字データ、画像デー
タ、その他書籍に関連するデータを含む。書籍に関連す
るデータとは、例えば書籍名、著作者名、出版社名等の
様な書籍の内容以外の情報である。例えば、漫画タイ
プ、小説タイプ等の書籍の種類を設定したテーブルを含
む。
た場合には、例えば、漫画データや新聞記事データ等を
示し、これらのデータに含まれる文字データ、画像デー
タ、その他書籍に関連するデータを含む。書籍に関連す
るデータとは、例えば書籍名、著作者名、出版社名等の
様な書籍の内容以外の情報である。例えば、漫画タイ
プ、小説タイプ等の書籍の種類を設定したテーブルを含
む。
【0055】次に、図1を参照して、電子書籍装置1の
回路構成、書籍データ配信センタCに設置されたホスト
サーバ30の回路構成、及び携帯端末20の回路構成を
説明する。
回路構成、書籍データ配信センタCに設置されたホスト
サーバ30の回路構成、及び携帯端末20の回路構成を
説明する。
【0056】図1に示す様に電子書籍装置1は、CPU
(Central Processing Unit)2、入力部3、表示部
4、表示駆動回路5、ROM(Read Only Memory)6、
内部RAM(Random Access Memory)7、外部RAM
8、通信I/F(InterFace)部9、アンテナ部10、
送信部11、及び印刷部12を備えて構成される。
(Central Processing Unit)2、入力部3、表示部
4、表示駆動回路5、ROM(Read Only Memory)6、
内部RAM(Random Access Memory)7、外部RAM
8、通信I/F(InterFace)部9、アンテナ部10、
送信部11、及び印刷部12を備えて構成される。
【0057】CPU2は、入力部3から入力されるキー
操作信号に基づき、ROM6の所定の記憶領域に格納さ
れている各種制御プログラムを読み出して内部RAM7
に一時的に格納し、当該プログラムに基づく各種処理を
実行して電子書籍装置1の各部を集中制御する。
操作信号に基づき、ROM6の所定の記憶領域に格納さ
れている各種制御プログラムを読み出して内部RAM7
に一時的に格納し、当該プログラムに基づく各種処理を
実行して電子書籍装置1の各部を集中制御する。
【0058】すなわち、CPU2は、読み出した所定の
プログラムに基づいて各種処理を実行し、その処理結果
を内部RAM7に一時的に格納させると共に、当該処理
結果に基づいて表示駆動回路5に表示データを生成し表
示部4に表示させる。また、CPU2は、対応する処理
プログラムをROM6から読み出し、各プログラムに対
応した処理を実行する。例えば、電子書籍装置1の受信
処理(図3参照)、送信処理(図4参照)等を実行す
る。
プログラムに基づいて各種処理を実行し、その処理結果
を内部RAM7に一時的に格納させると共に、当該処理
結果に基づいて表示駆動回路5に表示データを生成し表
示部4に表示させる。また、CPU2は、対応する処理
プログラムをROM6から読み出し、各プログラムに対
応した処理を実行する。例えば、電子書籍装置1の受信
処理(図3参照)、送信処理(図4参照)等を実行す
る。
【0059】入力部3は、受信処理モードまたは送信処
理モードの何れかのモードを切り替える際に押下操作さ
れるモードスイッチ3a、ダイヤル操作や各種処理の実
行指示を入力操作するためのダイヤル部3b、ボールを
回転させるとその回転方向を検知して回転信号を出力す
ることにより、各種処理を選択するためのカーソルの移
動や書籍データのページ捲りを指示するトラックボール
スイッチ3c、押下操作により各種処理または領域の選
択を確定する確定キー3d等の各種スイッチが配置され
て構成される。
理モードの何れかのモードを切り替える際に押下操作さ
れるモードスイッチ3a、ダイヤル操作や各種処理の実
行指示を入力操作するためのダイヤル部3b、ボールを
回転させるとその回転方向を検知して回転信号を出力す
ることにより、各種処理を選択するためのカーソルの移
動や書籍データのページ捲りを指示するトラックボール
スイッチ3c、押下操作により各種処理または領域の選
択を確定する確定キー3d等の各種スイッチが配置され
て構成される。
【0060】入力部3は、受信処理モードにおいて、後
述する電子書籍装置1の受信処理を実行するに際して、
表示データの切替、編集入力、データの保存、データの
印刷、データの通信、データの閲覧等の各種処理を指示
する信号をCPU2へ出力する。また、入力部3は、送
信処理モードにおいて、後述する送信処理を実行するに
際して、送信データの選択、送信の実行等の各処理を指
示する信号をCPU2へ出力する。
述する電子書籍装置1の受信処理を実行するに際して、
表示データの切替、編集入力、データの保存、データの
印刷、データの通信、データの閲覧等の各種処理を指示
する信号をCPU2へ出力する。また、入力部3は、送
信処理モードにおいて、後述する送信処理を実行するに
際して、送信データの選択、送信の実行等の各処理を指
示する信号をCPU2へ出力する。
【0061】なお、入力部3は、カーソルキー、ファン
クションキー等の各種キーを備えたキーボード、及びマ
ウスを用いた外部接続機器として構成することも可能で
ある。また、入力部3は、押下されたキーの押下信号や
マウスの位置信号をCPU2に出力する。
クションキー等の各種キーを備えたキーボード、及びマ
ウスを用いた外部接続機器として構成することも可能で
ある。また、入力部3は、押下されたキーの押下信号や
マウスの位置信号をCPU2に出力する。
【0062】表示部4は、新聞紙の1頁分が等倍で表示
可能な大きさのディスプレイやスクリーン等により構成
され、図2に示す様に、表示パネル1bの前面部に装備
される。表示部4は、CPU2からの表示指示に従って
表示駆動回路5において生成された表示データを表示す
る。例えば、書籍データに含まれる文字データや画像デ
ータ、書籍名や著者名等の書籍に関連するデータ等を表
示する。
可能な大きさのディスプレイやスクリーン等により構成
され、図2に示す様に、表示パネル1bの前面部に装備
される。表示部4は、CPU2からの表示指示に従って
表示駆動回路5において生成された表示データを表示す
る。例えば、書籍データに含まれる文字データや画像デ
ータ、書籍名や著者名等の書籍に関連するデータ等を表
示する。
【0063】ROM6は、電子書籍装置1の基本プログ
ラムや各種処理プログラム、データ、処理に必要なデー
タ等を記憶している。処理プログラムには、例えば、電
子書籍装置1の受信処理(図3参照)、送信処理(図4
参照)を含む。これらの各処理プログラムは、読み取り
可能なプログラムコードに従った動作を逐次実行する。
ラムや各種処理プログラム、データ、処理に必要なデー
タ等を記憶している。処理プログラムには、例えば、電
子書籍装置1の受信処理(図3参照)、送信処理(図4
参照)を含む。これらの各処理プログラムは、読み取り
可能なプログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0064】内部RAM7は、指定された処理プログラ
ム、入力指示、入力データ、及び処理結果等を一時的に
格納するワークメモリ7aの他、図示しないが、表示レ
ジスタ7b、モードデータメモリ7c、書籍データ番号
メモリ7d、書籍データメモリ7e、送信者IDメモリ
7f、ダイヤルデータメモリ7gを有する。
ム、入力指示、入力データ、及び処理結果等を一時的に
格納するワークメモリ7aの他、図示しないが、表示レ
ジスタ7b、モードデータメモリ7c、書籍データ番号
メモリ7d、書籍データメモリ7e、送信者IDメモリ
7f、ダイヤルデータメモリ7gを有する。
【0065】表示レジスタ7bには、表示駆動回路5に
おいて生成される表示部4に表示するための表示データ
が確保される。
おいて生成される表示部4に表示するための表示データ
が確保される。
【0066】モードデータメモリ7cには、モードスイ
ッチ3aの操作によって設定されたモード設定データが
格納される。電子書籍装置1において選択可能なモード
には、受信モード、及び送信モードがある。これら2つ
のモードの内、何れかのモードに対応するモードスイッ
チ3aの操作が有ると、CPU2は、該操作に対応する
モードを内部RAM7のモードデータメモリ7cに設定
し、モードに対応する処理プログラムをROM6から読
み出して実行を開始する。
ッチ3aの操作によって設定されたモード設定データが
格納される。電子書籍装置1において選択可能なモード
には、受信モード、及び送信モードがある。これら2つ
のモードの内、何れかのモードに対応するモードスイッ
チ3aの操作が有ると、CPU2は、該操作に対応する
モードを内部RAM7のモードデータメモリ7cに設定
し、モードに対応する処理プログラムをROM6から読
み出して実行を開始する。
【0067】書籍データ番号メモリ7dは、表示するた
めに選択された書籍データの固有番号(以下、「書籍デ
ータ番号」と記す。)が格納される。書籍データ番号メ
モリ7dには、選択された書籍データ番号に対応する書
籍データが外部RAM8から読み出されて記憶されてい
る。
めに選択された書籍データの固有番号(以下、「書籍デ
ータ番号」と記す。)が格納される。書籍データ番号メ
モリ7dには、選択された書籍データ番号に対応する書
籍データが外部RAM8から読み出されて記憶されてい
る。
【0068】送信者IDメモリ7fには、電子書籍装置
1の送信者IDが格納される。送信者IDは、例えば、
ホストサーバ30から与えられるIDコードや登録コー
ド、または個々の電子書籍装置1に個別に付与されてい
る個別コード(シリアルナンバー等)である。書籍デー
タをダウンロードする際に、ホストサーバ30に対して
配信を要求するデータと共に送信者IDを通信I/F部
9から送信する。
1の送信者IDが格納される。送信者IDは、例えば、
ホストサーバ30から与えられるIDコードや登録コー
ド、または個々の電子書籍装置1に個別に付与されてい
る個別コード(シリアルナンバー等)である。書籍デー
タをダウンロードする際に、ホストサーバ30に対して
配信を要求するデータと共に送信者IDを通信I/F部
9から送信する。
【0069】ダイヤルデータメモリ7gには、登録され
た電話番号データが格納される。例えば、電子書籍装置
1を書籍データ配信センタCのホストサーバ30へ通信
接続するための電話番号データや、後述する携帯端末2
0の電話番号データが予め登録されている。
た電話番号データが格納される。例えば、電子書籍装置
1を書籍データ配信センタCのホストサーバ30へ通信
接続するための電話番号データや、後述する携帯端末2
0の電話番号データが予め登録されている。
【0070】外部RAM8は、電子書籍装置1本体に固
定的に設けられる、若しくは着脱自在に設けられる磁気
的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成され
る。特に、電子書籍装置1の携帯性を考慮した場合は小
型・可搬の半導体メモリにより構成されるメモリカード
を利用することが好適である。そして、外部RAM8に
は、外部から受信した書籍データを複数記憶する領域で
ある書籍データメモリ8aが設けられる。書籍データメ
モリ8aには複数の書籍データ及び書籍データ番号が記
憶される。この書籍データ番号は、ホストサーバ30か
らの受信日時の早い順に昇順に付され、CPU2は書籍
データ番号に基づいて書籍データの新旧を判定する。
定的に設けられる、若しくは着脱自在に設けられる磁気
的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成され
る。特に、電子書籍装置1の携帯性を考慮した場合は小
型・可搬の半導体メモリにより構成されるメモリカード
を利用することが好適である。そして、外部RAM8に
は、外部から受信した書籍データを複数記憶する領域で
ある書籍データメモリ8aが設けられる。書籍データメ
モリ8aには複数の書籍データ及び書籍データ番号が記
憶される。この書籍データ番号は、ホストサーバ30か
らの受信日時の早い順に昇順に付され、CPU2は書籍
データ番号に基づいて書籍データの新旧を判定する。
【0071】外部RAM8に記憶されている書籍データ
は、例えば書籍データ配信センタCからダウンロードし
たものや、PC等の外部機器を利用して書き込まれたも
のである。使用者は、外部RAM8に記憶されている複
数の書籍データの中から、所望の書籍データを選択して
再生することができる。
は、例えば書籍データ配信センタCからダウンロードし
たものや、PC等の外部機器を利用して書き込まれたも
のである。使用者は、外部RAM8に記憶されている複
数の書籍データの中から、所望の書籍データを選択して
再生することができる。
【0072】通信I/F部9は、例えば、携帯電話やP
HS(Personal Handyphone System)等の外部とのデー
タ通信が可能な移動体通信ユニットにより構成される。
通信I/F部9は、アンテナ部10を介して書籍データ
配信センタCに接続し、所望の書籍データをダウンロー
ドするために各種データを送受信する。また、アンテナ
部10において電話の着信を検出すると着信検出信号を
CPU2へ出力する。
HS(Personal Handyphone System)等の外部とのデー
タ通信が可能な移動体通信ユニットにより構成される。
通信I/F部9は、アンテナ部10を介して書籍データ
配信センタCに接続し、所望の書籍データをダウンロー
ドするために各種データを送受信する。また、アンテナ
部10において電話の着信を検出すると着信検出信号を
CPU2へ出力する。
【0073】この様に、電子書籍装置1とホストサーバ
30間が無線接続の場合、通信I/F部9は、無線通信
アダプタを接続することにより、有線ケーブルを使用せ
ず電磁波(電波)や光(赤外線)等を利用して各装置間
の通信を行う。また、通信I/F部9を携帯電話用やテ
レターミナル用のモデムで構成することにより、県内、
国内等の広範囲でデータ通信が可能になる。
30間が無線接続の場合、通信I/F部9は、無線通信
アダプタを接続することにより、有線ケーブルを使用せ
ず電磁波(電波)や光(赤外線)等を利用して各装置間
の通信を行う。また、通信I/F部9を携帯電話用やテ
レターミナル用のモデムで構成することにより、県内、
国内等の広範囲でデータ通信が可能になる。
【0074】なお、図1に示す電子書籍システム100
において、書籍データ配信センタCと電子書籍装置1と
の間で送受信されるデータには、例えば、ホストサーバ
30から配信される書籍データ、及び電子書籍装置1か
ら書籍データ配信センタCへ送信される書籍データ配信
要求データが含まれる。
において、書籍データ配信センタCと電子書籍装置1と
の間で送受信されるデータには、例えば、ホストサーバ
30から配信される書籍データ、及び電子書籍装置1か
ら書籍データ配信センタCへ送信される書籍データ配信
要求データが含まれる。
【0075】また、通信I/F部9として、携帯電話や
PHS等の移動体通信ユニットを電子書籍装置1本体に
直接搭載せずに、電子書籍装置1本体を携帯電話やPH
Sに接続するためのコネクタやケーブルを備えたり、外
部のデータ通信端末(例えば、モデムやTA(Terminal
Adapter)を備えたPCや書籍データ配信端末等)に接
続するための赤外線通信ユニットや無線通信ユニット等
の通信インタフェースを備えて構成してもよい。
PHS等の移動体通信ユニットを電子書籍装置1本体に
直接搭載せずに、電子書籍装置1本体を携帯電話やPH
Sに接続するためのコネクタやケーブルを備えたり、外
部のデータ通信端末(例えば、モデムやTA(Terminal
Adapter)を備えたPCや書籍データ配信端末等)に接
続するための赤外線通信ユニットや無線通信ユニット等
の通信インタフェースを備えて構成してもよい。
【0076】送信部11は、例えば赤外線通信ユニット
または無線通信ユニット等の携帯端末20側に設けられ
る受信部26に対応した通信装置により構成され、ホス
トサーバ30から受信した書籍データや広告データを携
帯端末20へ送信する。
または無線通信ユニット等の携帯端末20側に設けられ
る受信部26に対応した通信装置により構成され、ホス
トサーバ30から受信した書籍データや広告データを携
帯端末20へ送信する。
【0077】印刷部12は、CPU2から入力される印
刷指示に従って、書籍データを所定の印刷形式で印刷し
て出力する。
刷指示に従って、書籍データを所定の印刷形式で印刷し
て出力する。
【0078】次に、携帯端末20の回路構成について図
1を参照して説明する。携帯端末20は、CPU21、
操作入力部22、着信報知部23、RAM24、ROM
25、受信部26、表示制御部27、表示部28、視線
検出部29によって構成される。
1を参照して説明する。携帯端末20は、CPU21、
操作入力部22、着信報知部23、RAM24、ROM
25、受信部26、表示制御部27、表示部28、視線
検出部29によって構成される。
【0079】携帯端末20のCPU21は、操作入力部
22から供給されるキー操作信号に基づいて、ROM2
5の所定の記憶領域に格納されている各種制御プログラ
ムを読み出してRAM24に一時的に格納し、当該プロ
グラムに基づく各種処理を実行して電子書籍装置1の各
部を集中制御する。すなわち、CPU21は、上記読み
出した所定のプログラムに基づいて各種処理を実行し、
その処理結果をRAM24に格納すると共に、表示制御
部27において当該処理結果に基づいて表示データを生
成し表示部28に表示させる。
22から供給されるキー操作信号に基づいて、ROM2
5の所定の記憶領域に格納されている各種制御プログラ
ムを読み出してRAM24に一時的に格納し、当該プロ
グラムに基づく各種処理を実行して電子書籍装置1の各
部を集中制御する。すなわち、CPU21は、上記読み
出した所定のプログラムに基づいて各種処理を実行し、
その処理結果をRAM24に格納すると共に、表示制御
部27において当該処理結果に基づいて表示データを生
成し表示部28に表示させる。
【0080】また、CPU21は、モードスイッチ22
aの操作に応じて、後述する各モードに対応する処理プ
ログラムをROM25から読み出し、各モードに対応し
た処理を実行する。例えば、漫画コマ送り処理(図9〜
図10参照)、広告表示処理(図11〜図12参照)、
はみ出し文字の処理(図13〜図14参照)、プレビュ
ー表示処理(図15〜図16参照)、指定コマ数表示処
理(図17〜図18参照)、自動コマ送り処理(図19
〜図20参照)、指定範囲の切替表示処理(図21〜図
22参照)、見出しを保持した新聞表示処理(図23〜
図24参照)、矢印認識処理(図25〜図26参照)、
コマ割り編集処理(図27〜図28参照)、四コマ漫画
表示処理(図29〜図30参照)、連載データ処理(図
31〜図32参照)、視線検出によるコマ送り処理(図
33〜図34参照)等を実行する。
aの操作に応じて、後述する各モードに対応する処理プ
ログラムをROM25から読み出し、各モードに対応し
た処理を実行する。例えば、漫画コマ送り処理(図9〜
図10参照)、広告表示処理(図11〜図12参照)、
はみ出し文字の処理(図13〜図14参照)、プレビュ
ー表示処理(図15〜図16参照)、指定コマ数表示処
理(図17〜図18参照)、自動コマ送り処理(図19
〜図20参照)、指定範囲の切替表示処理(図21〜図
22参照)、見出しを保持した新聞表示処理(図23〜
図24参照)、矢印認識処理(図25〜図26参照)、
コマ割り編集処理(図27〜図28参照)、四コマ漫画
表示処理(図29〜図30参照)、連載データ処理(図
31〜図32参照)、視線検出によるコマ送り処理(図
33〜図34参照)等を実行する。
【0081】入力操作部22は、モードスイッチ22
a、ダイヤル部22b、コマ送りキー22c、確定キー
22d、トラックボールスイッチ22e等の各種入力手
段が配置されて構成される。これら22a〜22eの各
種入力手段は、押下操作または回転操作が為されると、
各操作を押下信号または回転信号に変換し、操作入力部
22の入力信号としてCPU21へ出力する。
a、ダイヤル部22b、コマ送りキー22c、確定キー
22d、トラックボールスイッチ22e等の各種入力手
段が配置されて構成される。これら22a〜22eの各
種入力手段は、押下操作または回転操作が為されると、
各操作を押下信号または回転信号に変換し、操作入力部
22の入力信号としてCPU21へ出力する。
【0082】モードスイッチ22aは、後述する各種モ
ードの中から何れかのモードを選択して設定する際に押
下操作される。各種モードとは、例えば、漫画コマ送り
処理モード、広告表示処理モード、はみ出し文字の処理
モード、プレビュー表示処理モード、指定コマ数表示処
理モード、自動コマ送り処理モード、指定範囲の切替表
示処理モード、見出しを保持した新聞表示処理モード、
矢印認識処理モード、コマ割り編集処理モード、四コマ
漫画表示処理モード、連載データ処理モード、視線検出
によるコマ送り処理モードである。携帯端末20は、電
源投入直後には、漫画コマ送り処理モードに設定される
が、モードスイッチ22aを1回押下する度に順次設定
モードが切り替わる。
ードの中から何れかのモードを選択して設定する際に押
下操作される。各種モードとは、例えば、漫画コマ送り
処理モード、広告表示処理モード、はみ出し文字の処理
モード、プレビュー表示処理モード、指定コマ数表示処
理モード、自動コマ送り処理モード、指定範囲の切替表
示処理モード、見出しを保持した新聞表示処理モード、
矢印認識処理モード、コマ割り編集処理モード、四コマ
漫画表示処理モード、連載データ処理モード、視線検出
によるコマ送り処理モードである。携帯端末20は、電
源投入直後には、漫画コマ送り処理モードに設定される
が、モードスイッチ22aを1回押下する度に順次設定
モードが切り替わる。
【0083】ダイヤル部22bは、ダイヤル操作や各種
処理の実行を指示するための各種スイッチを有する。こ
のダイヤル部22bには、予め設定されている番号へ自
動発呼する際に操作されるオートダイヤルスイッチや選
択の際に押下操作する選択キー等のファンクションキー
が配設される。すなわち、オートダイヤルスイッチが押
下操作されると、受信部26は電子書籍装置1へ自動的
にアクセスし、送信部11とデータ通信を行う。
処理の実行を指示するための各種スイッチを有する。こ
のダイヤル部22bには、予め設定されている番号へ自
動発呼する際に操作されるオートダイヤルスイッチや選
択の際に押下操作する選択キー等のファンクションキー
が配設される。すなわち、オートダイヤルスイッチが押
下操作されると、受信部26は電子書籍装置1へ自動的
にアクセスし、送信部11とデータ通信を行う。
【0084】コマ送りキー22cは、後続するコマデー
タへの切替表示(コマ送り)や書籍データのページ捲り
を指示する。また、確定キー22dと組み合わせて押下
操作されることにより、既に表示されたコマデータへの
切替表示(コマ戻し)を行う。
タへの切替表示(コマ送り)や書籍データのページ捲り
を指示する。また、確定キー22dと組み合わせて押下
操作されることにより、既に表示されたコマデータへの
切替表示(コマ戻し)を行う。
【0085】確定キー22dは、押下操作により各種処
理またはデータの選択を確定する。確定キー22dは、
手指によって操作され、押圧操作を入力信号に変換して
CPU21へ出力する機構である。この押圧操作によ
り、例えば、反転表示項目(カーソル位置)の選択を確
定したり、拡大表示するコマの選択操作や表示データの
切替或いは編集処理の選択操作を実行することができ
る。また、確定キー22dは、各種処理の終了を指示す
る。
理またはデータの選択を確定する。確定キー22dは、
手指によって操作され、押圧操作を入力信号に変換して
CPU21へ出力する機構である。この押圧操作によ
り、例えば、反転表示項目(カーソル位置)の選択を確
定したり、拡大表示するコマの選択操作や表示データの
切替或いは編集処理の選択操作を実行することができ
る。また、確定キー22dは、各種処理の終了を指示す
る。
【0086】トラックボールスイッチ22eは、ボール
を回転させるとその回転方向を検知して回転信号を出力
する。トラックボールスイッチ22eは、手指によって
操作され、回転操作を入力信号に変換してCPU21へ
出力する機構である。この回転操作による回転方向に連
動して表示画面のスクロール、カーソル位置の移動を指
示する。また、確定キー22dと組み合わせて操作する
ことにより、各種処理の対象範囲を指定する。着信報知
部23は、電子書籍装置1から書籍データを受信する
と、その旨を使用者に報知するため、表示部28へメッ
セージを表示させると共に内蔵スピーカから発音する。
を回転させるとその回転方向を検知して回転信号を出力
する。トラックボールスイッチ22eは、手指によって
操作され、回転操作を入力信号に変換してCPU21へ
出力する機構である。この回転操作による回転方向に連
動して表示画面のスクロール、カーソル位置の移動を指
示する。また、確定キー22dと組み合わせて操作する
ことにより、各種処理の対象範囲を指定する。着信報知
部23は、電子書籍装置1から書籍データを受信する
と、その旨を使用者に報知するため、表示部28へメッ
セージを表示させると共に内蔵スピーカから発音する。
【0087】RAM24は、受信部26により受信した
各種データや操作入力部22により入力される信号を一
時的に格納する領域であるワークメモリ(図示略)を有
する。また、後述する各種処理においてコマデータの検
出回数や拡大表示の対象となるコマデータの個数等を計
数するためのカウンタメモリ24aを有する。すなわ
ち、カウンタメモリ24aは、数値「n」の初期値とし
て「1」を格納し、各種処理モードで実行される加算ま
たは減算処理に従って、n値を随時更新して記憶してい
く。
各種データや操作入力部22により入力される信号を一
時的に格納する領域であるワークメモリ(図示略)を有
する。また、後述する各種処理においてコマデータの検
出回数や拡大表示の対象となるコマデータの個数等を計
数するためのカウンタメモリ24aを有する。すなわ
ち、カウンタメモリ24aは、数値「n」の初期値とし
て「1」を格納し、各種処理モードで実行される加算ま
たは減算処理に従って、n値を随時更新して記憶してい
く。
【0088】ROM25は、半導体メモリ等によって構
成され、携帯端末20において実行される基本的な処理
プログラムが格納されている。また、ROM25は、内
部に広告情報メモリ25aを有し、この広告情報メモリ
25aには、後述する広告表示処理において、CPU2
1から読み出される広告データを複数格納する。
成され、携帯端末20において実行される基本的な処理
プログラムが格納されている。また、ROM25は、内
部に広告情報メモリ25aを有し、この広告情報メモリ
25aには、後述する広告表示処理において、CPU2
1から読み出される広告データを複数格納する。
【0089】受信部26は、例えば、赤外線通信ユニッ
トまたは無線通信ユニット等の電子書籍装置1側に設け
られる送信部11と対応する通信装置により構成され、
書籍データを受信してCPU21に出力する。
トまたは無線通信ユニット等の電子書籍装置1側に設け
られる送信部11と対応する通信装置により構成され、
書籍データを受信してCPU21に出力する。
【0090】表示制御部27は、CPU21から入力さ
れる入力信号に基づいて、表示部28へ表示する表示デ
ータを生成すると共にその表示を制御する。すなわち、
表示制御部27は、RAM24に記憶された書籍データ
を表示データとして、書籍データを構成するコマデータ
や領域データを切替表示させたり、拡大表示させたりす
る。この表示データには、書籍データに含まれる文字デ
ータや画像データに加えて、書籍名や著者名等の書籍に
関連するデータを含むものとしてもよい。
れる入力信号に基づいて、表示部28へ表示する表示デ
ータを生成すると共にその表示を制御する。すなわち、
表示制御部27は、RAM24に記憶された書籍データ
を表示データとして、書籍データを構成するコマデータ
や領域データを切替表示させたり、拡大表示させたりす
る。この表示データには、書籍データに含まれる文字デ
ータや画像データに加えて、書籍名や著者名等の書籍に
関連するデータを含むものとしてもよい。
【0091】表示部28は、例えばドットマトリクスタ
イプのカラー液晶表示セルもしくはEL(Electro Lumi
nescence)表示部材等から構成される。表示部28は、
CPU21から入力される表示を指示する信号に従っ
て、表示制御部27で生成された表示データを表示す
る。
イプのカラー液晶表示セルもしくはEL(Electro Lumi
nescence)表示部材等から構成される。表示部28は、
CPU21から入力される表示を指示する信号に従っ
て、表示制御部27で生成された表示データを表示す
る。
【0092】視線検出部29は、発光素子29aと受光
素子29bとから構成される。発光素子29aは、例え
ば赤外線発光ダイオードから構成され、赤外線を発散照
明してその平行光束を使用者の眼球の前眼部へ投射す
る。受光素子29bは、例えば受光レンズから構成さ
れ、角膜の表面で反射した赤外光の一部による角膜反射
像を集光し、該角膜反射像と瞳孔の結像位置を利用して
使用者の視線(視軸)の中心位置を検出しCPU21へ
出力する。
素子29bとから構成される。発光素子29aは、例え
ば赤外線発光ダイオードから構成され、赤外線を発散照
明してその平行光束を使用者の眼球の前眼部へ投射す
る。受光素子29bは、例えば受光レンズから構成さ
れ、角膜の表面で反射した赤外光の一部による角膜反射
像を集光し、該角膜反射像と瞳孔の結像位置を利用して
使用者の視線(視軸)の中心位置を検出しCPU21へ
出力する。
【0093】次に、書籍データ配信センタCに設置され
るホストサーバ30の回路構成について説明する。ホス
トサーバ30は、図1に示す様に、書籍データを複数記
憶している書籍データROM32と、通信接続された電
子書籍装置1から要求された書籍データをその要求元に
配信する配信部33と、電子書籍装置1や電話端末間で
各種データを転送する転送部34と、書籍データROM
32に記憶されている書籍データの要求先への配信処理
を制御するCPU31を備えて構成される。
るホストサーバ30の回路構成について説明する。ホス
トサーバ30は、図1に示す様に、書籍データを複数記
憶している書籍データROM32と、通信接続された電
子書籍装置1から要求された書籍データをその要求元に
配信する配信部33と、電子書籍装置1や電話端末間で
各種データを転送する転送部34と、書籍データROM
32に記憶されている書籍データの要求先への配信処理
を制御するCPU31を備えて構成される。
【0094】電子書籍装置1は、図2に示す様に、蝶番
状部材(図示略)を介して開閉自在に連結される表示パ
ネル1a,1bにより構成されている。表示パネル1a
には例えば液晶ディスプレイにより構成される表示部4
が備えられる。また、表示パネル1bにも同様の表示部
4が備えられる。そして、表示パネル1bの内部には図
1に示した電子書籍装置1の電子回路が内蔵されてい
る。
状部材(図示略)を介して開閉自在に連結される表示パ
ネル1a,1bにより構成されている。表示パネル1a
には例えば液晶ディスプレイにより構成される表示部4
が備えられる。また、表示パネル1bにも同様の表示部
4が備えられる。そして、表示パネル1bの内部には図
1に示した電子書籍装置1の電子回路が内蔵されてい
る。
【0095】また、表示パネル1bの表面や側面または
裏面の所定位置には後述する入力部3、電源スイッチ、
その他のスイッチが設けられると共に携帯端末20に対
してデータ送信するためのデータ送信窓が設けられる。
裏面には図示しない電池パック等が設けられている。こ
の電子書籍装置1は、ホストサーバ30から配信される
書籍データを受信し、携帯端末20へ送信する。
裏面の所定位置には後述する入力部3、電源スイッチ、
その他のスイッチが設けられると共に携帯端末20に対
してデータ送信するためのデータ送信窓が設けられる。
裏面には図示しない電池パック等が設けられている。こ
の電子書籍装置1は、ホストサーバ30から配信される
書籍データを受信し、携帯端末20へ送信する。
【0096】携帯端末20は、図5に示す様に機器本体
20aによって概略構成され、機器本体20a内部には
図1に示す携帯端末20の電子回路が内蔵される。ま
た、機器本体20aの所定位置には後述する操作入力部
22が設けられると共に電子書籍装置1から送信される
データを受信するためのデータ受信窓が設けられてい
る。この携帯端末20は、電子書籍装置1から送信され
る書籍データを受信し、表示部4に表示させる。
20aによって概略構成され、機器本体20a内部には
図1に示す携帯端末20の電子回路が内蔵される。ま
た、機器本体20aの所定位置には後述する操作入力部
22が設けられると共に電子書籍装置1から送信される
データを受信するためのデータ受信窓が設けられてい
る。この携帯端末20は、電子書籍装置1から送信され
る書籍データを受信し、表示部4に表示させる。
【0097】次に、動作を説明する。本発明に係る電子
書籍装置1は、モードスイッチ3aの押下操作によって
設定される各種処理モードに応じた処理を実行するが、
電源投入時は受信モードに設定されているものとする。
書籍装置1は、モードスイッチ3aの押下操作によって
設定される各種処理モードに応じた処理を実行するが、
電源投入時は受信モードに設定されているものとする。
【0098】図3は、電子書籍装置1による受信処理を
説明するフローチャートである。図3のフローチャート
に示す様に、まず、電子書籍装置1は、電源釦の押下操
作を待機する(ステップA1)。電源釦の押下操作が有
ると、電子書籍装置1は受信モードに従った処理を開始
する。通信I/F部9は、アンテナ部10を介してホス
トサーバ30に接続し、ホストサーバ30の書籍データ
ROM32から全ての書籍データを読み込む(ステップ
A2)。
説明するフローチャートである。図3のフローチャート
に示す様に、まず、電子書籍装置1は、電源釦の押下操
作を待機する(ステップA1)。電源釦の押下操作が有
ると、電子書籍装置1は受信モードに従った処理を開始
する。通信I/F部9は、アンテナ部10を介してホス
トサーバ30に接続し、ホストサーバ30の書籍データ
ROM32から全ての書籍データを読み込む(ステップ
A2)。
【0099】次に、CPU2は、読み込んだ書籍データ
の中に新着の書籍データが有るか否かを判定する(ステ
ップA3)。なお、新着の書籍データとは、電子書籍装
置1による取り込み(受信)が終了していない書籍デー
タを指し、必ずしもホストサーバ30が書籍データ配信
センタCから受信した最新の書籍データである必要はな
い。
の中に新着の書籍データが有るか否かを判定する(ステ
ップA3)。なお、新着の書籍データとは、電子書籍装
置1による取り込み(受信)が終了していない書籍デー
タを指し、必ずしもホストサーバ30が書籍データ配信
センタCから受信した最新の書籍データである必要はな
い。
【0100】ステップA3において、新着の書籍データ
が有る事が判定された場合(ステップA3;YES)、
CPU2は、通信I/F部9に当該新着の書籍データを
取り込ませ(ステップA4)、該書籍データを表示部4
に表示させる(ステップA5)。この表示処理は、例え
ば書籍データが新聞データであれば、新聞紙の一面を等
寸大で表示する。
が有る事が判定された場合(ステップA3;YES)、
CPU2は、通信I/F部9に当該新着の書籍データを
取り込ませ(ステップA4)、該書籍データを表示部4
に表示させる(ステップA5)。この表示処理は、例え
ば書籍データが新聞データであれば、新聞紙の一面を等
寸大で表示する。
【0101】また、ステップA3において、新着の書籍
データが無い事が判定された場合(ステップA3;N
O)、CPU2は、書籍データメモリ8aに既存する書
籍データの中から、書籍データ番号の最も大きい前回の
書籍データを表示部4に表示させる(ステップA6)。
この時、書籍データは、書籍データ配信センタCによる
書籍データの配信時における編集状態で表示される。
データが無い事が判定された場合(ステップA3;N
O)、CPU2は、書籍データメモリ8aに既存する書
籍データの中から、書籍データ番号の最も大きい前回の
書籍データを表示部4に表示させる(ステップA6)。
この時、書籍データは、書籍データ配信センタCによる
書籍データの配信時における編集状態で表示される。
【0102】次に、CPU2は、入力部3からの入力信
号に基づいて、表示部4に表示されている書籍データの
切替表示または編集を指示する入力の有無を判定する
(ステップA7)。ここで、書籍データの切替表示また
は編集を指示する入力が有れば(ステップA7;YE
S)、CPU2は、入力部3からの入力信号に基づい
て、表示されている書籍データの切替表示処理または編
集処理へ移行する。
号に基づいて、表示部4に表示されている書籍データの
切替表示または編集を指示する入力の有無を判定する
(ステップA7)。ここで、書籍データの切替表示また
は編集を指示する入力が有れば(ステップA7;YE
S)、CPU2は、入力部3からの入力信号に基づい
て、表示されている書籍データの切替表示処理または編
集処理へ移行する。
【0103】この時実行制御される切替表示処理は、例
えば書籍データが新聞記事データであればページ単位で
切替表示され、漫画データであればページ単位またはコ
マ単位で切替表示される。また、編集処理は表示されて
いる書籍データの一部を抽出して拡大表示させたり、表
示部4に見開きページ全体が収まる様に縮小表示させる
ものである。
えば書籍データが新聞記事データであればページ単位で
切替表示され、漫画データであればページ単位またはコ
マ単位で切替表示される。また、編集処理は表示されて
いる書籍データの一部を抽出して拡大表示させたり、表
示部4に見開きページ全体が収まる様に縮小表示させる
ものである。
【0104】ステップA7において、書籍データの切替
指示または編集入力が無ければ(ステップA7;N
O)、CPU2は、表示部4に表示されている書籍デー
タの保存を指示する入力の有無を判定する(ステップA
9)。ここで、書籍データの保存を指示する入力が有れ
ば(ステップA9;YES)、CPU2は、入力部3に
より指定された書籍データメモリ7a内の保存先へ書籍
データを保存させる(ステップA10)。
指示または編集入力が無ければ(ステップA7;N
O)、CPU2は、表示部4に表示されている書籍デー
タの保存を指示する入力の有無を判定する(ステップA
9)。ここで、書籍データの保存を指示する入力が有れ
ば(ステップA9;YES)、CPU2は、入力部3に
より指定された書籍データメモリ7a内の保存先へ書籍
データを保存させる(ステップA10)。
【0105】ステップA9において、書籍データの保存
を指示する入力が無ければ(ステップA9;NO)、C
PU2は、表示部4に表示されている書籍データの印刷
を指示する入力の有無を判定する(ステップA11)。
ここで、書籍データの印刷を指示する入力が有れば(ス
テップA11;YES)、CPU2は、印刷部17に当
該書籍データを印刷させる(ステップA12)。
を指示する入力が無ければ(ステップA9;NO)、C
PU2は、表示部4に表示されている書籍データの印刷
を指示する入力の有無を判定する(ステップA11)。
ここで、書籍データの印刷を指示する入力が有れば(ス
テップA11;YES)、CPU2は、印刷部17に当
該書籍データを印刷させる(ステップA12)。
【0106】ステップA11において、書籍データの印
刷を指示する入力が無ければ(ステップA11;N
O)、CPU2は、表示部4に表示されている書籍デー
タの送信を指示する入力の有無を判定する(ステップA
13)。ここで、書籍データの送信を指示する入力が有
れば(ステップA13;YES)、CPU2は、送信部
11に当該書籍データを携帯端末20へ送信させる(ス
テップA14)。
刷を指示する入力が無ければ(ステップA11;N
O)、CPU2は、表示部4に表示されている書籍デー
タの送信を指示する入力の有無を判定する(ステップA
13)。ここで、書籍データの送信を指示する入力が有
れば(ステップA13;YES)、CPU2は、送信部
11に当該書籍データを携帯端末20へ送信させる(ス
テップA14)。
【0107】また、ステップA13において、書籍デー
タの送信を指示する入力が無ければ(ステップA13;
NO)、CPU2は、表示部4に表示されている書籍デ
ータの閲覧処理に移行し(ステップA15)、本フロー
チャートを終了する。
タの送信を指示する入力が無ければ(ステップA13;
NO)、CPU2は、表示部4に表示されている書籍デ
ータの閲覧処理に移行し(ステップA15)、本フロー
チャートを終了する。
【0108】(送信処理)次に、図5を参照して送信処
理について説明する。図5は、書籍データを携帯端末2
0へ送信する際に実行される送信処理を説明するフロー
チャートである。
理について説明する。図5は、書籍データを携帯端末2
0へ送信する際に実行される送信処理を説明するフロー
チャートである。
【0109】まず、CPU2は、モードスイッチ3aの
押下操作による送信モードの設定を検知すると(ステッ
プB1)、以下に説明する送信処理の実行を開始する。
次に、CPU2は、書籍データメモリ7aに記憶されて
いる全ての書籍データを表示部4に一覧表示させる。入
力部3から書籍データを選択する入力信号が有ると、C
PU2は、該入力信号に基づいて携帯端末20へ送信す
る書籍データを選択する(ステップB2)。
押下操作による送信モードの設定を検知すると(ステッ
プB1)、以下に説明する送信処理の実行を開始する。
次に、CPU2は、書籍データメモリ7aに記憶されて
いる全ての書籍データを表示部4に一覧表示させる。入
力部3から書籍データを選択する入力信号が有ると、C
PU2は、該入力信号に基づいて携帯端末20へ送信す
る書籍データを選択する(ステップB2)。
【0110】次に、CPU2は、送信部11から携帯端
末20の受信部26に接続し、携帯端末20が書籍デー
タの受信待機状態にあるか否かを判定する(ステップB
3)。ここで、受信待機状態にあることが確認される
と、ステップB2で選択された書籍データを送信部11
から携帯端末20へ送信する(ステップB4)。この送
信処理は、ホストサーバ30から書籍データを受信した
時の編集状態を維持して実行される。但し、必ずしも受
信した書籍データの全部を送信するものではなく、入力
部3により範囲指定された書籍データの一部のみ送信す
ることも可能である。
末20の受信部26に接続し、携帯端末20が書籍デー
タの受信待機状態にあるか否かを判定する(ステップB
3)。ここで、受信待機状態にあることが確認される
と、ステップB2で選択された書籍データを送信部11
から携帯端末20へ送信する(ステップB4)。この送
信処理は、ホストサーバ30から書籍データを受信した
時の編集状態を維持して実行される。但し、必ずしも受
信した書籍データの全部を送信するものではなく、入力
部3により範囲指定された書籍データの一部のみ送信す
ることも可能である。
【0111】図5は、電子書籍装置1から携帯端末20
へ書籍データDを送信した際の画面表示例を示す図であ
る。図5に示す様に、書籍データDは、タイトル領域D
1、記事領域D2、写真領域D3、広告領域D4から構
成される。電子書籍装置1の表示部4に表示される書籍
データDの編集状態と携帯端末20の表示部28に表示
される書籍データDの編集状態は同様である。但し、各
装置の表示部の表示サイズが異なるため、各表示部の表
示サイズに合わせた縮小比率で表示される。例えば、表
示部28には、表示部4に表示された新聞記事データ4
aの縮小版の新聞記事データ28aが表示される。
へ書籍データDを送信した際の画面表示例を示す図であ
る。図5に示す様に、書籍データDは、タイトル領域D
1、記事領域D2、写真領域D3、広告領域D4から構
成される。電子書籍装置1の表示部4に表示される書籍
データDの編集状態と携帯端末20の表示部28に表示
される書籍データDの編集状態は同様である。但し、各
装置の表示部の表示サイズが異なるため、各表示部の表
示サイズに合わせた縮小比率で表示される。例えば、表
示部28には、表示部4に表示された新聞記事データ4
aの縮小版の新聞記事データ28aが表示される。
【0112】そして、携帯端末20が書籍データの受信
を終了すると(ステップB5)、CPU2は、表示部4
に例えば「書籍データの送信が完了しました。」なるデ
ータ送信の終了を伝える旨のメッセージを表示させ(ス
テップB6)、送信処理を終了する。
を終了すると(ステップB5)、CPU2は、表示部4
に例えば「書籍データの送信が完了しました。」なるデ
ータ送信の終了を伝える旨のメッセージを表示させ(ス
テップB6)、送信処理を終了する。
【0113】上述の様に、電子書籍装置1は、受信処理
を実行することにより、新聞データを等寸大で表示させ
ることが可能となり、使用者は新聞記事の編集や閲覧が
容易である。また、電子書籍装置1は、送信処理を実行
することにより、ホストサーバ30から受信した書籍デ
ータを編集すること無くそのまま携帯端末20へ送信す
る機能を有することにより、編集処理に伴う時間や労力
を軽減できる。更に、紙媒体の書籍に比べて紙やインク
等の資源、配送コストを節約できる。
を実行することにより、新聞データを等寸大で表示させ
ることが可能となり、使用者は新聞記事の編集や閲覧が
容易である。また、電子書籍装置1は、送信処理を実行
することにより、ホストサーバ30から受信した書籍デ
ータを編集すること無くそのまま携帯端末20へ送信す
る機能を有することにより、編集処理に伴う時間や労力
を軽減できる。更に、紙媒体の書籍に比べて紙やインク
等の資源、配送コストを節約できる。
【0114】(編集処理)次に、図6を参照して編集処
理について説明する。図6は、携帯端末20が受信した
書籍データの一覧表示ができない場合にのみ、受信時の
編集状態を極力保持して編集する為に実行される編集処
理を説明するフローチャートである。以下に説明する編
集処理は縮小処理とは異なり、例えばタイトル領域D1
の縦横比の変更、記事領域D2の改行位置や行数の変更
等であり、横書きを縦書きにする等の大幅なレイアウト
変更を伴う編集処理は伴わない。
理について説明する。図6は、携帯端末20が受信した
書籍データの一覧表示ができない場合にのみ、受信時の
編集状態を極力保持して編集する為に実行される編集処
理を説明するフローチャートである。以下に説明する編
集処理は縮小処理とは異なり、例えばタイトル領域D1
の縦横比の変更、記事領域D2の改行位置や行数の変更
等であり、横書きを縦書きにする等の大幅なレイアウト
変更を伴う編集処理は伴わない。
【0115】まず、CPU21は、電子書籍装置1から
受信した書籍データのタイトル領域を抽出して編集する
(ステップC1)。編集処理終了後、CPU21は、R
AM24内のタイトルフラグをオンに設定する(ステッ
プC2)。このタイトルフラグは、タイトル領域の編集
状態をCPU21に伝える情報を含み、CPU21は該
タイトルフラグに基づいて、受信した書籍データのスク
ロール操作のキー設定を行う。
受信した書籍データのタイトル領域を抽出して編集する
(ステップC1)。編集処理終了後、CPU21は、R
AM24内のタイトルフラグをオンに設定する(ステッ
プC2)。このタイトルフラグは、タイトル領域の編集
状態をCPU21に伝える情報を含み、CPU21は該
タイトルフラグに基づいて、受信した書籍データのスク
ロール操作のキー設定を行う。
【0116】次に、CPU21は、受信した書籍データ
の記事領域を抽出して編集する(ステップC3)。記事
領域の編集処理終了後、CPU21は、RAM24内の
記事フラグをオンに設定する(ステップC4)。この記
事フラグは、タイトルフラグと同様に記事領域の編集状
態をCPU21に伝える情報を含み、CPU21は該記
事フラグに基づいて、受信した書籍データのスクロール
操作のキー設定を行う。
の記事領域を抽出して編集する(ステップC3)。記事
領域の編集処理終了後、CPU21は、RAM24内の
記事フラグをオンに設定する(ステップC4)。この記
事フラグは、タイトルフラグと同様に記事領域の編集状
態をCPU21に伝える情報を含み、CPU21は該記
事フラグに基づいて、受信した書籍データのスクロール
操作のキー設定を行う。
【0117】タイトルと記事の編集が終了すると(ステ
ップC5)、CPU21は、操作入力部22から紙によ
る印刷出力の指示が有るか否かを監視する(ステップC
6)。ここで、印刷指示が有れば(ステップC6;YE
S)、CPU21は外部接続された印刷装置(図示略)
に印刷出力させる(ステップC7)。また、印刷指示が
無ければ(ステップC6;NO)、編集された書籍デー
タに上記タイトルフラグと記事フラグを付して外部端末
へ送信する(ステップC8)。なお、写真データD3、
及び広告データD4に関しては、縮小処理のみ実行する
ため、編集処理の対象にはならないものとする。
ップC5)、CPU21は、操作入力部22から紙によ
る印刷出力の指示が有るか否かを監視する(ステップC
6)。ここで、印刷指示が有れば(ステップC6;YE
S)、CPU21は外部接続された印刷装置(図示略)
に印刷出力させる(ステップC7)。また、印刷指示が
無ければ(ステップC6;NO)、編集された書籍デー
タに上記タイトルフラグと記事フラグを付して外部端末
へ送信する(ステップC8)。なお、写真データD3、
及び広告データD4に関しては、縮小処理のみ実行する
ため、編集処理の対象にはならないものとする。
【0118】(データ閲覧処理)次に、図7を参照して
データ閲覧処理について説明する。図7は、携帯端末2
0を用いて書籍データを閲覧する際に実行されるデータ
閲覧処理を説明するフローチャートである。まず、受信
部26が書籍データを受信すると(ステップC11)、
表示制御部27は受信した書籍データを表示部28に表
示させる(ステップC12)。この時、CPU21は表
示部28が書籍データを受信時の編集状態で表示可能で
あるか否かを判定する(ステップC13)。すなわち、
書籍データが新聞記事データである場合、表示部28で
紙媒体の新聞と同様の閲覧表示が可能であるか否かを判
定する。なお、閲覧表示とは、ホストサーバ30に格納
されている元の書籍データの編集状態のまま行う表示で
ある。
データ閲覧処理について説明する。図7は、携帯端末2
0を用いて書籍データを閲覧する際に実行されるデータ
閲覧処理を説明するフローチャートである。まず、受信
部26が書籍データを受信すると(ステップC11)、
表示制御部27は受信した書籍データを表示部28に表
示させる(ステップC12)。この時、CPU21は表
示部28が書籍データを受信時の編集状態で表示可能で
あるか否かを判定する(ステップC13)。すなわち、
書籍データが新聞記事データである場合、表示部28で
紙媒体の新聞と同様の閲覧表示が可能であるか否かを判
定する。なお、閲覧表示とは、ホストサーバ30に格納
されている元の書籍データの編集状態のまま行う表示で
ある。
【0119】ここで、CPU21は表示部28が書籍デ
ータを受信時の編集状態で表示可能であると判定した場
合(ステップC13;YES)、当該データ閲覧処理を
終了する。また、表示部28が書籍データを受信時の編
集状態で表示できないことが判定した場合(ステップC
13;NO)、CPU21は受信した書籍データに付さ
れたタイトルフラグと記事フラグを検出する(ステップ
C14)。そして、CPU21は、当該タイトルフラグ
に記憶されたタイトルの編集状態と記事フラグに記憶さ
れた記事の編集状態に基づいて、表示部28に表示され
た書籍データをスクロールさせるためのキー操作を設定
し(ステップC15)、本データ閲覧処理を終了する。
ータを受信時の編集状態で表示可能であると判定した場
合(ステップC13;YES)、当該データ閲覧処理を
終了する。また、表示部28が書籍データを受信時の編
集状態で表示できないことが判定した場合(ステップC
13;NO)、CPU21は受信した書籍データに付さ
れたタイトルフラグと記事フラグを検出する(ステップ
C14)。そして、CPU21は、当該タイトルフラグ
に記憶されたタイトルの編集状態と記事フラグに記憶さ
れた記事の編集状態に基づいて、表示部28に表示され
た書籍データをスクロールさせるためのキー操作を設定
し(ステップC15)、本データ閲覧処理を終了する。
【0120】図8は、上述したデータ閲覧処理の実行後
に表示された書籍データを説明する図である。すなわ
ち、図8(a)に示す様に、電子書籍装置1ではホスト
サーバ30から送信された書籍データを、作成時の編集
状態を保ったまま受信して、表示部4に表示させる。そ
して、該書籍データに編集処理を施した後、携帯端末2
0へ送信する。
に表示された書籍データを説明する図である。すなわ
ち、図8(a)に示す様に、電子書籍装置1ではホスト
サーバ30から送信された書籍データを、作成時の編集
状態を保ったまま受信して、表示部4に表示させる。そ
して、該書籍データに編集処理を施した後、携帯端末2
0へ送信する。
【0121】図8(b)は、上記ステップC13におい
て表示部28への閲覧表示ができない場合の書籍データ
の表示状態を示す図である。この図8(b)に示す様
に、タイトル領域D1の縦横比率は、表示部28の表示
領域の横幅に合わせて適宜変更して表示される。また、
記事領域D2の改行位置も表示部28の表示領域の横幅
に合わせて適宜変更して表示される。このため、一行当
たりの文字数は変更することになるが、横書きから縦書
きへの変更や大幅なレイアウトの変更を伴うものではな
い。また、写真領域D3や広告領域D4は、縮小表示さ
れるが縦横比は変わらない。なお、これらの領域の縦横
比率を変える構成とするのも勿論可能である。
て表示部28への閲覧表示ができない場合の書籍データ
の表示状態を示す図である。この図8(b)に示す様
に、タイトル領域D1の縦横比率は、表示部28の表示
領域の横幅に合わせて適宜変更して表示される。また、
記事領域D2の改行位置も表示部28の表示領域の横幅
に合わせて適宜変更して表示される。このため、一行当
たりの文字数は変更することになるが、横書きから縦書
きへの変更や大幅なレイアウトの変更を伴うものではな
い。また、写真領域D3や広告領域D4は、縮小表示さ
れるが縦横比は変わらない。なお、これらの領域の縦横
比率を変える構成とするのも勿論可能である。
【0122】上述の様に、電子書籍装置1は、編集処理
を実行することにより、如何なる表示領域をもつ携帯端
末に書籍データを送信しても、元の書籍データに近い編
集状態を保てる様に書籍データにフラグを設定すること
が可能となる。また、携帯端末20は、データ閲覧処理
を実行することにより、この書籍データが表示部28に
閲覧表示可能であるかを判定した上で、書籍データを表
示させる。従って、使用者は、可能な限り元の編集状態
に近い表示状態で書籍データを閲読することができる。
このため、紙媒体の書籍のレイアウトや品質を維持しつ
つ、紙資源や印刷、運送コストを節約できる。
を実行することにより、如何なる表示領域をもつ携帯端
末に書籍データを送信しても、元の書籍データに近い編
集状態を保てる様に書籍データにフラグを設定すること
が可能となる。また、携帯端末20は、データ閲覧処理
を実行することにより、この書籍データが表示部28に
閲覧表示可能であるかを判定した上で、書籍データを表
示させる。従って、使用者は、可能な限り元の編集状態
に近い表示状態で書籍データを閲読することができる。
このため、紙媒体の書籍のレイアウトや品質を維持しつ
つ、紙資源や印刷、運送コストを節約できる。
【0123】(漫画コマ送り表示処理)次に、図9を参
照して漫画コマ送り表示処理について説明する。図9
は、携帯端末20が漫画データを受信した後に実行され
る漫画コマ送り表示処理を説明するフローチャートであ
る。ここで、漫画データは、該漫画データを構成する各
頁データ毎にコマ割りと表示順位が予め定められた複数
のコマデータから構成、及び認識されているものとす
る。
照して漫画コマ送り表示処理について説明する。図9
は、携帯端末20が漫画データを受信した後に実行され
る漫画コマ送り表示処理を説明するフローチャートであ
る。ここで、漫画データは、該漫画データを構成する各
頁データ毎にコマ割りと表示順位が予め定められた複数
のコマデータから構成、及び認識されているものとす
る。
【0124】まず、CPU21は、電子書籍装置1から
送信された漫画データの一頁分を表示部28に表示させ
る(ステップD1)。次に、CPU21は、RAM24
内部のカウンタメモリ24aに初期値として「n=1」
を設定し(ステップD2)、n番目(1番目)のコマデ
ータを検出する(ステップD3)。次に、CPU21
は、表示部28の縦横長を検出し(ステップD4)、そ
の縦横長の範囲内でn番目(1番目)のコマデータを拡
大表示させる(ステップD5)。
送信された漫画データの一頁分を表示部28に表示させ
る(ステップD1)。次に、CPU21は、RAM24
内部のカウンタメモリ24aに初期値として「n=1」
を設定し(ステップD2)、n番目(1番目)のコマデ
ータを検出する(ステップD3)。次に、CPU21
は、表示部28の縦横長を検出し(ステップD4)、そ
の縦横長の範囲内でn番目(1番目)のコマデータを拡
大表示させる(ステップD5)。
【0125】次に、CPU21は、操作入力部22から
コマ送りの表示を終了する入力信号の有無を監視する
(ステップD6)。ここで、終了の指示が無ければ(ス
テップD6;NO)、CPU21は、コマ送りキー22
cの押下信号の有無を判定する(ステップD7)。ここ
で、コマ送りを指示する押下信号が検出されると(ステ
ップD7;YES)、カウンタメモリ24aの「n」に
1を加算して「n+1」とし、ステップD3に戻りn+
1番目(2番目)のコマを検出して拡大表示する。
コマ送りの表示を終了する入力信号の有無を監視する
(ステップD6)。ここで、終了の指示が無ければ(ス
テップD6;NO)、CPU21は、コマ送りキー22
cの押下信号の有無を判定する(ステップD7)。ここ
で、コマ送りを指示する押下信号が検出されると(ステ
ップD7;YES)、カウンタメモリ24aの「n」に
1を加算して「n+1」とし、ステップD3に戻りn+
1番目(2番目)のコマを検出して拡大表示する。
【0126】また、ステップD7において、コマ送りを
指示する押下信号が無く、コマデータを戻す指示の入力
が有ると(ステップD8)、カウンタメモリ24aの
「n」から1を減算して「n−1」とし(ステップD1
0)、再度ステップD3に戻りn−1番目のコマデータ
を検出して拡大表示する。なお、減算によりn=0とな
った場合には、n=1の場合と同様に1番目のコマデー
タを拡大表示させる。以下、同様にステップD6の終了
を指示する入力が有るまでステップD3〜D10の処理
を繰り返し実行する。また、ステップD6において、コ
マデータの表示を終了する指示が有れば(ステップD
6;YES)、CPU21は、上述した漫画コマ送り表
示処理を終了する。
指示する押下信号が無く、コマデータを戻す指示の入力
が有ると(ステップD8)、カウンタメモリ24aの
「n」から1を減算して「n−1」とし(ステップD1
0)、再度ステップD3に戻りn−1番目のコマデータ
を検出して拡大表示する。なお、減算によりn=0とな
った場合には、n=1の場合と同様に1番目のコマデー
タを拡大表示させる。以下、同様にステップD6の終了
を指示する入力が有るまでステップD3〜D10の処理
を繰り返し実行する。また、ステップD6において、コ
マデータの表示を終了する指示が有れば(ステップD
6;YES)、CPU21は、上述した漫画コマ送り表
示処理を終了する。
【0127】図10は、上記漫画コマ送り表示処理に基
づく実際の画面表示例を示す図である。図10(a)に
示す漫画データMは、コマデータM1〜M6に6分割さ
れ、各コマデータM1〜M6には夫々1位〜6位の表示
順位が定められている。この様にコマ割りと表示順位が
設定された漫画データに漫画コマ送り表示処理を実行す
ると、図10(b)〜(e)に示す様にコマデータM1
〜M4が順次切り替えて拡大表示される。
づく実際の画面表示例を示す図である。図10(a)に
示す漫画データMは、コマデータM1〜M6に6分割さ
れ、各コマデータM1〜M6には夫々1位〜6位の表示
順位が定められている。この様にコマ割りと表示順位が
設定された漫画データに漫画コマ送り表示処理を実行す
ると、図10(b)〜(e)に示す様にコマデータM1
〜M4が順次切り替えて拡大表示される。
【0128】この時、表示部28に拡大表示される各コ
マデータの拡大率は、コマデータの縦長が表示部28の
表示領域の縦長と一致した時、またはコマデータの横長
が表示部28の表示領域の横長と一致した時の値をと
る。このため、表示部28には各コマデータの縦横比を
変更しない範囲で最大の表示面積を確保したコマデータ
が表示される。なお、表示部28の表示領域とコマデー
タの縦横比が異なる場合にのみ、コマデータの縦横比を
変更して表示領域一杯に表示する構成としてもよい。こ
れにより、表示領域を最大限に利用できる。
マデータの拡大率は、コマデータの縦長が表示部28の
表示領域の縦長と一致した時、またはコマデータの横長
が表示部28の表示領域の横長と一致した時の値をと
る。このため、表示部28には各コマデータの縦横比を
変更しない範囲で最大の表示面積を確保したコマデータ
が表示される。なお、表示部28の表示領域とコマデー
タの縦横比が異なる場合にのみ、コマデータの縦横比を
変更して表示領域一杯に表示する構成としてもよい。こ
れにより、表示領域を最大限に利用できる。
【0129】上述の様に、携帯端末20は、漫画コマ送
り表示処理を実行することにより、電子書籍装置1から
受信した漫画データを各コマデータ毎に順次切り替えて
かつ拡大して表示することが可能となる。このため、一
度に複数のコマデータを表示する場合に比べて、一コマ
当たりの表示面積が増え、漫画を読み易くなる。また、
予め定められたコマデータの表示順位に従って切替表示
するため、コマを読む順序を間違えることが無い。更
に、コマ戻しの操作をすれば一度読んだコマを繰り返し
読み直すこともできる。
り表示処理を実行することにより、電子書籍装置1から
受信した漫画データを各コマデータ毎に順次切り替えて
かつ拡大して表示することが可能となる。このため、一
度に複数のコマデータを表示する場合に比べて、一コマ
当たりの表示面積が増え、漫画を読み易くなる。また、
予め定められたコマデータの表示順位に従って切替表示
するため、コマを読む順序を間違えることが無い。更
に、コマ戻しの操作をすれば一度読んだコマを繰り返し
読み直すこともできる。
【0130】(広告表示処理)次に、図11を参照して
広告表示処理について説明する。図11は、携帯端末2
0が受信した書籍データを表示する際に実行される広告
表示処理を説明するフローチャートである。
広告表示処理について説明する。図11は、携帯端末2
0が受信した書籍データを表示する際に実行される広告
表示処理を説明するフローチャートである。
【0131】前提として、書籍データは漫画データまた
は記事データの何れでもよい。漫画データは、上記漫画
コマ送り表示処理と同様に、該漫画データを構成する各
頁データ毎にコマ割りと表示順位が予め定められた複数
のコマデータから構成、及び認識されているものとす
る。記事データは、該記事データを構成する各頁データ
毎に、領域とその表示順位が予め定められた複数の段落
データから構成、及び認識されているものとする。な
お、領域は、記事内容、記載位置等に応じて任意に定め
られる。以下、広告表示処理を説明するに当たり、コマ
データと段落データの総称として「領域データ」と記
す。
は記事データの何れでもよい。漫画データは、上記漫画
コマ送り表示処理と同様に、該漫画データを構成する各
頁データ毎にコマ割りと表示順位が予め定められた複数
のコマデータから構成、及び認識されているものとす
る。記事データは、該記事データを構成する各頁データ
毎に、領域とその表示順位が予め定められた複数の段落
データから構成、及び認識されているものとする。な
お、領域は、記事内容、記載位置等に応じて任意に定め
られる。以下、広告表示処理を説明するに当たり、コマ
データと段落データの総称として「領域データ」と記
す。
【0132】まず、CPU21は、電子書籍装置1から
送信された書籍データの中から、最初の領域データを抽
出して表示部28に表示させる(ステップE1)。次
に、CPU21は、RAM24内部のカウンタメモリ2
4aに初期値として「n=1」を設定し(ステップE
2)、n番目(1番目)の領域データを検出する(ステ
ップE3)。次に、CPU21は、表示部28の縦横長
を検出し(ステップE4)、その縦横長の範囲内でn番
目(1番目)のコマデータを拡大表示させる(ステップ
E5)。
送信された書籍データの中から、最初の領域データを抽
出して表示部28に表示させる(ステップE1)。次
に、CPU21は、RAM24内部のカウンタメモリ2
4aに初期値として「n=1」を設定し(ステップE
2)、n番目(1番目)の領域データを検出する(ステ
ップE3)。次に、CPU21は、表示部28の縦横長
を検出し(ステップE4)、その縦横長の範囲内でn番
目(1番目)のコマデータを拡大表示させる(ステップ
E5)。
【0133】次に、CPU21は、現在表示部28に表
示されている領域と表示部28の表示領域間の隙間を空
き領域として認識するか否かを判定する(ステップE
6)。この判定は、少しでも隙間が生じた場合に、その
隙間を空き領域として認識する構成としてもよいし、隙
間が予め定められた面積を超えた場合にのみ、空き領域
として認識する構成としてもよい。また、面積でなく縦
横長から判断してもよい。
示されている領域と表示部28の表示領域間の隙間を空
き領域として認識するか否かを判定する(ステップE
6)。この判定は、少しでも隙間が生じた場合に、その
隙間を空き領域として認識する構成としてもよいし、隙
間が予め定められた面積を超えた場合にのみ、空き領域
として認識する構成としてもよい。また、面積でなく縦
横長から判断してもよい。
【0134】ステップE6において、隙間が空き領域と
して認識された場合(ステップE6;YES)、ROM
25内部の広告情報メモリ25aから広告データを読み
出し、空き領域に挿入して表示させる(ステップE
7)。この時、読み出される広告データは、所定の広告
データでもよいし、空き領域の面積や形状に応じて適宜
変更させる構成としてもよい。また、広告データは、広
告情報メモリ25aに予め記憶されているものを使って
もよいし、電子書籍装置1を含む外部機器から送信した
ものを使ってもよい。なお、ステップE6において、隙
間が空き領域として認識されない場合(ステップE6;
NO)、ステップE7の広告情報表示処理を省略してス
テップE8以降の処理に移行する。
して認識された場合(ステップE6;YES)、ROM
25内部の広告情報メモリ25aから広告データを読み
出し、空き領域に挿入して表示させる(ステップE
7)。この時、読み出される広告データは、所定の広告
データでもよいし、空き領域の面積や形状に応じて適宜
変更させる構成としてもよい。また、広告データは、広
告情報メモリ25aに予め記憶されているものを使って
もよいし、電子書籍装置1を含む外部機器から送信した
ものを使ってもよい。なお、ステップE6において、隙
間が空き領域として認識されない場合(ステップE6;
NO)、ステップE7の広告情報表示処理を省略してス
テップE8以降の処理に移行する。
【0135】次に、CPU21は、操作入力部22から
領域コマ送りの表示を終了する入力信号の有無を監視す
る(ステップE8)。ここで、終了の指示が無ければ
(ステップE8;NO)、CPU21は、コマ送りキー
22cの押下信号の有無を判定する(ステップE9)。
ここで、領域送りを指示する押下信号が検出されると
(ステップE9;YES)、カウンタメモリ24aの
「n」に1を加算して「n+1」とし、ステップE3に
戻りn+1番目(2番目)の領域データを検出して拡大
表示する。また、広告データは、表示される領域データ
が切り替わる毎に更新して表示される。
領域コマ送りの表示を終了する入力信号の有無を監視す
る(ステップE8)。ここで、終了の指示が無ければ
(ステップE8;NO)、CPU21は、コマ送りキー
22cの押下信号の有無を判定する(ステップE9)。
ここで、領域送りを指示する押下信号が検出されると
(ステップE9;YES)、カウンタメモリ24aの
「n」に1を加算して「n+1」とし、ステップE3に
戻りn+1番目(2番目)の領域データを検出して拡大
表示する。また、広告データは、表示される領域データ
が切り替わる毎に更新して表示される。
【0136】また、ステップE9において、領域送りを
指示する押下信号が無く、領域データを戻す指示の入力
が有ると(ステップE11)、カウンタメモリ24aの
「n」から1を減算して「n−1」とし(ステップE1
2)、再度ステップE3に戻りn−1番目の領域データ
を検出して拡大表示する。なお、減算によりn=0とな
った場合には、n=1の場合と同様に1番目の領域デー
タを拡大表示させる。以下、同様にステップE8の終了
を指示する入力が有るまでステップE3〜E12の処理
を繰り返し実行する。そして、ステップE8において、
領域データの表示を終了する指示が有れば(ステップE
8;YES)、CPU21は、上述した広告表示処理を
終了する。
指示する押下信号が無く、領域データを戻す指示の入力
が有ると(ステップE11)、カウンタメモリ24aの
「n」から1を減算して「n−1」とし(ステップE1
2)、再度ステップE3に戻りn−1番目の領域データ
を検出して拡大表示する。なお、減算によりn=0とな
った場合には、n=1の場合と同様に1番目の領域デー
タを拡大表示させる。以下、同様にステップE8の終了
を指示する入力が有るまでステップE3〜E12の処理
を繰り返し実行する。そして、ステップE8において、
領域データの表示を終了する指示が有れば(ステップE
8;YES)、CPU21は、上述した広告表示処理を
終了する。
【0137】図12は、上記広告表示処理に基づく実際
の画面表示例を示す図である。図12(a)に示す書籍
データSは、領域データS1〜S6に6分割され、各領
域データS1〜S6には夫々1位〜6位の表示順位が定
められている。この様に領域区分と表示順位が設定され
た書籍データに広告表示処理を実行すると、図12
(b)〜(d)に示す様に、領域データS1〜S3が順
次切り替えて拡大表示される。
の画面表示例を示す図である。図12(a)に示す書籍
データSは、領域データS1〜S6に6分割され、各領
域データS1〜S6には夫々1位〜6位の表示順位が定
められている。この様に領域区分と表示順位が設定され
た書籍データに広告表示処理を実行すると、図12
(b)〜(d)に示す様に、領域データS1〜S3が順
次切り替えて拡大表示される。
【0138】例えば、図12(a)に示す様に、縦長に
対する横長の比率を比較した時に、領域データS1に比
べて表示領域28aの方が大きい場合、表示領域28a
内の左端部に縦長矩形状の空き領域E1が生じる。空き
領域E1は、領域データS1を中央部より右側に移動さ
せることにより、更に広げることができる。この空き領
域E1に、「次週は3/2(火)発売!」なる広告デー
タK1を挿入して表示させる。
対する横長の比率を比較した時に、領域データS1に比
べて表示領域28aの方が大きい場合、表示領域28a
内の左端部に縦長矩形状の空き領域E1が生じる。空き
領域E1は、領域データS1を中央部より右側に移動さ
せることにより、更に広げることができる。この空き領
域E1に、「次週は3/2(火)発売!」なる広告デー
タK1を挿入して表示させる。
【0139】また、図12(b)に示す様に、表示部2
8に拡大表示される領域データS2の縦横比と、表示領
域28aの縦横比が一致する場合には、空き領域が生じ
ないため広告データは表示されない。更に、図12
(c)に示す様に、縦長に対する横長の比率を比較した
時に、領域データS3に比べて表示領域28aの方が大
きい場合、図12(a)と同様に表示領域28a内の左
端部に縦長矩形状の空き領域E1が生じる。この空き領
域E2に、別の広告データとして「東京A学院入学願書
受付中!」なる広告データK2を挿入して表示させる。
8に拡大表示される領域データS2の縦横比と、表示領
域28aの縦横比が一致する場合には、空き領域が生じ
ないため広告データは表示されない。更に、図12
(c)に示す様に、縦長に対する横長の比率を比較した
時に、領域データS3に比べて表示領域28aの方が大
きい場合、図12(a)と同様に表示領域28a内の左
端部に縦長矩形状の空き領域E1が生じる。この空き領
域E2に、別の広告データとして「東京A学院入学願書
受付中!」なる広告データK2を挿入して表示させる。
【0140】上述の様に、携帯端末20は、広告表示処
理を実行することにより、電子書籍装置1から受信した
書籍データを表示する際に生じた隙間に、広告データを
表示させることが可能となる。このため、領域毎の切替
表示の利点を活かしつつ、表示時の空き領域を有効に利
用できる。また、電子書籍装置1から書籍データを受信
する際に、同時に広告データを受信する構成とし広告提
供者(スポンサ)から広告料を課金すれば、携帯端末2
0の使用者は、書籍データを安価または無料で受信でき
る。
理を実行することにより、電子書籍装置1から受信した
書籍データを表示する際に生じた隙間に、広告データを
表示させることが可能となる。このため、領域毎の切替
表示の利点を活かしつつ、表示時の空き領域を有効に利
用できる。また、電子書籍装置1から書籍データを受信
する際に、同時に広告データを受信する構成とし広告提
供者(スポンサ)から広告料を課金すれば、携帯端末2
0の使用者は、書籍データを安価または無料で受信でき
る。
【0141】(はみ出し文字の処理)次に、図13を参
照して、はみ出し文字の処理について説明する。図13
は、携帯端末20が受信した漫画データを表示する際に
実行されるはみ出し文字の処理を説明するフローチャー
トである。
照して、はみ出し文字の処理について説明する。図13
は、携帯端末20が受信した漫画データを表示する際に
実行されるはみ出し文字の処理を説明するフローチャー
トである。
【0142】まず、CPU21は、電子書籍装置1から
送信された漫画データの一頁分を表示部28に表示させ
る(ステップF1)。次に、CPU21は、RAM24
内部のカウンタメモリ24aに初期値として「n=1」
を設定し(ステップF2)、n番目(1番目)のコマデ
ータを検出する(ステップF3)。次に、CPU21
は、表示部28の縦横長を検出する(ステップF4)。
送信された漫画データの一頁分を表示部28に表示させ
る(ステップF1)。次に、CPU21は、RAM24
内部のカウンタメモリ24aに初期値として「n=1」
を設定し(ステップF2)、n番目(1番目)のコマデ
ータを検出する(ステップF3)。次に、CPU21
は、表示部28の縦横長を検出する(ステップF4)。
【0143】次に、CPU21は、ステップF3で検出
されたコマデータが、そのコマデータの表示領域(以
下、「コマ領域」と記す。)をはみ出す文字データを含
むか否かを判定する(ステップF5)。この判定におい
て、文字データが何れのコマ領域に含まれるものである
かの判定も同時に必要となる。この判定は、例えば、対
象となる文字データの中心位置がどのコマ領域に含まれ
るか、該文字データの最も多くの部分を含むコマ領域は
何れか等に基づいて行われる。そして、文字データを含
むと判定されたコマ領域を、少しでもはみ出す文字デー
タが有る場合には、その文字データははみ出し文字デー
タとして認識される。
されたコマデータが、そのコマデータの表示領域(以
下、「コマ領域」と記す。)をはみ出す文字データを含
むか否かを判定する(ステップF5)。この判定におい
て、文字データが何れのコマ領域に含まれるものである
かの判定も同時に必要となる。この判定は、例えば、対
象となる文字データの中心位置がどのコマ領域に含まれ
るか、該文字データの最も多くの部分を含むコマ領域は
何れか等に基づいて行われる。そして、文字データを含
むと判定されたコマ領域を、少しでもはみ出す文字デー
タが有る場合には、その文字データははみ出し文字デー
タとして認識される。
【0144】ステップF5において、当該コマデータ内
にコマ領域をはみ出した文字データが存在する場合(ス
テップF5;YES)、当該コマデータを一連の文字デ
ータと絵(画像)データに分割する(ステップF6)。
なお、一連の文字データが複数有る場合には、一連の文
字データを一つの分割単位として分割する。
にコマ領域をはみ出した文字データが存在する場合(ス
テップF5;YES)、当該コマデータを一連の文字デ
ータと絵(画像)データに分割する(ステップF6)。
なお、一連の文字データが複数有る場合には、一連の文
字データを一つの分割単位として分割する。
【0145】次に、CPU21は、ステップF6で分割
された絵データの拡大比を決定する(ステップF7)。
この拡大比は、ステップF4で検出された縦横長に基づ
いて、表示部28の表示領域に絵データの全貌が表示可
能な範囲で最大値をとる様に決定される。同様に、CP
U21は、ステップF6で分割された全ての文字データ
の拡大比を決定する(ステップF8)。この拡大比は、
ステップF4で検出された縦横長に基づいて、表示部2
8の表示領域に文字データが収まる範囲内の最大値をと
る様に決定される。
された絵データの拡大比を決定する(ステップF7)。
この拡大比は、ステップF4で検出された縦横長に基づ
いて、表示部28の表示領域に絵データの全貌が表示可
能な範囲で最大値をとる様に決定される。同様に、CP
U21は、ステップF6で分割された全ての文字データ
の拡大比を決定する(ステップF8)。この拡大比は、
ステップF4で検出された縦横長に基づいて、表示部2
8の表示領域に文字データが収まる範囲内の最大値をと
る様に決定される。
【0146】次に、CPU21は、n番目(1番目)の
コマデータに含まれる全ての文字データについて、ステ
ップF8で決定された文字データの拡大比で拡大し、表
示部28に拡大表示させる(ステップF9)。次に、C
PU21は、ステップF7で決定された絵データの拡大
比で拡大したn番目(1番目)の絵データを表示部28
に拡大表示させる(ステップF10)。なお、ステップ
F5で、該当するコマデータ内にコマ領域をはみ出した
文字データが存在しない場合(ステップF5;NO)、
ステップF6〜F9を省略してステップF10の絵デー
タの表示処理に移行する。
コマデータに含まれる全ての文字データについて、ステ
ップF8で決定された文字データの拡大比で拡大し、表
示部28に拡大表示させる(ステップF9)。次に、C
PU21は、ステップF7で決定された絵データの拡大
比で拡大したn番目(1番目)の絵データを表示部28
に拡大表示させる(ステップF10)。なお、ステップ
F5で、該当するコマデータ内にコマ領域をはみ出した
文字データが存在しない場合(ステップF5;NO)、
ステップF6〜F9を省略してステップF10の絵デー
タの表示処理に移行する。
【0147】次に、CPU21は、操作入力部22から
コマ送りの表示を終了する入力信号の有無を監視する
(ステップF11)。ここで、終了の指示が無ければ
(ステップF11;NO)、CPU21は、コマ送りキ
ー22cの押下信号の有無を判定する(ステップF1
2)。ここで、コマ送りを指示する押下信号が検出され
ると(ステップF12;YES)、カウンタメモリ24
aの「n」に1を加算して「n+1」とし、ステップF
3に戻りn+1番目(2番目)のコマを検出して拡大表
示する。
コマ送りの表示を終了する入力信号の有無を監視する
(ステップF11)。ここで、終了の指示が無ければ
(ステップF11;NO)、CPU21は、コマ送りキ
ー22cの押下信号の有無を判定する(ステップF1
2)。ここで、コマ送りを指示する押下信号が検出され
ると(ステップF12;YES)、カウンタメモリ24
aの「n」に1を加算して「n+1」とし、ステップF
3に戻りn+1番目(2番目)のコマを検出して拡大表
示する。
【0148】また、ステップF12において、コマ送り
を指示する押下信号が無く、コマデータを戻す指示の入
力が有ると(ステップF14)、カウンタメモリ24a
の「n」から1を減算して「n−1」とし(ステップF
15)、再度ステップF3に戻りn−1番目のコマデー
タを検出して、前述したステップF6〜F10までの処
理を実行する。
を指示する押下信号が無く、コマデータを戻す指示の入
力が有ると(ステップF14)、カウンタメモリ24a
の「n」から1を減算して「n−1」とし(ステップF
15)、再度ステップF3に戻りn−1番目のコマデー
タを検出して、前述したステップF6〜F10までの処
理を実行する。
【0149】なお、ステップF15における減算処理に
よりn=0となった場合には、n=1の場合と同様に1
番目のコマデータを拡大表示させる。以下、同様にステ
ップF11の終了を指示する入力が有るまでステップF
3〜F15の処理を繰り返し実行する。また、ステップ
F11において、コマデータの表示を終了する指示が有
れば(ステップF11;YES)、CPU21は、上述
したはみ出し文字の処理を終了する。
よりn=0となった場合には、n=1の場合と同様に1
番目のコマデータを拡大表示させる。以下、同様にステ
ップF11の終了を指示する入力が有るまでステップF
3〜F15の処理を繰り返し実行する。また、ステップ
F11において、コマデータの表示を終了する指示が有
れば(ステップF11;YES)、CPU21は、上述
したはみ出し文字の処理を終了する。
【0150】図14は、上記はみ出し文字の処理に基づ
く実際の画面表示例を示す図である。図14(a)に示
す漫画データMは、コマデータM1〜M6に6分割さ
れ、各コマデータM1〜M6には夫々1位〜6位の表示
順位が定められている。また、コマデータM1、M3、
M5、M6に対応する各コマ領域上には、「DAAAA
…!」なる文字データC1が表示されている。図14
(a)に示す様に、文字データC1の中心位置は、コマ
データM3に対応するコマ領域内に有り、文字データC
1の大部分がコマデータM3のコマ領域内に有る。この
ため、文字データC1は、コマデータM3に含まれるも
のと判定される。
く実際の画面表示例を示す図である。図14(a)に示
す漫画データMは、コマデータM1〜M6に6分割さ
れ、各コマデータM1〜M6には夫々1位〜6位の表示
順位が定められている。また、コマデータM1、M3、
M5、M6に対応する各コマ領域上には、「DAAAA
…!」なる文字データC1が表示されている。図14
(a)に示す様に、文字データC1の中心位置は、コマ
データM3に対応するコマ領域内に有り、文字データC
1の大部分がコマデータM3のコマ領域内に有る。この
ため、文字データC1は、コマデータM3に含まれるも
のと判定される。
【0151】従って、図14(b)、(c)に示す様
に、コマデータM1及びコマデータM2を表示する際に
は、文字データC1は表示されない。しかし、図14
(d)に示す様に、コマデータM3を表示する際には、
文字データC1の全部分が表示部28に表示される。こ
の時、コマデータM3、及び文字データC1は、図14
(d)に示す様に、表示部28の表示領域28aを最大
限利用して拡大または縮小表示するのが望ましい。
に、コマデータM1及びコマデータM2を表示する際に
は、文字データC1は表示されない。しかし、図14
(d)に示す様に、コマデータM3を表示する際には、
文字データC1の全部分が表示部28に表示される。こ
の時、コマデータM3、及び文字データC1は、図14
(d)に示す様に、表示部28の表示領域28aを最大
限利用して拡大または縮小表示するのが望ましい。
【0152】しかし、その結果、元の漫画データにおけ
るコマデータM3と文字データC1の表示比率を維持で
きなくなるため、図14(e)に示す様に、元の漫画デ
ータにおけるコマデータM3と文字データC1の表示比
率を保って、両データを同一の比率で縮小表示させるこ
とも可能である。
るコマデータM3と文字データC1の表示比率を維持で
きなくなるため、図14(e)に示す様に、元の漫画デ
ータにおけるコマデータM3と文字データC1の表示比
率を保って、両データを同一の比率で縮小表示させるこ
とも可能である。
【0153】上述の様に、携帯端末20は、はみ出し文
字の処理を実行することにより、電子書籍装置1から受
信した漫画データの中に、コマ領域をはみ出す文字デー
タが含まれている場合であっても、常に適当なコマデー
タの表示タイミングでその文字データの全体を表示でき
る。このため、コマ単位の切替及び拡大表示の利点を維
持しつつ、文字が途切れることのない読み易い表示を実
現できる。また、文字が記載されているコマと文字との
表示比率を維持しつつ、文字が途切れることのない読み
易い表示を実現できる。
字の処理を実行することにより、電子書籍装置1から受
信した漫画データの中に、コマ領域をはみ出す文字デー
タが含まれている場合であっても、常に適当なコマデー
タの表示タイミングでその文字データの全体を表示でき
る。このため、コマ単位の切替及び拡大表示の利点を維
持しつつ、文字が途切れることのない読み易い表示を実
現できる。また、文字が記載されているコマと文字との
表示比率を維持しつつ、文字が途切れることのない読み
易い表示を実現できる。
【0154】(プレビュー表示処理)次に、図15を参
照して、プレビュー表示処理について説明する。図15
は、携帯端末20が受信した漫画データを表示する際に
実行されるプレビュー表示処理を説明するフローチャー
トである。前提として、漫画データは、該漫画データを
構成する各頁データ毎に、コマ割りとコマデータの表示
順位が予め定められているものとする。
照して、プレビュー表示処理について説明する。図15
は、携帯端末20が受信した漫画データを表示する際に
実行されるプレビュー表示処理を説明するフローチャー
トである。前提として、漫画データは、該漫画データを
構成する各頁データ毎に、コマ割りとコマデータの表示
順位が予め定められているものとする。
【0155】まず、CPU21は、電子書籍装置1から
送信された漫画データの一頁分を表示部28に表示させ
る(ステップG1)。次に、CPU21は、RAM24
内部のカウンタメモリ24aに初期値として「n=1」
を設定し(ステップG2)、携帯端末20がプレビュー
表示モードに設定されているか否かを判定する(ステッ
プG3)。ここで、携帯端末20のモード設定がプレビ
ュー表示であることが判定された場合(ステップG3;
YES)、CPU21は、表示部28の表示領域のサイ
ズを検出し(ステップG4)、検出されたサイズと予め
設定された分割後の各表示領域の面積比に基づいて、表
示領域28aをコマ表示領域28bとプレビュー表示領
域28cに分割する(ステップG5)。
送信された漫画データの一頁分を表示部28に表示させ
る(ステップG1)。次に、CPU21は、RAM24
内部のカウンタメモリ24aに初期値として「n=1」
を設定し(ステップG2)、携帯端末20がプレビュー
表示モードに設定されているか否かを判定する(ステッ
プG3)。ここで、携帯端末20のモード設定がプレビ
ュー表示であることが判定された場合(ステップG3;
YES)、CPU21は、表示部28の表示領域のサイ
ズを検出し(ステップG4)、検出されたサイズと予め
設定された分割後の各表示領域の面積比に基づいて、表
示領域28aをコマ表示領域28bとプレビュー表示領
域28cに分割する(ステップG5)。
【0156】次に、CPU21は、プレビュー表示の対
象となる1頁分の漫画データのコマ割情報を検出し(ス
テップG6)、その検出結果に基づいて、プレビュー表
示領域28cに1頁分の漫画データのプレビュー表示を
行う(ステップG7)。次に、CPU21は、プレビュ
ー表示された1頁分の漫画データの内、n番目にあるコ
マデータの位置の表示形態を変更する(ステップG
8)。この表示変更は、現在表示されているコマデータ
の、頁内における相対位置を示すものであり、例えば、
反転表示、太線枠表示等の様に、他のコマデータと視覚
的に区別できれば如何なる表示形態であってもよい。
象となる1頁分の漫画データのコマ割情報を検出し(ス
テップG6)、その検出結果に基づいて、プレビュー表
示領域28cに1頁分の漫画データのプレビュー表示を
行う(ステップG7)。次に、CPU21は、プレビュ
ー表示された1頁分の漫画データの内、n番目にあるコ
マデータの位置の表示形態を変更する(ステップG
8)。この表示変更は、現在表示されているコマデータ
の、頁内における相対位置を示すものであり、例えば、
反転表示、太線枠表示等の様に、他のコマデータと視覚
的に区別できれば如何なる表示形態であってもよい。
【0157】次に、CPU21は、n番目(1番目)の
コマデータを検出する(ステップG9)。なお、ステッ
プG2において、携帯端末20のモード設定がプレビュ
ー表示でないことが判定された場合(ステップG2;N
O)、ステップG3〜G8の各処理を省略してステップ
G9以降の処理に移行する。ステップG9が終了する
と、CPU21は、表示部28のコマ表示領域28bの
縦横長を検出し(ステップG10)、その縦横長の範囲
内でn番目(1番目)のコマデータを拡大表示させる
(ステップG11)。
コマデータを検出する(ステップG9)。なお、ステッ
プG2において、携帯端末20のモード設定がプレビュ
ー表示でないことが判定された場合(ステップG2;N
O)、ステップG3〜G8の各処理を省略してステップ
G9以降の処理に移行する。ステップG9が終了する
と、CPU21は、表示部28のコマ表示領域28bの
縦横長を検出し(ステップG10)、その縦横長の範囲
内でn番目(1番目)のコマデータを拡大表示させる
(ステップG11)。
【0158】次に、CPU21は、操作入力部22から
コマ送りの表示を終了する入力信号の有無を監視する
(ステップG12)。ここで、終了の指示が無ければ
(ステップG12;NO)、CPU21は、コマ送りキ
ー22cの押下信号の有無を判定する(ステップG1
3)。ここで、コマ送りを指示する押下信号が検出され
ると(ステップG13;YES)、カウンタメモリ24
aの「n」に1を加算して「n+1」とし、ステップG
2に戻り、再びプレビュー表示の設定処理以降の処理を
実行する。
コマ送りの表示を終了する入力信号の有無を監視する
(ステップG12)。ここで、終了の指示が無ければ
(ステップG12;NO)、CPU21は、コマ送りキ
ー22cの押下信号の有無を判定する(ステップG1
3)。ここで、コマ送りを指示する押下信号が検出され
ると(ステップG13;YES)、カウンタメモリ24
aの「n」に1を加算して「n+1」とし、ステップG
2に戻り、再びプレビュー表示の設定処理以降の処理を
実行する。
【0159】また、ステップG13において、コマ送り
を指示する押下信号が無く、コマデータを戻す指示の入
力が有ると(ステップG15)、カウンタメモリ24a
の「n」から1を減算して「n−1」とし(ステップG
16)、再度ステップG2に戻りそれ以降の処理を実行
する。なお、減算によりn=0となった場合には、n=
1の場合と同様に、1番目のコマデータについてプレビ
ュー表示と拡大表示を行う。以下、同様にステップG1
2の終了を指示する入力が有るまでステップG2〜G1
6の処理を繰り返し実行する。また、ステップG12に
おいて、コマデータの表示を終了する指示が有れば(ス
テップG12;YES)、CPU21は、上述したプレ
ビュー表示処理を終了する。
を指示する押下信号が無く、コマデータを戻す指示の入
力が有ると(ステップG15)、カウンタメモリ24a
の「n」から1を減算して「n−1」とし(ステップG
16)、再度ステップG2に戻りそれ以降の処理を実行
する。なお、減算によりn=0となった場合には、n=
1の場合と同様に、1番目のコマデータについてプレビ
ュー表示と拡大表示を行う。以下、同様にステップG1
2の終了を指示する入力が有るまでステップG2〜G1
6の処理を繰り返し実行する。また、ステップG12に
おいて、コマデータの表示を終了する指示が有れば(ス
テップG12;YES)、CPU21は、上述したプレ
ビュー表示処理を終了する。
【0160】図16は、上記プレビュー表示処理に基づ
く実際の画面表示例を示す図である。図16(a)に示
す漫画データMは、コマデータM1〜M6に6分割さ
れ、各コマデータM1〜M6には夫々1位〜6位の表示
順位が定められている。該漫画データにプレビュー表示
処理を実行すると、図16(b)に示す様に、まずコマ
表示領域28bに表示順位が最も早いコマデータM1が
拡大表示される。この時、表示されるコマデータM1
は、コマ表示領域28bに収まる範囲の最大の拡大率で
拡大表示される。
く実際の画面表示例を示す図である。図16(a)に示
す漫画データMは、コマデータM1〜M6に6分割さ
れ、各コマデータM1〜M6には夫々1位〜6位の表示
順位が定められている。該漫画データにプレビュー表示
処理を実行すると、図16(b)に示す様に、まずコマ
表示領域28bに表示順位が最も早いコマデータM1が
拡大表示される。この時、表示されるコマデータM1
は、コマ表示領域28bに収まる範囲の最大の拡大率で
拡大表示される。
【0161】一方、プレビュー表示領域28cには、コ
マデータM1が属する一頁分の漫画データが縮小表示さ
れる。この時、表示される一頁分の漫画データは、プレ
ビュー表示領域28cに収まる範囲で最大の表示領域を
とる。また、プレビュー表示領域28cに表示されてい
る一頁分の漫画データ内のコマデータM1に該当する領
域は、反転表示される。
マデータM1が属する一頁分の漫画データが縮小表示さ
れる。この時、表示される一頁分の漫画データは、プレ
ビュー表示領域28cに収まる範囲で最大の表示領域を
とる。また、プレビュー表示領域28cに表示されてい
る一頁分の漫画データ内のコマデータM1に該当する領
域は、反転表示される。
【0162】この後、コマ送りキー22cが押下される
と、図16(c)に示す様に、コマ表示領域28bに表
示されるコマデータは、コマデータM1からコマデータ
M2に切り替え表示される。同時に、プレビュー表示領
域28cで反転表示されるコマデータの位置もコマデー
タM2に該当する領域に切り替えられる。図16(d)
は、更にコマ送りキー22cが押下された際に、コマデ
ータM3が拡大表示され、該当する領域が反転表示され
た例を示す図である。以下、同様に拡大表示されるコマ
データの切替操作に伴って、反転表示される領域の位置
も順次切り替えられる。
と、図16(c)に示す様に、コマ表示領域28bに表
示されるコマデータは、コマデータM1からコマデータ
M2に切り替え表示される。同時に、プレビュー表示領
域28cで反転表示されるコマデータの位置もコマデー
タM2に該当する領域に切り替えられる。図16(d)
は、更にコマ送りキー22cが押下された際に、コマデ
ータM3が拡大表示され、該当する領域が反転表示され
た例を示す図である。以下、同様に拡大表示されるコマ
データの切替操作に伴って、反転表示される領域の位置
も順次切り替えられる。
【0163】上述の様に、携帯端末20は、プレビュー
表示処理を実行することにより、電子書籍装置1から受
信した漫画データをコマ単位で切り替えて表示する際
に、同時に1頁分の漫画データを縮小表示できる。従っ
て、携帯端末20の使用者は、各コマを閲読しながら、
その頁のコマ割りを確認できる。また、拡大表示されて
いるコマデータに対応する領域を反転表示させることに
より、現在閲読中のコマが頁のどの位置のコマであるか
を容易に把握できる。その結果、コマの拡大表示の利点
を活かしつつ、紙媒体の漫画に近い感覚で漫画を閲読で
きる。
表示処理を実行することにより、電子書籍装置1から受
信した漫画データをコマ単位で切り替えて表示する際
に、同時に1頁分の漫画データを縮小表示できる。従っ
て、携帯端末20の使用者は、各コマを閲読しながら、
その頁のコマ割りを確認できる。また、拡大表示されて
いるコマデータに対応する領域を反転表示させることに
より、現在閲読中のコマが頁のどの位置のコマであるか
を容易に把握できる。その結果、コマの拡大表示の利点
を活かしつつ、紙媒体の漫画に近い感覚で漫画を閲読で
きる。
【0164】(指定コマ数表示処理)次に、図17を参
照して、指定コマ数表示処理について説明する。図17
は、携帯端末20が受信した漫画データを表示する際に
実行される指定コマ数表示処理を説明するフローチャー
トである。前提として、漫画データは、該漫画データを
構成する各頁データ毎に、コマ割りとコマデータの表示
順位が予め定められているものとする。
照して、指定コマ数表示処理について説明する。図17
は、携帯端末20が受信した漫画データを表示する際に
実行される指定コマ数表示処理を説明するフローチャー
トである。前提として、漫画データは、該漫画データを
構成する各頁データ毎に、コマ割りとコマデータの表示
順位が予め定められているものとする。
【0165】まず、CPU21は、電子書籍装置1から
送信された漫画データの一頁分を表示部28に表示させ
る(ステップH1)。次に、CPU21は、RAM24
内部のカウンタメモリ24aに初期値として「n=1」
を設定し(ステップH2)、携帯端末20が指定コマ数
表示モードに設定されているか否かを判定する(ステッ
プH3)。ここで、携帯端末20のモード設定が指定コ
マ数表示であることが判定された場合(ステップH3;
YES)、CPU21は、操作入力部22から指定され
た表示部28への表示コマ数kを検出する(ステップH
4)。
送信された漫画データの一頁分を表示部28に表示させ
る(ステップH1)。次に、CPU21は、RAM24
内部のカウンタメモリ24aに初期値として「n=1」
を設定し(ステップH2)、携帯端末20が指定コマ数
表示モードに設定されているか否かを判定する(ステッ
プH3)。ここで、携帯端末20のモード設定が指定コ
マ数表示であることが判定された場合(ステップH3;
YES)、CPU21は、操作入力部22から指定され
た表示部28への表示コマ数kを検出する(ステップH
4)。
【0166】次に、CPU21は、「n」〜「n+k−
1」番目までのコマデータを検出する(ステップH
5)。例えば、指定されたコマ数が4個の場合に、最初
に検出されるコマデータは、1〜4番目までの4個のコ
マデータである。すなわち、CPU21は、未だ表示さ
れていないコマデータの中から表示順位の早い順に、指
定された数分のコマデータを表示させる。
1」番目までのコマデータを検出する(ステップH
5)。例えば、指定されたコマ数が4個の場合に、最初
に検出されるコマデータは、1〜4番目までの4個のコ
マデータである。すなわち、CPU21は、未だ表示さ
れていないコマデータの中から表示順位の早い順に、指
定された数分のコマデータを表示させる。
【0167】次に、CPU21は、ステップH5で検出
された全てのコマデータが表示部28の表示領域28a
に収まる様に、各コマデータの表示サイズ(拡大または
縮小率)と各コマデータの配置を決定する(ステップH
6)。この時決定される表示サイズは、各コマデータの
表示面積が凡そ均等になる様に、各コマデータ毎に独立
して定められる。また、各コマデータ間の上下左右の配
置は、受信時の漫画データにおけるコマデータの配置に
近くなる様に定められる。
された全てのコマデータが表示部28の表示領域28a
に収まる様に、各コマデータの表示サイズ(拡大または
縮小率)と各コマデータの配置を決定する(ステップH
6)。この時決定される表示サイズは、各コマデータの
表示面積が凡そ均等になる様に、各コマデータ毎に独立
して定められる。また、各コマデータ間の上下左右の配
置は、受信時の漫画データにおけるコマデータの配置に
近くなる様に定められる。
【0168】なお、ステップH2において、携帯端末2
0のモード設定が指定コマ数表示でないことが判定され
た場合(ステップH2;NO)、表示コマ数kを1に設
定し(ステップH7)、上記ステップH6以降の処理に
移行する。すなわち、指定コマ数表示モード以外の設定
モードでは、コマデータが1個ずつ切替表示される。
0のモード設定が指定コマ数表示でないことが判定され
た場合(ステップH2;NO)、表示コマ数kを1に設
定し(ステップH7)、上記ステップH6以降の処理に
移行する。すなわち、指定コマ数表示モード以外の設定
モードでは、コマデータが1個ずつ切替表示される。
【0169】ステップH6が終了すると、CPU21
は、ステップH6で決定された表示サイズと配置に従っ
て、k個のコマデータを表示部28に表示させる(ステ
ップH8)。
は、ステップH6で決定された表示サイズと配置に従っ
て、k個のコマデータを表示部28に表示させる(ステ
ップH8)。
【0170】次に、CPU21は、操作入力部22から
コマ送りの表示を終了する入力信号の有無を監視する
(ステップH9)。ここで、終了の指示が無ければ(ス
テップH9;NO)、CPU21は、コマ送りキー22
cの押下信号の有無を判定する(ステップH13)。こ
こで、コマ送りを指示する押下信号が検出されると(ス
テップH13;YES)、カウンタメモリ24aの
「n」にkを加算して「n+k」とし、ステップH2に
戻り、再び指定コマ数の表示設定の有無を判定する。な
お、n=n+kとするのは、一度にコマデータをk個ず
つ切替表示すると共に、一度表示したコマデータを再び
表示させないためである。
コマ送りの表示を終了する入力信号の有無を監視する
(ステップH9)。ここで、終了の指示が無ければ(ス
テップH9;NO)、CPU21は、コマ送りキー22
cの押下信号の有無を判定する(ステップH13)。こ
こで、コマ送りを指示する押下信号が検出されると(ス
テップH13;YES)、カウンタメモリ24aの
「n」にkを加算して「n+k」とし、ステップH2に
戻り、再び指定コマ数の表示設定の有無を判定する。な
お、n=n+kとするのは、一度にコマデータをk個ず
つ切替表示すると共に、一度表示したコマデータを再び
表示させないためである。
【0171】また、ステップH10において、コマ送り
を指示する押下信号が無く、コマデータを戻す指示の入
力が有ると(ステップH12)、カウンタメモリ24a
の「n」から1を減算して「n−k」とし(ステップH
13)、再度ステップH2に戻りそれ以降の処理を実行
する。なお、減算によりn=0となった場合には、n=
1の場合と同様に、1〜k番目のコマデータを表示させ
る。
を指示する押下信号が無く、コマデータを戻す指示の入
力が有ると(ステップH12)、カウンタメモリ24a
の「n」から1を減算して「n−k」とし(ステップH
13)、再度ステップH2に戻りそれ以降の処理を実行
する。なお、減算によりn=0となった場合には、n=
1の場合と同様に、1〜k番目のコマデータを表示させ
る。
【0172】以下、同様にステップH9の終了を指示す
る入力が有るまでステップH2〜H13の処理を繰り返
し実行する。また、ステップH9において、コマデータ
の表示を終了する指示が有れば(ステップH9;YE
S)、CPU21は、上述した指定コマ数表示処理を終
了する。
る入力が有るまでステップH2〜H13の処理を繰り返
し実行する。また、ステップH9において、コマデータ
の表示を終了する指示が有れば(ステップH9;YE
S)、CPU21は、上述した指定コマ数表示処理を終
了する。
【0173】図18は、上記指定コマ数表示処理に基づ
く実際の画面表示例を示す図である。図18(a)の漫
画データMは、コマデータM1〜M6に6分割され、各
コマデータM1〜M6には夫々1位〜6位の表示順位が
定められている。まず、図18(b)は、表示部28の
初期状態を示す図である。この状態において、上記漫画
データに指定コマ数表示処理を実行すると、図18
(c)に示す様に、一画面当たりの表示コマ数を指定す
る入力画面が表示される。
く実際の画面表示例を示す図である。図18(a)の漫
画データMは、コマデータM1〜M6に6分割され、各
コマデータM1〜M6には夫々1位〜6位の表示順位が
定められている。まず、図18(b)は、表示部28の
初期状態を示す図である。この状態において、上記漫画
データに指定コマ数表示処理を実行すると、図18
(c)に示す様に、一画面当たりの表示コマ数を指定す
る入力画面が表示される。
【0174】ここで、操作入力部22から表示コマ数と
して「4」が入力されると、図18(d)に示す様に、
コマデータM1〜M4が表示される。この時表示される
4個のコマデータは、表示領域28aに収まる範囲内
で、各コマデータが最大の表示面積が得られる様に調整
して拡大または縮小表示される。この後、コマ送りキー
22cが押下されると、コマデータM5〜M6、及び次頁
の1〜2番目のコマデータ(図示略)が同時に切替表示
される。
して「4」が入力されると、図18(d)に示す様に、
コマデータM1〜M4が表示される。この時表示される
4個のコマデータは、表示領域28aに収まる範囲内
で、各コマデータが最大の表示面積が得られる様に調整
して拡大または縮小表示される。この後、コマ送りキー
22cが押下されると、コマデータM5〜M6、及び次頁
の1〜2番目のコマデータ(図示略)が同時に切替表示
される。
【0175】上述の様に、携帯端末20は、上記指定コ
マ数表示処理を実行することにより、電子書籍装置1か
ら受信した漫画データを指定されたコマ数ずつ切り替え
て表示する機能を有する。従って、携帯端末20の使用
者は、表示領域のサイズ、コマ割り、好み等に応じて、
一度に閲覧するコマデータ数を変更できる。
マ数表示処理を実行することにより、電子書籍装置1か
ら受信した漫画データを指定されたコマ数ずつ切り替え
て表示する機能を有する。従って、携帯端末20の使用
者は、表示領域のサイズ、コマ割り、好み等に応じて、
一度に閲覧するコマデータ数を変更できる。
【0176】(自動コマ送り処理)次に、図19を参照
して、自動コマ送り処理について説明する。図19は、
携帯端末20が受信した漫画データを表示する際に実行
される自動コマ送り処理を説明するフローチャートであ
る。
して、自動コマ送り処理について説明する。図19は、
携帯端末20が受信した漫画データを表示する際に実行
される自動コマ送り処理を説明するフローチャートであ
る。
【0177】まず、CPU21は、電子書籍装置1から
送信された漫画データの一頁分を表示部28に表示させ
る(ステップJ1)。次に、CPU21は、RAM24
内部のカウンタメモリ24aに初期値として「n=1」
を設定し(ステップJ2)、n番目(1番目)のコマデ
ータを検出する(ステップJ3)。次に、CPU21
は、設定モードが自動コマ送りモードであるか否かを判
定し(ステップJ4)、自動コマ送りモードに設定され
ている場合(ステップJ4;Yes)、n番目のコマデ
ータに含まれる文字数を検出する(ステップJ5)。
送信された漫画データの一頁分を表示部28に表示させ
る(ステップJ1)。次に、CPU21は、RAM24
内部のカウンタメモリ24aに初期値として「n=1」
を設定し(ステップJ2)、n番目(1番目)のコマデ
ータを検出する(ステップJ3)。次に、CPU21
は、設定モードが自動コマ送りモードであるか否かを判
定し(ステップJ4)、自動コマ送りモードに設定され
ている場合(ステップJ4;Yes)、n番目のコマデ
ータに含まれる文字数を検出する(ステップJ5)。
【0178】次に、CPU21は、ステップJ5で検出
された文字数に応じて、n番目のコマデータの表示時間
を決定する(ステップJ6)。この表示時間は文字数に
比例するように決定してもよいし、例えば、0〜10文
字の場合には5秒、11〜20文字の場合には10秒等
という様に段階的に定めてもよい。また、文字数と表示
時間の対応関係は、任意に変更可能である。次に、CP
U21は、表示領域28aの縦横長を検出する(ステッ
プJ7)。その後、CPU21は、n番目のコマデータ
を表示部28に拡大表示させる(ステップJ8)。
された文字数に応じて、n番目のコマデータの表示時間
を決定する(ステップJ6)。この表示時間は文字数に
比例するように決定してもよいし、例えば、0〜10文
字の場合には5秒、11〜20文字の場合には10秒等
という様に段階的に定めてもよい。また、文字数と表示
時間の対応関係は、任意に変更可能である。次に、CP
U21は、表示領域28aの縦横長を検出する(ステッ
プJ7)。その後、CPU21は、n番目のコマデータ
を表示部28に拡大表示させる(ステップJ8)。
【0179】次に、CPU21は、現在設定されている
自動コマ送りモードを解除する指示入力の有無を監視す
る(ステップJ9)。ここで、当該指示入力が無ければ
(ステップJ9;NO)、CPU21は、操作入力部2
2からコマ送りの表示を終了する入力信号の有無を監視
する(ステップJ10)。ここで、終了の指示が無けれ
ば(ステップJ10;NO)、CPU21は、ステップ
J6で決定された表示時間が経過するのをコマデータの
表示状態を保って待機する。ステップJ11に示した表
示時間が経過すると、CPU21は、カウンタメモリ2
4aの「n」に1を加算して「n+1」とする。そし
て、再度ステップJ3に戻りn+1番目のコマを検出す
る。
自動コマ送りモードを解除する指示入力の有無を監視す
る(ステップJ9)。ここで、当該指示入力が無ければ
(ステップJ9;NO)、CPU21は、操作入力部2
2からコマ送りの表示を終了する入力信号の有無を監視
する(ステップJ10)。ここで、終了の指示が無けれ
ば(ステップJ10;NO)、CPU21は、ステップ
J6で決定された表示時間が経過するのをコマデータの
表示状態を保って待機する。ステップJ11に示した表
示時間が経過すると、CPU21は、カウンタメモリ2
4aの「n」に1を加算して「n+1」とする。そし
て、再度ステップJ3に戻りn+1番目のコマを検出す
る。
【0180】なお、ステップJ9において、自動コマ送
りモードの解除を指示する入力が有った場合(ステップ
J9;YES)、図9〜図10を参照して説明した漫画
コマ送り表示処理の実行を開始する(ステップJ1
3)。以下、同様にステップJ10の終了を指示する入
力が有るまでステップJ3〜H12の処理を繰り返し実
行する。そして、ステップJ10において、コマデータ
の表示を終了する指示が有れば(ステップJ10;YE
S)、CPU21は、上述した自動コマ送り処理を終了
する。
りモードの解除を指示する入力が有った場合(ステップ
J9;YES)、図9〜図10を参照して説明した漫画
コマ送り表示処理の実行を開始する(ステップJ1
3)。以下、同様にステップJ10の終了を指示する入
力が有るまでステップJ3〜H12の処理を繰り返し実
行する。そして、ステップJ10において、コマデータ
の表示を終了する指示が有れば(ステップJ10;YE
S)、CPU21は、上述した自動コマ送り処理を終了
する。
【0181】図20は、上記自動コマ送り処理に基づく
実際の画面表示例を示す図である。図20(a)に示す
漫画データMは、コマデータM1〜M6に6分割され、
各コマデータM1〜M6には夫々1位〜6位の表示順位
が予め定められている。ここで、自動コマ送りモードの
設定が指示されると、図20(b)に示す様に、その旨
を伝えるメッセージとして「自動コマ送り設定:ON」
等の文字データが表示される。
実際の画面表示例を示す図である。図20(a)に示す
漫画データMは、コマデータM1〜M6に6分割され、
各コマデータM1〜M6には夫々1位〜6位の表示順位
が予め定められている。ここで、自動コマ送りモードの
設定が指示されると、図20(b)に示す様に、その旨
を伝えるメッセージとして「自動コマ送り設定:ON」
等の文字データが表示される。
【0182】一定時間経過後、図20(c)に示す様
に、まずコマデータM1が拡大表示される。その後、例
えば5秒経過後、図20(d)に示す様に、コマデータ
M1はコマデータM2に自動的に切替表示される。更
に、8秒経過後、図20(e)に示す様に、コマデータ
M2はコマデータM3に自動的に切替表示される。5
秒、8秒の秒数は前述した様に、各コマデータに含まれ
る文字数に応じて定まる。これにより、コマデータに含
まれる文字数が多い程、表示時間が長くなる。
に、まずコマデータM1が拡大表示される。その後、例
えば5秒経過後、図20(d)に示す様に、コマデータ
M1はコマデータM2に自動的に切替表示される。更
に、8秒経過後、図20(e)に示す様に、コマデータ
M2はコマデータM3に自動的に切替表示される。5
秒、8秒の秒数は前述した様に、各コマデータに含まれ
る文字数に応じて定まる。これにより、コマデータに含
まれる文字数が多い程、表示時間が長くなる。
【0183】上述の様に、携帯端末20は、自動コマ送
り処理を実行することにより、一定時間の経過を待って
コマデータを自動的に切り替えて表示することができ
る。従って、携帯端末20の使用者は、漫画を読み進め
る度にコマデータの切替操作をする必要が無い。また、
コマに含まれる文字数に応じて表示時間を決める機能を
有することにより、コマの閲読後から表示切替までの待
ち時間を抑えられる。また、文字を全て読み終わる前に
コマ表示が切り替わってしまう等の不都合を回避でき
る。
り処理を実行することにより、一定時間の経過を待って
コマデータを自動的に切り替えて表示することができ
る。従って、携帯端末20の使用者は、漫画を読み進め
る度にコマデータの切替操作をする必要が無い。また、
コマに含まれる文字数に応じて表示時間を決める機能を
有することにより、コマの閲読後から表示切替までの待
ち時間を抑えられる。また、文字を全て読み終わる前に
コマ表示が切り替わってしまう等の不都合を回避でき
る。
【0184】(指定範囲の切替表示処理)次に、図21
を参照して、指定範囲の切替表示処理について説明す
る。図21は、携帯端末20が書籍データを受信した後
に実行される指定範囲の切替表示処理を説明するフロー
チャートである。上記書籍データは、例えば、各頁毎に
コマ割りと各コマデータの表示順位が定められた漫画デ
ータ、或いは各頁毎に領域設定と各領域データの表示順
位が定められた記事データ、または漫画データと記事デ
ータの双方を含むデータ等である。
を参照して、指定範囲の切替表示処理について説明す
る。図21は、携帯端末20が書籍データを受信した後
に実行される指定範囲の切替表示処理を説明するフロー
チャートである。上記書籍データは、例えば、各頁毎に
コマ割りと各コマデータの表示順位が定められた漫画デ
ータ、或いは各頁毎に領域設定と各領域データの表示順
位が定められた記事データ、または漫画データと記事デ
ータの双方を含むデータ等である。
【0185】まず、CPU21は、電子書籍装置1から
送信された漫画データのコマデータまたは記事データの
領域データを表示部28に切替表示させる(ステップK
1)。次に、CPU21は、RAM24内部のカウンタ
メモリ24aに初期値として「n=1」を設定し(ステ
ップK2)、現在携帯端末20が指定範囲の切替表示モ
ードに設定されているか否かを判定する(ステップK
3)。ここで、携帯端末20のモード設定が指定範囲の
切替表示であることが判定された場合(ステップK3;
YES)、CPU21は、現在表示中のコマデータまた
は領域データを含むnページ目の頁データを表示部28
に全体表示させる(ステップK4)。
送信された漫画データのコマデータまたは記事データの
領域データを表示部28に切替表示させる(ステップK
1)。次に、CPU21は、RAM24内部のカウンタ
メモリ24aに初期値として「n=1」を設定し(ステ
ップK2)、現在携帯端末20が指定範囲の切替表示モ
ードに設定されているか否かを判定する(ステップK
3)。ここで、携帯端末20のモード設定が指定範囲の
切替表示であることが判定された場合(ステップK3;
YES)、CPU21は、現在表示中のコマデータまた
は領域データを含むnページ目の頁データを表示部28
に全体表示させる(ステップK4)。
【0186】次に、操作入力部22からの入力信号に基
づいて、nページ目の頁データの中からページ送りした
い範囲を指定する入力が有ると(ステップK5)、CP
U21は、表示領域28aの縦横長を検出する(ステッ
プK6)。なお、ページ送りとは、上記漫画データまた
は記事データのページ単位の表示切替である。
づいて、nページ目の頁データの中からページ送りした
い範囲を指定する入力が有ると(ステップK5)、CP
U21は、表示領域28aの縦横長を検出する(ステッ
プK6)。なお、ページ送りとは、上記漫画データまた
は記事データのページ単位の表示切替である。
【0187】次に、CPU21は、ステップK5で指定
された範囲内のデータを表示部28に拡大表示させる
(ステップK7)。この拡大表示は、表示領域28aに
表示可能な範囲内における最大の拡大率で行う。
された範囲内のデータを表示部28に拡大表示させる
(ステップK7)。この拡大表示は、表示領域28aに
表示可能な範囲内における最大の拡大率で行う。
【0188】次に、CPU21は、操作入力部22から
コマ送りの表示を終了する入力信号の有無を監視する
(ステップK8)。ここで、終了の指示が無ければ(ス
テップK8;NO)、CPU21は、現在設定されてい
る指定範囲の切替表示モードを解除する指示入力の有無
を監視する(ステップK9)。ここで、当該指示入力が
無ければ(ステップK9;NO)、CPU21は、操作
入力部22からページ送りを指示する入力の有無を監視
する(ステップK10)。当該ページ送りの指示は、対
象範囲指定状態でのコマ送りキー22cの押下操作によ
り行う。
コマ送りの表示を終了する入力信号の有無を監視する
(ステップK8)。ここで、終了の指示が無ければ(ス
テップK8;NO)、CPU21は、現在設定されてい
る指定範囲の切替表示モードを解除する指示入力の有無
を監視する(ステップK9)。ここで、当該指示入力が
無ければ(ステップK9;NO)、CPU21は、操作
入力部22からページ送りを指示する入力の有無を監視
する(ステップK10)。当該ページ送りの指示は、対
象範囲指定状態でのコマ送りキー22cの押下操作によ
り行う。
【0189】ステップK10において、ページ送りを指
示する入力信号が検出されると(ステップK11;YE
S)、カウンタメモリ24aの「n」に1を加算して
「n+1」とし、ステップK7に戻り、再び指定範囲の
拡大表示以降の処理を実行する。
示する入力信号が検出されると(ステップK11;YE
S)、カウンタメモリ24aの「n」に1を加算して
「n+1」とし、ステップK7に戻り、再び指定範囲の
拡大表示以降の処理を実行する。
【0190】また、ステップK11において、ページ送
りを指示する入力信号が無く、ページを戻す指示の入力
が有ると(ステップK12)、カウンタメモリ24aの
「n」から1を減算して「n−1」とし(ステップK1
3)、再度ステップK7に戻りそれ以降の処理を実行す
る。なお、減算によりn=0となった場合には、n=1
の場合と同様に、1番目のページについて指定範囲の拡
大表示を行う。以下、同様にステップK8の終了を指示
する入力が有るまでステップK7〜K13の処理を繰り
返し実行する。
りを指示する入力信号が無く、ページを戻す指示の入力
が有ると(ステップK12)、カウンタメモリ24aの
「n」から1を減算して「n−1」とし(ステップK1
3)、再度ステップK7に戻りそれ以降の処理を実行す
る。なお、減算によりn=0となった場合には、n=1
の場合と同様に、1番目のページについて指定範囲の拡
大表示を行う。以下、同様にステップK8の終了を指示
する入力が有るまでステップK7〜K13の処理を繰り
返し実行する。
【0191】また、ステップK3において、携帯端末2
0のモード設定が指定範囲の切替表示でないことが判定
された場合(ステップK3;NO)、または指定範囲の
切替表示モードの設定を解除する指示入力が有った場合
(ステップK10;YES)、通常のコマ送り表示処理
(図9〜図10参照)に移行する。また、ステップK8
において、操作入力部22からコマ送りの表示を終了す
る入力信号が有れば(ステップK8;YES)、本フロ
ーチャートで説明した指定範囲の切替表示処理を終了す
る。
0のモード設定が指定範囲の切替表示でないことが判定
された場合(ステップK3;NO)、または指定範囲の
切替表示モードの設定を解除する指示入力が有った場合
(ステップK10;YES)、通常のコマ送り表示処理
(図9〜図10参照)に移行する。また、ステップK8
において、操作入力部22からコマ送りの表示を終了す
る入力信号が有れば(ステップK8;YES)、本フロ
ーチャートで説明した指定範囲の切替表示処理を終了す
る。
【0192】図22は、上記指定範囲の切替表示処理に
基づく実際の画面表示例を示す図である。図22(a)
に示す書籍データDは、漫画データMと記事データC1
より構成される。更に、漫画データMは、コマデータM
1〜M6に6分割され、各コマデータM1〜M6には夫
々1位〜6位の表示順位が定められている。また、書籍
データDは複数のページから成り、各ページ毎の漫画デ
ータMと記事データC1の位置関係は同じものとする。
基づく実際の画面表示例を示す図である。図22(a)
に示す書籍データDは、漫画データMと記事データC1
より構成される。更に、漫画データMは、コマデータM
1〜M6に6分割され、各コマデータM1〜M6には夫
々1位〜6位の表示順位が定められている。また、書籍
データDは複数のページから成り、各ページ毎の漫画デ
ータMと記事データC1の位置関係は同じものとする。
【0193】この様な書籍データDに対して上記指定範
囲の切替表示処理を実行すると、図22(b)に示す様
に、まず表示領域28aに書籍データDの全体が縮小表
示される。次に、図22(c)に示す様に、この書籍デ
ータDの中から拡大表示の対象となる範囲Rが指定され
ると、その指定範囲Rが拡大表示される。この場合、範
囲Rは、縦方向を長手方向とする矩形である為、図22
(d)に示す様に、範囲Rの縦長が表示領域28aの縦
長に一致する拡大率で拡大表示される。そして、コマ送
りキー22cの押下操作により、次ページへページ送り
が為され、図22(e)に示す様に、次ページの同じ位
置に配置された記事データC2が領域R内に拡大表示さ
れる。
囲の切替表示処理を実行すると、図22(b)に示す様
に、まず表示領域28aに書籍データDの全体が縮小表
示される。次に、図22(c)に示す様に、この書籍デ
ータDの中から拡大表示の対象となる範囲Rが指定され
ると、その指定範囲Rが拡大表示される。この場合、範
囲Rは、縦方向を長手方向とする矩形である為、図22
(d)に示す様に、範囲Rの縦長が表示領域28aの縦
長に一致する拡大率で拡大表示される。そして、コマ送
りキー22cの押下操作により、次ページへページ送り
が為され、図22(e)に示す様に、次ページの同じ位
置に配置された記事データC2が領域R内に拡大表示さ
れる。
【0194】上述の様に、携帯端末20は、指定範囲の
切替表示処理を実行することにより、電子書籍装置1か
ら受信した書籍データにおいて、各ページの同じ位置に
ある領域データを拡大しつつ切替表示させることが可能
となる。従って、携帯端末20の使用者は、例えば、各
ページの一部の領域にのみ連続して記載されているコラ
ム等の記事データや四コマ漫画等の漫画データを、拡大
された見易い表示形態で閲読できる。
切替表示処理を実行することにより、電子書籍装置1か
ら受信した書籍データにおいて、各ページの同じ位置に
ある領域データを拡大しつつ切替表示させることが可能
となる。従って、携帯端末20の使用者は、例えば、各
ページの一部の領域にのみ連続して記載されているコラ
ム等の記事データや四コマ漫画等の漫画データを、拡大
された見易い表示形態で閲読できる。
【0195】(見出しを保持した新聞表示処理)次に、
図23を参照して見出しを保持した新聞表示処理につい
て説明する。図23は、携帯端末20が新聞記事データ
を受信した後に実行される見出しを保持した新聞表示処
理を説明するフローチャートである。ここで、新聞記事
データは、記事の内容を要約した見出し(タイトル)が
所定位置に配置された複数の記事データを有する。
図23を参照して見出しを保持した新聞表示処理につい
て説明する。図23は、携帯端末20が新聞記事データ
を受信した後に実行される見出しを保持した新聞表示処
理を説明するフローチャートである。ここで、新聞記事
データは、記事の内容を要約した見出し(タイトル)が
所定位置に配置された複数の記事データを有する。
【0196】まず、CPU21により新聞記事データを
表示部28へ表示する指示が為されると(ステップL
1)、CPU21は現在設定されているモードを判定す
る(ステップL2)。ここで、現在のモードが「見出し
を保持した新聞表示」モードに設定されていることが判
定された場合(ステップL2;YES)、表示する頁の
新聞記事データの中から記事データを検出し、表示部2
8の表示領域28aのサイズや形状に応じて、1または
複数の記事データに分割する(ステップL3)。この記
事データの検出は、記事の内容単位で行ってもよいし、
段落単位で行ってもよい。
表示部28へ表示する指示が為されると(ステップL
1)、CPU21は現在設定されているモードを判定す
る(ステップL2)。ここで、現在のモードが「見出し
を保持した新聞表示」モードに設定されていることが判
定された場合(ステップL2;YES)、表示する頁の
新聞記事データの中から記事データを検出し、表示部2
8の表示領域28aのサイズや形状に応じて、1または
複数の記事データに分割する(ステップL3)。この記
事データの検出は、記事の内容単位で行ってもよいし、
段落単位で行ってもよい。
【0197】次に、CPU21は、ステップL3で検出
した各記事データに、表示順位を示す番号を付す(ステ
ップL4)。この番号は、通常新聞記事を読む順、すな
わち右上から左下へ順番に付す。次に、CPU21は、
RAM24内部のカウンタメモリ24aに初期値として
「n=1」を設定し(ステップL5)、n番目(1番
目)の新聞記事データの中から見出し部分のデータ(以
下、「見出しデータ」と記す。)を検出する(ステップ
L6)。
した各記事データに、表示順位を示す番号を付す(ステ
ップL4)。この番号は、通常新聞記事を読む順、すな
わち右上から左下へ順番に付す。次に、CPU21は、
RAM24内部のカウンタメモリ24aに初期値として
「n=1」を設定し(ステップL5)、n番目(1番
目)の新聞記事データの中から見出し部分のデータ(以
下、「見出しデータ」と記す。)を検出する(ステップ
L6)。
【0198】次に、CPU21は、n番目(1番目)の
新聞記事データの中から記事部分のデータ(記事デー
タ)を検出する(ステップL7)。次に、CPU21
は、上記見出しデータを表示部28に拡大表示させ(ス
テップL8)、表示領域28aに表示可能な範囲内にあ
る部分の記事データを表示部28に拡大表示させる(ス
テップL9)。この時、表示部28に表示される見出し
データと記事データの拡大比率は同一であることが望ま
しいが、夫々独立したデータ領域として拡大表示される
ため、異なる拡大比率とすることも可能である。
新聞記事データの中から記事部分のデータ(記事デー
タ)を検出する(ステップL7)。次に、CPU21
は、上記見出しデータを表示部28に拡大表示させ(ス
テップL8)、表示領域28aに表示可能な範囲内にあ
る部分の記事データを表示部28に拡大表示させる(ス
テップL9)。この時、表示部28に表示される見出し
データと記事データの拡大比率は同一であることが望ま
しいが、夫々独立したデータ領域として拡大表示される
ため、異なる拡大比率とすることも可能である。
【0199】次に、CPU21は、操作入力部22から
入力見出しを保持した新聞表示処理の終了を指示する信
号入力の有無を判定する(ステップL10)。ここで、
当該信号入力が有れば(ステップL10;YES)、本
フローチャートで説明する見出しを保持した新聞表示処
理を終了するが、信号入力が無ければ(ステップL1
0;NO)、CPU21は、表示部28に表示されてい
る記事データの一部分を次の部分に切替表示させる入力
信号の有無を判定する(ステップL11)。
入力見出しを保持した新聞表示処理の終了を指示する信
号入力の有無を判定する(ステップL10)。ここで、
当該信号入力が有れば(ステップL10;YES)、本
フローチャートで説明する見出しを保持した新聞表示処
理を終了するが、信号入力が無ければ(ステップL1
0;NO)、CPU21は、表示部28に表示されてい
る記事データの一部分を次の部分に切替表示させる入力
信号の有無を判定する(ステップL11)。
【0200】ステップL11において、記事データの表
示部分を切替表示させる入力信号が検出されると(ステ
ップL11;YES)、CPU21は、現在表示されて
いる記事データの表示部分と同一の見出しデータに対応
する記事データの有無、すなわち見出しデータに対応す
る全ての記事データの表示が終了したか否かを判定する
(ステップL12)。ここで、全ての記事データの表示
が終了していない場合(ステップL12;NO)、CP
U21は、次の記事データの表示部分を拡大表示の対象
として再設定する(ステップL13)。そして、ステッ
プL9に戻り、ステップL13で再設定された記事デー
タの表示部分を拡大表示させる。
示部分を切替表示させる入力信号が検出されると(ステ
ップL11;YES)、CPU21は、現在表示されて
いる記事データの表示部分と同一の見出しデータに対応
する記事データの有無、すなわち見出しデータに対応す
る全ての記事データの表示が終了したか否かを判定する
(ステップL12)。ここで、全ての記事データの表示
が終了していない場合(ステップL12;NO)、CP
U21は、次の記事データの表示部分を拡大表示の対象
として再設定する(ステップL13)。そして、ステッ
プL9に戻り、ステップL13で再設定された記事デー
タの表示部分を拡大表示させる。
【0201】また、ステップL12において、全ての記
事データの表示が終了した場合(ステップL12;YE
S)、CPU21は、記事データと見出しデータの表示
部28への表示を消去する(ステップL16)。次に、
CPU21は、カウンタメモリ24a内の「n」に1を
加算し「n+1」とする(ステップL17)。そして、
再度ステップL6に戻り、n+1番目の記事データに対
してステップL6以下の処理を実行する。
事データの表示が終了した場合(ステップL12;YE
S)、CPU21は、記事データと見出しデータの表示
部28への表示を消去する(ステップL16)。次に、
CPU21は、カウンタメモリ24a内の「n」に1を
加算し「n+1」とする(ステップL17)。そして、
再度ステップL6に戻り、n+1番目の記事データに対
してステップL6以下の処理を実行する。
【0202】また、ステップL11において、切替表示
を指示する入力信号が検出されず、記事データの表示部
分を戻す入力が有ると(ステップL14)、CPU21
は、1つ前の記事データの表示部分を拡大表示の対象と
して再設定する(ステップL15)。そして、この再設
定された記事データの表示部分を拡大表示させ、それ以
降の処理を実行する。
を指示する入力信号が検出されず、記事データの表示部
分を戻す入力が有ると(ステップL14)、CPU21
は、1つ前の記事データの表示部分を拡大表示の対象と
して再設定する(ステップL15)。そして、この再設
定された記事データの表示部分を拡大表示させ、それ以
降の処理を実行する。
【0203】図24は、上記見出しを保持した新聞表示
処理に基づく実際の画面表示例を示す図である。まず、
図24(a)に示す様に、新聞記事データNは2つの記
事データK1、K2から構成される。更に、記事データ
K1は、見出しデータT1と記事データK1内の2つの
表示部分C1、C2を含む。この表示部分C1、C2
は、各記事データ毎に表示領域28aのサイズ及び形状
に基づいて決定される。なお、記事データK1は、写真
や絵等の画像データを含むものであっても勿論よい。次
に、図24(b)は、表示部28の初期状態を示す図で
ある。
処理に基づく実際の画面表示例を示す図である。まず、
図24(a)に示す様に、新聞記事データNは2つの記
事データK1、K2から構成される。更に、記事データ
K1は、見出しデータT1と記事データK1内の2つの
表示部分C1、C2を含む。この表示部分C1、C2
は、各記事データ毎に表示領域28aのサイズ及び形状
に基づいて決定される。なお、記事データK1は、写真
や絵等の画像データを含むものであっても勿論よい。次
に、図24(b)は、表示部28の初期状態を示す図で
ある。
【0204】この状態において、上述した見出しを保持
した新聞表示処理を実行すると、図24(c)に示す様
に、表示領域28aには記事データK1内の見出しデー
タT1を含む前半部分(表示部分C1)が拡大表示され
る。コマ送りキー22cが押下されると、図24(d)
に示す様に、見出しデータT1の同一位置への表示を維
持して、記事データK1の後半部分(表示部分C2)が
拡大表示される。更に、コマ送りキー22cが押下され
ると、記事データK2が拡大表示される。なお、上記説
明では、表示部分C1、C2を切替表示させる構成とし
たが、表示部分C1、C2を1つのデータ領域としてス
クロール表示させてもよい。
した新聞表示処理を実行すると、図24(c)に示す様
に、表示領域28aには記事データK1内の見出しデー
タT1を含む前半部分(表示部分C1)が拡大表示され
る。コマ送りキー22cが押下されると、図24(d)
に示す様に、見出しデータT1の同一位置への表示を維
持して、記事データK1の後半部分(表示部分C2)が
拡大表示される。更に、コマ送りキー22cが押下され
ると、記事データK2が拡大表示される。なお、上記説
明では、表示部分C1、C2を切替表示させる構成とし
たが、表示部分C1、C2を1つのデータ領域としてス
クロール表示させてもよい。
【0205】上述の様に、携帯端末20は、見出しを保
持した新聞表示処理を実行することにより、見出しデー
タと記事データから構成される新聞記事データを表示す
る際に、見出しデータの所定位置への表示を保持して記
事データの1部分だけを切替表示させる機能を有する。
従って、携帯端末20の使用者は、現在閲読している記
事の見出し(タイトル)を常に確認しながら、記事を読
み進めることができる。また、例えば、記事に関連する
参照図面データやグラフデータ等を、表示を保持するデ
ータとして適用すれば、記事を読み易くなる。
持した新聞表示処理を実行することにより、見出しデー
タと記事データから構成される新聞記事データを表示す
る際に、見出しデータの所定位置への表示を保持して記
事データの1部分だけを切替表示させる機能を有する。
従って、携帯端末20の使用者は、現在閲読している記
事の見出し(タイトル)を常に確認しながら、記事を読
み進めることができる。また、例えば、記事に関連する
参照図面データやグラフデータ等を、表示を保持するデ
ータとして適用すれば、記事を読み易くなる。
【0206】(矢印認識処理)次に、図25を参照して
矢印認識処理について説明する。図25は、携帯端末2
0が漫画データを受信した後に実行される矢印認識処理
を説明するフローチャートである。前提として、漫画デ
ータには予め各頁毎にコマ割りとコマデータの表示順位
が定められている。また、各コマデータの間には表示順
位を指示する矢印データが配置される。
矢印認識処理について説明する。図25は、携帯端末2
0が漫画データを受信した後に実行される矢印認識処理
を説明するフローチャートである。前提として、漫画デ
ータには予め各頁毎にコマ割りとコマデータの表示順位
が定められている。また、各コマデータの間には表示順
位を指示する矢印データが配置される。
【0207】まず、CPU21は、電子書籍装置1から
送信された漫画データのコマデータまたは記事データの
領域データを表示部28に切替表示させる(ステップM
1)。次に、CPU21は、RAM24内部のカウンタ
メモリ24aに初期値として「n=1」を設定し(ステ
ップM2)、表示順位がn番目(1番目)のコマデータ
を抽出して表示部28に拡大表示させ(ステップM
3)、操作入力部22からの入力待機状態に入る。
送信された漫画データのコマデータまたは記事データの
領域データを表示部28に切替表示させる(ステップM
1)。次に、CPU21は、RAM24内部のカウンタ
メモリ24aに初期値として「n=1」を設定し(ステ
ップM2)、表示順位がn番目(1番目)のコマデータ
を抽出して表示部28に拡大表示させ(ステップM
3)、操作入力部22からの入力待機状態に入る。
【0208】この矢印認識処理は、矢印認識モード下で
行われ、矢印認識モードではコマ送りキー22cは、表
示されるコマデータを矢印方向へ移動させるための移動
キーとして機能する。コマ送りキー22cの押下操作が
有ると、操作入力部22は、該押下操作を表示コマの移
動を指示する入力信号としてCPU21に出力する(ス
テップM4)。
行われ、矢印認識モードではコマ送りキー22cは、表
示されるコマデータを矢印方向へ移動させるための移動
キーとして機能する。コマ送りキー22cの押下操作が
有ると、操作入力部22は、該押下操作を表示コマの移
動を指示する入力信号としてCPU21に出力する(ス
テップM4)。
【0209】次のステップM5では、CPU21は、現
在表示されているコマデータの周辺に矢印データが存在
するか否かを判定する(ステップM5)。ここで、コマ
データ周辺に矢印データが存在する場合(ステップM
5;YES)、CPU21は、その矢印データを、次回
表示されるコマデータの位置を示す指標として認識する
(ステップM6)。なお、ステップM5において、コマ
データ周辺に矢印データが存在しない場合(ステップM
5;NO)、通常の漫画コマ送り表示処理(図9〜図1
0参照)に移行する。
在表示されているコマデータの周辺に矢印データが存在
するか否かを判定する(ステップM5)。ここで、コマ
データ周辺に矢印データが存在する場合(ステップM
5;YES)、CPU21は、その矢印データを、次回
表示されるコマデータの位置を示す指標として認識する
(ステップM6)。なお、ステップM5において、コマ
データ周辺に矢印データが存在しない場合(ステップM
5;NO)、通常の漫画コマ送り表示処理(図9〜図1
0参照)に移行する。
【0210】ステップM6の矢印認識後、CPU21
は、ステップM4における入力がコマ送りを指示する入
力であるか、コマ戻しを指示する入力であるかを判定す
る(ステップM7)。なお、矢印認識モードにおいて、
コマ送りキー22cが単独で押下されると、操作入力部
22は、コマ送りを指示する入力信号をCPU21へ出
力し、選択キー22dと組み合わせて押下されると、コ
マを戻す指示をする入力信号をCPU21へ出力するも
のとする。
は、ステップM4における入力がコマ送りを指示する入
力であるか、コマ戻しを指示する入力であるかを判定す
る(ステップM7)。なお、矢印認識モードにおいて、
コマ送りキー22cが単独で押下されると、操作入力部
22は、コマ送りを指示する入力信号をCPU21へ出
力し、選択キー22dと組み合わせて押下されると、コ
マを戻す指示をする入力信号をCPU21へ出力するも
のとする。
【0211】ステップM7において、コマ送りが指示さ
れると(ステップM7;YES)、ステップM6で認識
された矢印データの示す方向に有る直後のコマデータの
拡大率を決定する(ステップM8)。一方、コマ戻しが
指示されると(ステップM7;NO)、上記矢印データ
の示す方向とは逆方向に有る直前のコマデータの拡大率
を決定する(ステップM11)。
れると(ステップM7;YES)、ステップM6で認識
された矢印データの示す方向に有る直後のコマデータの
拡大率を決定する(ステップM8)。一方、コマ戻しが
指示されると(ステップM7;NO)、上記矢印データ
の示す方向とは逆方向に有る直前のコマデータの拡大率
を決定する(ステップM11)。
【0212】次に、CPU21は、ステップM8または
M11で決定された拡大率で、表示部28にコマデータ
を拡大表示させる(ステップM9)。そして、CPU2
1は、矢印認識処理の終了を指示する入力信号を監視し
(ステップM10)、当該入力信号が有れば(ステップ
M10;YES)、本フローチャートで説明した矢印認
識処理を終了する。なお、終了を指示する入力信号が無
ければ(ステップM10;NO)、再度ステップM4に
戻り、操作入力部22から出力される入力信号の待機状
態に移行する。
M11で決定された拡大率で、表示部28にコマデータ
を拡大表示させる(ステップM9)。そして、CPU2
1は、矢印認識処理の終了を指示する入力信号を監視し
(ステップM10)、当該入力信号が有れば(ステップ
M10;YES)、本フローチャートで説明した矢印認
識処理を終了する。なお、終了を指示する入力信号が無
ければ(ステップM10;NO)、再度ステップM4に
戻り、操作入力部22から出力される入力信号の待機状
態に移行する。
【0213】なお、矢印認識処理は、記事データにも適
用できる。この場合、各頁毎のコマ割りに当たる領域設
定とコマデータに当たる領域データの表示順位が定めら
れる。また、矢印データは書籍データの受信前に設定さ
れているものとしてもよいし、携帯端末20の使用者
が、書籍データの受信後に所望する表示順位で自ら設定
するものとしてもよい。また、受信前に配置された矢印
データを受信後に適宜変更して再配置可能な構成として
もよい。
用できる。この場合、各頁毎のコマ割りに当たる領域設
定とコマデータに当たる領域データの表示順位が定めら
れる。また、矢印データは書籍データの受信前に設定さ
れているものとしてもよいし、携帯端末20の使用者
が、書籍データの受信後に所望する表示順位で自ら設定
するものとしてもよい。また、受信前に配置された矢印
データを受信後に適宜変更して再配置可能な構成として
もよい。
【0214】図26は、上記矢印認識処理に基づく実際
の画面表示例を示す図である。例えば、図26(a)に
示す様に、漫画データAは、表示順に符号を付したコマ
データA1〜A6から構成され、コマデータA1とコマ
データA2の間には、コマデータA1からコマデータA
2へ向かう方向の矢印データY1が配置される。以下、
同様にコマデータA2とコマデータA3間には、矢印デ
ータY2が配置され、コマデータA3とコマデータA4
間には、矢印データY3が配置され、コマデータA4と
コマデータA5間には、矢印データY4が配置され、コ
マデータA5とコマデータA6間には、矢印データY5
が配置される。
の画面表示例を示す図である。例えば、図26(a)に
示す様に、漫画データAは、表示順に符号を付したコマ
データA1〜A6から構成され、コマデータA1とコマ
データA2の間には、コマデータA1からコマデータA
2へ向かう方向の矢印データY1が配置される。以下、
同様にコマデータA2とコマデータA3間には、矢印デ
ータY2が配置され、コマデータA3とコマデータA4
間には、矢印データY3が配置され、コマデータA4と
コマデータA5間には、矢印データY4が配置され、コ
マデータA5とコマデータA6間には、矢印データY5
が配置される。
【0215】漫画データAに対して矢印認識処理が実行
されると、図26(b)に示す様に、まず表示部28に
はコマデータA1が拡大表示される。ここで、コマ送り
キー22cが押下されると、CPU21は矢印データY
1の指示方向を認識し、図26(c)に示す様に、矢印
データY1で示される次回のコマデータA2に切り替わ
り、拡大表示される。更に、コマ送りキー22cが押下
されると、CPU21は矢印データY2の指示方向を認
識し、図26(d)に示す様に、矢印データY2で示さ
れる次回のコマデータA3に切り替わり、拡大表示され
る。
されると、図26(b)に示す様に、まず表示部28に
はコマデータA1が拡大表示される。ここで、コマ送り
キー22cが押下されると、CPU21は矢印データY
1の指示方向を認識し、図26(c)に示す様に、矢印
データY1で示される次回のコマデータA2に切り替わ
り、拡大表示される。更に、コマ送りキー22cが押下
されると、CPU21は矢印データY2の指示方向を認
識し、図26(d)に示す様に、矢印データY2で示さ
れる次回のコマデータA3に切り替わり、拡大表示され
る。
【0216】上述の様に、携帯端末20は、矢印認識処
理を実行することにより、書籍データに含まれる矢印デ
ータを認識し、その矢印方向に従って書籍データを構成
するコマデータや領域データを順次切り替えて表示する
機能を有する。従って、コマデータや領域データの閲読
順位が不規則に配置された書籍データでも、矢印の指示
方向に従って切替表示させることにより、正しい順位で
閲読させることができる。また、必要に応じて適宜矢印
データを再配置することにより、携帯端末20の使用者
は、コマデータや領域データを任意の表示順位に変更で
きる。これにより、より自由度の高い書籍データの表示
制御が可能となる。
理を実行することにより、書籍データに含まれる矢印デ
ータを認識し、その矢印方向に従って書籍データを構成
するコマデータや領域データを順次切り替えて表示する
機能を有する。従って、コマデータや領域データの閲読
順位が不規則に配置された書籍データでも、矢印の指示
方向に従って切替表示させることにより、正しい順位で
閲読させることができる。また、必要に応じて適宜矢印
データを再配置することにより、携帯端末20の使用者
は、コマデータや領域データを任意の表示順位に変更で
きる。これにより、より自由度の高い書籍データの表示
制御が可能となる。
【0217】(コマ割り編集処理)次に、図27を参照
してコマ割り編集処理について説明する。図27は、携
帯端末20が漫画データを受信した後に実行されるコマ
割り編集処理を説明するフローチャートである。
してコマ割り編集処理について説明する。図27は、携
帯端末20が漫画データを受信した後に実行されるコマ
割り編集処理を説明するフローチャートである。
【0218】まず、CPU21は、電子書籍装置1から
送信された漫画データのコマデータまたは記事データの
領域データをRAM24に取り込む(ステップN1)。
次に、CPU21は、取り込んだデータのコマ割りを指
示する入力信号を監視し、操作入力部22から該入力信
号の出力が検知されると(ステップN2)、書籍データ
の各頁のコマ割りを指定する入力信号の待機状態に入
る。
送信された漫画データのコマデータまたは記事データの
領域データをRAM24に取り込む(ステップN1)。
次に、CPU21は、取り込んだデータのコマ割りを指
示する入力信号を監視し、操作入力部22から該入力信
号の出力が検知されると(ステップN2)、書籍データ
の各頁のコマ割りを指定する入力信号の待機状態に入
る。
【0219】ここで、操作入力部22からコマ割りを指
定する入力信号が検知されると(ステップN3)、CP
U21は、入力されたコマ割りの確定を指示する入力信
号を待機する。コマ割りの指定は、1つのコマデータま
たは領域データ単位で行ってもよいし、複数のデータに
対して纏めて行ってもよい。また、表示順位は、コマ割
りが確定された順に自動認識されるが、それとは独立さ
せて各コマデータまたは領域データの表示順位を任意に
入力、設定するものとしてもよい。
定する入力信号が検知されると(ステップN3)、CP
U21は、入力されたコマ割りの確定を指示する入力信
号を待機する。コマ割りの指定は、1つのコマデータま
たは領域データ単位で行ってもよいし、複数のデータに
対して纏めて行ってもよい。また、表示順位は、コマ割
りが確定された順に自動認識されるが、それとは独立さ
せて各コマデータまたは領域データの表示順位を任意に
入力、設定するものとしてもよい。
【0220】ステップN4において、CPU21は、入
力されたコマ割りの確定を指示する入力信号が検知する
と、このコマ割りの対象となる書籍データに予めコマ割
り情報が含まれていたか否かを判定する(ステップN
5)。ここで、書籍データにコマ割り情報が含まれてい
たことが判定された場合(ステップN5;YES)、C
PU21は、そのコマ割り情報をステップN4で確定さ
れたコマ割り情報に更新してRAM24に記憶させる
(ステップN6)。一方、ステップN5において、書籍
データにコマ割り情報が含まれていないことが判定され
た場合(ステップN5;NO)、CPU21は、ステッ
プN4で確定されたコマ割り情報を上記書籍データのコ
マ割り情報としてRAM24に記憶させ、本フローチャ
ートで説明したコマ割り編集処理を終了する。
力されたコマ割りの確定を指示する入力信号が検知する
と、このコマ割りの対象となる書籍データに予めコマ割
り情報が含まれていたか否かを判定する(ステップN
5)。ここで、書籍データにコマ割り情報が含まれてい
たことが判定された場合(ステップN5;YES)、C
PU21は、そのコマ割り情報をステップN4で確定さ
れたコマ割り情報に更新してRAM24に記憶させる
(ステップN6)。一方、ステップN5において、書籍
データにコマ割り情報が含まれていないことが判定され
た場合(ステップN5;NO)、CPU21は、ステッ
プN4で確定されたコマ割り情報を上記書籍データのコ
マ割り情報としてRAM24に記憶させ、本フローチャ
ートで説明したコマ割り編集処理を終了する。
【0221】図28は、上記コマ割り編集処理に基づく
実際の画面表示例を示す図である。例えば、図28
(a)に示す様に、漫画データAは、コマ割りが定めら
れていない複数のコマを有する。この漫画データAに対
して、携帯端末20の使用者が太線枠で囲まれた領域の
コマ割りを指示し、コマ割り編集処理が実行されると、
図28(b)に示す様に、漫画データAは、複数のコマ
データM1〜M6に分割される。この時、前述した様に
各コマデータに表示順位を設定できるものとしてもよ
い。そして、図28(c)に示す様に、指示されたコマ
割りで各コマデータが認識され、コマ送りキー22cの
押下操作に従って切替表示される。
実際の画面表示例を示す図である。例えば、図28
(a)に示す様に、漫画データAは、コマ割りが定めら
れていない複数のコマを有する。この漫画データAに対
して、携帯端末20の使用者が太線枠で囲まれた領域の
コマ割りを指示し、コマ割り編集処理が実行されると、
図28(b)に示す様に、漫画データAは、複数のコマ
データM1〜M6に分割される。この時、前述した様に
各コマデータに表示順位を設定できるものとしてもよ
い。そして、図28(c)に示す様に、指示されたコマ
割りで各コマデータが認識され、コマ送りキー22cの
押下操作に従って切替表示される。
【0222】上述の様に、携帯端末20は、コマ割り編
集処理を実行することにより、操作入力部22から入力
されるコマ割りの指示に従って、書籍データを複数のコ
マデータまたは領域データに分割し、CPU21に認識
させる。従って,携帯端末20の使用者は、予めコマ割
りが為されていない書籍データに所望のコマ割りを施す
ことができ、より自由度の高い表示制御が可能となる。
また、必要に応じて既存のコマ割りを変更することもで
き、使用者の好みに応じた表示制御が可能となる。
集処理を実行することにより、操作入力部22から入力
されるコマ割りの指示に従って、書籍データを複数のコ
マデータまたは領域データに分割し、CPU21に認識
させる。従って,携帯端末20の使用者は、予めコマ割
りが為されていない書籍データに所望のコマ割りを施す
ことができ、より自由度の高い表示制御が可能となる。
また、必要に応じて既存のコマ割りを変更することもで
き、使用者の好みに応じた表示制御が可能となる。
【0223】(四コマ漫画表示処理)次に、図29を参
照して四コマ漫画表示処理について説明する。図29
は、携帯端末20が漫画データを受信した後に実行され
る四コマ漫画表示処理を説明するフローチャートであ
る。前提として、漫画データMは、夫々4個のコマデー
タから構成される2個の独立した四コマ漫画データを有
する。各四コマ漫画データは、コマデータM1〜M4、
及びコマデータM5〜M8の順に表示順位が定められて
いる。
照して四コマ漫画表示処理について説明する。図29
は、携帯端末20が漫画データを受信した後に実行され
る四コマ漫画表示処理を説明するフローチャートであ
る。前提として、漫画データMは、夫々4個のコマデー
タから構成される2個の独立した四コマ漫画データを有
する。各四コマ漫画データは、コマデータM1〜M4、
及びコマデータM5〜M8の順に表示順位が定められて
いる。
【0224】まず、CPU21は、受信した漫画データ
をRAM24に一時的に記憶させる(ステップP1)。
次に、CPU21は、現在設定されているモードを判定
し、現在のモードが「四コマ漫画表示処理」モードに設
定されていることが判定された場合(ステップP2)、
CPU21は、ステップP1で記憶させた漫画データ
が、少なくとも1つの四コマ漫画データを含むか否かを
判定する(ステップP3)。
をRAM24に一時的に記憶させる(ステップP1)。
次に、CPU21は、現在設定されているモードを判定
し、現在のモードが「四コマ漫画表示処理」モードに設
定されていることが判定された場合(ステップP2)、
CPU21は、ステップP1で記憶させた漫画データ
が、少なくとも1つの四コマ漫画データを含むか否かを
判定する(ステップP3)。
【0225】ステップP3において、表示を指示された
漫画データが四コマ漫画データを含むことが判定された
場合(ステップP3;YES)、CPU21は、その四
コマ漫画データの最初と最後のコマデータを検出する
(ステップP4)。なお、同一の漫画データに、複数の
四コマ漫画データが存在する場合には、表示順位の早い
コマデータから構成される四コマ漫画データを優先的に
検出対象とする。なお、ステップP3において、表示を
指示された漫画データが四コマ漫画データを含まないこ
とが判定された場合(ステップP3;NO)、CPU2
1は、図9〜図10を参照して説明した漫画コマ送り表
示処理を実行制御する。
漫画データが四コマ漫画データを含むことが判定された
場合(ステップP3;YES)、CPU21は、その四
コマ漫画データの最初と最後のコマデータを検出する
(ステップP4)。なお、同一の漫画データに、複数の
四コマ漫画データが存在する場合には、表示順位の早い
コマデータから構成される四コマ漫画データを優先的に
検出対象とする。なお、ステップP3において、表示を
指示された漫画データが四コマ漫画データを含まないこ
とが判定された場合(ステップP3;NO)、CPU2
1は、図9〜図10を参照して説明した漫画コマ送り表
示処理を実行制御する。
【0226】ステップP4の終了後、CPU21は、R
AM24内部のカウンタメモリ24aの「n」に1を設
定し(ステップP5)、抽出の対象となる四コマ漫画デ
ータの拡大率と各コマデータの表示部28への表示位置
を決定する(ステップP6)。次に、CPU21は、n
番目の四コマ漫画データを表示部28へ表示させる(ス
テップP7)。すなわち、1巡目のステップP7では、
コマデータM1〜M4から構成される四コマ漫画データ
が一覧表示される。
AM24内部のカウンタメモリ24aの「n」に1を設
定し(ステップP5)、抽出の対象となる四コマ漫画デ
ータの拡大率と各コマデータの表示部28への表示位置
を決定する(ステップP6)。次に、CPU21は、n
番目の四コマ漫画データを表示部28へ表示させる(ス
テップP7)。すなわち、1巡目のステップP7では、
コマデータM1〜M4から構成される四コマ漫画データ
が一覧表示される。
【0227】次に、CPU21は、四コマ漫画表示処理
の終了を指示する入力信号の待機状態に入る(ステップ
P8)。ここで、終了を指示する入力信号が検知される
と(ステップP8;YES)、そのまま四コマ漫画表示
処理を終了するが、終了を指示する入力信号が検知され
ない場合(ステップP8;NO)、CPU21は、四コ
マ漫画データの切替表示を指示する入力信号の監視状態
に移行する(ステップP9)。
の終了を指示する入力信号の待機状態に入る(ステップ
P8)。ここで、終了を指示する入力信号が検知される
と(ステップP8;YES)、そのまま四コマ漫画表示
処理を終了するが、終了を指示する入力信号が検知され
ない場合(ステップP8;NO)、CPU21は、四コ
マ漫画データの切替表示を指示する入力信号の監視状態
に移行する(ステップP9)。
【0228】ステップP9において、四コマ漫画データ
の切替表示を指示する入力信号が検出されると(ステッ
プQ9;YES)、CPU21は、カウンタメモリ24
a内の「n」に1を加算し「n+1」とする(ステップ
P10)。そして、再度ステップP6に戻り、n+1番
目の四コマ漫画データの拡大率と各コマデータの表示位
置を決定する。
の切替表示を指示する入力信号が検出されると(ステッ
プQ9;YES)、CPU21は、カウンタメモリ24
a内の「n」に1を加算し「n+1」とする(ステップ
P10)。そして、再度ステップP6に戻り、n+1番
目の四コマ漫画データの拡大率と各コマデータの表示位
置を決定する。
【0229】一方、ステップP9において、コマデータ
の切替表示を指示する入力信号が検出されない場合(ス
テップP9;NO)、CPU21は、カウンタメモリ2
4a内の「n」から1を減算し「n−1」とする(ステ
ップP11)。そして、再度ステップP6に戻り、n−
1番目の四コマ漫画データの拡大率と各コマデータの表
示位置を決定する。ステップP6〜P11の一連の処理
は、ステップP8において、本四コマ漫画表示処理の終
了を指示する入力が有るまで繰り返し実行される。
の切替表示を指示する入力信号が検出されない場合(ス
テップP9;NO)、CPU21は、カウンタメモリ2
4a内の「n」から1を減算し「n−1」とする(ステ
ップP11)。そして、再度ステップP6に戻り、n−
1番目の四コマ漫画データの拡大率と各コマデータの表
示位置を決定する。ステップP6〜P11の一連の処理
は、ステップP8において、本四コマ漫画表示処理の終
了を指示する入力が有るまで繰り返し実行される。
【0230】図30は、上述した四コマ漫画表示処理に
基づく実際の画面表示例を示す図である。まず、図30
(a)に示す様に、漫画データMは、4個のコマデータ
M1〜M4、及びコマデータM5〜M8から構成される
2個の四コマ漫画データを有する。各四コマ漫画データ
は、四コマで一連の漫画が終結する独立したデータであ
る。なお、四コマ漫画データは、通常四個のコマデータ
から成るが、必ずしも四コマである必要はない。
基づく実際の画面表示例を示す図である。まず、図30
(a)に示す様に、漫画データMは、4個のコマデータ
M1〜M4、及びコマデータM5〜M8から構成される
2個の四コマ漫画データを有する。各四コマ漫画データ
は、四コマで一連の漫画が終結する独立したデータであ
る。なお、四コマ漫画データは、通常四個のコマデータ
から成るが、必ずしも四コマである必要はない。
【0231】まず、図30(b)に示す様な通常のコマ
データM1が表示された状態で、四コマ漫画表示処理モ
ードへの移行が指示されると、図30(c)に示す様
に、表示部28には現在の設定モードを示す「四コマ漫
画一画面表示;ON」なる文字データが表示される。そ
の後、表示部28には、図30(d)に示す様に、最初
の四コマ漫画データを構成するコマデータM1〜M4が
一覧表示される。この一覧表示は、表示領域28aを最
大限有効に活用できる様なコマデータの大きさ及び配置
で行われる。
データM1が表示された状態で、四コマ漫画表示処理モ
ードへの移行が指示されると、図30(c)に示す様
に、表示部28には現在の設定モードを示す「四コマ漫
画一画面表示;ON」なる文字データが表示される。そ
の後、表示部28には、図30(d)に示す様に、最初
の四コマ漫画データを構成するコマデータM1〜M4が
一覧表示される。この一覧表示は、表示領域28aを最
大限有効に活用できる様なコマデータの大きさ及び配置
で行われる。
【0232】例えば、コマデータが4個の場合には、表
示領域28aを十字型に4分割した上で、1番目のコマ
データを右上に、2番目のコマデータを右下に、3番目
のコマデータを左上に、4番目のコマデータを左下に、
夫々配置することにより、1画面に1つの四コマ漫画を
表示する(図30(d)参照)。この図30(d)に示
す表示状態の時に、コマ送りキー22cが押下される
と、画面表示は、図30(e)に示す様に、次の四コマ
漫画データ(コマデータM5〜M8)に切り替え表示さ
れる。
示領域28aを十字型に4分割した上で、1番目のコマ
データを右上に、2番目のコマデータを右下に、3番目
のコマデータを左上に、4番目のコマデータを左下に、
夫々配置することにより、1画面に1つの四コマ漫画を
表示する(図30(d)参照)。この図30(d)に示
す表示状態の時に、コマ送りキー22cが押下される
と、画面表示は、図30(e)に示す様に、次の四コマ
漫画データ(コマデータM5〜M8)に切り替え表示さ
れる。
【0233】上述の様に、携帯端末20は、コマ漫画表
示処理を実行することにより、漫画データに1または複
数の四コマ漫画データが含まれる場合に、その漫画デー
タを独立した四コマ漫画データに分割し、各四コマ漫画
データを夫々別個に表示部28に拡大表示させる機能を
有する。従って、携帯端末20の使用者は、1つの画面
で同時に四個のコマデータを閲読できる利便性を維持し
つつ、各コマデータを可能な限り拡大表示した見易い表
示形態で、四コマ漫画を読むことができる。また、通常
のコマ送りと同様の操作で、四コマ漫画データを順次切
り替えて表示させることができる。
示処理を実行することにより、漫画データに1または複
数の四コマ漫画データが含まれる場合に、その漫画デー
タを独立した四コマ漫画データに分割し、各四コマ漫画
データを夫々別個に表示部28に拡大表示させる機能を
有する。従って、携帯端末20の使用者は、1つの画面
で同時に四個のコマデータを閲読できる利便性を維持し
つつ、各コマデータを可能な限り拡大表示した見易い表
示形態で、四コマ漫画を読むことができる。また、通常
のコマ送りと同様の操作で、四コマ漫画データを順次切
り替えて表示させることができる。
【0234】(連載データ処理)次に、図31を参照し
て連載データ処理について説明する。図31は、携帯端
末20が新聞記事データを受信した後に実行される連載
データ処理を説明するフローチャートである。
て連載データ処理について説明する。図31は、携帯端
末20が新聞記事データを受信した後に実行される連載
データ処理を説明するフローチャートである。
【0235】前提として、漫画データは、連載漫画デー
タの一部であり、前編のデータにも同様に予めコマ割り
とコマデータの表示順位が定められいるものとする。ま
た、以下のフローチャートでは、予め各頁毎にコマ割り
とコマデータの表示順位が定められた漫画データに対し
て連載データ処理を実行した例を説明するが、新聞記事
データに対して実行してもよい。この場合、新聞記事デ
ータは、複数の記事データに分割され、分割領域毎に表
示順位が定められているものとする。
タの一部であり、前編のデータにも同様に予めコマ割り
とコマデータの表示順位が定められいるものとする。ま
た、以下のフローチャートでは、予め各頁毎にコマ割り
とコマデータの表示順位が定められた漫画データに対し
て連載データ処理を実行した例を説明するが、新聞記事
データに対して実行してもよい。この場合、新聞記事デ
ータは、複数の記事データに分割され、分割領域毎に表
示順位が定められているものとする。
【0236】また、本フローチャートを用いた以下の説
明では、携帯端末20の指定により電子書籍装置1から
送信された連載漫画データを「今回の漫画データ」と記
し、その直前の漫画データを「前回の漫画データ」と記
す。
明では、携帯端末20の指定により電子書籍装置1から
送信された連載漫画データを「今回の漫画データ」と記
し、その直前の漫画データを「前回の漫画データ」と記
す。
【0237】まず、CPU21により漫画データを表示
部28へ表示する指示が為されると(ステップQ1)、
CPU21は現在設定されているモードを判定する(ス
テップQ2)。ここで、現在のモードが「連載データ処
理」モードに設定されていることが判定された場合(ス
テップQ2;YES)、CPU21は、ステップQ1で
表示を指示された漫画データに前回の漫画データが有る
か否かを判定する(ステップQ3)。
部28へ表示する指示が為されると(ステップQ1)、
CPU21は現在設定されているモードを判定する(ス
テップQ2)。ここで、現在のモードが「連載データ処
理」モードに設定されていることが判定された場合(ス
テップQ2;YES)、CPU21は、ステップQ1で
表示を指示された漫画データに前回の漫画データが有る
か否かを判定する(ステップQ3)。
【0238】この判定は、連載物の漫画データに予め付
され、連載物であることを識別するための連載識別情報
とその漫画データの受信日時に基づいて行われる。すな
わち、同一の連載識別情報をもつ一連の漫画データは、
受信日時の早い順(時系列)に表示される。
され、連載物であることを識別するための連載識別情報
とその漫画データの受信日時に基づいて行われる。すな
わち、同一の連載識別情報をもつ一連の漫画データは、
受信日時の早い順(時系列)に表示される。
【0239】ステップQ3において、表示を指示された
漫画データに前回の漫画データが有ることが判定された
場合(ステップQ3;YES)、CPU21は、操作入
力部22からの入力信号に基づいて、RAM24内部の
カウンタメモリ24aに負の数値「n」を設定する(ス
テップQ4)。この設定値は、前回の漫画データのコマ
データ数を参照して、CPU21が自動的に算出し設定
してもよい。この場合、例えば前回の漫画データが1〜
3個のコマデータから構成されるものであれば「n=−
1」に設定し、4〜6個であれば「n=−2」に設定す
る等の様に段階的に設定してもよい。また、携帯端末2
0の使用者が直接「n」に当たる数値を入力する等、数
値の設定方法は任意である。
漫画データに前回の漫画データが有ることが判定された
場合(ステップQ3;YES)、CPU21は、操作入
力部22からの入力信号に基づいて、RAM24内部の
カウンタメモリ24aに負の数値「n」を設定する(ス
テップQ4)。この設定値は、前回の漫画データのコマ
データ数を参照して、CPU21が自動的に算出し設定
してもよい。この場合、例えば前回の漫画データが1〜
3個のコマデータから構成されるものであれば「n=−
1」に設定し、4〜6個であれば「n=−2」に設定す
る等の様に段階的に設定してもよい。また、携帯端末2
0の使用者が直接「n」に当たる数値を入力する等、数
値の設定方法は任意である。
【0240】ステップQ4が終了すると、CPU21
は、表示領域28aの縦横長を検出する(ステップQ
5)。次に、CPU21は、検出された表示領域28a
の縦横長に合わせて、n番目のコマデータの縦横長を決
定し(ステップQ6)、そのコマデータを表示部28に
表示させる(ステップQ7)。この表示は、表示領域2
8aに表示可能な範囲で最大限拡大して行われる。
は、表示領域28aの縦横長を検出する(ステップQ
5)。次に、CPU21は、検出された表示領域28a
の縦横長に合わせて、n番目のコマデータの縦横長を決
定し(ステップQ6)、そのコマデータを表示部28に
表示させる(ステップQ7)。この表示は、表示領域2
8aに表示可能な範囲で最大限拡大して行われる。
【0241】なお、ステップQ2において、現在のモー
ドが「連載データ処理」モード以外であることが判定さ
れた場合(ステップQ2;NO)、CPU21は、漫画
コマ送り表示処理(図9〜図10参照)へ移行する。ま
た、表示を指示された漫画データに前回の漫画データが
無いことが判定された場合(ステップQ3;NO)、ス
テップQ4〜Q5の各処理を省略してステップQ6以降
の処理に移行する。
ドが「連載データ処理」モード以外であることが判定さ
れた場合(ステップQ2;NO)、CPU21は、漫画
コマ送り表示処理(図9〜図10参照)へ移行する。ま
た、表示を指示された漫画データに前回の漫画データが
無いことが判定された場合(ステップQ3;NO)、ス
テップQ4〜Q5の各処理を省略してステップQ6以降
の処理に移行する。
【0242】次に、CPU21は、今回の漫画データに
含まれる全てのコマデータの表示が終了したか否かを判
定する(ステップQ8)。この判定は、漫画データに予
め設定されたコマ割り(コマ数)と表示順位の情報に基
づいて為される。ここで、全てのコマデータの表示が終
了した場合(ステップQ8;YES)、CPU21は、
前回の漫画データをRAM24から削除すると共に(ス
テップQ9)、今回の漫画データの中からステップQ4
で設定された−n個分のコマデータを新規にRAM24
に記憶させ(ステップQ10)、本フローチャートで説
明した連載データ処理を終了する。
含まれる全てのコマデータの表示が終了したか否かを判
定する(ステップQ8)。この判定は、漫画データに予
め設定されたコマ割り(コマ数)と表示順位の情報に基
づいて為される。ここで、全てのコマデータの表示が終
了した場合(ステップQ8;YES)、CPU21は、
前回の漫画データをRAM24から削除すると共に(ス
テップQ9)、今回の漫画データの中からステップQ4
で設定された−n個分のコマデータを新規にRAM24
に記憶させ(ステップQ10)、本フローチャートで説
明した連載データ処理を終了する。
【0243】また、ステップQ8において、今回の漫画
データ中に未表示のコマデータが有る場合(ステップQ
8;YES)、CPU21は、操作入力部22から連載
データ処理の終了を指示する信号入力の有無を判定する
(ステップQ11)。ここで、当該信号入力が有れば
(ステップQ11;YES)、本連載データ処理を終了
するが、信号入力が無ければ(ステップQ11;N
O)、CPU21は、表示部28に表示されているコマ
データを次のコマデータに切替表示させる入力信号の有
無を判定する(ステップQ12)。
データ中に未表示のコマデータが有る場合(ステップQ
8;YES)、CPU21は、操作入力部22から連載
データ処理の終了を指示する信号入力の有無を判定する
(ステップQ11)。ここで、当該信号入力が有れば
(ステップQ11;YES)、本連載データ処理を終了
するが、信号入力が無ければ(ステップQ11;N
O)、CPU21は、表示部28に表示されているコマ
データを次のコマデータに切替表示させる入力信号の有
無を判定する(ステップQ12)。
【0244】ステップQ12において、コマデータを切
替表示させる入力信号が検出されると(ステップQ1
2;YES)、CPU21は、カウンタメモリ24a内
の「n」に1を加算し「n+1」とする(ステップQ1
3)。そして、再度ステップQ6に戻り、n+1番目の
コマデータの縦横長を決定する。
替表示させる入力信号が検出されると(ステップQ1
2;YES)、CPU21は、カウンタメモリ24a内
の「n」に1を加算し「n+1」とする(ステップQ1
3)。そして、再度ステップQ6に戻り、n+1番目の
コマデータの縦横長を決定する。
【0245】一方、ステップL12において、コマデー
タの切替表示を指示する入力信号が検出されない場合
(ステップQ12;NO)、CPU21は、カウンタメ
モリ24a内の「n」から1を減算し「n−1」とする
(ステップQ14)。そして、再度ステップQ6に戻
り、n−1番目のコマデータの縦横長を決定する。ステ
ップQ6〜Q14の一連の処理は、ステップQ11にお
いて、本連載データ処理の終了を指示する入力が有るま
で繰り返し実行される。
タの切替表示を指示する入力信号が検出されない場合
(ステップQ12;NO)、CPU21は、カウンタメ
モリ24a内の「n」から1を減算し「n−1」とする
(ステップQ14)。そして、再度ステップQ6に戻
り、n−1番目のコマデータの縦横長を決定する。ステ
ップQ6〜Q14の一連の処理は、ステップQ11にお
いて、本連載データ処理の終了を指示する入力が有るま
で繰り返し実行される。
【0246】図32は、上述した連載データ処理に基づ
く実際の画面表示例を示す図である。まず、図32
(a)に示す様に、今回の漫画データMは、表示順位が
定められた6個のコマデータM1〜M6から構成されて
いる。なお、この漫画データMは、前回の漫画データを
有する連載漫画データである。図32(b)に示す様
に、連載情報処理の実行により、前回の漫画データの表
示が指示されると、携帯端末20の表示部28には、前
回の漫画データ内の最後から2番目のコマデータM−2
が表示される(図32(c)参照)。
く実際の画面表示例を示す図である。まず、図32
(a)に示す様に、今回の漫画データMは、表示順位が
定められた6個のコマデータM1〜M6から構成されて
いる。なお、この漫画データMは、前回の漫画データを
有する連載漫画データである。図32(b)に示す様
に、連載情報処理の実行により、前回の漫画データの表
示が指示されると、携帯端末20の表示部28には、前
回の漫画データ内の最後から2番目のコマデータM−2
が表示される(図32(c)参照)。
【0247】図32(c)に示す表示状態で、コマ送り
キー22cが押下操作されると、画面表示は、図32
(d)に示す様に、前回の漫画データ内の最後尾のコマ
データM−1に切り替えられ、拡大表示される。更に、
コマ送りキー22cが押下操作されると、図32(e)
に示す様に、表示部28には今回の漫画データ内にある
最初のコマデータM1が拡大表示される。
キー22cが押下操作されると、画面表示は、図32
(d)に示す様に、前回の漫画データ内の最後尾のコマ
データM−1に切り替えられ、拡大表示される。更に、
コマ送りキー22cが押下操作されると、図32(e)
に示す様に、表示部28には今回の漫画データ内にある
最初のコマデータM1が拡大表示される。
【0248】上述の様に、携帯端末20は、連載データ
処理を実行することにより、連載物の漫画データをコマ
送り表示する際に、今回の漫画データの表示前に前回の
漫画データの一部または全部を表示させる機能を有す
る。従って、携帯端末20の使用者は、今回の漫画デー
タを読む前に前回の漫画データのあらすじを思い出すこ
とができ、漫画をスムーズに読み進めることができる。
処理を実行することにより、連載物の漫画データをコマ
送り表示する際に、今回の漫画データの表示前に前回の
漫画データの一部または全部を表示させる機能を有す
る。従って、携帯端末20の使用者は、今回の漫画デー
タを読む前に前回の漫画データのあらすじを思い出すこ
とができ、漫画をスムーズに読み進めることができる。
【0249】(視線検出によるコマ送り処理)次に、図
33を参照して、視線検出によるコマ送り処理について
説明する。図33は、携帯端末20が漫画データを受信
した後に実行される視線検出によるコマ送り処理を説明
するフローチャートである。前提として、コマ送りの対
象となる漫画データは、予め頁毎にコマ割りが為され、
各コマデータには表示順位が設定されている。
33を参照して、視線検出によるコマ送り処理について
説明する。図33は、携帯端末20が漫画データを受信
した後に実行される視線検出によるコマ送り処理を説明
するフローチャートである。前提として、コマ送りの対
象となる漫画データは、予め頁毎にコマ割りが為され、
各コマデータには表示順位が設定されている。
【0250】まず、CPU21は、現在の設定モードを
監視し、操作入力部22からの入力信号に基づく視線検
出によるコマ送り処理モードへの移行が検知されると
(ステップR1)、表示部28の縦横長を検出する(ス
テップR2)。次に、CPU21は、RAM24内部の
カウンタメモリ24aの「n」に1を設定し(ステップ
R3)、n番目のコマデータの表示部28への表示サイ
ズを決定する(ステップR4)。
監視し、操作入力部22からの入力信号に基づく視線検
出によるコマ送り処理モードへの移行が検知されると
(ステップR1)、表示部28の縦横長を検出する(ス
テップR2)。次に、CPU21は、RAM24内部の
カウンタメモリ24aの「n」に1を設定し(ステップ
R3)、n番目のコマデータの表示部28への表示サイ
ズを決定する(ステップR4)。
【0251】次に、CPU21は、ステップR2で検出
された表示部28の縦横長と、ステップR4で決定され
たコマデータの表示サイズに従って、表示部28にn番
目のコマデータを表示させる(ステップR5)。次に、
CPU21は、同じ漫画データに含まれるn番目のコマ
データの周辺に位置するコマデータを表示部28に表示
させる(ステップR6)。この表示は、漫画データにお
けるコマデータの配置関係と同様の配置関係で行われ
る。
された表示部28の縦横長と、ステップR4で決定され
たコマデータの表示サイズに従って、表示部28にn番
目のコマデータを表示させる(ステップR5)。次に、
CPU21は、同じ漫画データに含まれるn番目のコマ
データの周辺に位置するコマデータを表示部28に表示
させる(ステップR6)。この表示は、漫画データにお
けるコマデータの配置関係と同様の配置関係で行われ
る。
【0252】次に、CPU21は、視線検出部29に携
帯端末20の使用者の視線を検出させる(ステップR
7)。この視線検出は、視線検出部29の備える発光素
子29aと受光素子29bにより行われる。すなわち、
発光素子29aは、赤外線を発光してその平行光束を使
用者の眼球の前眼部へ投射する。受光素子29bは、角
膜からの反射光による角膜反射像と瞳孔の結像位置を利
用して使用者の注視位置を検出しCPU21へ出力す
る。視線検出後、CPU21は、検出された注視位置が
n番目のコマデータの領域以外のデータ領域内に有るか
否かを判定する(ステップR8)。
帯端末20の使用者の視線を検出させる(ステップR
7)。この視線検出は、視線検出部29の備える発光素
子29aと受光素子29bにより行われる。すなわち、
発光素子29aは、赤外線を発光してその平行光束を使
用者の眼球の前眼部へ投射する。受光素子29bは、角
膜からの反射光による角膜反射像と瞳孔の結像位置を利
用して使用者の注視位置を検出しCPU21へ出力す
る。視線検出後、CPU21は、検出された注視位置が
n番目のコマデータの領域以外のデータ領域内に有るか
否かを判定する(ステップR8)。
【0253】ステップR8において、視線の位置がn番
目のコマデータの領域以外に有る場合(ステップR8;
YES)、CPU21は、視線の位置にあるコマデータ
の表示順位に基づいて、カウンタメモリ24a内の
「n」の値を更新記憶させる(ステップR9)。すなわ
ち、例えば、視線の位置がコマデータM3の位置に有れ
ば、CPU21は、カウンタメモリ24aを「n=3」
に設定し、コマデータM5の位置に有れば、「n=5」
に設定し直す。なお、ステップR8において、視線の位
置がn番目のコマデータの領域内に有る場合(ステップ
R8;NO)、ステップR5に戻り、CPU21は、そ
のままn番目のコマデータの表示を継続する。
目のコマデータの領域以外に有る場合(ステップR8;
YES)、CPU21は、視線の位置にあるコマデータ
の表示順位に基づいて、カウンタメモリ24a内の
「n」の値を更新記憶させる(ステップR9)。すなわ
ち、例えば、視線の位置がコマデータM3の位置に有れ
ば、CPU21は、カウンタメモリ24aを「n=3」
に設定し、コマデータM5の位置に有れば、「n=5」
に設定し直す。なお、ステップR8において、視線の位
置がn番目のコマデータの領域内に有る場合(ステップ
R8;NO)、ステップR5に戻り、CPU21は、そ
のままn番目のコマデータの表示を継続する。
【0254】n値の更新終了後、CPU21は、視線検
出によるコマ送り処理の終了を指示する入力信号の待機
状態に入る(ステップR10)。ここで、終了を指示す
る入力信号が検知されると(ステップP10;YE
S)、そのまま視線検出によるコマ送り処理を終了す
る。一方、終了を指示する入力信号が検知されない場合
(ステップP10;NO)、CPU21は、再度ステッ
プR4に戻り、更新されたn値に対応するn番目のコマ
データの表示サイズを決定し表示させる。ステップR4
〜R10に示した一連の処理は、ステップR10で本視
線検出によるコマ送り処理の終了指示が有るまで繰り返
し実行される。
出によるコマ送り処理の終了を指示する入力信号の待機
状態に入る(ステップR10)。ここで、終了を指示す
る入力信号が検知されると(ステップP10;YE
S)、そのまま視線検出によるコマ送り処理を終了す
る。一方、終了を指示する入力信号が検知されない場合
(ステップP10;NO)、CPU21は、再度ステッ
プR4に戻り、更新されたn値に対応するn番目のコマ
データの表示サイズを決定し表示させる。ステップR4
〜R10に示した一連の処理は、ステップR10で本視
線検出によるコマ送り処理の終了指示が有るまで繰り返
し実行される。
【0255】図34は、上述した視線検出によるコマ送
り処理に基づく実際の画面表示例を示す図である。ま
ず、図34(a)は、視線検出によるコマ送り処理を実
行した際の初期表示状態を示す図である。この図34
(a)では、コマデータM1が表示制御の対象として表
示部28に拡大表示されている。その後、上記ステップ
R7で説明した視線検出処理が実行されると、視線検出
部29は、携帯端末20の使用者の視線を検出する。こ
の時、使用者の視線はコマデータM1内に有るので、図
34(b)に示す様に、コマデータM1の表示位置や表
示サイズは変化しない。
り処理に基づく実際の画面表示例を示す図である。ま
ず、図34(a)は、視線検出によるコマ送り処理を実
行した際の初期表示状態を示す図である。この図34
(a)では、コマデータM1が表示制御の対象として表
示部28に拡大表示されている。その後、上記ステップ
R7で説明した視線検出処理が実行されると、視線検出
部29は、携帯端末20の使用者の視線を検出する。こ
の時、使用者の視線はコマデータM1内に有るので、図
34(b)に示す様に、コマデータM1の表示位置や表
示サイズは変化しない。
【0256】その後、使用者の視線がコマデータM1か
らコマデータM2に移り、視線検出部29がその視線の
位置を検出すると、CPU21は、表示制御の対象をコ
マデータM1からコマデータM2に切り替える。その結
果、図34(c)に示す様に、コマデータM2は、表示
領域28aの中央付近に表示される。なお、上記説明で
は、コマデータを切り替えて表示させる構成としたが、
スクロール表示させてもよい。
らコマデータM2に移り、視線検出部29がその視線の
位置を検出すると、CPU21は、表示制御の対象をコ
マデータM1からコマデータM2に切り替える。その結
果、図34(c)に示す様に、コマデータM2は、表示
領域28aの中央付近に表示される。なお、上記説明で
は、コマデータを切り替えて表示させる構成としたが、
スクロール表示させてもよい。
【0257】上述の様に、携帯端末20は、視線検出に
よるコマ送り処理を実行することにより、使用者の視線
の位置を検出し、その検出結果に基づいてコマデータを
表示制御する機能を有する。従って、携帯端末20の使
用者は、コマデータの拡大表示というコマ送りの利点を
維持して、自らコマ送りの操作をすることなく、自分の
見たいコマデータを表示部28に容易に切り替え表示さ
せることができる。
よるコマ送り処理を実行することにより、使用者の視線
の位置を検出し、その検出結果に基づいてコマデータを
表示制御する機能を有する。従って、携帯端末20の使
用者は、コマデータの拡大表示というコマ送りの利点を
維持して、自らコマ送りの操作をすることなく、自分の
見たいコマデータを表示部28に容易に切り替え表示さ
せることができる。
【0258】なお、上記実施の形態における記述内容
は、本発明に係る電子書籍装置、携帯端末、記憶媒体の
好適な一例であり、これに限定されるものではない。例
えば、書店やコンビニエンスストア等に設置された書籍
データ配信端末(図示略)と電子書籍装置1を有線また
は無線で接続し、書籍データ配信端末に蓄積されている
書籍データをダウンロードしたり、書籍データ配信端末
を介してアクセス可能なホストサーバ30に蓄積された
書籍データをダウンロードすることも可能である。
は、本発明に係る電子書籍装置、携帯端末、記憶媒体の
好適な一例であり、これに限定されるものではない。例
えば、書店やコンビニエンスストア等に設置された書籍
データ配信端末(図示略)と電子書籍装置1を有線また
は無線で接続し、書籍データ配信端末に蓄積されている
書籍データをダウンロードしたり、書籍データ配信端末
を介してアクセス可能なホストサーバ30に蓄積された
書籍データをダウンロードすることも可能である。
【0259】その他、携帯電話の細部構成、及び詳細動
作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲
で適宜変更可能である。
作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲
で適宜変更可能である。
【0260】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、書籍デー
タを構成する各領域データを順次切り替えて表示させる
ことが可能となり、書籍データ内の各領域データを順番
に表示して閲覧できる。このため、同一のページ内に多
数の画像データと文字データが混在する新聞記事や漫画
等でも容易に閲読できる。また、各領域データを表示部
の表示領域に合わせたサイズに変更させながら表示させ
ることが可能となり、表示画面の小さい電子書籍装置で
も文字や画像を見易く表示できる。
タを構成する各領域データを順次切り替えて表示させる
ことが可能となり、書籍データ内の各領域データを順番
に表示して閲覧できる。このため、同一のページ内に多
数の画像データと文字データが混在する新聞記事や漫画
等でも容易に閲読できる。また、各領域データを表示部
の表示領域に合わせたサイズに変更させながら表示させ
ることが可能となり、表示画面の小さい電子書籍装置で
も文字や画像を見易く表示できる。
【0261】請求項2記載の発明によれば、受信した漫
画データの中にコマ領域をはみ出す文字が有る場合であ
っても、その文字を対応するコマ領域に収めて表示させ
ることができる。このため、複数のコマを跨いで記載さ
れた文字でもコマの切れ目で途切れることが無く、常に
文字全体を表示できる。その結果、漫画の閲読が容易に
なる。
画データの中にコマ領域をはみ出す文字が有る場合であ
っても、その文字を対応するコマ領域に収めて表示させ
ることができる。このため、複数のコマを跨いで記載さ
れた文字でもコマの切れ目で途切れることが無く、常に
文字全体を表示できる。その結果、漫画の閲読が容易に
なる。
【0262】請求項3記載の発明によれば、各頁のコマ
割りの縮小表示を見ることにより、現在表示されている
コマデータが頁の全てのコマデータ内のどの位置のもの
であるかと漫画データのコマ送り方向を一目で認識で
き、コマ送りをスムーズに行うことができる。
割りの縮小表示を見ることにより、現在表示されている
コマデータが頁の全てのコマデータ内のどの位置のもの
であるかと漫画データのコマ送り方向を一目で認識で
き、コマ送りをスムーズに行うことができる。
【0263】請求項4記載の発明によれば、所望する数
のコマデータを一度に表示させることが可能となり、一
コマずつ表示させる場合に比べて、使用者は漫画データ
を素早く閲読できる。また、一度に表示されるコマ数を
指定できるため、自分の閲読スピードに合わせて読み易
い表示形態に調整できる。
のコマデータを一度に表示させることが可能となり、一
コマずつ表示させる場合に比べて、使用者は漫画データ
を素早く閲読できる。また、一度に表示されるコマ数を
指定できるため、自分の閲読スピードに合わせて読み易
い表示形態に調整できる。
【0264】請求項5記載の発明によれば、各コマに含
まれる文字数に応じた適当な表示時間で、コマ表示の切
替を自動的に行うことが可能となる。このため、使用者
はコマ送りの操作をすること無く漫画を閲読できる。
まれる文字数に応じた適当な表示時間で、コマ表示の切
替を自動的に行うことが可能となる。このため、使用者
はコマ送りの操作をすること無く漫画を閲読できる。
【0265】請求項6記載の発明によれば、書籍データ
の各頁の特定領域に所望の閲読内容が有る場合に、各頁
内の該当する領域のデータのみを抽出して連続的に表示
させることができる。このため、頁内の全データを表示
させる場合に比べて、閲読に必要な領域を拡大された読
み易い表示形態で表示させることができる。
の各頁の特定領域に所望の閲読内容が有る場合に、各頁
内の該当する領域のデータのみを抽出して連続的に表示
させることができる。このため、頁内の全データを表示
させる場合に比べて、閲読に必要な領域を拡大された読
み易い表示形態で表示させることができる。
【0266】請求項7記載の発明によれば、新聞記事の
閲読中に該新聞記事に対応する見出しを常に表示させる
ことが可能となり、閲読中の記事内容の確認が容易であ
る。
閲読中に該新聞記事に対応する見出しを常に表示させる
ことが可能となり、閲読中の記事内容の確認が容易であ
る。
【0267】請求項8記載の発明によれば、配置された
矢印に従って各コマを切り替えて表示させることが可能
となり、必要に応じてコマの表示順位を変更することが
できる。
矢印に従って各コマを切り替えて表示させることが可能
となり、必要に応じてコマの表示順位を変更することが
できる。
【0268】請求項9記載の発明によれば、予め書籍デ
ータがコマ割りされていない場合でも、各頁を所望の数
に分割し、コマとして認識させることが可能となる。こ
のため、使用者は好みに合わせて表示される順位を適宜
変更させることができる。
ータがコマ割りされていない場合でも、各頁を所望の数
に分割し、コマとして認識させることが可能となる。こ
のため、使用者は好みに合わせて表示される順位を適宜
変更させることができる。
【0269】請求項10記載の発明によれば、書籍デー
タの一つの頁に一連のコマから成る漫画が複数記載され
ている場合に、その内の一つの漫画のみ抽出して表示さ
せることが可能となる。このため、一連のコマを途切れ
ること無く適当なコマ割りで表示でき、より読み易い表
示形態で漫画データを提供できる。
タの一つの頁に一連のコマから成る漫画が複数記載され
ている場合に、その内の一つの漫画のみ抽出して表示さ
せることが可能となる。このため、一連のコマを途切れ
ること無く適当なコマ割りで表示でき、より読み易い表
示形態で漫画データを提供できる。
【0270】請求項11記載の発明によれば、書籍デー
タが連載されている場合において、書籍データを閲読す
る際に前回の書籍データの一部を閲読することが可能と
なり、今回の記載内容が前回の記載内容の続編であるこ
とを確認できる。また、前回の記載内容を思い出すこと
ができ、連載物の書籍データをストーリーに沿ってスム
ーズに読み進めることができる。
タが連載されている場合において、書籍データを閲読す
る際に前回の書籍データの一部を閲読することが可能と
なり、今回の記載内容が前回の記載内容の続編であるこ
とを確認できる。また、前回の記載内容を思い出すこと
ができ、連載物の書籍データをストーリーに沿ってスム
ーズに読み進めることができる。
【0271】請求項12記載の発明によれば、読み手の
視線の動きに応じて中心位置に表示させるコマを順次切
り替えることが可能となる。このため、閲読中のコマが
常に読み易い位置に表示されることになり、読み手のコ
マ送り操作や視線移動の負担を軽減できる。
視線の動きに応じて中心位置に表示させるコマを順次切
り替えることが可能となる。このため、閲読中のコマが
常に読み易い位置に表示されることになり、読み手のコ
マ送り操作や視線移動の負担を軽減できる。
【0272】請求項13記載の発明によれば、受信した
書籍データに編集作業を施す必要が無くそのまま外部へ
送信できる。このため、編集作業に伴う時間や労力を軽
減し効率化を図ることができる。また、紙媒体の書籍を
提供する場合に比べて資源や配送コストを節約できる。
その結果、電子書籍装置の利便性を向上できる。
書籍データに編集作業を施す必要が無くそのまま外部へ
送信できる。このため、編集作業に伴う時間や労力を軽
減し効率化を図ることができる。また、紙媒体の書籍を
提供する場合に比べて資源や配送コストを節約できる。
その結果、電子書籍装置の利便性を向上できる。
【0273】請求項14記載の発明によれば、受信した
書籍データに編集作業を施す必要が無くそのまま外部へ
送信するプログラムをコンピュータ上で実行できる。こ
のため、編集時間や労力を軽減した編集作業の効率化を
図ることができる。また、紙媒体の書籍を提供する場合
に比べて資源や配送コストを節約できる。その結果、電
子書籍装置の利便性を向上できる。
書籍データに編集作業を施す必要が無くそのまま外部へ
送信するプログラムをコンピュータ上で実行できる。こ
のため、編集時間や労力を軽減した編集作業の効率化を
図ることができる。また、紙媒体の書籍を提供する場合
に比べて資源や配送コストを節約できる。その結果、電
子書籍装置の利便性を向上できる。
【図1】電子書籍装置1の回路構成、携帯端末20の回
路構成、及び書籍データ配信センタCに設置されたホス
トサーバ30の回路構成を示すブロック図である。
路構成、及び書籍データ配信センタCに設置されたホス
トサーバ30の回路構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における電子書籍装置1の
概観構成を示す模式図である。
概観構成を示す模式図である。
【図3】電子書籍装置1の受信処理を説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図4】電子書籍装置1の送信処理を説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】電子書籍装置1と携帯端末20の外観構成を示
す図であり、(a)は、電子書籍装置1に携帯端末20
を接続した様子を示す模式図、(b)は、携帯端末20
の外観構成を示す模式図である。
す図であり、(a)は、電子書籍装置1に携帯端末20
を接続した様子を示す模式図、(b)は、携帯端末20
の外観構成を示す模式図である。
【図6】携帯端末20の編集処理を説明するフローチャ
ートである。
ートである。
【図7】携帯端末20のデータ閲覧処理を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図8】図7のデータ閲覧処理の実行時における表示例
を示す図であり、(a)は、電子書籍装置1の画面表示
例を示す図、(b)は、携帯端末20の画面表示例を示
す図である。
を示す図であり、(a)は、電子書籍装置1の画面表示
例を示す図、(b)は、携帯端末20の画面表示例を示
す図である。
【図9】携帯端末20の漫画コマ送り表示処理を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図10】図9の漫画コマ送り表示処理の実行時におけ
る表示例を示す図であり、(a)は、漫画データMの一
例を示す図、(b)〜(e)は、その画面表示状態の遷
移図である。
る表示例を示す図であり、(a)は、漫画データMの一
例を示す図、(b)〜(e)は、その画面表示状態の遷
移図である。
【図11】携帯端末20の広告表示処理を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図12】図11の広告表示処理の実行時における表示
例を示す図であり、(a)は、書籍データSの一例を示
す図、(b)〜(d)は、その画面表示状態の遷移図で
ある。
例を示す図であり、(a)は、書籍データSの一例を示
す図、(b)〜(d)は、その画面表示状態の遷移図で
ある。
【図13】携帯端末20のはみ出し文字の処理を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図14】図13のはみ出し文字の処理の実行時におけ
る表示例を示す図であり、(a)は、漫画データMの一
例を示す図、(b)〜(e)は、その画面表示状態の遷
移図である。
る表示例を示す図であり、(a)は、漫画データMの一
例を示す図、(b)〜(e)は、その画面表示状態の遷
移図である。
【図15】携帯端末20のプレビュー表示処理を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図16】図15のプレビュー表示処理の実行時におけ
る表示例を示す図であり、(a)は、漫画データMの一
例を示す図、(b)〜(d)は、その画面表示状態の遷
移図である。
る表示例を示す図であり、(a)は、漫画データMの一
例を示す図、(b)〜(d)は、その画面表示状態の遷
移図である。
【図17】携帯端末20の指定コマ数表示処理を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図18】図17の指定コマ数表示処理の実行時におけ
る表示例を示す図であり、(a)は、漫画データMの一
例を示す図、(b)〜(d)は、その画面表示状態の遷
移図である。
る表示例を示す図であり、(a)は、漫画データMの一
例を示す図、(b)〜(d)は、その画面表示状態の遷
移図である。
【図19】携帯端末20の自動コマ送り処理を説明する
フローチャートである。
フローチャートである。
【図20】図19の自動コマ送り処理の実行時における
表示例を示す図であり、(a)は、漫画データMの一例
を示す図、(b)〜(e)は、その画面表示状態の遷移
図である。
表示例を示す図であり、(a)は、漫画データMの一例
を示す図、(b)〜(e)は、その画面表示状態の遷移
図である。
【図21】携帯端末20の指定範囲の切替表示処理を説
明するフローチャートである。
明するフローチャートである。
【図22】図21の指定範囲の切替表示処理の実行時に
おける表示例を示す図であり、(a)は、書籍データD
の一例を示す図、(b)〜(e)は、その画面表示状態
の遷移図である。
おける表示例を示す図であり、(a)は、書籍データD
の一例を示す図、(b)〜(e)は、その画面表示状態
の遷移図である。
【図23】携帯端末20の見出しを保持した新聞表示処
理を説明するフローチャートである。
理を説明するフローチャートである。
【図24】図23の見出しを保持した新聞表示処理の実
行時における表示例を示す図であり、(a)は、新聞書
籍データNの一例を示す図、(b)〜(d)は、その画
面表示状態の遷移図である。
行時における表示例を示す図であり、(a)は、新聞書
籍データNの一例を示す図、(b)〜(d)は、その画
面表示状態の遷移図である。
【図25】携帯端末20の矢印認識処理を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図26】図25の矢印認識処理の実行時における表示
例を示す図であり、(a)は、書籍データAの一例を示
す図、(b)〜(d)は、その画面表示状態の遷移図で
ある。
例を示す図であり、(a)は、書籍データAの一例を示
す図、(b)〜(d)は、その画面表示状態の遷移図で
ある。
【図27】携帯端末20のコマ割り編集処理を説明する
フローチャートである。
フローチャートである。
【図28】図27のコマ割り編集処理の実行時における
表示例を示す図であり、(a)は、漫画データMの一例
を示す図、(b)〜(c)は、その画面表示状態の遷移
図である。
表示例を示す図であり、(a)は、漫画データMの一例
を示す図、(b)〜(c)は、その画面表示状態の遷移
図である。
【図29】携帯端末20の四コマ漫画表示処理を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図30】図31の四コマ漫画処理の実行時における表
示例を示す図であり、(a)は、漫画データMの一例を
示す図、(b)〜(e)は、その画面表示状態の遷移図
である。
示例を示す図であり、(a)は、漫画データMの一例を
示す図、(b)〜(e)は、その画面表示状態の遷移図
である。
【図31】携帯端末20の連載データ処理を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図32】図29の連載データ処理の実行時における表
示例を示す図であり、(a)は、漫画データMの一例を
示す図、(b)〜(e)は、その画面表示状態の遷移図
である。
示例を示す図であり、(a)は、漫画データMの一例を
示す図、(b)〜(e)は、その画面表示状態の遷移図
である。
【図33】携帯端末20の視線検出によるコマ送り処理
を説明するフローチャートである。
を説明するフローチャートである。
【図34】図33の視線検出によるコマ送り処理の実行
時における表示例を示す図であり、(a)は、漫画デー
タMの一例を示す図、(b)〜(c)は、その画面表示
状態の遷移図である。
時における表示例を示す図であり、(a)は、漫画デー
タMの一例を示す図、(b)〜(c)は、その画面表示
状態の遷移図である。
1 電子書籍装置 1a,1b 表示パネル 2 CPU 3 入力部 3a モードスイッチ 3b ダイヤル部 3c トラックボールスイッチ 3d 確定キー 4 表示部 5 表示駆動回路 6 ROM 7 内部RAM 7a ワークメモリ 7b 表示レジスタ 7c モードデータメモリ 7d 書籍データ番号メモリ 7e 書籍データメモリ 7f 送信者IDメモリ 7g ダイヤルデータメモリ 8 外部RAM 8a 書籍データメモリ 9 通信I/F部 10 アンテナ部 11 送信部 12 印刷部 20 携帯端末 21 CPU 22 操作入力部 22a モードスイッチ 22b ダイヤル部 22c コマ送りキー 22d 確定キー 22e トラックボールスイッチ 23 着信報知部 24 RAM 24a カウンタメモリ 25 ROM 25a 広告情報メモリ 26 受信部 27 表示制御部 28 表示部 28a 表示領域 29 視線検出部 30 ホストサーバ 31 CPU 31a RAM 32 書籍データROM 33 配信部 34 転送部 40 ネットワーク C 書籍データ配信センタ D 書籍データ D1〜D8 コマデータ M 漫画データ M1〜M6 コマデータ S 書籍データ S1〜S6 コマデータ K1〜K2 広告データ C1〜C2 文字データ T1 見出しデータ G1 画像データ Y1〜Y5 矢印データ A 書籍データ A1〜A6 コマデータ
Claims (14)
- 【請求項1】書籍データが記憶されている記憶手段と、 この記憶手段に記憶された書籍データを構成する複数の
領域データの中から選択された領域データを予め定めた
順番に従って、表示部の表示領域に合わせたサイズに変
更させながら順次切り替えて表示させる切替表示制御手
段と、 を備えることを特徴とする電子書籍装置。 - 【請求項2】各頁毎にコマ割りと表示順位とが定められ
た複数のコマデータから構成される書籍データが記憶さ
れている記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている書籍データを構成する複
数のコマデータを夫々個別の表示対象として検出するコ
マデータ検出手段と、 このコマデータ検出手段により検出された複数のコマデ
ータの内、少なくとも一つのコマデータ内に文字データ
が含まれる場合、該文字データが前記複数のコマデータ
内の何れのコマデータに対応するものであるか判断する
判断手段と、 この判断手段により前記文字データが含まれると判断さ
れたコマデータと対応する前記文字データとの表示サイ
ズが異なるように表示させる表示制御手段と、 を備えることを特徴とする電子書籍装置。 - 【請求項3】各頁毎にコマ割りと表示順位とが定められ
た複数のコマデータから構成される書籍データが記憶さ
れている記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている書籍データを構成する複
数のコマデータを夫々個別の表示対象として検出するコ
マデータ検出手段と、 このコマ検出手段により検出された各コマデータを表示
するとともに、これらコマデータが含まれる頁の全ての
コマデータを前記コマ割りで同時に縮小表示させるコマ
割り表示制御手段と、 を備えることを特徴とする電子書籍装置。 - 【請求項4】各頁毎にコマ割りと表示順位が定められた
複数のコマデータから構成される書籍データが記憶され
ている記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている書籍データを構成する複
数のコマデータを夫々個別の表示対象として検出するコ
マ検出手段と、 表示部の表示画面に同時に表示させたいコマデータの数
を指定するコマ数指定手段と、 このコマ数指定手段により指定されたコマデータの数に
対応した数の前記コマデータを前記表示部の表示画面の
サイズに収まるサイズに変更して表示させる表示制御手
段と、 を備えることを特徴とする電子書籍装置。 - 【請求項5】各頁毎にコマ割りと表示順位が定められた
複数のコマデータから構成される書籍データが記憶され
ている記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている書籍データを構成する複
数のコマデータを夫々個別の表示対象として検出するコ
マ検出手段と、 このコマ検出手段により検出された各コマデータに含ま
れる文字データの数を検出する文字数検出手段と、 この文字数認識手段により認識された文字データの数に
対応したコマデータの表示時間に従って、前記各コマデ
ータを自動的に切り替えて表示させるコマ切替表示制御
手段と、 を備えることを特徴とする電子書籍装置。 - 【請求項6】書籍データが記憶されている記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている書籍データの任意の頁内
における特定の領域データを表示対象として指定する表
示領域指定手段と、 この表示領域指定手段により指定された特定の領域デー
タに対応する位置にある他の頁の領域データを切り替え
て表示させる特定領域表示制御手段と、 を備えることを特徴とする電子書籍装置。 - 【請求項7】見出しデータを含む書籍データが記憶され
ている記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている書籍データの中から見出
しデータを検出する見出し検出手段と、 この見出し検出手段により検出された見出しデータを表
示部に表示させながら、該見出しデータに関連する書籍
データの一部を切り替えて表示させる切替表示制御手段
と、 を備えることを特徴とする電子書籍装置。 - 【請求項8】各頁毎にコマ割りが定められた複数のコマ
データから構成される書籍データが記憶されている記憶
手段と、 この記憶手段に記憶されている書籍データを構成する複
数のコマデータを夫々個別の表示対象として検出するコ
マ検出手段と、 このコマ検出手段により検出された各コマデータ間に表
示順位を指示する矢印データを配置する矢印配置手段
と、 この矢印配置手段により配置された矢印データによって
指示された表示順位で、各コマデータを切り替えて表示
させるコマ切替表示制御手段と、 を備えることを特徴とする電子書籍装置。 - 【請求項9】書籍データが記憶されている記憶手段と、 この記憶手段に記憶された書籍データを、各頁毎に複数
のコマデータに分割するコマ指定入力を行う入力手段
と、 この入力手段により行われたコマ指定入力に従って、前
記記憶手段に記憶されている書籍データにおける分割さ
れた複数のコマデータを、夫々個別の表示対象として検
出するコマ検出手段と、 このコマ検出手段により検出された各コマデータを切り
替えて表示させるコマ切替表示制御手段と、 を備えることを特徴とする電子書籍装置。 - 【請求項10】各頁毎にコマ割りと表示順位とが定めら
れた複数のコマデータから構成される書籍データが記憶
されている記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている書籍データを構成する複
数のコマデータを夫々個別の表示対象として検出するコ
マデータ検出手段と、 このコマデータ検出手段により検出された複数のコマデ
ータの中から、一連の書籍データを検出する書籍データ
検出手段と、 この書籍データ検出手段により検出された一連の書籍デ
ータを切り替えて表示させる表示制御手段と、 を備えることを特徴とする電子書籍装置。 - 【請求項11】各頁毎にコマ割りと表示順位とが定めら
れた複数のコマデータから構成される書籍データが記憶
されている記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている書籍データに対応する前
回の書籍データの有無に基づいて、前記書籍データが連
載物の書籍データであるか否かを判定する連載判定手段
と、 この連載判定手段により前記書籍データが連載物の書籍
データであることが判定された場合に、当該書籍データ
を表示する前に、前記前回の書籍データを構成する複数
のコマデータの中から、少なくとも1つのコマデータを
切り替えて表示させるコマ表示制御手段と、 を備えることを特徴とする電子書籍装置。 - 【請求項12】各頁毎にコマ割りと表示順位とが定めら
れた複数のコマデータから構成される書籍データが記憶
されている記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている書籍データを表示部へ表
示させる表示制御手段と、 この表示制御手段により表示される書籍データに対する
視線を検出する視線検出手段と、 この視線検出手段により検出された視線に基づいて、前
記書籍データを構成する複数のコマデータの中から、前
記表示部に表示させるコマデータを決定するコマデータ
決定手段と、 このコマデータ決定手段により決定されたコマデータを
前記表示部に表示させるコマデータ表示制御手段と、 を備えることを特徴とする電子書籍装置。 - 【請求項13】所定の編集状態に編集された書籍データ
を外部から受信する受信手段と、 この受信手段により受信された書籍データを記憶する記
憶手段と、 この記憶手段に記憶された書籍データを、前記編集状態
を保持して表示させる表示制御手段と、 この表示制御手段により表示された書籍データの全部ま
たは一部を選択する選択手段と、 この選択手段により選択された書籍データを外部へ送信
する送信手段と、 を備えることを特徴とする電子書籍装置。 - 【請求項14】電子化された書籍データを表示制御する
電子書籍装置を制御するためのコンピュータが実行可能
なプログラムを格納した記憶媒体であって、 編集された書籍データを外部から受信するためのプログ
ラムコードと、 受信された書籍データを記憶させるためのプログラムコ
ードと、 記憶された書籍データを前記編集状態を保持して表示さ
せるためのプログラムコードと、 表示された書籍データの全部または一部を選択するため
のプログラムコードと、 選択された書籍データを外部へ送信するためのプログラ
ムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000255870A JP2002183207A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 電子書籍装置、及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000255870A JP2002183207A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 電子書籍装置、及び記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002183207A true JP2002183207A (ja) | 2002-06-28 |
Family
ID=18744584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000255870A Pending JP2002183207A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 電子書籍装置、及び記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002183207A (ja) |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002278540A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-27 | Sony Corp | 画像コンテンツ表示方法及び画像コンテンツ表示装置並びに画像コンテンツ記憶媒体及び画像表示方法及び画像表示装置 |
WO2005055190A1 (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | 表示データ作成装置、表示自動操作データ作成装置、表示データ作成方法、表示自動操作データ作成方法、表示データ作成プログラム、表示自動操作データ作成プログラム、およびこれらプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 |
WO2007069343A1 (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-21 | Core Colors, Inc. | コンテンツ表示方法 |
JP2008071027A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Pentax Corp | 表示装置 |
JP2009187277A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Fujitsu Ltd | 表示装置 |
JP2009213165A (ja) * | 2009-06-15 | 2009-09-17 | Canon Inc | 表示装置、表示装置の制御方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2009258172A (ja) * | 2008-04-11 | 2009-11-05 | Sharp Corp | 画像表示端末、画像表示方法、プログラム、記録媒体および画像コンテンツ作成装置 |
JP2011118659A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Sharp Corp | 情報処理装置、コンピュータプログラム及び記録媒体 |
US8149318B2 (en) | 2003-02-25 | 2012-04-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Reproducing apparatus, image data reproducing method, program, and storage medium |
JP2012133126A (ja) * | 2010-12-21 | 2012-07-12 | Toshiba Corp | 映像表示装置、映像表示方法 |
JP2012529707A (ja) * | 2009-06-10 | 2012-11-22 | スキフ・エルエルシー | 電子装置に小区分の発行コンテンツを提供するためのシステムおよび方法 |
JP2013089199A (ja) * | 2011-10-21 | 2013-05-13 | Fujifilm Corp | 電子コミック編集装置、方法及びプログラム |
WO2013084522A1 (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-13 | シャープ株式会社 | 表示装置、表示装置の制御方法、制御プログラム、および記録媒体 |
JP2013190661A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Ntt Docomo Inc | コンテンツ再生用端末及びコンテンツ再生方法 |
JP2013218131A (ja) * | 2012-04-10 | 2013-10-24 | Panasonic Corp | 画像表示システムおよび画像表示装置 |
US9141693B2 (en) | 2009-05-01 | 2015-09-22 | Sony Corporation | Within an electronic book environment, retrieving and displaying content associated with images or text in the electronic book |
JP6106346B1 (ja) * | 2016-01-27 | 2017-03-29 | 楽天株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 |
JP2019133605A (ja) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及び情報処理プログラム |
WO2021014945A1 (ja) * | 2019-07-23 | 2021-01-28 | エヌエイチエヌ コーポレーション | サーバ、プログラム、方法及びシステム |
JP2021125079A (ja) * | 2020-02-07 | 2021-08-30 | 楽天グループ株式会社 | 広告システム及び広告表示方法 |
-
2000
- 2000-08-25 JP JP2000255870A patent/JP2002183207A/ja active Pending
Cited By (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002278540A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-27 | Sony Corp | 画像コンテンツ表示方法及び画像コンテンツ表示装置並びに画像コンテンツ記憶媒体及び画像表示方法及び画像表示装置 |
US8149318B2 (en) | 2003-02-25 | 2012-04-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Reproducing apparatus, image data reproducing method, program, and storage medium |
WO2005055190A1 (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | 表示データ作成装置、表示自動操作データ作成装置、表示データ作成方法、表示自動操作データ作成方法、表示データ作成プログラム、表示自動操作データ作成プログラム、およびこれらプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 |
WO2007069343A1 (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-21 | Core Colors, Inc. | コンテンツ表示方法 |
JP2008071027A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Pentax Corp | 表示装置 |
US8497889B2 (en) | 2006-09-13 | 2013-07-30 | Pentax Ricoh Imaging Company, Ltd. | Display apparatus |
KR101356434B1 (ko) * | 2006-09-13 | 2014-01-29 | 리코 이메징 가부시키가이샤 | 표시 장치 |
JP2009187277A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Fujitsu Ltd | 表示装置 |
JP2009258172A (ja) * | 2008-04-11 | 2009-11-05 | Sharp Corp | 画像表示端末、画像表示方法、プログラム、記録媒体および画像コンテンツ作成装置 |
US9141693B2 (en) | 2009-05-01 | 2015-09-22 | Sony Corporation | Within an electronic book environment, retrieving and displaying content associated with images or text in the electronic book |
JP2012529707A (ja) * | 2009-06-10 | 2012-11-22 | スキフ・エルエルシー | 電子装置に小区分の発行コンテンツを提供するためのシステムおよび方法 |
JP2009213165A (ja) * | 2009-06-15 | 2009-09-17 | Canon Inc | 表示装置、表示装置の制御方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2011118659A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Sharp Corp | 情報処理装置、コンピュータプログラム及び記録媒体 |
JP2012133126A (ja) * | 2010-12-21 | 2012-07-12 | Toshiba Corp | 映像表示装置、映像表示方法 |
JP2013089199A (ja) * | 2011-10-21 | 2013-05-13 | Fujifilm Corp | 電子コミック編集装置、方法及びプログラム |
WO2013084522A1 (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-13 | シャープ株式会社 | 表示装置、表示装置の制御方法、制御プログラム、および記録媒体 |
JP2013190661A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Ntt Docomo Inc | コンテンツ再生用端末及びコンテンツ再生方法 |
JP2013218131A (ja) * | 2012-04-10 | 2013-10-24 | Panasonic Corp | 画像表示システムおよび画像表示装置 |
JP6106346B1 (ja) * | 2016-01-27 | 2017-03-29 | 楽天株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 |
WO2017130318A1 (ja) * | 2016-01-27 | 2017-08-03 | 楽天株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 |
JP2019133605A (ja) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及び情報処理プログラム |
WO2021014945A1 (ja) * | 2019-07-23 | 2021-01-28 | エヌエイチエヌ コーポレーション | サーバ、プログラム、方法及びシステム |
JP2021018728A (ja) * | 2019-07-23 | 2021-02-15 | エヌエイチエヌ コーポレーション | サーバ、プログラム、方法及びシステム |
JP2021125079A (ja) * | 2020-02-07 | 2021-08-30 | 楽天グループ株式会社 | 広告システム及び広告表示方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002183207A (ja) | 電子書籍装置、及び記憶媒体 | |
US11604579B2 (en) | Mobile communication terminal and information display method thereof | |
KR101688942B1 (ko) | 다중 디스플레이에 기반한 사용자 인터페이스 제공 방법 및 이를 이용하는 이동 단말기 | |
US9432322B2 (en) | Electronic sticky note system, information processing terminal, method for processing electronic sticky note, medium storing program, and data structure of electronic sticky note | |
TWI238348B (en) | Portable information terminal, display control device, display control method, and recording media | |
AU2009233675B2 (en) | Touch screen device, method, and graphical user interface for determining commands by applying heuristics | |
EP2557770B1 (en) | Apparatus and method for performing data capture from a picture displayed by a portable terminal | |
KR20090106755A (ko) | 메모 입력 기능을 제공하는 방법, 단말 및 그 방법을실행하는 프로그램이 기록된 기록매체 | |
JP2000209324A (ja) | 宛先発信制御システムおよび宛先発信制御方法 | |
CN102804182A (zh) | 电子文本的操纵和显示 | |
JP2001084273A (ja) | プレゼンテーション制御システム及び方法、ならびに物理的オブジェクト生成システム | |
CN108351880A (zh) | 图片处理方法、装置、电子设备及图形用户界面 | |
JP2010044520A (ja) | 入力処理装置、入力処理方法、入力処理プログラム、及び携帯端末装置 | |
JP2022546080A (ja) | 情報入力方法、装置及び端末 | |
CN113656026A (zh) | 商品对象信息展示方法及装置 | |
WO2024140582A1 (zh) | 显示方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质 | |
JPH08147138A (ja) | 情報提供装置 | |
JP2001306051A (ja) | 携帯型電子機器 | |
WO2024114143A1 (zh) | 应用界面的显示方法、装置、终端、存储介质及程序产品 | |
JP7500021B1 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム | |
AU2012100655A4 (en) | Touch screen device, method, and graphical user interface for determining commands by applying heuristics | |
JP2002247239A (ja) | 情報提供システム | |
WO2020181550A1 (zh) | 交互方法、柔性电子装置及可读存储介质 | |
JP6682873B2 (ja) | 文書閲覧システムプログラム | |
JP2004199270A (ja) | 携帯端末装置および機能起動プログラム |