JP2002183033A - 電子掲示板システム - Google Patents

電子掲示板システム

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JP2002183033A
JP2002183033A JP2000376200A JP2000376200A JP2002183033A JP 2002183033 A JP2002183033 A JP 2002183033A JP 2000376200 A JP2000376200 A JP 2000376200A JP 2000376200 A JP2000376200 A JP 2000376200A JP 2002183033 A JP2002183033 A JP 2002183033A
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electronic bulletin
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JP2000376200A
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Tetsuya Kako
徹也 加来
Hiroaki Ito
広明 伊藤
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CONNECT CORP
Original Assignee
CONNECT CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、電子掲示板システムにおい
て、サーバにおける発言内容確認の負荷を軽減すること
である。 【解決手段】 発言内容を入力するクライアント端末3
と、その発言内容を受信してインターネット4上に公開
するサーバ2と、から構成される電子掲示板システム1
において、クライアント端末3に発言内容処理部32を
設け、発言内容がサーバ2に到達する前に、その発言内
容が公開に適切であるか否かを判別し、サーバ2は発言
内容が公開に適切であると判別された場合に、その発言
内容をインターネット4に公開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子掲示板システ
ムに係り、詳細には、クライアント端末において入力さ
れた発言内容をネットワーク上に公開する電子掲示板シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、WWW(World Wide Web)上
のサーバを掲示板とみなし、クライアント端末にて入力
された発言内容をサーバの掲示板に掲載する電子掲示板
システムや、これを利用した電子掲示板サービスが提供
され、不特定多数への連絡や情報提供を目的として広く
利用されている。
【0003】従来の電子掲示板システムにおいて、クラ
イアント端末ではウェブブラウザを起動し、URL(Un
iform Resource Locator)を指定してサーバで開設する
電子掲示板サイトにアクセスし、発言内容書込画面を受
信し、この発言内容書込画面上で発言内容を入力し、入
力した発言内容をサーバに送信する。サーバはクライア
ント端末で入力された発言内容を受信すると、この発言
内容を電子掲示板に掲載するための処理を行い、クライ
アント端末のウェブブラウザ上で閲覧可能とする。クラ
イアント端末において電子掲示板を閲覧する際は、サー
バにアクセスして発言内容閲覧画面を取得し、この発言
内容閲覧画面上で、複数のクライアント端末で入力され
た各発言内容を閲覧できる。
【0004】ところで、上述の電子掲示板システムにお
いて、電子掲示板への掲載が適切でない発言内容が書込
まれることがある。電子掲示板への発言内容の掲載や消
去等の処理は、サーバ側で処理されるが、この際、電子
掲示板システムの運営者は受信した発言に不適切な内容
が含まれるか否かを確認し、不適切な発言内容が含まれ
る場合は、その発言内容を削除したり、掲載を拒否し、
或いは受信した発言内容から不適切な発言を除去する。
或いは、これらの不適切な発言の検出及び除去に係る禁
止単語検出プログラムをサーバ側のコンピュータで実行
することにより、不適切な発言を検出し、除去してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子掲
示板システムのユーザ数や発言数が増加すれば、運営者
は発言内容の確認に多大な労力を負うことになり、ま
た、コンピュータを用いて処理する場合にも処理量の増
加により、サーバの負担が著しく大きなものになる。ま
た、電子掲示板で取り上げる話題が多様化すれば、その
発言内容は予測がつきにくく、禁止単語検出プログラム
を用いても不適切な発言を完全に除去できるものではな
かった。
【0006】本発明の課題は、電子掲示板システムにお
いて、サーバにおける発言内容確認の負荷を軽減するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、請求項1記載の発明は、発言内容を入力するク
ライアント端末(例えば、図1に示すクライアント端末
3)と、ネットワーク(例えば、図1に示すインターネ
ット4)を介して接続されたそのクライアント端末から
発言内容を受信してネットワーク上に公開するサーバ
(例えば、図1に示すサーバ2)と、から構成される電
子掲示板システム(例えば、図1に示す電子掲示板シス
テム1)において、前記発言内容がサーバに到達する前
に、その発言内容が公開に適切であるか否かを判別する
判別手段(例えば、図3に示すクライアント端末3の発
言内容判別部32)を設け、前記サーバは、この判別手
段により前記発言内容が公開に適切であると判別された
場合に、その発言内容をネットワーク上に公開する発言
公開手段(例えば、図1に示すウェブサーバ21)を備
えることを特徴としている。
【0008】請求項1記載の発明によれば、クライアン
ト端末で入力された発言内容をサーバ到達前に判別し、
公開に適切であると判別された場合に、その発言内容を
公開するので、公開に不適切な発言はサーバ到達前に除
去される。そのため、サーバで発言内容を確認する必要
がなくなり負荷が軽減する。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の電子掲示板システムにおいて、前記判別手段は、発
言内容を入力するクライアント端末(例えば、図1に示
すクライアント端末3の発言内容判別部32)に設けら
れることを特徴としている。
【0010】ここで、前記クライアント端末3は、JA
VA(登録商標)アプリケーションを実行可能なJAV
A実行環境を備えた携帯電話であることが望ましい。ま
た、前記クライアント端末における発言内容の入力及び
判別手段における発言内容の判別に係る処理は、JAV
Aアプリケーションとして、当該クライアント端末3に
おいて実行可能なプログラムコードの形態で記述された
ものであることが望ましい。
【0011】請求項2記載の発明によれば、クライアン
ト端末で発言内容を判別して、公開に適切な発言内容を
サーバに送信できるので、サーバは発言内容を確認する
必要がなくなり、サーバの負荷が軽減する。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の電
子掲示板システムにおいて、前記クライアント端末は、
公開に不適切な単語のリスト(例えば、図3に示す禁止
単語リスト35a)を予め記憶するリスト記憶手段(例
えば、図3に示す記憶部35)を備え、前記判別手段
は、前記発言内容に前記リスト内に含まれる単語を含む
場合は、その発言内容が公開に不適切であると判別する
ことを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明によれば、禁止単語リ
スト記憶手段に記憶されているリストに基づいて発言内
容の適否を判別するため、不適切な発言をクライアント
端末側で確実に除去できる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項2記載の電
子掲示板システムにおいて、前記ネットワーク上に、公
開に不適切な単語のリストを複数種類記憶するデータベ
ース(例えば、図1に示す禁止単語リスト用データベー
ス22)を設け、前記クライアント端末は、前記データ
ベースから用途に応じたリストをダウンロードするダウ
ンロード手段(例えば、図3に示す制御部31、ウェブ
ブラウザ34、送受信部33)と、このダウンロード手
段によりダウンロードしたリストを記憶するリスト記憶
手段(例えば、図3に示す記憶部35)と、を更に備
え、前記判別手段は、前記発言内容に前記リスト内に含
まれる単語を含む場合は、その発言内容が公開に不適切
であると判別することを特徴としている。
【0015】ここで、データベースはサーバ内の記録媒
体に設けられるか、或いは、サーバまたはクライアント
端末からネットワークを介してアクセス可能な端末の記
録媒体に設けられることが望ましい。
【0016】請求項4記載の発明によれば、クライアン
ト端末はダウンロード手段によって用途に応じたリスト
をダウンロードし、ダウンロードしたリストに基づいて
発言内容を判別できるため、発言内容の多様化や話題に
応じて、リストの内容を容易かつ迅速に変更し、不適切
な発言を除去できる。また、発言内容の判別の際は、用
途に応じたリストを使用するので検索語句の数も減らす
ことができ、効率的な発言制限が実現できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0018】まず構成を説明する。図1は、本実施の形
態の電子掲示板システム1の全体構成を示す図である。
図1に示すように、電子掲示板システム1は、サーバ2
と、クライアント端末3と、がインターネット4を介し
て接続されて構成される。ここで、インターネット4と
は、電話回線、ISDN回線等の公衆回線網、専用回
線、及び移動体通信網を含む各種ネットワークと、これ
らを接続するインターネットサービスプロバイダや移動
体通信の基地局等を含むものとする。
【0019】サーバ2は、本電子掲示板システム1を管
理・運営するための各種処理を行う汎用コンピュータで
あり、インターネット4を介してクライアント端末3や
他のサーバにアクセスするための通信機能を備えたウェ
ブサーバ21と、各種禁止単語リストを記憶した禁止単
語リスト用データベース22と、を備える。
【0020】禁止単語リストとは、インターネット4へ
の公開が不適切であり、本電子掲示板システム1の管理
者によって掲示板への掲載が禁止された単語を複数設定
したリストである。以下の説明において、禁止単語リス
トに設定された単語を禁止単語という。図2は、サーバ
2の禁止単語リスト用データベース22に記憶された複
数種類の禁止単語リストの例を示す図である。
【0021】図2に示すように、禁止単語リスト用デー
タベース22には、未成年用禁止単語リスト22a、成
年用禁止単語リスト22b、…等のように、発言者別、
或いは電子掲示板別に複数種類の禁止単語リストが用意
され、蓄積されている。これらの禁止単語リスト22
a,22b,…は、クライアント端末3からの要求に応じ
て、クライアント端末3に適宜ダウンロードされる。
【0022】ウェブサーバ21は、インターネット4を
介して通信接続された各クライアント端末3との通信機
能を有する。また、電子掲示板をインターネット4へ公
開するための各種処理を実行するための構成として、C
PU、ROM、RAM、通信部、入力部、表示部等(図
示省略)を備える。
【0023】ウェブサーバ21で実行される処理は、ク
ライアント端末3からの要求に応じた禁止単語リスト2
2a,22b,…を禁止単語リスト用データベース22か
ら読出し、該クライアント端末3に送信するリスト送信
処理や、クライアント端末3側で入力され、送信された
掲示板への発言内容データを受信し、受信した発言内容
データを、例えば、HTML(Hyper Text Markup Lang
uage)形式で記述される文書データのような閲覧可能な
形態に変換して電子掲示板に掲載する発言内容掲載処
理、掲示板への発言内容を入力するための入力欄が設け
られた発言内容入力画面データや掲示板を閲覧するため
の閲覧画面データを、クライアント端末3からの要求に
応じて該クライアント端末3へ送信する画面データ送信
処理等を含む。
【0024】次にクライアント端末3の構成を説明す
る。クライアント端末3は、ネットワーク4を介して接
続された各端末にアクセスし、これらの各端末との間で
データを通信する通信機能を備えるとともに、電子掲示
板へ発言内容を入力する入力機能や、取得したデータを
閲覧するための閲覧機能を備えた、例えばパーソナルコ
ンピュータや携帯電話端末等である。
【0025】図3はクライアント端末3を説明する機能
ブロック図である。図3に示すように、クライアント端
末3は上述の機能を実現するため、制御部31、発言内
容判別部32、送受信部33、ウェブブラウザ34、及
び記憶部35、図示しない入力部、図示しない表示部を
備える。
【0026】制御部31は、CPUにより構成され、当
該クライアント端末3における各種処理を実行制御す
る。詳細には、サーバ2へのアクセス、掲示板に掲載さ
れた発言内容の閲覧、禁止単語リストのダウンロード処
理(図5参照)、ユーザにより入力された発言内容の確
認処理(図6参照)、電子掲示板(サーバ2)への発言
内容の送信等の各種処理を実行制御する。
【0027】発言内容判別部32は、CPUにより構成
され、前記制御部31からの発言内容確認処理の開始指
示に応じて発言内容確認処理プログラムを実行し、入力
された発言内容がネットワーク4上での公開に適切であ
るか否かを確認する。
【0028】即ち、入力された発言内容の送信リクエス
トがあると、記憶部35に記憶されている禁止単語リス
ト35aを参照し、発言内容にこの禁止単語リスト35
aに設定された禁止単語が含まれる場合は、公開に適切
でない旨の判別結果を制御部31に渡す。制御部31は
表示部に警告メッセージを表示させ、その発言内容を送
信せずに、発言内容入力画面における発言内容の修正を
促す。
【0029】また、発言内容に禁止単語が含まれなけれ
ば、公開に適切であると判別し、その判別結果を制御部
31に渡す。制御部31は送受信部33を制御して入力
された発言内容をサーバ2に送信する。
【0030】なお、発言内容判別部35は、禁止単語リ
スト35aを用いた禁止単語の照合のみならず、禁止単
語検出プログラムを用いた、一義的に定義されない所定
文字列の検出を行うようにしてもよい。例えば、5桁以
上の連続する数値列を電話番号とみなし、これを禁止単
語として検出したり、その他、個人情報の文字列等も禁
止単語として検出する。
【0031】送受信部33は、クライアント端末3とサ
ーバ2との間で各種データを送受信する。クライアント
端末3がパーソナルコンピュータにより実現されている
場合は、公衆回線網を介してサーバ2にアクセスし、デ
ータを送受信するため、送受信部33はモデムやターミ
ナルアダプタにより構成され、クライアント端末3が携
帯電話やPHS等の移動体通信端末により実現されてい
る場合は、基地局及び公衆回線網を介してサーバ2にア
クセスし、データを送受信するため、送受信部33はア
ンテナや各種通信方式に対応した通信モジュールにより
構成される。
【0032】ウェブブラウザ34は、制御部31の制御
により、HTTP(Hyper Text Transport Protocol)
プロトコルに基づきウェブサーバ21との間で各種デー
タを送受信し、受信したデータを表示画面に表示させ
る。具体的には、ユーザの指示に応じて、サーバ2で開
設している電子掲示板サイトのトップページ、禁止単語
リストのダウンロード画面、発言内容の入力画面、及び
電子掲示板の閲覧画面等をサーバ2から受信して、表示
部に表示する。電子掲示板のトップページには、上記ダ
ウンロード画面、上記入力画面、及び上記閲覧画面への
リンクが貼られ、いずれかのリンクを指定すると、指定
されたリンク先の画面データをサーバ2から取り込み、
表示する。なお、画面の構成は一例であり、これに限定
されるものではない。
【0033】記憶部35は、記憶装置及び記録媒体によ
り構成され、記録媒体には、本クライアント端末3のシ
ステムプログラム(OS)や、各種アプリケーションプ
ログラムが記憶される他、本発明に係る各種処理(ダウ
ンロード処理や発言内容判別処理)を実行するためのプ
ログラム、及びデータが記憶される。
【0034】また、記憶部35は禁止単語リスト35a
を記憶する。この禁止単語リスト35aは、発言内容の
入力の際、或いは、入力に先立ち、サーバ2から予めダ
ウンロードしたもの、或いは、当該クライアント端末3
に予め記憶されたものの何れでもよい。また、この禁止
単語リスト35aは複数種類記憶されているものとして
もよく、複数種類記憶されている場合は、上述の発言内
容判別部32は電子掲示板の種類やユーザの年齢に応じ
て、何れの禁止単語リストを使用するか特定するように
してもよい。
【0035】次に動作を説明する。図4は、本電子掲示
板システム1のサーバ2及びクライアント端末3間にお
ける通信の全体的な流れを説明する図であり、図5はク
ライアント端末3で実行される禁止単語リストダウンロ
ード処理を説明するフローチャートであり、図6はクラ
イアント端末3で実行される発言内容確認処理を説明す
るフローチャートである。
【0036】図5及び図6のフローチャートに示す処理
はプログラムコードの形態でクライアント端末3の記憶
部35に記憶されており、またこのプログラムコードを
含むプログラムをネットワーク等の伝送媒体を介して外
部から受信するものとしてもよい。
【0037】まず、図4及び図5を参照して、本電子掲
示板システム1における禁止単語リストのダウンロード
処理について説明する。まず、クライアント端末3で
は、サーバ2に対して、用途に応じた禁止単語リストの
ダウンロードを要求する(図4の(1))。
【0038】即ち、図5のフローチャートに示すよう
に、クライアント端末3にてウェブブラウザ34が起動
され(ステップS1)、ユーザによりURLが指定され
てサーバ2の電子掲示板サイトにアクセスし、電子掲示
板サイトのトップページが表示された状態で、このトッ
プページに表示される、禁止単語リストのダウンロード
画面へのリンクボタンがクリックされると、クライアン
ト端末3はダウンロード画面をサーバ2から取得し、取
得したダウンロード画面を表示部に表示して、以下、説
明する禁止単語リストのダウンロードに係る処理を行う
(ステップS2)。
【0039】ダウンロード画面には、例えば成年用、未
成年用といった禁止単語リストの使用用途の候補が選択
可能に一覧表示され、いずれかの使用用途が指定され、
ダウンロード開始ボタンの押下等のユーザ操作に基づき
ダウンロード開始指示が入力されると、クライアント端
末3はサーバ2に対して接続要求を行い、同時に指定さ
れた使用用途データもサーバ2に送信する(図4の
(2))。
【0040】サーバ2では、接続要求に応じてそのクラ
イアント端末3に接続し、受信した使用用途データを解
釈する(図4の(3))。また、禁止単語リスト用デー
タベース22から指定された使用用途に応じた最新の禁
止単語リストを読み出し(図4の(4))、読み出した
禁止単語リストをクライアント端末3に送出する(図4
の(5))。禁止単語リストを受信したクライアント端
末3は、その禁止単語リストを記憶部35に格納する
(図4の(6))。
【0041】次に、クライアント端末3において、電子
掲示板に発言内容を書込む際の流れを図4及び図6を参
照して説明する。クライアント端末3のウェブブラウザ
34には発言内容入力画面が表示され、発言内容を書込
めるようになっている。
【0042】ユーザにより発言内容が入力され(ステッ
プS11;図4の(7))、発言内容の送信指示が入力
されると(ステップS12)、クライアント端末3の制
御部31は発言内容判別部32に入力された発言内容を
渡し、発言内容を確認させる。発言内容判別部32で
は、記憶部35に格納されている禁止単語リスト35a
を参照し、この禁止単語リスト35aに含まれる単語
が、入力された発言内容に含まれるか否か確認し(ステ
ップS13;図4の(8))、発言内容に禁止単語が含
まれる場合は(ステップS13;Yes)、その判別結
果を制御部31に渡し、制御部31は禁止単語が含まれ
ている旨の警告メッセージを表示し、入力された発言内
容の修正を促す。
【0043】また、発言内容に禁止単語が含まれない場
合は(ステップS13;No)、その判別結果を制御部
31に渡し、制御部31は送受信部33からその発言内
容をサーバ2に送出する(ステップS15;図4の
(9))。サーバ2は受信した発言内容を電子掲示板に
掲載するための処理を行う(図4の(10))。サーバ
2には不適切な単語を含む発言は到達しないため、サー
バ2側で発言内容を確認する必要はない。
【0044】以上説明したように、本発明の電子掲示板
システム1では、クライアント端末3で入力した発言内
容を、そのクライアント端末3でサーバ2に到達する前
に確認するので、サーバ2は受信した発言内容を逐一確
認する必要がなくなり、発言内容確認のためのサーバ2
の負荷が軽減する。
【0045】また、サーバ2に禁止単語リスト用データ
ベース22を設け、複数の禁止単語リスト22a,22
b,…を記憶し、クライアント端末3は使用用途に応じ
た禁止単語リストをサーバ2に要求してダウンロードす
るので、クライアント端末3はユーザの年齢や使用する
電子掲示板に応じた禁止単語リストを容易に取得でき
る。また、発言内容を確認する際は、用途に応じた禁止
単語リストを用いて禁止単語を検出するので、検索語句
数を減らすことができ、効率のよい発言制限が実現でき
る。
【0046】また、クライアント端末3は必要に応じた
禁止単語リストをその都度ダウンロードすればよいの
で、クライアント端末3の記憶部35の記憶容量を効率
的に使用できる。また、電子掲示板での発言内容の多様
化に伴い、最新の禁止単語リストに容易に置き換えるこ
ともできる。
【0047】なお、上述の実施の形態では、クライアン
ト端末3は電子掲示板の閲覧や電子掲示板への発言内容
の入力、発言内容の確認等の各処理をウェブブラウザ3
4を利用して行うものとしたが、これに限定されるもの
ではなく、例えば、携帯電話JAVAアプリケーション
等、ウェブブラウザ以外の掲示板用アプリケーションに
より実行するようにしてもよい。上記JAVAアプリケ
ーションはサーバ2からダウンロードしたものとしても
よい。
【0048】即ち、上述の実施の形態の電子掲示板シス
テム1において、クライアント端末3をJAVA実行環
境を備えたJAVAアプリケーションを実行可能な携帯
電話によって構成し、上記各処理を掲示板用のJAVA
アプリケーションに従って実行する。上記JAVAアプ
リケーションには、禁止単語リストのダウンロード、発
言内容の入力、及び発言内容の確認(公開に適切である
か否かの判別)に係る各処理が当該携帯電話にて実行可
能なプログラムコードの形態で記述される。
【0049】より具体的には、図5のフローチャートに
おいて、クライアント端末3(携帯電話)は、掲示板用
のJAVAアプリケーションを起動し、その起動時、或
いは起動直後にサーバ2に対して禁止単語リストのダウ
ンロードを要求し、サーバ2は要求に応じた禁止単語リ
ストを禁止単語リスト用データベース22から検索して
クライアント端末3に送信する。クライアント端末3は
取得した禁止単語リストを所定の記憶領域に記憶し、そ
の後、上記JAVAアプリケーションに従って、発言内
容の入力、入力した発言内容の確認等の処理を行い、発
言内容に禁止単語が含まれなければ、その発言内容をサ
ーバ2に送信する。
【0050】また、上述の実施の形態では、発言内容を
入力したクライアント端末3で、その発言内容を確認す
る例を示したが、例えば、クライアント端末3がLAN
等のローカルなネットワークで接続されている場合は、
LANに設けられたサーバにて各クライアント端末3に
おいて入力された発言内容を一括して確認するようにし
てもよい。この場合、LANのサーバの記憶部には禁止
単語リストが格納されており、かつ禁止単語確認処理を
行う禁止単語判別処理部が設けられている。
【0051】また、禁止単語リストは電子掲示板を運営
するサーバ2の禁止単語リスト用データベース22に格
納され、これをダウンロードして使用するようにした
が、例えば、禁止単語リスト用データベース22をサー
バ2とは別体のデータベース管理サーバ内に設け、ユー
ザは、このデータベース管理サーバにアクセスして用途
に適した禁止単語リストをダウンロードするようにして
もよい。
【0052】また、クライアント端末3から禁止単語リ
ストのダウンロード要求があった際に、サーバ2はデー
タベース管理サーバにアクセスし、そのクライアント端
末3への禁止単語リストのダウンロードを要求するよう
にしてもよい。この場合、データベース管理サーバでは
リストのダウンロード依頼を受けると、依頼されたクラ
イアント端末3に禁止単語リストを送信する。
【0053】また、禁止単語リストは、ユーザから指示
された際にダウンロードするようにしてもよいし、サー
バ2にアクセスして発言内容入力画面を要求する際に、
同時に禁止単語リストのダウンロード要求も自動的に送
信し、サーバ2はその要求に応じて、禁止単語リストと
入力画面とをクライアント端末3に送信するようにして
もよい。また、クライアント端末3がウェブブラウザ3
4を利用せず、JAVAアプリケーションによって当該
電子掲示板システム1に係る各処理を実行する場合に
は、禁止単語リストを取得するタイミングは、掲示板用
JAVAアプリケーションの起動時や、そのアプリケー
ションのダウンロード直後としてもよい。
【0054】また、サーバ2において、禁止単語リスト
に新規禁止単語を追加したり、内容を更新した場合は、
その都度、禁止単語リストの更新があったことを電子メ
ール等の報知手段によってクライアント端末3に報知
し、禁止単語リストのダウンロード(更新)を促した
り、更新された禁止単語リストを自動的に送信し、クラ
イアント端末3に格納させるようにしてもよい。
【0055】また、上述の実施の形態では、サーバ2側
では発言内容の確認を行わない例を示したが、クライア
ント端末3側で発言内容の第1の確認を行い、サーバ2
側で受信した発言内容について更に第2の確認を行うよ
うにしてもよい。これにより、クライアント端末3側に
格納された禁止単語リストに含まれない新規の禁止単語
も第2の確認によって検出し、除去できるので、発言内
容の多様化に迅速に対応でき、電子掲示板サービスを円
滑に提供できる。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、クライア
ント端末で入力された発言内容をサーバ到達前に判別
し、公開に適切であると判別された場合に、その発言内
容を公開するので、公開に不適切な発言はサーバ到達前
に除去される。そのため、サーバで発言内容を確認する
必要がなくなり負荷が軽減する。
【0057】請求項2記載の発明によれば、クライアン
ト端末で発言内容を判別して、公開に適切な内容をサー
バに送信できるので、サーバは発言内容を確認する必要
がなくなり、サーバの負荷が軽減する。
【0058】請求項3記載の発明によれば、禁止単語リ
スト記憶手段に記憶されているリストに基づいて発言内
容の適否を判別するため、不適切な発言をクライアント
端末側で確実に除去できる。
【0059】請求項4記載の発明によれば、クライアン
ト端末はダウンロード手段によって用途に応じたリスト
をダウンロードし、ダウンロードしたリストに基づいて
発言内容を判別できるため、発言内容の多様化や話題に
応じて、リストの内容を容易かつ迅速に変更し、不適切
な発言を除去できる。また、発言内容の判別の際は、用
途に応じたリストを使用するので検索語句の数も減らす
ことができ、効率的な発言制限が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の電子掲示板システム1の全体構
成を示す図である。
【図2】禁止単語リスト用データベース22に格納され
る禁止単語リストの種類の例を示す図である。
【図3】クライアント端末3の機能ブロック図である。
【図4】本電子掲示板システム1のサーバ2及びクライ
アント端末3間における通信の全体的な流れを説明する
図である。
【図5】クライアント端末3で実行される禁止単語リス
トダウンロード処理を説明するフローチャートである。
【図6】クライアント端末3で実行される発言内容確認
処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子掲示板システム 2 サーバ 21 ウェブサーバ 22 禁止単語リスト用データベース 3 クライアント端末 31 制御部 32 発言内容判別部 33 送受信部 34 ウェブブラウザ 35 記憶部 4 インターネット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発言内容を入力するクライアント端末と、
    ネットワークを介して接続されたそのクライアント端末
    から発言内容を受信してネットワーク上に公開するサー
    バと、から構成される電子掲示板システムにおいて、 前記発言内容がサーバに到達する前に、その発言内容が
    公開に適切であるか否かを判別する判別手段を設け、 前記サーバは、この判別手段により前記発言内容が公開
    に適切であると判別された場合に、その発言内容をネッ
    トワーク上に公開する発言公開手段を備えることを特徴
    とする電子掲示板システム。
  2. 【請求項2】前記判別手段は、発言内容を入力するクラ
    イアント端末に設けられることを特徴とする請求項1記
    載の電子掲示板システム。
  3. 【請求項3】前記クライアント端末は、公開に不適切な
    単語のリストを予め記憶するリスト記憶手段を備え、 前記判別手段は、前記発言内容に前記リスト内に含まれ
    る単語を含む場合は、その発言内容が公開に不適切であ
    ると判別することを特徴とする請求項2記載の電子掲示
    板システム。
  4. 【請求項4】前記ネットワーク上に、公開に不適切な単
    語のリストを複数種類記憶するデータベースを設け、 前記クライアント端末は、 前記データベースから用途に応じたリストをダウンロー
    ドするダウンロード手段と、 このダウンロード手段によりダウンロードしたリストを
    記憶するリスト記憶手段と、を備え、 前記判別手段は、前記発言内容に前記リスト内に含まれ
    る単語を含む場合は、その発言内容が公開に不適切であ
    ると判別することを特徴とする請求項2記載の電子掲示
    板システム。
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