JP2002182787A - 対面型ノートパソコン - Google Patents

対面型ノートパソコン

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JP2002182787A
JP2002182787A JP2001120729A JP2001120729A JP2002182787A JP 2002182787 A JP2002182787 A JP 2002182787A JP 2001120729 A JP2001120729 A JP 2001120729A JP 2001120729 A JP2001120729 A JP 2001120729A JP 2002182787 A JP2002182787 A JP 2002182787A
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Japan
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display
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screen
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JP2001120729A
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Mitsuko Yoshida
晃子 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノートパソコンの画面表示を反対側から
も見られるようにすると共に移動や携帯にも便利なノー
トパソコンを提供する。 【解決手段】 ノートパソコンの通常のディスプレイの
上端に第二のディスプレイを対面ディスプレイとして蝶
番にて取り付け、使用時には逆V字状にして対面型で使
用し、第二のディスプレイにはさらに保護カバーを蝶番
で取り付けるか、または画面を覆うシャッターを付設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ノートパソコン
(ノート型パーソナルコンピュータ)のディスプレイに
背中合わせに別の対面ディスプレイを装着して、対面で
二人の人が同時に同じ画面を見ることができるようにし
たノートパソコンの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パソコンやゲーム機などにおいて対面型
で画面を見ることができるようにする技術は、たとえば
特開2000−132276号、特開2000−325
659号あるいは特開2001−22294号にて公知
である。
【0003】特開2000−132276号に示される
ノートパソコンは、図7に示すように表裏二つのディス
プレイ9a,9bと、本体ならびにキーボード9cと、
保護カバー9dとを備え、使用時には保護カバー9dを
開き、対面型で使用できるようにしたもので、商談やパ
ソコン教室での生徒への教育などに用いると、いちいち
ディスプレイを反転させて見せる必要がないという効果
があると記載されている。
【0004】特開2000−325659号は、パソコ
ンではないが、図8に示すように対面型のディスプレイ
10a,10bを備えたゲーム機11を開示しており、
コントローラ12a,12bを用いて同一の対戦型ゲー
ムソフトのプレイを楽しむもので、互いに表情や動作を
見ながらゲームを楽しむことができるので、ゲーム機を
利用する人間同士のコミュニケーションが得られるとい
う効果があると記載されている。
【0005】特開2001−22294号は、対面型で
使用することを特に意図するものではないが、いわゆる
ペーパーライクディスプレイとして電子ブックなどで応
用可能な両面ディスプレイ技術を開示するものであり、
前述したパソコンやゲーム機などが技術的に実現可能で
あることの例証として掲げたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の技術
は、たとえば医療機関における対面診断、あるいは一般
の営業マンと顧客との商談などで利用するような場合に
は必ずしも向いていない。すなわち、たとえば医療機関
で医者が患者と対面しながら患者の診断画像などを説明
する場合に、医者が画面を見ながら場合により必要事項
を入力するために好適なディスプレイの画面角度と、パ
ソコンとは縁が遠いことの多い患者が眺めるのに好適な
画面角度とは異なるからである。
【0007】特に、直立した画面を双方から見ている場
合には、医者が患者を観察する目線と患者が画面を見る
目線とが交錯しがちであり、患者に不必要な精神的圧迫
感を与えるおそれがあって、問診などで利用する場合に
は患者から的確な回答が戻ってこない可能性がある。
【0008】また、商談などで利用する場合であって
も、売買側双方とも、手元の紙資料と見比べつつ画面を
眺めることが多いので、画面が垂直であると目線の切替
えに負担がかかり、顧客側をいらだたせる惧れなしとし
ない。
【0009】そこで、この発明は、従来技術の持つ欠点
を解消し、双方の側にとって負担とならない角度でディ
スプレイを見ることのできる対面型ノートパソコン及び
その安定な使用方法を提供することを課題とするもので
ある。
【0010】また、本発明はディスプレイに対する保護
カバーを含めて一体のノートパソコンとして携帯ないし
移動が可能となるような対面型ノートパソコン及びその
簡略な収納方法を提供することを課題とするものであ
る。
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記課
題は、パソコン本体と第一のディスプレイとがヒンジ結
合されてなるノートパソコンにおいて、第一のディスプ
レイの上端に第二のディスプレイの上端部をヒンジ結合
し、パソコン本体から第一のディスプレイに供給される
画像情報をこれらのヒンジまたはコネクタを介して第二
のディスプレイに供給し得るようにすることにより達成
される(請求項1の発明)。
【0011】また、本発明によれば、上記課題は、請求
項1記載の発明において、第二のディスプレイの下端部
に保護カバーをヒンジ結合することにより達成される
(請求項2の発明)。
【0012】また、本発明によれば、上記課題は、請求
項2記載の発明において、第一のディスプレイと第二の
ディスプレイとを逆V字状に開き、保護カバーをパソコ
ン本体から遠ざかるように展伸させて使用することによ
り達成される(請求項3の発明)。
【0013】さらに、本発明によれば、上記課題は、請
求項3記載の発明において、保護カバーをパソコン本体
の下部に折り込むようにして使用することにより達成さ
れる(請求項4の発明)。
【0014】さらに、本発明によれば、上記課題は、請
求項2記載の発明において、保護カバー、第二のディス
プレイ、第一のディスプレイ及びパソコン本体の順に折
り畳んで収納することにより達成される(請求項5の発
明)。
【0015】さらに本発明によれば、請求項1記載の発
明において、第二のディスプレイの画面を覆うことので
きるシャッターを設け、その収納庫を第二のディスプレ
イの上端又は下端に設けることにより達成される(請求
項6の発明)。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の対面型ノートパソ
コンにおける実施の形態を示す斜視図で、キーボードを
備えたパソコン本体(1)からの画像情報を表示する第
一のディスプレイ(2)の上端に、第二のディスプレイ
である対面ディスプレイ(3)が大蝶番5によって背中
合わせの形にヒンジ結合されている。一般的には蝶番の
中空中心軸の内部を通じて、あるいは図示しないコネク
タを介して、パソコン本体(1)からの画像情報は第一
のディスプレイ(2)および第二のディスプレイとして
の対面ディスプレイ(3)に供給される。
【0017】対面ディスプレイ(3)の下端には、小蝶
番(6)を介して保護カバー(4)が取り付けられてい
る。この保護カバー(4)はパソコンの使用時には図2
に示すようにパソコン本体(1)から遠ざかる方向に展
伸させられて使用されるか、あるいは図3に示すように
パソコン本体(1)の下部に折り込むようにして使用さ
れる。
【0018】対面ディスプレイ(3)や保護カバー
(4)が容易に開かないように、大蝶番(5)や小蝶番
(6)は開閉を固めに設定しておくことが望ましい。但
し、保護カバー(4)の接地面(机などに接する面)の
摩擦抵抗を何らかの手段で大きくしておけば、不必要に
対面ディスプレイが開きすぎることはない。図3に示す
使用方法をとれば、保護カバー(4)はパソコン本体
(1)の重量で抑えつけられるので、ディスプレイ
(2)、(3)は安定した形状を保ち得る。
【0019】図4は保護カバー(4)の代わりに対面デ
ィスプレイ(3)の上部に画面保護のための軽量シャッ
ター(7)を取り付けた実施例を示している。この軽量
シャッター(7)は、対面ディスプレイの非使用時に画
面を覆うもので、不用意に画面が傷つけられることを防
ぐものである。
【0020】本発明によるノートパソコンは、図5に示
すように、カバー(4)、第二のディスプレイ(3)、
第一のディスプレイ(2)及びパソコン本体(1)の順
に折り畳んで収納することができるので、移動や携帯に
便利である。
【0021】本発明によるノートパソコンに図4に示す
軽量シャッター(7)およびシャッター収納庫(8)を
取り付ける場合には、図6に示すように、折り畳んだ状
態で軽量シャッター(7)が対面ディスプレイ(3)を
丁度覆うようにし、かつシャッター収納庫(8)がディ
スプレイ(2)、(3)およびパソコン本体(1)の一
部を覆うように、形状や寸法を選定することが望まし
い。
【0022】この場合、シャッター収納庫(8)は、第
二のディスプレイ(3)の下端部に設けることも可能で
ある。いずれにしても、シャッターはディスプレイを覆
った状態においてシャッター収納庫とは反対側の端部と
係合させるための何らかの係合部材を設けるか、あるい
はロールカーテンなどにおいて実施されているように任
意の位置で停止できるような逆止め歯車を備えることが
望ましい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、従来の直立型の両面デ
ィスプレイに比して、画面を見る両者にとって、適切な
角度で画面を見ることが可能となる。
【0024】医者と患者とが対面して見る場合でも、患
者側は目線を下方に向けて見ることになるため、医者と
視線が交錯することがなく、患者は落ちついて画面を見
ることができ、医者側も圧迫感を与えることなしに患者
の顔の表情を観察することが可能となる。
【0025】また、患者側にはキーボードなどが一般的
には不要であるので、対面ディスプレイとしてペーパー
ライクディスプレイのごとく薄く軽量のものを用いれ
ば、往診時や出張時などでも簡単に折り畳んで携帯する
ことが可能である。
【0026】汎用性を考慮すると、パソコン教室などで
行われているように、ノートパソコン2台を相互に接続
して同一のソフトを流す方がトータルコストとしては有
利と考えられるが、医療の現場で用いる場合には、患者
側には本体もキーボードも不要な場合が多いので、ノー
トパソコンとはいえ2台を同時に移動したり携帯したり
することに比べれば、本発明の方が利便性において優っ
ている。
【0027】商談などに用いる場合にも、顧客は自由に
自分の見やすい角度で画面を傾けることができるので、
顧客の満足度が得られやすく、また、手元書類とディス
プレイ画面とを交互に見る場合でも、直立型のものより
も格段に見やすくなるため、いわゆるCS(顧客満足
性)の観点から見て、商談がまとまる可能性が、少なく
とも直立型のものよりは数段高くなる。
【0028】対面ディスプレイとして、パネルタッチに
より情報入力のできるタイプのものを使用すれば、キー
ボード無しで軽量かつ携帯可能な多目的パソコンとして
活用できるなどの多大な効果が期待される。
【0029】なお、本発明においては、ゲーム機として
の可能性を追求するために、パソコン本体あるいは第二
のディスプレイに、外付けのコントローラやキーボード
を接続するためのコネクタを内蔵させることができるこ
とはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の斜視図
【図2】本発明の実施例の使用態様を示す側面図
【図3】本発明の実施例の異なる使用態様を示す側面図
【図4】本発明の異なる実施例の側面図
【図5】本発明の実施例の収納時の側面図
【図6】本発明の異なる実施例の収納時の側面図
【図7】従来技術の実施例の斜視図
【図8】異なる従来技術の実施例の斜視図
【符号の説明】
1 ノートパソコン本体 2 第一のディスプレイ 3 第二のディスプレイ(対面ディスプレイ) 4 保護カバー 5 大蝶番 6 小蝶番 7 シャッター 8 シャッター収納庫

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パソコン本体と第一のディスプレイとが
    ヒンジ結合されてなるノートパソコンにおいて、第一の
    ディスプレイの上端に第二のディスプレイの上端部をヒ
    ンジ結合し、パソコン本体から第一のディスプレイに供
    給される画像情報をこれらのヒンジまたはコネクタを介
    して第二のディスプレイに供給し得るようにしたことを
    特徴とする対面型ノートパソコン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、第二のデ
    ィスプレイの下端部に保護カバーをヒンジ結合すること
    を特徴とする対面型ノートパソコン。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の発明において、第一のデ
    ィスプレイと第二のディスプレイとを逆V字状に開き、
    保護カバーをパソコン本体から遠ざかるように展伸させ
    て使用することを特徴とする対面型ノートパソコン。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の発明において、保護カバ
    ーをパソコン本体の下部に折り込むようにして使用する
    ことを特徴とする対面型ノートパソコン。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の発明において、保護カバ
    ー、第二のディスプレイ、第一のディスプレイ及びパソ
    コン本体の順に折り畳んで収納することを特徴とする対
    面型ノートパソコン。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の発明において、第二のデ
    ィスプレイの画面を覆うことのできるシャッターを設
    け、その収納庫を第二のディスプレイの上端又は下端に
    設けることを特徴とする対面型ノートパソコン。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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