JP2002182501A - 定着装置および定着装置の製造方法および画像形成装置 - Google Patents

定着装置および定着装置の製造方法および画像形成装置

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JP2002182501A
JP2002182501A JP2000377092A JP2000377092A JP2002182501A JP 2002182501 A JP2002182501 A JP 2002182501A JP 2000377092 A JP2000377092 A JP 2000377092A JP 2000377092 A JP2000377092 A JP 2000377092A JP 2002182501 A JP2002182501 A JP 2002182501A
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roller
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fixing device
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JP2000377092A
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English (en)
Inventor
Genichi Yasui
元一 安井
Masanao Ebara
正尚 江原
Hideo Furukawa
英男 古川
Hiroshi Yoshinaga
洋 吉永
Hiroshi Ogawa
博史 小川
Takuya Ejiri
拓也 江尻
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトの片寄りによる定着範囲の変化やベル
トの乗り上げによる定着作業不能状態の発生を防止する
ことが可能な定着装置を提供する。 【解決手段】 記録媒体に担持された未定着画像を定着
する装置であって、一対のローラに掛け回されたベルト
と、上記一対のローラの一つに対向当接して連動可能な
加圧ローラと、上記一つのローラのうちで、加圧ローラ
と対向しない側のローラおよび上記加圧ローラに内蔵さ
れた熱源とを備え、上記ベルトには、上記ローラの軸方
向に沿った幅方向端部にローラの端面と平行して突出す
るブロック体が一体化され、上記ベルトが捲装されるロ
ーラの一つは、他のローラよりも軸長が長く設定され、
軸方向端部がテーパ面とされていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定着装置およびこ
れを用いる画像形成装置に関し、さらに詳しくは、記録
媒体上に担持された未定着画像をベルトを用いて定着す
るため装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンタ、印刷
機等の画像形成装置には、紙などの記録媒体上に転写さ
れて担持されている未定着画像を定着して複写物や印刷
出力とすることがある。定着に用いられる装置には、一
対のローラを対峙させて配置し、一方のローラを加熱ロ
ーラとして用い、他方のローラを記録媒体の加圧ローラ
として用いる構成がある。この構成では、加熱ローラと
加圧ローラとの間のニップ部に記録媒体を挟持させて搬
送しながら加熱ローラからの熱により未定着画像を融着
させて定着する。
【0003】定着に用いられる装置として、上述した構
成とは別に、ローラとベルトとを組み合わせた構成があ
る。この構成では、加熱ローラに代えて、一対のローラ
に掛け回されたベルトを用い、上記ローラの一つには加
圧ローラを対峙させてある。
【0004】一対のローラのうちで、加圧ローラと対峙
する側のローラと協働してベルトを駆動するローラには
ベルトの裏面側から加熱するための熱源が設けられ、加
圧ローラにもベルトの表面を加熱するための熱源が設け
られている。ベルトは、ローラに比べて体積が小さく、
熱容量が小さいので短時間での温度上昇が可能であり、
上述した加熱ローラおよび加圧ローラのみを用いた構成
に比べて始動時での温度立ち上がりが早いという利点が
ある。しかも、加圧ローラでの熱源を加えることにより
ベルトの表裏両面での温度立ち上がりが早められる。
【0005】ベルトの構成として各ローラが熱伝導率の
高いアルミニウムが用いられる場合、ステンレスをロー
ラ表面に接触する基体とし、その表面にシリコンゴムあ
るいはフッ素系樹脂からなる離型層からなるベルト体を
配置した2層構造がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ベルトは、基体となる
ステンレスの厚さが50μm程度ときわめて薄く、ベル
ト体が接合されてベルトとしての強度を保っているが、
次のような問題がある。第1に、掛け回されているロー
ラの軸線が傾いた場合に軸方向での片寄りが発生して定
着範囲がずれてしまう虞がある。これにより、画像の一
部に定着不良を起こした複写物や記録物が得られてしま
う。第2に、片寄りが発生した場合にベルトがローラの
端面に触れるとベルトに作用する張力と端面との間での
摩擦力とによりベルトがローラ周面に乗り上げてしま
い、正規の位置からベルトがずれ、複写物や記録媒体へ
の定着作業ができなくなることがある。
【0007】本発明の目的は、上記従来の定着装置およ
びこれを用いる画像形成装置における問題に鑑み、ベル
トの片寄りによる定着範囲の変化やベルトの乗り上げに
よる定着作業不能状態の発生を防止することが可能な定
着装置およびこれの製造方法およびこの定着装置を用い
る画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
記録媒体に担持された未定着画像を定着する装置であっ
て、一対のローラに掛け回されたベルトと、上記一対の
ローラの一つに対向当接して連動可能な加圧ローラと、
上記一つのローラのうちで、加圧ローラと対向しない側
のローラおよび上記加圧ローラに内蔵された熱源とを備
え、上記ベルトには、上記ローラの軸方向に沿った幅方
向端部にローラの端面と平行して突出するブロック体が
一体化され、上記ベルトが捲装されるローラの一つは、
他のローラよりも軸長が長く設定され、軸方向端部がテ
ーパ面とされていることを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、上記ベルトとブロ
ック体とが、ポリイミド系樹脂を用いた接着剤により接
合されていることを特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明は、上記ベルトに一体
化されているブロック体が、上記ベルトの展張方向の一
部で接合され、その接合位置の位相が上記ベルトの幅方
向端部同士で異ならせてあることを特徴としている。
【0011】請求項4記載の発明は、上記ベルトが展張
方向の一部で接合され、上記ブロック体は上記ベルトの
展張方向の一部で接合され、上記ベルト側と上記ブロッ
ク体側との接合位置の位相が異ならせてあることを特徴
としている。
【0012】請求項5記載の発明は、上記ベルトと上記
ブロック体とが中間部材を介して互いに接合されている
ことを特徴としている。
【0013】請求項6記載の発明は、上記中間部材が、
ベルトの補強および上記ベルトとブロック体との接合部
として用いられることを特徴としている。
【0014】請求項7記載の発明は、上記中間部材とし
て金属の板部材で構成されていることとを特徴としてい
る。
【0015】請求項8記載の発明は、上記中間部材とし
て樹脂製の板部材で構成されていることを特徴としてい
る。
【0016】請求項9記載の発明は、上記中間部材とし
て、ポリイミド系樹脂が用いられることを特徴としてい
る。
【0017】請求項10記載の発明は、一対のローラに
掛け回されたベルトと、上記一対のローラの一つに対向
当接して連動可能な加圧ローラと、上記一つのローラの
うちで、加圧ローラと対向しない側のローラおよび上記
加圧ローラに内蔵された熱源とを備え、記録媒体に担持
された未定着画像を定着する装置の製造方法であって、
上記ベルトの展張長さに応じた長さを有する金属箔の表
面に弾性体層を加硫接着し、上記加硫接着により上記弾
性体層が接合されて内側に位置する上記金属箔を反転さ
せて外側に露呈させ、露呈した金属箔を上記ベルトの幅
方向端部に接合することを特徴としている。
【0018】請求項11記載の発明は、上記弾性体層と
してシリコンゴムまたはフッ素系ゴムが用いられること
を特徴としている。
【0019】請求項12記載の発明は、請求項1乃至9
のうちの一つに記載の定着装置を用いることを特徴とし
ている。
【0020】請求項13記載の発明は、請求項10また
は11記載の製造方法により製造した定着装置を用いる
ことを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図示実施例により、本発明
の実施の形態を説明する。図1は、本発明実施例による
定着装置を適用した画像形成装置の一つを示す図であ
り、同図に示す画像形成装置は、フルカラー画像を形成
可能な複写機あるいはプリンタが用いられる。画像形成
装置には、この他に、受信した画像信号に基づき上述し
た複写機およびプリンタと同様な画像形成処理が可能な
ファクシミリ装置がある。なお、画像形成装置には、上
述したカラー画像を対象とするだけでなく、単一色の画
像を対象とする装置も勿論含まれる。
【0022】図1に示す画像形成装置20は、色分解毎
の画像を同一の中間転写体に順次転写し、紙などのシー
ト状の記録媒体に対して中間転写体上に重畳された画像
を一括転写する方式が用いられている。図1において、
画像形成装置20は、次に挙げる各装置を備えている。
原稿画像に応じた各色毎の画像を形成する作像装置21
C、21Y、21M、21BKと、各作像装置21C、
21Y、21M、21BKに対向して配置された転写装
置22と、各作像装置21C、21Y、21M、21B
Kと転写装置22とが対向する転写領域に各種シート状
媒体を供給するシート状媒体供給手段としての手差しト
レイ23、給紙カセット24、24と、手差しトレイ2
3、給紙カセット24、24から搬送されてきたシート
状媒体を作像装置21C、21Y、21M、21BKに
よる作像のタイミングに合わせて供給するレジストロー
ラ30と、転写領域において転写後のシート状媒体の定
着を行う定着装置1である。
【0023】画像形成装置20は、一般にコピー等に用
いられる普通紙(以下単に普通紙という)と、OHPシ
ートや、カード、ハガキといった90K紙、坪量約10
0g/m2相当以上の厚紙や、封筒等の、用紙よりも熱
容量が大きないわゆる特殊シート(以下単に特殊シート
という)との何れをもシート状媒体として用いることが
可能である。
【0024】各作像装置21C、21Y、21M、21
BKは、それぞれシアン、イエロー、マゼンタ、ブラッ
クの各色の現像を行うものであり、用いるトナーの色が
異なるが、その構成が同様であるから、作像装置21C
の構成を各作像像装置21C、21Y、21M、21B
Kの代表として説明する。作像装置21Cは、静電潜像
担持体としての感光体ドラム25C、感光体ドラム25
Cの回転方向Aに沿って順に配置されている帯電装置2
7C、現像装置26C、クリーニング装置28Cを有
し、帯電装置27Cと現像装置26Cとの間で露光光2
9Cを受ける周知の構成が用いられる。静電潜像担持体
としては、ドラム状の他に、ベルト状とする場合もあ
る。図1に示す画像形成装置20は、転写装置22が斜
めに延在させてあるので、水平方向での転写装置22の
占有スペースを小さくすることができる。
【0025】図2において定着装置1は、トナーを定着
されるシート状媒体を搬送するための無端状の定着ベル
ト2と、定着ベルト2を張架され定着ベルト2を駆動す
る加熱ローラ3及び定着ローラ4と、定着ベルト2を介
して定着ローラ4に対向して配置される加圧ローラ5
と、加熱ローラ3、加圧ローラ5の内部に備えられたヒ
ータ6、7と、定着ベルト2を介して加熱ローラ3に対
向して配置され定着ベルト2の温度を検知する温度検知
手段としてのサーミスタ8とを有している。
【0026】加熱ローラ3は、バネなどの図示しない弾
性体により定着ローラ4から離間させる向きに付勢され
ることにより、定着ベルト2に適当な所定の張力を与え
るようになっている。定着ローラ4は、芯金9と、この
芯金9を被覆する耐熱多孔質の弾性体層10とを有し、
芯金9が、その端軸11により、図示しない駆動手段に
より回転駆動されることで、定着ローラ4が回転駆動さ
れ、加熱ローラ3の従動回転により定着ベルト2が駆動
される。
【0027】加圧ローラ5は、バネなどの図示しない弾
性体により定着ローラ4に圧接する向きに付勢されてい
る。加圧ローラ5は、定着ローラ4の軸心を頂点とし定
着ローラ4の軸心と加熱ローラ3の軸心、加熱ローラ3
の軸心と加圧ローラ5の軸心をそれぞれ結ぶ2本の直線
によって挟まれる角が鋭角をなすように定着ローラ4に
当接されている。これにより、加圧ローラ5が定着ロー
ラ4に対向しない部位で定着ベルト2のみに当接する第
1の定着部Aと、加圧ローラ5が定着ベルト2を介して
定着ローラ4に当接する第2の定着部Bとが形成され、
シート状媒体を挟持すると共に加熱する範囲が構成され
るようになっている。符号12は定着されるシート状媒
体を第1の定着部Aに向けて案内するガイドを、また符
号R1はオフセット防止用オイルの塗布ローラ、符号R
2は余剰オイルのクリーニングローラをそれぞれ示して
いる。
【0028】図3において定着ベルト2は、ニッケル製
あるいはステンレス製などの金属体を用いて厚さが50
〜100μmの基体13と、基体13上に積層された2
00μmのシリコンゴム製等の弾性体からなる離型層1
4とを備えて構成されており、熱容量が小さく、熱応答
性を良好にされている。
【0029】基体13は上述した金属製に代えてポリイ
ミド製等の樹脂製であってもよく、可撓性を考慮すると
厚さは30〜150μm程度であればよい。離型層14
は、シリコンゴムを用いる場合は厚さ50〜300程度
が望ましく、フッ素樹脂系を用いる場合は厚さ10〜5
0μm程度が望ましい。また離型層14はシリコンゴム
の上にフッ素樹脂系を重ねた構成でもよい。定着ベルト
2は瞬時に加熱され、かつ、ホットオフセットを生じな
い程度に、定着領域でベルト表面が自己冷却される特性
が望まれるが、他方では、定着領域において、トナーを
十分に溶かして定着させるのに必要な熱容量を有してい
なければならない。定着ベルト2の上記材質及びその厚
さはこの条件を満たすものである。この場合の自己冷却
とは、定着領域におけるシート状媒体の未定着画像側
に、加熱源がないことにより、定着工程においてベルト
が冷える現象をいう。
【0030】定着ベルト2は、加熱ローラ3定着ローラ
4から離れる方向に付勢されていることにより、3kg
f/片側の張力を与えられている。この張力は、上記付
勢力を調整することにより設定でき、1kgf(9.8
N)〜3kgf(29.4N)の範囲で設定すること
が、良好な定着を行う上で好ましい。加熱ローラ3と加
圧ローラ5とは、それぞれ薄肉円筒状の芯金からなり低
熱容量化が図られている。加熱ローラ3の芯金の径は2
0mm以上30mm以下、かつ同芯金の肉厚は0.3m
m以上2.0mm以下であり、加圧ローラ5の芯金の径
は30mm以上50mm以下、かつ同芯金の肉厚は0.
3mm以上1.5mm以下である。これにより、加熱ロ
ーラ3の熱容量は26cal/°C以下、加圧ローラ5
の熱容量は36cal/°C以下とされている。
【0031】本実施例において、加熱ローラ3の芯金
は、鉄製であり、径を20mm、肉厚を0.7mmとさ
れている。材質は、比熱が小さく、熱伝導率が大きいも
のが好ましく、他にもアルミニウム、銅、ステンレス等
の金属を使用することができる。他にも、鉄製でローラ
径が20mmのときは肉厚を0.7mm〜1.4mmの
範囲、鉄製でローラ径が30mmのときは肉厚を0.3
mm〜0.9mmの範囲、アルミニウム製でローラ径が
30mmのときは肉厚を0.6mm〜1.4mmの範囲
で設定することができる。径が大きいほど肉厚を薄くす
るのは、ローラの軸方向の曲がりを考慮したものであ
る。
【0032】定着ベルト2には、これがローラの軸方向
に位置ずれが起こる現象、いわゆる、軸方向での偏倚を
防止して画像の一部に定着不良が発生するのを防止する
ための構成が設けられている。図3において定着ベルト
2の幅方向端部におけるローラ中心側の面、つまり、定
着ベルト2の裏面側には、ローラの端面を覆うことがで
きるブロック体20が配置されている。ブロック体20
は、定着ベルト2が掛け回される加熱ローラ3および定
着ローラ4の端面に対向し、ローラの端面に突き当たる
ことでローラの幅方向に偏倚するのを規制するために設
けられている。ブロック体20としては、硬度が80H
S(JIS)以下で、定着ベルト2の表層部の硬度より
も高い高度を有するゴムなどの弾性体が用いられ、基体
13の端面に対して耐熱性および剥離強度に優れたポリ
イミド系樹脂、本実施例では、シリコン変性ポリイミド
樹脂を用いた接着剤31によって接合されている。
【0033】基体13の裏面側に位置するブロック体2
0は、定着ベルト2が掛け回されるローラ、本実施例で
は、図3に示すように、加熱ローラ3および定着ローラ
4(図3では、便宜上、定着ローラ4が示されている)
の各ローラにおける軸方向端面に対向して近接すること
ができる位置に位置決めされている。これにより、ブロ
ック体20を一体化された定着ベルト2は、加熱ローラ
3および定着ローラ4に掛け回された場合に各ローラ
3,4の軸方向両端面にそれぞれ対向した状態で近接す
ることができ、定着ベルト2がローラの軸方向に片寄っ
た場合には片寄った側の折り返し端部がローラの軸方向
端面に突き当たるようになっている。なお、接着剤31
は、定着ベルト2の温度により劣化しない場合には耐熱
性に限ることはない。
【0034】定着ベルト2に対してブロック体20を設
置する場合には、ブロック体20の上端面が定着ベルト
2の表層部より上方に突出しない状態で接合されてお
り、ベルト表層部を移動する記録媒体の進行を阻害しな
いようになっている。
【0035】定着ベルト2が捲装されている加熱ローラ
3および定着ローラ4は、図4に示すように、一方の軸
長(図4では定着ローラ4を対象として、軸長を符号L
で示してある)を他方のローラである加熱ローラ3の軸
長L0よりも長くされている。さらに、軸長を長くされ
ている定着ローラ4は、図4(B)に示すように、軸方
向端部が軸端に向かうに従って縮径するテーパ面4Aが
形成されている。
【0036】本実施例は以上のような構成であるから、
定着ベルト2が制作される際にブロック体20も定着ベ
ルト2の基体13に接着剤31を介して接合されること
で定着ベルト2の裏面に一体化される。定着ベルト2に
一体化されたブロック体20は、基体13の側端面を覆
っているので、人の手や指が直接基体13に触れること
がない。この結果、定着ベルト2の組立時や保守時など
において定着ベルト2の基体13によって危害が加わる
のが防止される。
【0037】定着ベルト2は、軸長が異なる加熱ローラ
3および定着ローラ4にそれぞれ捲装されており、軸長
の長い定着ローラ4の端面に接触することで幅方向での
片寄りが阻止される。しかも、定着ベルト2が軸長の長
い定着ローラ4の端面に接触した際には、定着ローラ4
のテーパ面4Aに対向することになるので、厚さ方向の
一部のみが接触するだけであり、軸長が短い方のローラ
と違って接触しにくく、しかも接触範囲が厚さ方向で少
なくなっているので、張力と摩擦とによる乗り上げが抑
制されることになる。これにより、定着ベルト2がロー
ラの端面に突き当たった際にはそれ以上の軸方向での移
動が阻止されるので、定着ベルト2と記録媒体との対向
位置関係が不適正となることがなく、記録媒体上の未定
着画像に対する熱伝達を悪化させないようにできる。ブ
ロック体20は、定着ベルト2の表層部から上方に突出
することもなく、さらには、硬度が定着ベルト表層部よ
りも高く設定されているので、記録媒体の移動を阻害す
ることがないとともに、定着ベルト2がローラの軸方向
に移動してローラ端面に突き当たった際にも不用意に変
形することがない状態を維持することができる。これに
より、定着ベルト2がローラの軸方向に一方に片寄った
場合でもブロック体20がローラ端面に突き当たった際
にブロック体20の形状変形が阻止されることによって
定着ベルト20の偏りを最小限に抑えることができる。
【0038】次に本発明の別の実施形態を説明する。図
5は、定着ベルト2とブロック体(便宜上、符号20’
で示す)との位置関係を示す図であり、同図に示されて
いる実施例は、ブロック体20’の周方向での継ぎ目の
位置を異ならせたことを特徴としている。図5において
ブロック体20’は、定着ベルト2の展張方向(図5で
は、便宜上、展張状態の定着ベルト2が円形で示されて
いる)に沿って定着ベルト2の幅方向各端部の裏面に接
合されているが、定着ベルト2の展張方向の一部がその
端部同士を隣接させるようになっている。これは、定着
ベルト2の長さに対応してブロック体20’の長さが決
められることを考慮したためである。このため、ブロッ
ク体20’は、定着ベルト2の展張方向に沿って定着ベ
ルト2の幅方向各端部に接合され、自身の長手方向端部
同士が各ローラ3,4への定着ベルト2の捲装時に対面
して接合端部が継ぎ目となる。本実施例では、定着ベル
ト2の幅方向各端部における定着ベルト2の展張方向で
継ぎ目となる接合位置が異なる位相となるように接合さ
れている。なお、図5では、接合端部、所謂、ブロック
体20の継ぎ目の位置を明確にするために、便宜上端部
同士が離れた状態で示されているが、実際は端部同士が
当接した状態で定着ベルト2に接合される。
【0039】本実施例は以上のような構成であるから、
定着ベルト2の幅方向でブロック体20’の接合位置が
一致していない。このため、ブロック体20‘は、定着
ベルト2の展張方向において異常な展張力が作用した場
合でも定着ベルト2の展張方向で同じ位置に接合部が設
けられた場合に比べて接合部の端部同士が引き剥がされ
てしまうようなことがなく定着ベルト2との接合強度を
維持することができる。
【0040】図6は、接合部の位置を異ならせる構成の
変形例を示す図であり、同図に示す例では、定着ベルト
2がシームレスでなく継ぎ目がある場合を対象としてい
る。この場合には、ブロック体20’の接合部の位置と
定着ベルト2の接合部2Aとの位置を定着ベルト2の展
張方向で異ならせてある。この構成においても図5に示
した例と同様に、定着ベルト2に異常な展張力などの負
荷が作用した場合には、ブロック体20’および定着ベ
ルト2の接合部が引き剥がされにくくでき、両者の接合
強度を維持することができる。
【0041】次に本発明の実施形態に係る他の実施例に
ついて説明する。図7および図8に示す実施例は、定着
ベルト2とブロック体20とを中間部材を用いて接合す
ることを特徴としている。定着ベルト2は、図3に示し
たように基体13と離型層14とを備え、ブロック体2
0は弾性体で構成されている。このため、定着ベルト2
とブロック体20とは異種材料で構成されているので、
接合する際の接合性に問題が生じる。つまり、両者の間
で共通した接合強度を備えた接着剤を用いることはきわ
めて難しいのが現状である。本実施例では、定着ベルト
2の補強と定着ベルト2およびブロック体20との接合
を容易にするために両者の間に補強部材を兼ねた中間媒
体としての部材を配置するようになっている。
【0042】図7に示す構成においては、中間部材32
がステンレス等の金属製板部材であり、転写ベルト2お
よびブロック体20との寸法関係として、厚さTは転写
ベルト2の厚さT0およびブロック体20の厚さT1に対
して、T1>T>T0の関係とされ、長さに関しては中間
部材32の長さSが転写ベルト2の幅S0およびブロッ
ク体20の長さS1に対し、S1<S<S0の関係とされ
ている。
【0043】本実施例は以上のような構成であるから、
中間部材32がブロック体32と転写ベルト2との間に
配置され、ブロック体20および転写ベルト2に対向す
る面が接合面とされ、その接合面に接着剤が塗布された
プライマ層として用いられる。この結果、転写ベルト2
は中間部材32による下支えにより幅方向端部が補強さ
れ、さらに定着ベルト2と異種材料の関係にあるブロッ
ク体20を接合することでブロック体20を定着ベルト
2に一体化することができる。定着ベルト2およびブロ
ック体20は、これら同士が直接接着されるのでなく、
中間部材32に対する接着であるので、定着ベルト2に
対するブロック体20の接着強度を高めるために異種材
料同士の接着が可能となる特別な接着材料を準備する必
要がなく、コストの上昇を抑制することが可能となる。
【0044】図8は、中間部材(便宜上32’で示す)
の変形例を示す図であり、同図においては、中間部材3
2’として、図7に示した金属材料に代えて樹脂製板部
材が用いられている。中間部材32’として用いられる
樹脂としては、使用される接着剤と接着対象との親和性
を考慮したものが用いられ、図8に示す例ではポリイミ
ド樹脂が用いられている。図8に示す例では、寸法関係
としてはさほど重要視する必要はなく、要は、ブロック
体20との接着親和性および定着ベルト2との接着親和
性が確保できることが重視されている。
【0045】この例によれば、中間部材32’として樹
脂性部材を用いるので、金属の場合に比べて重量を軽減
することができる。これにより、定着ベルト2の幅方向
での撓み変形を少なくしてブロック体20が不用意にロ
ーラ端面に接触しないようにしてローラ周面への定着ベ
ルト2の乗り上げを防止することができる。
【0046】次に本発明の実施形態に係る他の実施例に
ついて説明する。図9は、定着装置、特に、幅方向端部
にベルトの片寄りを防止するためのブロック体20の製
造手順を説明するための模式図であり、図9(A)は、
定着ベルト2に対してブロック体20を一体化する前の
段階を、図9(B)は定着ベルト2にブロック体20を
一体化する段階をそれぞれ示している。図9(A)にお
いて、ブロック体20は、ステンレスを用いた金属箔2
0Aの外表面にシリコンゴムを用いた弾性体層20Bが
加硫接着して構成される。金属箔20Aに弾性体層20
Bが加硫接着されたブロック体20は、金属箔20Aが
弾性体20Bに一体化されて容易に撓むことができる状
態とされる。
【0047】加硫接着された弾性体層20Bは、加硫接
着時の状態から反転されて裏返されることによりブロッ
ク体20の内側に位置され、金属箔20Aが外側に位置
させられる。この状態において金属箔20Aの表面に接
着剤を塗布した上で定着ベルト2の幅方向端部にブロッ
ク体20が接合される。金属箔20Aは定着ベルト2と
ブロック体20の弾性体20Bとの間に位置する中間層
を構成し、この中間層を介して定着ベルト2と異種材料
である弾性体層20Bとが一体化される。
【0048】本実施例によれば、金属箔20Aに弾性体
層20Bが加硫接着されたブロック体20を定着ベルト
2に接合させるだけで、図7および図8に示したよう
に、一々中間部材を設ける必要がない。これにより、片
寄り防止機能をもつブロック体20を備えた定着ベルト
2を簡単な作業により得ることができる。なお上記実施
例では、弾性体層20Bに用いられる材料としてシリコ
ンゴムを挙げたが、フッ素系ゴムを用いることも可能で
ある。
【0049】
【発明の効果】請求項1および2記載の発明によれば、
ベルトの幅方向端部にこれが捲装されるローラの端面に
平行して定着ベルトに接合されているブロック体が設け
られ、かつベルトが捲装されるローラの一つ型のローラ
よりも長くされ、しかも軸長が長いことでベルトに接触
しやすいローラの端部にテーパ面が形成されているの
で、ブロック体がローラの端面に触れることでベルトの
片寄りを軸長の長いローラによって規制することが可能
となる。しかも、ベルトがローラに接触する際には、テ
ーパ面により必要最小限の接触ですませることができる
ので、ベルトとローラ端面との接触を小さくしてベルト
に生じる張力と摩擦とによるベルトの乗り上げを防止す
ることが可能となる。この結果、ベルトの片寄りによる
定着範囲の片寄りを防止して定着不良をなくすことがで
きると共に、ベルトの乗り上げによる定着作業が不能状
態を確実に防止することができる。
【0050】請求項3および4記載の発明によれば、ブ
ロック他およびこれが捲装されるローラの接合部の位置
が互いに異なるように位置決めされているので、異常な
展張力がベルトに作用した場合でもブロック体およびベ
ルトとが引き剥がされにくくすることができるので、濡
ロック体およびベルトの耐久性を向上させて定着不良を
防止することが可能となる。
【0051】請求項5乃至9記載の発明によれば、異種
材料で構成されたブロック体とベルトとの間に接合性お
よび補強のための中間部材が設けられているので、異種
材料同士の接合性を向上させると共にベルト端部での強
度を高めることができる。これにより、ベルトの耐久性
を向上させて定着不良の発生を確実に防止することがで
きる。
【0052】請求項10および11記載の発明によれ
ば、金属箔に弾性体層を加硫接着した後、反転させるだ
けで金属箔を中間層とするブロック体をベルトに接合す
ることができるので、中間層とベルトおよび中間層と弾
性体層とを個別に接合する必要がない。これにより、ブ
ロック体とベルトとの接合行程を簡易化して作業性のよ
い片寄り防止機能を備えたベルトを持つ定着装置を得る
ことが可能となる。
【0053】請求項12記載の発明によれば、ローラに
捲装されているベルトの片寄りお呼びの利上げが防止で
きるので、定着に供される複写物や記録媒体に対する定
着範囲を一定化させて定着不良を防止することができ、
不良画像の発生を防止することが可能となる。
【0054】請求項13記載の発明によれば、作業性を
向上させることで加工コストを上昇させないですむ装置
を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための実施例によ
る定着装置を適用した画像形成装置の一例を説明するた
めの模式図である。
【図2】図1に示した定着装置の全体構成を説明するた
めの模式図である。
【図3】本発明の実施形態に係る一実施例による定着装
置の要部構成であるベルトの構成を示す部分的な断面図
である。
【図4】本発明の実施形態に係る一実施例による定着装
置の要部構成を説明するための図であり、(A)は平面
視、(B)は正面視とする図である。
【図5】本発明の実施形態に係る別実施例の要部構成を
説明するための模式図である。
【図6】図5に示した要部構成に係る変形例を示す模式
図である。
【図7】本発明の実施形態に係る他の実施例の要部構成
を説明するための部分的な断面図である。
【図8】図7に示した要部構成に係る変形例を説明する
ための模式図である。
【図9】本発明の他の実施形態を説明するための手順を
説明するための図であり、(A)はブロック体の製造過
程を、(B)はベルトへの組み付け過程をそれぞれ示し
ている。
【符号の説明】
1 定着装置 2 定着ベルト 2A 継ぎ目に相等する接合部 3 加熱ローラ 4 定着ローラ 5 加圧ローラ 13 定着ベルトの基体 14 定着ベルトの離型層 20,20’ ブロック体 20A 金属箔 20B 弾性体層 31 接着剤 32,32’ 中間部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 英男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 吉永 洋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 小川 博史 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 江尻 拓也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H033 AA23 AA47 BA11 BA12 BA29 BA42 BA43 BA49 BB01 BB13 CA07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に担持された未定着画像を定着す
    る装置であって、 一対のローラに掛け回されたベルトと、 上記一対のローラの一つに対向当接して連動可能な加圧
    ローラと、 上記一つのローラのうちで、加圧ローラと対向しない側
    のローラおよび上記加圧ローラに内蔵された熱源とを備
    え、 上記ベルトには、上記ローラの軸方向に沿った幅方向端
    部にローラの端面と平行して突出するブロック体が一体
    化され、 上記ベルトが捲装されるローラの一つは、他のローラよ
    りも軸長が長く設定され、軸方向端部がテーパ面とされ
    ていることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の定着装置において、 上記ベルトとブロック体とは、ポリイミド系樹脂を用い
    た接着剤により接合されていることを特徴とする定着装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の定着装置におい
    て、 上記ベルトに一体化されているブロック体は、上記ベル
    トの展張方向の一部で接合され、その接合位置の位相が
    上記ベルトの幅方向端部同士で異ならせてあることを特
    徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載の定着装置におい
    て、 上記ベルトは展張方向の一部で接合され、上記ブロック
    体は上記ベルトの展張方向の一部で接合され、上記ベル
    ト側と上記ブロック体側との接合位置の位相が異ならせ
    てあることを特徴と定着装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のうちの一つに記載の定着
    装置において、 上記ベルトと上記ブロック体とは中間部材を介して互い
    に接合されていることを特徴とする定着装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の定着装置において、 上記中間部材は、ベルトの補強および上記ベルトとブロ
    ック体との接合部として用いられることを特徴とする定
    着装置。
  7. 【請求項7】請求項5記載の定着装置おいて、 上記中間部材は金属の板部材で構成されていることとを
    特徴とする定着装置。
  8. 【請求項8】請求項5記載の定着装置において、 上記中間部材は樹脂製の板部材で構成されていることを
    特徴とする定着装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の定着装置において、 上記中間部材は、ポリイミド系樹脂が用いられることを
    特徴とする定着装置。
  10. 【請求項10】一対のローラに掛け回されたベルトと、
    上記一対のローラの一つに対向当接して連動可能な加圧
    ローラと、上記一つのローラのうちで、加圧ローラと対
    向しない側のローラおよび上記加圧ローラに内蔵された
    熱源とを備え、記録媒体に担持された未定着画像を定着
    する装置の製造方法であって、 上記ベルトの展張長さに応じた長さを有する金属箔の表
    面に弾性体層を加硫接着し、 上記加硫接着により上記弾性体層が接合されて内側に位
    置する上記金属箔を反転させて外側に露呈させ、露呈し
    た金属箔を上記ベルトの幅方向端部に接合することを特
    徴とする定着装置の製造方法。
  11. 【請求項11】請求項10記載の製造方法において、 上記弾性体層は、シリコンゴムまたはフッ素系ゴムが用
    いられることを特徴とする定着装置の製造方法。
  12. 【請求項12】請求項1乃至9のうちの一つに記載の定
    着装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】請求項10または11記載の製造方法に
    より製造した定着装置を用いることを特徴とする画像形
    成装置。
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