JP2002182301A - 携帯用ストロボ電源供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯用ストロボ電源供給装置のバッテリ交換
を容易にすると同時にバッテリを所定の位置に位置決め
する。 【解決手段】 携帯用ストロボ電源供給装置本体とバッ
テリとの間にワンタッチ係止手段を設けてバッテリを着
脱自在に構成すると共に、装置本体とバッテリとの合わ
せ面相互間に互いに係合し合うことによりバッテリの位
置決めをする凹凸形状の位置決め手段を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はカメラのストロボ電
源に電力を供給する携帯用ストロボ電源供給装置に関
し、特にバッテリの位置決め構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の携帯用ストロボ電源供給装置は、
図７に示すようにバッテリ３１が装置本体３２内に固定
されていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の携帯用ストロボ電源供給装置はバッテリ３１が装置
本体３２内に固定されているためにバッテリを交換する
ことが容易ではないという問題があった。また、携帯用
ストロボ電源供給装置本体３１に対してバッテリ３１を
着脱自在に構成した場合は、バッテリの位置決めを確実
にする必要があった。

【０００４】よって本発明は、前記従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、バッテリの交換を容易にすると
共に、バッテリの位置決めが容易かつ簡単に行なえる携
帯用ストロボ電源供給装置の提供を目的とする。

【０００５】

【発明が解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る請求項１の発明は、カメラのストロボ電
源に電力を供給する携帯用ストロボ電源供給装置におい
て、携帯用ストロボ電源供給装置本体とバッテリとを分
離してその相互間を着脱自在に構成すると共に、該携帯
用ストロボ電源供給装置本体の側面とバッテリの背面と
の相互間に互いに係合し合ってバッテリの位置決めをす
る位置決め手段を形成したことを特徴とする。

【０００６】請求項１の発明によれば、バッテリを着脱
自在に構成したことによりバッテリの着脱が容易になる
と共に、バッテリと装置本体との相互間に位置決め手段
を設けたことによりバッテリの装着が確実になる。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図１から図６は本発明の実施の形態
に係り、図１はストロボ電源供給装置の全体を示す斜視
図、図２は装置本体の斜視図、図３はストロボ電源供給
装置本体(以下装置本体という）の側面図、図４はバッ
テリの斜視図、図５は装置本体にバッテリを装着した断
面図、図６はバッテリ装着操作を示す図である。

【０００８】本発明のストロボ電源供給装置は、図１に
示すように装置本体１の側面に対してバッテリ２を着脱
自在に構成したものである。図２及び図３に示すよう
に、装置本体１側のバッテリ装着部３は凹状に形成し、
その下辺に装着深さの略１／２幅の受け部４を突出形成
し、その内面に本体側面に沿った係止用突起５を形成し
ている。

【０００９】また、バッテリ装着部３の上辺には係止手
段として係止爪６を有する摺動ボタン７が設けられ、こ
の摺動ボタン７はバネ７ａの弾性力にて装着部３の内側
に突出する方向に付勢され、矢印にて示す上下方向に摺
動が可能となっている。

【００１０】そしてバッテリ装着部３の下辺の受け部４
には底壁面３ａに沿った細長の係止用突起５が形成さ
れ、更に底壁面３ａには位置決め手段として長方形の位
置決め突部１２が２カ所に設けられ、一方、図４に示す
ように底壁面３ａに対向するバッテリ２側の面に、前記
位置決め突部１２に係合する長方形の位置決め凹部１３
が２カ所に形成しされ、下面には前記装置本体１側の係
止用突起５に係合する下部係止溝９が、上面には装置本
体１側の摺動ボタン７の係止爪６が係合する上部係止溝
１０が形成されている。

【００１１】この構成の携帯用ストロボ電源供給装置
は、装置本体１にバッテリ２を装着するに際して、図６
（ａ）にてバッテリ２下端を装置本体１の受け部４に掛
け、図（ｂ）にてバッテリ２の下部係止溝９を装置本体
１側の係止用突起５に係止させると同時にバッテリ２上
端のア−ル部８を装置本体１側の係止爪６に当接させ、
図（ｃ）にてバッテリ２を更に押し込むことにり係止爪
６はバッテリ２のア−ル面８に押されて後退し、図
（ｄ）にてバッテリ２を奥まで押し込むことにより突部
１２に凹部１３が係合して位置決めされ、上部係止溝１
０が装置本体１側の係止爪６の位置に進んだところで係
止爪６がバネ１６の弾性力にて自動的に前進し、バッテ
リ２の上部係止溝１０にワンタッチで係止される。

【００１２】また、バッテリ２を外す場合は、摺動ボタ
ン７を指先で上方に移動させるだけで引き抜くことがで
きる。

【００１３】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、バ
ッテリの上下端に係止手段を設け、装置本体に対してバ
ッテリを着脱自在に構成したことにより、バッテリの着
脱が容易になると共に、装置本体とバッテリとの合わせ
面相互間に位置決め手段を設けたことによりバッテリを
所定の位置にかつ確実に装着することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態に係るストロボ電源供給装
置の全体を示す斜視図。

【図２】装置本体の斜視図。

【図３】ストロボ電源供給装置本体の側面図。

【図４】バッテリの斜視図。

【図５】（ａ）装置本体にバッテリを装着した断面図。

【図６】バッテリ装着操作を示す図。

【図７】従来の携帯用ストロボ電源供給装置のバッテリ
を示す斜視図。

【符号の説明】

１ 装置本体 ２ バッテリ ３ バッテリ装着部 ４ 受け部 ５ 係止用突起 ６ 係止爪 ７ 摺動ボタン ８ ア−ル面 ９ 下部係止溝 １０ 上部係止溝 １２ 位置決め突部 １３ 位置決め凹部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 カメラのストロボ電源に電力を供給する
   携帯用ストロボ電源供給装置において、携帯用ストロボ
   電源供給装置本体とバッテリとを分離してその相互間を
   着脱自在に構成すると共に、該携帯用ストロボ電源供給
   装置本体の側面とバッテリの背面との相互間に互いに係
   合し合ってバッテリの位置決めをする位置決め手段を形
   成したことを特徴とする携帯用ストロボ電源供給装置。