JP2002181702A - 検体検査装置 - Google Patents

検体検査装置

Info

Publication number
JP2002181702A
JP2002181702A JP2000382158A JP2000382158A JP2002181702A JP 2002181702 A JP2002181702 A JP 2002181702A JP 2000382158 A JP2000382158 A JP 2000382158A JP 2000382158 A JP2000382158 A JP 2000382158A JP 2002181702 A JP2002181702 A JP 2002181702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
light
transmitted light
test
specimen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000382158A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Sudo
政光 須藤
Tomoyuki Yoshimura
共之 吉村
Junichi Kawanabe
純一 川那辺
Takeshi Ono
剛 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Aloka Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aloka Co Ltd filed Critical Aloka Co Ltd
Priority to JP2000382158A priority Critical patent/JP2002181702A/ja
Publication of JP2002181702A publication Critical patent/JP2002181702A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 透過光に基づいて血液等の分析を行う検体検
査装置において、試験管に貼られたラベルが検査光の透
過を妨げる。 【解決手段】 搬送用ラック4に立てて保持されたチュ
ーブ状の子検体容器6に上下方向に検査光を透過させ
る。すなわち、子検体容器6の上部に光照射部2を配置
し、下向きに検査光を出射させる。子検体血清30に上
方より入射した検査光は、下方に透過する。搬送用ラッ
ク4の子検体容器6が配置される位置には光透過孔10
が設けられる。子検体血清30からの透過光は、光透過
孔10を通過して、搬送用ラック4の下方に配置された
透過光検知部8によって検知される。また、子検体血清
30の分注量と子検体容器6の形状とに基づいて、透過
光の光路長が求められる。透過光の測定強度から求めた
吸光度と光路長とから子検体血清30に含まれる溶血ヘ
モグロビン等の物質の濃度が測定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は検体検査装置に関
し、特に血液検体中の乳び等の被検物質を光学的に分析
する機能を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】血液中の血清を分析する検査は、被検者
の健康状態やアレルギー体質などを検査する検体検査の
分野で最も頻繁に使用される手法である。この血清の分
析では、採血された血液から遠心分離により血清が分離
され、その血清が分析項目ごとに分注され子検体が作成
される。そして、子検体が分析装置で分析される。この
とき、血清中にいわゆる妨害物質と呼ばれる溶血ヘモグ
ロビン、ビリルビン、乳びが存在すると、検査結果に誤
差を生じることが知られている。そのため、検体を分析
装置にかける前段階で、これら妨害物質の有無、濃度な
どを調べ、分析結果に反映する必要がある。
【0003】従来、この分析前の処理は、検査者が目視
により行っていたが、処理速度に限界があり、例えば集
団検診等の大量の検体を迅速に処理することは難しい。
また目視検査は、検査者の違いや、同一検査者でも体調
や環境などの影響を受け得ることなどにより、判定レベ
ルの客観性、定量性を確保することが難しい。
【0004】このような問題から特開平7−28081
4号公報には、分析前処理での判定を目視ではなく自動
的に行う検体検査システムが提案されている。それに開
示される技術は、遠心分離された元血清が入っている採
血管の側面から光学測定を行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、元血清が入れ
られる真空採血管や、それを分注し小分けした子検体容
器には、検体を識別するためのバーコード等を記載した
ラベルが病院や検査センタで作成され貼り付けられるた
め、側面からの光学測定は困難な場合が多いという問題
がある。前記先行技術においても、この点を考慮して、
わざわざバーコードラベルの貼られていない別容器に血
清を移し替えて側面から測定する方法が開示されてい
る。このような方法では、移し替えの余計な分注動作が
必要であり、また別容器が必要であるという点で、処理
速度が遅くなる、また検査コストが増大するという問題
が生じる。
【0006】また、子検体の量は少量である場合も多
く、子検体容器内での子検体の高さが微小であり、側面
からの光学的な透過率測定が困難である場合がある。
【0007】さらに、検体容器を搬送するラックには、
検体容器を2次元アレイ状に複数本、立てて保持するも
のがあり、その場合には、側方からの検査光の光路上に
複数の検体容器が存在して、個々の検体容器に対する測
定を行うことが不可能となる場合がある。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、多数の検体また微量の検体を迅速かつ
精度良く分析することができる血液検査装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る検体検査装
置は、柱状の検体容器内に収容された検体に上下方向に
検査光を入射する光照射部と、前記検体からの透過光を
検知する透過光検知部と、前記透過光に基づいて前記検
体を分析する分析部と、を有するものである。
【0010】本発明によれば、検体は試験管のような縦
長のチューブ状の検体容器に収容され、その検体に対し
上下方向に検査光が透過される。透過方向は上から下
へ、及び下から上へのいずれでもよい。検体容器が柱状
である場合、一般にその上面及び底面は開口であったり
面積が小さいため、ラベル貼り付けなどのために利用さ
れず、光を透過可能に構成することが容易である。ま
た、検査光の照射位置や透過光の観察位置は、基本的に
検体の量に拘わらず検体容器の水平断面開口に定まり、
検体量に応じた観察位置の調節が不要である。
【0011】他の本発明に係る検体検査装置において
は、前記分析部が、前記透過光に基づいて前記検体に含
まれる被検物質の濃度を求めるものである。
【0012】本発明によれば、透過光を観察し、検査光
に対比した当該透過光での変化に基づいて被検物質の濃
度が求められる。本発明の好適な態様は、前記分析部
が、前記透過光に基づいて前記被検物質による吸光度を
求める吸光度決定手段と、前記吸光度に基づいて前記濃
度を求める濃度決定手段とを有する検体検査装置であ
る。さらに、本発明の好適な態様は、吸光度から濃度を
求める検体検査装置において、前記濃度決定手段が、前
記吸光度と前記濃度との関係を表す換算テーブルを有す
るものである。
【0013】さらに他の本発明に係る検体検査装置は、
吸光度から濃度を求める検体検査装置において、前記分
析部が、前記検体容器の形状及び前記検体の分注量に基
づいて前記透過光の光路長を求める光路長決定手段を有
し、前記濃度決定手段は、前記吸光度及び前記光路長に
基づいて前記濃度を求めるものである。
【0014】吸光度は吸収を生じる物質中での光路長に
依存する。一般に検体の量が多くなると、検体容器内で
の検体の高さが高くなる。その高さは、検体容器の収容
部の形状に依存する。本発明によれば、光が上下方向に
透過されるため、その光路長は基本的には検体容器内で
の検体の高さとなり、検体容器の形状及び検体の量から
検体容器内での検体の高さを求め、光路長が定められ
る。
【0015】本発明に係る検体検査装置においては、前
記光照射部が、複数種類の波長の検査光を照射し、前記
透過光検知部が、前記各波長の透過光を検知し、前記分
析部が、前記各波長の透過光に基づいて、前記検体に含
まれる複数の被検物質を分析することを特徴とする。
【0016】本発明によれば、1つの検体について複数
の波長に関する測定データが得られ、その複数波長の測
定データに基づいて検体中の複数の被検物質の例えば濃
度決定等の分析が行われる。例えば、光照射部では複数
波長を混合して1つの照射光として、透過光検知部が透
過光から各波長の光を弁別して検知するように構成する
ことができる。また反対に、光照射部で複数波長を別個
の照射光として出射し、透過光検知部でフィルタ等を用
いて波長弁別を行ってもよい。また、それぞれ異なる波
長に対応した光照射部及び透過光検知部を複数組、設け
てもよいし、1つの組で光照射部及び透過光検知部のい
ずれかの波長特性を時分割で変える構成とすることもで
きる。本発明の好適な態様である検体検査装置は、前記
複数の被検物質が、血液検体に含まれ得る溶血ヘモグロ
ビン、乳び、又はビリルビンを含むものである。
【0017】本発明に係る検体検査装置においては、前
記検体容器が、搬送用ラックに複数並列配置され、前記
搬送用ラックは、前記検体容器の配置位置の上下方向に
光を通過可能に構成され、前記光照射部及び前記透過光
検知部は、前記検体容器及び前記搬送用ラックを挟んで
対向配置されることを特徴とする。
【0018】本発明によれば、搬送用ラックが検体容器
の配置位置の上下方向に光を通過可能とするように、当
該位置に開口が設けられ、又は当該位置が透明部材で構
成される。これにより、それぞれ検体容器に保持された
複数の検体を、搬送用ラックに立てたまま分析すること
ができる。光照射部及び透過光検知部と搬送用ラックと
を相対的に移動させることにより搬送用ラックに保持さ
れた複数の検体に対する透過光の測定が行われる。光を
上下方向に透過させるため、搬送用ラックに検体容器が
2次元アレイ状に配列されている場合でも、光の透過が
他の検体容器によって遮られることがない。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態である血
液検査装置について図面を参照して説明する。本装置
は、試験管形状の子検体容器に分注された血清の子検体
を検査対象とし、血清に含まれ得る妨害物質である溶血
ヘモグロビン、ビリルビン及び乳びの濃度を測定するも
のである。
【0020】本装置では、光学測定部が設けられた位置
へラックが搬送されると、ラックが光学測定部に対し、
子検体容器6を保持する試験管ホールのピッチずつ相対
移動され、ラックに配列された子検体容器が順にスキャ
ンされる。図1は、このスキャン方向に沿った平面上で
の光学測定部の断面図である。光学測定部は、血清検体
に検査光を入射する光照射部と、当該検査光が血清検体
を透過して得られる透過光を検知する透過光検知部とか
らなる。本装置では、検査光が検体に上下方向に沿って
入射される点が特徴的である。図1に示す例では、光照
射部2が搬送用ラック4に立てられる子検体容器6の上
方に配置され、下向きに検査光を出射する。透過光検知
部8は搬送用ラック4の下方に配置され、上方からの光
を検知する。搬送用ラック4の底面は、子検体容器が立
てられる位置に、光を透過可能な光透過孔10が設けら
れる。光透過孔10は、開口、又は透明部材で構成され
る。
【0021】光照射部2はLED(Light Emission Dio
de)20、レンズ22、アイリス24,26、及びレン
ズ28を含んで構成される。LED20からの光は、順
にレンズ22、アイリス24,26、及びレンズ28を
経て、鉛直下向きに集束される。集束された検査光は搬
送用ラック4に立設された子検体容器6の上部開口を経
て子検体容器6内に収容された子検体血清30に入射
し、子検体血清30及び子検体容器6の底面を通過して
透過光として出力される。透過光検知部8は、スキャナ
プレート40、レンズ42、フィルタ44、光検出器4
6を含んで構成される。光検出器46には、スキャナプ
レート40でコリメートされ、レンズ42で集束された
透過光が入射する。
【0022】フィルタ44は、透過光の特定の波長域を
選択的に透過させるものであり、その波長域は測定対象
とする妨害物質に応じて定められる。本装置では上述の
3種類の妨害物質の濃度を測定するために4種類の波長
で分析を行う。これに対応して光照射部2と透過光検知
部8とは4対設けられ、それぞれのLED20、フィル
タ44の波長特性は受け持つ測定波長に対応したものと
される。4種類の波長に対応して設けられる4対の光照
射部2及び透過光検知部8は、搬送用ラック4と光学測
定部との相対運動方向に並べて配置される。これによ
り、搬送用ラック4と光学測定部とが相対移動すると、
各子検体は順次、これら4つの波長に関する測定を受
け、4つの測定波長それぞれについての受光信号が各子
検体ごとに得られる。
【0023】搬送用ラック4の試験管ホールは、スキャ
ン方向に複数配列されると共に、スキャン方向と直交す
る方向にも複数配列され、子検体容器6は2次元アレイ
状に配列され得る。本装置では上述したように、検査光
の照射及びその透過光の検知を子検体容器6の上下方向
に行うため、水平面内で2次元アレイ状に複数配列され
た子検体に対する測定を個別に行うことが可能である。
図2は、搬送用ラックと光学測定部とを示す模式的な斜
視図である。図示する搬送用ラック4にはスキャン方向
に直交する方向に沿って5つの試験管ホールが設けられ
る。本装置はこれに対応して、スキャン方向と直交する
方向に、各測定波長の光照射部2及び透過光検知部8が
それぞれ5つ並列配置される。これにより、5本の子検
体容器6に対する測定を同時に行うことができ、スルー
プットが向上する。
【0024】図3は本装置の概略のブロック構成図であ
る。本装置は、上述した光照射部2、透過光検知部8の
他に、光源駆動回路50、ラック駆動回路52、I−V
変換器54、ADC(Analog-to-Digital Converter)
56、分析部58、分注量入力部60、出力部62を含
んで構成される。分析部58は、CPU(Central Proc
essing Unit)64、検量線テーブル66、光路長テー
ブル68を含んで構成される。
【0025】光源駆動回路50は光照射部2のLED2
0を駆動させる回路であり、CPU64からの指示に従
ってLED20を点滅させる。
【0026】ラック駆動回路52は、搬送用ラック4を
移動させる駆動機構(図示せず)を動作させる回路であ
り、例えば、光学測定部の位置においては試験管ホール
のピッチずつ搬送用ラック4を移動させる。CPU64
は、光学測定部での検査光の照射及びその透過光の検知
を行う処理周期に同期して、搬送用ラック4を移動させ
るようにラック駆動回路52に対し指示を与える。
【0027】I−V変換器54は透過光検知部8の光検
出器46の出力電流信号を電圧信号に変換する。この電
圧信号はADC56によりデジタル信号に変換され、C
PU64へ入力される。
【0028】検量線テーブル66には、測定対象とする
各妨害物質について、その濃度と吸光度との関係である
検量線データがあらかじめ測定され記憶されている。こ
の検量線データは、検査光が通過する検体中の光路長が
所定の基準光路長である場合のものである。
【0029】測定される吸光度は実際の光路長に依存
し、その実際の光路長は子検体容器6に小分けされる分
注量と子検体容器6の形状に依存する。光路長テーブル
68は、この関係を記憶したテーブルである。図4は、
光路長テーブル68に格納される、分注量と検体内の光
路長との関係の一例を示すグラフであり、子検体容器6
が内径10mmの試験管である場合のグラフである。分
析部58には、用いられる子検体容器6に応じた光路長
テーブル68があらかじめ用意される。一方、各子検体
容器6の分注量の情報は、分注量入力部60が分注装置
から取得してCPU64へ入力する。CPU64は分注
量入力部60から得られる分注量に対応する光路長を光
路長テーブル68から読み出す。
【0030】出力部62は、CPU64により算出され
る妨害物質の濃度を数値表示したり、その濃度が所定の
異常判定閾値を超えた場合にアラーム出力するといった
機能を有する。
【0031】次に、本装置の動作について説明する。ラ
ック駆動回路52は、搬送手段により移動される搬送用
ラック4の先頭部分が、光照射部2及び透過光検知部8
が上下に対向配置される位置まで運ばれたことをセンサ
により検知すると、搬送用ラック4をその搬送方向に関
する試験管ホールの配列ピッチずつステップ駆動する。
このステップ駆動により、各試験管ホールに保持された
子検体容器6は、測定波長がそれぞれ異なる4対の光照
射部2及び透過光検知部8の間に順に移動され、透過光
強度の測定が行われる。
【0032】搬送用ラック4の搬送方向に並んだそれぞ
れ異なる測定波長に対応する4対の光照射部2及び透過
光検知部8は、搬送用ラック4の搬送方向に並んだ4つ
の検体についての透過光測定を並列して行う。各検体に
ついての4種類の測定波長に関する透過光の測定結果は
時間差で得られる。CPU64は、この時間差で得られ
る各検体についての透過光の測定結果を1組のデータと
して取り扱う。
【0033】CPU64は透過光の測定結果から各測定
波長での吸光度Aを算出する。一般に、吸光度Aは入射
光、透過光の強度をそれぞれI0、Iとして、A≡log10
(I 0/I)で算出される。
【0034】次にCPU64は、算出した吸光度をキー
にして検量線テーブル66を検索し、当該テーブルに格
納された濃度データを取得する。この濃度データは、溶
血ヘモグロビン、ビリルビン及び乳びの3つの妨害物質
それぞれについて取得される。
【0035】検量線テーブル66に格納されている濃度
データは、所定の基準光路長に対するものであるため、
CPU64はこの濃度データを検体内の実際の光路長に
応じたものに換算する。CPU64は、分注装置から得
られる分注量データのうち、処理対象としている検体の
データを読み出す。そして、その分注量をキーとして光
路長テーブル68を検索し、使用されている子検体容器
6に応じた実際の光路長を取得し、上記換算を行う。
【0036】例えば、吸光度Aと吸収層の厚さdとの間
の関係として、A=εcdというランバート・ベールの
法則が知られている。ここでεは分子吸光係数、cは濃
度である。CPU64はこのような法則に基づいて、基
準光路長での濃度データから実際の光路長に応じた実際
の濃度への換算を行う。
【0037】
【発明の効果】本発明の検体検査装置によれば、上下方
向に検査光を入射させるので、検体容器の側面にラベル
が貼られていたり、多数の検体容器が並列配置されてい
ても、透過光を測定することができ、当該透過光を用い
た検体の分析を容易に行うことができる。また、検体容
器に収容される検体の量が少なくても、検査光を検体に
入射させることが容易であり、この点でも検体の分析が
容易となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スキャン方向に沿った平面上での光学測定部
の断面図である。
【図2】 搬送用ラックと光学測定部とを示す模式的な
斜視図である。
【図3】 本発明の実施形態である血液検査装置の概略
のブロック構成図である。
【図4】 光路長テーブルに格納される、分注量と検体
内の光路長との関係の一例を示すグラフである。
【符号の説明】
2 光照射部、4 搬送用ラック、6 子検体容器、8
透過光検知部、10光透過孔、30 子検体血清、6
6 検量線テーブル、68 光路長テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 35/04 G01N 35/04 H (72)発明者 川那辺 純一 東京都三鷹市牟礼6丁目22番1号 アロカ 株式会社内 (72)発明者 小野 剛 東京都三鷹市牟礼6丁目22番1号 アロカ 株式会社内 Fターム(参考) 2G045 AA13 AA16 BB39 CA25 CB03 DA51 DA53 DA80 FA13 FA29 GC10 HA17 JA01 JA07 JA08 2G058 CC14 CD21 CF09 GA02 GB03 GC05 GD02 2G059 AA01 BB04 CC16 CC18 DD12 EE01 EE11 GG02 GG03 JJ02 JJ11 JJ30 LL01 MM10 MM12

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱状の検体容器内に収容された検体に上
    下方向に検査光を入射する光照射部と、 前記検体からの透過光を検知する透過光検知部と、 前記透過光に基づいて前記検体を分析する分析部と、 を有することを特徴とする検体検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の検体検査装置において、 前記分析部は、前記透過光に基づいて前記検体に含まれ
    る被検物質の濃度を求めることを特徴とする検体検査装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の検体検査装置において、 前記分析部は、 前記透過光に基づいて前記被検物質による吸光度を求め
    る吸光度決定手段と、 前記吸光度に基づいて前記濃度を求める濃度決定手段
    と、 を有することを特徴とする検体検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の検体検査装置において、 前記濃度決定手段は、前記吸光度と前記濃度との関係を
    表す換算テーブルを有することを特徴とする検体検査装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載の検体検査
    装置において、 前記分析部は、前記検体容器の形状及び前記検体の分注
    量に基づいて前記透過光の光路長を求める光路長決定手
    段を有し、 前記濃度決定手段は、前記吸光度及び前記光路長に基づ
    いて前記濃度を求めること、 を特徴とする検体検査装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の検体検査装置において、 前記光照射部は、複数種類の波長の検査光を照射し、 前記透過光検知部は、前記各波長の透過光を検知し、 前記分析部は、前記各波長の透過光に基づいて、前記検
    体に含まれる複数の被検物質を分析すること、 を特徴とする検体検査装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の検体検査装置において、 前記複数の被検物質は溶血ヘモグロビン、乳び、又はビ
    リルビンを含むことを特徴とする検体検査装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    の検体検査装置において、 前記検体容器は、搬送用ラックに複数並列配置され、 前記搬送用ラックは、前記検体容器の配置位置の上下方
    向に光を通過可能に構成され、 前記光照射部及び前記透過光検知部は、前記検体容器及
    び前記搬送用ラックを挟んで対向配置されること、 を特徴とする検体検査装置。
JP2000382158A 2000-12-15 2000-12-15 検体検査装置 Pending JP2002181702A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000382158A JP2002181702A (ja) 2000-12-15 2000-12-15 検体検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000382158A JP2002181702A (ja) 2000-12-15 2000-12-15 検体検査装置

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002145344A Division JP3776377B2 (ja) 2002-05-20 2002-05-20 検体検査装置
JP2002145342A Division JP2003014645A (ja) 2002-05-20 2002-05-20 検体検査装置
JP2002145343A Division JP2003021593A (ja) 2002-05-20 2002-05-20 検体検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002181702A true JP2002181702A (ja) 2002-06-26

Family

ID=18850038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000382158A Pending JP2002181702A (ja) 2000-12-15 2000-12-15 検体検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002181702A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008026057A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Aloka Co Ltd 分注装置
JP2009097864A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Rohm Co Ltd 血液検査用マイクロチップおよびその使用方法
KR101249649B1 (ko) 2012-03-07 2013-04-02 박기선 마이크로 테스트 튜브용 라벨 인쇄 시스템
CN103245663A (zh) * 2013-05-29 2013-08-14 北京望升伟业科技发展有限公司 乳糜血快速测定装置及其使用方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008026057A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Aloka Co Ltd 分注装置
JP2009097864A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Rohm Co Ltd 血液検査用マイクロチップおよびその使用方法
KR101249649B1 (ko) 2012-03-07 2013-04-02 박기선 마이크로 테스트 튜브용 라벨 인쇄 시스템
CN103245663A (zh) * 2013-05-29 2013-08-14 北京望升伟业科技发展有限公司 乳糜血快速测定装置及其使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6005683B2 (ja) 臨床分析機によって分析される液体サンプルおよび容器の中の干渉物質および物理的寸法を確定するための方法ならびに装置
US6195158B1 (en) Apparatus and method for rapid spectrophotometric pre-test screen of specimen for a blood analyzer
US7688448B2 (en) Through-container optical evaluation system
EP1149277B1 (en) Device and method for preliminary testing a neat serum sample in a primary collection tube
EP2885643B1 (en) Methods and apparatus for ascertaining specimen and/or sample container characteristics while in transit
FI92560B (fi) Menetelmä kontaminoituneiden ja kontaminoitumattomien säiliöiden erottamiseksi
US6268910B1 (en) Method and apparatus for screening plasma for interferents in plasma from donor blood bags
US6522398B2 (en) Apparatus for measuring hematocrit
JP3524419B2 (ja) 吸光度測定装置
EP2015035A1 (en) Liquid level detecting apparatus
JP3776377B2 (ja) 検体検査装置
JP2008008794A (ja) 分析装置
EP0795129A1 (en) Apparatus for analysing blood and other samples
JP4758793B2 (ja) 試料分析方法および試料分析装置
JP4638546B2 (ja) 臨床分析装置においてスループットを改善する方法
JP2002181702A (ja) 検体検査装置
CA2231305C (en) Improved analyzer throughput featuring through-the-tip analysis
KR20150090747A (ko) 분석장치 및 분석장치의 카트리지 장착상태를 판단하는 방법
JP2003014645A (ja) 検体検査装置
JP2003021593A (ja) 検体検査装置
CN115244403A (zh) 一种样本分析装置及方法
JPS6082865A (ja) 自動化学分析装置
CN114174800A (zh) 自动分析装置
KR20180077820A (ko) 혈구 분석 장치 및 그의 검체 및 검체용기 감지방법
KR20180077821A (ko) 혈구 분석 장치 및 그의 검체 및 검체용기 감지방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040803

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041130