JP2002181692A - 腐蝕検出方法および腐蝕検出装置 - Google Patents

腐蝕検出方法および腐蝕検出装置

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JP2002181692A
JP2002181692A JP2001309659A JP2001309659A JP2002181692A JP 2002181692 A JP2002181692 A JP 2002181692A JP 2001309659 A JP2001309659 A JP 2001309659A JP 2001309659 A JP2001309659 A JP 2001309659A JP 2002181692 A JP2002181692 A JP 2002181692A
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corrosion
wire
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disconnection
corrosion detection
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Kunitoshi Suzuki
邦利 鈴木
Masato Miyake
正人 三宅
Hiroshi Obuse
洋 小布施
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Kurita Water Industries Ltd
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Komatsu Ltd
Kurita Water Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に腐蝕の程度を確認することができると
ともに、腐蝕の程度を連続的に検出することのできる腐
蝕検出装置を提供する。 【解決手段】 腐蝕検出対象導電性物質で製造され、腐
蝕検出対象の肉厚の2倍よりも細い線材12の両端がブ
ラケット13の一側面側に突出し、線材12の両端間の
一部がブラケット13の他側面側に突出する腐蝕検出素
子11と、線材12に両端間に電流が流れなくなること
により、線材12の断線を検出する断線検出回路21
と、この断線検出回路12の出力に基づいて線材12が
断線したか否かを表示する表示部24とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば熱交換器
内の配管などの腐蝕の程度を検出する腐蝕検出方法およ
び腐蝕検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱交換器内の配管などの腐蝕の程
度を検出する場合、配管系統の中に配管と同一材質のモ
ニター管を組み込み、このモニター管よりも上流の配管
に第1開閉弁を配設するとともに、モニター管よりも下
流の配管に第2開閉弁を配設する。そして、第1開閉弁
よりも上流の配管と、第2開閉弁よりも下流の配管とを
連通させるバイパス管を設けるとともに、このバイパス
管に第3開閉弁を配設する。
【0003】このように構成した配管系統において、第
1〜第3開閉弁を開放させて、例えば水をバイパス管へ
も流通させた後、第1および第2開閉弁を閉成させるこ
とにより、全ての水をバイパス管に流通させる。そし
て、モニター管を取り外して所定の検査を行うことによ
り、配管の腐蝕の程度を検出する。なお、このような腐
蝕検出方法は、例えば特開昭61−245000号公報
に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の腐蝕検出方法
は、配管系統からモニター管を取り外して検査すること
で配管の腐蝕の程度を確認しているので、検査作業が煩
雑になる。また、配管系統からモニター管を取り外して
しまうので、配管の腐蝕を連続的に検出することができ
ないなどの不都合があった。
【0005】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、簡単に腐蝕の程度を確認す
ることができるとともに、腐蝕の程度を連続的に検出す
ることのできる腐蝕検出方法および腐蝕検出装置を提供
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の腐蝕検出方法
は、腐蝕検出対象導電性物質で製造され、腐蝕検出対象
の肉厚の2倍よりも細い線材の両端間の一部を腐蝕環境
に晒し、線材が腐蝕して断線したのを検出するものであ
る。そして、線材を腐蝕検出対象の肉厚の2倍よりも細
く、太さの異なる相互に絶縁された複数本としたり、線
材が断線するまでの時間および線材の太さに基づいて腐
蝕速度を算出するのが望ましい。
【0007】また、他の発明の腐蝕検出装置は、腐蝕検
出対象導電性物質で製造され、腐蝕検出対象の肉厚の2
倍よりも細い線材の両端がブラケットの一側面側に突出
し、線材の両端間の一部がブラケットの他側面側に突出
する腐蝕検出素子と、線材が腐蝕して断線したのを検出
する断線検出部と、この断線検出部の出力に基づいて線
材が断線したか否かを表示する表示部とを備えるもので
ある。そして、線材を腐蝕検出対象の肉厚の2倍よりも
細く、太さの異なる相互に絶縁された複数本としたり、
線材が断線するまでの時間および線材の太さに基づいて
腐蝕速度を算出する腐蝕速度算出部と、この腐蝕速度算
出部が算出した腐蝕速度を表示する表示部とを設けるの
が望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態である
腐蝕検出装置の構成を示す説明図である。図1におい
て、1は配管を示し、例えば銅で構成され、後述する腐
蝕検出素子11を取り付けるための開口2が設けられて
いる。
【0009】11は腐蝕検出素子を示し、腐蝕検出対象
導電性物質で、すなわち配管1と同じ材質の銅で、例え
ば断面が円形に製造され、U字状に曲げられた線材12
と、この線材12の両端が一側面側に突出し、線材12
の両端間の一部、例えば中央部分が他側面側に突出する
ブラケット13と、このブラケット13と線材12とを
絶縁するとともに、線材12とブラケット13と間を気
密に保つための絶縁材14とで構成されている。
【0010】そして、腐蝕検出素子11は、パッキン1
6を介して開口2を塞ぐ状態に取付ねじ17で配管1に
取り付けられる。なお、ブラケット13の他側面は、腐
蝕検出素子11を配管1に取り付けた状態で配管1の内
面と同一面となるように形成するのが望ましい。そし
て、線材12の直径または半径は、配管1の肉厚よりも
小さく設定されている。
【0011】21は断線検出部を示し、線材12の両端
に電圧を印加して電流が流れているか否かにより、ブラ
ケット13の他側面側に全周が露出している線材12の
一部が腐蝕して断線するのを検出するものであり、線材
12が断線すると、断線信号を出力する。22は入力部
を示し、線材12の太さ、すなわち直径(または半径)
を入力するためのものである。
【0012】23はタイマを内蔵した腐蝕速度算出部を
示し、線材12が断線するまでの時間、入力部22から
入力された線材12の直径などに基づき、後述するよう
に腐蝕速度を算出して出力するものである。24は表示
部を示し、断線検出部21が出力する非断線信号、断線
信号に基づいて線材12が断線したか否かを表示すると
ともに、腐蝕速度算出部23が算出した腐蝕速度を表示
するものである。Wは配管1に流す流体を示し、例えば
水である。
【0013】次に、断線の検出などについて説明する。
まず、入力部22を操作して線材12の直径を入力す
る。そして、配管1に水Wを流すと同時に入力部22の
スタートボタンを押すと、腐蝕速度算出部23はタイマ
をリセットするので、タイマはその時点から計時を開始
する。この状態で、断線検出部21は線材12の両端に
電圧を印加し、電流が流れるのを検出することにより、
線材12が断線していないと判定し、非断線信号を腐蝕
速度算出部23および表示部24へ出力する。
【0014】この非断線信号が供給された表示部24
は、線材12が断線していない旨を表示する。そして、
時間が経過することによって水Wに晒された線材12の
一部が腐蝕して断線すると、断線検出部21は、線材1
2に流れる電流を検出することができなくなるので、線
材12が断線したと判定し、断線信号を腐蝕速度算出部
23および表示部24へ出力する。
【0015】この断線信号が供給された腐蝕速度算出部
23は、断線信号が供給されたときのタイマが計時した
時間(表示:○○○時間)を読み取り、線材12は全周
囲から腐蝕し、半径分が腐蝕すると、断線するので、線
材12の半径が腐蝕した、すなわち線材12の半径(△
△mm)に等しい厚さだけ配管1が腐蝕したとして、例
えば△△mm/○○○時間と腐蝕速度を表示部24へ出
力する。
【0016】なお、このように腐蝕速度を算出する場
合、□□mm/1時間と換算して算出してもよい。ま
た、使用環境によっては、実験等で求めた相関係数を利
用することにより、線材12の腐蝕速度と実際の配管1
の腐蝕速度とを求めることができる。さらに、腐蝕速度
を算出しないまでも、断線した線材12の太さにより、
腐蝕の進行状況を把握することができる。
【0017】次に、断線信号が断線検出部21から供給
され、腐蝕速度を断線速度算出部23から供給された表
示部24は、線材12が断線した旨を表示するととも
に、腐蝕速度を表示する。
【0018】上述したように、この発明の一実施形態に
よれば、表示部24を見ることにより、線材12が断線
したか否かを知ることができる。したがって、線材12
の太さが分かっていれば、配管1の耐久時間が分かるの
で、腐蝕検出対象である配管1の腐蝕の程度を簡単に確
認することができるとともに、配管1の保守点検の時
期、交換時期などを簡単に予測することができる。
【0019】そして、腐蝕検出素子11を取り外すこと
なく配管1の腐蝕の程度を確認できるので、装置などを
停止させることなく配管1の腐蝕の程度を連続的に検出
することができる。また、表示部24に腐蝕速度が表示
されるので、表示部24を見ることにより、配管1の腐
蝕の程度を簡単に把握することができる。
【0020】図2はこの発明の他の実施形態に使用する
腐蝕検出素子の他の例を示す斜視図であり、図1と同一
または相当部分に同一符号を付して説明を省略する。図
2において、12A,12B,12Cは線材を示し、図
1の配管1と同じ銅で断面が円形に製造され、線材12
と同様に、ブラケット13に絶縁材14を介して支持さ
れ、各線材12A〜12Cの両端間の一部、例えば中央
部分がブラケット13の他側面に突出し、その全周が露
出している。そして、線材12Aの直径は配管1の肉厚
よりも小さく、例えば1mm、また、線材12Bの直径
は配管1の肉厚よりも小さく、例えば2mm、さらに、
線材12Cの直径は配管1の肉厚よりも小さく、例えば
4mmに設定されている。
【0021】次に、図1の腐蝕検出装置において、腐蝕
検出素子を図2の腐蝕検出素子に代えた場合の動作につ
いて説明する。まず、入力部22を操作して各線材12
A〜12Cの直径を入力する。そして、配管1に水Wを
流すと同時に入力部22のスタートボタンを押すと、腐
蝕速度算出部23はタイマをリセットするので、タイマ
はその時点から計時を開始する。この状態で、断線検出
部21は各線材12A〜12Cの両端に電圧を印加し、
電流が流れるのを検出することにより、各線材12A〜
12Cが断線していないと判定し、非断線信号を腐蝕速
度算出部23および表示部24へ出力する。
【0022】この非断線信号が供給された表示部24
は、各線材12A〜12Cが断線していない旨を表示す
る。そして、時間が経過することによって水Wに晒され
た線材12Aの一部が腐蝕して断線すると、断線検出部
21は、線材12Aに流れる電流を検出することができ
なくなるので、線材12Aが断線したと判定し、線材1
2Aが断線した断線信号を腐蝕速度算出部23および表
示部24へ出力する。
【0023】この断線信号が供給された腐蝕速度算出部
23は、前述したように、断線信号が供給されたときの
タイマが計時した時間を読み取り、線材12Aの半径に
対応する腐蝕速度を表示部24へ出力する。また、断線
信号が断線検出部21から供給され、腐蝕速度を断線速
度算出部23から供給された表示部24は、線材12A
が断線した旨を表示するとともに、その腐蝕速度を表示
する。
【0024】さらに、時間が経過することによって水W
に晒された線材12Bの一部が腐蝕して断線すると、断
線検出部21は、同様に、線材12Bが断線した断線信
号を腐蝕速度算出部23および表示部24へ出力する。
この断線信号が供給された腐蝕速度算出部23は、前述
したように、断線信号が供給されたときのタイマが計時
した時間を読み取り、線材12Aの半径と線材12Bと
の半径の差に対応する腐蝕速度を表示部24へ出力す
る。また、線材12Bが断線した断線信号が断線検出部
21から供給され、新たな腐蝕速度を断線速度算出部2
3から供給された表示部24は、線材12A,12Bが
断線した旨を表示するとともに、各腐蝕速度を表示す
る。
【0025】さらに、時間が経過することによって水W
に晒された線材12Cの一部が腐蝕して断線すると、断
線検出部21は、同様に、線材12Cが断線した断線信
号を腐蝕速度算出部23および表示部24へ出力する。
この断線信号が供給された腐蝕速度算出部23は、前述
したように、断線信号が供給されたときのタイマが計時
した時間を読み取り、線材12Bの半径と線材12Cと
の半径の差に対応する腐蝕速度を表示部24へ出力す
る。また、線材12Cが断線した断線信号が断線検出部
21から供給され、新たな腐蝕速度を断線速度算出部2
3から供給された表示部24は、線材12A〜12Cが
断線した旨を表示するとともに、全ての腐蝕速度を表示
する。
【0026】上述したように、この発明の他の実施形態
によれば、先に説明した一実施形態と同様な効果を得る
ことができる。さらに、線材12A(12B)が断線し
てから線材12B(12C)が断線するまでの時間およ
び線材12A,12B(12B,12C)の太さの差に
基づいて腐蝕速度を算出するので、腐蝕検出対象の腐蝕
の程度を正確に把握することができる。
【0027】上記した実施形態では、腐蝕検出対象を配
管1として説明したが、他のもの、例えばタンクなどで
あってもよい。そして、腐蝕検出対象導電性物質を銅と
して説明したが、他の腐蝕検出対象導電性物質、例えば
鉄などの導電性を有する物質であってもよい。さらに、
線材12,12A〜12Cの両端間の一部の全周を腐蝕
環境に晒す例を示したが、線材12,12A〜12Cの
軸方向に沿った全周の一部を腐蝕環境に晒し、他の部分
を覆ったり、ブラケット13に接触させたり、または、
ブラケット13内に埋め込んでもよい。
【0028】また、線材12,12A〜12Cは周面か
ら一様に腐蝕するので、腐蝕検出対象が腐蝕する前に線
材12,12A〜12Cを腐蝕させて断線させるために
は、線材12,12A〜12Cの太さを腐蝕検出対象の
肉厚の2倍よりも細くすればよい。さらに、線材12,
12A〜12Cの太さが予め分かっており、この値を腐
蝕速度算出部にセットしおけば、入力部22を省略する
ことができる。また、線材12,12A〜12Cとブラ
ケット13との間が絶縁材14を使用しなくとも気密を
保て、絶縁できれば、絶縁材14を省略することができ
る。
【0029】そして、線材12,12A〜12Cの断線
を検出する方法は、上記した方法以外に、線材12,1
2A〜12Cの端から電気パルスを入力して電気パルス
の反射時間によって線材12,12A〜12Cの断線を
検出したり、線材12,12A〜12Cのインピーダン
ス変化または抵抗変化によって線材12,12A〜12
Cの断線を検出する方法などがある。上記したインピー
ダンス変化または抵抗変化と、腐蝕データとの相関式
(相関関係)により、腐蝕程度および腐蝕速度をより詳
細に検知することもできる。
【0030】また、線材の腐蝕速度の算出は、上記した
方法以外に、太さの異なる複数の線材が順次断線する腐
蝕速度としたり、太さの異なる複数の線材が順次断線す
る腐蝕速度の平均値としたり、これらを組み合わせるこ
とによって腐蝕速度を算出する方法がある。このように
線材の腐蝕速度を算出する場合は、前述したように、線
材の両端間の一部の全周を腐蝕環境に晒すのが望まし
い。
【0031】なお、この発明を、被反応物を酸化分解、
あるいは加水分解して処理したり、エネルギー回収ある
いは化学物質製造などに使用される水熱処理装置、特に
高温高圧状態で、有機物を酸化分解する超臨界、亜臨界
酸化処理装置に利用するのが好ましい。このような処理
装置における高温高圧水環境での腐蝕は激しく、また腐
蝕による障害が起こった場合のリスクが大きいため、腐
蝕状況をリアルタイムで監視できることは非常に有用で
ある。これらの処理装置にこの発明を利用する場合は、
絶縁材を、耐熱性・耐腐蝕性を有するセラミックなどに
して使用環境に耐える構造にするのが、望ましい。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、線材
が断線したか否かを知ることができるので、線材の太さ
が分かっていれば、腐蝕検出対象の耐久時間が分かるた
め、腐蝕検出対象の腐蝕の程度を簡単に確認することが
できるとともに、腐蝕検出対象の保守点検の時期、交換
時期などを簡単に予測することができる。そして、腐蝕
検出素子を取り外すことなく腐蝕検出対象の腐蝕の程度
を確認できるので、装置などを停止させることなく腐蝕
検出対象の腐蝕の程度を連続的に検出することができ
る。また、腐蝕速度が分かるとともに、表示部に腐蝕速
度が表示されるので、この腐蝕速度によって腐蝕検出対
象の腐蝕の程度を簡単に把握することができる。さら
に、複数の線材の腐蝕速度に基づいて腐蝕検出対象の腐
蝕速度を算出するので、腐蝕検出対象の腐蝕の程度を正
確に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である腐蝕検出装置の構
成を示す説明図である。
【図2】この発明の他の実施形態に使用する腐蝕検出素
子の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 配管 2 開口 11 腐蝕検出素子 12 線材 12A 線材 12B 線材 12C 線材 13 ブラケット 14 絶縁材 16 パッキン 17 取付ねじ 21 断線検出部 22 入力部 23 腐蝕速度算出部 24 表示部 W 水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 正人 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内 (72)発明者 小布施 洋 東京都新宿区西新宿三丁目4番7号 栗田 工業株式会社内 Fターム(参考) 2G014 AA02 AB19 AC02 AC18 2G050 AA01 AA07 CA02 EB02 EC01 2G060 AA05 AE28 AF06 AF07 HC09 HC10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腐蝕検出対象導電性物質で製造され、腐
    蝕検出対象の肉厚の2倍よりも細い線材の両端間の一部
    を腐蝕環境に晒し、 前記線材が腐蝕して断線したのを検出する、 ことを特徴とする腐蝕検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の腐蝕検出方法におい
    て、 前記線材を前記腐蝕検出対象の肉厚の2倍よりも細く、
    太さの異なる相互に絶縁された複数本とした、 ことを特徴とする腐蝕検出方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の腐蝕検
    出方法において、 前記線材が断線するまでの時間および前記線材の太さに
    基づいて腐蝕速度を算出する、 ことを特徴とする腐蝕検出方法。
  4. 【請求項4】 腐蝕検出対象導電性物質で製造され、腐
    蝕検出対象の肉厚の2倍よりも細い線材の両端がブラケ
    ットの一側面側に突出し、前記線材の両端間の一部が前
    記ブラケットの他側面側に露出する腐蝕検出素子と、 前記線材が腐蝕して断線したのを突出する断線検出部
    と、 この断線検出部の出力に基づいて前記線材が断線したか
    否かを表示する表示部と、 を備える腐蝕検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の腐蝕検出装置におい
    て、 前記線材を前記腐蝕検出対象の肉厚の2倍よりも細く、
    太さの異なる相互に絶縁された複数本とした、 ことを特徴とする腐蝕検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の腐蝕検
    出装置において、 前記線材が断線するまでの時間および前記線材の太さに
    基づいて腐蝕速度を算出する腐蝕速度算出部と、 この腐蝕速度算出部が算出した腐蝕速度を表示する表示
    部とを設けた、 ことを特徴とする腐蝕検出装置。
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