JP2002181585A - 走行距離測定方法、装置、記録媒体およびプログラム - Google Patents

走行距離測定方法、装置、記録媒体およびプログラム

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JP2002181585A
JP2002181585A JP2000381912A JP2000381912A JP2002181585A JP 2002181585 A JP2002181585 A JP 2002181585A JP 2000381912 A JP2000381912 A JP 2000381912A JP 2000381912 A JP2000381912 A JP 2000381912A JP 2002181585 A JP2002181585 A JP 2002181585A
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智之 田口
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雅之 山上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め設定した経路上の複数の位置間の距離を
予め実測しておき、この経路に沿って走行する車両によ
って走行距離を逐次測定し出力する方法において、
(a)スタート地点からの走行距離を極めて少ない誤差
で求めることができ、(b)走行距離をテレビ中継画面
や表示パネルなどに表示する場合に常時連続して表示す
ることが可能になり、(c)コース途中での後退走行、
コース逸脱、Uターンなどを行った後でも正常なコース
に戻った時には正しい走行距離を求めることができるよ
うにする。 【解決手段】 (a)前記経路に沿った位置の座標と、
この経路上で車両のスタート地点から実測した複数の補
正ポイントまでの実測距離とを仮想マップとして記憶し
ておき、(b)経路にほぼ沿って走行する車両の位置座
標をカーナビゲーションシステムによって求め、(c)
仮想マップ上で車両の位置を中心とする円が経路に外接
する接点の座標を求め、(d)この接点の座標に基づい
て走行距離〈P〉を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、予め設定したスター
ト地点からゴール地点までのコースにほぼ沿って走行す
る場合に、スタート地点からの走行距離を逐次測定して
出力するための走行距離測定方法と、装置と、記録媒体
と、プログラムとに関するものである。
【0002】
【従来の技術】マラソン競技や自転車ロードレースなど
では、競技者(マラソンランナー、自転車走者)に伴走
し、走行距離を計測しながら競技状況を実況放送するこ
とが広く行われている。例えば競技者をテレビ中継しな
がら、この中継テレビ画面にスタート地点からの走行距
離を表示することが行われている。
【0003】この場合、通常競技者に伴走車を伴走さ
せ、この伴走車で走行距離を計測し、この計測結果を伴
走車に設けた表示板に逐次表示したり、逐次テレビ放送
車などに送っている。伴走車で走行距離を測定する方法
としては、車輪の回転に伴って出力されるパルス数を積
算する方法(車速パルス法)や、路面の反射光を監視す
る方法(光反射法)などが知られている。また走行コー
ス上に、スタート地点からの距離を測定した地点(補正
ポイント)を予め設定しておき、伴走車がこの地点を通
った時に走行距離の表示を修正している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した車速パルス法
は、車輪の1回転当たりの走行距離に回転数を積算する
ことにより走行距離を求めるものであるため、車輪のタ
イヤ空気圧の変化や、温度の変化や、車両重量の変化な
どによりタイヤ径が変化すると、測定誤差が発生する。
このため走行距離が長くなるほど、計測した距離の誤差
が蓄積されて増大する。
【0005】また光反射法では、降雨や積雪などにより
路面状況が変わると路面からの反射が正しく行われなく
なり、誤差が大きくなったり、最悪の場合には使用でき
なくなる。
【0006】このように従来の走行距離測定方法では測
定距離の誤差が大きくなるため、コース上で予め距離を
測定した地点(補正ポイント)を通った時点で行う測定
距離の修正量が大きくなる。このためこの地点(補正ポ
イント)の手前数100mから走行距離の表示を消す必
要があった。また伴走車の走行コースや走行方向につい
ては考慮せず、単にその走行距離を表示するだけである
から、伴走車が一時的に後退走行したり、コースから大
きく逸脱したり、コース途中でUターンなどを行うと、
その後は正しい走行距離が得られなくなるという問題も
あった。
【0007】この発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、(a)スタート地点からの走行距離を極め
て少ない誤差で求めることができ、(b)走行距離をテ
レビ中継画面や表示パネルなどに表示する場合に常時連
続して表示することが可能になり、(c)コース途中で
の後退走行、コース逸脱、Uターンなどを行った後でも
正常なコースに戻った時には正しい走行距離を求めるこ
とができる、走行距離測定方法を提供することを第1の
目的とする。
【0008】またこの方法の実施に直接使用する走行距
離測定装置を提供することを第2の目的とする。さらに
この方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
を記憶した記録媒体を提供することを第3の目的とす
る。さらにまたこの方法をコンピュータに実行させるた
めのプログラムを提供することを第4の目的とする。
【0009】
【発明の構成】この発明によれば第1の目的は、予め設
定した経路上の複数の位置間の距離を予め実測してお
き、この経路に沿って走行する車両によって走行距離を
逐次測定し出力する方法において、(a)前記経路に沿
った位置の座標と、この経路上で車両のスタート地点か
ら実測した複数の補正ポイントまでの実測距離とを仮想
マップとして記憶しておき、(b)経路にほぼ沿って走
行する車両の位置座標をカーナビゲーションシステムに
よって求め、(c)仮想マップ上で車両の位置を中心と
する円が経路に外接する接点の座標を求め、(d)この
接点の座標に基づいて走行距離〈P〉を求める;ことを
特徴とする走行距離測定方法、により達成される。
【0010】ここで用いるカーナビゲーションシステム
は、GPS(Global Positioning System、全地球的測
位システム)が最適である。このGPSは、配置が決ま
った多数の衛星を用いていわゆる三角測量法によって地
上の受信機の正しい位置を求めるものである。またこの
位置の変化から走行(移動)方向や走行距離が求められ
る。
【0011】工程(d)の接点の座標から走行距離を求
める工程では、例えばこの接点がこれを挟む2つの補正
ポイント間を分割する比率をa1:a2(但しa1をスタ
ート地点側とする)とし、補正ポイント間の実測距離を
Lとし、スタート地点からスタート地点側の補正ポイン
トまでの実測距離をp0として、p0+L×a1/(a1
2)を走行距離〈p〉とすることができる。
【0012】仮想マップとして記憶する経路(コース)
が途中に折曲点を持つ場合には、この折曲点を通りその
前後の経路に対する2本の垂線で挟まれるグレーゾーン
を定義し、車両(伴走車)がこのグレーゾーンに入った
ら走行距離〈P〉の求め方を変えるのがよい。例えばグ
レーゾーンに入った時点での走行距離を〈P1〉とし、
その後の走行距離p1は車両自身が車速パルス法などで
求め、これらの和〈P1〉+p1を新しい走行距離〈P〉
とする。p1はGPSにより求めてもよい。
【0013】この場合には、車両がグレーゾーンを出た
後には次の経路に対して接点を求め、通常の方法(例え
ば請求項3の方法)によって走行距離〈P〉を求めるか
ら、グレーゾーンを出る時に走行距離〈P〉の表示が不
連続に変化する。この表示の不連続を無くすか小さくす
るためには、p1に次の修正係数ηを積算すればよい。 η=(経路のグレーゾーン内距離)/(車両のグレーゾ
ーン内走行予定距離)
【0014】車両が経路(仮想マップ上のコース)から
一定値以上離れた時には、車両が一時的に経路から外れ
たものとして次のような補正を行うのがよい。すなわち
車両と経路との間隔d(車両を中心とする円が経路に外
接する接点までの半径d)が一定値d0になるまでの走
行距離を〈P2〉とし、その後の走行距離p2を車速パル
ス法やGPSにより求め、〈P2〉+p2を走行距離
〈P〉とするものである。車両と経路との間隔dが一定
値d0内に戻れば、通常の方法で走行距離を求めればよ
い。
【0015】車両の走行方向はGPSによって求めるこ
とができるが、この走行方向が経路上の接点における接
線の方向との差αが一定値α0以上になった時には、車
両が経路から大きく外れ始めたとして次のような補正を
行うのがよい。すなわちαがα0になった地点までの走
行距離を〈P3〉とし、ここから後の走行距離p3を車速
パルス法やGPSなどにより求めて、〈P3〉+p3を新
しい走行距離〈P〉とするものである。差αがα0以下
に戻ったら通常の方法で走行距離〈P〉を求めればよ
い。
【0016】仮想マップとして記憶する経路(コース)
は、直線経路をつないだ折線状のもので近似することが
できる。この場合は直線の両端の座標データを記憶して
おけばよいので、コース情報メモリに記憶するデータ量
を減らすことができる。しかし直線経路上での接点の座
標は、前記したように接点による分割比率a1:a2を用
いて計算で求めることが必要である。
【0017】この経路は折曲点を持たない実質的に滑ら
かに曲線で形成してもよい。この場合曲線の座標はテー
ブル(表)形式で記憶してもよいし、方程式形式で記憶
してもよい。このような曲線上の任意の位置(接点とな
る位置)はテーブルから直接読出したり、計算により求
めることができる。
【0018】この発明によれば第2の目的は、予め設定
した経路上の複数の位置間の距離を予め実測しておき、
この経路にほぼ沿って走行する車両によって走行距離を
逐次測定し出力する走行距離測定装置において、前記経
路に沿った位置の座標と、この経路上で車両のスタート
地点から実測した複数の補正ポイントまでの実測距離と
を仮想マップとして記憶するコース情報メモリと;前記
経路にほぼ沿って走行する車両の位置座標を逐次検出す
るカーナビゲーションシステムと;前記コース情報メモ
リに記憶した仮想マップ上で、カーナビゲーションシス
テムで求めた車両の位置を中心とする円が前記経路に外
接する接点の座標を求め、この接点の座標に基づいて車
両の走行距離〈P〉を求める演算手段と;演算手段で求
めた走行距離〈P〉を出力する出力手段と;とを備える
ことを特徴とする走行距離測定装置、により達成され
る。
【0019】演算手段はコンピュータで構成され、車両
を中心とする経路に対する外接円から接点を求める外接
接点演算部と、この接点がその前後の補正ポイント間距
離を分割する比率から走行距離〈P〉を求める走行距離
演算部と、を備えるものとすることができる。
【0020】第3の目的は、請求項1〜10のいずれか
の方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを
記録した記録媒体、により達成される。
【0021】第4の目的は、請求項1〜10のいずれか
の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、
により達成される。
【0022】
【実施態様】図1は本発明に係る装置の概要を示す図、
図2はマラソンコースの一例を実際の地図上で示す図、
図3は伴走車(車両)の距離表示例を示す図、図4は補
正ポイント間の接点位置の演算方法を説明する図、図5
は走行距離〈P〉の演算例の説明図、図6は動作流れ
図、図7と図8は車両がグレーゾーンに入った時に用い
る修正係数ηの説明図である。
【0023】図1において符号10はCPU(コンピュ
ータ)からなる演算手段、12はコース情報メモリ、1
4はGPS、16は演算手段10の動作プログラム等を
記憶する記録媒体である。コース情報メモリ12は記録
媒体16で兼用してもよい。18はこの演算手段10で
求めた走行距離〈P〉を表示する出力手段であり、伴走
車である車両20(図3)のルーフに取付けた表示板1
8Aや、競技を中継放送するテレビ画面などである。
【0024】コース情報メモリ12にはマラソンコース
(経路)Cが仮想マップ上のコース(仮想コースともい
う)Ciとして記憶される。この仮想のコースCiは、例
えば図2に示すように、スタート地点からゴール(終
点)までの経路Cを道路にほぼ沿う多数の直線に分割
し、各直線の折曲点Sおよび後記補正ポイントHの座標
を、例えば経度と緯度によって記憶する。
【0025】またこの仮想の走行コースCi上には、ス
タート地点HSTから実測した所定の距離の地点を補正ポ
イントHnとして記憶する。例えば、10km、20k
m、折返し点(21.0975km)、30km、40
kmの地点を補正ポイントH 1〜H5として、それらの座
標を記憶する。
【0026】GPS14は図3に示すように、位置が解
っている複数の衛星22の方位を車両20側から測定す
ることによって、車両20の位置座標を経度・緯度とし
て求める。GPS14はこの位置の変化から、走行方向
(方位)と走行距離とを求める。なお走行距離はスター
ト地点HSTでGPS14の電源を入れた時からの走行距
離であり、ここではオリジナル走行距離Dということに
する。
【0027】演算手段(以下CPUともいう)10は図
1に示すように多数の機能を持ち、それらの機能は10
A〜Eで示す。外接接点演算部10Aは、車両20の位
置を中心とする円24(図4参照)が仮想コースCi
の直線コースに外接する接点Qを求める。距離演算部1
0Bは、スタート地点HSTからこの接点Qまでの距離す
なわち走行距離〈P〉を求める。
【0028】例えばこの接点Qがこれを含む補正ポイン
トHn、Hn+1間を分割する比率をa 1:a2(但しa1
スタート地点HST側とする)とし、この補正ポイントH
n、H n+1間の距離をL(実測距離)として、[L×a1
/(a1+a2)]を求める。これにスタート地点HST
らスタート地点側の補正ポイントHnまでの走行距離
〈P0〉を加算することによって、この接点Qまでの走
行距離〈P〉を次式で求めることができる。
【0029】
【数1】〈P〉=〈P0〉+L×a1/(a1+a2
【0030】図5において、仮想マップ上の区間内距離
(A+B+C+D+F)は図4においてa1に等しく、
区間内座標間距離(A+B+C+D+E)は(a1
2)に等しく、また2つの補正ポイントHn、Hn+1
の実測距離はLに等しい。ここにL/(A+B+C+D
+E)は、実測距離Lと仮想コース上の座標から求めた
距離(A+B+C+D+E)=(a1+a2)との比であ
るから、仮想コース上の座標から求めた距離(A+B+
C+D+E)を実際のコース上の実測距離Lに変換する
ための補正係数である。
【0031】スタート地点HSTからの走行距離〈P〉は
このようにして求められるが、実際には折曲点S付近に
おいて接点Qを正しく求められなくなったり、求めた走
行距離が不連続に変化したりすることが発生し得る。こ
の場合に走行距離〈P〉の不連続な変化を抑制するた
め、CPU10ではグレーゾーン判定処理部10Cによ
って以下に説明する特別な処理を行う。
【0032】すなわちこのグレーゾーン判定処理部10
Cでは、折曲点Sを通りその前後の直線経路に垂直な2
本の直線で挟まれる領域をグレーゾーンGZと定義し、
車両20がこの領域GZに入ると次のような処理を行
う。図7は2つの直線経路の内角側に車両20が位置す
る場合を、図8は反対に外角側に車両20が位置する場
合を示す。
【0033】図7の場合は、車両20がグレーゾーンG
Zに入ると、前記図3〜5に説明した方法(車両を中心
とする円が経路に外接する接点Qを用いる方法、以下外
接接点法という)をやめて、車両20の走行距離p1
用いる。この走行距離p1は、車両20自身が持つ車速
パルス法による距離計で求めたり、GPSにより求めた
ものである。このグレーゾーンGZ内での走行距離p
1を、このグレーゾーンGZ内に入るまでの走行距離〈P
1〉に加算し、〈P1〉+p1を走行距離〈P〉とする。
そしてグレーゾーンGZを出る時には後の直線経路に対
して通常の外接接点法に切換えて走行距離〈P〉を求め
る。
【0034】
【グレーゾーンでの補正方法】しかしこの方法ではグレ
ーゾーンGZから出る際に走行距離〈P〉が不連続に変
化する。この不連続変化量を少なくするためには走行距
離p1に補正を加える。この処理はCPU10のグレー
ゾーン判定処理部10Cで行われる。
【0035】この処理では、例えば図7に示すように、
車両20が折曲点Sの手前からの経路Ciと平行に間隔
d離れて走行し、そのままの方位を保ってグレーゾーン
Zを通るものとする。この時車両20がグレーゾーン
Zを走る距離はd・tanθとなる(但しθはグレー
ゾーンGZの頂角)。一方この間の経路Ci上の距離はd
(tanθ+sinθ)となることは、図7から明らか
である。
【0036】従って車両20の走行距離〈P〉がグレー
ゾーンGZを出る時に連続するためには、修正係数ηを
(1+cosθ)と定義して、グレーゾーンGZ内での
走行距離〈P〉を、〈P〉=〈P1〉+p1×ηで表示す
ればよい。このようにグレーゾーンGZ内の走行距離
〈P〉を表示すればグレーゾーンGZを出た後の走行距
離〈P〉に連続することになる。実際には車両20は図
7のようには走行しないから、グレーゾーンGZを出た
時に走行距離〈P〉の表示は不連続になるが、修正係数
ηを適切に設定することにより、この不連続量を小さく
することができる。
【0037】図8の場合は、折曲点Sの手前では経路C
1に対して車両20の対称位置に仮想の車両20iを設
け、図7の場合と同様にグレーゾーンGZ内へ直進させ
ると考える。この場合、グレーゾーンGZ内での車両2
0の走行距離p1は、p1=(d・tanθ+2d・si
nθ)となる。また経路Ci上の距離は(d・tanθ
+dsinθ)となることは、図8から明らかである。
従ってこの場合には修正係数ηを、η=(1−sinθ
・cosθ)と定義すればよいことが解る。
【0038】
【経路との間隔増加に対する補正方法】車両20は経路
Cから大きく離れることがあり得る。すなわち車両20
から外接接点Qまでの距離(間隔)dが一定値d0以上
になった時(d≧d0)である。この時には、d=d0
なった時点の走行距離〈P2〉を記憶しておき、その後
d>d0の間は車両20の走行距離p2を加算する。そし
て〈P2〉+p2を走行距離〈P〉として表示する。
【0039】この処理は、CPU10の間隔判定処理部
10Dで行われる。d<d0に戻った時には通常の外接
接点法により求める走行距離〈P〉を表示する。
【0040】
【方位による補正方法】車両20の方位(走行方法)と
経路Cの方位との差(方位変化)αが一定値α 0以上に
なると、車両20は間もなく経路Cから大きく外れるこ
とが予想される。そこでα≧α0になると、α=α0にな
った時点の走行距離〈P3〉を記憶しておき、その後α
>α0の間は車両20の走行距離p3を加算し、〈P3
+p3を走行距離〈P〉として表示する。
【0041】この処理はCPU10の方位判定処理部1
0Eで行われる。α<α0に戻った時には、通常の外接
接点法により求めた走行距離〈P〉を表示する。
【0042】
【動作】次に図6を用いてこの実施態様の動作を説明す
る。まず車両20のGPS14をスタート地点HSTで電
源オンあるいはリセットする。GPS14は車両20の
座標(経度・緯度)、方位を求め、オリジナル走行距離
を0にセットする(図6のステップS100)。
【0043】CPU10はグレーゾーン判定処理部10
CでグレーゾーンGZに入ったか否かを判定する(ステ
ップS102)。グレーゾーンGZ内でなければ、次に
間隔判定処理部10Dで経路Cとの間隔dが一定値d0
以内か否かを判定する(ステップS104)。d<d0
であれば方位判定処理部10Eで車両20の方位と経路
Cの方位との差αが一定値α0以下か否かを判定する
(ステップS106)。
【0044】グレーゾーンGZ外であって、d<d0であ
って、さらにα<α0の時には、通常の外接接点法によ
り走行距離〈P〉を計算する(ステップS108)。こ
の計算は、CPU10の外接接点演算部10Aで接点Q
を求め、この接点Qまでの走行距離〈P〉を距離演算部
10Bで求めることにより行われる。この結果は出力手
段18に送られ、表示盤18Aに表示する。またテレビ
中継中であればテレビ画面に表示する。
【0045】車両20がグレーゾーンGZ内に入ると、
CPU10のグレーゾーン判定処理部10Cは前記修正
係数ηを求め(ステップS110)、走行距離〈P〉を
求める(ステップS112)。車両20が経路Cから大
きく離れると、間隔判定処理部10Dは前記したように
して走行距離〈P〉を求める(ステップS114)。車
両20の方位と経路の方位の差が大きくなると、方位判
定処理部10Eは前記したように走行距離〈P〉を求め
る(ステップS116)。
【0046】車両20がグレーゾーンGZから脱出し
(ステップS102)、間隔dが一定値d0以内に戻り
(ステップS104)、方位の差αが一定値α0以内に
戻ると(ステップS106)、通常の外接接点法による
計算方法に戻る(ステップS108)。
【0047】
【他の実施態様】図9と図10は、仮想の経路Ciを滑
らかな曲線として記憶した場合の実施態様を示す図であ
る。経路Ciは、前記図1〜8に示す実施態様のように
直線をつないだ形状にしたものだけでなく、連続する曲
線すなわち実質的に折曲点を持たない曲線であってもよ
い。
【0048】この場合にも、経路Ci上の任意の点の座
標と、この点から補正ポイントHnまでの距離a1または
2と、補正ポイントHn間の距離Lとが求められること
が必要である。例えば経路Ci上の多数の点の座標をテ
ーブルとして記憶しておき、任意の点の座標を位置が既
知の隣接する点の座標から計算で求めることができる。
また経路Ciを多数の曲線方程式の組合せとして記憶し
ておき、任意の点の座標などを計算で求めてもよい。
【0049】
【発明の効果】請求項1〜10のいずれかの発明によれ
ば、仮想の経路をメモリしておき、車両はその座標をカ
ーナビゲーションシステムにより検出して、この車両位
置を中心とする円が仮想の経路に対して外接する接点を
求め、この仮想経路上の接点の座標に基づいて走行距離
を求めるものであるから、車速パルス法や光反射法のよ
うに大きな誤差が発生するおそれが無く、走行距離の表
示を適切な補正を加えたり、あるいは経路を適切な曲線
でメモリすることにより、連続して表示させることも可
能であり、車両が途中で後退したりコースから逸脱した
りUターンした後でも正しい走行距離表示に戻すことが
できる。
【0050】請求項11〜12の発明によれば、この方
法の実施に直接使用する装置が得られる。請求項13の
発明によれば、この方法をコンピュータに実行させるた
めのプログラムを記録した記録媒体が得られる。請求項
14の発明によれば、この方法をコンピュータに実行さ
せるためのプログラムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施態様である装置の概要を示
す図
【図2】マラソンコースの一例を地図上で示す図
【図3】車両(伴走車)の距離表示例を示す図
【図4】演算方法を説明する図
【図5】走行距離〈P〉の演算例を説明する図
【図6】動作流れ図
【図7】グレーゾーンでの修正係数ηを説明する図
【図8】グレーゾーンでの修正係数ηを説明する図
【図9】仮想の経路を曲線とした場合の演算方法を説明
する図
【図10】仮想の経路を曲線とした場合の演算方法を説
明する図
【符号の説明】
10 CPU(演算手段) 10A 外接接点演算部 10B 距離演算部 10C 間隔判定処理部 10E 方位判定処理部 12 コース情報メモリ 14 GPS(カーナビゲーションシステム) 16 記録媒体 18 出力手段(表示手段) 20 車両(伴走車) 24 円 〈P〉 走行距離 C 経路(コース) Ci 仮想マップ上の経路 Hn 補正ポイント S 折曲点 Q 接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 賢治 大阪府大阪市福島区野田5−17−22 株式 会社エスシーシー関西支店内 Fターム(参考) 2F024 AA16 AB05 AE09 5J062 BB01 CC07 HH04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定した経路上の複数の位置間の距
    離を予め実測しておき、この経路に沿って走行する車両
    によって走行距離を逐次測定し出力する方法において、 (a)前記経路に沿った位置の座標と、この経路上で車
    両のスタート地点から実測した複数の補正ポイントまで
    の実測距離とを仮想マップとして記憶しておき、 (b)経路にほぼ沿って走行する車両の位置座標をカー
    ナビゲーションシステムによって求め、 (c)仮想マップ上で車両の位置を中心とする円が経路
    に外接する接点の座標を求め、 (d)この接点の座標に基づいて走行距離〈P〉を求め
    る;ことを特徴とする走行距離測定方法。
  2. 【請求項2】 工程(b)で用いるカーナビゲーション
    システムは、全地球的測位システムである請求項1の走
    行距離測定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、工程(d)では、仮
    想マップの経路上で接点が2つの補正ポイント間を車両
    のスタート地点側と終点側とに分割する比率をa1:a2
    とし、2つの補正ポイント間の実測距離をLとし、スタ
    ート地点からスタート地点側の補正ポイントまでの実測
    距離をp0として、走行距離〈P〉を 〈P〉=p0+L×a1/(a1+a2) により求める走行距離測定方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、工程(a)で仮想マ
    ップとして記憶する経路は、途中に折曲点を持ち、この
    折曲点付近では、折曲点を通りその両側の経路に対する
    2本の垂線により挟まれるグレーゾーンを求め、仮想マ
    ップ上で車両がこのグレーゾーンに入るとここまでの走
    行距離〈P1〉にグレーゾーンに入ってからの走行距離
    1を加算して〈P1〉+p1を走行距離〈P〉とする一
    方、車両がグレーゾーンを脱出する時には車両を中心と
    する円が折曲点の後の経路に外接する接点に基づいて走
    行距離〈P〉を求める走行距離測定方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、車両がグレーゾーン
    に入ってから出るまでは、走行距離p1に次の修正係数
    ηを積算して出力する走行距離測定方法。η=(経路の
    グレーゾーン内距離)/(車両のグレーゾーン内走行予
    定距離)
  6. 【請求項6】 請求項1において、工程(b)で求めた
    車両位置を中心とし仮想マップ上の経路に外接する円の
    半径(d)が一定値(d0)以上になった時に、この半
    径(d)が一定値(d0)になるまでの走行距離〈P2
    にこの半径(d)が一定値(d0)を越えてからの走行
    距離p2を加算して〈P2〉+p2を走行距離〈P〉とす
    る一方、前記半径(d)が一定値(d0)以下に戻った
    時に車両位置を中心とする円が経路に外接する接点の座
    標に基づいて走行距離〈P〉を求める走行距離測定方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1において、工程(b)で求めた
    車両位置での走行方向と接点における経路の接線方向と
    の差αが一定値(α0)以上になった時に、この差αが
    一定値α0になるまでの走行距離〈P3〉にこの差αが一
    定値α0を越えてからの走行距離p3を加算して〈P3
    +p3を走行距離〈P〉とする一方、前記差αが一定値
    以下に戻った時には車両位置を中心とする円が経路に外
    接する接点の座標に基づいて走行距離〈P〉を求める走
    行距離測定方法。
  8. 【請求項8】 仮想マップとして記憶する経路は、複数
    の直線経路をつないで形成される請求項4〜7のいずれ
    かの走行距離測定方法。
  9. 【請求項9】 走行距離p1またはp2またはp3は、カ
    ーナビゲーションシステムにより求めた走行距離から求
    める請求項4〜7のいずれかの走行距離測定方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜7のいずれかにおいて、工
    程(a)で仮想マップとして記憶する経路は、折曲点を
    持たない実質的に滑らかな曲線で形成され、この経路上
    の任意の位置の座標とこの位置のスタート地点からの距
    離とが求められるようにした走行距離測定方法。
  11. 【請求項11】 予め設定した経路上の複数の位置間の
    距離を予め実測しておき、この経路にほぼ沿って走行す
    る車両によって走行距離を逐次測定し出力する走行距離
    測定装置において、前記経路に沿った位置の座標と、こ
    の経路上で車両のスタート地点から実測した複数の補正
    ポイントまでの実測距離とを仮想マップとして記憶する
    コース情報メモリと;前記経路にほぼ沿って走行する車
    両の位置座標を逐次検出するカーナビゲーションシステ
    ムと;前記コース情報メモリに記憶した仮想マップ上
    で、カーナビゲーションシステムで求めた車両の位置を
    中心とする円が前記経路に外接する接点の座標を求め、
    この接点の座標に基づいて車両の走行距離〈P〉を求め
    る演算手段と;演算手段で求めた走行距離〈P〉を出力
    する出力手段と;とを備えることを特徴とする走行距離
    測定装置。
  12. 【請求項12】 演算手段は、 カーナビゲーションシステムで求めた車両の位置を中心
    とする円が仮想マップの経路に外接する接点の座標を求
    める外接接点演算部と;仮想マップの経路上でこの接点
    がこの接点を挟む2つの補正ポイント間を車両のスター
    ト地点側と終点側とに分割する比率a1:a2を求め、2
    つの補正ポイント間の実測距離L、スタート地点からス
    タート地点側の補正ポイントまでの実測距離をp0とし
    て、走行距離〈P〉を〈P〉=p0+L×a1/(a1
    2)により求める走行距離演算部と;を備える請求項
    11の走行距離測定装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜10のいずれかの方法をコ
    ンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記
    録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項1〜10のいずれかの方法をコ
    ンピュータに実行させるためのプログラム。
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