JP2002179651A - ベンズアニリド誘導体及び医薬組成物 - Google Patents

ベンズアニリド誘導体及び医薬組成物

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康博 大竹
Katsuhiro Kono
勝弘 河野
Satoshi Naito
聡 内藤
Kenji Naito
賢治 内藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、安全性及び有効性が極めて高い医
薬組成物、特にバソプレシン拮抗剤として有用な化合物
を創製することを目的とするものである。 【解決手段】 次の一般式(1)で示されるベンズアニ
リド誘導体及びその薬理学的に許容される塩。 【化1】 [式中、R1は、ピロリジン、ピペラジン等の窒素を1
又は2個含む5〜8員複素飽和単環を表し、R2は、水
素、炭素数1〜6のアルキルを表し、R3は、水素、炭
素数1〜4のアルキル、ハロゲン、炭素数1〜4のアル
コキシ、トリフルオロメチルを表し、R4は、水素、炭
素数1〜4のアルキル、ハロゲン、トリフルオロメチ
ル、又は、置換基を有してもよいフェニル等を表し、n
は、0〜4の整数を表す。]で示されるベンズアニリド
誘導体及びその塩。本発明化合物は、バソプレシン拮抗
剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、新規なベンズアニ
リド誘導体及びその薬理学的に許容される塩及びこれを
用いる医薬組成物、特にバソプレシン拮抗剤としての医
薬組成物に関する。
【従来の技術】
【0002】血管収縮作用を有する生体内活性物質が、
血管平滑筋細胞膜上の受容体に結合すると、受容体感受
性カルシウムチャンネルの開口により、細胞外から細胞
内へのカルシウムの流入及び細胞内刺激伝達系の働きに
よる細胞内カルシウム貯蔵部位からのカルシウム流出が
起きる。細胞内でのカルシウムの増加、及び細胞内刺激
伝達系の活性化によるカルシウム感受性の亢進により、
カルシウム−カルモデュリン依存性ミオシン軽鎖リン酸
化反応が亢進し、その結果血管収縮が惹起される。血管
の過度の収縮は、血圧の急激な上昇及び組織内微小循環
不良による組織障害を引き起こす。血管収縮作用を有す
る公知の生体内活性物質には、ノルアドレナリン、アン
ジオテンシンII及びバソプレシン等が知られている。
【0003】うっ血性心不全における薬物療法は、利尿
剤、ジギタリス製剤をベースとし、血管拡張剤及び陽性
変力剤を加えた治療がなされている。しかし、ジギタリ
スは薬効量と毒性量との幅が狭いため中毒症状を起こし
やすく、一方、利尿剤は、水−電解質バランス異常から
生じる不整脈等の重篤な副作用(Mebio,7
(7),20−23,1990)を持っているため、有
効かつ安全なうっ血性心不全治療薬が求められている。
【0004】又、うっ血性心不全や高血圧症において血
漿中のバソプレシン濃度が高値を示すことや、本態性高
血圧やうっ血性心不全でバソプレシンに対する血管反応
性が亢進していることが、報告されている(Journ
al of Cardiovascular Pharm
acology,,S101−S106,1986、
及び、J.Am.Coll.Cardiol.,,7
79−783,1986)。この様に種々の疾患に対
し、バソプレシンの関与が示唆されている。
【0005】バソプレシンは、脳下垂体後葉より分泌さ
れる神経内分泌ホルモンであり、末梢においては主とし
てV1受容体を介する強力な血管収縮作用とV2受容体を
介する腎臓集合管における水再吸収促進作用により、循
環動態及び体液の恒常性維持の役割を果たしている。バ
ソプレシンには、この他に肝臓でのグリコーゲン分解の
促進作用や下垂体前葉からの副腎皮質刺激ホルモン(A
CTH)分泌促進、又は、血小板凝集促進作用等の多彩
な生理作用を示す。
【0006】このような作用をもつバソプレシンの過剰
は、種々の病態、例えば、うっ血性心不全(Pharm
acological Reviews,43,73−
108,1991)、脳浮腫(Stroke,23,1
767−1773,1992)、アルギニンバソプレシ
ン過剰分泌症候群(Journal of Cardio
vascular Pharmacology,,S
36−S43,1986)、肝硬変(Ann.Inte
rn.Med.,96,413−417,1982)、
高血圧等を生じる。従って優れたバソプレシン拮抗剤が
開発されるならば、バソプレシン過剰に起因するこれら
の疾患、例えば、うっ血性心不全、脳循環障害、浮腫例
えば脳浮腫等、腹水、肺水腫、アルギニンバソプレシン
過剰分泌症候群、腎不全、膵炎、高血圧、肝硬変、低ナ
トリウム血症、低カリウム血症、糖尿病、循環不全、メ
ニエル症候群、オキシトシン関連疾患等の治療又は予防
薬として、又利尿剤(医学のあゆみ,157,166,
1991)として有用である。これまでにバソプレシン
関連疾患の予防又は治療を目的に種々のバソプレシン拮
抗剤が開発されてきた。
【0007】特に非ペプチド系化合物は、ペプチド系化
合物と違って経口投与可能であるため、臨床的な有用性
が期待でき、例えば、特開平7−2800号公報、特開
平4−321669号公報、特開平4−154765号
公報、特開平6−172317号公報、特開平5−13
2466号公報、国際公開WO95/03305号公
報、特開平5−320135号公報、国際公開WO94
/12476号公報、特開平6−157480号公報、
特開平6−211800号公報、国際公開WO94/1
4796号公報、国際公開WO94/20473号公
報、特開平6−16643号公報、特開平7−1574
86号公報、特開平7−179430号公報、特表平9
−512528号公報等において種々の化合物が提案さ
れている。このような背景は、国際公開WO97/17
349号公報にも記載されている。しかしこれらの化合
物よりさらに効果のあるものが求められていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の現状
に鑑み、切れ味が鋭く、安全性及び有効性が極めて高い
医薬組成物、特にバソプレシン拮抗剤として有用な化合
物を創製することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を続けるうち、新規構造を有する下記一般式(1)で表
される化合物が、上記目的をみごとに解決することを発
見し、本発明を完成した。すなわち、本発明は、次の一
般式(1)で表されることを特徴とするベンズアニリド
誘導体及びその薬理学的に許容される塩である。
【0010】
【化5】
【0011】[式中、R1は、
【化6】 を表す。R2は、水素、又は、炭素数1〜6のアルキル
を表す。R3は、水素、炭素数1〜4のアルキル、ハロ
ゲン、炭素数1〜4のアルコキシ、トリフルオロメチル
を表す。R4は、水素、炭素数1〜4のアルキル、ハロ
ゲン、トリフルオロメチル、炭素数1〜4のアルコキ
シ、フェノキシ、ベンジルオキシ、ヒドロキシ、炭素数
1〜4のアルキルチオ、ニトロ、アミノ、又は、
【化7】 を表す。 R5は、水素、炭素数1〜4のアルキル、フェ
ニル、ヒドロキシを表す。R6は、水素、炭素数1〜4
のアルキル、ハロゲン、又は、炭素数1〜4のアルコキ
シを表す。 Aは、O、又は、NR7を表す。 R7は、水
素、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜5のアルキル
カルボニル、炭素数1〜5のアルキルカルバモイル、ベ
ンジル、
【化8】 を表す。R8は、ハロゲン、−NR910、又は、モルホ
リノを表す。R9及びR10は、独立して、水素、又は、
炭素数1〜4のアルキルを表す。 m、q、r、tは、独
立して、0〜4の整数を表し、n、uは、独立して、0
〜3の整数を表す。以下に本発明を詳述する。
【0012】本発明化合物において、「炭素数1〜4の
アルキル」は、直鎖状であっても分岐状であってもよ
く、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル等が挙げら
れ、特に、メチルが好ましい。
【0013】本発明化合物において、「炭素数1〜6の
アルキル」は、直鎖状であっても分岐状であってもよ
く、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−
ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、te
rt−ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチ
ル、1,2−ジメチルプロピル、ヘキシル、イソヘキシ
ル、1−(2−メチル)ペンチル、1−(3−メチル)
ペンチル、1−エチルブチル、1,1,2−トリメチル
プロピル、1−エチル−1−メチルプロピル、1−エチ
ル−2−メチルプロピル等が挙げられ、特に、メチル、
イソブチル、イソペンチル、イソヘキシルが好ましい。
【0014】本発明化合物において、「炭素数1〜4の
アルコキシ」のアルキル鎖は、直鎖状であっても分岐状
であってもよく、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポ
キシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ等が挙
げられ、特に、メトキシが好ましい。
【0015】本発明化合物において、「炭素数1〜4の
アルキルチオ」のアルキル鎖は、直鎖状であっても分岐
状であってもよく、例えば、メチルチオ、エチルチオ、
プロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、イソブ
チルチオ等が挙げられ、特に、メチルチオが好ましい。
【0016】本発明化合物において、「炭素数1〜5の
アルキルカルボニル」のアルキル鎖は、直鎖状であって
も分岐状であってもよく、例えば、アセチル、プロピオ
ニル、イソプロピオニル、ブチリル、イソブチリル、バ
レリル、ピバロイル等が挙げられ、特に、イソプロピオ
ニル、ピバロイルが好ましい。
【0017】本発明化合物において、「炭素数1〜5の
アルキルカルバモイル」のアルキル鎖は、直鎖状であっ
ても分岐状であってもよく、例えば、メチルカルバモイ
ル、エチルカルバモイル、プロピルカルバモイル、イソ
プロピルカルバモイル、ブチルカルバモイル、イソブチ
ルカルバモイル、tert−ブチルカルバモイル等が挙
げられ、特に、イソプロピルカルバモイル、tert−
ブチルカルバモイルが好ましい。
【0018】本発明化合物において、ハロゲンは、特に
限定されず、例えば、塩素、臭素、フッ素、ヨウ素等を
挙げることができるが、なかでもフッ素、塩素が好まし
い。
【0019】本発明化合物において、−NR910は、
9、及びR10が、独立して、水素又は炭素数1〜4の
アルキル基を表し、例えば、 −NR910は、アミノ基
であってもよいし、炭素数1〜4のアルキル基で置換さ
れたモノアルキルアミノ基であっても、ジアルキルアミ
ノ基であってもよい。上記アルキル基は炭素数が1〜4
であれば特に限定されず、例えば、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル等を挙げることができ、これらは直鎖状
であっても分岐状であってもよい。なかでも、メチルが
好ましい。
【0020】本発明化合物において、R2は、水素、又
は、炭素数1〜6のアルキル基を表す。上記アルキル基
としては特に限定されず、例えば、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル、イソペンチ
ル、ヘキシル、イソヘキシル等を挙げることができ、こ
れらは分岐状であっても直鎖状であってもよい。なかで
も、メチルが好ましい。
【0021】本発明化合物の塩としては、無機酸若しく
は有機酸との酸付加塩であり、薬理学的に許容しうる塩
である。これらの塩としては、例えば、塩酸、臭化水素
酸、ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸若しくはリン酸等の鉱
酸、又は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、シュウ酸、マロ
ン酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、乳酸、リンゴ
酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、p−トルエンスルホ
ン酸、イセチオン酸、グルクロン酸、グルコン酸、メタ
ンスルホン酸若しくはエタンスルホン酸等の有機酸、又
はアスパラギン酸若しくはグルタミン酸等の酸性アミノ
酸との酸付加塩等を挙げることができる。
【0022】上記一般式(1)で表される本発明の化合
物は、 1.R1の置換位置がオルト位であること 2.
【化9】 がベンゼン環のパラ位に結合していること 3.2つのカルバモイル基がベンゼン環を挟んでいるこ
と等の化学構造上の特徴を有する。
【0023】上記一般式(1)で表される本発明の化合
物は、ノルアドレナリン、アンジオテンシンII等によ
る血管収縮に対して収縮抑制作用を示さず、バソプレシ
ンによる血管収縮だけに収縮抑制作用を示すことが、薬
理学上の一つの特徴である。
【0024】一般式(1)で表わされる化合物を本発明
化合物(1)と言う。本発明化合物(1)及びその塩は
種々の方法により合成することができる。以下にその代
表的製法を例示する。
【0025】
【化10】 [式中、R3及びnは、前記に同じであり、Xは、ハロ
ゲンを表し、R11は、
【化11】 を表し、R12は、炭素数1〜4のアルキルを表し、R13
は、水素、炭素数1〜4のアルキル、ハロゲン、炭素数
1〜4のアルコキシ、フェノキシ、炭素数1〜4のアル
キルチオ、ベンジルオキシ、ニトロ、トリフルオロメチ
ル、又は、
【化12】 を表し、A1は、O及びNR14 を表し、R6、qは、前
記と同じであり、R14は、炭素数1〜4のアルキル、炭
素数1〜5のアルキルカルボニル、炭素数1〜5のアル
キルカルバモイル、ベンジル、又は、
【化13】 を表し、t及びuは、前記に同じ]
【0026】化合物(2)からアミン体(3)への変換
は、ニトロ基の還元反応により達成できる。還元方法に
は、化学還元及び接触還元があり、常法に従って実施で
きる。化学還元に使用すべき好適な還元剤は、錫、亜
鉛、及び鉄等の金属、又は、塩化ニッケル、塩化クロ
ム、酢酸クロム等の金属化合物が挙げられ、酸性、中
性、又は、塩基性条件下で実施できる。この場合使用さ
れる酸は、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、及びp−ト
ルエンスルホン酸等の有機酸、又は塩酸、臭化水素酸等
の無機酸が挙げられる。又塩基を使用する場合は、アン
モニア、塩化アンモニウム、及び水酸化ナトリウム等が
挙げられる。更に、還元剤として水素化アルミニウム、
水素化アルミニウムリチウム、及び水素化アルミニウム
ナトリウム等の水素化アルミニウム化合物、水素化ホウ
素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、水素化シアノホ
ウ素ナトリウム、ボラン、及びジボラン等の水素化ホウ
素化合物等も良好な結果を与える。接触還元に使用すべ
き好適な触媒は、パラジウム炭素、酸化パラジウム、海
綿状パラジウム、及びパラジウムコロイド等のパラジウ
ム触媒、ラネーニッケル、酸化ニッケル、及び還元ニッ
ケル等のニッケル触媒、白金板、酸化白金、及び海綿状
白金等の白金触媒等が挙げられる。還元は、通常溶媒中
で実施する。使用すべき好適な溶媒としては、メタノー
ル、エタノール、及びプロパノール等のアルコール類、
ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、
及びジメトキシエタン等のエーテル類、及び水等の単独
溶媒か又は混合溶媒等が挙げられる。反応温度は特に限
定されず、冷却下ないし加熱下に反応を実施するのが好
ましい。但し、R3がハロゲン、又は、R14がベンジル
の場合は、化学還元が好ましい。
【0027】化合物(4)は、アミン体(3)と4−ニ
トロ安息香酸クロリドとのアミド結合形成反応により、
製造できる。該アミド結合生成反応は、公知のアミド結
合生成反応の条件を用いて容易に達成できる。反応に用
いられる溶媒としては、ジクロロメタン、ジクロロエタ
ン、及びクロロホルム等のハロゲン化炭化水素類、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、及び
ジメトキシエタン等のエーテル類、酢酸エチル等のエス
テル類、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等の非プロト
ン性極性溶媒等の単独溶媒か又はそれらの混合溶媒等が
挙げられる。反応に際して、アミン体(3)を過剰に用
いたり、N−メチルモルホリン、トリメチルアミン、ト
リエチルアミン、N,N−ジメチルアミン、ピリジン、
1,5−ジアザビシクロ[4,3,0]ノネン−5(D
BN)、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデ
セン−7(DBU)、1,4−ジアザビシクロ[2,
2,2]オクタン(DABCO)等の有機塩基、炭酸カ
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素
ナトリウム等の無機塩基等の存在下で反応させるのが反
応を円滑に進行させる上で有利な場合があり、通常反応
温度は−20〜150℃程度、好ましくは−5〜50℃
程度において行われ、反応時間は5分〜18時間程度、
好ましくは5分〜2時間程度である。
【0028】化合物(4)から化合物(5)への変換
は、適当な溶媒中、塩基存在下で炭素数1〜4のハロゲ
ン化アルキル[例えば、ヨウ化メチル、塩化エチル、塩
化プロピル、塩化イソプロピル、臭化イソブチル等]を
用い、公知のアルキル化により製造できる。該アルキル
化反応に用いる塩基としては、N−メチルモルホリン、
トリメチルアミン、トリエチルアミン、N,N−ジメチ
ルアミン、ピリジン、1,5−ジアザビシクロ[4,
3,0]ノネン−5(DBN)、1,8−ジアザビシク
ロ[5,4,0]ウンデセン−7(DBU)、1,4−
ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン(DABCO)
等の有機塩基、アルカリ金属[例えば、リチウム、ナト
リウム、カリウム等]、アルカリ土類金属[例えば、マ
グネシウム、カルシウム等]、これらの水素化物、水酸
化物もしくは炭酸塩等の無機塩基等が挙げられる。反応
に用いられる溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、及びジメトキシエタン等の
エーテル類、メタノール、エタノール、及びプロパノー
ル等のアルコール類、N,N−ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸トリアミド
等の非プロトン性極性溶媒等の単独溶媒か又はそれらの
混合溶媒等が挙げられる。通常反応温度は0℃〜使用溶
媒の沸点温度程度、好ましくは20℃〜使用溶媒の沸点
温度程度において行われ、反応時間は5分〜18時間程
度、好ましくは5分〜5時間程度である。
【0029】化合物(5)からアミン体(6)への変換
は、ニトロ基の還元反応により達成できる。該還元反応
は、上記化合物(2)からアミン体(3)への変換に用
いた還元反応条件と同様な方法により、容易に達成でき
るが、特に接触還元が好ましい。但し、R3がハロゲ
ン、又は、R14がベンジルの場合は、化学還元が好まし
い。
【0030】アミン体(6)とカルボン酸(7)とのア
ミド結合形成反応により、本発明化合物(1a)を製造
できる。該アミド結合生成反応は、公知のアミド結合生
成反応の条件を用いて容易に達成できる。例えば(イ)
酸クロリド法、即ちカルボン酸(7)に塩化チオニル、
塩化オキザリル、五塩化リン等のハロゲン化剤を反応さ
せて酸クロリドとし、これにアミン体(6)を反応させ
る方法、(ロ)カルボジイミド法、即ちカルボン酸
(7)とジシクロヘキシルカルボジイミド、N−エチル
−N’−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミ
ド、カルボニルジイミダゾール等の縮合剤の存在下、ア
ミン体(6)を反応させる方法、(ハ)活性化エステル
法、即ちカルボン酸(7)をニトロ又はハロゲン置換フ
ェニルエステル、芳香族チオエステル、N−ヒドロキシ
コハク酸エステル、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
エステル、エノールエステル等の活性化エステルとし、
これにアミン体(6)を反応させる方法等を挙げること
ができる。(ニ)その他の方法、例えばカルボン酸
(7)を無水酢酸等の脱水剤によりカルボン酸無水物と
し、これにアミン体(6)を反応させる方法、カルボン
酸(7)と低級アルコールとのエステルにアミン体
(6)を高圧高温下反応させる方法、更にカルボン酸
(7)とアミン体(6)とを、トリフェニルホスフィ
ン、ジフェニルホスフィンクロリド、フェニル−N−フ
ェニルホスホラミドクロリデート、ジエチルクロロホス
フェート、シアノリン酸ジエチル、ジフェニルリン酸ア
ジド、ビス(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホス
フィニッククロリド等のリン化合物の縮合剤の存在下に
反応させる方法によっても実施できる。 特に本発明に
おいては、酸クロリド法を用いてアミン体(6)と処理
する方法が簡便容易に本発明化合物としうるので有利で
ある。
【0031】反応に用いられる溶媒としては、選択する
方法により異なるが通常ジクロロメタン、ジクロロエタ
ン、及びクロロホルム等のハロゲン化炭化水素類、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、及び
ジメトキシエタン等のエーテル類、酢酸エチル等のエス
テル類、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等の非プロト
ン性極性溶媒等の単独溶媒か又はそれらの混合溶媒等が
挙げられる。
【0032】反応に際して、アミン体(6)を過剰に用
いたり、N−メチルモルホリン、トリメチルアミン、ト
リエチルアミン、N,N−ジメチルアミン、ピリジン、
1,5−ジアザビシクロ[4,3,0]ノネン−5(D
BN)、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデ
セン−7(DBU)、1,4−ジアザビシクロ[2,
2,2]オクタン(DABCO)等の有機塩基、炭酸カ
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素
ナトリウム等の無機塩基等の存在下で反応させるのが反
応を円滑に進行させる上で有利な場合があり、通常反応
温度は−20〜150℃程度、好ましくは−5〜50℃
程度において行われ、反応時間は5分〜18時間程度、
好ましくは5分〜2時間程度である。
【0033】
【化14】 [式中、R3、R11、R13及びnは、前記に同じ]
【0034】化合物(4)からアミン体(8)への還元
反応は、前記[反応式1]の化合物(5)からアミン体
(6)への還元反応と同様の反応条件下で行うことで達
成でき、 アミン体(8)から本発明化合物(1b)へ
の変換は、前記[反応式1]のアミン体(6)から本発
明化合物(1a)を製造する反応と同様な反応及び反応
条件(例えば、使用溶媒、反応温度等)により、容易に
達成できる。
【0035】
【化15】
【化16】 を表し、mは、前記に同じ]
【0036】化合物(9)に塩基存在下、適当な溶媒を
用い、HR14と縮合反応を行うことにより容易に化合物
(10)を製造できる。該縮合反応に用いる塩基は、N
−メチルモルホリン、トリメチルアミン、トリエチルア
ミン、N,N−ジメチルアミン、ピリジン、1,5−ジ
アザビシクロ[4,3,0]ノネン−5(DBN)、
1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデセン−7
(DBU)、1,4−ジアザビシクロ[2,2,2]オ
クタン(DABCO)等の有機塩基、炭酸カリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム
等の無機塩基等が挙げられる。
【0037】反応に用いられる溶媒としては、通常ジク
ロロメタン、ジクロロエタン、及びクロロホルム等のハ
ロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、及びジメトキシエタン等のエーテ
ル類、酢酸エチル等のエステル類、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリン
酸トリアミド等の非プロトン性極性溶媒等の単独溶媒か
又はそれらの混合溶媒、又は、水との混合溶媒等が挙げ
られる。通常反応温度は0℃〜使用溶媒の沸点温度程
度、好ましくは25℃〜使用溶媒の沸点温度程度におい
て行われ、反応時間は5分〜20時間程度、好ましくは
5分〜10時間程度である。
【0038】
【化17】 [式中、R3及びXは、前記に同じ、R15は、炭素数1
〜6のアルキル、又は、
【化18】 を表し、t及びuは、前記に同じ]
【0039】化合物(9)から化合物(11)への縮合
反応は、前記[反応式3]の化合物(9)から化合物
(10)への縮合反応と同様の反応条件下で行うことで
達成できる。
【0040】化合物(11)から化合物(12)への変
換は、化合物(11)と炭素数1〜6のハロゲン化アル
キル[例えば、ヨウ化メチル、塩化エチル、塩化プロピ
ル、臭化イソブチル、臭化ペンチル、臭化イソペンチ
ル、塩化イソヘキシル等]、又は、
【化19】 [例えば、臭化シクロペンチル、臭化シクロヘキシル、
臭化シクロヘキシルメチル、塩化3−(シクロヘキシ
ル)プロピル等を用い、適当な溶媒中で塩基存在下、公
知のアルキル化反応により製造できる。
【0041】該アルキル化反応に用いる塩基としては、
アルカリ金属[例えば、リチウム、ナトリウム、カリウ
ム等]、アルカリ土類金属[例えば、マグネシウム、カ
ルシウム等]、これらの水素化物、水酸化物もしくは炭
酸塩等の無機塩基、及び、トリアルキルアミン[例え
ば、トリメチルアミン、トリエチルアミン等]、ピコリ
ン、1,5−ジアザビシクロ[4,3,0]ノネン−5
(DBN)、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウ
ンデセン−7(DBU)、1,4−ジアザビシクロ
[2,2,2]オクタン(DABCO)等の有機塩基、
等が挙げられる。反応に用いられる溶媒としては、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、及び
ジメトキシエタン等のエーテル類、メタノール、エタノ
ール、及びプロパノール等のアルコール類、N,N−ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメ
チルリン酸トリアミド等の非プロトン性極性溶媒等の単
独溶媒か又はそれらの混合溶媒等が挙げられる。通常反
応温度は0℃〜使用溶媒の沸点温度程度、好ましくは2
0℃〜使用溶媒の沸点温度程度において行われ、反応時
間は5分〜18時間程度、好ましくは5分〜10時間程
度である。
【0042】
【化20】 [式中、R3及びXは、前記に同じ、R16は、炭素数1
〜5のアルキルカルボニルを表す]
【0043】化合物(11)から化合物(13)への変
換は、化合物(11)と XR16、又は、(R162
とのアシル化反応により製造できる。該アシル化は、適
当な溶媒中、塩基存在下で炭素数1〜5のアルカノイル
ハライド[例えば、アセチルクロリド、プロピオニルク
ロリド、ブチリルブロミド、イソブチリルブロミド、イ
ソバレリルクロリド、ピバロイルクロリド等]、又は、
炭素数2〜5のアルカン酸の無水物[例えば、酢酸無水
物、プロピオン酸無水物、酪酸無水物、イソ酪酸無水
物、ヘキサン酸無水物等]等を用い、公知のアシル化に
より製造できる。該アシル化反応に用いる塩基として
は、アルカリ金属[例えば、リチウム、ナトリウム、カ
リウム等]、アルカリ土類金属[例えば、マグネシウ
ム、カルシウム等]、これらの水素化物、水酸化物もし
くは炭酸塩、重炭酸塩等の無機塩基、及び、N−メチル
モルホリン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、
N,N−ジメチルアミン、ピリジン、1,5−ジアザビ
シクロ[4,3,0]ノネン−5(DBN)、1,8−
ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデセン−7(DB
U)、1,4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン
(DABCO)等の有機塩基等が挙げられる。反応に用
いられる溶媒としては、ジクロロメタン、ジクロロエタ
ン、及びクロロホルム等のハロゲン化炭化水素類、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、及び
ジメトキシエタン等のエーテル類、メタノール、エタノ
ール、及びプロパノール等のアルコール類、N,N−ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメ
チルリン酸トリアミド等の非プロトン性極性溶媒等の単
独溶媒か又はそれらの混合溶媒等が挙げられる。通常反
応温度は−40℃〜使用溶媒の沸点温度程度、好ましく
は−10℃〜使用溶媒の沸点温度程度において行われ、
反応時間は5分〜20時間程度、好ましくは5分〜10
時間程度である。
【0044】
【化21】 [式中、R3は、前記に同じ、R17は、炭素数1〜5の
アルキルカルバモイルを表す]
【0045】化合物(11)から化合物(14)への変
換は、化合物(11)と OCNR1 7とのウレイド形成
反応により製造できる。該ウレイド形成反応は、適当な
溶媒中、炭素数1〜5のアルキルイソシアネート[例え
ば、メチルイソシアネート、エチルイソシアネート、プ
ロピルイソシアネート、イソプロピルイソシアネート、
ブチルイソシアネート、イソブチルイソシアネート、t
ert−ブチルイソシアネート等]を用い、公知のウレ
イド形成反応により製造できる。反応に用いられる溶媒
としては、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、及びジメトキシエタン等のエーテル類、メタ
ノール、エタノール、及びプロパノール等のアルコール
類、ジクロロメタン、ジクロロエタン、及びクロロホル
ム等のハロゲン化炭化水素類、酢酸エチル等のエステル
類、及び、アセトンの等の単独溶媒か又はそれらの混合
溶媒等が挙げられる。又、無溶媒で行うこともできる。
通常反応温度は−20℃〜使用溶媒の沸点温度程度、好
ましくは0℃〜使用溶媒の沸点温度程度において行わ
れ、反応時間は5分〜24時間程度、好ましくは5分〜
10時間程度である。
【0046】
【化22】 [式中、R2、R3及びXは、前記に同じ、R18は、
【化23】 を表し、R19は、炭素数1〜4のアルキル、フェニル、
ピリジルを表し、vは、0〜3の整数を表す]
【0047】化合物(11)のアミノ基にR18である保
護基を導入することで、化合物(15)を製造できる。
18は、ベンジルオキシカルボニル等のフェニルアルコ
キシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル等のア
ルコキシカルボニル、又は、2−(4−ピリジル)エト
キシカルボニル等のピリジルアルコキシカルボニル等の
通常のアミノ基の保護基である。
【0048】化合物(15)から化合物(18)に至る
までの反応は、前記[反応式1]の化合物(2)から化
合物(5)に至るまでの反応と同様な反応及び反応条件
(例えば、使用溶媒、反応温度等)により、容易に製造
できる。化合物(18)から化合物(19)への脱保護
反応は、通常の脱保護反応により、達成できる。化合物
(11)のアミノ基への保護基の導入、及び、化合物
(18)の脱保護反応は、例えばグリーン(Green
e)及びウッツ(Wuts)著、[Protectiv
e Groups in Organic Synth
esis」、第2版に記載の反応条件を用いることで達
成できる。
【0049】化合物(19)から化合物(20)に導く
アルキル化反応は、前記[反応式4]の化合物(11)
から化合物(12)に導く反応と同様な反応及び反応条
件(例えば、使用溶媒、反応温度等)により、容易に製
造できる。
【0050】
【化24】 [式中、R2、R3、R16及びXは、前記に同じ]
【0051】化合物(19)から化合物(21)への変
換は、前記[反応式5]の化合物(11)から化合物
(13)へのアシル化反応と同様な反応及び反応条件
(例えば、使用溶媒、反応温度等)により、容易に達成
できる。
【0052】
【化25】 [式中、R2、R3及びR17、は、前記に同じ]
【0053】化合物(19)から化合物(22)への変
換は、前記[反応式6]の化合物(11)から化合物
(14)へのウレイド形成反応と同様な反応及び反応条
件(例えば、使用溶媒、反応温度等)により、容易に達
成できる。
【0054】
【化26】 [式中、R2、R3、R13、R18及びnは、前記に同じ]
【0055】化合物(18)から化合物(24)に至る
までの反応は、前記[反応式1]の化合物(5)から化
合物(1a)に至るまでの反応と同様な反応及び反応条
件(例えば、使用溶媒、反応温度等)により、容易に製
造でき、又、化合物(24)から本発明化合物(1c)
に導く反応は、前記[反応式7]の化合物(18)から
化合物(19)に導く反応と同様な反応及び反応条件
(例えば、使用溶媒、反応温度等)により、容易に製造
できる。
【0056】
【化27】 [式中、R2、R3、R13、X及びyは、前記に同じ、R
20は、NR910、モルホリノを表す、R9及びR10は、
前記に同じ]
【0057】本発明化合物(1c)から本発明化合物
(1d)への変換は、本発明化合物(1c)と 化合物
(25)とのアシル化反応により達成できる。該アシル
化は、適当な溶媒中、塩基存在下で、公知のアシル化に
より製造できる。該アシル化反応に用いる塩基として
は、アルカリ金属[例えば、リチウム、ナトリウム、カ
リウム等]、アルカリ土類金属[例えば、マグネシウ
ム、カルシウム等]、これらの、水酸化物もしくは炭酸
塩、重炭酸塩等の無機塩基、及び、N−メチルモルホリ
ン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N,N−ジ
メチルアミン、ピリジン、1,5−ジアザビシクロ
[4,3,0]ノネン−5(DBN)、1,8−ジアザ
ビシクロ[5,4,0]ウンデセン−7(DBU)、
1,4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン(DA
BCO)等の有機塩基等が挙げられる。反応に用いられ
る溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳
香族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、及びジメトキシエタン等のエーテル類
等の単独溶媒か又はそれらの混合溶媒等が挙げられる。
通常反応温度は−20℃〜使用溶媒の沸点温度程度、好
ましくは0℃〜使用溶媒の沸点温度程度において行わ
れ、反応時間は5分〜20時間程度、好ましくは5分〜
10時間程度である。
【0058】本発明化合物(1d)から本発明化合物
(1e)への変換は、本発明化合物(1d)とアミン化
合物(HR20)[例えば、ジメチルアミン、エチルアミ
ン、ジエチルアミン、プロピルアミン、ジイソプロピル
アミン、ジブチルアミン、tert−ブチルミン、及び
モルホリン等]を適当な溶媒中、塩基存在下で縮合する
ことにより達成できる。該縮合反応に用いる塩基として
は、アルカリ金属[例えば、リチウム、ナトリウム、カ
リウム等]、アルカリ土類金属[例えば、マグネシウ
ム、カルシウム等]、これらの、水酸化物もしくは炭酸
塩、重炭酸塩等の無機塩基、及び、N−メチルモルホリ
ン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N,N−ジ
メチルアミン、ピリジン、1,5−ジアザビシクロ
[4,3,0]ノネン−5(DBN)、1,8−ジアザ
ビシクロ[5,4,0]ウンデセン−7(DBU)、
1,4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン(DA
BCO)等の有機塩基等が挙げられる。反応に用いられ
る溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳
香族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、及びジメトキシエタン等のエーテル
類、ジクロロメタン、ジクロロエタン、及びクロロホル
ム等のハロゲン化炭化水素類等の単独溶媒か又はそれら
の混合溶媒等が挙げられる。通常反応温度は−20℃〜
使用溶媒の沸点温度程度、好ましくは10℃〜使用溶媒
の沸点温度程度において行われ、反応時間は5分〜20
時間程度、好ましくは5分〜10時間程度である。
【0059】
【化28】 [式中、R1、R2、R3及びnは、前記に同じ]
【0060】本発明化合物(1f)から本発明化合物
(1g)への変換は、[反応式1]の化合物(2)から
化合物(3)への還元反応と同様の反応条件で達成で
き、特に接触還元を用いることが好ましい。但し、R3
が、ハロゲンの場合は、化学還元が好ましい。
【0061】
【化29】 [式中、R1、R2、R3及びnは、前記に同じ]
【0062】本発明化合物(1h)を脱ベンジル化によ
り、本発明化合物(1i)を製造できる。該脱ベンジル
化反応は、通常の方法、例えばグリーン(Green
e)及びウッツ(Wuts)著、[Protectiv
e Groups in Organic Synth
esis」、第2版に記載の反応条件で行うことにより
容易に達成できる。
【0063】上記各製法により得られた反応生成物は遊
離化合物、その塩、水和物あるいは各種の溶媒和物とし
て単離、精製される。塩は通常の造塩反応に付すことに
より製造できる。
【0064】単離、精製は、抽出、濃縮、蒸留、結晶
化、濾過、再結晶、各種クロマトグラフィ−等通常の化
学操作を適用して行われる。
【0065】本発明化合物を医薬として投与する場合、
本発明化合物はそのまま又は医薬的に許容される無毒性
かつ不活性の担体中に、例えば0.1〜99.5%、好
ましくは0.5〜90%含有する医薬組成物として、ヒ
トを含む動物に投与される。
【0066】本発明医薬組成物の担体としては、固形、
半固形、又は液状の希釈剤、充填剤、及びその他の処方
用の助剤一種以上が用いられる。上記医薬組成物は、投
与単位形態で投与することが望ましい。本発明医薬組成
物は、経口投与、静脈内投与、組織内投与、局所投与
(点鼻、点眼投与等)又は経直腸的に投与することがで
きる。これらの投与方法に適した剤型で投与されるのは
勿論である。なかでも、経口投与が特に好ましい。
【0067】本発明のバソプレシン拮抗剤中に含有され
るべき一般式(1)又はその塩としての用量は、年齢、
体重等の患者の状態、投与経路、病気の症状と重篤度等
を考慮した上で設定することが望ましいが、通常は、成
人に対して本発明の有効成分量として、1日あたり、経
口投与の場合、5〜1500mg/ヒトの範囲、好まし
くは10〜300mg/ヒトの範囲が一般的である。
又、静脈内投与の場合、0.1〜1000mg/ヒトの
範囲、好ましくは1〜600mg/ヒトの範囲が一般的
であり、更に局所投与の場合は、例えば点眼投与であれ
ば、0.001〜10%(V/W)の濃度のもの、好ま
しくは0.01〜2%(V/W)の濃度のものを投与す
ればよい。場合によっては、これ以下で充分であるし、
又逆にこれ以上の用量を必要とすることもある。又1日
2〜4回に分割して投与することもできる。
【0068】経口投与は固形又は液状の用量単位、例え
ば、散剤、錠剤、糖衣剤、カプセル剤、顆粒剤、懸濁
剤、液剤、シロップ剤、ドロップ剤、舌下錠その他の剤
型によって行うことができる。散剤は活性物質を適当な
細かさと成し、ついで同様に細かくした医薬用担体、例
えば澱粉、マンニト−ルのような可食性炭水化物その他
と混合することにより製造される。必要に応じ風味剤、
保存剤、分散剤、着色剤、香料その他のものを混じても
よい。
【0069】カプセル剤は、まず上述のようにして粉末
状となった散剤又は錠剤の項で述べるように顆粒化した
ものを、例えば、ゼラチンカプセルのようなカプセル外
皮の中へ充填することにより製造される。滑沢剤や流動
化剤、例えばコロイド状のシリカ、タルク、ステアリン
酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、固形のポリ
エチレングリコ−ルのようなものを粉末状態のものに混
合し、然るのちに充填操作を行うこともできる。崩壊剤
や可溶化剤、例えばカルボキシメチルセルロ−ス、カル
ボキシメチルセルロ−スカルシウム、低置換度ヒドロキ
シプロピルセルロ−ス、クロスカルメロ−スナトリウ
ム、カルボキシスタ−チナトリウム、炭酸カルシウム、
炭酸ナトリウムを添加すれば、カプセル剤が摂取された
ときの医薬の有効性を改善することができる。
【0070】又、本発明化合物の微粉末を植物油、ポリ
エチレングリコ−ル、グリセリン、界面活性剤中に懸濁
分散し、これをゼラチンシ−トで包んで軟カプセル剤と
することができる。錠剤は粉末混合物を作り、顆粒化又
はスラグ化し、ついで崩壊剤又は滑沢剤を加えたのち打
錠することにより製造される。粉末混合物は、適当に粉
末化された物質を上述の希釈剤やベ−スと混合し、必要
に応じ結合剤(例えば、カルボキシメチルセルロ−スナ
トリウム、ヒドロキシプロピルセルロ−ス、メチルセル
ロ−ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロ−ス、ゼラチ
ン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール
等)、溶解遅延化剤(例えば、パラフィン、ワックス、
硬化ヒマシ油等)、再吸収剤(例えば、四級塩)や吸着
剤(例えば、ベントナイト、カオリン、リン酸ジカルシ
ウム等)をも併用してもよい。粉末混合物は、まず結合
剤、例えばシロップ、澱粉糊、アラビアゴム、セルロ−
ス溶液又は高分子物質溶液で湿らせ、ついで篩を強制通
過させて顆粒とすることができる。このように粉末を顆
粒化するかわりに、まず打錠機にかけたのち、得られる
不完全な形態のスラグを破砕して顆粒にすることも可能
である。
【0071】このようにして作られる顆粒は、滑沢剤と
してステアリン酸、ステアリン酸塩、タルク、ミネラル
オイルその他を添加することにより、互いに付着するこ
とを防ぐことができる。このように滑沢化された混合物
をついで打錠する。こうして製造した素錠にフィルムコ
−ティングや糖衣を施すことができる。又薬物は、上述
のように顆粒化やスラグ化の工程を経ることなく、流動
性の不活性担体と混合したのちに直接打錠してもよい。
シェラックの密閉被膜からなる透明又は半透明の保護被
覆、糖や高分子材料の被覆、及び、ワックスよりなる磨
上被覆の如きも用いうる。
【0072】他の経口投与剤型、例えば、溶液、シロッ
プ、エリキシル等も又その一定量が薬物の一定量を含有
するように用量単位形態にすることができる。シロップ
は、化合物を適当な香味水溶液に溶解して製造され、又
エリキシルは非毒性のアルコール性担体を用いることに
より製造される。懸濁剤は、化合物を非毒性担体中に分
散させることにより処方される。可溶化剤や乳化剤(例
えば、エトキシ化されたイソステアリルアルコール類、
ポリオキシエチレンソルビトールエステル類)、保存
剤、風味賦与剤(例えば、ペパミント油、サッカリン)
その他も又必要に応じ添加することができる。
【0073】必要に応じて、経口投与のための用量単位
処方はマイクロカプセル化してもよい。該処方は又被覆
をしたり、高分子・ワックス等中にうめこんだりするこ
とにより作用時間の延長や持続放出をもたらすこともで
きる。組織内投与は、皮下・筋肉又は静脈内注射用とし
た液状用量単位形態、例えば、溶液や懸濁剤の形態を用
いることによって行うことができる。これらのものは、
化合物の一定量を、注射の目的に適合する非毒性の液状
担体、例えば水性や油性の媒体に懸濁し又は溶解し、つ
いで該懸濁液又は溶液を滅菌することにより製造され
る。又は、化合物の一定量をバイアルにとり、そののち
該バイアルとその内容物を滅菌し密閉してもよい。投与
直前に溶解又は混合するために、粉末又は凍結乾燥した
有効成分に添えて、予備的のバイアルや担体を準備して
もよい。注射液を等張にするために非毒性の塩や塩溶液
を添加してもよい。さらに安定剤、保存剤、乳化剤のよ
うなものを併用することもできる。
【0074】点眼投与は、点眼剤、眼軟膏等の形態を用
いることによって行うことができる。点眼剤であれば、
塩化ナトリウム、濃グリセリン等の等張化剤、リン酸ナ
トリウム、酢酸ナトリウム等の緩衝化剤、ポリオキシエ
チレンソルビタンモノオレート、ステアリン酸ポリオキ
シル40、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の非イオ
ン性界面活性剤、クエン酸ナトリウム、エデト酸ナトリ
ウム等の安定化剤、塩化ベンザルコニウム、パラベン等
の防腐剤等を用いて製剤化することができ、点眼剤のp
Hは眼科製剤に許容される範囲内にあればよいが、4〜
8の範囲が好ましい。
【0075】直腸投与は、化合物を低融点の水に可溶又
は不溶の固体、例えば、ポリエチレングリコール、カカ
オ脂、高級エステル類(例えばパルミチン酸ミリスチル
エステル)及びそれらの混合物を混じた坐剤を用いるこ
とによって行うことができる。
【0076】以下に、試験例、参考例、実施例及び製剤
例を掲げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこ
れらのみに限定されるものではない。
【0077】試験例1ラット大動脈へのバソプレシン収
縮に対する抑制作用 Serradeil−Le Gal等の方法[J.Cl
in.Invest.,92、224−231(199
3)]に従い行った。SD系雄性ラット(7〜9週齢)
を放血致死後、速やかに胸部大動脈を摘出し、ラセン条
片の標本を作成した。この標本を37℃に保温したKr
ebs−Henseleit液を満たした20mLのo
rgan bath中に懸垂した。1〜2時間標本を放
置後、バソプレシン 3nM(終濃度)を適用し、レコ
ーダー上に摘出された収縮反応より1回目の収縮高を計
測した。以後、約15分ごとに3〜4回 wash ou
tを繰り返し、最後のwash outから10分後、
溶媒又は被験化合物溶液を適用し、その30分後に再び
バソプレシンを適用して1回目と同様の方法により2回
目の収縮高を計測し、各濃度における阻害率を次式より
算出した。なお、被験化合物は注射用水又はジメチルス
ルホキシドに溶解後、注射用水で希釈溶解し、調製し
た。
【0078】
【数1】 0 :溶媒処置前のバソプレシン適用による収縮高 A :溶媒処置後のバソプレシン適用による収縮高 A0':被験化合物処置前のバソプレシン適用による収縮
高 A':被験化合物処置後のバソプレシン適用による収縮
【0079】各濃度における阻害率を求めた場合は、濃
度反応曲線を作成し、IC50(バソプレシンによる収縮
を50%阻害する被験化合物の濃度)値を求めた。本試
験の成績は、表−1に示す通りである。表−1の結果よ
り、本発明化合物は、ラット大動脈へのバソプレシン収
縮を強力に阻害することが示された。
【0080】
【表1】
【0081】試験例2急性毒性試験 1群5匹の雄性Sprague−Dawley系雄性ラ
ット(4〜5週齢)に5%アラビアゴム溶液に懸濁させ
た被験化合物を経口投与し、投与後7日間の一般症状観
察を実施した。尚、投与前18時間と投与後4時間を除
き、本試験期間中、ラットに餌及び水を自由に摂取させ
た。本試験の成績は、表−2に示す通りである。被験化
合物は、何れも致死量が1500mg/kg以上であ
り、安全性に優れていることが示された。
【0082】
【表2】
【0083】参考例11−(2−ニトロフェニル)ピペリジン
【化30】 1−ブロモ−2−ニトロベンゼン2g、ピペリジン2.
76gのアセトニトリル20mL溶液を、100℃で
2.5時間撹拌した。反応液を室温に戻し、氷水に注
ぎ、エーテルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた濃縮残渣
をn−ヘキサンで再結晶することにより表題化合物1.
79g(収率87.4%)を得た。1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.51−1.7
6(6H,m),2.95−3.05(4H,m),
6.91−6.98(1H,m),7.07−7.14
(1H,m),7.43(1H,td,J=7.7,
1.5Hz),7.73(1H,dd,J=8.1,
1.5Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3310,1605,1
510,1345,1235,1135
【0084】参考例21−(2−ニトロフェニル)ピロリジン
【化31】 1−ブロモ−2−ニトロベンゼンとピロリジンを用い、
参考例1と同様に操作し表題化合物を得た。 収率99.8%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.95−2.0
2(4H,m),3.18−3.26(4H,m),
6.71(1H,td,J=7.0,1.1Hz),
6.90(1H,dd,J=8.8,1.1Hz),
7.36(1H,td,J=7.0,1.5Hz),
7.74(1H,dd,J=8.8,1.5Hz)I.
R.(neat)νcm-1:2935,1650,16
00,1520,1350,1240
【0085】参考例31−(2−ニトロフェニル)ヘキサメチレンイミン
【化32】 1−ブロモ−2−ニトロベンゼンとヘキサメチレンイミ
ンを用い、参考例1と同様に操作し表題化合物を得た。 収率99.3%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.55−1.8
8(8H,m),3.24−3.32(4H,m),
6.74(1H,td,J=7.8,1.5Hz),
7.06(1H,dd,J=8.8,1.0Hz),
7.31−7.38(1H,m),7.68(1H,d
d,J=7.8,1.5Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3400,2940,1
610,1515,1350
【0086】参考例41−(2−ニトロフェニル)ヘプタメチレンイミン
【化33】 1−ブロモ−2−ニトロベンゼンとヘプタメチレンイミ
ンを用い、参考例1と同様に操作し表題化合物を得た。 収率97.2%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.51−1.8
0(10H,m),3.29−3.36(4H,m),
6.73−6.80(1H,m),7.12(1H,d
d,J=8.8,1.3Hz),7.34−7.39
(1H,m),7.60(1H,dd,J=8.1,
1.7Hz)
【0087】参考例51−(2−ニトロフェニル)モルホリン
【化34】 1−ブロモ−2−ニトロベンゼンとモルホリンを用い、
参考例1と同様に操作し表題化合物を得た。 収率99.5%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:3.02−3.0
8(4H,m),3.82−3.87(4H,m),
7.05−7.12(1H,m),7.15(1H,d
d,J=8.3,1.2Hz),7.47−7.55
(1H,m),7.78(1H,dd,J=8.1,
1.7Hz) I.R.(neat)νcm-1:2850,1605,
1525,1345,1235,1100,940
【0088】参考例61−(2−ニトロフェニル)ピペラジン
【化35】 1−フルオロ−2−ニトロベンゼンとピペラジンを用
い、参考例1と同様に操作し表題化合物を得た。 収率93.1%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:3.02(8H,
brs),7.00−7.07(1H,m),7.15
(1H,dd,J=8.3,2.0Hz),7.47
(1H,td,J=7.8,1.5Hz),7.76
(1H,dd,J=7.8,1.5Hz) I.R.(neat)νcm-1:3310,2825,
1605,1520,1490,1345,1235
【0089】参考例71−(4−メチル−2−ニトロフェニル)ピロリジン
【化36】 4−ブロモ−3−ニトロトルエンとピロリジンを用い、
参考例1と同様に操作し表題化合物を得た。 収率98.7%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.94−1.9
9(4H,m),2.28(3H,s),3.16−
3.21(4H,m),6.83(1H,d,J=8.
8Hz),7.18(1H,dd,J=8.8,2.0
Hz),7.55(1H,d,J=2.0Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2930,1630,1
520,1485,1370,1335,1270
【0090】参考例81−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)ピロリジン
【化37】 2,5−ジクロロニトロベンゼンとピロリジンを用い、
参考例1と同様に操作し表題化合物を得た。収率99.
3%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.95−2.0
5(4H,m),3.15−3.26(4H,m),
6.85(1H,d,J=9.2Hz),7.31(1
H,dd,J=9.2,1.6Hz),7.74(1
H,d,J=9.2,1.6Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2980,1610,1
550,1510,1370,1335,1260
【0091】参考例91−(4−メトキシ−2−ニトロフェニル)ピロリジン
【化38】 4−ブロモ−3−ニトロアニソールとピロリジンを用
い、参考例1と同様に操作し表題化合物を得た。 収率90.5%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.94−2.0
1(4H,m),3.14−3.22(4H,m),
3.79(3H,s),6.90(1H,d,J=9.
2Hz),7.06(1H,dd,J=9.2,3.1
Hz),7.30(1H,d,J=3.1Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3000,1565,1
520,1460,1365,1270,1225,1
160
【0092】参考例101−(2−ニトロ−4−トリフルオロメチルフェニル)
ピロリジン
【化39】 4−ブロモ−3−ニトロベンゾトリフルオリドとピロリ
ジンを用い、参考例1と同様に操作し表題化合物を得
た。 収率96.5%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.95−2.1
0(4H,m),3.20−3.33(4H,m),
6.95(1H,d,J=8.8Hz),7.55(1
H,dd,J=8.8,2.2Hz),8.00(1
H,d,J=2.2Hz) I.R.(neat)νcm-1:2970,1625,
1530,1385,1330,1280,1120
【0093】参考例111−(2−メチル−6−ニトロフェニル)ピペリジン
【化40】 2−ブロモ−3−ニトロトルエンとピペリジンを用い、
参考例1と同様に操作し表題化合物を得た。 収率96.2%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.63(6H,
brs),2.36(3H,s),2.95(4H,b
rs),7.01(1H,t,J=8.1Hz),7.
31−7.41(2H,m) I.R.(neat)νcm-1:2940,1605,
1530,1480,1360,1230
【0094】参考例121−(4−フルオロ−2−ニトロフェニル)ピペリジン
【化41】 2,5−ジフルオロニトロベンゼンとピペリジンを用
い、参考例1と同様に操作し表題化合物を得た。 収率91.9%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.51−1.7
8(6H,m),2.92−2.98(4H,m),
7.10−7.21(2H,m),7.49(1H,d
d,J=8.1,2.9Hz) I.R.(neat)νcm-1:2945,1530,
1500,1350,1280,1230
【0095】参考例131−ベンジル−4−(2−ニトロフェニル)ピペラジン
【化42】 1−ブロモ−2−ニトロベンゼンと1−ベンジルピペラ
ジンを用い、参考例1と同様に操作し表題化合物を得
た。 収率56.1%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.55−2.6
5(4H,m),3.05−3.15(4H,m),
3.57(2H,s),7.02(1H,dt,J=
7.3,1.8Hz),7.13(1H,dd,J=
8.4,1.8Hz),7.22−7.38(5H,
m),7.45(1H,dt,J=7.3,1.8H
z),7.74(1H,dd,J=8.1,1.8H
z) I.R.(neat)νcm-1:2950,1600,
1570,1520,1490,1340
【0096】参考例141−イソブチル−4−(2−ニトロフェニル)ピペラジ
【化43】 水素化ナトリウム0.73gのN,N−ジメチルホルム
アミド(DMF)50mL溶液に、室温で参考例6で得
られた1−(2−ニトロフェニル)ピペラジン2.5g
のDMF20mL溶液を、徐々に滴下した。滴下終了
後、55℃で30分間撹拌した。反応液を室温に戻し、
臭化イソブチル4.90gのDMF10mL溶液を、徐
々に滴下した。滴下終了後、再び55℃で2時間撹拌し
た。反応液を室温に戻し、氷水に加え、酢酸エチルで抽
出した。有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧濃縮した。得られた濃縮残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し、クロロホルム/メタノー
ル(60/1)で溶出し表題化合物2.88g(収率9
0.0%)を得た。1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.48(6H,
d,J=6.6Hz),2.95−3.10(4H,
m),3.55−3.65(4H,m),7.05−
7.17(2H,m),7.50(1H,dt,J=
8.1,1.5Hz),7.78(1H,dd,J=
8.1,1.5Hz) I.R.(neat)νcm-1:2970,1680,
1600,1520,1420,1165,1120
【0097】参考例151−イソペンチル−4−(2−ニトロフェニル)ピペラ
ジン
【化44】 参考例6で得られた1−(2−ニトロフェニル)ピペラ
ジンとイソペンチルブロミドを用い、参考例14と同様
に操作し表題化合物を得た。 収率74.0%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.92(6H,
d,J=6.6Hz),1.35−1.48(2H,
m),1.52−1.70(1H,m),2.36−
2.47(2H,m),2.55−2.70(4H,
m),3.05−3.15(4H,m),7.03(1
H,dt,J=7.3,1.1Hz),7.15(1
H,dd,J=8.4,1.1Hz),7.47(1
H,dt,J=7.3,1.8Hz),7.75(1
H,dd,J=8.4,1.8Hz) I.R.(neat)νcm-1:2950,1600,
1570,1520,1490,1460,1340
【0098】参考例161−イソヘキシル−4−(2−ニトロフェニル)ピペラ
ジン
【化45】 参考例6で得られた1−(2−ニトロフェニル)ピペラ
ジンとイソヘキシルブロミドを用い、参考例14と同様
に操作し表題化合物を得た。収率91.0%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.89(6H,
d,J=6.6Hz),1.10−1.30(2H,
m),1.40−1.70(3H,m),2.30−
2.45(2H,m),2.55−2.70(4H,
m),3.05−3.20(4H,m),7.03(1
H,dt,J=7.3,1.1Hz),7.15(1
H,dd,J=8.4,1.1Hz),7.47(1
H,dt,J=7.4,1.8Hz),7.75(1
H,dd,J=8.4,1.8Hz) I.R.(neat)νcm-1:3020,1600,
1585,1520,1450,1340,1220
【0099】参考例171−(シクロヘキシルメチル)−4−(2−ニトロフェ
ニル)ピペラジン
【化46】 参考例6で得られた1−(2−ニトロフェニル)ピペラ
ジンとシクロヘキシルメチルブロミドを用い、参考例1
4と同様に操作し表題化合物を得た。 収率77.9%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.75−1.0
0(2H,m),1.10−1.35(3H,m),
1.40−1.85(6H,m),2.18(2H,
d,J=7.3Hz),2.45−2.65(4H,
m),3.00−3.20(4H,m),7.01(1
H,dt,J=8.1,1.1Hz),7.13(1
H,dd,J=8.1,1.5Hz),7.46(1
H,dt,J=8.1,1.1Hz),7.75(1
H,dd,J=8.1,1.5Hz) I.R.(neat)νcm-1:2920,1605,
1520,1490,1450,1380,1350
【0100】参考例181−アセチル−4−(2−ニトロフェニル)ピペラジン
【化47】 参考例6で得られた1−(2−ニトロフェニル)ピペラ
ジン7.15g、トリエチルアミン5.24gの無水テ
トラヒドロフラン(THF)200mL溶液に、氷冷
下、アセチルクロリド3.52gの無水THF80mL
溶液を徐々に滴下した。1時間撹拌後、反応液を氷水に
加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた濃縮
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ク
ロロホルムで溶出し表題化合物8.41g(収率97.
8%)を得た。1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.13(3H,
s),3.05(4H,t,J=5.1Hz),3.6
2(2H,t,J=5.1Hz),3.78(2H,
t,J=5.1Hz),7.09−7.18(2H,
m),7.48−7.55(1H,m),7.80(1
H,dd,J=8.1,1.8Hz) I.R.(neat)νcm-1:3450,2830,
1630,1520,1440,1300,1235
【0101】参考例191−(2−ニトロフェニル)−4−ピバロイルピペラジ
【化48】 参考例6で得られた1−(2−ニトロフェニル)ピペラ
ジンとピバロイルクロリドを用い、参考例18と同様に
操作し表題化合物を得た。 収率94.8%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.31(9H,
s),3.00−3.10(4H,m),3.75−
3.85(4H,m),7.08−7.18(2H,
m),7.15(1H,dd,J=8.1,1.5H
z),7.47−7.56(1H,m),7.80(1
H,dd,J=8.1,1.5Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2970,1620,1
600,1525,1495,1425,1360
【0102】参考例201−(tert−ブトキシカルボニル)−4−(2−ニ
トロフェニル)ピペラジン
【化49】 参考例6で得られた1−(2−ニトロフェニル)ピペラ
ジン24.2gの1,4−ジオキサン/水(1/1)2
00mL溶液に、1N 水酸化ナトリウム水溶液100
mLを加えた。氷冷後、ジ−tert−ブチルジカルボ
ネート30.59gを加え、室温で2時間撹拌した。反
応液をクロロホルムで抽出後、水洗し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、減圧濃縮することで表題化合物35.3
5g(収率98.3%)を得た。1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.48(9H,
s),2.95−3.10(4H,m),3.55−
3.65(4H,m),7.05−7.17(2H,
m),7.50(1H,dt,J=8.1,1.5H
z),7.78(1H,dd,J=8.1,1.5H
z) I.R.(KBr)νcm-1:2970,1680,1
600,1520,1420,1165,1120
【0103】参考例212−メチル−1−(2−ニトロフェニル)ピペリジン
【化50】 1−ブロモ−2−ニトロベンゼンと2−メチルピペリジ
ンを用い、参考例1と同様に操作し表題化合物を得た。 収率23.8%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.88(3H,
d,J=6.2Hz),1.31−1.83(8H,
m),2.65−2.75(1H,m),7.27−
7.36(2H,m),7.45(1H,td,J=
7.3,1.5Hz),7.59(1H,dd,J=
8.1,1.5Hz) I.R.(neat)νcm-1:2935,1605,
1530,1490,1380,1350
【0104】参考例223−メチル−1−(2−ニトロフェニル)ピペリジン
【化51】 1−ブロモ−2−ニトロベンゼンと3−メチルピペリジ
ンを用い、参考例1と同様に操作し表題化合物を得た。 収率98.7%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.91(3H,
d,J=6.2Hz),0.96−1.08(1H,
m),1.68−1.91(4H,m),2.40−
2.51(1H,m),2.69−2.81(1H,
m),3.12−3.25(2H,m),6.95(1
H,td,J=7.3,1.5Hz),7.11(1
H,dd,J=8.4,1.1Hz),7.43(1
H,td,J=7.3,1.5Hz),7.71−7.
77(1H,m) I.R.(neat)νcm-1:2925,1605,
1520,1345,1235
【0105】参考例234−メチル−1−(2−ニトロフェニル)ピペリジン
【化52】 1−ブロモ−2−ニトロベンゼンと4−メチルピペリジ
ンを用い、参考例1と同様に操作し表題化合物を得た。 収率98.5%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.99(3H,
d,J=6.2Hz),1.32−1.75(3H,
m),1.65−1.75(2H,m),2.75−
2.87(2H,m),3.21−3.29(2H,
m),6.95(1H,td,J=7.3,1.1H
z),7.11(1H,dd,J=8.4,1.1H
z),7.39−7.46(1H,m),7.75(1
H,dd,J=8.4,1.5Hz) I.R.(neat)νcm-1:2925,1605,
1520,1345,1235
【0106】参考例241−(2−ニトロフェニル)−4−フェニルピペリジン
【化53】 1−ブロモ−2−ニトロベンゼンと4−フェニルピペリ
ジンを用い、参考例1と同様に操作し表題化合物を得
た。 収率80.2%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.90−1.9
8(4H,m),2.60−2.73(1H,m),
2.91−3.02(2H,m),3.36−3.44
(2H,m),6.98−7.04(1H,m),7.
16−7.37(6H,m),7.43−7.50(1
H,m),7.78(1H,dd,J=8.1,1.5
Hz) I.R.(neat)νcm-1:2940,1605,
1540,1500,1490,1390,1360
【0107】参考例254−ヒドロキシ−1−(2−ニトロフェニル)ピペリジ
【化54】 1−ブロモ−2−ニトロベンゼンと4−ヒドロキシピペ
リジンを用い、参考例1と同様に操作し表題化合物を得
た。 収率75.1%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.43(1H,
d,J=3.8Hz),1.76−1.82(2H,
m),1.97−2.09(2H,m),2.87−
2.98(2H,m),3.22−3.33(2H,
m),3.83−3.96(1H,m),6.97−
7.05(1H,m),7.15(1H,dd,J=
8.3,1.5Hz),7.43−7.49(1H,
m),7.77(1H,dd,J=8.3,1.5H
z) I.R.(neat)νcm-1:3360,2950,
1665,1605,1520,1345,1210,
1070
【0108】参考例261−(2−アミノフェニル)ピペリジン
【化55】 参考例1で得られた1−(2−ニトロフェニル)ピペリ
ジン1.78gのメタノール100mL溶液に、10%
パラジウム−炭素触媒0.2gを添加し、水素雰囲気
下、室温で2時間撹拌した。触媒を濾別後、減圧濃縮し
表題化合物1.26g(収率81.2%)を得た。1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.50−1.7
4(6H,m),2.73−2.92(4H,m),
3.96(2H,brs),6.69−6.77(3
H,m),6.86(1H,dd,J=7.8,1.5
Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3400,2940,1
610,1515,1350
【0109】参考例271−(2−アミノフェニル)ピロリジン
【化56】 参考例2で得られた1−(2−ニトロフェニル)ピロリ
ジンを用い、参考例26と同様に操作し表題化合物を得
た。 収率74.8%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.56(2H,
brs),1.85−1.99(4H,m),3.00
−3.10(4H,m),6.70−6.77(2H,
m),6.85−6.92(1H,m),6.97−
7.02(1H,m) I.R.(neat)νcm-1:3340,2955,
1615,1505,1290,1195
【0110】参考例281−(2−アミノフェニル)ヘキサメチレンイミン
【化57】 参考例3で得られた1−(2−ニトロフェニル)ヘキサ
メチレンイミンを用い、参考例26と同様に操作し表題
化合物を得た。 収率83.9%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.68−1.8
3(8H,m),2.97−3.09(4H,m),
4.02(2H,brs),6.67−6.75(2
H,m),6.85−6.92(1H,m),7.00
−7.05(1H,m) I.R.(neat)νcm-1:3440,2930,
1615,1505,1460,1280
【0111】参考例291−(2−アミノフェニル)ヘプタメチレンイミン
【化58】 参考例4で得られた1−(2−ニトロフェニル)ヘプタ
メチレンイミンを用い、参考例26と同様に操作し表題
化合物を得た。 収率96.0%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.72(10
H,brs),3.01(4H,brs),4.11
(2H,brs),6.72(2H,d,J=7.3H
z),6.87−6.94(1H,m),7.05−
7.11(1H,m)
【0112】参考例301−(2−アミノフェニル)モルホリン
【化59】 参考例5で得られた1−(2−ニトロフェニル)モルホ
リンを用い、参考例26と同様に操作し表題化合物を得
た。 収率79.9%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.89−2.9
5(4H,m),3.82−3.87(4H,m),
3.98(2H,brs),6.72−6.79(2
H,m),6.92−7.03(2H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3400,1620,1
510,1225,1115,940
【0113】参考例311−(2−アミノ−4−メチルフェニル)ピロリジン
【化60】 参考例7で得られた1−(4−メチル−2−ニトロフェ
ニル)ピロリジンを用い、参考例26と同様に操作し表
題化合物を得た。 収率98.3%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.87−1.9
2(4H,m),2.23(3H,s),2.96−
3.07(4H,m),3.83(2H,brs),
6.52−6.58(2H,m),6.90(1H,
d,J=7.7Hz) I.R.(neat)νcm-1:3430,2970,
1620,1600,1515,1300,1200
【0114】参考例321−(2−アミノ−4−クロロフェニル)ピロリジン
【化61】 参考例8で得られた1−(4−クロロ−2−ニトロフェ
ニル)ピロリジン2.35gのメタノール100mL溶
液に、氷冷下、塩化ニッケル(II)六水和物4.92
gを加えた。30分間撹拌後、水素化ホウ素ナトリウム
1.74gを徐々に加え、更に、1時間撹拌した。反応
液を減圧濃縮し、濃縮残渣を1N 塩酸100mLに溶
解させ、氷冷下、pH12になるまで28%アンモニア
水を加えた。30分撹拌後、反応液をエーテルで抽出し
た。有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減
圧濃縮し表題化合物1.99g(収率97.8%)を得
た。1H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.87−
1.92(4H,m),2.9 6−3.07(4H,m),3.83(2H,br
s),6.52−6.58(2H,m),6.90(1
H,d,J=7.7Hz) I.R.(neat)νcm-1:3430,2970,
1620,1600,1515,1300,1200
【0115】参考例331−(2−アミノ−4−メトキシフェニル)ピロリジン
【化62】 参考例9で得られた1−(4−メトキシ−2−ニトロフ
ェニル)ピロリジンを用い、参考例26と同様に操作し
表題化合物を得た。 収率98.8%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.87−1.9
4(4H,m),2.93−2.99(4H,m),
3.74(3H,s),3.98(2H,brs),
6.28(1H,dd,J=8.4,2.9Hz),
6.33(1H,d,J=2.9Hz),6.94(1
H,d,J=8.4Hz) I.R.(neat)νcm-1:3440,2960,
1615,1510,1445,1265,1205
【0116】参考例341−(2−アミノ−4−トリフルオロメチルフェニル)
ピロリジン
【化63】 参考例10で得られた1−(2−ニトロ−4−トリフル
オロメチルフェニル)ピロリジンを用い、参考例26と
同様に操作し表題化合物を得た。 収率98.4%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.88−2.0
1(4H,m),3.06−3.17(4H,m),
3.88(2H,brs),6.91−6.98(3
H,m) I.R.(neat)νcm-1:3400,1620,
1520,1440,1330,1110
【0117】参考例351−(2−アミノ−6−メチルフェニル)ピペリジン
【化64】 参考例11で得られた1−(2−メチル−6−ニトロフ
ェニル)ピペリジンを用い、参考例26と同様に操作し
表題化合物を得た。 収率98.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.22−1.8
8(6H,m),2.31(3H,s),2.87−
2.96(2H,m),3.07−3.18(2H,
m),6.45(1H,dd,J=7.7,1.5H
z),6.60(1H,dd,J=7.7,1.5H
z),6.84(1H,t,J=7.7Hz) I.R.(neat)νcm-1:3450,2930,
1600,1470,1300,1220
【0118】参考例361−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)ピペリジン
【化65】 参考例12で得られた1−(4−フルオロ−2−ニトロ
フェニル)ピペリジンを用い、参考例26と同様に操作
し表題化合物を得た。 収率97.8%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.55−1.7
6(6H,m),2.77(4H,brs),4.12
(2H,brs),6.34−6.45(2H,m),
6.91(1H,dd,J=8.4,5.9Hz) I.R.(neat)νcm-1:3450,2940,
1620,1515,1210,1165
【0119】参考例371−(2−アミノフェニル)−4−ベンジルピペラジン
【化66】 参考例13で得られた1−ベンジル−4−(2−ニトロ
フェニル)ピペラジンを用い、参考例32と同様に操作
し表題化合物を得た。収率99.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.45−2.7
5(4H,m),2.85−3.00(4H,m),
3.58(3H,s),3.95(2H,brs),
6.68−6.78(2H,m),6.88−7.05
(2H,m),7.22−7.38(5H,m) I.R.(neat)νcm-1:3425,2930,
1600,1500,1450
【0120】参考例381−(2−アミノニトロフェニル)−4−イソブチルピ
ペラジン
【化67】 参考例14で得られた1−イソブチル−4−(2−ニト
ロフェニル)ピペラジンを用い、参考例26と同様に操
作し表題化合物を得た。 収率99.0%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.92(6H,
d,J=6.6Hz),1.65−1.95(1H,
m),2.15(2H,d,J=7.3Hz),2.4
5−2.65(4H,m),2.80−3.05(4
H,m),3.96(2H,brs),6.73(1
H,d,J=7.7Hz),6.75(1H,dt,J
=6.6,1.5Hz),6.93(1H,dt,J=
7.7,1.5Hz),7.02(1H,d,J=6.
6Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3400,2950,1
605,1500,1455,1380,1300,1
220
【0121】参考例391−(2−アミノフェニル)−4−イソペンチルピペラ
ジン
【化68】 参考例15で得られた1−イソペンチル−4−(2−ニ
トロフェニル)ピペラジンを用い、参考例26と同様に
操作し表題化合物を得た。 収率74.8%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.92(6H,
d,J=6.6Hz),1.35−1.50(2H,
m),1.55−1.70(1H,m),2.35−
2.50(2H,m),2.55−2.80(4H,
m),2.85−3.05(4H,m),3.96(2
H,brs),6.70−6.79(2H,m),6.
89−6.97(1H,m),6.99−7.06(1
H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3380,2950,1
620,1500,1450,1390,1280,1
220
【0122】参考例401−(2−アミノフェニル)−4−イソヘキシルピペラ
ジン
【化69】 参考例16で得られた1−イソヘキシル−4−(2−ニ
トロフェニル)ピペラジンを用い、参考例26と同様に
操作し表題化合物を得た。 収率95.3%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.89(6H,
d,J=6.6Hz),1.10−1.30(2H,
m),1.45−1.65(3H,m),2.35−
2.45(2H,m),2.45−2.80(4H,
m),2.90−3.00(4H,m),3.96(2
H,brs),6.70−6.78(2H,m),6.
94(1H,dt,J=7.3,1.5Hz),7.0
3(1H,dd,J=7.9,1.5Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3400,2950,1
620,1500,1460,1380
【0123】参考例411−(2−アミノフェニル)−4−(シクロヘキシルメ
チル)ピペラジン
【化70】 参考例17で得られた1−(シクロヘキシルメチル)−
4−(2−ニトロフェニル)ピペラジンを用い、参考例
26と同様に操作し表題化合物を得た。 収率99.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.80−1.0
5(2H,m),1.10−1.35(3H,m),
1.45−1.90(6H,m),2.23(2H,
d,J=7.0Hz),2.40−2.80(4H,
m),2.85−3.10(4H,m),3.95(2
H,brs),6.70−6.80(2H,m),6.
93(1H,dt,J=7.3,1.5Hz),7.0
2(1H,dd,J=8.4,1.5Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3460,2930,1
620,1595,1500,1450
【0124】参考例421−アセチル−4−(2−アミノフェニル)ピペラジン
【化71】 参考例18で得られた1−アセチル−4−(2−ニトロ
フェニル)ピペラジンを用い、参考例26と同様に操作
し表題化合物を得た。 収率87.1%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.14(3H,
s),2.83−2.96(4H,m),3.57−
3.63(2H,m),3.75(2H,brs),
3.98(2H,brs),6.71−6.78(2
H,m),6.92−7.00(2H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3400,3300,1
620,1505,1465,1440,1260
【0125】参考例431−(2−アミノフェニル)−4−ピバロイルピペラジ
【化72】 参考例19で得られた1−(2−ニトロフェニル)−4
−ピバロイルピペラジンを用い、参考例26と同様に操
作し表題化合物を得た。 収率98.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.32(9H,
s),2.75−3.00(4H,m),3.60−
3.95(4H,m),3.99(2H,brs),
6.70−6.80(2H,m),6.92−7.00
(2H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3400,2960,1
615,1500,1480,1430,1360
【0126】参考例441−(2−アミノフェニル)−4−(tert−ブトキ
シカルボニル)ピペラジン
【化73】 参考例20で得られた1−(tert−ブトキシカルボ
ニル)−4−(2−ニトロフェニル)ピペラジンを用
い、参考例26と同様に操作し表題化合物を得た。 収率99.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.49(9H,
s),2.70−2.95(4H,m),3.40−
3.75(4H,m),3.97(2H,brs),
6.70−6.78(2H,m),6.91−7.00
(2H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3410,2820,1
720,1680,1605,1495,1420,1
360
【0127】参考例451−(2−アミノフェニル)−2−メチルピペリジン
【化74】 参考例21で得られた2−メチル−1−(2−ニトロフ
ェニル)ピペリジンを用い、参考例26と同様に操作し
表題化合物を得た。収率91.7%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.84(3H,
d,J=6.4Hz),1.28−1.49(4H,
m),1.62−1.84(4H,m),2.48−
2.35(1H,m),2.88−2.98(2H,
m),4.16(2H,brs),6.68−6.76
(2H,m),6.94(1H,td,J=7.3,
1.5Hz),7.04(1H,dd,J=7.8,
1.5Hz) I.R.(neat)νcm-1:3450,2925,
1610,1500,1470,1380,1285,
1115
【0128】参考例461−(2−アミノフェニル)−3−メチルピペリジン
【化75】 参考例22で得られた3−メチル−1−(2−ニトロフ
ェニル)ピペリジンを用い、参考例26と同様に操作し
表題化合物を得た。 収率93.0%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.93(3H,
d,J=6.2Hz),0.99−1.12(1H,
m),1.59−1.86(4H,m),2.19−
2.29(1H,m),2.49−2.65(1H,
m),3.00−3.11(2H,m),3.95(2
H,brs),6.69−6.77(2H,m),6.
87−6.94(1H,m),6.96−7.00(1
H,m) I.R.(neat)νcm-1:3425,2925,
1610,1505,1460,1240
【0129】参考例471−(2−アミノフェニル)−4−メチルピペリジン
【化76】 参考例23で得られた4−メチル−1−(2−ニトロフ
ェニル)ピペリジンを用い、参考例26と同様に操作し
表題化合物を得た。 収率77.9%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.99(3H,
d,J=6.6Hz),1.27−1.42(2H,
m),1.44−1.57(1H,m),1.70−
1.79(2H,m),2.50−2.60(2H,
m),3.06−3.14(2H,m),3.95(2
H,brs),6.69−6.76(2H,m),6.
90(1H,td,J=7.7,1.5Hz),6.9
9(1H,dd,J=8.1,1.5Hz) I.R.(neat)νcm-1:2925,1605,
1520,1345,1235
【0130】参考例481−(2−アミノフェニル)−4−フェニルピペリジン
【化77】 参考例24で得られた1−フェニル−4−(2−ニトロ
フェニル)ピペリジンを用い、参考例26と同様に操作
し表題化合物を得た。 収率70.1%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.82−2.0
3(4H,m),2.61−2.82(3H,m),
3.22−3.31(2H,m),4.00(2H,b
rs),6.73−6.79(2H,m),6.91−
6.97(1H,m),7.02−7.07(1H,
m),7.18−7.37(5H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3425,2940,1
615,1505,1275,1205,1010
【0131】参考例491−(2−アミノフェニル)−4−ヒドロキシピペリジ
【化78】 参考例25で得られた4−ヒドロキシ−1−(2−ニト
ロフェニル)ピペリジンを用い、参考例26と同様に操
作し表題化合物を得た。 収率81.5%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.73−1.9
0(2H,m),2.05−2.20(2H,m),
2.74−2.89(2H,m),3.15−3.98
(2H,m),3.75−4.35(3H,m),6.
80−6.88(2H,m),6.99−7.07(1
H,m),7.10(1H,dd,J=7.7,1.0
Hz),7.46−7.50(1H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3350,2950,1
610,1500,1455,1360,1205,1
070
【0132】参考例504−ニトロ−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化79】 参考例26で得られた1−(2−アミノフェニル)ピペ
リジン2.5gの無水THF40mL溶液に、氷冷下、
トリエチルアミン2.15gを加えた。30分後、4−
ニトロベンゾイルクロリド3.31gの無水THF20
mL溶液を徐々に滴下した。室温で1時間撹拌後、反応
液を氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。濃
縮残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
ベンゼンで溶出し表題化合物3.39g(収率73.4
%)を得た。1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.62−1.8
1(6H,m),2.81−2.92(4H,m),
7.10−7.26(3H,m),8.10(2H,
d,J=8.8Hz),8.39(2H,d,J=8.
8Hz),8.51−8.55(1H,m),9.72
(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3310,2940,1
685,1530,1455,1350
【0133】参考例514−ニトロ−2'−(1−ピロリジニル)ベンズアニリ
【化80】 参考例27得られた1−(2−アミノフェニル)ピロリ
ジンと4−ニトロベンゾイルクロリドを用い、参考例5
0と同様に操作し表題化合物を得た。 収率70.2%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.96−2.0
3(4H,m),3.04−3.10(4H,m),
7.12−7.25(3H,m),8.05(2H,
d,J=8.8Hz),8.37(2H,d,J=8.
8Hz),8.38(1H,d,J=7.3Hz),
9.29(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3255,1660,1
605,1530,1455,1345
【0134】参考例522'−ヘキサメチレンイミノ−4−ニトロベンズアニリ
【化81】 参考例28で得られた1−(2−アミノフェニル)ヘキ
サメチレンイミンと4−ニトロベンゾイルクロリドを用
い、参考例50と同様に操作し表題化合物を得た。 収率69.8%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.77(8H,
s),2.98−3.11(4H,m),7.08−
7.27(3H,m),8.10(2H,d,J=8.
8Hz),8.38(2H,d,J=8.8Hz),
8.51(1H,dd,J=7.8,1.5Hz),
9.85(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3320,2930,1
680,1600,1530,1455,1340
【0135】参考例532'−ヘプタメチレンイミノ−4−ニトロベンズアニリ
【化82】 参考例29で得られた1−(2−アミノフェニル)ヘプ
タメチレンイミンと4−ニトロベンゾイルクロリドを用
い、参考例50と同様に操作し表題化合物を得た。 収率57.1%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.64−1.8
0(10H,m),2.98−3.07(4H,m),
7.10−7.25(4H,m),8.09(2H,
d,J=8.8Hz),8.36(2H,d,J=8.
8Hz),9.75(1H,brs)
【0136】参考例542'−モルホリノ−4−ニトロベンズアニリド
【化83】 参考例30で得られた1−(2−アミノフェニル)モル
ホリンと4−ニトロベンゾイルクロリドを用い、参考例
50と同様に操作し表題化合物を得た。収率94.3%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.91−2.9
7(4H,m),3.82−3.93(4H,m),
7.12−7.21(1H,m),7.24−7.31
(2H,m),8.09(2H,d,J=8.8H
z),8.40(2H,d,J=8.8Hz),8.5
2−8.58(1H,m),9.61(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3300,1680,1
530,1455,1355,1230,1100
【0137】参考例555'−メチル−4−ニトロ−2'−(1−ピロリジニル)
ベンズアニリド
【化84】 参考例31で得られた1−(2−アミノ−4−メチルフ
ェニル)ピロリジンと4−ニトロベンゾイルクロリドを
用い、参考例50と同様に操作し表題化合物を得た。 収率84.2%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.95−2.0
3(4H,m),2.37(3H,s),3.00−
3.07(4H,m),6.94(1H,dd,J=
8.1,1.5Hz),7.14(1H,d,J=8.
1Hz),8.04(2H,d,J=8.8Hz),
8.29(1H,s),8.36(2H,d,J=8.
8Hz),9.14(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3390,1670,1
600,1520,1460,1350,1320
【0138】参考例565'−クロロ−4−ニトロ−2'−(1−ピロリジニル)
ベンズアニリド
【化85】 参考例32で得られた1−(2−アミノ−4−クロロフ
ェニル)ピロリジンと4−ニトロベンゾイルクロリドを
用い、参考例50と同様に操作し表題化合物を得た。 収率47.2%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.94−2.1
2(4H,m),2.96−3.16(4H,m),
7.07−7.17(2H,m),8.04(2H,
d,J=9.2Hz),8.36(2H,d,J=9.
2Hz),8.49(1H,d,J=2.2Hz),
9.28(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3250,1655,1
600,1520,1480,1350,1290
【0139】参考例575'−メトキシ−4−ニトロ−2'−(1−ピロリジニ
ル)ベンズアニリド
【化86】 参考例33で得られた1−(2−アミノ−4−メトキシ
フェニル)ピロリジンと4−ニトロベンゾイルクロリド
を用い、参考例50と同様に操作し表題化合物を得た。 収率72.2%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.97−2.0
8(4H,m),2.95−3.10(4H,m),
3.85(3H,s),6.69(1H,dd,J=
8.8,2.9Hz),7.19(1H,d,J=8.
8Hz),8.04(2H,d,J=8.8Hz),
8.19(1H,d,J=2.9Hz),8.34(2
H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3260,2960,1
665,1600,1590,1530,1460,1
350,1250
【0140】参考例584−ニトロ−2'−(1−ピロリジニル)−5'−(トリ
フルオロメチル)ベンズアニリド
【化87】 参考例34で得られた1−(2−アミノ−4−トリフル
オロメチルフェニル)ピロリジンと4−ニトロベンゾイ
ルクロリドを用い、参考例50と同様に操作し表題化合
物を得た。 収率83.3%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.95−2.1
3(4H,m),3.10−3.28(4H,m),
7.20(1H,d,J=8.4Hz),7.36−
7.43(1H,m),8.06(2H,d,J=8.
8Hz),8.37(2H,d,J=8.8Hz),
8.51(1H,s),8.79(1H,brs), I.R.(KBr)νcm-1:3220,2970,1
650,1600,1520,1480,1330
【0141】参考例593'−メチル−4−ニトロ−2'−ピペリジノベンズアニ
リド
【化88】 参考例35で得られた1−(2−アミノ−6−メチルフ
ェニル)ピペリジンと4−ニトロベンゾイルクロリドを
用い、参考例50と同様に操作し表題化合物を得た。 収率81.9%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.36−1.9
8(6H,m),2.43(3H,s),2.87−
2.97(2H,m),3.27(2H,td,J=1
1.7,2.2Hz),6.88(1H,d,J=7.
7Hz),7.15(1H,t,J=7.7Hz),
8.12(2H,d,J=8.8Hz),8.38(2
H,d,J=8.8Hz),8.42−8.47(1
H,m),10.41(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3280,2945,1
680,1525,1475,1340,1230
【0142】参考例605'−フルオロ−4−ニトロ−2'−ピペリジノベンズア
ニリド
【化89】 参考例36で得られた1−(2−アミノ−4−フルオロ
フェニル)ピペリジンと4−ニトロベンゾイルクロリド
を用い、参考例50と同様に操作し表題化合物を得た。 収率95.5%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.45−1.8
7(6H,m),2.83(4H,brs),6.82
(1H,td,J=8.8,2.9Hz),7.19
(1H,dd,J=8.8,5.5Hz),8.09
(2H,d,J=8.8Hz),8.31−8.37
(1H,m),8.39(2H,d,J=8.8H
z),9.84(1H,s) I.R.(KBr)νcm-1:3325,2945,1
690,1610,1530,1450,1350,1
240
【0143】参考例612'−(4−ベンジルピペラジニル)−4−ニトロベン
ズアニリド
【化90】 参考例37で得られた1−(2−アミノフェニル)−4
−ベンジルピペラジンと4−ニトロベンゾイルクロリド
を用い、参考例50と同様に操作し表題化合物を得た。 収率84.4%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.50−2.8
0(4H,m),2.90−3.05(4H,m),
3.71(2H,s),7.10−7.40(8H,
m),8.07(2H,d,J=8.8Hz),8.3
7(2H,d,J=8.8Hz),8.51(1H,d
d,J=8.1,1.5Hz),9.68(1H,br
s) I.R.(KBr)νcm-1:3300,2820,1
670,1600,1520,1450,1340
【0144】参考例622'−(4−イソブチルピペラジニル)−4−ニトロベ
ンズアニリド
【化91】 参考例38で得られた1−(2−アミノニトロフェニ
ル)−4−イソブチルピペラジンと4−ニトロベンゾイ
ルクロリドを用い、参考例50と同様に操作し表題化合
物を得た。 収率54.5%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.94(6H,
d,J=6.6Hz),1.74−1.90(1H,
m),2.19(2H,d,J=7.3Hz),2.4
5−2.75(4H,m),2.85−3.05(4
H,m),7.15(1H,dt,J=7.7,1.5
Hz),7.21(1H,dt,J=7.7,1.5H
z),7.29(1H,dd,J=7.7,1.5H
z),8.11(2H,d,J=8.8Hz),8.3
9(2H,d,J=8.8Hz),8.54(1H,d
d,J=7.7,1.5Hz),9.69(1H,s) I.R.(KBr)νcm-1:3300,2950,1
675,1600,1590,1520,1450,1
340
【0145】参考例632'−(4−イソペンチルピペラジニル)−4−ニトロ
ベンズアニリド
【化92】 参考例39で得られた1−イソペンチル−4−(2−ア
ミノフェニル)ピペラジンと4−ニトロベンゾイルクロ
リドを用い、参考例50と同様に操作し表題化合物を得
た。 収率85.7%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.94(6H,
d,J=6.6Hz),1.35−1.55(2H,
m),1.55−1.75(1H,m),2.40−
2.55(2H,m),2.60−2.85(4H,
m),2.90−3.05(4H,m),7.16(1
H,dt,J=7.7,1.8Hz),7.25(1
H,dt,J=7.7,1.5Hz),7.28(1
H,dd,J=8.1,1.8Hz),8.11(2
H,d,J=8.8Hz),8.40(2H,d,J=
8.8Hz),8.54(1H,dd,J=8.1,
1.5Hz),9.68(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3300,2950,1
675,1600,1520,1450,1340
【0146】参考例642'−(4−イソヘキシルピペラジニル)−4−ニトロ
ベンズアニリド
【化93】 参考例40で得られた1−(2−アミノフェニル)−4
−イソヘキシルピペラジンと4−ニトロベンゾイルクロ
リドを用い、参考例50と同様に操作し表題化合物を得
た。 収率77.1%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.91(6H,
d,J=6.6Hz),1.15−1.30(2H,
m),1.45−1.70(3H,m),2.35−
2.50(2H,m),2.50−2.85(4H,
m),2.90−3.05(4H,m),7.16(1
H,dt,J=7.7,1.5Hz),7.25(1
H,dt,J=7.7,1.8Hz),7.29(1
H,dd,J=8.1,1.8Hz),8.10(2
H,d,J=8.8Hz),8.38(2H,d,J=
8.8Hz),8.53(1H,dd,J=8.1,
1.5Hz),9.68(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3320,2950,1
670,1600,1580,1525,1450,1
340
【0147】参考例652'−[4−(シクロヘキシルメチル)ピペラジニル]
−4−ニトロベンズアニリド
【化94】 参考例41で得られた1−(2−アミノフェニル)−4
−(シクロヘキシルメチル)ピペラジンと4−ニトロベ
ンゾイルクロリドを用い、参考例50と同様に操作し表
題化合物を得た。 収率72.1%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.85−1.0
5(2H,m),1.10−1.35(3H,m),
1.40−1.90(6H,m),2.22(2H,
d,J=7.3Hz),2.45−2.80(4H,
m),2.90−3.05(4H,m),7.15(1
H,dt,J=7.7,1.8Hz),7.24(1
H,dt,J=7.7,1.8Hz),7.28(1
H,dd,J=8.1,1.5Hz),8.12(2
H,d,J=8.8Hz),8.39(2H,d,J=
8.8Hz),8.54(1H,dd,J=8.1,
1.5Hz),9.69(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3300,2930,1
680,1600,1520,1450,1340
【0148】参考例662'−(4−アセチルピペラジニル)−4−ニトロベン
ズアニリド
【化95】 参考例42で得られた1−アセチル−4−(2−ニトロ
フェニル)ピペラジンと4−ニトロベンゾイルクロリド
を用い、参考例50と同様に操作し表題化合物を得た。 収率92.0%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.16(3H,
s),2.85−2.97(4H,m),3.60−
3.67(2H,m),3.81(2H,brs),
7.13−7.32(3H,m),8.07(2H,
d,J=8.8Hz),8.39(2H,d,J=8.
8Hz),8.55(1H,d,J=8.1Hz),
9.50(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3140,1680,1
650,1530,1455,1360,1240
【0149】参考例674−ニトロ−2'−(4−ピバロイルピペラジニル)ベ
ンズアニリド
【化96】 参考例43で得られた1−(2−アミノフェニル)−4
−ピバロイルピペラジンと4−ニトロベンゾイルクロリ
ドを用い、参考例50と同様に操作し表題化合物を得
た。 収率87.4%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.33(9H,
s),2.80−3.00(4H,m),3.65−
4.00(4H,m),7.12−7.31(3H,
m),8.08(2H,d,J=8.8Hz),8.3
8(2H,d,J=8.8Hz),8.54(1H,d
d,J=8.1,1.5Hz),9.54(1H,br
s) I.R.(KBr)νcm-1:3320,2970,1
675,1640,1595,1525,1460,1
425,1350
【0150】参考例682'−[4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラ
ジニル]−4−ニトロベンズアニリド
【化97】 参考例44で得られた1−(2−アミノフェニル)−4
−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジンと4−
ニトロベンゾイルクロリドを用い、参考例50と同様に
操作し表題化合物を得た。 収率75.4%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.50(9H,
s),2.80−2.95(4H,m),3.45−
3.75(4H,m),7.12−7.32(3H,
m),8.08(2H,d,J=9.2Hz),8.3
9(2H,d,J=9.2Hz),8.54(1H,d
d,J=8.1,1.5Hz),9.55(1H,br
s) I.R.(KBr)νcm-1:3300,2850,1
680,1590,1520,1460,1400,1
340
【0151】参考例692'−(2−メチルピペリジノ)−4−ニトロベンズア
ニリド
【化98】 参考例45で得られた1−(2−アミノフェニル)−2
−メチルピペリジンと4−ニトロベンゾイルクロリドを
用い、参考例50と同様に操作し表題化合物を得た。 収率95.4%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.83(3H,
d,J=6.2Hz),1.35−1.96(6H,
m),2.66−2.74(1H,m),2.85−
3.01(2H,m),7.14(1H,td,J=
7.7,1.8Hz),7.21−7.29(2H,
m),8.10(2H,d,J=8.8Hz),8.3
9(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3300,2925,1
670,1520,1455,1350
【0152】参考例702'−(3−メチルピペリジノ)−4−ニトロベンズア
ニリド
【化99】 参考例46で得られた1−(2−アミノフェニル)−3
−メチルピペリジンと4−ニトロベンゾイルクロリドを
用い、参考例50と同様に操作し表題化合物を得た。 収率78.5%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.94(3H,
d,J=6.6Hz),1.04−1.20(1H,
m),1.62−1.93(4H,m),2.35−
2.45(1H,m),2.61−2.70(1H,
m),2.90−2.99(2H,m),7.09−
7.26(3H,m),8.09(2H,d,J=9.
2Hz),8.38(2H,d,J=9.2Hz),
8.50−8.55(1H,m),9.71(1H,b
rs) I.R.(KBr)νcm-1:3130,2930,1
680,1525,1450,1345,1235
【0153】参考例712'−(4−メチルピペリジノ)−4−ニトロベンズア
ニリド
【化100】 参考例47で得られた1−(2−アミノフェニル)−4
−メチルピペリジンと4−ニトロベンゾイルクロリドを
用い、参考例50と同様に操作し表題化合物を得た。 収率82.0%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.04(3H,
d,J=6.6Hz),1.25−1.42(2H,
m),1.52−1.65(1H,m),1.79−
1.90(2H,m),2.69−2.76(2H,
m),2.95−3.03(2H,m),6.99−
7.27(3H,m),8.09(2H,d,J=8.
8Hz),8.38(2H,d,J=8.8Hz),
8.49−8.55(1H,m),9.66(1H,b
rs) I.R.(KBr)νcm-1:3295,2950,1
675,1600,1525,1455,1350,1
230
【0154】参考例724−ニトロ−2'−(4−フェニルピペリジノ)ベンズ
アニリド
【化101】 参考例48で得られた1−(2−アミノフェニル)−4
−フェニルピペリジンと4−ニトロベンゾイルクロリド
を用い、参考例50と同様に操作し表題化合物を得た。 収率86.2%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.79−1.9
5(2H,m),2.05−2.15(2H,m),
2.69−2.82(1H,m),2.89−3.02
(2H,m),3.11−3.20(2H,m),7.
14−7.41(8H,m),8.12(2H,d,J
=8.8Hz),8.39(2H,d,J=8.8H
z),8.55(1H,dd,J=8.1,1.5H
z),9.68(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3300,2950,1
675,1530,1455,1350
【0155】参考例732'−(4−ヒドロキシピペリジノ)−4−ニトロベン
ズアニリド
【化102】 参考例49で得られた1−(2−アミノフェニル)−4
−ヒドロキシピペリジンと4−ニトロベンゾイルクロリ
ドを用い、参考例50と同様に操作し表題化合物を得
た。 収率66.5%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.60(2H,
brs),1.68−1.82(2H,m),2.02
−2.14(2H,m),2.76−2.87(2H,
m),3.04−3.14(2H,m),7.11−
7.18(1H,m),7.20−7.29(2H,
m),8.09(2H,d,J=8.8Hz),8.4
0(1H,d,J=8.8Hz),8.51−8.56
(2H,m),9.58(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3450,2920,1
650,1520,1455,1345
【0156】参考例74N−メチル−4−ニトロ−2'−ピペリジノベンズアニ
リド
【化103】 50%水素化ナトリウム0.46gの無水THF10m
L懸濁溶液に、室温で、参考例50で得られた4−ニト
ロ−2'−ピペリジノベンズアニリド2.05gの無水
THF3mL溶液を徐々に滴下した。室温で1時間撹拌
後、ヨードメタン1.37gの無水THF5mL溶液を
反応液を徐々に滴下した。室温で2時間撹拌後、反応液
を氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。濃
縮残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
ベンゼンで溶出し表題化合物1.62g(収率75.8
%)を得た。1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.44−1.7
3(6H,m),2.17−2.21(2H,m),
2.73−2.85(2H,m),3.53(3H,
s),6.78−6.83(1H,m),7.03−
7.20(2H,m),7.26−7.30(1H,
m),7.51(2H,d,J=8.8Hz),7.9
5(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2950,1640,1
600,1530,1380,1355
【0157】参考例754−ニトロ−N−ペンチル−2'−ピぺリジノベンズア
ニリド
【化104】 参考例50で得られた4−ニトロ−2'−ピペリジノベ
ンズアニリドとブロモペンタンを用い、参考例74と同
様に操作し表題化合物を得た。 収率79.1%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.88−0.9
8(3H,m),1.30−2.07(12H,m),
2.30(2H,brs),2.80(2H,br
s),3.22−3.35(2H,m),4.46(1
H,brs),6.78−6.87(1H,m),6.
99−7.06(1H,m),7.13−7.21(1
H,m),7.23−7.27(1H,m),7.52
(2H,d,J=8.8Hz),7.95(2H,d,
J=8.8Hz) I.R.(neat)νcm-1:2940,1655,
1530,1500,1350,1320
【0158】参考例76N−メチル−4−ニトロ−2'−(1−ピロリジニル)
ベンズアニリド
【化105】 参考例51得られた4−ニトロ−2'−(1−ピロリジ
ニル)ベンズアニリドとヨードメタンを用い、参考例7
4と同様に操作し表題化合物を得た。 収率75.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.71−1.9
0(2H,m),1.91−2.06(2H,m),
2.70−2.81(2H,m),3.19−3.30
(2H,m),3.49(3H,s),6.52(1
H,d,J=8.1Hz),6.79(1H,td,J
=7.3,1.5Hz),7.06(1H,td,J=
7.3,1.5Hz),7.14(1H,dd,J=
8.1,1.5Hz),7.38(2H,d,J=8.
8Hz),7.94(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3440,2970,1
645,1605,1520,1505,1350
【0159】参考例77N−エチル−4−ニトロ−2'−(1−ピロリジニル)
ベンズアニリド
【化106】 参考例51得られた4−ニトロ−2'−(1−ピロリジ
ニル)ベンズアニリドとヨードエタンを用い、参考例7
4と同様に操作し表題化合物を得た。 収率62.9%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.20(3H,
t,J=7.3Hz),1.84−2.04(4H,
m),3.22−3.35(5H,m),4.33(1
H,brs),6.40−6.88(2H,m),7.
02−7.11(2H,m),7.29(2H,d,J
=8.8Hz),7.90(2H,d,J=8.8H
z) I.R.(KBr)νcm-1:3330,1610,1
510,1420,1380,1330
【0160】参考例782'−ヘキサメチレンイミノ−N−メチル−4−ニトロ
ベンズアニリド
【化107】 参考例52で得られた2'−ヘキサメチレンイミノ−4
−ニトロベンズアニリドとヨードメタンを用い、参考例
74と同様に操作し表題化合物を得た。 収率92.7%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.52−1.7
8(8H,m),2.68−3.00(4H,m),
3.50(3H,s),6.77(1H,d,J=8.
3Hz),6.95(1H,td,J=7.9,1.5
Hz),7.07−7.14(1H,m),7.22
(1H,dd,J=8.3,2.0Hz),7.41
(2H,d,J=8.8Hz),7.95(2H,d,
J=8.8Hz)I.R.(KBr)νcm-1:294
0,1655,1600,1525,1350
【0161】参考例792'−ヘプタメチレンイミノ−N−メチル−4−ニトロ
ベンズアニリド
【化108】 参考例53で得られた2'−ヘプタメチレンイミノ−4
−ニトロベンズアニリドとヨードメタンを用い、参考例
74と同様に操作し表題化合物を得た。 収率75.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.55−1.8
0(10H,m),2.76−3.01(4H,m),
3.50(3H,s),6.79(1H,d,J=8.
4Hz),6.87−6.94(1H,m),7.05
−7.13(1H,m),7.19(1H,dd,J=
8.4,1.5Hz),7.36(2H,d,J=8.
4Hz),7.95(2H,d,J=8.4Hz)
【0162】参考例80N−メチル−2'−モルホリノ−4−ニトロベンズアニ
リド
【化109】 参考例54で得られた2'−モルホリノ−4−ニトロベ
ンズアニリドとヨードメタンを用い、参考例74と同様
に操作し表題化合物を得た。 収率93.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.27−2.3
9(2H,m),2.82−2.95(2H,m),
3.52(3H,s),3.62−3.83(4H,
m),6.83(1H,dd,J=8.2,1.5H
z),7.14(1H,td,J=7.3,1.5H
z),7.22(1H,dd,J=7.3,5.9H
z),7.30(1H,dd,J=7.8,2.0H
z),7.53(2H,d,J=8.8Hz),7.9
4(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3420,1660,1
525,1355,1120
【0163】参考例81N,5'−ジメチル−4−ニトロ−2'−(1−ピロリジ
ニル)ベンズアニリド
【化110】 参考例55で得られた5'−メチル−4−ニトロ−2'−
(1−ピロリジニル)ベンズアニリドとヨードメタンを
用い、参考例74と同様に操作し表題化合物を得た。 収率76.5%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.72−1.8
5(2H,m),1.88−2.03(2H,m),
2.26(3H,s),2.61−2.75(2H,
m),3.13−3.27(2H,m),3.50(3
H,s),6.46(1H,d,J=8.1Hz),
6.85−6.98(2H,m),7.40(2H,
d,J=8.8Hz),7.96(2H,d,J=8.
8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3420,1640,1
600,1520,1510,1350
【0164】参考例825'−クロロ−N−メチル−4−ニトロ−2'−(1−ピ
ロリジニル)ベンズアニリド
【化111】 参考例56で得られた5'−クロロ−4−ニトロ−2'−
(1−ピロリジニル)ベンズアニリドとヨードメタンを
用い、参考例74と同様に操作し表題化合物を得た。 収率73.0%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.73−1.8
7(2H,m),1.93−2.07(2H,m),
2.73(2H,brs),3.17−3.28(2
H,m),3.46(3H,s),6,45(1H,
d,J=8.8Hz),7.02(1H,dd,J=
8.8,2.6Hz),7.16(1H,d,J=2.
6Hz),7.40(2H,d,J=8.8Hz),
7.98(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2970,1650,1
600,1515,1425,1340
【0165】参考例835'−メトキシ−N−メチル−4−ニトロ−2'−(1−
ピロリジニル)ベンズアニリド
【化112】 参考例57で得られた5'−メトキシ−4−ニトロ−2'
−(1−ピロリジニル)ベンズアニリドとヨードメタン
を用い、参考例74と同様に操作し表題化合物を得た。 収率54.8%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.71−1.8
5(2H,m),1.87−1.99(2H,m),
2.48−2.58(2H,m),3.06−3.17
(2H,m),3.48(3H,s),3.76(3
H,s),6.54(1H,d,J=8.8Hz),
6.68(1H,dd,J=8.8,2.9Hz),
6.78(1H,d,J=2.9Hz),7.42(2
H,d,J=8.8Hz),7.95(2H,d,J=
8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2960,1640,1
595,1515,1440,1345,1230
【0166】参考例84N−メチル−4−ニトロ−2'−(1−ピロリジニル)
−5'−トリフルオロメチルベンズアニリド
【化113】 参考例58で得られた4−ニトロ−2'−(1−ピロリ
ジニル)−5'−トリフルオロメチルベンズアニリドと
ヨードメタンを用い、参考例74と同様に操作し表題化
合物を得た。 収率89.8%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.76−1.9
1(2H,m),1.97−2.14(2H,m),
2.90(2H,brs),3.28−3.40(2
H,m),3.50(3H,s),6.51(1H,
d,J=8.1Hz),7.27−7.43(4H,
m),7.98(2H,d,J=8.1Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3450,2975,1
650,1515,1430,1350,1265
【0167】参考例85N,3'−ジメチル−4−ニトロ−2'−ピペリジノベン
ズアニリド
【化114】 参考例59で得られた3'−メチル−4−ニトロ−2'−
ピペリジノベンズアニリドとヨードメタンを用い、参考
例74と同様に操作し表題化合物を得た。 収率70.5%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.45−1.6
6(7H,m),2.30(3H,s),2.78−
3.00(3H,m),3.43(3H,s),6.9
8−7.09(3H,m),7.52−7.63(2
H,m),7.92−8.06(2H,m) I.R.(KBr)νcm-1:2950,1640,1
605,1530,1350
【0168】参考例865'−フルオロ−N−メチル−4−ニトロ−2'−ピペリ
ジノベンズアニリド
【化115】 参考例60で得られた5'−フルオロ−4−ニトロ−2'
−ピペリジノベンズアニリドとヨードメタンを用い、参
考例74と同様に操作し表題化合物を得た。 収率82.9%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.44−1.7
4(6H,m),2.12(2H,brs),2.70
(2H,brs),3.50(3H,s),6.75−
6.82(1H,m),6.86−6.94(1H,
m),7.06(1H,dd,J=8.8,2.9H
z),7.54(2H,d,J=8.8Hz),7.9
9(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2945,1650,1
600,1520,1350
【0169】参考例872'−(4−ベンジルピペラジニル)−N−メチル−4
−ニトロベンズアニリド
【化116】 参考例61で得られた2'−(4−ベンジルピペラジニ
ル)−4−ニトロベンズアニリドとヨードメタンを用
い、参考例74と同様に操作し表題化合物を得た。 収率82.7%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.25−2.6
5(6H,m),2.85−3.00(2H,m),
3.50(3H,s),7.08(1H,dt,J=
7.3,1.5Hz),7.18(1H,dt,J=
7.3,1.5Hz),7.20−7.40(7H,
m),7.47(2H,d,J=7.0Hz),7.9
3(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2930,1650,1
600,1520,1495,1450,1340,1
300
【0170】参考例882'−(4−イソブチルピペラジニル)−N−メチル−
4−ニトロベンズアニリド
【化117】 参考例62で得られた2'−(4−イソブチルピペラジ
ニル)−4−ニトロベンズアニリドとヨードメタンを用
い、参考例74と同様に操作し表題化合物を得た。 収率85.2%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.91(6H,
d,J=6.6Hz),1.70−1.90(1H,
m),2.14(2H,d,J=7.3Hz),2.2
5−2.55(6H,m),2.80−2.95(2
H,m),3.52(3H,s),6.82(1H,
d,J=7.3Hz),7.09(1H,dt,J=
7.3,1.5Hz),7.18(1H,dt,J=
7.3,1.5Hz),7.28(1H,dd,J=
7.3,1.5Hz),7.52(2H,d,J=8.
8Hz),7.96(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2950,1640,1
600,1595,1520,1340
【0171】参考例892'−(4−イソペンチルピペラジニル)−N−メチル
−4−ニトロベンズアニリド
【化118】 参考例63で得られた2'−(4−イソペンチルピペラ
ジニル)−4−ニトロベンズアニリドとヨードメタンを
用い、参考例74と同様に操作し表題化合物を得た。 収率73.4%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.92(6H,
d,J=6.6Hz),1.35−1.50(2H,
m),1.55−1.75(1H,m),2.25−
2.65(7H,m),2.85−3.00(2H,
m),3.53(3H,s),6.83(1H,dd,
J=7.7,1.5Hz),7.11(1H,dt,J
=7.7,1.5Hz),7.19(1H,dt,J=
7.7,1.5Hz),7.29(1H,dd,J=
7.7,1.5Hz),7.52(2H,d,J=8.
8Hz),7.97(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2950,1645,1
600,1525,1500,1375,1350,1
320
【0172】参考例902'−(4−イソヘキシルピペラジニル)−N−メチル
−4−ニトロベンズアニリド
【化119】 参考例64で得られた2'−(4−イソヘキシルピペラ
ジニル)−4−ニトロベンズアニリドとヨードメタンを
用い、参考例74と同様に操作し表題化合物を得た。 収率79.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.90(6H,
d,J=6.6Hz),1.10−1.30(2H,
m),1.40−1.65(3H,m),2.25−
2.65(8H,m),2.80−3.00(2H,
m),3.52(3H,s),6.83(1H,dd,
J=7.7,1.5Hz),7.10(1H,dt,J
=7.7,1.5Hz),7.19(1H,dt,J=
7.7,1.5Hz),7.28(1H,dd,J=
7.7,1.5Hz),7.52(2H,d,J=8.
8Hz),7.97(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3400,2950,1
650,1600,1530,1500,1460,1
350
【0173】参考例912'−[4−(シクロヘキシルメチル)ピペラジニル]
−N−メチル−4−ニトロベンズアニリド
【化120】 参考例65で得られた2'−[4−(シクロヘキシルメ
チル)ピペラジニル]−4−ニトロベンズアニリドとヨ
ードメタンを用い、参考例74と同様に操作し表題化合
物を得た。 収率97.9%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.80−1.0
0(2H,m),1.10−1.35(3H,m),
1.40−1.90(6H,m),2.17(2H,
d,J=7.3Hz),2.25−2.60(6H,
m),2.80−2.95(2H,m),3.52(3
H,s),6.82(1H,d,J=8.1Hz),
7.09(1H,dt,J=7.7,1.8Hz),
7.18(1H,dt,J=7.7,1.8Hz),
7.28(1H,dd,J=7.7,1.8Hz),
7.52(2H,d,J=8.8Hz),7.96(2
H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2930,1655,1
600,1530,1450,1345
【0174】参考例922'−(4−アセチルピペラジニル)−N−メチル−4
−ニトロベンズアニリド
【化121】 参考例66で得られた2'−(4−アセチルピペラジニ
ル)−4−ニトロベンズアニリドとヨードメタンを用
い、参考例74と同様に操作し表題化合物を得た。 収率93.7%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.10(3H,
s),2.28(2H,brs),2.83(2H,b
rs),3.40−3.82(7H,m),6.78−
6.83(1H,m),7.14−7.25(2H,
m),7.32−7.38(1H,m),7.52(2
H,d,J=8.8Hz),7.98(2H,d,J=
8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3450,1640,1
600,1525,1430,1350
【0175】参考例93N−メチル−4−ニトロ−2'−(4−ピバロイルピペ
ラジニル)ベンズアニリド
【化122】 参考例67で得られた4−ニトロ−2'−(4−ピバロ
イルピペラジニル)ベンズアニリドとヨードメタンを用
い、参考例74と同様に操作し表題化合物を得た。 収率92.9%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.29(9H,
s),2.20−2.35(2H,m),2.75−
2.95(2H,m),3.55(3H,s),3.5
0−3.85(4H,m),6.81(2H,dt,J
=7.7,1.5Hz),7.12−7.26(1H,
m),7.35(1H,dd,J=7.7,1.5H
z),7.55(2H,d,J=8.8Hz),7.9
8(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3450,2970,1
645,1635,1595,1520,1345
【0176】参考例942'−[4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラ
ジニル]−N−メチル−4−ニトロベンズアニリド
【化123】 参考例68で得られた2'−[4−(tert−ブトキ
シカルボニル)ピペラジニル]−4−ニトロベンズアニ
リドとヨードメタンを用い、参考例74と同様に操作し
表題化合物を得た。 収率91.0%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.47(9H,
s),2.15−2.35(2H,m),2.70−
2.90(2H,m),3.30−3.55(7H,
m),6.80(1H,dd,J=7.7,1.8H
z),7.16(1H,dt,J=7.3,1.8H
z),7.22(1H,dt,J=7.7,1.8H
z),7.35(1H,dd,J=7.3,1.8H
z),7.52(2H,d,J=8.8Hz),7.9
7(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2970,1680,1
640,1600,1590,1520,1490,1
340,1160
【0177】参考例95N−メチル−4−ニトロ−2'−ピペラジニルベンズア
ニリド
【化124】 参考例94で得られた2'−[4−(tert−ブトキ
シカルボニル)ピペラジニル]−4−ニトロベンズアニ
リド11.0gのクロロホルム150mL溶液に、室温
でトリフルオロ酢酸50mLを加え、2時間撹拌後、反
応液を減圧濃縮した.濃縮残渣を4N 水酸化カリウム
水溶液40mLに溶解し、クロロホルムで抽出した.有
機層を水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮
した.得られた濃縮残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーに付し、クロロホルム/メタノール(20/
1)で溶出し表題化合物8.39g(収率98.0%)
を得た。1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.15−1.3
4(4H,m),2.20−2.43(2H,m),
2.75(2H,m),6.84(1H,d,J=7.
7Hz),7.13(1H,dt,J=7.7,1.8
Hz),7.21(1H,dt,J=7.7,1.8H
z),7.31(1H,dd,J=7.7,1.8H
z),7.53(2H,d,J=8.8Hz),7.9
7(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3450,2950,1
690,1650,1600,1520,1340
【0178】参考例962'−(4−イソプロピオニルピペラジニル)−N−メ
チル−4−ニトロベンズアニリド
【化125】 参考例95で得られたN−メチル−4−ニトロ−2'−
ピペラジニルベンズアニリド0.6gのジクロロメタン
20mL溶液に、氷冷下トリエチルアミン0.32gを
加えた。30分後、イソプロピオン酸無水物0.42g
のジクロロメタン10mL溶液を徐々に滴下した。室温
で15時間撹拌後、反応液を氷水に加え、ジクロロメタ
ンで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧濃縮した。得られた濃縮残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルム/メ
タノール(6/1)で溶出し表題化合物0.7g(収率
96.6%)を得た。1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.17(6H,
d,J=7.7Hz),2.15−2.40(2H,
m),2.70−2.95(3H,m),3.54(3
H,s),3.40−3.85(4H,m),6.81
(1H,dd,J=7.7,1.5Hz),7.13−
7.27(2H,m),7.37(1H,dd,J=
7.7,1.8Hz),7.53(2H,d,J=8.
8Hz),7.98(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3060,2970,1
640,1605,1595,1520,1475
【0179】参考例97N−メチル−4−ニトロ−2'−(4−プロピルピペラ
ジニル)ベンズアニリド
【化126】 水素化ナトリウム0.13gのDMF50mL溶液に、
参考例95で得られたN−メチル−4−ニトロ−2'−
ピペラジニルベンズアニリド1.08gのDMF15m
L溶液を、室温で徐々に滴下した。滴下終了後、55℃
で30分間撹拌した。反応液を室温に戻し,臭化プロピル
0.47gのDMF10mL溶液を、徐々に滴下した。
滴下終了後、再び55℃で2時間撹拌した。反応液を室
温に戻し、氷水に加え、酢酸エチルで抽出した。有機層
を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮し
た。得られた濃縮残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに付し、クロロホルム/メタノール(60/1)
で溶出し表題化合物1.1g(収率90.5%)を得
た。1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.25−2.4
5(6H,m),2.65−2.85(9H,m),
3.40(3H,s),7.15−7.45(3H,
m),8.05−8.70(5H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3250,2950,1
620,1600,1490,1360
【0180】参考例982'−[4−(イソプロピルカルバモイル)ピペラジニ
ル]−N−メチル−4−ニトロベンズアニリド
【化127】 参考例95で得られたN−メチル−4−ニトロ−2'−
ピペラジニルベンズアニリド0.7gの塩化メチレン2
0mL溶液に、室温でイソプロピルイソシアネート0.
27gを加え、3.5時間撹拌した。反応液を減圧濃縮
後、得られた濃縮残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに付し、クロロホルム/酢酸エチル(49/1)
で溶出し表題化合物0.98g(収率99.5%)を得
た。1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.17(6H,
d、J=6.6Hz),2.20−2.40(2H,
m),2.75−2.95(2H,m),3.15−
3.55(7H,m),3.90−4.10(1H,
m),4.32(1H,d,J=7.0Hz),6.8
2(1H,d,J=8.1Hz),7.17(1H,d
t,J=7.3,1.8Hz),7.22(1H,d
t,J=7.3,1.8Hz),7.35(1H,d
d,J=7.3,1.8Hz),7.51(2H,d,
J=8.8Hz),7.97(2H,d,J=8.8H
z), I.R.(KBr)νcm-1:3560,3320,2
970,1640,1550,1520,1495,1
345,1260
【0181】参考例992'−[4−(tert−ブチルカルバモイル)ピペラ
ジニル]−N−メチル−4−ニトロベンズアニリド
【化128】 参考例95で得られたN−メチル−4−ニトロ−2'−
ピペラジニルベンズアニリドとtert−ブチルイソシ
アネートを用い、参考例98と同様に操作し表題化合物
を得た。 収率94.9%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.36(9H,
s),2.25−2.40(2H,m),2.75−
2.90(2H,m),3.15−3.30(2H,
m),3.35−3.50(2H,m),3.53(3
H,s),4.33(1H,s),6.81(1H,d
d,J=7.3,1.8Hz),7.16(1H,d
t,J=7.3,1.8Hz),7.24(1H,d
t,J=7.3,1.8Hz),7.35(1H,d
d,J=7.3,1.8Hz),7.52(2H,d,
J=8.8Hz),7.97(2H,d,J=8.8H
z) I.R.(KBr)νcm-1:2950,1650,1
630,1590,1515,1340
【0182】参考例100N−メチル−2'−(2−メチルピペリジノ)−4−ニ
トロベンズアニリド
【化129】 参考例69で得られた2'−(2−メチルピペリジノ)
−4−ニトロベンズアニリドとヨードメタンを用い、参
考例74と同様に操作し表題化合物を得た。 収率74.3%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.31−1.9
8(10H,m),2.85−3.16(2H,m),
3.50(3H,s),6.71−7.51(6H,
m),7.99(2H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:2940,1645,1
600,1530,1495,1370,1350
【0183】参考例101N−メチル−2'−(3−メチルピペリジノ)−4−ニ
トロベンズアニリド
【化130】 参考例70で得られた2'−(3−メチルピペリジノ)
−4−ニトロベンズアニリドとヨードメタンを用い、参
考例74と同様に操作し表題化合物を得た。 収率83.4%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.79−0.8
9(4H,m),1.45−2.31(7H,m),
2.90−3.01(1H,m),3.52(3H,
s),6.77−6.84(1H,m),7.03−
7.21(2H,m),7.26−7.30(1H,
m),7.49(2H,d,J=9.2Hz),7.9
5(2H,d,J=9.2Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2940,1655,1
520,1480,1370,1350
【0184】参考例102N−メチル−2'−(4−メチルピペリジノ)−4−ニ
トロベンズアニリド
【化131】 参考例71で得られた2'−(4−メチルピペリジノ)
−4−ニトロベンズアニリドとヨードメタンを用い、参
考例74と同様に操作し表題化合物を得た。 収率91.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.98(3H,
d,J=5.9Hz),1.05−1.10(1H,
m),1.33−1.45(2H,m),1.54−
1.68(2H,m),2.10−2.23(1H,
m),2.30−2.42(1H,m),2.51−
2.63(1H,m),2.98−3.02(1H,
m),3.52(3H,s),6.78−6.82(1
H,m),7.07(1H,td,J=7.3,1.4
Hz),7.17(1H,td,J=7.7,1.8H
z),7.27(1H,dd,J=7.7,1.8H
z),7.49(2H,d,J=8.79Hz),7.
95(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2930,1650,1
600,1520,1500,1350,1305
【0185】参考例103N−メチル−4−ニトロ−2'−(4−フェニルピペリ
ジノ)ベンズアニリド
【化132】 参考例72で得られた4−ニトロ−2'−(4−フェニ
ルピペリジノ)ベンズアニリドとヨードメタンを用い、
参考例74と同様に操作し表題化合物を得た。 収率95.1%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.52−1.7
0(1H,m),1.76−2.02(3H,m),
2.12−2.33(1H,m),2.48−2.63
(2H,m),2.67−2.72(1H,m),3.
10−3.22(1H,m),3.56(3H,s),
6.85−6.90(1H,m),7.12(1H,t
d,J=7.7,1.5Hz),7.19(1H,d
d,J=8.1,1.8z),7.25−7.39(7
H,m),7.54(2H,d,J=8.8Hz),
7.96(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2950,1645,1
600,1525,1500,1385,1355
【0186】参考例104N−メチル−2'−(4−ヒドロキシピペリジノ)−4
−ニトロベンズアニリド
【化133】 参考例73で得られた2'−(4−ヒドロキシピペリジ
ノ)−4−ニトロベンズアニリドとヨードメタンを用
い、参考例74と同様に操作し表題化合物を得た。 収率93.8%1H−N.M.R.(CDCl3)δ:
1.50(1H,brs),1.52−1 .62(1H,m),1.62−2.00(3H,
m),2.21−2.45(2H,m),2.62−
2.76(1H,m),2.96−3.10(1H,
m),3.53(3H,s),3.71−3.86(1
H,m),6.83(1H,d,J=7.8Hz),
7.07−7.23(2H,m),7.30(1H,d
d,J=7.8,1.5Hz),7.51(2H,d,
J=8.8Hz),7.97(2H,d,J=8.8H
z) I.R.(KBr)νcm-1:3470,2950,1
635,1595,1525,1500,1350
【0187】参考例1054−アミノ−2'−ピペリジノベンズアニリド
【化134】 参考例50で得られた4−ニトロ−2'−ピペリジノベ
ンズアニリド1.22gのメタノール60mL溶液に、
10%パラジウム−炭素触媒0.2gを添加し、室温で
2時間撹拌した。触媒を濾別後、減圧濃縮し表題化合物
0.97g(収率87.9%)を得た。1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.57−1.8
2(6H,m),2.81−2.90(4H,m),
4.01(2H,brs),6.75(2H,d,J=
8.3Hz),7.00−7.19(3H,m),7.
78(2H,d,J=8.3Hz),8.51−8.5
7(1H,m),9.42(1H,brs)I.R.
(KBr)νcm-1:3340,1650,1605,
1520,1455,1320
【0188】参考例1064−アミノ−2'−(1−ピロリジニル)ベンズアニリ
【化135】 参考例51得られた4−ニトロ−2'−(1−ピロリジ
ニル)ベンズアニリドを用い、参考例105と同様に操
作し表題化合物を得た。収率95.8%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.99−2.1
0(4H,m),3.01−3.15(4H,m),
3.77(2H,brs),6.44−6.99(6
H,m),7.25−7.48(4H,m),9.38
(1H,brs)I.R.(KBr)νcm-1:348
0,1610,1520,1440,1380,130
【0189】参考例1074−アミノ−2'−ヘキサメチレンイミノベンズアニリ
【化136】 参考例52で得られた2'−ヘキサメチレンイミノ−4
−ニトロベンズアニリドを用い、参考例105と同様に
操作し表題化合物を得た。 収率99.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.77(8H,
brs),2.97−3.08(4H,m),4.01
(2H,brs),6.72(2H,d,J=8.8H
z),7.02(1H,td,J=7.6,1.5H
z),7.11−7.21(2H,m),7.79(2
H,d,J=8.8Hz),8.51(1H,dd,J
=7.8,1.5Hz),9.55(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3340,2930,1
650,1605,1510,1450,1310,1
255
【0190】参考例1084−アミノ−N−メチル−2'−(1−ピロリジニル)
ベンズアニリド
【化137】 参考例76得られたN−メチル−4−ニトロ−2'−
(1−ピロリジニル)ベンズアニリドを用い、参考例1
05と同様に操作し表題化合物を得た。 収率85.0%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.80−1.9
8(4H,m),3.03−3.13(2H,m),
3.23−3.32(2H,m),3.36(3H,
s),3.71(2H,brs),6.38(2H,
d,J=8.4Hz),6.64−6.72(2H,
m),6.97−7.00(1H,m),7.04−
7.11(1H,m),7.18(2H,d,J=8.
4Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3470,3155,1
610,1500,1420,1360,1310
【0191】参考例1094−アミノ−N−エチル−2'−(1−ピロリジニル)
ベンズアニリド
【化138】 参考例77得られたN−エチル−4−ニトロ−2'−
(1−ピロリジニル)ベンズアニリドを用い、参考例1
05と同様に操作し表題化合物を得た収率97.9%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.21(3H,
t,J=7.3Hz),1.82−2.00(4H,
m),3.20−3.38(5H,m),3.67−
3.78(2H,m),4.24−4.46(1H,b
r),6.41(2H,d,J=8.8Hz),6.6
3(1H,t,J=7.3Hz),6.73(1H,d
d,J=8.1,1.1Hz),6.83(1H,d,
J=7.3Hz),7.07−7.13(1H,m),
7.25(2H,d,J=8.8Hz)I.R.(KB
r)νcm-1:3475,1605,1500,144
0,1390,1310
【0192】参考例1104−アミノ−N−メチル−2'−ピペリジノベンズアニ
リド
【化139】 参考例74得られたN−メチル−4−ニトロ−2'−1
−ピぺリジノベンズアニリドを用い、参考例105と同
様に操作し表題化合物を得た 収率83.4%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.44−1.7
0(6H,m),2.42−2.58(2H,m),
2.75−2.89(2H,m),3.71(2H,b
rs),3.49(3H,s),6.87−6.92
(2H,m),6.97−7.04(2H,m),7.
13−7.27(4H,m),7.32−7.47(7
H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3410,2930,1
630,1525,1380,1325
【0193】参考例1114−アミノ−N−ペンチル−2'−ピぺリジノベンズア
ニリド
【化140】 参考例75で得られた4−ニトロ−N−ペンチル−2'
−ピぺリジノベンズアニリドを用い、参考例105と同
様に操作し表題化合物を得た。 収率96.1%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.85−0.9
2(3H,m),1.25−1.37(4H,m),
1.44−1.89(8H,m),2.66(2H,b
rs),2.79(2H,brs),3.32−3.4
8(1H,m),3.70(2H,brs),4.25
−4.40(1H,m),6.38(2H,d,J=
8.3Hz),6.88−6.96(2H,m),7.
04−7.18(2H,m),7.20(2H,d,J
=8.3Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3340,2925,1
630,1605,1495,1385,1315
【0194】参考例1124−アミノ−2'−ヘキサメチレンイミノ−N−メチル
ベンズアニリド
【化141】 参考例78で得られた2'−ヘキサメチレンイミノ−N
−メチル−4−ニトロベンズアニリドを用い、参考例1
05と同様に操作し表題化合物を得た。 収率78.5%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.54−1.7
3(8H,m),2.83−3.16(4H,m),
3.42(3H,s),3.70(2H,brs),
6.38(2H,d,J=8.8Hz),6.85−
6.91(2H,m),7.05−7.19(4H,
m) I.R.(KBr)νcm-1:3340,2830,1
625,1605,1500,1370
【0195】参考例1134−アミノ−2'−ヘプタメチレンイミノ−N−メチル
ベンズアニリド
【化142】 参考例79で得られた2'−ヘプタメチレンイミノ−N
−メチル−4−ニトロベンズアニリドを用い、参考例1
05と同様に操作し表題化合物を得た。 収率94.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.57(10
H,brs),3.00(4H,brs),3.41
(3H,s),3.71(2H,brs),6.38
(2H,d,J=8.4Hz),6.81−6.95
(2H,m),7.06−7.13(4H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3350,2920,1
610,1495,1365,1300,1175
【0196】参考例1144−アミノ−N−メチル−2'−モルホリノベンズアニ
リド
【化143】 参考例80で得られたN−メチル−2'−モルホリノ−
4−ニトロベンズアニリドを用い、参考例105と同様
に操作し表題化合物を得た。 収率94.9%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.61(2H,
brs),2.84(2H,brs),3.44(3
H,s),3.67−3.79(6H,m),6.38
(2H,d,J=8.8Hz),6.87−6.92
(1H,m),7.00−7.07(1H,m),7.
15−7.20(2H,m),7.21(2H,d,J
=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3340,1600,1
500,1360,1305,1120
【0197】参考例1154−アミノ−N,5'−ジメチル−2'−(1−ピロリジ
ニル)ベンズアニリド
【化144】 参考例81で得られたN,5'−ジメチル−4−ニトロ
−2'−(1−ピロリジニル)ベンズアニリドを用い、
参考例105と同様に操作し表題化合物を得た。 収率98.4%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.73−1.9
8(4H,m),2.19(3H,s),2.96(2
H,brs),3.15−3.28(2H,m),3.
35(3H,s),3.71(2H,brs),6.4
9(2H,d,J=8.4Hz),6.58(2H,
d,J=8.4Hz),6.81−6.92(2H,
m),7.19(2H,d,J=8.4Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3340,2910,1
620,1600,1510,1360,1300,1
170
【0198】参考例1164−アミノ−5'−クロロ−N−メチル−2'−(1−ピ
ロリジニル)ベンズアニリド
【化145】 参考例82で得られた5'−クロロ−N−メチル−4−
ニトロ−2'−(1−ピロリジニル)ベンズアニリド
0.8gのメタノール350mL溶液に、氷冷下、塩化
ニッケル(II)六水和物1.06gを加え、30分間
撹拌した。水素化ホウ素ナトリウム0.42gを徐々に
加え、1時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、濃縮残渣
を1N 塩酸100mLに溶解させ、氷冷下、pH12
になるまで28%アンモニア水を加え、エーテルで抽出
した。有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
減圧濃縮し表題化合物0.73g(収率99.7%)を
得た。 1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.75−2.0
0(4H,m),2.97(2H,brs),3.25
(2H,brs),3.34(3H,s),3.72
(2H、brs),6,41(2H,d,J=8.4H
z),6.53−6.58(1H,m),6.99−
7.05(2H,m),7.18(2H,d,J=8.
4Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3460,3350,1
620,1500,1420,1360,1300
【0199】参考例1174−アミノ−N−メチル−5'−メトキシ−2'−(1−
ピロリジニル)ベンズアニリド
【化146】 参考例83で得られたN−メチル−5'−メトキシ−4
−ニトロ−2'−(1−ピロリジニル)ベンズアニリド
を用い、参考例105と同様に操作し表題化合物を得
た。 収率98.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.70−1.9
8(4H,m),2.87(2H,brs),3.11
(2H,brs),3.37(3H,s),3.68
(3H,s),3.71(2H,brs),6.39
(2H,d,J=8.8Hz),6.60−6.63
(1H,m),6.66−6.69(2H,m),7.
20(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3440,2950,1
640,1600,1505,1370,1300
【0200】参考例1184−アミノ−N−メチル−2'−(1−ピロリジニル)
−5'−トリフルオロメチルベンズアニリド
【化147】 参考例84で得られたN−メチル−4−ニトロ−2'−
(1−ピロリジニル)−5'−トリフルオロメチルベン
ズアニリドを用い、参考例105と同様に操作し表題化
合物を得た。 収率96.9%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.78−2.0
5(4H,m),3.09(2H,brs),3.30
−3.47(5H,m),3.75(2H,brs),
6.35−6,46(2H,m),6.57−6.68
(2H,m),7.07−7.19(2H,m),7.
26−7.68(1H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3350,1620,1
600,1520,1380,1340,1270
【0201】参考例1194−アミノ−N,3'−ジメチル−2'−ピペリジノベン
ズアニリド
【化148】 参考例85で得られたN,3'−ジメチル−4−ニトロ
−2'−ピペリジノベンズアニリドを用い、参考例10
5と同様に操作し表題化合物を得た。 収率97.1%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.43−1.6
8(6H,m),2.26(3H,s),2.71−
3.14(4H,brs),3.37(3H,s),
3.75(2H,brs),6.42(2H,d,J=
8.4Hz),6.92−7.08(3H,m),7.
24(2H,d,J=8.4Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3340,2930,1
600,1370,1305
【0202】参考例1204−アミノ−5'−フルオロ−N−メチル−4−ニトロ
−2'−ピペリジノベンズアニリド
【化149】 参考例86で得られた5'−フルオロ−N−メチル−4
−ニトロ−2'−ピペリジノベンズアニリドを用い、参
考例105と同様に操作し表題化合物を得た。 収率80.4%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.42−1.6
7(6H,m),2.27−2.88(4H,m),
3.43(3H,s),3.74(2H,brs),
6.40(2H,d,J=8.8Hz),6.85(2
H,dd,J=6.6,1.5Hz),6.92(1
H,dt,J=6.6,1.5Hz),7.23(2
H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3340,2945,1
635,1610,1505,1350,1310,1
185
【0203】参考例1214−アミノ−2'−(4−ベンジルピペラジニル)−N
−メチルベンズアニリド
【化150】 参考例87で得られた2'−(4−ベンジルピペラジニ
ル)−N−メチル−4−ニトロベンズアニリドを用い、
参考例116と同様に操作し表題化合物を得た。 収率97.7%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.40−2.7
5(6H,m),2.80−3.00(2H,m),
3.43(3H,s),3.55(2H,s),3.7
0(2H,brs),6.35(2H,d,J=8.8
Hz),6.90(1H,dd,J=8.0,1.5H
z),6.98(1H,dt,J=8.1,1.5H
z),7.08−7.38(9H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3420,2940,1
600,1490,1450,1350,1300
【0204】参考例1224−アミノ−2'−(4−イソブチルピペラジニル)−
N−メチルベンズアニリド
【化151】 参考例88で得られた2'−(4−イソブチルピペラジ
ニル)−N−メチル−4−ニトロベンズアニリドを用
い、参考例116と同様に操作し表題化合物を得た。 収率99.4%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.90(6H,
d,J=6.2Hz),1.70−1.90(1H,
m),2.13(2H,d,J=7.3Hz),2.3
5−2.55(4H,m),2.60−2.80(2
H,m),2.80−3.00(2H,m),3.44
(3H,s),3.71(2H,brs),6.38
(2H,d,J=8.8Hz),6.88−7.01
(2H,m),7.06−7.24(2H,m),7.
20(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3250,2950,1
620,1600,1490,1360
【0205】参考例1234−アミノ−2'−(4−イソペンチルピペラジニル)
−N−メチルベンズアニリド
【化152】 参考例89で得られたN−メチル−2'−(4−イソペ
ンチルピペラジニル)−4−ニトロベンズアニリドを用
い、参考例116と同様に操作し表題化合物を得た。 収率99.3%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.91(6H,
d,J=6.6Hz),1.35−1.50(2H,
m),1.55−1.70(1H,m),2.35−
2.60(6H,m),2.65−3.00(4H,
m),3.44(3H,s),3.73(2H,br
s),6.38(2H,d,J=8.8Hz),6.9
1(1H,dd,J=8.1,1.5Hz),6.99
(1H,dt,J=8.1,1.5Hz),7.10−
7.16(2H,m),7.20(2H,d,J=8.
8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3350,2950,1
625,1605,1495,1360,1310
【0206】参考例1244−アミノ−2'−(4−イソヘキシルピペラジニル)
−N−メチルベンズアニリド
【化153】 参考例90で得られた2'−(4−イソヘキシルピペラ
ジニル)−N−メチル−4−ニトロベンズアニリドを用
い、参考例116と同様に操作し表題化合物を得た。 収率98.0%1H−N.M.R.(CDCl3)δ:
0.89(6H,d,J=6.6Hz), 1.10−1.30(2H,m),1.40−1.70
(3H,m),2.30−3.05(10H,m),
3.44(3H,s),3.71(2H,brs),
6.38(2H,d,J=8.8Hz),6.91−
7.04(2H,m),7.08−7.24(4H,
m) I.R.(KBr)νcm-1:3350,2950,1
620,1495,1460,1420,1360,1
310
【0207】参考例1254−アミノ−2'−[4−(シクロヘキシルメチル)ピ
ペラジニル]−N−メチルベンズアニリド
【化154】 参考例91で得られた2'−[4−(シクロヘキシルメ
チル)ピペラジニル]−N−メチル−4−ニトロベンズ
アニリドを用い、参考例116と同様に操作し表題化合
物を得た。 収率97.1%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.80−1.0
5(2H,m),1.10−1.40(3H,m),
1.45−1.90(6H,m),2.23(2H,
d,J=7.0Hz),2.40−2.60(4H,
m),2.65−2.80(2H,m),2.85−
3.00(2H,m),3.50(3H,s),3.7
7(2H,brs),6.43(2H,d,J=8.8
Hz),6.95−7.10(2H,m),7.15−
7.25(2H,m),7.26(2H,d,J=8.
8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3350,2920,1
630,1610,1500,1450,1360,1
310
【0208】参考例1262'−(4−アセチルピペラジニル)−4−アミノ−N
−メチルベンズアニリド
【化155】 参考例92で得られた2'−(4−アセチルピペラジニ
ル)−N−メチル−4−ニトロベンズアニリドを用い、
参考例105と同様に操作し表題化合物を得た。 収率95.2%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.09(3H,
s),2.32−2.58(2H,m),2.82(2
H,brs),3.41−3.54(6H,m),3.
68−3.81(3H,m),6.37(2H,d,J
=8.8Hz),6.86(1H,dd,J=7.8,
2.0Hz),7.07−7.28(5H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3390,1640,1
600,1445,1360
【0209】参考例1274−アミノ−2'−(4−イソプロピオニルピペラジニ
ル)−N−メチルベンズアニリド
【化156】 参考例96で得られた2'−(4−イソプロピオニルピ
ペラジニル)−N−メチル−4−ニトロベンズアニリド
を用い、参考例116と同様に操作し表題化合物を得
た。 収率95.2%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.12(6H,
d,J=6.6Hz),2.30−2.65(2H,
m),2.65−2.95(3H,m),3.35−
3.65(7H,m),3.82(2H,brs),
6.37(2H,d,J=8.6Hz),6.86(1
H,dd,J=7.7,1.5Hz),7.10(1
H,dt,J=7.7,1.5Hz),7.18(1
H,dt,J=7.7,1.8Hz),7.19(2
H,d,J=8.6Hz),7.26(1H,dd,J
=7.7,1.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3350,2875,1
620,1605,1500,1440,1360
【0210】参考例1284−アミノ−N−メチル−2'−(4−ピバロイルピペ
ラジニル)ベンズアニリド
【化157】 参考例93で得られたN−メチル−4−ニトロ−2'−
(4−ピバロイルピペラジニル)ベンズアニリドを用
い、参考例116と同様に操作し表題化合物を得た。 収率98.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.27(9H,
s),2.35−2.55(2H,m),2.70−
2.90(2H,m),3.46(3H,s),3.5
0−3.90(4H,m),3.83(2H,br
s),6.37(2H,d,J=8.8Hz),6.8
6(1H,dd,J=7.7,1.5Hz),7.09
(1H,dt,J=7.3,1.5Hz),7.11−
7.28(4H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3400,2980,1
645,1620,1600,1500,1430,1
365
【0211】参考例1294−アミノ−2'−[4−(tert−ブトキシカルボ
ニル)ピペラジニル]−N−メチルベンズアニリド
【化158】 参考例94で得られた2'−[4−(tert−ブトキ
シカルボニル)ピペラジニル]−N−メチル−4−ニト
ロベンズアニリドを用い、参考例105と同様に操作し
表題化合物を得た。 収率81.1%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.47(9H,
s),2.35−2.60(2H,m),2.70−
2.90(2H,m),3.30−3.60(7H,
m),3.75(2H,brs),6.37(2H,
d,J=8.8Hz),6.86(1H,dd,J=
7.7,1.5Hz),7.07(1H,dt,J=
7.3,1.5Hz),7.12−7.26(4H,
m) I.R.(KBr)νcm-1:3360,2970,1
680,1625,1605,1500,1420
【0212】参考例1304−アミノ−N−メチル−2'−(4−プロピルピペラ
ジニル)ベンズアニリド
【化159】 参考例97で得られたN−メチル−4−ニトロ−2'−
(4−プロピルピペラジニル)ベンズアニリドを用い、
参考例105と同様に操作し表題化合物を得た。 収率85.0%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.25−2.4
5(6H,m),2.65−2.85(7H,m),
3.40(3H,s),3.85(2H,brs),
7.15−7.55(3H,m),8.10−8.65
(5H,m)I.R.(KBr)νcm-1:3450,
3220,2950,1620,1600,1490,
1360
【0213】参考例1314−アミノ−2’−[4−(イソプロピルカルバモイ
ル)ピペラジニル]−N−メチルベンズアニリド
【化160】 参考例98で得られた2’−[4−(イソプロピルカル
バモイル)ピペラジニル]−N−メチル−4−ニトロベ
ンズアニリドを用い、参考例116と同様に操作し表題
化合物を得た。 収率82.3%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.16(6H,
d、J=6.6Hz),2.40−2.55(2H,
m),2.70−2.90(2H,m),3.15−
3.55(4H,m),3.45(3H,s),3.7
6(2H,brs),3.90−4.10(1H,
m),4.20−4.35(1H,m),6.37(2
H,d,J=8.8Hz),6.87(1H,d,J=
8.1Hz),7.08(1H,dt,J=7.7,
1.5Hz),7.13−7.30(4H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3450,2950,1
620,1600,1525,1490,1365,1
265
【0214】参考例1324−アミノ−2’−[4−(tert−ブチルカルバモ
イル)ピペラジニル]−N−メチルベンズアニリド
【化161】 参考例99で得られた2’−[4−(tert−ブチル
カルバモイル)ピペラジニル]−N−メチル−4−ニト
ロベンズアニリドを用い、参考例116と同様に操作し
表題化合物を得た。 収率82.3%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.36(9H,
s),2.40−2.60(2H,m),2.75−
2.90(2H,m),3.10−3.30(2H,
m),3.35−3.50(2H,m),3.44(3
H,s),3.75(2H,brs),4.32(1
H,brs),6.37(2H,d,J=8.8H
z),6.86(1H,dd,J=7.8,1.5H
z),7.07(1H,dt,J=7.8,1.5H
z),7.12−7.26(4H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3400,2950,1
600,1520,1360,1270
【0215】参考例1334−アミノ−N−メチル−2’−(2−メチルピペリジ
ノ)ベンズアニリド
【化162】 参考例100で得られたN−メチル−2’−(2−メチ
ルピペリジノ)−4−ニトロベンズアニリドを用い、参
考例105と同様に操作し表題化合物を得た。 収率91.8%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.30−0.9
8(3H,m),1.26−1.82(7H,m),
2.02−3.14(2H,m),3.44(3H,
s),3.71(2H,brs),6.40(2H,
d,J=8.8Hz),6.81−7.29(6H,
m) I.R.(KBr)νcm-1:3320,2930,1
625,1605,1495,1370,1305
【0216】参考例1344−アミノ−N−メチル−2’−(3−メチルピペリジ
ノ)ベンズアニリド
【化163】 参考例101で得られたN−メチル−2’−(3−メチ
ルピペリジノ)−4−ニトロベンズアニリドを用い、参
考例105と同様に操作し表題化合物を得た。 収率96.5%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.76−0.9
8(3H,m),1.53−1.84(6H,m),
2.09−2.22(1H,m),2.38−2.56
(1H,m),2.94−3.08(1H,m),3.
44(3H,s),3.70(2H,brs),6.3
8(2H,d,J=8.8Hz),6.87−7.00
(2H,m),7.08−7.17(2H,m),7.
19(2H,d,J=8.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3325,2925,1
625,1610,1500,1370,1310
【0217】参考例1354−アミノ−N−メチル−2’−(4−メチルピペリジ
ノ)ベンズアニリド
【化164】 参考例102で得られたN−メチル−2’−(4−メチ
ルピペリジノ)−4−ニトロベンズアニリドを用い、参
考例105と同様に操作し表題化合物を得た。 収率91.0%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.96(3H,
d,J=5.9Hz),1.18−1.72(5H,
m),2.45−2.77(3H,m),3.02−
3.16(1H,m),3.45(3H,s),3.7
0(2H,brs),6.37(2H,d,J=8.8
Hz),6.87−6.98(2H,m),7.07−
7.17(2H,m),7.19(2H,d,J=8.
8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3325,1653,1
605,1500,1365,1305
【0218】参考例1364−アミノ−N−メチル−2’−(4−フェニルピペリ
ジノ)ベンズアニリド
【化165】 参考例103で得られたN−メチル−4−ニトロ−2’
−(4−フェニルピペリジノ)ベンズアニリドを用い、
参考例105と同様に操作し表題化合物を得た。 収率99.2%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.74(4H,
brs),3.10−3.95(7H,m),3.36
(3H,s),6.69(2H,d,J=8.4H
z),7.04−7.11(1H,m),7.15−
7.38(10H,m)I.R.(KBr)νcm-1
3400,2810,1620,1610,1500,
1390
【0219】参考例1374−アミノ−2’−(4−ヒドロキシピペリジノ)−N
−メチルベンズアニリド
【化166】 参考例104で得られたN−メチル−2’−(4−ヒド
ロキシピペリジノ)−4−ニトロベンズアニリドを用
い、参考例105と同様に操作し表題化合物を得た。 収率99.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.50−1.7
8(3H,br),1.83−1.99(2H,m),
2.42−2.80(3H,m),3.00−3.13
(1H,br),3.45(3H,s),3.70−
3.84(3H,m),6.38(1H,d,J=8.
4Hz),6.88−6.93(1H,m),6.97
−7.05(1H,m),7.11−7.27(4H,
m) I.R.(KBr)νcm-1:3350,2940,1
620,1495,1420,1370,1305,1
170,1080
【0220】実施例14−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]−2’−
(1−ピロリジニル)ベンズアニリド
【化167】 2−フェニル安息香酸0.5gを塩化チオニル1mLに
加え、1時間加熱還流した。反応液を冷却後、過剰の塩
化チオニルを濃縮除去した。得られた酸クロリド体をジ
クロロメタン10mLに溶解した溶液を、参考例106
で得られた4−アミノ−2’−(1−ピロリジニル)ベ
ンズアニリド0.51g、トリエチルアミン0.28g
のジクロロメタン15mL溶液に、氷冷下、徐々に滴下
した。室温で3時間撹拌後、反応液を水、1N−炭酸ナ
トリウム水溶液、1N−塩酸、及び水の順に洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。濃縮後、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルム/
酢酸エチル(19/1)で溶出した。溶出液を濃縮し、
残渣を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し表題化合物
0.66g(収率78.6%)を得た。 m.p.:161−162℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.92−2.0
5(4H,m),2.99−3.11(4H,m)7.
03−7.28(6H,m),7.40−7.62(7
H,m),7.76(2H,d,J=7.3Hz),
7.92(1H,dd,J=7.3,1.5HZ),
8.38(1H,dd,J=7.3,1.5Hz),
9.09(1H,s) I.R.(KBr)νcm-1:3280,1650,1
600,1510,1450,1315
【0221】実施例2N−メチル−2’−(1−ピロリジニル)−4−(トル
オイルアミノ)ベンズアニリド
【化168】 参考例108で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(1−ピロリジニル)ベンズアニリド0.6gの無水
THF40mL溶液に、氷冷下、トリエチルアミン0.
31gを加えた。30分後、トルオイルクロリド0.4
4gの無水THF10mL溶液を徐々に滴下した。室温
で1時間撹拌後、反応液を氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽
出した。有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧濃縮した。濃縮残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに付し、クロロホルム/酢酸エチル(98
/2)で溶出し表題化合物0.73g(収率87.2
%)を不定形粉末として得た。1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.80−2.0
2(4H,m),2.47(3H,s),2.95−
3.07(2H,m),3.24−3.35(2H,
m),3.47(3H,s),6.62−6.76(2
H,m),7.01−7.12(2H,m),7.19
−7.27(2H,m),7.30−7.46(7H,
m) I.R.(KBr)νcm-1:3180,1625,1
600,1530,1500,1380,1320
【0222】実施例3N−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミ
ノ]−2’−(1−ピロリジニル)ベンズアニリド
【化169】 参考例108で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(1−ピロリジニル)ベンズアニリドと2−フェニル
安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エ
チル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率77.4% m.p.: 155−156℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.72−2.0
0(4H,m),2.91(2H,brs),3.19
−3.30(2H,m),3.38(3H,s),6.
59(1H,d,J=8.1Hz),6.70(1H,
t,J=7.3Hz),6.81(1H,brs),
6.84−6.93(2H,m),6.97−7.20
(4H,m),7.32−7.58(8H,m),7.
84(1H,d,J=7.3Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3290,1630,1
600,1530,1500,1320
【0223】実施例4N−メチル−4−[(4−フェニルベンゾイル)アミ
ノ]−2’−(1−ピロリジニル)ベンズアニリド
【化170】 参考例108で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(1−ピロリジニル)ベンズアニリドと4−フェニル
安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エ
チル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率82.7% m.p.: 213−214.5℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.76−2.0
3(4H,m),2.97(2H,brs),3.22
−3.34(2H,m),3.41(3H,s),6.
62(1H,d,J=8.1Hz),6.72(1H,
td,J=7.5,1.1Hz),7.02−7.11
(2H,m),7.29−7.51(7H,m),7.
58−7.71(4H,m),7.90(2H,d,J
=8.4Hz),7.93(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3320,2940,1
670,1620,1520,1500,1310
【0224】実施例5N−メチル−2’−(1−ピロリジニル)−4−[(2
−トリルベンゾイル)アミノ]ベンズアニリド
【化171】 参考例108で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(1−ピロリジニル)ベンズアニリドと2−トリル安
息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エチ
ル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率85.8% m.p.: 168−169.5℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.72−2.0
0(4H,m),2.06(3H,s),2.92(2
H,brs),3.22(2H,brs),3.37
(3H,s),6.59(1H,d,J=8.1H
z),6.64−6.75(1H,m),6.80(2
H,d,J=8.1Hz),6.95−7.11(3
H,m),7.15(2H,d,J=8.1Hz),
7.23−7.36(5H,m),7.49(1H,t
d,J=7.3,1.5Hz),7.56(1H,t
d,J=7.3,1.5Hz),8.06(1H,d
d,J=7.3,1.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3320,1670,1
630,1595,1515,1500,1370,1
315,1245
【0225】実施例6N−メチル−2’−(1−ピロリジニル)−4−[[2
−(m−トリル)ベンゾイル]アミノ]ベンズアニリド
【化172】 参考例108で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(1−ピロリジニル)ベンズアニリドと2−(m−ト
リル)安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、
酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率58.0% m.p.: 176−177℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.70−2.0
5(4H,m),2.29(3H,s),2.75−
3.05(2H,m),3.10−3.30(2H,
m),3.38(3H,s),6.59(1H,d,J
=8.4Hz),6.70(1H,dt,J=7.3,
1.5Hz),6.80−6.95(3H,m),6.
99(1H,dd,J=7.7,1.5Hz),7.0
7(1H,dt,J=8.4,1,5Hz),7.12
−7.33(6H,m),7.35−7.57(3H,
m),7.85(1H,dd,J=7.3,1.5H
z) I.R.(KBr)νcm-1:3230,2960,1
670,1610,1595,1520,1500,1
320
【0226】実施例7N−メチル−2’−(1−ピロリジニル)−4−[[2
−(p−トリル)ベンゾイル]アミノ]ベンズアニリド
【化173】 参考例108で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(1−ピロリジニル)ベンズアニリドと2−(p−ト
リル)安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、
酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率78.6% m.p.: 113−114℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.74−1.9
9(4H,m),2.36(3H,s),2.92(2
H,brs),3.20−3.30(2H,m),3.
38(3H,s),6.60(1H,d,J=8.1H
z),6.66−6.75(1H,m),6.81−
6.94(3H,m),7.00(1H,d,J=7.
7Hz),7.05−7.10(1H,m),7.15
−7.22(4H,m),7.27−7.33(2H,
m),7.38(1H,d,J=7.7Hz),7.4
4(1H,td,J=7.3,1.5Hz),7.52
(1H,td,J=7.3,1.5Hz),7.83
(1H,d,J=7.3Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3270,1670,1
625,1595,1520,1500,1360,1
320
【0227】実施例8N−メチル−4−[[2−(4−プロピルフェニル)ベ
ンゾイル]アミノ]−2’−(1−ピロリジニル)ベン
ズアニリド
【化174】 参考例108で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(1−ピロリジニル)ベンズアニリドと2−(4−プ
ロピルフェニル)安息香酸を用い、実施例1と同様に操
作を行い、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合
物を得た。 収率82.8% m.p.: 168−169℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.95(3H,
t,J=7.3Hz),1.53−1.72(2H,
m),1.73−2.00(4H,m),2.60(2
H,t,J=7.3Hz),2.94(2H,br
s),3.27−3.31(2H,m),3.38(3
H,s),6.60(1H,d,J=8.2Hz),
6.69(1H,t,J=7.3Hz),6.79−
6.88(3H,m),6.98(1H,dd,J=
7.8,1.5Hz),7.06(1H,td,J=
7.8,1.5Hz),7.13−7.24(4H,
m),7.31(2H,d,J=7.8Hz),7.3
6−7.56(3H,m),7.88(1H,d,J=
7.3Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2950,1670,1
625,1600,1520,1500,1380,1
320
【0228】実施例94−[[2−(4−フルオロフェニル)ベンゾイル]ア
ミノ]−N−メチル−2’−(1−ピロリジニル)ベン
ズアニリド
【化175】 参考例108で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(1−ピロリジニル)ベンズアニリドと2−(4−フ
ルオロフェニル)安息香酸を用い、実施例1と同様に操
作を行い、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合
物を得た。 収率81.3% m.p.: 134.5−136.5℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.73−2.0
0(4H,m),2.90(2H,brs),3.26
(2H,brs),3.39(3H,s),6.60
(1H,d,J=8.1Hz),6.71(1H,t,
J=8.1Hz),6.83(1H,brs),6.9
2−7.12(6H,m),7.19(2H,d,J=
8.1Hz),7.34−7.42(3H,m),7.
45(1H,td,J=7.3,1.5Hz),7.5
2(1H,td,J=7.3,1.5Hz),7.78
(1H,d,J=7.0Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2950,1650,1
640,1600,1520,1510,1370,1
320
【0229】実施例10N−メチル−2’−(1−ピロリジニル)−4−[[2
−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾイ
ル]アミノ]ベンズアニリド
【化176】 参考例108で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(1−ピロリジニル)ベンズアニリドと2−[4−
(トリフルオロメチル)フェニル]安息香酸を用い、実
施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘキサンより
再結晶し表題化合物を得た。 収率86.4% m.p.: 134.5−136℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.74−1.9
9(4H,m),2.90(2H,brs),3.25
(2H,brs),3.38(3H,s),6.59
(1H,d,J=8.1Hz),6.71(1H,t,
J=7.7Hz),6.88(1H,brs),6.9
2−7.10(4H,m),7.20(2H,d,J=
7.7Hz),7.42(1H,d,J=7.3H
z),7.46−7.58(4H,m),7.63(2
H,d,J=8.4Hz),7.76(1H,d,J=
7.0Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2950,1680,1
620,1600,1525,1500,1370,1
325,1120
【0230】実施例11N−メチル−4−[[2−(4−メトキシフェニル)ベ
ンゾイル]アミノ]−2’−(1−ピロリジニル)ベン
ズアニリド
【化177】 参考例108で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(1−ピロリジニル)ベンズアニリドと2−(4−メ
トキシフェニル)安息香酸を用い、実施例1と同様に操
作を行い、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合
物を得た。 収率81.3% m.p.: 114−115℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.75−1.9
8(4H,m),2.92(2H,brs),3.25
(2H,brs),3.38(3H,s),3.81
(3H,s),6.60(1H,d,J=8.1H
z),6.70(1H,t,J=7.3Hz),6.8
7−7.09(7H,m),7.19(2H,d,J=
8.8Hz),7.31−7.40(3H,m),7.
42(1H,td,J=7.7,1.5Hz),7.5
1(1H,td,J=7.3,1.5Hz),7.81
(1H,d,J=7.7Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2950,1680,1
610,1515,1500,1315,1250
【0231】実施例12N−メチル−4−[[2−[4−(メチルチオ)フェニ
ル]ベンゾイル]アミノ]−2’−(1−ピロリジニ
ル)ベンズアニリド
【化178】 参考例108で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(1−ピロリジニル)ベンズアニリドと2−[4−
(メチルチオ)フェニル]安息香酸を用い、実施例1と
同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し
表題化合物を得た。 収率83.7% m.p.: 137−138.5℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.74−2.0
0(4H,m),2.47(3H,s),2.92(2
H,brs),3.21−3.31(2H,m),3.
38(3H,s),6.61(1H,d,J=8.2H
z),6.67−6.75(1H,m),6.84−
7.11(5H,m),7.16−7.27(3H,
m),7.30−7.55(4H,m),7.44(1
H,td,J=7.3,1.5Hz),7.49(1
H,td,J=7.3,1.5Hz),7.78−7.
83(1H,m) I.R.(KBr)νcm-1:2960,1675,1
625,1600,1520,1500,1370,1
360,1320
【0232】実施例134−[(2−ベンジルベンゾイル)アミノ]−N−メチ
ル−2’−(1−ピロリジニル)ベンズアニリド
【化179】 参考例108で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(1−ピロリジニル)ベンズアニリドと2−ベンジル
安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エ
チル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率72.5% m.p.: 177−178℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.76−2.0
1(4H,m),2.97(2H,brs),3.22
−3.33(2H,m),3.40(3H,s),4.
17(2H,s),6.64(1H,d,J=8.1H
z),6.72(1H,dd,J=7.3,1.1H
z),7.00−7.33(14H,m),7.36−
7.49(2H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3250,1680,1
620,1600,1525,1505,1380,1
325
【0233】実施例14N,5’−ジメチル−4−[(2−フェニルベンゾイ
ル)アミノ]−2’−(1−ピロリジニル)ベンズアニ
リド
【化180】 参考例115で得られた4−アミノ−N,5’−ジメチ
ル−2’−(1−ピロリジニル)ベンズアニリドと2−
フェニル安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行
い、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を不
定形粉末として得た。 収率72.5%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.70−1.9
7(4H,m),2.15(3H,s),2.81(2
H,brs),3.11−3.20(2H,m),3.
21(3H,s),6.52(1H,d,J=8.4H
z),6.80−6.93(5H,m),7.17(2
H,d,J=8.4Hz),7.32−7.57(8
H,m),7.85(1H,d,J=7.3Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3250,1630,1
510,1400,1320
【0234】実施例155’−クロロ−N−メチル−4−[(2−フェニルベン
ゾイル)アミノ]−2’−(1−ピロリジニル)ベンズ
アニリド
【化181】 参考例116で得られた4−アミノ−5’−クロロ−N
−メチル−2’−(1−ピロリジニル)ベンズアニリド
と2−フェニル安息香酸を用い、実施例1と同様に操作
を行い、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物
を得た。 収率72.2% m.p.: 175−176.5℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.74−2.0
0(4H,m),2.85(2H,brs),3.14
−3.26(2H,m),3.35(3H,s),6.
47−6.53(1H,m),6.83(1H,br
s),6.90(1H,d,J=8.3Hz),6.9
9−7.05(2H,m),7.16(2H,d,J=
8.3Hz),7.33−7.58(8H,m),7.
85(1H,d,J=7.3Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3320,1645,1
520,1500,1360,1320,1250
【0235】実施例165’−メトキシ−N−メチル−4−[(2−フェニルベ
ンゾイル)アミノ]−2’−(1−ピロリジニル)ベン
ズアニリド
【化182】 参考例117で得られた4−アミノ−5’−メトキシ−
N−メチル−2’−(1−ピロリジニル)ベンズアニリ
ドと2−フェニル安息香酸を用い、実施例1と同様に操
作を行い、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合
物を得た。 収率59.7% m.p.: 209−210℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.70−1.9
6(4H,m),2.70(2H,brs),3.03
−3.17(2H,m),3.38(3H,s),3.
70(3H,s),6.58−6.71(3H,m),
6.82(1H,brs),6.88(2H,d,J=
8.8Hz),7.19(2H,d,J=8.8H
z),7.33−7.57(8H,m),7.85(1
H,d,J=7.3Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3440,1630,1
600,1510,1315,1220
【0236】実施例17N−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミ
ノ]−2’−(1−ピロリジニル)−5’−(トリフル
オロメチル)ベンズアニリド
【化183】 参考例118で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(1−ピロリジニル)−5’−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアニリドと2−フェニル安息香酸を用い、実
施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘキサンより
再結晶し表題化合物を得た。 収率72.5% m.p.: 190−191℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.75−2.0
6(4H,m),3.00(2H,brs),3.29
−3.42(2H,m),6.56(1H,d,J=
7.3Hz),6.77−6.95(3H,m),7.
03−7.17(2H,m),7.22−7.30(2
H,m),7.33−7.58(8H,m),7.86
(1H,d,J=6.6Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3230,1650,1
600,1520,1370,1330,1270,1
110
【0237】実施例18N−メチル−2’−(1−ピロリジニル)−4−[(ト
リルアセチル)アミノ]ベンズアニリド
【化184】 参考例108でで得られた4−アミノ−N−メチル−
2’−(1−ピロリジニル)−ベンズアニリドとトリル
酢酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル
−ヘキサンより再結晶し表題化合物を不定形粉末として
得た。 収率65.4%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.73−1.9
8(4H,m),2.30(3H,s),2.95(2
H,brs),3.18−3.29(2H,m),3.
38(3H,s),3.70(2H,s),6.60
(1H,d,J=8.4Hz),6.64−6.72
(1H,m),6.91(1H,brs),6.95−
7.09(2H,m),7.14(2H,d,J=8.
8Hz),7.18−7.28(6H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3300,2970,1
665,1640,1600,1535,1500,1
360,1310
【0238】実施例19N−エチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミ
ノ]−2’−(1−ピロリジニル)ベンズアニリド
【化185】 参考例109得られた4−アミノ−N−エチル−2’−
(1−ピロリジニル)ベンズアニリドと2−フェニル安
息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エチ
ル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率65.6% m.p.: 149−150.5℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.17−1.3
1(3H,m),1.91(4H,brs),3.07
−3.45(5H,m),4.36(1H,brs),
6.58−6.73(2H,m),6.79−6.96
(4H,m),7.03−7.13(1H,m),7.
19−7.28(2H,m),7.33−7.58(8
H,m),7.85(1H,d,J=7.3Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3330,1690,1
620,1520,1410,1315
【0239】実施例204−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]−2’−ピ
ペリジノベンズアニリド
【化186】 参考例105で得られた4−アミノ−2’−ピぺリジノ
ベンズアニリドと2−フェニル安息香酸を用い、実施例
1と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘキサンより再結
晶し表題化合物を得た。 収率83.8% m.p.:120−121.5℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.56−1.8
2(6H,m),2.78−2.90(4H,m),
7.03−7.11(2H,m),7.13−7.22
(2H,m),7.28(2H,d,J=8.8H
z),7.41−7.62(8H,m),7.82(2
H,d,J=8.8Hz),7.90−7.96(1
H,m),8.50−8.56(1H,m),9.54
(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3300,2940,1
665,1595,1505,1445,1320,1
250
【0240】実施例214−(ベンゾイルアミノ)−N−メチル−2’−ピペリ
ジノベンズアニリド
【化187】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピぺリジノベンズアニリドとベンゾイルクロリドを用
い、実施例2と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘキサ
ンより再結晶し表題化合物を不定形粉末として得た。 収率78.2%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.50−1.7
5(6H,m),2.45(2H,brs),2.79
(2H,brs),3.49(3H,s),6.84−
6.90(1H,m),6.97−7.04(1H,
m),7.11−7.21(2H,m),7.37−
7.55(6H,m),7.77(1H,brs),
7.80−7.85(2H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3100,2940,1
630,1605,1530,1500,1380,1
325
【0241】実施例22N−メチル−2’−ピペリジノ−4−(トルオイルアミ
ノ)ベンズアニリド
【化188】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドとトルオイルクロリドを用
い、実施例2と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘキサ
ンより再結晶し表題化合物を得た。 収率72.5% m.p.: 190−191℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.45−1.7
4(6H,m),2.47(3H,s),2.50(2
H,brs),2.82(2H,brs),3.49
(3H,s),6.86−6.92(1H,m),6.
96−7.04(1H,m),7.13−7.27(4
H,m),7.31−7.47(7H,m)I.R.
(KBr)νcm-1:3420,2940,1630,
1600,1525,1500,1380,1320
【0242】実施例23N−メチル−4−[(4−tert−ブチルベンゾイ
ル)アミノ]−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化189】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと4−tert−ブチルベ
ンゾイルクロリドを用い、実施例2と同様に操作を行
い、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得
た。 収率80.5% m.p.: 187−188℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.81−1.6
8(15H,m),2.40−2.55(2H,m),
2.60−2.75(2H,m),3.48(3H,
s),6.87(1H,d,J=8.1Hz),6.9
6−7.03(1H,m),7.11−7.19(2
H,m),7.24−7.27(2H,m),7.35
−7.43(3H,m),7.71−7.77(3H,
m) I.R.(KBr)νcm-1:3350,2945,1
680,1630,1610,1600,1530,1
500,1380,1320
【0243】実施例244−[(2−フルオロベンゾイル)アミノ]−N−メチ
ル−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化190】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと2−フルオロベンゾイル
クロリドを用い、実施例2と同様に操作を行い、酢酸エ
チル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率69.1% m.p.: 177−178℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.45−1.7
5(6H,m),2.35−2.55(2H,m),
2.75−2.90(2H,m),3.50(3H,
s),6.87(1H,dd,J=7.7,1.5H
z),7.01(1H,td,J=7.7,1.5H
z),7.09−7.25(4H,m),7.30(1
H,td,J=7.7,1.5Hz),7.36−7.
56(5H,m),8.40(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3450,2930,1
680,1625,1600,1530,1375,1
320
【0244】実施例25N−メチル−2’−ピペリジノ−4−[[2−(トリフ
ルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]ベンズアニリド
【化191】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと2−(トリフルオロメチ
ル)ベンゾイルクロリドを用い、実施例2と同様に操作
を行い、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物
を得た。 収率85.8% m.p.: 185−186℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.40−1.7
5(6H,m),2.35−2.60(2H,m),
2.70−2.90(2H,m),3.45(3H,
s),6.94(1H,d,J=7.7Hz),7.0
1(1H,td,J=7.3,1.5Hz),7.12
−7.20(2H,m),7.30−7.40(4H,
m),7.51−7.63(3H,m),7.70−
7.80(2H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3280,2930,1
640,1600,1530,1490,1320,1
170,1120
【0245】実施例264−[(2−メトキシベンゾイル)アミノ]−N−メチ
ル−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化192】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと2−メトキシベンゾイル
クロリドを用い、実施例2と同様に操作を行い、酢酸エ
チル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を不定形粉末と
して得た。 収率80.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.47−1.6
3(6H,m),2.42−2.53(2H,m),
2.75−2.85(2H,m),3.49(3H,
s),4.03(3H,s),6.83−7.52(1
2H,m),8.22−8.25(1H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3350,2940,1
675,1640,1600,1530,1360,1
320,1230
【0246】実施例27N−メチル−4−[(2−フェノキシベンゾイル)アミ
ノ]−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化193】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと2−フェノキシ安息香酸
を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘ
キサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率72.2% m.p.: 156.5−157.5℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.42−1.7
1(6H,m),2.47(2H,brs),2.78
(2H,brs),3.47(3H,s),6.83−
6.99(2H,m),6.94−7.01(1H,
m),7.07−7.17(4H,m),7.19−
7.27(2H,m),7.32−7.46(9H,
m) I.R.(KBr)νcm-1:2940,1650,1
590,1530,1490,1450,1350,1
325
【0247】実施例284−[(2−ベンジロキシベンゾイル)アミノ]−N−
メチル−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化194】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと2−ベンジロキシ安息香
酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル−
ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率74.2% m.p.: 203−205℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.45−1.7
0(6H,m),2.35−2.55(2H,m),
2.65−2.85(2H,m),3.47(3H,
s),5.20(2H,s),6.82−6.89(1
H,m),6.92−7.04(3H,m),7.08
−7.33(7H,m),7.39−7.57(5H,
m),8.28(1H,dd,J=7.1,1.8H
z),9.98(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3330,2930,1
660,1625,1595,1530,1480,1
445,1360,1320,1225
【0248】実施例294−[(2−ヒドロキシベンゾイル)アミノ]−N−メ
チル−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化195】 実施例28で得られた4−[(2−ベンジロキシベンゾ
イル)アミノ]−N−メチル−2’−ピペリジノベンズ
アニリド0.75gをメタノール200mL中、10%
パラジウム−炭素触媒0.1g存在下常温で接触還元し
た。反応終了後、触媒を除去し、濃縮乾固した。濃縮残
渣を酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物0.
38g(収率60.6%)を得た。 m.p.: 249−252℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.38−1.7
8(6H,m),2.31−2.94(4H,m),
3.48(3H,s),6.85−7.06(4H,
m),7.11−7.24(2H,m),7.31−
7.45(3H,m),7.52(2H,d,J=8.
8Hz),7.95(1H,dd,J=8.1,1.5
Hz),9.90(1H,brs),11.73(1
H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3320,2930,1
650,1620,1590,1530,1480,1
370,1230
【0249】実施例30N−メチル−4−[[2−(メチルチオ)ベンゾイル]
アミノ]−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化196】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと2−(メチルチオ)安息
香酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル
−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率79.6% m.p.: 207−208℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.45−1.7
5(6H,m),2.37−2.51(2H,m),
2.72−2.88(2H,m),3.49(3H,
s),6.67(1H,dd,J=7.7,1.5H
z),7.00(1H,td,J=7.7,1.5H
z),7.15(1H,td,J=7.7,1.5H
z),7.19(1H,dd,J=7.7,1.5H
z),7.21−7.44(7H,m),7.68−
7.78(2H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3300,2930,1
670,1620,1520,1490,1380,1
320,1260
【0250】実施例31N−メチル−4−[(4−ニトロベンゾイル)アミノ]
−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化197】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと4−ニトロベンゾイルク
ロリドを用い、実施例2と同様に操作を行い、酢酸エチ
ル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率76.6% m.p.: 237−238℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.40−1.7
8(6H,m),2.35−2.50(2H,m),
2.70−2.90(2H,m),3.47(3H,
s),6.68−7.48(9H,m),8.02−
8.40(4H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3350,2940,1
680,1630,1605,1525,1495,1
350,1320
【0251】実施例324−[(4−アミノベンゾイル)アミノ]−N−メチル
−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化198】 実施例31で得られたN−メチル−4−[(4−ニトロ
ベンゾイル)アミノ]−2’−ピペリジノベンズアニリ
ドを用い、参考例105と同様に操作を行い、酢酸エチ
ル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率82.5% m.p.: 149−150℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.41−1.7
2(8H,m),2.38−2.52(2H,m),
2.67−2.88(2H,m),3.54(3H,
s),6.65(2H,d,J=8.3Hz),6.8
0−7.80(11H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3300,2940,1
670,1630,1600,1530,1490,1
370
【0252】実施例33N−メチル−4−[(3−フェニルプロピオニル)アミ
ノ]−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化199】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと2−フェニルプロピオン
酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル−
ヘキサンより再結晶し表題化合物を不定形粉末として得
た。 収率65.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.50−1.8
2(6H,m),2.45−2.57(2H,m),
2,73−2.83(2H,m),2.91(2H,
t,J=8.3Hz),3.10(2H,t,J=8.
3Hz),3.48(3H,s),6.89(1H,
d,J=8.1Hz),6.98−7.41(13H,
m) I.R.(KBr)νcm-1:3430,1630,1
500,1450,1380,1090
【0253】実施例34N−メチル−4−[(4−フェニルブチリル)アミノ]
−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化200】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと4−フェニル酪酸を用
い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘキサ
ンより再結晶し表題化合物を得た。 収率68.0% m.p.:141−142℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.42−1.6
5(6H,m),1.98−2.08(2H,m),
2,27−2.33(2H,m),2.38−2.45
(2H,m),2.6−2.72(2H,m),2.7
3−2.83(2H,m),3.45(3H,s),
6.83−7.37(14H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3310,2945,1
630,1600,1530,1500,1380
【0254】実施例35N−メチル−4−[(5−フェニルバレリル)アミノ]
−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化201】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと5−フェニル吉草酸を用
い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘキサ
ンより再結晶し表題化合物を得た。 収率70.0% m.p.:144−145℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.42−1.6
9(6H,m),1.98−2.09(4H,m),
2,27−2.35(2H,m),2.38−2.45
(2H,m),2.66−2.72(2H,m),2.
73−2.83(2H,m),3.47(3H,s),
6.83−7.37(13H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3300,2950,1
630,1600,1530,1370
【0255】実施例36N−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミ
ノ]−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化202】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと2−フェニル安息香酸を
用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘキ
サンより再結晶し表題化合物を得た。 収率83.5% m.p.: 208−209℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.46−1.6
5(6H,m),2.37−2.52(2H,m),
2.63−2.85(2H,m),3.47(3H,
s),6.86−7.77(17H,m) I.R.(KBr)νcm-1:2940,1640,1
600,1530,1490,1410,1370,1
320
【0256】実施例37N−メチル−2’−ピペリジノ−4−[[2−(p−ト
リル)ベンゾイル]アミノ]ベンズアニリド
【化203】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと2−(p−トリル)安息
香酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル
−ヘキサンより再結晶し表題化合物を不定形粉末として
得た。 収率41.7%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.40−1.8
5(6H,m),2.20−2.50(2H,m),
2.35(3H,s),2,65−2.90(2H,
m),3.45(3H,s),6.80−6.94(4
H,m),6.98(1H,t,J=7.0Hz),
7.09−7.36(8H,m),7.38−7.56
(3H,m),7.83(1H,d,J=7.0Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3400,2925,1
680,1620,1595,1520,1490,1
400,1360,1320
【0257】実施例384−[[2−(4−エチルフェニル)ベンゾイル]アミ
ノ]−N−メチル−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化204】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと2−(4−エチルフェニ
ル)安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢
酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を不定形粉
末として得た。 収率80.8%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.23(3H,
t,J=7.7Hz),1.43−1.66(4H,
m),2.43(2H,brs),2,66(2H,
q,J=7.7Hz),2.75(2H,brs),
3.45(3H,s),6.81−6.89(4H,
m),6.98(1H,td,J=7.5,1.5H
z),7.11−7.26(6H,m),7.33(2
H,d,J=8.1Hz),7.37−7.42(1
H,m),7.45(1H,td,J=7.3,1.8
Hz),7.52(1H,td,J=7.3,1.8H
z),7.87(1H,d,J=7.3Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2930,1665,1
630,1580,1515,1490,1370,1
315
【0258】実施例394−[[2−(4−フルオロフェニル)ベンゾイル]ア
ミノ]−N−メチル−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化205】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと2−(4−フルオロフェ
ニル)安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、
酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を不定形
粉末として得た。 収率70.4%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.42−1.6
9(6H,m),2.38(2H,brs),2,76
(2H,brs),3.46(3H,s),6.82−
6.88(2H,m),6.92−7.09(5H,
m),7.12−7.19(2H,m),7.25(2
H,d,J=8.4Hz),7.35−7.42(3
H,m),7.45(1H,td,J=7.3,1.5
Hz),7.52(1H,td,J=7.3,1.5H
z),7.78(1H,d,J=7.7Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2930,1630,1
600,1530,1515,1495,1365,1
325
【0259】実施例40N,3’−ジメチル−2’−ピペリジノ−4−(トルオ
イルアミノ)ベンズアニリド
【化206】 参考例119で得られた4−アミノ−N,3’−ジメチ
ル−2’−ピペリジノベンズアニリドとトルオイルクロ
リドを用い、実施例2と同様に操作を行い、酢酸エチル
−ヘキサンより再結晶し表題化合物を不定形粉末として
得た。 収率76.9%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.44−1.6
8(6H,m),2.28(3H,s),2,48(3
H,s),2.91(4H,brs),3.39(3
H,s),6.96−7.08(3H,m),7.21
−7.28(2H,m),7.33−7.49(7H,
m) I.R.(KBr)νcm-1:3280,2925,1
620,1520,1375,1315,1250
【0260】実施例415’−フルオロ−N−メチル−2’−ピペリジノ−4−
(トルオイルアミノ)ベンズアニリド
【化207】 参考例120で得られた4−アミノ−5’−フルオロ−
N−メチル−2’−ピペリジノベンズアニリドとトルオ
イルクロリドを用い、実施例2と同様に操作を行い、酢
酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を不定形粉
末として得た。 収率82.2%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.44−1.6
8(6H,m),2.22−2.45(2H,br
s),2,48(3H,s),2.71(2H,br
s),3.46(3H,s),6.85−6.91(2
H,m),6.94−7.00(1H,m),7.20
−7.28(2H,m),7.32−7.48(7H,
m) I.R.(KBr)νcm-1:3290,2945,1
640,1605,1630,1610,1370,1
325
【0261】実施例42N−メチル−2’−ピペリジノ−4−(トリルアセチル
アミノ)ベンズアニリド
【化208】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドとトリル酢酸クロリドを用
い、実施例2と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘキサ
ンより再結晶し表題化合物を得た。 収率95.6% m.p.:155−156℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.42−1.6
9(6H,m),2.15−2.40(5H,m),
2,76(2H,brs),3.49(3H,s),
4.58(2H,d,J=5.5Hz),6.12(1
H,brs),6.81(1H,d,J=8.1H
z),7.00(1H,td,J=7.33,1.47
Hz),7.09−7.29(6H,m),7.40
(2H,d,J=8.1Hz),7.51(2H,d,
J=8.1Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3220,2940,1
630,1540,1495,1450,1365,1
305
【0262】実施例43N−メチル−2’−ピペリジノ−4−(p−トリルアセ
チルアミノ)ベンズアニリド
【化209】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドとp−トリル酢酸クロリド
を用い、実施例2と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘ
キサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率81.8% m.p.:179.5−181℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.42−1.6
6(6H,m),2.36(3H,s),2,44(2
H,brs),2.76(2H,brs),3.46
(3H,s),3.65(2H,s),6.81−6.
87(1H,m),6.92−7.00(1H,m),
7.01(1H,brs),7.08−7.22(8
H,m),7.29(2H,d,J=8.1Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3290,2940,1
655,1630,1595,1510,1365
【0263】実施例444−[(2−クロロフェニル)アセチルアミノ]−N−
メチル−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化210】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと2−クロロフェニル酢酸
を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘ
キサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率86.2% m.p.:217−218℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.42−1.6
8(6H,m),2.45(2H,brs),2,77
(2H,brs),3.46(3H,s),3.81
(2H,s),6.82−6.87(1H,m),6.
93−7.00(1H,m),7.09−7.16(2
H,m),7.18−7.24(3H,m),7.26
−7.45(6H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3280,2930,1
670,1650,1595,1525,1355
【0264】実施例45N−メチル−2’−ピペリジノ−4−[[2−(トリフ
ルオロメチル)フェニル]アセチルアミノ]ベンズアニ
リド
【化211】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと2−(トリフルオロメチ
ル)フェニル酢酸を用い、実施例1と同様に操作を行
い、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得
た。 収率74.7% m.p.:220−221℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.41−1.6
8(6H,m),2.44(2H,brs),2,77
(2H,brs),3.46(3H,s),3.84
(2H,s),6.85(1H,d,J=7.7H
z),6.97(1H,td,J=7.5,1.5H
z),7.08−7.24(5H,m),7.31(2
H,d,J=8.8Hz),7.38−7.59(3
H,m),7.69(1H,d,J=8.1Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3310,2945,1
675,1650,1525,1360,1315.1
160,1120
【0265】実施例464−[(2−メトキシフェニル)アセチルアミノ]−N
−メチル−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化212】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと2−メトキシフェニル酢
酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル−
ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率84.3% m.p.:193−194℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.42−1.6
8(6H,m),2.47(2H,brs),2,77
(2H,brs),3.46(3H,s),3.66
(2H,s),3.91(3H,s),6.83−6.
88(1H,m),6.92−7.00(3H,m),
7.08−7.22(4H,m),7.25−7.34
(4H,m),7.70(1H,s) I.R.(KBr)νcm-1:3225,2940,1
670,1640,1600,1530,1495.1
365,1250
【0266】実施例47N−メチル−2’−ピペリジノ−4−[[4−(チオメ
チル)フェニル]アセチルアミノ]ベンズアニリド
【化213】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(1−ピロリジニル)ベンズアニリドと4−(チオメ
チル)フェニル酢酸を用い、実施例1と同様に操作を行
い、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得
た。 収率74.3% m.p.:178−179℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.43−1.6
8(6H,m),2.43(2H,brs),2,49
(3H,s),2.76(2H,brs),3.46
(3H,s),3.64(2H,s),6.84(1
H,d,J=8.1Hz),6.93−7.00(1
H,m),7.06(1H,brs),7.08−7.
33(10H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3270,2940,1
660,1635,1600,1535,1495.1
365
【0267】実施例48N−メチル−4−[(2−ニトロフェニル)アセチルア
ミノ]−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化214】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと2−ニトロフェニル酢酸
を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘ
キサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率80.3% m.p.:250−251℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.38−1.6
2(6H,m),2.27(2H,brs),2,72
(2H,brs),3.33(3H,s),4.08
(2H,s),6.87(1H,d,J=7.8H
z),7.00−7.36(7H,m),7.49−
7.59(2H,m),7.70(1H,t,J=7.
3Hz),8.04(1H,d,J=7.8Hz),1
0.24(1H,s) I.R.(KBr)νcm-1:3275,2940,1
670,1650,1595,1530,1360.1
340,1305
【0268】実施例494−[(2−アミノフェニル)アセチルアミノ]−N−
メチル−2’−ピペリジノベンズアニリド塩酸塩
【化215】 実施例48で得られたN−メチル−4−[(2−ニトロ
フェニル)アセチルアミノ]−2’−ピペリジノベンズ
アニリドを用い、参考例105と同様に操作を行い、酢
酸エチル−ヘキサンより再結晶し4−[(2−アミノフ
ェニル)アセチルアミノ]−N−メチル−2’−ピペリ
ジノベンズアニリドを得た。 収率63.3% m.p.:163.5−165℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.37−1.6
2(6H,m),2.26(2H,brs),2,72
(2H,brs),3.34(3H,s),3.45
(2H,s),5.04(2H,s),6.51(1
H,t,J=7.3Hz),6.64(1H,d,J=
7.3Hz),6.83−7.25(7H,m),7.
29−7.39(4H,m),10.13(1H,s) I.R.(KBr)νcm-1:3310,2945,1
635,1600,1535,1500,1370,1
315 得られた4−[(2−アミノフェニル)アセチルアミ
ノ]−N−メチル−2’−ピペリジノベンズアニリド
0.42gを酢酸エチル60mLに溶解し、氷冷下、4
N塩酸−酢酸エチル2mLを加えた。析出した沈殿を濾
過し、酢酸エチルで洗浄することで表題化合物の4−
[(2−アミノフェニル)アセチルアミノ]−N−メチ
ル−2’−ピペリジノベンズアニリド塩酸塩0.44g
(収率97.7%)を得た。 m.p.:176−179℃1 H−N.M.R.(DMSO−6)δ:1.35−1.
62(6H,m),2.25(2H,brs),2,5
1(2H,brs),3.34(3H,s),3.45
−3.85(2H,brs),3.88(2H,s),
6.89(1H,brs),7.02−7.26(4
H,m),7.30−7.46(7H,m),10.6
7(1H,s) I.R.(KBr)νcm-1:3420,2950,1
620,1600,1535,1500,1380,1
315
【0269】実施例504−[(2−ビフェニル)アセチルアミノ]−N−メチ
ル−2’−ピペリジノベンズアニリド
【化216】 参考例110で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−ピペリジノベンズアニリドと2−ビフェニル酢酸を用
い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘキサ
ンより再結晶し表題化合物を得た。 収率84.7% m.p.:158−159℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.72−2.0
0(4H,m),2.95(2H,brs),3.20
−3.30(2H,m),3.38(3H,s),3.
64(2H,s),6.57−6.74(2H,m),
6.76(1H,brs),6.96−7.13(4
H,m),7.19−7.44(11H,m)I.R.
(KBr)νcm-1:3270,1620,1530,
1500,1380,1360
【0270】実施例51N−ペンチル−2’−ピペリジノ−4−(トルオイルア
ミノ)ベンズアニリド
【化217】 参考例111で得られた4−アミノ−N−ペンチル−
2’−ピペリジノベンズアニリドとトルオイルクロリド
を用い、実施例2と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘ
キサンより再結晶し表題化合物を不定形粉末として得
た。 収率96.4%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.84−0.9
5(3H,m),1.34(4H,brs),1.45
−1.98(6H,m),2.47(3H,s),2.
58(2H,brs),2.82(2H,brs),
3.39(2H,brs),4.38(2H,br
s),6.90−7.00(2H,m),7.12−
7.28(5H,m),7.32−7.46(6H,
m) I.R.(KBr)νcm-1:3290,2930,1
625,1600,1530,1410,1320
【0271】実施例52N−メチル−2’−(2−メチルピペリジノ)−4−
(トルオイルアミノ)ベンズアニリド
【化218】 参考例133で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(2−メチルピペリジノ)ベンズアニリドとトルオイ
ルクロリドを用い、実施例2と同様に操作を行い、酢酸
エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を不定形粉末
として得た。 収率86.7%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.35−0.5
3(4H,m),0.82−0.98(1H,br),
1.32−1.85(7H,m),2.47(3H,
s),3.47(3H,s),6.75−7.46(1
3H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3190,2940,1
630,1600,1530,1380,1325
【0272】実施例53N−メチル−2’−(3−メチルピペリジノ)−4−
(トルオイルアミノ)ベンズアニリド
【化219】 参考例134で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(3−メチルピペリジノ)ベンズアニリドとトルオイ
ルクロリドを用い、実施例2と同様に操作を行い、酢酸
エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率94.6% m.p.:211−212.51 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.78−1.9
1(3H,m),1.53−1.82(5H,m),
2.04−2.24(1H,m),2.32−2.58
(4H,m),2.94−3.04(2H,m),3.
48(3H,s),6.87−6.93(2H,m),
7.12−7.22(2H,m),7.23−7.28
(2H,m),7.32−7.47(7H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3295,2925,1
630,1600,1530,1380,1320
【0273】実施例54N−メチル−2’−(4−メチルピペリジノ)−4−
(トルオイルアミノ)ベンズアニリド
【化220】 参考例135で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(4−メチルピペリジノ)ベンズアニリドとトルオイ
ルクロリドを用い、実施例2と同様に操作を行い、酢酸
エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率59.3% m.p.:214−215℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.97(3H,
d,J=5.5Hz),1.16−1.31(1H,b
r),1.34−1.47(2H,br),1.52−
1.70(2H,br),2.47(3H,s),2.
50−2.64(3H,m),3.02−3.13(1
H,m),3.48(3H,s),6.87−6.93
(1H,m),6.95−7.03(1H,m),7.
11−7.18(2H,m),7.22−7.27(2
H,m),7.32−7.47(7H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3270,2950,1
680,1630,1600,1530,1385,1
330
【0274】実施例55N−メチル−2’−(4−メチルピペリジノ)−4−
[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベンズアニリド
【化221】 参考例135で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(4−メチルピペリジノ)ベンズアニリドと2−フェ
ニル安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢
酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を不定形粉
末として得た。 収率48.2%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.96(3H,
d,J=5.5Hz),1.03−1.23(1H,b
r),1.30−1.47(2H,br),1.49−
1.71(2H,m),2.33−2.62(3H,
m),2.97−3.11(1H,m),3.45(3
H,s),6.77−6.93(4H,m),6.94
−7.02(1H,m),7.11−7.25(4H,
m),7.32−7.57(8H,m),7.85(1
H,d,J=7.6Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3290,2920,1
635,1600,1530,1500,1370,1
320
【0275】実施例56N−メチル−2’−(4−メチルピペリジノ)−4−
[[2−(p−トリル)ベンゾイル]アミノ]ベンズア
ニリド
【化222】 参考例135で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(4−メチルピペリジノ)ベンズアニリドと2−フェ
ニル安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢
酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を不定形粉
末として得た。 収率57.3%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.96(3H,
d,J=5.5Hz),1.05−1.24(1H,b
r),1.32−1.47(2H,br),1.49−
1.70(2H,m),2.36(3H,s),2.3
7−2.61(3H,m),2.97−3.11(1
H,m),3.45(3H,s),6.81−6.93
(4H,m),6.94−7.02(1H,m),7.
10−7.25(3H,m),7.30(2H,d,J
=7.9Hz),7.36−7.55(3H,m),
7.83(1H,d,J=7.3Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3295,2920,1
680,1620,1520,1500,1375,1
300
【0276】実施例57N−メチル−2’−(4−メチルピペリジノ)−4−
(トリルアセチルアミノ)ベンズアニリド
【化223】 参考例135で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(4−メチルピペリジノ)ベンズアニリドとトリル酢
酸クロリドを用い、実施例2と同様に操作を行い、酢酸
エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を不定形粉末
として得た。 収率50.4%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.95(3H,
d,J=5.5Hz),1.18−1.28(1H,b
r),1.31−1.47(2H,br),1.49−
1.69(2H,m),2.30(3H,s),2.3
4−2.61(3H,m),2.97−3.00(1
H,m),3.45(3H,s),3.70(2H,
s),6.82−6.88(1H,m),6.91−
7.00(2H,m),7.08−7.19(4H,
m),7.19−7.31(5H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3260,2920,1
700,1625,1535,1500,1380,1
310
【0277】実施例58N−メチル−2’−(4−フェニルピペリジノ)−4−
(トルオイルアミノ)ベンズアニリド
【化224】 参考例136で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(4−フェニルピペリジノ)ベンズアニリドとトルオ
イルクロリドを用い、実施例2と同様に操作を行い、酢
酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率59.3% m.p.:214−2151 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.63−2.0
8(4H,m),2.46(3H,s),2.49−
2.82(4H,m),3.15−3.29(1H,
m),3.52(3H,s),6.93−6.97(1
H,m),7.05(1H,td,J=7.7,1.5
Hz),7.16−7.45(15H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3310,2930,1
685,1640,1600,1525,1500,1
370,1320
【0278】実施例592’−(4−ヒドロキシピペリジノ)−N−メチル−4
−(トリルアセチルアミノ)ベンズアニリド
【化225】 参考例137で得られた4−アミノ−2’−(4−ヒド
ロキシピペリジノ)−N−メチルベンズアニリドとトリ
ル酢酸クロリドを用い、実施例2と同様に操作を行い、
酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を不定形
粉末として得た。 収率74.5%1 H−N.M.R.(DMSO−d6)δ:1.32−
1.63(2H,m),1.65−1.80(2H,
m),2.20−2.42(5H,m),2.54−
2.69(1H,m),2.88−2.99(1H,
m),3.34(3H,s),3.42−3.58(1
H,m),3.63(2H,s),4.61(1H,
d,J=2.8Hz),6.87(1H,d,J=8.
7Hz),7.01−7.25(8H,m),7.32
−7.39(3H,m),10.15(1H,s) I.R.(KBr)νcm-1:3380,3300,2
945,1675,1635,1595,1525,1
500,1380,1320
【0279】実施例602’−(4−ヒドロキシピペリジノ)−N−メチル−4
−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベンズアニリ
【化226】 参考例137で得られた4−アミノ−2’−(4−ヒド
ロキシピペリジノ)−N−メチルベンズアニリドと2−
フェニル安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行
い、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を不
定形粉末として得た。 収率62.4%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.42−1.7
8(2H,m),1.81−1.95(2H,m),
2.29−2.74(3H,m),2.95−3.10
(1H,m),3.45(3H,s),3.69−3.
82(2H,m),6.83−6.94(4H,m),
6.99−7.07(1H,m),7.11−7.25
(4H,m),7.32−7.57(8H,m),7.
84(1H,d,J=7.3Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3400,2940,1
620,1595,1530,1495,1370,1
320
【0280】実施例612’−(4−ヒドロキシピペリジノ)−N−メチル−4
−[2−(p−トリル)ベンゾイル]アミノ]ベンズア
ニリド
【化227】 参考例137で得られた4−アミノ−2’−(4−ヒド
ロキシピペリジノ)−N−メチルベンズアニリドと2−
(p−トリル)安息香酸を用い、実施例1と同様に操作
を行い、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物
を不定形粉末として得た。 収率48.0%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.41−1.7
9(2H,m),1.80−1.96(2H,m),
2.36(3H,s),3.37−3.76(3H,
m),2.96−3.10(1H,m),3.46(3
H,s),3.67−3.81(2H,m),6.83
−6.94(4H,m),6.99−7.08(1H,
m),7.11−7.33(8H,m),7.35−
7.55(3H,m),7.83(1H,d,J=7.
7Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3400,2920,1
630,1595,1520,1495,1370,1
320
【0281】実施例622’−ヘキサメチレンイミノ−4−(トルオイルアミ
ノ)ベンズアニリド
【化228】 参考例107で得られた4−アミノ−2’−ヘキサメチ
レンイミノベンズアニリドとトルオイルクロリドを用
い、実施例2と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘキサ
ンより再結晶し表題化合物を得た。 収率75.7% m.p.:189−190.5℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.80(8H,
brs),2.54(3H,s),3.00−3.10
(4H,m),7.02−7.25(3H,m),7.
30(2H,d,J=7.3Hz),7.36−7.4
3(1H,m),7.49−7.54(1H,m),
7.70(1H,brs),7.80(2H,d,J=
8.8Hz),7.98(2H,d,J=8.8H
z),8.52−8.57(1H,m),9.61(1
H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3290,2940,1
660,1595,1520,1450,1330
【0282】実施例632’−ヘキサメチレンイミノ−N−メチル−4−(トル
オイルアミノ)ベンズアニリド
【化229】 参考例112で得られた4−アミノ−2’−ヘキサメチ
レンイミノ−N−メチルベンズアニリドとトルオイルク
ロリドを用い、実施例2と同様に操作を行い、酢酸エチ
ル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率88.6% m.p.:197−198℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.63(8H,
brs),2.47(3H,s),2.81−3.12
(4H,m),3.44(3H,s),6.86−6.
93(2H,m),7.07−7.15(2H,m),
7.19−7.27(2H,m),7.29−7.47
(7H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3290,2930,1
630,1600,1530,1500,1380,1
325
【0283】実施例642’−ヘキサメチレンイミノ−N−メチル−4−[(2
−フェニルベンゾイル)アミノ]ベンズアニリド
【化230】 参考例112で得られた4−アミノ−2’−ヘキサメチ
レンイミノ−N−メチルベンズアニリドと2−フェニル
安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エ
チル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率74.0% m.p.:159−160℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.59(8H,
brs),2.81(2H,brs),2.94(2
H,brs),3.42(3H,s),6.78−6.
93(5H,m),7.06−7.19(4H,m),
7.32−7.57(8H,m),7.84(1H,
t,J=6.6Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3290,2930,1
635,1600,1535,1500,1405,1
370
【0284】実施例652’−ヘキサメチレンイミノ−N−メチル−4−[[2
−(4−メチルフェニル)ベンゾイル]アミノ]ベンズ
アニリド
【化231】 参考例112で得られた4−アミノ−2’−ヘキサメチ
レンイミノ−N−メチルベンズアニリドと2−(4−メ
チルフェニル)安息香酸を用い、実施例1と同様に操作
を行い、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物
を不定形粉末として得た。 収率62.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.40−1.8
0(8H,m),2.35(3H,s),2.75−
3.01(4H,m),3.41(3H,s),6.7
8−7.00(5H,m),7.02−7.23(6
H,m),7.24−7.34(2H,m),7.34
−7.56(3H,m),7.81(1H,d,J=
7.3Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3300,2930,1
670,1620,1520,1495,1400,1
370,1310,1245
【0285】実施例662’−ヘプタメチレンイミノ−N−メチル−4−(トリ
ルアセチルアミノ)ベンズアニリド
【化232】 参考例113で得られた4−アミノ−2’−ヘプタメチ
レンイミノ−N−メチルベンズアニリドとトリル酢酸ク
ロリドを用い、実施例2と同様に操作を行い、酢酸エチ
ル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率77.9%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.56−1.8
8(10H,m),2.30(3H,s),2.95
(4H,brs),3.41(3H,s),3.70
(2H,s),6.79−6.93(3H,m),7.
03−7.26(10H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3250,2920,1
700,1620,1530,1500,1380,1
310
【0286】実施例672’−ヘプタメチレンイミノ−N−メチル−4−[(2
−フェニルベンゾイル)アミノ]ベンズアニリド
【化233】 参考例113で得られた4−アミノ−2’−ヘプタメチ
レンイミノ−N−メチルベンズアニリドと2−フェニル
安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エ
チル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得た。 収率81.8%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.55−1.8
5(13H,m),2.90(4H,brs),3.4
2(3H,s),6.79−6.93(5H,m),
7.05−7.16(4H,m),7.33−7.58
(8H,m),7.85(1H,d,J=7.3Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3300,2930,1
630,1600,1410,1370,1325
【0287】実施例68N−メチル−2’−モルホリノ−4−(トルオイルアミ
ノ)ベンズアニリド
【化234】 参考例114で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−モルホリノベンズアニリドとトルオイルクロリドを用
い、実施例2と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘキサ
ンより再結晶し表題化合物を不定形粉末として得た。 収率82.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.47(3H,
s),2.53(2H,brs),2.87(2H,b
rs),3.48(3H,s),3.68−3.84
(4H,m),6.88−6.93(1H,m),7.
07(1H,td,J=7.3,1.5Hz),7.1
7−7.28(4H,m),7.32−7.47(7
H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3280,1680,1
630,1530,1375,1325,1100
【0288】実施例69N−メチル−2’−モルホリノ−4−[(2−フェニル
ベンゾイル)アミノ]ベンズアニリド
【化235】 参考例114で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−モルホリノベンズアニリドと2−フェニル安息香酸を
用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘキ
サンより再結晶し表題化合物を得た。 収率79.0% m.p.:165−166℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.41(2H,
brs),2.83(2H,brs),3.45(3
H,s),3.68(4H,brs),6.80−6.
88(4H,m),7.03−7.09(1H,m),
7.15−7.26(3H,m),7.34−7.56
(8H,m),7.83−7.86(1H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3300,2900,1
600,1250
【0289】実施例70N−メチル−2’−モルホリノ−4−[[2−(p−ト
リル)ベンゾイル]アミノ]ベンズアニリド
【化236】 参考例114で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−モルホリノベンズアニリドと2−(p−トリル)安息
香酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル
−ヘキサンより再結晶し表題化合物を不定形粉末として
得た。 収率68.8%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.36(3H,
s),2.43(2H,brs),2.83(2H,b
rs),3.45(3H,s),3.60−3.80
(4H,m),6.83−6.95(4H,m),7.
02−7.11(1H,m),7.15−7.33(8
H,m),7.36−7.41(1H,m),7.44
(1H,td,J=7.3,1,5Hz),7.52
(1H,td,J=7.3,1.5Hz),7.80−
7.86(1H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3400,1640,1
600,1525,1500,1365,1320,1
255,1115
【0290】実施例714−[(4−メトキシフェニル)ベンゾイルアミノ]−
N−メチル−2’−モルホリノベンズアニリド
【化237】 参考例114で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−モルホリノベンズアニリドと2−(4−メトキシフェ
ニル)安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行い、
酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を不定形
粉末として得た。 収率58.5%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.43(2H,
brs),2.83(2H,brs),3.45(3
H,s),3.59−3.79(4H,m),3.81
(3H,s),6.83−7.02(6H,m),7.
02−7.10(1H,m),7.15−7.29(4
H,m),7.31−7.55(5H,m),7.78
−7.86(1H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3280,1640,1
595,1520,1360,1320,1250,1
110
【0291】実施例722’−[4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラ
ジニル]−N−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイ
ル)アミノ]ベンズアニリド
【化238】 参考例129で得られた4−アミノ−2’−[4−(t
ert−ブトキシカルボニル)ピペラジニル]−N−メ
チルベンズアニリドと2−フェニル安息香酸を用い、実
施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘキサンより
再結晶し表題化合物を得た。 収率78.3% m.p.:191.5−192.5℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.47(9H,
s),2.15−2.40(2H,m),2.65−
2.85(2H,m),3.44(3H,s),3.2
5−3.55(4H,m),6.83(1H,dd,J
=7.3,1.5Hz),6.89(2H,d,J=
7.7Hz),7.00(1H,brs),7.10
(1H,dt,J=7.7,1.8Hz),7.14−
7.27(4H,m),7.33−7.57(8H,
m),7.82(1H,dd,J=7.3,1.5H
z) I.R.(KBr)νcm-1:3350,2960,1
705,1620,1580,1430,1380,1
300,1250
【0292】実施例73N−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミ
ノ]−2’−ピペラジニルベンズアニリド塩酸塩
【化239】 実施例72で得られた2’−[4−(tert−ブトキ
シカルボニル)ピペラジニル]−N−メチル−4−
[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベンズアニリド
1.58gのクロロホルム10mL溶液に、室温でトリ
フルオロ酢酸5mLを加え、1.5時間撹拌した。反応
液を減圧濃縮後、濃縮残渣を 4N 水酸化カリウム水溶
液30mLに溶解し、クロロホルムで抽出した。有機層
を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し
た。濃縮残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
付し、クロロホルム/メタノール(20/1)で溶出し
N−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミ
ノ]−2’−ピペラジニルベンズアニリド0.72g
(収率79.0%)を不定形粉末として得た。1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.25−2.4
5(2H,m),2.59(1H,brs),2.70
−2.95(6H,m),3.40(3H,s),6.
85(1H,d,J=7.7Hz),6.93(2H,
d,J=8.4Hz),7.03(1H,dt,J=
7.7,1.5Hz),7.12−7.23(4H,
m),7.28−7.53(7H,m),7.71(1
H,d,J=7.7Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3350,2960,1
705,1620,1580,1430,1380,1
300,1250 得られたN−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイ
ル)アミノ]−2’−ピペラジニルベンズアニリド0.
44gの酢酸エチル20mL溶液に、氷冷下、4N塩酸
−酢酸エチル0.15mLを加え、析出した沈殿を濾取
し、その沈殿を少量の酢酸エチルで洗浄し、表題化合物
のN−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミ
ノ]−2’−ピペラジニルベンズアニリド塩酸塩0.1
7g(収率34.9%)を得た。 m.p.:183℃(分解)1 H−N.M.R.(DMSO−d6)δ:2.90−
3.10(4H,m),3.15−3.60(4H,
m),3.35(3H,s),6.96(1H,d,J
=8.1Hz),7.11−7.60(15H,m),
10.22(1H,s) I.R.(KBr)νcm-1:3420,1660,1
620,1595,1520,1380,1320
【0293】実施例74N−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミ
ノ]−2’−(4−プロピルピペラジニル)ベンズアニ
リド塩酸塩
【化240】 参考例130で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(4−プロピルピペラジニル)ベンズアニリドと2−
フェニル安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行
い、N−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)ア
ミノ]−2’−(4−プロピルピペラジニル)ベンズア
ニリドを得た。 収率72.0% m.p.:237−238℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.25−2.4
5(6H,m),2.65−2.85(9H,m),
3.40(3H,s),6.68−6.80(2H,
m),6.99−7.36(8H,m),7.45−
7.62(4H,m),7.52−7.63(1H,
m),7.79(1H,d,J=6.7Hz),9.8
2(1H,s) I.R.(KBr)νcm-1:3350,3220,2
900,1650,1600,1490,1360 得られたN−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイ
ル)アミノ]−2’−(4−プロピルピペラジニル)ベ
ンズアニリドを実施例73と同様に塩酸塩化し、表題化
合物のN−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)
アミノ]−2’−(4−プロピルピペラジニル)ベンズ
アニリド塩酸塩(収率60.0%)を得た。 m.p.:232−233℃1 H−N.M.R.(DMSO−d6)δ:2.30−
2.45(6H,m),2.65−2.70(9H,
m),3.42(3H,s),6.70−6.80(2
H,m),6.80−7.40(8H,m),7.45
−7.62(4H,m),7.57−7.80(2H,
m),9.75(1H,s) I.R.(KBr)νcm-1:3350,3220,2
900,1650,1600,1490,1360
【0294】実施例752’−(4−イソブチルピペラジニル)−N−メチル−
4−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベンズアニ
リド塩酸塩
【化241】 参考例122で得られた4−アミノ−2’−(4−イソ
ブチルピペラジニル)−N−メチルベンズアニリドと2
−フェニル安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行
い、2’−(4−イソブチルピペラジニル)−N−メチ
ル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベンズ
アニリドを得た。 収率64.7% m.p.:168−169℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.91(6H,
d,J=6.6Hz),1.70−1.90(1H,
m),2.12(2H,d,J=7.3Hz),2.2
5−2.60(6H,m),2.75−2.95(2
H,m),3.44(3H,s),6.87(4H,
d,J=8.1Hz),7.00(1H,dt,J=
7.3,1.5Hz),7.10−7.25(4H,
m),7.32−7.58(7H,m),7.83(1
H,d,J=7.3Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2850,1670,1
630,1590,1520,1490,1360,1
315 得られた2’−(4−イソブチルピペラジニル)−N−
メチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベ
ンズアニリドを実施例73と同様に塩酸塩化し、表題化
合物の2’−(4−イソブチルピペラジニル)−N−メ
チル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベン
ズアニリド塩酸塩(収率85.0%)を得た。 m.p.:240℃(分解)1 H−N.M.R.(DMSO−d6)δ:1.02(6
H,d,J=6.7Hz),2.00−2.20(1
H,m),2.80−3.20(6H,s),3.22
−3.60(2H,m),3.35(3H,s),6.
96(1H,d,J=7.3Hz),7.10−7.6
0(16H,m),10.22(1H,s),10.3
7(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:2955,1670,1
630,1595,1520,1370,1315
【0295】実施例762’−(4−イソブチルピペラジニル)−N−メチル−
4−[[2−(p−トリル)ベンゾイル]アミノ]ベン
ズアニリド塩酸塩
【化242】 参考例122で得られた4−アミノ−2’−(4−イソ
ブチルピペラジニル)−N−メチルベンズアニリドと2
−(p−トリル)安息香酸を用い、実施例1と同様に操
作を行い、2’−(4−イソブチルピペラジニル)−N
−メチル−4−[[2−(p−トリル)ベンゾイル]ア
ミノ]ベンズアニリドを得た。 収率72.8%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.90(6H,
d,J=6.6Hz),1.72−1.85(1H,
m),2.11(2H,d,J=7.3Hz),2.3
1−2.59(6H,m),2.36(3H,s),
2.87(2H,brs),3.45(3H,s),
6.81−6.94(4H,m),6.96−7.04
(1H,m),7.11−7.33(8H,m),7.
36−7.41(1H,m),7.44(1H,dt,
J=7.3,1.8Hz),7.52(1H,dt,J
=7.3,1.8Hz),7.84(1H,d,J=
7.3Hz)I.R.(KBr)νcm-1:2950,
1635,1600,1525,1500,1370,
1315 得られた2’−(4−イソブチルピペラジニル)−N−
メチル−4−[[2−(p−トリル)ベンゾイル]アミ
ノ]ベンズアニリドを実施例73と同様に塩酸塩化し、
表題化合物の2’−(4−イソブチルピペラジニル)−
N−メチル−4−[[2−(p−トリル)ベンゾイル]
アミノ]ベンズアニリド塩酸塩(収率79.7%)を得
た。 m.p.:221−222℃1 H−N.M.R.(DMSO−d6)δ:1.01(6
H,d,J=6.6Hz),2.05−2.19(1
H,m),2.28(3H,s),2.87−3.12
(6H,m),3.20−3.57(7H,m),6.
92−6.99(1H,m),7.13(2H,d,J
=8.1Hz),7.17−7.58(13H,m),
10.15(1H,brs),10.27(1H,s) I.R.(KBr)νcm-1:3400,2950,1
670,1630,1595,1520,1495,1
400,1370,1315
【0296】実施例772’−(4−イソペンチルピペラジニル)−N−メチル
−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベンズア
ニリド塩酸塩
【化243】 参考例123で得られた4−アミノ−2’−(4−イソ
ペンチルピペラジニル)−N−メチルベンズアニリドと
2−フェニル安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を
行い、2’−(4−イソペンチルピペラジニル)−N−
メチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベ
ンズアニリドを不定形粉末として得た。 収率89.1%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.92(6H,
d,J=6.6Hz),1.35−1.50(2H,
m),1.52−1.70(1H,m),2.30−
2.65(8H,m),2.80−3.00(2H,
m),3.44(3H,s),6.80−6.93(4
H,m),7.04(1H,dt,J=7.7,1.5
Hz),7.12−7.24(4H,m),7.32−
7.58(7H,m),7.84(1H,dd,J=
7.3,1.5Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3280,2960,1
680,1640,1600,1535,1500,1
370,1320 得られた2’−(4−イソペンチルピペラジニル)−N
−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]
ベンズアニリドを実施例73と同様に塩酸塩化し、表題
化合物の2’−(4−イソペンチルピペラジニル)−N
−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]
ベンズアニリド塩酸塩(収率83.7%)を得た。 m.p.:233−234℃1 H−N.M.R.(DMSO−d6)δ:0.91(6
H,d,J=6.1Hz),1.50−1.75(2
H,m),2.80−3.60(14H,m),6.9
5(1H,d,J=7.7Hz),7.11−7.61
(15H,m),10.23(1H,s),10.89
(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3420,2960,1
680,1640,1600,1525,1500,1
370,1330
【0297】実施例782’−(4−イソペンチルピペラジニル)−N−メチル
−4−[[2−(p−トリル)ベンゾイル]アミノ]ベ
ンズアニリド塩酸塩
【化244】 参考例123で得られた4−アミノ−2’−(4−イソ
ペンチルピペラジニル)−N−メチルベンズアニリドと
2−(p−トリル)安息香酸を用い、実施例1と同様に
操作を行い、2’−(4−イソペンチルピペラジニル)
−N−メチル−4−[[2−(p−トリル)ベンゾイ
ル]アミノ]ベンズアニリドを不定形粉末として得た。 収率81.8%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.92(6H,
d,J=6.6Hz),1.30−1.50(2H,
m),1.50−1.75(2H,m),2.35(3
H,s),2.25−2.65(8H,m),2.75
−3.00(2H,m),3.45(3H,s),6.
80−6.97(3H,m),7.02(1H,dt,
J=7.7,1.5Hz),7.10−7.34(9
H,m),7.36−7.57(3H,m),7.83
(1H,dd,J=7.3,1.5Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3400,2950,1
680,1640,1600,1525,1500,1
370,1320 得られた2’−(4−イソペンチルピペラジニル)−N
−メチル−4−[[2−(p−トリル)ベンゾイル]ア
ミノ]ベンズアニリドを実施例73と同様に塩酸塩化
し、表題化合物の2’−(4−イソペンチルピペラジニ
ル)−N−メチル−4−[[2−(p−トリル)ベンゾ
イル]アミノ]ベンズアニリド塩酸塩(収率79.7
%)を得た。m.p.:182−184℃1 H−N.M.R.(DMSO−d6)δ:0.94(6
H,d,J=5.5Hz),1.50−1.80(3
H,m),2.28(3H,s),2.75−3.65
(10H,m),3.36(3H,s),6.95(1
H,d,J=7.9Hz),7.08−7.60(15
H,m),10.26(1H,s),10.77(1
H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3420,2960,1
660,1635,1600,1520,1500,1
375,1320
【0298】実施例792’−(4−イソヘキシルピペラジニル)−N−メチル
−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベンズア
ニリド塩酸塩
【化245】 参考例124で得られた4−アミノ−2’−(4−イソ
ヘキシルピペラジニル)−N−メチルベンズアニリドと
2−フェニル安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を
行い、2’−(4−イソヘキシルピペラジニル)−N−
メチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベ
ンズアニリドを不定形粉末として得た。 収率90.6%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.90(6H,
d,J=6.6Hz),1.10−1.30(2H,
m),1.40−1.70(3H,m),2.25−
3.00(10H,m),3.44(3H,s),6.
80−7.03(3H,m),7.06(1H,dt,
J=7.7,1.5Hz),7.12−7.25(4
H,m),7.30−7.60(8H,m),7.84
(1H,dd,J=7.7,1.5Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3270,2950,1
680,1635,1600,1525,1500,1
450 得られた4−アミノ−2’−(4−イソヘキシルピペラ
ジニル)−N−メチルベンズアニリドを実施例73と同
様に塩酸塩化し、表題化合物の4−アミノ−2’−(4
−イソヘキシルピペラジニル)−N−メチルベンズアニ
リド塩酸塩(収率79.7%)を得た。 m.p.:230−231.5℃1 H−N.M.R.(DMSO−d6)δ:0.90(6
H,d,J=6.7Hz),1.10−1.30(2
H,m),1.40−1.85(3H,m),2.10
−2.40(1H,m),2.80−3.60(9H,
m),3.35(3H,s),6.95(1H,d,J
=7.7Hz),7.10−7.60(16H,m),
10.23(1H,s),11.05(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3420,2960,1
680,1640,1600,1525,1500,1
370,1320
【0299】実施例802’−[(4−シクロヘキシルメチル)ピペラジニル]
−N−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミ
ノ]ベンズアニリド塩酸塩
【化246】 参考例125で得られた4−アミノ−2’−[(4−シ
クロヘキシルメチル)ピペラジニル]−N−メチルベン
ズアニリドと2−フェニル安息香酸を用い、実施例1と
同様に操作を行い、2’−[(4−シクロヘキシルメチ
ル)ピペラジニル]−N−メチル−4−[(2−フェニ
ルベンゾイル)アミノ]ベンズアニリドを不定形粉末と
して得た。 収率89.2% m.p.:230−231.5℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:0.90(6H,
d,J=6.7Hz),1.10−1.30(2H,
m),1.40−1.85(3H,m),2.10−
2.40(1H,m),2.80−3.60(9H,
m),3.35(3H,s),6.95(1H,d,J
=7.7Hz),7.10−7.60(16H,m),
10.23(1H,s),11.05(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3420,2960,1
680,1640,1600,1525,1500,1
370,1320 得られた2’−[(4−シクロヘキシルメチル)ピペラ
ジニル]−N−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイ
ル)アミノ]ベンズアニリドを実施例73と同様に塩酸
塩化し、表題化合物の2’−[(4−シクロヘキシルメ
チル)ピペラジニル]−N−メチル−4−[(2−フェ
ニルベンゾイル)アミノ]ベンズアニリド塩酸塩(収率
83.7%)を得た。 m.p.:262−264℃1 H−N.M.R.(DMSO−d6)δ:0.88−
1.10(2H,m),1.12−1.40(3H,
m),1.55−1.90(6H,m),2.80−
3.60(8H,m),3.35(3H,m),6.9
5(1H,d,J=7.7Hz),7.10−7.60
(16H,m),10.23(1H,s),10.36
(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3420,2930,1
680,1630,1600,1520,1500,1
460,1410
【0300】実施例812’−(4−ベンジルピペラジニル)−N−メチル−4
−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベンズアニリ
ド塩酸塩
【化247】 参考例121で得られた4−アミノ−2’−(4−ベン
ジルピペラジニル)−N−メチルベンズアニリドと2−
フェニル安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行
い、2’−(4−ベンジルピペラジニル)−N−メチル
−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベンズア
ニリドを不定形粉末として得た。 収率88.0%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.30−3.6
0(6H,m),2.75−3.00(2H,m),
3.43(3H,s),3.54(2H,s),6.7
8−6.92(4H,m),7.02(1H,dt,J
=8.8,1.5Hz),7.10−7.23(4H,
m),7.24−7.58(12H,m),7.83
(1H,dd,J=7.3,1.1Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3280,3050,1
680,1640,1600,1525,1500,1
455,1405,1370,1320 得られた2’−(4−ベンジルピペラジニル)−N−メ
チル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベン
ズアニリドを実施例73と同様に塩酸塩化し、表題化合
物の2’−(4−ベンジルピペラジニル)−N−メチル
−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベンズア
ニリド塩酸塩(収率78.1%)を得た。 m.p.:180−182℃1 H−N.M.R.(DMSO−d6)δ:2.70−
3.65(8H,m),3.34(2H,s),4.4
4(2H,s),6.92(1H,d,J=7.3H
z),7.04−7.78(16H,m),10.18
(1H,s),11.32(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3420,3050,1
680,1630,1600,1525,1500,1
405,1370,1320
【0301】実施例822’−(4−アセチルピペラジニル)−N−メチル−4
−(トルオイルアミノ)ベンズアニリド
【化248】 参考例126で得られた2’−(4−アセチルピペラジ
ニル)−4−アミノ−N−メチルベンズアニリドとトル
オイルクロリドを用い、実施例2と同様に操作を行い、
酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を不定形
粉末として得た。 収率53.2%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.07(3H,
m),2.27−2.42(5H,m),2.71−
2.91(2H,m),3.40−3.55(6H,
m),3.67−3.81(1H,m),6.86(1
H,d,J=7.7Hz),7.10−7.46(1
H,s),7.67(1H,s) I.R.(KBr)νcm-1:3460,3270,1
630,1530,1440,1370,1325,1
260
【0302】実施例832’−(4−アセチルピペラジニル)−N−メチル−4
−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベンズアニリ
【化249】 参考例126で得られた2’−(4−アセチルピペラジ
ニル)−4−アミノ−N−メチルベンズアニリドと2−
フェニル安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行
い、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を不
定形粉末として得た。 収率85.2%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.50−1.6
0(6H,m),2.13(3H,s),2.42(2
H,brs),2.85(2H,brs),3.42
(3H,s),6.79−6.93(5H,m),7.
05−7.16(4H,m),7.33−7.58(8
H,m),7.85(1H,m) I.R.(KBr)νcm-1:3300,2900,1
600,1260
【0303】実施例842’−(4−イソプロピオニルピペラジニル)−N−メ
チル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベン
ズアニリド
【化250】 参考例127で得られた4−アミノ−2’−(4−イソ
プロピオニルピペラジニル)−N−メチルベンズアニリ
ドと2−フェニル安息香酸を用い、実施例1と同様に操
作を行い、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合
物を得た。 収率90.1% m.p.:128.5−130℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.13(6H,
d,J=7.0Hz),2.05−2.50(2H,
m),2.65−2.95(3H,m),3.20−
3.90(8H,m),6.78−6.98(4H,
m),7.06−7.32(5H,m),7.34−
7.58(8H,m),7.84(1H,d,J=7.
3Hz) I.R.(KBr)νcm-1:2970,1680,1
640,1600,1525,1495,1365,1
320
【0304】実施例85N−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミ
ノ]−2’−(4−ピバロイルピペラジニル)ベンズア
ニリド
【化251】 参考例128で得られた4−アミノ−N−メチル−2’
−(4−ピバロイルピペラジニル)ベンズアニリドと2
−フェニル安息香酸を用い、実施例1と同様に操作を行
い、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し表題化合物を得
た。 収率79.7% m.p.:158−159.5℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.28(9H,
s),2.20−2.40(2H,m),2.70−
2.90(2H,m),3.53(3H,s),3.4
0−3.80(4H,m),6.83(1H,dd,J
=7.7,1.5Hz),6.85−6.96(3H,
m),7.06−7.30(5H,m),7.34−
7.58(8H,m),7.83(1H,d,J=7.
3Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3450,2970,1
680,1635,1600,1520,1495,1
420,1360
【0305】実施例862’−[4−(イソプロピルカルバモイル)ピペラジニ
ル]−N−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)
アミノ]ベンズアニリド
【化252】 参考例132で得られた4−アミノ−2’−[4−(イ
ソプロピルカルバモイル)ピペラジニル]−N−メチル
ベンズアニリドと2−フェニル安息香酸を用い、実施例
1と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘキサンより再結
晶し表題化合物を得た。 収率64.2% m.p.:188−190℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.16(6H,
d,J=6.6Hz),2.25−2.45(2H,
m),2.70−2.90(2H,m),3.15−
3.25(2H,m),3.35−3.50(2H,
m),3.44(3H,s),3.95(1H,m),
4.25(1H,d,J=7.33Hz),6.83−
6.96(4H,m),7.10(1H,dt,J=
7.7,1.5Hz)),7.16(1H,dt,J=
7.7,1.5Hz),7.17−7.28(3H,
m),7.34−7.44(5H,m),7.49(1
H,dt,J=7.7,1.5Hz),7.54(1
H,dt,J=7.7,1.5Hz),7.83(1
H,d,J=7.3Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3380,2960,1
620,1595,1530,1495,1360,1
320,1255
【0306】実施例872’−[4−(tert−ブチルカルバモイル)ピペラ
ジニル]−N−メチル−4−[(2−フェニルベンゾイ
ル)アミノ]ベンズアニリド
【化253】 参考例131で得られた4−アミノ−2’−[4−(t
ert−ブチルカルバモイル)ピペラジニル]−N−メ
チルベンズアニリドと2−フェニル安息香酸を用い、実
施例1と同様に操作を行い、酢酸エチル−ヘキサンより
再結晶し表題化合物を得た。 収率64.2% m.p.:209−210℃1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.36(9H,
s),2.25−2.45(2H,m),2.75−
2.90(2H,m),3.10−3.25(2H,
m),3.35−3.50(2H,m),3.45(3
H,s),4.32(1H,brs),6.79−6.
95(4H,m),7.09(1H,dt,J=7.
8,1.5Hz),7.16(1H,dt,J=7.
8,1.5Hz),7.17−7.25(3H,m),
7.49(1H,dt,J=7.8,1.5Hz),
7.54(1H,dt,J=7.8,1.5Hz),
7.84(1H,dt,J=7.8Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3380,2960,1
650,1625,1595,1525,1360,1
320,1270
【0307】実施例882’−[4−(クロロアセチル)ピペラジニル]−N−
メチル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベ
ンズアニリド
【化254】 実施例73で得られたN−メチル−4−[(2−フェニ
ルベンゾイル)アミノ]−2’−ピペラジニルベンズア
ニリド2.17g、トリエチルアミン0.74gのジク
ロロメタン50mL溶液に、氷冷下、クロロアセチルク
ロリド0.58gのジクロロメタン30mL溶液を徐々
に滴下し、室温で2時間撹拌した。反応液を氷水に注
ぎ、ジクロロメタンで抽出した。有機層を水洗し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。濃縮残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、クロロホル
ム/メタノール(49/1)で溶出し表題化合物1.8
6g(収率74.2%)を不定形粉末として得た。1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.36(9H,
s),2.25−2.45(2H,m),2.10−
2.50(2H,m),2.70−2.95(2H,
m),3.35−3.85(7H,m),4.05(2
H,s),6.84(1H,dd,J=7.7,1.8
Hz),6.90(2H,d,J=8.0Hz),6.
93(1H,brs),7.10−7.33(5H,
m),7.34−7.58(8H,m),7.83(1
H,dd,J=7.7,1.5Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3275,2920,1
640,1600,1520,1500,1450,1
365
【0308】実施例892’−[4−(N,N−ジメチルアミノアセチル)ピペ
ラジニル]−N−メチル−4−[(2−フェニルベンゾ
イル)アミノ]ベンズアニリド塩酸塩
【化255】 実施例88で得られた2’−[4−(クロロアセチル)
ピペラジニル]−N−メチル−4−[(2−フェニルベ
ンゾイル)アミノ]ベンズアニリド0.7g、炭酸カリ
ウム0.44gのDMF15mL溶液に、室温で2M
N,N−ジメチルアミン−THF2.65mL溶液を加
えた。1時間撹拌後、反応液を氷水に注ぎ、酢酸エチル
で抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、減圧濃縮した。濃縮残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付し、クロロホルム/メタノール(4
9/1)で溶出し2’−[4−(N,N−ジメチルアミ
ノアセチル)ピペラジニル]−N−メチル−4−[(2
−フェニルベンゾイル)アミノ]ベンズアニリド0.6
7g(収率94.3%)を不定形粉末として得た。1
−N.M.R.(CDCl3)δ:2.10−2.50
(8H,m),2.70−2.90(2H,m),3.
10(2H,s),3.30−3.80(7H,m),
6.78−6.94(4H,m),7.06−7.31
(7H,m),7.32−7.59(6H,m),7.
85(1H,d,J=7.7Hz)I.R.(KBr)
νcm-1:3430,2820,1640,1600,
1525,1500,1365,1325 得られた2’−[4−(N,N−ジメチルアミノアセチ
ル)ピペラジニル]−N−メチル−4−[(2−フェニ
ルベンゾイル)アミノ]ベンズアニリド0.6gの酢酸
エチル30mL溶液に、氷冷下、4N塩酸−酢酸エチル
0.27mLを加え、析出した沈殿を濾取し、その沈殿
を少量の酢酸エチルで洗浄し、表題化合物0.6g(収
率94.2%)を得た。 m.p.:145℃(分解)1 H−N.M.R.(DMSO−d6)δ:2.15−
2.45(2H,m),2.70−2.95(2H,
m),2.38(6H,s),3.37(3H,s),
4.36(2H,s),6.93(1H,d,J=7.
3Hz),7.10−7.62(16H,m),9.8
1(1H,brs),10.26(1H,s)I.R.
(KBr)νcm-1:3420,1660,1640,
1600,1520,1500,1455,1380,
1325
【0309】実施例902’−[4−(N,N−ジエチルアミノアセチル)ピペ
ラジニル]−N−メチル−4−[(2−フェニルベンゾ
イル)アミノ]ベンズアニリド塩酸塩
【化256】 実施例88で得られた2’−[4−(クロロアセチル)
ピペラジニル]−N−メチル−4−[(2−フェニルベ
ンゾイル)アミノ]ベンズアニリドとN,N−ジエチル
アミンを用い、実施例89と同様に操作を行い、表題化
合物の2’−[4−(N,N−ジエチルアミノアセチ
ル)ピペラジニル]−N−メチル−4−[(2−フェニ
ルベンゾイル)アミノ]ベンズアニリド塩酸塩を不定形
粉末として得た。 収率76.3%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:1.02(6H,
t,J=7.3Hz),2.15−2.55(2H,
m),2.56(4H,q,J=7.3Hz),2.6
5−2.90(2H,m),3.20−3.45(3
H,m),3.46(3H,s),3.55−3.80
(3H,m),6.78−6.94(4H,m),7.
06−7.30(6H,m),7.32−7.58(7
H,m),7.85(1H,dd,J=7.7,1.5
Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3420,3260,2
950,1640,1630,1595,1520,1
495,1445 得られた2’−[4−(N,N−ジエチルアミノアセチ
ル)ピペラジニル]−N−メチル−4−[(2−フェニ
ルベンゾイル)アミノ]ベンズアニリドを実施例89と
同様に塩酸塩化し、表題化合物の2’−[4−(N,N
−ジエチルアミノアセチル)ピペラジニル]−N−メチ
ル−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベンズ
アニリド塩酸塩(収率79.6%)を得た。 m.p.:105℃(分解)1 H−N.M.R.(DMSO−d6)δ:1.24(6
H,t,J=7.3Hz),2.15−2.45(2
H,m),2.70−2.95(2H,m),3.05
−3.24(4H,m),3.36(2H,s),3.
25−3.70(4H,m),4.29(2H,s),
6.93(1H,s),7.10−7.62(16H,
m),9.34(1H,brs),10.26(1H,
s)I.R.(KBr)νcm-1:3420,166
0,1640,1600,1520,1500,145
5,1380,1325
【0310】実施例91N−メチル−2’−[4−(モルホリノアセチル)ピペ
ラジニル]−4−[(2−フェニルベンゾイル)アミ
ノ]ベンズアニリド塩酸塩
【化257】 実施例88で得られた2’−[4−(クロロアセチル)
ピペラジニル]−N−メチル−4−[(2−フェニルベ
ンゾイル)アミノ]ベンズアニリドとモルホリンを用
い、実施例89と同様に操作を行い、N−メチル−2’
−[4−(モルホリノアセチル)ピペラジニル]−4−
[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]ベンズアニリド
を不定形粉末として得た。 収率95.1%1 H−N.M.R.(CDCl3)δ:2.10−2.5
5(6H,m),2.65−2.95(2H,m),
3.47(3H,s),3.25−3.85(8H,
m),6.82(1H,dd,J=7.7,1.5H
z),6.88(1H,s),6.89(1H,d,J
=7.7Hz),7.08−7.31(6H,m),
7.34−7.59(8H,m),7.84(1H,d
d,J=7.7,1.5Hz) I.R.(KBr)νcm-1:3450,3280,2
920,1640,1600,1525,1500,1
450,1370 得られたN−メチル−2’−[4−(モルホリノアセチ
ル)ピペラジニル]−4−[(2−フェニルベンゾイ
ル)アミノ]ベンズアニリドを実施例89と同様に塩酸
塩化し、表題化合物のN−メチル−2’−[4−(モル
ホリノアセチル)ピペラジニル]−4−[(2−フェニ
ルベンゾイル)アミノ]ベンズアニリド塩酸塩(収率8
6.7%)を得た。 m.p.:160℃(分解)1 H−N.M.R.(DMSO−d6)δ:2.15−
2.45(2H,m),2.70−2.95(2H,
m),3.38(3H,s),3.05−3.70(8
H,m),3.75−4.05(4H,m),4.41
(2H,s),6.93(1H,d,J=7.3H
z),7.10−7.61(16H,m),10.23
(1H,s),10.25(1H,brs) I.R.(KBr)νcm-1:3420,1660,1
640,1600,1520,1500,1455,1
380,1325
【0311】製剤例1 注射剤
【表3】
【0312】クエン酸0.1gを注射用水400mLに
溶解した溶液に、実施例76で製造した2’−(4−イ
ソブチルピペラジニル)−N−メチル−4−[[2−
(p−トリル)ベンゾイル]アミノ]ベンズアニリド塩
酸塩0.5g、クエン酸ナトリウム0.2g、及び塩化
ナトリウム9gを加えた。この溶液を60℃で撹拌し、
溶解させた。室温に冷却後、全量を1000mLとした。
メンブランフィルター(孔径0.22μm)で濾過した
後、2mLのアンプルに充填し、加熱滅菌処理して注射
剤を調製した。
【0313】製剤例2 錠剤
【表4】
【0314】実施例70で製造したN−メチル−2’−
モルホリノ−4−[[2−(p−トリル)ベンゾイル]
アミノ]ベンズアニリド25gを乳糖357.5gと混
合した後、バンタムミル(東京アトマイザー製)で粉砕
した。この粉砕物にコーンスターチ100gを流動造粒
コーティング装置(大川原製作所製)中で均一に混合し
た後、10%ヒドロキシプロピルセルロース水溶液15
0gを噴霧して造粒した。乾燥後、24メッシュの篩を
通し、次いでステアリン酸マグネシウム2.5gを加
え、ロータリー打錠機(菊水製作所製)で6.5mmφ
×5Rの臼杵を使用して1錠当たり100mgの錠剤と
した。この錠剤にコーティング装置(フロイント産業
製)を用いてヒドロキシプロピルメチルセルロース29
10 20g、ポリエチレングリコール6000 2.5
g及び酸化チタン2.5gを含む水系のコーティング液
300gを噴霧し、1錠当たり5mgコートし、フィル
ムコート錠とした。
【0315】製剤例3 カプセル剤
【表5】
【0316】実施例3で製造したN−メチル−4−
[(2−フェニルベンゾイル)アミノ]−2’−(1−
ピロリジニル)ベンズアニリドを粉末とし、その10g
に結晶セルロース390g、乳糖116g、低置換度ヒ
ドロキシプロピルセルロース50g及びポリビニルピロ
リドン30gを加え、エタノール120mLを添加して
均一に混合、粒状化した。混合物を50℃で12〜16
時間乾燥し、25メッシュの篩を通過させた後、これに
ステアリン酸マグネシウム4gを加えて均一に混合し、
この混合粉末を1号カプセルに300mg宛充填して、
1カプセル中5mgを含む硬カプセル剤とした。
【0317】製剤例4 点眼剤
【表6】
【0318】塩化ベンザルコニウム0.04gを滅菌精
製水約800mLに溶解した溶液に、実施例90で製造
した2’−[4−(N,N−ジエチルアミノアセチル)
ピペラジニル]−N−メチル−4−[(2−フェニルベ
ンゾイル)アミノ]ベンズアニリド塩酸塩1g、ホウ酸
11g、ホウ砂2.1g及び塩化ナトリウム2.4gを
加え撹拌溶解した後、全量を1000mLとし、メンブラ
ンフィルター(孔径0.22μm)で無菌的に濾過し
た。5mLの点眼ボトルに充填し、点眼剤を製造した。
【0319】以下に実施例1〜91で合成した化合物の
一覧表を表−3に示す。
【0320】
【表7】
【0321】
【表8】
【0322】
【表9】
【0323】
【表10】
【0324】
【表11】
【0325】
【表12】
【0326】
【発明の効果】本発明化合物は、上述の新規化学構造を
有しており、文献未記載の新規化合物である。又、本発
明化合物を有効成分とする医薬組成物は、バソプレシン
による大動脈収縮に対し、確実かつ優れた抑制作用を有
しており、又バソプレシン拮抗剤として、又うっ血性心
不全、高血圧症、アルギニンバソプレシン過剰分泌症候
群、腎不全、膵炎治療剤又は肝硬変の治療又は予防剤と
して、さらにその他の医薬用途の活用が期待されるもの
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/55 A61K 31/55 C07D 211/46 C07D 211/46 295/12 295/12 Z A 295/18 295/18 A 295/20 295/20 A (72)発明者 内藤 賢治 東京都中央区日本橋室町1丁目5番3号 わかもと製薬株式会社内 Fターム(参考) 4C054 AA02 BB03 CC03 DD01 DD03 DD08 EE01 FF01 FF03 FF05 FF08 FF24 4C086 AA01 AA02 AA03 BC07 BC21 BC31 BC50 ZA36 ZA39 ZA42

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の一般式(1) 【化1】 [式中、R1は、 【化2】 を表す。R2は、水素、又は、炭素数1〜6のアルキル
    を表す。R3は、水素、炭素数1〜4のアルキル、ハロ
    ゲン、炭素数1〜4のアルコキシ、トリフルオロメチル
    を表す。R4は、水素、炭素数1〜4のアルキル、ハロ
    ゲン、トリフルオロメチル、炭素数1〜4のアルコキ
    シ、フェノキシ、ベンジルオキシ、ヒドロキシ、炭素数
    1〜4のアルキルチオ、ニトロ、アミノ、又は、 【化3】 を表す。 R5は、水素、炭素数1〜4のアルキル、フェ
    ニル、ヒドロキシを表す。R6は、水素、炭素数1〜4
    のアルキル、ハロゲン、又は、炭素数1〜4のアルコキ
    シを表す。 Aは、O、又は、NR7を表す。 R7は、水
    素、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜5のアルキル
    カルボニル、炭素数1〜5のアルキルカルバモイル、ベ
    ンジル、 【化4】 を表す。R8は、ハロゲン、−NR910、又は、モルホ
    リノを表す。R9及びR10は、独立して、水素、又は、
    炭素数1〜4のアルキルを表す。 n、q、r、tは、独
    立して、0〜4の整数を表し、m、uは、独立して、0
    〜3の整数を表す。]で示されることを特徴とするベン
    ズアニリド誘導体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のベンズアニリド誘導体又
    はその薬理学的に許容される塩を有効成分とすることを
    特徴とする医薬組成物。
  3. 【請求項3】 医薬組成物が、バソプレシン拮抗剤であ
    る請求項2記載の医薬組成物。
  4. 【請求項4】 医薬組成物が、血管弛緩剤である請求項
    3記載の医薬組成物。
  5. 【請求項5】 医薬組成物が、うっ血性心不全、高血
    圧、脳循環障害の治療又は予防剤である請求項3記載の
    医薬組成物。
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