JP2002179228A - ジョイントシュート - Google Patents

ジョイントシュート

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JP2002179228A
JP2002179228A JP2000381861A JP2000381861A JP2002179228A JP 2002179228 A JP2002179228 A JP 2002179228A JP 2000381861 A JP2000381861 A JP 2000381861A JP 2000381861 A JP2000381861 A JP 2000381861A JP 2002179228 A JP2002179228 A JP 2002179228A
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guide
groove
device storage
storage magazine
joint chute
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JP2000381861A
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Takashi Saito
隆司 斉藤
Katsuhiro Ito
克弘 伊東
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Tesec Corp
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Tesec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品の詰まりをなくし、ハンドラの稼働
率を上げ、オペレータの負担を軽減する。 【解決手段】 ガイドピース6Dを設ける。ガイドピー
ス6Dは5つの分離独立したガイドレール6DL1〜6D
L5から構成されている。ガイドレール6DL1〜6DL5
ガイド6E’により連結し、ジョイントシュート本体6
の出口側に、左右のガイド面6B2,6C2に沿って配置す
る。ガイド6E’は縦方向バネ片6E1’〜6E5’と横方
向バネ片6E6’とから構成されている。このガイド6
E’をガイドレール6DL1〜6DL5の底面部およびジョ
イントシュート本体6Aの底面部に固定する。この固定
状態において、横方向バネ片6E6’はガイドレール6D
L1〜6DL5を連結し、縦方向バネ片6E1’〜6E5’はガ
イドレール6DL1〜6DL5とジョイントシュート本体6
Aとを連結する。これにより、デバイス収納マガジンの
接続に際し、デバイス収納マガジンの変形に倣って、ガ
イドピース6Dがフレキシブルに変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子部品を搬送
する搬送装置(ハンドラ)に使用されるジョイントシュ
ートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13にマガジン供給・収納タイプのハ
ンドラの概略構成を示す。同図において、10は供給
部、20はフィード部、30は加熱部、40は測定部、
50は分類部、60は収納部であり、収納部60には空
マガジンストッカ61とデバイス格納マガジンストッカ
62が付設されている。
【0003】供給部10において、オペレータは、デバ
イス供給用のマガジン(図示せず:以下、デバイス供給
マガジンと呼ぶ)をローダストッカ11に積み込む。供
給部10は、ローダストッカ11から1枚ずつデバイス
供給マガジンを分離し、分離したデバイス供給マガジン
をエレベータで持ち上げてデバイス供給位置へ送り、デ
バイス供給マガジンの出口側を下になるように傾け、デ
バイス供給マガジンに収容されている電子部品(デバイ
ス)をサプライシュート21へステップシフトしながら
順に送り込む。
【0004】フィード部20は、サプライシュート21
にプールされたデバイスを1個ずつ個別分離し加熱部3
0へ送る。加熱部30は、デバイスをプールシュート
(ヒートシュート)内にプールし、一定時間熱してから
測定部40へ送る。測定部40は、送られてくるデバイ
スの電気的特性を測定する。分類部50は、測定部40
から送られてくるデバイスを測定結果に従って分類し、
サーボモータ駆動の分類シャトル51で水平移動させ
る。
【0005】収納部60には、デバイス収納用のマガジ
ン(以下、デバイス収納マガジンと呼ぶ)1−1〜1−
4が設けられており、このデバイス収納マガジン1−1
〜1−4に分類シャトル51によって水平移動されたデ
バイスが収納される。例えば、良品はデバイス収納マガ
ジン1−1に収納され、不良品はデバイス収納マガジン
1−4に収容される。
【0006】デバイス収納マガジン1−1〜1−4は、
空のデバイス収納マガジンと交換することができるよう
に、ジョイントシュート2−1〜2−4に着脱可能に接
続されている。収納部60において、空マガジンストッ
カ61には交換前の空のデバイス収納マガジンが搭載さ
れており、デバイス収納マガジンストッカ62には交換
後のデバイス収納マガジンが積み上げられる。
【0007】ジョイントシュート2(2−1〜2−4)
は、図14に示すように、電子部品案内用のガイドレー
ル2L1〜2L5を有し、デバイス収納マガジン1(1−1
〜1−4)も同様のガイドレール(収納レール)1L1
L5を有している。デバイス収納マガジン1は、収納レ
ール1L1〜1L5の各溝1M1〜1M5(図15(b)参照)
とジョイントシュート2のガイドレール2L1〜2L5の各
溝2M1〜2M5(図15(a))とが合致するように、す
なわち断面「コ」字状の溝の幅Wおよび深さDが合致す
るように、端面同士(ジョイントシュート2の出口部と
デバイス収納マガジン1の入口部)を突き合わせて接続
される。
【0008】これにより、図15(c)に示すように、
電子部品3がジョイントシュート2のガイドレール2L
(2L1〜2L5)からデバイス収納マガジン1の収納レー
ル1L(1L1〜1L5)に導かれる。なお、デバイス収納
マガジン1の収納レール1L1〜1L5には、この収納レー
ル1L1〜1L5にデバイス3が蓄えられるように、その終
端部にピンP1〜P5が設けられている。
【0009】分類から収納までは次のようなシーケンス
で行われる。測定部40において、デバイス3の測定が
完了すると(図17に示すステップ101)、このデバ
イス3の1個前に測定されたものが分類を完了するまで
待機する(ステップ102)。分類が確認されると、測
定部40からデバイス3を分類部50へ送る(ステップ
103)。これにより、分類部50の分類シャトル51
内にデバイス3が入る(ステップ104)。
【0010】分類部50において、分類シャトル51
は、測定結果に基づいて水平移動し(ステップ10
5)、所定の位置で停止する(ステップ106)。分類
シャトル51が停止すると、ゲート(図示せず)が開き
(ステップ107)、分類シャトル51からデバイス3
が落下する(ステップ108)。落下したデバイス3
は、ジョイントシュート2のガイドレール2Lを通過
し、デバイス収納マガジン1の収納レール1Lに入る
(ステップ109)。
【0011】なお、デバイス収納マガジン1の収納レー
ル1Lにデバイス3が予め定められた所定数入ると、分
類シャトル51は1レール分シフトした位置まで移動
し、隣接する空の収納レール1Lにデバイス3を収納す
る(ステップ110)。例えば、図14において、デバ
イス収納マガジン1−1の収納レール1L1にデバイス3
が所定数入ると、分類シャフト51はデバイス収納マガ
ジン1−1の収納レール1L2に対応する位置まで移動
し、ここでゲートを開いて、次のデバイス3を収納レー
ル1L2に収納する。
【0012】また、デバイス収納マガジン1の全ての収
納レール1Lにデバイス3が所定数収納された場合、す
なわちデバイス収納マガジン1が満杯状態となった場
合、この満杯状態となったデバイス収納マガジン1はジ
ョイントシュート2から自動的に取り外され、デバイス
収納マガジンストッカ62に積み上げられる(ステップ
111)。例えば、デバイス収納マガジン1−1が満杯
状態となれば、このデバイス収納マガジン1−1がジョ
イントシュート2−1から取り外され、デバイス収納マ
ガジンストッカ62に積み上げられる。
【0013】そして、空マガジンストッカ61から空の
デバイス収納マガジン(図14に示す1−5)が個別分
離され、デバイス収納位置まで運ばれる(ステップ11
2)。そして、この空のデバイス収納マガジン1−5が
デバイス収納位置のジョイントシュート2側(デバイス
収納マガジン1−1が取り外されていればジョイントシ
ュート2−1側)にマガジンプッシャーにより押し付け
られ、デバイス収納マガジン1−5の入口部とジョイン
トシュート2の出口部とが突き合わされる(ステップ1
13)。
【0014】また、デバイス収納マガジンストッカ62
にデバイス収納マガジン1が満杯になった場合には、オ
ペレータが積み上げられたデバイス収納マガジン1をデ
バイス収納マガジンストッカ62から取り出す(ステッ
プ114)。空マガジンストッカ61にデバイス収納マ
ガジン1が無くなった場合、オペレータが空のデバイス
収納マガジン1を空マガジンストッカ61に供給する
(ステップ115)。なお、このような自動交換によら
ず、満杯状態となったデバイス収納マガジン1をオペレ
ータがジョイントシュート2から取り外し、空のデバイ
ス収納マガジン1をセットするというマニュアル交換方
式もある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】収納部60において、
ジョイントシュート2はその数が少なく、コストアップ
をそれほど招かないので、硬質の金属材料を用い、変形
がなく高精度のものを製作することができる。一方、デ
バイス収納マガジン1は、その数が多く、コストアップ
を招くので、アルミニウムの押し出しなどによって形成
している。このため、デバイス収納マガジン1は、変形
し易く、はじめから反ったものもある。
【0016】デバイス収納マガジン1が変形していない
場合、デバイス収納マガジン1の入口部とジョイントシ
ュート2の出口部とを突き合わせただけで、デバイス収
納マガジン1の収納レール1L1〜1L5の各溝1M1〜1M5
とジョイントシュート2のガイドレール2L1〜2L5の各
溝2M1〜2M5とは合致する(図15(c)参照)。この
場合、デバイス3は、ジョイントシュート2からデバイ
ス収納マガジン1へと、スムーズに移動する。
【0017】これに対し、デバイス収納マガジン1が変
形していると(図16(b)参照)、デバイス収納マガ
ジン1の入口部とジョイントシュート2の出口部とを突
き合わせた状態では、デバイス収納マガジン1の収納レ
ール1L1〜1L5の各溝1M1〜1M5とジョイントシュート
2のガイドレール2L1〜2L5の各溝2M1〜2M5とは合致
しない(図16(c)参照)。この場合、デバイス3
は、デバイス収納マガジン1の入り口部とジョイントシ
ュート2の出口部との間で詰まってしまう。従来のハン
ドラでは、このようなデバイス収納マガジン1の変形を
原因とするデバイス3の詰まりが多く、一々ハンドラを
停止させて、デバイス収納マガジン1を交換したり、デ
バイス収納マガジン1の変形を矯正したりしている。こ
のため、稼働率が下がり、オペレータに大きな負担がか
かるという問題が生じていた。
【0018】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、電子部品の
詰まりをなくし、ジョイントシュートを提供することに
ある。
【0019】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、接続プ
レートの接続を案内するガイド部を設け、このガイド部
に、接続プレートの接続を案内するとともに、接続プレ
ートの変形を矯正し、ジョイントシュート本体のガイド
レールの各溝と接続プレートのガイドレールの各溝とを
合致させる矯正手段を設けたものである。なお、本発明
のジョイントシュートは、電子部品の搬送路の途中に設
けてもよい。したがって、接続プレートはデバイス収納
マガジンに限られるものではなく、搬送路の途中に設け
る場合には電子部品の案内先の搬送路が接続プレートと
なる。この発明によれば、ガイド部によって、ジョイン
トシュートへの接続プレートの接続が案内される。この
時、接続プレートが変形していれば、その変形が矯正さ
れる。これにより、ジョイントシュート本体のガイドレ
ールの各溝と接続プレートのガイドレールの各溝とが合
致し、電子部品がスムーズに通過するようになる。
【0020】第2発明(請求項2に係る発明)は、接続
プレートの接続を案内するガイド部を設け、このガイド
部に、ジョイントシュート本体のガイドレールの各溝と
接続プレートのガイドレールの各溝との間に位置し、こ
れら各溝をつなぐ各レール溝を備えたガイドピースと、
接続プレートの接続を案内するとともに、接続プレート
の変形に倣ってガイドピースの各溝の位置および角度を
変え、ジョイントシュート本体のガイドレールの各溝と
接続プレートのガイドレールの各溝とを合致させる手段
とを設けたものである。この発明によれば、ガイド部に
よって、ジョイントシュートへの接続プレートの接続が
案内される。この時、接続プレートが変形していれば、
その変形に倣ってガイドピースの各溝の位置および角度
が変化する。これにより、ジョイントシュート本体のガ
イドレールの各溝と接続プレートのガイドレールの各溝
とが合致し、電子部品がスムーズに通過するようにな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。 〔実施の形態1〕図1(a)はこの発明の一実施の形態
(実施の形態1)を示すジョイントシュートの斜視図で
ある。このジョイントシュート4は、その分解図を図2
に示すように、ガイドレール4L1〜4L5が一体的に設け
られたジョイントシュート本体4Aと、このジョイント
シュート本体4Aの両側部に一体的に形成された断面
「L」字状のガイド片4B,4Cと、ジョイントシュー
ト本体4Aの底面部に取り付けられたガイド4Dとから
構成されている。ジョイントシュート本体4A(ガイド
片4B,4Cを含む)およびガイド4Dは硬質の金属部
材より形成されている。
【0022】ガイド片4B,4Cの先端(電子部品の出
口側)はジョイントシュート本体4Aの端面4A1よりも
L1だけ突出している。また、ガイド片4B,4Cの先
端内側にはテーパ面4B1,4C1が形成されており、この
テーパ面4B1,4C1の基部間の対向間隔L2、すなわち
ガイド面4B2,4C2間の対向間隔(左右方向の対向間
隔)L2は、デバイス収納マガジン1の幅寸法W1(設
計値)よりも僅かに広く形成されている。
【0023】また、ガイド4Dは、やや厚みのある平板
状とされ、ジョイントシュート本体4Aの底面部に螺子
によって固定されている。ガイド4Dの先端は、ガイド
片4B,4Cと同様、ジョイントシュート本体4Aの端
面4A1よりもL3(L3>L1)だけ突出している。ガ
イド4Dの先端の上側縁面はテーパ面4D1とされてお
り、このテーパ面4D1の基部とガイド片4B,4Cの内
側上面(ガイド面)4B3,4C3との対向間隔L4、すな
わちガイド面4D2とガイド面4B3,4C3との対向間隔
(上下方向の対向間隔)L4は、デバイス収納マガジン
1の高さ寸法H1(設計値)よりも僅かに広く形成され
ている。なお、ガイド片4B,4Cの内側上面4B3,4
C3の手前もテーパ面とされている。
【0024】〔デバイス収納マガジンが変形していない
場合〕デバイス収納マガジン1が変形していない場合、
ジョイントシュート4へのデバイス収納マガジン1の接
続は、ガイド片4B,4Cおよびガイド4Dより構成さ
れるガイド部4Eに案内されながら次のようにして行わ
れる。
【0025】この場合、デバイス収納マガジン1を前進
させると、デバイス収納マガジン1の横幅W1は、ガイ
ド部4Eの左右のテーパ面4B1,4C1により中央部に寄
せられながら、ガイド部4Eの左右方向の対向間隔L2
内にスムーズに入る。また、デバイス収納マガジン1の
高さH1は、ガイド部4Eの下側のテーパ面4D1と上側
のテーパ面とにより中央部に寄せられながら、ガイド部
4Eの上下方向の対向間隔L4内にスムーズに入る。
【0026】これにより、デバイス収納マガジン1の収
納レール1L1〜1L5の各溝1M1〜1 M5とジョイントシュ
ート4のガイドレール4L1〜4L5の各溝4M1〜4M5とが
合致する。
【0027】〔デバイス収納マガジンが変形している場
合〕デバイス収納マガジン1が変形している場合、例え
ば図3(b)に示すように反っている場合、ジョイント
シュート4へのデバイス収納マガジン1の接続は、ガイ
ド片4B,4Cおよびガイド4Dより構成されるガイド
部4Eに案内されながら次のようにして行われる。
【0028】この場合、デバイス収納マガジン1を前進
させると、デバイス収納マガジン1の底面がガイド4D
のテーパ面4D1に当たる。さらに前進させると、デバイ
ス収納マガジン1の底面がテーパ面4D1に乗り上がり、
ガイド片4B,4Cの内側上面(ガイド面)4B3,4C3
との間に挟まれて、デバイス収納マガジン1が反った方
向とは逆方向に変形する。これにより、デバイス収納マ
ガジン1の変形が矯正され、デバイス収納マガジン1の
横幅W1がガイド部4Eの左右方向の対向間隔L2内に
入り、デバイス収納マガジン1の高さH1がガイド部4
Eの上下方向の対向間隔L4内に入る。
【0029】この結果、図3(c)に示すように、デバ
イス収納マガジン1の各溝1M1〜1 M5とジョイントシュ
ート4の各溝4M1〜4M5とが合致し、ジョイントシュー
ト4からデバイス収納マガジン1へのデバイス3のスム
ーズな移動が可能となる。
【0030】但し、この実施の形態1では、デバイス収
納マガジン1の変形を完全に近い形まで矯正することか
ら、ジョイントシュート4へのデバイス収納マガジン1
の接続に際してかなりの押し込み力を必要とする。ま
た、ジョイントシュート4からのデバイス収納マガジン
1の取り外しに際して、かなりの引き抜き力を必要とす
る。
【0031】この実施の形態1では、ガイド4Dの先端
の上側縁面全体をテーパ面4D1およびガイド面4D2とし
たが、部分的に切欠を設け、図4(a)に示すようなテ
ーパ面4D1a 〜4D1e およびガイド面4D2a 〜4D2e
したり、図4(b)に示すようなテーパ面4D1a 〜4
D1c およびガイド面4D2a 〜4D2c としたりしてもよ
い。
【0032】〔実施の形態2〕図5(a)はこの発明の
他の実施の形態(実施の形態2)を示すジョイントシュ
ートの斜視図である。このジョイントシュート5は、そ
の分解図を図6に示すように、ガイドレール5L1〜5L5
が一体的に設けられたジョイントシュート本体5Aと、
このジョイントシュート本体5Aの両側部に一体的に形
成された断面「L」字状のガイド片5B,5Cと、ジョ
イントシュート本体5Aのガイドレール5L1〜5L5の溝
M1〜5M5とデバイス収納マガジン1の収納レール1L1
〜1L5の溝1M1〜1M5との間に位置し、これら各溝をつ
なぐ各溝5DM1〜5DM5を備えたガイドピース5Dと、
ガイドピース5Dの底面部およびジョイントシュート本
体5Aの底面部に橋渡して取り付けられたガイド5Eと
から構成されている。ジョイントシュート本体5A(ガ
イド片5B,5Cを含む)およびガイドピース5Dは硬
質の金属部材より形成されている。これに対し、ガイド
5Eは、弾性復帰力の強い板バネとされている。
【0033】ガイド片5B,5Cの先端(電子部品の出
口側)はジョイントシュート本体5Aの端面5A1よりも
L0だけ突出している。また、ガイド片5B,5Cの先
端内側にはテーパ面5B1,5C1が形成されており、この
テーパ面5B1,5C1の基部間の対向間隔L2、すなわち
ガイド面5B2,5C2間の対向間隔(左右方向の対向間
隔)L2は、デバイス収納マガジン1の幅寸法W1(設
計値)よりも僅かに広く形成されている。
【0034】ガイドピース5Dは、ガイドレール5DL1
〜5DL5を一体的に有し、このガイドレール5DL1〜5
L5の溝を上述した各溝をつなぐ溝5DM1〜5DM5
し、ジョイントシュート本体5Aの出口側に左右のガイ
ド面5B2,5C2に沿って配置されている。この配置状態
において、ガイド片5B,5Cの先端がガイドピース5
Dの端面5D1よりもL1だけ突出している。
【0035】ガイドピース5Dのジョイントシュート本
体5A側の溝5DM1〜5DM5の幅W2(図7(b)参
照)は、ジョイントシュート本体5Aの溝5M1〜5M5
幅W3(図7(a)参照)よりも少し広く形成されてい
る。また、ガイドピース5Dのジョイントシュート本体
5A側の溝5DM1〜5DM5の深さD2(図7(b)参
照)は、ジョイントシュート本体5Aの溝5M1〜5M5
深さD3(図7(a)参照)よりも少し深く形成されて
いる。なお、図7では、幅W2とW3との寸法関係、深
さD2とD3との寸法関係を分かり易いように、誇張し
て示している。
【0036】また、ガイドピース5Dのデバイス収納マ
ガジン1側の溝5DM1〜5DM5の幅W4(図7(c)参
照)は、ジョイントシュート本体5Aの溝5M1〜5M5
幅W3、すなわちデバイス収納マガジン1の収納レール
L1〜1L5の溝1M1〜1M5の幅W3よりも少し狭く形成
されている。また、ガイドピース5Dのデバイス収納マ
ガジン1側の溝5DM1〜5DM5の深さD4(図7(c)
参照)は、ジョイントシュート本体5Aの溝5M1〜5M5
の深さD3、すなわちデバイス収納マガジン1の収納レ
ール1L1L1〜1L5の溝1M1〜1M5の深さD3よりも少
し浅く形成されている。なお、図7では、幅W3とW4
との寸法関係、深さD3とD4との寸法関係を分かり易
いように、誇張して示している。ガイド片5B,5Cの
内側上面5B3,5C3の手前はテーパ面とされている。
【0037】ガイド5Eは、ガイドピース5Dの底面部
およびジョイントシュート本体5Aの底面部に橋渡して
螺子によって固定されており、その先端がガイド片5
B,5Cと同様、ガイドピース5Dの端面5D1よりもL
3(L3≒L1)だけ突出している。ガイド5Eの先端
縁面はテーパ面5E1とされており、このテーパ面5E1
基部とガイド片5B,5Cの内側上面5B3,5C3との対
向間隔L4、すなわちガイド面5E2とガイド面5B3,5
C3との対向間隔(上下方向の対向間隔)L4は、デバイ
ス収納マガジン1の高さ寸法H1(設計値)よりも僅か
に広く形成されている。
【0038】〔デバイス収納マガジンが変形していない
場合〕デバイス収納マガジン1が変形していない場合、
ジョイントシュート5へのデバイス収納マガジン1の接
続は、ガイド片5B,5C,ガイドピース5Dおよびガ
イド5Eより構成されるガイド部5Fに案内されながら
次のようにして行われる。
【0039】この場合、デバイス収納マガジン1を前進
させると、デバイス収納マガジン1の横幅W1は、ガイ
ド部5Fの左右のテーパ面5B1,5C1により中央部に寄
せられながら、ガイド部5Fの左右方向の対向間隔L2
内にスムーズに入る。また、デバイス収納マガジン1の
高さH1は、ガイド部5Fの下側のテーパ面5E1と上側
のテーパ面とにより中央部に寄せられながら、ガイド部
5Fの上下方向の対向間隔L4内にスムーズに入る。
【0040】これにより、デバイス収納マガジン1の収
納レール1L1〜1L5の各溝1M1〜1 M5とジョイントシュ
ート本体5Aのガイドレール5L1〜5L5の各溝5M1〜5
M5とが、ガイドピース5Dの各溝5DM1〜5DM5を介し
て合致する。
【0041】〔デバイス収納マガジンが変形している場
合〕デバイス収納マガジン1が変形している場合、例え
ば図7(d)に示すように反っている場合、ジョイント
シュート5へのデバイス収納マガジン1の接続は、ガイ
ド片5B,5C,ガイドピース5Dおよびガイド5Eよ
り構成されるガイド部5Fに案内されながら次のように
して行われる。
【0042】この場合、デバイス収納マガジン1を前進
させると、デバイス収納マガジン1の底面がガイド5E
のテーパ面5E1に当たる。さらに前進させると、デバイ
ス収納マガジン1の底面がテーパ面5E1に乗り上がり、
ガイド片5B,5Cの内側上面(ガイド面)5B3,5C3
との間に挟まれて、デバイス収納マガジン1が反った方
向とは逆方向に変形する。
【0043】この場合、ガイド5Eは弾性復帰力の強い
板バネであるので、弾性変形しながらデバイス収納マガ
ジン1の底面を強い力で押し上げる。これにより、デバ
イス収納マガジン1の変形が是正され、図7(e)に示
すように、デバイス収納マガジン1の横幅W1’(変形
是正後の幅)がガイド部5Eの左右方向の対向間隔L2
内に入り、デバイス収納マガジン1の高さH1’(変形
是正後の高さ)がガイド部5Eの上下方向の対向間隔L
4’内に入る。
【0044】なお、この場合、ガイド5Eがガイドピー
ス5Dとともに押し下げられ、ガイド部5Fの上下方向
の対向間隔L4’が初期の対向間隔L4よりも少し広が
り、ガイドピース5Dの溝5DM1〜5DM5の深さ位置が
少し下がる。また、デバイス収納マガジン1の変形が完
全には取りきれていないことから、デバイス収納マガジ
ン1の溝1M1〜1M5の左右方向への角度は水平とはなら
ず、やや傾斜する。
【0045】この場合、ガイドピース5Dの溝5DM1
5DM5とデバイス収納マガジン1の溝1L1〜1L5の深さ
および幅が同じだと、ガイドピース5Dの溝5DM1〜5
M5の底面がデバイス収納マガジン1の溝1L1〜1L5
底面よりも下がってしまったり、ガイドピース5Dの溝
5DM1〜5DM5の溝内にデバイス収納マガジン1の溝1
L1〜1L5の側壁面が入ってしまったりし、ガイドピース
5Dからデバイス収納マガジン1への移動時にデバイス
3が詰まってしまう虞れがある。このような状況を想定
し、本実施の形態では、ガイドピース5Dのデバイス収
納マガジン1側の溝5DM1〜5DM5の深さD4を少し浅
くし、幅W4を少し狭くし、ガイドピース5Dからデバ
イス収納マガジン1への移動時にデバイス3が詰まる虞
れがないようにしている(図7(e)参照)。
【0046】また、本実施の形態では、ガイドピース5
Dのジョイントシュート本体5A側の溝5DM1〜5DM5
の深さD2をジョイントシュート本体5Aの溝5M1〜5
M5の深さD3よりも少し深くし、ガイドピース5Dのジ
ョイントシュート本体5A側の溝5DM1〜5DM5の幅W
2をジョイントシュート本体5Aの溝5M1〜5M5の幅W
3よりも少し広くすることにより、ガイド5Eがガイド
ピース5Dとともに押し下げられた状態でも、ジョイン
トシュート本体5Aからガイドピース5Dへのデバイス
3の移動がスムーズに行われるようにしている。
【0047】この実施の形態2では、デバイス収納マガ
ジン1の変形を完全に近い形まで矯正しなくてもよいの
で、すなわち多少の変形は許されるので、実施の形態1
と比べ、ジョイントシュート5へのデバイス収納マガジ
ン1の接続に際する押し込み力を軽減することができ
る。また、ジョイントシュート5からのデバイス収納マ
ガジン1の取り外しに際する引き抜き力を軽減すること
ができる。
【0048】〔実施の形態3〕図8(a)はこの発明の
別の実施の形態(実施の形態3)を示すジョイントシュ
ートの斜視図である。このジョイントシュート6は、そ
の分解図を図9に示すように、ガイドレール6L1〜6L5
が一体的に設けられたジョイントシュート本体6Aと、
このジョイントシュート本体6Aの両側部に一体的に形
成された断面「L」字状のガイド片6B,6Cと、ジョ
イントシュート本体6Aのガイドレール6L1〜6L5の溝
M1〜6M5とデバイス収納マガジン1の収納レール1L1
〜1L5の溝1M1〜1M5との間に位置し、これら各溝をつ
なぐ各溝6DM1〜6DM5を備えたガイドピース6Dと、
ガイドピース6Dの底面部およびガイド片6B,6Cの
底面部に橋渡して取り付けられたガイド6Eとから構成
されている。ジョイントシュート本体6A(ガイド片6
B,6Cを含む)およびガイドピース6Dは硬質の金属
部材より形成されている。これに対し、ガイド6Eは、
縦方向バネ片6E1〜6E5と横方向バネ片6E6とから構成
された板バネとされている。
【0049】ガイド片6B,6Cの先端(電子部品の出
口側)はジョイントシュート本体6Aの端面6A1よりも
L0だけ突出している。また、ガイド片6B,6Cの先
端内側にはテーパ面6B1,6C1が形成されており、この
テーパ面6B1,6C1の基部間の対向間隔L2、すなわち
ガイド面6B2,6C2間の対向間隔(左右方向の対向間
隔)L2は、デバイス収納マガジン1の幅寸法W1(設
計値)よりも僅かに広く形成されている。
【0050】ガイドピース6Dは、5つの分離独立した
ガイドレール6DL1〜6DL5から構成され、このガイド
レール6DL1〜6DL5の溝を上述した各溝をつなぐ溝6
M1〜6DM5としている。ガイドレール6DL1〜6DL5
は、後述するようにガイド6Eにより連結され、ジョイ
ントシュート本体6Aの出口側に、左右のガイド面
B2,6C2に沿って配置される。この配置状態におい
て、ガイド片6B,6Cの先端は、ガイドピース6Dの
端面6D1よりもL1だけ突出する。
【0051】ガイドピース6Dのジョイントシュート本
体6A側の溝6DM1〜6DM5の幅W2(図10(b)参
照)は、ジョイントシュート本体6Aの溝6M1〜6M5
幅W3(図10(a)参照)よりも少し広く形成されて
いる。また、ガイドピース6Dのジョイントシュート本
体A6側の溝6DM1〜6DM5の深さD2(図10(b)
参照)は、ジョイントシュート本体6Aの溝6M1〜6M5
の深さD3(図10(a)参照)よりも少し深く形成さ
れている。なお、図10では、幅W2とW3との寸法関
係、深さD2とD3との寸法関係を分かり易いように、
誇張して示している。
【0052】また、ガイドピース6Dのデバイス収納マ
ガジン1側の溝6DM1〜6DM5の幅W4(図10(c)
参照)は、ジョイントシュート本体6Aの溝6M1〜6M5
の幅W3、すなわちデバイス収納マガジン1の収納レー
ル1L1〜1L5の溝1M1〜1M5の幅W3よりも少し狭く形
成されている。また、ガイドピース6Dのデバイス収納
マガジン1A側の溝6DM1〜6DM5の深さD4(図10
(c)参照)は、ジョイントシュート本体6Aの溝6M1
〜6M5の深さD3、すなわちデバイス収納マガジン1の
収納レール1L1〜1L5の溝1M1〜1M5の深さD3よりも
少し浅く形成されている。なお、図10では、幅W3と
W4との寸法関係、深さD3とD4との寸法関係を分か
り易いように、誇張して示している。
【0053】ガイド6Eは、ガイドレール6DL1〜6D
L5の底面部およびガイド片6B,6Cの底面部に橋渡し
て螺子によって固定されている。すなわち、ガイド6E
の縦方向バネ片6E1〜6E5がガイドレール6DL1〜6D
L5の底面部にそれぞれ固定され、横方向バネ片6E6の両
端がガイド片6B,6Cの底面部に固定されている。ガ
イド6Eの先端は、ガイド片6B,6Cと同様、ガイド
ピース6Dの端面6D1よりもL3(L3≒L1)だけ突
出している。
【0054】ガイド6Eの縦方向バネ片6E1〜6E5の先
端はテーパ面T1〜T5とされており、このテーパ面T
1〜T5の基部とガイド片6B,6Cの内側上面(ガイ
ド面)6B3,6C3との対向間隔L4、すなわちガイド面
M1〜M5とガイド面6B3,6C3との対向間隔(上下方
向の対向間隔)L4は、デバイス収納マガジン1の高さ
寸法H1(設計値)よりも僅かに広く形成されている。
【0055】〔デバイス収納マガジンが変形していない
場合〕デバイス収納マガジン1が変形していない場合、
ジョイントシュート6へのデバイス収納マガジン1の接
続は、ガイド片6B,6C,ガイドピース6Dおよびガ
イド6Eより構成されるガイド部6Fに案内されながら
次のようにして行われる。
【0056】この場合、デバイス収納マガジン1を前進
させると、デバイス収納マガジン1の横幅W1は、ガイ
ド部6Fの左右のテーパ面6B1,6C1より中央部に寄せ
られながら、ガイド部6Fの左右方向の対向間隔L2内
にスムーズに入る。また、デバイス収納マガジン1の高
さH1は、ガイド部6Fの下側のテーパ面T1〜T5と
上側のテーパ面とにより中央部に寄せられながら、ガイ
ド部6Fの上下方向の対向間隔L4内にスムーズに入
る。
【0057】これにより、デバイス収納マガジン1の収
納レール1L1〜1L5の各溝1M1〜1 M5とジョイントシュ
ート本体6Aのガイドレール6L1〜6L5の各溝6M1〜6
M5とが、ガイドピース6Dの各溝6DM1〜6DM5を介し
て合致する。
【0058】〔デバイス収納マガジンが変形している場
合〕デバイス収納マガジン1が変形している場合、例え
ば図10(d)に示すように反っている場合、ジョイン
トシュート6へのデバイス収納マガジン1の接続は、ガ
イド片6B,6C,ガイドピース6Dおよびガイド6E
より構成されるガイド部6Fに案内されながら次のよう
にして行われる。
【0059】この場合、デバイス収納マガジン1を前進
させると、デバイス収納マガジン1の底面がガイド6E
のテーパ面T1〜T5に当たる。さらに前進させると、
デバイス収納マガジン1の底面がテーパ面T1〜T5を
押し下げながら、すなわちガイドレール6DL1〜6DL5
をガイド6Eの弾性復帰力に抗して押し下げながら、デ
バイス収納マガジン1の先端部がガイド片6B,6Cの
内側上面(ガイド面)6B3,6C3とガイド6Eのガイド
面M1〜M5との間に挟まれる。
【0060】この場合、ガイドピース6Dの溝6DM1
6DM5は、ガイドレール6DL1〜6DL5がそれぞれ独立
したピースであることから、その位置(上下方向位置)
および角度(左右方向への傾斜角度)がデバイス収納マ
ガジン1の変形に倣って変化する(図10(e)参
照)。これにより、デバイス収納マガジン1の収納レー
ル1L1〜1L5の各溝1L1〜1L5とジョイントシュート本
体6Aのガイドレール6L1〜6L5の各溝6M1〜6M5
が、ガイドピース6Dの各溝6DM1〜6DM5を介して合
致するようになる。
【0061】なお、この場合、ガイドピース6Dの溝6
M1〜6DM5とジョイントシュート本体6Aの溝6L1
L5の深さおよび幅が同じだと、ガイドピース6Dの溝
6D M1〜6DM5の位置および角度が変わることにより、
ガイドピース6Dの溝6DM1〜6DM5の側壁面がジョイ
ントシュート本体6Aの溝6M1〜6M5の溝内に入ってし
まったり、ガイドピース6Dの溝6DM1〜6DM5の底面
の一部がジョイントシュート本体6Aの溝6M1〜6M5
底面よりも上がってしまたったりし、ジョイントシュー
ト本体6Aからガイドピース6Dへの移動時にデバイス
3が詰まってしまう虞れがある。このような状況を想定
し、本実施の形態では、ガイドピース6Dのジョイント
シュート本体6A側の溝6DM1〜6DM5の深さD2を少
し深くし、幅W2を少し広くし、ジョイントシュート本
体6Aからガイドピース6Dへの移動時にデバイス3が
詰まる虞れがないようにしている(図10(f)参
照)。
【0062】また、本実施の形態では、ガイドピース6
Dのデバイス収納マガジン1側の溝6DM1〜6DM5の深
さD4をデバイス収納マガジン1の溝1M1〜1M5の深さ
D3よりも少し浅くし、ガイドピース6Dのデバイス収
納マガジン1側の溝1M1〜1 M5の幅W4をデバイス収納
マガジン1の溝1M1〜1M5の幅W3よりも少し狭くする
ことにより、ガイドピース6Dの溝6DM1〜6DM5の位
置および角度がデバイス収納マガジン1の変形に倣って
変化した状態でも、ガイドピース6Dからデバイス収納
マガジン1へのデバイス3の移動がスムーズに行われる
ようにしている。
【0063】この実施の形態3では、デバイス収納マガ
ジン1の変形を矯正しなくても、ガイドピース6D側が
フレキシブルに変化して対応するので、ジョイントシュ
ート6へのデバイス収納マガジン1の接続に際する押し
込み力を格段に軽くすることができる。また、ジョイン
トシュート6からのデバイス収納マガジン1の取り外し
に際する引き抜き力を格段に軽くすることができる。
【0064】〔実施の形態4〕上述した実施の形態3で
は、ガイド6Eを縦方向バネ片6E1〜6E5と横方向バネ
片6E6とから構成した板バネとし、縦方向バネ片6E1
E5をガイドレール6DL1〜6DL5の底面部に固定し、
横方向バネ片6E6の両端をガイド片6B,6Cの底面部
に固定するようにした。
【0065】この場合、デバイス収納マガジン1を接続
すると、図10(f)に示されるように、デバイス収納
マガジン1の変形に倣ってガイドピース6Dのジョイン
トシュート本体6A側もデバイス収納マガジン1側と同
じように変化する。この場合、変形が大きいと、ガイド
ピース6Dの溝6DM1〜6DM5とジョイントシュート本
体6Aの溝6M1〜6M5との段差が大きくなり、デバイス
3のスムーズな流れが阻害されてしまうことがある。
【0066】そこで、実施の形態4では、図11に示す
ようなガイド6E’をガイドレール6DL1〜6DL5の底
面部およびジョイントシュート本体6Aの底面部に固定
する。この固定状態において、横方向バネ片6E6’はガ
イドレール6DL1〜6DL5を連結し、縦方向バネ片
E1’〜6E5’はガイドレール6DL1〜6DL5とジョイ
ントシュート本体6Aとを連結する。これにより、図1
2(f)に示されるように、デバイス収納マガジン1の
変形が大きくても、ガイドピース6Dのジョイントシュ
ート本体6A側が大きく変化することがなく、ガイドピ
ース6Dの溝6DM1〜6DM5とジョイントシュート本体
6Aの溝6M1〜6M5との段差が小さくなる。
【0067】なお、上述した実施の形態では、ジョイン
トシュートへデバイス収納マガジンを接続する場合につ
いて説明したが、ジョイントシュートをデバイスの搬送
通路の途中に設けるようにしてもよい。すなわち、ジョ
イントシュートへの接続体(接続プレート)はデバイス
収納マガジンに限られるものではない。例えば、搬送路
の途中に設ける場合には、デバイスの案内先の搬送路が
接続プレートとなる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、接続プレートの接続を案内するガイド部
を設け、このガイド部に、接続プレートの接続を案内す
るとともに、接続プレートの変形を矯正し、ジョイント
シュート本体のガイドレールの各溝と接続プレートのガ
イドレールの各溝とを合致させる矯正手段を設けたの
で、ジョイントシュートへの接続と同時に接続プレート
の変形が矯正され、ジョイントシュート本体のガイドレ
ールの各溝と接続プレートのガイドレールの各溝とが合
致するものとなり、電子部品の詰まりをなくし、ハンド
ラの稼働率を上げ、オペレータの負担を軽減することが
可能となる。
【0069】また、本発明によれば、接続プレートの接
続を案内するガイド部を設け、このガイド部に、ジョイ
ントシュート本体のガイドレールの各溝と接続プレート
のガイドレールの各溝との間に位置し、これら各溝をつ
なぐ各レール溝を備えたガイドピースと、接続プレート
の接続を案内するとともに、接続プレートの変形に倣っ
てガイドピースの各溝の位置および角度を変え、ジョイ
ントシュート本体のガイドレールの各溝と接続プレート
のガイドレールの各溝とを合致させる手段とを設けたの
で、ジョイントシュートへの接続と同時に接続プレート
の変形に倣ってガイドピースの各溝の位置および角度が
変化し、ジョイントシュート本体のガイドレールの各溝
と接続プレートのガイドレールの各溝とが合致するもの
となり、電子部品の詰まりをなくし、ハンドラの稼働率
を上げ、オペレータの負担を軽減することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態(実施の形態1)を示
すジョイントシュートおよびこのジョイントシュートへ
接続されるデバイス収納マガジンの先端部を示す斜視図
である。
【図2】 このジョイントシュートの分解斜視図であ
る。
【図3】 このジョイントシュートへ変形したデバイス
収納マガジンを接続した場合に各溝が合致する様子を説
明する図である。
【図4】 このジョイントシュートに用いる下面側のガ
イドの他の例を示す斜視図である。
【図5】 本発明の他の実施の形態(実施の形態2)を
示すジョイントシュートおよびこのジョイントシュート
へ接続されるデバイス収納マガジンの先端部を示す斜視
図である。
【図6】 このジョイントシュートの分解図である。
【図7】 このジョイントシュートへ変形したデバイス
収納マガジンを接続した場合に各溝が合致する様子を説
明する図である。
【図8】 本発明の別の実施の形態(実施の形態3)を
示すジョイントシュートおよびこのジョイントシュート
へ接続されるデバイス収納マガジンの先端部を示す斜視
図である。
【図9】 このジョイントシュートの分解斜視図であ
る。
【図10】 このジョイントシュートへ変形したデバイ
ス収納マガジンを接続した場合に各溝が合致する様子を
説明する図である。
【図11】 本発明の別の実施の形態(実施の形態4)
を示すジョイントシュートの分解斜視図である。
【図12】 このジョイントシュートへ変形したデバイ
ス収納マガジンを接続した場合に各溝が合致する様子を
説明する図である。
【図13】 マガジン供給・収納タイプのハンドラの概
略構成を示す図である。
【図14】 このハンドラの収納部におけるジョイント
シュートへのデバイス収納マガジンの接続状況を示す図
である。
【図15】 このジョイントシュートへ変形していない
デバイス収納マガジンを接続した場合に各溝が合致する
様子を説明する図である。
【図16】 このジョイントシュートへ変形したデバイ
ス収納マガジンを接続した場合にデバイスの詰まりが生
じる様子を説明する図である。
【図17】 ハンドラにおける分類から収納までのシー
ケンスを説明するためのフロチャートである。
【符号の説明】
1(1−1〜1−5)…デバイス収納マガジン、1L1
L5…ガイドレール(収納レール)、1M1〜1M5…溝、
3…デバイス、4…ジョイントシュート、4A…ジョイ
ントシュート本体、4B,4C…ガイド片、4B1,4C1
…テーパ面、4 B2,4C2…ガイド面(左右)、4B3,4
C3…ガイド面(上)、4D…ガイド、4 D1…テーパ面、
D2…ガイド面(下)、4L1〜4L5…ガイドレール、4
M1〜4M5…溝、4E…ガイド部、5…ジョイントシュー
ト、5A…ジョイントシュート本体、5B,5C…ガイ
ド片、5B1,5C1…テーパ面、5B2,5C2…ガイド面
(左右)、5B3,5C3…ガイド面(上)、5D…ガイド
ピース、5DL1〜5DL5…ガイドレール、5DM1〜5D
M5…溝、5E…ガイド、5E1…テーパ面、5E2…ガイド
面(下)、5F…ガイド部、6…ジョイントシュート、
6A…ジョイントシュート本体、6B,6C…ガイド
片、6B1,6C1…テーパ面、6B2,6C2…ガイド面(左
右)、6B3,6C3…ガイド面(上)、6D…ガイドピー
ス、6DL1〜5D L5…ガイドレール、6DM1〜6DM5
溝、6E,6E’…ガイド、6E1〜6E5,6E1’〜
E5’…縦方向バネ片、6E6,6E6’…横方向バネ片、
T1〜T5…テーパ面、M1〜M5…ガイド面(下)、
6F…ガイド部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品案内用のガイドレールが複数本
    形成されたジョイントシュート本体を有し、このジョイ
    ントシュート本体のガイドレールの各溝と同様のガイド
    レールを備えた接続プレートのガイドレールの各溝とが
    合致するように、前記接続プレートが交換可能に接続さ
    れるジョイントシュートであって、 前記接続プレートの接続を案内するガイド部を有し、 このガイド部は、 前記接続プレートの接続を案内するとともに、前記接続
    プレートの変形を矯正し、前記ジョイントシュート本体
    のガイドレールの各溝と前記接続プレートのガイドレー
    ルの各溝とを合致させる矯正手段を備えていることを特
    徴とするジョイントシュート。
  2. 【請求項2】 電子部品案内用のガイドレールが複数本
    形成されたジョイントシュート本体を有し、このジョイ
    ントシュート本体のガイドレールの各溝と同様のガイド
    レールを備えた接続プレートのガイドレールの各溝とが
    合致するように、前記接続プレートが交換可能に接続さ
    れるジョイントシュートであって、 前記接続プレートの接続を案内するガイド部を有し、 このガイド部は、 前記ジョイントシュート本体のガイドレールの各溝と前
    記接続プレートのガイドレールの各溝との間に位置し、
    これら各溝をつなぐ各溝を備えたガイドピースと、 前記接続プレートの接続を案内するとともに、前記接続
    プレートの変形に倣って前記ガイドピースの各溝の位置
    および角度を変え、前記ジョイントシュート本体のガイ
    ドレールの各溝と前記接続プレートのガイドレールの各
    溝とを合致させる手段とを備えていることを特徴とする
    ジョイントシュート。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103754440A (zh) * 2014-01-27 2014-04-30 成都先进功率半导体股份有限公司 一种用于编带机的轨道限位块

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