JP2002178298A - 孔あけ装置 - Google Patents

孔あけ装置

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JP2002178298A
JP2002178298A JP2000382784A JP2000382784A JP2002178298A JP 2002178298 A JP2002178298 A JP 2002178298A JP 2000382784 A JP2000382784 A JP 2000382784A JP 2000382784 A JP2000382784 A JP 2000382784A JP 2002178298 A JP2002178298 A JP 2002178298A
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JP
Japan
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die
punch
workpiece
drilling device
drilling
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Withdrawn
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JP2000382784A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Araki
義博 荒木
Yoshitake Kitsunai
良剛 橘内
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 孔あけ装置において、加工された製品に圧痕
等のキズを付けることなく、加工物を確実に保持して切
断性を向上すること。 【解決手段】 孔あけ装置10において、ダイ12とパ
ンチ13からなり、ダイ12の加工物載置面14から該
ダイ12の切刃12Aを突出配置させたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は孔あけ装置に関す
る。
【従来の技術】加工物を押え具によりダイの加工物載置
面に押え、加工物が移動しないようにしてダイで孔あけ
する孔あけ装置がある(特開2000-296513)。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】加工物が不織布、粘
着物が塗られた物等の切断しにくい物であると、パンチ
の加圧力が押え具の押え力に抗して加工物をダイの周囲
からダイの孔に引きずり込み、切断性が悪い。
【0003】上述を回避するため、押え具の押え力
を過大にすると、押え具により押えられていた加工物の
加工孔周辺に、押え具の圧痕が着き、加工された製品品
質を損なう。
【0004】加工物の孔あけに伴なって発生した切屑
がパンチの周辺に付着したまま残り、多数の加工物のく
り返し孔あけ時にこの切屑が後続の加工物に付着し、加
工された製品の品質を損なう。
【0005】本発明の課題は、孔あけ装置において、加
工された製品に圧痕等のキズを付けることなく、加工物
を確実に保持して切断性を向上することにある。
【0006】また、本発明の課題は、多数の加工物のく
り返し孔あけ時に、パンチに付着した切屑を後続の加工
物に付着させることがなく、加工された製品の品質を向
上することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ダイ
とパンチからなり、ダイの加工物載置面から該ダイの切
刃を突出配置させた孔あけ装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)(図1、図2) 孔あけ装置10は、図1に示す如く、加工テーブル11
に複数(又は1個)のダイ12を固定するとともに、各
ダイ12に対応するパンチ13を不図示の昇降装置によ
り加工動作させるように昇降可能に備える。ダイ12は
筒状をなし、切刃12Aと孔12Bを備え、パンチ13
は切刃13Aを備える。
【0009】孔あけ装置10は、シート状の加工物1を
載置するための加工物載置面14を各ダイ12に備える
とともに、不図示の昇降装置により昇降可能とされる押
え板15を各パンチ13の周囲に備える。これにより、
孔あけ装置10は、加工物1を加工物載置面14の上に
載置し(図2(A))、押え板15により加工物載置面
14に押え保持した状態で、パンチ13を降下させて加
工物1を切刃13Aにより打ち抜いて孔あけする(図2
(B))。パンチ13による加工時に、切刃13Aはダ
イ12の孔12Bに侵入する。
【0010】しかるに、孔あけ装置10では、図2
(A)、(B)に示す如く、ダイ12の切刃12Aを加
工物載置面14から突出配置させている。
【0011】また、孔あけ装置10では、図2(B)に
示す如く、パンチ13の切刃13Aを加工後にダイ12
の孔12Bから外(加工テーブル11の直下)へ突出さ
せ、ダイ12の孔12Bの外側にパンチ13の切刃13
Aの周辺(凹部13Bや側面)の付着屑を除去する切屑
除去装置16を設ける。本実施形態において、切屑除去
装置16は、加工テーブル11の直下に切屑処理室17
を区画し、この切屑処理室17の内部に不図示の駆動装
置により回転軸18Aを中心に回転するブラシ18を設
置して構成される。ブラシ18により除去された切屑は
切屑処理室17から空気輸送等により搬出される。尚、
ブラシ18は回転ではなく、直線動等のものでも良い。
【0012】従って、本実施形態によれば、以下の作用
がある。 パンチ13が加工物1をダイ12の切刃12Aに押し
当てる加工開始時に、ダイ12の切刃12Aが線状の極
小面積をなして加工物1に接する故に、パンチ13とダ
イ12が加工物1に大きな挟圧力を及ぼし、加工物1を
ずれなく強力に保持する。このため、加工物1が不織
布、粘着力が塗られた物等の切断しにくい物であって
も、加工物1はパンチ13の加工動作時に、パンチ13
の加圧力によりダイ12の周囲からダイ12の孔12B
に引きずり込まれることなく保持され切断性を向上でき
る。
【0013】加工物1を強力に保持する上述の挟圧
力はダイ12の切刃12Aによって付与される。従っ
て、加工物1の加工孔径がダイ12の切刃径に等しく設
定される場合には、加工物1において上述の挟圧力が付
与される部分が加工された製品の孔内周部分になる部分
になり、製品に圧痕等のキズを残す原因にならない。
【0014】パンチ13の加工動作時にたとえパンチ
13の切刃13Aにより切断されなかった加工物1の切
れ残り繊維等がダイ12の孔12Bに侵入することがあ
っても、この繊維等はやがてダイ12の切刃12Aによ
って切断され、切れ残り繊維等の加工物1からの糸引き
を防止できる。
【0015】加工物1の孔あけに伴なってパンチ13
の切刃13Aに付着した切屑は、このパンチ13の切刃
13Aが加工後にダイ12の孔12Bから外へ突出する
度に、切屑処理装置16(ブラシ18)により除去され
る。このため、多数の加工物1のくり返し孔あけ時に、
パンチ13に付着した切屑が後続の加工物1に付着する
ことなく、加工された製品の品質を向上できる。
【0016】尚、孔あけ装置10では、パンチ13の加
工ストローク長さが孔あけ加工前の加工物1を構成して
いる最大繊維長さより長くされている。これにより、パ
ンチ13の加工動作時に前述の如くにパンチ13の切
刃13Aにより切断されなかった切れ残り繊維等を、加
工物1から引抜くことができ、切れ残り繊維等の加工物
1からの糸引きを確実に防止できる。
【0017】尚、本実施形態では、パンチ13の切刃1
3Aをその本体部と別体としているが、一体でも良い。
また、ダイ12においても、切刃12Aと加工物載置面
14を別体としているが、一体でも良い。
【0018】また、ダイ12の孔12Bの形状は円形、
四角形等、何でも良く、パンチ13の先端形状も限定さ
れない。
【0019】(第2実施形態)(図3、図4) 孔あけ装置20が第1実施形態の孔あけ装置10と異な
る点は、切屑除去装置16に代わる切屑除去装置21の
構成にある。切屑除去装置21は、加工テーブル11の
直下に切屑処理槽22を区画し、この切屑処理槽22に
洗浄液循環路23を接続し、切屑処理装置16のブラシ
18と同様のブラシ24(24Aは回転軸)を切屑処理
槽22の内部の洗浄液に浸漬し、パンチ13の切刃13
Aの周辺に付着した粘着物等を洗浄液で洗浄しながら、
切刃13Aの周辺の付着屑をブラシ24で除去するもの
である。尚、循環路23は洗浄液を循環するポンプ25
と、切屑処理槽22から出てくる洗浄液中の異物を捕捉
するフィルタ26を備える。
【0020】本実施形態によれば、切屑処理装置21が
パンチ13の切刃13Aの周辺を洗浄液で洗浄するか
ら、加工物1が粘着物を塗られた物であっても、パンチ
13に付着した粘着物を確実に洗浄して除去できる。こ
のため、多数の加工物1のくり返し孔あけ時に、パンチ
13に付着した粘着物が後続の加工物を汚損することな
く、加工された製品の品質を向上できる。
【0021】(第3実施形態)(図5) 孔あけ装置30が第1実施形態の孔あけ装置10と異な
る点は、下回転体31の外周と上回転体32の外周のそ
れぞれに複数のダイ12とパンチ13を設置し、下回転
体31の各ダイ12と上回転体32の各パンチ13を下
回転体31と上回転体32の間欠回転によって順に会合
させ、下回転体31と上回転体32の間欠回転に同期し
てそれらの会合領域に送り込まれる長尺の加工物1に連
続的に孔あけを施すようにしたことにある。ダイ12と
パンチ13の会合領域の直下に位置する下回転体31の
内部には、第1実施形態の切屑処理装置16(又は第2
実施形態の切屑処理装置21)と同様の切屑処理装置3
3が固定配置されている。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、孔あけ装
置において、加工された製品に圧痕等のキズを付けるこ
となく、加工物を確実に保持して切断性を向上すること
ができる。また、本発明によれば、多数の加工物のくり
返し孔あけ時に、パンチに付着した切屑を後続の加工物
に付着させることがなく、加工された製品の品質を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の孔あけ装置を示す模式図
である。
【図2】図2は図1の孔あけ装置による孔あけ動作を示
す模式図(断面図)である。
【図3】図3は第2実施形態の孔あけ装置を示す模式図
である。
【図4】図4は図3の孔あけ装置による孔あけ動作を示
す模式図(断面図)である。
【図5】図5は第3実施形態の孔あけ装置を示す模式図
である。
【符号の説明】
1 加工物 10、20、30 孔あけ装置 12 ダイ 12A 切刃 12B 孔 13 パンチ 13A 切刃 14 加工物載置面 16、21、33 切屑処理装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイとパンチからなり、ダイの加工物載
    置面から該ダイの切刃を突出配置させた孔あけ装置。
  2. 【請求項2】 ダイとパンチからなり、該パンチの切刃
    をダイの孔から外へ突出させ、該ダイの孔の外側に該パ
    ンチの切刃の周辺の付着屑を除去する切屑除去装置を設
    けた孔あけ装置。
  3. 【請求項3】 前記切屑除去装置がパンチの切刃の周辺
    を洗浄液で洗浄可能とする請求項2記載の孔あけ装置。
JP2000382784A 2000-12-15 2000-12-15 孔あけ装置 Withdrawn JP2002178298A (ja)

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