JP2002178271A - クランク形ねじ廻し - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 ねじを、片手で素早く締めたり緩めたり出来
る。クランク式ねじ廻しを提供する。 【解決手段】 ねじ廻しの軸１に、回転させるときの保
持部３と強く回転させる時の入力部４，５からなるクラ
ンク形を製作し、頂部に把手２を固定、あるいは回転式
に設け、把手を掌で保持し、回転させるときの保持部を
指先で円運動させるか、強く回転させる時の入力部に指
を伸ばして強く回転させるクランク式ねじ廻しを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明に属する技術分野】この発明は片手で保持と旋回
ができる、クランク式ねじ廻しに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】（１） 従来のねじ廻しは真直な軸に把
手が固定されていた。 （２） あるいは軸がＴ字型になっていた。 （３） 両手クランクになっていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これらには、次のよう
な欠点があった （１） 真直で把手が固定されているものは、把手を廻
す度に、手を戻さなければならかった。そのため時間が
かかった。 （２） Ｔ字型の物は、連続回転はできるが、その間軸
部をもう一方の手で保持しなければならなかった。 （３） 両手クランクの物は、両手で操作しなければな
らなかった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】軸をクランク形に形成
し、頂部に把手（２）を固定するか、あるいは回転する
ようにする。本発明は、以上の構成よりなる、クランク
形ねじ廻しである。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。クランク形を成す、ねじ廻しの端部（１）
に、固定式に把手を設ける。あるいは、把手を回転する
ように設ける。本発明は以上のような構造で、これを使
用する時は、把手を掌で保持し、軸の（３）の部分を指
先で円運動させて、ねじを締めたり緩めたりするもので
ある。

【０００６】

【発明の効果】片手で連続回転できるので、もう一方の
手で対象物を押さえながら素早く、ねじを締めたり緩め
たり出来るので作業の能率があがる。先端を小形のドリ
ルチャックに替えれば、穴あけ作業にも使用できる等、
応用範囲が広い。指を伸ばして（４）（５）の部分に力
を入れれば強い回転力を得ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の分解図である。

【図２】本発明の側面図である。

【図３】把手を回転式にした場合の分解図である。

【図４】強度のあるクランク形成の方法である。

【符号の説明】

１ねじ廻しの軸。 ２把手 ３回転させるときの保持部。 ４強く回転させる時の入力部。 ５強く回転させる時の入力部。 ６ころがり軸受け等

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ねじ廻しの軸部（１）をクランク形に形
   成し、片手で連続旋回できるようにした。クランク形ね
   じ廻し。
2. 【請求項２】 ねじ廻しの把手（２）をゆるくはめ込
   み、あるいは、ころがり軸受け等（６）を介在させるこ
   とで、より旋回させやすくしたクランク形ねじ廻し。
3. 【請求項３】 クランクの把手部を軸側に傾斜させるこ
   とで、滑らかに旋回できるようにした、クランク形ねじ
   廻し。