JP2002178231A - 部品の自動締結装置 - Google Patents

部品の自動締結装置

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JP2002178231A
JP2002178231A JP2000377056A JP2000377056A JP2002178231A JP 2002178231 A JP2002178231 A JP 2002178231A JP 2000377056 A JP2000377056 A JP 2000377056A JP 2000377056 A JP2000377056 A JP 2000377056A JP 2002178231 A JP2002178231 A JP 2002178231A
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fastening
component
screw
automatic
fastening device
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JP2000377056A
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Sadaji Kanai
貞二 金居
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品の締結動作に異常をきたす事態を回避し
て自動締結装置による部品の締結作業の信頼性を向上し
歩留まりを高める。 【解決手段】 部品12を締結する対象物10に部品1
2を締結する動作上の異常検出手段60によって異常が
検出されたときに、締結動作の停止手段28を操作し部
品12を対象物10に締結する動作を停止させる。これ
により、対象物10に部品12を締結できなかったり、
又は対象物10に部品12を異常な状態で締結してしま
い不良品を製造してしまうことを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機やス
ロットマシンといった遊技機におけるゲージ盤上に、各
種部品を締結する作業等に用いて好適な部品の自動締結
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコ機やスロットマシン等
の遊技機の製造に当たり、そのゲージ盤の盤面上に電動
役物、始動口、入賞口又は電飾部品等を、ねじ部品を用
いて自動的に締結するため部品の自動締結装置が用いら
れている。
【0003】従来、上述のように用いられる部品の自動
締結装置には、ねじ供給装置で自動的に供給されるねじ
を、電動ドライバ装置でワークであるゲージ盤に螺挿す
る作業を繰り返すことにより、ゲージ盤上に電動役物等
の部品を締結するものがある。
【0004】このような部品の自動締結装置では、ねじ
供給装置により、電動ドライバ装置のドライバの先端側
に配置されたチャックにねじ部品を一個づつ供給する。
【0005】次に、チャックに把持されたねじ部品をス
クリュウガイドで吸着して受け取り、このスクリュウガ
イドでねじ部品をゲージ盤上の所定締結位置に運んで位
置合わせして保持する。
【0006】次に、電動ドライバ装置のドライバが、ス
クリュウガイドに保持されているねじ部品を、ゲージ盤
に螺挿して締結作業を終える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成され
た従来の部品の自動締結装置では、ねじ部品の締結作業
の際、ねじ供給装置から送られて来たねじ部品がチャッ
クに良好に把持されずワークであるゲージ盤上に脱落す
ることがある。さらに、チャックに把持されたねじ部品
がスクリュウガイドへ受け渡される際に脱落したり、又
はスクリュウガイドに異常な姿勢で保持されることがあ
る。
【0008】このようにねじ部品がスクリュウガイドに
保持されておらず又は異常な姿勢で保持されている場合
に、電動ドライバ装置のドライバがねじ部品をゲージ盤
に螺挿する動作を行うと、ドライバの先端のビットが直
接ゲージ盤に回転しながら圧接して傷をつけたり、脱落
してゲージ盤上に転がっていたねじ部品にビットが当た
って振り回してゲージ盤面に傷を付ける虞があり、ねじ
部品の締結作業を行うことができない。
【0009】さらに、ねじ部品がスクリュウガイドに曲
がって保持された状態で電動ドライバ装置のドライバが
ねじ部品をゲージ盤に螺挿する動作を行うと、ねじ部品
がゲージ盤に曲がった状態で螺挿される等して電動役
物、始動口、入賞口又は電飾部品等を適正に締結するこ
とがでなくなる。
【0010】また、従来の部品の自動締結装置には、チ
ャックやスクリュウガイドからねじ部品が脱落したり、
異常な姿勢で保持されていることを検出し、電動ドライ
バ装置における螺挿のための動作を停止する手段がなか
った。
【0011】このため、部品の自動締結装置によるねじ
部品の締結作業工程の後、作業者が目視でねじ部品の締
結状態を確認し、異常がある場合には、不良品として製
造ラインから取り除く作業を行っている。このような事
後の処置では、不良品の発生を免れることはできず、歩
留まりが悪くなるという問題がある。
【0012】本発明は上記事実を考慮し、自動締結装置
における部品の締結動作に異常をきたす事態を回避して
自動締結装置による部品の締結作業の信頼性を向上し歩
留まりを高められる、部品の自動締結装置を新たに提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の部品の自動締結装置は、部品を締結する対象物に部品
を締結する動作上の異常を検出する締結動作上の異常検
出手段と、締結動作上の異常検出手段で異常が検出され
たときに、締結動作の停止手段を操作し部品を対象物に
締結する動作を停止して部品の締結不良を防止する締結
動作の停止手段と、を有することを特徴とする。
【0014】上述のように構成することにより、締結動
作上の異常検出手段で異常が検出されたときに、締結動
作の停止手段を操作し部品を対象物に締結する動作を停
止させるので、対象物に部品を締結できなかったり、又
は対象物に部品を異常な状態で締結してしまい不良品を
製造してしまうことを防止しするようにして部品の自動
締結装置による作業の信頼性を向上し、部品を自動締結
した製品の歩留まりを高められる。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の部品の自動締結装置において、締結動作上の異常検出
手段を、スクリュウガイド部材の先端にねじ部品を吸着
するための空気圧を検出する圧力センサで構成したこと
を特徴とする。
【0016】上述のように構成することにより、自動締
結装置で締結するねじ部品を、自動締結装置のスクリュ
ウガイド部材で適切に保持できていないときは、締結動
作の停止手段を操作し、ねじ部品を対象物に締結する動
作を停止させるので、対象物にねじ部品を締結できなか
ったり、又は対象物にねじ部品を傾いた姿勢等の異常な
状態で締結してしまい不良品を製造してしまうことを防
止しするようにして部品の自動締結装置による作業の信
頼性を向上し、ねじ部品を自動締結した製品の歩留まり
を高められる。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の部品の自動締結装置において、締結動作上の異常検出
手段を、対象物上の部品の締結位置に部品が落ちている
か否かを検出し、又は対象物上に締結して設置される被
締結部品の異常を検出する画像処理検出手段で構成した
ことを特徴とする。
【0018】上述のように構成することにより、画像処
理検出手段によって、自動締結装置で部品を締結する対
象物上の部品の締結位置に部品が落ちているか否かを検
出し、又は対象物上に締結して設置される被締結部品の
位置ずれ等の異常を検出し、これらに異常が検出された
ときには、締結動作の停止手段を操作し、部品を対象物
に締結する動作を停止させるので、対象物に部品を締結
できなかったり、又は対象物に部品を傾いた姿勢等の異
常な状態で締結してしまい不良品を製造してしまうこと
を防止しするようにして部品の自動締結装置による作業
の信頼性を向上し、部品を自動締結した製品の歩留まり
を高められる。
【0019】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の部品の自動締結装置において、画像処理検出手段によ
って、対象物上の部品の締結位置に部品が落ちているこ
とを検出したときに、対象物上に落ちている部品を吹き
飛ばして除くノズルを設置したことを特徴とする。
【0020】上述のように構成することにより、画像処
理検出手段によって、自動締結装置で部品を締結する対
象物上の部品の締結位置に部品が落ちていることを検出
した場合には、締結動作の停止手段を操作し、部品を対
象物に締結する動作を停止させ、ノズルで対象物上に落
ちている部品を吹き飛ばして除くので、対象物を傷つけ
たり、対象物に部品を異常な状態で締結してしまい不良
品を製造してしまうことを防止しするようにして部品の
自動締結装置による作業の信頼性を向上し、部品を自動
締結した製品の歩留まりを高めると共に、部品の締結作
業に復帰して、部品の締結作業を自動的に続行させるこ
とが可能となるので、部品の自動締結装置の稼動率を低
下させないようにできる。
【0021】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れかに記載の部品の自動締結装置において、
締結動作の停止手段を、部品を対象物に締結するため移
動する摺動子の移動範囲内における摺動子の移動を停止
させ得る制止位置に、制止用ストッパを移動操作可能に
構成したストッパ装置で構成したことを特徴とする。
【0022】上述のように構成することにより、部品の
自動締結装置における部品を対象物に締結するため移動
中の摺動子に、ストッパ装置の制止用ストッパを当てて
摺動子の動作を強制的に停止させるので、摺動子側に働
く慣性力によって締結動作が続行することを防止し、部
品を対象物に締結する動作を直ちに停止させることがで
きる。
【0023】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れかに記載の部品の自動締結装置において、
締結動作の停止手段を、部品を対象物に締結する動作を
行わせるよう駆動するエアシリンダに、エアシリンダの
動作を停止させるよう装着したブレーキで構成したこと
を特徴とする。
【0024】上述のように構成することにより、部品の
自動締結装置における部品を対象物に締結するため駆動
中のエアシリンダの動作を、このエアシリンダに装着し
たブレーキで強制的に停止させるので、摺動子側に働く
慣性力によって締結動作が続行することを防止し、部品
を対象物に締結する動作を直ちに停止させることができ
る。
【0025】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れかに記載の部品の自動締結装置において、
締結動作の停止手段を、部品を対象物に締結する動作を
行わせるよう駆動するエアシリンダと逆の動作をするエ
アシリンダを別途設け、締結動作を行うエアシリンダの
動作中に、これと逆の動作をするエアシリンダを駆動し
て、部品を対象物に締結する動作を停止させるように構
成したことを特徴とする。
【0026】上述のように構成することにより、部品の
自動締結装置における部品を対象物に締結するようエア
シリンダが駆動中に、これと逆の動作をするエアシリン
ダを駆動して、部品を対象物に締結する動作を行うエア
シリンダの駆動力と駆動中の部材の慣性力とを打ち消し
て、部品を対象物に締結する動作を直ちに停止させるこ
とができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係わる部品
の自動締結装置の概略構成が、図1乃至図3に示されて
いる。この部品の自動締結装置は、部品を締結する対象
物である遊技機であるパチンコ機のゲージ盤10にねじ
部品12を螺挿する作業を自動的に実行するよう構成さ
れている。
【0028】この部品の自動締結装置は、作業ロボット
のアーム14に装着されており、作業ロボットのアーム
14の操作によりゲージ盤10上の所定の各締結箇所に
移動され、そこでねじ部品12をゲージ盤10に螺挿す
る作業を行う。
【0029】この部品の自動締結装置では、ロボットの
アーム14に固定したガイドポール16におけるゲージ
盤10側の一方の端部に、ねじ供給装置(図示せず)か
らねじ部品12の供給を受けるチャック装置18を取り
付け、ガイドポール16の他方の端部に駆動操作手段と
してのエアシリンダ20を取り付ける。
【0030】さらに、ガイドポール16には、ドライバ
のビット22を回動するドライバモータ24と、スクリ
ュウガイド装置26とを、これらがエアシリンダ20に
よって一体的に移動操作されるよう装着する。
【0031】また、ガイドポール16には、ねじ部品1
2を螺挿するため、エアシリンダ20がドライバモータ
24及びスクリュウガイド装置26をゲージ盤10側へ
移動する動作を緊急に停止する締結動作の停止手段とし
てのストッパ装置28を装着する。
【0032】この部品の自動締結装置のガイドポール1
6は、柱状部材であってその中間部をロボットのアーム
14に貫通した状態で固定されている。
【0033】このガイドポール16のゲージ盤10側の
一端部に装着するチャック装置18は、図1乃至図5に
示すように、一対の爪部材30の合わさる先端部を開閉
操作可能に装着し、一対の爪部材30の間における先端
部に、ねじ部品12の把持部が形成してある。
【0034】このチャック装置18には、その一対の爪
部材30におけるねじ部品12の把持部に、ねじ供給装
置から引き出されたねじ部品12の供給用圧送ホース3
2の先端部を接続し、ねじ供給装置からねじ部品12を
一本づつ一対の閉じた状態の爪部材30の把持部に圧搾
空気で送給し、把持させ得るように構成する。
【0035】また、このチャック装置18では、一対の
爪部材30を開状態にすることによって、ねじ部品12
の把持を解除可能に構成する。
【0036】このガイドポール16の他端部に装着する
エアシリンダ20は、そのロッド34を押し出す動作中
に、ロッド34の延出動作を停止可能とするブレーキ機
能を具備するものを用いる。
【0037】このエアシリンダ20のロッド34の先端
は、ガイドポール16に摺動自在に装着された摺動子3
6の一部に固着する。この摺動子36の他の部分には、
ドライバモータ24を取り付ける。
【0038】このドライバモータ24の長尺な出力軸の
先端部には、ドライバのビット22を設ける。
【0039】そして、エアシリンダ20をガイドポール
16に沿って摺動せることにより、そのドライバのビッ
ト22をチャック装置18の一対の爪部材30における
把持部内に挿入し、この一対の爪部材30を開動作させ
てドライバのビット22がゲージ盤10側へ押し出され
得るように構成する。
【0040】また、ガイドポール16におけるロボット
のアーム14からチャック装置18にかけての部分に
は、スクリュウガイド装置26を摺動自在に装着する。
【0041】このため、ガイドポール16には、摺動ガ
イド部材38を摺動自在に挿通する。この摺動ガイド部
材38には、補助ケース部材40を一体に取り付ける。
【0042】この補助ケース部材40は、中空の細長ケ
ース状に形成し、その長手方向の一方の端面42から他
方の端面44へとドライバモータ24の長尺な出力軸と
一体のドライバのビット22を貫通させる。
【0043】この補助ケース部材40の内部における一
方の端面42の近くには、支受部材46を設置し、ドラ
イバモータ24のドライバのビット22を、補助ケース
部材40に対して回動自由でかつドライバのビット22
の軸線方向に移動不能に支受させる。
【0044】すなわち、補助ケース部材40とドライバ
のビット22とは、ビット22の軸線方向に一体的に移
動することになる。これにより、エアシリンダ20がド
ライバモータ24を移動操作する際、スクリュウガイド
装置26も同期して移動される。
【0045】さらに補助ケース部材40の内部には、支
受部材46の近くにばね支持用の支持部材48を設置
し、この支持部材48によってドライバモータ24のド
ライバのビット22を、補助ケース部材40に対して回
動自由でかつドライバのビット22の軸線方向に移動不
能に支受させる。
【0046】また、補助ケース部材40には、スクリュ
ウガイド部材50を装着する。このスクリュウガイド部
材50は、長筒状に形成し、その一方の端部にフランジ
52を一体に形成する。
【0047】このスクリュウガイド部材50は、フラン
ジ52を設けた端部を補助ケース部材40内に摺動自在
に収め、補助ケース部材40の他方の端面44に穿設し
た透孔からスクリュウガイド部材50の他方の端部を長
く延出させると共に、その筒孔内にドライバのビット2
2を挿通させる状態で装着する。なお、フランジ52
は、ドライバのビット22を貫通した部分で通気可能に
構成する。
【0048】なお、この状態でスクリュウガイド部材5
0は、そのフランジ52が他方の端面44における透孔
の周囲に当たって補助ケース部材40から抜け落ちない
ように支持される。
【0049】さらに、補助ケース部材40内には、支持
部材48とフランジ52との間に、圧縮コイルばね54
を架設し、スクリュウガイド部材50がその先端を補助
ケース部材40から延出させる方向に付勢する。
【0050】このスクリュウガイド部材50の先端部
は、ねじ部品12を筒孔内に吸着させるための保持部と
して構成する。このため、図6乃至図11に示すよう
に、スクリュウガイド部材50の先端から略ねじ部品1
2の長さ分の距離だけ離れた位置における筒孔内に内径
を狭める分割されたリング状の補助操作部56を突設す
る。
【0051】この補助操作部56は、スクリュウガイド
部材50の先端から挿入されたねじ部品12の皿頭部に
当たってそれ以上奥に入らないようにするストッパとし
て働く。
【0052】これと共に、スクリュウガイド部材50の
筒孔内に挿通されたドライバのビット22の周囲に摺接
してドライバのビット22の中心軸をねじ部品12の中
心軸に合致させるようガイドし、さらに、ドライバのビ
ット22がスクリュウガイド部材50の筒孔内で回動す
るときにドライバのビット22が振れ回らないようにガ
イドする。
【0053】図1乃至図3に示すように、補助ケース部
材40には、その内部の空気を吸引する吸気管58を接
続する。この吸気管58は、その一端の口を補助ケース
部材40に開口させると共に、図示しないが他方の端口
部にバキューム装置を接続して補助ケース部材40内の
空気を吸い出すように構成する。
【0054】このように補助ケース部材40内の空気圧
を負圧にすることにより、スクリュウガイド部材50の
筒孔を通じて外気が補助ケース部材40内に流入させる
ことによって、ねじ部品12をスクリュウガイド部材5
0の先端保持部の筒孔内に吸着させる作用を奏する。
【0055】さらに、吸気管58の一部には、締結動作
上の異常検出手段としての圧力センサ60を装着し、補
助ケース部材40内からスクリュウガイド部材50内に
かけての空気圧を測定することによって、スクリュウガ
イド部材50の先端保持部の筒孔内にねじ部品12が吸
着されているか否かを検出し、図示しない制御装置に検
出信号を送信可能に構成する。
【0056】また、この部品の自動締結装置では、ガイ
ドポール16におけるロボットのアーム14よりエアシ
リンダ20側近くの位置に、締結動作の停止手段として
のストッパ装置28を装着する。
【0057】図12に示すようにストッパ装置28を構
成するため、ガイドポール16には、フランジ状の台座
板64を固着する。さらに、この台座板64から延出す
るブラケット62には、操作アクチェータ68によって
移動操作される制止用ストッパ66を設置する。
【0058】この操作アクチェータ68は、制御部の制
御信号で制御されて制止用ストッパ66を移動操作す
る。これにより、操作アクチェータ68で操作される制
止用ストッパ66は、台座板64と摺動子36との間に
挟まれて摺動子36の摺動動作を停止させる制止位置、
又は制止用ストッパ66が台座板64から退避されて摺
動子36の摺動動作を妨げないようにする待機位置に、
移動される。
【0059】図1乃至図3に示すように、部品の自動締
結装置には、そのガイドポール16にチャック装置18
を装着した部分からノズル70を引き出して設置し、こ
のノズル70から、ゲージ盤10上のねじ部品12を螺
挿する場所に向けて圧搾空気を吹き出して、ゲージ盤1
0上に落ちているねじ部品12を吹き飛ばせるように構
成する。
【0060】次に、上述のように構成した本実施の形態
に係る部品の自動締結装置の作用及び動作について説明
する。
【0061】この部品の自動締結装置は、ねじ部品12
の締結動作を開始する前に原点に位置して、図1に示す
待機状態で待機している。この部品の自動締結装置の待
機状態では、エアシリンダ20がロッド34を引き込め
てドライバモータ24をゲージ盤10から遠ざかる原点
位置に引き寄せている。
【0062】また、この状態では、ドライバのビット2
2が、チャック装置18より引き上げられている。さら
に、スクリュウガイド部材50は、圧縮コイルばね54
の付勢力により、そのフランジ52が補助ケース部材4
0の端面44に当接して延出しきった状態で保持されて
いる。
【0063】これと共に、チャック装置18は、その一
対の爪部材30を閉じてねじ部品12を保持している。
【0064】なお、一対の爪部材30にねじ部品12を
供給するときは、図6に示すように、一対の爪部材30
における先端の把持部が空となっているので、この空の
把持部に通ずる圧送ホース32から一本のねじ部品12
を圧搾空気で送給し、図1及び図4に示すように、この
ねじ部品12の皿頭部が一対の爪部材30に把持される
状態で保持する。
【0065】また、この図1に示す待機状態では、吸気
管58に接続するバキューム装置が停止されており、ス
トッパ装置28は、その制止用ストッパ66を摺動子3
6の摺動動作を妨げない待機位置に退避させた状態にあ
る。
【0066】次に、作業者が部品の自動締結装置の制御
部に、ねじ部品12の締結動作を開始する指令をおくる
操作を行うと、制御部の制御指令により、バキューム装
置が作動され、補助ケース部材40からスクリュウガイ
ド部材50にかけての内部空間が負圧にされる。
【0067】そして、図示しないロボットがアーム14
を動作させてゲージ盤10上における所定締結位置の直
上にねじ部品12が位置するよう部品の自動締結装置本
体を移動操作する。
【0068】この後制御装置は、エアシリンダ20を駆
動してロッド34を延出させ、摺動子36を矢印A方向
に下降させることにより、ドライバモータ24及びスク
リュウガイド装置26を一体として矢印A方向に下降さ
せる。
【0069】この動作に従ってスクリュウガイド部材5
0の先端部は、図7に示すようにチャック装置18の空
間内部を下降し、一対の爪部材30を押し開きながら、
バキューム装置の吸引力でねじ部品12を吸い上げ、ス
クリュウガイド部材50先端部の補助操作部56に当た
る位置に保持する。
【0070】さらに、このねじ部品12を保持したスク
リュウガイド部材50は、下降動作して図8に示すよう
にねじ部品12の先端がゲージ盤10所定締結位置(予
めねじ部品12が刺さり易いように窪みを付けるポンチ
穴を形成してある。)に当たる位置に至る。
【0071】すると、ねじ部品12がゲージ盤10上に
当たって押さえられた反力により、スクリュウガイド部
材50が圧縮コイルばね54の付勢力に抗して制止され
る。この後もエアシリンダ20の駆動動作により、ドラ
イバモータ24と補助ケース部材40とが矢印A方向に
下降し、ドライバモータ24を回転駆動により図5に示
すようにドライバのビット22の先端部が補助操作部5
6の部分に挿入され、ねじ部品12の頭部の溝に嵌ま
る。
【0072】この状態で、ドライバモータ24を回転駆
動力によりねじ部品12を回動して、図9に示すように
ゲージ盤10にねじ部品12を螺挿する。なお、この動
作の際、ドライバのビット22は、その回転動作を補助
操作部56にガイドされるので、回転軸が安定して回動
するから、ねじ部品12を適切に締結することができ
る。
【0073】次に、ねじ部品12をゲージ盤10に締結
した後、制御部は、ドライバモータ24の回動を停止
し、さらにエアシリンダ20を逆に駆動し、ロッド34
を引き込む動作を開始する。すると、図2に示すように
摺動子36が矢印Aと逆方向に上昇し、ドライバモータ
24と補助ケース部材40とが上昇してドライバのビッ
ト22の先端がゲージ盤10に締結されたねじ部品12
の頭部の上方へ移動する。
【0074】さらに、補助ケース部材40が上昇を続け
ることにより、圧縮コイルばね54の付勢力でゲージ盤
10上に圧接されていたスクリュウガイド部材50の先
端がゲージ盤10の上方へ引き上げられて、図10に示
す状態となり、さらに上昇して図1に示す部品の自動締
結装置の待機状態である原点位置に復帰し、次のねじ部
品12の締結動作に備える。なお、このねじ部品12の
締結動作は、連続して実行可能である。
【0075】次に、この部品の自動締結装置によって、
ねじ部品12の締結動作中にトラブルが発生した場合の
トラブル回避動作について説明する。
【0076】この部品の自動締結装置は、締結動作上の
異常検出手段の一つとして、スクリュウガイド部材50
の先端保持部の筒孔内にねじ部品12が吸着されている
か否かを検出するための圧力センサ60を具備する。
【0077】このため、図1に示す部品の自動締結装置
の待機状態である原点位置から図7に示すスクリュウガ
イド部材50の先端部にねじ部品12を吸着して保持す
るまでの工程で、スクリュウガイド部材50の先端部に
ねじ部品12を保持できなかったことを圧力センサ60
が検出した場合に、制御部は、直ちにねじ部品12の締
結動作を停止する。
【0078】このようなことは、例えば、一対の爪部材
30を開いたときにスクリュウガイド部材50の先端部
でねじ部品12を吸い込むのに失敗してねじ部品12を
チャック装置18からゲージ盤10上へ落としてしまっ
たときに起こる。
【0079】このときには、スクリュウガイド部材50
の先端部にねじ部品12が吸着されて塞がれていない
と、スクリュウガイド部材50の先端開口部が開放され
て外気が大量にスクリュウガイド部材50内から補助ケ
ース部材40内に入り吸気管58へ流出するので、締結
動作上の異常検出手段としての圧力センサ60の検出圧
力値が、通常のスクリュウガイド部材50の先端に適正
にねじ部品12を保持しているときの検出圧力値に対し
て変動した値となる。
【0080】また、スクリュウガイド部材50の先端部
にねじ部品12がずれたり、浮き上がった状態で吸着さ
れているといったように姿勢が異常である場合にも、前
述と同様に圧力センサ60の検出圧力値が変動した値と
なる。
【0081】よって、圧力センサ60から変動した検出
圧力値の信号を制御部が受けた場合には、制御部は、ス
クリュウガイド部材50の先端部にねじ部品12が適切
に保持されていない状態と判断して、直ちにねじ部品締
結動作の停止制御を行う。
【0082】このとき制御部は、ねじ部品締結動作の停
止制御として、まず、エアシリンダ20がロッド34を
延出する動作を停止させる。このエアシリンダ20は、
ロッド34を延出させる動作を開始すると、これにより
動作される部材の慣性で直ちに停止することが困難であ
る。
【0083】よって制御部は、ねじ部品締結動作を緊急
に停止させるために、操作アクチェータ68を駆動制御
して制止用ストッパ66を台座板64と摺動子36との
間に挟まれる制止位置に移動操作する。
【0084】これにより、矢印A方向に移動して来た摺
動子36は、制止用ストッパ66に当たって摺動子36
の摺動動作が緊急に停止されるので、この摺動子36と
一体に移動するドライバモータ24及びドライバのビッ
ト22も停止する。
【0085】よって、図3に示すようにゲージ盤10上
の締結位置にねじ部品12が落下している場合に、この
落下しているねじ部品12にドライバのビット22が回
動しながら押し付けられることにより、ゲージ盤10の
表面に傷を付けることを防止できる。
【0086】さらに、スクリュウガイド部材50の先端
部に、ねじ部品12がずれたり、浮き上がった状態で吸
着されているといったようにねじ部品12の保持姿勢が
異常のままでねじ部品締結動作を続け、このねじ部品1
2がゲージ盤10の所定締結位置から外れて螺挿された
り、曲がった状態で螺挿されることを防止できる。
【0087】次に、この部品の自動締結装置は、圧搾空
気を吹き出すノズル70を具備するので、ゲージ盤10
上にねじ部品12が落下している場合にノズル70から
ゲージ盤10上のねじ部品12を螺挿する場所に向けて
圧搾空気を吹き出すことにより、ゲージ盤10上に落ち
ているねじ部品12をゲージ盤10上のねじ締結作業に
支障のない位置まで吹き飛ばしてからねじ部品12の締
結作業を復帰し再起動することとして、ねじ部品12の
締結作業を自動的に続行させることで、部品の自動締結
装置の稼動率を低下させないようにする。
【0088】なお、ねじ部品12の締結作業を再開する
前に、制御部は、操作アクチェータ68を駆動して制止
用ストッパ66を台座板64から退避されて摺動子36
の摺動動作を妨げないようにする待機位置に移動させ
る。
【0089】また、部品の自動締結装置にノズル70を
設けない場合は、制御部がねじ部品締結動作を緊急に停
止させた後アラームで使用者に異常を知らせ、使用者が
ゲージ盤10上に落ちているねじ部品12を拾い上げて
除いた後、部品の自動締結装置のねじ部品締結動作を再
開させて作業を続行するように構成しても良い。
【0090】上述した本実施の形態における部品の自動
締結装置では、ねじ部品締結動作を緊急に停止させる締
結動作の停止手段として操作アクチェータ68で駆動操
作する制止用ストッパ66を設けたが、この手段の他
に、締結動作の停止手段としてエアシリンダ20に強力
なブレーキを装着し、制御部の指令によりエアシリンダ
20がロッド34を延出する動作を瞬時に停止させるよ
う制御させても良い。
【0091】または図示しないが、締結動作の停止手段
における他の構成として摺動子36に対してエアシリン
ダ20のロッド34が延出する方向と逆の方向へロッド
を延出させるエアシリンダを装着して、制御部の緊急停
止の指令によりエアシリンダのロッドを延出させ、摺動
子36に係わる慣性を打ち消して摺動子36の動作を瞬
時に停止させるように構成しても良い。
【0092】次に、部品の自動締結装置における、圧力
センサ60以外の締結動作上の異常検出手段を設ける場
合について説明する。
【0093】この部品の自動締結装置には、例えばゲー
ジ盤10上の各ねじ部品12を螺挿する箇所の状態を検
出するためVTRのカメラで撮影した画像を画像処理装
置によって画像処理をする画像処理検出手段によって、
締結の対象物としてのゲージ盤10上に締結して設置さ
れる電動役物、始動口、入賞口又は電飾部品等の被締結
部品における破損の有無、被締結部品の位置ずれ又はね
じ部品12の螺挿位置における障害物の有無を検出する
締結動作上の異常検出手段を設ける。
【0094】そして、締結動作上の異常検出手段で電動
役物、始動口、入賞口又は電飾部品等の被締結部品の破
損、被締結部品の位置ずれ又は螺挿位置に障害物がある
ことを検出した場合には、前述したねじ部品締結動作を
緊急に停止させる締結動作の停止手段を動作させて、ね
じ部品12によりゲージ盤10の盤面上に電動役物、始
動口、入賞口又は電飾部品等の被締結部品を締結する動
作を緊急に停止させることにより、製品としてのゲージ
盤10が不良品となることを防止することができる。
【0095】なお、上述した本実施の形態では、ねじ部
品の自動締結装置について説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、その他の部品の自動締結装置
として構成できることは勿論である。
【0096】
【発明の効果】本発明の部品の自動締結装置によれば、
自動締結装置における部品の締結動作に異常をきたす事
態が生じたときには、これを回避して自動締結装置によ
る部品の締結作業を良好に実行可能とし、部品を締結し
た製品の歩留まりを高められるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる部品の自動締結装
置の待機状態を示す部分断面全体図である。
【図2】本発明の実施の形態に係わる部品の自動締結装
置によりねじ部品を締結した直後の状態を示す部分断面
全体図である。
【図3】本発明の実施の形態に係わる部品の自動締結装
置によりねじ部品を締結する動作を停止し、ゲージ盤上
に落ちているねじ部品をノズルで吹き飛ばす状態を示す
部分断面全体図である。
【図4】本発明の実施の形態に係わる部品の自動締結装
置における、チャック装置にねじ部品が供給されている
状態を示す要部部分断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係わる部品の自動締結装
置における、チャック装置の一対の爪部材からスクリュ
ウガイド部材にねじ部品を受け渡して保持している状態
を示す要部部分断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係わる部品の自動締結装
置における、チャック装置にねじ部品が供給されていな
いときの状態を示す要部概略断面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係わる部品の自動締結装
置における、チャック装置の一対の爪部材からスクリュ
ウガイド部材にねじ部品を受け渡した直後の状態を示す
要部概略断面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係わる部品の自動締結装
置における、スクリュウガイド部材でねじ部品をゲージ
盤上の締結位置に位置決めした状態を示す要部概略断面
図である。
【図9】本発明の実施の形態に係わる部品の自動締結装
置における、ドライバのビットでねじ部品をゲージ盤に
締結した直後の状態を示す要部断面図である。
【図10】本発明の実施の形態に係わる部品の自動締結
装置における、ドライバのビットでねじ部品をゲージ盤
に締結後、ドライバのビットをスクリュウガイド部材内
に引き上げた状態を示す要部断面図である。
【図11】図10におけるXI−XI線による断面図で
ある。
【図12】本発明の実施の形態に係わる部品の自動締結
装置における、ストッパ装置部分を取り出して示す要部
斜視図である。
【符号の説明】
10 ゲージ盤 12 ねじ部品 16 ガイドポール 18 チャック装置 20 エアシリンダ 22 ドライバのビット 24 ドライバモータ 26 スクリュウガイド装置 28 ストッパ装置 34 ロッド 36 摺動子 40 補助ケース部材 50 スクリュウガイド部材 58 吸気管 60 圧力センサ 64 台座板 66 制止用ストッパ 68 操作アクチェータ 70 ノズル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品を締結する対象物に前記部品を締結
    する動作上の異常を検出する締結動作上の異常検出手段
    と、 前記締結動作上の異常検出手段で異常が検出されたとき
    に、締結動作の停止手段を操作し前記部品を前記対象物
    に締結する動作を停止して前記部品の締結不良を防止す
    る締結動作の停止手段と、 を有することを特徴とする部品の自動締結装置。
  2. 【請求項2】 前記締結動作上の異常検出手段を、スク
    リュウガイド部材の先端にねじ部品を吸着するための空
    気圧を検出する圧力センサで構成したことを特徴とする
    請求項1に記載の部品の自動締結装置。
  3. 【請求項3】 前記締結動作上の異常検出手段を、前記
    対象物上の前記部品の締結位置に前記部品が落ちている
    か否かを検出し、又は前記対象物上に締結して設置され
    る被締結部品の異常を検出する画像処理検出手段で構成
    したことを特徴とする請求項1に記載の部品の自動締結
    装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理検出手段によって、前記対
    象物上の前記部品の締結位置に前記部品が落ちているこ
    とを検出したときに、前記対象物上に落ちている前記部
    品を吹き飛ばして除くノズルを設置したことを特徴とす
    る請求項3に記載の部品の自動締結装置。
  5. 【請求項5】 前記締結動作の停止手段を、前記部品を
    対象物に締結するため移動する摺動子の移動範囲内にお
    ける前記摺動子の移動を停止させ得る制止位置に、制止
    用ストッパを移動操作可能に構成したストッパ装置で構
    成したことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか
    に記載の部品の自動締結装置。
  6. 【請求項6】 前記締結動作の停止手段を、前記部品を
    対象物に締結する動作を行わせるよう駆動するエアシリ
    ンダに、前記エアシリンダの動作を停止させるよう装着
    したブレーキで構成したことを特徴とする請求項1乃至
    請求項4の何れかに記載の部品の自動締結装置。
  7. 【請求項7】 前記締結動作の停止手段を、前記部品を
    対象物に締結する動作を行わせるよう駆動するエアシリ
    ンダと逆の動作をするエアシリンダを別途設け、締結動
    作を行う前記エアシリンダの動作中に、これと逆の動作
    をする前記エアシリンダを駆動して、前記部品を対象物
    に締結する動作を停止させるように構成したことを特徴
    とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の部品の自
    動締結装置。
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