JP2002177980A - 活性汚泥処理のファジィ制御装置及びその方法 - Google Patents

活性汚泥処理のファジィ制御装置及びその方法

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JP2002177980A
JP2002177980A JP2000381191A JP2000381191A JP2002177980A JP 2002177980 A JP2002177980 A JP 2002177980A JP 2000381191 A JP2000381191 A JP 2000381191A JP 2000381191 A JP2000381191 A JP 2000381191A JP 2002177980 A JP2002177980 A JP 2002177980A
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Masahide Ichikawa
雅英 市川
Hiroyuki Goto
浩之 後藤
Akira Oishi
亮 大石
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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  • Activated Sludge Processes (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理の悪化を防止して最適な値で制御できる
ようにした。 【解決手段】 下水を最初沈殿池11で処理して曝気槽
12a〜12fに流入させる際に、最初沈殿池11から
曝気槽12aに流入水を導く流路に、UV計13と流入
水量計測用の流量計14を設ける。UV計13で計測し
た有機物濃度と流量計14で計測した流入水量は、送風
量ファジィ制御部15に入力する。この制御部15に
は、曝気槽12f内のDO濃度をDO計16で計測し、
その計測値が供給される。送風量ファジィ制御部15
は、これら3つの計測値を用いてブロア17を制御し、
曝気槽12a〜12fへの送風量を可変する。このよう
に送風量を制御することにより、DO濃度範囲内に水は
維持され、最終沈殿池18を経て処理水として放水され
る。このとき、最終沈殿池18から返送汚泥をポンプ1
9を用いて曝気槽12aに汚泥を返送する手段を取って
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、活性汚泥を使っ
た排水処理で、負荷変動や処理条件の変動に対して有機
物除去と窒素除去を安定させるために送風量と返送汚泥
量をファジィ制御する活性汚泥処理のファジィ制御装置
及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】流入下水の水量と有機物を連続計測し
て、送風量、返送汚泥量を制御する方法が提案されてい
る。この方法には、以下に示すような3つの制御手法が
採用されている。第1の制御方法は、図8に示すように
構成されている。
【0003】図8において、まず、最初沈殿池51で下
水中の微細な浮遊物を除去して、その下水を、7槽から
なる曝気槽(エアレーションタンク)52a〜52fに
流入させて、これら曝気槽で活性汚泥処理を行って下水
の浄化を行い、その後、最終沈殿池53にて汚泥を沈殿
除去し、処理水を得る。このとき、最終沈殿池53から
返送汚泥をポンプ54を用いて曝気槽52aに汚泥を返
送する手段を取っている。また、曝気槽52fの溶存酸
素(DO)をセンサ55で検知し、その検知信号をDO
制御部56で処理してブロア57の送風量を制御する。
このようにして、曝気槽への送風量を加減する方法で、
DO濃度を一定にするために、この制御方法はDO制御
と呼ばれている。なお、58は余剰汚泥ポンプである。
【0004】図9は第2の制御方法を示す流入水量比例
制御手段の構成説明図で、図8と同一部分には同一符号
を付してその説明を省略する。図9において、最初沈殿
池51と曝気槽52aとの流路に流量計59を設け、こ
の流量計59で計測した流入量信号を流入量比例制御部
60に入力して返送汚泥ポンプ54の制御信号を得る。
このようにして得た制御信号で返送汚泥ポンプ54が制
御され、返送汚泥量は、流入水量に比例した制御とな
る。
【0005】図10は第3の制御方法を示す混合汚泥
(MLSS:活性汚泥浮遊物)濃度を計測して制御する
MLSS制御手段の構成説明図で、図8と同一部分には
同一符号を付してその説明を省略する。図10におい
て、曝気槽52fのMLSS濃度をセンサ61で検知
し、その信号をMLSS制御部62に入力して処理し、
返送汚泥ポンプ54を制御する。これにより、返送汚泥
量をMLSS濃度を計測して制御することができる。
【0006】上記各制御は、設定値を決めることで、そ
の設定値になるように操作量が制御されるようにしたも
のである。しかしながら、流入負荷変動や季節変動によ
って適切な設定値があり、状況に応じてこれらの設定値
を最適な値に変更する方法が必要とされているが、この
最適な値に変更する方法はかなり難しい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上述した流入
水の水量と有機物を連続計測して、送風量、返送汚泥量
と余剰汚泥量とがファジィ理論を使用して制御する方法
が案出され、最適な設定値を容易に得ることが提案され
ている。この方法は、負荷変動に対して安定した処理が
可能であると言われている。(第36回下水道研究発表
会講演集;p996〜998参照)上述した講演集には、活性
汚泥を採用した下水処理のファジィ制御方法が開示され
ている。その活性汚泥を採用した処理に、ファジィ理論
を適用した際に、DO計やMLSS計等の水質計測器に
よるファジィ計測値を考慮していない。そのため、処理
状況の変化とファジィ制御の設定値によっては好ましく
ない値に制御され、処理が悪化する恐れがある。
【0008】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、DO計測値やMLSS計測値をファジィ制御に適
用することにより、処理の悪化を防止して最適な値で制
御できるようにした活性汚泥処理のファジィ制御装置及
びその方法を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を達成するために、第1発明は、最初沈殿池で下水中の
微細な浮遊物を除去して、その下水を複数から構成され
る曝気槽に流入させ、これら曝気槽で活性汚泥処理を行
って下水の浄化を行い、最終沈殿池にて汚泥を沈殿させ
て処理水を得るとともに、汚泥を曝気槽に返送させるよ
うに構成した活性汚泥処理装置であって、前記最初沈殿
池と曝気槽との下水流路にUV計測器と流量計測器を設
け、前記曝気槽のうち最終曝気槽にDO計測器を設け、
上記各計測器の計測出力値をファジィ制御部に入力し、
この制御部で各計測出力値をファジィ推論して、その推
論結果に応じて曝気槽に与える送風量を制御することを
特徴とするものである。
【0010】第2発明は、前記ファジィ推論の推論結果
に応じて、最終沈殿池で得られた汚泥を曝気槽に返送す
る返送汚泥量を制御することを特徴とするものである。
【0011】第3発明は、前記最初沈殿池と曝気槽との
下水流路にUV計測器と流量計測器を設けるとともに、
前記曝気槽のうち最終曝気槽にDO計測器とMLSS計
測器を設け、上記各計測器の計測出力値をファジィ制御
部に入力し、この制御部で各計測出力値をファジィ推論
して、その推論結果に応じて、最終沈殿池で得られた汚
泥を曝気槽に返送する返送汚泥量を制御することを特徴
とするものである。
【0012】第4発明は、最初沈殿池で下水中の微細な
浮遊物を除去した後、その下水を複数から構成される曝
気槽に流入させ、これら曝気槽で活性汚泥処理を行って
下水を浄化させてから、最終沈殿池にて汚泥を沈殿させ
て処理水を得るとともに、汚泥を曝気槽に返送させるよ
うにした活性汚泥処理方法であって、前記最初沈殿池か
ら流出する下水の有機物濃度と下水の流量とを計測する
工程と、前記最終曝気槽の溶存酸素濃度を計測する工程
と、上記両工程で計測した計測値をファジィ推論する工
程と、このファジィ推論工程でファジィ推論した推論結
果に基づいて曝気槽への送風量を可変制御する工程とを
備えたことを特徴とするものである。
【0013】第5発明は、前記ファジィ推論工程でファ
ジィ推論した推論結果に基づいて曝気槽への返送汚泥量
を可変制御する工程とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0014】第6発明は、前記最初沈殿池から流出する
下水の有機物濃度と下水の流量とを計測する工程と、前
記最終曝気槽の溶存酸素濃度を計測する工程と、前記最
終曝気槽の混合汚泥濃度を計測する工程と、上記各工程
で計測した計測値をファジィ推論する工程と、このファ
ジィ推論工程でファジィ推論した推論結果に基づいて曝
気槽への返送汚泥量を可変制御する工程とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の第1形態
を示す構成説明図である。図1において、最初沈殿池1
1で下水中の微細な浮遊物を除去して、その下水を6槽
からなる曝気槽12a〜12fで活性汚泥処理を行って
下水の浄化を行う。曝気槽12a〜12fで、上述のよ
うな処理を行う前に、前記最初沈殿池11から曝気槽1
2aに下水を導く流路には、紫外光・可視光吸光度計
(UV計)13と流入水量計測用の流量計14を設け
る。UV計13で計測した有機物濃度と流量計14で計
測した流入水量は、送風量ファジィ制御部15に入力す
る。
【0016】この送風量ファジィ制御部15には、曝気
槽12f(最終曝気槽)内の溶存酸素(DO)濃度をD
O計16で計測し、その計測値が供給される。送風量フ
ァジィ制御部15は、これら3つの計測値(計測項目)
を用いて後述のようにしてブロア17を制御し、曝気槽
12a〜12fへの送風量を可変する。
【0017】上記のようにして最終曝気槽のDO計測値
を考慮して曝気槽12a〜12fへの曝気送風量を制御
するようしたので、送風量が適切なDO濃度範囲内に維
持され、処理の悪化が防止できるようになる。このよう
にDO濃度範囲内に維持された浄化水は、最終沈殿池1
8にて汚泥を沈殿除去し、処理水を得る。なお、最終沈
殿池18に沈殿した汚泥は、返送汚泥ポンプ19を用い
て曝気槽12aに返送する手段を取っている。20は余
剰汚泥ポンプである。
【0018】上述したブロア17は、流入水量、UV計
で計測される有機物濃度およびDO計測値(計測項目)
を送風量ファジィ制御部15でファジィ推論することに
より送風量が決定される。このとき、これら計測項目で
ある流入水量とDO計の計測値とを、かなり高い(P
B)、高い(PM)、普通(MM)、低い(NM)、か
なり低い(NB)の5段階に分け、有機物濃度を、“高
い”“普通”“低い”、の3段階に分割する。
【0019】そして、流入水量とDO計の計測値のメン
バーシップ関数を、それぞれ図2と図3に示すように設
定する。すなわち、流入水量が200m3/hのとき、流入水
量はかなり低い(NB)メンバーシップ関数となり、10
00m3/hのとき、流入水量はかなり高い(PB)メンバー
シップ関数となることを示している。また、DO計測値
も同様に、0.4mg/Lのときは、かなり低い(NB)メン
バーシップ関数となり、2mg/Lのときは、かなり高い
(PB)メンバーシップ関数となることを示している。
【0020】上記のような計測項目を用いて送風量をフ
ァジィ推論する際のメンバーシップ関数も、かなり増や
す(PB)、増やす(PM)、そのまま(MM)、減ら
す(NM)、かなり減らす(NB)の5段階に分け、図
4に示すように設定する。上述したメンバーシップ関数
の設定方法については、各処理場の適正に応じて変える
ことになるため、分割を5段階にしたり、図示した濃度
範囲や送風量操作量範囲に限定したりするものではな
い。また、入力と出力はファジィ推論でよく用いられる
「If〜then…」形式で関係付けられる。これらの関係
は、有機物濃度によって、表1から表3に示すようなマ
トリックス形式で表される。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】入力(計測項目)に対して上記ルール表で
該当した出力(送風量)のメンバーシップ関数を使用し
て出力値(送風量)を推論する。なお、推論方法として
は、ファジィ演算で一般に用いられるMAX−MIN合
成と重心計算法が採用されるが、本手法に限定するもの
ではない。
【0025】図5はこの発明の実施の第2形態を示す構
成説明図で、第1形態と同一部分には同一符号を付して
説明する。図5に示す第2形態は、返送汚泥量を第1形
態の送風量制御と同様に流入水量、有機物濃度とDO計
測値によりファジィ推論を行って決定するようにしたも
のである。図5において、15aは返送汚泥ファジィ制
御部で、この制御部15aには、UV計13で計測され
る有機物濃度と流量計14で計測される流入水量が入力
されるとともに、DO計16で計測されるDO計測値が
入力される。制御部15aはこれら各計測値を用いて返
送汚泥ポンプ19をファジィ制御する出力を送出する。
【0026】上記のように返送汚泥ファジィ制御部15
aでは、DO計測値が考慮されるため、負荷変動に対し
て適切な返送汚泥量が決定され、曝気槽12a〜12f
の汚泥量が必要最小限に維持され、送風動力の削減が可
能になる。返送汚泥量も第1形態の送風量と同様に5段
階に分割する。第1形態と同様であるが、具体的な返送
汚泥量の数量はポンプの能力を考慮して決定する。ま
た、ファジィ推論のルールマトリックスの形式も第1形
態と同様であるが、「If〜then…」形式の後件部が次表
4から表6に示すように違ったルールとなる。
【0027】
【表4】
【0028】
【表5】
【0029】
【表6】
【0030】図6はこの発明の実施の第3形態を示す構
成説明図で、第1形態、第2形態と同一部分には同一符
号を付して説明する。図6に示す第3形態は、曝気槽の
汚泥濃度を第2形態では考慮していないため、返送汚泥
量の変化によっては、汚泥濃度が適切な範囲を逸脱する
可能性があるのを防ぐために、MLSS計21の計測値
を返送汚泥ファジィ制御部15aに入力して、ファジィ
制御を行うようにしたものである。
【0031】この第3形態では、MLSS計測値を“高
い”、“普通”、“低い”の3段階に分割し、第2形態
で示した3組のルールを“普通”の場合とする。そし
て、“高い”と“低い”の場合に新たに6組のルールを
構築する。“高い”場合は“普通”の場合の後件部のル
ールをそれぞれ減らす方向で調整し、“低い”場合は、
逆に増やす方向で調整する。
【0032】図7はこの発明の実施の第4形態を示す活
性汚泥処理のファジィ制御方法の工程説明図である。図
7において、31は曝気槽に流入する流量を計測する流
入水量計測工程、32は曝気槽に流入する有機物濃度を
UV計で計測する有機物濃度計測工程、33は最終曝気
槽の溶存酸素濃度をDO計で計測する溶存酸素濃度計測
工程、34は最終曝気槽の混合汚泥濃度をMLSS計で
計測する混合汚泥濃度計測工程である。
【0033】上記各計測工程で計測された値はファジィ
推論制御工程35に入力され、ここで流入水量計測工程
31、有機物濃度計測工程32および溶存酸素濃度計測
工程33の計測値を上述した形態で示したようにファジ
ィ推論する。この推論の結果で、曝気槽の送風量を制御
するときには、選択工程36で曝気送風量可変工程37
を選択する。そして、この可変工程37では、DO計測
値を考慮したファジィ推論にてブロアを制御するため、
送風量が適切なDO濃度範囲内に維持されるようにな
る。これにより、処理の悪化を防ぐことができる。
【0034】また、上記推論結果で返送汚泥ポンプを制
御するときには、選択工程36で返送汚泥ポンプ可変工
程38を選択する。この可変工程38では、返送汚泥量
を適切に制御するように返送汚泥ポンプを運転するため
に、処理の安定化と送風量の削減が可能となる。この返
送汚泥量の制御に際して、混合汚泥濃度計測工程34の
計測値をもファジィ推論することにより、負荷や水温等
の変動に対しても汚泥量が適切に維持され、処理の悪化
をより一層防ぐことができるようになる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
活性汚泥処理のファジィ制御において、溶存酸素計測値
を考慮したことにより、送風量が適切な溶存酸素濃度範
囲内に維持され、処理の悪化を防止することができる。
また、この溶存酸素計測値を考慮したことにより、返送
汚泥量を適切に制御することができるようになり、処理
の安定化と送風量の削減が可能となる。さらに、この返
送汚泥量を制御する際に、MLSS計の計測値を考慮す
ることにより、負荷や水温等の変動に対しても汚泥濃度
が適切に維持され、処理の悪化を防止することができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第1形態を示す構成説明図。
【図2】流入水量のメンバーシップ関数設定説明図。
【図3】溶存酸素のメンバーシップ関数設定説明図。
【図4】送風量操作量のメンバーシップ関数設定説明
図。
【図5】この発明の実施の第2形態を示す構成説明図。
【図6】この発明の実施の第3形態を示す構成説明図。
【図7】この発明の実施の第4形態を示す工程説明図。
【図8】従来の溶存酸素濃度を一定にするDO制御を示
す構成説明図。
【図9】従来の流入水量比例制御を示す構成説明図。
【図10】従来のMLSS制御を示す構成説明図。
【符号の説明】
11…最初沈殿池 12a〜12f…曝気槽 13…UV計 14…流量計 15…送風量ファジィ制御部 16…DO計 17…ブロア 18…最終沈殿池 19…返送汚泥ポンプ 20…余剰汚泥ポンプ 21…MLSS計 31…流入水量計測工程 32…有機物濃度計測工程 33…溶存酸素濃度計測工程 34…混合汚泥濃度計測工程 35…ファジィ推論制御工程 36…選択工程 37…曝気送風量可変工程 38…返送汚泥ポンプ可変工程
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大石 亮 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 Fターム(参考) 4D028 AA01 AB00 BB06 BD06 BD11 CA09 CA11 CC02 CC05 CC07 CE03 5H309 AA07 BB03 CC06 CC07 DD08 DD12 DD16 DD35 EE04 EE05 FF17 GG03 HH12 HH28 JJ06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最初沈殿池で下水中の微細な浮遊物を除
    去して、その下水を複数から構成される曝気槽に流入さ
    せ、これら曝気槽で活性汚泥処理を行って下水の浄化を
    行い、最終沈殿池にて汚泥を沈殿させて処理水を得ると
    ともに、汚泥を曝気槽に返送させるように構成した活性
    汚泥処理装置であって、 前記最初沈殿池と曝気槽との下水流路にUV計測器と流
    量計測器を設け、 前記曝気槽のうち最終曝気槽にDO計測器を設け、 上記各計測器の計測出力値をファジィ制御部に入力し、
    この制御部で各計測出力値をファジィ推論して、その推
    論結果に応じて曝気槽に与える送風量を制御することを
    特徴とする活性汚泥処理のファジィ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ファジィ推論の推論結果に応じて、
    最終沈殿池で得られた汚泥を曝気槽に返送する返送汚泥
    量を制御することを特徴とする請求項1記載の活性汚泥
    処理のファジィ制御装置。
  3. 【請求項3】 最初沈殿池で下水中の微細な浮遊物を除
    去して、その下水を複数から構成される曝気槽に流入さ
    せ、これら曝気槽で活性汚泥処理を行って下水の浄化を
    行い、最終沈殿池にて汚泥を沈殿させて処理水を得ると
    ともに、汚泥を曝気槽に返送させるように構成した活性
    汚泥処理装置であって、 前記最初沈殿池と曝気槽との下水流路にUV計測器と流
    量計測器を設け、 前記曝気槽のうち最終曝気槽にDO計測器とMLSS計
    測器を設け、 上記各計測器の計測出力値をファジィ制御部に入力し、
    この制御部で各計測出力値をファジィ推論して、その推
    論結果に応じて、最終沈殿池で得られた汚泥を曝気槽に
    返送する返送汚泥量を制御することを特徴とする活性汚
    泥処理のファジィ制御装置。
  4. 【請求項4】 最初沈殿池で下水中の微細な浮遊物を除
    去した後、その下水を複数から構成される曝気槽に流入
    させ、これら曝気槽で活性汚泥処理を行って下水を浄化
    させてから、最終沈殿池にて汚泥を沈殿させて処理水を
    得るとともに、汚泥を曝気槽に返送させるようにした活
    性汚泥処理方法であって、 前記最初沈殿池から流出する下水の有機物濃度と下水の
    流量とを計測する工程と、 前記最終曝気槽の溶存酸素濃度を計測する工程と、 上記両工程で計測した計測値をファジィ推論する工程
    と、 このファジィ推論工程でファジィ推論した推論結果に基
    づいて曝気槽への送風量を可変制御する工程とを備えた
    ことを特徴とする活性汚泥処理のファジィ制御方法。
  5. 【請求項5】 前記ファジィ推論工程でファジィ推論し
    た推論結果に基づいて曝気槽への返送汚泥量を可変制御
    する工程とを備えたことを特徴とする請求項4記載の活
    性汚泥処理のファジィ制御方法。
  6. 【請求項6】 最初沈殿池で下水中の微細な浮遊物を除
    去した後、その下水を複数から構成される曝気槽に流入
    させ、これら曝気槽で活性汚泥処理を行って下水を浄化
    させてから、最終沈殿池にて汚泥を沈殿させて処理水を
    得るとともに、汚泥を曝気槽に返送させるようにした活
    性汚泥処理方法であって、 前記最初沈殿池から流出する下水の有機物濃度と下水の
    流量とを計測する工程と、 前記最終曝気槽の溶存酸素濃度を計測する工程と、 前記最終曝気槽の混合汚泥濃度を計測する工程と、 上記各工程で計測した計測値をファジィ推論する工程
    と、 このファジィ推論工程でファジィ推論した推論結果に基
    づいて曝気槽への返送汚泥量を可変制御する工程とを備
    えたことを特徴とする活性汚泥処理のファジィ制御方
    法。
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