JP2002177644A - 液晶ゲーム装置 - Google Patents

液晶ゲーム装置

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JP2002177644A
JP2002177644A JP2001338427A JP2001338427A JP2002177644A JP 2002177644 A JP2002177644 A JP 2002177644A JP 2001338427 A JP2001338427 A JP 2001338427A JP 2001338427 A JP2001338427 A JP 2001338427A JP 2002177644 A JP2002177644 A JP 2002177644A
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JP
Japan
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liquid crystal
main body
crystal display
battery
game device
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JP2001338427A
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English (en)
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Satoshi Oshita
聡 大下
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Bandai Co Ltd
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Bandai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体の裏面に、指の引っ掛かる膨出部を
形成し、手の把持位置を安定させて、操作ボタンの押し
間違いをなくさせると共に、手に力が入って装置本体を
振り回したり、手に汗をかいて滑りやすくなったりして
も、極めて落とし難い液晶ゲーム装置を提供する。 【解決手段】 液晶ゲーム装置1の装置本体2の表面2
aには、略中央に液晶表示部4が設けられ、この液晶表
示部4を挟んだ両側に操作ボタン60,61,62が設
けられている。装置本体2の裏面2b下部には、前記液
晶表示部4と前記液晶表示部4を挟んで両側に設けれら
れた操作ボタン60,61,62との配列方向と略平行
に延設された膨出部25が形成されている。膨出部25
には、電池収容室が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、把持しやすい液晶ゲー
ム装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶ゲーム装置は、装置本体の表
面及び裏面がフラットである薄型形状に形成され、装置
本体の表面に液晶表示部と操作ボタンが設けられ、装置
本体の裏面にボタン電池収容室の裏蓋がネジ止めされて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の液晶ゲーム
装置は、装置本体の両側面を手の平で押さえ、装置本体
の裏面を親指を除く4本の指で固定し、親指で操作ボタ
ンを押圧して、液晶表示部に表示されたゲームを楽しむ
ものである。この従来の液晶ゲーム装置は、フラットな
薄型形状に形成されているため、手の位置が安定せず、
操作ボタンの押し間違いをする場合があった。また、ゲ
ーム内容がスピードアップしてきたり、ゲームに熱中し
たりすると、思わず手に力が入って装置本体を振り回し
たり、手に汗をかいて滑りやすくなったりして、落とし
てしまうという問題点があった。液晶ゲーム装置は、精
密なLSIが組み込まれているため、落とすだけで壊れ
る場合があった。
【0004】本願発明は、上記問題点に鑑み案出したも
のであって、装置本体の裏面に、指の引っ掛かる膨出部
を形成し、手の把持位置を安定させて、操作ボタンの押
し間違いをなくさせると共に、ゲームに熱中して思わず
手に力が入って装置本体を振り回したり、手に汗をかい
て滑りやすくなったりしても、極めて落とし難い液晶ゲ
ーム装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る液晶ゲーム装置は、上記課題を達成するため、下記の
手段を有する。 (イ)装置本体の表面には、略中央に液晶表示部が設け
られ、この液晶表示部を挟んだ両側に操作ボタンが設け
られていること。 (ロ)装置本体の裏面下部には、前記液晶表示部と前記
液晶表示部を挟んで両側に設けれられた操作ボタンとの
配列方向と略平行に延設された膨出部が形成されている
こと。 (ハ)前記膨出部には、電池収容室が形成されているこ
と。
【0006】なお、上記膨出部が、装置本体に着脱自在
に取り付けられる電池収容ケースに形成されるようにし
ても良い。
【0007】
【発明の実施の形態】本願発明に係る液晶ゲーム装置の
実施の形態を図1乃至図5に基づいて説明する。図1
は、裏面側から視た液晶ゲーム装置の分解斜視図であ
る。図2は、図1の組立斜視図である。図3は、表面側
から視た液晶ゲーム装置の組立斜視図である。図4,5
は、液晶ゲーム装置の使用状態を示す斜視図である。
【0008】液晶ゲーム装置1は、装置本体2の表面2
aに液晶表示部4と操作ボタン60,61,62が設け
られており、装置本体2の裏面2bに一側縁2cと略平
行に延設された膨出部25が形成されている。上記膨出
部25が、電池収容室を形成しても構わない。また上記
膨出部25が、装置本体2に着脱自在に取り付けられる
電池収容ケース21に形成されるようにしても良い。
【0009】上記液晶ゲーム装置1は、図4,5に示す
ように、装置本体2の両側面を手の平で押さえ、装置本
体2の裏面2bを親指を除く指で固定し、親指で操作ボ
タン60,61,62を押圧操作して、液晶表示部4に
表示されたゲームを楽しむことができる。装置本体2の
裏面2bに設けられた膨出部25に人差し指等を引っ掛
けることができるので、手の把持位置が安定し、操作ボ
タン60,61,62の押し間違いをなくすことがで
き、ゲームに熱中して思わず手に力が入って装置本体2
を振り回したり、手に汗をかいて滑りやすくなったりし
ても、落とすことがない。
【0010】液晶ゲーム装置1は、上記膨出部25が電
池収容室である場合、単3形電池等の比較的安価で入手
しやすい電池を収容することができるので、従来のボタ
ン電池を使用した液晶ゲーム装置と比べて、安価に使用
することができる。
【0011】液晶ゲーム装置1は、上記膨出部25が装
置本体2に着脱自在に取り付けられる電池収容ケース2
1に形成されている場合、種類の異なる電池毎に電池収
容ケース21を用意しておき、ゲームの使用時間に合わ
せて電池収容ケース21を交換することができる。
【0012】
【実施例】液晶ゲーム装置の一実施例を図1乃至図5に
基づいて説明する。液晶ゲーム装置1は、装置本体2内
にLSIが組み込まれ、装置本体2の表面2aに液晶表
示部4と操作ボタン部60,61,62が設けられてい
る。装置本体2の裏面2b下部には、電池収容ケース2
1が着脱自在に取り付けられている。
【0013】装置本体2の裏面2b下部には、差込口5
を備えた収容凹部3が形成されている。収容凹部3は、
平らな底壁6と、後壁7と、右側壁9と、左側壁10と
で形成されている。右側壁9の上部には係合縁11が形
成され、左側壁10の上部には係合縁12が形成されて
いる。
【0014】右側壁9には開口13が形成され、この開
口13から導電性を備えた接触片15が突出している。
同様に、左側壁10にも開口が形成され、この開口から
導電性を備えた接触片が突出している。右側壁9から突
出する接触片15と左側壁10から突出する接触片は、
装置本体2内のLSIに電気的に接続されている。底壁
6の前部には、一対の切り溝17,17によって弾性片
19が形成されており、弾性片19の上面に係合突起2
0が突設されている。
【0015】電池収容ケース21は、装置本体2の一部
を構成し、底面22が平らに形成されている。また、中
央に単3形,単4形電池等の長軸状電池23を収容する
蒲鉾状の電池収容室25が形成されている。電池収容室
25は、底壁26と、前壁27と、後壁29と、半円状
の右側壁30と、半円状の左側壁31と、後壁29の上
縁に薄肉ヒンジ33で開閉自在に連結された半円筒状の
蓋部材35とで構成されている。
【0016】底壁26は、電池23の下部を挿通する略
矩形状の開口36が形成され、前後端に電池23の周面
を載置する載置片37・・・が設けられている。右側壁
30内側面には、電池23のプラス端子40に接触する
導電片41が取り付けられている。左側壁31内側面に
は、電池23のマイナス端子43に接触する導電スプリ
ング45が取り付けられている。前壁27の中央上縁に
は、蓋部材35の前縁中央に突設された係止爪47を係
止する係止凹部49が形成されている。
【0017】電池収容ケース21は、左右両側に前記係
合縁12,11と係合する係合段部51,50が形成さ
れている。係合段部51の下部には凹部52が形成さ
れ、係合段部50の下部にも凹部が形成されている。係
合段部51側の凹部52には、前記導電スプリング45
に接続される導電部材55が設けられ、係合段部50側
の凹部には、前記導電片41に接続される導電部材が設
けられている。電池収容ケース21の底面22には、前
記弾性片19の係合突起20が係合される係合凹部が形
成されている。
【0018】装置本体2の裏面2b上部には、ゲームプ
ログラムデータが記憶された記憶素子を内蔵したカート
リッジ57を装着する装着部58が形成されている。液
晶ゲーム装置1は、装置本体2の表面2aに矩形状の液
晶表示部4を有し、カートリッジ57のゲームプログラ
ムデータによって、横スクロールして進行するゲーム
と、縦スクロールして進行するゲームを行うことがで
き、そのゲームに合わせて矩形状の液晶表示部4を横長
状態又は縦長状態で使用することができる。
【0019】装置本体2の表面2aであって、液晶表示
部4の短辺左側上下には、第1の操作ボタン部60、第
2の操作ボタン部61が設けられている。又、液晶表示
部4の短辺右側下には、第3の操作ボタン部62が設け
られている。装置本体2の表面2a下部には、音量調節
ボタン65とスタートボタン67が設けられている。さ
らに、装置本体2の側面には、ON・OFFスイッチ6
9が設けられている。
【0020】以上のように構成された液晶ゲーム装置1
は、次のように使用することができる。電池収容ケース
21の蓋部材35を開け、電池収容室25内に電池23
を収容すると、電池23が載置片37・・・に載置さ
れ、電池23のプラス端子40が電池収容室25の右側
壁30に取り付けられた導電片41と接触し、電池23
のマイナス端子43が電池収容室25の左側壁31に取
り付けられた導電スプリング45と接触する。蓋部材3
5を閉め、蓋部材35の係止爪47を前壁27の係止凹
部49に係止させ、蓋部材35を固定する。
【0021】上記した電池収容ケース21は、装置本体
2の差込口5から差し込むと、電池収容ケース21の底
面22が収容凹部3の底壁6に摺接しながら、左右両側
の係合段部51,50が、収容凹部3の左右両側に形成
された係合縁12,11と係合する。電池収容ケース2
1は、収容凹部3の後壁7に当接して収容凹部3内に収
容されると、底壁6の弾性片19に形成された係合突起
20が、底面22の係合凹部に係合し、収容凹部3内で
固定される。
【0022】この時、電池収容ケース21の左側の導電
部材55が収容凹部3の左側壁10に形成された開口か
ら突出する接触片と接触し、電池収容ケース21の右側
の導電部材が収容凹部3の右側壁9に形成された開口1
3から突出する接触片15と接触するため、電池23と
装置本体2内のLSIが電気的に接続される。電池収容
室25は、装置本体2の下縁2cと略平行になる。
【0023】液晶ゲーム装置1は、上記したように電池
23を収容した電池収容ケース21を装置本体2に装着
した状態で、カートリッジ57を装着部58に装着し、
ON・OFFスイッチ69をONにして、スタートボタ
ン67を押すと、ゲームが進行する。
【0024】横スクロールによりゲームが進行する横ス
クロール用ゲームソフトのカートリッジ57を装置本体
2の装着部58に装着すると、ゲームが横方向に進行す
るので、図4に示すように、装置本体2を横長状態にし
て把持する。また、縦スクロールによりゲームが進行す
る縦スクロール用ゲームソフトのカートリッジ57を装
置本体2の装着部58に装着すると、ゲームが縦方向に
進行するので、図5に示すように、装置本体2を縦長状
態にして把持する。
【0025】装置本体2を横長状態にして把持する場合
は、図4に示すように、装置本体2の両側面を手の平で
押さえ、装置本体2の裏面2bを親指を除く指で固定
し、左の親指で第2の操作ボタン部61を押圧操作し、
右の親指で第3の操作ボタン部62を押圧操作して、液
晶表示部4に表示されたゲームを楽しむことができる。
装置本体2の裏面2bに設けられた電池収容室25が膨
出部となり、この膨出部に左右の人差し指等を引っ掛け
ることができる。
【0026】装置本体2を縦長状態にして把持する場合
は、図5に示すように、装置本体2の両側面を手の平で
押さえ、装置本体2の裏面2bを親指を除く指で固定
し、左の親指で第1の操作ボタン部60を押圧操作し、
右の親指で第2の操作ボタン部61を押圧操作して、液
晶表示部4に表示されたゲームを楽しむことができる。
装置本体2の裏面2bに設けられた電池収容室25が膨
出部となり、この膨出部に右の人差し指等を引っ掛ける
ことができる。
【0027】このように、液晶ゲーム装置1は、装置本
体2を把持すると、人差し指等が膨出部に引っ掛かるの
で、手の把持位置が安定し、操作ボタン部60,61,
62の押し間違いをなくすことができ、ゲームに熱中し
て思わず手に力が入って装置本体を振り回したり、手に
汗をかいて滑りやすくなったりしても、落とすことがな
い。
【0028】上記電池収容室25の蓋部材35は、電池
収容ケース21を装置本体2に取り付けている状態で
も、係止爪47を前壁27の係止凹部49から外すこと
によって簡単に開けることができ、電池23を交換する
ことができる。
【0029】また、電池収容ケース21は、上記したよ
うに、装置本体2の差込口5から差し込むと弾性片19
の係合突起20によって、簡単に収容凹部3内で固定す
ることができ、また係合突起20の係合を解除すること
によって簡単に収容凹部3から外すことができる。この
ように、電池収容ケース21は、ワンタッチで簡単に着
脱することができる。電池収容ケース21が着脱できる
ので、種類の異なる電池毎に電池収容ケース21を用意
しておき、ゲームの使用時間に合わせて電池収容ケース
21を交換することもできる。
【0030】
【発明の効果】以上説明してきたように、本願請求項1
に係る液晶ゲーム装置は、装置本体の両側面を手の平で
押さえ、装置本体の裏面を親指を除く指で固定し、親指
で操作ボタンを押圧して、液晶表示部に表示されたゲー
ムを楽しむことができる。装置本体の裏面に設けられた
膨出部に人差し指等を引っ掛けることができるので、手
の把持位置が安定し、操作ボタンの押し間違いをなくす
ことができ、ゲームに熱中して思わず手に力が入って装
置本体を振り回したり、手に汗をかいて滑りやすくなっ
たりしても、落とすことがないという効果がある。
【0031】本願請求項1に係る液晶ゲーム装置は、上
記効果に加え、膨出部が電池収容室を形成するので、単
3形電池等の比較的安価で入手しやすい電池を収容する
ことができ、従来のボタン電池を使用した液晶ゲーム装
置と比べて、安価に使用することができるという効果が
ある。
【0032】なお、上記液晶ゲーム装置は、膨出部が装
置本体に着脱自在に取り付けられる電池収容ケースに形
成されると、種類の異なる電池毎に電池収容ケースを用
意しておき、ゲームの使用時間に合わせて電池収容ケー
スを交換することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】裏面側から視た液晶ゲーム装置の分解斜視図で
ある。
【図2】図1の組立斜視図である。
【図3】表面側から視た液晶ゲーム装置の組立斜視図で
ある。
【図4】液晶ゲーム装置の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図5】液晶ゲーム装置の使用状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 液晶ゲーム装置 2 装置本体 2a 表面 2b 裏面 2c 下縁(一側縁) 3 収容凹部 4 液晶表示部 5 差込口 6 底壁 7 後壁 9 右側壁 10 左側壁 11 係合縁 12 係合縁 13 開口 15 接触片 17 切り溝 19 弾性片 20 係合突起 21 電池収容ケース 22 底面 23 電池 25 電池収容室(膨出部) 26 底壁 27 前壁 29 後壁 30 右側壁 31 左側壁 33 薄肉ヒンジ 35 蓋部材 36 開口 37 載置片 40 プラス端子 41 導電片 43 マイナス端子 45 導電スプリング 47 係止爪 49 係止凹部 50 係合段部 51 係合段部 52 凹部 55 導電部材 57 カートリッジ 58 装着部 60 第1の操作ボタン部 61 第2の操作ボタン部 62 第3の操作ボタン部 65 音量調節ボタン 67 スタートボタン 69 ON・OFFスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする液
    晶ゲーム装置。 (イ)装置本体の表面には、略中央に液晶表示部が設け
    られ、この液晶表示部を挟んだ両側に操作ボタンが設け
    られていること。 (ロ)装置本体の裏面下部には、前記液晶表示部と前記
    液晶表示部を挟んで両側に設けれられた操作ボタンとの
    配列方向と略平行に延設された膨出部が形成されている
    こと。 (ハ)前記膨出部には、電池収容室が形成されているこ
    と。
JP2001338427A 2001-11-02 2001-11-02 液晶ゲーム装置 Withdrawn JP2002177644A (ja)

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