JP2002177264A - X線撮影方法及び装置 - Google Patents

X線撮影方法及び装置

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JP2002177264A
JP2002177264A JP2000383914A JP2000383914A JP2002177264A JP 2002177264 A JP2002177264 A JP 2002177264A JP 2000383914 A JP2000383914 A JP 2000383914A JP 2000383914 A JP2000383914 A JP 2000383914A JP 2002177264 A JP2002177264 A JP 2002177264A
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grid
ray
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dtn
discrete
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Makoto Nokita
真 野北
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像上に現れるグリッドによるモアレ縞が目
立たないようにグリッドを駆動して、良好なX線撮影を
実現する。 【解決手段】 先ずX線照射ボタン8がオンになってか
ら、センサ部3ではX線信号の蓄積を開始する。蓄積は
X線タイミング取得手段5から取得されるX線強度がな
くなるまで続く。一方、X線照射部1ではX線照射ボタ
ン8がオンになってから、実際にX線が照射されるまで
個々の特有の遅延が存在する。この遅延をX線タイミン
グ取得手段5を用いて測定し、センサ部3の蓄積開始時
間を決定する。移動グリッド2の有効部分がX線の照射
をカバーするように、グリッド2の移動タイミングを合
わせる。これにより、グリッド2の縞目のコントラスト
が小さくなり、縞目は殆ど目立たなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、散乱線を除去する
グリッドを移動させながら、被写体のX線撮影を行うX
線撮影方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線撮影では、被写体内で散乱したX線
が画像に大きな影響を与える。この散乱X線を効率良く
除去するために、撮影面に平行に散乱X線除去用グリッ
ドを使用し、X線画像のコントラストの向上に役立てて
いる。グリッドは鉛箔がX線発生源の焦点に対して集束
するか又は撮影面に垂直になるように配置されている構
造を持ち、X線焦点から被写体を通過して直線的に入射
してくるX線は透過し易く、被写体により散乱されて斜
めに入射してくるX線は鉛箔により遮蔽される機能を持
っている。
【0003】従来からのフィルム/スクリーン系による
X線撮影では、グリッドがないと仮定した場合のX線画
像が持つ周波数成分よりもグリッドの鉛箔の周波数を高
くして、グリッドによってX線画像に形成されるモアレ
縞による縞目を目立たなくしたり、またグリッドを撮影
面に平行に移動させることにより、グリッドによってX
線画像上の縞目のコントラストを減じて、フィルム上で
は縞目が見えないようにして撮影されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近では、X線を蛍光
体によってX線の強度に比例した可視光に変換し、それ
を光電変換素子を用いて電気信号に変換し、電気信号を
AD変換器でデジタル変換するX線デジタル撮影装置
や、X線を直接吸収しX線の強度に比例した電荷分布を
検知して電気信号に変換して、この電気信号をAD変換
器によりデジタル変換するX線デジタル撮影装置などが
使用され始めている。
【0005】これらのX線デジタル撮影装置は、従来の
フィルム/スクリーン系よりもX線吸収率が高い、また
X線デジタル撮影装置で得られたX線画像には画像の粒
状性を悪化させるフィルムの構造モトルがない、デジタ
ル値として得られるX線画像はフィルムの決まった階調
で出力する必要はない、画像モニタなどで階調を自在に
変えてX線画像を見ることができる、画像処理で周波数
解析等を行い画質を改善することができるなどの利点を
有している。しかし、このX線デジタル撮影装置では、
散乱線除去のためのグリッドを用いた撮影において、従
来のフィルム/スクリーン系では気にならなかった問題
が発生する。
【0006】即ち、従来のフィルム/スクリーン系での
撮影では、グリッドで散乱線の補正をする縞目状鉛箔の
ピッチつまりグリッド密度を通常のX線画像が持つ周波
数成分よりも高くすることで、グリッドの縞目を目立た
なくしている。しかし、X線デジタル撮影装置において
は、X線を電気信号として検出するセンサの画素ピッチ
とグリッド密度の違いにより、X線画像にモアレ縞が発
生し易い。このモアレ縞の周波数は画素とグリッド網目
の周期が合う周波数であり、通常のX線画像が持つ周波
数成分にあるので、グリッドのモアレ縞は非常に目立つ
ため、これを除去することが必要である。
【0007】その1つの方法として、グリッドをただ移
動させることによりグリッドによってX線画像に生ずる
モアレ縞を減じている。しかし、最近の技術の進歩によ
り、X線デジタル撮影装置では従来の撮影装置よりもX
線の吸収率及び解像度が良く、また画像モニタで自在に
階調を変化させることができるため、従来よりもX線画
像上でより細かなグリッドのモアレ縞の像が問題とな
る。
【0008】本発明の目的は、上述の問題を解決し、画
像上に現れるグリッドによるモアレ縞が目立たないよう
にグリッドを駆動して、良好なX線撮影を実現するX線
撮影装置及びX線撮影装置の駆動方法を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項に係る本発明は、センサ部に入射するX線の散
乱成分を除去する移動グリッドを備え、該グリッドの鉛
箔ピッチGPと移動速度GSに対して、X線照射時間が
次式の離散照射時間列DTnの何れかと等しくなるよう
に前記X線照射時間を制御することを特徴とするX線撮
像方法である。 DTn=(N・GP)/GS(N:自然数)
【0010】請求項2に係る本発明は、前記式で導出し
た離散照射時間列DTnを記憶し、自動的に又は操作者
が設定した照射時間に最も近い離散照射時間を前記離散
照射時間列DTnから選択し、選択した前記離散照射時
間によりX線照射を終了することを特徴とする請求項1
に記載のX線撮像方法である。
【0011】請求項3に係る本発明は、グリッド移動制
御手段、グリッド位置測定手段、X線タイミング取得手
段を備え、前記グリッド移動速度GSがほぼ等速になる
状態においてX線を照射することを特徴とする請求項1
に記載のX線撮像方法である。
【0012】請求項4に係る本発明は、センサ部に入射
するX線の散乱成分を除去する移動グリッドを備え、該
グリッドの鉛箔ピッチGPと移動速度GSに対して、X
線照射時間が次式の離散照射時間列DTnの何れかと等
しくなるように前記X線照射時間を制御し、 DTn=(N・GP)/GS(N:自然数) 前記式で導出した離散照射時間列DTnを記憶し、自動
的に又は操作者が設定した照射時間に最も近い離散照射
時間を前記離散照射時間列DTnから選択し、選択した
前記離散照射時間によりX線照射を終了する撮影制御部
を備えたことを特徴とするX線撮像装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施の形態に基づ
いて詳細に説明する。図1において、1はX線照射部で
あり、その前方に被写体Sを介してグリッド2、センサ
部3が配置されており、センサ部3にはX線画像取得手
段4、X線タイミング取得手段5が内蔵されている。こ
のX線撮影装置の全ての機構を制御する撮影制御部6に
は、X線照射部1、グリッド2、センサ部3、画像処理
手段7、X線照射ボタン8、撮影操作入力部9が接続さ
れている。なお、グリッド2はグリッド移動制御手段1
0、グリッド位置測定手段11を介して接続され、画像
処理手段7の出力は画像表示・保存手段12に接続され
ている。
【0014】撮影時にはX線照射部1から被写体SにX
線が照射され、被写体Sを透過したX線は移動するグリ
ッド2を通してセンサ部3に入射する。センサ部3に入
射したX線は電気信号として検出され、X線画像はデジ
タル値に変換されて画像処理手段7で画像処理により画
質を改善して、画像表示・保存手段12により画像表示
又は保存される。撮影制御部6はX線照射ボタン8が押
されたときに、グリッド2とセンサ部3を制御して、X
線とタイミングを合わせる役目をする。これらの一連の
撮影において、撮影操作入力部9により撮影に必要な情
報を入力をする。
【0015】照射中のグリッド2の移動とセンサ部3の
駆動は、照射されるX線照射のタイミングによりなされ
る。グリッド移動制御手段10では、グリッド2の移動
は例えばパルスモータの回転運動を直線往復運動に変え
るリンク機構により行われる。図2はこのときの最も簡
単なグリッド2の駆動を示すグラフ図であり、縦軸はセ
ンサ部3に対するグリッド2の位置、横軸は時間であ
り、グリッド2の位置はセンサ部3の中心線に対するグ
リッド2の中心線の位置を表している。
【0016】図3に示すように、X線照射部1からセン
サ部3を見て、センサ部3の中心線に対しグリッド2の
中心線が右側にあるときはグリッド2の位置は正の値
で、左側にあるときはグリッド2の位置は負の値とし、
図3はグリッド2の位置が−30mmの場合を示してい
る。
【0017】図2に表すグリッド2の駆動の例による
と、グリッド2はパルスモータを使用する場合には、パ
ルスモータの回転開始の時間0でセンサ部3の中心に対
して右側30mmの個所から動き出し、30×cos
(ωt)の動きをしながら200msでセンサ部3の中
心に対して左側30mmの個所で折り返して、400m
sで元のセンサ部3の中心に対して右側30mmの個所
に戻る動作をする。
【0018】このような例のグリッド駆動の場合に、図
2から分かるようにグリッド2はセンサ部3の前面で振
動的な動きをする。この場合の振動の端では、グリッド
2は一時止まって逆方向に動き出す。グリッド2の縞目
のコントラストを目立たなくするためと、直接X線のグ
リッド2によるカットオフをなくすためには、グリッド
2の位置が0の付近のとき、つまりグリッドが速くかつ
ほぼ等速移動しているタイミングでX線を照射するよう
にすればよい。
【0019】このためにグリッド移動制御手段10に
は、グリッド2の位置を判定するグリッド位置測定手段
11が備えられている。位置測定手段11の例として
は、図4に示すようにパルスモータの回転軸に切欠部2
1を持つ回転板22が、グリッド2にリンク機構23を
介して付設した構成が採用されている。切欠部21を通
してLEDの発光を検知する方法により先ず初期位置を
決定して、パルスモータのパルス数を計数することによ
り、回転角度を決定してグリッド2の位置を測定する。
【0020】グリッド2の移動とセンサ部3の駆動とX
線照射のタイミングを取るために、X線照射部1におい
てX線照射ボタン8が押されたときから、実際にX線が
照射されるまでの遅延時間を測定することが必要であ
る。そのため、センサ部3にはX線タイミング取得手段
5が備えられている。X線タイミング取得手段5はX線
照射ボタン8が押されたときから、時系列的にX線強度
を測定する機能を有している。X線画像取得手段4が時
系列的にX線強度を測定する機能を持つ場合には、X線
タイミング取得手段5はなくともよく、X線画像取得手
段4を使って遅延時間を測定すればよい。また、X線タ
イミング取得手段5はセンサ部3ではなく、X線照射部
1に備えられている場合もある。
【0021】図5により詳しくグリッド2の移動とセン
サ部3の駆動とX線のタイミングについて説明すると、
先ずX線照射ボタン8がオンになってから、センサ部3
ではX線信号の蓄積を開始する。蓄積はX線タイミング
取得手段5から取得されるX線強度がなくなるまで続
く。一方、X線照射部1ではX線照射ボタン8がオンに
なってから、実際にX線が照射されるまで個々の特有の
遅延が存在する。この遅延をX線タイミング取得手段5
を用いて測定し、センサ部3の蓄積開始時間を決定す
る。更に、図2、図5に示す移動グリッドの有効部分が
X線の照射をカバーするように、グリッド移動のタイミ
ングを合わせる。これにより、グリッド2の縞目のコン
トラストが小さくなり、縞目は殆ど目立たなくなる。
【0022】グリッド2を移動させたときのグリッド縞
目のコントラスト強度の説明は、特開平10−3050
30号公報に詳しく説明されている。この公報の図7に
は、グリッド鉛箔の移動本数を横軸に、コントラスト強
度を縦軸に示している。グリッド鉛箔の移動本数は、グ
リッドの移動速度と照射時間をグリッド鉛箔のピッチで
除したものであるので、グリッド移動速度とグリッド鉛
箔を固定すれば、照射時間を横軸にコントラスト強度を
縦軸にしたグラフ図に変換できる。
【0023】図6はこのグラフ図を示しており、グリッ
ド移動速度が0.225mm/msで、グリッド鉛箔の
ピッチは40本/cmの例である。点線はグリッド移動
距離がグリッド鉛箔ピッチの整数倍になったときを示し
ている。従って、グリッド縞のコントラストを減ずるに
は、図6に示すようにX線照射時間をグリッド移動距離
がグリッド鉛箔ピッチの整数倍になるような離散値にす
ればよい。
【0024】また、グリッド移動速度、X線照射時間な
どに多少の誤差がある場合でも、グリッド縞のコントラ
ストが画質に影響しなければ、目的は達せられる。図6
には、10%のグリッド縞のコントラストが0.3%に
なる例を示している。この0.3%が画質に影響しない
レベルとすると、照射時間は0.3%を示す線以下のコ
ントラスト値に対応する幅の誤差が許容できることにな
る。グリッド速度の誤差は図6のコントラスト曲線の変
動に対応するので、グリッド速度は上記と同様に0.3
%を示す線以下のコントラスト値に対応する幅の誤差が
許容できることになる。
【0025】図7はX線撮影においてX線照射時間を離
散値にするためのフローチャート図である。離散値はグ
リッド移動速度とグリッド鉛箔ピッチに依存する。従っ
て、先ず始めにグリッド移動速度とグリッド鉛箔ピッチ
の2つの情報が必要である。グリッド移動速度は撮影操
作入力部9から撮影部位情報又はグリッドテーブル情
報、撮影時間情報の入力に対応して、適切なグリッド移
動速度が選択され取得される。
【0026】また、グリッド移動速度を変更する必要が
なければ、予め決められて記憶媒体に記憶されているグ
リッド移動速度情報を使用してもよい。グリッド鉛箔ピ
ッチはグリッド移動制御手段において、セットされたグ
リッド2に対しグリッド検知を行い、グリッド2の種類
を特定してグリッド鉛箔ピッチが取得される。また、グ
リッド2を交換する必要がなければ、予め記憶媒体に記
憶されているグリッド2のグリッド鉛箔ピッチ情報を使
用してもよい。
【0027】次に、グリッド移動距離がグリッド鉛箔ピ
ッチの整数倍になる離散照射時間列を計算する。離散照
射時間列DTnはグリッド移動速度GSとグリッド鉛箔
ピッチGP情報から、次式のように計算される。 DTn=(N・GP)/GS (N:自然数)
【0028】計算された離散照射時間列DTnは撮影制
御部6に記憶され、操作者がX線照射ボタン8を押して
X線を照射開始する。X線タイミング取得手段5等によ
りX線強度を時系列に測定し、実際のX線照射時間をリ
アルタイムで取得する。設定照射時間情報とは、被写体
Sに照射されるX線量を制御するために、Auto Exposur
e Control(AEC)によりX線照射強度に対応して設
定された照射時間や、操作者が予め設定した照射時間の
ことである。この照射時間に最も近い照射時間を記憶さ
れた離散照射時間列DTnから選択する。そして、選択
された照射時間を計測されているX線照射時間と比較
し、選択された照射時間になった時点でX線照射を終了
する。
【0029】前式はグリッド移動速度GSがほぼ一定で
あることを想定している。従って、図2に示すようにグ
リッド移動速度GSが時間により変化するような場合
に、グリッド移動速度GSがほぼ等速になるときにX線
照射を開始した方がよい。これを達成するためには、先
の図2、図4、図5での説明と同様に、グリッド移動制
御手段10、グリッド位置測定手段11、X線タイミン
グ取得手段5を備え、図5に示すような駆動が可能であ
ることが必要である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係るX線
撮影方法によれば、X線照射中のグリッド移動距離をグ
リッド鉛箔ピッチの整数倍にすることにより、グリッド
縞目のない画像を取得でき、多少の照射時間のずれが生
じてもグリッド縞目が目立たない画像を取得できる。
【0031】請求項2に係るX線撮影方法によれば、被
写体に照射するX線量を調節でき、適正なX線量でグリ
ッド縞目のない画像を取得できる。
【0032】請求項3に係るX線撮影方法によれば、グ
リッド移動速度が時間と共に変化する場合でも、適正な
X線量でグリッド縞目のない画像を取得できる。
【0033】請求項4に係るX線撮影装置によれば、X
線照射中のグリッド移動距離をグリッド鉛箔ピッチの整
数倍にすることにより、グリッド縞目のない画像を取得
でき、被写体に照射するX線量を調節して適正なX線量
でグリッド縞目のない画像を取得できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】X線撮影装置の構成図である。
【図2】グリッドの移動時間とグリッド位置のグラフ図
である。
【図3】センサ部中心に対するグリッド中心位置の説明
図である。
【図4】グリッド位置測定機構の構成図である。
【図5】X線照射とセンサ部駆動とグリッドの移動のタ
イムチャート図である。
【図6】X線照射時間とグリッドの縞目の強さの関係の
グラフ図である。
【図7】X線照射時間を制御するためのフローチャート
図である。
【符号の説明】
1 X線照射部 S 被写体 2 グリッド 3 センサ部 4 X線画像取得手段 5 X線タイミング取得手段 6 撮影制御部 7 画像処理手段 8 X線照射ボタン 9 撮影操作入力部 10 グリッド移動制御手段 11 グリッド位置測定手段 12 画像表示・保存手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサ部に入射するX線の散乱成分を除
    去する移動グリッドを備え、該グリッドの鉛箔ピッチG
    Pと移動速度GSに対して、X線照射時間が次式の離散
    照射時間列DTnの何れかと等しくなるように前記X線
    照射時間を制御することを特徴とするX線撮像方法。 DTn=(N・GP)/GS(N:自然数)
  2. 【請求項2】 前記式で導出した離散照射時間列DTn
    を記憶し、自動的に又は操作者が設定した照射時間に最
    も近い離散照射時間を前記離散照射時間列DTnから選
    択し、選択した前記離散照射時間によりX線照射を終了
    することを特徴とする請求項1に記載のX線撮像方法。
  3. 【請求項3】 グリッド移動制御手段、グリッド位置測
    定手段、X線タイミング取得手段を備え、前記グリッド
    移動速度GSがほぼ等速になる状態においてX線を照射
    することを特徴とする請求項1に記載のX線撮像方法。
  4. 【請求項4】 センサ部に入射するX線の散乱成分を除
    去する移動グリッドを備え、該グリッドの鉛箔ピッチG
    Pと移動速度GSに対して、X線照射時間が次式の離散
    照射時間列DTnの何れかと等しくなるように前記X線
    照射時間を制御し、 DTn=(N・GP)/GS(N:自然数) 前記式で導出した離散照射時間列DTnを記憶し、自動
    的に又は操作者が設定した照射時間に最も近い離散照射
    時間を前記離散照射時間列DTnから選択し、選択した
    前記離散照射時間によりX線照射を終了する撮影制御部
    を備えたことを特徴とするX線撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020119776A (ja) * 2019-01-24 2020-08-06 キヤノン株式会社 放射線撮影システム、制御装置および制御方法

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