JP2002177174A - 掃除機用隙間ノズル - Google Patents

掃除機用隙間ノズル

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JP2002177174A
JP2002177174A JP2000385747A JP2000385747A JP2002177174A JP 2002177174 A JP2002177174 A JP 2002177174A JP 2000385747 A JP2000385747 A JP 2000385747A JP 2000385747 A JP2000385747 A JP 2000385747A JP 2002177174 A JP2002177174 A JP 2002177174A
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Mitsuko Sato
光子 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様な隙間に対応し得る幅と隙間の掃除に適
した長さと長手方向の強さを有し隙間の吸塵を行う事が
可能であり、隙間で吸込んだゴミや塵で目詰まりしない
掃除機用隙間ノズルを提供することを目的とする。 【解決手段】 掃除機用隙間ノズル1は、隙間掃除用と
して掃除機のホースに組み合わせ連結して使用される弾
力性を有するパイプ状素材の一方端に吸塵口3および他
方端に掃除機のホースとの連結部4を設けたパイプ部材
2で、差し込む隙間の両側部から掛かる押し圧により隙
間に対応する幅の扁平に押し潰され、隙間から引き出す
と押し潰されていた形状が復元する機能を有し、隙間掃
除に適した長さと長手方向の強さを具備して構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は掃除機の隙間用吸
込具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、掃除機で家具と家具や壁の隙間お
よび脚付きの家具と床の隙間の吸塵を行う場合は、掃除
機のホースに、硬質合成樹脂素材のパイプ部材を扁平に
潰して形成した隙間ノズルを、掃除機の用途別交換部品
である吸込具の中から選び連結して用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】掃除機の吸込具は交換
部品として用途別に様々な工夫がなされており、じゅう
たん用には回転ブラシで糸屑や髪の毛が掻き採れるも
の、さんや棚用には塵払いブラシが設けてあるもの、カ
ーテン、ソファー、布団用には開閉式調節口が設けられ
クロス類が吸込まれないように吸込み力を調節できるも
の等があり、それぞれそれなりの効果は得られている
が、隙間用の吸込具は、一口に隙間と言っても一定の隙
間ではないので、いまだ十分に塵を除去する目的を達す
る事は出来ない。それには以下のような問題がある。
【0004】掃除機で隙間の吸塵を行う場合は、硬質合
成樹脂素材のパイプ部材を扁平に潰して形成した隙間ノ
ズルを、掃除機のホースに連結して用いられているが、
前記硬質のパイプ部材は吸引した塵が狭いパイプ内部に
目詰まりし易く、その弊害を避けて一般のパイプ部材は
長さが短く形成されており、連結式や引出し式で伸縮自
在に調節する隙間ノズルもあるが、隙間に差し込む狭い
パイプ内部は長い分だけ吸引した塵が目詰まりし易いの
で、隙間の塵を除去する目的を達する事が出来ない。
【0005】また、隙間ノズルの一部にジャバラなどを
設けて吸塵口の角度を変えて吸塵するものもあるが、こ
のタイプは、ジャバラを設けることにより太く大きくな
るので、差し入れることができる隙間の幅は限られる。
<BR>
【0006】さらに、隙間ノズルに詰まった塵を除去す
る為に、細い棒を用いて突いたり掻き出したり面倒な手
間が掛かり、そのような努力をしても固く詰まった塵を
除去出来ない場合もあり、塵を掻きだす作業は非衛生的
である。
【0007】本発明は、上述した問題点に鑑み、多様な
隙間に対応し得る幅と隙間の掃除に適した長さと長手方
向の強さを有し、隙間の吸塵を行う事が可能な掃除機用
隙間ノズルを提供することを目的とする。
【0008】また、隙間で吸引したゴミや塵で目詰まり
しない掃除機用隙間ノズルを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1〜請求項3に記
載の本発明の隙間ノズルは、弾力性を有するパイプ部材
の一方端を斜めに切断して吸塵口とし、他方端部には掃
除機のホースにつなぐ連結部を設けて一体に形成して構
成される。弾力性を有するパイプ部材は、パイプの形状
による強さ、さらに長さによっては補強による長手方向
の強さを有し、隙間に差し込む際に隙間の両側部から掛
かる押圧により前記パイプ部材は差し込む隙間に対応す
る幅の扁平に押し潰されるので隙間の奥へ挿入する事が
可能で隙間の吸塵を行う。隙間から引き出すと扁平に押
し潰されていた前記パイプ部材の形状が復元する機能を
有する事によりゴミや塵による目詰まりが防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の掃除機用隙間ノズル1
は、弾力性を有する合成樹脂を素材とするパイプ部材2
であるが、パイプ状に形成することにより隙間に差し込
むことが可能な長手方向の強さを得る程度の弾力性と適
宜厚みを有する。<BR>
【0011】なお、隙間に差し込む際に隙間の両側部か
ら掛かる押圧により、前記パイプ部材2は、その一端部
に設けられた吸塵口3から順次差し込む隙間に対応する
幅の扁平に押し潰されるので隙間の奥へ挿入する事が可
能になり隙間の吸塵を行い、たとえ前記パイプ部材2の
中に吸引したゴミや塵が目詰まりしても隙間から引き出
すと扁平に押し潰されていた前記パイプ部材2の形状が
復元するので、目詰まりしていたゴミや塵は掃除機の集
塵部へ容易に通り抜け除去される。
【0012】請求項2および請求項3の発明によれば、
前記パイプ部材2は長手方向に補強されることにより強
いパイプを形成する。また、前記パイプ部材2は差し込
む隙間に対応する幅の扁平に押し潰されて隙間の奥へ挿
入することが可能で、隙間から引き出すと扁平に押し潰
されていた前記パイプ部材2の形状が復元する機能を有
しているので、吸引したゴミや塵が前記パイプ部材2内
に目詰まりしないで隙間の吸塵が行える。
【0013】請求項4の発明によれば、脚付きの家具1
0と床面11の間など横向きの隙間の吸塵を行う場合
に、掃除機のホースに連結した隙間ノズル1を横向きの
隙間に差し込み左右に振り動かして吸塵する場合に、該
パイプ部材2の吸塵口3寄り周部に設けた副吸塵口8か
ら床面11のゴミや塵を効率的に吸引することができ
る。
【0014】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を解説す
る。<BR> 図1は本発明の第1実施例の斜視図、図2は第1実施例
の使用状態を示す作用例図である。
【0015】本発明の隙間ノズル1は、弾力性と適宜厚
みを有する合成樹脂を素材としたパイプ部材2の一方端
を斜めに切断して吸塵口3とし、他方端部には掃除機の
ホースにつなぐ連結部4を設けて一体に形成して構成さ
れる。前記パイプ部材2は連結部4と一体に単なる円筒
形または吸塵口3を連結部4より細く形成する。
【0016】また、弾力性を有する合成樹脂素材からな
るパイプ部材2であるが、パイプ状に形成することによ
り隙間に差し込むことが可能な長手方向の強さを得る。
【0017】弾力性を有するパイプ部材2は、図2に示
すように、差し込む隙間の両側の壁面9、家具10や床
面11の押し圧に対応する幅の扁平に押し潰されて隙間
の奥へ挿入することが可能で、隙間から引き出すと扁平
に押し潰されていた前記パイプ部材2の形状が復元す
る。
【0018】図3は本発明の第2実施例の斜視図、図4
は第2実施例の吸塵口を示す拡大正面図である。
【0019】第2実施例の隙間ノズル1は、弾力性を有
する合成樹脂素材からなる吸塵口3付きパイプ部材2
に、掃除機のホースとの連結部4と一体にパイプ部材2
の長手方向に筋突部5を形成することにより、パイプ部
材2は長手方向に補強された強いパイプになり、隙間の
奥へ挿入するのに適した長さに形成することができる。
【0020】図5は本発明の第3実施例の斜視図、図6
は第3実施例の吸塵口を示す拡大正面図である。
【0021】第3実施例の隙間ノズル1は、弾力性を有
する合成樹脂素材からなる吸塵口3付きパイプ部材2
に、掃除機のホースとの連結部4と一体にパイプ部材2
の長手方向に肉厚板状部6及び屈曲部7を形成すること
により、パイプ部材2は長手方向に補強された強いパイ
プになり、隙間の奥へ挿入するのに適した長さに形成す
ることができる。
【0022】第2実施例および第3実施例において、そ
れぞれ長手方向に補強された弾力性を有するパイプ部材
2は、図2に示す第1実施例と同様に、差し込む隙間の
両側の壁面9、家具10や床面11の押し圧に対応する
幅の扁平に押し潰されて隙間の奥へ挿入することが可能
で、隙間から引き出すと扁平に押し潰されていた前記パ
イプ部材2の形状が復元する。
【0023】第2実施例および第3実施例において、そ
れぞれの弾力性を有するパイプ部材2は、差し込む隙間
の両側の押圧により隙間に対応する幅の扁平に押し潰さ
れ、隙間から引き出すと扁平に押し潰されていた前記パ
イプ部材2の形状が復元することにより、吸引したゴミ
や塵がパイプ内部に目詰まりしない。
【0024】図7は本発明の第4実施例の掃除機用隙間
ノズルを示す側面図、図8は副吸塵口部のA−A線拡大断
面図、図9は横向きの隙間に差し入れた状態の副吸塵口
の作用例図である。
【0025】第4実施例においては、隙間ノズル1を家
具10と床面11の横向きの隙間に差し込み左右に振り
動かして吸塵すると、該パイプ部材2の吸塵口3寄り周
部に設けた副吸塵口8からゴミや塵を効率よく吸入する
ことができる。副吸塵口8は実施例1〜実施例3のいず
れの隙間ノズル1にも設けることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の隙間ノズルによれば、多様な隙
間に対応して吸塵を行う事ができる。さらに、本発明の
隙間ノズルによれば、前記パイプ部材は隙間で吸引した
ゴミや塵で目詰まりしない。
【0027】すなわち、本発明によれば、隙間掃除用と
して掃除機のホースに組み合わせ連結使用されるパイプ
部材は、弾力性を有する合成樹脂素材からなり、隙間掃
除に適した長さと長手方向の強さを有し、差し込む隙間
の両側部から掛かる押し圧により、前記パイプ部材はそ
の一端部に設けられた吸塵口から順次、差し込む隙間に
対応する幅の扁平に押し潰されるので隙間の奥へ挿入す
ることが可能になり、隙間の吸塵を行うことができる。
また、横向きの隙間においては副吸塵口から効率よくゴ
ミや塵を吸引することができる。
【0028】また、本発明によれば、前記パイプ部材が
隙間に差し込まれて扁平に押し潰された形状において吸
引したゴミや塵が前記パイプ部材内部に目詰まりしたと
しても、隙間から引き出すと扁平に押し潰されていた前
記パイプ部材の形状が復元する機能を有するので、目詰
まりしたゴミや塵は、前記パイプ部材内部から掃除機の
集塵部へ容易に吸引除去され、前記パイプ部材内部に目
詰まりしない。実施例で示したいずれの隙間ノズルも、
構造が非常に簡単でコストが低廉であり、従来には見ら
れない機能的で扱い易い隙間ノズルを広く提供すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す掃除機用隙間ノズル
の斜視図である。
【図2】第1実施例の使用状態を示す作用例図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す掃除機用隙間ノズル
の斜視図である。
【図4】第2実施例の吸塵口を示す拡大正面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す掃除機用隙間ノズル
の斜視図である。
【図6】第3実施例の吸塵口を示す拡大正面図である。
【図7】本発明の第4実施例を示す掃除機用隙間ノズル
の側面図である。
【図8】第4実施例を示す副吸塵口のA−A線拡大断面図
である。
【図9】第4実施例の使用状態を示す副吸塵口の作用例
図である。
【符号の説明】
1 隙間ノズル 2 パイプ部材 3 吸塵口 4 連結部 5 筋突部 6 肉厚板状部 7 屈曲部 8 副吸塵口 9 壁面 10 家具 11 床面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月8日(2002.1.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 掃除機用隙間ノズル
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は掃除機の隙間用吸
込具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、掃除機で家具と家具や壁の隙間お
よび脚付きの家具と床の隙間の吸塵を行う場合は、掃除
機のホースに、硬質合成樹脂素材のパイプ部材を扁平に
潰して形成した隙間ノズルを、掃除機の用途別交換部品
である吸込具の中から選び連結して用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】掃除機の吸込具は交換
部品として用途別に様々な工夫がなされており、じゅう
たん用には回転ブラシで糸屑や髪の毛が掻き採れるも
の、さんや棚用には塵払いブラシが設けてあるもの、カ
ーテン、ソファー、布団用には開閉式調節口が設けられ
クロス類が吸込まれないように吸込み力を調節できるも
の等があり、それぞれそれなりの効果は得られている
が、隙間用の吸込具は、一口に隙間と言っても一定の隙
間ではないので、いまだ十分に塵を除去する目的を達す
る事は出来ない。それには以下のような問題がある。
【0004】掃除機で隙間の吸塵を行う場合は、硬質合
成樹脂素材のパイプ部材を扁平に潰して形成した隙間ノ
ズルを、掃除機のホースに連結して用いられているが、
前記硬質のパイプ部材は吸引した塵が狭いパイプ内部に
目詰まりし易く、その弊害を避けて一般のパイプ部材は
長さが短く形成されており、連結式や引出し式で伸縮自
在に調節する隙間ノズルもあるが、隙間に差し込む狭い
パイプ内部は長い分だけ吸引した塵が目詰まりし易いの
で、隙間の塵を除去する目的を達する事が出来ない。
【0005】また、隙間ノズルの一部にジャバラなどを
設けて吸塵口の角度を変えて吸塵するものもあるが、こ
のタイプは、ジャバラを設けることにより太く大きくな
るので、差し入れることができる隙間の幅は限られる。
【0006】さらに、隙間ノズルに詰まった塵を除去す
る為に、細い棒を用いて突いたり掻き出したり面倒な手
間が掛かり、そのような努力をしても固く詰まった塵を
除去出来ない場合もあり、塵を掻きだす作業は非衛生的
である。
【0007】本発明は、上述した問題点に鑑み、多様な
隙間に対応し得る幅と隙間の掃除に適した長さと長手方
向の強さを有し、隙間の吸塵を行う事が可能な掃除機用
隙間ノズルを提供することを目的とする。また、隙間で
吸引したゴミや塵で目詰まりしない掃除機用隙間ノズル
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1及び請求項2に
記載の本発明の掃除機用隙間ノズルは、弾力性を有する
パイプ部材の一方端を吸塵口とし、他方端部には掃除機
のホースにつなぐ連結部を設けて一体に形成して構成さ
れる。弾力性を有するパイプ部材は、パイプの形状によ
る強さ、さらに長さによっては補強による長手方向の強
さを有し、隙間に差し込む際に隙間の両側部から掛かる
押圧により前記パイプ部材は差し込む隙間に対応する幅
の扁平に押し潰されるので隙間の奥へ挿入する事が可能
で隙間の吸塵を行う。隙間から引き出すと扁平に押し潰
されていた前記パイプ部材の形状が復元する機能を有す
る事によりゴミや塵による目詰まりが防止される。
【0009】本発明の掃除機用隙間ノズルは、弾力性を
有する合成樹脂を素材とするパイプ部材であるが、パイ
プ状に形成することにより隙間に差し込むことが可能な
長手方向の強さを得る程度の弾力性と適宜厚みを有す
る。
【0010】隙間に差し込む際に隙間の両側部から掛か
る押圧により、前記パイプ部材は、その一端部に設けら
れた吸塵口から順次差し込む隙間に対応する幅の扁平に
押し潰されるので隙間の奥へ挿入する事が可能になり隙
間の吸塵を行い、たとえ前記パイプ部材の中に吸引した
ゴミや塵が目詰まりしても隙間から引き出すと扁平に押
し潰されていた前記パイプ部材の形状が復元するので、
目詰まりしていたゴミや塵は掃除機の集塵部へ容易に通
り抜け除去される。
【0011】前記パイプ部材は長手方向に補強されるこ
とにより強いパイプを形成する。また、前記パイプ部材
は差し込む隙間に対応する幅の扁平に押し潰されて隙間
の奥へ挿入することが可能で、隙間から引き出すと扁平
に押し潰されていた前記パイプ部材の形状が復元する機
能を有しているので、吸引したゴミや塵が前記パイプ部
材内に目詰まりしないで隙間の吸塵が行える。
【0012】請求項3の発明によれば、脚付きの家具と
床面の間など横向きの隙間の吸塵を行う場合に、掃除機
のホースに連結した隙間ノズルを横向きの隙間に差し込
み左右に振り動かして吸塵する場合に、該パイプ部材の
吸塵口寄り周部に設けた副吸塵口から床面のゴミや塵を
効率的に吸引することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を解説する。図1は本発明の第1実施形態の斜視
図、図2は第1実施形態の使用状態を示す図である。
【0014】隙間ノズル1は、弾力性と適宜厚みを有す
る合成樹脂を素材としたパイプ部材2の一方端を斜めに
切断して吸塵口3とし、他方端部には掃除機のホースに
つなぐ連結部4を設けて一体に形成して構成される。前
記パイプ部材2は連結部4と一体に単なる円筒形または
吸塵口3を連結部4より細く形成する。
【0015】また、弾力性を有する合成樹脂素材からな
るパイプ部材2であるが、パイプ状に形成することによ
り隙間に差し込むことが可能な長手方向の強さを得る。
弾力性を有するパイプ部材2は、図7に示すように、差
し込む隙間の両側の壁面、家具10や床面11の押し圧
に対応する幅の扁平に押し潰されて隙間の奥へ挿入する
ことが可能で、隙間から引き出すと扁平に押し潰されて
いた前記パイプ部材2の形状が復元する。
【0016】隙間ノズル1は、弾力性を有する合成樹脂
素材からなる吸塵口3付きパイプ部材2に、掃除機のホ
ースとの連結部4と一体のパイプ部材2の長手方向に沿
って複数本の筋突部5を形成することにより、パイプ部
材2は長手方向に補強された強いパイプになり、隙間の
奥へ挿入するのに適した長さに形成することができる。
【0017】図3は本発明の第2実施形態の斜視図、図
4は第2実施形態の吸塵口を示す拡大正面図である。第
2実施形態の隙間ノズル1は、弾力性を有する合成樹脂
素材からなる吸塵口3付きパイプ部材2に、掃除機のホ
ースとの連結部4と一体のパイプ部材2の長手方向に沿
って複数の肉厚板状部6及び肉厚板状部6の間の薄い屈
曲部7を形成することにより、隙間の奥へ挿入するのに
適した長さに形成することができる。
【0018】第1実施形態において、長手方向に補強さ
れた弾力性を有するパイプ部材2は、差し込む隙間の両
側の壁面9、家具10や床面11の押し圧に対応する幅
の扁平に押し潰されて隙間の奥へ挿入することが可能
で、隙間から引き出すと扁平に押し潰されていた前記パ
イプ部材2の形状が復元する。
【0019】第1実施形態および第2実施形態におい
て、弾力性を有するパイプ部材2は、差し込む隙間の両
側の押圧により隙間に対応する幅の扁平に押し潰され、
隙間から引き出すと扁平に押し潰されていた前記パイプ
部材2の形状が復元することにより、吸引したゴミや塵
がパイプ内部に目詰まりしない。
【0020】図5は本発明の第3実施形態の掃除機用隙
間ノズルを示す側面図、図6は副吸塵口部のA−A線拡
大断面図、図7は横向きの隙間に差し入れた状態の副吸
塵口の作用例図である。第3実施形態においては、隙間
ノズル1を家具10と床面11の横向きの隙間に差し込
み左右に振り動かして吸塵すると、該パイプ部材2の吸
塵口3寄り周部に設けた副吸塵口8からゴミや塵を効率
よく吸入することができる。副吸塵口8は第1実施形態
及び第2実施形態のいずれの隙間ノズル1にも設けるこ
とができる。
【0021】
【発明の効果】本発明の隙間ノズルによれば、多様な隙
間に対応して吸塵を行う事ができる。さらに、本発明の
隙間ノズルによれば、前記パイプ部材は隙間で吸引した
ゴミや塵で目詰まりしない。
【0022】すなわち、本発明によれば、隙間掃除用と
して掃除機のホースに組み合わせ連結使用されるパイプ
部材は、弾力性を有する合成樹脂素材からなり、隙間掃
除に適した長さと長手方向の強さを有し、差し込む隙間
の両側部から掛かる押し圧により、前記パイプ部材はそ
の一端部に設けられた吸塵口から順次、差し込む隙間に
対応する幅の扁平に押し潰されるので隙間の奥へ挿入す
ることが可能になり、隙間の吸塵を行うことができる。
また、横向きの隙間においては副吸塵口から効率よくゴ
ミや塵を吸引することができる。
【0023】また、本発明によれば、前記パイプ部材が
隙間に差し込まれて扁平に押し潰された形状において吸
引したゴミや塵が前記パイプ部材内部に目詰まりしたと
しても、隙間から引き出すと扁平に押し潰されていた前
記パイプ部材の形状が復元する機能を有するので、目詰
まりしたゴミや塵は、前記パイプ部材内部から掃除機の
集塵部へ容易に吸引除去され、前記パイプ部材内部に目
詰まりしない。実施例で示したいずれの隙間ノズルも、
構造が非常に簡単でコストが低廉であり、従来には見ら
れない機能的で扱い易い隙間ノズルを広く提供すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す掃除機用隙間ノズ
ルの斜視図である。
【図2】第1実施形態の吸塵口を示す拡大正面図であ
る。
【図3】本発明の第2実施形態を示す掃除機用隙間ノズ
ルの斜視図である。
【図4】第2実施形態の吸塵口を示す拡大正面図であ
る。
【図5】本発明の第3実施形態を示す掃除機用隙間ノズ
ルの側面図である。
【図6】第3実施形態を示す副吸塵口のA−A線拡大断
面図である。
【図7】第3実施形態の使用状態を示す副吸塵口の作用
例図である。
【符号の説明】 1 隙間ノズル 2 パイプ部材 3 吸塵口 4 連結部 5 筋突部 6 肉厚板状部 7 屈曲部 8 副吸塵口 10 家具 11 床面
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図5】
【図3】
【図6】
【図7】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾力性を有するパイプ素材の一方端に吸
    塵口および他方端に掃除機のホースとの連結部を設けた
    パイプ部材で、隙間掃除に適した長さと長手方向の強さ
    を有し、吸塵を行う隙間に差し込むと、隙間の両側部か
    ら掛かる押し圧により隙間に対応する幅の扁平に押し潰
    され、隙間から引き出すと形状が復元することを特徴と
    した掃除機用隙間ノズル。
  2. 【請求項2】 隙間ノズルを形成する弾力性を有するパ
    イプ部材の一端部に設けられた掃除機のホースとの連結
    部と一体に、複数本の筋突部が前記パイプ部材の長手方
    向に形成されている、請求項1に記載の掃除機用隙間ノ
    ズル。
  3. 【請求項3】 隙間ノズルを形成する弾力性を有するパ
    イプ部材の一端部に設けられた掃除機のホースとの連結
    部と一体に、複数枚の肉厚板状部と該板状部と交互に薄
    い屈曲部が前記パイプ部材の長手方向に形成されてい
    る、請求項1に記載の掃除機用隙間ノズル。
  4. 【請求項4】 隙間ノズルを形成する弾力性を有するパ
    イプ部材の一端部に設けられた吸塵口寄り周部に、複数
    個の副吸塵口を設けた請求項1〜請求項3のいずれか一
    つの項に記載する掃除機用隙間ノズル。
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