JP2002177035A - 椅子として使用することのできるバッグ - Google Patents

椅子として使用することのできるバッグ

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JP2002177035A
JP2002177035A JP2000382564A JP2000382564A JP2002177035A JP 2002177035 A JP2002177035 A JP 2002177035A JP 2000382564 A JP2000382564 A JP 2000382564A JP 2000382564 A JP2000382564 A JP 2000382564A JP 2002177035 A JP2002177035 A JP 2002177035A
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bag
chair
shaped
rucksack
seat plate
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Kosaku Egawa
幸作 江川
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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要時に椅子として使用することのできるリ
ュックサック等のバッグであって、椅子として使用する
ときに安定して腰掛けることのできるバッグを提供す
る。 【解決手段】 袋本体3の前面部7外周及び後面部外周
に沿うように、この袋本体3に縦長長方形の環状パイプ
体13、19を取り付ける。袋本体3に、環状パイプ体
13、19の上端部43、45がはまり込むはめ込み溝
47を有する座板41を取り付けておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リュックサック等
のバッグであって、必要時に安定性のある、あるいは座
り心地の良い椅子として使用することのできるバッグに
関する。
【0002】
【従来の技術】ハイキングや適度な運動の登山では、背
中に背負うバッグであるリュックサックが多く使用され
ている。リュックサックは柔軟で耐久性に優れた布地等
の素材で形成され、開口部周囲に通された引き締め紐を
緩めたり引き締めたりすることによって、あるいはファ
スナーを開閉することによって開口部を開けたり閉めた
りすることができるように構成されている。アウトドア
スポーツに多く使用されるこのようなリュックサック
が、必要時に椅子として利用することができるものであ
れば非常に便利である。
【0003】必要時に椅子として利用することができる
リュックサックとしては、交差パイプを組み込んだもの
が知られている。交差パイプの上端部間には座布が取り
付けられていて、通常は畳んだ状態の交差パイプを必要
時に広げて張られた座布上に腰掛けて使用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな椅子兼用リュックサックでは、座部が交差パイプ間
に張られた布であるために、使用者が腰掛けたときに安
定性に欠けるという、あるいは座り心地が良くないとい
う欠点がある。
【0005】そこで本発明は、必要時に椅子として使用
することのできるリュックサック等のバッグであって、
椅子として使用するときに安定して腰掛けることのでき
るバッグを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明のバッグは、必要時に椅子として使用すること
のできるバッグであって、柔軟な素材で形成されたバッ
グ本体と、このバッグ本体に取り付けられた複数本の棒
状又はパイプ状脚部と、裏面側に前記棒状又はパイプ状
脚部の上端部を収容する位置決め用収容凹部が形成され
た剛性を有する、あるいは硬質の座板と、を備え、前記
位置決め用収容凹部が前記棒状又はパイプ状脚部の前記
上端部を収容した状態で前記座板が前記棒状又はパイプ
状脚部に載置されて椅子を構成するものである。座部は
剛性を備えたプレート体なので安定して腰掛けることが
できる。座板の裏面側には棒状又はパイプ状脚部の上端
部を収容する位置決め用収容凹部が形成されているの
で、座板の固定性及び脚部の保型性を確保できる。本発
明が適用されるバッグとしては、例えばリュックサッ
ク、ショルダーバッグあるいは手提げバッグなどが考え
られる。
【0007】座板が、椅子として使用するときにはじめ
て棒状又はパイプ状脚部(の上端)に載置されるように
構成される場合と、バッグとしての使用時にも棒状又は
パイプ状脚部に載置されているように構成される場合と
がある。椅子として使用するときにはじめて座板が棒状
又はパイプ状脚部に載置されるような構成の場合には、
座板は、バッグとしての使用時にバッグ本体の側周部又
は底部に沿うように配置されているのが普通である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0009】図1は本発明を適用した第1のリュックサ
ックのカバーを開けた状態の斜視図、図2は第1のリュ
ックサックのカバーを閉めた状態の斜視図である。
【0010】第1のリュックサック1は、柔軟な又は可
撓性を有する布素材で形成された袋本体3と、袋本体3
の後面部に縫い付けられて取り付けられた左右一対の肩
掛け帯5と、袋本体3の前面部7外周に沿うようにこの
袋本体3に取り付けられ、縦方向に延びる一側部9及び
他側部11がそれぞれ脚部を形成している縦長長方形の
前側環状パイプ体13と、袋本体3の後面部外周に沿う
ようにこの袋本体3に取り付けられ、縦方向に延びる一
側部15及び他側部17がそれぞれ脚部を形成している
縦長長方形の後側環状パイプ体19と、から構成されて
いて、袋本体3には、一側面部21の高さ方向ほぼ中央
から上面部23を通って他側面部25の高さ方向ほぼ中
央まで延びるように形成された、ファスナ27によって
開閉される、収容物出し入れ用の開口部が形成されてい
る。
【0011】袋本体3の後面部上端には、この袋本体3
と同一の布素材で形成された幅広のカバー29の後端が
縫い付けられて取り付けられ、このカバー29の先端部
の外面側には、先端にプラスチック製の雌接続具31を
有する左右一対の布製接続帯部材33の後側部が縫い付
けられ、取り付けられている。袋本体3の前面部7下端
には、雌接続具31にはまり込んで取り外し可能に接続
されるプラスチック製の雄接続具35を先端に有する、
左右一対の長さ調整可能な布製接続帯部材37の基部が
縫い付けられ、取り付けられている。
【0012】袋本体3の前面部7上端には、取り付け紐
状体39によってプラスチック製の座板41が吊り下げ
られ、この座板41の裏面には、前側及び後側(吊り下
げ状態では上側及び下側)にそれぞれ、一側端から他側
端に至る、前側環状パイプ体13及び後側環状パイプ体
19の上端部43、45がはまり込むはめ込み溝47が
形成されている。リュックサックとしての使用時には、
座板41は袋本体3の前面部7(側周部の一部分)に沿
って吊り下げられている。なお、座板41を、例えば袋
本体3の前面部7に設けられたポケットに収容しておい
たり、袋本体3内に収容しておいてもよい。
【0013】後側環状パイプ体19の脚部15、17
(一側部及び他側部)にはそれぞれ、高さ方向ほぼ中央
に補強用金属製アーム49(脚部15側のもののみ図
示)の後端が回転可能に取り付けられていて、この補強
用金属製アーム49の前端部には固定用切り込み51が
形成されている。前側環状パイプ体13の脚部9、11
(一側部及び他側部)にはそれぞれ、高さ方向ほぼ中央
に補強用金属製アーム49の固定用切り込み51にはま
り込む固定用ピン53(脚部9側のもののみ図示)が突
出形成されている。補強用金属製アーム49の後端の回
転取り付け部から前端又は先端の固定用切り込み51ま
での距離は、座板41の前側及び後側のはめ込み溝47
間の距離とほぼ等しくなるように設定されている。補強
用金属製アーム49の固定用切り込み51に固定用ピン
53をはめ込むことにより、前側環状パイプ体13と後
側環状パイプ体19との高さ方向ほぼ中間での、あるい
は上端部43、45よりも下側での間隔が一定に保持さ
れる。図では概略的に示されているが、固定用切り込み
51と固定用ピン53とのはめ込み構造は、固定用切り
込み51から固定用ピン53が容易にはずれることがな
いように構成されるべきである。
【0014】なお、脚部を構成するために前後一対の環
状パイプ体を用いる必要は必ずしもない。例えば、前側
環状パイプ体13の代わりに、袋本体3の前面部7の幅
方向中央に上下方向に延びる一本のパイプ(脚部)を取
り付け、前側のはめ込み溝47の代わりにこの一本のパ
イプの上端を収容する凹部又は有底孔を座板41に形成
してもよい。さらに、環状パイプ体を用いずに、3本又
は4本の別々のパイプ体を上下方向に延びるように袋本
体3に取り付け、座板41にこれらのパイプ体の上端を
収容する3つ又は4つの凹部又は有底孔を形成してもよ
い。
【0015】図3は第1のリュックサック1を椅子とし
て構成し使用する場合を概略的に示す側面図である。
【0016】まず、前側及び後側のはめ込み溝47がそ
れぞれ、前側環状パイプ体13の上端部43及び後側環
状パイプ体19の上端部45にはまり込むように、座板
41を前側環状パイプ体13及び後側環状パイプ体19
上に載置する。次に、補強用金属製アーム49を回転さ
せて、固定用切り込み51に固定用ピン53がはまり込
むようにする。前側環状パイプ体13及び後側環状パイ
プ体19は、座板41及び補強用金属製アーム49によ
る変形防止機能により保型され、ほぼ直方体状の安定し
た椅子が構成されることとなる。
【0017】図4は第2のリュックサックを椅子として
構成し使用する場合を概略的に示す側面図である。
【0018】第2のリュックサック55は第1のリュッ
クサック1の補強用金属製アーム49の構成を変更した
ものである。第2のリュックサック55の補強用金属製
アーム57の後端の回転取り付け部から先端の固定用切
り込み59までの距離は、座板41の前側及び後側のは
め込み溝47間の距離よりも長くなるように構成されて
いる。したがって、第2のリュックサック55を椅子と
して使用する場合には、前側環状パイプ体13と後側環
状パイプ体19とは下側が前後に開いた状態となり、よ
り安定した、あるいは保型性に優れた椅子が構成される
こととなる。この場合には特に、座板41のはめ込み溝
47から環状パイプ体13、19の上端部43、45が
容易にはずれないように構成すべきである。
【0019】図5は第3のリュックサックのカバーを開
けた状態の斜視図、図6は第3のリュックサックのカバ
ーを閉めた状態の斜視図である。
【0020】第3のリュックサック61は第1のリュッ
クサック1の座板41の構成及び取り付け構造を変更し
たものである。第3のリュックサック61の座板63は
カバー29の内面側に接着剤で固定されている。したが
って、通常のリュックサックとしての使用時にも、座板
63は、はめ込み溝65が前側環状パイプ体13及び後
側環状パイプ体19の上端部43、45を収容した状態
で前側環状パイプ体13及び後側環状パイプ体19上に
載置されている。座板63は前後方向の幅が狭くなるよ
うに、かつはめ込み溝65の間隔が狭くなるように形成
されている。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバッグ
は、必要時に座り心地のよい椅子として使用することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1のリュックサックのカバ
ーを開けた状態の斜視図である。
【図2】第1のリュックサックのカバーを閉めた状態の
斜視図である。
【図3】第1のリュックサックを椅子として構成し使用
する場合を概略的に示す側面図である。
【図4】第2のリュックサックを椅子として構成し使用
する場合を概略的に示す側面図である。
【図5】第3のリュックサックのカバーを開けた状態の
斜視図である。
【図6】第3のリュックサックのカバーを閉めた状態の
斜視図である。
【符号の説明】
1 第1のリュックサック 3 袋本体 9、15 一側部(脚部) 11、17 他側部(脚部) 41、63 座板 47、65 はめ込み溝 55 第2のリュックサック 61 第3のリュックサック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必要時に椅子として使用することのでき
    るバッグであって、 柔軟な素材で形成されたバッグ本体と、このバッグ本体
    に取り付けられた複数本の棒状又はパイプ状脚部と、裏
    面側に前記棒状又はパイプ状脚部の上端部を収容する位
    置決め用収容凹部が形成された剛性を有する座板と、を
    備え、 前記位置決め用収容凹部が前記棒状又はパイプ状脚部の
    前記上端部を収容した状態で前記座板が前記棒状又はパ
    イプ状脚部に載置されて椅子を構成する、ことを特徴と
    する椅子として使用することのできるバッグ。
  2. 【請求項2】 前記座板は、バッグとしての使用時には
    前記バッグ本体の側周部又は底部に沿うように配置され
    ていて、椅子としての使用時に前記棒状又はパイプ状脚
    部に載置されて椅子を構成する、ことを特徴とする請求
    項1記載の椅子として使用することのできるバッグ。
  3. 【請求項3】 前記座板は、バッグとしての使用時にも
    前記棒状又はパイプ状脚部に載置されて椅子を構成して
    いる、ことを特徴とする請求項1記載の椅子として使用
    することのできるバッグ。
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