JP2002176483A - 携帯電話並びに携帯電話用鏡 - Google Patents

携帯電話並びに携帯電話用鏡

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JP2002176483A
JP2002176483A JP2000370142A JP2000370142A JP2002176483A JP 2002176483 A JP2002176483 A JP 2002176483A JP 2000370142 A JP2000370142 A JP 2000370142A JP 2000370142 A JP2000370142 A JP 2000370142A JP 2002176483 A JP2002176483 A JP 2002176483A
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mobile phone
mirror
mirror sheet
display unit
sheet
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JP2000370142A
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Kiyomi Kuroki
清巳 黒木
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SATSUMAYA SHOTEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外出先においても手鏡の携行忘れにより自分
の容姿を確認できない状況の発生を大幅に低減でき、こ
れら手鏡の携行中等における破損をし難くできる携帯電
話並びに携帯電話用鏡を提供すること。 【解決手段】 無線回線を通じて双方向の同時通話が可
能とされ、且つ所有者が携行可能とされた携帯電話1で
あって、前記所有者が自分の容姿を目視確認可能な鏡部
材10を具備すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、自分の容姿等を
目視確認することのできる携帯電話並びに携帯電話用鏡
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外出先にて自分の容姿を確認する
手法としては、持ち運び可能な小型の手鏡を携行して必
要に応じて自分の姿を該手鏡に映して自分の容姿等を確
認することがなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
手鏡は、携行可能とするために、比較的小型のものであ
ることから携行するのを忘れ易いとともに紛失をし易
く、必要なときに自分の容姿を確認できない場合があり
不便であるばかりか、従来においてこれら手鏡はガラス
製であって、ケース等に格納されていても携行において
破損しやすいという問題があった。
【0004】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、外出先においても手鏡の携行忘れに
より自分の容姿を確認できない状況の発生を大幅に低減
でき、これら手鏡の携行中等における破損をし難くでき
る携帯電話並びに携帯電話用鏡を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の携帯電話は、無線回線を通じて双方向
の同時通話が可能とされ、且つ所有者が携行可能とされ
た携帯電話であって、前記所有者が自分の容姿を目視確
認可能な鏡部材を具備することを特徴としている。この
特徴によれば、携帯電話に鏡部材を設けることで、所持
者は該携帯電話を携行するのみで、外出先において自分
の容姿を目視確認できるようになり、従来の携行忘れに
伴う不便を極力解消できるばかりか、該鏡部材が比較的
堅牢な携帯電話端末に設けられていることで、携行中に
おいて該鏡部材が破損し難くなる。
【0006】本発明の携帯電話は、前記鏡部材が、前記
携帯電話の表示部上に該表示部上面位置より離脱可能に
設けられていることが好ましい。このようにすれば、携
帯電話の表示部は、所持者が対面して表示を目視し易い
ように設計されているため、所持者が自分の容姿を確認
する鏡部材の配置位置として好適であるばかりか、これ
ら鏡部材の配置により表示部の表示内容が見難い或いは
見えなくなってしまうことを、これら表示がなされる携
帯電話の使用時において前記鏡部材をスライドして表示
部上より移動させることで回避できる。
【0007】本発明の携帯電話は、前記表示部が内面と
なるように本体部が折曲げ可能とされていることが好ま
しい。このようにすれば、前記折曲げられた本体内面に
異物等が侵入した際に、表示部上面に傷等がつかないよ
うに該表示部が保護される。
【0008】本発明の携帯電話用鏡は、所定厚みの樹脂
フィルムの一面に可視光を反射する光反射層を有する鏡
シートと、該鏡シートをスライド可能に収容し、携帯電
話の表示部上に装着可能とされた枠体と、から成り、前
記枠体は、収容している前記鏡シートのスライドにより
前記表示部が露出する所定大きさの開口を有することを
特徴としている。この特徴によれば、前記枠体をその開
口内に装着する携帯電話の表示部が位置するように該携
帯電話に装着することで、所持者が自分の容姿を確認し
易い好適な位置である表示部に鏡部材の配置できるとと
もに、これら鏡部材の配置により表示部の表示内容が見
難い或いは見えなくなってしまうことを、これら表示が
なされる携帯電話の使用時において前記鏡部材をスライ
ドして表示部上より移動させることで回避できる。
【0009】本発明の携帯電話用鏡は、前記鏡シートが
スライドした際の前記携帯電話のスピーカ上方に位置す
る該鏡シートの該当部分に、孔部または切り欠きを設け
ることが好ましい。このようにすれば、鏡シートをスラ
イドした状態において、スピーカ部が該鏡シートに覆わ
れて相手の会話が聞こえ難くなることを回避できる。
【0010】本発明の携帯電話用鏡は、前記鏡シートの
スライド方向の終端部に、前記枠体と係止可能な凸部を
設けることが好ましい。このようにすれば、鏡シートが
枠体から抜け落ちることを防止できる。
【0011】本発明の携帯電話用鏡は、所定厚みの樹脂
フィルムの一面に可視光を反射する光反射層を有する鏡
シートと、該鏡シートを回動可能に携帯電話に装着可能
とする舌部とを有することを特徴としている。この特徴
によれば、前記鏡シートが携帯電話の表示部上に位置す
るように前記舌部を携帯電話の所定場所に装着すること
で、所持者が自分の容姿を確認し易い好適な位置である
表示部に鏡部材を配置できるとともに、これら鏡部材の
配置により表示部の表示内容が見難い或いは見えなくな
ってしまうことを、これら表示がなされる携帯電話の使
用時において前記鏡部材を回動させて前記表示部上より
離脱させることで回避できる。
【0012】本発明の携帯電話用鏡は、前記光反射層の
上面に保護層を設けることが好ましい。このようにすれ
ば、光反射層がスライドや回動並びに携行に伴う接触や
摩擦による損傷から保護することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。 (実施例1)まず図1は、本発明の携帯電話に鏡シート
と、鏡シートを収容する枠体とを設けた携帯電話の斜視
図であり、図2は本実施例で用いた携帯電話用の鏡であ
る鏡シートの断面図であり、図3は枠体に収納された鏡
シートがスライドする様子を示した図であり、図4は、
本実施例で用いた携帯電話の構成を示すブロック図であ
る。
【0014】本実施例において用いた携帯電話1は、図
1に示すように筐体中央部より2つに折り畳めるような
形状とされており、相手の電話番号や着信履歴等を表示
可能とされた表示部2と、電話番号等を入力する入力部
54と、スピーカ52と、音声入力を行うマイク55
と、が折り畳みの内面に配置形成されているとともに、
該取り畳み外面にアンテナ51が設けられた構成されて
おり、前記表示部2上には、鏡シート10がスライド可
能に収容されている枠体20が貼着されている。
【0015】この携帯電話1の構成は図4に示すように
なっており、前記アンテナ51を介して図示しない基地
局と800MHz帯の電波のやり取りを実施するための
受信部61および送信部62およびアンテナスイッチ6
3を備えた送受信RFモジュール60と、この送受信R
Fモジュール60により受信された電波の復調および、
前記送受信RFモジュール60により送信される電波の
変調とを実施するπ/4シフトQPSK変復調モデム6
4と、電話番号データや相手先の氏名並びに受信メッセ
ージ等の各データを記憶する不揮発性のフラッシュメモ
リ67と、このフラッシュメモリ67に記憶されている
各種記憶内容等を表示するLCDパネル53とLCDド
ライバ69から成るLCDモジュール70と、マイク5
5より入力される音声をデジタル(PCM)化並びに解
凍された音声データをアナログ化するA/D・A/D変
換を行うPCMコーデック72と、該PCMコーデック
72からのデジタル(PCM)音声データを所定の音声
圧縮方式にてデータ圧縮するとともに、前記π/4シフ
トQPSK変復調モデム64より出力されるデータ圧縮
された音声データを解凍するデジタルシグナルプロセッ
サ(DSP)74と、前記PCMコーデック72に接続
されたアンプ73およびマイクロスピーカ52と、着信
音や各種操作時における告知音を出力するサウンダやL
ED、バイブレータを駆動するドライバ71と、携帯電
話端末5の前面に設けられ、電話番号入力が可能なテン
キー等の各種スイッチ群から成る入力部54と、外部機
器とのシリアルデータ通信を行うための外部接続端子5
6と、これら各種のデバイスを制御するMPU65と、
から構成され、前記MPU65内部には、MPU65が
行う制御動作を記述したプログラムおよび個々の携帯電
話端末5に付与されている電話番号データや識別ID等
が記憶された内部ROM66を有しており、一般的に使
用されている通常の携帯電話と同一の構成とされてい
る。
【0016】次に本実施例で用いた鏡部材である鏡シー
ト10の構成を、図2を用いて説明すると、基材となる
ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)フィルム1
1の一面に、光反射層としてアルミニウム薄膜12を蒸
着にて形成するとともに、該アルミニウム薄膜12上に
保護層13として光硬化性のハードコート塗料を塗布、
紫外線照射により硬化させた後、その前面が鏡面となる
上面視略方形状となるように打ち抜き加工により鏡シー
ト10が形成されている。
【0017】これら鏡シート10の基材となる樹脂フィ
ルムとしては、比較的厚みが薄くても機械的強度に優れ
るとともに、前記光反射層となる主に金属を蒸着等によ
り形成するための高温にも耐えられる適宜な耐熱性を有
するものであれば任意の樹脂フィルム或いは樹脂シート
を好適に使用することができ、本実施例では前述のよう
に、汎用性があって安価に入手できることから、ポリエ
チレンテレフタレート樹脂(PET)フィルム11を使
用している。
【0018】また、これら基材となる樹脂フィルムの厚
みとしては、使用する樹脂フィルムの強度や等から適宜
に選択すれば良いが、この厚みが厚すぎると携帯電話1
の折り畳みに支障をきたすようになることから、0.1
〜1mmの範囲、より好ましくは0.2〜0.5mmの範
囲の厚みとすることがこのましく、本実施例の前記ポリ
エチレンテレフタレート樹脂(PET)フィルム11と
しては250μmのものを使用している。
【0019】また、この樹脂フィルムの一面に形成され
る光反射層として、本実施例では前述のようにアルミニ
ウム薄膜12を用いているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、所持者が自分の容姿を容易に目視確認
可能な程度に可視光を反射可能なものであって、容易に
形成可能なものであれば好適に使用することができ、例
えば銀や金等のその他の金属薄膜を形成するようにして
も良い。
【0020】また、本実施例においてはこれらアルミニ
ウム薄膜12を蒸着にて形成しているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、これらアルミニウム薄膜1
2等の金属薄膜をメッキ等のその他の手法にて形成する
ようにしても良い。
【0021】また、本実施例においては前記アルミニウ
ム薄膜12上にハードコート塗料を塗布、光硬化させて
保護層13を形成しており、このようにすることは、該
鏡シート10がスライドや携帯電話1の携行において前
記アルミニウム薄膜12が損耗して可視光の反射が上手
く為されなくなってしまうことを防止できることから好
ましいが、本発明はこれに限定されるものではない。ま
た、本実施例では、該保護層13として紫外線の照射に
より硬化可能な光硬化性のハードコート塗料を使用して
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、これ
ら保護層13としては、前記光反射層であるアルミニウ
ム薄膜12を損耗より保護できるものであれば任意のも
のを使用できる。
【0022】また、この鏡シート10の前記枠体20に
収容された際のスライド方向の終端側となる一方の短辺
上面には、所定幅のリボン状とされた前記基材であるP
ETフィルムが接着されて凸部14が形成されており、
前記鏡シート10がスライド方向に最大に移動した際に
おいて、該凸部14が前記枠体に係止されることで該鏡
シート10が枠体20から抜け落ちることが防止される
ようになっている。
【0023】このように、凸部14により鏡シート10
の抜け落ちを防止することは、簡便な機構にて抜け落ち
防止機構を形成できることから好ましいが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、その他の手法、例えば予
めPETフィルム11の端部を鍵状に折り曲げて凸部を
形成しても良いし、これら抜け落ち防止機構を不要であ
れば設けずとも良い。
【0024】また、該鏡シート10のスライド方向の終
端側となる一方の短辺下部中央部には、半円状の切欠部
15が形成されており、これにより、携帯電話1の使用
時において表示部2の表示を目視する際に鏡シート10
をスライドさせても、携帯電話1の内面上部位置に設け
られているスピーカ52が該スライドされた鏡シート1
0に覆われてしまうことがないようになっており、これ
らスライドされた鏡シート10によって通話相手の音声
が聞き取り難くなることがないようになっている。
【0025】次に、この鏡シート10を収容する枠体2
0について図1及び図3を用いて説明する。(尚、図3
では右方を上部、左方を下部として説明する。)
【0026】本実施例にて用いた枠体20は、その中央
部に携帯電話の表示部2全体が露出できる大きさの開口
26を有する略方形中空の箱状構造の樹脂製枠とされて
いて、その下端側面には、前記鏡シート10を挿入する
ための挿入孔部22と、その上端側面にはスライド移動
する鏡シート10が突出可能なほぼ鏡シート10の断面
形状に等しい出没孔部21とが形成されており、図3
(b)に示すように、該出没孔部21内部側の枠体壁面
24に前記鏡シート10に設けられた前記凸部14が係
止されることで、鏡シート10が抜け落ちないようにな
っているとともに、前記鏡シート10の挿入後において
は図3(a)に示すように、前記挿入孔部22に蓋材2
3を嵌合することで前記鏡シート10が枠体20から脱
落しないようになっている。
【0027】また、枠体20の上面視2長辺の枠内部に
は、前記鏡シート10をスライド可能とする鏡シート1
0と凸部14との総厚よりも若干幅広のスライド溝25
が形成されていて、該スライド溝25に前記鏡シート1
0がスライド可能に保持、収容されるようになってい
る。
【0028】このように、本実施例では鏡シート10を
前記表示部2の上部位置より離脱させる移動手法として
スライドの手法を用いているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、その他の手法、例えば後述する実施
例2のような回動により鏡シート10を離脱させるよう
にしても良く、これら鏡部材を表示部2の上部位置より
離脱される手法は適宜に選択すれば良い。
【0029】また、本実施例では枠体20の材質を樹脂
製としており、このようにすることは、これら枠体20
の配置により携帯電話1の内面に傷等がつくことことが
ないことから好ましいが、本発明はこれに限定されるも
のではない。
【0030】また、本実施例では、該枠体20を携帯電
話1の内面に粘着剤を用いて貼付しているが、本発明は
これに限定されるものではなく、これら枠体20を接着
材にて強固に接着するようにしても良いし、逆に嵌合等
により着脱可能な装着できるようにしても良い。
【0031】以下に本実施例の携帯電話1の使用状況を
説明すると、所持者が自分の容姿を確認したい場合に
は、折り畳まれている携帯電話を開き、表示部2上に配
置されている鏡シート10上に自分の姿を映して容姿を
目視確認する。
【0032】また、携帯電話1を使用して通話を行いた
い場合には、前記と同様に折り畳まれている携帯電話を
開いた後、前記表示部2上に配置されている鏡シート1
0を上方にスライドさせて表示部2の表示を確認できる
ようにした後に、前記入力部54を操作して相手の電話
番号を入力して通話を行うようにすれば良く、該通話が
終了した段階にて、前記スライドさせた鏡シート10を
もとの位置に戻して携帯電話1を折り畳むようにする。
【0033】(実施例2)
【0034】まず、図5は、実施例1と同様の携帯電話
1の表示部2の近傍位置に当たる側面部3に、回動可能
に鏡シート10’が装着されている図であり、図6は鏡
シート10’の拡大斜視図であり、図7は本実施例2の
鏡シート10’の構成を示す断面図である。
【0035】本実施例の携帯電話1は、前記実施例1と
同様の携帯電話1を使用しており、本実施例2において
は、前記枠体に代えて、鏡部材である鏡シート10’
が、図5に示すように、回動により前記表示部2の上面
より離脱可能に設けられている。
【0036】この本実施例2において用いた鏡シート1
0’の外観は、図6に示すようになっており、該鏡シー
ト10’の一方の長辺には、該長辺を回転軸として回動
可能とするための舌部16が形成されている。尚、これ
ら舌部16の引き出し方向は、本実施例に限定されるも
のではなく、どの辺に形成するようにしても良い。
【0037】この本実施例2において用いた鏡シート1
0’の構成は図7に示すようになっており、前記実施例
1に用いたアルミニウム薄膜12が蒸着されたPETフ
ィルム11のアルミニウム薄膜12面側に、その一部が
前記舌部16となる薄手の可撓性樹脂フィルム18(本
実施例では薄手のナイロンフィルムを使用)を粘着材1
7により積層するとともに、前記舌部16の前記積層面
と反対面に粘着材19を形成されたものとなっており、
該撓性樹脂フィルム18が前記アルミニウム薄膜12の
保護層を兼ねるようになっている。
【0038】この鏡シート10’の使用に際しては、該
鏡シート10’の鏡面部分が図5に示すように携帯電話
1の表示部2上面に位置するように、該携帯電話筐体の
側面に前記舌部16を粘着材19にて貼付することで、
前記撓性樹脂フィルム18の褶曲により、鏡シート1
0’の鏡面部分が回動可能となって表示部2上面より離
脱可能に形成できるようになる。
【0039】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0040】例えば、実施例1、実施例2では、筐体中
間部で折り畳み可能な携帯電話とされており、これは筐
体を中間部で折り畳むことにより、表示部2や、入力部
54を摩擦等から保護できることから好ましいが、本実
施例はこれに限定される物ではなく、折り畳むことのな
い柱状の物でも用いることが可能である。
【0041】また、前記各実施例においては、鏡部材を
表示部2の上面に設け、該鏡部材を該表示部上面より離
脱可能としているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、図8に示すように、前記実施例1において用い
た鏡シート10を接着剤にて携帯電話1’の背面の電池
ケース上に貼着して設けるようにしても良い。
【0042】また、前記各実施例においては、800M
Hz帯の電波を使用して通話を行う携帯電話を例に説明
をしているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、本発明は、800MHz帯よりも波長の短い1.5
GHz帯を用いたものや、簡易型携帯電話(PHS)に
も適用可能なことは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。 (a)請求項1の発明によれば、携帯電話に鏡部材を設
けることで、所持者は該携帯電話を携行するのみで、外
出先において自分の容姿を目視確認できるようになり、
従来の携行忘れに伴う不便を極力解消できるばかりか、
該鏡部材が比較的堅牢な携帯電話端末に設けられている
ことで、携行中において該鏡部材が破損し難くなる。
【0044】(b)請求項2の発明によれば、携帯電話
の表示部は、所持者が対面して表示を目視し易いように
設計されているため、所持者が自分の容姿を確認する鏡
部材の配置位置として好適であるばかりか、これら鏡部
材の配置により表示部の表示内容が見難い或いは見えな
くなってしまうことを、これら表示がなされる携帯電話
の使用時において前記鏡部材をスライドして表示部上よ
り移動させることで回避できる。
【0045】(c)請求項3の発明によれば、前記折曲
げられた本体内面に異物等が侵入した際に、表示部上面
に傷等がつかないように該表示部が保護される。
【0046】(d)請求項4の発明によれば、前記枠体
をその開口内に装着する携帯電話の表示部が位置するよ
うに該携帯電話に装着することで、所持者が自分の容姿
を確認し易い好適な位置である表示部に鏡部材の配置で
きるとともに、これら鏡部材の配置により表示部の表示
内容が見難い或いは見えなくなってしまうことを、これ
ら表示がなされる携帯電話の使用時において前記鏡部材
をスライドして表示部上より移動させることで回避でき
る。
【0047】(e)請求項5の発明によれば、鏡シート
をスライドした状態において、スピーカ部が該鏡シート
に覆われて相手の会話が聞こえ難くなることを回避でき
る。
【0048】(f)請求項6の発明によれば、鏡シート
が枠体から抜け落ちることを防止できる。
【0049】(g)請求項7の発明によれば、前記鏡シ
ートが携帯電話の表示部上に位置するように前記舌部を
携帯電話の所定場所に装着することで、所持者が自分の
容姿を確認し易い好適な位置である表示部に鏡部材の配
置できるとともに、これら鏡部材の配置により表示部の
表示内容が見難い或いは見えなくなってしまうことを、
これら表示がなされる携帯電話の使用時において前記鏡
部材を回動させて前記表示部上より離脱させることで回
避できる。
【0050】(h)請求項8の発明によれば、光反射層
がスライドや回動並びに携行に伴う接触や摩擦による損
傷から保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯電話に鏡シートと、鏡シートを収
容する枠体を設けた携帯電話の斜視図である。
【図2】本実施例で用いた携帯電話用の鏡である鏡シー
トの断面図である。
【図3】枠体に収納された鏡シートがスライドする様子
を示した図である。
【図4】本実施例で用いた携帯電話の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】携帯電話側面部に、前記側面部に対して回動可
能に鏡シートが装着されている図である。
【図6】実施例2で用いた鏡シートの拡大斜視図であ
る。
【図7】実施例2で用いた鏡シートの断面図である。
【図8】鏡シートを、筐体の裏面に貼付した様子を示す
図である。
【符号の説明】
1 携帯電話 2 表示部 3 側面部 10 鏡シート 10’ 鏡シート 11 ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)
フィルム 12 アルミニウム薄膜 13 保護層 14 凸部 15 切欠部 16 舌部 17 粘着材 18 可撓性樹脂フィルム 19 粘着材 20 枠体 21 出没孔部 22 挿入孔部 23 蓋材 24 枠体壁面 25 スライド溝 26 開口 51 アンテナ 52 スピーカ 53 LCDパネル 54 入力部 55 マイク 56 外部接続端子 60 送受信RFモジュール 61 受信部 62 送信部 63 アンテナスイッチ 64 π/4シフトQPSK変復調モデム 65 MPU 66 ROM 67 フラッシュメモリ 69 LCDドライバ 70 LCDモジュール 71 ドライバ 72 ADPCMコーデック 73 アンプ 74 デジタルシグナルプロセッサ(DSP)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線回線を通じて双方向の同時通話が可
    能とされ、且つ所有者が携行可能とされた携帯電話であ
    って、前記所有者が自分の容姿を目視確認可能な鏡部材
    を具備することを特徴とする携帯電話。
  2. 【請求項2】 前記鏡部材が、前記携帯電話の表示部上
    に該表示部上面位置より離脱可能に設けられている請求
    項1に記載の携帯電話。
  3. 【請求項3】 前記表示部が内面となるように本体部が
    折曲げ可能とされている請求項1または2に記載の携帯
    電話。
  4. 【請求項4】 所定厚みの樹脂フィルムの一面に可視光
    を反射する光反射層を有する鏡シートと、該鏡シートを
    スライド可能に収容し、携帯電話の表示部上に装着可能
    とされた枠体と、から成り、前記枠体は、収容している
    前記鏡シートのスライドにより前記表示部が露出する所
    定大きさの開口を有することを特徴とする携帯電話用
    鏡。
  5. 【請求項5】 前記鏡シートがスライドした際の前記携
    帯電話のスピーカ上方に位置する該鏡シートの該当部分
    に、孔部または切り欠きを設けた請求項4に記載の携帯
    電話用鏡。
  6. 【請求項6】 前記鏡シートのスライド方向の終端部
    に、前記枠体と係止可能な凸部を設けた請求項4または
    5に記載の携帯電話用鏡。
  7. 【請求項7】 所定厚みの樹脂フィルムの一面に可視光
    を反射する光反射層を有する鏡シートと、該鏡シートを
    回動可能に携帯電話に装着可能とする舌部とを有するこ
    とを特徴とする携帯電話用鏡。
  8. 【請求項8】 前記光反射層の上面に保護層を設けた請
    求項4〜7のいずれかに記載の携帯電話用鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004241794A (ja) * 2002-12-10 2004-08-26 Takahiko Dobashi 携帯情報端末

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