JP2002175841A - 含水電解体 - Google Patents

含水電解体

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JP2002175841A JP2000370888A JP2000370888A JP2002175841A JP 2002175841 A JP2002175841 A JP 2002175841A JP 2000370888 A JP2000370888 A JP 2000370888A JP 2000370888 A JP2000370888 A JP 2000370888A JP 2002175841 A JP2002175841 A JP 2002175841A
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Teruhisa Inoue
照久 井上
Masaaki Ikeda
征明 池田
Koichiro Shigaki
晃一郎 紫垣
Koichi Tanaka
興一 田中
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】安全性、安定性に優れた光電池の提供。 【解決手段】水と酸化還元系電解質を含む酸化還元系電
解質水溶液に水溶性高分子を含有した含水電解体。酸化
還元系電解質はハロゲンイオンを対イオンとするハロゲ
ン化合物即ちヨウ素の無機塩または有機塩及びハロゲン
分子はヨウ素である。水溶性高分子はポリビニルアルコ
ールでさらに架橋剤としてほう酸を添加することができ
る。この架橋剤の添加により、水溶性高分子同士が2次
架橋して、擬固体化状態となり、光電池として好ましい
形となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高光電変換能を発
現する含水電解体およびそれを用いた光電池に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、低コスト、高性能な光電池とし
て、簡便に作製できる、グレッツェル等(M.Gratzel Na
ture,1991,vol353,p737)により報告された色素増感型太
陽電池の開発が盛んに行われている。この技術は、ルテ
ニウム錯体によって増感された酸化チタン多孔質薄膜を
電極とするもので、低コストで、しかも、多量のルテニ
ウム錯体を担持できるため、高いエネルギー変換効率を
示すというものである。この光電池に使用されている電
解液は、有機溶剤であるため液漏れ、引火、爆発等の危
険性、また、進入した水による性能低下、ヨウ素の昇華
による濃度低下等の問題を抱えている。このため、色素
増感型太陽電池に使用される電解質溶液として有機電解
液の含有量の比較的少ない擬固体型電解液が検討された
りしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現状で
は電解質溶媒に用いている有機溶媒の高い蒸気圧のため
に徐々に電解液が抜けて所定の性能が出しにくくなって
しまったり、酸化還元系電解質が昇華することにより封
止しても完全に初期の性能を確保する事は非常に困難で
あるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは前
記課題を解決すべく、鋭意研究を重ねた結果、電解質水
溶液に水溶性高分子を併用することにより、安全でかつ
耐久性能が高く、高光電変換効率を発現する光電変換素
子の開発に成功した。即ち、本発明は、
【0005】(1)水と酸化還元系電解質を含む酸化還
元系電解質水溶液に水溶性高分子を含有させた含水電解
体。 (2)酸化還元系電解質としてハロゲンイオンを対イオ
ンとするハロゲン化合物及びハロゲン分子からなる上記
1記載の含水電解体。 (3)ハロゲン化合物がヨウ素化合物で、ハロゲン分子
がヨウ素である上記1〜2のいずれか一項に記載の含水
電解体。 (4)ハロゲン化合物がヨウ素の無機塩もしくは有機塩
である上記1〜3のいずれか一項に記載の含水電解体。 (5)水溶性高分子がポリビニルアルコールである上記
1〜4のいずれか一項に記載の含水電解体。 (6)上記1〜5の含水電解体に架橋剤を加えた含水電
解体。 (7)架橋剤がほう酸である上記1〜6のいずれか一項
に記載の含水電解体。 (8)上記1〜7のいずれか一項記載の含水電解体を用
いた光電池。 を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の含水電解体の製造方法
は、酸化還元系電解質水溶液に水溶性高分子を混合させ
ることにより、酸化還元系電解質が水溶性高分子に捕捉
される形となりその結果、電解質水溶液が増粘して含水
電解体となる。更に架橋剤を添加することにより水溶性
高分子同士が2次架橋して含水電解体が擬固体化状態と
なる。ここで言う、擬固体化状態とは自然状態で元の形
状を維持できる程度の固さを有するものと定義されるが
これに限定されるものではない。この方法で得られる含
水電解体やその擬固体状態物は、光電池用として好適で
ある。以下に本発明を詳細に説明する。
【0007】光電池とは一般的に光電効果により光のエ
ネルギーを電気エネルギーに変換するもの全体を指す。
電荷分離層に電極を配して閉回路として、光エネルギー
を永続的に電気エネルギーに変換する事を可能としたも
のを光電池という。光電池には一般的な結晶型シリコン
太陽電池、多結晶シリコン太陽電池、アモルファスシリ
コン太陽電池、色素増感型太陽電池等、種々の材料に使
用可能であるが、本発明の含水電解体は色素増感型太陽
電池に特に最適である。
【0008】色素増感型太陽電池はグレッツェル等(M.
Gratzel Nature,1991,vol353,p737)により報告されたよ
うに半導体電極、対極、電解液で構成される。半導体電
極は酸化チタン、酸化亜鉛等の金属酸化物半導体を導電
性ガラス等の導電性材料表面に薄膜化させて、その酸化
物半導体薄膜に色素を吸着担持する事により得られる。
色素を吸着担持した半導体は増感され、広い波長の光を
吸収する。光を吸収して色素が励起されて酸化状態にな
ると同時に電子を放出する。対極は導電性ガラス等の導
電性材料の表面に白金もしくはカーボン等を蒸着して得
られる。得られた半導体電極と対峙するように対極を配
置する。対極表面では後述する酸化された酸化還元系電
解質を再還元する。その隙間に酸化された増感色素を再
還元するための酸化還元系電解質を含んだ溶液を充填し
て電池の周囲を樹脂で封止して色素増感型太陽電池とな
る。ここで、用いられる色素としては特に限定されない
が、例えばピリジン誘導体が配位したルテニウム錯体、
フタロシアニン系色素、エオシンエローなどが挙げられ
る。
【0009】本発明の酸化還元系電解質水溶液には通
常、水と酸化還元系電解質とそれ以外に溶媒を混合して
用いても良い。酸化還元系電解質水溶液の調製法は水、
もしくは水と混合する溶媒または水と混合する溶媒との
混合物に酸化還元系電解質であるハロゲン化合物もしく
はハロゲン分子を混合させた後、未混合のものを混合さ
せて所定の酸化還元系電解質水溶液を調製する。酸化還
元系電解質を先にどの溶媒と混合するかは溶媒に対する
酸化還元系電解質の溶解性等で決まる。
【0010】酸化還元系電解質水溶液中の水の割合は酸
化還元系電解質水溶液全体の通常は0.1%以上であっ
て、0.5%以上が好ましい。また、酸化還元系電解質
水溶液全体に対する酸化還元系電解質合計の割合は0.
01重量%〜99.9重量%で、好ましくは、0.1重
量%〜99重量%程度である。
【0011】酸化還元系電解質水溶液の水と混合して使
用可能な溶媒としては、水と相溶性があるものであれば
制限はなく、例えばプロピレンカーボネート、エチレン
カーボネート、アセトニトリル、エチレングリコール、
プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリエチレ
ングリコール、3−メトキシプロピオニトリル、γ−ブ
チロラクトン、ジメトキシエタン、ジエチルカーボネー
ト、ジメチルスルフォキシド、スルフォラン、テトラヒ
ドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,3−
ジオキソラン、エチル・メチルカーボネート、クロロエ
チレンカーボネート、トリフルオロメチルプロピレンカ
ーボネート、メチル・プロピルカーボネート、プロピレ
ングリコールモノメチルエーテル、各種アルコール、ケ
トン類及びエステル類等の有機溶剤等が挙げられる。こ
のなかでも、エチレンカーボネート、アセトニトリル、
3−メトキシプロピオニトリルが好ましい。これらは、
単独または2種以上を組み合わせて用いることが出来
る。
【0012】本発明で用いる酸化還元系電解質水溶液に
含有させる水溶性高分子にはポリビニルアルコール、で
んぷん、アミロース、アミロペクチン、デキストリン、
グリコーゲン、多糖類等が挙げられる。その中でポリビ
ニルアルコールが特に好ましい。電解質水溶液に水溶性
高分子を添加して含水電解体として、更に後述する架橋
剤を加える場合、含水電解体と架橋剤を混合してから用
いても良いし、負極側、対極側にその各々を塗布した
後、併せて用いても良い。また、本発明で用いる水溶性
高分子の使用量は含水電解体全体の0.001重量%〜
5重量%である。
【0013】本発明で用いるポリビニルアルコールは重
合度1000〜10000で1500〜5000が好ま
しい。ケン化度は例えば85〜100モル%程度であ
り、好ましくは98〜100モル%である。
【0014】本発明で使用する酸化還元系電解質にはハ
ロゲンイオンを対イオンとするハロゲン化合物及びハロ
ゲン分子からなるハロゲン系酸化還元系電解質、フェロ
シアン酸塩−フェリシアン酸塩やフェロセン−フェリシ
アニウムイオンなどの金属錯体等の金属酸化還元系電解
質、アルキルチオール−アルキルジスルフィド、ビオロ
ゲン色素、ヒドロキノン−キノン等の芳香族酸化還元系
電解質などをあげることができるが、ハロゲン系酸化還
元系電解質が好ましい。
【0015】ハロゲンイオンを対イオンとするハロゲン
化合物及びハロゲン分子を含有するハロゲン系酸化還元
系電解質に用いるハロゲン分子としては、例えばヨウ素
分子や臭素分子等があげられ、ヨウ素分子が好ましい。
また、ハロゲンイオンを対イオンとするハロゲン化合物
としては、例えばLiI、NaI、KI、CsI、Ca
I2等の無機塩、テトラーnープロピルアンモニウムア
イオダイド等のテトラアルキルアンモニウムアイオダイ
ド、ピリジニウムアイオダイド、1、2ージメチルー3
ーnープロピルイミダゾリウムアイオダイド、1ーメチ
ルー3ーヘキシルイミダゾリウムアイオダイド、1ーメ
チルー3ーオクチルイミダゾリウムアイオダイド、1ー
エチルー3ーイソプロピルイミダゾリウムアイオダイ
ド、1ーエチルー2ーメチルー3ーシアノエチルイミダ
ゾリウムアイオダイド、1ーエチルー3ーメチルーイミ
ダゾリウムアイオダイド等のイミダゾリウムアイオダイ
ド、含窒素ポリマーの4級アンモニウムのハロゲン塩等
の有機塩があげられる。これらの酸化還元系電解質は常
温で固体でも液状でもよい。ハロゲン系酸化還元系電解
質を用いる場合は、ハロゲン系酸化還元系電解質全体に
対するハロゲン分子の割合は、0.001重量モル%〜
40重量モル%で、好ましくは0.01重量モル%〜2
0重量モル%である。
【0016】これらの酸化還元系電解質水溶液には、さ
らに、イミダゾリウム塩、4級アンモニウム塩、t−ブ
チルピリジン、メチルフラン等を添加することにより、
電解質の電極特性を向上させることが可能である。ま
た、表面可塑剤、分散剤、界面活性剤等を添加すること
によってもこれらの特性の向上が可能となる。
【0017】本発明で用いる架橋剤は含水電解体の中の
水溶性高分子に2次架橋することにより含水電解体を擬
固体化する。ここで言う、擬固体化状態とは自然状態で
元の形状を維持できる程度の固さを有するものと定義さ
れるがこれに限定されるものではない。例えば、ほう
酸、酸無水物、イソシアネート、金属アルコキシド、シ
ランカップリング剤等が挙げられるがその中でも、ほう
酸が好ましい。また、本発明で用いる架橋剤の量は含水
電解体全体の1ppm〜50000ppmである。
【0018】以下、実施例により詳細に説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
【0019】以下の式で表される色素を3×10ー4M
になるようにEtOHに溶解させて色素溶液を調製し
た。
【0020】
【化1】
【0021】実施例1 酸化チタン(P25:日本アエロジル社製)8gに硝酸
0.9mlを乳鉢に入れ分散混練しながら水20mlを
加え、白色ペーストを得た。これに分散安定剤(Tri
tonXー100、アルドリッチ社製)を数滴添加し
た。フッ素ドープ酸化スズをコーティングしたガラスに
ガラス棒を用いてペーストを均一に塗布した。1時間、
風乾後、550度30分焼成して、半導体薄膜電極を得
た。これに上で調製した色素溶液に室温にて1晩浸積さ
せた後、EtOH洗浄して、自然乾燥させて、目的とす
る半導体電極(A)を得た。
【0022】この色素を吸着させた半導体電極を挟むよ
うに表面を白金でスパッタされた導電性ガラスを配し
た。それをクリップにて挟み固定してその空隙に電解質
水溶液(a)を注入して光電池Aを得た。電解質水溶液
(a)はエチレンカーボネート:水=1:1の溶媒にヨ
ウ素/ヨウ化テトラ−n−プロピルアンモニウムをそれ
ぞれ0.1M/1Mになるように溶解して調製した。
【0023】実施例2 実施例1において負極である半導体電極に電解質水溶液
(a)を塗布して、対極側にポリビニルアルコール(日
本合成化学工業(株)製ゴーセノールNH26)の10
%水溶液を塗布した後、負極と対極を対峙する様に併せ
て光電池Bを得た。
【0024】実施例3 実施例2において負極に電解質水溶液(a)の代わりに
電解質水溶液(a)10に対して実施例2の10%ポリ
ビニルアルコール水溶液を重量で1の割合で混合した含
水電解体(c)を塗布して、対極にほう酸の飽和水溶液
を塗布して後は実施例2と同様に行い、光電池Cを得
た。
【0025】実施例4 実施例1において電解質水溶液(a)を電解質水溶液
(d)にする事以外は実施例1と同様にして光電池Dを
得た。電解質水溶液(d)はアセトニトリル/水=99
/1の溶液にヨウ素/1ーメチルー3ーヘキシルイミダ
ゾリウムアイオダイドをそれぞれ0.2M/2Mになる
ように調製した。
【0026】実施例5 実施例4の電解質水溶液(d)と実施例2で用いたポリ
ビニルアルコールの10%水溶液を重量比で10:5に
混合して作った含水電解体(e)を実施例1の電解質水
溶液(a)の代わりに負極と対極の間に挟み込んで光電
池Eを得た。
【0027】実施例6 実施例3において含水電解体(c)を含水電解体(e)
にする事以外は実施例1と同様にして光電池Fを得た。
【0028】実施例7 実施例1において電解質水溶液(a)を電解質水溶液
(g)にする事以外は実施例1と同様にして光電池Gを
得た。電解質水溶液(g)はヨウ素/ヨウ化カリウムを
それぞれ0.2M/2Mになるように水溶液を調製し
た。
【0029】実施例8 実施例2において電解質水溶液(a)を電解質水溶液
(g)にする事以外は実施例2と同様にして光電池Hを
得た。
【0030】実施例9 実施例3において含水電解体(a)の代わりに含水電解
質溶液(g)を用いて含水電解体(i)にする事以外は
実施例3と同様にして光電池Iを得た。
【0031】測定する電池の大きさは実行部分を0.5
×0.5cm2とした。光源は500Wキセノンランプ
を用いて、AM1.5フィルターを通して100mWと
した。短絡電流、解放電圧、変換効率、形状因子はポテ
ンシオ・ガルバノスタットを用いて測定した。結果を表
1にしめす。 表1 短絡電流(mA/cm2) 解放電圧(V) 変換効率(%) 形状因子 光電池A 11.3 0.68 4.6 0.68 光電池B 9.6 0.71 4.1 0.68 光電池C 10.0 0.72 4.4 0.69 光電池D 9.3 0.66 4.4 0.67 光電池E 9.5 0.67 4.2 0.66 光電池F 10.1 0.69 4.0 0.66 光電池G 9.3 0.70 4.2 0.67 光電池H 9.5 0.70 4.2 0.66 光電池I 9.1 0.69 4.0 0.66
【0032】
【発明の効果】本発明の含水電解体を用いることによ
り、安全で耐久性が高く、かつ非常に高い光電変換能を
有する光電池が作成可能と成った。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 興一 東京都北区志茂3−17−1−101 Fターム(参考) 5F051 AA14 BA17 FA10 5H032 AA06 AS01 AS16 CC16 EE01 EE03 EE04 EE11 EE16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水と酸化還元系電解質を含む酸化還元系電
    解質水溶液に水溶性高分子を含有させた含水電解体。
  2. 【請求項2】酸化還元系電解質としてハロゲンイオンを
    対イオンとするハロゲン化合物及びハロゲン分子からな
    る請求項1記載の含水電解体。
  3. 【請求項3】ハロゲン化合物がヨウ素化合物で、ハロゲ
    ン分子がヨウ素である請求項1〜2のいずれか一項に記
    載の含水電解体。
  4. 【請求項4】ハロゲン化合物がヨウ素の無機塩もしくは
    有機塩である請求項1〜3のいずれか一項に記載の含水
    電解体。
  5. 【請求項5】水溶性高分子がポリビニルアルコールであ
    る請求項1〜4のいずれか一項に記載の含水電解体。
  6. 【請求項6】請求項1〜5の含水電解体に更に架橋剤を
    加えた含水電解体。
  7. 【請求項7】架橋剤がほう酸である請求項1〜6のいず
    れか一項に記載の含水電解体。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれか一項記載の含水電
    解体を用いた光電池。
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