JP2002175206A - データベースシステム構築装置、構築方法およびプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

データベースシステム構築装置、構築方法およびプログラムを記録した記録媒体

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JP2002175206A
JP2002175206A JP2000374541A JP2000374541A JP2002175206A JP 2002175206 A JP2002175206 A JP 2002175206A JP 2000374541 A JP2000374541 A JP 2000374541A JP 2000374541 A JP2000374541 A JP 2000374541A JP 2002175206 A JP2002175206 A JP 2002175206A
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Yuuo Muta
由央 牟田
Atsushi Kawahara
敦志 川原
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリプト言語などを組み込んだWebペー
ジにより、データベース管理システム、開発環境が不要
で、一般ユーザでもWWWブラウザのみを用いマウス操
作とキー入力するだけで容易にデータベース構築、操作
ができるデータベースシステム構築装置と構築方法を提
供する。 【解決手段】 データベース管理文書13にデータベー
ス関連設定部とデータベース設定部を有し、データベー
ス関連設定部は、構造化文書ならなるシステム構築手段
を有し、システム構築手段の具体的手段として、データ
ベースの種類取得・表示・設定手段と、属性取得・表示
・設定手段と、関連設定・表示手段とを有している。デ
ータベース構成部は、構造化文書ならなるシステム構築
手段を有し、システム構築手段の具体的手段として、結
合対象設定・結合手段と、雛形設定・属性表示・編集手
段とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアントから
ネットワークを経由してサーバのデータベースを操作す
るネットワーク対応データベースシステムの構築技術に
関し、特にデータベース管理システム、開発環境が不要
で、一般ユーザでもWWWブラウザのみを用いマウス操
作とキー入力するだけで容易にデータベース構築、操作
ができるデータベースシステム構築装置と構築方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、低価格、高機能のパーソナルコン
ピュータやその上で動く操作性のよいアプリケーション
の普及により、一般ユーザでも音声や静止画、動画とい
ったマルチメディア情報を手軽に取り扱えるようになっ
てきた。加えてインターネット技術の普及により、WW
Wサーバ、ブラウザなどを用いてネットワーク上で膨大
なマルチメディア情報を、ホームページを構成する構造
化文書により受発信可能となっている。
【0003】一方で、膨大な情報からユーザにとって有
益な情報のみをデータベース化して、いつでも、どこか
らでも、特定または不特定ユーザに、要求される情報を
提供するネットワーク対応のデータベースシステムが望
まれ、インターネットやイントラネット上でも検索サー
ビスなどが行なわれており、好評を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】各種のマルチメディア
情報を蓄積して、検索サービスする機能を有する上記の
ようなネットワーク対応のデータベースシステムを構築
するには、データベース管理システムの開発環境、構造
化文書(ホームページ)作成ツールなどが必要であり、
また、構造化文書を表わすHTML(Hyper Te
xt Markup Language)言語やデータ
ベースの問合わせ言語などのプログラミング技術、さら
にはネットワークやデータベースに関する知識も必要で
あり、一般ユーザがシステム構築するのは到底困難であ
った。
【0005】これらの課題を解決すべく、本出願人は、
特開平第2000−285007号公報で、上記環境、
技術、知識がない一般ユーザでも、使い慣れたWWWブ
ラウザ上のGUI(Graphical User I
nterface)を備えた構造化文書のみを用いて、
簡単なマウス操作とキー入力操作をするだけで、ネット
ワーク対応のデータベースシステムを容易に構築するこ
とができる、システム構築装置と構築方法を開示してい
る。
【0006】しかしながら、特開平第2000−285
007号公報で開示のデータベースシステム構築装置と
構築方法では、単に多くの種類のデータベースを多数蓄
積すると、重複する情報が存在してくるため、システム
に必要な記憶容量が増える、情報の取り扱いに間違いが
発生しやすくなるといった問題がある。また既存のデー
タベースを再利用することが困難という難点もある。
【0007】また、Webアプリケーションであるネッ
トワーク対応のデータベースを操作する時などにおいて
は、データの登録や検索、検索結果などの表示画面で、
画面レイアウト変更や文字の追加など、ユーザの仕様に
合った画面設計を行う要求がでてくるが、従来の技術で
は、そのためにリレーショナルデータベースと連携する
構造化文書を変更する必要があり、そのためには構造化
文書を表すHTML言語やデータベースの問い合わせ言
語などのプログラミング技術、ネットワークやデータベ
ースに関する知識が必要であり、一般ユーザがデータベ
ース操作画面のレイアウトを変更するのは到底困難であ
るとの問題もあった。
【0008】さらに、従来の技術では、セキュリティ等
のために、データベースへのアクセスを制限する方法と
して、データベースにログインする際に、ユーザ名とパ
スワードを入力する管理方式がある。ユーザ登録された
一般作業者は、設定されたユーザ名とパスワードを入力
することでデータベースにアクセスすることができ、与
えられた権限においてデータベースを操作することがで
きる。またユーザ登録されていない作業者は、データベ
ースにアクセスすることができない。
【0009】しかし、この方法では次のような課題があ
った。 (1)データベースのアクセス管理に関する設定作業は、
専門的知識が必要でありデータベースシステム構築にお
いてはかなりのスキルを要する。またデータベースを管
理するため市販されている高価なデータベース管理シス
テムが必須であり、しかもそれを使いこなしてWWWシ
ステムと連携させて取り扱うという大変な煩雑さがあ
る。 (4)登録されたユーザは、全て同じアクセス権限で設定
されているため、全てのデータベースに対して同じ権限
でアクセスすることが可能である。そのため、データベ
ース毎のアクセス管理を行なうことができない。 (5)ユーザ登録されていないユーザはデータベースにア
クセスすることができないため、誰もが利用可能なデー
タベースを設定するためには、全ユーザを登録する必要
があるため、ユーザ数によっては登録作業が大変とな
る。
【0010】本発明の目的は、これらの問題点を解決す
るため、スクリプト言語などを組み込んだWebページ
により、データベース管理システム、開発環境が不要
で、一般ユーザでもWWWブラウザのみを用いマウス操
作とキー入力するだけで容易にデータベース構築、操作
ができ、様々な種類の大規模な情報をデータベース化す
るに当たり、なるべくシステムが必要とする記憶媒体の
容量を削減し、利用段階にあっては既存のデータベース
を再利用して効率的にデータベース構築を行なうことが
できて一貫性のある、すなわち正しい動作を行ない、ま
た、環境、技術、知識がない一般ユーザでも、使い慣れ
たWWWブラウザ上のGUIを備えた構造化文書のみを
用いて、簡単なマウス操作とテキスト入力をするだけ
で、構造化文書の作成、既存の構造化文書の変更を容易
に構築することができ、さらに登録ユーザに対して、デ
ータベース毎にアクセス権限をの設定を行ったり、各デ
ータベースに対してアクセス権限を設定することを容易
に行なうことができる、データベースシステム構築装置
と構築方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のデータベースシ
ステム構築装置は、ユーザのコンピューターのWWWブ
ラウザを、LANやインターネットなどのネットワーク
を経由してWWWサーバのデータベースファイルに接続
して、ユーザのコンピューター上でデータベースファイ
ルのデータベースの各種情報を蓄積、検索する機能を有
するデータベースシステムにおけるWWWサーバのデー
タベースシステム構築装置であって、各々が1つ以上の
構造化文書からなる情報の登録用文書、検索用文書、表
示用文書、および編集用文書とを備えた操作部と、各々
が1つ以上の構造化文書からなる操作部を操作する操作
管理文書、ユーザ管理文書、およびデータベース管理文
書を備えたシステム管理部と、操作部とシステム管理部
との構造化文書に組み込まれ、システム要求仕様に基づ
くシステム構築およびシステム自体に関するシステム情
報に応じて、新規にコードを作成することなく構造化文
書の内容および機能を動的に変えて1つ以上のデータシ
ステムを生成するシステム構築手段と、操作部とシステ
ム管理部との構造化文書を記録する文書格納部と、ユー
ザの入力情報とシステム情報とを記録するデータベース
ファイル内の情報格納部とを備え、構造化文書は、ハイ
パーテキストマークアップ言語、スクリプト言語および
インタープリタ言語中の、ハイパーテキストマークアッ
プ言語を含む少なくとも1つ以上の言語により組み立て
られてユーザインタフェースとなる。
【0012】第1の態様では、データベース管理文書
は、データベース関連設定部とデータベース構成部とを
備え、データベース関連設定部は、情報格納部に記録さ
れた2つの相異なるデータベースのそれぞれの共通する
属性に対して関連を設定し、データベース構成部は、関
連設定部にて関連が設定された2つのデータベースを関
連が設定された属性を媒介として結合して1つの新規な
データベースを構築する。
【0013】データベース構成部は、構築された新規な
データベースのデータベース構成情報のみを、結合され
た2つのデータベースのデータとリンクさせて情報格納
部に記録してもよく、データベース関連設定部は、情報
格納部に記録されたリレーショナルデータベースを、W
WWブラウザによりユーザのコンピュータのディスプレ
イ上の2個所に同画像として表示させ、2画像に表示さ
れた種類からそれぞれ異なった種類を選択して、2種類
の画像を表示させ、2種類の画像のそれぞれに表示され
た属性から共通の属性を選択させ、データベース構成部
は、2種類の画像を共通の属性を介して結合させて新規
なデータベースを構築し、構築された新規なデータベー
スのデータベース構成情報を、結合された2つのデータ
ベースのデータとリンクさせ、構築された新規なデータ
ベースのデータベース構成情報のみを情報格納部に記録
してもよい第2の態様では、データベース管理文書は、
構成部品表示編集部と、データベース構成部とを備え、
データベースファイルの情報格納部には構成部品格納部
を備え、構成部品格納部には、ユーザインターフェース
構築用の構成部品が格納され、構成部品表示編集部は、
構成部品を組み合わせてレイアウトを編集し、データベ
ース構成部は、編集された構成部品のレイアウトにより
1つの新規なデータベースを構築して情報格納部に記録
する。
【0014】構成部品は、画面上での配置場所、部品の
サイズ、部品の種類、表示される文字列とその色や大き
さのデータを有し、構成部品表示編集部は、構成部品の
データを基に構造化文書を作成し、複数の構成部品をW
WWブラウザによりユーザのコンピュータのディスプレ
イに部品オブジェクト情報として表示させて、ユーザに
マウスのみで画面の任意の場所への移動、複写、拡大縮
小、画面上からの消去、画面上への追加表示によりレイ
アウト変更を行わせ、データベース構成部は、変更され
た構成部品のレイアウトにより1つの新規なデータベー
スを構築してもよい。
【0015】第3の態様では、データベースファイル内
の情報格納部内に、複数のデータベーステーブルと、そ
れらを管理するデータ管理テーブルならびに登録ユーザ
管理テーブルを有し、データベースファイルのみを使用
してシステム、およびユーザ管理機能が構築される。
【0016】予め登録された各ユーザに対して、データ
ベーステーブル毎にアクセスの権限が設定されており、
ユーザからのアクセス要求があった時、そのアクセス権
限によりデータベースの使用を許可してもよく、所定の
データベーステーブルに対して、全ユーザのアクセス権
限が設定されており、ユーザからのアクセス要求があっ
た時、ユーザの登録の有無にかかわらずそのアクセス権
限によりデータベースの使用を許可してもよい。
【0017】データベース管理文書は、ユーザ登録部を
備え、データベースファイルの情報格納部にはデータ管
理テーブルならびに登録ユーザ管理テーブルを備え、デ
ータ管理テーブルにはデータベース別にデータベース名
と付与権限とがリレーショナルデータベースとして格納
され、登録ユーザ管理テーブルには、ユーザ別にユーザ
名と、パスワードと、資格と、データベースごとの権限
とがリレーショナルデータベースとして格納され、ユー
ザ登録部は、データ管理テーブルならびに登録ユーザ管
理テーブルのデータベースを情報格納部に構築し、WW
Wブラウザによりユーザ登録権限を有するユーザのコン
ピュータのディスプレイにユーザ登録用データベースを
オブジェクト情報として表示させて、そのユーザにデー
タベースごとの付与権限、ユーザごとのパスワード、資
格、データベース別権限を追加、変更、削除させ、追
加、変更、削除の結果に基づいてデータ管理テーブルな
らびに登録ユーザ管理テーブルを更新し、ユーザ管理文
書は、LANやインターネットなどのネットワークを経
由してユーザのコンピューターのWWWブラウザから、
WWWサーバのデータベースファイルのデータベースへ
のアクセス要求があると、データ管理テーブルを参照
し、そのデータベースの付与権限が特定の権限の場合で
アクセス目的が特定の権限と一致する場合はアクセスを
許可し、アクセス内容がそのデータベースの付与権限が
特定の権限の場合でアクセス目的が特定の権限と一致し
ない場合とそのデータベースの付与権限がユーザ定義の
場合とには、登録ユーザ管理テーブルを参照し、そのユ
ーザが登録されており、かつそのユーザのそのデータベ
ースの権限とアクセス目的とが一致すればアクセスを許
可し、そのユーザが登録されていない場合と、そのユー
ザのそのデータベースの権限とアクセス目的とが一致し
ない場合はアクセスを許可しなくてもよい。
【0018】本発明のデータベースシステム構築方法
は、ユーザのコンピューターのWWWブラウザをLAN
やインターネットなどのネットワークを経由してWWW
サーバのデータベースファイルに接続して、ユーザのコ
ンピューター上でデータベースファイルのデータベース
の各種情報を蓄積、検索する機能を有するデータベース
システムにおけるWWWサーバのデータベースシステム
構築装置を用いたデータベースシステム構築方法であっ
て、データベースシステム構築装置は、ハイパーテキス
トマークアップ言語、スクリプト言語およびインタープ
リタ言語中の、ハイパーテキストマークアップ言語を含
む少なくとも1つ以上の言語により組み立てられた構造
化文書により構成されており、第1の態様では、データ
ベースファイルの情報格納部に記録された2つの相異な
るデータベースのそれぞれの共通する属性に対して関連
を設定するステップと、関連が設定された2つのデータ
ベースを関連が設定された属性を媒介として結合して1
つの新規なデータベースを構築するステップとを有す
る。
【0019】データベースファイルの情報格納部に記録
されたリレーショナルデータベースを、WWWブラウザ
によりユーザのコンピュータのディスプレイ上の2個所
に同画像として表示させるステップと、2画像に表示さ
れた種類からそれぞれ異なった種類を選択して、2種類
の画像を表示させ、2種類の画像のそれぞれに表示され
た属性から共通の属性を選択するステップと、2種類の
画像を共通の属性を介して結合させて新規なデータベー
スを構築するステップと、新規なデータベースをデータ
ベースファイルの情報格納部に記録するステップとを有
してもよく、新規なデータベースをデータベースファイ
ルの情報格納部に記録するステップは、構築された新規
なデータベースのデータベース構成情報を、結合された
2つのデータベースのデータとリンクさせるステップ
と、構築された新規なデータベースのデータベース構成
情報のみを情報格納部に記録するステップとを有しても
よい。
【0020】第2の態様では、データベースファイルの
情報格納部の構成部品格納部には、画面上での配置場
所、部品のサイズ、部品の種類、表示される文字列とそ
の色や大きさのデータを有するユーザインターフェース
構築用の構成部品が格納され、データベースシステム構
築装置の構成部品表示編集部が、構成部品格納部に記録
された構成部品のデータを基に構造化文書を作成し、W
WWブラウザにより複数の構成部品をユーザのコンピュ
ータのディスプレイに部品オブジェクト情報として表示
させるステップと、ユーザに、マウスのみで画面の任意
の場所への移動、複写、拡大縮小、画面上からの消去、
画面上への追加表示によりレイアウト変更を行わせるス
テップと、データベースシステム構築装置のデータベー
ス構成部が、変更された構成部品のレイアウトにより、
1つの新規なデータベースを構築するステップとを有し
てもよい。
【0021】第3の態様では、データベースシステム構
築装置のデータベース管理文書のユーザ登録部が、デー
タベース別にデータベース名と付与権限とがリレーショ
ナルデータベースとして格納されたデータ管理テーブ
ル、ならびにユーザ別にユーザ名とパスワードと資格と
データベースごとの権限とがリレーショナルデータベー
スとして格納された登録ユーザ管理テーブルをデータベ
ースファイルの情報格納部に構築するステップと、ユー
ザ登録部が、WWWブラウザによりユーザ登録権限を有
するユーザのコンピュータのディスプレイにユーザ登録
用データベースをオブジェクト情報として表示させるス
テップと、そのユーザがユーザ登録用データベースに、
データベースごとの付与権限、ユーザごとのパスワー
ド、資格、データベース別権限を追加、変更、削除する
ステップと、ユーザ登録部が、追加、変更、削除の結果
に基づいてデータ管理テーブルならびに登録ユーザ管理
テーブルを更新するステップとを有する。
【0022】さらに、データベースシステム構築装置の
ユーザ管理文書が、ユーザのコンピューターのWWWブ
ラウザから、LANやインターネットなどのネットワー
クを経由してWWWサーバのデータベースファイルのデ
ータベースへのアクセス要求があると、データ管理テー
ブルを参照し、そのデータベースの付与権限が特定の権
限の場合でアクセス目的が特定の権限と一致する場合は
アクセスを許可するステップと、アクセス内容がそのデ
ータベースの付与権限が特定の権限の場合でアクセス目
的が特定の権限と一致しない場合とそのデータベースの
付与権限がユーザ定義の場合とには、登録ユーザ管理テ
ーブルを参照し、そのユーザが登録されており、かつそ
のユーザのそのデータベースの権限とアクセス目的とが
一致すればアクセスを許可し、そのユーザが登録されて
いない場合と、そのユーザのそのデータベースの権限と
アクセス目的とが一致しない場合にはアクセスを許可し
ないステップを有してもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】最初に本発明のそれぞれの実施の
形態の共通部分について図面を参照して説明する。図1
は本発明の各実施の形態に共通するデータベースシステ
ムの模式的ブロック構成図であり、図2は図1のデータ
ベースシステム中のデータベースシステム構築装置関連
部分の模式的ブロック構成図である。
【0024】本発明のデータベースシステム構築装置1
は、ユーザのコンピューターであるクライアント200
と、WWWサーバ100と、クライアント200とWW
Wサーバ100とを接続するLANやインターネットな
どのネットワーク300とで構成される、クライアント
/サーバ方式のデータベースシステムのWWWサーバ1
00に設けられており、データベースシステムのシステ
ムを構築する。
【0025】クライアント200は、クライアント機能
部231とWWWブラウザ210とディスプレイ220
を有し、クライアント機能部231がネットワーク30
0を経由してWWWサーバ100のサーバ機能部101
と接続している。WWWブラウザ210はブラウザ機能
部211を備えインタフェース表示利用手段を有する。
ブラウザ機能部211には文書閲覧、情報通信手段とス
クリプト、インタープリタ言語、プログラミング等の実
行手段が格納されており、サーバ機能部101には文書
配信、情報通信手段とスクリプト、インタープリタ言
語、プログラミング等の実行手段が格納されており、デ
ィスプレイ220にはインタフェース表示利用部が格納
されている。
【0026】WWWサーバ100は、データベースシス
テム構築装置1とサーバ機能部101を有する。
【0027】データベースシステム構築装置1は操作部
3と、システム管理部4と、文書格納部5と、情報格納
部6を備えるデータベースファイル60とを有し、操作
部3は、ユーザがデータベース化する情報の登録、検
索、表示、および編集機能を果たす登録用文書7、検索
用文書8、表示用文書9および編集用文書10を備え、
各文書は各々が1つ以上の構造化文書から構成され、各
々の文書間、あるいは他の文書との間で連携を取りなが
ら、操作部3の機能を実現する。システム管理部4は操
作管理文書11、ユーザ管理文書12、およびデータベ
ース管理文書13を備え、各々が1つ以上の構造化文書
から構成されてシステムの管理機能を果たす。操作部管
理文書11は操作部3を管理し、ユーザ管理文書12は
データベースシステムを利用、構築、管理するユーザを
管理し、データベース管理文書13はデータベースシス
テムに関するデータ自体の情報を管理する。
【0028】文書格納部5は操作部3とシステム管理部
4の構造化文書を記録し、情報格納部6はユーザがデー
タベース化するユーザの入力情報と、それ以外のシステ
ムに関するシステム情報とを、一般のデータベース管理
システムが取り扱うファイル形式で記録する。
【0029】ここで、操作部3とシステム管理部4の構
造化文書にはそれぞれシステム構築手段14が組み込ま
れ、システム構築手段14は構造化文書に含まれたGU
Iを用いて、ユーザから入力されるデータベース化する
情報、システム要求仕様に基づくシステム構築およびシ
ステム自体に関するシステム情報に応じて、新規にコー
ドを作成することなく構造化文書の内容および機能を動
的に変えて操作部3とシステム管理部4の機能を構築、
実現する。これらの操作部3、システム管理部4の各々
の構造化文書を用いて、複数の種類(例えば、新聞記
事、住所録、電話帳、設備管理台帳など)のデータベー
スシステムが構築される。
【0030】構造化文書は、例えばLaTeXやHTM
Lのように、章、節、段落といった文書の構成要素を示
す印をテキストの形式で文書の中に明示的に書いた文書
であり、ハイパーテキストマークアップ言語、スクリプ
ト言語およびインタープリタ言語中の、ハイパーテキス
トマークアップ言語を含む少なくとも1つ以上の言語に
より組み立てられてユーザインタフェースとなってい
る。
【0031】次に、本発明の第1の実施の形態のデータ
ベースシステム構築装置1を図面に基づいて詳細に説明
する。図3は本発明の第1の実施の形態のデータベース
システム構築装置1のデータベース管理文書13を示す
模式的ブロック構成図であり、図4は本発明の第1の実
施の形態のデータベースシステム構築装置1を用いて、
取得したデータベースの複数の種類から共通の属性を指
定して複数の種類の関連を設定するデータベース関連設
定と、関連するデータベースを組み合わせて新しいデー
タベースを構築する動作を説明するための模式図であ
り、(a)はユーザの画面におけるデータベースの複数
の種類の指定と、共通する属性の指定を示す模式図であ
り、(b)は第1の種類の属性とデータを示すデータベ
ースの模式図であり、(c)は第2の種類の属性とデー
タを示すデータベースの模式図であり、(d)はユーザ
の画面におけるデータベースの共通の属性により結合さ
れた新しいデータベースの指定を示す模式図であり、
(e)は新しいデータベースの属性とデータを示すデー
タベースの模式図である。図5は本発明の第1の実施の
形態のデータベースシステム構築装置を用いて、取得し
た雛形とそのデータベースの他の属性とを用いて雛形の
属性の追加削除を行って新しいデータベースを構築する
動作を説明するための模式図であり、(a)はユーザの
画面に表示されたデータベースの模式図であり、(b)
はユーザの画面におけるデータベースの属性を示す雛形
の模式図であり、(c)はユーザの画面におけるデータ
ベースの雛形に追加する属性を示す雛形の模式図であ
り、(d)は追加指定された種類の属性とデータを示す
データベースの模式図であり、(e)は雛形の削除追加
により作成された新しいデータベースの属性とデータを
示すデータベースの模式図である。
【0032】図3のシステム管理部4は上述の図2に示
したデータベースシステム構築装置1に含まれており、
システム管理部4におけるデータベース管理文書13に
はデータベース関連設定部20とデータベース構成部2
1とを有する。
【0033】データベース関連設定部20は、構造化文
書ならなるシステム構築手段14を有し、システム構築
手段14の具体的手段として、データベースの種類取得
・表示・設定手段と、属性取得・表示・設定手段と、関
連設定・表示手段とを有している。
【0034】データベースの種類取得・表示・設定手段
は、情報格納部6に記録されたデータベースの複数の種
類を取得して2ヶ所に一覧表にて表示し、ユーザに各々
の一覧表から相異なる各々1つのデータベースの種類を
選択して設定させ、属性取得・表示・設定手段は、種類
・表示・設定手段でユーザによって設定された各々のデ
ータベースの種類の属性を情報格納部6から取得して、
それぞれ2ヶ所に一覧表として表示させ、その属性の一
覧表から各々関連付けの対象とする共通する双対の1つ
の属性をユーザに選択して設定させ、関連設定・表示手
段は、属性取得・表示・設定手段で設定された双対のデ
ータベースの共通の属性を関連付けて情報格納部6へ関
連付けに関する情報として保存し、また保存した関連付
けに関する情報を表示する。
【0035】データベース構成部21は、構造化文書な
らなるシステム構築手段14を有し、システム構築手段
14の具体的手段として、結合対象設定・結合手段と、
雛形設定・属性表示・編集手段とを有している。
【0036】結合対象設定・結合手段は、情報格納部6
に記録された複数のデータベースの種類を取得、表示し
て、ユーザに結合対象とする2つのデータベースの種類
を選択、設定させ、データベース関連設定部20で作成
され情報格納部6に保存されている関連付け情報を基に
2つのデータベースを結合する。
【0037】雛形設定・属性表示・編集手段は情報格納
部6に記録された1つの雛形であるデータベースをユー
ザに選択、設定させて属性を一覧表に表示して不要な属
性を削除し、さらにデータベース関連設定部20で作成
され情報格納部6に保存されている関連付け情報を用い
てデータベースの関連付けられた属性を一覧表に表示し
て必要な属性を選択して雛形の属性に追加して、編集を
行なう。
【0038】なお、データベース関連設定部20とデー
タベース構成部21とではシステム構築手段14の中で
相互に構造化文書を呼び出すとともに、各機能を実現す
るために必要なデータをシステム構築手段14の間で渡
すように作成されている。また、上述のデータベース関
連設定部20とデータベース構成部21とは、1つの構
造化文書で構成されていても、別々の構造化文書で構成
されていてもよい。
【0039】次に、図3のデータベースインターフェイ
ス装置の構造化文書からなるGUI、およびデータベー
ス内容を表に示した図4(a)〜(e)、図5(a)〜
(e)、および、図6のデータベース構築フローチャー
トを参照して、本発明のデータベース構築方法を説明す
る。図6は本発明の第1の実施の形態のデータベースシ
ステム構築装置を用いたデータベース構築方法を示すフ
ローチャートであり、大きくは関係付けと新規データベ
ース構築とから構成される。
【0040】第1のステップとしてデータベースの属性
間に関連付けを行なう。第2のステップとして第1のス
テップでの関連付けを用いて既存データベースを再利用
して、新規なデータベースを構築する。
【0041】処理を開始すると(S101)、関連付け
でなければ(S102N)、ステップS110に進み、
関連付けであれば(S102Y)、データベースを選択
し(S103)、ディスプレイ220の画面にデータベ
ース関連設定部20のGUI画面として2個の同一のデ
ータベースを表示する(S104)。図4(a)では情
報格納部6に記録されたデータベースが選定されてその
データベースの種類が双対のリストボックス22、24
に一覧表として表示されている。それぞれのデータベー
スから異なった「種類」を選択し(S105)、それぞ
れの「種類」のデータベースを画面に表示する(S10
6)。図4(a)ではリストボックス22では「注文」
という名称のデータベースの種類が選択(反転表示)さ
れ、リストボックス24ではリストボックス22で選択
された注文データベースとは異なる「商品」という名称
のデータベースの種類が選択されている。また、リスト
ボックス22で種類として「注文」を選択したことによ
り、リストボックス22で選択されている注文データベ
ースの「属性」がリストボックス22の下にリストボッ
クス23といして一覧表示されている。同様にリストボ
ックス24の下にはリストボックス24で選択されてい
る商品データベースの「属性」がリストボックス25に
一覧表示されている。
【0042】それぞれの「種類」から共通の「属性」を
選択して(S107)、関連付けを実行する(S10
8)。図4(a)ではリストボックス23、25の両者
では同じ意味をもつデータの属性として「商品コード」
が選択されている。
【0043】ここでの注文データベースは図4(b)に
示す内容であり、また、商品データベースは図4(c)
に示す内容である。以上の一連の設定後、図示されてい
ない関連付けを実行する実行ボタンなどを押下すること
によりデータベースの「注文」と「商品」との属性間の
関連付けが行なわれ、関連付け情報が情報格納部6に記
録される。
【0044】関連付けを継続するのであれば(S109
Y)、ステップS103に戻り、関連付けを継続しない
のであれば(S109N)、ステップS125に進む。
【0045】次に、上述の関連付け情報を基に、データ
ベース構成部21のGUI画面を利用して2つのデータ
ベースを結合するデータベース構築方法を、図4(d)
を参照して説明する。
【0046】ステップS110では、新規のデータベー
スの構築でなければ(S110N)、ステップS125
に進み、新規のデータベースの構築であり(S110
Y)、構築の方法が結合でなければ(S111N)、S
114に進み、構築の方法が結合であれば(S111
Y)、データベースを表示して(S112)、結合を実
施し(S113)、ステップS122へ進む。
【0047】図4(d)では、呼び出されたデータベー
スの種類がユーザの画面のリストボックス26に一覧表
示されており、「注文」データベースと「商品」データ
ベースの両者が選択されて設定されている。この設定
後、図示しないデータベースの結合を実行する実行ボタ
ンなどを押下することにより、設定された2つのデータ
ベースが先のステップにて行なったデータベースの属性
間の関連付け情報を基に操作されて結合される。結合さ
れたデータベースは図4(e)に示す内容となる。この
ように共通の属性である「商品コード」を媒介として
「注文」データベースと「商品」データベースとが結合
されて新規なデータベースが構築さる。
【0048】次に、本第1の実施の形態の他のデータベ
ース構築方法を説明する。このデータベース構築方法
は、関連付け情報を基に図5(a)、(b)、(c)に
示すデータベース構成部21のGUI画面を利用して1
つの雛形とするデータベースを基にその属性を編集する
ものである。
【0049】ステップS114では、雛形編集でなけれ
ば(114N)、ステップS125に進み、雛形編集で
あれば(114Y)、データベースを選択して(S11
5)、画面にデータベースを表示させて(S116)、
表示させた図5(a)のリストボックス26のデータベ
ースの種類から雛形とするデータベースの「種類」を選
択し(S117)、画面に雛形で「属性」を表示させ
(S118)、選択した「種類」と関連付けした他の
「種類」の「属性」が同時に表示される(S119)。
ここでは「注文」データベースが選択されたとして説明
を行なう。図示しない編集ボタンなどを押下すると、図
5(b)に示すような、それぞれの属性にラジオボタン
が付いた「注文」データベースの属性の一覧表が表示さ
れる。それに加えて図5(c)に示すような、注文デー
タベースに関連付けられた他の種類の属性の一覧がリス
トボックス28に表示される。ここでは注文データベー
スには上述の「商品」データベースとの関連付けの他
に、図5(d)にその内容が示されている「顧客」デー
タベースが属性の「顧客コード」により関連付けている
ものとする。
【0050】ここで、「注文」データベースに「顧客名
称」を表示したデータを表示させるものとする。両画面
を用いて雛形の「属性」の追加・削除により編集を行い
(S120)、編集結果を確定させて(S121)、ス
テップ122に進む。図5(b)に示されるように「顧
客コード」に付いているラジオボタンを選択して(○に
黒丸が表示されている)、図示しない削除ボタンなどを
押下して「顧客コード」を削除した後、図5(c)に示
されるように「顧客」データベースの「顧客名称」をリ
ストボックス28にて選択しておいて、図示しない属性
の追加ボタンなどを押下することで、図5(e)に示さ
れるような注文データベースの属性として顧客名称が追
加された新規なデータベースが構築される。
【0051】ステップS122では、新規に構築された
データベースに新規な名称を付けられて(S122)、
新規に構築されたデータベースの構成情報にデータをリ
ンクし(S123)、新規に構築されたデータベースの
構成情報を情報格納部6に登録して(S124)、ステ
ップ125に進む。ここで、新規に作成したデータベー
スのデータ自体は新たに保存されることはなく、データ
ベース構成情報のみが保存され、新規な名称で呼び出す
と保存されているデータベース構成情報に本来のデータ
ベースのデータが組み込まれて表示される。従ってデー
タ自体の記憶容量は新たに増加しない。
【0052】ステップS125で処理終了でなければ
(S125N)、ステップS102に戻り、処理終了な
らば(S125N)、処理を終了する(S126)。
【0053】このようにして、クライアント200のデ
ィスプレイ220上のユーザの操作により新しいデータ
ベースが構築され、かつ、データベース構成情報のみが
保存されるので、新しく構築されたデータベースのデー
タ自体の記録は増加しない。
【0054】次に、本発明の第2の実施の形態のデータ
ベースシステム構築装置1を図面に基づいて詳細に説明
する。図7は本発明の第2の実施の形態のデータベース
システム構築装置1のデータベース管理文書13とデー
タベースファイル60とを示す模式的ブロック構成図で
あり、図8はWWWブラウザによりディスプレイ上に構
造化文書で表示されたレイアウト構成画面である。
【0055】データベースシステム構築装置1のデータ
ベース管理文書13は、構成部品表示編集部30と、デ
ータベース構成部31とを備え、データベースシステム
構築装置1のデータベースファイル60の情報格納部6
には構成部品格納部32を備える。
【0056】構成部品格納部32には、ユーザインター
フェース構築用の構成部品が格納され、構成部品表示編
集部31は、構成部品を組み合わせてレイアウトを編集
し、データベース構成部32は、編集された構成部品の
レイアウトにより1つの新規なデータベースを構築して
情報格納部6に記録する。
【0057】構成部品は、画面上での配置場所、部品の
サイズ、部品の種類、表示される文字列とその色や大き
さのデータを有し、構成部品表示編集部31は、構成部
品のデータを基に構造化文書を作成し、WWWブラウザ
210により複数の構成部品をユーザのコンピュータで
あるクライアント200のディスプレイ220に部品オ
ブジェクト情報として表示させて、ユーザにマウスのみ
で画面の任意の場所への移動、複写、拡大縮小、画面上
からの消去、画面上への追加表示によりレイアウト変更
を行わせる。それらのデータはデータファイル60内で
更新され、そのデータを基にユーザインターフェイス構
築装置1により、構造化文書が作成されWWWブラウザ
210によりディスプレイ220に表示される。
【0058】図8では、WWWブラウザ210によりデ
ィスプレイ220上に表示された位置36の構成部品を
マウスでクリックして、ドラッグしたまま指定の位置3
7に移動させている。また構成部品を選択した後、ドラ
ッグしてサイズの変更38を行なっている。さらに、新
たに構成部品を位置39に作成して、文書の追加を実現
している。
【0059】データベース構成部31は、変更された構
成部品のレイアウトにより1つの新規なデータベースを
構築してデータベースファイル60の情報格納部6に記
録する。
【0060】図9は、本発明の第2の実施の形態のデー
タベースシステム構築装置1を用いてレイアウト設計を
行う時のフローチャートである。
【0061】処理を開始すると(S201)、データベ
ースシステム構築装置1の構成部品表示編集部30は、
構成部品格納部32に記録された構成部品のデータを基
に構造化文書を作成し、WWWブラウザ210により複
数の構成部品をクライアント200のディスプレイ22
0に部品オブジェクト情報として表示させ(S20
2)、構成部品追加の場合は(S203Y)、マウスの
みで画面の任意の場所に構成部品を作成して画面上への
追加表示させ(S204)、属性を指定し(S20
5)、テキスト入力し(S206)、ステップS207
へ進む。構成部品追加でない場合も(S203N)、ス
テップS207へ進む。
【0062】ステップS207で部品の操作を行う場合
は(S207Y)、マウスのみで構成部品の画面の任意
の場所への移動、複写、サイズ変更、画面上からの削除
を行い(S208)、操作を続行するのであれば(S2
09Y)、ステップS203へ戻り、操作を続行しない
のであれば(S209N)、ステップS210へ進む。
ステップS207で部品の操作を行わない場合も(S2
07N)、ステップS210へ進む。
【0063】ステップS210では、データベースシス
テム構築装置1のデータベース構成部31が、変更され
た構成部品のレイアウトにより、1つの新規なデータベ
ースを構築し、情報格納部6に記録し(S210)、処
理終了でなければ(S211N)、ステップS202に
戻り、処理終了ならば(S211Y)、処理を終了する
(S212)。
【0064】このようにして、クライアント200のデ
ィスプレイ220上のユーザの操作により新しいデータ
ベースが構築される。
【0065】次に、本発明の第3の実施の形態のデータ
ベースシステム構築装置1を図面に基づいて詳細に説明
する。図10は本発明の第3の実施の形態のデータベー
スシステム構築装置1のデータベース管理文書13とデ
ータベースファイル60とを示す模式的ブロック構成図
であり、図11は本発明の第3の実施の形態で用いられ
る管理テーブルのデータベースの模式図であり、(a)
は各データ格納用データベースのアクセス権限を管理し
て、設定されたデータベースのアクセス権限を制御する
データ管理テーブル42のリレーショナルデータベース
の模式図であり、(b)は各データ格納用データベース
に対して、登録されたユーザに応じて与えられるアクセ
ス権限を管理しデータベースへのアクセス権限を制御す
る登録ユーザ管理テーブル41のリレーショナルデータ
ベースの模式図であり、(c)はアクセス権限を説明す
るための表である。
【0066】本発明の第3の実施の形態のデータベース
システム構築装置1はデータベースファイル60内の情
報格納部内6内に、データを格納する複数のデータベー
ステーブル43と、これらのデータ格納用のデータテー
ブルを管理するデータ管理テーブル42ならびに登録ユ
ーザを管理する登録ユーザ管理テーブル41を有し、デ
ータベース管理文書13にユーザ登録部40を有し、ユ
ーザ管理文書12と協働して、データベースファイル6
0のみを使用してシステム、およびユーザ管理機能が構
築されている。
【0067】図11(a)において、データ管理テーブ
ル42では、データベース別にデータベース名と付与権
限とがリレーショナルデータベースとして格納され、各
データベースは、各ユーザ毎にアクセス権限が設定され
るユーザ定義と、全てのユーザに対して特定のアクセス
権限が設定されている特定権限定義とに分けられる。こ
こで、図11(a)に示されるデータベースa、データ
ベースbはユーザ毎にアクセス権限が定義され、データ
ベースcは全ユーザに対してアクセス権限が検索権限と
して定義されている。
【0068】図11(b)に示される登録ユーザ管理テ
ーブル41には、ユーザ別にユーザ名と、パスワード
と、そのユーザに与えられている例えば管理者、一般ユ
ーザ等で示される資格による権限と、各データベースご
とに与えられている設計、登録、検索等の実行許可権限
とがリレーショナルデータベースとして格納されてい
る。なお、実行可能な権限の具体的な内容は図11
(c)に示すとおりである。
【0069】登録ユーザ管理テーブル41に登録を希望
するユーザは予めユーザ名とパスワードとともに、アク
セス権限を設定する必要がある。図中のユーザAは管理
者権限で設定されているため、全てのデータベースに対
して、データベースの設計、データの登録・検索・変更
・削除と全ての操作を行なう権限を持つ。ユーザB、C
は一般ユーザとして定義され、各データベース毎にアク
セス権限が設定される。ここで、ユーザBは、データベ
ースaとcとに対しては検索のみの検索権限、データベ
ースbに対しては、データの登録・検索・変更・削除を
行なうことができる登録権限で設定されている。ユーザ
Cは、データベースaに対してはアクセスすることがで
きず、データベースbとcに対しては検索権限でアクセ
スすることができる。
【0070】ユーザがデータ格納用データベースのデー
タに対し検索、登録、変更、削除あるいはデータ項目の
設定などのデータベースの設計のためにアクセスする
と、データ管理テーブル42は、アクセスの対象となる
データベース43の権限を調べ、ユーザ定義か特定の権
限定義かを判断する。
【0071】ユーザ定義の場合には、登録ユーザ管理テ
ーブル41を参照し、入力されたユーザ名とパスワード
からユーザを特定し、登録されたユーザの場合はアクセ
スの対象となるデータベースに対して与えられている権
限についてはそのデータベースへのアクセスを許可し、
与えられていない権限についてはそのデータベースへの
アクセスを許可しない。入力されたユーザ名とパスワー
ドが登録されていなければそのデータベースへのアクセ
スを許可しない。
【0072】特定の権限定義の場合には、登録ユーザ管
理テーブル3へのユーザ登録の有無に関係なくその権限
についてそのデータベースへのアクセスを許可する。
【0073】次に、本発明の第3の実施の形態のデータ
ベースシステム構築装置1を用いてアクセス権限を設定
しユーザのアクセスの可否を判定する方法を説明する。
図12は、本発明の第3の実施の形態のデータベースシ
ステム構築装置1を用いてアクセス権限の設定とアクセ
ス許可の可否を判定する時のフローチャートである。
【0074】ユーザ登録部40は、データ管理テーブル
42ならびに登録ユーザ管理テーブル41のデータベー
スを情報格納部6に構築する。登録と権限判断の処理が
開始されると(S301)、登録ユーザ管理テーブルへ
の登録でなければ(S302N)、ステップS307に
進み、登録ユーザ管理テーブルへの登録であれば(S3
02Y)、ユーザ登録権限を有するユーザのコンピュー
タであるクライアント200のディスプレイ220にW
WWブラウザ210によりユーザ登録用データベースを
オブジェクト情報として表示させて、ユーザ別にユーザ
名、パスワード、資格による権限をユーザ登録権限を有
するユーザに追加、変更、削除させて登録し(S30
3)、ユーザ別にデータベース別付与権限を追加、変
更、削除させて登録し(S304)、追加、変更、削除
の結果に基づいて登録ユーザ管理テーブル41を更新
し、登録終了でなければ(S305N)、次のユーザを
選択してステップS302に戻る。登録終了であれば
(S305Y)、ステップS324へ進む。
【0075】ステップS307では、データ管理テーブ
ル42の登録でなければ(S307N)、ステップS3
14に進み、データ管理テーブル42の登録であれば
(S307Y)、データベースを選択し(S308)、
そのデータベースの定義がユーザ定義であれば(S30
9Y)、データ管理テーブル42のそのデータベースに
ユーザ定義を登録して(S310)、ステップS312
へ進み、そのデータベースの定義がユーザ定義でなけれ
ば(S309N)、データ管理テーブル42のそのデー
タベースに特定の処理権限定義を登録して(S31
1)、ステップS312へ進む。ステップS312で
は、登録終了でなければ(S312N)、次のデータベ
ースを選択して(S313)、ステップS309に戻
る。登録終了であれば(S312N)、ステップS32
4へ進む。
【0076】ステップS314では、クライアント20
0のWWWブラウザ210から、LANやインターネッ
トなどのネットワーク300を経由してWWWサーバ1
00のデータベースファイル60のデータベースへのア
クセス要求であれば処理権限の判断と判定してステップ
S315へ進み(S314Y)、処理権限の判断でなけ
れば(S314N)、ステップS302に戻る。
【0077】ステップS315では、データ管理テーブ
ル42を参照して(S315)、データベース処理対象
のデータベースを選択し(S316)、データベースの
付与権限が特定の権限であり(S317Y)、ユーザの
アクセス目的がその特定の権限であれば(S318
Y)、アクセスを許可して(S322)、ステップS3
24へ進み、ユーザのアクセス目的がその特定の権限で
なければ(S318N)、ステップS319へ進む。ス
テップS317でデータベースの付与権限が特定の権限
でなくユーザ定義の場合も(S317N)ステップS3
19に進む。
【0078】ステップS319では、登録ユーザ管理テ
ーブル41を参照し(S319)、ユーザ名が登録され
ていなければ(S320N)、不許可として(S32
3)、ステップS324に進み、ユーザ名が登録されて
いれば(S320Y)、データベースの処理権限とアク
セス目的が一致するかを判定し(S321)、一致すれ
ば(S321Y)、アクセスを許可して(S322)、
ステップS324へ進み、一致しなければ(S321
N)、不許可として(S323)、ステップS324に
進む。
【0079】ステップS324で、処理終了でなければ
(S324N)、ステップS302に戻り、処理終了な
らば(S324Y)、処理を終了する(S325)。
【0080】次に、本発明のデータベースシステム構築
のためのプログラムを記録した機械読み取り可能な記録
媒体について説明する。データベースシステム構築のた
めのプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体
は、それぞれ、図6、図9、図12のフローチャートに
記載されたデータベースシステム構築方法制御プログラ
ムが記録されており、FD,CD−ROM、半導体メモ
リ等が用いられ、本発明の実施の形態のデータベースシ
ステム構築装置の各部の動作を制御できる。
【0081】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、専
門の知識、技術のない一般のユーザでもデータベース管
理システムの開発環境、技術、知識等を特別に意識せず
に、ネットワーク上で動作するマルチメディア情報のデ
ータベースシステムを容易に構築でき、請求項1と請求
項10に係る発明では、大量で複数のデータベースを蓄
積してもデータの重複が少ないデータベースが実現で
き、システムが必要とする記憶媒体の容量を最小限に留
めることができ、また、一貫性のある動作を行なうデー
タベースシステムを提供することができる。さらには、
既に蓄積しているデータベースの一部もしくは全てを再
利用することで新しいデータベースを効率よく構築でき
るといった大きな効果がある。
【0082】また請求項4、請求項13に係る発明で
は、専門の知識や技術のない一般ユーザでも、WWWブ
ラウザで表示されている画面のレイアウトを容易に構築
することができるため、ユーザの仕様にあった画面設計
をすることができ、操作性向上効果などがある。
【0083】さらに、請求項6、請求項14に係る発明
では、データベースのアクセス管理に関する設定におい
て、非常に高価で高性能なコンピュータが要求されるデ
ータベース管理システム、およびそれを用いるスキルも
不要となり、容易にシステム構築ができる。また、請求
項7に係る発明では、ユーザ毎に各データベースにおけ
るアクセス権限を設定することができ、各ユーザは権限
に応じた適切なアクセスが可能となり、システムのセキ
ュリティも向上する。請求項8に係る発明では、ユーザ
を登録することなく、設定された権限に応じた適切なア
クセスが可能となり、データベースに対する不当なアク
セスが防止されシステムのセキュリティも向上するとい
う大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施の形態に共通するデータベース
システムの模式的ブロック構成図である。
【図2】図1のデータベースシステム中のデータベース
システム構築装置関連部分の模式的ブロック構成図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態のデータベースシス
テム構築装置のデータベース管理文書を示す模式的ブロ
ック構成図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態のデータベースシス
テム構築装置を用いて、取得したデータベースの複数の
種類から共通の属性を指定して複数の種類の関連を設定
するデータベース関連設定と、関連するデータベースを
組み合わせて新しいデータベースを構築する動作を説明
するための模式図である。(a)はユーザの画面におけ
るデータベースの複数の種類の指定と、共通する属性の
指定を示す模式図である。(b)は第1の種類の属性と
データを示すデータベースの模式図である。(c)は第
2の種類の属性とデータを示すデータベースの模式図で
ある。(d)はユーザの画面におけるデータベースの共
通の属性により結合された新しいデータベースの指定を
示す模式図である。(e)は新しいデータベースの属性
とデータを示すデータベースの模式図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態のデータベースシス
テム構築装置を用いて、取得した雛形とそのデータベー
スの他の属性とを用いて雛形の属性の追加削除を行って
新しいデータベースを構築する動作を説明するための模
式図である。(a)はユーザの画面に表示されたデータ
ベースの模式図である。(b)はユーザの画面における
データベースの属性を示す雛形の模式図である。(c)
はユーザの画面におけるデータベースの雛形に追加する
属性を示す雛形の模式図である。(d)は追加指定され
た種類の属性とデータを示すデータベースの模式図であ
る。(e)は雛形の削除追加により作成された新しいデ
ータベースの属性とデータを示すデータベースの模式図
である。
【図6】本発明の第1の実施の形態のデータベースシス
テム構築装置を用いたデータベース構築方法を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態のデータベースシス
テム構築装置のデータベース管理文書とデータベースフ
ァイルとを示す模式的ブロック構成図である。
【図8】WWWブラウザによりディスプレイ上に構造化
文書で表示されたレイアウト構成画面である。
【図9】本発明の第2の実施の形態のデータベースシス
テム構築装置を用いてレイアウト設計を行う時のフロー
チャートである。
【図10】本発明の第3の実施の形態のデータベースシ
ステム構築装置のデータベース管理文書とデータベース
ファイルとを示す模式的ブロック構成図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態で用いられる管理
テーブルのデータベースの模式図である。(a)は各デ
ータ格納用データベースのアクセス権限を管理して、設
定されたデータベースのアクセス権限を制御するデータ
管理テーブルのリレーショナルデータベースの模式図で
ある。(b)は各データ格納用データベースに対して、
登録されたユーザに応じて与えられるアクセス権限を管
理しデータベースへのアクセス権限を制御する登録ユー
ザ管理テーブルのリレーショナルデータベースの模式図
である。(c)はアクセス権限を説明するための表であ
る。
【図12】本発明の第3の実施の形態のデータベースシ
ステム構築装置を用いてアクセス権限の設定とアクセス
許可の可否を判定する時のフローチャートである。
【符号の説明】
1 データベースシステム構築装置 3 機能部 4 システム管理部 5 文書格納部 6 情報格納部 7 登録用文書 8 検索用文書 9 表示用文書 10 編集用文書 11 操作部管理文書 12 ユーザ管理文書 13 データベース管理文書 14 システム構築手段 20 データベース関連設定部 21、31 データベース構成部 22、23、24、25、26、28 リストボック
ス 27 ラジオボタン 30 構成部品編集部 32 構成部品格納部 36、37、39 位置 38 サイズ変更 40 ユーザ登録部 41 登録ユーザ管理テーブル 42 データ管理テーブル 43 データベーステーブル群 60 データベースファイル 100 WWWサーバ 101 サーバ機能部 200 クライアント 210 WWWブラウザ 211 ブラウザ機能部 220 ディスプレイ 221 インタフェース表示利用部 231 クライアント機能部 300 ネットワーク S101〜S126、S201〜S212、S301〜
S325 ステップ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/14 320 G06F 12/14 320C 17/30 110 17/30 110F 120 120B 230 230Z Fターム(参考) 5B017 AA03 BA05 BA06 BB09 CA16 5B075 KK43 KK54 KK63 NK46 PP03 PQ02 5B082 EA11 EA12 GA07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザのコンピューターのWWWブラウ
    ザを、LANやインターネットなどのネットワークを経
    由してWWWサーバのデータベースファイルに接続し
    て、前記ユーザの前記コンピューター上で前記データベ
    ースファイルのデータベースの各種情報を蓄積、検索す
    る機能を有するデータベースシステムにおける前記WW
    Wサーバのデータベースシステム構築装置であって、 各々が1つ以上の構造化文書からなる情報の登録用文
    書、検索用文書、表示用文書、および編集用文書とを備
    えた操作部と、 各々が1つ以上の構造化文書からなる前記操作部を操作
    する操作管理文書、ユーザ管理文書、およびデータベー
    ス管理文書を備えたシステム管理部と、 前記操作部と前記システム管理部との前記構造化文書に
    組み込まれ、システム要求仕様に基づくシステム構築お
    よびシステム自体に関するシステム情報に応じて、新規
    にコードを作成することなく前記構造化文書の内容およ
    び機能を動的に変えて1つ以上のデータシステムを生成
    するシステム構築手段と、 前記操作部と前記システム管理部との前記構造化文書を
    記録する文書格納部と、 ユーザの入力情報と前記システム情報とを記録する前記
    データベースファイル内の情報格納部とを備え、 前記構造化文書は、ハイパーテキストマークアップ言
    語、スクリプト言語およびインタープリタ言語中の、ハ
    イパーテキストマークアップ言語を含む少なくとも1つ
    以上の言語により組み立てられてユーザインタフェース
    となり、 前記データベース管理文書は、データベース関連設定部
    とデータベース構成部とを備え、 前記データベース関連設定部は、前記情報格納部に記録
    された2つの相異なるデータベースのそれぞれの共通す
    る属性に対して関連を設定し、 前記データベース構成部は、前記関連設定部にて関連が
    設定された2つのデータベースを関連が設定された属性
    を媒介として結合して1つの新規なデータベースを構築
    する、ことを特徴とするデータベースシステム構築装
    置。
  2. 【請求項2】 前記データベース構成部は、構築された
    新規なデータベースのデータベース構成情報のみを、結
    合された2つの前記データベースのデータとリンクさせ
    て前記情報格納部に記録する、請求項1に記載のデータ
    ベースシステム構築装置。
  3. 【請求項3】 前記データベース関連設定部は、前記情
    報格納部に記録されたリレーショナルデータベースを、
    前記WWWブラウザにより前記ユーザのコンピュータの
    ディスプレイ上の2個所に同画像として表示させ、2画
    像に表示された種類からそれぞれ異なった種類を選択し
    て、2種類の画像を表示させ、2種類の画像のそれぞれ
    に表示された属性から共通の属性を選択させ、 前記データベース構成部は、前記2種類の画像を前記共
    通の属性を介して結合させて新規なデータベースを構築
    し、構築された新規なデータベースのデータベース構成
    情報を、結合された2つの前記データベースのデータと
    リンクさせ、構築された新規なデータベースのデータベ
    ース構成情報のみを前記情報格納部に記録する、請求項
    1または請求項2に記載のデータベースシステム構築装
    置。
  4. 【請求項4】 ユーザのコンピューターのWWWブラウ
    ザを、LANやインターネットなどのネットワークを経
    由してWWWサーバのデータベースファイルに接続し
    て、前記ユーザの前記コンピューター上で前記データベ
    ースファイルのデータベースの各種情報を蓄積、検索す
    る機能を有するデータベースシステムにおける前記WW
    Wサーバのデータベースシステム構築装置であって、 各々が1つ以上の構造化文書からなる情報の登録用文
    書、検索用文書、表示用文書、および編集用文書とを備
    えた操作部と、 各々が1つ以上の構造化文書からなる前記操作部を操作
    する操作管理文書、ユーザ管理文書、およびデータベー
    ス管理文書を備えたシステム管理部と、 前記操作部と前記システム管理部との前記構造化文書に
    組み込まれ、システム要求仕様に基づくシステム構築お
    よびシステム自体に関するシステム情報に応じて、新規
    にコードを作成することなく前記構造化文書の内容およ
    び機能を動的に変えて1つ以上のデータシステムを生成
    するシステム構築手段と、 前記操作部と前記システム管理部との前記構造化文書を
    記録する文書格納部と、 ユーザの入力情報と前記システム情報とを記録する前記
    データベースファイル内の情報格納部とを備え、 前記構造化文書は、ハイパーテキストマークアップ言
    語、スクリプト言語およびインタープリタ言語中の、ハ
    イパーテキストマークアップ言語を含む少なくとも1つ
    以上の言語により組み立てられてユーザインタフェース
    となり、 前記データベース管理文書は、構成部品表示編集部と、
    データベース構成部とを備え、前記データベースファイ
    ルの情報格納部には構成部品格納部を備え、 前記構成部品格納部には、ユーザインターフェース構築
    用の構成部品が格納され、 前記構成部品表示編集部は、前記構成部品を組み合わせ
    てレイアウトを編集し、 前記データベース構成部は、編集された構成部品のレイ
    アウトにより1つの新規なデータベースを構築して前記
    情報格納部に記録する、ことを特徴とするデータベース
    システム構築装置。
  5. 【請求項5】 前記構成部品は、画面上での配置場所、
    部品のサイズ、部品の種類、表示される文字列とその色
    や大きさのデータを有し、 前記構成部品表示編集部は、前記構成部品のデータを基
    に構造化文書を作成し、複数の前記構成部品を前記ユー
    ザのコンピュータのディスプレイに前記WWWブラウザ
    により部品オブジェクト情報として表示させて、前記ユ
    ーザによるマウスのみでの画面の任意の場所への移動、
    複写、拡大縮小、画面上からの消去、画面上への追加表
    示によりレイアウト変更を行わせ、 前記データベース構成部は、変更された構成部品のレイ
    アウトにより1つの新規なデータベースを構築する、請
    求項4に記載のデータベースシステム構築装置。
  6. 【請求項6】 ユーザのコンピューターのWWWブラウ
    ザを、LANやインターネットなどのネットワークを経
    由してWWWサーバのデータベースファイルに接続し
    て、前記ユーザの前記コンピューター上で前記データベ
    ースファイルのデータベースの各種情報を蓄積、検索す
    る機能を有するデータベースシステムにおける前記WW
    Wサーバのデータベースシステム構築装置であって、 各々が1つ以上の構造化文書からなる情報の登録用文
    書、検索用文書、表示用文書、および編集用文書とを備
    えた操作部と、 各々が1つ以上の構造化文書からなる前記操作部を操作
    する操作管理文書、ユーザ管理文書、およびデータベー
    ス管理文書を備えたシステム管理部と、 前記操作部と前記システム管理部との前記構造化文書に
    組み込まれ、システム要求仕様に基づくシステム構築お
    よびシステム自体に関するシステム情報に応じて、新規
    にコードを作成することなく前記構造化文書の内容およ
    び機能を動的に変えて1つ以上のデータシステムを生成
    するシステム構築手段と、 前記操作部と前記システム管理部との前記構造化文書を
    記録する文書格納部と、 ユーザの入力情報と前記システム情報とを記録する前記
    データベースファイル内の情報格納部とを備え、 前記構造化文書は、ハイパーテキストマークアップ言
    語、スクリプト言語およびインタープリタ言語中の、ハ
    イパーテキストマークアップ言語を含む少なくとも1つ
    以上の言語により組み立てられてユーザインタフェース
    となり、 前記データベースファイル内の情報格納部内に、複数の
    データベーステーブルと、それらを管理するデータ管理
    テーブルならびに登録ユーザ管理テーブルを有し、前記
    データベースファイルのみを使用してシステム、および
    ユーザ管理機能が構築されることを特徴とするデータベ
    ースシステム構築装置。
  7. 【請求項7】 予め登録された各ユーザに対して、デー
    タベーステーブル毎にアクセスの権限が設定されてお
    り、ユーザからのアクセス要求があった時、そのアクセ
    ス権限によりデータベースの使用を許可する、請求項6
    に記載のデータベースシステム構築装置。
  8. 【請求項8】 所定のデータベーステーブルに対して、
    全ユーザのアクセス権限が設定されており、ユーザから
    のアクセス要求があった時、ユーザの登録の有無にかか
    わらずそのアクセス権限によりデータベースの使用を許
    可する、請求項6に記載のデータベースシステム構築装
    置。
  9. 【請求項9】 前記データベース管理文書は、ユーザ登
    録部を備え、前記データベースファイルの情報格納部に
    はデータ管理テーブルならびに登録ユーザ管理テーブル
    を備え、 前記データ管理テーブルにはデータベース別にデータベ
    ース名と付与権限とがリレーショナルデータベースとし
    て格納され、 前記登録ユーザ管理テーブルには、ユーザ別にユーザ名
    と、パスワードと、資格と、データベースごとの権限と
    がリレーショナルデータベースとして格納され、 前記ユーザ登録部は、前記データ管理テーブルならびに
    前記登録ユーザ管理テーブルのデータベースを前記情報
    格納部に構築し、前記WWWブラウザによりユーザ登録
    権限を有するユーザのコンピュータのディスプレイにユ
    ーザ登録用データベースをオブジェクト情報として表示
    させて、前記ユーザにデータベースごとの付与権限、ユ
    ーザごとのパスワード、資格、データベース別権限を追
    加、変更、削除させ、追加、変更、削除の結果に基づい
    て前記データ管理テーブルならびに前記登録ユーザ管理
    テーブルを更新し、 前記ユーザ管理文書は、前記ユーザのコンピューターの
    WWWブラウザから、LANやインターネットなどのネ
    ットワークを経由してWWWサーバのデータベースファ
    イルのデータベースへのアクセス要求があると、前記デ
    ータ管理テーブルを参照し、該データベースの付与権限
    が特定の権限の場合でアクセス目的が特定の権限と一致
    する場合はアクセスを許可し、アクセス内容が該データ
    ベースの付与権限が特定の権限の場合でアクセス目的が
    特定の権限と一致しない場合と該データベースの付与権
    限がユーザ定義の場合とには、前記登録ユーザ管理テー
    ブルを参照し、該ユーザが登録されており、かつ該ユー
    ザの該データベースの権限とアクセス目的とが一致すれ
    ばアクセスを許可し、該ユーザが登録されていない場合
    と、該ユーザの該データベースの権限とアクセス目的と
    が一致しない場合はアクセスを許可しない、請求項6か
    ら請求項8のいずれか1項に記載のデータベースシステ
    ム構築装置。
  10. 【請求項10】 ユーザのコンピューターのWWWブラ
    ウザをLANやインターネットなどのネットワークを経
    由してWWWサーバのデータベースファイルに接続し
    て、前記ユーザの前記コンピューター上で前記データベ
    ースファイルのデータベースの各種情報を蓄積、検索す
    る機能を有するデータベースシステムにおける前記WW
    Wサーバのデータベースシステム構築装置を用いたデー
    タベースシステム構築方法であって、 前記データベースシステム構築装置は、ハイパーテキス
    トマークアップ言語、スクリプト言語およびインタープ
    リタ言語中の、ハイパーテキストマークアップ言語を含
    む少なくとも1つ以上の言語により組み立てられた構造
    化文書により構成され、 前記データベースファイルの情報格納部に記録された2
    つの相異なるデータベースのそれぞれの共通する属性に
    対して関連を設定するステップと、 関連が設定された2つのデータベースを関連が設定され
    た属性を媒介として結合して1つの新規なデータベース
    を構築するステップと、を有することを特徴とするデー
    タベースシステム構築方法。
  11. 【請求項11】 前記データベースファイルの情報格納
    部に記録されたリレーショナルデータベースを、前記W
    WWブラウザにより前記ユーザのコンピュータのディス
    プレイ上の2個所に同画像として表示させるステップ
    と、 2画像に表示された種類からそれぞれ異なった種類を選
    択して、2種類の画像を表示させ、2種類の画像のそれ
    ぞれに表示された属性から共通の属性を選択するステッ
    プと、 前記2種類の画像を前記共通の属性を介して結合させて
    新規なデータベースを構築するステップと、 新規なデータベースを前記データベースファイルの情報
    格納部に記録するステップと、を有する請求項10に記
    載のデータベースシステム構築方法。
  12. 【請求項12】 新規なデータベースを前記データベー
    スファイルの情報格納部に記録するステップは、構築さ
    れた新規なデータベースのデータベース構成情報を、結
    合された2つの前記データベースのデータとリンクさせ
    るステップと、構築された新規なデータベースのデータ
    ベース構成情報のみを前記情報格納部に記録するステッ
    プと、を有する請求項11に記載のデータベースシステ
    ム構築方法。
  13. 【請求項13】 ユーザのコンピューターのWWWブラ
    ウザをLANやインターネットなどのネットワークを経
    由してWWWサーバのデータベースファイルに接続し
    て、前記ユーザの前記コンピューター上で前記データベ
    ースファイルのデータベースの各種情報を蓄積、検索す
    る機能を有するデータベースシステムにおける前記WW
    Wサーバのデータベースシステム構築装置を用いたデー
    タベースシステム構築方法であって、 前記データベースシステム構築装置は、ハイパーテキス
    トマークアップ言語、スクリプト言語およびインタープ
    リタ言語中の、ハイパーテキストマークアップ言語を含
    む少なくとも1つ以上の言語により組み立てられた構造
    化文書により構成され、 前記データベースファイルの情報格納部の構成部品格納
    部には、画面上での配置場所、部品のサイズ、部品の種
    類、表示される文字列とその色や大きさのデータを有す
    るユーザインターフェース構築用の構成部品が格納さ
    れ、 前記データベースシステム構築装置の構成部品表示編集
    部が、前記構成部品格納部に記録された前記構成部品の
    データを基に構造化文書を作成し、複数の前記構成部品
    を前記ユーザのコンピュータのディスプレイに前記WW
    Wブラウザにより部品オブジェクト情報として表示させ
    るステップと、 前記ユーザに、マウスのみで画面の任意の場所への移
    動、複写、拡大縮小、画面上からの消去、画面上への追
    加表示によりレイアウト変更を行わせるステップと、 前記データベースシステム構築装置のデータベース構成
    部が、変更された構成部品のレイアウトにより、1つの
    新規なデータベースを構築するステップと、を有するこ
    とを特徴とするデータベースシステム構築方法。
  14. 【請求項14】 ユーザのコンピューターのWWWブラ
    ウザをLANやインターネットなどのネットワークを経
    由してWWWサーバのデータベースファイルに接続し
    て、前記ユーザの前記コンピューター上で前記データベ
    ースファイルのデータベースの各種情報を蓄積、検索す
    る機能を有するデータベースシステムにおける前記WW
    Wサーバのデータベースシステム構築装置を用いたデー
    タベースシステム構築方法であって、 前記データベースシステム構築装置は、ハイパーテキス
    トマークアップ言語、スクリプト言語およびインタープ
    リタ言語中の、ハイパーテキストマークアップ言語を含
    む少なくとも1つ以上の言語により組み立てられた構造
    化文書により構成され、 前記データベースシステム構築装置のデータベース管理
    文書のユーザ登録部が、データベース別にデータベース
    名と付与権限とがリレーショナルデータベースとして格
    納されたデータ管理テーブル、ならびにユーザ別にユー
    ザ名とパスワードと資格とデータベースごとの権限とが
    リレーショナルデータベースとして格納された登録ユー
    ザ管理テーブルを前記データベースファイルの情報格納
    部に構築するステップと、 前記ユーザ登録部が、ユーザ登録権限を有するユーザの
    コンピュータのディスプレイに前記WWWブラウザによ
    りユーザ登録用データベースをオブジェクト情報として
    表示させるステップと、 前記ユーザがユーザ登録用データベースに、データベー
    スごとの付与権限、ユーザごとのパスワード、資格、デ
    ータベース別権限を追加、変更、削除するステップと、 前記ユーザ登録部が、追加、変更、削除の結果に基づい
    て前記データ管理テーブルならびに前記登録ユーザ管理
    テーブルを更新するステップと、を有することを特徴と
    するデータベースシステム構築方法。
  15. 【請求項15】 さらに、前記ユーザのコンピューター
    のWWWブラウザから、LANやインターネットなどの
    ネットワークを経由してWWWサーバのデータベースフ
    ァイルのデータベースへのアクセス要求があると、デー
    タベースシステム構築装置のユーザ管理文書が、前記デ
    ータ管理テーブルを参照し、該データベースの付与権限
    が特定の権限の場合でアクセス目的が特定の権限と一致
    する場合はアクセスを許可するステップと、 アクセス内容が該データベースの付与権限が特定の権限
    の場合でアクセス目的が特定の権限と一致しない場合と
    該データベースの付与権限がユーザ定義の場合とには、
    前記登録ユーザ管理テーブルを参照し、該ユーザが登録
    されており、かつ該ユーザの該データベースの権限とア
    クセス目的とが一致すればアクセスを許可し、該ユーザ
    が登録されていない場合と、該ユーザの該データベース
    の権限とアクセス目的とが一致しない場合にはアクセス
    を許可しないステップと、を有する請求項14に記載の
    データベースシステム構築方法。
  16. 【請求項16】 請求項10から請求項15のいずれか
    1項に記載のデータベースシステム構築方法を実行する
    ためのプログラムが格納され、該データベースシステム
    構築方法を実行するためのデータベースシステム構築装
    置に組み込まれてその動作を制御できることを特徴とす
    るデータベースシステム構築のためのプログラムを記録
    した機械読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006126906A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Daikin Ind Ltd データ管理システム
WO2013065823A1 (ja) * 2011-11-04 2013-05-10 株式会社STNet データベース作成管理システム
WO2013129716A1 (ko) * 2012-02-29 2013-09-06 주식회사 엠디웨어 웹 기반 다기관 연구 시스템

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