JP2002173810A - 衣 類 - Google Patents

衣 類

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JP2002173810A
JP2002173810A JP2000370693A JP2000370693A JP2002173810A JP 2002173810 A JP2002173810 A JP 2002173810A JP 2000370693 A JP2000370693 A JP 2000370693A JP 2000370693 A JP2000370693 A JP 2000370693A JP 2002173810 A JP2002173810 A JP 2002173810A
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fastener
cloth
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female
opening
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JP2000370693A
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Takako Fujii
孝子 藤井
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Wacoal Corp
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Wacoal Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衣類の雌雄留具を片手でも容易に係止できる
ようにする。 【解決手段】 左右前身頃の開閉用留具の操作を片手で
出来るようにした衣類であって、左右前身頃の少なくと
もいずれか一方の裏面側には、開閉端縁に沿って雌雄い
ずれか一方の留具を取り付ける一方、左右前身頃の少な
くともいずれか他方側の表面側には留具支持布を取り付
け、該留具支持布の表面側に雌雄いずれか他方の留具を
取り付け、かつ、これら留具取付位置の留具支持布は指
挿入部をあけて左右身頃から遊離させており、左右いず
れか一方の手の指を留具支持布の指挿入部に差し込ん
で、雌雄いずれか一方の留具を支持しながら、別の指で
身頃裏面側の雌雄いずれか他方の留具を係脱できる構成
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肌着やパジャマな
どの前開きタイプの衣類からなる衣類に関し、特に片手
が不自由な身障者でも容易に留具の脱着ができる上衣に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の雌雄留具で開閉する前開きタイプ
の上衣等の衣類は、左右前身頃の開閉端部に該留具を直
接取り付け、これら留具を重ね合わせて着脱することに
より、衣類の開閉・着脱を行っている。これら雌雄留具
は、一方を他方に押し付けて係止させ、互いを引っ張り
合うことによって離反している。
【0003】しかしながら、片手が不自由な身障者や、
怪我や何らかの事情で一時的に片手が使えない人等は、
雌雄留具の係止に際し、押し付ける側の留具に片手を使
うと、押し付けられる側の留具を裏から支えることがで
きず、重合させた留具を身体に押し付けることによって
係止させざるを得ない。従って、留具が安定しないため
に留具同士をうまく重ね合わせて係止できず、かつ、留
具を身体に押し付けるために痛みや不快感を生じる場合
がある。
【0004】身障者用衣類として、従来、図20(A)
(B)に示す身障者用パジャマの上衣1が実開昭59−
11512で提案されている。この上衣1の開閉端部の
重ね合わせ部の対向面に一対の雌雄ベルベット式ファス
ナー2a、2bが取り付けられている。これは、係脱の
困難なボタンは単に飾りボタン3として用い、実際には
着脱容易なベルベット式ファスナー2a、2bを使用し
て開閉する点で身障者に適していると言える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ベルベ
ット式ファスナー2a、2bも雌雄留具の一種であるた
め、係止の際は互いに押し付け合う必要があり、片手が
不自由な場合は、自由な片手で留具を身体に押し付けて
係止せざるを得ない。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、片手でも簡単かつ快適に着脱できる衣類の提供を
課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、左右前身頃の開閉用留具の操作を片手で
も出来るようにした衣類であって、左右前身頃のいずれ
か一方の裏面側に、雌雄いずれか一方の留具を設けてい
る一方、左右前身頃のいずれか他方の表面側に留具支持
布を取り付け、該留具支持布の表面側に雌雄いずれか他
方の留具を設け、かつ、これら留具位置で留具支持布を
指挿入部をあけて左右身頃から遊離させていることを特
徴とする衣類を提供している。
【0008】上記衣類は、右手が不自由で左手のみが使
える場合、あるいは逆に左手が不自由で右手のみが使え
る場合に、個別的に対応させているものである。即ち、
左右いずれか一方の手の指を留具支持布の指挿入部に差
し込んで、雌雄いずれか一方の留具を支持しながら、別
の指で他方の身頃裏面側の雌雄いずれか他方の留具を係
脱できるようにしている。右手のみが使える場合には、
左前として、右前身頃に留具支持布を取り付けた衣類が
適用され、逆に左手のみが使える場合は右前として、左
前身頃に留具支持布を取り付けた衣類が適用される。
【0009】上記雌雄いずれか一方の留具は、左右前身
頃のいずれか一方の開閉端の裏面側に設ける一方、上記
雌雄いずれか他方の留具は、左右身頃のいずれか他方の
開閉端の表面側の留具支持布に設けている。上記のよう
に開閉端の先端に留具を設けると、留具位置を前身頃の
中心位置に配置することができる。なお、留具支持布を
開閉端より離れた位置に設け、右手利き用の場合には右
手に近接した位置、左手利き用の場合は左手に近接した
位置に配置してもよい。
【0010】また、本発明は、左右前身頃の開閉用留具
の操作を片手でも出来るようにした衣類であって、左右
前身頃のそれぞれの裏面側に、開閉端縁に沿って雌雄い
ずれか一方の留具を設けている一方、左右前身頃のそれ
ぞれの表面側に留具支持布を取り付け、該留具支持布の
表面側に雌雄いずれか他方の留具を設け、かつ、これら
留具位置で留具支持布を指挿入部をあけて左右身頃から
遊離させていることを特徴とする衣類を提供している。
【0011】上記衣類は、右手のみが使える場合と左手
のみが使える場合の両方に適用できる構成としている。
即ち、左手が不自由で右手のみ利く場合、右前身頃を下
前として左前身頃を表面側に重ね、右留具取付布の指挿
入部に右手の親指を入れて留具取付布の表側に取り付け
た留具を支えながら、左前身頃の裏側に取り付けた留具
を右手の人差し指で押さえて係止する。逆に、右手が不
自由で左手のみ利く場合、左前身頃を下前として右前身
頃を表面側に重ね、左留具取付布の指挿入部に例えば親
指を入れて留具取付布の表側に取り付けた留具を支えな
がら右前身頃の裏側に取り付けた留具を人差し指で押さ
えて係止する。
【0012】このように、下前となる身頃に取り付けた
別体の留具取付布の留具裏側に片手の親指を当て、人差
し指を上前となる身頃の留具の外側に当て、両指で雌雄
留具を挟んで係止させることができる。よって、片手が
不自由な状態であっても、留具を体に押し付けることな
く、雌雄留具と係止することができる。
【0013】上記左右前身頃は、左前あるいは右前とし
た時に重ね合わせ部分を幅広とし、各重ね合わせ部の先
端裏面側に上記一方の留具を設けている一方、各先端か
ら所要寸法をあけた位置の表面側に上記他方の留具を設
けた留具支持布を縫着している。この場合、留具支持布
の留具を使用していない側は、左右身頃を閉鎖した状態
で略表面中央に現出する。
【0014】あるいは、上記左右前身頃は、左前あるい
は右前とした時に重ね合わせられる先端部分に、それぞ
れ裏面側に一方の留具を設けていると共に、表面側に他
方の留具を設けた留具支持布を取り付けている。即ち、
左右身頃の開口端にそれぞれ、裏面側には雌雄いずれか
一方の留具を取り付けると共に、表面側には留具支持布
を取り付け、該留具支持布の表面に雌雄いずれか他方の
留具を取り付けている。この場合、左右身頃を閉鎖した
状態で、使用していない側の留具支持布は表面に現出し
ない。
【0015】上記留具支持布は細幅で上下方向に長く、
該留具取付布は上下端縁および上下に間隔をあけて配置
する留具の間の位置で前身頃に縫着して留具位置では身
頃と遊離させ、かつ、左前身頃に取り付ける留具取付布
は右側端縁を、右前身頃に取り付ける留具取付布は左側
端縁を夫々左右身頃と縫着し、左側留具取付布は左側に
指挿入開口を位置させ、右側留具取付布では右側に指挿
入開口を位置させている。なお、留具取付布は必ずしも
左右いずれかの端縁を縫着する必要はなく、隣接する留
具の間だけを縫着してもよく、指が挿入できる開口を留
具を支える空間があればよい。
【0016】上記細長い帯状の留具支持布は、上下端縁
だけを縫着しても良いが、身頃から浮き上がり易く、か
つ、留具を外す時に留具支持布全体が引っ張られること
になるため、上記のように、上下に隣接する留具の間お
よび指を差し入れない側の端縁を前身頃と一体に縫着す
ることが好ましい。これにより、別体布が身頃から浮き
上がることを防止でき、特に留具をはずす際の雌雄留具
の引き離しをスムーズに行うことができる。
【0017】上記身頃には上記留具支持布を取り付ける
部位に、 身頃と留具支持布との間に補強布を設け、補強
布と留具支持布の間に指挿入開口をあけてもよい。
【0018】このように身頃の留具支持布の取付位置に
補強布を設けておくと、留具を着脱する時に身頃に強い
引っ張り力で作用しても、身頃が破れたりすることを補
強布で防止することができる。また、補強布と留具支持
布とを予め縫着あるいは樹脂接着で一体化して、指挿入
開口を設けた構成としておくと、身頃には補強布を縫着
するだけで良く、身頃と留具支持布とを指挿入開口を設
けるように縫着する必要がなくなり、加工を簡単なもの
とすることができる。あるいは、補強布と留具支持布と
を一枚布から構成し、折り返えすことにより一方を補強
布、他方を留具支持布としてもよい。
【0019】上記指挿入部を形成するため、留具支持布
と身頃あるいは補強布とをコ字状、V字状あるいは台形
状に縫着して指挿入開口を広くし、 かつ、 各コ字状、V
字状あるいは台形状の指挿入部の表面に夫々1つの留具
を設けている。
【0020】上記雌雄留具として、着脱自在に嵌合する
リングの各基部を布に埋設している雌雄スナップ、例え
ば「リングテーピー」(モリト株式会社製)が好適に用
いられる。この雌雄スナップは大小のリングからなり、
雌リングに雄リングを嵌め込んで係合するもので、この
リングタイプのスナップは係合箇所が大きく、合わせや
すく、力を入れなくとも簡単に取り外しができる利点が
ある。
【0021】特に、上記雌雄リングタイプのスナップを
テープと一体化されたもの、例えば、「テーピースナッ
パー」(モリト株式会社製)を用い、上記留具支持布と
して上記雌雄スナップのいずれか一方と一体化されたテ
ープを用いる一方、上記身頃に設ける雌雄スナップのい
ずれか他方は、該スナップと一体化されたテープを身頃
に縫着することが好ましい。なお、雌雄留具として、雌
雄面ファスナーを用いることもできる。
【0022】上記のように雌雄留具として、突出量が少
なく薄いものを用いると、身体に密着した場合でも局部
的な圧迫が少ないものが好適に用いられる。
【0023】また、本発明は、身頃に縫着する袖布の袖
口に、袖口先端より所要寸法の開閉部を設け、該開閉部
の内側布表面に留具支持布を指挿入部をあけて取り付
け、該留具支持布に雌雄留具のいずれか一方を設けると
共に、上記内側布に重ねる外側布の内面に雌雄留具のい
ずれか他方を設けている衣類を提供している。
【0024】上記のように、袖口の開閉部にも留具を取
り付けた留具支持布を指挿入部をあけて設けておくと、
左右いずれか一方の片手のみで袖口の留具の開閉を行う
ことができる。この袖口を片手操作で開閉できる構成
は、上記身頃の開閉を片手操作できる衣類の袖口に設け
ることが好ましいが、例えば、身頃に開閉の無い被りタ
イプの衣類の袖口のみに適用してもよい。
【0025】上記衣類は、片手が不自由な身障者用の肌
着、パジャマあるいはアウトウエアの上衣として好適に
用いられる。これらの衣類の前身頃は、丈全長にわたっ
ての全開タイプでも一部開きタイプでもよく、開閉位置
についても、中央開きでも右寄り開きや左寄り開きでも
よい。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施形態を図面を参
照して説明する。
【0027】図1乃至図8は、本発明の第1実施形態に
係る半そでVネックの前全開パジャマ上衣10を示し、
前身頃11(左右前身頃12、13)、後身頃14、左
右袖布15、16および左右の留具支持布17、18か
らなる。
【0028】前身頃11は、図1(A)(B)に示すよ
うに、前身頃中央部で分離された左前身頃12と右前身
頃13とで構成し、左前身頃12の開閉端部11aと右
前身頃13の開閉端部11bには幅広の重ね合わせ部1
9、20を形成している。
【0029】上記左右の留具支持布17、18は、図3
及び図4に示すように、それぞれ左右前身頃12、13
の重ね合わせ部19、20よりも細幅の帯状としてい
る。左留具支持布17の表側には雄リング・スナップ2
6を縦一列等間隔に縫着し、右留具支持布の表側にも雄
リング・スナップ28を縦一列等間隔に縫着している。
【0030】上記左前身頃12の重ね合わせ部19に
は、図4にも示すように、開閉端部11a寄りの位置に
雌リング・スナップ27を縫着している。表側には、図
3に示すように開閉端部11aよりも左脇側へ所要幅に
入った位置に上記左留具支持布17を重ね、上端縁17
a、下端縁部17bおよび右端縁17cを左前身頃12
と一体に縫着している。さらに、上下隣接する雄リング
・スナップ26の間も横直線で左前身頃12と一体に縫
着Hしている。左端縁17dは左前身頃12と縫着せず
に遊離させ、各雄スナップ26の裏側に左端が開口した
指挿入部21を袋状に形成している。
【0031】また、右前身頃13の重ね合わせ部20の
裏側には、図3に示すように、開閉端部11b寄りの位
置に雌リング・スナップ25を縫着している。表側に
は、図4に示すように開閉端部11bよりも右脇側へ寄
った位置に上記右留具取付布18を重ね、上端部18
a、下端部18bおよび左端縁18cを右前身頃13と
一体に縫着している。かつ、各雄リング・スナップ28
間でも一箇所ずつ横直線で右前身頃13と一体に縫着H
する一方、右端縁18dは右前身頃13と縫着せずに遊
離させ、各雄スナップ28の裏側で右側が開口した指挿
入部22を袋状に形成している。
【0032】上記パジャマ上衣10は、上記左右前身頃
12、13と後身頃14とを脇線と肩線で縫着し、肩繰
りに左右袖布15、16を縫着して形成している。
【0033】上記雌リング・スナップ25は図5
(B)、雄リング・スナップ26は図5(A)に示すよ
うに、雌リング25a、雄26aの基部25b、26b
を身頃と留具支持布にそれぞれ埋設して、布と一体化し
た形態としている。雌リング25aはその内周の奥に窪
み25cを設ける一方、雄リング26bの先端外周にリ
ブ26cを設け、図6に示すように、雌雄リングスナッ
プ25と26とを対向させて押し付け合うことにより、
雄リング外周のリブ26cが雌リング25aの内周の窪
み25cに係止するようにしている。
【0034】上記構成のパジャマ上衣では、左手だけが
使える状態で該パジャマ衣類10を着用するときは、図
7に示すように、左身頃12を下前とし、各雄スナップ
26の裏側の指挿入部21から左手の親指F1を入れて
雄スナップ26を裏側からささえ、上前となる右身頃1
3の裏側の雌スナップ25を同じく左手の人差し指F2
で表側から雄スナップ26に押し付ける。これにより、
左手の親指と人差し指で雌雄スナップ25、26を押し
付けあってリング25a、26bが容易に係止させるこ
とができる。
【0035】右手だけが使える状態でパジャマ上衣10
を着用するときは、図8に示すように、右身頃13を下
前とし、各雄スナップ28の裏側の指挿入部22から右
手の親指F3を入れて雄スナップ28を裏側からささ
え、上前となる左身頃12の裏側に縫着した雌スナップ
27を同じく右手の人差し指F4で表側から雄スナップ
28に押し付けることにより、片手の親指と人差し指で
雌雄スナップ27、28を押し付けあって容易に係止さ
せることができる。このように、一枚のパジャマであり
ながら、左右いずれの片手でも留具を容易に止めること
ができ、両手に共用することができる。
【0036】また、一列に縫着した各留具の間で、留具
支持布17(18)と身頃12(13)とを縫着してい
るため、雌雄留具25−26、27−28を離反させる
ときに上前を引っ張っても留具支持布17(18)が下
前の身頃12(13)から遊離して上前側についていく
ことなく、係止している留具を片手で容易にはずすこと
ができる。
【0037】さらに、身頃12(13)の表側に縫着す
る留具25(27)付きの留具支持布17(18)の位
置と、その身頃12(13)の裏側に縫着された留具2
8(26)の位置がずれているため、留具を止めたとき
に計4つの留具と計4枚の生地が一箇所に重ならずに済
み、睡眠中にうつぶせになった場合などにおける留具に
よる圧迫感や違和感を軽減させることができる。
【0038】上記雌雄スナップ25(27)、26(2
8)は図9に示すように、テープ100、200に予め
一体化した市販のもの(「テーピースナッパー」モリト
株式会社製)を用い、テープ100を身頃に縫着し、テ
ープ200を留具支持布に縫着してもよい。あるいは、
留具支持布自体をテープ200で構成してもよい。
【0039】図10は本発明の第2実施形態を示し、第
1実施形態との相違点は、左右身頃12、13に幅狭な
重ね合わせ部19、20を重ね合わせ開閉端に設け、そ
の裏面にそれぞれ雌スナップ25、27を取り付けると
共に、表面側に重ね合わせ部と略同一の幅の留具支持布
17、18を取り付け、その表面側に雄スナップ26、
28を取り付けている。
【0040】上記パジャマ上衣においても、第1実施形
態と同様に、左前でも右前でも着用することができるた
め、一枚のパジャマを左手の不自由な人も右手の不自由
な人も使用することが出来る。なお、互いに対向して係
止する雌雄留具25−26と雌雄留具27−28の位置
を上下にずらせて、計4つの留具が一箇所で重ならない
ようにすることが好ましい。
【0041】図11及び図12は、本発明の第3実施形
態に係る前全開タイプで長袖丸首のパジャマ上衣30を
示し、前身頃31(左右身頃32、33)、後身頃3
4、左右袖布35、36および留具支持布37で構成し
ている。
【0042】本実施形態の上記第1実施形態との相違点
は、留具支持布37を左身頃32の重ね合わせ部38の
表側にのみ縫着し、その表面に雌スナップ40を取り付
けている一方、右身頃33の開閉端の裏面に雄スナップ
41を取り付けている。上記留具支持布37の左側端を
左身頃32と縫着せずに指挿入部42を形成している。
【0043】本実施形態では、左手のみが利く場合、図
12(A)に示すように、指挿入部42から左手の親指
F1を入れて雌スナップ40の裏側を支え、左手の人差
し指F2で右身頃の雄スナップ41を雌スナップ40に
押し付けることによって、容易に片手で雌雄スナップ4
0、41を係止させることが出来る。一方、右手のみが
利く場合には、図12(B)に示すように、右手を左側
へ回り込ませ、右手の人差し指F2を指挿入部42に差
し込んで、雌スナップ40を支え、親指F1で雄スナッ
プ41を上から押さえて係止させてることができる。
【0044】上記構成とすると、左身頃32を下前とす
る場合に限定しているため、左身頃32の裏側(肌側)
にはスナップは縫着されていず、着用時の肌あたりを良
好とすることが出来る。
【0045】なお、上記とは別に、左前身頃32の開閉
端の裏面に雄スナップ41を取り付ける一方、右前身頃
33の表面側に留具支持布を取り付けて雌スナップ40
を取り付けてもよい。このように、両タイプを設け、右
手専用、左手専用としてもよい。
【0046】図13(A)(B)は本発明の第4実施形
態を示し、留具支持布300を取り付ける身頃側301
に補強布302を取り付けている。この補強布302は
留具支持布300より若干広幅とし、その左右いずれか
一端縁を留具支持布300に縫着して予め一体化させて
いると共に、留具支持布300に取り付けるスナップ2
6の間の位置を縫着して、留具支持布300と補強布3
02との間に左右いずれか他端縁で指挿入開口303を
あけている。
【0047】上記留具支持布300と予め縫着して一体
化した補強布302を身頃301と縫着して全体的に固
定している。この状態で、留具支持布300は身頃30
1に補強布302を介した状態で指挿入空間の部分は遊
離した状態で取り付けられる。 上記補強布302と留
具支持布300とは所要箇所を樹脂接着一体化してもよ
い。
【0048】上記のように、身頃301に補強布302
を取り付けておくと、スナップ同士の係止を解く時に、
強い引張力が身頃301に負荷されても補強布302で
補強されているため、身頃301に破れ等が発生するこ
とを防止できる。かつ、留具支持布300は所要の指挿
入開口を設けた状態で補強布302に予め取り付けてい
るため、補強布302を身頃301に縫着するだけで、
所要の指挿入開口を設けた留具支持布300が身頃30
1に取付られ、加工を容易とすることができる。
【0049】図14は第4実施形態の変形例を示し、留
具支持布と補強布とを一枚布310から形成し、折り返
すことにより一半側を留具支持布部311、他半側を補
強布部312としている。このように折り返した後に、
留具支持布部311と補強布部312との間を間隔をあ
けて縫着して指挿入部を形成している。
【0050】上記のように折り返して端部を輪の状態と
すると、パジャマ等の肌に直接触れる衣類の場合、この
箇所が肌に当たっても不快感がなく、着用感を向上させ
ることができる。さらに、端部を輪として強度が増すこ
とにより、他端より指挿入部に指を挿入して留具を取り
外す時、端部が破りたりすることを防止できる。
【0051】図15(A)(B)は第5実施形態を示
し、留具支持布17’と身頃あるいは補強布との縫着位
置をかえて指挿入部の形状を指挿入開口を広くして、指
を挿入しやすくしている。即ち、第1実施形態を含めて
前記実施形態では、留具支持布と身頃とを、上下留具の
中間位置で水平方向に縫着Hをして、コ字形状の指挿入
部を設けているが、図15(A)の実施形態では、V形
状の縫着ラインH1として、指挿入部22’の開口2
2’aを大きくしている。また、図15(B)の実施形
態では、台形状の縫着ラインH2として、指挿入部2
2”の開口22”aを大きくしている。上記V形状ある
いは台形状の各指挿入部の表面に1つの留具を設けてい
ることは言うまでもない。
【0052】図16乃至図18は本発明の第6実施形態
に係る長袖丸首の一部開きパジャマ上衣50を示し、前
身頃51、後身頃56、左右袖布57、58および留具
支持布59で構成される。
【0053】上記前身頃51は、首繰り中央部から胸部
にかけて縦方向の開閉部60を備えると共に胸部で横方
向の切り替えライン66を設け、該開閉部60を挟む左
布52と右布53とからなる前身頃上布54と、胸部か
ら腹部にかけて覆う前身頃下布55とを該切り替えライ
ン66で縫着して構成される。上記左布52の開閉端部
52aは右布53の開閉端部53aの表面を越えて一部
重なり、上前重ね合わせ部61と下前重ね合わせ部62
を形成している。
【0054】上記留具支持布59は、図17に示すよう
に上記下前重ね合わせ部62と同形状の細幅の布であ
り、その表側に3つの雌面ファスナー63を縦方向に並
べて縫着している。この留具支持布59を下前重ね合わ
せ部62の表側に重ねて、上下端部59a、59bおよ
び左側端59cで縫着し、右端部9dでは縫着せず右開
口の指挿入部65を形成している。一方、上前重ね合わ
せ部61の裏側には、上記雌面ファスナー63と対向さ
せて3つの雄面ファスナー64を縫着している。
【0055】本実施形態においても、雌雄面ファスナー
63、64を係合させるに際して、留具支持布59と下
前重ね合わせ部62で形成される開口部65に右手親指
を入れ雌ファスナー63を裏から支えながら、上前重ね
合わせ部61の裏側に縫着した雄ファスナー64を右手
の他の指で雌ファスナー63に押し付けることによっ
て、片手で簡単に開閉部60を閉鎖することができる。
【0056】なお、前身頃の開き位置は、中央位置のみ
でなく左寄りや右寄りにしてもよい。雌雄留具も、対向
する位置で対となっていれば入れ替えて取り付けてもよ
い。
【0057】図19は第7実施形態を示し、本実施形態
では身頃の前開閉部分ではなく、身頃に縫着する袖布4
00の袖口に片手操作で開閉できる留具を取り付けてい
る。 即ち、袖口先端401より所要寸法の開閉部40
2を設け、該開閉部40の内側布403に外側布404
を重ねるようにしており、内側布403の表面に留具支
持布405を指挿入部406をあけて取り付けている。
該留具支持布405の表側に雄リング・スナップ26を
設ける一方、外側布404の内面に雌リング・スナップ
27を設けている。袖口の開閉部に上記構成とすると、
前記身頃の開閉と同様に、片手操作で雌雄リング・スナ
ップ26と27との開閉操作を行うことができる。
【0058】本発明は上記実施形態に限定されるもので
なく、パジャマ以外に肌着やアウトウエアにも適用する
ことができる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、雌雄留具の着脱によって前身頃を開閉する衣
類について、開閉端部を挟む左身頃の重ね合わせ部と右
身頃の重ね合わせ部の双方に、直接に雌雄留具を縫着す
るのではなく、雌雄留具の一方を縫着した留具支持布を
とりつけ、該留具支持布と左右身頃とは遊離させて袋状
の指挿入部を形成し、さらに、左身頃の重ね合わせ部の
裏側には留具支持布の留具と対になる雌雄留具の他方
を、右身頃の重ね合わせ部の裏側には左留具支持布の留
具と対になる雌雄留具の他方を縫着している。これによ
り、下前となる側の指挿入部の開口から指をいれて雌雄
留具の裏側を支えながら、他の指で上前の雌雄留具を表
側から押し付けることができるため、片手が不自由で
も、自由な片手だけで容易かつ確実に雌雄留具を係止さ
せることができ、体に押し付ける必要もなくなるため苦
痛や不快感を解消することができる。また、左身頃と右
身頃のいずれを下前としても着用することができる、即
ち、一枚の衣類を左手用と右手用に共用することが出来
る。
【0060】さらに、上記雌雄留具として雌雄リングタ
イプのスナップを用いると、該スナップは布に埋設して
一体化させて突出量を非常に薄くできるため、身体を局
部的に圧迫せず、かつ、リングの外周と内周との係止で
広い範囲で係止できるため、安定した係止を行うことが
出来る等の利点を有するものである。
【0061】また、前身頃の開閉のみでなく、袖口の開
閉にも適用でき、衣類の所要な開閉操作を片手操作でき
るようにすることができ、片手が不自由な身障者にとっ
て着やすい衣類とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る前全開パジャマ
衣類を示し、(A)は左身頃を下前とした場合の正面図
であり、(B)は右身頃を下前とした場合の正面図であ
る。
【図2】 図1に示す前全開パジャマ衣類の、(A)は
左側斜視図であり(B)は右側斜視図である。
【図3】 図1に示す重ね合わせ部の一部分解図であ
る。
【図4】 図1に示す重ね合わせ部の一部分解図であ
る。
【図5】 (A)(B)は留具として用いる雌雄リング
スナップの斜視図である。
【図6】 上記雌雄リングスナップの係止方向を示す概
略図である。
【図7】 図1に示すパジャマ衣類を左手で着用する作
業を上方からみた拡大断面図である。
【図8】 図1に示すパジャマ衣類を右手で着用する作
業を上方からみた拡大断面図である。
【図9】 (A)(B)は第1実施形態の変形例で用い
るスナップ付きテープの概略図である。
【図10】 第2実施形態に係る前全開パジャマ衣類
の、(A)は左側斜視図であり(B)は右側斜視図であ
る。
【図11】 第3実施形態に係るパジャマ衣類を示す斜
視図である。
【図12】 (A)(B)は留具の係止操作を示す図面
である。
【図13】 (A)は第4実施形態の一部拡大図、
(B)は要部断面図である。
【図14】 第4実施形態の変形例を示す断面図であ
る。
【図15】 (A)(B)は第5実施形態を示す概略正
面図である。
【図16】 第6実施形態に係る一部開きパジャマ衣類
を示す斜視図である。
【図17】 図16に示す重ね合わせ部の一部分解図で
ある。
【図18】 図16に示すパジャマ衣類の重ね合わせ部
の拡大概略右側面図である。
【図19】 第7実施形態を示す斜視図である。
【図20】 (A)(B)は従来例を示す図面である。
【符号の説明】
10 前全開パジャマ衣類 30 左手専用パジャマ衣類 11、31 前身頃 12、32 左身頃 13、33 右身頃 17、18 留具支持布 19、20、38、39 重ね合わせ部 21、22、42 開口部 25〜28、40、41 雌雄スナップ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右前身頃の開閉用留具の操作を片手で
    も出来るようにした衣類であって、 左右前身頃のいずれか一方の裏面側に、雌雄いずれか一
    方の留具を設けている一方、 左右前身頃のいずれか他方の表面側に留具支持布を取り
    付け、該留具支持布の表面側に雌雄いずれか他方の留具
    を設け、かつ、これら留具位置で留具支持布を指挿入部
    をあけて左右身頃から遊離させていることを特徴とする
    衣類。
  2. 【請求項2】 上記雌雄いずれか一方の留具は、左右前
    身頃のいずれか一方の開閉端の裏面側に設ける一方、上
    記雌雄いずれか他方の留具は、左右身頃のいずれか他方
    の開閉端の表面側の留具支持布に設け、 左右いずれか一方の手の指を留具支持布の指挿入部に差
    し込んで、雌雄いずれか一方の留具を支持しながら、別
    の指で他方の身頃裏面側の雌雄いずれか他方の留具を係
    脱できる構成としている請求項1に記載の衣類。
  3. 【請求項3】 左右前身頃の開閉用留具の操作を片手で
    も出来るようにした衣類であって、 左右前身頃のそれぞれの裏面側に、開閉端縁に沿って雌
    雄いずれか一方の留具を設けている一方、 左右前身頃のそれぞれの表面側に留具支持布を取り付
    け、該留具支持布の表面側に雌雄いずれか他方の留具を
    設け、かつ、これら留具位置で留具支持布を指挿入部を
    あけて左右身頃から遊離させている衣類。
  4. 【請求項4】 上記左右前身頃は、左前あるいは右前と
    した時に重ね合わせ部分を幅広とし、各重ね合わせ部の
    先端裏面側に上記一方の留具を設けている一方、各先端
    から所要寸法をあけた位置の表面側に上記他方の留具を
    設けた留具支持布を縫着している請求項3に記載の衣
    類。
  5. 【請求項5】 上記左右前身頃は、左前あるいは右前と
    した時に重ね合わせられる先端部分に、それぞれ裏面側
    に一方の留具を設けていると共に、表面側に他方の留具
    を設けた留具支持布を取り付けている請求項3に記載の
    衣類。
  6. 【請求項6】 上記留具支持布は細幅で上下方向に長
    く、該留具取付布は上下端縁および上下に間隔をあけて
    配置する留具の間の位置で前身頃に縫着して留具位置で
    は身頃と遊離させ、かつ、左前身頃に取り付ける留具取
    付布は右側端縁を、右前身頃に取り付ける留具取付布は
    左側端縁を夫々左右身頃と縫着し、左側留具取付布は左
    側に指挿入開口を位置させ、右側留具取付布では右側に
    指挿入開口を位置させている請求項1乃至請求項5のい
    ずれか1項に記載の衣類。
  7. 【請求項7】 上記身頃には上記留具支持布を取り付け
    る部位に、 該身頃と留具支持布の間に補強布を設け、補
    強布と留具支持布の間に指挿入部を設けている請求項1
    乃至請求項6のいずれか1項に記載の衣類。
  8. 【請求項8】 上記留具支持布と補強布とを一枚布を折
    り返して形成している請求項7に記載の衣類。
  9. 【請求項9】 上記指挿入部を形成するため、留具支持
    布と身頃あるいは補強布とをコ字状、V字状あるいは台
    形状に縫着して指挿入開口を広くし、 かつ、各コ字状、
    V字状あるいは台形状の指挿入部の表面に夫々1つの留
    具を設けている請求項6乃至請求項8のいずれか1項に
    記載の衣類。
  10. 【請求項10】 上記雌雄留具として、着脱自在に嵌合
    するリングの各基部を布に埋設している雌雄スナップ、
    あるいは、雌雄面ファスナーを用いている請求項1乃至
    請求項9のいずれか1項に記載の衣類。
  11. 【請求項11】 上記雌雄スナップは、それぞれテープ
    と一体化されており、上記留具支持布として上記雌雄ス
    ナップのいずれか一方と一体化されたテープを用いる一
    方、上記身頃に設ける雌雄スナップのいずれか他方は、
    該スナップと一体化されたテープを身頃に縫着している
    請求項10に記載の衣類。
  12. 【請求項12】 身頃に縫着する袖布の袖口には、袖口
    先端より所要寸法の開閉部を設け、該開閉部の内側布表
    面に留具支持布を指挿入部をあけて取り付け、該留具支
    持布に雌雄留具のいずれか一方を設けると共に、上記内
    側布に重ねる外側布の内面に雌雄留具のいずれか他方を
    設け、 片手で雌雄留具の開閉操作ができる構成としてい
    る衣類。
  13. 【請求項13】 上記衣類は身障者用の肌着、パジャマ
    あるいはアウトウエアの上衣からなる請求項1乃至請求
    項12のいずれか1項に記載の衣類。
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