JP2002172794A - キャップ部材 - Google Patents

キャップ部材

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JP2002172794A JP2000377255A JP2000377255A JP2002172794A JP 2002172794 A JP2002172794 A JP 2002172794A JP 2000377255 A JP2000377255 A JP 2000377255A JP 2000377255 A JP2000377255 A JP 2000377255A JP 2002172794 A JP2002172794 A JP 2002172794A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機密性の低下を防止できると共に、製造工程
を簡略化してコストを低減できるキャップ部材を提供す
る。 【解決手段】 インク滴を吐出させる複数のノズルを有
するインクジェット式記録ヘッド11の端面に当接して
前記ノズルを封止するキャップ部材30において、弾性
部材からなり前記ヘッド端面に当接する当接部材31
と、樹脂材料からなり前記当接部材31を保持する保持
部材32とを有し、且つ前記当接部材31と前記保持部
材32とを接着剤を介することなく化学結合により一体
的に接着された複合部材で形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク滴を吐出す
るノズルを有するインクジェット式記録ヘッドの端面を
封止するキャップ部材に関する。
【従来の技術】従来、インクジェット式記録ヘッドを具
備し、ノズルからインク滴を吐出して記録媒体に印刷デ
ータを記録するインクジェット式記録装置では、ノズル
近傍のインクの増粘やインクの固化、あるいは塵埃の付
着等によって印刷不良が発生する虞があるため、一般的
に、インクジェット式記録ヘッドに当接してノズルを密
封するキャップ部材が設けられている。このようなキャ
ップ部材は、例えば、特開2000−79697号公報
に見られるように、弾性部材からなりヘッドと当接する
当接部材(パッキン部)と、プラスチック等の剛体から
なる保持部材(本体部)とからなる構成が知られてい
る。また、このようなキャップ部材では、当接部材は、
例えば、保持部材に設けられた溝に嵌合されて保持され
ている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、当接部
材を保持部材の溝に組み付けるのに手間がかかり、製造
効率が低いという問題がある。また、このようなキャッ
プ部材では、ヘッドとの当接時に、当接部材と保持部材
との接合面から空気が漏れたり、インクの回り込みが発
生するという問題がある。このような問題を解決するた
めに、当接部材と保持部材とを、接着剤による接着、あ
るいは熱溶着等によって接合することが考えられるが、
この場合、界面が均一に形成されないため空孔が形成さ
れる虞がある。また、接着剤及び各部材の経時変化、あ
るいは耐インク性能による変化によって、機密性が低下
する虞がある。また、当接部材と保持部材とを成形によ
って一体的に形成することも考えられるが、当接部材と
して比較的ゴム硬度の高い材料を用いなければならない
ため、ヘッドとの当接部分での機密性が低くなってしま
うという問題がある。本発明はこのような事情に鑑み、
機密性の低下を防止できると共に、製造工程を簡略化し
てコストを低減できるキャップ部材を提供することを課
題とする。
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1の態様は、インク滴を吐出させる複数のノズル
を有するインクジェット式記録ヘッドの端面に当接して
前記ノズルを封止するキャップ部材において、弾性部材
からなり前記ヘッド端面に当接する当接部材と、樹脂材
料からなり前記当接部材を保持する保持部材とを有し、
且つ前記当接部材と前記保持部材とが接着剤を介するこ
となく化学結合により一体的に接着された複合部材から
なることを特徴とするキャップ部材にある。本発明の第
2の態様は、第1の態様において、前記当接部材と前記
保持部材とがフェノール系溶液を介して一体的に接着さ
れていることを特徴とするキャップ部材にある。本発明
の第3の態様は、第1又は2の態様において、前記保持
部材の前記当接部材との接着領域の少なくとも周縁部
に、溝部が連続的に設けられていることを特徴とするキ
ャップ部材にある。本発明の第4の態様は、第1〜3の
何れかの態様において、前記当接部材と前記保持部材と
を貫通する貫通孔を有し、前記保持部材の前記貫通孔の
周囲に、溝部が連続的に設けられていることを特徴とす
るキャップ部材にある。本発明の第5の態様は、第1〜
4の何れかの態様において、前記当接部材は、前記ノズ
ルの列の周囲に対応する領域で前記ヘッド端面に当接し
て前記ノズルを開放した状態で密封する空間部を画成す
る突出部を有し、且つ前記保持部材の前記突出部に対応
する領域には、前記突出部よりも低い高さで突出して前
記突出部を支持する支持部を有することを特徴とするキ
ャップ部材にある。本発明の第6の態様は、第1〜5の
何れかの態様において、前記樹脂材料が、変性特殊ポリ
フェニレンエーテル又は特殊ポリアミド6−12である
ことを特徴とするキャップ部材にある。本発明の第7の
態様は、第1〜6の何れかの態様において、前記弾性部
材が、スチレンゴム、天然ゴム、シリコンゴム、フッ素
ゴム、エチレンプロピレンゴム、ニトリルゴム、酸変性
エチレンプロピレンゴム、酸変性ニトリルゴム及びこれ
らの複合体、並びにエチレン−アクリル酸エステル共重
合ゴムからなる群から選択されることを特徴とするキャ
ップ部材にある。かかる本発明では、当接部材と保持部
材とが接着剤を介することなく化学結合によって一体的
に接着された複合部材からなるため、当接部材と保持部
材との接合面での機密性が著しく向上されると共に、信
頼性の高い機密性を長期間に亘って確保することができ
る。
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係
るキャップ部材が搭載されるインクジェット式記録装置
の一例を示す概略図である。本発明の一実施形態に係る
キャップ部材が搭載されるインクジェット式記録装置
は、図1に示すように、インクを吐出する記録ヘッド1
1と、図示しないインク流路を介して記録ヘッド11に
インクを供給するインクカートリッジ12を着脱可能に
保持するタンクホルダ13とを有するヘッドユニット1
4がキャリッジ15に固定され、このキャリッジ15は
一対のガイドレール16a,16b上に軸方向に移動自
在に搭載されている。また、カイドレール16a,16
bの一端側には駆動モータ17が設けられており、この
駆動モータ17による駆動力が、当該駆動モータ17に
連結されたプーリ18aと、ガイドレール16a,16
bの他端側に設けられたプーリ18bとの間に掛け渡さ
れたタイミングベルト19を介してキャリッジ15に伝
達され、これによりキャリッジ15がガイドレール16
a,16bに沿って移動されるようになっている。ま
た、キャリッジ15の搬送方向と直交する方向の両端部
側には、ガイドレール16a,16bに沿ってそれぞれ
一対の搬送ローラ20,21が設けられている。これら
の搬送ローラ20,21は、キャリッジ15の下方に当
該キャリッジ15の搬送方向とは直交する方向に被記録
媒体Sを搬送するものである。そして、これら搬送ロー
ラ20,21によって被記録媒体Sを送りつつキャリッ
ジ15をその送り方向とは直交方向に走査することによ
り、記録ヘッド11によって被記録媒体S上に文字及び
画像等が記録される。さらに、ガイドレール16a,1
6bの軸方向一端側には、記録ヘッド11のヘッド端面
に当接してノズルを密封するキャップ部材30が設けら
れており、比較的長期間待機状態にある場合や電源OF
F時に、このキャップ部材30によってノズルを密封し
てノズル内のインクの増粘等を抑えることにより、印刷
不良を防止している。また、このキャップ部材30に
は、吸引手段40が接続されており、所定のタイミング
で、キャップ部材30を介してノズル内のインクの吸引
等を行う、いわゆるクリーニング操作が行われるように
なっている。以下、本実施形態に係るキャップ部材30
について説明する。なお、図2は、本実施形態に係るキ
ャップ部材の上面図及び断面図であり、図3は図2の要
部拡大図である。本実施形態に係るキャップ部材30
は、図2に示すように、弾性部材からなりヘッド端面に
当接する当接部材31と、樹脂材料からなり当接部材3
1を保持する保持部材32とで構成されている。ここ
で、キャップ部材30を構成する当接部材31と保持部
材32とは、接着剤を介することなく化学結合によって
一体的に接着された複合部材である。このようなキャッ
プ部材30の製造方法としては、まず、プラスチック等
の樹脂材料を射出成形することによって保持部材32を
形成する。その後、連続的に又は別工程で、金型に保持
部材32を保持した状態で、未加硫のゴム等の弾性部材
を金型内に充填して保持部材32に接触させる。その
後、弾性部材を所定時間加硫することによって当接部材
31が形成される。このとき、弾性部材が加硫されると
共に、当接部材31と保持部材32とが接着剤を介する
ことなく化学結合によって一体的に接着されてキャップ
部材30となる。なお、このような製造方法は、いわゆ
るK&Kプロセスと呼ばれるものである。また、本実施
形態では、当接部材31と保持部材32とを、フェノー
ル系溶液を介して接着するようにした。すなわち、保持
部材32を形成後、この保持部材32の当接部材31が
接着される領域にフェノール系溶液を塗布し、その上に
未加硫のゴム等を接触させて加硫するようにした。これ
により、当接部材31と保持部材32とをより強固に接
着することができる。勿論、このフェノール系溶液は用
いなくてもよい。このようなキャップ部材30を構成す
る保持部材32の材料としては、ゴム等の弾性部材との
接着性が良好であり、加硫時の加熱及び成形圧力下で変
形が起こらない材料であることが好ましく、例えば、変
性特殊ポリフェニレンエーテル(<VESTORAN>
1900,1900GF20:CREANOVA社
製)、又は特殊ポリアミド6−12(<BESTAMI
D>X7094,X7099:CREANOVA社製)
等の所定のプラスチック材料を用いることが好ましい。
一方、当接部材31としては、保持部材32との接着性
を考慮して適宜決定すればよいが、例えば、スチレンゴ
ム(SBR)、天然ゴム(NR)、シリコンゴム
(Q)、フッ素ゴム(FKM)、エチレンプロピレンゴ
ム(EPDM)、ニトリルゴム(NBR)、酸変性エチ
レンプロピレンゴム(X−EPDM)、酸変性ニトリル
ゴム(X−NBR)及びこれらの複合体、並びにエチレ
ン−アクリル酸エステル共重合ゴム(EAM)等を用い
ることが好ましい。このように、キャップ部材30は、
所定材料を用い且つ所定の製造方法によって製造するこ
とにより、比較的容易に形成することができと共に、当
接部材31と保持部材32との間の機密性を著しく向上
することができる。すなわち、キャップ部材30が、接
着剤を介さずに化学結合によって接着された複合部材で
ある当接部材31及び保持部材32によって構成されて
いるため、当接部材31と保持部材32との間に隙間が
生じることがなく、気密性が著しく向上する。また、接
着剤を用いていないため、接着剤の劣化等による機密性
の低下も防止でき、長期間に亘って信頼性の高い機密性
を確保することができる。また、このようなキャップ部
材30を構成する当接部材31は、図2に示すように、
その周縁部に亘って記録ヘッド11側に突出する突出部
33を有し、この突出部33の内側には空間部34が画
成されている。したがって、キャップ部材30がヘッド
端面に当接されると、ノズルはこの空間部34内で開放
された状態で密封されるようになっている。また、キャ
ップ部材30の記録ヘッド11と対向する面には、空間
部34内の長手方向両端部近傍に、当接部材31及び保
持部材32を貫通して空間部34と外部とを連通する二
つの貫通孔35A,35Bがそれぞれ設けられている。
一方の貫通孔35Aは、ノズル内のインクを吸引するた
めの吸引手段40等に接続され、他方の貫通孔35B
は、通常は開閉可能に封止されており、所定のタイミン
グで開放されるようになっている。例えば、一方の貫通
孔35Aから吸引手段40によってインクを吸引し、空
間部34内が負圧になった状態では、キャップ部材をヘ
ッド端面から取り外し難くなる。このような場合に他方
の貫通孔35Bが開放され、空間部34内を常圧に戻す
ことによってキャップ部材30の取り外しを容易にす
る。また、当接部材31の空間部34内には、その長手
方向に亘って、例えば、本実施形態では、二つの貫通孔
35A及び35Bの間にこれら二つの貫通孔35A,3
5Bに連通する連通溝36が形成されている。この連通
溝36は、クリーニング動作時等にインク及びエアーの
通路となる。すなわち、空間部34内には、後述する吸
引シートが載置されるため、連通溝36によって吸引シ
ートを通過したインクの貫通孔35Aまで通路を確保し
ている。一方、保持部材32は、当接部材31の突出部
33に対応する領域に、突出部33よりも低い高さで突
出して突出部33を支持する支持部37を有する。例え
ば、本実施形態では、当接部材31の突出部33がこの
支持部37を覆って形成されている。これにより、キャ
ップ部材30をヘッド端面に当接する際、突出部33の
ヘッド端面への付勢による倒れ込み等の形崩れを防止す
ることができる。なお、本実施形態では、突出部33が
支持部37を覆って形成、すなわち、支持部37が突出
部33内に形成されているが、この支持部37は、勿論
突出部33の表面に接着されていてもよい。また、図3
の拡大図に示すように、保持部材32には、支持部37
の内側の基端部、及び各連通孔35A,35Bの周囲の
それぞれに、溝部38が連続的に形成されている。ここ
で、上述したように、本実施形態では、当接部材31と
保持部材32とは、フェノール系溶液を介して化学結合
させることにより、強固に接着されるようにしている。
このため、上記各部に溝部38を設けて、少なくともこ
れら溝部38内に確実にフェノール系溶液が充填される
ようにし、これら溝部38に対応する部分では当接部材
31と保持部材32とが確実に且つ強固に接着されるよ
うにして、当接部材31と保持部材32との間の機密性
を確保している。勿論、溝部の形成位置は、上記各部の
みに限定されず、他の部分に設けるようにしてもよいこ
とはいうまでもない。なお、このような本実施形態のキ
ャップ部材30は、例えば、図4に示すように、ばね等
の付勢部材51を介して、図中上下方向に移動可能にユ
ニットフレーム52に保持され、このユニットフレーム
52がインクジェット式記録装置に搭載される。また、
保持部材32の連通孔35A,35Bの外側は、ゴム等
の弾性部材からなるジョイント部材53を介してユニッ
トフレーム52に保持され、このジョイント部材53に
よって連通孔35A,35Bからのインク又は空気等の
漏れを防止している。なお、当接部材31の空間部34
内には、ノズルから吐出されたインク滴を吸収するため
のインク吸収シート54が載置される。また、インクジ
ェット式記録装置に搭載されたキャップ部材30は、所
定のタイミングで、図5に示すように、記録ヘッド11
のヘッド端面11aに当接される。具体的には、当接部
材31の突出部33がヘッド端面11aに当接して、ノ
ズルを空間部34に開放した状態で密封する。このと
き、キャップ部材30は付勢部材51によってヘッド端
面11a側に付勢されるため、突出部33がヘッド端面
11aに密着し、ノズルが確実に密封される。また、本
実施形態では、当接部材31の突出部33を保持部材3
2の支持部37によって支持するようにしているので、
突出部33が付勢部材51によってヘッド端面11aに
比較的強い力で付勢されていても形崩れすることがな
く、ノズルを確実に密封することができる。したがっ
て、長期保存する場合等には、ノズル内のインクの増粘
等が確実に抑えられ、印刷不良を防止することができ
る。また、クリーニング動作時等には、吸引手段40に
よってノズル内のインクを確実且つ効率的に吸引するこ
とができる。すなわち、ノズル内で増粘したインクや、
インク内の気泡あるいは異物を確実に除去して、印刷不
良を防止することができる。
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、当接
部材と保持部材とが接着剤を介することなく化学結合に
より一体的に接着された複合部材からなるため、当接部
材と保持部材とが確実に接着され、機密性が著しく向上
する。また、接着剤を用いていないため、接着剤の劣化
等による機密性の低下がなく、長期間に亘って信頼性の
高い機密性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るキャップ部材が搭載
されるインクジェット式記録装置の一例を示す概略図で
ある。
【図2】本発明の一実施形態に係るキャップ部材の上面
図及び断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るキャップ部材の要部
拡大図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るキャップ部材の組立
工程を示す概略図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るキャップ部材の使用
状態を示す概略図である。
【符号の説明】
11 記録ヘッド 30 キャップ部材 31 当接部材 32 保持部材 33 突出部 34 空間部 35A,35B 貫通孔 36 連通溝 37 支持部 38 溝部 40 吸引手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク滴を吐出させる複数のノズルを有
    するインクジェット式記録ヘッドの端面に当接して前記
    ノズルを封止するキャップ部材において、 弾性部材からなり前記ヘッド端面に当接する当接部材
    と、樹脂材料からなり前記当接部材を保持する保持部材
    とを有し、且つ前記当接部材と前記保持部材とが接着剤
    を介することなく化学結合により一体的に接着された複
    合部材からなることを特徴とするキャップ部材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記当接部材と前記
    保持部材とがフェノール系溶液を介して一体的に接着さ
    れていることを特徴とするキャップ部材。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記保持部材
    の前記当接部材との接着領域の少なくとも周縁部に、溝
    部が連続的に設けられていることを特徴とするキャップ
    部材。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記当
    接部材と前記保持部材とを貫通する貫通孔を有し、前記
    保持部材の前記貫通孔の周囲に、溝部が連続的に設けら
    れていることを特徴とするキャップ部材。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記当
    接部材は、前記ノズルの列の周囲に対応する領域で前記
    ヘッド端面に当接して前記ノズルを開放した状態で密封
    する空間部を画成する突出部を有し、且つ前記保持部材
    の前記突出部に対応する領域には、前記突出部よりも低
    い高さで突出して前記突出部を支持する支持部を有する
    ことを特徴とするキャップ部材。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記樹
    脂材料が、変性特殊ポリフェニレンエーテル又は特殊ポ
    リアミド6−12であることを特徴とするキャップ部
    材。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかにおいて、前記弾
    性部材が、スチレンゴム、天然ゴム、シリコンゴム、フ
    ッ素ゴム、エチレンプロピレンゴム、ニトリルゴム、酸
    変性エチレンプロピレンゴム、酸変性ニトリルゴム及び
    これらの複合体、並びにエチレン−アクリル酸エステル
    共重合ゴムからなる群から選択されることを特徴とする
    キャップ部材。
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