JP2002172758A - スクリーン印刷機 - Google Patents
スクリーン印刷機Info
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Abstract
種を変更するときに、大掛かりな印刷ヘッド全体を交換
することなく、最小限の部品交換でスキージユニットを
変更して交換作業や調整作業の手間を軽減したスクリー
ン印刷機を提供する。 【解決手段】 印刷パターンが形成されたマスク30の
保持枠31と、該マスクの下面側に配設された印刷すべ
き基板28を支持する印刷テーブル27と、該マスクの
上面に摺接するスキージユニット12と、該スキージユ
ニットを上下動作させる昇降機構23と、該昇降機構を
支持して前記マスク上面に沿って往復動作する移動支持
台1とを備え、前記昇降機構23は、アクチュエータ部
13と連結部14とを有し、該連結部14に前記スキー
ジユニット12が取付けられたスクリーン印刷機24に
おいて、前記連結部14を前記アクチュエータ部13か
ら分割して着脱可能とし、スキージユニット12の高さ
及び重さに対応して予め準備された複数の連結部のうち
から使用するスキージユニットに対応して前記連結部1
4を交換可能とした。
Description
リーム半田等のペースト材料を基板に印刷するスクリー
ン印刷機に関するものである。
ム半田を基板上の所定の位置に塗布するためにスクリー
ン印刷機が用いられている(例えば特開平9-314802)。
このスクリーン印刷機は、印刷パターン(開口部)が形
成されたマスクの下面側に印刷テーブルを配設し、この
印刷テーブル上に基板をセットし、基板上のマスク上面
にクリーム半田を供給し、このマスクに対しスキージを
所定の押圧力で摺接させることにより、クリーム半田を
掻き延ばし、マスクの印刷パターンに対応して基板上に
クリーム半田を印刷するものである。
は、X軸スキージングロボットにスキージZ軸ロボット
が搭載される。このスキージZ軸ロボットは、スキージ
の昇降機構(フローティング押圧機構)を構成するもの
であり、クリーム半田の往路印刷用の往路スキージをZ
軸方向に移動制御するとともに、復路印刷用の復路スキ
ージをZ軸方向に移動制御して、往路復路で交互にそれ
ぞれのスキージを下降させて印刷動作をさせる。
サーボモータにより駆動されるスキージZ軸ロボットの
上下移動スライダーに直接あるいはこのスライダーに取
付けられたブラケットに両方のスキージZ軸ロボットを
搭載するヘッドプレートが着脱可能に取付けられる。
は、エアシリンダとそのピストンに取付けられるスキー
ジ、エアシリンダへの圧縮空気配管、切換えバルブ、圧
縮空気源、切換えバルブ制御装置等からなり、エアシリ
ンダをヘッドプレートに固定し、切換えバルブおよび圧
縮空気源を印刷機本体側に固定している。
うに、クリーム半田等のペースト供給装置を備え、かつ
往路復路両方向に使用されるスキージを備えたスキージ
ユニットを装着する場合は、ヘッドプレートにこのスキ
ージユニットとエアシリンダを固定し、その後このヘッ
ドプレートをブラケットを介して又は直接スキージZ軸
ロボットのスライダーに取付けることになる。
の昇降機構を備えた印刷機のスキージユニットをこの両
方向式のスキージユニットに変更する場合には、シリン
ダを搭載したヘッドプレートごと脱着して交換するの
で、圧縮空気配管と切換えバルブとの間の配管等も脱着
して交換する必要があり、作業性が悪い。
(A)(B)は、それぞれ従来のスクリーン印刷機の異
なる機種のスキージユニットを装着した印刷ヘッド部分
の構成を示す。
(不図示)の上面に沿って往復移動する移動支持台1上
に、モータ2により駆動される送りネジ(不図示)等か
らなるZ軸送り機構3が搭載される。Z軸送り機構3に
はヘッドプレート4が連結され、これを上下移動させ
る。ヘッドプレート4上に2個の空気圧駆動のシリンダ
5が搭載される。各シリンダ5は、ヘッドプレート4の
下側でピストン6を上下駆動する。各ピストン6の下面
に駆動プレート7が固定される。この駆動プレート7に
回転結合部8が固定される。回転結合部8の下部に懸垂
支持板9が固定される。この懸垂支持板9の下側に取付
け部10を介してブレード形状のスキージ11が備わ
る。
て、スキージユニット12を構成する。このスキージユ
ニット12が懸垂支持板9に対し着脱可能に取付けられ
る。2個のスキージユニット12は、それぞれ反対方向
に傾斜して片面のみ使用するスキージ11を備え、マス
ク面上で往復動作するときに、交互に使用される。
に押し当てて摺動させるときに、マスクに対するスキー
ジ11の長手方向(図面に垂直方向)の平行度のずれを
吸収して(すなわち、マスク面に対するスキージ11の
傾きをなくして)、スキージ11がその全長にそって均
一にマスクに摺接するようにスキージユニット12の長
手方向中央部を保持するものである。
XY平面)上で例えばX方向(図で左右方向)に往復移
動し、往路および復路でそれぞれ交互に一方のスキージ
ユニット12を下降させてマスクに摺接させ、マスク上
のクリーム半田を掻き延ばして基板上に印刷する。
ユニット12を押し下げたり引き上げたりするためのア
クチュエータとして2個のシリンダ5が用いられ、これ
らのシリンダ5とそのピストン6および駆動プレート7
によりアクチュエータ部13を構成する。このアクチュ
エータ部13に固定された回転結合部8および懸垂支持
板9により、アクチュエータ部13とスキージユニット
12を連結するための連結部14を構成する。これらの
アクチュエータ部13および連結部14は一体的に結合
され、昇降機構23を構成する。この昇降機構23は、
前述のZ軸送り機構3およびヘッドプレート4とともに
スキージユニット12の印刷ヘッド15を構成する。
ージユニット16は、クリーム半田等を収容したペース
ト容器17を備え、このペースト容器17の下部に両方
向にスキージ動作可能な両面スキージ18が備わる。こ
の両面スキージ18は、2枚のブレードを略三角形状に
組み合せたものであり、スキージユニット16がマスク
面上で往復動作するとき、往路復路の両方向に対しマス
ク面に摺接したままクリーム半田の掻き延ばし動作を行
う。ペースト容器17の上部には押出しシリンダ19が
備わり、ペースト容器17内のクリーム半田を両面スキ
ージ18を通してマスク(不図示)の上面に供給する。
このスキージユニット16は取付け部20を介して、
(A)と同様に昇降機構23の連結部14の懸垂支持板
9に取付けられる。この(B)の構成では、両面スキー
ジ18を用いるため、(A)の場合と異なり往復動作に
伴って交互に上げ下げする必要はなく、昇降機構23の
アクチュエータ部13のシリンダ5は1個でよい。その
他の移動支持台1に搭載された印刷ヘッド15の構成は
(A)と同じである。
の押圧構造の説明図である。移動支持台1に搭載される
Z軸送り機構3は、垂直方向(Z軸方向)に配設された
送りネジ3aと、この送りネジ3aに沿って上下動する
スライドナット3bとにより構成される。ヘッドプレー
ト4は連結部材(ブラケット)4aを介してスライドナ
ット(スライダー)3bに結合される。スライドナット
3bと連結部材4aとの間に第1スプリング21が介装
される。また、連結部材4aとその下側の移動支持台1
との間に第2スプリング22が介装される。第1スプリ
ング21は、スキージ11が下降してマスクに押付けら
れたときに、縮んで押圧力を付与する。第2スプリング
22は、スキージユニット12を含めヘッドプレート4
が支持する重さ(質量)に対応した弾性力で連結部材4
aを上方に付勢する。3cはスライドナット3bに固着
されたガイドロッドであり、このガイドロッド3cに連
結部材4aが摺動自在に嵌合する。
1の押圧荷重を検出するためのロードセル(不図示)が
設けられている。マスクを通して適度な量のクリーム半
田を基板側に押出して適正なスクリーン印刷を行うため
には、スキージ11によるクリーム半田の掻き延ばし動
作中にマスクに対する押圧力が所定の適正な値でなけれ
ばならない。ロードセルは、このスキージ11の押圧力
を検出して所定の適正値かどうかを確認するため及びこ
の押圧力を調整するために設けられる。
マスク面から上方に離れているときにはロードセルには
荷重がかからない。スキージ11がマスク面に当接して
その反力でヘッドプレート4が押上げられると、これに
対応して第1スプリング21がスキージ11に押圧力を
付与する。この押圧力がロードセルにより検出される。
これにより、所定の押圧力でスキージ動作が行われてい
るかどうかが確認できる。この場合、第2スプリング2
2により、スキージユニット等の自重による押圧力は打
ち消されるため、スキージ11の下降に対応した第1ス
プリング21による押圧力のみがロードセルで検出され
る。このように、ロードセルのゼロ点を正確に定めるた
めには、使用するスキージユニットの重さに応じて第1
スプリング21および第2スプリング22の弾性力を予
め調整しておく必要がある。
スクリーン印刷機のスキージユニット12,16を交換
する場合の従来の手順を示す説明図である。図8(A)
は、図6(A)の片面式のスキージユニット12を2個
装着した構成である。移動支持台1に、前述のように、
Z軸送り機構3および昇降機構23からなる印刷ヘッド
15が搭載支持され、この昇降機構23にスキージユニ
ット12が取付けられている。前述のように、昇降機構
23を構成するシリンダ5やピストン6からなるアクチ
ュエータ部13(図6)と連結部14(図6)は一体的
に構成されている。この昇降機構23は、スキージユニ
ット12の高さ方向の位置がマスク面に対し所定の位置
になるように、Z軸送り機構3に対しスキージユニット
12の高さに応じた所定の位置に連結される。
両方向に使用可能な両面式のスキージユニット16は、
両面スキージ18用のペースト容器17や押出しシリン
ダ19等を備えるため、その高さが図6(A)の片面式
のスキージユニット12に比べ非常に高くなる。したが
って、スキージ先端をマスクに対し図8(A)と同じに
揃えるためには、図8(C)に示すように、昇降機構2
3へのスキージユニット16の取付け位置が、Z軸送り
機構3に対し、図8(A)の場合に比べ高い位置に取り
付けなければならない。
12と図6(B)のスキージユニット16を交換する場
合、従来は、図8(B)に示すように、まず移動支持台
1からスキージユニットが装着された昇降機構23とと
もにこれが固定されたZ軸送り機構3を含む印刷ヘッド
15全体を取外し、この空の移動支持台1に新たな昇降
機構23およびこれに連結したZ軸送り機構3を含む印
刷ヘッド15搭載していた。この新たな印刷ヘッド15
に新たなスキージユニット12または16が取付けられ
る。
来のスクリーン印刷機では、スキージユニットを取付け
る昇降機構が一体的に構成されているため、スキージユ
ニットの機種を変更するときに、スキージユニットを交
換するとともに、昇降機構およびこれが連結されたZ軸
送り機構からなる印刷ヘッド全体を取外して、新たなス
キージユニットおよびこれに適合した印刷ヘッド全体を
交換しなければならなかった。このため、スキージユニ
ットの機種変更に伴い、新機種に対応したZ軸送り機構
やシリンダ等のアクチュエータ部を準備しなければなら
ず、大掛かりな印刷ヘッド交換となり、交換作業が面倒
で手間がかかるとともに汎用性が乏しくなり新たな印刷
ヘッドのための費用が増大する。
い、その重量が変わるため、前述の図7で説明したよう
に、スキージの押圧力設定のためのスプリングの調整を
しなければならず、この作業も面倒であった。
って、高さ及び重さの異なるスキージユニットの機種を
変更するときに、大掛かりな印刷ヘッド全体を交換する
ことなく、最小限の部品交換でスキージユニットを変更
して交換作業や調整作業の手間を軽減したスクリーン印
刷機の提供を目的とする。
め、本発明では、印刷パターンが形成されたマスクの保
持枠と、該マスクの下面側に配設された印刷すべき基板
を支持する印刷テーブルと、該マスクの上面に摺接する
スキージユニットと、該スキージユニットを上下動作さ
せる昇降機構と、該昇降機構を支持して前記マスク上面
に沿って往復動作する移動支持台とを備え、前記昇降機
構は、アクチュエータ部と連結部とを有し、該連結部に
前記スキージユニットが取付けられたスクリーン印刷機
において、前記連結部を前記アクチュエータ部から分割
して着脱可能とし、スキージユニットの高さ及び重さに
対応して予め準備された複数の連結部のうちから使用す
るスキージユニットに対応して前記連結部を交換可能と
したことを特徴とするスクリーン印刷機を提供する。
垂して支持する昇降機構は、アクチュエータ部と連結部
とに2分割されてこの連結部が着脱可能に構成され、か
つ機種の異なるスキージユニットに対応してその高さと
重さ(質量)を所定の値に揃えるための連結部を予め各
スキージユニットに対応して準備しておくことにより、
スキージユニットを変更する場合に、印刷ヘッド全体を
交換することなく、連結部のみを交換して新たなスキー
ジユニットを取付けることができ、印刷ヘッドの汎用性
が増してコスト低減が図られるとともに、スキージユニ
ットの交換作業が簡単にでき交換作業の手間が軽減す
る。
部および連結部をそれぞれ2個ずつ備えたことを特徴と
している。
を使用する片面式のスキージユニットおよび1個のアク
チュエータを使用する両面式のスキージユニットの両方
に対し適用できるとともに、両面式のスキージユニット
を取付けた場合に、一方のアクチュエータ部のシリンダ
をスキージユニットのペースト押出し用のシリンダとし
て用いることが可能となり、スキージユニットの構成を
簡素化できる。
の形態について説明する。図1は、本発明に係るスクリ
ーン印刷機全体の構成図である。
上にXYステージ26が設けられ、このXYステージ2
6上に印刷テーブル27がXY平面上を移動可能に設け
られる。印刷テーブル27上に基板28を搭載して固定
支持する基板載せ枠29が備わる。印刷テーブル27は
XY方向に移動可能であるとともに、そのZ軸廻りに回
転可能であり、且つ基板載せ枠29又は印刷テーブル2
7自体がZ軸方向(高さ方向)に移動可能である。これ
により、基板28を所定の位置に位置決めできる。印刷
テーブル27の上方に、マスク30がマスク保持枠31
に固定されて保持される。マスク30には印刷すべきパ
ターン(不図示)が開口して形成されている。印刷テー
ブル27は、マスク30下方から前方に移動することに
より上方が露出し、基板28が着脱可能とされる。
左右方向とする)のガイド32が備わり、このガイド3
2に沿って、移動支持台1がX方向に往復移動可能に設
けられる。この移動支持台1に印刷ヘッド15が搭載支
持される。この印刷ヘッド15は、Z軸送り機構3およ
びアクチュエータ部13と連結部14からなる昇降機構
23により構成される。印刷ヘッド15の下端部の連結
部14にスキージユニット12が取付けられる。本実施
形態では、昇降機構23を構成するアクチュエータ部1
3と連結部14は、2分割された構成であり、この連結
部14は、後述のように、アクチュエータ部13から分
離して取外し可能である。
機の昇降機構23部分の分解斜視図である。この昇降機
構23は、アクチュエータ部13と、このアクチュエー
タ部13に着脱可能に装着された連結部14とからな
り、この連結部14にスキージユニット12が取付けら
れる。
6、図7参照)にヘッドプレート4が連結される。アク
チュエータ部13は、ヘッドプレート4上に搭載された
シリンダ5と、このシリンダ5で駆動されるピストン6
と、ピストン6の下面に固定された駆動プレート7から
なる。駆動プレート7は、ヘッドプレート4を貫通する
4本の昇降ガイド33により垂直方向にガイドされてピ
ストン6により上下駆動される。この駆動プレート7に
は連結用のノブ34が備わる。このノブ34にプランジ
ャ板36の凹部37が嵌め込まれる。プランジャ板36
には、位置決め用のピン41が備わる。このピン41
は、スプリング(不図示)によりプランジャ板36の上
面から突出可能であり、またスプリングに抗して引張っ
て回転することによりプランジャ板36の上面から引込
めることができる。この位置決め用のピン41を引込め
た状態で、プランジャ板の凹部37を駆動プレート7の
ノブ34に嵌め込む。この状態で、ピン41を回転して
突出させ駆動プレート7の位置決め孔35に嵌合させて
位置決めされる。この状態でノブ34をネジ締めするこ
とにより、プランジャ板36が駆動プレート7に固定さ
れる。ノブ34を弛めればプランジャ板36は、駆動プ
レート7から取外し可能となる。
が設けられる。スペーサ38の下側に回転結合部8が設
けられる。この回転結合部8に懸垂支持板9が固定され
る。懸垂支持板9には、連結用の凹部39が形成され
る。この凹部39に、スキージユニット12の取付け部
10に設けたノブ40が嵌め込まれ、ノブ40をネジ締
めすることによりスキージユニット12が懸垂支持板9
に固定保持される。
12の高さに応じて設定される。すなわち、スキージユ
ニット12を連結部14に取り付けた状態で、連結部1
4とスキージユニット12の合計の高さが所定の高さと
なるように、スペーサ38の高さが使用するスキージユ
ニット12の高さに応じて選定される。これにより、ス
キージユニット12の機種を変更した場合に、ヘッドプ
レート4に装着されたアクチュエータ部13の位置を一
定に維持したまま、高さの異なるスキージユニット12
のスキージ11をマスク面上の所定の位置に配設するこ
とができる。
キージユニット12の重さに応じて設定される。すなわ
ち、スキージユニット12を連結部14に取り付けた状
態で、連結部14とスキージユニット12の合計の重さ
が所定の重さとなるように、スペーサ38の重さが使用
するスキージユニット12の重さに応じて選定される。
これにより、スキージユニット12の機種を変更した場
合に、前述の図7で説明した押圧荷重付加用のスプリン
グ調整をすることなく、ピストン6内に設けたロードセ
ル(不図示)のゼロ点が維持され、重さの異なるスキー
ジユニットに対しそのままロードセルを使用できる。
るスキージ11からなるもう1個のスキージユニット1
2が2個のシリンダ5のうちもう一方のシリンダ5に同
様に取り付けられている。なお、各シリンダ5には両側
に不図示の2本の可撓式圧縮空気配管が接続され、この
各可撓式圧縮空気配管の反シリンダ側の端部が、移動支
持台1に固定される不図示の切り替えバルブに接続され
る。この切り替えバルブとベッド25に取付けられる不
図示の空気圧縮機とは不図示の可撓式圧縮空気配管で連
結され、この可撓式圧縮空気配管は同じく不図示のケー
ブルダクトに収容される。ケーブルダクトには電気信号
配線他も収容される。
3に別の機種のスキージユニットを取付けた場合の斜視
図である。昇降機構23のアクチュエータ部13の構成
は図2と同じである。連結部14は、図2と同じプラン
ジャ板36の下面に回転結合部8が直接装着され、その
下部に懸垂支持部材9’が固定される。この懸垂支持部
材9’に前述の図6(B)で示した両面式のスキージユ
ニット16が着脱可能に取付けられる。スキージユニッ
ト16の懸垂支持部材9’への取付け構造は、図2と同
様にノブ40と凹部39によるものであってもよいし、
他の適当な方法で取付けてもよい。
サ38(図2)が備わっていない。これは、スキージユ
ニット16の高さおよび重さの値が図2のスキージユニ
ット12の高さおよび重さの値より大きいため、その差
分に対応したスペーサを省略したからである。逆にいう
と、前述の図2の構成は、図3のスキージユニット16
と図2のスキージユニット12の高さ及び重さの差分に
対応したスペーサ38を連結部14に備えることによ
り、スキージユニットの機種にかかわらず高さおよび重
さを一定に保つようにしたものである。
スキージユニット交換手順の説明図である。
示したように片面式のスキージユニット12を2個取付
けた状態の構成を示す。この状態から(B)に示すよう
に、昇降機構23の連結部14を取外して移動支持台1
上にZ軸送り機構3とアクチュエータ部13を搭載した
まま残す。次に、(C)に示すように、一方のアクチュ
エータ部13に連結部14を装着し、この連結部14に
両面式のスキージユニット16を取付ける。この(C)
の状態は、前述の図3で示した構成であり、連結部14
にはスペーサ38が備わっていない。両面式のスキージ
ユニット16から片面式のスキージユニット12に変更
する場合には、逆の順序(C)→(B)→(A)の手順
で交換する。このようにスキージユニットを変更する場
合に、印刷ヘッド全体を交換することなく、連結部14
のみを新たなスキージユニットに合せて交換することに
より、高さや重さの異なるスキージユニットに対し最小
限の部品交換で変更ができる。
り替えバルブを連結する可撓式圧縮空気配管は連結した
ままでよい。切り替えバルブが使用しない方のシリンダ
5に圧縮空気を流さないようにできるからである。
ある。この実施形態は、2個のシリンダ5のうち一方に
前述の両面式のスキージユニット16を取付け、そのペ
ースト容器17の押出しシリンダ19(図6(B))に
代えて、残りのシリンダ5を押出しロッド42を介して
装着したものである。このような構成によりスキージユ
ニット16の構造を簡素化できる。
23のアクチュエータ部13を構成するシリンダ5は、
2位置式のシリンダであってもよいし、あるいは数段階
または無段階に位置決め制御できる構成としてもよい。
また、このようなシリンダに代えてステップモータ等の
位置決め制御可能なアクチュエータとしてもよい。特に
図5のペースト容器の押出しシリンダとして用いる場合
には、モータ駆動式のアクチュエータとして、ピストン
の押圧速度や押圧力および移動量をCPUにより制御可
能としておくことが望ましい。
図4)は、高さや重さの異なるさらに別の機種のスキー
ジユニットあるいはマスク面までの高さ等に対応してさ
らに複数個準備しておいてもよい。
ージユニットを懸垂して支持する昇降機構は、アクチュ
エータ部と連結部とに2分割されてこの連結部が着脱可
能に構成され、かつ機種の異なるスキージユニットに対
応してその高さと重さを所定の値に揃えるための連結部
を予め各スキージユニットに対応して準備しておくこと
により、スキージユニットを変更する場合に、印刷ヘッ
ド全体を交換することなく、連結部のみを交換して新た
なスキージユニットを取付けることができ、印刷ヘッド
の汎用性が増してコスト低減が図られるとともに、スキ
ージユニットの交換作業が簡単にでき交換作業の手間が
軽減する。
図。
分解斜視図。
装着した分解斜視図。
明図。
a:送りネジ、3b:スライドナット、4:ヘッドプレ
ート、4a:連結部材、5:シリンダ、6:ピストン、
7:駆動プレート、8:回転結合部、9:懸垂支持板、
9’:懸垂支持部材、10:取付け部、11:スキー
ジ、12:スキージユニット、13:アクチュエータ
部、14:連結部、15:印刷ヘッド、16:スキージ
ユニット、17:ペースト容器、18:両面スキージ、
19:押出しシリンダ、20:取付け部、21:第1ス
プリング、22:第2スプリング、23:昇降機構、2
4:スクリーン印刷機、25:ベッド、26:XYステ
ージ、27:印刷テーブル、28:基板、29:基板載
せ枠、30:マスク、31:マスク保持枠、32:ガイ
ド、33:昇降ガイド、34:ノブ、35:位置決め
孔、36:プランジャ板、37:凹部、38:スペー
サ、39:凹部、40:ノブ、41:ピン、42:押出
しロッド。
Claims (2)
- 【請求項1】印刷パターンが形成されたマスクの保持枠
と、 該マスクの下面側に配設された印刷すべき基板を支持す
る印刷テーブルと、 該マスクの上面に摺接するスキージユニットと、 該スキージユニットを上下動作させる昇降機構と、 該昇降機構を支持して前記マスク上面に沿って往復動作
する移動支持台とを備え、 前記昇降機構は、アクチュエータ部と連結部とを有し、
該連結部に前記スキージユニットが取付けられたスクリ
ーン印刷機において、 前記連結部を前記アクチュエータ部から分割して着脱可
能とし、スキージユニットの高さ及び重さに対応して予
め準備された複数の連結部のうちから使用するスキージ
ユニットに対応して前記連結部を交換可能としたことを
特徴とするスクリーン印刷機。 - 【請求項2】前記アクチュエータ部および連結部をそれ
ぞれ2個ずつ備えたことを特徴とする請求項1に記載の
スクリーン印刷機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000373725A JP4409754B2 (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | スクリーン印刷機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000373725A JP4409754B2 (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | スクリーン印刷機 |
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JP2002172758A true JP2002172758A (ja) | 2002-06-18 |
JP4409754B2 JP4409754B2 (ja) | 2010-02-03 |
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JP2000373725A Expired - Fee Related JP4409754B2 (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | スクリーン印刷機 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP4409754B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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