JP2002172189A - ゴルフ用カート - Google Patents
ゴルフ用カートInfo
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- JP2002172189A JP2002172189A JP2000371433A JP2000371433A JP2002172189A JP 2002172189 A JP2002172189 A JP 2002172189A JP 2000371433 A JP2000371433 A JP 2000371433A JP 2000371433 A JP2000371433 A JP 2000371433A JP 2002172189 A JP2002172189 A JP 2002172189A
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- golf cart
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゴルファーが落雷の被害にあわないための防
雷装備を有するゴルフ用カートを提供する。 【解決手段】 内部に座席１７を備える車体１２と、該
車体１２の下部に設けられ所定の駆動装置により回転す
る複数のタイヤ１３と、ゴルフバック１４等を積載可能
な荷台１５とを少なくとも有するゴルフ用カート１１で
あって、該カート１１の屋根部材１６は、金属製材料で
形成されると共に複数の金属製支柱１８で支持され、該
金属製支柱１８は、前記車体１２に接続しているゴルフ
用カート１１である。カート１１の少なくとも両方の側
部には、雨避け手段２１が設けられている。このような
構成のカート１１は、落雷があった時には金属製の屋根
部材１６に被雷することとなり、その電流は金属製支柱
１８と車体１２とを通過して地面に放電されるのでカー
ト１１内の人には落雷の被害が及ばない。
雷装備を有するゴルフ用カートを提供する。 【解決手段】 内部に座席１７を備える車体１２と、該
車体１２の下部に設けられ所定の駆動装置により回転す
る複数のタイヤ１３と、ゴルフバック１４等を積載可能
な荷台１５とを少なくとも有するゴルフ用カート１１で
あって、該カート１１の屋根部材１６は、金属製材料で
形成されると共に複数の金属製支柱１８で支持され、該
金属製支柱１８は、前記車体１２に接続しているゴルフ
用カート１１である。カート１１の少なくとも両方の側
部には、雨避け手段２１が設けられている。このような
構成のカート１１は、落雷があった時には金属製の屋根
部材１６に被雷することとなり、その電流は金属製支柱
１８と車体１２とを通過して地面に放電されるのでカー
ト１１内の人には落雷の被害が及ばない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフ用カートに
関するものであり、更に詳しくは、ゴルファーが落雷の
被害にあわないための防雷装備を有するゴルフ用カート
に関するものである。
関するものであり、更に詳しくは、ゴルファーが落雷の
被害にあわないための防雷装備を有するゴルフ用カート
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のゴルフ用カートとして
は、例えば、特開昭６０−１４８５７３号公報に開示さ
れた構成のゴルフ用カートが従来例として知られてい
る。
は、例えば、特開昭６０−１４８５７３号公報に開示さ
れた構成のゴルフ用カートが従来例として知られてい
る。
【０００３】この従来例のゴルフ用カートは、車輪を有
する台車の上にキャディーバックの載置台が設けられて
おり、この載置台の内部にはバッテリーと、このバッテ
リーで駆動するモータとが搭載されている。そして、モ
ータにはその回転を車輪に伝達するチェーンが備わって
いる。また、台車の後部には支柱が立設され、この支柱
の上部には避雷針と、この避雷針を上下に伸縮させる伸
縮装置が設けられており、支柱の下端には避雷針を地面
に接触させるアース用の接地金具が取り付けられてい
る。更に、支柱には雷雲の発生を検知する雷検知器が設
けられており、載置台の上には雷検知器と電気的に接続
された制御装置が設けられている。
する台車の上にキャディーバックの載置台が設けられて
おり、この載置台の内部にはバッテリーと、このバッテ
リーで駆動するモータとが搭載されている。そして、モ
ータにはその回転を車輪に伝達するチェーンが備わって
いる。また、台車の後部には支柱が立設され、この支柱
の上部には避雷針と、この避雷針を上下に伸縮させる伸
縮装置が設けられており、支柱の下端には避雷針を地面
に接触させるアース用の接地金具が取り付けられてい
る。更に、支柱には雷雲の発生を検知する雷検知器が設
けられており、載置台の上には雷検知器と電気的に接続
された制御装置が設けられている。
【０００４】そして、雷検知器が雷雲の発生を検知する
と制御装置に検知信号を送信し、この検知信号を受信し
た制御装置は伸縮装置に出力信号を送信する。この出力
信号を受信した伸縮装置は避雷針を上方に伸長させるの
である。
と制御装置に検知信号を送信し、この検知信号を受信し
た制御装置は伸縮装置に出力信号を送信する。この出力
信号を受信した伸縮装置は避雷針を上方に伸長させるの
である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この従来例のゴルフ用
カートにおいては、落雷を避雷針に誘引するものであ
り、ゴルファーがカートの近くに居るとかえって被雷の
危険があるという問題点を有している。その場合は一刻
も早く安全な場所に避難しなくてはならない。
カートにおいては、落雷を避雷針に誘引するものであ
り、ゴルファーがカートの近くに居るとかえって被雷の
危険があるという問題点を有している。その場合は一刻
も早く安全な場所に避難しなくてはならない。
【０００６】また、このゴルフ用カートは、人が乗用す
るルーフ付きタイプのカートではないので、風雨からゴ
ルファーを守ることができないばかりでなく、載置台の
上に載せているキャディーバックが風雨にさらされるこ
とになるという欠点も有している。
るルーフ付きタイプのカートではないので、風雨からゴ
ルファーを守ることができないばかりでなく、載置台の
上に載せているキャディーバックが風雨にさらされるこ
とになるという欠点も有している。
【０００７】更に、このゴルフ用カートは、雷検知器、
制御装置、避雷針、及び避雷針の伸縮装置等の比較的高
価で特殊な機材を備えていることから、製造コストが上
昇して価格が高くなるという欠点もある。
制御装置、避雷針、及び避雷針の伸縮装置等の比較的高
価で特殊な機材を備えていることから、製造コストが上
昇して価格が高くなるという欠点もある。
【０００８】従って、従来例におけるゴルフ用カートに
おいては、落雷時に安全であると共に風雨からゴルファ
ーを守ることができるゴルフ用カートを提供すること
と、高価で特殊な機材を用いずに製造コストを低く抑え
ることとに解決しなければならない課題を有している。
おいては、落雷時に安全であると共に風雨からゴルファ
ーを守ることができるゴルフ用カートを提供すること
と、高価で特殊な機材を用いずに製造コストを低く抑え
ることとに解決しなければならない課題を有している。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
する具体的手段として本発明は、内部に座席を備える車
体と、該車体の下部に設けられ所定の駆動装置により回
転する複数のタイヤと、ゴルフバック等を積載可能な荷
台とを少なくとも有するゴルフ用カートであって、該カ
ートの屋根部材は、金属製材料で形成されると共に複数
の金属製支柱で支持され、該金属製支柱は、前記車体に
接続していることを特徴とするゴルフ用カートを提供す
るものである。
する具体的手段として本発明は、内部に座席を備える車
体と、該車体の下部に設けられ所定の駆動装置により回
転する複数のタイヤと、ゴルフバック等を積載可能な荷
台とを少なくとも有するゴルフ用カートであって、該カ
ートの屋根部材は、金属製材料で形成されると共に複数
の金属製支柱で支持され、該金属製支柱は、前記車体に
接続していることを特徴とするゴルフ用カートを提供す
るものである。
【００１０】また、前記カートの少なくとも両方の側部
には、雨避け手段が設けられている構成としたものであ
り、そして、前記雨避け手段は、前記カートの所要位置
に設けたガイドレールに沿って左右方向に開閉可能な扉
部材である構成としたものであり、あるいは、前記雨避
け手段は、前記屋根部材の側部に設けたロール部材に巻
回して収納しておき、使用時に下部に引き出して前記カ
ートの側部を遮蔽する撥水性のロールカーテン部材であ
る構成としたものであり、あるいはまた、前記雨避け手
段は、前記屋根部材の側部に取り付けると共に、取付角
度が可変で且つ長板形状のウイング部材である構成とし
たものであり、更に、前記車体の表面、前記屋根部材、
又は前記雨避け手段には、所要の文字、絵、イラスト、
写真等からなる広告手段が表示されている構成としたも
のである。
には、雨避け手段が設けられている構成としたものであ
り、そして、前記雨避け手段は、前記カートの所要位置
に設けたガイドレールに沿って左右方向に開閉可能な扉
部材である構成としたものであり、あるいは、前記雨避
け手段は、前記屋根部材の側部に設けたロール部材に巻
回して収納しておき、使用時に下部に引き出して前記カ
ートの側部を遮蔽する撥水性のロールカーテン部材であ
る構成としたものであり、あるいはまた、前記雨避け手
段は、前記屋根部材の側部に取り付けると共に、取付角
度が可変で且つ長板形状のウイング部材である構成とし
たものであり、更に、前記車体の表面、前記屋根部材、
又は前記雨避け手段には、所要の文字、絵、イラスト、
写真等からなる広告手段が表示されている構成としたも
のである。
【００１１】本発明に係るゴルフ用カートにおいては、
万一落雷が発生した時には金属製材料の屋根部材に被雷
することとなり、その場合は電流が金属製支柱と車体と
を通って地面に放電されるので、カート内のゴルファー
には落雷の被害が及ばない。また、従来例のような高価
で特殊な機材を用いないので製造コストを比較的低く抑
えることが可能である。更に、雨避け手段の存在によっ
て、落雷時に特有の激しい風雨があってもカート内は雨
にさらされない。
万一落雷が発生した時には金属製材料の屋根部材に被雷
することとなり、その場合は電流が金属製支柱と車体と
を通って地面に放電されるので、カート内のゴルファー
には落雷の被害が及ばない。また、従来例のような高価
で特殊な機材を用いないので製造コストを比較的低く抑
えることが可能である。更に、雨避け手段の存在によっ
て、落雷時に特有の激しい風雨があってもカート内は雨
にさらされない。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。まず、図１及び図２に
おいて、符号１１は第１実施例に係るゴルフ用カートを
示し、このカート１１は所要形状の車体１２と、この車
体１２の下部に設けられ所定の駆動装置により回転する
複数のタイヤ１３と、ゴルフバック１４等の荷物を積載
可能な荷台１５と、カート１１の屋根部材１６とから構
成される。
て図面を参照しながら説明する。まず、図１及び図２に
おいて、符号１１は第１実施例に係るゴルフ用カートを
示し、このカート１１は所要形状の車体１２と、この車
体１２の下部に設けられ所定の駆動装置により回転する
複数のタイヤ１３と、ゴルフバック１４等の荷物を積載
可能な荷台１５と、カート１１の屋根部材１６とから構
成される。
【００１３】車体１２は、カート１１の前部１２ａと両
方の側部１２ｂと後部１２ｃと床部１２ｄとを構成し、
その内部に複数の人を乗せることができるよう所要の広
さに形成されている。また、車体１２の両方の側部１２
ｂは人が乗降しやすいように開口して乗降部１２ｅが設
けられている。更に、車体１２は金属等の電気伝導性の
良好な材質で形成することが望ましい。何故ならば、後
述するよう被雷時に金属製支柱１８から流れる電流を伝
導させて地面に放電させる必要があるからである。そし
て、車体１２の内側面は、カート１１内の人を落雷から
守るために電気の不伝導材で形成することが望ましく、
更にその上面に適宜の生地材やクッション材を張り付け
てもよい。
方の側部１２ｂと後部１２ｃと床部１２ｄとを構成し、
その内部に複数の人を乗せることができるよう所要の広
さに形成されている。また、車体１２の両方の側部１２
ｂは人が乗降しやすいように開口して乗降部１２ｅが設
けられている。更に、車体１２は金属等の電気伝導性の
良好な材質で形成することが望ましい。何故ならば、後
述するよう被雷時に金属製支柱１８から流れる電流を伝
導させて地面に放電させる必要があるからである。そし
て、車体１２の内側面は、カート１１内の人を落雷から
守るために電気の不伝導材で形成することが望ましく、
更にその上面に適宜の生地材やクッション材を張り付け
てもよい。
【００１４】車体１２の内部には、シート状の座席１７
が前後二列に並べて設けられており、複数の人が着席で
きるようになっている。そして、前方の座席の一部は運
転席となり、そこに座って図示しないハンドル類を操作
する。
が前後二列に並べて設けられており、複数の人が着席で
きるようになっている。そして、前方の座席の一部は運
転席となり、そこに座って図示しないハンドル類を操作
する。
【００１５】タイヤ１３は、車体１２の下部に設けられ
た図示しない車軸に取り付けられており、所定の駆動装
置や動力伝達機構等を介して回転する。そして、図示し
ないアクセル、ブレーキ、ハンドル等の操作によってタ
イヤ１３が回転し又は停止し、あるいは進行方向を変え
ることができる。
た図示しない車軸に取り付けられており、所定の駆動装
置や動力伝達機構等を介して回転する。そして、図示し
ないアクセル、ブレーキ、ハンドル等の操作によってタ
イヤ１３が回転し又は停止し、あるいは進行方向を変え
ることができる。
【００１６】荷台１５は、カート１１の後方に設けられ
ており、ゴルフバック１４を斜めに傾けて安定した状態
で積載することができるように形成されている。
ており、ゴルフバック１４を斜めに傾けて安定した状態
で積載することができるように形成されている。
【００１７】屋根部材１６は、所定厚さの金属製材料で
形成されている。そして、屋根部材１６の下側面はカー
ト１１内の人を落雷から守るために電気の不伝導材で形
成されており、更にその下面に適宜の生地材やクッショ
ン材を張り付けてもよい。
形成されている。そして、屋根部材１６の下側面はカー
ト１１内の人を落雷から守るために電気の不伝導材で形
成されており、更にその下面に適宜の生地材やクッショ
ン材を張り付けてもよい。
【００１８】屋根部材１６の四隅は金属製支柱１８で支
持されており、且つ屋根部材１６と各々の金属製支柱１
８とは電流が流れるように接続している。尚、金属製支
柱１８の外面はカート１１内の人を落雷から守るために
電気の不伝導材を設けることが望ましく、更にその上面
にクッション材等を張り付けてもよい。また、金属製支
柱１８の下端は、車体１２に接続している。
持されており、且つ屋根部材１６と各々の金属製支柱１
８とは電流が流れるように接続している。尚、金属製支
柱１８の外面はカート１１内の人を落雷から守るために
電気の不伝導材を設けることが望ましく、更にその上面
にクッション材等を張り付けてもよい。また、金属製支
柱１８の下端は、車体１２に接続している。
【００１９】このように屋根部材１６と金属製支柱１８
と車体１２とが接続していることによって、落雷があっ
た時には金属製である屋根部材１６に被雷し、その電流
は金属製支柱１８と車体１２とを通過して地面に放電さ
れることとなるので、カート１１内の人には落雷の被害
が及ばないのである。
と車体１２とが接続していることによって、落雷があっ
た時には金属製である屋根部材１６に被雷し、その電流
は金属製支柱１８と車体１２とを通過して地面に放電さ
れることとなるので、カート１１内の人には落雷の被害
が及ばないのである。
【００２０】また、屋根部材１６の両方の側部１６ａに
は、図３に示すように、ロールカバー１９がネジ１９ｂ
止め等の手段で取り付けられており、このロールカバー
１９の中にはロール部材２０が軸部２０ａを中心に回転
自在に設けられている。このロール部材２０にはロール
カーテン部材２１（雨避け手段）が巻回して収納されて
おり、このロールカーテン部材２１はロールカバー１９
の引出口１９ａから引出及び収納が自在になっている。
特に、ロール部材２０の回転をロールカーテン部材２１
の収納方向に付勢させておけば、ロールカバー１９の収
納がスムーズに行える。尚、図中、符号２１ａは、ロー
ルカーテン部材２１に設けられた窓部を示す。
は、図３に示すように、ロールカバー１９がネジ１９ｂ
止め等の手段で取り付けられており、このロールカバー
１９の中にはロール部材２０が軸部２０ａを中心に回転
自在に設けられている。このロール部材２０にはロール
カーテン部材２１（雨避け手段）が巻回して収納されて
おり、このロールカーテン部材２１はロールカバー１９
の引出口１９ａから引出及び収納が自在になっている。
特に、ロール部材２０の回転をロールカーテン部材２１
の収納方向に付勢させておけば、ロールカバー１９の収
納がスムーズに行える。尚、図中、符号２１ａは、ロー
ルカーテン部材２１に設けられた窓部を示す。
【００２１】ロールカーテン部材２１は、例えばガラス
繊維等の撥水性のある生地で所要広さに形成されている
ので、使用時に下部に引き出してカート１１の側部を遮
蔽すれば、激しい風雨があってもカート１１内は雨にさ
らされず、落雷時にも安全である。また、前述のように
ロールカーテン部材２１の引出及び収納操作は極めて簡
単でスムーズに行え、且つコンパクトに収納できる。
繊維等の撥水性のある生地で所要広さに形成されている
ので、使用時に下部に引き出してカート１１の側部を遮
蔽すれば、激しい風雨があってもカート１１内は雨にさ
らされず、落雷時にも安全である。また、前述のように
ロールカーテン部材２１の引出及び収納操作は極めて簡
単でスムーズに行え、且つコンパクトに収納できる。
【００２２】尚、雨避け手段２１、３４、３５、４２
は、カート１１の側部のみならず、後部に設けてもよい
ことは勿論であり、その場合は後部を遮蔽できることと
なるので、激しい風雨であっても後部からの雨の吹き込
みを防げ、落雷時にも安全性が増す。図中、符号２２と
２３は、それぞれ透明なフロントパネルとサイドパネル
を示す。
は、カート１１の側部のみならず、後部に設けてもよい
ことは勿論であり、その場合は後部を遮蔽できることと
なるので、激しい風雨であっても後部からの雨の吹き込
みを防げ、落雷時にも安全性が増す。図中、符号２２と
２３は、それぞれ透明なフロントパネルとサイドパネル
を示す。
【００２３】更に、車体１２の表面、屋根部材１６、又
はロールカーテン部材２１に所要の文字、絵、イラス
ト、写真等からなる広告２４を表示してもよく、この場
合には周囲のゴルファーに広告宣伝効果が期待できる。
はロールカーテン部材２１に所要の文字、絵、イラス
ト、写真等からなる広告２４を表示してもよく、この場
合には周囲のゴルファーに広告宣伝効果が期待できる。
【００２４】次に、図４に第２実施例に係るゴルフ用カ
ート３１を示す。この第２実施例において、前記第１実
施例のゴルフ用カート１１と同一部分には同一符号を付
してその詳細は省略する。
ート３１を示す。この第２実施例において、前記第１実
施例のゴルフ用カート１１と同一部分には同一符号を付
してその詳細は省略する。
【００２５】カート３１の側部には、上部ガイドレール
３２と下部ガイドレール３３とが取り付けられており、
この両方のガイドレール３２、３３の間には、左右方向
に開閉可能な扉部材３４、３５（雨避け手段）が設けら
れている。そして、この扉部材３４、３５を閉めれば、
激しい風雨があってもカート３１内は雨にさらされず、
落雷時にも安全である。尚、扉部材３４と扉部材３５と
の当接面にそれぞれ引き合う磁石を取り付けておけば
（図示せず）、扉部材３４、３５同士をピッタリと閉め
ておくことができる。
３２と下部ガイドレール３３とが取り付けられており、
この両方のガイドレール３２、３３の間には、左右方向
に開閉可能な扉部材３４、３５（雨避け手段）が設けら
れている。そして、この扉部材３４、３５を閉めれば、
激しい風雨があってもカート３１内は雨にさらされず、
落雷時にも安全である。尚、扉部材３４と扉部材３５と
の当接面にそれぞれ引き合う磁石を取り付けておけば
（図示せず）、扉部材３４、３５同士をピッタリと閉め
ておくことができる。
【００２６】次に、図５及び図６に第３実施例に係るゴ
ルフ用カート４１を示す。この第３実施例において、前
記第１及び第２実施例のゴルフ用カート１１と同一部分
には同一符号を付してその詳細は省略する。
ルフ用カート４１を示す。この第３実施例において、前
記第１及び第２実施例のゴルフ用カート１１と同一部分
には同一符号を付してその詳細は省略する。
【００２７】屋根部材１６の側部１６ａには、長板形状
のウイング部材４２（雨避け手段）が取り付けられてい
る。このウイング部材４２は取付角度が可変であり、通
常は前記側部１６ａから下方に垂下させておき、降雨時
には側部１６ａを中心にして水平に又は所定の角度に変
える。このようにウイング部材４２を広角に拡げれば降
雨をしのぐことができる。また、ウイング部材４２は意
匠的に斬新で見た目がスマートである。
のウイング部材４２（雨避け手段）が取り付けられてい
る。このウイング部材４２は取付角度が可変であり、通
常は前記側部１６ａから下方に垂下させておき、降雨時
には側部１６ａを中心にして水平に又は所定の角度に変
える。このようにウイング部材４２を広角に拡げれば降
雨をしのぐことができる。また、ウイング部材４２は意
匠的に斬新で見た目がスマートである。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るゴルフ
用カートは、内部に座席を備える車体と、該車体の下部
に設けられ所定の駆動装置により回転する複数のタイヤ
と、ゴルフバック等を積載可能な荷台とを少なくとも有
するゴルフ用カートであって、該カートの屋根部材は、
金属製材料で形成されると共に複数の金属製支柱で支持
され、該金属製支柱は、前記車体に接続していることに
よって、万一落雷が発生した時には金属製材料の屋根部
材に被雷することとなり、その場合は電流が金属製支柱
と車体とを通って地面に放電されるので、カート内のゴ
ルファーには落雷の被害が及ばない。更に、従来例のよ
うな高価で特殊な機材を用いないので製造コストを比較
的低く抑えることが可能であるという種々の優れた効果
を奏する。
用カートは、内部に座席を備える車体と、該車体の下部
に設けられ所定の駆動装置により回転する複数のタイヤ
と、ゴルフバック等を積載可能な荷台とを少なくとも有
するゴルフ用カートであって、該カートの屋根部材は、
金属製材料で形成されると共に複数の金属製支柱で支持
され、該金属製支柱は、前記車体に接続していることに
よって、万一落雷が発生した時には金属製材料の屋根部
材に被雷することとなり、その場合は電流が金属製支柱
と車体とを通って地面に放電されるので、カート内のゴ
ルファーには落雷の被害が及ばない。更に、従来例のよ
うな高価で特殊な機材を用いないので製造コストを比較
的低く抑えることが可能であるという種々の優れた効果
を奏する。
【００２９】また、カートの少なくとも両方の側部に
は、雨避け手段が設けられ、そして、雨避け手段は、前
記カートの所要位置に設けたガイドレールに沿って左右
方向に開閉可能な扉部材であることによって、この扉部
材を閉めれば、落雷時に特有の激しい風雨があってもカ
ート内は雨にさらされない。また、落雷時にも安全であ
るという種々の優れた効果を奏する。
は、雨避け手段が設けられ、そして、雨避け手段は、前
記カートの所要位置に設けたガイドレールに沿って左右
方向に開閉可能な扉部材であることによって、この扉部
材を閉めれば、落雷時に特有の激しい風雨があってもカ
ート内は雨にさらされない。また、落雷時にも安全であ
るという種々の優れた効果を奏する。
【００３０】あるいは、雨避け手段は、前記屋根部材の
側部に設けたロール部材に巻回して収納しておき、使用
時に下部に引き出して前記カートの側部を遮蔽する撥水
性のロールカーテン部材であることによって、このロー
ルカーテン部材の引出及び収納操作は極めて簡単でスム
ーズに行え、且つコンパクトに収納できるという優れた
効果を奏する。
側部に設けたロール部材に巻回して収納しておき、使用
時に下部に引き出して前記カートの側部を遮蔽する撥水
性のロールカーテン部材であることによって、このロー
ルカーテン部材の引出及び収納操作は極めて簡単でスム
ーズに行え、且つコンパクトに収納できるという優れた
効果を奏する。
【００３１】あるいはまた、雨避け手段は、前記屋根部
材の側部に取り付けると共に、取付角度が可変で且つ長
板形状のウイング部材であることによって、このウイン
グ部材は意匠的に斬新でスマートであると共に、ウイン
グ部材を広角に拡げればカート内で降雨をしのぐことが
できるという優れた効果を奏する。
材の側部に取り付けると共に、取付角度が可変で且つ長
板形状のウイング部材であることによって、このウイン
グ部材は意匠的に斬新でスマートであると共に、ウイン
グ部材を広角に拡げればカート内で降雨をしのぐことが
できるという優れた効果を奏する。
【００３２】更に、車体の表面、前記屋根部材、又は前
記雨避け手段には、所要の文字、絵、イラスト、写真等
からなる広告手段が表示されていることによって、周囲
のゴルファーに種々の広告宣伝ができるという優れた効
果を奏する。
記雨避け手段には、所要の文字、絵、イラスト、写真等
からなる広告手段が表示されていることによって、周囲
のゴルファーに種々の広告宣伝ができるという優れた効
果を奏する。
【図１】本発明の第１実施例に係るゴルフ用カートの斜
視図である。
視図である。
【図２】本発明の第１実施例に係るゴルフ用カートにお
けるロールカーテン部材を引き出した状態の斜視図であ
る。
けるロールカーテン部材を引き出した状態の斜視図であ
る。
【図３】ロールカバーとロール部材に巻回したロールカ
ーテン部材の一部を破断して示した正面図である。
ーテン部材の一部を破断して示した正面図である。
【図４】本発明の第２実施例に係るゴルフ用カートにお
ける扉部材を閉めた状態の側面図である。
ける扉部材を閉めた状態の側面図である。
【図５】本発明の第３実施例に係るゴルフ用カートの斜
視図である。
視図である。
【図６】本発明の第３実施例に係るゴルフ用カートにお
けるウイング部材を広角に拡げた状態の斜視図である。
けるウイング部材を広角に拡げた状態の斜視図である。
１１ ゴルフ用カート １２ 車体 １２ａ前部 １２ｂ側部 １２ｃ後部 １２ｄ床部 １２ｅ乗降部 １３ タイヤ １４ ゴルフバック １５ 荷台 １６ 屋根部材 １６ａ側部 １７ 座席 １８ 金属製支柱 １９ ロールカバー １９ａ引出口 １９ｂネジ ２０ ロール部材 ２０ａ軸部 ２１ ロールカーテン部材（雨避け手段） ２１ａ窓部 ２２ フロントパネル ２３ サイドパネル ２４ 広告 ３１ ゴルフ用カート ３２ 上部ガイドレール ３３ 下部ガイドレール ３４ 扉部材（雨避け手段） ３５ 扉部材（雨避け手段） ４１ ゴルフ用カート ４２ ウイング部材（雨避け手段）
Claims (6)
- 【請求項１】 内部に座席を備える車体と、該車体の下
部に設けられ所定の駆動装置により回転する複数のタイ
ヤと、ゴルフバック等を積載可能な荷台とを少なくとも
有するゴルフ用カートであって、該カートの屋根部材
は、金属製材料で形成されると共に複数の金属製支柱で
支持され、該金属製支柱は、前記車体に接続しているこ
とを特徴とするゴルフ用カート。 - 【請求項２】 カートの少なくとも両方の側部には、雨
避け手段が設けられていることを特徴とする請求項１に
記載のゴルフ用カート。 - 【請求項３】 雨避け手段は、前記カートの所要位置に
設けたガイドレールに沿って左右方向に開閉可能な扉部
材であることを特徴とする請求項２に記載のゴルフ用カ
ート。 - 【請求項４】 雨避け手段は、前記屋根部材の側部に設
けたロール部材に巻回して収納しておき、使用時に下部
に引き出して前記カートの側部を遮蔽する撥水性のロー
ルカーテン部材であることを特徴とする請求項２に記載
のゴルフ用カート。 - 【請求項５】 雨避け手段は、前記屋根部材の側部に取
り付けると共に、取付角度が可変で且つ長板形状のウイ
ング部材であることを特徴とする請求項２に記載のゴル
フ用カート。 - 【請求項６】 車体の表面、前記屋根部材、又は前記雨
避け手段には、所要の文字、絵、イラスト、写真等から
なる広告手段が表示されていることを特徴とする請求項
１又は２に記載のゴルフ用カート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000371433A JP2002172189A (ja) | 2000-12-06 | 2000-12-06 | ゴルフ用カート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000371433A JP2002172189A (ja) | 2000-12-06 | 2000-12-06 | ゴルフ用カート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002172189A true JP2002172189A (ja) | 2002-06-18 |
Family
ID=18841155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000371433A Pending JP2002172189A (ja) | 2000-12-06 | 2000-12-06 | ゴルフ用カート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002172189A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2429191A (en) * | 2005-08-18 | 2007-02-21 | Michael John Reeves | Lightning protected golf cart |
| US7690714B2 (en) | 2005-08-18 | 2010-04-06 | Michael John Reeves | Lightning protected golf cart |
| US20110233957A1 (en) * | 2010-03-23 | 2011-09-29 | Matthew Sams | Weather enclosures for golf carts |
| JP2015026441A (ja) * | 2013-07-24 | 2015-02-05 | 日産自動車株式会社 | 自動車用避雷装置 |
| JP2015024673A (ja) * | 2013-07-24 | 2015-02-05 | 日産自動車株式会社 | 自動車用雷サージ放電装置 |
-
2000
- 2000-12-06 JP JP2000371433A patent/JP2002172189A/ja active Pending
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| US20110233957A1 (en) * | 2010-03-23 | 2011-09-29 | Matthew Sams | Weather enclosures for golf carts |
| WO2011119715A2 (en) * | 2010-03-23 | 2011-09-29 | Matthew Sams | Weather enclosures for golf carts |
| WO2011119715A3 (en) * | 2010-03-23 | 2012-01-26 | Matthew Sams | Weather enclosures for golf carts |
| US8356855B2 (en) * | 2010-03-23 | 2013-01-22 | Matthew Sams | Weather enclosures for golf carts |
| JP2015026441A (ja) * | 2013-07-24 | 2015-02-05 | 日産自動車株式会社 | 自動車用避雷装置 |
| JP2015024673A (ja) * | 2013-07-24 | 2015-02-05 | 日産自動車株式会社 | 自動車用雷サージ放電装置 |
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