JP2002172055A - 衣料用のハンガー - Google Patents

衣料用のハンガー

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JP2002172055A
JP2002172055A JP2000373943A JP2000373943A JP2002172055A JP 2002172055 A JP2002172055 A JP 2002172055A JP 2000373943 A JP2000373943 A JP 2000373943A JP 2000373943 A JP2000373943 A JP 2000373943A JP 2002172055 A JP2002172055 A JP 2002172055A
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Japan
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hanger
hook
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hanging
hanging hook
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JP2000373943A
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Tadao Kawase
忠雄 川瀬
Yuji Tawara
勇二 田原
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KAWASE JUSHI KOGYO KK
Original Assignee
KAWASE JUSHI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吊下フックが、ハンガー本体を支持する第1
状態位置と、ハンガー本体に収容される第2状態位置と
の間を、変位可能なハンガーにおいて、吊下フックの欠
品を防ぐことができる、衣料用のハンガーを提供する。 【解決手段】 ハンガー1は、ハンガー本体2と、その
ハンガー本体2を支持することができる吊下フック3と
を備え、吊下フック3が、ハンガー本体2を支持する第
1状態位置と、ハンガー本体2に収容される第2状態位
置との間を、変位可能となっている。また、このハンガ
ー1は、ハンガー本体2と吊下フック3とを繋ぐ繋ぎ部
4を備えており、これらは、合成樹脂材料により一体に
樹脂成形されている。そして、繋ぎ部4は、可撓性を有
して、吊下フック3の、前記第1状態位置と前記第2状
態位置との間の変位を妨げることがないよう形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、吊下フックが、
ハンガー本体を支持する第1状態位置と、ハンガー本体
に収容される第2状態位置との間を、変位可能となっ
た、衣料用のハンガーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、衣料用のハンガーは、ハンガー
本体と、そのハンガー本体を支持する吊下フックとから
なっている。ここで、従来、例えば、ハンガーに掛けら
れた衣類の運搬、保管等の便宜のため、吊下フックが、
ハンガー本体を支持する第1状態位置と、ハンガー本体
に収容される第2状態位置との間を、変位可能に組み付
けられたハンガーがあった。そして、このハンガーの製
造においては、はじめに、ハンガー本体と、吊下フック
とを別々に成形し、その後に、ハンガー本体に吊下フッ
クを組み付けて製造していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
衣料用のハンガーにあっては、別々に成形されたハンガ
ー本体と吊下フックとを組み付けており、その結果、吊
下フックの組付け忘れを生ずる虞があった。そして、こ
の場合、ハンガーは、吊下フックが欠品の状態のまま、
納入されることとなり、納入先において、そのハンガー
を返品したり、改めて吊下フックのみを納入させて組み
付けたりする等の処置を講ずる必要があった。
【0004】この発明は、上記した従来の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、吊下フックが、ハンガー本体を支持する第1状態位
置と、ハンガー本体に収容される第2状態位置との間
を、変位可能なハンガーにおいて、吊下フックの欠品を
防ぐことができる、衣料用のハンガーを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る衣料用の
ハンガーは、前記目的を達成するために、次の構成から
なる。すなわち、請求項1に記載の発明に係る衣料用の
ハンガーは、衣類を掛けることができるハンガー本体
と、そのハンガー本体を支持することができる吊下フッ
クとを備え、前記吊下フックが、前記ハンガー本体を支
持する第1状態位置と、前記ハンガー本体に収容される
第2状態位置との間を、変位可能となっている。このハ
ンガーは、前記ハンガー本体と前記吊下フックとを繋ぐ
とともに、可撓性を有して、前記吊下フックの、前記第
1状態位置と前記第2状態位置との間の変位を妨げるこ
とのない繋ぎ部を備える。そして、前記ハンガー本体と
前記吊下フックとは、前記繋ぎ部とともに、合成樹脂材
料により一体に樹脂成形されている。
【0006】こうして、ハンガーは、ハンガー本体と吊
下フックとが、それらを繋ぐ繋ぎ部とともに、合成樹脂
材料により一体に樹脂成形されており、これらハンガー
本体と吊下フックとが別々に分離することがない。しか
も、繋ぎ部は、可撓性を有しており、吊下フックの、ハ
ンガー本体を支持する第1状態位置と、ハンガー本体に
収容される第2状態位置との間の変位を妨げることがな
い。
【0007】また、請求項2に記載の発明に係る衣料用
のハンガーのように、前記ハンガー本体は、被掛止部を
備え、前記吊下フックは、その基端部に、前記第1状態
位置にて、前記被掛止部を掛け止める掛止部を備えても
よい。これにより、吊下フックの第1状態位置におい
て、吊下フックの掛止部は、ハンガー本体の被掛止部を
掛け止め、こうして、吊下フックは、ハンガー本体を支
持することとなる。したがって、この吊下フックの掛止
部に、ハンガー本体や、そのハンガー本体に掛けられる
衣類の重さがかかり、繋ぎ部への負荷を軽減あるいは無
くすことができる。
【0008】また、請求項3に記載の発明に係る衣料用
のハンガーのように、前記ハンガー本体は、その上端部
に、上方に開口して側方に延び前記掛止部を挿入可能な
溝を備え、その溝には、上部部分の一部に、幅狭となっ
た幅狭部が設けられるように、前記被掛止部が突出して
形成され、前記吊下フックは、前記掛止部から連設され
て前記第1状態位置において前記幅狭部に挿通される挿
通部を備えてもよい。これにより、吊下フックは、その
挿通部が、ハンガー本体の幅狭部に挿通されるようにし
て、掛止部が溝部に挿入されると、その掛止部が、幅狭
部が設けられるように突出して形成された被掛止部を掛
け止めて、前記第1状態位置となる。
【0009】また、請求項4に記載の発明に係る衣料用
のハンガーのように、前記被掛止部には、前記第1状態
位置にある前記吊下フックの前記挿通部が側方に抜け出
ないように、前記挿通部と係合する係合突起が設けら
れ、前記溝は、前記ハンガー本体の有する弾性により、
その幅が拡開可能に形成されてもよい。これにより、溝
の幅を拡開することで、吊下フックの挿通部を、係合突
起を越えて、幅狭部に側方から挿通したり、幅狭部から
側方に出したりすることができる。そして、吊下フック
を第1状態位置にすべく、挿通部が幅狭部に挿通された
ときには、溝の幅は、ハンガー本体の有する弾性により
狭まる。その結果、吊下フックの挿通部と、被掛止部に
設けられた係合突起とが係合することとなり、挿通部
は、幅狭部から側方に抜け出るのが抑えられる。
【0010】また、請求項5に記載の発明に係る衣料用
のハンガーのように、前記ハンガー本体は、衣類が掛け
られる本体部と、その本体部の中央部分から上方に突出
して手で握ることができる把持枠とを備え、前記吊下フ
ックは、前記第2状態位置において、前記把持枠に沿う
ようにしてその把持枠に収容されてもよい。こうして、
吊下フックの第2状態位置において、吊下フックは、手
で握ることができる把持枠に沿うようにしてその把持枠
に収容される。したがって、吊下フックの第2状態位置
において、吊下フックに妨げられることなく、把持枠を
握ることができ、また、こうして把持枠を握ることで、
本体部に掛けられた衣類を、ハンガーとともに容易に移
動させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る衣料用のハ
ンガーの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】図1ないし図6は、本発明に係る衣料用の
ハンガーの一実施の形態を示す。この衣料用のハンガー
1は、例えば、スーツ、コート、セーター、ジャケッ
ト、ズボン、スカート等の衣類を掛けることができるハ
ンガー本体2と、そのハンガー本体2を支持することが
できる吊下フック3とを備えている。そして、吊下フッ
ク3は、ハンガー本体2を支持する第1状態位置(図
1、2参照)と、ハンガー本体2に収容される第2状態
位置(図5参照)との間を、変位可能となっている。ま
た、ハンガー1は、ハンガー本体2と吊下フック3とを
繋ぐ繋ぎ部4を備えており、その繋ぎ部4とともに、ハ
ンガー本体2と吊下フック3とが、例えば、ポリプロピ
レン樹脂等の合成樹脂材料により一体に樹脂成形されて
いる。
【0013】具体的には、ハンガー本体2は、図1に示
すように、衣類が掛けられる本体部5と、その本体部5
の中央部分から上方に突出して手で握ることができる把
持枠6とを備えている。この把持枠6は、略逆台形形状
をしており、その両側片、すなわち左片6aおよび右片
6bの各下端が、本体部5に繋がっている。
【0014】そして、ハンガー本体2は、その上端部
に、上方に開口して側方に延び後述する掛止部3cを挿
入可能な溝としての第1の溝6cを備えている。この第
1の溝6cは、把持枠6の上片6dに、中央部分から側
方(図示実施の形態においては左方)に延びてその側方
に開口するよう形成されており、ハンガー本体2の有す
る弾性により、その幅が拡開可能となっている。そし
て、この第1の溝6cには、上部部分の一部(図示実施
の形態においては上片6dの中央上部)に、幅狭となっ
た幅狭部6eが設けられるように、被掛止部6f、6f
が、両側から第1の溝6cの中央方向へ張り出すように
して突出して形成されている(図4参照)。さらに、被
掛止部6f、6fには、前記第1状態位置にある吊下フ
ック3の、幅狭部6eに挿通された後述する挿通部3d
が側方(図示実施の形態においては左方)に抜け出ない
ように、後述する挿通部3dと係合する係合突起6g、
6gが、幅狭部6eの溝幅を狭める方向に突出するよう
に設けられている(図3参照)。
【0015】また、把持枠6の一方の側片である左片6
aには、第1の溝6cから連続して、側方(図示実施の
形態においては左方)に開口する第2の溝6hが設けら
れており、この第2の溝6hの底壁6iには、この第2
の溝6hと把持枠6の内側Sとを結ぶように貫通孔6j
が明けられている。さらに、第1の溝6cと第2の溝6
hとの境界部分には、対向する内面に、溝幅を狭める方
向に凸である突条形状の突起部6k、6kが設けられて
いる。また、把持枠6の上片6dにおいて、前記第1の
溝6cが形成された側とは反対側である、その右側部分
から他方の側片である右片6bに渡って、第1の溝6c
に連通するとともに手前側に開口する第3の溝6mが設
けられており、この第3の溝6mは、本体部5の、手前
側に開口する第4の溝5aと連続している。
【0016】吊下フック3は、先端側の、ほぼ円弧状に
湾曲形成されて、例えば、什器のポールP等に掛けられ
るフック部3aと、基端側の、フック部3aと連続する
軸部3bとからなる。そして、吊下フック3は、その基
端部に、つまりは軸部3bの基端部に、前記第1状態位
置にて、ハンガー本体2の被掛止部6f、6fを掛け止
める掛止部3cを備える他に、軸部3bに、掛止部3c
から連設されて前記第1状態位置において、ハンガー本
体2の幅狭部6eに挿通される挿通部3dを備えてい
る。ここで、挿通部3dは、掛止部3cよりも幅狭に形
成されており、言い換えれば、掛止部3cは、挿通部3
dよりも幅広に形成されており、この幅広となった部分
においてハンガー本体2の被掛止部6f、6fを掛け止
めることができる(図4参照)。また、掛止部3cは、
その上面3eが、フック部3aにおける先端3fのある
側ほどフック部3aから離れるよう傾斜しており、前記
第1状態位置において、吊下フック3は、軸部3bが鉛
直から傾いた位置に保持され易く、フック部3aが掛け
られるポールPの中心が、ハンガー本体2の左右方向に
対するセンターライン上にほぼ位置するようになってい
る。
【0017】繋ぎ部4は、可撓性を有して、吊下フック
3の、前記第1状態位置と前記第2状態位置との間の変
位を妨げることのないよう形成されている。すなわち、
繋ぎ部4は、帯状に形成されており、その一端が、ハン
ガー本体2の第3の溝6mを構成する外側壁6nの先端
面、つまりは幅狭部6eに臨む先端面に繋がり、他端
が、吊下フック3の軸部3bに繋がっている。
【0018】ところで、図5に示すように、吊下フック
3は、ハンガー本体2に収容される第2状態位置におい
ては、把持枠6に沿うようにしてその把持枠6に収容さ
れる。すなわち、第1状態位置にある吊下フック3を、
その先端3fが下方に来るよう回動(図示実施の形態に
おいては、反時計回り方向に回動)すると、吊下フック
3の先端3fは、貫通孔6jから把持枠6の内側Sに突
出するが、吊下フック3の大半は、把持枠6の第1ない
し第3の溝6c、6h、6m内に収容されて、吊下フッ
ク3は、第2状態位置となる。このとき、吊下フック3
は、フック部3aが、第1の溝6cと第2の溝6hとの
境界部分に設けられた突起部6k、6kに挟持されて、
その位置が保持される。また、反対に、第2状態位置に
ある吊下フック3を、その先端3fが上方に来るよう回
動(図示実施の形態においては、時計回り方向に回動)
すると、フック部3aが把持枠6から抜け出るととも
に、挿通部3dがハンガー本体2の幅狭部6eに側方
(図示実施の形態においては左方)から挿通されて、吊
下フック3は、第1状態位置となる。
【0019】また、図6は、ハンガー1が、樹脂成形さ
れる際の状態を示しており、吊下フック3は、ハンガー
本体2から全体が飛び出した状態で、そのハンガー本体
2と、繋ぎ部4を介して繋がっている。このように、ハ
ンガー1の成形時においては、ハンガー本体2と吊下フ
ック3とが重なることがないので、ハンガー本体2と吊
下フック3とが繋ぎ部4とともに一体に樹脂成形される
にも拘らず、その型構造を単純化することができる。
【0020】次に、以上の構成からなる衣料用のハンガ
ー1の作用効果について説明する。このハンガー1は、
ハンガー本体2と吊下フック3とが、それらを繋ぐ繋ぎ
部4とともに、合成樹脂材料により一体に樹脂成形され
ており、これらハンガー本体2と吊下フック3とが別々
に分離することがなく、ハンガー1における吊下フック
3の欠品を防ぐことができる。しかも、繋ぎ部4は、可
撓性を有しており、吊下フック3の、ハンガー本体2を
支持する第1状態位置と、ハンガー本体2に収容される
第2状態位置との間の変位を妨げることがない。
【0021】また、吊下フック3は、その挿通部3d
が、ハンガー本体2の幅狭部6eに挿通されるようにし
て、掛止部3cが第1の溝6cに挿入されると、その掛
止部3cが、幅狭部6eが設けられるように突出して形
成された被掛止部6f、6fを掛け止めて、前記第1状
態位置となり、こうして、吊下フック3は、ハンガー本
体2を支持することとなる。したがって、第1状態位置
において、この吊下フック3の掛止部3cに、ハンガー
本体2や、そのハンガー本体2に掛けられる衣類の重さ
がかかることとなり、繋ぎ部4への負荷を軽減あるいは
無くすことができる。
【0022】また、幅狭部6eには、係合突起6g、6
gが設けられているが、第1の溝6cの幅を拡開するこ
とで、つまりは幅狭部6eの幅を拡開することで、吊下
フック3の挿通部3dを、係合突起6g、6gを越え
て、幅狭部6eに側方(図示実施の形態においては左
方)から挿通したり、幅狭部6eから側方(図示実施の
形態においては左方)に出したりすることができる。そ
して、吊下フック3を第1状態位置にすべく、挿通部3
dが幅狭部6eに挿通されたときには、第1の溝6cの
幅、さらには幅狭部6eの幅は、ハンガー本体2の有す
る弾性により狭まる。その結果、吊下フック3の挿通部
3dと、被掛止部6f、6fに設けられた係合突起6
g、6gとが係合することとなり、挿通部3dは、幅狭
部6eから側方(図示実施の形態においては左方)に抜
け出るのが抑えられる。したがって、吊下フック3の第
1状態位置を安定して保つことができる。
【0023】また、吊下フック3の第2状態位置におい
て、吊下フック3は、ハンガー本体2に収容される。し
たがって、吊下フック3を第2状態位置にすることで、
ハンガー1は、コンパクト化され、ハンガー1に衣類を
掛けた状態での運搬や保管が容易となり、また、ハンガ
ー1のみの運搬や保管も容易となる。さらには、吊下フ
ック3の第2状態位置において、吊下フック3は、ハン
ガー本体2の把持枠6に沿うようにしてその把持枠6に
収容されるので、吊下フック3に妨げられることなく、
把持枠6を握ることができ、また、こうして把持枠6を
握ることで、本体部5に掛けられた衣類を、ハンガー1
とともに容易に移動させることができる。
【0024】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるわけではなく、その他種々の変更が可能であ
る。例えば、ハンガー本体2と、吊下フック3とを、繋
ぎ部4とともに、合成樹脂材料により一体に樹脂成形す
る際に、吊下フック3に、金属等の補強材等をインサー
トして成形してもよい。
【0025】また、ハンガー本体2は、把持枠6を備え
ているが、この把持枠6は無くともよい。この場合に
は、本体部5に被掛止部6fが設けられ、そして、第2
状態位置においては、吊下フック3は、本体部5に収容
される。
【0026】また、ハンガー本体2の被掛止部6fと、
吊下フック3の掛止部3cとは無くともよい。そして、
この場合には、吊下フック3は、繋ぎ部4を介して、ハ
ンガー本体2を支持することとなる。
【0027】
【発明の効果】以上、詳述したところから明らかなよう
に、この発明に係る衣料用のハンガーによれば、次の効
果がある。
【0028】請求項1に記載された衣料用のハンガーに
よれば、吊下フックが、ハンガー本体を支持する第1状
態位置と、ハンガー本体に収容される第2状態位置との
間を、変位可能なハンガーにおいて、ハンガー本体と吊
下フックとが、それらを繋ぐ繋ぎ部とともに、合成樹脂
材料により一体に樹脂成形されているので、ハンガー本
体と吊下フックとが別々に分離することがなく、吊下フ
ックの欠品を防ぐことができる。
【0029】また、請求項2に記載された衣料用のハン
ガーによれば、加えて、吊下フックの掛止部が、ハンガ
ー本体の被掛止部を掛け止めることで、吊下フックがハ
ンガー本体を支持する第1状態位置において、繋ぎ部へ
の負荷を軽減あるいは無くすことができる。
【0030】また、請求項3に記載された衣料用のハン
ガーによれば、加えて、吊下フックがハンガー本体を支
持する第1状態位置において、挿通部がハンガー本体の
幅狭部に挿通されることで、吊下フックの掛止部が、突
出する被掛止部を掛け止めることができる。
【0031】また、請求項4に記載された衣料用のハン
ガーによれば、加えて、吊下フックがハンガー本体を支
持する第1状態位置において、吊下フックの挿通部がハ
ンガー本体の幅狭部から側方に抜け出ないように、挿通
部と、幅狭部に設けられた係合突起とが係合するので、
吊下フックの第1状態位置を安定して保つことができ
る。
【0032】また、請求項5に記載された衣料用のハン
ガーによれば、加えて、吊下フックがハンガー本体に収
容される第2状態位置において、吊下フックに妨げられ
ることなく、把持枠を握ることができ、また、こうして
把持枠を握ることで、本体部に掛けられた衣類を、ハン
ガーとともに容易に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る衣料用のハンガーの一実施の形
態の、吊下フックが第1状態位置における正面図であ
る。
【図2】同じく、図1における要部拡大図である。
【図3】同じく、図2におけるA−A線による拡大断面
図である。
【図4】同じく、図2にやけるB−B線による拡大断面
図である。
【図5】同じく、吊下フックが第2状態位置における要
部拡大図である。
【図6】同じく、ハンガーが樹脂成形される際の状態を
示す正面図である。
【符号の説明】
1 ハンガー 2 ハンガー本体 3 吊下フック 3c 掛止部 3d 挿通部 4 繋ぎ部 5 本体部 6 把持枠 6c 第1の溝(溝) 6e 幅狭部 6f 被掛止部 6g 係合突起

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類を掛けることができるハンガー本体
    と、そのハンガー本体を支持することができる吊下フッ
    クとを備え、 前記吊下フックが、前記ハンガー本体を支持する第1状
    態位置と、前記ハンガー本体に収容される第2状態位置
    との間を、変位可能となっている、衣料用のハンガーで
    あって、 前記ハンガー本体と前記吊下フックとを繋ぐとともに、
    可撓性を有して、前記吊下フックの、前記第1状態位置
    と前記第2状態位置との間の変位を妨げることのない繋
    ぎ部を備え、 前記ハンガー本体と前記吊下フックとは、前記繋ぎ部と
    ともに、合成樹脂材料により一体に樹脂成形されている
    ことを特徴とする、衣料用のハンガー。
  2. 【請求項2】 前記ハンガー本体は、被掛止部を備え、 前記吊下フックは、その基端部に、前記第1状態位置に
    て、前記被掛止部を掛け止める掛止部を備えることを特
    徴とする請求項1に記載の、衣料用のハンガー。
  3. 【請求項3】 前記ハンガー本体は、その上端部に、上
    方に開口して側方に延び前記掛止部を挿入可能な溝を備
    え、 その溝には、上部部分の一部に、幅狭となった幅狭部が
    設けられるように、前記被掛止部が突出して形成され、 前記吊下フックは、前記掛止部から連設されて前記第1
    状態位置において前記幅狭部に挿通される挿通部を備え
    ることを特徴とする請求項2に記載の、衣料用のハンガ
    ー。
  4. 【請求項4】 前記被掛止部には、前記第1状態位置に
    ある前記吊下フックの前記挿通部が側方に抜け出ないよ
    うに、前記挿通部と係合する係合突起が設けられ、 前記溝は、前記ハンガー本体の有する弾性により、その
    幅が拡開可能に形成されていることを特徴とする請求項
    3に記載の、衣料用のハンガー。
  5. 【請求項5】 前記ハンガー本体は、衣類が掛けられる
    本体部と、その本体部の中央部分から上方に突出して手
    で握ることができる把持枠とを備え、 前記吊下フックは、前記第2状態位置において、前記把
    持枠に沿うようにしてその把持枠に収容されることを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の、衣
    料用のハンガー。
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