JP2002172029A - オプション取付ベース - Google Patents

オプション取付ベース

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JP2002172029A
JP2002172029A JP2000372103A JP2000372103A JP2002172029A JP 2002172029 A JP2002172029 A JP 2002172029A JP 2000372103 A JP2000372103 A JP 2000372103A JP 2000372103 A JP2000372103 A JP 2000372103A JP 2002172029 A JP2002172029 A JP 2002172029A
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hook
claw
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mounting
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JP2000372103A
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Takeshi Hirahara
武志 平原
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フック孔に挿入しつつ回転させて係り合わせる
フック爪を有したオプション取付ベースについて、オプ
ション部材の種類や重量あるいは構造等を問わずこれを
支持できるようにする。 【解決手段】専用の回転抑止部8を設けることにより、
フック孔Fからフック爪7が外れやすいという構造上の
問題点を解消した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具本体に対しオ
プション部材を取り付ける際に用いられるオプション取
付ベースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のオプション取付ベースと
してフック爪を具備し、家具本体に設けたフック孔に前
記フック爪を引っかけて家具本体に取り付けるようにし
たものが知られている。このようにフック爪とフック孔
とを係り合わせる方式は、オプション取付ベースの着脱
が容易で、フック孔を複数設けておけば位置調整も容易
にできるという利点からしばしば用いられている。特に
よく知られているのは、フック孔にフック爪を挿入した
後、落とし込んで係り合わせるものである。
【0003】一方、このような方式のうち、特に重量の
あるオプション部材を好適に支持でき、しかも係り合い
状態において上下方向のがたを無理なく小さくできるも
のとして、フック爪を略水平状態でフック孔に挿入し、
上向きあるいは下向きとなるように回転させて、フック
孔を形成する周囲壁の裏面に係り合わせるようにしたも
のも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した後
者の回転係合方式のものは、前者の落とし込み方式のも
のと比べ、上下方向へのがたを小さくできしかも重量物
の支持に向いているという利点はあるものの、フック爪
を係合させた状態から逆方向に回転させられると、構造
上フック孔からフック爪が外れやすい。そのために従
来、このような回転係合方式のオプション取付ベース
は、対向する取付面間に対をなして設けておき、それら
オプション取付ベース間に棚板等を横架させるという使
用方法が一般的である。このようにすれば、前記棚板を
横架させることにより各オプション取付ベースには回転
力が作用しなくなって、外れ防止を行えるからである。
【0005】しかし、逆に言えば、この回転係合方式の
ものは、一対で使用したうえで、しかも一定方向に力が
作用し移動させずに固定状態で使用する棚板や天板など
の限られたオプション部材にしか用いることができない
という不具合がある。
【0006】その一方で、近時のコンピュータの発達と
普及により、特にディスプレイを見やすい位置や姿勢に
調整するための支持アームが開発されており、かかる支
持アーム及びディスプレイといった重量物であって移動
を必要とするものを好適にかつ簡単に支持するオプショ
ン取付ベースが要望されている。
【0007】そこで本発明は、フック孔に挿入しつつ回
転させて係り合わせるフック爪を有したオプション取付
ベースについて、専用の回転抑止部を設けることによ
り、フック孔からフック爪が外れやすいという構造上の
問題点を解消し、オプション部材の種類や重量あるいは
構造等を問わずこれを支持できるようにしたものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
オプション取付ベースは、家具本体とオプション部材と
の間に介在して、オプション部材を家具本体に取り付け
るものであって、ベース本体と、家具本体の壁部に設定
した取付面に開口するフック孔に対し挿入しつつ回転さ
せて前記壁部の裏面に係り合うフック爪と、このフック
爪が係り合った係合状態において回転を抑止する専用の
回転抑止部とを具備することを特徴とする。
【0009】ここで「挿入しつつ回転させる」とは、挿
入と回転とを略同時に行うほか、挿入した後、回転させ
ることも含む。
【0010】このようなものであれば、フック爪をフッ
ク孔に対し挿入しつつ回転させて係り合わせているの
で、上下方向へのがたを小さくでき重量物の支持を好適
に行えるうえに、回転抑止部によってフック孔からフッ
ク爪が外れやすいという構造上の問題点を解消すること
ができる。また、この回転抑止部は、回転抑止専用のも
のであるため、オプション部材の種類や重量あるいは構
造等によらず、これを支持することが可能になる。
【0011】したがって、重量物でありながら使用に際
して移動が行われ、荷重の方向が種々変化するようなデ
ィスプレイ等を極めて好適に支持することができるよう
になる。
【0012】具体的な実施態様としては、回転抑止部
が、前記係合状態において取付面に密接もしくは近接
し、前記壁部をフック爪との間で挟み込む回転抑止面を
備えたものを挙げることができる。
【0013】特に回転抑止を効果的に行うためには、前
記係合状態においてフック爪が上向きとなるものであっ
て、前記回転抑止面の上端が、前記係合状態においてフ
ック爪の回転させるべき中心点よりも上方に位置するよ
うに構成しているものが好ましい。
【0014】取付面に対する着脱作業を容易化するに
は、ベース本体を具備し、このベース本体にフック爪を
設けたものであって、回転抑止部が、前記ベース本体に
対し着脱可能なものであることが望ましい。
【0015】左右の揺れ等を防止するとともに支持重量
を無理なく増大させる具体的実施態様としては、ベース
本体が、オプション部材支持板と、このオプション部材
支持板の対向する各縁部からそれぞれ起立させた爪支持
板とを具備し、これら爪支持板にそれぞれ前記フック爪
を設けたものであり、回転抑止部が、前記爪支持板間に
横架して取り付けられる板状をなすものを挙げることが
できる。
【0016】また、同様に支持重量を増大させる具体的
態様としては、前記フック爪と所定距離離間させた補助
爪を具備してなり、前記取付面に所定方向に沿って間欠
的に複数開口させたフック孔のいずれか2つに対し、そ
れぞれフック爪と補助爪とを係りあわせるものを挙げる
ことができる。
【0017】本発明の効果が顕著に奏される具体例とし
ては、取付面が鉛直面であり、オプション部材が、ディ
スプレイと、このディスプレイの位置又は姿勢の少なく
とも一方を変更可能な支持体とを備えるディスプレイ装
置であるものを挙げることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。
【0019】図1は、本実施形態を適用した家具本体た
るサーバラック100を示している。このサーバラック
100は、サーバコンピュータやそれに付随するディス
プレイ、あるいはキーボード等を複数収容するためのも
のであって、左右一対の側部支持体101を、その後端
部において図示しない横架材により連結して自立性を持
たせ、これら側部支持体101の対向する内側面12a
に開口させたフック孔Fを利用して、側部支持体101
間に天板104や上棚105を支持させてなるものであ
る。そして、必要に応じて中間棚106や図示しない配
線ダクト等も取り付けられるよう構成してある。
【0020】この側部支持体101について説明を加え
ておくと、このものは主として板金素材を塑性変形加工
してなる支柱1と、この支柱1の下端を支持する支持ベ
ース2とからなるもので、床上に対をなして対向配置さ
れる。支柱1は、図2に示すように、主として壁部たる
内側壁12を構成する厚板と、主として外側壁13を構
成する薄板とを組み合わせて構成した筒状のもので、上
端開口部には、着脱可能にキャップ16が装着される。
使用者側から見て横を向く面である支柱1の内側面に
は、前記厚板を折り曲げることにより形成した上下に延
びる溝Mが開口させてあり、この溝Mで区成される取付
面たる前部内側面12aには、上下に間欠的に並ぶ複数
のフック孔Fが2列設けてある。そして、これらフック
孔Fを利用して、支柱1間に天板104や上棚105、
あるいは中間棚106を支持させている。
【0021】このような構成において、本実施形態で
は、前記2列のフック孔Fを利用して支柱1の内側壁1
2にオプション取付ベース6を取り付け、このオプショ
ン取付ベース6に、支持体31とこの支持体31に位置
及び姿勢を変更可能に支持されたディスプレイ32とか
らなるディスプレイ装置3を取り付けられるようにして
いる。
【0022】まず支持体31について説明すると、この
支持体31は、オプション取付ベース6にその基端部を
鉛直軸回りに回転可能に結合した第1支持アーム311
と、この第1支持アーム311の先端部にその基端部を
水平軸及び鉛直軸回りに回転可能に結合した第2支持ア
ーム312とを具備するもので、この第2支持アーム3
12の先端部にディスプレイ32の裏面を該第2支持ア
ーム312と直交する軸回り及び二つの水平軸回りに回
転可能に結合できるようにしてある。このように、この
支持体31はディスプレイ32に6自由度を与えて支持
し、ディスプレイ32の姿勢及び位置を自在に変化させ
得るものである。
【0023】しかして、本実施形態に係るオプション取
付ベース6は、図2〜図5に示すように、ベース本体5
と、このベース本体5に設けた一対のフック爪7と、各
フック爪7に対応してそれぞれ設けた一対の補助爪9
と、回転抑止部8とを具備する。
【0024】各部を詳述すると、ベース本体5は、矩形
平板状をなすオプション部材支持板51と、このオプシ
ョン部材支持板51の対向する縁部からそれぞれ一体に
起立屈曲させた爪支持板52と、前記縁部とは直交する
各縁部から爪支持板52とは反対方向に一体に屈曲させ
た補強板53、54とを具備する。なお説明の便宜上、
以降、爪支持板52の設けられている縁部を左右側縁
部、それに直交する各縁部を前後縁部と称し、それに準
じて前後左右方向を定めることとする。
【0025】オプション部材支持板51は、矩形平板状
のもので、その上面中央部からは支持軸Jが垂直に起立
させてある。この支持軸Jは、第1支持アーム31の基
端部に設けた図示しない軸受穴に嵌合して該第1支持ア
ーム311を回転可能に支持するもので、その先端部に
は、支持軸Jの外径よりも若干大径の樹脂パーツJ1が
装着してある。この樹脂パーツJ1は、第1支持アーム
311のがたつき防止を図るとともに回転に対する適度
な抵抗を与えるものである。
【0026】爪支持板52は、基端部521が先端部5
22に比べ幅広のもので、この基端部521はオプショ
ン部材支持板51の側縁部に略亘る。そしてこの基端部
521は前記各補強板53、54と協働してオプション
部材支持板51の強度向上に寄与する。また、この爪支
持板52における支柱取付面12aを向く端面、すなわ
ち後端面には、該取付面12aに接し得る接触面52a
が設けてある。さらに、爪支持板52の高さ方向中間部
位からは、回転抑止部8を取り付けるための抑止部取付
板55が内方に向かって一体に屈曲形成してある。この
抑止部取付板55には、その中央部位に厚み方向に貫通
するねじ孔551が設けてあり、またその後面たる外面
55aは、前記接触面52aと面一をなし、支柱取付面
12aに接し得るように構成してある。
【0027】補強板53、54は、オプション部材支持
板51の前縁部及び後縁部にそれぞれ略亘る板状のもの
で、後側のもの54の上下寸法を前側のもの53よりも
大きく設定してある。そして後側の補強板54の後面5
4aが、前記接触面52aと面一をなし支柱取付面12
aに接し得るように構成している。
【0028】フック爪7は、前記爪支持板52の上端部
に一体に設けられた板状をなす上向きのもので、負荷を
その肉厚方向と直交する方向から受けるように設定され
ている。このものは、爪支持板52の前記接触面52a
から後方に向かって延びる基端爪部71と、この基端爪
部71の先端から上方に向かって一体に延びる先端爪部
72とからなる。基端爪部71は、その根元上下寸法を
フック孔Fの上下寸法より小さく設定し、その下向き面
たる下面がフック孔Fの下端上向き面に接触するように
構成したものである。なおその根元上下寸法を、フック
孔Fの上下寸法と略同一に設定し、その上向き面たる上
面がフック孔Fの上端下向き面に接触または近接するよ
うにしても構わない。先端爪部72は、側面視、略半円
形状をなすもので、側面視直線状をなす前向面を係合面
72aとし、支柱内側壁12の裏面12bに係り合うよ
うにしている。したがって前記係合面72aと前記接触
面52aとの水平離間距離が、支柱内側壁12の厚みと
同一又は若干大きくなるように設定してある。
【0029】補助爪9は、前記爪支持板52の上端部に
一体に設けられた板状をなす後向きのもので、フック爪
7同様、負荷をその肉厚方向と直交する方向から受ける
ように設定されている。このものは、その根元上下寸法
がフック孔Fの上下寸法と略同一をなし、先端にいくに
つれ下縁91が斜めに上がってその上下寸法が小さくな
る形状をなす。そして、前記フック爪7との上下離間ピ
ッチが、フック孔Fの上下離間ピッチの整数倍となるよ
うに設定している。
【0030】回転抑止部8は矩形板状のもので、その各
側部に設定した被着面8bに前記抑止部取付板55の前
面55bを接触させねじ止めすることにより該抑止部取
付板55に取り付けられるようにしてある。この回転抑
止部8の被着面8bは、同一方向を向く他の面より前記
抑止部取付板55の厚み分凹ませてあり、取付状態で
は、前記他の面が、抑止部取付板55の後面55aや爪
支持板52の接触面52a等と面一になり、回転抑止面
8aとしての役割を担う。本実施形態では、この回転抑
止部8を等幅で高さの異なる2枚の矩形等厚板81、8
2を溶接等により面重合させて形成している。そして前
側に高さの高い第1の板81を配しその後面を前記被着
面8bとするとともに、後側に配した高さの低い第2の
板82の後面を前記回転抑止面8aとしている。また、
取付状態では、回転抑止面8aの上端が前記フック爪7
の係合面72aの下端、すなわちフック爪7の回転させ
るべき中心点より上方に位置するように設定している。
より具体的には、回転抑止面8aの上下寸法をフック爪
7の係合面72aの上下寸法よりも大きく設定したうえ
で、この回転抑止面8aとフック爪7の係合面72aと
が支柱内側壁12の厚み方向に相対する位置関係となる
ようにしている。
【0031】次に、前記オプション取付ベース6を支柱
1の取付面12aに取付ける場合の手順について説明す
る。
【0032】まずオプション取付ベース6を、支柱取付
面12aに対し角度のある方向、具体的には、爪支持板
52を寝かせて上向きフック爪7が略水平となるような
姿勢で近づけ、図中想像線に示すように、フック爪7の
先端爪部72を前記フック孔F内に挿入する。そして、
オプション取付ベース6の後端側、すなわち反フック爪
側を下方へ回転させ、先端爪部72の係合面72aを支
柱内側壁12の裏面12bに係り合わせるとともに、基
端爪部71をフック孔Fに嵌合させ、さらに補助爪9を
下方の他のフック孔Fに嵌合させる。このようにして支
柱取付面12aにオプション取付ベース6を仮保持させ
る。
【0033】この状態では、フック爪7における基端爪
部71の下端面及び補助爪9の下端面が、それぞれ挿入
されたフック孔Fの下縁上向き面Faに接してオプショ
ン取付ベース6等の重量を支持するとともに、前記補助
爪9の上端面が、それぞれ挿入されたフック孔Fの上縁
下向き面に接触又は近接してオプション取付ベース6の
下方向のみならず上方向へのスライド移動をも抑止す
る。さらに、フック爪7における先端爪部72の係合面
72aがフック孔F上方の支柱内側壁裏面12bに係り
合って、オプション取付ベース6が下端部を中心に回転
してその上端部が取付面12aから離れる方向に倒れる
のを抑止する。しかしながら、この状態では、その反対
方向の倒れ動作、すなわちオプション取付ベース6の下
端部を先に取付面12aから遠ざけるような回転動作を
抑止することはできない。
【0034】次に、回転抑止部8を前記抑止部取付板8
にねじ止めし固定する。このことによりに回転抑止面8
aが前記取付面12aに密接又は近接し、この回転抑止
面8aとフック爪7の係合面72aとが支柱内側壁12
の厚み方向に相対する位置関係となる。すなわち、回転
抑止部8とフック爪7とが支柱内側壁12を挟み込ん
で、オプション取付ベース6の前記反対方向の倒れ動作
をも完全に防止する。
【0035】さらに、フック爪7及び補助爪9をそれぞ
れ左右一対設け、これらを2列のフック孔Fに係り合わ
せていることもあわせ、このように回転抑止部8を取り
付けたオプション取付ベース6は、どのような方向への
倒れ力(モーメント)や力が作用しても、取付面12a
から外れることなく堅固に固定される。
【0036】その後、このオプション取付ベース6のオ
プション部材支持板51に設けた支持軸Jにディスプレ
イ装置3を装着する。
【0037】したがって、このように構成した本実施形
態によれば、フック爪7をフック孔Fに対し挿入しつつ
回転させて係り合わせる構造において問題となる、フッ
ク孔Fからフック爪7が外れやすいという点を回転抑止
部8によって解消することができる。また、この回転抑
止部8は、回転抑止専用のものであるため、オプション
部材の種類や重量あるいは構造等によらず、これを支持
することが可能になる。
【0038】したがって、重量物でありながら使用に際
して移動が行われ、荷重の方向が種々変化するようなデ
ィスプレイ装置3を極めて好適に支持することができる
ようになる。
【0039】また、取付状態では、回転抑止面8aがフ
ック爪7の係合面72aよりも上下に延びるうえ、ベー
ス本体5にはその他に取付面12aに接する面(抑止部
取付板後面55aや接触面52a)を設けているので、
回転抑止性や対荷重性に極めて優れたものとなる。
【0040】さらに、本実施形態では、回転抑止部8が
前記ベース本体5と分離可能なものであるため、オプシ
ョン取付ベース6の取付面12aへの着脱に際しても、
これを無理なく行うことができる。
【0041】なお、本発明は上記実施形態に限られるも
のではない。
【0042】例えば、回転抑止部を、段加工するなどし
て一枚板で形成してもよい。また、ベース本体とは分離
せず、これに回転又はスライド移動可能に取り付けてお
いて、フック爪をフック孔に係り合わせた後、上記実施
形態同様フック爪との間で壁部を挟み込める位置に移動
させ固定するようにしても構わない。
【0043】さらに、オプション取付ベースはオプショ
ン部材に一体に設けられいても構わない。
【0044】その他本発明は以上に詳述した図示例に限
られず、種々の変形が可能である。
【0045】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明によれば、
フック爪をフック孔に対し挿入しつつ回転させて係り合
わせているので、上下方向へのがたを小さくでき重量物
の支持を好適に行えるうえに、回転抑止部によってフッ
ク孔からフック爪が外れやすいという構造上の問題点を
解消することができる。また、この回転抑止部は、回転
抑止専用のものであるため、オプション部材の種類や重
量あるいは構造等によらず、これを支持することが可能
になる。
【0046】したがって、重量物でありながら使用に際
して移動が行われ、荷重の方向が種々変化するようなデ
ィスプレイ等を極めて好適に支持することができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるサーバラックの全
体斜視図。
【図2】同実施形態におけるオプション取付ベースの取
付状態を示す斜視図。
【図3】同実施形態におけるオプション取付ベースの分
解斜視図。
【図4】同実施形態におけるベース本体の側面図。
【図5】同実施形態におけるベース本体の背面図。
【図6】同実施形態におけるオプション取付ベースの取
付説明図。
【図7】同実施形態におけるオプション取付ベースの取
付説明図。
【符号の説明】
100・・・家具本体(サーバラック) 12・・・壁部(内側壁) 12a・・・取付面 12b・・・壁部裏面 F・・・フック孔 3・・・オプション部材(ディスプレイ装置) 5・・・ベース本体51・・・オプション部材支持板 52・・・爪支持板 6・・・オプション取付ベース 7・・・フック爪 8・・・回転抑止部 8a・・・回転抑止面 9・・・補助爪

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】家具本体とオプション部材との間に介在し
    て、またはオプション部材に一体に設けられて該オプシ
    ョン部材を家具本体に取り付けるものであって、 家具本体の壁部に設定した取付面に開口するフック孔に
    対し挿入しつつ回転させて前記壁部の裏面に係り合うフ
    ック爪と、 このフック爪が係り合った係合状態において回転を抑止
    する専用の回転抑止部とを具備することを特徴とするオ
    プション取付ベース。
  2. 【請求項2】回転抑止部が、前記係合状態において取付
    面に密接もしくは近接し、前記壁部をフック爪との間で
    挟み込む回転抑止面を備えたものである請求項1記載の
    オプション取付ベース。
  3. 【請求項3】前記係合状態においてフック爪がフック孔
    の上方壁部に係り合うものであって、前記回転抑止面の
    上端が前記係合状態においてフック爪の回転させるべき
    中心点よりも上方に位置するように構成している請求項
    2記載のオプション取付ベース。
  4. 【請求項4】ベース本体を具備し、このベース本体にフ
    ック爪を設けたものであって、 回転抑止部が、前記ベース本体に対し着脱可能なもので
    ある請求項1、2又は3記載のオプション取付ベース。
  5. 【請求項5】ベース本体が、オプション部材支持板と、
    このオプション部材支持板の対向する各縁部からそれぞ
    れ起立させた爪支持板とを具備し、これら爪支持板にそ
    れぞれ前記フック爪を設けたものであり、 回転抑止部が、前記爪支持板間に横架して取り付けられ
    る板状をなすものである請求項5記載のオプション取付
    ベース。
  6. 【請求項6】前記フック孔に係り合うフック爪を具備す
    るものであって、このフック爪が、フック孔の内面にお
    ける荷重を支持する部位とその部位に対向する部位とに
    密接または近接するものである請求項1、2、3、4又
    は5記載のオプション取付ベース。
  7. 【請求項7】前記フック爪と所定距離離間させた補助爪
    を具備してなり、前記取付面に所定方向に沿って間欠的
    に複数開口させたフック孔のいずれか2つに対し、それ
    ぞれフック爪と補助爪とを係りあわせるものである請求
    項1、2、3、4、5又は6記載のオプション取付ベー
    ス。
  8. 【請求項8】取付面が鉛直面であり、オプション部材
    が、ディスプレイと、このディスプレイの位置又は姿勢
    の少なくとも一方を変更可能な支持体とを備えるディス
    プレイ装置である請求項1、2、3、4、5、6又は7
    記載のオプション取付ベース。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017153859A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 スガツネ工業株式会社 物品支持装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017153859A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 スガツネ工業株式会社 物品支持装置

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