JP2002171485A - 圧縮映像信号記録装置 - Google Patents

圧縮映像信号記録装置

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JP2002171485A JP2000364199A JP2000364199A JP2002171485A JP 2002171485 A JP2002171485 A JP 2002171485A JP 2000364199 A JP2000364199 A JP 2000364199A JP 2000364199 A JP2000364199 A JP 2000364199A JP 2002171485 A JP2002171485 A JP 2002171485A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮映像信号を磁気ディスクまたは光ディス
クに記録する圧縮映像信号記録装置において、記録した
い番組(プログラム)に対して、残りのディスク容量が
不足している場合には、番組が最後まで記録できなかっ
た。 【解決手段】 ビットレート変換手段は、記録時間検出
手段が検出した番組の記録時間長と、空き容量検出手段
が検出したディスクの空き容量より、記録しようとする
番組に対して、空き容量が不足している場合には、番組
のビットレートを記録可能なより低いビットレートに変
更する。または、すでにディスクに記録してある番組の
ビットレートを変更して再記録することにより、必要な
空き容量を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MPEG2等の高能率
符号化手法により圧縮された映像信号をハードディス
ク、光ディスク等のディスク装置に記録し再生すること
が可能な圧縮映像信号記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、MPEG(Moving Picture Expert Gr
oup)2方式で高能率符号化した映像信号を放送するディ
ジタル放送がCS放送において実用化され、順次BS放送、
地上波放送においても導入されようとしている。これに
伴い、圧縮した映像信号を記録するディジタルVTRもそ
の普及の時期を迎え、その記録媒体もテープだけではな
く、いわゆるハードディスクと呼ばれる、磁気ディスク
ならびにDVD(Digital Versatile DiscVideo)等の光デ
ィスク等の多様なメディアを用いた装置が市場に現れ始
めている。たとえば、圧縮した映像信号をハードディス
クに記録する装置においては、その番組を記録するため
に必要な容量は、(数1)のように表される。
【0003】
【数1】
【0004】ここで、(数1)において、Diskcapは番
組を記録するために必要なディスク容量、Bitrateは放
送に使用するビットレート、Timeは放送時間を示す。こ
のようにある番組を記録しようとするとき、必要な記録
媒体の空き容量は、その番組の放送で使用する帯域と放
送時間とで規定される値で求まる。
【0005】図10は圧縮映像信号記録装置の従来例を
示すブロック図である。圧縮映像信号入力端子1001
には放送されている圧縮映像信号が入力されてくる。ま
た、記録時間設定信号入力端子1002には使用者よ
り、記録を行う番組の開始時間と終了時間が入力され
る。読み出し書き込み制御手段1003においては番組
の開始時間になったときに、記録を開始し、終了時間に
は、書き込みを停止させる。再生時には記録媒体100
4より、圧縮映像信号を読み出し圧縮映像信号出力10
05に出力を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録し
ようとする番組にたいして、そのディスクの空き容量が
十分でない場合においては、番組の記録が最後まででき
ずに、途中で番組が終了してしまうという問題が発生す
る。この問題は、VTRや光ディスク装置においては、容
量が足りないときには、記録媒体である光ディスクやテ
ープ媒体を交換することでこの問題を解決することもで
きるが、記録媒体の取り出しができないハードディスク
においてはさらに問題となる。このため使用者も新たに
番組を記録するためには、記録時間を短くするか、以前
に記録した番組の削除を行わなければならない。
【0007】本発明は記録しようとする番組に対して、
記録媒体の空き容量が十分でない場合でも、番組の最後
まで記録することが可能な圧縮映像信号記録装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の圧縮映像信号記録装置は、記録しようとす
る番組に対して、記録媒体の空き容量が不足している場
合に、番組のビットレートを記録可能なより低いビット
レートに変換して記録を行う。
【0009】また、本発明の圧縮映像信号記録装置は、
記録しようとする番組に対して、記録媒体の空き容量が
不足している場合に、既に記録媒体に記録されている番
組を読み出し、読み出した番組のビットストリームをよ
り低いビットレートに変換して記録媒体に再記録した
後、記録しようとする番組を記録する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明は、番組を符
号化した圧縮映像信号と前記番組の時間情報を含む付加
情報とを受信し、所望の番組を記録する圧縮映像信号記
録装置であって、前記圧縮映像信号を記録する記録媒体
と、ユーザーの操作により記録する番組を選択する記録
番組選択手段と、前記付加情報から前記圧縮映像信号の
記録時間長を検出する記録時間検出手段と、前記付加情
報から前記圧縮映像信号のビットレートを検出するビッ
トレート検出手段と、前記記録媒体の空き容量を検出す
る空き容量検出手段と、前記記録時間検出手段が検出し
た記録時間長と、前記ビットレート検出手段が検出した
ビットレートと、前記空き容量検出手段が検出した空き
容量より、前記空き容量に対して前記圧縮映像信号が最
後まで記録可能となるビットレートを選択するビットレ
ート選択手段と、前記圧縮映像信号を復号化し、前記ビ
ットレート選択手段が選択したビットレートになるよう
再符号化して前記記録媒体へ記録するビットレート変換
手段とを備えたことを特徴とする圧縮映像信号記録装置
であり、記録時間検出手段が検出した番組の記録時間長
と空き容量検出手段が検出した記録媒体の空き容量よ
り、ビットレート選択手段が記録しようとする番組に対
して記録媒体の空き容量が不足している場合、番組の最
後まで記録可能な適切なビットレートを選択することに
より、記録媒体の空き容量に合わせて番組を記録するこ
とができる。
【0011】本発明の第2の発明は、第1の発明におい
て、記録する番組に対して選択可能なビットレートをユ
ーザーに表示するビットレート表示手段を備え、ビット
レート選択手段は前記ビットレート表示手段により表示
されたビットレートの中から前記ユーザーが選択したビ
ットレートを前記番組の圧縮映像信号のビットレートと
して選択することを特徴とした圧縮映像信号記録装置で
あり、ビットレート表示手段に記録しようとする番組に
対して、番組最後まで記録可能なビットレートをユーザ
ーに表示し、ビットレート入力手段によりユーザーは設
定可能なビットレートの中から、自らが希望するビット
レートを設定することで、記録媒体の空き容量に合わせ
て、ユーザーの希望するビットレートで番組を記録する
ことができる。
【0012】本発明の第3の発明は、番組を符号化した
圧縮映像信号と前記番組の時間情報を含む付加情報とを
受信し、所望の番組を記録する圧縮映像信号記録装置で
あって、前記圧縮映像信号を記録する記録媒体と、前記
記録媒体に記録した番組の情報を記録する番組履歴書き
込み媒体と、ユーザーの操作により記録する新規記録番
組を選択する記録番組選択手段と、前記付加情報から前
記新規記録番組の記録時間長を検出する記録時間検出手
段と、前記付加情報から前記新規記録番組のビットレー
トを検出するビットレート検出手段と、前記記録媒体の
空き容量を検出する空き容量検出手段と、前記記録媒体
に記録する番組の番組名および記録時間長を前記番組履
歴書き込み媒体に記録する記録履歴書き込み手段と、前
記番組履歴書き込み媒体より記録済番組の番組名および
記録時間長を読み出す記録履歴読み出し手段と、前記ビ
ットレート検出手段が検出した前記新規記録番組のビッ
トレート、前記記録時間検出手段が検出した前記新規記
録番組の番組名および記録時間長、前記空き容量検出手
段が検出した空き容量、および前記記録履歴読み出し手
段が読み出した前記記録済番組の記録時間長より、前記
新規記録番組を記録するために前記空き容量が不足して
いる場合、必要な空き容量を確保するために、前記記録
済番組の中からビットレートを変更する番組と、変更後
のビットレートを選択する変更ビットレート・変更番組
選択手段と、前記記録媒体より前記変更ビットレート・
変更番組選択手段により選択された番組の圧縮映像信号
を読み出して復号化し、前記変更後のビットレートにな
るよう再符号化して前記記録媒体に記録するビットレー
ト変換手段とを備え、前記変更ビットレート・変更番組
選択手段は、前記記録履歴書き込み手段に、ビットレー
トを変更した番組の情報を更新させることを特徴とする
圧縮映像信号記録装置であり、記録時間検出手段が検出
した番組の記録時間長と、空き容量検出手段が検出した
記録媒体の空き容量、記憶履歴読み出し手段が読み出し
た既に記録された番組の容量と記録された時間長より、
変更ビットレート・変更番組選択手段は、新規に記録す
る番組を最後まで記録するための空き容量が十分でない
場合、既に記録した番組の中からビットレートを変更す
る番組とそのビットレートを選択し、選択した番組を記
録媒体より読み出し、選択したビットレートで変換して
再度記録媒体に書き込み、必要な空き容量を確保する。
これにより、記録媒体の空き容量に合わせて番組の記録
を行うことが出来る。
【0013】本発明の第4の発明は、第3の発明におい
て、記録媒体に既に記録している記録済番組の番組名と
前記記録済番組に対して選択可能なビットレートを表示
する変更ビットレート表示手段を備え、変更ビットレー
ト・変更番組選択手段は前記変更ビットレート表示手段
により表示された前記記録済番組の番組名とビットレー
トの中から前記ユーザーが選択した番組とビットレート
を選択することを特徴とする圧縮映像信号記録装置であ
り、変更ビットレート表示手段が既に記録している番
組、変更可能なビットレートなどをユーザーに表示し、
ユーザーがビットレートを変更する番組とそのビットレ
ートの選択を変更番組入力手段、変更ビットレート入力
手段により行うことができる。
【0014】本発明の第5の発明は、第1および第2の
発明において、付加情報は番組の映像フォーマットに関
する情報を含み、選択した番組の前記付加情報より、前
記番組の映像フォーマットに関する情報を検出し、ビッ
トレート選択手段に入力する番組情報検出手段とを備
え、前記ビットレート選択手段は記録媒体の空き容量に
前記番組が最後まで記録可能となるビットレートを前記
空き容量、圧縮映像信号の記録時間長、および番組の映
像フォーマットにより選択することを特徴とする圧縮映
像信号記録装置であり、選択した番組の付加情報より、
番組の映像フォーマットに関する情報をビットレート選
択手段に入力する、番組情報検出手段を具備し、ビット
レート選択手段においては、記録時間、空き容量に加え
て、番組の映像フォーマットならびに番組の種別情報に
従ってビットレートを選択する。これにより、たとえば
番組が高精細TV(HDTV)の映像フォーマットなのかそれと
も現行放送(SDTV)の映像フォーマットなのかにより変換
可能なビットレートの決定を行え、より適切なビットレ
ートでの番組の記録を行うことができる。
【0015】本発明の第6の発明は、第1および第2の
発明において、付加情報は番組の種別に関する情報を含
み、選択した番組の前記付加情報より、前記番組の種別
に関する情報を検出しビットレート選択手段に入力する
番組情報検出手段とを備え、前記ビットレート選択手段
は、空き容量に前記番組が最後まで記録可能となるビッ
トレートを前記空き容量、記録時間長、前記番組の種別
により選択することを特徴とする圧縮映像信号記録装置
であり、選択した番組の付加情報より、番組の映像フォ
ーマットに関する情報ならびに番組のジャンルに関する
情報を検出する番組情報検出手段を備え、ビットレート
選択手段は、番組の映像フォーマットならびに番組の種
別情報によってもビットレートを選択するので、より適
切なビットレートでの番組の記録を行う。
【0016】本発明の第7の発明は、番組を符号化した
圧縮映像信号と前記番組の時間情報を含む付加情報とを
受信し、所望の番組を記録する圧縮映像信号記録装置で
あって、前記圧縮映像信号を記録する記録媒体と、前記
付加情報より記録する新規記録番組の記録時間長を検出
する記録時間検出手段と、前記付加情報より前記新規記
録番組のビットレートを検出するビットレート検出手段
と、前記記録媒体の空き容量を検出する空き容量検出手
段と、記録する番組の記録時間長および記録日時を前記
番組履歴書き込み媒体に記録する記録履歴書き込み手段
と、前記番組履歴書き込み媒体より記録済番組の記録時
間長および記録日時を読み出す記録履歴読み出し手段
と、前記ビットレート検出手段が検出した前記新規記録
番組のビットレート、前記記録時間検出手段が検出した
前記新規記録番組の記録時間長、前記空き容量検出手段
が検出した空き容量、および前記記録履歴読み出し手段
が読み出した前記記録済番組の記録日時より、前記新規
記録番組を記録するために前記空き容量が不足している
場合、記録日時の古い番組から順に削除する番組を選択
する番組選択手段とを備え、前記空き容量および前記番
組選択手段が選択した番組上に前記新規記録番組を上書
きすることを特徴とする圧縮映像信号記録装置であり、
新規に記録する番組に対して、記録媒体の空き容量が不
足している場合、既に記録を行った番組において最も古
い日時において記録を行った番組を削除対象とする。
【0017】本発明の第8の発明は、圧縮映像信号はMP
EG2方式で圧縮されていることを特徴とし、ビットレー
ト変換手段は入力された圧縮映像信号を復号化し、動き
ベクトルを分離する可変長復号化手段と、前記可変長復
号化手段が出力する信号を逆量子化する逆量子化手段
と、前記逆量子化手段より出力された信号を量子化する
量子化手段と、前記量子化手段より出力された信号を前
記可変長復号化手段より出力された動きベクトルに基づ
いて可変長符号化する可変長符号化手段と、前記可変長
符号化手段より出力された信号が入力されるビットレー
トになるよう前記量子化手段の量子化ステップを制御す
るレート制御手段とを備えたことを特徴とする圧縮映像
信号記録装置であり、ビットレート変換手段が可変長復
号化手段、動きベクトル情報分離手段、逆量子化手段、
量子化手段、可変長符号化手段、動きベクトル情報多重
化手段で構成され、逆量子化装置の出力が直接量子化装
置に入力され、可変長復号化装置/動きベクトル情報分
離装置から動きベクトル情報が直接可変長符号化装置/
動きベクトル情報多重化装置に入力されていることを特
徴としている。この構成により、ビットレートの変換に
おいて、MPEGの逆符号化を最後までのデコードを行うこ
となく、再符号化を行うことができる。これにより、圧
縮映像信号記録装置中のビットレート変換手段が比較的
小規模の回路で実現できる。
【0018】ディジタル放送においては、電波産業会標
準規格 ARIB STD-B10 ディジタル放送に使用する番組配
列情報に示されるように、送信されてくる映像信号中
に、プログラム仕様情報(PSI: Program Specific Infor
mation)が多重されており、この中のイベント情報テー
ブル(EIT:Event Information Table)に今後8日分の番組
名、番組開始時間、継続時間映像フォーマット情報、番
組の種別を示すジャンル情報が多重されている。本発明
では、特に説明がない場合はARIB STD-B10規格に準じた
圧縮映像信号を例にとって、説明する。次に本発明に好
適な実施形態について図面に基づいて説明する。
【0019】(実施の形態1)本実施の形態では、番組
を記録する際に、記録媒体の空き容量が不足している場
合に、番組の最後まで記録できるよう、番組のビットレ
ートを自動的に変更して記録する圧縮映像信号記録装置
について説明する。
【0020】図1は本発明の実施の形態1における圧縮
映像信号記録装置の構成を説明するブロック図である。
【0021】図1において、101はビットレート選択
信号が入力されるビットレート選択信号入力端子、10
2はユーザーが選択した記録番組の選択信号が入力され
る記録番組選択信号入力端子、103は圧縮映像信号が
入力される圧縮映像信号入力端子、104はビットレー
ト選択信号入力端子101より入力されたビットレート
をビットレート選択手段108へ出力するビットレート
入力手段、105は記録番組選択信号入力端子102よ
り入力された選択信号より記録を行う番組を特定させる
信号を出力する記録番組選択手段、106は圧縮映像信
号入力端子103より入力された圧縮映像信号より記録
番組選択手段105で特定された番組の記録時間を読み
取り、記録媒体112に対する番組の読み出し、または
書き込みを制御する制御信号を出力する記録時間検出手
段、107は圧縮映像信号入力端子103より入力され
た圧縮映像信号のビットレートを検出するビットレート
検出手段、108は記録時間検出手段106により検出
された記録時間長、空き容量検出手段111より検出さ
れた空き容量などに基づいてビットレートの選択を行う
ビットレート選択手段、109は記録しようとする番組
に対して選択可能なビットレートを表示するビットレー
ト表示手段、110はビットレート選択手段108によ
り選択されたビットレートで入力された圧縮映像信号の
ビットレートの変換を行うビットレート変換手段、11
1は記録媒体112の空き容量を検出する空き容量検出
手段、112は圧縮映像信号を記録する記録媒体、11
3はビットレートを変換した圧縮映像信号を出力する圧
縮映像信号出力端子、114は圧縮映像信号入力端子1
03より入力された圧縮映像信号より番組の映像フォー
マットならびに、番組の種類を抽出する番組情報検出手
段、115は記録時間検出手段106より出力される制
御信号に応じて記録媒体112への圧縮映像信号の読み
出しと書き込みを制御する読み出し書き込み制御手段、
116は映像フォーマット等の選択信号を入力するモー
ド選択信号入力端子である。
【0022】ユーザーより入力される記録番組の選択手
段信号は記録番組選択信号入力端子102より記録番組
選択手段105に入力される。ユーザーより選択される
番組を特定させる信号は、番組のチャンネルと開始時間
の指定や、圧縮映像信号記録装置に接続されたTVに表示
される番組一覧表からの指定などがある。記録番組選択
手段105は、記録時間検出手段106に対して記録を
行うために番組を特定させる信号を出力する。記録時間
検出手段106は、圧縮映像信号入力端子103より入
力された圧縮映像信号のPSI中のETIより指定された番組
の記録時間長を読み取り、ビットレート選択手段108
に対して番組の記録時間長を出力する。ビットレート検
出手段107は圧縮映像信号入力端子103より入力さ
れた圧縮映像信号のビットレートを検出し、ビットレー
ト選択手段108へ出力する。
【0023】一方、空き容量検出手段111は内部に磁
気ディスクや、半導体メモリ等の記録素子を持ち、そこ
に、記録媒体112の空き容量情報を保持している。空
き容量情報は読み出し書き込み制御手段115より、記
録媒体112への書き込みや、削除が行われるたびに、
更新される。なお、空き容量検出手段111は、別に記
録素子を持たずに、記録媒体112のある区間を空き容
量の記録区間として確保して、実現することもできる。
この場合、空き容量検出手段111は記録媒体112の
空き容量情報を確認することにより、空き容量を検出す
ることができる。空き容量検出手段111は、記録媒体
112の空き容量を検出し、ビットレート選択手段10
8へ知らせる。
【0024】ビットレート選択手段108は、ビットレ
ート検出手段107より検出されたビットレート、記録
時間検出手段106より読み取られた記録時間長ならび
に、空き容量検出手段111により検出された記録媒体
112の空き容量から、記録を行うためのビットレート
の選択を行う。ここにおいて選択されるビットレート
は、番組が最後まで記録できるビットレートが選択され
る。すなわち、(数2)を満たすビットレートが選択さ
れる。
【0025】
【数2】
【0026】(数2)において、Diskcapは番組を記録
するために必要なディスク容量、Bitrateは放送に使用
する帯域、Timeは放送時間を示す。これにより、記録を
行おうとする番組を最後まで記録媒体に蓄積することが
できる。ビットレート検出手段107により検出された
ビットレートが(数2)を満たす場合は、ビットレート
選択手段108はビットレート検出手段107が検出し
たビットレートを選択する。
【0027】番組の放送時には、圧縮映像信号入力端子
103より圧縮映像信号が入力され、ビットレート変換
手段110は入力されてくる圧縮映像信号を復号化し、
ビットレート選択手段108より指定されるビットレー
トによって再度、符号化することにより、ビットレート
の変換を行う。ただし、ビットレートの変換をする必要
がない場合には、入力された圧縮映像信号を何もせず出
力してもよい。記録時間検出手段106は、番組の放送
時間には、書き込みを行わせる制御信号を発生させ、読
み出し書き込み制御手段115に圧縮映像信号の書き込
みを行わせる。また、記録媒体112に記録されている
圧縮映像信号は読み出されて圧縮映像信号出力端子11
3より出力される。
【0028】なお、ビットレートの選択について、その
番組フォーマットおよび番組の種類に基づいてビットレ
ートの下限値を設定しそれに基づいてビットレートの設
定を行わせることもできる。MPEG2等の圧縮映像フォー
マットにおいては、その番組の映像フォーマットが10
80i、720p、480p、480iの中のどの映像
フォーマットかによって、同等の画質を得られるビット
レートが異なってくる。またその番組の種類が、ニュー
ス等の報道番組か、映画素材か、アニメーションか、ス
ポーツなのかによっても、必要になってくるビットレー
トは異なってくる。番組情報検出手段114は、PSI情
報中のEITより新規に記録を行う番組の映像フォーマッ
トならびに、番組の種類を抽出し、ビットレート選択手
段108に入力を行う。ビットレート選択手段108
は、(表1)のような番組の映像ファーマットならび
に、番組のジャンル別に、画質の劣化が目立たない、必
要最低限度の記録ビットレートのテーブルを保持してい
る。
【0029】
【表1】
【0030】(表1)におけるA1〜A4、B1〜B
5、C1〜C5、D1〜D5はビットレートの値を示
す。ビットレート選択手段が(表1)に示すようなテー
ブルを持つのは、記録時のビットレートが同じであった
としても、それぞれの映像フォーマットや、番組のジャ
ンルによって、ブロックノイズや、モスキートノイズと
いった、画像圧縮時により付加される画質の劣化の程度
が異なることから必要になる。ビットレート選択手段1
08は、ここに保持されている映像フォーマットのテー
ブルを用いて、変更を行うビットレートの選択を行う。
具体的には、記録媒体112中に蓄積可能な容量より、
テーブルに記録されているビットレートが小さい場合、
(表1)に記載されたビットレートを用いた変換を行っ
てもよい。
【0031】また、使用者の設定により記録可能なビッ
トレートで行うか、(表1)のテーブルで示すビットレ
ートを優先させるかの選択を行ってもよい。この場合あ
らかじめ、ビットレート選択手段108に入力されてい
るモード選択信号により、(表1)で選択されたモード
を選択するか、記録可能なビットレートを選択するのか
を選ぶ。
【0032】また、実際の記録容量が不足していない場
合は、通常はビットレート検出手段107で検出したビ
ットレートで記録を行うが、常にビットレート選択手段
108において、記録する番組について標準となるビッ
トレートに合わせて記録を行ってもよい。これにより記
録する番組について常に、圧縮ひずみが少なく、かつ無
駄に記憶容量を消費することなく番組を記録することが
できる。
【0033】(実施の形態2)実施の形態1では記録す
る番組のビットレートを自動的に行っていたが、本実施
の形態では、ユーザーがビットレートの選択を行うこと
ができる圧縮映像信号記録装置について説明する。本実
施の形態の圧縮映像信号記録装置は実施の形態1と同じ
構成をとる。
【0034】本実施の形態と実施の形態1と野違いはビ
ットレート選択手段108における選択動作であるの
で、本実施の形態ではその部分を中心に説明する。ビッ
トレート選択手段に、記録する番組の記録時間長、記録
媒体112の空き容量などが入力される動作は実施の形
態1と同様である。
【0035】ビットレート選択手段108は、記録時間
検出手段106が検出した記録時間長ならびに、空き容
量検出手段111が検出した記録媒体112の空き容量
から、記録可能なビットレートを、ビットレート表示手
段109に表示する。ユーザーは、ビットレート表示手
段109において表示されるビットレートに基づいて、
記録を行うビットレートの選択を行う。選択を行うビッ
トレートは番組を最後まで記録しようとしたら、記録を
行うビットレートよりも低いビットレートを選択しなけ
ればならない。
【0036】ユーザーが選択したビットレートはビット
レート選択入力端子101より入力された後、ビットレ
ート入力手段104よりビットレート選択手段108に
出力される。ビットレート選択手段108は、記録を行
う番組の放送時に、ビットレート変換手段110に選択
したビットレートを出力する。ビットレート変換手段1
10は、実際の番組放送時に入力されてくる番組の圧縮
映像信号に対してビットレートの変換を行い、読み出し
書き込み制御手段115はビットレートが変換された圧
縮映像信号を記録媒体112に記録する。
【0037】なお、ビットレート表示手段109に出力
するビットレートについては、記録可能なビットレート
の他に、(表1)に記載される、番組の映像フォーマット
ならびに種類から規定される標準ビットレートを同時に
表示してもよい。これによりユーザーは、標準ビットレ
ートならびに、記録可能なビットレートを参考にしなが
ら、ビットレートを選択する事ができる。
【0038】(実施の形態3)本実施の形態では、新規
に番組を記録する際に、記録媒体の空き容量が不足して
いる場合に、既に記録済の番組のビットレートを変更し
て必要な空き容量を確保する圧縮映像信号記録装置につ
いて説明する。
【0039】図2は本発明の実施の形態における圧縮映
像信号記録装置の構成を説明するブロック図である。
【0040】図2において、201は変更番組選択信号
を入力する変更番組選択信号入力端子、202は変更ビ
ットレートを入力する変更ビットレート入力端子、20
3は記録したい番組を示す記録番組選択信号を入力する
記録番組選択信号入力端子、204は圧縮映像信号を入
力する圧縮映像信号入力端子、205は変更番組選択信
号入力端子201より入力された変更番組選択信号を変
更ビットレート・変更番組選択手段217へ出力する変
更番組入力手段、206は変更ビットレート入力端子2
02より入力された変更ビットレートを変更ビットレー
ト・変更番組選択手段217へ出力する変更ビットレー
ト入力手段、207は記録番組選択信号入力端子203
より出力される記録番組選択信号を記録時間検出手段2
08へ出力する記録番組選択手段、208は圧縮映像信
号入力端子204より入力される圧縮映像信号より記録
番組選択手段207より出力された記録番組選択信号の
指し示す番組の記録時間長を検出する記録時間検出手
段、209は圧縮映像信号入力端子204より入力され
た圧縮映像信号のビットレートを検出するビットレート
検出手段、210は圧縮映像信号入力端子204より入
力された圧縮映像信号より番組情報を検出する番組情報
検出手段、211は指定された圧縮映像信号を変更ビッ
トレート・変更選択手段217により変更されたビット
レートに変換するビットレート変換手段、212は記録
媒体216への読み出しと書き込みを制御する読み出し
書き込み制御手段、213は記録時間検出手段208、
番組情報検出手段210、変更ビットレート・変更番組
選択手段217より出力される番組の情報に従って記録
媒体216に記録される番組の記録履歴を書き込む記録
履歴書き込み手段、214は記録媒体216への番組の
書き込みおよび削除の監視を行うことにより記録媒体2
16の空き容量を検出する空き容量検出手段、215は
記録媒体216に既に記録されている番組名及び、記録
ビットレートおよび、記録時間長の読み出しを行う記録
履歴読み出し手段、216は圧縮映像信号を記録する記
録媒体、217は番組の番組長、ビットレート、記録媒
体216の空き容量、及び既に記録されている記録済番
組の情報により、ビットレートの変換を行う番組の選択
および、変更後の番組のビットレートの決定を行う変更
ビットレート・変更番組選択手段、218は変更ビット
レート・変更番組選択手段217で変更可能なビットレ
ートを表示する変更ビットレート表示手段、219は読
み出し書き込み制御手段212により記録媒体216よ
り読み出された圧縮映像信号を出力する圧縮映像信号出
力端子、220は記録媒体216に記録されている番組
の履歴を記録する番組履歴書き込み媒体で、221は映
像フォーマット等の選択信号を入力するモード選択信号
入力端子である。
【0041】本実施の形態においては、まずユーザー
は、記録を行う番組についての選択を行い、記録番組選
択信号を記録番組選択信号入力端子203に入力する。
記録番組選択手段207は記録番組選択信号入力端子2
03より入力される記録番組選択信号を受信し、記録時
間検出手段208に記録を行う番組の情報を伝える。記
録時間検出手段208は、圧縮映像信号入力端子204
から入力される圧縮映像信号より記録を行う番組の時間
長を変更ビットレート・変更番組選択手段217に出力
し、書き込み読みだし制御手段212に放送開始時間お
よび時間長を出力する。ビットレート検出手段208は
圧縮映像信号入力端子204から入力される圧縮映像信
号より記録を行う番組のビットレートを検出して、変更
ビットレート・変更番組選択手段217に出力する。空
き容量検出手段214は記録媒体216への書き込みお
よび削除の監視を行い、記録媒体の空き容量を監視す
る。空き容量検出手段214は、記録媒体216の空き
容量を変更ビットレート・変更番組選択手段217に出
力する。記録履歴読み出し手段215は番組履歴書き込
み媒体220に記録されている、既に記録されている番
組の番組名及び、記録ビットレートおよび、記録時間長
の読み出しを行い、変更ビットレート・変更番組選択手
段217に出力する。
【0042】変更ビットレート・変更番組選択手段21
7は、新規に記録する番組の番組長及び、記録媒体21
6の空き容量、及び記録済番組の履歴により、記録済番
組の中からビットレートの変換を行う番組の選択およ
び、選択した番組のビットレートの決定を行う。変更ビ
ットレート・変更番組選択手段217は新規に記録する
番組の分だけ記録媒体216に空き容量がある場合は、
既に記録されている番組に対する処理は行わず、空き容
量がない場合は、記録済番組のいずれかをより低いビッ
トレートで再記録することにより、空き容量を確保する
ため、ビットレートの変更を行う番組、および変更後の
ビットレートの選択ができた時点で読み出し書き込み制
御手段212に変換を行う番組を知らせる。読み出し書
き込み制御手段212は、記録媒体216より変更ビッ
トレート・変更番組選択手段217より知らされた番組
の読み出しを行い、読み出した圧縮映像信号をビットレ
ート変換手段211に出力する。ビットレート変換手段
211には変更ビットレート・変更番組選択手段217
より、変更後のビットレートが入力されてきている。ビ
ットレート変換手段211は読み出された圧縮映像信号
を復号し、変更ビットレート・変更番組選択手段217
が選択した変更後のビットレートになるよう再符号化し
て、再度記録媒体216へ書き込み、記録履歴書き込み
手段213にビットレートが変換された番組の番組履歴
を更新させる。圧縮映像信号の読み出しおよび書き込み
は読み出し書き込み制御手段212で行う。以上の動作
により、記録媒体には、新規に記録を行う番組のため
の、空き容量が確保される。
【0043】新規に記録を行う番組放送時には、圧縮映
像信号入力端子204より入力される圧縮映像信号を読
み出し書き込み制御手段212により記録媒体216に
入力するとともに、記録履歴書き込み手段213におい
て、記録を行う番組名、記録を行う番組のビットレー
ト、記録時間長を番組履歴書き込み媒体に書き込みを行
う。番組名は入力される圧縮映像信号のPSI中より、番
組情報検出手段210において読み出しを行い、記録履
歴書き込み手段213に出力される。番組の記録時間長
は記録時間検出手段208より記録履歴書き込み手段2
13に入力される。ビットレートについては、ビットレ
ート変換手段211で検出されたビットレートが変更ビ
ットレート・変更番組選択手段217、ビットレート変
換手段211経由で記録履歴書き込み手段213に入力
される。
【0044】図3は変更ビットレート・変更番組選択手
段217の動作を示したフローチャートである。本実施
の形態では、変更ビットレート・変更番組選択手段21
7において自動で行う番組の選択は、記録日時が一番古
いもの、変更前と変更後のビットレートの差が一番小さ
なものを優先して行う。
【0045】まず、ユーザーの設定において、一度再生
したものを優先的に変更を行うか、変更を行う番組の選
択において、記録を行った番組の日時が一番古いものを
優先させるか、ビットレート変更率の一番低いものを選
択するか、もしくはビットレート変更量の一番少ないも
のを選択するかの選択を行っておく(図3のステップ3
01〜ステップ302)。この選択はモード選択信号入
力端子221から入力される。ここでビットレートと
は、記録媒体に記録される番組の帯域を示したもので、
記録を行う番組のビデオトランスポートストリームパケ
ットの平均伝送レートまたはビデオエレメンタリースト
リームの平均転送レートで定義される値である。例え
ば、元々記録された番組のビットレートが16Mbpsで変更
後のビットレートが12Mbpsであるとするならば、ビット
レートの変更量は18Mbps−16Mbps=2Mbpsであることか
ら、ビットレートの変更率は(18Mbps−16Mbps)/18Mbsp
=約11%となる。
【0046】次に、ユーザーの設定に従って、再生済の
設定がされていたら、既に再生されている番組の中か
ら、優先して選択を行う(ステップ303)。更に日時
が優先されているか(ステップ304)、変更量が優先
されているか、変更率が優先されているかで(ステップ
306)、番組の選択を行う。日時優先されていたら、
既に再生済みの番組の中で、一番古い日時に記録されて
いる番組についてビットレートの変更を行う(ステップ
305)。ビットレートの変更量が優先されていたら、
ビットレートの変更量が一番少ない番組について選択を
行う(ステップ307)。ビットレートの変更率の優先
がされていたら、ビットレートの変更率が一番小さい番
組の選択を行い、ビットレートの変更を行う(ステップ
308)。
【0047】また、既に再生されている番組の中から、
優先して選択を行なわい場合(ステップ303)は、更
に日時が優先されているか(ステップ309)、変更量
優先されているか、変更率優先されているかで(ステッ
プ311)、番組の選択を行う。日時優先されていた
ら、すべての番組の中で、一番古い日時に記録されてい
る番組についてビットレートの変更を行う(ステップ3
10)。ビットレートの変更量が優先されていたら、す
べての番組の中でビットレートの変更量が一番少ない番
組について選択を行う(ステップ312)。ビットレー
トの変更率の優先がされていたら、すべての番組の中で
ビットレートの変更率が一番小さい番組の選択を行い、
ビットレートの変更を行う(ステップ313)。
【0048】なお、以上の説明は変更番組選択のアルゴ
リズムにおいて、(表1)に示す基準となるビットレー
トを満たす、満たさないに関係なく、変更を行う番組の
選択ならびに非選択を行っているが、まず基準となるビ
ットレートを満たす中で、図3に示すアルゴリズムで変
更を行う番組の選択をおこない、その中で、変更可能な
番組が発見できない場合は、基準を満たす、満たさない
に関わらず、変更を行う番組を図3に示すアルゴリズム
にしたがって選択するという方法もとることができる。
図4にそのアルゴリズムを示す。
【0049】図4は本実施の形態の変更ビットレート・
変更番組選択手段217の他の動作を示すフローチャー
トである。
【0050】まず、変更ビットレート・変更番組選択手
段は、例えば(表1)に示すビットレートの基準値の範
囲内でビットレートが変換可能な番組の選択を行い(図
4のステップ401)、番組の選択が完了していない場
合には、ビットレートの基準値の範囲内という制限なし
で、ビットレートが変換可能な番組の選択を行う(ステ
ップ402、ステップ403)。
【0051】なお、本実施の形態では、ビットレートを
変換する番組の選択は記録日時が一番古いもの、変更前
と変更後のビットレートの差が一番小さなものを優先し
て行ったが、選択方法はこれに限定するものではなく、
ユーザーが一度視聴したかどうかの記録を行い、一度視
聴を行ったものから優先的に選択を行うなどの方法でも
よい。
【0052】(実施の形態4)実施の形態3においては
圧縮映像信号記録装置がビットレートの変更を行う番組
ならびに、変更後のビットレートに関して、自動的にビ
ットレートの選択を行っていた。本実施の形態では、ユ
ーザーが変更を行う番組名と変更可能なビットレートに
ついて選択を行うことができる圧縮映像信号記録装置に
ついて説明する。
【0053】本実施の形態と実施の形態3との違いは、
変更ビットレート・変更番組選択手段におけるビットレ
ートを変更する番組と変更後のビットレート選択の方法
なので、本実施の形態では、その部分を中心に説明す
る。
【0054】変更ビットレート・変更番組選択手段21
7には実施の形態3と同様の動作で、記録する番組の記
録時間長、記録媒体216の空き容量などの情報が入力
される。変更ビットレート・変更番組選択手段217
は、新規に記録しようとする番組長及び、記録媒体21
6の空き容量、及び記録済番組の履歴により、記録して
ある番組名の一覧、記録日時、及び、新規番組を最後ま
で記録を行うために必要な変更後のビットレートについ
て変更ビットレート表示手段218に表示する。ユーザ
ーは変更ビットレート表示手段218に表示された変更
後のビットレートおよび、番組名を確認した後、変更を
行う番組名を変更番組選択信号として、変更番組選択信
号入力端子201より変更番組入力手段205へ入力す
る。変更後のビットレートについても、変更ビットレー
ト入力信号として変更ビットレート入力端子202より
変更ビットレート入力手段へ入力される。変更番組入力
手段205、変更ビットレート入力手段206にそれぞ
れ入力されたビットレートを変更する番組の情報、ビッ
トレートは変更ビットレート・変更番組選択手段217
へ出力される。
【0055】変更を行う番組、および変更後のビットレ
ートの選択ができた時点で変更ビットレート・変更番組
選択手段217は読み出し書き込み制御手段212に、
ビットレートの変更を行う番組を知らせる。読み出し書
き込み制御手段212は、指定された番組の読み出しを
行い、読み出した圧縮映像信号をビットレート変換手段
211に入力する。ビットレート変換手段211は記録
媒体216より読み出された圧縮映像信号を変更ビット
レート・変更番組選択手段217より出力された変更後
のビットレートに変換を行った後に、再度記録媒体21
6への書き込みを行う。圧縮映像信号の読み出しおよび
書き込みは読み出し書き込み制御手段212で行う。以
上の動作により、記録媒体には、新規に記録を行う番組
ための、空き容量が確保される。新規に記録を行う番組
放送時の動作は実施の形態3と同様の動作で行われる。
【0056】なお、本実施の形態では、変更ビットレー
ト表示手段218は、変更を行う番組名及び変更後のビ
ットレートに関して表示されているが、これに限定する
ものではなく、(表1)に示される番組の映像フォーマ
ットならびに番組の種類から決定される基準ビットレー
トも表示することもできる。ユーザーは、基準ビットレ
ートを参照しながら、最適なビットレートで記録するこ
とができる。基準となるビットレートに関しては、番組
記録時に、番組情報検出手段210から取り出される番
組情報に関して、記録履歴書き込み手段213を介し
て、番組履歴書き込み媒体220に対して記録されたも
のに対して、記録履歴読み出し手段215を介して読み
出しを行い、変更ビットレート・変更番組選択手段21
7より読み出されたものである。既記録番組の記録可能
なビットレートと並んで、基準となるビットレートを表
示させることにより、変更後のビットレートについての
確認を行って評価を行うようにする。
【0057】また、実施の形態3、4では番組履歴とし
て記録されている番組名及び、記録ビットレートおよ
び、記録時間長を番組履歴書き込み媒体に記録するとい
う構成であったが、これに限定するものではなく、番組
名及び、記録容量および、記録時間長、または番組名及
び、記録ビットレートおよび、記録容量を記録する構成
でもよい。
【0058】また、実施の形態3、4では、番組履歴書
き込み媒体220が記録媒体216と別に存在する構成
であったが、これに限定するものではなく、番組履歴書
き込み媒体220が記録媒体216の一部エリアに存在
する構成でもよい。
【0059】(実施の形態5)本実施の形態では、新規
に番組を記録する際に、記録媒体の空き容量が不足して
いる場合に、番組の最後まで記録できるよう、新規に記
録する番組および/または、既に記録媒体に記録されて
いる番組のビットレートを変更して記録する圧縮映像信
号記録装置について説明する。
【0060】図5は本実施の形態における圧縮映像音声
蓄積装置の構成を示すブロック図である。
【0061】図5において、501は変更番組選択信号
を入力する変更番組選択信号入力端子、502はビット
レートを入力するビットレート入力端子、503は変更
ビットレートを入力する変更ビットレート入力端子、5
04は記録したい番組を示す記録番組選択信号を入力す
る記録番組選択信号入力端子、505は圧縮映像信号を
入力する圧縮映像信号入力端子、506は変更番組選択
信号入力端子501より入力された変更番組選択信号を
変更ビットレート・変更番組選択手段519へ出力する
変更番組入力手段、507はビットレート入力端子50
2より入力されたビットレートをビットレート選択手段
へ出力するビットレート入力手段、508は変更ビット
レート入力端子503より入力された変更ビットレート
を変更ビットレート・変更番組選択手段519へ出力す
る変更ビットレート入力手段、509は記録番組選択信
号入力端子504より出力される記録番組選択信号を記
録時間検出手段510へ出力する記録番組選択手段、5
10は圧縮映像信号入力端子505より入力される圧縮
映像信号より番組の記録時間長を検出する記録時間検出
手段、511は圧縮映像信号入力端子505より入力さ
れた圧縮映像信号のビットレートを検出するビットレー
ト検出手段、512は圧縮映像信号入力端子505より
入力された圧縮映像信号より番組情報を検出する番組情
報検出手段、513は記録媒体523への読み出しと書
き込みを制御する読み出し書き込み制御手段、514は
記録媒体523に記録されている番組の記録履歴を番組
履歴書き込み媒体524へ書き込む記録履歴書き込み手
段、515は指定された圧縮映像信号を変更ビットレー
ト・変更番組選択手段519により選択されたビットレ
ートに変換するビットレート変換手段、516は記録媒
体523への書き込みおよび削除の監視を行うことによ
り記録媒体523の空き容量を検出する空き容量検出手
段、517は記録媒体523に格納されている既に記録
されている記録済番組名及び、記録ビットレートおよ
び、記録時間長などを記録した記録履歴を読み出しを行
う記録履歴読み出し手段、518はビットレートを選択
するビットレート選択手段、519は番組の記録時間長
及び、記録媒体523の空き容量、及び記録済番組の履
歴により、ビットレートの変換を行う番組の選択およ
び、変更後の番組のビットレートの決定を行う変更ビッ
トレート・変更番組選択手段、520はビットレート選
択手段518により選択されたビットレートを表示する
ビットレート表示手段、521は変更ビットレート・変
更番組選択手段217で変更可能なビットレートを表示
する変換ビットレート表示手段、522は読み出し書き
込み制御手段513により記録媒体523より読み出さ
れた圧縮映像信号を出力する圧縮映像信号出力端子、5
23は圧縮映像信号を記録する記録媒体、524は記録
媒体523に記録されている番組の履歴を記録する番組
履歴書き込み媒体である、525は映像フォーマット等
の選択信号を入力するモード選択信号入力端子である。
【0062】以下、本実施の形態の圧縮映像信号記録装
置の動作について説明する。
【0063】まずユーザーにおいては、記録を行う番組
についての選択を行い、記録番組選択信号を記録番組選
択信号入力端子504に入力を行う。記録番組選択手段
509は記録番組選択信号入力端子504より入力され
る記録番組選択信号を受信し、記録時間検出手段51
0、及びビットレート検出手段511に記録を行う番組
の情報を伝える。記録時間検出手段510においては、
圧縮映像信号入力端子505より入力される圧縮映像信
号において、選択した番組のプログラム仕様(PSI)情報
より、番組の開始時間、終了時間および、時間長を検出
し、ビットレート選択手段518及び変更ビットレート
・変更番組選択手段519に入力を行うと同時に読みだ
し書き込み制御手段513に入力を行う。空き容量検出
手段516においては、記録媒体523への書き込みお
よび読み出しの監視を行うことにより、記録媒体523
の空き容量を監視している。空き容量検出手段516
は、ディスクの空き容量を、ビットレート選択手段51
8ならびに変更ビットレート・変更番組選択手段519
に出力させる。
【0064】記録履歴読み出し手段517は記録済番組
名及び、記録ビットレートおよび、記録時間長につい
て、番組履歴書き込み媒体524より読み出しを行い、
変更ビットレート・変更番組選択手段519に出力させ
る。ビットレート検出手段511においては、記録を行
う番組のビットレートを、圧縮映像信号入力端子505
より入力される圧縮映像信号におけるPSI情報より取得
を行い、ビットレート選択手段518及び、変更ビット
レート・変更番組選択手段519に入力させる。変更ビ
ットレート選択手段518及び変更ビットレート・変更
番組選択手段519においては、新規に記録しようとす
る番組長及び、記録媒体523の空き容量、及び記録済
番組の履歴により、変換を行う番組選択および、変換後
のビットレートの決定を行う。
【0065】ビットレート選択手段518においては、
記録媒体523の空き容量および、記録を行おうとする
番組の記録時間長から、実施の形態1と同様の動作で記
録時の番組に関するビットレートの決定を行う。ビット
レート選択手段518からは、決定された新規の記録を
行う番組のビットレートおよび記録時間長が変更ビット
レート・変更番組選択手段519に入力される。一方変
更ビットレート・変更番組選択手段519は、実施の形
態3と同様の動作で、新規に記録する番組のビットレー
トに対応して、記録済番組の中からビットレートを変更
する番組を選択し、ビットレート変更を行ったときの記
録媒体523の空き容量がビットレート選択手段518
に出力する。変更ビットレート・変更番組選択手段51
9はビットレートの選択ができた時点で変更を行う番組
を読み出し書き込み制御手段513に知らせる。読み出
し書き込み制御手段513は、指定された番組の読み出
しを行い、読み出した圧縮映像信号をビットレート変換
手段515に入力を行う。ビットレート変換手段515
には変更ビットレート・変更番組選択手段519より、
変更後のビットレートが入力されてきている。ビットレ
ート変換手段は記録媒体523より読み出された圧縮映
像信号のビットレートの変換を行った後に、再度記録媒
体523への書き込みを行う。圧縮映像信号の読み出し
および書き込みは読み出し書き込み制御手段514で行
う。以上の動作により、記録媒体には、新規に記録を行
う番組ための、空き容量が確保される。
【0066】新規に記録を行う番組の放送時間には、放
送されてくる圧縮映像信号が圧縮映像信号入力端子50
5から入力されてくる。ビットレート選択手段518か
らは、変換後のビットレートが出力されており、ビット
レート変換手段515においては、入力されてくる圧縮
映像信号をビットレート選択手段518において設定さ
れるビットレートにおいて変更を行う。ビットレートが
変更された圧縮映像信号は記録媒体523に記録され
る。また、記録される番組の情報は番組履歴として記録
履歴書き込み手段514により番組履歴書き込み媒体5
24に書き込まれる。
【0067】ここで、記録時間検出手段511により検
出された記録時間長に対して、記録媒体523の空き容
量が不足していない場合は、記録済番組のビットレート
変更、および新規に記録を行う番組のビットレート変更
を行わず、新規に記録する番組をそのまま記録する。な
お、空き容量が不足していない場合であっても、常に記
録する番組について標準となるビットレートに会わせて
記録を行ってもよい。
【0068】以下、ビットレート選択手段518で自動
に行うビットレートの選択、及び変更ビットレート・変
更番組選択手段519で自動に行う変更ビットレートの
選択、番組の選択を図6のフローチャートを用いて説明
する。
【0069】図6は本実施の形態におけるビットレート
選択手段518、変更ビットレート・変更番組選択手段
519の動作を示すフローチャートである。
【0070】図6に示すとおり、まず、新規記録番組の
ビットレートの変換のみを行うか、記録済み番組のみの
ビットレートの変更を行うか、新規記録番組のビットレ
ートの変換と記録済み番組のビットレートの変換の両方
について行うかの選択を行う(図6のステップ60
1)。新規記録番組のみの処理か、記録済み番組のビッ
トレートの変換か、両方の処理を行うかの選択の設定は
モード選択信号入力端子525より行う。新規記録番組
のビットレートの変換のみを行う場合は実施の形態1と
同じアルゴリズムで変換のビットレートの変換を行う
(ステップ602、ステップ603)。記録済み番組の
ビットレートの変更のみを行う場合は、実施の形態3と
同じアルゴリズムで変更番組のビットレートの選択を行
うことができる(ステップ604、ステップ605)。
両方の処理を行う場合は、図7のアルゴリズムにしたが
って、新規記録番組のビットレートの選択、記録済み番
組の変更ビットレートの選択、変更番組の選択を行う
(ステップ606)。
【0071】図7は本実施の形態におけるビットレート
選択手段518、変更ビットレート・変更番組選択手段
519において、新規、記録済の両方の処理を行う場合
のフローチャートである。
【0072】まず、ユーザーにおいて新規記録番組おけ
る変更ビットレート量の上限値の設定を優先させるか、
新規記録番組についての変更ビットレート率の上限値を
設定するのか、記録済み番組についての変更ビットレー
ト量の上限値を優先させるのか、記録済み番組の変更ビ
ットレート率を優先させるのかの選択を行う(図7のス
テップ701)。新規記録番組の変更ビットレート量の
上限値を設定する場合、設定した新規記録番組の変更ビ
ットレート量の上限値を超えない、新規記録番組のビッ
トレート最低限値での記録媒体における空き容量を計算
する(ステップ702、ステップ703)。計算した結
果、記録媒体の空き容量が不足している場合は、既記録
番組のビットレートの変更を行う(ステップ704、ス
テップ705)。新規記録番組の変更ビットレート率の
上限値を設定する場合、設定した新規記録番組の変更ビ
ットレート率の上限値を超えない、新規記録番組のビッ
トレート最低限値での記録媒体における空き容量を計算
する(ステップ706、ステップ707)。計算した結
果、記録媒体の空き容量が不足している場合は、既記録
番組のビットレートの変更を行う(ステップ708、ス
テップ709)。記録済み番組の変更ビットレート量の
上限値を設定する場合、記録済み番組の変更ビットレー
ト量の上限値を超えないよう、番組とそのビットレート
の選択を行い、既記録番組のビットレート変更後の記録
媒体における空き容量を計算する(ステップ710〜ス
テップ712)。計算した結果、記録媒体の空き容量が
不足している場合は、新規記録番組のビットレートの変
更を行う(ステップ713、ステップ714)。記録済
み番組の変更ビットレート量の上限値を設定しない場
合、変更を行う番組の選択を行い、既記録番組のビット
レート変更後の記録媒体における空き容量を計算する
(ステップ715、ステップ716)。計算した結果、
記録媒体の空き容量が不足している場合は、新規記録番
組のビットレートの変更を行う(ステップ717、ステ
ップ718)。
【0073】ユーザーにおける変更ビットレート量の上
限値の設定、新規記録番組についての変更ビットレート
率の上限値、優先処理の設定はモード選択信号入力端子
525より行う。なお、図7における既記録番組の変更
後のビットレートの設定、変更を行う番組の選択方法は
図3に示す既記録番組の選択およびビットレートの選択
のアルゴリズムの選択にしたがって行う。
【0074】なお、図7中の新規記録を行う番組のビッ
トレートの設定における選択方法は実施の形態1と同じ
アルゴリズムで行う。
【0075】また、ビットレート選択手段518及び変
更ビットレート・変更番組選択手段519において(表
1)に示される基準ビットレートを保持し、新規記録番
組のビットレートならびに既記録番組の選択および変更
後のビットレート選択時に、基準ビットレートを行うこ
とができる。この時、図3の新規番組のビットレート設
定時には、新規記録番組のビットレート設定時に基準と
なるビットレートを用いて、まずは基準となるビットレ
ートに関して、記録媒体の空き容量の範囲で全番組が記
録できるかどうかの判定を行い、それができない場合、
さらに記録できるビットレートの選択を行うようにす
る。また記録済みの番組のみの変換の選択を行った場合
においては、図3に示す選択アルゴリズムにおいて、ま
ずは基準ビットレートを選択基準の上限として計算した
後、そのビットレートでは番組を最後まで記録できない
場合には、再度基準ビットレートの上限の制限項目を無
くして、番組選択とビットレートの選択を行う。
【0076】(実施の形態6)実施の形態5では自動的
にビットレートを選択する方法について説明を行った
が、本実施の形態ではユーザーが新規に記録を行う番組
のビットレートの選択ならびに、ビットレートの変更を
行う、既に記録を行っている番組の番組名と変更後のビ
ットレートについて選択を行うことができる圧縮映像信
号記録装置について説明する。本実施の形態の圧縮映像
信号記録装置は実施の形態5の圧縮映像信号記録装置と
同じ構成をとる。
【0077】本実施の形態と実施の形態6との違いは、
ビットレート選択手段518、変更ビットレート・変更
番組選択手段519における動作であるので、本実施の
形態ではその部分を中心に説明する。
【0078】ビットレート選択手段518、変更ビット
レート・変更番組選択手段519へ実施の形態4と同様
の動作でビットレート等の情報が入力される。変更ビッ
トレート選択手段及び変更番組選択手段519において
は、新規に記録しようとする番組長及び、記録媒体52
3の空き容量、及び記録済番組の履歴により、記録して
ある番組名の一覧、記録日時、及び、新規番組を最後ま
で記録を行うために必要な変更後のビットレートについ
て変更ビットレート表示手段521に表示を行う。また
ビットレート選択手段518においては、選択した番組
を新規に記録を行うために必要なビットレートについて
表示手段520に表示を行う。
【0079】ユーザーにおいては表示された、変更後の
ビットレートおよび、番組名を確認した後、変更を行う
番組名を変更番組選択信号として、変更番組選択信号入
力端子501に入力を行う。また変更後のビットレート
についても、変更ビットレート入力信号として変更ビッ
トレート入力端子503より入力される。また新規記録
を行う番組のビットレートをビットレート入力端子50
2より入力させる。変更番組選択信号は変更番組入力手
段506を介して変更ビットレート選択手段・変更番組
選択手段519に入力される。また、新規記録の番組の
ビットレート、変更ビットレート入力信号はそれぞれ、
ビットレート入力手段507、変更ビットレート入力手
段508に入力した後、ビットレート選択手段518、
変更ビットレート選択手段・変更番組選択手段519に
入力される。
【0080】変更ビットレート・変更番組選択手段51
9は、読み出し書き込み制御手段513に対して、選択
された既記録番組の読みだしの制御信号を出力する。読
み出しの制御信号に従って、読み出し書き込み制御手段
513は記録媒体523よりビットレート変換手段51
5に出力を行う。ビットレート変換手段518において
は変更ビットレート選択手段・変更番組選択手段519
よりユーザーが選択した変更後のビットレートが入力さ
れてきている。変更後のビットレートに既記録番組は変
換されて、再度記録媒体523に入力される。新規記録
番組の放送時間においては、ユーザーが選択した、ビッ
トレートがビットレート選択手段518より、ビットレ
ート変換手段515に入力される。ビットレート変換手
段においては入力されてくる新規の番組のビットレート
の変換を行い、記録媒体523に記録を行う。
【0081】なお、ビットレート表示手段520には変
更後の新規記録番組の記録可能なビットレートが表示さ
れ、また変更ビットレート表示手段521においては、
変更を行う番組名及び変更後のビットレートに関して表
示されているが、それだけではなく、(表1)に示され
る番組の映像フォーマットならびに番組の種類から決定
される基準ビットレートに関しても表示することができ
る。ビットレート表示手段520に示す基準ビットレー
トはPSI中に多重されているEIT信号の中から、番組フォ
ーマットならびに番組の種別の選択を行い、ビットレー
ト選択手段518の中にもっている、映像フォーマット
と番組種別より決定される基準ビットレートに関して、
ビットレート表示手段520に表示されるものである。
一方、変更ビットレート表示手段521に示される基準
となるビットレートに関しては、番組記録時に、番組情
報検出手段512から取り出される、番組情報に関し
て、記録履歴書き込み手段514を介して、記録媒体5
23に記録された番組に対して、記録履歴読み出し手段
517を介して読み出しを行い、変更ビットレート・変
更番組選択手段519より読み出されたものである。ユ
ーザーは、新規番組の記録可能なビットレートと並ん
で、基準ビットレートに関して参照しながら、新規記録
番組の記録ビットレートに関して表示させることができ
る。
【0082】また、既に記録を行っている番組に関して
も、基準となるビットレートを、表示させることにより
ユーザーにおける変更ビットレート選択の参考となる。 (実施の形態7)本実施の形態では、本発明のビットレ
ート変換手段に詳細な動作について説明する。
【0083】図8に本発明の実施の形態1から、実施の
形態6におけるビットレート変換手段の構成を示す。
【0084】図8において801は圧縮映像信号を入力
する圧縮映像信号入力端子、802は入力された圧縮映
像信号に可変長復号化を行い、予測モードと動きベクト
ルを抽出する可変長復号化手段、803は可変長復号化
手段802より出力された信号に逆量子化を行う逆量子
化手段、804は逆量子化手段803より出力された信
号に逆DCT(Discrete Cosine Transform)を行う逆DCT
変換手段、805は逆DCT変換手段804より出力され
たデータに動き補償予測手段より出力された信号を加算
する加算器、806は可変長復号化手段802より出力
された予測モード、動きベクトルより、ビデオメモリ8
07より出力された信号の動き補償予測を行う動き補償
予測手段、807は加算器805より出力された信号を
一時的に格納するビデオメモリ、808は加算器805
より出力された信号より動き補償予測手段813より出
力された信号との差分を取る加算器、809は加算器8
08より出力された信号にDCT変換を行うDCT手段、81
0はDCT手段809より出力された信号に量子化を行う
量子化手段、811は量子化手段810の量子化ステッ
プを制御するレート制御手段、812は量子化手段81
0より出力された信号を可変長符号化すると共に、予測
モード、動きベクトルを出力する可変長符号化手段、8
13は加算器805より出力された信号とビデオメモリ
814より出力された信号と可変長符号化手段812よ
り出力された予測モード、動きベクトルより動き補償予
測を行う動き補償予測手段、814は加算器815より
出力された信号を一時的に格納するビデオメモリ、81
5は逆DCT手段816より出力された信号と動き補償予
測手段813より出力された信号を加算する加算器、8
16は逆量子化手段817より出力された信号を逆DCT
する逆DCT手段、817は量子化手段810より出力さ
れた信号を逆量子化する逆量子化手段、818は可変長
符号化手段で圧縮された圧縮映像信号を出力する圧縮映
像信号出力端子、819は新規記録番組のビットレート
を入力する新規記録ビットレート入力端子、820は変
更ビットレートを入力する変更ビットレート入力端子、
821はビットレートを選択し、レート制御手段811
に出力するビットレート選択手段、822はビットレー
ト選択手段で選択されたビットレートを出力するビット
レート出力端子である。
【0085】図8に示す構成は、MPEG2の復号化部と符
号化部を結合させた構成になっており、この構成により
圧縮信号を一旦復号化し、その後に再度符号化を行う。
以下図8に示す、ビットレート変換手段について、簡単
にその動作について説明を行う。
【0086】圧縮映像信号入力端子801から入力され
てくる圧縮映像信号は可変長復号化装置802において
可変長復号化処理が行われ、逆量子化手段803におい
て逆量子化処理が行われ、逆DCT手段804において逆D
CT手段の処理が行われる。可変長復号化手段802は同
時にマクロブロック毎の予測方法のモード選択が行われ
る。選択を行うモードには、動き補償予測なしか、前方
向動き補償予測か、後ろ方向動き補償予測か、両方向動
き補償予測がある。動き補償なしの場合には、逆DCT処
理された信号がそのまま符号化部にわたされるが、モー
ド選択において、動き補償予測が選択されている場合に
おいては、一旦ビデオメモリ807に蓄積された映像信
号が、動きベクトルにおいて補正されて、加算器805
に出力される。加算器805においては、逆DCT手段か
らの出力結果と、動き補償予測手段から出力されてくる
映像信号について加算が行われる。
【0087】808の加算器においては、入力されてく
る映像信号について、動き補償予測後の映像信号との差
分をとり、その差分した結果についてのDCTを行う。DCT
した結果については、810の量子化手段において量子
化を行う。この量子化を行う際の量子化ステップを制御
することにより、発生する符号量を制御することができ
る。この時の量子化制御を行うのが、レート制御部81
1であり、レート制御部811は、量子化後に可変長符
号化された圧縮映像信号の復号時のバッファ状態をシミ
ュレートするVBV(Video Buffering Verifier)buffer
モデルのバッファのオーバーフローもしくは、アンダー
フローを監視しながら、量子化スケールコードの制御を
行い、バッファのコントロールを行う。量子化スケール
コードの制御は、量子化スケールコードが大きくなる
と、発生する圧縮映像信号の符号量を少なくするという
制御を行うことにより、レートの制御を行う。レート制
御手段811は、ビットレート選択手段821より、制
御の目標となるビットレートが入力されてくるが、この
目標となるビットレートに関しては、新規記録ビットレ
ート入力端子819か、変更ビットレート入力端子82
0から入力されるビットレートが活用される。ビットレ
ート選択手段821によって選択されたビットレート
は、ビットレート出力端子822へ出力される。
【0088】図9は実施の形態1から、実施の形態6に
おけるビットレート変換手段の他の構成を示したブロッ
ク図である。
【0089】図9において、901は圧縮映像信号が入
力される圧縮映像信号入力端子、902は入力された圧
縮映像信号を復号化する可変長復号化手段、903は可
変長復号化手段902より出力された信号を逆量子化す
る逆量子化手段、904は逆量子化手段903より出力
された信号をレート制御手段901より出力された量子
化ステップで量子化する量子化手段、905は量子化手
段904より出力された信号を可変長符号化する可変長
符号化手段、906は可変長符号化手段より出力された
圧縮映像信号を出力する圧縮映像信号出力端子、907
は変更ビットレートを入力する変更ビットレート入力端
子、908は新規記録番組ビットレートを入力する新規
記録番組ビットレート入力端子、909はビットレート
を選択するビットレート選択手段、910はビットレー
ト選択手段が選択したビットレートに応じて量子化ステ
ップを制御するレート制御手段、911はビットレート
選択手段が出力したビットレートを出力するビットレー
ト出力端子である。
【0090】圧縮映像信号入力端子901より入力され
た圧縮映像信号は、可変長復号化手段902において可
変長復号化された後、動きベクトル成分を分離される。
可変長復号化手段より出力された信号は、逆量子化手段
903において逆量子化された後、ただちに量子化手段
904で再度量子化が行われる。量子化手段904で、
量子化される際の量子化ステップは、レート制御手段9
10より制御される量子化手段904より、量子化され
た信号は可変長符号化手段905において可変長符号化
された後、圧縮映像信号出力端子906より出力され
る。
【0091】レート制御手段910は、可変長符号化手
段905より出力されてくる圧縮映像信号のVBV buffer
モデルに対するのバッファのオーバーフローもしくは、
アンダーフローを監視しながら、量子化ステップの制御
を行う。またレート制御手段910には、目標とするビ
ットレートがビットレート選択手段909より入力され
る。ビットレート選択手段909は新規記録番組ビット
レート入力端子908と変更ビットレート入力端子90
7から入力されてくる変更後のビットレートよりビット
レートの選択を行い、レート制御手段901に出力する
と共に、ビットレート出力端子911へ出力する。
【0092】図9に示すとおり、MPEG2のレート変換に
おいては、必ずしも最後まで復号化する必要はなく、逆
量子化まで行えばレート変換を行うことができる。また
動きベクトルについても可変長復号化手段より直接可変
長符号化手段に直接渡される。
【0093】図9の構成は、図8の構成に比べて、図8
における逆DCT手段804、加算器805、動き補償予
測手段806、ビデオメモリ807、加算器808、DC
T手段809、量子化手段810、動き補償予測手段8
13、ビデオメモリ814、加算器815、逆DCT手段
816、逆量子化手段817が削減でき、これらの手段
を回路で実現する場合においては、回路規模の削減を行
うことができる。またソフトウエアで実現する場合に
は、動作時のCPU負荷を削減し、演算速度の高速化と、C
PUにおける他の処理との併用使用を実現することができ
る。
【0094】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の圧縮映像信号蓄積装置によれば、記録しようとする番
組に対して、記録媒体の空き容量が十分でない場合で
も、記録しようとする番組、既に記録媒体に記録されて
いる番組のビットレートを変更することによって、番組
の最後まで記録することが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における圧縮映像記録装
置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態3における圧縮映像記録装
置の構成を示すブロック図
【図3】同変更ビットレート・変更番組選択手段の動作
を示すフローチャート
【図4】同変更ビットレート・変更番組選択手段の他の
動作を示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態5における圧縮映像記録装
置の構成を示すブロック図
【図6】同ビットレート選択手段、変更ビットレート・
変更番組選択手段の動作を示すフローチャート
【図7】同ビットレート選択手段、変更ビットレート・
変更番組選択手段の動作を示すフローチャート
【図8】本発明の圧縮映像信号記録装置のビットレート
変換手段の構成を示すブロック図
【図9】本発明の圧縮映像信号記録装置のビットレート
変更手段の他の構成を示すブロック図
【図10】従来の圧縮映像信号記録装置の構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】
101、402 ビットレート選択信号入力端子 102、203 記録番号選択信号入力端子 103、204、405、801、901 圧縮映像信
号入力端子 104、407 ビットレート入力手段 105、207、409 記録番組選択手段 106、208、410 記録時間検出手段 107、209、411 ビットレート検出手段 108、418、821、909 ビットレート選択手
段 109 ビットレート表示手段 110、211、415 ビットレート変換手段 111、214、416 空き容量検出手段 112、216、423 記録媒体 113、219、422、818、906 圧縮映像信
号出力端子 114、210、412 番組情報検出手段 115、212、413 読み出し書き込み制御手段 116、425 モード選択信号入力端子 201、401 変更番組選択信号入力端子 202、403 変更ビットレート選択信号入力端子 203、404 記録番号選択信号入力端子 205、406 変更番組入力手段 206、408 変更ビットレート入力手段 213、414 記録履歴書き込み手段 215、417 記録履歴読み出し手段 217、419 変更ビットレート選択手段・変更番組
選択手段 218、421 変更ビットレート表示手段 220、424 番組履歴書き込み媒体 902 可変長復号化手段 817、903 逆量子化手段 904 量子化手段 910 レート制御手段 905 可変長符号化手段 911 ビットレート出力端子 908 新規記録番組ビットレート入力端子 907 変更ビットレート入力端子
フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA19 FA20 FA23 GB06 GB19 GB22 GB26 GB28 GB33 GB38 GB40 JA22 JA30 KA08 KA24 5C059 KK35 KK39 LB18 MA00 MA23 MC11 ME01 RC04 SS02 SS11 TA46 TC15 TD11 UA02 5D044 AB07 BC01 BC04 CC04 DE22 DE29 DE49 DE75 EF05 FG18 GK08 GK10 GK12 5D110 AA12 AA29 DA06 DA11 DA17 DB03 DB05 DC03 DC16 EA07

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 番組を符号化した圧縮映像信号と前記番
    組の時間情報を含む付加情報とを受信し、所望の番組を
    記録する圧縮映像信号記録装置であって、 前記圧縮映像信号を記録する記録媒体と、ユーザーの操
    作により記録する番組を選択する記録番組選択手段と、
    前記付加情報から前記圧縮映像信号の記録時間長を検出
    する記録時間検出手段と、前記付加情報から前記圧縮映
    像信号のビットレートを検出するビットレート検出手段
    と、前記記録媒体の空き容量を検出する空き容量検出手
    段と、前記記録時間検出手段が検出した記録時間長と、
    前記ビットレート検出手段が検出したビットレートと、
    前記空き容量検出手段が検出した空き容量より、前記空
    き容量に対して前記圧縮映像信号が最後まで記録可能と
    なるビットレートを選択するビットレート選択手段と、
    前記圧縮映像信号を復号化し、前記ビットレート選択手
    段が選択したビットレートになるよう再符号化して前記
    記録媒体へ記録するビットレート変換手段とを備えたこ
    とを特徴とする圧縮映像信号記録装置。
  2. 【請求項2】 記録する番組に対して選択可能なビット
    レートをユーザーに表示するビットレート表示手段を備
    え、ビットレート選択手段は前記ビットレート表示手段
    により表示されたビットレートの中から前記ユーザーが
    選択したビットレートを前記番組の圧縮映像信号のビッ
    トレートとして選択することを特徴とした請求項1記載
    の圧縮映像信号記録装置。
  3. 【請求項3】 番組を符号化した圧縮映像信号と前記番
    組の時間情報を含む付加情報とを受信し、所望の番組を
    記録する圧縮映像信号記録装置であって、 前記圧縮映像信号を記録する記録媒体と、前記記録媒体
    に記録した番組の情報を記録する番組履歴書き込み媒体
    と、ユーザーの操作により記録する新規記録番組を選択
    する記録番組選択手段と、前記付加情報から前記新規記
    録番組の記録時間長を検出する記録時間検出手段と、前
    記付加情報から前記新規記録番組のビットレートを検出
    するビットレート検出手段と、前記記録媒体の空き容量
    を検出する空き容量検出手段と、前記記録媒体に記録す
    る番組の番組名および記録時間長を前記番組履歴書き込
    み媒体に記録する記録履歴書き込み手段と、前記番組履
    歴書き込み媒体より記録済番組の番組名および記録時間
    長を読み出す記録履歴読み出し手段と、前記ビットレー
    ト検出手段が検出した前記新規記録番組のビットレー
    ト、前記記録時間検出手段が検出した前記新規記録番組
    の番組名および記録時間長、前記空き容量検出手段が検
    出した空き容量、および前記記録履歴読み出し手段が読
    み出した前記記録済番組の記録時間長より、前記新規記
    録番組を記録するために前記空き容量が不足している場
    合、必要な空き容量を確保するために、前記記録済番組
    の中からビットレートを変更する番組と、変更後のビッ
    トレートを選択する変更ビットレート・変更番組選択手
    段と、前記記録媒体より前記変更ビットレート・変更番
    組選択手段により選択された番組の圧縮映像信号を読み
    出して復号化し、前記変更後のビットレートになるよう
    再符号化して前記記録媒体に記録するビットレート変換
    手段とを備え、前記変更ビットレート・変更番組選択手
    段は、前記記録履歴書き込み手段に、ビットレートを変
    更した番組の情報を更新させることを特徴とする圧縮映
    像信号記録装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体に既に記録している記録済番組
    の番組名と前記記録済番組に対して選択可能なビットレ
    ートを表示する変更ビットレート表示手段を備え、変更
    ビットレート・変更番組選択手段は前記変更ビットレー
    ト表示手段により表示された前記記録済番組の番組名と
    ビットレートの中から前記ユーザーが選択した番組とビ
    ットレートを選択することを特徴とする請求項3記載の
    圧縮映像信号記録装置。
  5. 【請求項5】 番組を符号化した圧縮映像信号と前記番
    組の時間情報を含む付加情報とを受信し、所望の番組を
    記録する圧縮映像信号記録装置であって、前記圧縮映像
    信号を記録する記録媒体と、前記記録媒体に記録した番
    組の情報を記録する番組履歴書き込み媒体と、ユーザー
    の操作により記録する新規記録番組を選択する記録番組
    選択手段と、前記付加情報から前記新規記録番組の記録
    時間長を検出する記録時間検出手段と、前記付加情報か
    ら前記新規記録番組のビットレートを検出するビットレ
    ート検出手段と、前記記録媒体の空き容量を検出する空
    き容量検出手段と、前記記録媒体に記録する番組の記録
    時間長を前記番組履歴書き込み媒体に記録する記録履歴
    書き込み手段と、前記番組履歴書き込み媒体より記録済
    番組の記録時間長を読み出す記録履歴読み出し手段と、
    前記新規記録番組の記録時間長と前記ビットレートと前
    記空き容量より前記新規記録番組が最後まで記録可能と
    なるビットレートを選択するビットレート選択手段と、
    前記ビットレート選択手段より出力される前記新規記録
    番組のビットレートおよび前記新規記録番組の記録時間
    長、前記空き容量検出手段が検出した空き容量、前記記
    録履歴読み出し手段が読み出した前記記録済番組の記録
    時間長より、前記新規記録番組を記録するために前記空
    き容量が不足している場合、必要な空き容量を確保する
    ために、前記記録済番組の中からビットレートを変更す
    る番組と、変更後のビットレートを選択する変更ビット
    レート・変更番組選択手段と、前記新規記録番組のビッ
    トレートを変換する場合、前記新規記録番組の圧縮映像
    信号を復号化し、前記ビットレート選択手段が選択した
    ビットレートになるよう再符号化して前記記録媒体へ記
    録し、前記記録済番組のビットレートを変更する場合、
    前記記録媒体より前記変更ビットレート・変更番組選択
    手段により選択された番組の圧縮映像信号を読み出して
    復号化し、前記変更後のビットレートになるよう再符号
    化して前記記録媒体に記録するビットレート変換手段と
    を備え、 前記新規記録番組を記録するために前記空き容量が不足
    している場合、前記新規記録番組のみ、または前記記録
    済番組のみ、または、前記新規記録番組および前記記録
    済番組のビットレートを変更して記録することを特徴と
    する圧縮映像信号記録装置。
  6. 【請求項6】 新規記録番組に対して選択可能なビット
    レートをユーザーに表示するビットレート表示手段と、
    記録済番組の番組名と前記記録済番組に対して選択可能
    なビットレートを表示する変更ビットレート表示手段と
    を備え、ビットレート選択手段は前記ビットレート表示
    手段により表示されたビットレートの中から前記ユーザ
    ーが選択したビットレートを選択し、変更ビットレート
    ・変更番組選択手段は前記変更ビットレート表示手段が
    表示した前記記録済番組の番組名とビットレートの中か
    ら前記ユーザーが選択した番組とビットレートを選択す
    ることを特徴とする請求項5記載の圧縮映像信号記録装
    置。
  7. 【請求項7】 付加情報は番組の映像フォーマットに関
    する情報を含み、選択した番組の前記付加情報より、前
    記番組の映像フォーマットに関する情報を検出し、ビッ
    トレート選択手段に入力する番組情報検出手段とを備
    え、前記ビットレート選択手段は記録媒体の空き容量に
    前記番組が最後まで記録可能となるビットレートを前記
    空き容量、圧縮映像信号の記録時間長、および番組の映
    像フォーマットにより選択することを特徴とする、請求
    項1、請求項2、請求項5、請求項6記載の圧縮映像信
    号記録装置。
  8. 【請求項8】 付加情報は番組の種別に関する情報を含
    み、選択した番組の前記付加情報より、前記番組の種別
    に関する情報を検出しビットレート選択手段に入力する
    番組情報検出手段とを備え、前記ビットレート選択手段
    は、空き容量に前記番組が最後まで記録可能となるビッ
    トレートを前記空き容量、記録時間長、前記番組の種別
    により選択することを特徴とする請求項1、請求項2、
    請求項5、請求項6記載の圧縮映像信号記録装置。
  9. 【請求項9】 付加情報は番組の映像フォーマットに関
    する情報ならびに番組の種別に関する情報を含み、前記
    番組の映像フォーマットに関する情報ならびに番組の種
    別に関する情報を検出し、番組履歴書き込みに出力する
    番組情報検出手段を備え、前記番組履歴書き込み手段
    は、番組の映像フォーマットならびに番組の種別に関す
    る情報を番組履歴書き込み媒体に記録し、記録履歴読み
    出し手段は番組の映像フォーマットならびに番組の種別
    に関する情報を前記番組履歴書き込み媒体より読みだし
    て変更ビットレート・変更番組選択手段へ出力し、変更
    ビットレート・変更番組選択手段は、圧縮映像信号の記
    録時間長、記録媒体の空き容量、番組の映像フォーマッ
    トならびに番組種別よりビットレートを変更する番組の
    選択および変更後のビットレートを選択することを特徴
    とする請求項3、請求項4記載の圧縮映像信号記録装
    置。
  10. 【請求項10】 付加情報は番組の映像フォーマットに
    関する情報ならびに番組の種別に関する情報を含み、前
    記番組の映像フォーマットに関する情報ならびに番組の
    種別に関する情報を検出し、ビットレート選択手段なら
    びに番組履歴記録手段に出力する番組情報検出手段を備
    え、前記番組履歴書き込み手段は、番組の映像フォーマ
    ットならびに番組の種別に関する情報を番組履歴書き込
    み媒体に記録し、記録履歴読み出し手段は番組の映像フ
    ォーマットならびに番組の種別に関する情報を前記番組
    履歴書き込み媒体より読みだして変更ビットレート・変
    更番組選択手段へ出力し、ビットレート変換手段および
    変更ビットレート・変更番組選択手段は、圧縮映像信号
    の記録時間長、記録媒体の空き容量、番組の映像フォー
    マットならびに番組種別に基づいてビットレートを変更
    する番組の選択およびビットレートを選択することを特
    徴とする請求項5、請求項6記載の圧縮映像信号記録装
    置。
  11. 【請求項11】 番組を符号化した圧縮映像信号と前記
    番組の時間情報を含む付加情報とを受信し、所望の番組
    を記録する圧縮映像信号記録装置であって、 前記圧縮映像信号を記録する記録媒体と、前記付加情報
    より記録する新規記録番組の記録時間長を検出する記録
    時間検出手段と、前記付加情報より前記新規記録番組の
    ビットレートを検出するビットレート検出手段と、前記
    記録媒体の空き容量を検出する空き容量検出手段と、記
    録する番組の記録時間長および記録日時を前記番組履歴
    書き込み媒体に記録する記録履歴書き込み手段と、前記
    番組履歴書き込み媒体より記録済番組の記録時間長およ
    び記録日時を読み出す記録履歴読み出し手段と、前記ビ
    ットレート検出手段が検出した前記新規記録番組のビッ
    トレート、前記記録時間検出手段が検出した前記新規記
    録番組の記録時間長、前記空き容量検出手段が検出した
    空き容量、および前記記録履歴読み出し手段が読み出し
    た前記記録済番組の記録日時より、前記新規記録番組を
    記録するために前記空き容量が不足している場合、記録
    日時の古い番組から順に削除する番組を選択する番組選
    択手段とを備え、前記空き容量および前記番組選択手段
    が選択した番組上に前記新規記録番組を上書きすること
    を特徴とする圧縮映像信号記録装置。
  12. 【請求項12】 圧縮映像信号はMPEG2方式で圧縮され
    ていることを特徴とする請求項1ないし請求項11記載
    の圧縮映像信号記録装置。
  13. 【請求項13】 ビットレート変換手段は入力された圧
    縮映像信号を復号化し、動きベクトルを分離する可変長
    復号化手段と、前記可変長復号化手段が出力する信号を
    逆量子化する逆量子化手段と、前記逆量子化手段より出
    力された信号を量子化する量子化手段と、前記量子化手
    段より出力された信号を前記可変長復号化手段より出力
    された動きベクトルに基づいて可変長符号化する可変長
    符号化手段と、前記可変長符号化手段より出力された信
    号が入力されるビットレートになるよう前記量子化手段
    の量子化ステップを制御するレート制御手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項12記載の圧縮映像信号記録装
    置。
  14. 【請求項14】 付加情報はプログラム仕様情報(PSI)
    であることを特徴とする請求項1、請求項3、請求項
    5、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求
    項11記載の圧縮映像信号記録装置。
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