JP2002171420A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JP2002171420A JP2000365339A JP2000365339A JP2002171420A JP 2002171420 A JP2002171420 A JP 2002171420A JP 2000365339 A JP2000365339 A JP 2000365339A JP 2000365339 A JP2000365339 A JP 2000365339A JP 2002171420 A JP2002171420 A JP 2002171420A
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顕季 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像濃度に従って最適な画素配置を行って高
品位な画像を形成することができる画像処理装置及び画
像処理方法を提供することである。 【解決手段】 複数の濃度成分からなる多値画像データ
に誤差拡散処理を施して前記誤差拡散処理の結果を出力
する際に、複数の濃度成分の内、第1の濃度成分の濃度
値と第2の濃度成分の濃度値とを調べ、その解析結果に
従って、第1或いは第2の濃度成分の両方が中高濃度で
なければ第1及び第2の濃度成分の誤差拡散処理結果を
排他的に出力するように、或いは、第1及び第2の濃度
成分のうち少なくとも一方が中高濃度であれば独立的に
出力するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及び画
像処理方法に関し、特に、多値画像濃度データに誤差拡
散処理を施して擬似中間調処理を行う画像処理装置及び
画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多値画像を2値で表現する疑似階
調処理として誤差拡散法が知られている("An Adaptive
Algorithm for Spatial Gray Scale" in society for I
nformation Display 1975 Symposium Digest of Techni
cal Papers, 1975, 36)。この方法は、着目画素をP、そ
の濃度をv、着目画素Pの周辺画素P0、P1、P2、P3の濃度
をそれぞれv0、v1、v2、v3、2値化のための閾値をTと
すると、着目画素Pにおける2値化誤差Eを周辺画素P0、P
1、P2、P3に経験的に求めた重み係数W0、W1、W2、W3で
振り分けてマクロ的に平均濃度を元画像の濃度と等しく
する方法である。
【0003】例えば、出力2値データをoとすると v ≧ T ならば o = 1, E = v - Vmax; ....(1) v < T ならば o = 0, E = v - Vmin; ( ただし、Vmax:最大濃度、Vmin:最小濃度 ) v0 = v0 + E × W0; ....(2) v1 = v1 + E × W1; ....(3) v2 = v2 + E × W2; ....(4) v3 = v3 + E × W3; ....(5) ( 重み係数の例: W0 = 7/16, W1 = 1/16, W2 = 5/16, W
3 = 3/16 )と表すことができる。
【0004】従来、例えば、カラーインクジェットプリ
ンタ等、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ
(Y)、ブラック(K)4色のインクを用いて多値画像
を出力する際には、各色独立に誤差拡散法等を用いて疑
似階調処理を行っていたために、1色について見た場合
には視覚特性が優れていても、2色以上が重なると必ず
しも良好な視覚特性が得られなかった。
【0005】この問題を改良するために、特開平8−2
79920号公報および特開平11−10918号公報
等においては、2色以上を組み合わせて誤差拡散法を用
いることにより、2色以上が重なり合う場合においても
良好な視覚特性の得られる擬似中間調処理方法が開示さ
れている。
【0006】また、特開平9−139841号公報にお
いては、2色以上を独立に疑似中階調処理をしたのち
に、入力値の合計により出力値の修正を行い、同様な改
良を行う方法が開示されている。
【0007】特に、カラー画像の中濃度領域の粒状感を
低減するのに、シアン成分(C)とマゼンタ成分(M)
のドットが互いに重なり合わない様に画像形成をする事
が効果的であり、そのために以下の手法が用いられてい
る。
【0008】図10は従来のインクジェット方式に従う
画像形成制御を示す図である。
【0009】ここでは、画像データは各画素各濃度成分
(YMCK)が8ビット(階調値が0〜255)の多値
データで表現されるとして説明する。
【0010】多値カラー画像の注目画素のC成分とM成
分の濃度Ct、Mtは夫々、原画像のC成分とM成分の濃
度値を夫々、C、Mとすれば、 Ct = C + Cerr Mt = M + Merr と表される。ここで、CerrとMerrとはC成分とM成分
夫々について注目画素に対して誤差拡散された値であ
る。
【0011】図10に示されるように、C、Mの画像形
成に関し、注目画素のC成分とM成分の濃度に従って、
4通りの画像形成制御を行う。 1.(Ct+Mt)の和が閾値(Threshold 1)以下、即
ち、図10の領域(1)に属する場合には、Cインクも
Mインクも用いてドット記録はしない。 2.(Ct+Mt)の和が閾値(Threshold 1)を越えて
おり、かつ、(Ct+Mt)の和が別の閾値(Threshold
2)未満であり、かつ、Ct>Mtである、即ち、図10
の領域(2)に属する場合には、Cインクのみでドット
記録を行う。 3.(Ct+Mt)の和が閾値(Threshold 1)を越えて
おり、かつ、(Ct+Mt)の和が別の閾値(Threshold
2)未満であり、かつ、Ct≦Mtである、即ち、図10
の領域(3)に属する場合には、Mインクのみでドット
記録を行う。 4.(Ct+Mt)の和が別の閾値(Threshold 2)以上
である、即ち、図10の領域(4)に属する場合には、
CインクとMインクとを用いてドット記録を行う。
【0012】なお、ここで、Threshold 1<Threshold 2
である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例のように、完全にC成分によるドットとM成分による
ドットとを排他的に配置して画像形成すると、C成分と
M成分とが50%ずつの原画像の場合、例えば、図11
(a)に示すように、理想的には全画素がCインクによ
るドット或いはMインクによるドットで埋められる事に
なる。この状態で、図11(b)に示すようにCインク
によるドット位置とMインクによるドット位置とが何ら
かの原因で相対的にずれた場合、画像の大部分において
CインクによるドットとMインクによるドットとの重な
り合いが生じた画素(これは青っぽく見える画素にな
る)と何のドットも形成されない白抜け画素が支配的に
なる。
【0014】従って、例えば、インクジェットプリンタ
のキャリッジ走査方向にCインクを吐出するノズルとM
インクを吐出するノズルが並んで配置されている構成の
記録ヘッドを用いて記録を行うと、キャリッジの走査速
度の変動等によってその走査方向の位置に従って、形成
画像が図11(a)或いは図11(b)に示すように周
期的に変動し、白抜け画素の存在確率の変動により、人
間の目には該当する領域の濃度が周期的に変動して見え
る。言いかえると、人間の眼には品質の悪い画像となっ
て現れる。
【0015】これに対して、CインクによるドットとM
インクによるドットとを全く独立に配置して画像形成す
ると、上記と同様にC成分とM成分とが50%ずつの原
画像の場合、例えば、図12(a)に示すように、理想
的には何も記録されない画素、Cインクのみで記録され
る画素、Mインクのみで記録される画素、Cインク及び
Mインクの両方で記録される画素が満遍なく約25%ず
つの存在確率で形成される。
【0016】このようなCインクによるドットとMイン
クによるドットとを独立に配置した場合は、そのドット
形成位置のずれによって、例えば、図12(b)に示す
ように、Cインクのみで記録されるべき画素に隣のMイ
ンクにより記録される画素が重なる場合もあるが、逆
に、CインクとMインクの両方によって記録されるべき
画素がCインク或いはMインクのいずれかでしか記録さ
れなくなる可能性もあり、全体としての濃度の変化はC
インクによるドットとMインクによるドットを完全に排
他的に配置した場合に比べると小さい。
【0017】従って、CインクによるドットとMインク
によるドットとを排他的に配置することはハイライト部
分の粒状感を低減させる効果があるとはいえ、逆に画像
形成の精度との兼ね合いで、場合によっては中間濃度か
ら高濃度領域で画像の一様性を損なう傾向があるという
問題がある。逆にハイライト部にのみ着目すると、元々
十分離れて各々のドットが配置されているので、ドット
位置のずれによる画像品質の劣化は非常に小さく排他的
配置を行う効果の方が大きい。
【0018】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、画像濃度に従って最適な画素配置を行って高品位な
画像を形成することができる画像処理装置及び画像処理
方法を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理装置は、以下のような構成からな
る。
【0020】即ち、複数の濃度成分からなる多値画像デ
ータに誤差拡散処理を施して前記誤差拡散処理の結果を
出力する画像処理装置であって、前記複数の濃度成分の
内、第1の濃度成分の濃度値と第2の濃度成分の濃度値
とを調べる解析手段と、前記解析手段による解析結果に
従って、前記第1及び前記第2の濃度成分の誤差拡散処
理結果を排他的に出力するか、或いは、独立的に出力す
るかを制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前
記第1及び第2の濃度成分のうち少なくとも一方が中高
濃度であれば前記誤差拡散処理結果を独立的に出力し、
前記第1或いは第2の濃度成分の両方が中高濃度でなけ
れば前記誤差拡散処理結果を排他的に出力することを特
徴とする画像処理装置を備える。
【0021】ここで、その解析手段には、前記複数の濃
度成分において第1の濃度成分の濃度値と第2の濃度成
分の濃度値との和を所定の閾値と比較する第1比較手段
と、第1の濃度成分の濃度値と第2の濃度成分の濃度値
との大小関係を比較する第2比較手段を備え、前記制御
手段は、これら第1及び第2比較手段による比較結果に
基づいて、第1の濃度成分、或いは、第2の濃度成分に
基づく誤差拡散による記録を行うよう制御すると良い。
【0022】またさらに、第1の濃度成分の濃度値を前
記所定の閾値と比較する第3比較手段をさらに備え、前
記制御手段が、第3比較手段による比較結果に基づい
て、さらに、第1の濃度成分に基づく誤差拡散による記
録を行うかどうかを決定することが望ましい。
【0023】或いは、第2の濃度成分の濃度値を前記所
定の閾値と比較する第4比較手段をさらに備え、前記制
御手段が、第4比較手段による比較結果に基づいて、さ
らに、第2の濃度成分に基づく誤差拡散による記録を行
うかどうかを決定することが望ましい。
【0024】以上の場合、前記複数の濃度成分は、イエ
ロ成分、マゼンタ成分、シアン成分、及びブラック成分
であり、第1の濃度成分はシアン成分であり、第2の濃
度成分はマゼンタ成分である。
【0025】そして、前記誤差拡散処理によって多値画
像データ各濃度成分毎に2値化処理を行なっても良い
し、或いは、N値化処理(N≧3の正の整数)を行なっ
ても良い。さらに、そのN値化のために、濃度値とN値
化出力値との対応関係を示すテーブルを備えることが望
ましい。このテーブルは、第1及び第2の濃度成分に対
して共通のテーブルであっても良いし、或いは、第1及
び第2の濃度成分に対して別々のテーブルであっても良
い。
【0026】さらに、前記誤差拡散処理の実行結果を入
力して画像形成を行う、例えば、インクジェットプリン
タのような画像形成手段を備えることが望ましい。
【0027】このインクジェットプリンタは熱エネルギ
ーを利用してインクを吐出するインクジェット記録ヘッ
ドを備え、このインクジェット記録ヘッドはインクに与
える熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を備え
ていることが好適である。
【0028】なお、前記中高濃度は最大濃度レベルの略
半分より大きい濃度である。
【0029】また他の発明によれば、複数の濃度成分か
らなる多値画像データに誤差拡散処理を施して前記誤差
拡散処理の結果を出力する画像処理方法であって、前記
複数の濃度成分の内、第1の濃度成分の濃度値と第2の
濃度成分の濃度値とを調べる解析工程と、前記解析工程
における解析結果に従って、前記第1及び前記第2の濃
度成分の誤差拡散処理結果を排他的に出力するか、或い
は、独立的に出力するかを制御する制御工程とを有し、
前記制御工程は、前記第1及び第2の濃度成分のうち少
なくとも一方が中高濃度であれば前記誤差拡散処理結果
を独立的に出力し、前記第1或いは第2の濃度成分の両
方が中高濃度でなければ前記誤差拡散処理結果を排他的
に出力することを特徴とする画像処理方法を備える。
【0030】さらに他の発明によれば、以上の画像処理
方法を実行するプログラムを格納したコンピュータによ
って読取可能な記憶媒体を備える。
【0031】以上の構成により本発明は、複数の濃度成
分からなる多値画像データに誤差拡散処理を施して前記
誤差拡散処理の結果を出力する際に、複数の濃度成分の
内、第1の濃度成分の濃度値と第2の濃度成分の濃度値
とを調べ、その解析結果に従って、第1或いは第2の濃
度成分の両方が中高濃度でなければ第1及び第2の濃度
成分の誤差拡散処理結果を排他的に出力するように、或
いは、第1及び第2の濃度成分のうち少なくとも一方が
中高濃度であれば独立的に出力するように制御する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
好適な実施形態について詳細に説明する。
【0033】[共通実施形態]まず、以下のいくつかの
実施形態において共通に用いられる情報処理システムの
全体概要、ハードウェア構成の概要、ソフトウェア構成
の概要、及び、画像処理の概要について説明する。
【0034】図1は、本発明の共通実施形態に係る情報
処理システムの概略構成を示すブロック図である。
【0035】図1に示されているように、この情報処理
システムは、パソコン等で構成されるホスト装置51
と、プリンタ等で構成される画像出力装置52とを備
え、これらの間が双方向インタフェース53を介して接
続されている。そして、ホスト装置51のメモリには、
本発明を適用したドライバソフトウェア54がロードさ
れている。
【0036】1.ホスト装置51と画像出力装置52の
ハードウェア構成 次に、ホスト装置51と画像出力装置52のハードウェ
ア構成について説明する。
【0037】図2は情報処理システムを構成するホスト
装置51と画像出力装置52のハードウェア構成概要を
示すブロック図である。
【0038】図2に示されているように、ホスト装置5
1は処理部1000とこれに周辺装置を含めてホスト装
置全体を構成している。また、画像出力装置52は、記
録ヘッド3010、記録ヘッド3010を搬送するキャ
リアを駆動するキャリア(CR)モータ3011、用紙
を搬送する搬送モータ3012などの駆動部と、制御回
路部3003とから構成されている。
【0039】ホスト装置51の処理部1000は、制御
プログラムに従ってホスト装置の全体制御を司るMPU
1001、システム構成要素を互いに接続するバス10
02、MPU1001が実行するプログラムやデータ等
を一時記憶するDRAM1003、システムバスとメモ
リバス、MPU1001を接続するブリッジ1004、
例えば、CRTなどの表示装置2001にグラフィック
情報を表示するための制御機能を備えたグラフィックア
ダプタ1005を含んでいる。
【0040】さらに、処理部1000はHDD装置20
02とのインタフェースを司るHDDコントローラ10
06、キーボード2003とのインタフェースを司るキ
ーボードコントローラ1007、IEEE1284規格
に従って画像出力装置52との間の通信を司る、パラレ
ルインタフェースである通信I/F1008を備えてい
る。
【0041】さらに、処理部1000には、グラフィッ
クアダプタ1005を介して操作者にグラフィック情報
等を表示する表示装置2001(この例では、CRT)
が接続されている。更に、プログラムやデータが格納さ
れた大容量記憶装置であるハードディスクドライブ(H
DD)装置2002、キーボード2003が夫々、コン
トローラを介して接続されている。
【0042】一方、画像出力装置52の制御回路部30
03は、制御プログラム実行機能と周辺装置制御機能と
を兼ね備えた、画像出力装置本体52の全体制御を司る
MCU3001、制御回路部内部の各構成要素を接続す
るシステムバス3002、記録データの記録ヘッド30
10への供給、メモリアドレスデコーディング、キャリ
アモータへの制御パルス発生機構等を制御回路として内
部に納めたゲートアレイ(G.A.)を備えている。
【0043】また、制御回路部3003は、MCU30
01が実行する制御プログラムやホスト印刷情報等を格
納するROM3004、各種データ(画像記録情報やヘ
ッドに供給される記録データ等)を保存するDRAM3
005、IEEE1284規格に従いホスト装置51と
の間の通信を司るパラレルインタフェースである通信I
/F3006、ゲートアレイ3003から出力されたヘ
ッド記録信号に基づき、記録ヘッド3010を駆動する
電気信号に変換するヘッドドライバ3007を備えてい
る。
【0044】さらに、制御回路部3003は、ゲートア
レイ3003から出力されるキャリアモータ制御パルス
を実際にキャリア(CR)モータ3011を駆動する電
気信号に変換するCRモータドライバ3008、MCU
3001から出力された搬送モータ制御パルスを、実際
に搬送モータを駆動する電気信号に変換するLFモータ
ドライバ3009を備えている。
【0045】次に画像出力装置52の具体的構成につい
て説明する。
【0046】図3は、画像出力装置52の代表的な実施
形態であるインクジェットプリンタIJRAの構成の概
要を示す外観斜視図である。
【0047】図3において、駆動モータ5013の正逆
回転に連動して駆動力伝達ギア5009〜5011を介
して回転するリードスクリュー5005の螺旋溝500
4に対して係合するキャリッジHCはピン(不図示)を
有し、ガイドレール5003に支持されて矢印a,b方
向を往復移動する。キャリッジHCには、記録ヘッドI
JHとインクタンクITとを内蔵した一体型インクジェ
ットカートリッジIJCが搭載されている。5002は
紙押え板であり、キャリッジHCの移動方向にわたって
記録用紙Pをプラテン5000に対して押圧する。50
07,5008はフォトカプラで、キャリッジのレバー
5006のこの域での存在を確認して、モータ5013
の回転方向切り換え等を行うためのホームポジション検
知器である。5016は記録ヘッドIJHの前面をキャ
ップするキャップ部材5022を支持する部材で、50
15はこのキャップ内を吸引する吸引器で、キャップ内
開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。5
017はクリーニングブレードで、5019はこのブレ
ードを前後方向に移動可能にする部材であり、本体支持
板5018にこれらが支持されている。ブレードは、こ
の形態でなく周知のクリーニングブレードが本例に適用
できることは言うまでもない。又、5021は、吸引回
復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッジと係合
するカム5020の移動に伴って移動し、駆動モータか
らの駆動力がクラッチ切り換え等の公知の伝達機構で移
動制御される。
【0048】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の動作を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0049】なお、上述のように、インクタンクITと
記録ヘッドIJHとは一体的に形成されて交換可能なイ
ンクカートリッジIJCを構成しても良いが、これらイ
ンクタンクITと記録ヘッドIJHとを分離可能に構成
して、インクがなくなったときにインクタンクITだけ
を交換できるようにしても良い。
【0050】また、インクジェットプリンタIJRAの
内部には、図2において言及した制御回路部が内蔵され
ている。
【0051】記録ヘッドIJHは、YMCK各成分の多
値濃度データに基づいて、少なくともイエロ(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの
インクを用いてカラー画像を記録することができる。
【0052】2.ソフトウェア構成の概要及び画像処理
の概要 図4は、上述した情報処理システムで用いられるソフト
ウェアの構造を示すブロック図である。
【0053】図4から分かるように、画像出力装置52
に対して記録データを出力するためには、ホスト装置5
2において、階層構造をしたアプリケーションソフトウ
ェアとオペレーティングシステムとドライバソフトの3
つが互いに連携して画像処理を行う。
【0054】この実施形態では、画像出力装置夫々に個
別に依存する部分は、装置固有描画機能31−1、31
−2、……、31−nが扱い、画像処理装置の個別の実
装に依存するプログラム部品を共通的に処理を行なうこ
とができるプログラムと分離し、かつドライバソフトウ
ェアの根幹処理部分を個別の画像出力装置から独立した
構造にしている。
【0055】量子化量に変換された線分割化画像は、色
特性変換33や中間調処理(ハーフトーニング)34な
どの画像処理が施され、さらにプリントコマンド生成3
5において、データ圧縮/コマンドを付加した上で作成
されたデータをOS(オペレーティングシステム)に用
意されたスプーラ22を通じて画像出力装置52へ渡す
ことになる。
【0056】図4に示すように、アプリケーションソフ
トウェアの階層には、アプリケーションソフトウェア1
1が設けられ、OS(オペレーティングシステム)の階
層には、アプリケーションソフトウェア11からの描画
命令を受け取る描画処理インタフェース21と生成した
画像データをインクジェットプリンタ等の画像出力装置
52へ渡すスプーラ22とが設けられている。
【0057】そして、ドライバソフトウェアの階層に
は、画像出力装置固有の表現形式が記憶された装置固有
描画機能31−1、31−2、……、31−nと、OS
からの線分割化画像情報を受け取りドライバ内部の表色
系からデバイス固有の表色系への変換を行う色特性変換
部33と、デバイスの各画素の状態を表す量子化量への
変換を行うハーフトーニング部34と、ハーフトーニン
グが施された画像データを画像出力装置52へのコマン
ドを付加してスプーラ22に出力するプリントコマンド
生成部35とが設けられている。
【0058】次に、図4と共に図5の画像処理概要を示
すフローチャートを参照して、アプリケーションソフト
ウェアが画像出力装置52へ画像を出力する場合につい
て、具体的に説明する。
【0059】アプリケーションソフトウェア11が画像
出力装置52へ画像を出力する場合は、まず、アプリケ
ーションソフトウェア11がOSの描画処理インタフェ
ース21を通じて、文字・線分・図形・ビットマップな
どの描画命令を発行する(ステップS1)。
【0060】画面/紙面を構成する描画命令が完結する
と(ステップS2)、OSは、ドライバソフトウェア内
部の装置固有描画機能31−1,31−2,…,31−
nを呼び出しつつ、各描画命令を、OSの内部形式から
装置固有の表現形式(各描画単位を線分割化したもの)
に変換し(ステップS3)、しかる後に画面/紙面を線
分割化した画像情報としてドライバソフトウェアへ渡す
(ステップS4)。
【0061】ドライバソフトウェア内部では、色特性変
換部33によってデバイスの色特性を補正すると共に、
ドライバソフトウェア内部の表色系からデバイス固有の
表色系への変換を行い(ステップS5)、さらにハーフ
トーニング部34によってデバイスの各画素の状態を表
す量子化量への変換(ハーフトーニング)を行う(ステ
ップS6)。なお、ここでの量子化量への変換とは、画
像出力装置52の処理するデータの形態に対応し、例え
ば、画像出力装置による記録が2値データに基づき行わ
れる場合は、2値化し、画像出力装置による記録が多値
データ(濃淡インクによる記録、大小インクによる記録
を行うため)に基づき行われる場合は、多値化されるこ
とである。
【0062】このハーフトーニングについての詳細は、
後述する各実施形態において説明する。
【0063】プリントコマンド生成モジュール35は、
いずれも量子化(2値化、多値化)された画像データを
受け取る(ステップS7)。プリントコマンド生成モジ
ュール35は、量子化された画像情報を相異なる方法に
て画像出力装置の特性に合わせて加工する。更にこのモ
ジュールともにデータ圧縮、コマンドヘッダの付加を行
う(ステップS8)。
【0064】その後、プリントコマンド生成モジュール
35は、OS内部に設けられたスプーラ22に生成した
データを受け渡し(ステップS9)、画像出力装置52
へのデータ出力を行う(ステップS10)。
【0065】なお、この実施形態では、図5のフローチ
ャートに従ったプログラムをホスト装置51内の記憶装
置に格納し動作することにより、上述の制御方法を実現
させることが可能となる。
【0066】以上のように、ドライバソフトウェアの根
幹処理部分を個別の画像出力装置から独立した構造にし
ているので、ドライバソフトウェアと画像出力装置間の
データ処理の分担を、ドライバソフトウェアの構成を損
なうことなく柔軟に変更することが可能になり、ソフト
ウェアの保守及び管理面で有利となる。
【0067】次に、以上説明した共通実施形態に従うシ
ステムを用いたいくつかの実施形態について説明する。
以下の各実施形態では、ハーフトーニング部34によっ
て実行される誤差拡散処理の詳細について説明する。
【0068】なお、以下に説明する誤差拡散処理は、各
画素がイエロ(Y)成分、マゼンタ(M)成分、シアン
(C)成分、ブラック(K)成分からなる濃度データで
あり、各成分は8ビット(256階調表現)で構成され
る多値の画像データを用いることとする。
【0069】[第1実施形態]ここでは、従来例とは異な
り、濃度値に従って各濃度成分による画素の配置を調整
することが可能な誤差拡散処理について説明する。この
実施形態に従う誤差拡散処理の対象となるのは、C成分
とM成分の多値画像データである。
【0070】この実施形態では、誤差拡散処理によって
多値濃度データを2値化する場合を扱う。
【0071】図6はこの実施形態に従う画像形成制御に
ついて示すフローチャートである。
【0072】以下、このフローチャートを参照してこの
実施形態の特徴を説明する。
【0073】まず、ステップS10では従来例のように
注目画素のC成分とM成分夫々の濃度値Ct、Mtを求め
る。次に、ステップS20では、求められたM成分の濃
度値MtとC成分の濃度値Ctとの和が閾値で用いる濃度
値127より大きいかどうかを調べる。ここで、Ct+
Mt>127であれば、処理はステップS30に進み、
さらに、M成分の濃度値MtとC成分の濃度値Ctとの大
小関係を調べる。
【0074】ここで、Ct>Mtであれば、処理はステッ
プS40に進み、Cインクで記録を行うように設定す
る。さらに、処理はステップS50において、M成分の
濃度値Mtが閾値127より大きいかどうかを調べる。
ここで、Mt>127であれば、処理はステップS70
に進み、Mインクで記録を行うように設定する。その
後、処理を終了する。これに対して、Mt≦127であ
ればステップS70をスキップして処理はそのまま終了
する。
【0075】さて、ステップS30において、Ct≦Mt
であれば、処理はステップS80に進み、Mインクで記
録を行うように設定する。さらに、処理はステップS9
0において、C成分の濃度値Ctが閾値127より大き
いかどうかを調べる。ここで、Ct>127であれば、
処理はステップS100に進み、Cインクで記録を行う
ように設定する。その後、処理を終了する。これに対し
て、Ct≦127であればステップS100をスキップ
して処理はそのまま終了する。
【0076】また、ステップS20において、Ct+Mt
≦127であれば、処理はそのまま終了する。
【0077】図7は、図6に示した処理のC成分とM成
分とに関する閾値条件を図示したものである。
【0078】以上のような処理をまとめると、M成分の
濃度値MtとC成分の濃度値Ctとに従って次のようなド
ット配置がなされる。
【0079】(1)Ct+Mt≦127 (C成分もM成分も低濃度領域→図7の領域(a)に対
応) CインクでもMインクでもドットを記録しない。
【0080】(2)Ct+Mt>127かつCt>Mtかつ
Mt>127 (C、M成分ともに中〜高濃度領域→図7の領域(d)
に対応) CインクとMインクの両方でドットを記録する(重ね合
わせ記録)。
【0081】(3)Ct+Mt>127かつCt>Mtかつ
Mt≦127 (C成分のみが中〜高濃度領域→図7の領域(b)に対
応) Cインクのみでドットを記録する(排他的記録)。
【0082】(4)Ct+Mt>127かつCt≦Mtかつ
Ct>127 (C、M成分ともに中〜高濃度領域→図7の領域(d)
に対応) CインクとMインクの両方でドットを記録する(重ね合
わせ記録)。
【0083】(5)Ct+Mt>127かつCt≦Mtかつ
Ct≦127 (M成分のみが中〜高濃度領域→図7の領域(c)に対
応) Mインクのみでドットを記録する(排他的記録)。
【0084】従って以上説明した実施形態に従えば、一
つの濃度成分のみ十分に濃度が高い場合にはその色成分
に関しては他の色成分によらずに記録画素を形成するの
で、中〜高濃度領域での記録でC成分とM成分との記録
独立性が高まるので、中濃度以上での画像一様性を維持
する事が出来る。
【0085】[第2実施形態]第1実施形態では誤差拡散
処理によって多値濃度データを2値化する場合を扱った
が、この実施形態では、誤差拡散処理によって多値濃度
データを3値化する場合を扱う。
【0086】図8はこの実施形態に従う画像形成制御に
ついて示すフローチャートである。
【0087】以下、このフローチャートを参照してこの
実施形態の特徴を説明する。
【0088】まず、ステップS110では従来例のよう
に注目画素のC成分とM成分夫々の濃度値Ct、Mtを求
める。次に、ステップS120では、求められたM成分
の濃度値MtとC成分の濃度値Ctとの和を閾値(Thresh
old)と比較する。ここで、Ct+Mt>Thresholdであれ
ば処理はステップS130に進み、Ct+Mt≦Threshol
dであれば処理はステップS160に進む。
【0089】ステップS130では、M成分の濃度値M
tとC成分の濃度値Ctとの大小関係を調べる。ここで、
Ct>Mtであれば、処理はステップS140に進み、C
成分とM成分の誤差拡散処理による出力値を決定する。
【0090】即ち、表1に示すC成分とM成分に対して
共通の多値化テーブルを参照して、まず、C成分の出力
値(Cout)として、1とf(Ct)(濃度値Ctの値を
関数とする多値化テーブル)の値の内、何れか大きい方
を選ぶ。例えば、f(Ct)が“0”ならば、Cout=1
となり、f(Ct)が“1”ならばCout=1となり、f
(Ct)が“2”ならば、Cout=2となる。
【0091】また、M成分の出力値(Mout)として、
濃度値Mtに対応する値を表1の多値化テーブルを参照
し、Mout=g(Mt)(濃度値Mtの値を関数とする多
値化テーブル)のように決定する。
【0092】
【表1】 また、Ct≦Mtであれば、処理はステップS150に進
み、表1に示すC成分とM成分に対して共通の多値化テ
ーブルを参照して、C成分とM成分の誤差拡散処理によ
る出力値を決定する。
【0093】即ち、C成分の出力値(Cout)として、
濃度値Ctに対応する値を表1の多値化テーブルを参照
し、Cout=f(Ct)のように決定し、M成分の出力値
(Mout)として、1とg(Mt)(濃度値Mtの値を関
数とする多値化テーブル)の値の内、何れか大きい方を
選ぶ。
【0094】さらに、ステップS160において、表1
に示すC成分とM成分に対して共通の多値化テーブルを
参照して、C成分の出力値(Cout)として、濃度値Ct
に対応する値を表1の多値化テーブルを参照し、Cout
=f(Ct)のように、M成分の出力値(Mout)とし
て、濃度値Mtに対応する値を表1の多値化テーブルを
参照し、Mout=g(Mt)のように決定する。
【0095】ステップS140、S150、或いはS1
60の後、処理は終了する。
【0096】なお、この実施形態では、閾値(Threshol
d)として“85”を用いる。
【0097】図9は、図8に示した処理のC成分とM成
分とに関する閾値条件を図示したものである。
【0098】また、この実施形態では、説明の簡略化の
ため、多値化テーブルf(Ct)及びg(Mt)を共通化
したが、必ずしも同じテーブルを用いる必要は無く、別
々のテーブルを用いて良いことは言うまでもない。
【0099】また、表1は濃度値が0〜255だけのテ
ーブルとなっているが、実際の濃度値Ct及びMtは誤差
の累積を含めると、多値化手段や誤差拡散の誤差振りま
き手法等の条件によって異なるが、最大で−128〜+
383程度の濃度変動幅を持つ場合が有るので、本発明
が表1に示された値によって限定されるものではないこ
とは言うまでもない。この実施形態では説明の簡略化の
ため記していないが、実際には未表記のCt(Mt)が
“0”以下のテーブル部分についてはCt(Mt)=0の
多値化テーブルの値と同じ値を設定し、Ct(Mt)が
“255”以上のテーブル部分についてはCt(Mt)=
255の多値化テーブル値と同じ値を設定すると良い。
【0100】なお、この実施形態では、3値化のみを扱
ったが、画像出力装置であるインクジェットプリンタが
ドロップ変調と同色系の濃度の異なるインク(例えば、
淡シアンインク、濃シアンインク、淡マゼンタインク、
濃マゼンタインク)を用いることによって4値化や5値
化などに対応可能である場合には、4値化、5値化など
の多値の誤差拡散処理を行なうための閾値テーブルを作
成しても良いことは言うまでもない。
【0101】従って以上説明した実施形態に従えば、多
値画像データをn値化する場合でも所定の形式の多値化
テーブルを用いて処理を行なうので、閾値条件が複雑で
も、処理を複雑にすることなく容易に行うことができ、
また処理が簡単であるゆえに複雑な閾値条件処理も高速
に行うことができる。
【0102】さて、以上の実施形態においては、記録ヘ
ッドから吐出される液滴はインクであるとして説明し、
さらにインクタンクに収容される液体はインクであると
して説明したが、その収容物はインクに限定されるもの
ではない。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高めた
り、その画像品質を高めたりするために記録媒体に対し
て吐出される処理液のようなものがインクタンクに収容
されていても良い。
【0103】以上の実施形態は、特にインクジェット記
録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用され
るエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例え
ば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギ
ーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いるこ
とにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
【0104】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0105】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0106】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0107】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0108】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0109】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0110】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0111】以上説明した実施の形態においては、イン
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。
【0112】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0113】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0114】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0115】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0116】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の濃度成分からなる多値画像データに誤差拡散処理を
施して前記誤差拡散処理の結果を出力する際に、複数の
濃度成分の内、第1の濃度成分の濃度値と第2の濃度成
分の濃度値とを調べ、その解析結果に従って、第1或い
は第2の濃度成分の両方が中高濃度でなければ第1及び
第2の濃度成分の誤差拡散処理結果を排他的に出力する
ように、或いは、第1及び第2の濃度成分のうち少なく
とも一方が中高濃度であれば独立的に出力するように制
御するので、画像のハイライトから中濃度部分の粒状感
を低減させるとともに、中間濃度から高濃度領域で画像
の一様性を保持し、高品位な画像を形成することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の共通実施形態に係る情報処理システム
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】情報処理システムを構成するホスト装置51と
画像出力装置52のハードウェア構成概要を示すブロッ
ク図である。
【図3】画像出力装置52の代表的な実施形態であるイ
ンクジェットプリンタIJRAの構成の概要を示す外観
斜視図である。
【図4】情報処理システムで用いられるソフトウェアの
構造を示すブロック図である。
【図5】画像処理概要を示すフローチャートである。
【図6】第1実施形態に従う画像形成制御について示す
フローチャートである。
【図7】第1実施形態で用いる閾値条件を示す図であ
る。
【図8】第2実施形態に従う画像形成制御について示す
フローチャートである。
【図9】第2実施形態で用いる閾値条件を示す図であ
る。
【図10】従来のインクジェット方式に従う画像形成制
御を示す図である。
【図11】C成分とM成分とを排他的に配置して画像形
成を行う様子を示す図である。
【図12】C成分とM成分とを独立的に配置して画像形
成を行う様子を示す図である。
【符号の説明】
11 アプリケーションソフトウェア 21 描画処理インタフェース 22 スプーラ 31−1、31−2、……、31−n 装置固有描画機
能 33 色特性変換 34 中間調処理(ハーフトーニング) 35 プリントコマンド生成 51 ホスト装置 52 画像出力装置 53 双方向インタフェース 54 ドライバソフトウェア 1000 処理部 1001 MPU 1002 バス 1003 DRAM 1004 ブリッジ 1005 グラフィックアダプタ 1006 HDDコントローラ 1007 キーボードコントローラ 1008 通信I/F 2001 表示装置 2002 HDD装置 2003 キーボード 3001 MCU 3003 制御回路部 3004 ROM 3005 DRAM 3006 通信I/F 3007 ヘッドドライバ 3008 CRモータドライバ 3009 LFモータドライバ 3010 記録ヘッド 3011 キャリア(CR)モータ 3012 搬送モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/405 H04N 1/40 B 1/46 1/46 Z Fターム(参考) 2C056 EA04 ED05 FA03 2C262 AA02 AA24 AB13 BB03 BB08 BB15 BB22 BC01 BC07 DA06 EA04 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC02 CE14 5C077 LL19 MP08 NN11 PP33 PP37 PP54 PQ08 PQ20 SS02 TT05 5C079 HB03 KA12 LA12 LA31 LA33 LA34 LC09 NA01 PA03

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の濃度成分からなる多値画像データ
    に誤差拡散処理を施して前記誤差拡散処理の結果を出力
    する画像処理装置であって、 前記複数の濃度成分の内、第1の濃度成分の濃度値と第
    2の濃度成分の濃度値とを調べる解析手段と、 前記解析手段による解析結果に従って、前記第1及び前
    記第2の濃度成分の誤差拡散処理結果を排他的に出力す
    るか、或いは、独立的に出力するかを制御する制御手段
    とを有し、 前記制御手段は、前記第1及び第2の濃度成分のうち少
    なくとも一方が中高濃度であれば前記誤差拡散処理結果
    を独立的に出力し、前記第1或いは第2の濃度成分の両
    方が中高濃度でなければ前記誤差拡散処理結果を排他的
    に出力することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記解析手段は、 前記複数の濃度成分において第1の濃度成分の濃度値と
    第2の濃度成分の濃度値との和を所定の閾値と比較する
    第1比較手段と、 前記第1の濃度成分の濃度値と前記第2の濃度成分の濃
    度値との大小関係を比較する第2比較手段を含み、 前記制御手段は、前記第1及び第2比較手段による比較
    結果に基づいて、前記第1の濃度成分、或いは、前記第
    2の濃度成分に基づく誤差拡散による記録を行うよう制
    御することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の濃度成分の濃度値を前記所定
    の閾値と比較する第3比較手段をさらに有し、 前記制御手段は、前記第3比較手段による比較結果に基
    づいて、さらに、前記第1の濃度成分に基づく誤差拡散
    による記録を行うかどうかを決定することを特徴とする
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の濃度成分の濃度値を前記所定
    の閾値と比較する第4比較手段をさらに有し、 前記制御手段は、前記第4比較手段による比較結果に基
    づいて、さらに、前記第2の濃度成分に基づく誤差拡散
    による記録を行うかどうかを決定することを特徴とする
    請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の濃度成分は、イエロ成分、マ
    ゼンタ成分、シアン成分、及びブラック成分であり、 前記第1の濃度成分はシアン成分であり、 前記第2の濃度成分はマゼンタ成分であることを特徴と
    する請求項1乃至4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記誤差拡散処理によって前記多値画像
    データ各濃度成分毎に2値化することを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記誤差拡散処理によって前記多値画像
    データ各濃度成分毎にN値化することを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記Nは3以上の正の整数であることを
    特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記N値化のために、濃度値とN値化出
    力値との対応関係を示すテーブルをさらに有することを
    特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記テーブルは、前記第1及び第2の
    濃度成分に対して共通のテーブルであることを特徴とす
    る請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記テーブルは、前記第1及び第2の
    濃度成分に対して別々のテーブルであることを特徴とす
    る請求項9に記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記誤差拡散処理の実行結果を入力し
    て画像形成を行う画像形成手段をさらに有することを特
    徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の画像処理
    装置。
  13. 【請求項13】 前記画像形成手段は、インクジェット
    プリンタであることを特徴とする請求項12に記載の画
    像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記インクジェットプリンタは熱エネ
    ルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記録
    ヘッドを備え、 前記インクジェット記録ヘッドはインクに与える熱エネ
    ルギーを発生するための電気熱変換体を備えていること
    を特徴とする請求項13に記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記中高濃度は最大濃度レベルの略半
    分より大きい濃度であることを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 複数の濃度成分からなる多値画像デー
    タに誤差拡散処理を施して前記誤差拡散処理の結果を出
    力する画像処理方法であって、 前記複数の濃度成分の内、第1の濃度成分の濃度値と第
    2の濃度成分の濃度値とを調べる解析工程と、 前記解析工程における解析結果に従って、前記第1及び
    前記第2の濃度成分の誤差拡散処理結果を排他的に出力
    するか、或いは、独立的に出力するかを制御する制御工
    程とを有し、 前記制御工程は、前記第1及び第2の濃度成分のうち少
    なくとも一方が中高濃度であれば前記誤差拡散処理結果
    を独立的に出力し、前記第1或いは第2の濃度成分の両
    方が中高濃度でなければ前記誤差拡散処理結果を排他的
    に出力することを特徴とする画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記解析工程は、 前記複数の濃度成分において第1の濃度成分の濃度値と
    第2の濃度成分の濃度値との和を所定の閾値と比較する
    第1比較工程と、 前記第1の濃度成分の濃度値と前記第2の濃度成分の濃
    度値との大小関係を比較する第2比較工程を含み、 前記制御工程では、前記第1及び第2比較工程における
    比較結果に基づいて、前記第1の濃度成分、或いは、前
    記第2の濃度成分に基づく誤差拡散による記録を行うよ
    う制御することを特徴とする請求項16に記載の画像処
    理方法。
  18. 【請求項18】 前記第1の濃度成分の濃度値を前記所
    定の閾値と比較する第4比較工程をさらに有し、 前記制御工程では、前記第3比較工程による比較結果に
    基づいて、さらに、前記第1の濃度成分に基づく誤差拡
    散による記録を行うかどうかを決定することを特徴とす
    る請求項17に記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 前記第2の濃度成分の濃度値を前記所
    定の閾値と比較する第4比較工程をさらに有し、 前記制御工程では、前記第4比較工程における比較結果
    に基づいて、さらに、前記第2の濃度成分に基づく誤差
    拡散による記録を行うかどうかを決定することを特徴と
    する請求項17に記載の画像処理方法。
  20. 【請求項20】 前記複数の濃度成分は、イエロ成分、
    マゼンタ成分、シアン成分、及びブラック成分であり、 前記第1の濃度成分はシアン成分であり、 前記第2の濃度成分はマゼンタ成分であることを特徴と
    する請求項16乃至19のいずれかに記載の画像処理方
    法。
  21. 【請求項21】 前記誤差拡散処理によって前記多値画
    像データ各濃度成分毎に2値化することを特徴とする請
    求項16乃至20のいずれかに記載の画像処理方法。
  22. 【請求項22】 前記誤差拡散処理によって前記多値画
    像データ各濃度成分毎にN値化することを特徴とする請
    求項16乃至20のいずれかに記載の画像処理方法。
  23. 【請求項23】 前記Nは3以上の正の整数であること
    を特徴とする請求項22に記載の画像処理方法。
  24. 【請求項24】 前記中高濃度は最大濃度レベルの略半
    分より大きい濃度であることを特徴とする請求項16に
    記載の画像処理方法。
  25. 【請求項25】 請求項16乃至24のいずれかに記載
    の画像処理方法を実行するプログラムを格納したコンピ
    ュータ装置読み取り可能な記憶媒体。
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