JP2002170570A - 蓄電池用格子体の製造方法 - Google Patents

蓄電池用格子体の製造方法

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JP2002170570A
JP2002170570A JP2000367481A JP2000367481A JP2002170570A JP 2002170570 A JP2002170570 A JP 2002170570A JP 2000367481 A JP2000367481 A JP 2000367481A JP 2000367481 A JP2000367481 A JP 2000367481A JP 2002170570 A JP2002170570 A JP 2002170570A
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Takahide Nakayama
恭秀 中山
Sawashi Takahashi
さわ子 高橋
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Yuasa Corp
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Yuasa Corp
Yuasa Battery Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属シートを加工してエキスパンド格子体や
打ち抜き格子体を作製する方法において、耳部や親骨以
外の格子骨(格子部)が活物質内に埋没する格子体を簡
単に製造できる方法を提供する。 【構成】 本発明は、帯状の薄い部分3とそれよりも厚
い部分1,2とに形成された金属シートを基材5とし、
該基材5の薄い部分3に切り目を入れて展開するか打ち
抜いて格子部となし、前記厚い部分1,2を打ち抜き耳
部8および親骨部9,10とすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄電池用ペースト
式極板に用いる格子体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蓄電池用格子体には、一般に図5に示す
ようなものがある。この格子体100は、耳部11と親
骨部12,13と格子部14とからなり、格子部14が
網目状に形成され、この格子部14の上下に帯状の親骨
部12,13を有する。耳部11は、上部の親骨部12
と一体に形成され、この親骨部12から上方に突出した
ものである。このような格子体100は、従来、次のよ
うにして製造されていた。すなわち、圧延により作製し
た厚みが均一な金属合金シートの中央部に切れ目を入
れ、エキスパンダーによって網目状に展開するか、ある
いは前記中央部を網目状に打ち抜いて格子部を形成し、
前記シートの側部(あるいは上下)を打ち抜き耳部や親
骨部を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に鉛蓄電池では、
前記格子体、特にその格子部の腐食により、早期に放電
容量が低下する場合があった。この原因は、格子部が充
分に活物質に覆われずに電解液に触れると、その触れた
部分の格子部に硫酸鉛層ができ、導電性が保たれなくな
るためである。そのため、前記格子部が活物質に十分埋
没するように極板を形成する必要がある。鋳造格子体を
用いた極板では、格子部が活物質に充分埋没するよう
に、活物質を格子部に塗着することができるが、従来の
技術で述べた方法で作製されたエキスパンド格子体や打
ち抜き格子体では、格子部のノード部(骨と骨の交点の
部分)が刻み幅の2倍の厚さ(斜め方向の厚さ)になる
ため一般に親骨部の厚さ以上となり、格子部を活物質に
埋設することが困難であった。
【0004】格子部の厚さが耳部と親骨部の厚さと同じ
かそれ以上であると、格子部が活物質から露出しないよ
う極板を形成するのが困難である。このような問題を解
消するため、例えば、格子部のみをプレスして、その厚
さを耳部や親骨部より薄くする方法があるが、この方法
によると、格子部の骨の形状が変形し、所定の大きさの
格子体が得られにくいなどの不具合があった。
【0005】上記のように、格子体にエキスパンド格子
体や打ち抜き格子体を用いた場合には、図4に示すよう
に、集電体の格子部の骨14aが活物質15に十分埋没
するようにペーストを練塗する事が困難であり、格子骨
14aが露出する、あるいは露出しないまでも活物質1
5を薄くしか塗布できない。このような状態で電池を組
み立てると、格子骨14aが直接電解液に触れる、又は
電解液に近い為、上記したように、早期に容量が低下す
る。
【0006】本発明は、上記問題を解決する為になされ
たものであって、その目的とするところは、金属シート
を加工しエキスパンド格子体や打ち抜き格子体のような
集電体に用いた場合において、電池の早期放電容量低下
を防止し、サイクル寿命特性を改善するために、格子部
を活物質中に十分埋没せしめることができる、蓄電池用
格子体の製造方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決する為、帯状の薄い部分とそれよりも厚い部分とに形
成された金属シートを基材とし、該基材の薄い部分に切
り目を入れて展開するか打ち抜いて格子部となし、前記
厚い部分を打ち抜き耳部および親骨部とすることを特徴
とする蓄電池用格子体の製造方法である。
【0008】この格子体の格子部に耳部または親骨部と
略同一の厚さになるようにペースト状活物質を充填すれ
ば、格子部が活物質から露出することがなく、前記問題
点を解決できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0010】本実施形態では、鉛電池に用いる格子体の
製造方法を例に挙げて説明する。Pb-Ca系合金を加
熱し、シートの断面形状に対応する開口部の形状を有し
た金型を用いて、前記Pb-Ca系合金を押出し成型し
て図1に示すような、薄い部分3とそれより厚い部分
1,2が交互に帯状に延びるシート5を作製した。この
シートを基材として図2のように薄い部分3に切り刃付
ドラムによる機械的加工により多数の細長い切り目4を
入れ矢印方向に展開して格子部7を形成した。
【0011】次に、カッターにより該基材を格子体の所
定の大きさに打ち抜く。この時、中央の厚い部分1に耳
部8と上部親骨部9を形成し、両端の厚い部分2に下部
親骨部10を形成する(図5参照)。なお、6はシート
送りによるキズである。
【0012】次に、このようにして得られた格子体を用
い、練塗、乾燥、熟成工程を経て、図3に示す極板を作
製する。
【0013】このように、本発明によれば、シート厚が
2種以上の格子体を容易に作製することができ、格子部
(格子骨7a)を活物質12に十分埋没させた極板101
を製造することができる。
【0014】上記実施形態では、ロータリー式エキスパ
ンド格子体について説明しているが、シートを加工して
なる格子体であればよく、実施形態のロータリー式エキ
スパンド格子体、シートをダイによる刻み加工によって
格子状に展開するレシプロ方式エキスパンド格子体、打
ち抜き加工によって作製する打ち抜き格子体等でもよ
く、格子部の製造方法は限定されない。
【0015】本発明は、集電体に用いるシートの作製方
法が押出し成型であればよく、押出し成型後にプレスな
どを掛けるなどするとさらに格子の耐食性が上がるなど
の利点があり、実施形態に限定されることなく、シート
の押出し成型後他の工程を行っても本発明の主旨を逸脱
するものではない。
【0016】また、本発明は、シートのサイズは限定さ
れるものではなく、押出し成形の型の調整により、シー
トサイズは自由に変更することができる。また、上記実
施形態ではシートをPb-Ca系合金で作製している
が、シート合金は実施形態に限定されない。
【0017】さらに、本実施形態では、鉛蓄電池に用い
る格子体の製造方法について説明しているが、金属シー
トを集電体に用いて格子体を作製すればよいのであっ
て、電池の種類は限定されるものではない。
【0018】
【発明の効果】上記した如く、本発明は従来の製造方法
と異なり、集電体に用いるシートを押出し成型により2
種類以上の厚みで構成されたものとし、このシートの薄
い部分を格子部に加工することにより、格子部を十分活
物質に埋没させた極板にすることができ、蓄電池の早期
容量低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るエキスパンド格子体に
用いる基材(シート)の斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係るエキスパンド格子体に
用いる基材(シート)に切り目を入れた斜視図である。
【図3】本発明に係る格子体を用いて作製した極板の断
面図である。
【図4】従来のエキスパンド格子体を用いて作製した極
板の断面図である。
【図5】従来及び本発明のエキスパンド格子体の正面図
である。
【符号の説明】
1、2 基材(シート)の厚い部分 3 基材の薄い部分 4 切り目 5 基材(シート) 7 格子部 8 耳部 9、10 親骨部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の薄い部分とそれよりも厚い部分と
    に形成された金属シートを基材とし、該基材の薄い部分
    に切り目を入れて展開するか打ち抜いて格子部となし、
    前記厚い部分を打ち抜き耳部および親骨部とすることを
    特徴とする蓄電池用格子体の製造方法。
JP2000367481A 2000-12-01 2000-12-01 蓄電池用格子体の製造方法 Withdrawn JP2002170570A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104412428A (zh) * 2012-03-22 2015-03-11 江森自控汽车电池有限责任公司 制造用于铅酸电池的电极

Cited By (4)

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CN104412428A (zh) * 2012-03-22 2015-03-11 江森自控汽车电池有限责任公司 制造用于铅酸电池的电极
EP2828913B1 (de) * 2012-03-22 2019-01-16 Johnson Controls Autobatterie GmbH & Co. KGaA Herstellung von elektroden für bleiakkumulatoren
US10418623B2 (en) 2012-03-22 2019-09-17 Johnson Controls Autobatterie Gmbh & Co. Kgaa Producing electrodes for lead-acid batteries
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