JP2002170496A - 液晶表示装置のバックライト用直流型プラズマディスプレイパネル - Google Patents
液晶表示装置のバックライト用直流型プラズマディスプレイパネルInfo
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高輝度を実現できるバックライト用直流型プ
ラズマディスプレイパネルを提供する。 【解決手段】 上部面端部に第１溝２１を設け、上部面
端部と下部面を被覆する第１酸化膜２２が形成された背
面基板２０と、下部面端部に第１溝と対応する第２溝３
１を設け、下部面端部と上部面端部を被覆する第２酸化
膜３２を形成、かつ内部に複数個の孔Ｈを設け、背面基
板上部から離隔配置されたアノード電極板３０と、第１
溝と第２溝に嵌着され、背面基板とアノード電極板を封
合し、外側面上に第３酸化膜４１が形成された封合フレ
ーム４０と、アノード電極板上部から離隔配置された前
面基板５０と、アノード電極板と前面基板との間に介在
し間隔を維持する複数個のスペーサ６０と、アノード電
極板と前面基板の端部を密封するシール材６１と、背面
基板、アノード電極板、前面基板間の各々の空間に封入
された放電ガスとを含む。
ラズマディスプレイパネルを提供する。 【解決手段】 上部面端部に第１溝２１を設け、上部面
端部と下部面を被覆する第１酸化膜２２が形成された背
面基板２０と、下部面端部に第１溝と対応する第２溝３
１を設け、下部面端部と上部面端部を被覆する第２酸化
膜３２を形成、かつ内部に複数個の孔Ｈを設け、背面基
板上部から離隔配置されたアノード電極板３０と、第１
溝と第２溝に嵌着され、背面基板とアノード電極板を封
合し、外側面上に第３酸化膜４１が形成された封合フレ
ーム４０と、アノード電極板上部から離隔配置された前
面基板５０と、アノード電極板と前面基板との間に介在
し間隔を維持する複数個のスペーサ６０と、アノード電
極板と前面基板の端部を密封するシール材６１と、背面
基板、アノード電極板、前面基板間の各々の空間に封入
された放電ガスとを含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に関
し、より詳しくは、水銀による環境汚染を回避でき、且
つ高輝度を実現できるバックライト用直流型プラズマデ
ィスプレイパネルに関する。
し、より詳しくは、水銀による環境汚染を回避でき、且
つ高輝度を実現できるバックライト用直流型プラズマデ
ィスプレイパネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】液晶表示装置は、画像表示装置の１つ
で、代表的な画像表示装置であるＣＲＴと比べて軽量、
薄形及び低消費電力を実現することができる。これによ
り、液晶表示装置は、ＣＲＴの代わりに各種情報機器の
端末機やビデオ機器などに用いられている。また、最近
液晶表示装置は、広い視野角を確保しつつ、色ずれのよ
うな現象を防止することができるようになり、ＣＲＴに
匹敵する高画質を達成している。そこで、ノットブック
ＰＣ及びデスクトップ用モニタ市場で大きく注目されて
おり、ひいてはＴＶまでにその利用範囲を広げている。
で、代表的な画像表示装置であるＣＲＴと比べて軽量、
薄形及び低消費電力を実現することができる。これによ
り、液晶表示装置は、ＣＲＴの代わりに各種情報機器の
端末機やビデオ機器などに用いられている。また、最近
液晶表示装置は、広い視野角を確保しつつ、色ずれのよ
うな現象を防止することができるようになり、ＣＲＴに
匹敵する高画質を達成している。そこで、ノットブック
ＰＣ及びデスクトップ用モニタ市場で大きく注目されて
おり、ひいてはＴＶまでにその利用範囲を広げている。
【０００３】この種の液晶表示装置は、ＣＲＴとは異な
り、自ずから光を発しないため、別の光源を必要とす
る。従って、液晶表示装置に、表示部品である液晶パネ
ル以外に光源としてバッグライトユニットを備える。バ
ックライトユニットは、実質的な光源であるランプ、導
光板及び複数個の光学板を含む、ここで、前記ランプと
しては主に蛍光ランプが用いられる。
り、自ずから光を発しないため、別の光源を必要とす
る。従って、液晶表示装置に、表示部品である液晶パネ
ル以外に光源としてバッグライトユニットを備える。バ
ックライトユニットは、実質的な光源であるランプ、導
光板及び複数個の光学板を含む、ここで、前記ランプと
しては主に蛍光ランプが用いられる。
【０００４】しかしながら、蛍光ランプは、水銀を用い
た発光器具であるから、環境汚染の観点から今後その使
用に制約があると予想される。また、蛍光ランプから出
る光の均一度の向上、すなわち輝度向上のため備えられ
る導光板は、所定の厚みを維持しなければならないの
で、液晶表示装置の薄形化に阻害要素として作用する。
つまり、前記蛍光ランプ及び導光板を含む従来のバック
ライトユニットは、今後の液晶表示装置に光源として利
用することが困難である。
た発光器具であるから、環境汚染の観点から今後その使
用に制約があると予想される。また、蛍光ランプから出
る光の均一度の向上、すなわち輝度向上のため備えられ
る導光板は、所定の厚みを維持しなければならないの
で、液晶表示装置の薄形化に阻害要素として作用する。
つまり、前記蛍光ランプ及び導光板を含む従来のバック
ライトユニットは、今後の液晶表示装置に光源として利
用することが困難である。
【０００５】従って、水銀による環境汚染を防止すると
ともに、液晶表示装置の薄形化を図るために、光源とし
てプラズマディスプレイパネルを利用する技術が提案さ
れている。プラズマディスプレイパネルは、液晶表示装
置と同様に画像表示装置の１つである。このようなプラ
ズマディスプレイパネルは、ガス放電を利用するため、
水銀による環境汚染を回避することができる。また、プ
ラズマディスプレイパネルは、典型的には複雑な構造を
有するが、バックライト用プラズマディスプレイパネル
は、図１乃至図３に示すように、一対の放電電極３ａ、
３ｂ、３ｃを含む背面基板２と前面基板４が放電用ガス
（図示せず）が充填された状態でシール材５により密封
された構造を有する。プラズマディスプレイパネルは、
薄形構造を有するから、液晶表示装置の薄形化に有利に
適用することができる。図１乃至図３において、図１
は、対向放電型プラズマディスプレイパネルを、図２及
び図３は、面放電型プラズマディスプレイパネルを各々
示す。
ともに、液晶表示装置の薄形化を図るために、光源とし
てプラズマディスプレイパネルを利用する技術が提案さ
れている。プラズマディスプレイパネルは、液晶表示装
置と同様に画像表示装置の１つである。このようなプラ
ズマディスプレイパネルは、ガス放電を利用するため、
水銀による環境汚染を回避することができる。また、プ
ラズマディスプレイパネルは、典型的には複雑な構造を
有するが、バックライト用プラズマディスプレイパネル
は、図１乃至図３に示すように、一対の放電電極３ａ、
３ｂ、３ｃを含む背面基板２と前面基板４が放電用ガス
（図示せず）が充填された状態でシール材５により密封
された構造を有する。プラズマディスプレイパネルは、
薄形構造を有するから、液晶表示装置の薄形化に有利に
適用することができる。図１乃至図３において、図１
は、対向放電型プラズマディスプレイパネルを、図２及
び図３は、面放電型プラズマディスプレイパネルを各々
示す。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バックライト用プラズマディスプレイパネルは、放電空
間内でのガス放電が十分に生じないため、所望の輝度が
得られない。このため、バックライト用プラズマディス
プレイパネルを用いた液晶表示装置は、高画質の実現に
難点があった。また、従来のバックライト用プラズマデ
ィスプレイパネルは、大部分交流型で製造され、特に印
刷、乾燥、焼成及び露光工程などを経て製造されるた
め、高い装置設置費及び材料費を必要とする。つまり、
従来のバックライト用プラズマディスプレイパネルは、
費用の観点から光源としてのランプの代替用に適用する
ことが困難であるという問題点があった。
バックライト用プラズマディスプレイパネルは、放電空
間内でのガス放電が十分に生じないため、所望の輝度が
得られない。このため、バックライト用プラズマディス
プレイパネルを用いた液晶表示装置は、高画質の実現に
難点があった。また、従来のバックライト用プラズマデ
ィスプレイパネルは、大部分交流型で製造され、特に印
刷、乾燥、焼成及び露光工程などを経て製造されるた
め、高い装置設置費及び材料費を必要とする。つまり、
従来のバックライト用プラズマディスプレイパネルは、
費用の観点から光源としてのランプの代替用に適用する
ことが困難であるという問題点があった。
【０００７】従って、本発明の目的は、高輝度を実現で
きるバックライト用直流型プラズマディスプレイパネル
を提供することにある。また、本発明の他の目的は、製
造費用を節減できるバックライト用プラズマディスプレ
イパネルを提供することにある。
きるバックライト用直流型プラズマディスプレイパネル
を提供することにある。また、本発明の他の目的は、製
造費用を節減できるバックライト用プラズマディスプレ
イパネルを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた、本発明による液晶表示装置のバックライト
用直流型プラズマディスプレイパネルは、上部面端部に
第１溝が設けられ、かつ前記第１溝を含む上部面端部と
下部面を取り囲むように表面上に第１酸化膜が形成さ
れ、カソード電極として機能する背面基板と、前記背面
基板の第１溝と対応する下部面端部に第２溝が設けら
れ、前記第２溝を含む下部面端部と上部面端部を取り囲
むように第２酸化膜が形成され、かつ内部に複数個の孔
が設けられ、前記背面基板の上部から離隔して配置され
たアノード電極板と、前記背面基板の第１溝と前記アノ
ード電極板の第２溝に、その底面と上面がそれぞれ嵌着
され、前記背面基板と前記アノード電極板を封合し、外
側面上に第３酸化膜が形成された封合フレームと、前記
アノード電極板の上部から離隔して配置された前面基板
と、前記アノード電極板と前記前面基板との間に介在さ
れ、それら間の間隔を維持する複数個のスペーサと、前
記アノード電極板と前記前面基板の端部を密封するシー
ル材と、前記背面基板とアノード電極板間の空間及び前
記アノード電極板と前記前面基板間の空間に封入された
放電ガスとを含むことを特徴とする。
になされた、本発明による液晶表示装置のバックライト
用直流型プラズマディスプレイパネルは、上部面端部に
第１溝が設けられ、かつ前記第１溝を含む上部面端部と
下部面を取り囲むように表面上に第１酸化膜が形成さ
れ、カソード電極として機能する背面基板と、前記背面
基板の第１溝と対応する下部面端部に第２溝が設けら
れ、前記第２溝を含む下部面端部と上部面端部を取り囲
むように第２酸化膜が形成され、かつ内部に複数個の孔
が設けられ、前記背面基板の上部から離隔して配置され
たアノード電極板と、前記背面基板の第１溝と前記アノ
ード電極板の第２溝に、その底面と上面がそれぞれ嵌着
され、前記背面基板と前記アノード電極板を封合し、外
側面上に第３酸化膜が形成された封合フレームと、前記
アノード電極板の上部から離隔して配置された前面基板
と、前記アノード電極板と前記前面基板との間に介在さ
れ、それら間の間隔を維持する複数個のスペーサと、前
記アノード電極板と前記前面基板の端部を密封するシー
ル材と、前記背面基板とアノード電極板間の空間及び前
記アノード電極板と前記前面基板間の空間に封入された
放電ガスとを含むことを特徴とする。
【０００９】また、前記第１及び第２酸化膜は、封合フ
レームの内側から封合フレームに隣接した地点まで形成
され、孔は、封合フレームの内側で第２酸化膜が形成さ
れていないアノード電極板部分に設けられることが好ま
しい。
レームの内側から封合フレームに隣接した地点まで形成
され、孔は、封合フレームの内側で第２酸化膜が形成さ
れていないアノード電極板部分に設けられることが好ま
しい。
【００１０】また、前記第１及び第２酸化膜は、封合フ
レームの内側から封合フレームと所定距離離れた地点ま
で形成され、孔は、封合フレームの内側で第２酸化膜が
形成されたアノード電極板の第２溝に隣接する部分に設
けられてもよい。
レームの内側から封合フレームと所定距離離れた地点ま
で形成され、孔は、封合フレームの内側で第２酸化膜が
形成されたアノード電極板の第２溝に隣接する部分に設
けられてもよい。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に、本発明による液晶表示装置
のバックライト用直流型プラズマディスプレイパネルの
実施の形態の具体例を図面を参照しながら説明する。図
４乃至図７は、本発明の第１の実施例による液晶表示装
置のバックライト用直流型プラズマディスプレイパネル
の背面基板を示す断面図、アノード電極板を示す断面
図、封合フレームを示す平面図及び前面基板を示す断面
図である。
のバックライト用直流型プラズマディスプレイパネルの
実施の形態の具体例を図面を参照しながら説明する。図
４乃至図７は、本発明の第１の実施例による液晶表示装
置のバックライト用直流型プラズマディスプレイパネル
の背面基板を示す断面図、アノード電極板を示す断面
図、封合フレームを示す平面図及び前面基板を示す断面
図である。
【００１２】図４を参照すると、本実施例の背面基板２
０は、カソード電極として機能し、好ましくはアルミニ
ウム板からなる。所定の幅及び深さを有する第１溝２１
がエッチング工程により前面基板と対向すべき背面基板
２０の上部面端部に形成される。第１酸化膜２２は、陽
極酸化技法（ａｎｏｄｉｚｉｎｇ ｔｅｃｈｎｉｑｕ
ｅ）を用いて背面基板２０の表面を選択的に酸化させる
ことにより、第１溝２１を含む背面基板２０の上部面端
部と下部面全体を取り囲むように形成される。
０は、カソード電極として機能し、好ましくはアルミニ
ウム板からなる。所定の幅及び深さを有する第１溝２１
がエッチング工程により前面基板と対向すべき背面基板
２０の上部面端部に形成される。第１酸化膜２２は、陽
極酸化技法（ａｎｏｄｉｚｉｎｇ ｔｅｃｈｎｉｑｕ
ｅ）を用いて背面基板２０の表面を選択的に酸化させる
ことにより、第１溝２１を含む背面基板２０の上部面端
部と下部面全体を取り囲むように形成される。
【００１３】図５を参照すると、本実施例のアノード電
極板３０は、背面基板２０と同様にアルミニウム板から
なる。第２溝３１は、背面基板２０に設けられた第１溝
２１と対応するアノード電極板３０の下部面端部に第１
溝２１と同じ幅及び深さで形成される。第２酸化膜３２
は、陽極酸化技法を用いてアノード電極板３０の表面を
選択的に酸化させることにより、第２溝３１を含むアノ
ード電極板３０の下部面端部と上部面端部を取り囲むよ
うに形成される。第２酸化膜３２が形成されていないア
ノード電極板部分には、ドリルを用いたパンチング工程
により複数個の孔Ｈが形成される。孔Ｈは、ガス流れ経
路を提供するために形成され、適切な位置に所定数の孔
が形成される。
極板３０は、背面基板２０と同様にアルミニウム板から
なる。第２溝３１は、背面基板２０に設けられた第１溝
２１と対応するアノード電極板３０の下部面端部に第１
溝２１と同じ幅及び深さで形成される。第２酸化膜３２
は、陽極酸化技法を用いてアノード電極板３０の表面を
選択的に酸化させることにより、第２溝３１を含むアノ
ード電極板３０の下部面端部と上部面端部を取り囲むよ
うに形成される。第２酸化膜３２が形成されていないア
ノード電極板部分には、ドリルを用いたパンチング工程
により複数個の孔Ｈが形成される。孔Ｈは、ガス流れ経
路を提供するために形成され、適切な位置に所定数の孔
が形成される。
【００１４】図６を参照すると、本実施例の封合フレー
ム４０は、背面基板２０とアノード電極板３０間の封合
のために設けられる。封合フレーム４０は、アルミニウ
ムからなることが好ましい。封合フレームの外側面に
は、背面基板２０とアノード電極板３０間の電気的絶縁
のために第３酸化膜４１が陽極酸化技法により形成され
る。封合フレーム４０は、背面基板２０及びアノード電
極板３０の第１及び第２溝２１、３１の幅と、第１、第
２及び第３酸化膜２２、３２、４１の厚さを考慮した幅
を有する。詳しくは、第３酸化膜を含む封合フレーム４
０は、第１溝２１または第２溝３１の全体幅からその表
面に形成された第１酸化膜２２または第２酸化膜３２の
厚さを除いた残りの第１溝２１または第２溝３１の幅と
同じ幅を有する。
ム４０は、背面基板２０とアノード電極板３０間の封合
のために設けられる。封合フレーム４０は、アルミニウ
ムからなることが好ましい。封合フレームの外側面に
は、背面基板２０とアノード電極板３０間の電気的絶縁
のために第３酸化膜４１が陽極酸化技法により形成され
る。封合フレーム４０は、背面基板２０及びアノード電
極板３０の第１及び第２溝２１、３１の幅と、第１、第
２及び第３酸化膜２２、３２、４１の厚さを考慮した幅
を有する。詳しくは、第３酸化膜を含む封合フレーム４
０は、第１溝２１または第２溝３１の全体幅からその表
面に形成された第１酸化膜２２または第２酸化膜３２の
厚さを除いた残りの第１溝２１または第２溝３１の幅と
同じ幅を有する。
【００１５】図７を参照すると、本実施例の前面基板５
０は、光が透過するようにガラス基板からなることが好
ましい。蛍光体５１、例えば白色発光蛍光体がアノード
電極板３０と対向すべき前面基板５０の下部面上に印刷
工程により塗布される。
０は、光が透過するようにガラス基板からなることが好
ましい。蛍光体５１、例えば白色発光蛍光体がアノード
電極板３０と対向すべき前面基板５０の下部面上に印刷
工程により塗布される。
【００１６】図８及び図９は上述した背面基板、アノー
ド電極板、封合フレーム及び前面基板が結合され製造さ
れた本発明の第１の実施例による液晶表示装置のバック
ライト用直流型プラズマディスプレイパネルの断面図及
び斜視図である。図８及び図９を参照すると、アノード
電極板３０は、封合フレーム４０を介して背面基板２０
上に配置される。封合フレーム４０は、その底面が背面
基板２０の第１溝２１に、その上面がアノード電極板３
０の第２溝３１に各々挟持され、これにより、背面基板
２０とアノード電極板３０が封合される。基板５０は、
スペーサ６０を介してアノード電極板３０の上部に配置
される。前面基板５０とアノード電極板３０の端部がシ
ールペーストのようなシール材６１により密封される。
封合フレーム４０により封止された背面基板２０とアノ
ード電極３０間の空間及びシール材６１により封止され
たアノード電極板３０と前面基板５０間の空間内に、放
電ガス（図示せず）が封入される。
ド電極板、封合フレーム及び前面基板が結合され製造さ
れた本発明の第１の実施例による液晶表示装置のバック
ライト用直流型プラズマディスプレイパネルの断面図及
び斜視図である。図８及び図９を参照すると、アノード
電極板３０は、封合フレーム４０を介して背面基板２０
上に配置される。封合フレーム４０は、その底面が背面
基板２０の第１溝２１に、その上面がアノード電極板３
０の第２溝３１に各々挟持され、これにより、背面基板
２０とアノード電極板３０が封合される。基板５０は、
スペーサ６０を介してアノード電極板３０の上部に配置
される。前面基板５０とアノード電極板３０の端部がシ
ールペーストのようなシール材６１により密封される。
封合フレーム４０により封止された背面基板２０とアノ
ード電極３０間の空間及びシール材６１により封止され
たアノード電極板３０と前面基板５０間の空間内に、放
電ガス（図示せず）が封入される。
【００１７】上述したような構成の本発明の液晶表示装
置のバックライト用直流型プラズマディスプレイパネル
によると、前記背面基板と前面基板間に複数個の孔を有
するアノード電極板を設けることによって、ガス放電の
際、アノード電極板を中心としてその上下部の放電空間
の両方で放電が生じ、それにより、高輝度を得ることが
できる。
置のバックライト用直流型プラズマディスプレイパネル
によると、前記背面基板と前面基板間に複数個の孔を有
するアノード電極板を設けることによって、ガス放電の
際、アノード電極板を中心としてその上下部の放電空間
の両方で放電が生じ、それにより、高輝度を得ることが
できる。
【００１８】詳しく述べると、ガス放電は一般にカソー
ド電極とアノード電極間の電界によって生じ、カソード
電極の近くで主に生ずる。本発明によるバックライト用
直流型プラズマディスプレイパネルの場合、ガス放電
は、対向する背面基板の上部面とアノード電極板の下部
面間の電界によりアノード電極板の下方放電空間で生ず
る。ところが、複数個の孔がアノード電極板に設けられ
ているから、孔を介して背面基板の上部面とアノード電
極板の上部面間でも電界が発生するため、このような電
界によりアノード電極板の上方放電空間でもさらにガス
放電が生ずるようになる。
ド電極とアノード電極間の電界によって生じ、カソード
電極の近くで主に生ずる。本発明によるバックライト用
直流型プラズマディスプレイパネルの場合、ガス放電
は、対向する背面基板の上部面とアノード電極板の下部
面間の電界によりアノード電極板の下方放電空間で生ず
る。ところが、複数個の孔がアノード電極板に設けられ
ているから、孔を介して背面基板の上部面とアノード電
極板の上部面間でも電界が発生するため、このような電
界によりアノード電極板の上方放電空間でもさらにガス
放電が生ずるようになる。
【００１９】このため、本発明の液晶表示装置のバック
ライト用直流型プラズマディスプレイパネルは、背面基
板と前面基板間の放電空間全体から見れば、カソード電
極として機能する背面基板と隣接した領域はもちろん、
カソード電極から離れた前面基板の隣接領域両方でガス
放電が生ずるため、放電空間内の領域すべてで充分なガ
ス放電がなされ、それで、主なガス放電がカソード電極
に隣接した領域で生ずる典型的な直流型プラズマディス
プレイパネルと比較して輝度が向上する。
ライト用直流型プラズマディスプレイパネルは、背面基
板と前面基板間の放電空間全体から見れば、カソード電
極として機能する背面基板と隣接した領域はもちろん、
カソード電極から離れた前面基板の隣接領域両方でガス
放電が生ずるため、放電空間内の領域すべてで充分なガ
ス放電がなされ、それで、主なガス放電がカソード電極
に隣接した領域で生ずる典型的な直流型プラズマディス
プレイパネルと比較して輝度が向上する。
【００２０】したがって、本発明の液晶表示装置のバッ
クライト用直流型プラズマディスプレイパネルは、従来
のランプの代わりに使用することができるので、水銀に
よる環境汚染を回避することができ、特に、高輝度を提
供できるから高画質の液晶表示装置を具現できる。ま
た、本発明のバックライト用直流型プラズマディスプレ
イパネルは、放電電極、すなわちカソード電極及びアノ
ード電極を形成するための印刷、乾燥、焼成及びエッチ
ングなどの工程を省略できるので製造費用を節減でき
る。
クライト用直流型プラズマディスプレイパネルは、従来
のランプの代わりに使用することができるので、水銀に
よる環境汚染を回避することができ、特に、高輝度を提
供できるから高画質の液晶表示装置を具現できる。ま
た、本発明のバックライト用直流型プラズマディスプレ
イパネルは、放電電極、すなわちカソード電極及びアノ
ード電極を形成するための印刷、乾燥、焼成及びエッチ
ングなどの工程を省略できるので製造費用を節減でき
る。
【００２１】図１０及び図１１は、本発明の第２の実施
例による液晶表示装置のバックライト用直流型プラズマ
ディスプレイパネルの断面図及び斜視図である。尚、前
記実施形態と同様の構造についてはその説明を省略する
とともに、同一の符号を付す。本発明の第２の実施例に
よると、背面基板２０及びアノード電極板３０は次のよ
うに第１の実施例と比較して若干異なる。背面基板２０
の場合、全体的には第１の実施例と類似するが、第１溝
２１を含む上部面端部に陽極酸化により形成される第１
酸化膜２２ａは、第１の実施例と比較して第１溝２１か
ら基板の中心側に一層長く形成される。さらに、第１酸
化膜２２ａは、背面基板２０の上部面中心領域をボック
スタイプで露出させるように形成される。
例による液晶表示装置のバックライト用直流型プラズマ
ディスプレイパネルの断面図及び斜視図である。尚、前
記実施形態と同様の構造についてはその説明を省略する
とともに、同一の符号を付す。本発明の第２の実施例に
よると、背面基板２０及びアノード電極板３０は次のよ
うに第１の実施例と比較して若干異なる。背面基板２０
の場合、全体的には第１の実施例と類似するが、第１溝
２１を含む上部面端部に陽極酸化により形成される第１
酸化膜２２ａは、第１の実施例と比較して第１溝２１か
ら基板の中心側に一層長く形成される。さらに、第１酸
化膜２２ａは、背面基板２０の上部面中心領域をボック
スタイプで露出させるように形成される。
【００２２】アノード電極板３０の場合も、第１の実施
例と類似しているが、ただし、第２溝３１を含む下部面
端部と上部面端部を取り囲むように形成された第２酸化
膜３２ａは、背面基板２０の第１酸化膜２２ａと同様に
第２溝３１からアノード電極板３０の中心側に一層長く
形成される。さらに、第２酸化膜３２ａは、アノード電
極板３０の上部面及び下部面中心領域をボックス形状で
露出させるように形成される。また、ガス流れ経路を提
供する複数個の孔Ｈは、第１の実施例と異なって、第２
溝３１に隣接して第２酸化膜３２が形成されたアノード
電極板領域に形成される。
例と類似しているが、ただし、第２溝３１を含む下部面
端部と上部面端部を取り囲むように形成された第２酸化
膜３２ａは、背面基板２０の第１酸化膜２２ａと同様に
第２溝３１からアノード電極板３０の中心側に一層長く
形成される。さらに、第２酸化膜３２ａは、アノード電
極板３０の上部面及び下部面中心領域をボックス形状で
露出させるように形成される。また、ガス流れ経路を提
供する複数個の孔Ｈは、第１の実施例と異なって、第２
溝３１に隣接して第２酸化膜３２が形成されたアノード
電極板領域に形成される。
【００２３】このような、背面基板２０とアノード電極
板３０を含む本発明の第２の実施例による液晶表示装置
のバックライト用直流型プラズマディスプレイパネル
は、全体的には第１の実施例と同様の構造を有する。つ
まり、アノード電極板３０が封合フレーム４０を介して
背面基板２０の上部に配置され、前面基板５０がスペー
サ６０を介してアノード電極板３０の上部に配置され
る。背面基板２０とアノード電極板３０は封合フレーム
４０により封止され、アノード電極３０と前面基板５０
はシール材６０により封止される。背面基板２０とアノ
ード電極板３０間の下部放電空間及びアノード電極板３
０と前面基板５０間の上部放電空間各々には、放電ガス
（図示せず）が充填される。ここで、背面基板２０とア
ノード電極板３０により限定された下部放電空間はボッ
クス形状を有する。
板３０を含む本発明の第２の実施例による液晶表示装置
のバックライト用直流型プラズマディスプレイパネル
は、全体的には第１の実施例と同様の構造を有する。つ
まり、アノード電極板３０が封合フレーム４０を介して
背面基板２０の上部に配置され、前面基板５０がスペー
サ６０を介してアノード電極板３０の上部に配置され
る。背面基板２０とアノード電極板３０は封合フレーム
４０により封止され、アノード電極３０と前面基板５０
はシール材６０により封止される。背面基板２０とアノ
ード電極板３０間の下部放電空間及びアノード電極板３
０と前面基板５０間の上部放電空間各々には、放電ガス
（図示せず）が充填される。ここで、背面基板２０とア
ノード電極板３０により限定された下部放電空間はボッ
クス形状を有する。
【００２４】上述したような本発明の第２の実施例によ
る液晶表示装置のバックライト用直流型プラズマディス
プレイパネルにおいて、ガス放電は、対向する背面基板
の上部面とアノード電極板の下部面間での電界により下
部放電空間で一次放電が生じ、引き続いて、複数個の孔
がアノード電極板に設けられているので、背面基板の上
部面とアノード電極板の上部面間での電界により上部放
電空間で二次放電が生ずる。
る液晶表示装置のバックライト用直流型プラズマディス
プレイパネルにおいて、ガス放電は、対向する背面基板
の上部面とアノード電極板の下部面間での電界により下
部放電空間で一次放電が生じ、引き続いて、複数個の孔
がアノード電極板に設けられているので、背面基板の上
部面とアノード電極板の上部面間での電界により上部放
電空間で二次放電が生ずる。
【００２５】この際、上部放電空間での二次放電は、孔
を通過して第１酸化膜で覆わない背面基板領域と第２酸
化膜で覆わないアノード電極板の上部領域間の距離が遠
いため、陽光柱放電（ｐｏｓｉｔｉｖｅ ｃｏｌｕｍｎ
ｄｉｓｃｈａｒｇｅ）として生ずる。反面、相対的に
短い電界により生ずる下部放電空間での一次放電は、二
次放電である陽光柱放電時の開始電圧を低め、かつＵＶ
の生成を極大化させるプライミングソース（ｐｒｉｍｉ
ｎｇ ｓｏｕｒｃｅ）として機能する。つまり、ボック
ス形状を有する下部放電空間は、典型的なプラズマディ
スプレイパネルにおける補助セルとしての機能をする。
を通過して第１酸化膜で覆わない背面基板領域と第２酸
化膜で覆わないアノード電極板の上部領域間の距離が遠
いため、陽光柱放電（ｐｏｓｉｔｉｖｅ ｃｏｌｕｍｎ
ｄｉｓｃｈａｒｇｅ）として生ずる。反面、相対的に
短い電界により生ずる下部放電空間での一次放電は、二
次放電である陽光柱放電時の開始電圧を低め、かつＵＶ
の生成を極大化させるプライミングソース（ｐｒｉｍｉ
ｎｇ ｓｏｕｒｃｅ）として機能する。つまり、ボック
ス形状を有する下部放電空間は、典型的なプラズマディ
スプレイパネルにおける補助セルとしての機能をする。
【００２６】したがって、本発明の第２の実施例による
液晶表示装置のバックライト用直流型プラズマディスプ
レイパネルは、第１の実施例より向上した放電効率及び
輝度を有する。詳しく述べると、ガス放電は、通常カソ
ード電極の近くで生ずるネガティブグロー放電（ｎｅｇ
ａｔｉｖｅ ｇｌｏｗ ｄｉｓｃｈａｒｇｅ）と、放電
空間の中心部で生ずる陽光柱放電とで分けられる。周知
のように、陽光柱放電の輝度はネガティブグロー放電に
比べて極めて大きい。典型的な直流型プラズマディスプ
レイパネルの放電セル構造によると、カソード電極とア
ノード電極間の距離が短いから、主にネガティブグロー
放電が生じ、このため、輝度が優秀でない。これに対し
て、本実施例のバックライト用プラズマディスプレイパ
ネルは、ボックス形状を有する下部放電空間で一次にネ
ガティブグロー放電が生じ、引き続いて、上部放電空間
で二次に陽光柱放電が生ずるため、高輝度を有するよう
になる。また、本実施例の場合、下部放電空間が補助セ
ルとして機能するので、放電効率の面でも利点を有す
る。
液晶表示装置のバックライト用直流型プラズマディスプ
レイパネルは、第１の実施例より向上した放電効率及び
輝度を有する。詳しく述べると、ガス放電は、通常カソ
ード電極の近くで生ずるネガティブグロー放電（ｎｅｇ
ａｔｉｖｅ ｇｌｏｗ ｄｉｓｃｈａｒｇｅ）と、放電
空間の中心部で生ずる陽光柱放電とで分けられる。周知
のように、陽光柱放電の輝度はネガティブグロー放電に
比べて極めて大きい。典型的な直流型プラズマディスプ
レイパネルの放電セル構造によると、カソード電極とア
ノード電極間の距離が短いから、主にネガティブグロー
放電が生じ、このため、輝度が優秀でない。これに対し
て、本実施例のバックライト用プラズマディスプレイパ
ネルは、ボックス形状を有する下部放電空間で一次にネ
ガティブグロー放電が生じ、引き続いて、上部放電空間
で二次に陽光柱放電が生ずるため、高輝度を有するよう
になる。また、本実施例の場合、下部放電空間が補助セ
ルとして機能するので、放電効率の面でも利点を有す
る。
【００２７】尚、本発明は、本実施例に限られるもので
はない。本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で多様に変
更実施することが可能である。
はない。本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で多様に変
更実施することが可能である。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、液
晶表示装置のバックライトとしてプラズマディスプレイ
パネルを利用できるので、水銀による環境汚染を回避す
ることができる。
晶表示装置のバックライトとしてプラズマディスプレイ
パネルを利用できるので、水銀による環境汚染を回避す
ることができる。
【００２９】また、本発明によるバックライト用直流型
プラズマディスプレイパネルは、カソード及びアノード
電極を形成するための印刷、乾燥及び焼成工程を省略す
ることができるので、製造費用を節減できる。
プラズマディスプレイパネルは、カソード及びアノード
電極を形成するための印刷、乾燥及び焼成工程を省略す
ることができるので、製造費用を節減できる。
【００３０】さらに、本発明によるバックライト用直流
型プラズマディスプレイパネルは、陽光柱放電が生ずる
ため、高輝度を得ることができる。これにより、高輝度
の直流型プラズマディスプレイパネルを液晶表示装置の
バックライトとして利用することができるので、高画質
の液晶表示装置を具現できる。
型プラズマディスプレイパネルは、陽光柱放電が生ずる
ため、高輝度を得ることができる。これにより、高輝度
の直流型プラズマディスプレイパネルを液晶表示装置の
バックライトとして利用することができるので、高画質
の液晶表示装置を具現できる。
【図１】従来のバックライト用対向放電型プラズマディ
スプレイパネルを示す断面図である。
スプレイパネルを示す断面図である。
【図２】従来のバックライト用面放電型プラズマディス
プレイパネルを示す断面図である。
プレイパネルを示す断面図である。
【図３】従来のバックライト用面放電型プラズマディス
プレイパネルを示す断面図である。
プレイパネルを示す断面図である。
【図４】本発明の第１の実施例による液晶表示装置のバ
ックライト用直流型プラズマディスプレイパネルの背面
基板を示す断面図である。
ックライト用直流型プラズマディスプレイパネルの背面
基板を示す断面図である。
【図５】本発明の第１の実施例による液晶表示装置のバ
ックライト用直流型プラズマディスプレイパネルのアノ
ード電極板を示す断面図である。
ックライト用直流型プラズマディスプレイパネルのアノ
ード電極板を示す断面図である。
【図６】本発明の第１の実施例による液晶表示装置のバ
ックライト用直流型プラズマディスプレイパネルの封合
フレームを示す平面図である。
ックライト用直流型プラズマディスプレイパネルの封合
フレームを示す平面図である。
【図７】本発明の第１の実施例による液晶表示装置のバ
ックライト用直流型プラズマディスプレイパネルの前面
基板を示す断面図である。
ックライト用直流型プラズマディスプレイパネルの前面
基板を示す断面図である。
【図８】本発明の第１の実施例による液晶表示装置のバ
ックライト用直流型プラズマディスプレイパネルの断面
図である。
ックライト用直流型プラズマディスプレイパネルの断面
図である。
【図９】本発明の第１の実施例による液晶表示装置のバ
ックライト用直流型プラズマディスプレイパネルの斜視
図である。
ックライト用直流型プラズマディスプレイパネルの斜視
図である。
【図１０】本発明の第２の実施例による液晶表示装置の
バックライト用直流型プラズマディスプレイパネルの断
面図である。
バックライト用直流型プラズマディスプレイパネルの断
面図である。
【図１１】本発明の第２の実施例による液晶表示装置の
バックライト用直流型プラズマディスプレイパネルの斜
視図である。
バックライト用直流型プラズマディスプレイパネルの斜
視図である。
２０ 背面基板 ２１ 第１溝 ２２、２２ａ 第１酸化膜 ３０ アノード基板 ３１ 第２溝 ３２、３２ａ 第２酸化膜 ４０ 封合フレーム ４１ 第３酸化膜 ５０ 前面基板 ５１ 蛍光体 ６０ スペーサ ６１ シール材 Ｈ 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5C040 FA02 FA10 GB08 GB09 HA01 MA03
Claims (10)
- 【請求項１】 上部面端部に第１溝が設けられ、かつ前
記第１溝を含む上部面端部と下部面を取り囲むように表
面上に第１酸化膜が形成され、カソード電極として機能
する背面基板と、 前記背面基板の第１溝と対応する下部面端部に第２溝が
設けられ、前記第２溝を含む下部面端部と上部面端部を
取り囲むように第２酸化膜が形成され、かつ内部に複数
個の孔が設けられ、前記背面基板の上部から離隔して配
置されたアノード電極板と、 前記背面基板の第１溝と前記アノード電極板の第２溝
に、その底面と上面がそれぞれ嵌着され、前記背面基板
と前記アノード電極板を封合し、外側面上に第３酸化膜
が形成された封合フレームと、 前記アノード電極板の上部から離隔して配置された前面
基板と、 前記アノード電極板と前記前面基板との間に介在され、
それら間の間隔を維持する複数個のスペーサと、 前記アノード電極板と前記前面基板の端部を密封するシ
ール材と、 前記背面基板とアノード電極板間の空間及び前記アノー
ド電極板と前記前面基板間の空間に封入された放電ガス
とを含むことを特徴とする液晶表示装置のバックライト
用直流型プラズマディスプレイパネル。 - 【請求項２】 前記背面基板は、アルミニウム板からな
ることを特徴とする請求項１に記載の液晶表示装置のバ
ックライト用直流型プラズマディスプレイパネル。 - 【請求項３】 前記アノード電極板は、アルミニウム板
からなることを特徴とする請求項１に記載の液晶表示装
置のバックライト用直流型プラズマディスプレイパネ
ル。 - 【請求項４】 前記第１及び第２酸化膜は、前記封合フ
レームの内側から前記封合フレームに隣接した地点まで
形成されることを特徴とする請求項１に記載の液晶表示
装置のバックライト用直流型プラズマディスプレイパネ
ル。 - 【請求項５】 前記孔は、前記封合フレームの内側で前
記第２酸化膜が形成されていないアノード電極板部分に
設けられることを特徴とする請求項１に記載の液晶表示
装置のバックライト用直流型プラズマディスプレイパネ
ル。 - 【請求項６】 前記第１及び第２酸化膜は、前記封合フ
レームの内側から前記封合フレームと所定距離離れた地
点まで形成されることを特徴とする請求項１に記載の液
晶表示装置のバックライト用直流型プラズマディスプレ
イパネル。 - 【請求項７】 前記孔は、前記封合フレームの内側で前
記第２酸化膜が形成されたアノード電極板の第２溝に隣
接する部分に設けられることを特徴とする請求項１に記
載の液晶表示装置のバックライト用直流型プラズマディ
スプレイパネル。 - 【請求項８】 前記背面基板とアノード電極板及び封合
フレームにより限定された放電空間は、ボックス形状を
有することを特徴とする請求項１に記載の液晶表示装置
のバックライト用直流型プラズマディスプレイパネル。 - 【請求項９】 前記背面基板の第１溝とアノード電極板
の第２溝は、同じ幅及び深さを有することを特徴とする
請求項１に記載の液晶表示装置のバックライト用直流型
プラズマディスプレイパネル。 - 【請求項１０】 前記第３酸化膜を有する封合フレーム
の幅は、前記第１溝又は第２溝の表面に形成された第１
酸化膜又は第２酸化膜の厚みを除いた残りの第１溝又は
第２溝の幅と同一であることを特徴とする請求項１に記
載の液晶表示装置のバックライト用直流型プラズマディ
スプレイパネル。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR2000-069668 | 2000-11-22 | ||
| KR2000-069667 | 2000-11-22 | ||
| KR10-2000-0069668A KR100404445B1 (ko) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 액정표시장치의 백 라이트용 직류형 양광주 방전 플라즈마디스플레이 패널 |
| KR10-2000-0069667A KR100437592B1 (ko) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 액정표시장치의 백 라이트용 직류형 플라즈마 디스플레이패널 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002170496A true JP2002170496A (ja) | 2002-06-14 |
| JP4269089B2 JP4269089B2 (ja) | 2009-05-27 |
Family
ID=26638556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001345324A Expired - Lifetime JP4269089B2 (ja) | 2000-11-22 | 2001-11-09 | 液晶表示装置のバックライト用直流型プラズマディスプレイパネル |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JP4269089B2 (ja) |
| CN (1) | CN1175310C (ja) |
| DE (1) | DE10156848A1 (ja) |
| TW (1) | TW522425B (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| KR100766966B1 (ko) | 2006-07-19 | 2007-10-12 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 |
| CN101650495B (zh) * | 2008-08-15 | 2011-04-20 | 北京京东方光电科技有限公司 | 液晶显示器用基板及其制造方法 |
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| TWI225561B (en) * | 2002-12-18 | 2004-12-21 | Au Optronics Corp | A liquid crystal display |
| US7286204B2 (en) * | 2003-03-28 | 2007-10-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Spacers for display devices |
| TWI222655B (en) * | 2003-06-03 | 2004-10-21 | Au Optronics Corp | Plasma panel |
| JP4235070B2 (ja) * | 2003-09-17 | 2009-03-04 | 株式会社 日立ディスプレイズ | 液晶表示装置 |
| US7772773B1 (en) | 2003-11-13 | 2010-08-10 | Imaging Systems Technology | Electrode configurations for plasma-dome PDP |
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| US8368303B1 (en) | 2004-06-21 | 2013-02-05 | Imaging Systems Technology, Inc. | Gas discharge device with electrical conductive bonding material |
| US8299696B1 (en) | 2005-02-22 | 2012-10-30 | Imaging Systems Technology | Plasma-shell gas discharge device |
| KR100627317B1 (ko) * | 2005-03-18 | 2006-09-25 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 |
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| US8278824B1 (en) | 2006-02-16 | 2012-10-02 | Imaging Systems Technology, Inc. | Gas discharge electrode configurations |
| US8035303B1 (en) | 2006-02-16 | 2011-10-11 | Imaging Systems Technology | Electrode configurations for gas discharge device |
| US8410695B1 (en) | 2006-02-16 | 2013-04-02 | Imaging Systems Technology | Gas discharge device incorporating gas-filled plasma-shell and method of manufacturing thereof |
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| US20070290599A1 (en) * | 2006-06-14 | 2007-12-20 | Chu-Chi Ting | Flat fluorescent lamp and liquid crystal display device thereof |
| US9013102B1 (en) | 2009-05-23 | 2015-04-21 | Imaging Systems Technology, Inc. | Radiation detector with tiled substrates |
| JP4947242B2 (ja) * | 2009-11-20 | 2012-06-06 | パナソニック株式会社 | プラズマディスプレイパネルの製造方法およびその製造装置 |
| DE102021115618A1 (de) * | 2020-06-25 | 2021-12-30 | Alfmeier Präzision SE | Schaltungsanordnung zur Steuerung von Sitzkomfortsystemen, Sitz und Verfahren zur Steuerung eines Sitzkomfortsystems |
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| JPH05206158A (ja) | 1992-01-23 | 1993-08-13 | Sony Corp | バイポーラトランジスタとその製造方法およびバイポーラトランジスタとｍｏｓトランジスタとを搭載した半導体装置とその製造方法 |
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| JPH10116448A (ja) | 1996-10-10 | 1998-05-06 | Minoru Ueda | 光情報記録媒体及びその製造方法並びに再生方法 |
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-
2001
- 2001-11-02 TW TW090127349A patent/TW522425B/zh not_active IP Right Cessation
- 2001-11-07 US US10/039,406 patent/US6678020B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-11-09 JP JP2001345324A patent/JP4269089B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 2001-11-20 DE DE10156848A patent/DE10156848A1/de not_active Withdrawn
- 2001-11-21 CN CNB011303794A patent/CN1175310C/zh not_active Expired - Lifetime
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| DE10156848A1 (de) | 2002-07-04 |
| US20020097348A1 (en) | 2002-07-25 |
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