JP2002169991A - 取引仲介システム - Google Patents

取引仲介システム

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JP2002169991A
JP2002169991A JP2000369751A JP2000369751A JP2002169991A JP 2002169991 A JP2002169991 A JP 2002169991A JP 2000369751 A JP2000369751 A JP 2000369751A JP 2000369751 A JP2000369751 A JP 2000369751A JP 2002169991 A JP2002169991 A JP 2002169991A
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producible
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Application number
JP2000369751A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Wada
充由 和田
Hiroto Nohara
博人 野原
Kazuyuki Kubokawa
和志 窪川
Toshihiro Kubo
年弘 久保
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Asahi Kasei Corp
Accenture Japan Ltd
Original Assignee
Asahi Kasei Corp
Accenture Japan Ltd
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、仲介時間の短縮化及び効率化を図
り、交渉相手先の拡大が出来、更には複数の相手先から
選ぶ選択の自由度を向上させることが出来、仲介される
物品の価格を低減することが出来る取引仲介システムを
提供することを可能にすることを目的としている。 【解決手段】 提供側の加工メーカー2は余剰物品情報
と、生産可能物品情報を入力し、夫々製品余剰在庫デー
タベース3b及び会社情報データベース3aに記憶され
る。依頼側の加工メーカー1は融通希望物品情報を入力
し、融通依頼データベース3cに記憶される。余剰物品
情報抽出手段、或いは生産可能物品情報抽出手段により
製品余剰在庫データベース3bに記憶された余剰物品情
報、或いは会社情報データベース3aに記憶された生産
可能物品が抽出され、その余剰物品情報や生産可能物品
情報を提供した提供側の加工メーカー2に対して余剰物
品発注手段や生産可能物品発注手段により余剰物品や生
産可能物品を発注したり、見積りを依頼するように構成
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、余剰在庫となって
いる余剰物品や、在庫が無くとも生産可能な物品を提供
し得る物品提供者と、その物品の融通を希望する融通希
望者との間の取引を自動的に仲介するシステムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、余剰在庫を抱える余剰物品提供者
や、自社で生産可能な物品の買い手を探したい物品提供
者と、それ等の物品の融通を希望する融通希望者との間
の取引の仲介は、夫々の営業マンが独自に相手先を探し
て個別交渉し、仲介するのが一般であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、顔見知り等で営業マンが知っている会社と
交渉、問い合わせを行う場合が多く、歩いて相手先を探
したり、個々の相手先に電話をしたり、個々の相手先に
アポイントを取って出向いて交渉するため仲介効率が悪
く、仲介に時間がかかるため融通希望者が物品の融通を
急いでいる場合等には十分に対応出来ないという問題が
あった。
【0004】また、仲介に手間がかかるため複数の相手
先が提供する物品から所望の物品を選ぶという選択の自
由度が十分でなく満足した仲介が得られないという問題
があった。また、仲介料が物品の代金に上乗せされる場
合には物品の価格が予め高く設定され、コスト高になる
という問題があった。
【0005】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、仲介時間の短縮化及び効率化
を図り、交渉相手先の拡大が出来、更には複数の相手先
から選ぶ選択の自由度を向上させることが出来、営業マ
ンの業務削減が図れることから仲介料の削減が可能とな
り、仲介される物品の価格を低減することが出来る取引
仲介システムを提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る取引仲介システムは、物品を提供し得る
物品提供者と、その物品の融通を希望する融通希望者と
の間の取引を仲介するシステムであって、余剰在庫とな
っている物品に関する余剰物品情報を入力する第1の入
力手段と、前記第1の入力手段により入力された余剰物
品情報を記憶する余剰物品情報記憶手段と、融通を希望
する物品に関する融通希望物品情報を入力する第2の入
力手段と、前記第2の入力手段により入力された融通希
望物品情報に基づいて前記余剰物品情報記憶手段に記憶
された余剰物品情報を抽出する余剰物品情報抽出手段
と、前記余剰物品情報抽出手段により抽出された余剰物
品情報を提供した物品提供者に対してその余剰物品を発
注、若しくは、その余剰物品の見積りを依頼する余剰物
品発注手段とを有することを特徴とする。
【0007】上記構成によれば、余剰在庫を抱える物品
提供者が第1の入力手段により余剰在庫となっている物
品に関する余剰物品情報を入力すると、その余剰物品情
報が余剰物品情報記憶手段に記憶される。一方、物品の
融通を希望する融通希望者が第2の入力手段により融通
を希望する物品に関する融通希望物品情報を入力する
と、余剰物品情報抽出手段により融通希望者が入力した
融通希望物品情報に基づいて余剰物品情報記憶手段に記
憶された余剰物品情報を自動的に抽出し、余剰物品発注
手段により、その抽出された余剰物品情報を提供した物
品提供者に対してその余剰物品を自動的に発注すること
が出来る。若しくは、その余剰物品の見積りを自動的に
依頼することが出来る。
【0008】また、本発明に係る取引仲介システムの他
の構成は、物品を提供し得る物品提供者と、その物品の
融通を希望する融通希望者との間の取引を仲介するシス
テムであって、生産可能な物品に関する生産可能物品情
報を入力する第3の入力手段と、前記第3の入力手段に
より入力された生産可能物品情報を記憶する生産可能物
品情報記憶手段と、融通を希望する物品に関する融通希
望物品情報を入力する第4の入力手段と、前記第4の入
力手段により入力された融通希望物品情報に基づいて前
記生産可能物品情報記憶手段に記憶された生産可能物品
情報を抽出する生産可能物品情報抽出手段と、前記生産
可能物品情報抽出手段により抽出された生産可能物品情
報を提供した物品提供者に対してその生産可能物品を発
注、若しくは、その生産可能物品の見積りを依頼する生
産可能物品発注手段とを有することを特徴とする。
【0009】上記構成によれば、自社で生産可能な物品
を提供出来る物品提供者が第3の入力手段により生産可
能な物品に関する生産可能物品情報を入力すると、その
生産可能物品情報が生産可能物品情報記憶手段に記憶さ
れる。一方、物品の融通を希望する融通希望者が第4の
入力手段により融通を希望する物品に関する融通希望物
品情報を入力すると、生産可能物品情報抽出手段により
融通希望者が入力した融通希望物品情報に基づいて生産
可能物品情報記憶手段に記憶された生産可能物品情報を
自動的に抽出し、生産可能物品発注手段により、その抽
出された生産可能物品情報を提供した物品提供者に対し
てその生産可能物品を自動的に発注することが出来る。
若しくは、その生産可能物品の見積りを自動的に依頼す
ることが出来る。
【0010】また、前記余剰物品情報抽出手段または前
記生産可能物品情報抽出手段が、前記融通希望物品情報
に一致した物品情報を抽出する場合には、融通希望者が
所望する物品と同一の物品が得られるため好ましい。
【0011】また、前記余剰物品情報抽出手段または前
記生産可能物品情報抽出手段が、前記融通希望物品情報
に近似した代替物品情報を抽出する場合には、融通希望
者が所望する物品に近い代替物品が得られるため、価格
や納期等の各種の条件に応じて代替物品を利用すること
が出来、選択の自由度が広がる。
【0012】また、前記余剰物品発注手段または前記生
産可能物品発注手段が、前記余剰物品情報抽出手段また
は前記生産可能物品情報抽出手段により複数抽出された
夫々の物品情報を提供した複数の物品提供者に対してそ
の物品の見積りを依頼する場合には、複数の物品提供者
が提示した見積りから購入条件に合った所望する物品提
供者が提供する物品を選択することが出来る。
【0013】また、前記余剰物品発注手段または前記生
産可能物品発注手段により物品提供者に対して融通希望
者が希望する物品を発注した際に該融通希望者に対して
その物品を発注した旨、若しくはその物品の見積りを依
頼した旨を報知する第1の報知手段を有する場合には、
該報知手段により融通希望者は物品を発注したこと、若
しくは物品の見積りを依頼したことを知得することが出
来る。
【0014】また、本発明に係る取引仲介システムの他
の構成は、物品を提供し得る物品提供者と、その物品の
融通を希望する融通希望者との間の取引を仲介するシス
テムであって、融通希望者が希望する物品に関する見積
り情報を入力する第5の入力手段と、前記第5の入力手
段により入力された見積り情報を記憶する見積り情報記
憶手段と、前記見積り情報記憶手段に記憶された見積り
情報から所望する見積り情報を選択する見積り情報選択
手段と、前記見積り情報選択手段により選択されなかっ
た見積り情報を提供した物品提供者に対して断りを報知
する第2の報知手段とを有することを特徴とする。
【0015】上記構成によれば、融通希望者が希望する
物品を提供し得る物品提供者が第5の入力手段によりそ
の物品に関する見積り情報を入力すると、その見積り情
報が見積り情報記憶手段に記憶される。一方、物品の融
通を希望する融通希望者が見積り情報選択手段により見
積り情報記憶手段に記憶された見積り情報を選択する
と、第2の報知手段が見積り情報選択手段により選択さ
れなかった見積り情報を提供した物品提供者に対して自
動的に断りを報知することが出来る。
【0016】また、前記見積り情報選択手段により選択
された見積り情報を提供した物品提供者に対してその物
品を発注する物品発注手段を有する場合には、物品発注
手段が見積り情報選択手段により選択された見積り情報
を提供した物品提供者に対してその物品を自動的に発注
する。
【0017】また、前記見積り情報選択手段が前記融通
希望物品情報に基づいて前記見積り情報記憶手段に記憶
された見積り情報を選択する場合には、見積り情報選択
手段により融通希望者が入力した融通希望物品情報に基
づいて見積り情報記憶手段に記憶された見積り情報を自
動的に選択することが出来る。
【0018】また、前記見積り情報選択手段が前記融通
希望物品情報に基づいて前記見積り情報記憶手段に記憶
された見積り情報を価格、納期の優先順序で選択する場
合には、見積り情報選択手段により融通希望者が入力し
た融通希望物品情報に基づいて見積り情報記憶手段に記
憶された見積り情報を価格、納期の優先順序で自動的に
選択することが出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る取引仲介シ
ステムの一例として、樹脂加工メーカー間で取引の仲介
を行う場合の一実施形態を具体的に説明する。図1は本
発明に係る取引仲介システムの構成を示すフローチャー
ト、図2は融通マッチング処理を示すフローチャート、
図3は依頼先の決定から発注情報生成処理を示すフロー
チャートである。
【0020】また、図4及び図5は会社情報登録画面の
一例を示す図、図6及び図7は製品余剰在庫登録画面を
示す図、図8及び図9は製品融通依頼登録画面を示す
図、図10はポリエチレン製のフィルム加工品の仕様選定
項目を説明する図、図11は製品融通依頼に基づいて製品
余剰在庫及び代替製品余剰在庫を検索、抽出する様子を
示す図、図12は製品融通依頼に基づいて生産可能な会社
を検索、抽出する様子を示す図、図13は製品融通依頼に
基づいて余剰在庫情報、代替余剰在庫情報及び融通会社
情報を検索、抽出して一覧し、融通パターンを選択する
様子を示す図、図14は選択した融通パターンを確認する
様子を示す図、図15及び図16は見積り依頼を行う際の確
認、回答画面を示す図である。
【0021】また、図17は回答された見積りを一覧で確
認し、マニュアル決定により選択する画面を示す図、図
18は融通依頼と見積回答から発注情報を生成する様子を
示す図、図19は融通依頼に対し、回答されてきた複数の
見積回答を抽出、特定する様子を示す図である。
【0022】図1〜図3において、1は物品の融通を希
望する融通希望者となる依頼側の加工メーカーであり、
2は物品を提供し得る物品提供者となる提供側の加工メ
ーカーである。以下に説明する本発明に係る取引仲介シ
ステムにより加工メーカー1,2間の取引の仲介を自動
的に行うものである。
【0023】尚、以下の説明では融通物品の一例とし
て、ポリエチレン製のフィルム加工製品を仲介する場合
について説明する。
【0024】予め登録された複数の各フィルム加工メー
カー2が抱えている余剰在庫となっている物品としての
余剰製品の在庫(規格品)を通信網であるインターネッ
ト等を介してウエブサイト(ホームページ)上に設けた
掲示板に公開し、これを見た融通を希望する加工メーカ
ー1が所望する余剰製品を選択して注文することが出来
る。
【0025】更には、所定の製品の融通を希望する加工
メーカー1が入力した融通希望物品情報に基づいて自動
的に提供出来る加工メーカー2を複数選択して自動的に
見積りを依頼し、その見積り回答から所望の加工メーカ
ー2を選んで自動的に生産発注出来るものである。
【0026】尚、通信網としては、インターネットの他
に専用回線であっても良いし、通信衛星等を利用した空
中電波による通信網であっても良い。
【0027】尚、以下の実施形態では、製品余剰在庫の
融通や、在庫が無い場合に製品の生産を依頼して融通す
る場合について説明するが、中古設備の売買や原料樹脂
余剰在庫の融通も同様に出来、更には電子掲示板を利用
して技術情報や自由な意見交換、或いはコミュニティの
場としても利用可能である。
【0028】2aは提供側の加工メーカー2が取り扱う
入力手段となるパーソナルコンピュータ(以下、「パソ
コン」という)であり、図2に示すステップS1におい
て、該パソコン2aに設けられたキーボードやマウス等
を利用して余剰在庫となっている物品に関する余剰物品
情報を入力する。尚、入力手段としてはパソコン2a以
外にもインターネットが利用可能な携帯電話機や携帯情
報端末機等を利用しても良い。
【0029】提供側の加工メーカー2のパソコン2aか
ら入力された会社情報(図4及び図5参照)及び余剰物
品情報(図6及び図7参照)は、インターネットを介し
て仲介センターのコンピュータシステムに設けられた会
社情報記憶手段となる会社情報データベース3a及び余
剰物品情報記憶手段となる製品余剰在庫データベース3
bに互いに関連付けられた状態で夫々振り分けて記憶さ
れる(ステップS2)。
【0030】会社情報としては、会社概要、企業規模、
取扱製品情報、自社で生産可能製品情報等が入力され
る。また、余剰物品情報としては自社で余剰在庫となっ
ている製品、仕様、数量等が入力される。
【0031】また、1aは依頼側の加工メーカー1が取
り扱う入力手段となるパソコンであり、図2に示すステ
ップS3において、該パソコン1aに設けられたキーボ
ードやマウス等を利用して融通を希望する物品に関する
融通希望物品情報を入力する。尚、入力手段としてはパ
ソコン1a以外にもインターネットが利用可能な携帯電
話機や携帯情報端末機等を利用しても良い。
【0032】融通希望物品情報としては、他社から融通
を受けたい物品について製品、数量、納期、希望価格等
が入力される。
【0033】依頼側の加工メーカー1のパソコン1aか
ら入力された融通希望物品情報(図8及び図9参照)
は、インターネットを介して仲介センターのコンピュー
タシステムに設けられた融通希望物品情報記憶手段とな
る図2に示す融通依頼データベース3cに記憶され、そ
の融通希望物品情報に基づいて、仲介センターのコンピ
ュータシステムに設けられた図示しない余剰物品情報抽
出手段により余剰物品情報記憶手段となる製品余剰在庫
データベース3bに記憶された余剰物品情報が抽出され
る(ステップS4)。
【0034】図2のステップS4において、抽出される
余剰物品情報としては、依頼側の加工メーカー1が指定
した融通希望物品情報に完全に一致した物品情報と、依
頼側の加工メーカー1が指定した融通希望物品情報に近
似した代替物品情報とが別々に抽出される。
【0035】即ち、図11に示すように、依頼側の加工メ
ーカー1のパソコン1aから入力された融通希望物品情
報を基に作成された製品融通依頼のテーブル4に基づい
て、提供側の加工メーカー2のパソコン2aから入力さ
れた余剰物品情報を基に作成された製品余剰在庫のテー
ブル5から製品規格、仕様に適合する余剰在庫情報を検
索、抽出し(ステップS4)、その抽出された余剰物品
情報に関連付けられた会社情報を会社情報データベース
3aから選択して付与し(ステップS5)、例えば、価
格が安く、納入先への距離が近い順に整列をかけて融通
候補を一覧で表示する(図13参照)。
【0036】余剰在庫検索では、製品規格、仕様に完全
に一致する余剰在庫情報を検索、抽出して表示する(図
13上段参照)。また、代替余剰在庫検索では、例えば、
サイズ等の優先度の低い項目を検索条件から外して代替
余剰在庫を検索、抽出して表示する(図13中段参照)。
【0037】また、生産可能物品情報記憶手段を兼ねる
会社情報データベース3aには、会社概要や企業規模、
取扱製品情報の他に生産可能な物品に関する生産可能物
品情報が提供側の加工メーカー2によりパソコン2a等
を利用して入力され、記憶されている。
【0038】そして、融通希望者が希望する物品の在庫
が無い場合にも依頼側の加工メーカー1によりパソコン
1a等を利用して入力された融通希望物品情報に基づい
て仲介センターのコンピュータシステムに設けられた図
示しない生産可能物品情報抽出手段により会社情報デー
タベース3aに記憶された生産可能物品情報を抽出する
(ステップS5)。
【0039】即ち、図12に示すように、依頼側の加工メ
ーカー1のパソコン1aから入力された融通希望物品情
報を基に作成された製品融通依頼のテーブル4に基づい
て、提供側の加工メーカー2のパソコン2aから入力さ
れた生産可能物品情報を含む会社情報を基に作成された
会社情報のテーブル6から製品規格、仕様に適合する生
産融通可能な会社情報を検索、抽出し(ステップS
5)、納入先への距離が近い順に整列をかけて融通候補
を一覧で表示する(図13下段参照)。
【0040】融通会社検索では、対象製品(樹脂、種
類)が生産可能な会社を会社情報のテーブル6の樹脂フ
ィールド、種類フィールドから融通希望者が希望する融
通希望物品情報と一致するものを検索、抽出して表示す
る(図13下段参照)。尚、図12の会社情報のテーブル6
のデータ例フィールドに記録された「1」は、その会社
で取り扱える物品、「0」は取り扱えない物品を示す。
【0041】融通希望者は依頼側の加工メーカー1のパ
ソコン1aのディスプレイ上に表示された図13に示す融
通パターン選択画面7上で、所望する物品に完全に一致
した余剰在庫を希望する場合には依頼量入力欄7aに所
望する依頼量を入力し、完全に一致した余剰在庫が無い
場合や、余剰在庫よりも安価であったり納期的に有利で
ある等の理由で所望する物品に近似した代替余剰在庫を
希望する場合には依頼量入力欄7bに所望する依頼量を
入力し、余剰在庫も代替余剰在庫も無い場合や、余剰在
庫に該当する在庫があったとしても価格等が希望と合わ
なければ依頼量入力欄7cに所望する依頼量を入力する
と共に、見積りを所望する各会社の見積り送信先チェッ
ク欄7dにチェックを入れて、次へのボタン7eをクリ
ックすると、図14に示す融通パターン確認画面8が現れ
る。
【0042】融通希望者は、融通パターン確認画面8を
確認した後、回答締切日を回答締切日入力欄8aに入力
し、回答選択方法を「マニュアル決定」にするか「自動
決定」にするかを回答選択欄8bの何れかをクリックす
ることにより選択して、登録・依頼送信ボタン8cをク
リックして融通選択パターンを選択する(ステップS
6)。
【0043】図14に示す余剰在庫や代替余剰在庫の融通
に関しては融通パターン確認画面8の登録・依頼送信ボ
タン8cをクリックした時点で仲介センターのコンピュ
ータシステムに設けられた図示しない余剰物品発注手段
により該当する提供側の加工メーカー2のパソコン2a
等に発注情報が電子メールで送信されて、それ等の余剰
在庫や代替余剰在庫の物品は直ちに発注される(ステッ
プS7)。
【0044】一方、生産融通に関しては融通パターン確
認画面8の登録・依頼送信ボタン8cをクリックした時
点で仲介センターのコンピュータシステムに設けられた
図示しない生産可能物品発注手段により該当する提供側
の加工メーカー2のパソコン2a等に見積り依頼情報が
電子メールで送信される(ステップS8)。
【0045】尚、余剰物品の融通であっても大量に取り
引きするために個々に値段の交渉をしたい場合には余剰
物品発注手段や生産可能物品発注手段を利用して見積り
依頼を行っても良いし、生産可能物品の融通であっても
予め設定された値段で良ければ余剰物品発注手段や生産
可能物品発注手段を利用して見積り無しで直ちに発注し
ても良い。
【0046】また、余剰物品発注手段または生産可能物
品発注手段は、余剰物品情報抽出手段または生産可能物
品情報抽出手段により複数抽出された夫々の物品情報を
提供した複数の物品提供者に対して、その物品の見積り
を依頼する(図14参照)。
【0047】一方、余剰物品発注手段または生産可能物
品発注手段により物品提供者となる提供側の加工メーカ
ー2に対して融通希望者が希望する物品を発注した際に
該融通希望者となる依頼側の加工メーカー1に対して、
その物品を発注した旨、若しくは、その物品の見積りを
依頼した旨を電子メールにより送信して報知手段となる
パソコン1aのディスプレイ上に表示して報知する。
【0048】ステップS8において、融通希望者が希望
する物品に関する見積りを依頼された物品提供者である
提供側の加工メーカー2では、図3のステップS9にお
いて、入力手段となるパソコン2a等により融通希望者
が希望する物品に関する見積り情報を入力する(図15及
び図16参照)。
【0049】パソコン2a等により入力された見積り情
報は、仲介センターのコンピュータシステムに設けられ
た見積り情報記憶手段となる見積回答データベース3d
に記憶される(ステップS10)。
【0050】次にステップS11において、図14に示す融
通パターン確認画面8において、依頼先の決定をマニュ
アル決定と自動決定との何れかに選択出来るようになっ
ており、回答選択方法が回答選択欄8bのマニュアル決
定を選択した場合には、融通依頼データベース3cに記
憶された融通希望物品情報に基づいて仲介センターのコ
ンピュータシステムに設けられた図示しない見積り情報
抽出手段により見積回答データベース3dに記憶された
見積り情報が所定の条件で複数抽出されて図17に示すよ
うに見積り情報選択手段となる見積回答確認・選択画面
9に一覧表示される。
【0051】そして、図17の見積回答確認・選択画面9
の内容を確認して、所望する見積り情報を提示した依頼
先を決定し(ステップS12)、依頼先の依頼先チェック
欄9aにチェックを入れて選択した後、結果通知ボタン
9bをクリックすると、選択されなかった見積り情報を
提供した物品提供者となる依頼先チェック欄9aでチェ
ックしなかった非依頼先の加工メーカー2に対して自動
的に断りの電子メールが送信され(ステップS13)、そ
の提供側の加工メーカー2のパソコン2aの報知手段と
なるディスプレイ上に所定の様式で作成された断りのメ
ッセージが表示される。
【0052】一方、選択された見積り情報を提供した物
品提供者となる依頼先チェック欄9aでチェックした依
頼先の加工メーカー2に対しては、仲介センターのコン
ピュータシステムに設けられた図示しない物品発注手段
により自動的にその物品を発注する。
【0053】即ち、図18に示すように融通依頼データベ
ース3cに基づいて作成された製品融通依頼のテーブル
4と見積回答データベース3dに基づいて作成された見
積回答のテーブル10とを基に発注情報となる発注テーブ
ル11が作成され(ステップS14)、仲介センターのコン
ピュータシステムに設けられた発注情報記憶手段となる
発注データベース3eに記憶される(ステップS15)。
【0054】そして、その発注情報がインターネットを
介して依頼先の加工メーカー2に対して電子メールで自
動送信され(ステップS16)、その提供側の加工メーカ
ー2のパソコン2aの報知手段となるディスプレイ上に
所定の様式で作成された融通依頼の内容が表示される。
【0055】また、図14の回答選択方法を回答選択欄8
bの自動決定に選択した場合には、前記ステップS11に
おいて、価格、納期等の予め設定された所定の優先順序
で融通依頼データベース3cに記憶された融通希望物品
情報に基づいて仲介センターのコンピュータシステムに
設けられた図示しない見積り情報選択手段により見積回
答データベース3dに記憶された最適な見積り情報が自
動的に選択される。
【0056】即ち、図19に示すように、先ず、融通依頼
データベース3cを基に作成された製品融通依頼のテー
ブル4から回答締切日を過ぎており、回答決定方法が自
動決定になっている融通依頼案件を抽出し「」、更に
製品融通依頼のテーブル4に記録された融通依頼案件の
融通依頼Noをキーにして回答されてきている見積回答
データベース3dに記憶された見積回答のテーブル10を
抽出し「」、例えば、以下の数1式でVの値が最小と
なる見積り回答を提示した依頼先に自動的に決定する。
【0057】尚、以下の数1式で、Pは価格、Dは納期
を過ぎた日数、wは納期遅れをどの程度、重要視/考慮
するかに応じて適宜設定される重み%である。
【0058】
【数1】
【0059】例えば、取引仲介システムで自動的に最適
な見積回答を選択する場合に、価格と納期のバランスを
調整するために、上記数1式の右辺の第2項に記載され
たD×P×wにより納期遅れ日数分を価格に上乗せし
て、Vの最小の数値のものが最適な見積とすることが出
来、これにより安くて、早いものが一番良い見積という
判断が自動的に出来る。
【0060】例えば、上記数1式において、wを1とし
て、単純に価格に遅れ日数をかけたものを上乗せする
と、納期遅れを考慮しすぎることになるので、wを5%
という数字を掛けて価格と納期のバランスを調整するこ
とが出来る。
【0061】即ち、希望納期が12月1日のケースで、
A社の見積価格が100円、納期が12月1日、B社の
見積価格が90円、納期が12月2日であった場合、上
記数1式によりVを算出すると、重み付けが無い場合
(w=1)と、5%の重み付けがある場合(w=0.0
5)とでは以下のような見積り評価が得られる。
【0062】
【数2】
【0063】
【数3】
【0064】即ち、5%の重み付けを付与することで、
納期遅れを許容して、納期遅れを軽い比重で比較するこ
とが出来るものである。尚、w重み%は納期遅れをどの
程度、重要視/考慮するかに応じて適宜設定すれば良
い。
【0065】そして、自動決定においても、前述のマニ
ュアル決定と同様に非依頼先に対しては断りの電子メー
ルを自動的に送信し(ステップS17)、依頼先に対して
は図18に示すように、融通依頼データベース3cに記憶
された製品融通依頼のテーブル4と見積回答データベー
ス3dに記憶された見積回答のテーブル10から発注テー
ブル11からなる発注情報を作成して(ステップS18)、
発注データベース3eに記憶し(ステップS19)、発注
メールを自動送信する(ステップS20)。
【0066】図1に示すように、発注メールを受信した
提供側の加工メーカー2では依頼された物品を依頼側の
加工メーカー1に対して出荷すると共に、パソコン2a
により出荷情報を入力し、仲介センターのコンピュータ
システムに設けられた出荷実績情報記憶手段となる出荷
実績データベース3fに記憶され、更に依頼側の加工メ
ーカー1のパソコン1a等に対して出荷した旨の内容が
電子メールで自動送信される。
【0067】また、発注データベース3eや出荷実績デ
ータベース3fに記憶された取り引き情報に基づいて、
電子マネーを取り扱うネットバンク12に取り引き情報を
自動的に送信し、決済が行われる。
【0068】上記構成によれば、余剰在庫を抱える提供
側の加工メーカー2がパソコン2a等により余剰在庫と
なっている物品に関する余剰物品情報を入力すると、そ
の余剰物品情報が仲介センターのコンピュータシステム
に設けられた製品余剰在庫データベース3bに記憶され
る。
【0069】一方、物品の融通を希望する依頼側の加工
メーカー1がパソコン1a等により融通を希望する物品
に関する融通希望物品情報を入力すると、仲介センター
のコンピュータシステムに設けられた余剰物品情報抽出
手段により依頼側の加工メーカー1が入力した融通希望
物品情報に基づいて仲介センターのコンピュータシステ
ムに設けられた製品余剰在庫データベース3bに記憶さ
れた余剰物品情報を自動的に抽出し、仲介センターのコ
ンピュータシステムに設けられた余剰物品発注手段によ
り、その抽出された余剰物品情報を提供した提供側の加
工メーカー2に対してその余剰物品を自動的に発注する
ことが出来る。若しくは、その余剰物品の見積りを自動
的に依頼することが出来る。
【0070】また、本発明に係る取引仲介システムの他
の構成によれば、自社で生産可能な物品を提供出来る提
供側の加工メーカー2がパソコン2a等により生産可能
な物品に関する生産可能物品情報を入力すると、その生
産可能物品情報が会社情報データベース3aに記憶され
る。
【0071】一方、物品の融通を希望する依頼側の加工
メーカー1がパソコン1a等により融通を希望する物品
に関する融通希望物品情報を入力すると、仲介センター
のコンピュータシステムに設けられた生産可能物品情報
抽出手段により依頼側の加工メーカー1が入力した融通
希望物品情報に基づいて仲介センターのコンピュータシ
ステムに設けられた会社情報データベース3aに記憶さ
れた生産可能物品情報を自動的に抽出し、仲介センター
のコンピュータシステムに設けられた生産可能物品発注
手段により、その抽出された生産可能物品情報を提供し
た提供側の加工メーカー2に対してその生産可能物品を
自動的に発注することが出来る。若しくは、その生産可
能物品の見積りを自動的に依頼することが出来る。
【0072】また、仲介センターのコンピュータシステ
ムに設けられた余剰物品情報抽出手段または生産可能物
品情報抽出手段が、融通希望物品情報に一致した物品情
報を抽出する場合には、依頼側の加工メーカー1が所望
する物品と同一の物品が得られるため好ましい。
【0073】また、仲介センターのコンピュータシステ
ムに設けられた余剰物品情報抽出手段または生産可能物
品情報抽出手段が、融通希望物品情報に近似した代替物
品情報を抽出する場合には、依頼側の加工メーカー1が
所望する物品に近い代替物品が得られるため、価格や納
期等の各種の条件に応じて代替物品を利用することが出
来、選択の自由度が広がる。
【0074】また、仲介センターのコンピュータシステ
ムに設けられた余剰物品発注手段または生産可能物品発
注手段が、余剰物品情報抽出手段または生産可能物品情
報抽出手段により複数抽出された夫々の物品情報を提供
した複数の物品提供者に対して、その物品の見積りを依
頼する場合には、複数の提供側の加工メーカー2が提示
した見積りから購入条件に合った所望する提供側の加工
メーカー2が提供する物品を選択することが出来る。
【0075】また、仲介センターのコンピュータシステ
ムに設けられた余剰物品発注手段または生産可能物品発
注手段により提供側の加工メーカー2に対して依頼側の
加工メーカー1が希望する物品を発注した際に該依頼側
の加工メーカー1に対してその物品を発注した旨、若し
くはその物品の見積りを依頼した旨を報知手段となるパ
ソコン1a等により報知する場合には、該報知手段によ
り依頼側の加工メーカー1は物品を発注したこと、若し
くは物品の見積りを依頼したことを知得することが出来
る。
【0076】また、本発明に係る取引仲介システムの他
の構成によれば、依頼側の加工メーカー1が希望する物
品を提供し得る提供側の加工メーカー2がパソコン2a
等により、その物品に関する見積り情報を入力すると、
その見積り情報が仲介センターのコンピュータシステム
に設けられた見積回答データベース3dに記憶される。
【0077】一方、物品の融通を希望する依頼側の加工
メーカー1が仲介センターのコンピュータシステムに設
けられた見積り情報選択手段により見積回答データベー
ス3dに記憶された見積り情報を選択すると、見積り情
報選択手段により選択されなかった見積り情報を提供し
た提供側の加工メーカー2に対してパソコン2a等によ
り自動的に断りを報知することが出来る。
【0078】また、見積り情報選択手段により選択され
た見積り情報を提供した提供側の加工メーカー2に対し
て、その物品を発注する物品発注手段を有する場合に
は、仲介センターのコンピュータシステムに設けられた
物品発注手段が見積り情報選択手段により選択された見
積り情報を提供した提供側の加工メーカー2に対してそ
の物品を自動的に発注する。
【0079】また、仲介センターのコンピュータシステ
ムに設けられた見積り情報選択手段が融通希望物品情報
に基づいて見積回答データベース3dに記憶された見積
り情報を選択する場合には、仲介センターのコンピュー
タシステムに設けられた見積り情報選択手段により依頼
側の加工メーカー1が入力した融通希望物品情報に基づ
いて見積回答データベース3dに記憶された見積り情報
を自動的に選択することが出来る。
【0080】また、仲介センターのコンピュータシステ
ムに設けられた見積り情報選択手段が融通希望物品情報
に基づいて見積回答データベース3dに記憶された見積
り情報を価格、納期の優先順序で選択する場合には、見
積り情報選択手段により依頼側の加工メーカー1が入力
した融通希望物品情報に基づいて見積回答データベース
3dに記憶された見積り情報を価格、納期の優先順序で
自動的に選択することが出来る。
【0081】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、請求項1に記載した発明によれば、余剰在庫
を抱える物品提供者が第1の入力手段により余剰在庫と
なっている物品に関する余剰物品情報を入力すると、そ
の余剰物品情報が余剰物品情報記憶手段に記憶される。
一方、物品の融通を希望する融通希望者が第2の入力手
段により融通を希望する物品に関する融通希望物品情報
を入力すると、余剰物品情報抽出手段により融通希望者
が入力した融通希望物品情報に基づいて余剰物品情報記
憶手段に記憶された余剰物品情報を自動的に抽出し、余
剰物品発注手段により、その抽出された余剰物品情報を
提供した物品提供者に対してその余剰物品を自動的に発
注することが出来る。若しくは、その余剰物品の見積り
を自動的に依頼することが出来る。
【0082】また、請求項2に記載した発明によれば、
自社で生産可能な物品を提供出来る物品提供者が第3の
入力手段により生産可能な物品に関する生産可能物品情
報を入力すると、その生産可能物品情報が生産可能物品
情報記憶手段に記憶される。一方、物品の融通を希望す
る融通希望者が第4の入力手段により融通を希望する物
品に関する融通希望物品情報を入力すると、生産可能物
品情報抽出手段により融通希望者が入力した融通希望物
品情報に基づいて生産可能物品情報記憶手段に記憶され
た生産可能物品情報を自動的に抽出し、生産可能物品発
注手段により、その抽出された生産可能物品情報を提供
した物品提供者に対してその生産可能物品を自動的に発
注することが出来る。若しくは、その生産可能物品の見
積りを自動的に依頼することが出来る。
【0083】また、余剰物品情報抽出手段または生産可
能物品情報抽出手段が、融通希望物品情報に一致した物
品情報を抽出する場合には、融通希望者が所望する物品
と同一の物品が得られるため好ましい。
【0084】また、余剰物品情報抽出手段または生産可
能物品情報抽出手段が、融通希望物品情報に近似した代
替物品情報を抽出する場合には、融通希望者が所望する
物品に近い代替物品が得られるため、価格や納期等の各
種の条件に応じて代替物品を利用することが出来、選択
の自由度が広がる。
【0085】また、余剰物品発注手段または生産可能物
品発注手段が、余剰物品情報抽出手段または生産可能物
品情報抽出手段により複数抽出された夫々の物品情報を
提供した複数の物品提供者に対してその物品の見積りを
依頼する場合には、複数の物品提供者が提示した見積り
から購入条件に合った所望する物品提供者が提供する物
品を選択することが出来る。
【0086】また、余剰物品発注手段または生産可能物
品発注手段により物品提供者に対して融通希望者が希望
する物品を発注した際に該融通希望者に対してその物品
を発注した旨、若しくはその物品の見積りを依頼した旨
を報知する第1の報知手段を有する場合には、該報知手
段により融通希望者は物品を発注したこと、若しくは物
品の見積りを依頼したことを知得することが出来る。
【0087】また、請求項6に記載の発明によれば、融
通希望者が希望する物品を提供し得る物品提供者が第5
の入力手段によりその物品に関する見積り情報を入力す
ると、その見積り情報が見積り情報記憶手段に記憶され
る。一方、物品の融通を希望する融通希望者が見積り情
報選択手段により見積り情報記憶手段に記憶された見積
り情報を選択すると、第2の報知手段が見積り情報選択
手段により選択されなかった見積り情報を提供した物品
提供者に対して自動的に断りを報知することが出来る。
【0088】また、見積り情報選択手段により選択され
た見積り情報を提供した物品提供者に対してその物品を
発注する物品発注手段を有する場合には、物品発注手段
が見積り情報選択手段により選択された見積り情報を提
供した物品提供者に対してその物品を自動的に発注す
る。
【0089】また、見積り情報選択手段が融通希望物品
情報に基づいて見積り情報記憶手段に記憶された見積り
情報を選択する場合には、見積り情報選択手段により融
通希望者が入力した融通希望物品情報に基づいて見積り
情報記憶手段に記憶された見積り情報を自動的に選択す
ることが出来る。
【0090】また、見積り情報選択手段が融通希望物品
情報に基づいて見積り情報記憶手段に記憶された見積り
情報を価格、納期の優先順序で選択する場合には、見積
り情報選択手段により融通希望者が入力した融通希望物
品情報に基づいて見積り情報記憶手段に記憶された見積
り情報を価格、納期の優先順序で自動的に選択すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る取引仲介システムの構成を示すフ
ローチャートである。
【図2】融通マッチング処理を示すフローチャートであ
る。
【図3】依頼先の決定から発注情報生成処理を示すフロ
ーチャートである。
【図4】会社情報登録画面の一例を示す図である。
【図5】会社情報登録画面の一例を示す図である。
【図6】製品余剰在庫登録画面を示す図である。
【図7】製品余剰在庫登録画面を示す図である。
【図8】製品融通依頼登録画面を示す図である。
【図9】製品融通依頼登録画面を示す図である。
【図10】ポリエチレン製品の仕様選定項目を説明する図
である。
【図11】製品融通依頼に基づいて製品余剰在庫及び代替
製品余剰在庫を検索、抽出する様子を示す図である。
【図12】製品融通依頼に基づいて生産可能な会社を検
索、抽出する様子を示す図である。
【図13】製品融通依頼に基づいて余剰在庫情報、代替余
剰在庫情報及び融通会社情報を検索、抽出して一覧し、
融通パターンを選択する様子を示す図である。
【図14】選択した融通パターンを確認する様子を示す図
である。
【図15】見積り依頼を行う際の確認、回答画面を示す図
である。
【図16】見積り依頼を行う際の確認、回答画面を示す図
である。
【図17】回答された見積りを一覧で確認し、マニュアル
決定により選択する画面を示す図である。
【図18】融通依頼と見積回答から発注情報を生成する様
子を示す図である。
【図19】融通依頼に対し、回答されてきた複数の見積回
答を抽出、特定する様子を示す図である。
【符号の説明】
1,2…加工メーカー 1a,2a…パソコン 3a…会社情報データベース 3b…製品余剰在庫データベース 3c…融通依頼データベース 3d…見積回答データベース 3e…発注データベース 3f…出荷実績データベース 4…製品融通依頼のテーブル 5…製品余剰在庫のテーブル 6…会社情報のテーブル 7…融通パターン選択画面 7a,7b,7c…依頼量入力欄 7d…見積り送信先チェック欄 7e…次へのボタン 8…融通パターン確認画面 8a…回答締切日入力欄 8b…回答選択欄 8c…登録・依頼送信ボタン 9…見積回答確認・選択画面 9a…依頼先チェック欄 10…見積回答のテーブル 11…発注テーブル 12…ネットバンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野原 博人 東京都千代田区有楽町1丁目1番2号 旭 化成工業株式会社内 (72)発明者 窪川 和志 東京都港区赤坂8−1−19 日本生命赤坂 ビル アンダーセンコンサルティング株式 会社内 (72)発明者 久保 年弘 東京都港区赤坂7−1−16 日本生命赤坂 第2ビル アンダーセンコンサルティング 株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB07 CC00 CC05 CC10 FF01 GG02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を提供し得る物品提供者と、その物
    品の融通を希望する融通希望者との間の取引を仲介する
    システムであって、 余剰在庫となっている物品に関する余剰物品情報を入力
    する第1の入力手段と、 前記第1の入力手段により入力された余剰物品情報を記
    憶する余剰物品情報記憶手段と、 融通を希望する物品に関する融通希望物品情報を入力す
    る第2の入力手段と、 前記第2の入力手段により入力された融通希望物品情報
    に基づいて前記余剰物品情報記憶手段に記憶された余剰
    物品情報を抽出する余剰物品情報抽出手段と、 前記余剰物品情報抽出手段により抽出された余剰物品情
    報を提供した物品提供者に対して、その余剰物品を発
    注、若しくは、その余剰物品の見積りを依頼する余剰物
    品発注手段と、 を有することを特徴とする取引仲介システム。
  2. 【請求項2】 物品を提供し得る物品提供者と、その物
    品の融通を希望する融通希望者との間の取引を仲介する
    システムであって、 生産可能な物品に関する生産可能物品情報を入力する第
    3の入力手段と、 前記第3の入力手段により入力された生産可能物品情報
    を記憶する生産可能物品情報記憶手段と、 融通を希望する物品に関する融通希望物品情報を入力す
    る第4の入力手段と、 前記第4の入力手段により入力された融通希望物品情報
    に基づいて前記生産可能物品情報記憶手段に記憶された
    生産可能物品情報を抽出する生産可能物品情報抽出手段
    と、 前記生産可能物品情報抽出手段により抽出された生産可
    能物品情報を提供した物品提供者に対して、その生産可
    能物品を発注、若しくは、その生産可能物品の見積りを
    依頼する生産可能物品発注手段と、 を有することを特徴とする取引仲介システム。
  3. 【請求項3】 前記余剰物品情報抽出手段または前記生
    産可能物品情報抽出手段は、前記融通希望物品情報に一
    致した物品情報または前記融通希望物品情報に近似した
    代替物品情報を抽出することを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の取引仲介システム。
  4. 【請求項4】 前記余剰物品発注手段または前記生産可
    能物品発注手段は、前記余剰物品情報抽出手段または前
    記生産可能物品情報抽出手段により複数抽出された夫々
    の物品情報を提供した複数の物品提供者に対して、その
    物品の見積りを依頼することを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の取引仲介システム。
  5. 【請求項5】 前記余剰物品発注手段または前記生産可
    能物品発注手段により物品提供者に対して融通希望者が
    希望する物品を発注した際に該融通希望者に対して、そ
    の物品を発注した旨、若しくは、その物品の見積りを依
    頼した旨を報知する第1の報知手段を有することを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の取引仲介シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 物品を提供し得る物品提供者と、その物
    品の融通を希望する融通希望者との間の取引を仲介する
    システムであって、 融通希望者が希望する物品に関する見積り情報を入力す
    る第5の入力手段と、 前記第5の入力手段により入力された見積り情報を記憶
    する見積り情報記憶手段と、 前記見積り情報記憶手段に記憶された見積り情報から所
    望する見積り情報を選択する見積り情報選択手段と、 前記見積り情報選択手段により選択されなかった見積り
    情報を提供した物品提供者に対して断りを報知する第2
    の報知手段と、 を有することを特徴とする取引仲介システム。
  7. 【請求項7】 前記見積り情報選択手段により選択され
    た見積り情報を提供した物品提供者に対して、その物品
    を発注する物品発注手段を有することを特徴とする請求
    項6に記載の取引仲介システム。
  8. 【請求項8】 前記見積り情報選択手段は前記融通希望
    物品情報に基づいて前記見積り情報記憶手段に記憶され
    た見積り情報を選択することを特徴とする請求項1及び
    請求項6、または請求項1及び請求項7に記載の取引仲
    介システム。
  9. 【請求項9】 前記見積り情報選択手段は前記融通希望
    物品情報に基づいて前記見積り情報記憶手段に記憶され
    た見積り情報を価格、納期の優先順序で選択することを
    特徴とする請求項8に記載の取引仲介システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004094560A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Toppan Forms Co Ltd 個別印刷物発注管理システムおよび個別印刷物発注管理サーバ
JP2004264963A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Sekiyu Combinat Kodo Togo Unei Gijutsu Kenkyu Kumiai 企業集合体における情報共有システム
JP7411592B2 (ja) 2020-03-25 2024-01-11 株式会社オービック 商品取扱管理装置、商品取扱管理方法、および、商品取扱管理プログラム

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