JP2002169428A - 画像形成装置、画像形成装置に用いる交換部品及びicチップ、交換部品の使用管理方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置に用いる交換部品及びicチップ、交換部品の使用管理方法

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JP2002169428A JP2000364234A JP2000364234A JP2002169428A JP 2002169428 A JP2002169428 A JP 2002169428A JP 2000364234 A JP2000364234 A JP 2000364234A JP 2000364234 A JP2000364234 A JP 2000364234A JP 2002169428 A JP2002169428 A JP 2002169428A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジ等の交換部品の保守形
態の種類が多い場合でも、簡単な方法により適正な管理
をする。 【解決手段】 プリンタ本体5内蔵のメモリ(不揮発)
17に本装置により使用可能なプロセスカートリッジの
保守形態の種別を表す保守IDを記憶させ、カートリッ
ジ装着時、記憶した保守IDとカートリッジ2のメモリ
(不揮発)18に記憶した保守IDとを比較し、保守I
Dの一致を判断する。一致した場合、装着されたカート
リッジを使用して画像形成を行うことを可能にする。保
守IDが一致しない場合、交換部品の誤装着を報知す
る。メモリからの保守IDの読み出しは、他の管理情報
の読み出しに先んじ、最初に行う。保守IDをカートリ
ッジに設定されたリースの種別とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、より詳細に
は、装置本体に着脱可能としたプロセスカートリッジ等
の交換部品を部品毎に異なる保守形態で使用するような
場合、交換部品の使用管理を適正に行うことが可能な画
像形成装置、該画像形成装置に用いる交換部品及びIC
チップ、並びに交換部品の使用管理方法、該方法を実行
するためのプログラムを記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスにより画像形成を行う
プリンタ等の画像形成装置では、画像形成プロセスに用
いる電子写真感光体やトナー等の部品は、消耗等により
使用限界があるので、従来から、プロセスカートリッジ
の形で交換部品として用意され、ユーザ或いはサービス
マンにより交換ができるようになされている。一方、か
かる交換部品としてのプロセスカートリッジをリースの
対象としてユーザに提供し、プロセスカートリッジの使
用に対し課金をする場合がある。その場合、リース内容
は、貸借契約をしたプロセスカートリッジに対して直接
に課金をし(即ち、カートリッジ当りの料金が設定され
ている)、契約したカートリッジを使い切る(例えば、
消耗品であるトナーがなくなる)までの使用を可能とす
る方法、或いはプロセスカートリッジへ直接に課金せず
に、プロセスカートリッジを使用して印刷した印刷枚数
に応じた課金をすることにより、プロセスカートリッジ
の使用を可能とする方法によっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なリースの対象となるプロセスカートリッジを受け入れ
る画像形成装置本体は、リース内容に従って使用される
カートリッジを管理をするための手段を用意する必要が
ある。例えば、上記に示した後者のリース内容の場合、
印刷枚数を管理する必要があり、そのカートリッジによ
り印刷動作を行う度に、以前に本カートリッジにより印
刷した印刷枚数に今回印刷した枚数を累算した印刷枚数
値を算出するために計数を行い、得た累算値をカートリ
ッジ毎に保存しておかなければならず、このような処理
を行うための手段を必要とする。しかしながら、これま
で、こうした処理を行うための手段が全ての画像形成装
置に備えられていない。従って、リース内容の違いによ
って異なる保守形態で対応することが必要なプロセスカ
ートリッジに対して適正な使用管理を可能とするため
に、画像形成装置本体に非互換性を持たせるようにして
いる。即ちカートリッジ側又は装置本体側に機械的に加
工を施し、保守形態の合致しないカートリッジは装着で
きないようにしていた。
【0004】ところが、保守形態については、上記以外
にもさらに多くの種類の保守形態が存在することから、
多種類に対応して非互換性が必要となるケースが起きて
いる。そうした場合、上記のように機械的な手段を用い
る場合に、装置本体、カートリッジの双方で設計上の様
々な制約があり、組み合わせに限度がある上、組立上、
部品管理上も手間が大きく、コストも余計にかかること
になってしまう。さらに、途中で保守の契約形態を変更
したような場合には、新たな保守形態に合わせた改造が
必要になってしまう。本発明は、画像形成装置本体に着
脱可能としたプロセスカートリッジ等の交換部品を部品
毎に異なる保守形態で使用する場合、その管理を適正に
行うための手段を備えた画像形成装置における上述の従
来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、その目
的は、多くの種類の保守形態に対応して、適正な管理を
行うことを、組立上、部品管理上も手間のかかる従来の
機械的手段に代わる簡単な方法により実現することを可
能とする画像形成装置(例えば、電子写真プロセスによ
り画像を形成するプリンタ、複写機、ファクシミリ
等)、該画像形成装置に用いる交換部品及びICチッ
プ、並びに交換部品の使用管理方法、該方法を実行する
ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、着脱
可能な交換部品を少なくとも一部に用いた画像形成手段
と、装置本体に内蔵する読み出し可能な記憶手段を有す
る画像形成装置であって、前記交換部品に読み出し可能
な記憶手段を備え、交換部品の装置本体への装着時に交
換部品の記憶手段からそこに記憶されている該部品の保
守形態の種別を表す保守IDを読み出すとともに、装置
本体の記憶手段からそこに記憶されている本装置により
使用可能な交換部品の保守形態の種別を表す保守IDを
読み出し、それぞれ読み出した保守IDを比較し、保守
IDの一致を判断する手段を備えたことを特徴とする画
像形成装置である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載された
画像形成装置において、前記保守IDの一致を判断する
手段により保守IDの一致が判断された場合、装着され
た交換部品を使用した画像形成を可能にする手段を備え
たことを特徴とするものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
された画像形成装置において、前記保守IDの一致を判
断する手段により保守IDの一致が判断されない場合、
交換部品の誤装着を報知する手段を備えたことを特徴と
するものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいず
れかに記載された画像形成装置において、前記装置本体
の記憶手段に記憶した保守IDを複数としたことを特徴
とするものである。
【0009】請求項5の発明は、請求項4に記載された
画像形成装置において、前記保守IDの一致を判断する
手段により複数の保守IDのいずれかとの一致が判断さ
れた場合、画像形成を可能にし、いずれとも一致が判断
されない場合、画像形成を禁止し、交換部品の誤装着を
報知する手段を備えたことを特徴とするものである。
【0010】請求項6の発明は、請求項1乃至5のいず
れかに記載された画像形成装置において、装置本体及び
交換部品に設けられた前記記憶手段には保守IDを含む
複数種類の情報が記憶され、前記記憶手段からの前記情
報の読み出しは保守IDを最初に行うことを特徴とする
ものである。
【0011】請求項7の発明は、請求項6に記載された
画像形成装置において、前記交換部品の記憶手段又は装
置本体の記憶手段のうち一方の記憶手段からの保守ID
の読み出しが完了した時点で、他方の記憶手段へ読み出
し元を変更する手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0012】請求項8の発明は、請求項1乃至7のいず
れかに記載された画像形成装置において、前記保守ID
を交換部品に設定されたリースの種別としたことを特徴
とするものである。
【0013】請求項9の発明は、画像形成装置に着脱可
能にし、装着時に装置内蔵のCPUに接続し、該CPU
の制御下に読み出し動作が可能な記憶手段を備えたIC
チップであって、該記憶手段に装置の保守形態の種別を
表す保守IDを記憶したことを特徴とする画像形成装置
用ICチップである。
【0014】請求項10の発明は、請求項9に記載され
た画像形成装置用ICチップにおいて、前記保守IDを
装置に設定されたリースの種別としたことを特徴とする
ものである。
【0015】請求項11の発明は、前記画像形成装置に
用いる交換部品に請求項9又は10に記載されたICチ
ップを内蔵させたことを特徴とする画像形成装置用交換
部品である。
【0016】請求項12の発明は、着脱可能な交換部品
を少なくとも一部に用いた画像形成手段と、装置本体に
内蔵した読み出し可能な記憶手段とを有し、前記交換部
品に読み出し可能な記憶手段を備えた画像形成装置にお
ける交換部品の使用管理方法であって、交換部品の装置
本体への装着時に、交換部品の記憶手段から記憶されて
いる該部品の保守形態の種別を表す保守IDを読み出す
とともに、本体内蔵の記憶手段に記憶されている本装置
により使用可能な交換部品の保守形態の種別を表す保守
IDを読み出す工程、前記工程でそれぞれ読み出した保
守IDを比較し、保守IDの一致を判断する工程、の各
工程を行うことを特徴とする交換部品の使用管理方法で
ある。
【0017】請求項13の発明は、請求項13に記載さ
れた交換部品の使用管理方法において、前記保守IDの
一致を判断する工程により保守IDの一致が判断された
場合、装着された交換部品を使用して画像形成を行うこ
とを可能にする工程を行うことを特徴とする方法であ
る。
【0018】請求項14の発明は、請求項12又は13
に記載された交換部品の使用管理方法において、前記保
守IDの一致を判断する工程により保守IDの一致が判
断されない場合、交換部品の誤装着を報知する工程を行
うことを特徴とする方法である。
【0019】請求項15の発明は、請求項12乃至14
のいずれかに記載された交換部品の使用管理方法におい
て、前記装置本体の記憶手段に記憶する保守IDを複数
としたことを特徴とする方法である。
【0020】請求項16の発明は、請求項15に記載さ
れた交換部品の使用管理方法において、前記保守IDの
一致を判断する工程により複数の保守IDのいずれかと
の一致が判断された場合、画像形成を可能にし、いずれ
とも一致が判断されない場合、画像形成を禁止し、交換
部品の誤装着を報知する工程を行うことを特徴とする方
法である。
【0021】請求項17の発明は、請求項12乃至16
のいずれかに記載された交換部品の使用管理方法におい
て、装置本体及び交換部品に設けられた前記記憶手段に
記憶されている保守IDを含む複数種類の情報の読み出
しを行う工程では、保守IDの読み出しを最初に行うこ
とを特徴とする方法である。
【0022】請求項18の発明は、請求項17に記載さ
れた交換部品の使用管理方法において、前記記憶手段か
ら情報の読み出しを行う前記工程では、交換部品の記憶
手段又は装置本体の記憶手段のうち一方の記憶手段から
の保守IDの読み出しが完了した時点で、他方の記憶手
段へ読み出し元を変更することを特徴とする方法であ
る。
【0023】請求項19の発明は、請求項12乃至18
のいずれかに記載された交換部品の使用管理方法におい
て、前記保守IDを交換部品に設定されたリースの種別
としたことを特徴とする方法である。
【0024】請求項20の発明は、請求項12乃至19
のいずれかに記載された交換部品の使用管理方法を実行
するためのプログラムを記録したことを特徴とするコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明を添付する図面とともに示
す以下の実施例に基づき説明する。図1は、本発明によ
る画像形成装置の一実施形態としての電子写真式レーザ
ビームプリンタの構成を示す概略図である。ここに示す
画像形成装置は、装置本体に対し着脱可能にプロセスカ
ートリッジを装備するものであり、図2に画像形成装置
本体に対し、プロセスカートリッジを装着状態と離脱状
態にて示した本例の画像形成装置を示す。また、図3
に、上記プロセスカートリッジ全体を斜視図にて示す。
図1を参照して、本例の画像形成装置をより詳細に説明
すると、画像形成装置本体5内に、図3に示すプロセス
カートリッジ2が装着状態で示されている。プロセスカ
ートリッジ2は、感光体11、帯電ローラ3、クリーニ
ング手段を備えた廃トナー回収部6、現像手段を備えた
トナー収納部4等で構成され、ここで電子写真プロセス
の処理の多くの部分が行われる。また、画像形成装置本
体5内には、感光体11に光(レーザ)ビーム書込を行
うための光書込ユニット1を備え、光書込ユニット1
は、ポリゴンモータ、ポリゴンミラー、fθレンズ、レ
ーザダイオード、ミラー等で構成される。図1を参照し
て本例の画像形成装置の動作の概略を、画像が形成され
る記録紙の流れに沿い説明すると、先ず、給紙トレイ8
に収納された記録紙9は、給紙コロ7、レジストローラ
等の動作により感光体11に向けて搬送される。感光体
11は、時計方向に回転駆動され、その際、帯電ローラ
3によって表面を帯電され、そこに光書込ユニット1か
らレーザ光が照射されて感光体11上に静電潜像が形成
される。この潜像は現像手段を備えたトナー収納部4を
通る時トナーによって可視像化される。感光体11上の
可視像は、転写ローラ10により、感光体11へ搬送さ
れた記録紙9に転写され、その後定着ローラ12に搬送
され、そこで記録紙9上の可視像は定着され、画像形成
装置の外部へ排紙される。
【0026】また、本実施例の画像形成装置のプロセス
カートリッジ2には、不揮発メモリ(以下「カートリッ
ジメモリ」と記す)を持つICチップが実装された基板
と基板につながるコネクタ13(図3、参照)をカート
リッジと一体に設け、プロセスカートリッジ2に係わる
各種のデータをカートリッジメモリに記憶するようにし
ている。そのデータの中には、プロセスカートリッジ2
の使用量或いは印刷枚数を示すデータ、カートリッジの
使用限界を管理するためのデータ、さらに保守形態の種
類を表す保守ID(ここには、リースの対象になってい
るカートリッジがリース内容の違いによって異なる保守
形態で対応することが必要な場合の保守形態種別を示す
ID(識別情報)も含まれる)が含まれる。ここで、カ
ートリッジメモリに記憶されたデータは、使用時の画像
形成装置本体5の動作との関係で随時データの読み出し
が行われ、また、カートリッジ2の使用により変化する
データについては書き換えられるので、カートリッジメ
モリで用いられる不揮発性メモリは読み出し・書き込み
が可能なものである。カートリッジメモリに対する読み
出し・書き込みの制御は本体側の制御部のCPUにより
行われるので、プロセスカートリッジ2の本体への装着
時に、コネクタ13を介して基板と本体側の制御部のC
PUが接続されるようになされる。本実施例では、プロ
セスカートリッジ2のコネクタ13に対する本体側のコ
ネクタ(図示せず)は、カートリッジの着脱の際に開閉
される扉(ドア)51の一部に設け、ドア51の開閉に
連動してコネクタの断続を行う方法によっており、ドア
51を閉じた時にカートリッジの基板と本体側のCPU
が電気的に接続される。なお、この接続は、カートリッ
ジの着脱に関連させて断続させるようにすれば良いの
で、上記のように扉(ドア)51によらずに、カートリ
ッジの装着により直接、接続が行われるような方法によ
っても良い。
【0027】図4は、本実施例の画像形成装置に着脱可
能にしたプロセスカートリッジに設けた不揮発メモリ
(カートリッジメモリ)と装置本体の制御部の関係を示
す回路ブロック図である。図4に示すように、プロセス
カートリッジ2にカートリッジメモリ(不揮発性メモ
リ)18を備え、画像形成装置本体5のCPU14によ
って読み出し・書き込み動作が可能となっている。CP
U14は画像形成装置全体の動作の制御を司るもので、
画像形成装置本体5にはCPU14の制御下にソフトウ
ェア、プログラミングデータ等を記憶するメモリとし
て、ROM15及びRAM16を備える、又その外に不
揮発性メモリ(以下「本体メモリ」と記す)17を備え
る。なお、本実施例のカートリッジメモリ18や本体メ
モリ17を構成する不揮発性メモリは、例えば、EEP
ROMを採用し得る。また、本実施例では、カートリッ
ジメモリ18や本体メモリ17を構成するICチップ
(メモリチップ)は、IC(アイ・スクエアー・シ
ー)バスで本体側のCPU14と接続される。ICバ
スはクロック線とデータ線を1本ずつ使用してシリアル
通信する2線式シリアルバスである。
【0028】次に、上記画像形成装置において使用され
る保守形態が異なるプロセスカートリッジの使用管理に
係わる構成及びその動作について説明する。保守形態が
カートリッジ毎に異なる場合、装着されたカートリッジ
がその装置で使用可能なカートリッジであるかをチェッ
クすることにより、カートリッジの使用・不使用の管理
を行う。以下に示す実施例は、プロセスカートリッジの
保守形態として、カートリッジをリースの対象とし、リ
ース内容に従って異なる保守形態をとる場合があるが、
そうした場合を例にした説明を行う。例示するリース内
容は、第1に、貸借契約をしたカートリッジに対して直
接課金をし、契約したカートリッジを使い切る(例え
ば、消耗品であるトナーがなくなる)までの使用を可能
とし、第2に、カートリッジへ直接課金せずにカートリ
ッジを使用して印刷した印刷枚数に応じた課金をするこ
とにより、プロセスカートリッジの使用を可能とするも
ので、それぞれ異なる保守形態による管理を必要とする
ものである。
【0029】保守形態の種類が上記のようなリース内容
の場合、リースの対象になったプロセスカートリッジに
対して設定されたリース内容に従った保守形態をとるこ
とが求められるので、装着されたカートリッジの保守形
態に従ったカートリッジの管理をするための手段が装置
本体に用意され、そのカートリッジを使用しても問題が
ないか、カートリッジと装置本体の整合性をチェックす
ることが必要になる。従来、カートリッジと装置本体の
整合性をチェックする方法はメカ的な方法によって行わ
れていたが、本実施例では、プロセスカートリッジの保
守形態を表す保守ID、即ち、本例に即していうと、第
1、又は第2のリース内容に対応する保守形態のIDを
定め、定めたプロセスカートリッジの保守IDをチェッ
クに用いるようにする。保守IDは、リースが設定され
たプロセスカートリッジ2とリース内容に従ったカート
リッジの管理が可能な(即ちそのカートリッジが使用可
能な)画像形成装置の本体5とにそれぞれ設けた不揮発
性メモリ17,18にカートリッジの保守IDを記憶さ
せ、記憶させた保守IDを必要時に読み出し、チェック
に用いる。
【0030】通常、チェックを行うタイミングは、装置
にカートリッジが装着された時、或いは装置の電源ON時
で、カートリッジ交換が行われた可能性がある時とする
ので、そのタイミングで、保守IDが読み出され、カー
トリッジと装置本体の保守形態が整合しているがチェッ
クし、その結果に従ってそのカートリッジを使用した印
刷出力の可否が決められ、認識された保守形態に合わせ
た適切な保守サービス等を行うことを可能にする。サー
ビスの例としては、カートリッジの保守IDが使い切り
のリースである場合、ユーザに対して、使い切るまでの
残量を報知するといったこと、或いは、カートリッジの
保守IDが印刷枚数課金のリースである場合、ユーザに
対して、累算印刷枚数もしくは課金額を報知するといっ
たサービスを提供することが可能になる。また、チェッ
クの結果、カートリッジと装置本体の保守形態の整合が
確認できない場合、誤装着で印刷出力ができないことを
ユーザーに報知することが可能になる。
【0031】図5は、整合性チェックの結果に従い、プ
ロセスカートリッジの保守形態に応じて印刷出力の可否
を行うようにした動作例のフローチャートを示す。図5
を参照すると、このフローは、画像形成装置本体5のC
PU14によって実行され、画像形成装置の電源ON、
又はドアクローズが検知された時点で開始される。本フ
ローを行うタイミングは、カートリッジの着脱が発生す
る可能性があるときを想定したもので、ドアクローズの
検知時点によるのは、電源ON時でもカートリッジ2の
着脱のために扉(ドア)の開閉が行われる場合への適応
を考慮したものである。開始後、先ず、カートリッジ2
が画像形成装置本体5に適正にセットされているかを、
例えばセット検知スイッチ(図示せず)がオンか、或い
はコネクタ13を介してカートリッジ2のICチップが
実装された基板との接続が確立したか、により確認する
(S51)。
【0032】カートリッジ2が適正にセットされている
ことを確認したところで、カートリッジメモリ18よ
り、そこに記憶されているプロセスカートリッジの保守
IDを読み出す(S52)。また、本体メモリ17よ
り、そこに記憶されているプロセスカートリッジの保守
IDを読み出す(S53)。その後、カートリッジメモ
リ18より読み出したプロセスカートリッジの保守ID
と本体メモリ17より読み出したプロセスカートリッジ
の保守IDとが一致するかを比較し、一致するか否かを
判断する(S54)。判断の結果、両方の保守IDが一
致した場合、画像形成装置本体5側において、セットさ
れたプロセスカートリッジ2の保守形態に応じた動作が
可能であるから、画像形成装置としてのプリンタを起動
させ(S55)、このシーケンスを終了させる。他方、
ステップS54における判断の結果、両方の保守IDが
一致しない場合、セットされたプロセスカートリッジ2
の保守形態に応じた動作が画像形成装置本体5により行
うことができない、即ちカートリッジ2が間違ってセッ
トされたので、誤カートリッジセット表示し(S5
6)、このシーケンスを終了させてプリンタ動作を禁止
する。このように、保守IDが一致した場合のみプリン
ト動作を可能とし、一致しない場合には誤カートリッジ
表示を行なうことで、保守形態の違うカートリッジの誤
使用を防ぐと共に、ユーザーへその旨の報知をすること
ができる。
【0033】上記実施例において、画像形成装置本体の
不揮発性メモリに記憶させる保守IDを単一の保守ID
とすれば、画像形成装置をその保守IDを付与したプロ
セスカートリッジ専用とすることができる。例えば、カ
ートリッジ毎に累積印刷枚数の管理が可能な手段を備え
た画像形成装置の場合、印刷枚数課金のリースが設定さ
れたカートリッジ専用の装置としてその保守IDのみを
装置本体の不揮発性メモリに記憶させるようにすれば、
その保守IDを持つカートリッジが装着された場合にだ
け印刷出力を行い、印刷枚数課金に必要な保守を行うこ
とができる。したがって、使い切りのリースが設定され
たカートリッジの装着による印刷出力を行うことができ
なくなってしまう。ところが、この画像形成装置の持つ
機能は、使い切りのリースが設定されたカートリッジの
装着による印刷出力を行ったとしても特に支障がなく、
むしろ使い切りのリースが設定されたカートリッジによ
る印刷出力もできるようにする方が都合がよいという場
合もある。次に示す実施例は、このような要求に応え、
画像形成装置本体側に設けたメモリに複数の保守IDを
記憶させることにより、保守形態が違うプロセスカート
リッジでも使用に支障の無い場合は、印刷出力を可能と
する手段を備えるようにしたものである。
【0034】図6は、本体メモリに複数の保守IDを記
憶させた整合性チェックの結果に従いプロセスカートリ
ッジの保守形態に応じた動作を行うようにした動作例の
フローチャートを示す。図6を参照すると、このフロー
は、画像形成装置本体5のCPU14によって実行さ
れ、画像形成装置の電源ON、又はドアクローズが検知
された時点で開始される。本フローを行うタイミング
は、カートリッジの着脱が発生する可能性がある時を想
定したもので、ドアクローズの検知時点によるのは、電
源ON時でもカートリッジ2の着脱のために扉(ドア)
の開閉が行われる場合への適応を考慮したものである。
開始後、先ず、カートリッジ2が画像形成装置本体5に
適正にセットされているかを、例えばセット検知スイッ
チ(図示せず)がオンか、或いはコネクタ13を介して
カートリッジ2のICチップが実装された基板との接続
が確立したか、により確認する(S61)。カートリッ
ジ2が適正にセットされていることを確認したところ
で、カートリッジメモリ18より、そこに記憶されてい
るプロセスカートリッジの保守IDを読み出す(S6
2)。また、本体メモリ17より、そこに記憶されてい
るプロセスカートリッジの保守IDを読み出す(S6
3)。本実施例では本体メモリ17に、複数の保守ID
を記憶している。例えば、印刷枚数課金のリースが設定
されたカートリッジの保守ID(A)と使い切りのリー
ス(カートリッジ当りの料金設定がされている)が設定
されたカートリッジの保守ID(B)が有った場合、本
体メモリ17に記憶されたカートリッジの保守IDとし
て、(A)、(B)という複数のIDをとる。
【0035】その後、カートリッジメモリ18より読み
出したプロセスカートリッジの保守IDと本体メモリ1
7より読み出した複数のプロセスカートリッジの保守I
Dとが一致するかを比較し、一致するか否かを判断す
る。本例のフローでは、カートリッジメモリ18より読
み出した保守IDが本体メモリ17に記憶された保守I
D(A)と一致するか否かをチェックし(S64)、保
守IDが一致した場合、画像形成装置本体5側におい
て、セットされたプロセスカートリッジ2の保守形態
(A)(印刷枚数課金のリースが設定)に応じた動作が
可能であるから、画像形成装置としてのプリンタを起動
させる(S68)が、その前に、後述する印刷処理動作
においてプリンタの印刷枚数をカウントする処理を行わ
せるために、“F=1”として枚数計数フラグを立てる
(S65)。その後、プリンタを起動させ(S68)、
このフローを終了させる。また、保守ID(A)と不一
致(S64−NO)であっても、さらに本体メモリ17に
記憶された次の保守ID(B)と一致するか否かがチェ
ックされ(S66)、保守IDが一致した場合には、セ
ットされたプロセスカートリッジ2の保守形態(B)
(使い切りのリースが設定)に応じた動作も可能である
から、プリンタを起動させる(S68)が、その前に、
後述する印刷処理動作においてプリンタの印刷枚数をカ
ウントする処理を行わせる必要がないので、“F=0”
として枚数計数フラグを立てず(S67)。その後、プ
リンタを起動させ(S68)、このフローを終了させ
る。他方、ステップS66における判断の結果、保守I
Dが一致しない場合、セットされたプロセスカートリッ
ジ2の保守形態に応じた動作が画像形成装置本体5によ
り行うことができない等の理由から装置により受け入れ
られないカートリッジである、即ちカートリッジが間違
ってセットされたので、誤カートリッジセット表示し
(S69)、このシーケンスを終了させてプリンタ動作
を禁止する。このように、本体メモリ17に複数の保守
IDを持っているので、異なる保守形態のプロセスカー
トリッジに対して複数のIDを組み合わせて設定し、可
能な範囲で使用を許可することにより、ユーザーの要求
に合わせたよりきめ細かな対応が可能となる。
【0036】上記のように図6のフローにより、カート
リッジの保守IDの一致を判断した結果、一致する場
合、プリンタが起動される。起動されたプリンタでは、
印刷処理に伴って、保守IDに適応したカートリッジの
保守動作を行う。つまり、装着されたカートリッジに記
憶されている保守IDが(A)、即ち、印刷枚数によっ
て課金が行われる保守形態で合った場合、そのカートリ
ッジを使って印刷が行われた枚数を管理する必要があ
る。このための動作を印刷処理時に行う。この動作のフ
ローを図7に示す。図7を参照すると、起動後、印刷要
求の指示に従い印刷処理を実行する(S71)。この印
刷時に、上記図6のフローで、保守IDが一致した場合
に行ったフラグ操作をチェックする(S72)。即ち、
“F=1”であるか否かにより、一致した保守IDが
(A)のときにフラグを立て(F=1)、(B)のとき
にフラグを降ろした(F=0)、フラグの状態をチェッ
クする。チェックの結果、フラグが立っているときは、
枚数カウンタに1を加え、印刷枚数の計数を行う(S7
3)。フラグが立っていない場合、または、計数動作を
行った後に、指示されたジョブの全印刷枚数の処理が終
了したかを確認し(S74)、その結果、終了していな
い場合に、次の印刷処理を行い、全ての印刷が終了した
場合、このフローを終わらせる。
【0037】次に、上記したカートリッジと装置本体の
整合性チェックに必要な保守IDのメモリからの読み出
しタイミングに係わる実施例を説明する。上記したカー
トリッジと装置本体の整合性チェックにおいては、カー
トリッジに設定された保守IDと装置本体のメモリに記
憶された保守IDの一致を判断し、一致したとき以外は
プリンタを動作させず、一致を確認した後、プリンタを
起動させるようにしている。従って、保守IDの一致を
確認するまでは、プリンタを動作させるための準備動作
は行わないので、ユーザがプリンタを使用する意志を持
って行うプリンタ電源ON時又はカートリッジ装着後に
閉じられる扉のドアクローズが検知された時点でできる
だけ早く、かかる整合性チェックを行い、プリンタの印
刷動作の可否判断に従い、印刷不可の場合、ユーザーに
その情報を早く伝え、印刷可の場合、直ちに印刷の準備
動作に入ることができるようにすることが望ましい。
【0038】このため、整合性チェックに用いる保守I
Dの読み出しをできるだけ早いタイミングで行う必要が
ある。カートリッジ2側では、保守IDはカートリッジ
メモリ18に記憶されている。カートリッジメモリ18
には、保守ID以外にもプロセスカートリッジに係わる
各種のデータが記憶されており、プリンタ電源ON時又
は扉のドアクローズ時に各種のデータの中から必要なデ
ータ(例えば、累積印刷枚数、トナー残量、新品情報、
製造順に付与されるシリアル番号等)が読み出され、本
体側のRAM16等に転送される。この時、読み出すべ
き各種データの中から一番早く保守IDを読み出し、本
体側のRAM16等に転送する。また、装置本体5側で
は、保守IDは本体メモリ17に記憶されている。本体
メモリ17には、プリンタコントローラに係わる各種の
データが記憶されており、プリンタ電源ON時又は扉の
ドアクローズ時に各種のデータの中から必要なデータ
(例えば、入力画像信号・データの画像処理部の初期設
定データ、或いは印刷ジョブや交換部品を含む装置の管
理データ等)が読み出され、本体側のRAM16等に転
送される。この時、読み出すべき各種データの中から一
番早く保守IDを読み出し、本体側のRAM16等に転
送する。このようにして、カートリッジメモリ18及び
本体メモリ17から一番始めに読み出された保守IDを
用いて、整合性チェックをいち早く行い、プリントが可
能かどうかの判断を早く行いプリント準備動作を迅速に
行なうことを可能とする。
【0039】上記実施例で述べたように、整合性チェッ
クをできるだけ早期に行うため、プリンタ電源ON時又
はカートリッジ装着後に閉じられる扉のドアクローズが
検知された時点でカートリッジメモリ18及び本体メモ
リ17から読み出すべき各種データの一番最初に保守I
Dを読み出すようにしている。しかしながら、装置本体
5のCPU14とカートリッジメモリ18及び本体メモ
リ17は、2線式シリアルバスで接続されている(図4
参照)ため、パラレルバスに比べ読み出しに時間が掛か
る。しかも、この読み出し時に、順序として、例えばカ
ートリッジメモリ18に記憶された各種データを全て読
み出した後、本体メモリ17に記憶された各種データを
読み出すといったこれまで行っていたやり方をとると、
読み出すべきカートリッジメモリ18に記憶された各種
データの一番最初に保守IDを読み出すようにしても、
カートリッジメモリ18から読み出すべき残りのデータ
を全て読み出してから、本体メモリ17の読み出しを行
うことになって、整合性チェックを行うまでにさらに時
間が掛かってしまう。そこで、データ転送の順序を、カ
ートリッジメモリ18から読み出すべきデータを全て読
み出してから、本体メモリ17の読み出しを行うという
順序を採らずに、カートリッジメモリ18から保守ID
の読み出しが完了した時点で、読み出し元を本体メモリ
17に変更して保守IDを読み出すようにする。つま
り、2線式シリアルバスによる転送処理では、通常所定
のデータ量(例えば、4バイト)を一つの通信単位とし
て行うデータ転送処理を行っているので、カートリッジ
メモリ18から保守IDの読み出しが完了した時点、そ
の通信単位の切れ目に本体メモリ17の読み出しの転送
処理を行い、保守IDを早期に得るようにする。
【0040】図8にカートリッジの保守IDを早期に取
得し、その保守形態に応じた動作を行うこの実施例のフ
ローチャートを示す。このフローは、画像形成装置本体
5のCPU14によって実行され、画像形成装置の電源
ON、又はドアクローズが検知された時点で開始され
る。本フローを行うタイミングは、カートリッジの着脱
が発生する可能性がある時を想定したもので、ドアクロ
ーズの検知時点によるのは、電源ON時でもカートリッ
ジ2の着脱のために扉(ドア)の開閉が行われる場合へ
の適応を考慮したものである。また、カートリッジ2が
画像形成装置本体5に適正にセットされているかを確認
した後に、図示のフローを実行することが適当である。
図8を参照すると、カートリッジメモリ18より、そこ
に記憶されているプロセスカートリッジの複数種類のデ
ータの中から保守IDを最初にして読み出しを行う(S
81)。この時、読み出される一単位量のデータ毎に保
守IDデータの読み出しの完了をチェックする(S8
2)。保守IDの読み出しが完了した(S82−YES)
時点で、読み出し元を本体メモリ17に変更して読み出
を行う。本体メモリ17においても、記憶されている複
数種類のデータの中から保守IDを最初にして読み出し
を行い(S83)、読み出される一単位量のデータ毎に
保守IDデータの読み出しの完了をチェックする(S8
4)。
【0041】保守IDの読み出しが完了した(S84−
YES)時点で、カートリッジメモリ18より読み出した
プロセスカートリッジの保守IDと本体メモリ17より
読み出したプロセスカートリッジの保守IDとを比較
し、一致するか否かを判断する(S85)。保守IDが
一致した場合、画像形成装置本体5側において、セット
されたプロセスカートリッジ2の保守形態に応じた動作
が可能であるから、プリンタを起動させることになる
が、その前に、カートリッジメモリ18及び本体メモリ
17から残りのデータを読み出す(S87)。残りのデ
ータの中には印刷に必要な印刷条件として設定されるべ
き情報も含まれているので、このタイミングで読み出し
を行い、その後、プリンタを起動させる(S88)。他
方、ステップS85における判断の結果、保守IDが一
致しない場合、セットされたプロセスカートリッジ2の
保守形態に応じた動作ができない等の理由で画像形成装
置本体5により受け容れることができないカートリッジ
である、即ちカートリッジが間違ってセットされたの
で、誤カートリッジセット表示し(S86)、このシー
ケンスを終了させてプリンタ動作を禁止する。このよう
に、この実施例においては、複数種類の情報の中から保
守IDの読み出しを最初に行うようにし、さらにカート
リッジメモリ18からの保守IDの読み出しが完了した
ら、読み出し元を直ちに本体メモリ17に変更して保守
IDを読み出すようにしたので、最速のタイミングでプ
リントが可能かどうかの判断を行い、プリント準備動作
を迅速に行なうことを可能とする。なお、ここでは、カ
ートリッジメモリ18からの読み出しを先行させる例に
より説明したが、本体メモリ17からの読み出しを先行
させる場合も同様に、実施し得る。
【0042】上記ではリース内容に従って異なる保守形
態をとる場合を示したが、この例は発明を説明するため
の実施例の1つとして示したもので、発明を限定する趣
旨ではなく、本発明は、例示した実施例以外に存在する
様々な保守形態の管理に適用可能である。例えば、プロ
セスカートリッジが特有の機能、或いは固有の特性を持
つ場合、画像形成装置本体5側で、その機能を働かせる
ための手段が用意されているか、或いはカートリッジ固
有の特性に合わせて画像形成装置のコントローラの設定
を行うことができるか、をそれぞれのカートリッジメモ
リ18、本体メモリ17に記憶させた保守形態の種別を
表す保守IDにより確認し、確認できない場合に、上記
のように例えば、装置を動作させないようにするといっ
た方法による管理を行うことが可能である。
【0043】また、本発明においては、画像形成装置に
おける画像情報の処理部を含む装置の各部を制御する本
体のコントローラに、保守IDの整合性のチェック、チ
ェック結果に従う印刷出力の可否等の処理を行う上記し
た交換部品の使用管理方法を実行するための手順を記述
したプログラムを装備し、装備したプログラムを用いる
ことにより目的とする機能を実現することができる。こ
のプログラムは、周知のコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に記録され、適用されるコントローラにインスト
ールされ、記憶媒体から読み出されたプログラムにより
交換部品の使用管理を行うための制御を実行する。
【0044】なお、上記実施例における交換部品(カー
トリッジ)は、電子写真プロセスによる画像形成に用い
る感光体、帯電ローラ、トナー等の構成部品を含むプロ
セスカートリッジを例示したが、交換部品として、例え
ば、トナーカートリッジ(トナーボトル)や感光体ユニ
ットのような単一部品であっても良い。また、画像形成
装置が他の方式による装置、例えばインクジェット方式
の画像形成装置であっても良く、この場合、交換部品と
してインクカートリッジ等への適用が可能である。
【0045】
【発明の効果】(1) 請求項1,12の発明に対応す
る効果 交換部品(プロセスカートリッジ)に内蔵させた記憶手
段に保守IDを記憶し、交換部品(プロセスカートリッ
ジ)の装置本体への装着時に、交換部品内蔵の記憶手段
からそこに記憶されている保守IDを読み出し、読み出
した保守IDと、本体の記憶手段からそこに記憶されて
いる保守IDを読み出し、読み出した保守IDとを比較
し、保守IDの一致を判断するようにしたことにより、
装着した交換部品がその装置で使用可能な(保守・管理
が可能な)部品であるかの整合性チェックを、従来行っ
ていたメカ的な方法に比べ、簡単、且つ低コストな方法
で実現でき、しかも、交換部品に対して多種類の保守形
態が設定された場合にも容易に対応することが可能とな
る。 (2) 請求項2,13の発明に対応する効果 上記(1)の効果に加えて、保守IDが一致し、整合性
が確認された場合、装着された交換部品を用いた画像形
成(印刷出力)を行うことを可能にしたことにより、交
換部品の誤使用が防止でき、適正な交換部品の管理が可
能となる。 (3) 請求項3,14の発明に対応する効果 上記(1)、(2)の効果に加えて、保守IDが一致し
ない場合、交換部品の誤装着をユーザーに報知して、装
着した交換部品が使用できない装置であることを認識す
ることができるようにしたことにより、ユーザーが直ぐ
に次の行動を決めることができ、装置に対する信頼を損
なうことも防ぐことが可能となる。 (4) 請求項4,15の発明に対応する効果 上記(1)〜(3)の効果に加えて、装置本体の記憶手
段に記憶した保守IDを複数としたことにより、装置を
単一の保守形態の交換部品専用とせずに、保守形態が違
う交換部品での使用に支障がない場合には、他の交換部
品による印刷出力も可能とし、ユーザーの利便性を向上
させることが可能となる。 (5) 請求項5,16の発明に対応する効果 上記(4)の効果に加えて、複数の保守IDのいずれか
との一致が判断された場合、画像形成を可能にし、いず
れとも一致が判断されない場合、画像形成を禁止し、交
換部品の誤装着を報知するようにしたことにより、保守
形態が違う複数の交換部品での使用に支障がない場合に
は、それらの交換部品による印刷出力も可能とし、ユー
ザーの利便性を向上させることが可能となり、又誤装着
をユーザーに報知して、装着した交換部品が使用できな
い装置であることを認識することができるようにしたこ
とにより、ユーザーが直ぐに次の行動を決めることがで
き、装置に対する信頼を損なうことも防ぐことが可能と
なる。
【0046】(6) 請求項6,17の発明に対応する
効果 上記(1)〜(5)の効果に加えて、交換部品の装置本
体への装着時に、装置本体の記憶手段及び交換部品の記
憶手段各々に記憶されている複数の管理情報の読み出し
を行うが、その際、複数の管理情報のなかで保守IDを
一番初めに読み出すようにしたことにより、印刷出力が
可能かどうかの判断を早く行うことができるようにし、
印刷出力が可能な場合、印刷出力の準備動作を早期に行
い、迅速なサービスが可能となる。 (7) 請求項7,18の発明に対応する効果 上記(6)の効果に加えて、一方の記憶手段からの保守
IDの読み出しが完了した時点で、他方の記憶手段へ読
み出し元を変更する手段を設けたことにより、記憶手段
からのデータの読み出しが共通のシリアルバスを介した
データ転送による条件下でも、印刷出力が可能かどうか
の判断を最速で行うことができるようになり、印刷出力
が可能な場合、印刷出力の準備動作を早期に行い、迅速
なサービスが可能となる。 (8) 請求項8,19の発明に対応する効果 保守IDを交換部品に設定されたリースの種別に対応し
て付与したことにより、各カートリッジに設定されたリ
ース内容に応じてカートリッジの使用を管理し、上記
(1)〜(7)の効果がリースを履行する際に具現化さ
れる。
【0047】(9) 請求項9の発明に対応する効果 画像形成装置に着脱可能にし、装着時に装置内蔵のCP
Uの制御下に読み出し動作が可能な記憶手段を備えたI
Cチップの記憶手段に装置の保守形態の種別を表す保守
IDを記憶したことにより、ICチップを装着した装置
でICチップの保守IDにより指示された形態に応じた
保守・管理が可能であるかをチェックすることができ、
装置の使用を適正に管理することが可能となる。 (10) 請求項10の発明に対応する効果 保守IDを装置に設定されたリースの種別に対応して付
与したことにより、各ICチップの保守IDにより指示
されたリース内容に応じて装置の使用を管理し、上記
(9)の効果をリースを履行する際に具現化することが
できる。
【0048】(11) 請求項11の発明に対応する効
果 画像形成装置に用いる交換部品に装置の保守形態の種別
を表す保守IDを記憶した記憶手段を持つICチップを
内蔵させたことにより、交換部品を装着した装置で保守
IDにより指示された形態に応じた保守・管理が可能で
あるかをチェックすることができ、交換部品の使用を適
正に管理することが可能となる。また、保守IDを交換
部品に設定されたリースの種別に対応して付与したこと
により、保守IDにより指示されたリース内容に応じて
装置の使用を管理し、リースを履行する際に交換部品の
適正な使用管理が具現化される。 (12) 請求項20の発明に対応する効果 請求項12〜19のいずれかに記載された発明による交
換部品の使用管理方法を実行するためのプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を、適用す
る画像情報処理装置のコントローラの制御下に搭載させ
ることにより、前記方法を容易に実施することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による画像形成装置の実施例の構成を
示す概略図である。
【図2】 画像形成装置本体に対し、プロセスカートリ
ッジを装着状態と離脱状態にて示した本実施例の画像形
成装置を示す。
【図3】 図1の画像形成装置に着脱可能に装着される
プロセスカートリッジを示す。
【図4】 プロセスカートリッジに設けた不揮発性メモ
リ(カートリッジメモリ)と装置本体の制御部の関係を
示す回路ブロック図である。
【図5】 保守ID整合性チェックの結果に従い、プリ
ンタの起動可否を行うようにした動作例のフローチャー
トを示す。
【図6】 複数の保守IDの整合性チェックの結果に従
い、プリンタの起動可否を行う動作のフローチャートを
示す。
【図7】 印刷処理に伴って、保守IDに適応したカー
トリッジの保守動作のフローチャートを示す。
【図8】 最速の読み取り動作により取得した保守ID
の整合性チェックの結果に従い、プリンタの起動可否を
行う動作のフローチャートを示す。
【符号の説明】
1…光書込ユニット、 2…プロセスカート
リッジ、4…現像手段を備えたトナー収納部、5…画像
形成装置、 51…扉(ドア)、6…クリー
ニング手段を備えた廃トナー回収部、11…感光体、
13…コネクタ部(ICチップ実装基
板への)、14…CPU、 15…R
OM、16…RAM、 17…不揮発
メモリ(本体メモリ)、18…不揮発メモリ(カートリ
ッジメモリ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千間 俊孝 東京都大田区中馬込1丁目3番6号株式会 社リコー内 Fターム(参考) 2C061 AQ06 BB12 HH13 HJ10 HK08 HK11 HK15 HN02 HN15 2H027 DA27 DE07 EK03 GB07 HB05 HB15 HB17 ZA07 2H071 BA04 BA13 BA17 BA20 BA33 DA06 DA08 DA13 DA15 DA32 5C062 AA02 AA05 AB42 AC60 AD05 AF07 AF14

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱可能な交換部品を少なくとも一部に
    用いた画像形成手段と、装置本体に内蔵する読み出し可
    能な記憶手段を有する画像形成装置であって、前記交換
    部品に読み出し可能な記憶手段を備え、交換部品の装置
    本体への装着時に交換部品の記憶手段からそこに記憶さ
    れている該部品の保守形態の種別を表す保守IDを読み
    出すとともに、装置本体の記憶手段からそこに記憶され
    ている本装置により使用可能な交換部品の保守形態の種
    別を表す保守IDを読み出し、それぞれ読み出した保守
    IDを比較し、保守IDの一致を判断する手段を備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された画像形成装置にお
    いて、前記保守IDの一致を判断する手段により保守I
    Dの一致が判断された場合、装着された交換部品を使用
    した画像形成を可能にする手段を備えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載された画像形成装
    置において、前記保守IDの一致を判断する手段により
    保守IDの一致が判断されない場合、交換部品の誤装着
    を報知する手段を備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載された
    画像形成装置において、前記装置本体の記憶手段に記憶
    した保守IDを複数としたことを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された画像形成装置にお
    いて、前記保守IDの一致を判断する手段により複数の
    保守IDのいずれかとの一致が判断された場合、画像形
    成を可能にし、いずれとも一致が判断されない場合、画
    像形成を禁止し、交換部品の誤装着を報知する手段を備
    えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載された
    画像形成装置において、装置本体及び交換部品に設けら
    れた前記記憶手段には保守IDを含む複数種類の情報が
    記憶され、前記記憶手段からの前記情報の読み出しは保
    守IDを最初に行うことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された画像形成装置にお
    いて、前記交換部品の記憶手段又は装置本体の記憶手段
    のうち一方の記憶手段からの保守IDの読み出しが完了
    した時点で、他方の記憶手段へ読み出し元を変更する手
    段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載された
    画像形成装置において、前記保守IDを交換部品に設定
    されたリースの種別としたことを特徴とする画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 画像形成装置に着脱可能にし、装着時に
    装置内蔵のCPUに接続し、該CPUの制御下に読み出
    し動作が可能な記憶手段を備えたICチップであって、
    該記憶手段に装置の保守形態の種別を表す保守IDを記
    憶したことを特徴とする画像形成装置用ICチップ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載された画像形成装置用
    ICチップにおいて、前記保守IDを装置に設定された
    リースの種別としたことを特徴とする画像形成装置用I
    Cチップ。
  11. 【請求項11】 前記画像形成装置に用いる交換部品に
    請求項9又は10に記載されたICチップを内蔵させた
    ことを特徴とする画像形成装置用交換部品。
  12. 【請求項12】 着脱可能な交換部品を少なくとも一部
    に用いた画像形成手段と、装置本体に内蔵した読み出し
    可能な記憶手段とを有し、前記交換部品に読み出し可能
    な記憶手段を備えた画像形成装置における交換部品の使
    用管理方法であって、交換部品の装置本体への装着時
    に、交換部品の記憶手段から記憶されている該部品の保
    守形態の種別を表す保守IDを読み出すとともに、本体
    内蔵の記憶手段に記憶されている本装置により使用可能
    な交換部品の保守形態の種別を表す保守IDを読み出す
    工程、前記工程でそれぞれ読み出した保守IDを比較
    し、保守IDの一致を判断する工程、の各工程を行うこ
    とを特徴とする交換部品の使用管理方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載された交換部品の使
    用管理方法において、前記保守IDの一致を判断する工
    程により保守IDの一致が判断された場合、装着された
    交換部品を使用して画像形成を行うことを可能にする工
    程を行うことを特徴とする交換部品の使用管理方法。
  14. 【請求項14】 請求項12又は13に記載された交換
    部品の使用管理方法において、前記保守IDの一致を判
    断する工程により保守IDの一致が判断されない場合、
    交換部品の誤装着を報知する工程を行うことを特徴とす
    る交換部品の使用管理方法。
  15. 【請求項15】 請求項12乃至14のいずれかに記載
    された交換部品の使用管理方法において、前記装置本体
    の記憶手段に記憶する保守IDを複数としたことを特徴
    とする交換部品の使用管理方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載された交換部品の使
    用管理方法において、前記保守IDの一致を判断する工
    程により複数の保守IDのいずれかとの一致が判断され
    た場合、画像形成を可能にし、いずれとも一致が判断さ
    れない場合、画像形成を禁止し、交換部品の誤装着を報
    知する工程を行うことを特徴とする交換部品の使用管理
    方法。
  17. 【請求項17】 請求項12乃至16のいずれかに記載
    された交換部品の使用管理方法において、装置本体及び
    交換部品に設けられた前記記憶手段に記憶されている保
    守IDを含む複数種類の情報の読み出しを行う工程で
    は、保守IDの読み出しを最初に行うことを特徴とする
    交換部品の使用管理方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載された交換部品の使
    用管理方法において、前記記憶手段から情報の読み出し
    を行う前記工程では、交換部品の記憶手段又は装置本体
    の記憶手段のうち一方の記憶手段からの保守IDの読み
    出しが完了した時点で、他方の記憶手段へ読み出し元を
    変更することを特徴とする交換部品の使用管理方法。
  19. 【請求項19】 請求項12乃至18のいずれかに記載
    された交換部品の使用管理方法において、前記保守ID
    を交換部品に設定されたリースの種別としたことを特徴
    とする交換部品の使用管理方法。
  20. 【請求項20】 請求項12乃至19のいずれかに記載
    された交換部品の使用管理方法を実行するためのプログ
    ラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
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