JP2002169032A - 指向性導光板及び指向性導光板の入光端面加工方法 - Google Patents
指向性導光板及び指向性導光板の入光端面加工方法Info
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Abstract
な大画面用の面光源を実現し得る指向性導光板及び該導
光板の入光端面の加工方法を提供するにある。 【解決手段】 端面から入射された光を表裏
いずれかの面から出射すると共にこの出光面側に無数の
微小な凹凸からなるシボパターンが設けられた指向性導
光板(A)であって、上記入光端面(a1)はその厚み方向に
沿う縦筋(11)からなる縞模様(1)にて粗面化されてい
る。
Description
て大型画面構成に好適な指向性導光板及び該導光板の入
光端面の加工方法に関する。
導光すると共に表裏いずれかの面から出射するいわゆる
サイドライト型面光源に用いられる導光板のうち、サン
ドブラスト法により視認できない微小な凹凸(シボパタ
ーン)を形成したいわゆる指向性導光板が、表示画面の
大型化、薄肉化、省エネルギー化等の点から注目されて
来ている。
面光源装置に用いる場合、該導光板の入光端面が鏡面状
であると、ここでの反射が少なく、その結果、出光面に
おける入光端面側縁部において輝度の低い暗帯部を構成
するので、通常この入光端面は粗面化されている。
入光端面の幅方向に沿ったものや緩やかに傾斜した縞模
様からなるものであったので、この端面から導入される
光は導光板の厚み方向に広角に散乱してしまい、出射角
分布が広がり、出光面側から色んな角度でみた場合、指
向性ある部分に比して入光端面近傍では明るすぎるとい
うように配光分布が不均一になって画面がボヤッとした
り明暗ができる、という問題があった。
高輝度な大画面用の面光源を実現し得る指向性導光板及
び該導光板の入光端面の加工方法を提供するにある。
1』に係る発明によれば、『端面(a1)から入射された光
を表裏いずれかの面から出射すると共にこの出光面(a3)
側に無数の微小な凹凸からなるシボ(a10)パターンが設
けられた指向性導光板であって、上記入光端面(a1)が、
その厚み方向に沿う縦筋(11)からなる縞模様(1)にて粗
面化されていることを特徴とする指向性導光板(A)』が
提供される。
ば、『端面(a1)から入射された光を表裏いずれかの面か
ら出射すると共にこの出光面(a3)側に無数の微小な凹凸
からなるシボ(a10)パターンが設けられた指向性導光板
の上記入光端面(a1)を粗面化する加工方法において、カ
ッタ(2)を回転させ、そこに上記入光端面(a1)をその幅
方向に沿って進行させながらカッタ(2)に接触させるこ
とにより該端面(a1)をその厚み方向に沿って切削し、縦
筋(11)からなる縞模様(1)に粗面化することを特徴とす
る指向性導光板(A)の加工方法』が提供される。
入光端面(a1)が、その厚み方向に沿う縦筋(11)からなる
縞模様(1)にて粗面化されているので、この端面(a1)か
ら導入される光は、導光板(A)の厚み方向への散乱の広
がりは防止され、その結果、出光面(a3)における配光分
布がほぼ均一化されることとなる。
ているカッタ(2)に対して入光端面(a1)が幅方向に進行
して接触するので、カッタ(2)の刃先(21)は入光端面(a
1)の表面側から裏面側に向けて規則正しく削り落とすこ
ととなる。これによって、所定の間隔で揃った縦筋(11)
からなる縞模様(1)が構成されることとなる。
る縦筋(11)は、カッタ(2)で切削して形成する事が適し
ており、その間隔が50〜1μm程度のものが好まし
い。この場合、カッタ(2)の刃先(21)は多結晶ダイヤの
粒状体をバインダで固めたものが適しており、この粒状
体の大きさが上記縦筋の間隔を設定することとなる。
4』に示すように、カッタ(2)の刃先(21)はその全体が
凸曲面となるようにアールが設けられているものが、切
削の際に導光板(A)に対する応力を一点に集中でき導光
板(A)を欠かしたりする事が無い点で好ましい。
パターンは球面状凹シボ(a10)から構成されることが好
ましい。更に、シボの分布密度が、入光端面からこれに
対向する反入光端面に向かって、次第に高密度になりか
つ最高密度に達した後次第に密度を減じるグラデーショ
ンパターンに構成されていることがより好ましい。
るが、これにより本発明は限定されるものではない。
板の一例についての斜視図を示す。同図において、指向
性導光板(A)は、本例ではいわゆる截頭楔形のもので、
例えばアクリル樹脂(PMMA)のような透光性樹脂を
射出成形法により形成することができる。そして、肉厚
側端面が入光端面(a1)であり、これに対向する薄肉側端
面が反入光端面(a2)である。また、図における上面側が
出光面(a3)であり、反対側が非出光面(a4)である。
全面には、球面状凹シボ(a10)が形成されている。な
お、この球面状凹シボ(a10)の形成は非出光面(a4)であ
っても、又、両方の面であっても良い。上記球面状凹シ
ボ(a10)の形状は、図1中の拡大図(U)及び図4に示すよ
うに、平均径《r》が30μm以下、深さ4μm以下の
球面を呈しており、その球状凹面(a101)では反射した光
が散乱せず、規則正しく所定の方向を向くように平滑曲
面に形成されている。
密度が、指向性導光板(A)の入光端面(a1)から反入光端
面(a2)までの全幅中、入光端面(a1)から計って1/5〜
1/4の範囲が最も密となり、この密の部分を中心に入
光端面(a1)及び反入光端面(a2)に向かって次第に粗とな
っていく様に形成されている。従って、入光端面(a1)か
ら反入光端面(a2)に向けて粗、密、粗となるグラデーシ
ョンパターンを有している。
は、図2に示すように、厚み方向に沿う縦筋(11)からな
る縞模様(1)が形成されている。具体的にはそのイ部の
拡大図である図3に示されているように、凹曲面(12)を
複数接合した形状でかつ各凹曲面(12)に上記縦筋(11)が
無数に設けられており、この縦筋(11)と凹曲面(12)の接
合線(121)とから縞模様(1)が構成されている。なお、縦
筋(11)の間隔(t)は約30〜1μm程度である。
としては、例えば図5及び6に模式的に示すように、カ
ッタ(2)及びバランサ(3)を設けた回転板(4)を回転さ
せ、この回転中心を含む軸(x)上を、入光端面(a1)がそ
の幅方向に沿って進行するようにしてカッタ(2)と接触
させて切削する工程からなるものを挙げることができ
る。
粒径が1〜30μmの多結晶ダイヤ粒をバインダで固め
て構成されたもので、図7に示すように刃先全体が凸曲
面を呈するようにアールが設けられている。
タ(2)を回転させて上記のように接触・進行させると、
カッタ(2)は、導光板(A)の入光端面(a1)の表面側から裏
面側へ向かって切削することとなる。
の形状に応じて凹曲面を接合したように切削されていく
と共に、各凹曲面(12)には刃先(21)を構成する多結晶ダ
イヤ粒の大きさ及び研磨仕上げの番数に応じて複数の縦
筋(11)が所定の間隔で並ぶ縞模様(1)が形成され、これ
により入光端面(a1)全体が粗面化されることとなる。
(A)では、まず出光面(a3)においては、球面状凹シボ(a1
0)によるグラデーションパターンを有するので球面状凹
シボ(a10)で反射される光は広角に散乱しなく、主軸光
の強い指向性ある光を面上に出射する。その光を法線方
向にレンズで変角することにより、高輝度な面光源を実
現し得る。
た接合線(121)と各凹曲面(12)にその厚み方向に沿って
形成される複数の縦筋(11)との縞模様(1)にて粗面化さ
れているので、この端面(a1)から導入される光は、導光
板(A)の厚み方向への散乱の広がりは防止され、その結
果、出光面(a3)における配光分布はほぼ均一化される。
従って、均斉度の高いかつ高輝度な大画面を提供する事
ができる。
沿う縦筋からなる縞模様にて粗面化されているので、入
光端面から導入される光の厚み方向への散乱の広がりを
効果的に防止する事ができ、出射角分布の拡散を防止し
て指向性部分と入光端部近傍との配光分布の均一化を図
ることが出来る。
状凹シボで構成しておくと、より均質でかつ高輝度の出
光面を構成することが出来る。
タを回転させ、そこに上記入光端面をその幅方向に沿っ
て進行させながらカッタに接触させることにより該端面
をその厚み方向に沿って切削し、縦筋からなる縞模様に
粗面化するので、非常に加工が簡単となる。
体から構成しかつ刃先全体にアールを持たせておくこと
により、カッタによる切削時に導光板の入光端面を欠か
したりせずに綺麗に加工することが出来る。
図
関係を示す模式図
Claims (4)
- 【請求項1】 端面から入射された光を表裏いず
れかの面から出射すると共にこの出光面側に無数の微小
な凹凸からなるシボパターンが設けられた指向性導光板
であって、 上記入光端面が、その厚み方向に沿う縦筋からなる縞模
様にて粗面化されていることを特徴とする指向性導光
板。 - 【請求項2】 入光端面は凹曲面が接合された形
状で構成されかつ各凹曲面内に設けられる複数の縦筋と
凹曲面の接合線とから縞模様が構成されている請求項1
記載の指向性導光板。 - 【請求項3】 端面から入射された光を表裏いず
れかの面から出射すると共にこの出光面側に無数の微小
な凹凸からなるシボパターンが設けられた指向性導光板
の上記入光端面を粗面化する加工方法において、 カッタを回転させ、そこに上記入光端面をその幅方向に
沿って進行させながらカッタに接触させることにより該
端面をその厚み方向に沿って切削し、縦筋からなる縞模
様に粗面化することを特徴とする指向性導光板の入光端
面加工方法。 - 【請求項4】 カッタの刃先は多結晶粒体で構成
されかつその全体が凸曲面に形成されており、切削され
て得られる縞模様は、凹曲面が接合された状態の接合線
と各凹曲面内に設けられる多結晶粒体に基づく複数の縦
筋とから構成されている請求項3記載の指向性導光板の
入光端面加工方法。
Priority Applications (1)
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JP2000365681A JP2002169032A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | 指向性導光板及び指向性導光板の入光端面加工方法 |
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- 2000-11-30 JP JP2000365681A patent/JP2002169032A/ja active Pending
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