JP2002169013A - フィルタ製造装置、フィルタ製造方法、この方法により製造されたフィルタおよび、このフィルタを用いた電子機器 - Google Patents

フィルタ製造装置、フィルタ製造方法、この方法により製造されたフィルタおよび、このフィルタを用いた電子機器

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JP2002169013A
JP2002169013A JP2000366964A JP2000366964A JP2002169013A JP 2002169013 A JP2002169013 A JP 2002169013A JP 2000366964 A JP2000366964 A JP 2000366964A JP 2000366964 A JP2000366964 A JP 2000366964A JP 2002169013 A JP2002169013 A JP 2002169013A
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ink
substrate
hot plate
drying
filter
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JP2000366964A
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English (en)
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Eijiro Fujimori
英二郎 藤森
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素の平坦度が優れており、且つ高品位・高
信頼性の表示能力を有するフィルタを製造するフィルタ
製造装置、フィルタ製造方法、この方法により製造され
たフィルタおよび、このフィルタを用いた電子機器を提
供すること。 【解決手段】 基板に形成されている複数のインク配置
領域11aに対して、ヘッド部から吐出されたインクを
着弾させるインク着弾手段150と、このインク着弾手
段で前記基板に着弾されたインクを本乾燥するインク本
乾燥手段と、を有するフィルタ製造装置であって、前記
基板本乾燥手段で、このインク着弾手段で基板に着弾さ
れたインクを本乾燥する前に、この基板のインクを予備
乾燥するインク予備乾燥手段160が設けられ、且つ、
このインク予備乾燥手段が、前記インク着弾手段の近傍
に設けられていることでフィルタ製造装置100を構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液晶表示装
置等の表示装置に用いられるカラーフィルタ等のフィル
タを製造するためのフィルタ製造装置、フィルタ製造方
法、この方法により製造されたフィルタ及びこのフィル
タを用いた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置等の表示装置に用いられる
カラーフィルタ等は、基板上に多数形成されているイン
ク配置領域のそれぞれに対して、インクを配置すること
により製造される。このインクは、赤色(R)、緑
(G)若しくは青色(B)のインクでなり、これらの
R,G,Bのインクを所定のパターンで、基板上に配置
するようになっている。このように、R,G,Bのイン
クは基板上のインク配置領域毎に精度良く、且つ色を違
えて配置するため、インクの吐出を高精度に制御する必
要があり、このような要請に適うものとして、インクジ
ェット方式が採用されている。
【0003】インクジェット方式は、インクが収容され
ているインクジェットヘッドにインク吐出用のノズルが
多数配置され、このノズルから吐出されるインク量は、
圧電素子等の動作によって制御されるようになってい
る。この圧電素子の動作は、外部から印加される電圧の
高低によって、精度良く制御できるため、結果的にイン
クジェット方式は、インクの吐出量を精度良く制御でき
る。このようなインクジェット方式のカラーフィルタ製
造装置によって、インクが着弾し、配置されるカラーフ
ィルタ用基板を示した概略部分平面図が図14である。
図14に示すようにカラーフィルタ用基板には、バンク
11により仕切られることでインク配置領域11aが一
定の間隔を空けて多数設けられている。このインク配置
領域11a内にインクが配置されるのであるが、このイ
ンク配置領域11aの断面形状は、図15に示すように
構成されている。
【0004】すなわち、図15は、図14のA−A’線
断面図であるが、図15に示すようにバンク11により
形成されているインク配置領域11a内にインクが配置
されるようになっている。このようにバンク11が設け
られているのは、インクが当初、液状であるため、容易
に周囲に広がってしまうため、この広がりを防止し、所
望の範囲にインクが収まるようにするためである。この
ようにインクがインク配置領域11a内に配置されたカ
ラーフィルタ用基板は、インク着弾装置とは、別に設け
られた乾燥装置に搬送される。そして、この乾燥装置内
でカラーフィルタ用基板のインクは乾燥され、その後、
所定の工程を経て、カラーフィルタ用基板が完成するこ
とになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、インク着弾装
置でインクが配置されたカラーフィルタ用基板は、乾燥
装置に搬送されるまでに、ある程度自然乾燥してしま
う。このように自然乾燥したインクは、どうしても、そ
の表面の平坦度が悪くなってしまう。ところで、このイ
ンク配置領域11aに配置されるインクは、カラーフィ
ルタ用基板の画素を形成するため、表面の平坦度が悪い
インクは、画素の平坦度の低下となる。そして、このカ
ラーフィルタ用基板を用いる例えば表示装置のカラーフ
ィルタの表示品質の低下を招くという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、以上の点に鑑み、画素
の平坦度が優れており、且つ高品位・高信頼性の表示能
力を有するフィルタを製造するフィルタ製造装置、フィ
ルタ製造方法、この方法により製造されたフィルタおよ
び、このフィルタを用いた電子機器を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的は、請求項1の
発明によれば、基板に形成されている複数のインク配置
領域に対して、ヘッド部からインクを吐出し、着弾させ
るインク着弾手段と、このインク着弾手段で前記基板に
着弾されたインクを本乾燥するインク本乾燥手段と、を
有するフィルタ製造装置であって、前記インク本乾燥手
段で、このインク着弾手段により基板に着弾された前記
インクを本乾燥する前に、この基板の前記インクを予備
乾燥するインク予備乾燥手段が設けられ、且つ、このイ
ンク予備乾燥手段が、前記インク着弾手段の近傍に設け
られていることを特徴とするフィルタ製造装置により、
達成される。
【0008】請求項1の構成によれば、前記インク本乾
燥手段で、このインク着弾手段により前記基板に着弾さ
れた前記インクを本乾燥する前に、この基板のインクを
予備乾燥するインク予備乾燥手段が設けられているの
で、前記基板に着弾された前記インクは本乾燥する前
に、予備乾燥される。また、この予備乾燥するインク予
備乾燥手段は、前記インク着弾手段の近傍に設けられて
いるので、前記インクが着弾された前記基板は、速やか
に予備乾燥されることになる。
【0009】好ましくは、請求項2の発明によれば、請
求項1の構成において、前記インク予備乾燥手段が、ホ
ットプレートを有していることを特徴とするフィルタ製
造装置である。
【0010】請求項2の構成によれば、前記インク予備
乾燥手段が、ホットプレートを有しているので、熱効率
が良く、周辺温度に影響され難いインク予備乾燥手段と
なる。また、前記インク予備乾燥手段が、ホットプレー
トを有しているので、前記基板を速やかに乾燥でき、且
つ、インク予備乾燥手段全体を小型化することができ
る。
【0011】好ましくは、請求項3の発明によれば、請
求項2の構成において、前記ホットプレートが、多段に
配置されていることを特徴とするフィルタ製造装置であ
る。
【0012】請求項3の構成によれば、前記ホットプレ
ートが、多段に配置されているので、多段のホットプレ
ートのそれぞれに前記基板を時間差を設けて配置するこ
とができる。そして、最初にホットプレートに載置した
前記基板のインクの予備乾燥中は、他のホットプレート
に載置すべき前記基板へのインクの着弾とホットプレー
トへの載置を行うことができる。そして、他のホットプ
レートへ前記基板をすべて載置し終えた際に、最初のホ
ットプレートの前記基板のインクの予備乾燥が終了する
ので製造ロスが少なくなり、効率良くフィルタを製造す
ることができる。
【0013】好ましくは、請求項4の発明によれば、請
求項2又は請求項3の構成において、前記ホットプレー
トに対して風を送る送風部が設けられていることを特徴
とするフィルタ製造装置である。
【0014】請求項4の構成によれば、前記ホットプレ
ートに対して風を送る送風部が設けられているので、ホ
ットプレート上の前記基板のインクを均一に予備乾燥す
ることができる。
【0015】好ましくは、請求項5の発明によれば、請
求項4の構成において、前記送風部が温風を送風する温
風送風部であることを特徴とするフィルタ製造装置であ
る。
【0016】請求項5の構成によれば、前記送風部が温
風を送風する温風送風部であるので、ホットプレート上
の前記基板のインクをより均一に予備乾燥することがで
きる。
【0017】前記目的は、請求項6の発明によれば、基
板に形成されている複数のインク配置領域に対して、イ
ンク着弾手段がヘッド部からインクを吐出し、着弾させ
る工程と、このインク着弾手段の近傍に配置されている
インク予備乾燥手段で、前記基板に着弾した前記インク
を予備乾燥する工程と、この予備乾燥されたインクをイ
ンク本乾燥手段で本乾燥する工程と、を有することを特
徴とするフィルタ製造方法により、達成される。
【0018】請求項6の構成によれば、前記インク着弾
手段の近傍に配置されているインク予備乾燥手段で、前
記基板に着弾したインクを予備乾燥する工程と、この予
備乾燥されたインクをインク本乾燥手段で本乾燥する工
程と、を有するので、前記基板に着弾された前記インク
は本乾燥する前に、予備乾燥されることになる。また、
この予備乾燥する前記インク予備乾燥手段は、前記イン
ク着弾手段の近傍に設けられているので、前記インクが
着弾された基板は、速やかに予備乾燥されることにな
る。
【0019】好ましくは、請求項7の発明によれば、請
求項6の構成において、前記インク予備乾燥手段が、ホ
ットプレートを有し、前記基板をこのホットプレートに
載置し、このホットプレートにより前記基板のインクを
予備乾燥することを特徴とするフィルタ製造方法であ
る。
【0020】請求項7の構成によれば、前記インク予備
乾燥手段が、ホットプレートを有し、前記基板をこのホ
ットプレートに載置し、このホットプレートにより前記
基板のインクを予備乾燥するので、前記インク予備乾燥
手段は、熱効率が良く、周辺温度に影響され難い。ま
た、前記インク予備乾燥手段が、このホットプレートに
より予備乾燥するので、前記基板を速やかに乾燥でき、
且つ、インク予備乾燥手段全体を小型化することができ
る。
【0021】好ましくは、請求項8の発明によれば、請
求項7の構成において、前記ホットプレートが、多段に
配置され、これら多段のホットプレートの各々に対し、
順番に時間差を設けて、前記基板をそれぞれ配置し、最
後の基板を最後のホットプレートに載置した際は、最初
にホットプレートに載置した前記基板のインクの予備乾
燥が終了していることを特徴とするフィルタ製造方法で
ある。
【0022】請求項8の構成によれば、前記多段のホッ
トプレートの各々に対し、順番に時間差を設けて、前記
基板をそれぞれ配置し、最後の基板を最後のホットプレ
ートに載置した際は、最初にホットプレートに載置した
前記基板のインクの予備乾燥が終了している。したがっ
て、製造ロスが少なくなり、効率良くフィルタを製造す
ることができる。
【0023】好ましくは、請求項9の発明によれば、請
求項7又は請求項8の構成において、前記ホットプレー
トにより前記基板のインクを予備乾燥する際に、送風部
により前記ホットプレートに対して風が送られることを
特徴とするフィルタ製造方法である。
【0024】請求項9の構成によれば、前記ホットプレ
ートにより前記基板のインクを予備乾燥する際に、送風
部により前記ホットプレートに対して風が送られるの
で、ホットプレート上の前記基板のインクを均一に予備
乾燥することができる。
【0025】好ましくは、請求項10の発明によれば、
請求項9の構成において、前記送風部から温風が送風さ
れることを特徴とするフィルタ製造方法である。
【0026】請求項10の構成によれば、前記送風部か
ら温風が送風されるので、ホットプレート上の前記基板
のインクをより均一に予備乾燥することができる。
【0027】前記目的は、請求項11の発明によれば、
基板に形成されている複数のインク配置領域に対して、
インク着弾手段がヘッド部からインクを吐出し、着弾さ
せ、このインク着弾手段の近傍に配置されているインク
予備乾燥手段で、前記基板に着弾した前記インクを予備
乾燥し、この予備乾燥されたインクをインク本乾燥手段
で本乾燥することで製造されるフィルタにより、達成さ
れる。
【0028】請求項11の構成によれば、前記インク着
弾手段の近傍に配置されているインク予備乾燥手段で、
前記基板に着弾したインクを予備乾燥し、この予備乾燥
されたインクをインク本乾燥手段で本乾燥するので、前
記基板に着弾された前記インクは本乾燥する前に、予備
乾燥されることになる。また、この予備乾燥する前記イ
ンク予備乾燥手段は、前記インク着弾手段の近傍に設け
られているので、前記インクが着弾された基板は、速や
かに予備乾燥されて製造されるフィルタである。
【0029】好ましくは、請求項12の発明によれば、
請求項11の構成において、前記インク予備乾燥手段
が、ホットプレートを有し、前記基板をこのホットプレ
ートに載置し、このホットプレートにより前記基板のイ
ンクを予備乾燥することを特徴とするフィルタである。
【0030】請求項12の構成によれば、前記インク予
備乾燥手段が、ホットプレートを有し、前記基板をこの
ホットプレートに載置し、このホットプレートにより前
記基板のインクを予備乾燥するので、前記インク予備乾
燥手段は、熱効率が良く、周辺温度に影響され難い。ま
た、前記インク予備乾燥手段が、前記ホットプレートに
より予備乾燥するので、前記基板を速やかに乾燥でき、
且つ、インク予備乾燥手段全体を小型化して、製造され
るフィルタである。
【0031】好ましくは、請求項13の発明によれば、
請求項12の構成において、前記ホットプレートが、多
段に配置され、これら多段のホットプレートの各々に対
し、順番に時間差を設けて、前記基板をそれぞれ配置
し、最後の基板を最後のホットプレートに載置した際
は、最初にホットプレートに載置した前記基板のインク
の予備乾燥が終了していることを特徴とするフィルタで
ある。
【0032】請求項13の構成によれば、前記多段のホ
ットプレートの各々に対し、順番に時間差を設けて、前
記基板をそれぞれ配置し、最後の基板を最後のホットプ
レートに載置した際は、最初にホットプレートに載置し
た前記基板のインクの予備乾燥が終了している。したが
って、製造ロスが少なくなり、効率良く製造できるフィ
ルタである。
【0033】好ましくは、請求項14の発明によれば、
請求項12又は請求項13の構成において、前記ホット
プレートにより前記基板のインクを予備乾燥する際に、
送風部により前記ホットプレートに対して風が送られる
ことを特徴とするフィルタである。
【0034】請求項14の構成によれば、前記ホットプ
レートにより前記基板のインクを予備乾燥する際に、送
風部により前記ホットプレートに対して風が送られるの
で、ホットプレート上の前記基板のインクを均一に予備
乾燥して製造できるフィルタである。
【0035】好ましくは、請求項15の発明によれば、
請求項14の構成において、前記送風部から温風が送風
されることを特徴とするフィルタである。
【0036】請求項15の構成によれば、前記送風部か
ら温風が送風されるので、ホットプレート上の前記基板
のインクをより均一に予備乾燥して製造できるフィルタ
である。
【0037】前記目的は、請求項16の発明によれば、
基板に形成されている複数のインク配置領域に対して、
インク着弾手段がヘッド部からインクを吐出し、着弾さ
せ、このインク着弾手段の近傍に配置されているインク
予備乾燥手段で、前記基板に着弾した前記インクを予備
乾燥し、この予備乾燥されたインクをインク本乾燥手段
で本乾燥することで製造されるフィルタを用いた電子機
器により、達成される。
【0038】請求項16の構成によれば、前記インク着
弾手段の近傍に配置されているインク予備乾燥手段で、
前記基板に着弾したインクを予備乾燥し、この予備乾燥
されたインクをインク本乾燥手段で本乾燥するので、前
記基板に着弾された前記インクは本乾燥する前に、予備
乾燥されることになる。また、この予備乾燥する前記イ
ンク予備乾燥手段は、前記インク着弾手段の近傍に設け
られているので、前記インクが着弾された基板は、速や
かに予備乾燥されて製造されるフィルタを用いた電子機
器である。
【0039】好ましくは、請求項17の発明によれば、
請求項16の構成において、前記インク予備乾燥手段
が、ホットプレートを有し、前記基板をこのホットプレ
ートに載置し、このホットプレートにより前記基板のイ
ンクを予備乾燥することを特徴とするフィルタを用いた
電子機器である。
【0040】請求項17の構成によれば、前記インク予
備乾燥手段が、ホットプレートを有し、前記基板をこの
ホットプレートに載置し、このホットプレートにより前
記基板のインクを予備乾燥するので、前記インク予備乾
燥手段は、熱効率が良く、周辺温度に影響され難い。ま
た、前記インク予備乾燥手段が、前記ホットプレートに
より予備乾燥するので、前記基板を速やかに乾燥でき、
且つ、インク予備乾燥手段全体を小型化して、製造され
るフィルタを用いた電子機器である。
【0041】好ましくは、請求項18の発明によれば、
請求項17の構成において、前記ホットプレートが、多
段に配置され、これら多段のホットプレートの各々に対
し、順番に時間差を設けて、前記基板をそれぞれ配置
し、最後の基板を最後のホットプレートに載置した際
は、最初にホットプレートに載置した前記基板のインク
の予備乾燥が終了していることを特徴とするフィルタを
用いた電子機器である。
【0042】請求項18の構成によれば、前記多段のホ
ットプレートの各々に対し、順番に時間差を設けて、前
記基板をそれぞれ配置し、最後の基板を最後のホットプ
レートに載置した際は、最初にホットプレートに載置し
た前記基板のインクの予備乾燥が終了している。したが
って、製造ロスが少なくなり、効率良く製造できるフィ
ルタを用いた電子機器である。
【0043】好ましくは、請求項19の発明によれば、
請求項17又は請求項18の構成において、前記ホット
プレートにより前記基板のインクを予備乾燥する際に、
送風部により前記ホットプレートに対して風が送られる
ことを特徴とするフィルタを用いた電子機器である。
【0044】請求項19の構成によれば、前記ホットプ
レートにより前記基板のインクを予備乾燥する際に、送
風部により前記ホットプレートに対して風が送られるの
で、ホットプレート上の前記基板のインクを均一に予備
乾燥して製造できるフィルタを用いた電子機器である。
【0045】好ましくは、請求項20の発明によれば、
請求項19の構成において、前記送風部から温風が送風
されることを特徴とするフィルタを用いた電子機器であ
る。
【0046】請求項20の構成によれば、前記送風部か
ら温風が送風されるので、ホットプレート上の前記基板
のインクをより均一に予備乾燥して製造できるフィルタ
を用いた電子機器である。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。図1は、本発明のフィルタ
製造装置の実施の形態であるカラーフィルタ製造装置1
00を示す概略平面図である。図2は、図1のカラーフ
ィルタ描画部150を除いたカラーフィルタ製造装置1
00の概略斜視図である。
【0048】図1及び図2に示すようにカラーフィルタ
製造装置100は、先ず、インクが着弾されていない基
板である例えばカラーフィルタ用基板を多数収納するこ
とができるカラーフィルタ用基板給材部110を有して
いる。そして、このカラーフィルタ用基板給材部110
の近傍には、このカラーフィルタ用基板給材部110に
収納されているカラーフィルタ用基板を一つずつ所定の
位置に配置するためのカラーフィルタ用基板位置決め部
130が配置されている。このカラーフィルタ用基板位
置決め部130は、図1及び図2に示すように位置決め
ベース部131を有しており、この位置決めベース部1
31上には、レール部132が2本、設けられている。
このレール部132上を位置決め本体部133が移動可
能に配置されている。
【0049】この位置決め本体部133は、カラーフィ
ルタ用基板給材部110の各カラーフィルタ用基板を一
つずつ所定位置に位置決めするようになっている。この
ようなカラーフィルタ用基板位置決め部130の近傍に
は、図1及び図2に示すように、搬送ロボット140が
配置されている。この搬送ロボット140は、図示する
ように2本のロボットアーム141を有しており、これ
ら2本のロボットアーム141で、カラーフィルタ用基
板を所定位置に搬送するようになっている。
【0050】この搬送ロボット140の図1において左
側には、インク着弾手段であるカラーフィルタ用基板描
画部150が設けられている。このカラーフィルタ用基
板描画部150は、赤色(R)、緑色(G)、青色
(B)のいずれかのインクをインクジェット方式で吐出
することができるインクジェットヘッドを有している。
このインクの吐出は、インクジェットヘッド内に配置さ
れた圧電素子に電圧を印加し、圧電素子が変形すること
によって吐出するようになっており、吐出量の制御は、
圧電素子に印加する電圧を変えることでおこなってい
る。
【0051】このようなインクジェットヘッドでインク
を吐出させ、カラーフィルタ用基板に着弾させ、カラー
フィルタ用基板にインクを配置するようになっている。
すなわち、このカラーフィルタ用基板には、図14に示
すようにマトリックス状のインク配置領域11aが多
数、形成されており、このインク配置領域11aは、図
15に示すようにバンク11が形成されている。そし
て、このインク配置領域11a内にインクが着弾し、配
置されるようになっている。このようにインク配置領域
11aに、バンク11が形成されているのは、着弾する
インクが液状であり、このバンク11がないと周囲に広
がってしまうからである。
【0052】以上のように構成されているカラーフィル
タ用基板描画部150の搬送ロボット140を介して反
対側(図1参照)には、インク予備乾燥手段であるイン
ク予備乾燥部160が配置されている。このインク予備
乾燥部160は、図2に示すように多段炉本体161
と、この多段炉本体161に温風を送る温風送風部であ
る温風送風機162を有している。図3及び図4は図1
のインク予備乾燥部160の構成を詳細に示した図であ
る。すなわち、図3は、温風送風機162を外し、多段
炉本体161内のホットプレート163の配置状態を示
した概略斜視図であり、図4は、図3の矢印D方向から
見た概略斜視図である。
【0053】図3に示すように多段炉本体161には、
ホットプレート163が5段若しくは6段(図3におい
ては6段)配置されている。そして、これらホットプレ
ート163に、上記カラーフィルタ用基板を載置するこ
とができるように、多段炉本体161の前面(図3の手
前側)には、カラーフィルタ用基板挿入用開口161a
が形成されている。また、図4に示すように多段炉本体
161の上部には、温風送風機162が配置され、温風
を多段炉本体161のホットプレート163に対して送
るようになっている。
【0054】さらに、図4に示すように多段炉本体16
1のカラーフィルタ用基板挿入用開口161aの反対側
には、排気ダクト164が例えば3個形成されている。
したがって、温風送風機162からホットプレート16
3に送られれた温風が、排気ダクトから排気されること
になる。また、図3に示すように、多段に形成されてい
るホットプレート163の表面には、真空吸着用の真空
穴163aが例えば16個形成されている。したがっ
て、ホットプレート163上に、カラーフィルタ用基板
を載置した際、真空引きをすることで、カラーフィルタ
用基板を固定することができる。
【0055】さらに、多段に配置されているホットプレ
ート163の周囲には、多段炉本体161の高さ方向に
駆動する上下駆動部165と、図3の多段炉本体161
の左右方向に駆動する左右駆動部166とが備えられて
いる。この上下駆動部165は、カラーフィルタ用基板
をホットプレート163上で保持するための爪部167
を、ホットプレート163に対して上下方向に移動させ
るようになっている。具体的には、この爪部167は、
図6及び図7に示すように各ホットプレート163毎に
配置され、これらの複数(例えば5個)の爪部167
は、爪部保持軸168によって保持されている。そし
て、この爪部保持部168には、図6に示すように上下
駆動シリンダ165aが設けられている。
【0056】すなわち、図8に示すように、この上下駆
動シリンダ165aは、上下駆動リンク165b、上下
用偏芯カム165c及びカムフロア165dを介して爪
部保持軸168を図7の上下方向に移動するように構成
されている。一方、左右駆動部166は、図7に示すよ
うに左右駆動シリンダ166aにより、図7の左右方向
(図の矢印方向)に動くようになっている。そして、こ
の左右駆動部166は、図5に示すように爪部167と
接続されているため、左右駆動部166によって爪部1
67が、ホットプレート163に対して近接方向又は離
間方向に移動するように構成されている。
【0057】以上のように、インク予備乾燥部160は
形成されているが、図1に示すように、このインク予備
乾燥部160には、カラーフィルタ用基板位置決め部1
30を介してカラーフィルタ用基板除材部120が配置
されている。すなわち、インク予備乾燥部160で予備
乾燥が終了したカラーフィルタ用基板は、カラーフィル
タ用基板位置決め部130を介してカラーフィルタ用基
板除材部120に搬送される。また、本実施の形態に係
るカラーフィルタ製造装置100は、このカラーフィル
タ用基板を本乾燥するためのインク本乾燥手段であるイ
ンク本乾燥部(図示せず)を有するため、予備乾燥が終
了したカラーフィルタ用基板は、カラーフィルタ用基板
除材部120からインク本乾燥部に搬送されることにな
る。
【0058】本発明の実施の形態に係るカラーフィルタ
製造装置100は、以上のように構成されるが、以下、
その動作等について説明する。先ず、図1に示すカラー
フィルタ製造装置100のカラーフィルタ用基板給材部
110に、所定数のインクが未配置のカラーフィルタ用
基板を配置する。このカラーフィルタ用基板は、図14
に示すように多数のインク配置領域11aが形成され、
図15に示すように、インク配置領域11aにはバンク
11が形成されている。
【0059】次に、カラーフィルタ用基板位置決め部1
20の位置決め本体部133をレール部132に沿って
動かし、カラーフィルタ用基板給材部110の近傍に配
置する。そして、この位置決め本体部133上に、カラ
ーフィルタ用基板給材部110内の一つのカラーフィル
タ用基板を配置し、位置決めする。その後、この位置決
めされたカラーフィルタ用基板を搬送ロボット140の
ロボットアーム141で把持し、図1に示すカラーフィ
ルタ用基板描画部150内に配置する。このカラーフィ
ルタ用基板描画部150では、先ず、青色(B)のイン
クが図14の所定のインク配置領域11aに対して吐出
される。これにより、所定のインク配置領域11a内に
青色インクが着弾し、配置される。この青色インクの着
弾・配置は、例えば1分程度で終了する。
【0060】次に、青色インクが配置されたカラーフィ
ルタ用基板が、再び図1に示すロボットアーム141に
把持されて、直ぐにインク予備乾燥部160内に収容さ
れ、予備乾燥される。したがって、インク着弾から、直
ぐに予備乾燥をするので、着弾し配置されたインクが自
然乾燥することがない。このため、インクの表面の平坦
度が低下することがなく、出来上がった画素の平坦度を
高くすることができる。そして、このようなカラーフィ
ルタ用基板を用いる製品の表示能力が高まることにな
る。
【0061】ところで、以下に、この予備乾燥について
詳細に説明する。先ず、インク予備乾燥部160の多段
炉本体161の上下駆動シリンダ165aを動かし、上
下駆動リンク165b、上下偏心カム165c及びカム
フロア165dを介して爪部保持部168を上方に移動
させる(図7及び図8参照)。この爪部保持部168を
上方に移動させることで、この爪部保持部168によっ
て保持されている爪部167も上方に移動する。すなわ
ち、爪部167がホットプレート163と離間方向に動
き、配置される状態とする。
【0062】一方、青色インクを配置されたカラーフィ
ルタ用基板は、ロボットアーム141に把持された状態
で、図3に示すカラーフィルタ用基板挿入用開口161
aのうち、最上段のホットプレート163の爪部167
の上方に配置される(図7においてB部とされている部
分)。次に、ロボットアーム141を下方に下げ、把持
しているカラーフィルタ用基板を最上段のホットプレー
ト163の爪部167の上に移載する。なお、このとき
爪部167を移動可能に保持している左右駆動部166
は、図7において中央部側に移動されており、爪部16
7がカラーフィルタ用基板を載置できる位置となってい
る。したがって、ロボットアーム141が下方に移動す
ることで、上記青色インクを有するカラーフィルタ用基
板は、爪部167上に配置され、ロボットアーム141
は、インク予備乾燥部160から退去する。
【0063】次にホットプレート163上の真空穴16
3aが機能するように真空装置(図示せず)を駆動させ
る。この状態で、図8に示す上下駆動部165を動作さ
せ、爪部163を下方に移動させ、青色インクを有する
カラーフィルタ用基板を最上段のホットプレート163
に近接若しくは接触させる。すると、ホットプレート1
63の真空穴163aにより、青色インクを有するカラ
ーフィルタ用基板が最上段のホットプレート163上に
しっかり固定される。このように真空穴163aを用い
て真空吸着することで、予備乾燥のための加熱をした場
合でも、カラーフィルタ用基板の熱変形による位置ズレ
を未然に防止できることになる。
【0064】ところで、最上段のホットプレート163
上に載置された青色インクを有するカラーフィルタ用基
板は、ホットプレート163により加熱されることにな
る。この加熱は、次に行われる本乾燥の前の予備加熱と
して行われるが、本乾燥前に予備乾燥することで、イン
クの表面の平坦度が向上することになる。また、ホット
プレート163により加熱することで、他の加熱手段で
あるベーク炉に比較してインク予備乾燥部160の装置
自体を小さくすることができる。さらに、ホットプレー
ト163にすることで多段に配置できるので、インクの
色毎に乾燥炉を設けることができ、インク乾燥特性の微
妙な違いに対応して均一な画素を形成することができ
る。
【0065】そして、ホットプレート163で直接、カ
ラーフィルタ用基板を加熱できるので、先ず雰囲気中を
加熱するベーク炉に比べ熱効率を良くすることができ
る。さらに、ホットプレート163による加熱は、ベー
ク炉とは異なり周辺温度(外乱)の変化に強く、ベーク
炉より早く、所定温度まで加熱でき、準備時間が少ない
という利点がある。そのうえ、ベーク炉のように大きな
床面積が必要なベルト炉ではなく、上述のように、カラ
ーフィルタ用基板描画部150からロボットアーム14
1で速やかにカラーフィルタ用基板をホットプレート1
63へ搬送できるので、インクの着弾・配置からインク
の予備乾燥までの時間が早く、且つ均一化することがで
きる。
【0066】ところで、最上段のホットプレート163
で加熱されている青色インクを有するカラーフィルタ用
基板に対しては、加熱と同時に温風送風機162から温
風が送られる。図9は、この温風が送られる状態を示す
概略説明図である。図9に示すようにホットプレート1
63に載置されるカラーフィルタ用基板に対しては、そ
の表面を通過するように温風が供給され、この温風がカ
ラーフィルタ用基板上で滞留しないように図4に示すよ
うに多段炉本体161には、排気ダクト163が設けら
れている。
【0067】したがって、図14に示すカラーフィルタ
用基板の多数のインク配置領域11aのいずれについて
もインクの表面を均一にすることができる。すなわち、
通常、図14に示すようなカラーフィルタ用基板を乾燥
させた場合、この基板の周辺に形成されているインク配
置領域11a内のインクが早く乾燥し、中央部に近づく
ほど乾燥が遅くなる傾向にある。そして、早く乾燥した
インク配置領域11aのインクは図10(a)に示すよ
うに、インクの中央部が盛り上がるように形成される。
また、逆に乾燥が遅いインク配置領域11aのインクは
中央部が凹状に形成される。
【0068】これでは、インクの表面の平坦度が低くな
り、カラーフィルタの精度が著しく低下してしまう。そ
のため、本実施の形態では、温風送風機162で温風を
インク配置領域11aのインクの表面に送り、このよう
な表面の平坦度の低下を未然に防ぐようにしている。ま
た、排気ダクト164も設けてるため、インク配置領域
11aの表面の温風は滞留することがないので、表面の
平坦度をより良くすることができる。ところで、最上段
のホットプレート163に載置された青色インクを有す
るカラーフィルタ用基板は、予備乾燥のため加熱される
が、これは通常5分程度かかる。
【0069】一方、カラーフィルタ用基板に対するイン
クの着弾・配置は、上述のように1分程度で終了する。
そこで、本実施の形態では、最上段のホットプレート1
63上で、青色インクのカラーフィルタ用基板が予備乾
燥されている間、この乾燥を待つことなく、他のカラー
フィルタ用基板を図1のカラーフィルタ用基板給材部1
10から出して、上述のように一分程度かけて、カラー
フィルタ用基板描画部150で青色インクを着弾・配置
させる。そして、このように青色インクを着弾・配置し
た他のカラーフィルタ用基板を図7の多段炉本体161
の上から第2段目のホットプレート163に配置する。
【0070】このとき、上述のように図8に示す上下駆
動シリンダ165を動作させて、爪部保持軸168を上
方に移動させ、第2段目のホットプレート163の爪部
167を上方に動かす必要がある。しかし、爪部保持軸
168と各段のホットプレート163の各爪部167
は、すべて接続されているため、爪部保持軸168を上
方に移動させると、加熱・乾燥中の最上段のカラーフィ
ルタ用基板を載置している爪部167も上方に移動して
しまう。これでは、加熱・乾燥が不十分になってしまう
おそれがある。そこで、本実施の形態では、最上段のホ
ットプレート163の爪部167については、これを保
持する図7に示す左右駆動部166の左右駆動シリンダ
166aを図に矢印の外側方向に動かし、爪部167と
加熱中のカラーフィルタ用基板との係合を外すようにし
ている。
【0071】これにより、加熱中の最上段の爪部167
が爪部保持軸168によって上方に移動しても、ホット
プレート163上のカラーフィルタ用基板の加熱・乾燥
を邪魔することがない。同様に第3、第4、第5そして
第6段目(ホットプレート163を6段とした場合)に
ついて青色インクのカラーフィルタ用基板を載置する
と、丁度、第6段目にカラーフィルタ用基板を配置した
際に、最上段のカラーフィルタ用基板の予備乾燥(5分
程度)が終了することになる。したがって、最も効率良
く、多数のカラーフィルタ用基板の予備乾燥をすること
ができることになる。
【0072】ところで、予備乾燥が終了した最上段のホ
ットプレート163上の青色インクを有するカラーフィ
ルタ用基板に対しては、先ず、多段炉本体161の左右
駆動部166が動作して、爪部167が前記カラーフィ
ルタ用基板を再び載置するようにする。また、同時に、
最上段のホットプレート163の真空穴163aについ
てのみ真空装置の駆動が停止される。その後、多段炉本
体161の上下駆動部165が駆動して、上述のように
爪部167が上方に移動する。このとき、第2段目以降
のホットプレート163の爪部167については、左右
駆動部166が駆動して、既に加熱中のカラーフィルタ
用基板との係合が外れているため、第2段目以降のカラ
ーフィルタ用基板の加熱・乾燥を邪魔することがない。
【0073】また、予備乾燥が終わった上記カラーフィ
ルタ用基板は、ホットプレート163から離されるの
で、上記カラーフィルタ用基板がホットプレート163
によってオーバーベークされるのを未然に防ぐことがで
きる。ところで、上述の最上段の予備乾燥が終わった青
色インクを有するカラーフィルタ用基板が、爪部167
で持ち上げられると、図1のロボットアーム141が再
び動作し、ロボットアーム141が図7のC部で示す部
分に挿入され、ロボットアーム141が上昇する。
【0074】そして、爪部167上に載置されている上
記カラーフィルタ用基板をロボットアーム141上に移
載して、搬出する。搬出された予備乾燥が終わった青色
インクを有するカラーフィルタ用基板は、再び、カラー
フィルタ用基板描画部150内に搬送され、今度は緑色
(G)のインクを所定のパターンで着弾・配置される。
そして、ロボットアーム141で、再び多段炉本体16
1に搬送され、予備乾燥される。緑色インクの予備乾燥
が終わったら、次に、赤色(R)インクの着弾・配置を
行い、予備乾燥を上述のように行う。青色(B)、緑色
(G)、赤色(R)の3色のインクの着弾・配置と予備
乾燥が終了すると、カラーフィルタ用基板は、ロボット
アーム141でカラーフィルタ用基板位置決め部130
を介してカラーフィルタ用基板除材部120に搬送され
る。
【0075】このカラーフィルタ用基板除材部120か
らは、例えばベルト等の搬送路で本乾燥を行うインク本
乾燥部(図示せず)で本乾燥が行われる。その後、所定
の工程を経てカラーフィルタ用基板が完成する。このよ
うに本実施の形態にかかるカラーフィルタ製造装置10
0でカラーフィルタ用基板を製造すれば、バンク11内
のインクの表面(画素)の平坦度が優れ、且つ高品位・
高信頼性の表示能力を有するカラーフィルタ用基板を製
造することができる。なお、上述の実施の形態では、カ
ラーフィルタ用基板に青色、緑色そして赤色の順にイン
クを着弾・配置されたが、これに限らず、多段炉本体1
61のホットプレート163について各別の温度設定等
を行い、カラーフィルタ用基板によって順番を変えるこ
ともできる。
【0076】次に、上述したカラーフィルタ製造装置1
00で製造されるフィルタであるカラーフィルタ300
を用いた電子機器である表示パネル200について、以
下説明する。図11は、このような表示パネル200の
一構成例を示す概略断面図である。図11に示すよう
に、表示パネル200は、一方のガラス基板210(図
において下方側)上に透明基板としてITO膜220を
形成し、その上に配向膜230が形成される。また、他
方のガラス基板210(図において上方側)に、カラー
フィルタ300を介し、透明電極としてITO膜220
を形成させ、その上に配向膜230を形成する。
【0077】このカラーフィルタ300は、図11に示
すように、インク配置領域11aが複数個形成され、例
えば図において左側のインク配置領域11aには、上述
のように赤インクが配置されている。また、図において
中央のインク配置領域11aには緑インクが配置され、
右側のインク配置領域11aには、青インクが、それぞ
れ上述のように配置されている。このような、2枚のガ
ラス基板210を用いて、それぞれの配向膜230が対
向するようにして液晶を封入する。そして、張り合わさ
れたガラス基板210の外側に図示するように偏光板2
40を配置する。
【0078】このようにして製造された表示パネル20
0に光を一方(上方又は下方)より照射すると、偏光板
240を通過する光がカラーフィルタ300のバンク内
の赤インク、緑インク又は青インクを通過し、カラー表
示ができるようになっている。また、このとき液晶中を
通過する光の量は、透明電極であるITO220間の電
圧調整により制御可能となっている。このように本実施
の形態にかかるカラーフィルタ300を用いた表示パネ
ル200は、図10に示すインク配置領域11a内のイ
ンクの表面(画素)の平坦度が優れているので、高品位
且つ高信頼性の表示能力を有する表示パネルとなる。
【0079】次に、このような表示パネル200を用い
た電子機器について説明する。図12は、電子機器であ
る例えば携帯電話機400を示す概略斜視図である。図
12に示すように携帯電話機400には、複数の操作ボ
タン410、受話口420、送話口430と上述の表示
パネル200が配置されている。したがって、上述の表
示パネル200を用いた携帯電話機400は、高品位且
つ高信頼性の表示能力を有する表示パネル200を有す
る携帯電話となる。なお、表示パネル200を用いる電
子機器としては、この他にも、図13(a)に示すノー
ト型パーソナルコンピュータ500や、図13(b)に
示す液晶テレビがある。
【0080】さらに、ビューファインダ型・モニタ直視
型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、
ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワーク
ステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルス
チルカメラ、タッチパネルを備えた機器等が挙げられ
る。そして、これらの各種の電子機器に対して上述の実
施の携帯にかかる液晶パネル200が適用可能なのは勿
論である。さらに、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を
行うことができる。
【0081】本発明のフィルタ製造方法は、例えば液晶
表示用のフィルタの製造に限定されるものではなく、例
えば、本発明をEL(エレクトロルミネッセンス)の表
示素子の製造に適用することもできる。EL表示素子
は、蛍光性の無機及び有機化合物を含む薄膜を、陰極と
陽極とで挟んだ構成を有し、この薄膜に電子及び正孔
(ホール)を注入して再結合させることにより励起子
(エキシトン)を生成させ、このエキシトンが失活する
際の光の放出(蛍光・燐光)を利用して発光させる素子
である。
【0082】こうしたEL表示素子に用いられる蛍光性
材料のうち、赤、緑及び青色の発光色を呈する材料を、
本発明の製造方法を用いてTFT等の素子基板上にイン
クジェットパターニングすることで、自発光フルカラー
EL表示素子を製造することができる。本発明における
フィルタの範囲には、こうしたEL表示素子の基板を含
むものである。そして、本発明のフィルタ製造方法を用
いて製造したEL表示素子は、セグメント表示や全面同
時発光の静止画表示、例えば絵、文字、ラベル等といっ
たローインフォーメーション分野への応用、または、
点、線、面形状をもった光源としても使用することがで
きる。
【0083】さらにパッシブ駆動の表示素子をはじめ、
TFT素子等のアクティブ素子を駆動に用いることで、
高輝度で応答性に優れたフルカラー表示素子を得ること
が可能となる。また、上述の本実施の形態図のフィルタ
製造方法の描画ヘッドは、R,G,Bのうち1つの種類
のインクを吐出することができるようになっているが、
このうちの2種類あるいは3種類のインクを同時に吐出
することももちろんできる。そして、上記実施の形態の
構成は、その一部を省略したり、上述していない他の任
意の組み合わせに変更することができる。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、画素の平坦度が優れて
おり、且つ高品位・高信頼性の表示能力を有するフィル
タを製造するフィルタ製造装置、フィルタ製造方法、こ
の方法により製造されたフィルタおよび、このフィルタ
を用いた電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカラーフィルタ製造
装置を示す概略平面図である。
【図2】図1のカラーフィルタ製造装置の一部を示す概
略斜視図である。
【図3】図1のインク予備乾燥部を示す概略斜視図であ
る。
【図4】図1のインク予備乾燥部を示す他の概略斜視図
である。
【図5】図1の多段炉本体等を示す概略斜視図である。
【図6】図5の概略右側面図である。
【図7】図5の概略正面図である。
【図8】図6の上下駆動部を示す拡大概略図である。
【図9】図1の多段炉本体等の動作等を示す説明図であ
る。
【図10】(a)早く乾燥したインク配置領域内のイン
クの状態を示す説明図である。(b)遅く乾燥したイン
ク配置領域内のインクの状態を示す説明図である。
【図11】本実施の形態に係るカラーフィルタを用いた
液晶パネルを示す概略断面図である。
【図12】図11の液晶パネルを用いた携帯電話機を示
す概略斜視図である。
【図13】(a)図11の液晶パネルを用いたノート型
パーソナルコンピュータを示す概略斜視図である。
(b)図11の液晶パネルを用いた液晶テレビを示す概
略斜視図である。
【図14】カラーフィルタ用基板のバンクの形成状態を
示す概略図である。
【図15】図14のA−A’線概略断面図である。
【符号の説明】
11・・・バンク 11a・・・インク配置領域 100・・・カラーフィルタ製造装置 110・・・カラーフィルタ用基板給材部 120・・・カラーフィルタ用基板除材部 130・・・カラーフィルタ用基板位置決め部 131・・・位置決めベース部 132・・・レール部 133・・・位置決め本体部 140・・・搬送ロボット 141・・・ロボットアーム 150・・・カラーフィルタ用基板描画部 160・・・インク予備乾燥部 161・・・多段炉本体 161a・・・カラーフィルタ用基板挿入用開口 162・・・温風送風機 163・・・ホットプレート 163a・・・真空穴 164・・・排気ダクト 165・・・上下駆動部 165a・・・上下駆動シリンダ 165b・・・上下駆動リンク 165c・・・上下用偏心カム 165d・・・カムフロア 166・・・左右駆動部 166a・・・左右駆動シリンダ 167・・・爪部 168・・・爪部保持部 200・・・表示パネル 210・・・ガラス基板 220・・・ITO膜 230・・・配向膜 240・・・偏光板 300・・・カラーフィルタ 400・・・携帯電話機 410・・・操作ボタン 420・・・受話口 430・・・送話口 500・・・ノート型パーソナルコンピュータ 600・・・液晶テレビ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に形成されている複数のインク配置
    領域に対して、ヘッド部からインクを吐出し、着弾させ
    るインク着弾手段と、 このインク着弾手段で前記基板に着弾されたインクを本
    乾燥するインク本乾燥手段と、を有するフィルタ製造装
    置であって、 前記インク本乾燥手段で、このインク着弾手段により前
    記基板に着弾された前記インクを本乾燥する前に、この
    基板の前記インクを予備乾燥するインク予備乾燥手段が
    設けられ、且つ、このインク予備乾燥手段が、前記イン
    ク着弾手段の近傍に設けられていることを特徴とするフ
    ィルタ製造装置。
  2. 【請求項2】 前記インク予備乾燥手段が、ホットプレ
    ートを有していることを特徴とする請求項1に記載のフ
    ィルタ製造装置。
  3. 【請求項3】 前記ホットプレートが、多段に配置され
    ていることを特徴とする請求項2に記載のフィルタ製造
    装置。
  4. 【請求項4】 前記ホットプレートに対して風を送る送
    風部が設けられていることを特徴とする請求項2又は請
    求項3に記載のフィルタ製造装置。
  5. 【請求項5】 前記送風部が温風を送風する温風送風部
    であることを特徴とする請求項4に記載のフィルタ製造
    装置。
  6. 【請求項6】 基板に形成されている複数のインク配置
    領域に対して、インク着弾手段がヘッド部からインクを
    吐出し、着弾させる工程と、 このインク着弾手段の近傍に配置されているインク予備
    乾燥手段で、前記基板に着弾したインクを予備乾燥する
    工程とこの予備乾燥されたインクをインク本乾燥手段で
    本乾燥する工程と、を有することを特徴とするフィルタ
    製造方法。
  7. 【請求項7】 前記インク予備乾燥手段が、ホットプレ
    ートを有し、前記基板をこのホットプレートに載置し、
    このホットプレートにより前記基板のインクを予備乾燥
    することを特徴とする請求項6に記載のフィルタ製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記ホットプレートが、多段に配置さ
    れ、これら多段のホットプレートの各々に対し、順番に
    時間差を設けて、前記基板をそれぞれ配置し、最後の基
    板を最後のホットプレートに載置した際は、最初にホッ
    トプレートに載置した前記基板のインクの予備乾燥が終
    了していることを特徴とする請求項7に記載のフィルタ
    製造方法。
  9. 【請求項9】 前記ホットプレートにより前記基板のイ
    ンクを予備乾燥する際に、送風部により前記ホットプレ
    ートに対して風が送られることを特徴とする請求項7又
    は請求項8に記載のフィルタ製造方法。
  10. 【請求項10】前記送風部から温風が送風されることを
    特徴とする請求項9に記載のフィルタ製造方法。
  11. 【請求項11】 基板に形成されている複数のインク配
    置領域に対して、インク着弾手段がヘッド部からインク
    を吐出し、着弾させ、 このインク着弾手段の近傍に配置されているインク予備
    乾燥手段で、前記基板に着弾したインクを予備乾燥し、 この予備乾燥されたインクをインク本乾燥手段で本乾燥
    することで製造されるフィルタ。
  12. 【請求項12】 前記インク予備乾燥手段が、ホットプ
    レートを有し、前記基板をホットプレートに載置し、こ
    のホットプレートにより前記基板のインクを予備乾燥す
    ることを特徴とする請求項11に記載のフィルタ。
  13. 【請求項13】 前記ホットプレートが、多段に配置さ
    れ、これら多段のホットプレートの各々に対し、順番に
    時間差を設けて、前記基板をそれぞれ配置し、最後の基
    板を最後のホットプレートに載置した際は、最初にホッ
    トプレートに載置した前記基板のインクの予備乾燥が終
    了していることを特徴とする請求項12に記載のフィル
    タ。
  14. 【請求項14】 前記ホットプレートにより前記基板の
    インクを予備乾燥する際に、送風部により前記ホットプ
    レートに対して風が送られることを特徴とする請求項1
    2又は請求項13に記載のフィルタ。
  15. 【請求項15】前記送風部から温風が送風されることを
    特徴とする請求項14に記載のフィルタ。
  16. 【請求項16】 基板に形成されている複数のインク配
    置領域に対して、インク着弾手段がヘッド部からインク
    を吐出し、着弾させ、 このインク着弾手段の近傍に配置されているインク予備
    乾燥手段で、前記基板に着弾したインクを予備乾燥し、 この予備乾燥されたインクをインク本乾燥手段で本乾燥
    することで製造されるフィルタを用いた電子機器。
  17. 【請求項17】 前記インク予備乾燥手段が、ホットプ
    レートを有し、前記基板をホットプレートに載置し、こ
    のホットプレートにより前記基板のインクを予備乾燥す
    ることを特徴とする請求項16に記載のフィルタを用い
    た電子機器。
  18. 【請求項18】 前記ホットプレートが、多段に配置さ
    れ、これら多段のホットプレートの各々に対し、順番に
    時間差を設けて、前記基板をそれぞれ配置し、最後の基
    板を最後のホットプレートに載置した際は、最初にホッ
    トプレートに載置した前記基板のインクの予備乾燥が終
    了していることを特徴とする請求項17に記載のフィル
    タを用いた電子機器。
  19. 【請求項19】 前記ホットプレートにより前記基板の
    インクを予備乾燥する際に、送風部により前記ホットプ
    レートに対して風が送られることを特徴とする請求項1
    7又は請求項18に記載のフィルタを用いた電子機器。
  20. 【請求項20】前記送風部から温風が送風されることを
    特徴とする請求項19に記載のフィルタを用いた電子機
    器。
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