JP2002168985A - 原子炉格納容器 - Google Patents
原子炉格納容器Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】一次系配管破断時に非常用炉心冷却系のポンプ
吸込みストレーナの目詰まりを防止する。 【解決手段】保温材を有する配管が接続され炉心を擁す
る原子炉を収納するドライウェルと、プール水4を貯溜
するサプレッションチェンバ5と、ドライウェルとプー
ル水とを連通するベント管6と、を有する原子炉格納容
器において、非常時に炉心へプール水を供給するための
非常用炉心冷却系のポンプストレーナ10入口部がプー
ル水4中に配置され、プール水4中のベント管の吹出し
部7とポンプストレーナ10入口部との間に、サプレッ
ションチェンバ5全域にわたって、保温材が破損してそ
の保温材の破片12がベント管6を通じてプール水4中
に入ってきたときにその破片12を捕獲する捕獲手段2
0が配置されている。
吸込みストレーナの目詰まりを防止する。 【解決手段】保温材を有する配管が接続され炉心を擁す
る原子炉を収納するドライウェルと、プール水4を貯溜
するサプレッションチェンバ5と、ドライウェルとプー
ル水とを連通するベント管6と、を有する原子炉格納容
器において、非常時に炉心へプール水を供給するための
非常用炉心冷却系のポンプストレーナ10入口部がプー
ル水4中に配置され、プール水4中のベント管の吹出し
部7とポンプストレーナ10入口部との間に、サプレッ
ションチェンバ5全域にわたって、保温材が破損してそ
の保温材の破片12がベント管6を通じてプール水4中
に入ってきたときにその破片12を捕獲する捕獲手段2
0が配置されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サプレッション
チェンバを有する原子炉格納容器に係り、特に非常用炉
心冷却系の安全性を高めた原子炉格納容器に関する。
チェンバを有する原子炉格納容器に係り、特に非常用炉
心冷却系の安全性を高めた原子炉格納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の沸騰水型原子力発電プラントの格
納容器の例を図6に示す。格納容器1は、原子炉2を収
容するドライウェル3と、プール水4を貯溜するドーナ
ツ形のサプレッションチェンバ5とからなる。ただし図
6ではサプレッションチェンバ5の左部分を省略してい
る。ドライウェル3とサプレッションチェンバ5はベン
ト管6で連通している。ベント管6の下端の吹出し部7
はプール水4の水面下にある。原子炉2には各種の一次
系配管8が接続され、これらの配管は保温材に覆われて
いる。また、原子炉2は内部に炉心13を擁している。
納容器の例を図6に示す。格納容器1は、原子炉2を収
容するドライウェル3と、プール水4を貯溜するドーナ
ツ形のサプレッションチェンバ5とからなる。ただし図
6ではサプレッションチェンバ5の左部分を省略してい
る。ドライウェル3とサプレッションチェンバ5はベン
ト管6で連通している。ベント管6の下端の吹出し部7
はプール水4の水面下にある。原子炉2には各種の一次
系配管8が接続され、これらの配管は保温材に覆われて
いる。また、原子炉2は内部に炉心13を擁している。
【0003】このプラントでは、設計上、一次系配管8
がドライウェル3内の破断点9で破断する事象を想定
し、その場合にプール水4を炉心13に供給するための
非常用炉心冷却系14を有する。サプレッションチェン
バ5のプール水4中には、非常用炉心冷却系14のポン
プ吸込みストレーナ10が配置されている。ストレーナ
10は、非常用炉心冷却系14のポンプ11の吸込み部
に異物が混入するのを避けるためのものである。
がドライウェル3内の破断点9で破断する事象を想定
し、その場合にプール水4を炉心13に供給するための
非常用炉心冷却系14を有する。サプレッションチェン
バ5のプール水4中には、非常用炉心冷却系14のポン
プ吸込みストレーナ10が配置されている。ストレーナ
10は、非常用炉心冷却系14のポンプ11の吸込み部
に異物が混入するのを避けるためのものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記プラントで、一次
系配管8は保温材に覆われており、この一次系配管8が
破断した場合は、この保温材が破砕して、その破片12
がベント管6を通ってサプレッションチェンバ5のプー
ル水4に到達することが考えられる。この場合、この破
片12が非常用炉心冷却系のポンプ吸込みストレーナ1
0に吸い寄せられてストレーナ10の目詰まりを起こす
可能性がある。
系配管8は保温材に覆われており、この一次系配管8が
破断した場合は、この保温材が破砕して、その破片12
がベント管6を通ってサプレッションチェンバ5のプー
ル水4に到達することが考えられる。この場合、この破
片12が非常用炉心冷却系のポンプ吸込みストレーナ1
0に吸い寄せられてストレーナ10の目詰まりを起こす
可能性がある。
【0005】従来のプラントでは、ストレーナ10の目
詰まりを防ぐために、ストレーナ10の表面積を大きく
したり、破損しにくい保温材(例えば金属反射型保温
材)を採用することが考えられてきた(例えば、特開平
7−174880号公報、特開平7−248392号公
報参照)。しかしそのような対応は建設費の増大を伴
い、また、小口径配管には破損しにくい保温材の採用が
困難であった。この発明は、かかる課題を解決するもの
であって、一次系配管破断時に非常用炉心冷却系のポン
プ吸込みストレーナの目詰まりを防止することを目的と
する。
詰まりを防ぐために、ストレーナ10の表面積を大きく
したり、破損しにくい保温材(例えば金属反射型保温
材)を採用することが考えられてきた(例えば、特開平
7−174880号公報、特開平7−248392号公
報参照)。しかしそのような対応は建設費の増大を伴
い、また、小口径配管には破損しにくい保温材の採用が
困難であった。この発明は、かかる課題を解決するもの
であって、一次系配管破断時に非常用炉心冷却系のポン
プ吸込みストレーナの目詰まりを防止することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するものであって、請求項1の発明は、保温材を有す
る配管が接続され炉心を擁する原子炉を収納するドライ
ウェルと、プール水を貯溜するサプレッションチェンバ
と、前記ドライウェルと前記プール水とを連通するベン
ト管と、を有する原子炉格納容器において、非常時に前
記炉心へ前記プール水を供給するための非常用炉心冷却
系のポンプストレーナ入口部が前記プール水中に配置さ
れ、前記プール水中の前記ベント管の吹出し部と前記ポ
ンプストレーナ入口部との間に、前記サプレッションチ
ェンバ全域にわたって、前記保温材が破損してその保温
材の破片が前記ベント管を通じて前記プール水中に入っ
てきたときにその破片を捕獲する捕獲手段が配置されて
いること、を特徴とする原子炉格納容器である。
成するものであって、請求項1の発明は、保温材を有す
る配管が接続され炉心を擁する原子炉を収納するドライ
ウェルと、プール水を貯溜するサプレッションチェンバ
と、前記ドライウェルと前記プール水とを連通するベン
ト管と、を有する原子炉格納容器において、非常時に前
記炉心へ前記プール水を供給するための非常用炉心冷却
系のポンプストレーナ入口部が前記プール水中に配置さ
れ、前記プール水中の前記ベント管の吹出し部と前記ポ
ンプストレーナ入口部との間に、前記サプレッションチ
ェンバ全域にわたって、前記保温材が破損してその保温
材の破片が前記ベント管を通じて前記プール水中に入っ
てきたときにその破片を捕獲する捕獲手段が配置されて
いること、を特徴とする原子炉格納容器である。
【0007】この発明によれば、一次系配管が破断して
保温材が破砕し、その破片がベント管を通ってサプレッ
ションチェンバのプール水に到達することを想定して
も、この破片は捕獲手段に捕獲される。このため、破片
が非常用炉心冷却系のポンプ吸込みストレーナにまでは
到達しにくく、ストレーナの目詰まりを防止または低減
することができる。
保温材が破砕し、その破片がベント管を通ってサプレッ
ションチェンバのプール水に到達することを想定して
も、この破片は捕獲手段に捕獲される。このため、破片
が非常用炉心冷却系のポンプ吸込みストレーナにまでは
到達しにくく、ストレーナの目詰まりを防止または低減
することができる。
【0008】また請求項2の発明は、前記捕獲手段は、
重量物を支持する架台として使用できる格子構造である
こと、を特徴とする請求項1の原子炉格納容器である。
この発明によれば、ストレーナの目詰まりを防止または
低減することができるほか、捕獲機能と架台機能を共通
の手段で実現するので、建設コスト削減をすることがで
きる。
重量物を支持する架台として使用できる格子構造である
こと、を特徴とする請求項1の原子炉格納容器である。
この発明によれば、ストレーナの目詰まりを防止または
低減することができるほか、捕獲機能と架台機能を共通
の手段で実現するので、建設コスト削減をすることがで
きる。
【0009】また請求項3の発明は、保温材を有する配
管が接続され炉心を擁する原子炉を収納するドライウェ
ルと、プール水を貯溜するサプレッションチェンバと、
前記ドライウェルと前記プール水とを連通するベント管
と、を有する原子炉格納容器において、非常時に前記炉
心へ前記プール水を供給するための非常用炉心冷却系の
ポンプストレーナ入口部が前記プール水中に配置され、
前記プール水中の前記ベント管の吹出し部の近傍に、前
記保温材が破損してその保温材の破片が前記ベント管を
通じて前記プール水中に入ってきたときにその破片を捕
獲する捕獲手段が配置されていること、を特徴とする原
子炉格納容器である。この発明によれば、一次系配管の
破片が捕獲手段に捕獲され、ストレーナの目詰まりを防
止または低減することができる。
管が接続され炉心を擁する原子炉を収納するドライウェ
ルと、プール水を貯溜するサプレッションチェンバと、
前記ドライウェルと前記プール水とを連通するベント管
と、を有する原子炉格納容器において、非常時に前記炉
心へ前記プール水を供給するための非常用炉心冷却系の
ポンプストレーナ入口部が前記プール水中に配置され、
前記プール水中の前記ベント管の吹出し部の近傍に、前
記保温材が破損してその保温材の破片が前記ベント管を
通じて前記プール水中に入ってきたときにその破片を捕
獲する捕獲手段が配置されていること、を特徴とする原
子炉格納容器である。この発明によれば、一次系配管の
破片が捕獲手段に捕獲され、ストレーナの目詰まりを防
止または低減することができる。
【0010】また請求項4の発明は、前記捕獲手段は、
流路を曲げるためのラビリンス構造であること、を特徴
とする請求項1または3の原子炉格納容器である。この
発明によれば、一次系配管の破片がラビリンス構造に捕
獲され、ストレーナの目詰まりを防止または低減するこ
とができる。
流路を曲げるためのラビリンス構造であること、を特徴
とする請求項1または3の原子炉格納容器である。この
発明によれば、一次系配管の破片がラビリンス構造に捕
獲され、ストレーナの目詰まりを防止または低減するこ
とができる。
【0011】なお、好適な様態の一つとして、前記ラビ
リンス構造はメッシュ構造を有するよう構成することに
よって流動抵抗を比較的小さくすることができる。ある
いは、前記ラビリンス構造は板構造を有するよう構成す
ることによって、流れを曲がりくねった形状にすること
が確実に実現でき、破片の捕獲が確実になされる。
リンス構造はメッシュ構造を有するよう構成することに
よって流動抵抗を比較的小さくすることができる。ある
いは、前記ラビリンス構造は板構造を有するよう構成す
ることによって、流れを曲がりくねった形状にすること
が確実に実現でき、破片の捕獲が確実になされる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しながら、本
発明の実施の形態を説明する。ただし、従来と共通の部
分には共通の符号を付して、説明を適宜省略する。図1
は、本発明の第1の実施の形態を示す。サプレッション
チェンバ5内にプール水4が貯められている。サプレッ
ションチェンバ5内にベント管6が挿入され、ベント管
6の吹出し部7は、プール水4中に入っている。サプレ
ッションチェンバ5の底部付近には、非常用炉心冷却系
ポンプ11(図6)の吸込み部に接続されたストレーナ
10が配置されている。
発明の実施の形態を説明する。ただし、従来と共通の部
分には共通の符号を付して、説明を適宜省略する。図1
は、本発明の第1の実施の形態を示す。サプレッション
チェンバ5内にプール水4が貯められている。サプレッ
ションチェンバ5内にベント管6が挿入され、ベント管
6の吹出し部7は、プール水4中に入っている。サプレ
ッションチェンバ5の底部付近には、非常用炉心冷却系
ポンプ11(図6)の吸込み部に接続されたストレーナ
10が配置されている。
【0013】吹出し部7とストレーナ10との間の高さ
に、サプレッションチェンバ5の全面を覆うようなグレ
ーチング20が設置されている。グレーチング20は格
子構造であって、その格子寸法は、一次系配管8(図
6)の保温材の破片12が通り抜けない程度の大きさと
する。グレーチング20は、サプレッションチェンバ5
の底部に支持された支柱21によって支持されていて、
原子力発電プラントの定期点検のときに、上を人が歩け
る架台として利用できるようになっている。
に、サプレッションチェンバ5の全面を覆うようなグレ
ーチング20が設置されている。グレーチング20は格
子構造であって、その格子寸法は、一次系配管8(図
6)の保温材の破片12が通り抜けない程度の大きさと
する。グレーチング20は、サプレッションチェンバ5
の底部に支持された支柱21によって支持されていて、
原子力発電プラントの定期点検のときに、上を人が歩け
る架台として利用できるようになっている。
【0014】このような構成において、仮に一次系配管
8が破断することを想定すると、一次系配管8の保温材
が破砕して、その破片12がベント管6を通ってサプレ
ッションチェンバ5のプール水4に到達することが考え
られる。この場合、この破片12はグレーチング20に
捕獲されるので、非常用炉心冷却系のポンプ吸込みスト
レーナ10にまでは到達しない。そのため、ストレーナ
10の目詰まりを防止することができる。
8が破断することを想定すると、一次系配管8の保温材
が破砕して、その破片12がベント管6を通ってサプレ
ッションチェンバ5のプール水4に到達することが考え
られる。この場合、この破片12はグレーチング20に
捕獲されるので、非常用炉心冷却系のポンプ吸込みスト
レーナ10にまでは到達しない。そのため、ストレーナ
10の目詰まりを防止することができる。
【0015】なお、上記実施の形態では、人がその上を
歩ける程度のグレーチング20を採用することとした
が、この部分は保温材の破片12が引っかかる程度のメ
ッシュであれば、柔軟な網であってもよい。
歩ける程度のグレーチング20を採用することとした
が、この部分は保温材の破片12が引っかかる程度のメ
ッシュであれば、柔軟な網であってもよい。
【0016】以上、図6と図1に示した例はいわゆるMA
RK-Iタイプの原子炉格納容器であるが、その他のタイプ
の原子炉格納容器について、以下に例示する。ただし、
前述と共通の部分には共通の符号を用いて、説明を適宜
省略する。
RK-Iタイプの原子炉格納容器であるが、その他のタイプ
の原子炉格納容器について、以下に例示する。ただし、
前述と共通の部分には共通の符号を用いて、説明を適宜
省略する。
【0017】図2は、本発明の第2の実施の形態を示す
もので、本発明をいわゆるMARK-IIタイプの原子炉格納
容器に適用した例である。図2で、サプレッションチェ
ンバ35内にプール水34が貯められている。サプレッ
ションチェンバ35内にベント管36が鉛直下向きに挿
入され、ベント管36の吹出し部37は、プール水34
中に入っている。サプレッションチェンバ35の底部付
近には、ストレーナ10が配置されている。ベント管3
6の上方はドライウェル(図示せず)と連絡している。
もので、本発明をいわゆるMARK-IIタイプの原子炉格納
容器に適用した例である。図2で、サプレッションチェ
ンバ35内にプール水34が貯められている。サプレッ
ションチェンバ35内にベント管36が鉛直下向きに挿
入され、ベント管36の吹出し部37は、プール水34
中に入っている。サプレッションチェンバ35の底部付
近には、ストレーナ10が配置されている。ベント管3
6の上方はドライウェル(図示せず)と連絡している。
【0018】吹出し部37とストレーナ10との間の高
さに、サプレッションチェンバ35の全面を覆うような
グレーチング40が設置されている。グレーチング40
は、図1のグレーチング10とほぼ同様の構造である
が、図2では、支柱が省略されている。
さに、サプレッションチェンバ35の全面を覆うような
グレーチング40が設置されている。グレーチング40
は、図1のグレーチング10とほぼ同様の構造である
が、図2では、支柱が省略されている。
【0019】この実施の形態においても、一次系配管8
の破断を想定したとき、その保温材の破片12がベント
管36を通ってサプレッションチェンバ35のプール水
34に到達することが考えられるが、この破片12はグ
レーチング40に捕獲されるので、非常用炉心冷却系の
ポンプ吸込みストレーナ10には到達せず、ストレーナ
10の目詰まりを防止することができる。
の破断を想定したとき、その保温材の破片12がベント
管36を通ってサプレッションチェンバ35のプール水
34に到達することが考えられるが、この破片12はグ
レーチング40に捕獲されるので、非常用炉心冷却系の
ポンプ吸込みストレーナ10には到達せず、ストレーナ
10の目詰まりを防止することができる。
【0020】次に図3は、本発明の第3の実施の形態を
示すもので、第2の実施の形態と同様に、本発明をいわ
ゆるMARK-IIタイプの原子炉格納容器に適用した例であ
る。図3で、各ベント管36の下方に、鉛直管70がそ
の底部をサプレッションチェンバ35の底部と密着させ
て立設されている。鉛直管70の上端はベント管36の
吹出し部37よりも上方にあって、各吹出し部37を覆
うように配置されている。鉛直管70の上端には内側下
方に向かって鉛直管邪魔板71が取り付けられている。
また、鉛直管邪魔板71よりも低い位置で、ベント管3
6の周囲には、下向きに開いたスカート部72が取り付
けられている。鉛直管70、スカート部72、鉛直管邪
魔板71は例えば鋼板でできていて、それらによって、
曲がりくねった流路を形成し、ラビリンス構造をなして
いる。
示すもので、第2の実施の形態と同様に、本発明をいわ
ゆるMARK-IIタイプの原子炉格納容器に適用した例であ
る。図3で、各ベント管36の下方に、鉛直管70がそ
の底部をサプレッションチェンバ35の底部と密着させ
て立設されている。鉛直管70の上端はベント管36の
吹出し部37よりも上方にあって、各吹出し部37を覆
うように配置されている。鉛直管70の上端には内側下
方に向かって鉛直管邪魔板71が取り付けられている。
また、鉛直管邪魔板71よりも低い位置で、ベント管3
6の周囲には、下向きに開いたスカート部72が取り付
けられている。鉛直管70、スカート部72、鉛直管邪
魔板71は例えば鋼板でできていて、それらによって、
曲がりくねった流路を形成し、ラビリンス構造をなして
いる。
【0021】この実施の形態によれば、一次系配管8の
破断を想定したとき、その保温材の破片12がベント管
36を通ってサプレッションチェンバ35のプール水3
4に到達しても、この破片12がこのラビリンス構造部
分に捕獲され、鉛直管70の底部にたまる。このため、
破片12が非常用炉心冷却系のポンプ吸込みストレーナ
10には到達せず、ストレーナ10の目詰まりを防止す
ることができる。なお、上記説明ではラビリンス構造は
例えば鋼板でできているとしたが、鉛直管70、スカー
ト部72、鉛直管邪魔板71を網構造とすることも可能
である。
破断を想定したとき、その保温材の破片12がベント管
36を通ってサプレッションチェンバ35のプール水3
4に到達しても、この破片12がこのラビリンス構造部
分に捕獲され、鉛直管70の底部にたまる。このため、
破片12が非常用炉心冷却系のポンプ吸込みストレーナ
10には到達せず、ストレーナ10の目詰まりを防止す
ることができる。なお、上記説明ではラビリンス構造は
例えば鋼板でできているとしたが、鉛直管70、スカー
ト部72、鉛直管邪魔板71を網構造とすることも可能
である。
【0022】次に図4は、本発明の第4の実施の形態を
示すもので、本発明をいわゆるABWRタイプの原子炉格納
容器に適用した例である。図4で、サプレッションチェ
ンバ55内にプール水54が貯められている。サプレッ
ションチェンバ55の一方の側面横にベント管56が配
置され、このベント管56から横向きに複数の吹出し部
57が接続され、これらの吹出し部57はプール水54
中に開口している。ベント管56の上方はドライウェル
(図示せず)と連絡している。サプレッションチェンバ
55の、ベント管吹出し部57から遠い側の底部付近に
は、ストレーナ10が配置されている。
示すもので、本発明をいわゆるABWRタイプの原子炉格納
容器に適用した例である。図4で、サプレッションチェ
ンバ55内にプール水54が貯められている。サプレッ
ションチェンバ55の一方の側面横にベント管56が配
置され、このベント管56から横向きに複数の吹出し部
57が接続され、これらの吹出し部57はプール水54
中に開口している。ベント管56の上方はドライウェル
(図示せず)と連絡している。サプレッションチェンバ
55の、ベント管吹出し部57から遠い側の底部付近に
は、ストレーナ10が配置されている。
【0023】吹出し部57とストレーナ10との間に
は、サプレッションチェンバ55の底面からプール水5
4の水面上方まで延びる柵60が立設されている。柵6
0の隙間の間隔は、一次系配管8(図6)の保温材の破
片12が通り抜けない程度の大きさとする。柵60は網
でもよい。
は、サプレッションチェンバ55の底面からプール水5
4の水面上方まで延びる柵60が立設されている。柵6
0の隙間の間隔は、一次系配管8(図6)の保温材の破
片12が通り抜けない程度の大きさとする。柵60は網
でもよい。
【0024】この実施の形態によれば、一次系配管8の
破断を想定したとき、その保温材の破片12がベント管
56を通ってサプレッションチェンバ55のプール水5
4に到達することが考えられるが、この破片12は柵6
0に捕獲され、柵60の内側にとどまる。その結果、破
片12が非常用炉心冷却系のポンプ吸込みストレーナ1
0には到達せず、ストレーナ10の目詰まりを防止する
ことができる。
破断を想定したとき、その保温材の破片12がベント管
56を通ってサプレッションチェンバ55のプール水5
4に到達することが考えられるが、この破片12は柵6
0に捕獲され、柵60の内側にとどまる。その結果、破
片12が非常用炉心冷却系のポンプ吸込みストレーナ1
0には到達せず、ストレーナ10の目詰まりを防止する
ことができる。
【0025】次に図5は、本発明の第5の実施の形態を
示すもので、第4の実施の形態と同様に、本発明をいわ
ゆるABWRタイプの原子炉格納容器に適用した例である。
図5で、ベント管56には、各吹出し部57を覆うよう
に水平管80が取り付けられていて、水平管80の先端
には、内側に向いた水平管邪魔板81が取り付けられて
いる。水平管80と水平管邪魔板81は例えば鋼板でで
きていて、それらによって、曲がりくねった流路を形成
し、ラビリンス構造をなしている。
示すもので、第4の実施の形態と同様に、本発明をいわ
ゆるABWRタイプの原子炉格納容器に適用した例である。
図5で、ベント管56には、各吹出し部57を覆うよう
に水平管80が取り付けられていて、水平管80の先端
には、内側に向いた水平管邪魔板81が取り付けられて
いる。水平管80と水平管邪魔板81は例えば鋼板でで
きていて、それらによって、曲がりくねった流路を形成
し、ラビリンス構造をなしている。
【0026】この実施の形態によれば、第4の実施の形
態と同様に、一次系配管8の破断を想定したとき、その
保温材の破片12がベント管56を通ってサプレッショ
ンチェンバ55のプール水54に到達しても、この破片
12がこのラビリンス構造部分に捕獲され、水平管80
内にとどまる。その結果、破片12が非常用炉心冷却系
のポンプ吸込みストレーナ10には到達せず、ストレー
ナ10の目詰まりを防止することができる。なお、上記
説明ではラビリンス構造は例えば鋼板でできているとし
たが、水平管80と水平管邪魔板81を網構造とするこ
とも可能である。
態と同様に、一次系配管8の破断を想定したとき、その
保温材の破片12がベント管56を通ってサプレッショ
ンチェンバ55のプール水54に到達しても、この破片
12がこのラビリンス構造部分に捕獲され、水平管80
内にとどまる。その結果、破片12が非常用炉心冷却系
のポンプ吸込みストレーナ10には到達せず、ストレー
ナ10の目詰まりを防止することができる。なお、上記
説明ではラビリンス構造は例えば鋼板でできているとし
たが、水平管80と水平管邪魔板81を網構造とするこ
とも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、原
子炉一次系配管が破断して保温材が破砕し、その破片が
ベント管を通ってサプレッションチェンバのプール水に
到達することを想定しても、この破片は捕獲手段に捕獲
される。このため、破片が非常用炉心冷却系のポンプ吸
込みストレーナにまでは到達しにくく、ストレーナの目
詰まりを防止または低減することができる。
子炉一次系配管が破断して保温材が破砕し、その破片が
ベント管を通ってサプレッションチェンバのプール水に
到達することを想定しても、この破片は捕獲手段に捕獲
される。このため、破片が非常用炉心冷却系のポンプ吸
込みストレーナにまでは到達しにくく、ストレーナの目
詰まりを防止または低減することができる。
【図1】発明の第1の実施の形態の原子炉格納容器のサ
プレッションチェンバの縦断面図。
プレッションチェンバの縦断面図。
【図2】発明の第2の実施の形態の原子炉格納容器のサ
プレッションチェンバの縦断面図。
プレッションチェンバの縦断面図。
【図3】発明の第3の実施の形態の原子炉格納容器のサ
プレッションチェンバの縦断面図。
プレッションチェンバの縦断面図。
【図4】発明の第4の実施の形態の原子炉格納容器のサ
プレッションチェンバの縦断面図。
プレッションチェンバの縦断面図。
【図5】発明の第5の実施の形態の原子炉格納容器のサ
プレッションチェンバの縦断面図。
プレッションチェンバの縦断面図。
【図6】従来の原子炉格納容器の縦断面図。
1…格納容器、2…原子炉、3…ドライウェル、4…プ
ール水、5…サプレッションチェンバ、6…ベント管、
7…吹出し部、8…一次系配管、9…破断点、10…ス
トレーナ、11…非常用炉心冷却系ポンプ、12…破
片、13…炉心、14…非常用炉心冷却系、20…グレ
ーチング、21…支柱、34…プール水、35…サプレ
ッションチェンバ、36…ベント管、37…吹出し部、
40…グレーチング、54…プール水、55…サプレッ
ションチェンバ、56…ベント管、57…吹出し部、6
0…柵、70…鉛直管、71…鉛直管邪魔板、72…ス
カート部、80…水平管、81…水平管邪魔板。
ール水、5…サプレッションチェンバ、6…ベント管、
7…吹出し部、8…一次系配管、9…破断点、10…ス
トレーナ、11…非常用炉心冷却系ポンプ、12…破
片、13…炉心、14…非常用炉心冷却系、20…グレ
ーチング、21…支柱、34…プール水、35…サプレ
ッションチェンバ、36…ベント管、37…吹出し部、
40…グレーチング、54…プール水、55…サプレッ
ションチェンバ、56…ベント管、57…吹出し部、6
0…柵、70…鉛直管、71…鉛直管邪魔板、72…ス
カート部、80…水平管、81…水平管邪魔板。
Claims (4)
- 【請求項1】 保温材を有する配管が接続され炉心を擁
する原子炉を収納するドライウェルと、プール水を貯溜
するサプレッションチェンバと、前記ドライウェルと前
記プール水とを連通するベント管と、を有する原子炉格
納容器において、 非常時に前記炉心へ前記プール水を供給するための非常
用炉心冷却系のポンプストレーナ入口部が前記プール水
中に配置され、 前記プール水中の前記ベント管の吹出し部と前記ポンプ
ストレーナ入口部との間に、前記サプレッションチェン
バ全域にわたって、前記保温材が破損してその保温材の
破片が前記ベント管を通じて前記プール水中に入ってき
たときにその破片を捕獲する捕獲手段が配置されている
こと、 を特徴とする原子炉格納容器。 - 【請求項2】 前記捕獲手段は、重量物を支持する架台
として使用できる格子構造であること、を特徴とする請
求項1の原子炉格納容器。 - 【請求項3】 保温材を有する配管が接続され炉心を擁
する原子炉を収納するドライウェルと、プール水を貯溜
するサプレッションチェンバと、前記ドライウェルと前
記プール水とを連通するベント管と、を有する原子炉格
納容器において、 非常時に前記炉心へ前記プール水を供給するための非常
用炉心冷却系のポンプストレーナ入口部が前記プール水
中に配置され、 前記プール水中の前記ベント管の吹出し部の近傍に、前
記保温材が破損してその保温材の破片が前記ベント管を
通じて前記プール水中に入ってきたときにその破片を捕
獲する捕獲手段が配置されていること、 を特徴とする原子炉格納容器。 - 【請求項4】 前記捕獲手段は、流路を曲げるためのラ
ビリンス構造であること、を特徴とする請求項1または
3の原子炉格納容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000369386A JP2002168985A (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 原子炉格納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000369386A JP2002168985A (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 原子炉格納容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002168985A true JP2002168985A (ja) | 2002-06-14 |
Family
ID=18839433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000369386A Pending JP2002168985A (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 原子炉格納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002168985A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007218625A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Toshiba Corp | 流体吸込み装置および非常用炉心冷却装置 |
| JP2010230681A (ja) * | 2010-05-17 | 2010-10-14 | Toshiba Corp | 流体吸込み装置および非常用炉心冷却装置 |
| WO2014099668A1 (en) * | 2012-12-20 | 2014-06-26 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Entrainment-reducing assembly, system including the assembly, and method of reducing entrainment of gases with the assembly |
| JP2015036687A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-23 | ジーイー−ヒタチ・ニュークリア・エナジー・アメリカズ・エルエルシーGe−Hitachi Nuclear Energy Americas, Llc | 原子炉安全システムにおけるデブリ低減システム |
-
2000
- 2000-12-05 JP JP2000369386A patent/JP2002168985A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007218625A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Toshiba Corp | 流体吸込み装置および非常用炉心冷却装置 |
| JP2010230681A (ja) * | 2010-05-17 | 2010-10-14 | Toshiba Corp | 流体吸込み装置および非常用炉心冷却装置 |
| WO2014099668A1 (en) * | 2012-12-20 | 2014-06-26 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Entrainment-reducing assembly, system including the assembly, and method of reducing entrainment of gases with the assembly |
| US9738440B2 (en) | 2012-12-20 | 2017-08-22 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Entrainment-reducing assembly, system including the assembly, and method of reducing entrainment of gases with the assembly |
| US20170369239A1 (en) * | 2012-12-20 | 2017-12-28 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Entrainment-reducing assembly, system including the assembly, and method of reducing entrainment of gases with the assembly |
| US10464744B2 (en) * | 2012-12-20 | 2019-11-05 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Entrainment-reducing assembly, system including the assembly, and method of reducing entrainment of gases with the assembly |
| JP2015036687A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-23 | ジーイー−ヒタチ・ニュークリア・エナジー・アメリカズ・エルエルシーGe−Hitachi Nuclear Energy Americas, Llc | 原子炉安全システムにおけるデブリ低減システム |
| US9715947B2 (en) | 2013-08-09 | 2017-07-25 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Systems for debris mitigation in nuclear reactor safety systems |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060817 |
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| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070228 |