JP2002168453A - 加熱調理装置および加熱調理システム - Google Patents

加熱調理装置および加熱調理システム

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JP2002168453A
JP2002168453A JP2000365009A JP2000365009A JP2002168453A JP 2002168453 A JP2002168453 A JP 2002168453A JP 2000365009 A JP2000365009 A JP 2000365009A JP 2000365009 A JP2000365009 A JP 2000365009A JP 2002168453 A JP2002168453 A JP 2002168453A
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Japan
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heating
information
unit
cooking device
cooking
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JP2000365009A
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English (en)
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Yoshiharu Omori
義治 大森
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の装置から入力される情報に、加熱調理装
置自体の特性を反映させることができる、加熱調理装置
および加熱調理システムを提供する。 【解決手段】 電子レンジ1は、ホストコンピュータ1
0と、情報の送受信が可能である。電子レンジ1は、ホ
ストコンピュータ10に、調理シーケンスに従った調理
に対するユーザの嗜好についての情報である使用者好み
情報を送信する。ホストコンピュータ10は、受信した
使用者好み情報に応じた補正を加えた調理シーケンス
を、電子レンジ1に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱調理装置およ
び加熱調理システムに関し、特に、他の装置から情報を
入力されることが可能な加熱調理装置および加熱調理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット電子レンジと一般
に呼ばれる、インターネットに接続され、インターネッ
ト上のサーバからダウンロードした調理シーケンスに従
った加熱動作を実行できる加熱調理装置があった。
【0003】また、従来、パソコン等の情報通信機器に
おいてインターネット上のサーバからダウンロードした
調理シーケンスを、フロッピー(登録商標)などの記録
媒体を介して入力され、当該調理シーケンスに従った加
熱動作を実行できる加熱調理装置があった。
【0004】このように、他の装置から情報を入力され
ることが可能な、従来の加熱調理装置では、予めプログ
ラムされている調理シーケンス以外の調理シーケンスに
従った加熱動作が可能となり、利便性に富んだものとさ
れていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
加熱調理装置では、サーバ等の情報源から情報が入力さ
れるのみであり、当該加熱調理装置についての情報を、
情報源にフィードバックすることができなかった。
【0006】これにより、部品の劣化等によって加熱調
理装置における動作性能の低下が生じた場合でも、当該
事態を、入力される調理シーケンスに反映させることが
できなかった。また、加熱調理装置を使用するユーザ
の、調理についての嗜好を、入力される調理シーケンス
に反映させることができなかった。
【0007】つまり、従来の加熱調理装置では、他の装
置から情報を入力されることが可能であっても、当該入
力される情報に、加熱調理装置自体の特性を反映させる
ことができなかった。
【0008】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、他の装置から入力される情報
に、加熱調理装置自体の特性を反映させることができ
る、加熱調理装置および加熱調理システムを提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のある局面に従っ
た加熱調理装置は、ネットワークを介してホストコンピ
ュータに接続された加熱調理装置であって、食品を加熱
するための加熱部と、前記ホストコンピュータから送信
される、加熱動作についての情報に従って、前記加熱部
の加熱動作を制御する、加熱制御部と、前記加熱部によ
る加熱の仕上がりに対する、ユーザの嗜好情報を入力す
るための、嗜好情報入力部と、前記嗜好情報入力部に入
力されたユーザの嗜好情報を、前記ホストコンピュータ
に送信する嗜好情報送信部とを含むことを特徴とする。
【0010】本発明のある局面に従うと、加熱調理装置
からホストコンピュータへ、加熱調理装置のユーザの嗜
好情報が送信される。
【0011】これにより、ホストコンピュータにおい
て、調理シーケンス等の加熱動作についての情報に、ユ
ーザの嗜好情報に基づいた補正を加えることができる。
つまり、ユーザの嗜好という加熱調理装置側の特性を、
加熱調理装置に入力される加熱動作についての情報に、
反映させることが可能となる。
【0012】本発明の他の局面に従った加熱調理装置
は、ネットワークを介してホストコンピュータに接続さ
れた通信装置と接続された加熱調理装置であって、食品
を加熱するための加熱部と、前記ホストコンピュータか
ら前記通信装置に送信される、加熱動作についての情報
を、前記通信装置から入力される、動作情報入力部と、
前記動作情報入力部に入力された情報に従って、前記加
熱部の加熱動作を制御する、加熱制御部と、前記加熱部
による加熱の仕上がりに対する、ユーザの嗜好情報を入
力するための、嗜好情報入力部と、前記嗜好情報入力部
に入力されたユーザの嗜好情報を、前記通信装置に送信
する嗜好情報送信部とを含むことを特徴とする。
【0013】本発明の他の局面に従うと、加熱調理装置
から、通信装置を介して、ホストコンピュータへ、加熱
調理装置のユーザの嗜好情報が送信される。
【0014】これにより、ホストコンピュータにおい
て、調理シーケンス等の加熱動作についての情報に、ユ
ーザの嗜好情報に基づいた補正を加えることができる。
つまり、ユーザの嗜好という加熱調理装置側の特性を、
加熱調理装置に入力される加熱動作についての情報に、
反映されることが可能となる。また、通信装置を介し
て、嗜好情報が送信されるため、加熱調理装置自体に
は、通信機能が必要とされない。
【0015】本発明のさらに他の局面に従った加熱調理
装置は、記録媒体に記録された情報の読取りおよび書込
みが可能な、記録媒体駆動装置と、食品を加熱するため
の加熱部と、前記記録媒体に記録された、加熱動作につ
いての情報に従って、前記加熱部の加熱動作を制御す
る、加熱制御部と、前記加熱部による加熱の仕上がりに
対する、ユーザの嗜好情報を入力するための、嗜好情報
入力部とを含み、前記記録媒体駆動装置は、前記嗜好情
報入力部に入力されたユーザの嗜好情報を、前記記録媒
体に記録することを特徴とする。
【0016】本発明のさらに他の局面に従うと、加熱調
理装置から、記録媒体を介して、ホストコンピュータ
へ、加熱調理装置のユーザの嗜好情報が送信される。
【0017】これにより、ホストコンピュータにおい
て、調理シーケンス等の加熱動作についての情報に、ユ
ーザの嗜好情報に基づいた補正を加えることができる。
つまり、ユーザの嗜好という加熱調理装置側の特性を、
加熱調理装置に入力される加熱動作についての情報に、
反映されることが可能となる。また、記録媒体を介し
て、嗜好情報が送信されるため、加熱調理装置自体に
は、通信機能が必要とされない。
【0018】また、本発明の加熱調理装置は、前記加熱
動作についての情報は、暗号化されており、前記加熱制
御部は、前記暗号化された加熱動作についての情報を、
前記加熱部の加熱動作の制御に利用する情報に変換し、
前記加熱部の加熱動作を制御することが好ましい。
【0019】これにより、各装置間の情報のやり取りを
容易にできる。また、本発明の加熱調理装置は、前記加
熱部の加熱動作の性能についての情報を出力できる性能
情報出力部をさらに含むことが好ましい。
【0020】これにより、ホストコンピュータでは、加
熱動作についての情報に対し、加熱調理装置における加
熱動作の性能についての補正を加えることができる。
【0021】したがって、加熱動作についての情報を、
さらに、加熱調理装置の状態に対応したものとすること
ができる。
【0022】また、本発明の加熱調理装置は、前記加熱
部により加熱される食品についての情報を出力できる食
品情報出力部をさらに含むことが好ましい。
【0023】これにより、ホストコンピュータでは、加
熱動作についての情報に対し、食品の量等の、食品につ
いての情報についての補正を加えることができる。
【0024】したがって、加熱動作についての情報を、
さらに、加熱調理装置の状態に対応したものとすること
ができる。
【0025】本発明のある局面に従った加熱調理システ
ムは、加熱調理装置と、前記加熱調理装置における加熱
動作についての情報を出力するホストコンピュータとを
含む、加熱調理システムであって、前記加熱調理装置
は、前記加熱動作についての情報に従って加熱動作を制
御する加熱制御部と、前記加熱部による加熱に対するユ
ーザの嗜好情報を入力するための嗜好情報入力部と、前
記嗜好情報を出力する出力部とを備え、前記ホストコン
ピュータは、前記嗜好情報を入力される入力部と、前記
嗜好情報に応じて前記加熱動作についての情報を補正す
る情報補正部とを備えることを特徴とする。
【0026】本発明のある局面に従うと、ホストコンピ
ュータにおいて、加熱調理装置のユーザの嗜好情報に従
って、加熱動作についての情報が補正される。
【0027】これにより、ホストコンピュータから加熱
調理装置に送信される、調理シーケンス等の加熱動作に
ついての情報に、ユーザの嗜好情報に基づいた補正を加
えることができる。つまり、ユーザの嗜好という加熱調
理装置側の特性を、加熱調理装置に入力される加熱動作
についての情報に、反映させることが可能となる。
【0028】本発明の他の局面に従った加熱調理システ
ムは、加熱調理装置と、前記加熱調理装置における加熱
動作についての情報を出力するホストコンピュータとを
含む、加熱調理システムであって、前記加熱調理装置
は、前記加熱動作についての情報に従って加熱動作を制
御する加熱制御部と、当該加熱調理装置の加熱性能を検
出する性能検出部と、前記性能検出部の検出結果を出力
する出力部とを備え、前記ホストコンピュータは、前記
性能検出部の検出結果が入力される入力部と、前記検出
結果に応じて前記加熱動作についての情報を補正する情
報補正部とを備えることを特徴とする。
【0029】本発明の他の局面に従うと、ホストコンピ
ュータでは、加熱動作についての情報に対し、加熱調理
装置における加熱動作の性能についての補正が加えられ
る。
【0030】したがって、加熱動作についての情報を、
加熱調理装置における出力低下等、その時点での加熱調
理装置の状態に対応したものとすることができる。
【0031】本発明のさらに他の局面に従った加熱調理
システムは、加熱調理装置と、前記加熱調理装置におけ
る加熱動作についての情報を出力するホストコンピュー
タとを含む、加熱調理システムであって、前記加熱調理
装置は、前記加熱動作についての情報に従って加熱動作
を制御する加熱制御部と、当該加熱調理装置において加
熱調理がなされる食品についての情報を出力する出力部
とを備え、前記ホストコンピュータは、前記加熱調理装
置において加熱調理がなされる食品についての情報が入
力される入力部と、前記入力部に入力された情報に応じ
て前記加熱動作についての情報を補正する情報補正部と
を備えることを特徴とする。
【0032】本発明のさらに他の局面に従うと、ホスト
コンピュータでは、加熱動作についての情報に対し、食
品の個数等の、食品についての情報についての補正を加
えることができる。
【0033】したがって、加熱動作についての情報に、
加熱調理装置についての、時点で加熱を行なうべき対象
についての特性を、反映させることができる。
【0034】また、本発明の加熱調理システムは、前記
出力部と前記入力部は、ネットワークを介して、直接、
情報の送受信が可能であることが好ましい。
【0035】これにより、加熱調理装置とホストコンピ
ュータとの間では、容易に、情報の送受信がなされる。
【0036】また、本発明の加熱調理システムは、前記
出力部と前記入力部は、前記加熱調理装置および前記ホ
ストコンピュータから着脱可能に構成された記録媒体を
介して、情報のやり取りを行なうことが好ましい。
【0037】これにより、加熱調理装置やホストコンピ
ュータにおいて、通信機能を必要とされなくなる。
【0038】本発明の別の局面に従った加熱調理システ
ムは、加熱調理装置と、前記加熱調理装置における加熱
動作についての情報を出力するホストコンピュータとを
含む、加熱調理システムであって、前記加熱調理装置
は、当該加熱調理装置のメンテナンスを必要とする旨の
情報を出力するメンテナンス要求出力部を備え、前記ホ
ストコンピュータは、前記メンテナンス要求出力部から
出力された情報を入力されるメンテナンス要求入力部
と、前記メンテナンス要求入力部に情報が入力された場
合に、前記加熱調理装置に対して、当該加熱調理装置の
動作性能を診断させる情報を送信する診断情報送信部と
を備え、前記加熱調理装置は、前記診断情報送信部から
送信された情報を入力される診断情報入力部と、前記診
断情報入力部に入力された情報に従って、当該加熱調理
装置における動作性能を自己診断する自己診断部と、前
記自己診断部による診断結果を前記ホストコンピュータ
に出力する診断結果出力部とをさらに備え、前記ホスト
コンピュータは、前記診断結果出力部から出力された診
断結果を入力される診断結果入力部と、前記診断結果に
基づいて、前記加熱調理装置に、当該加熱調理装置の動
作性能を改善するための情報を送信する、改善情報出力
部とをさらに備えることを特徴とする。
【0039】本発明の別の局面に従うと、加熱調理装置
は、ホストコンピュータから送信される情報に従って自
己診断を行なう。そして、加熱調理装置は、ホストコン
ピュータから、診断結果に基づいた、動作性能を改善す
るための情報を送信される。
【0040】これにより、ホストコンピュータから加熱
調理装置に、加熱調理装置の動作性能に応じた情報、つ
まり、加熱調理装置の特性に応じた情報が入力される。
【0041】本発明の加熱調理システムは、前記加熱調
理装置のメンテナンスを行なうための情報を収集するた
めのコンピュータであるメンテナンス用コンピュータを
さらに含み、前記ホストコンピュータは、前記診断結果
を前記メンテナンス用コンピュータに送信する、診断結
果送信部をさらに備えることが好ましい。
【0042】これにより、加熱調理装置の動作性能につ
いての情報が、加熱調理装置のメンテナンスを行なうた
めの装置に入力される。
【0043】したがって、加熱調理装置のメンテナンス
を行なう機関において、早期に、メンテナンスについて
の準備を行なうことができる。
【0044】また、本発明の加熱調理システムでは、前
記ホストコンピュータは、前記診断結果に基づいて、前
記加熱調理装置における加熱動作を制御できることが好
ましい。
【0045】これにより、加熱調理装置の動作制御につ
いての診断結果が、加熱動作を継続するのに危険なもの
であった場合等に、適切に対処できる。
【0046】本発明のさらに別の局面に従った加熱調理
システムは、加熱調理装置と、前記加熱調理装置におけ
る加熱動作についての情報を出力するホストコンピュー
タと、前記加熱調理装置のメンテナンスを行なうための
情報を収集するためのコンピュータであるメンテナンス
用コンピュータとを含む、加熱調理システムであって、
前記加熱調理装置は、当該加熱調理装置の動作性能を検
出する性能検出部と、前記性能検出部の検出結果を出力
する出力部とを備え、前記ホストコンピュータは、前記
性能検出部の検出結果が入力される入力部と、前記性能
検出部の検出結果に異常があるか否かを判断する判断部
と、前記判断部により前記検出結果に異常があると判断
された場合に、その旨を、前記加熱調理装置および前記
メンテナンス用コンピュータに送信する異常送信部とを
備えることを特徴とする。
【0047】本発明のさらに別の局面に従うと、加熱調
理装置は、その動作性能についての検出結果をホストコ
ンピュータに送信することにより、検出結果が異常であ
れば、その旨が、ホストコンピュータから、送信され
る。
【0048】したがって、当該加熱調理装置の動作性能
が異常であるかを、ホストコンピュータから入力される
情報に基づいて判断できる。さらに、上記の検出結果が
異常であった場合には、その旨が、メンテナンス用コン
ピュータにも送信されるため、加熱調理装置のメンテナ
ンスを行なう機関において、早期に、メンテナンスにつ
いての準備を行なうことができる。
【0049】また、本発明の加熱調理システムでは、前
記加熱調理装置は、所定の情報に従って、動作を制御さ
れ、前記ホストコンピュータは、前記加熱調理装置に対
して、前記所定の情報を更新する情報を出力することが
好ましい。
【0050】また、本発明の加熱調理システムでは、前
記ホストコンピュータは、前記加熱調理装置に対して、
広告情報を送信することが好ましい。
【0051】また、本発明の加熱調理システムでは、前
記加熱調理装置のユーザに対して情報を表示できる情報
表示装置をさらに含み、前記ホストコンピュータは、前
記情報表示装置に対して、広告情報を送信することが好
ましい。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0053】図1は、本実施の形態の加熱調理システム
の構成を模式的に示す図である。図1に示すシステムで
は、電子レンジ1と、電子レンジ1と通信可能なホスト
コンピュータ10によって、システムが構成されてい
る。
【0054】図2は、本実施の形態の加熱調理システム
の変形例の構成を、模式的に示す図である。図2に示す
システムには、さらに、電子レンジ1およびホストコン
ピュータ10と通信可能なメンテナンス会社のコンピュ
ータ(以下、「メンテナンス会社」と略す)20が含ま
れる。
【0055】上記した電子レンジ1、ホストコンピュー
タ10、および、メンテナンス会社20は、例えば、携
帯電話等の通信機器を利用する無線通信や、インターネ
ットまたは電話回線等のネットワークにより、接続され
ている。
【0056】まず、図1におけるシステムでの、電子レ
ンジ1とホストコンピュータ10の間での情報の送受信
について説明する。
【0057】図3は、電子レンジ1の斜視図である。電
子レンジ1は、前面に、ドア3と操作パネル4とを備え
ている。図4は、電子レンジ1のドア3開いた状態での
斜視図である。
【0058】ドア3の奥には、食品を収容する加熱室8
が形成されており、ドア3は、当該加熱室8を開閉可能
に構成されている。加熱室8の下部には、食品を載置す
るための載置板が備えられているが、図4では、省略さ
れている。そして、当該載置板の下には、放射アンテナ
81および補助アンテナ83,84が備えられている。
放射アンテナ81は、同軸アンテナ80の上端に接続さ
れている。また、補助アンテナ83,84は、同軸アン
テナ80および放射アンテナ81から、電気的に絶縁さ
れて、備えられている。
【0059】電子レンジ1には、図示せぬマグネトロン
が備えられている。加熱室8の下面には、当該マグネト
ロンの発振するマイクロ波を加熱室8内に伝送するため
の導波管が取付けられている。そして、同軸アンテナ8
0は、当該導波管の内部から、加熱室8の内部へと、延
在している。
【0060】放射アンテナ81および補助アンテナ8
3,84は、回転可能に構成されている。そして、通
常、マグネトロンによる加熱が実行される場合には、放
射アンテナ81は回転し、補助アンテナ83,84は静
止している。なお、補助アンテナ83,84の静止状態
での回転角度を制御することにより、加熱室8内におけ
るマイクロ波の供給パターンを変化させることができ
る。つまり、たとえば、補助アンテナ83,84の静止
状態での回転角度を制御することにより、加熱室8内の
所定の位置において、他の位置よりも強く、加熱を行な
わせることができいる。これにより、加熱室8内に温度
の異なる複数の食品が収容された場合、補助アンテナ8
3,84の静止状態での回転角度を制御することによ
り、当該複数の食品を均一の温度にまで加熱させること
ができる。
【0061】また、電子レンジ1の側面には、バーコー
ドリーダ2が接続されている。これにより、食品に付さ
れたバーコードから、当該食品に適した調理シーケンス
を得ることができる。
【0062】図5は、電子レンジ1の制御ブロック図で
ある。電子レンジ1は、当該電子レンジ1の動作を全体
的に制御する制御回路61を備えている。制御回路61
は、マイクロコンピュータ60を含む。マイクロコンピ
ュータ60は、後述するCPU6を含む。
【0063】制御回路61には、操作パネル4および各
種センサ51から、種々の情報が入力される。各種セン
サ51には、バーコードリーダ2や、加熱室8内の食品
の温度を検出するための赤外線センサ等が含まれる。
【0064】また、制御回路61には、放射アンテナ8
1を回転させるための放射アンテナ駆動モータ52、補
助アンテナ83,84を回転させるための補助アンテナ
駆動モータ53,マグネトロンのマイクロ波の発振態様
を制御するためのマイクロ波発振回路54、操作パネル
4に設けられた表示装置55、ならびに、加熱室8内を
照らす庫内灯、マグネトロンを冷却するブロア、後述す
るモデム8等を含むその他の装置56が接続されてい
る。制御回路61は、これらの装置の動作を制御でき
る。
【0065】次に、図1,図6および表1を参照して、
電子レンジ1とホストコンピュータ10の間での情報の
送受信について、説明する。図6は、電子レンジ1とホ
ストコンピュータ10の、通信に関わる部分についての
ブロック図である。
【0066】図6中、バーコードコントローラ7は、バ
ーコードリーダ2に接続され、バーコードリーダ2の読
取った情報を、CPU6に送信する。電子レンジ制御シ
ステム5は、放射アンテナ駆動モータ52,補助アンテ
ナ駆動モータ53,マイクロ波発振回路54,表示装置
55,および,その他の装置56を含むものである。
【0067】また、表1は、送受信される情報の種類
を、送受信がなされる機器に対応させてまとめたもので
あり、パターン1〜4までの、情報の送受信パターンを
示している。
【0068】
【表1】
【0069】電子レンジ1からホストコンピュータ10
へは、調理シーケンスの要求、使用者の好み情報、およ
び、電子レンジ1自体の機器情報が送信される。
【0070】調理シーケンスの要求としては、具体的に
は、バーコードリーダ2により食品のパッケージ等に記
載されている情報を読取り、当該情報に基づいた調理シ
ーケンスが、CPU6から、ホストコンピュータ10に
対して、モデム8を介して、要求される。調理シーケン
スとは、電子レンジ1における加熱についての情報であ
り、具体的には、加熱の種類(加熱の強度や出力値)、
加熱時間、加熱の待ち時間、および、追加作業としてユ
ーザに指示する内容を含む。
【0071】ホストコンピュータ10は、電子レンジ1
から調理シーケンスの要求を受けると、接続されている
データベース11から送信するべき調理シーケンスを抽
出して、当該調理シーケンスを電子レンジ1に送信する
(パターン1)。
【0072】また、電子レンジ1からホストコンピュー
タ10には、使用者の好み情報が送信される。具体的に
は、電子レンジ1では、調理シーケンスに従った調理に
対して、操作パネル4において、ユーザの嗜好情報が入
力され、この嗜好情報が、ホストコンピュータ10へ、
当該電子レンジ1を同定する情報とともに、送信され
る。ユーザの嗜好情報とは、たとえば、調理シーケンス
に従った調理に対して、ユーザが、さらに加熱を行なっ
た方がよいと感じた旨の情報であったり、加熱時間を短
くした方がよいと感じた旨の情報である。ホストコンピ
ュータ10は、当該使用者の好み情報をデータベース1
1内の顧客データベースに保存する。そして、ホストコ
ンピュータ10は、電子レンジ1に調理シーケンスを送
信する場合、使用者の好み情報に応じた補正を加えた後
で、調理シーケンスを送信できる(パターン2)。つま
り、ホストコンピュータ10は、図示せぬ制御回路を備
えており、当該制御回路において、調理シーケンスを補
正する作業を行なった後、当該調理シーケンスを電子レ
ンジ1に送信する。
【0073】さらに、電子レンジ1は、ホストコンピュ
ータ10に、加熱する食品の重量や状態等を含む被加熱
物情報を送信する。ホストコンピュータ10は、被加熱
物情報に応じて調理シーケンスに補正を加え、電子レン
ジ1に送信できる。
【0074】また、電子レンジ1は、ホストコンピュー
タ10に、当該電子レンジ1の機器情報を送信できる。
機器情報とは、電子レンジ1を構成する要素(マグネト
ロン,マグネトロンに高電圧を供給する高圧トランス
等)についての性能を示す種々の値や、電子レンジ1に
おける制御プログラムのバージョン情報を含む。ホスト
コンピュータ10では、機器情報を受信することによ
り、電子レンジ1の加熱性能等をチェックする。
【0075】そして、ホストコンピュータ10は、たと
えば、マグネトロンの出力が低下している等の、電子レ
ンジ1の機器情報に応じて、調理シーケンスを、補正
(出力の低下度合いに応じて加熱時間を長くする等)を
加えて、電子レンジ1に送信する(パターン3)。
【0076】そして、ホストコンピュータ10は、制御
プログラムについて新しいバージョンを取得している場
合には、電子レンジ1に対して、当該新しいバージョン
へとバージョンアップできるような、制御プログラムの
バージョンアッププログラムを送信する(パターン
4)。
【0077】次に、図2に示すシステムにおける情報の
送受信について、図2および表2を参照しつつ、説明す
る。表2は、送受信される情報の種類を、送受信がなさ
れる機器に対応させてまとめたものであり、パターン5
〜7までの、情報の送受信パターンを示している。
【0078】
【表2】
【0079】電子レンジ1は、メンテナンス会社20
に、メンテナンスの要求を含む、サービスの要求につい
ての情報を送信する。当該情報を受信したメンテナンス
会社20は、ホストコンピュータ10に、情報を送信し
てきた電子レンジ1のユーザの顧客情報や、電子レンジ
1についての情報(機器名)を要求する。これに応じ
て、ホストコンピュータ10は、メンテナンス会社20
に、電子レンジ1についての要求された情報を、送信す
る。また、ホストコンピュータ10は、メンテナンス会
社20に、電子レンジ1についてのメンテナンスの方法
についての情報であるメンテナンス情報を送信し、電子
レンジ1に、メンテナンス会社20が行なおうとする修
理内容等を説明する情報であるメンテナンス情報を送信
する(パターン5)。
【0080】また、電子レンジ1は、ホストコンピュー
タ10に、上記したパターン3と同様に、機器情報を送
信する。ホストコンピュータ10は、受信した機器情報
から、メンテナンスに関連する情報を抽出し、メンテナ
ンス会社20に、当該抽出した情報をメンテナンス情報
として送信するとともに、電子レンジ1に、当該抽出し
た情報に基づいてメンテナンスが必要である旨の情報で
あるメンテナンス情報を送信する。また、ホストコンピ
ュータ10は、機器情報から電子レンジ1において加熱
動作が実行されるのが危険である場合には、遠隔操作に
より、CPU6に対して情報を送信することにより、電
子レンジ1において加熱動作を実行しないよう制御する
こともできる。さらに、ホストコンピュータ10は、機
器情報から、電子レンジ1における制御プログラムが一
部破損している場合には、電子レンジ1に対して、自己
再生プログラムや、活性化プログラムを送信することに
より、電子レンジ1の状態を改善させるような情報を送
信することができる(パターン6)。
【0081】また、電子レンジ1がホストコンピュータ
10機器情報を送信した際に、ホストコンピュータ10
側で電子レンジ1の構成要素に破損の疑いがあるばあい
等には、電子レンジ1に自己診断を行なわせるための、
セルフチェックプログラムを送信する。これに応じて、
電子レンジ1は、自己診断を行ない、その判定結果をホ
ストコンピュータ10に送信する。ホストコンピュータ
10は、送信されてきた判定結果に基づいて、電子レン
ジ1に対して、上記した遠隔操作を行なったり、自己再
生プログラムや活性化プログラムを送信する。また、ホ
ストコンピュータ20は、判定結果からメンテナンスが
必要であると判断すれば、メンテナンス会社20および
電子レンジ1に、メンテナンスが必要である旨の情報で
あるメンテナンス情報を送信することができる(パター
ン7)。
【0082】なお、以上、電子レンジ1とホストコンピ
ュータ10との間の情報のやり取りが、電子レンジ1と
ホストコンピュータ10が直接通信を行なうことにより
なされる場合を説明してきたが、本発明はこれに限定さ
れない。つまり、電子レンジ1とホストコンピュータ1
0は、可能な限り、他の情報機器を介して、情報のやり
取りを行なうことができる。
【0083】たとえば、図7に示す例では、電子レンジ
1が、ホストコンピュータ10と情報通信が可能なパー
ソナルコンピュータ(以下、「パソコン」と略す)90
に接続され、当該パソコン90およびパソコン90に接
続されたモデム91を介して、ホストコンピュータ10
と情報のやり取りを行なう。このような例であれば、電
子レンジ1は、パソコン90と通信できるインターフェ
イスを備えていれば、ホストコンピュータ10と情報通
信を行なうためのモデム等の機器を備える必要はない。
【0084】また、図8に示す例では、電子レンジ1
は、携帯電話機92を介して、ホストコンピュータ10
と情報のやり取りを行なう。この場合、携帯電話機92
は、電子レンジ1のCPU6と接続される。そして、こ
のような例でも、電子レンジ1は、モデム等の機器を備
える必要がない。
【0085】さらに、図9に示す例では、電子レンジ1
は、フロッピーディスク94の情報を読取り可能に構成
されており、当該フロッピーディスク94を介して、ホ
ストコンピュータ10と情報のやり取りを行なうよう、
構成されている。この場合、電子レンジ1では、フロッ
ピーディスク94に記録された情報の読取りとフロッピ
ーディスク94への情報の書込みが可能な、記録再生機
が備えられている。なお、このような場合では、ホスト
コンピュータ10も、フロッピーディスク94に対する
情報の読取りおよび書込みが可能に構成される必要があ
る。
【0086】上記した電子レンジ1の、加熱調理時の動
作について説明する。図10は、制御回路61により実
行される処理のフローチャートである。具体的には、図
10は、加熱室8内の食品の状態を赤外線センサで検知
することにより、加熱の態様を決定する、センサ検知調
理処理のフローチャートである。
【0087】操作パネル4において、調理を開始する操
作がなされると、マグネトロンにより調理を開始させ、
かつ、赤外線センサに食品の状態を検知させる。そし
て、S2で、赤外線センサの検知結果を抽出する。赤外
線センサは、加熱室8内の温度分布を検知できる。
【0088】そして、制御回路61は、加熱室8内に、
常温または低温(たとえば1〜5℃以上)の食品が載置
されていると判断すると、常温または低温の食品を温め
る「一般あたため」メニューを実行するため、S3に進
む。
【0089】また、制御回路61は、加熱室8内に、氷
温(0℃以下)の食品が載置されていると判断すると、
冷凍食品を解凍する「解凍」メニューを実行するため、
S4に進む。
【0090】また、制御回路61は、加熱室8に、底面
積が小さく高さのある、常温または低温の食品が載置さ
れていると判断すると、飲み物類を温める「飲み物類」
メニューを実行するため、S5に進む。
【0091】S3では、制御回路61は、補助アンテナ
83,84が指定位置で固定されるよう、補助アンテナ
駆動モータ53を適宜駆動させて、S6に進む。指定位
置とは、食品が載置されていると考えられる位置に、効
率よくマイクロ波を供給できる位置である。
【0092】S4で、制御回路61は、補助アンテナ8
3,84を回転させて、S6に進む。これにより、マグ
ネトロンによる加熱が行なわれる期間中、補助アンテナ
83,84は、回転している。
【0093】S5で、制御回路61は、補助アンテナ8
3,84を上下に繰り返し移動させて、S6に進む。こ
れにより、マグネトロンによる加熱が行なわれる期間
中、補助アンテナ83,84は、継続して、上下に移動
している。
【0094】S6で、制御回路61は、S1で加熱調理
を開始してから、予め定められた調理時間が経過してい
るか否かを判断し、経過していれば、加熱動作をおよび
各種アンテナの動作を停止させて、処理を終了する。
【0095】図11は、制御回路61により実行される
処理のフローチャートである。具体的には、図11は、
操作パネル4またはバーコードリーダ2により読取られ
た情報によって選択されたメニューに従って加熱の態様
が決定される、メニュー選択調理処理のフローチャート
である。
【0096】まずS1では、制御回路61は、操作パネ
ル4またはバーコードリーダ2を用いて調理メニューに
ついての情報を入力する処理がなされ、かつ、操作パネ
ル4において、調理を開始する操作がなされると、これ
に応じて、メニューを選択し、S12に進む。
【0097】S12では、選択されたメニューを認識す
る処理がなされる。そして、制御回路61は、選択され
たメニューが、常温または低温(たとえば1〜5℃以
上)の食品を加熱するメニューであると判断すると、
「おかずあたため」メニューを実行するため、S13に
進む。また、制御回路61は、選択されたメニューが、
氷温(0℃以下)の食品を解凍するメニューであると判
断すると、冷凍食品を解凍する「解凍」メニューを実行
するため、S14に進む。また、制御回路61は、選択
されたメニューが、底面積が小さく高さのある常温また
は低温の食品を加熱するメニューであると判断すると、
飲み物類を温める「酒かん」メニューを実行するため、
S15に進む。
【0098】S13では、制御回路61は、補助アンテ
ナ83,84が指定位置で固定されるよう、補助アンテ
ナ駆動モータ53を適宜駆動させて、S16に進む。
【0099】S14で、制御回路61は、補助アンテナ
83,84を回転させて、S16に進む。
【0100】S15で、制御回路61は、補助アンテナ
83,84を上下に繰り返し移動させて、S16に進
む。
【0101】S16で、制御回路61は、S11で加熱
調理を開始してから、予め定められた調理時間が経過し
ているか否かを判断し、経過していれば、加熱動作をお
よび各種アンテナの動作を停止させて、処理を終了す
る。
【0102】以上説明した各処理では、加熱調理が終了
した後、ユーザは、調理後の食品に対する嗜好について
の情報を入力することができる。そして、この嗜好につ
いての情報が、使用者好み情報として、ホストコンピュ
ータ10に送信される。
【0103】なお、使用者好み情報を含む、電子レンジ
1とホストコンピュータ10との間で送受信される情報
は、図7から図9を用いて説明したように、パソコン9
0を介して送受信されてもよいし、携帯電話機92を介
して送受信が行なわれてもよいし、フロッピーディスク
94に記録されて持ち運ばれてもよい。
【0104】また、電子レンジ1と情報の送受信を行な
うホストコンピュータ10は、データベース11に、電
子レンジ1の機器情報および電子レンジ1のユーザの情
報を保持している。この機器情報およびユーザの情報を
利用して、ホストコンピュータ10は、電子レンジ1に
対して広告情報を送信することもできる。広告情報は、
電子レンジ1の表示装置55において表示される。な
お、電子レンジ1がパソコン90と接続される場合に
は、パソコン90のディスプレイに、当該広告情報が表
示されてもよい。
【0105】なお、以上説明した本実施の形態では、加
熱調理装置の一例として電子レンジを挙げて、説明した
が、本発明はこれに限定されない。加熱調理装置には、
他の装置と情報のやり取りを行なう加熱調理装置であれ
ば、電磁調理器等、他の調理装置も含まれる。
【0106】今回開示された各実施の形態はすべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である加熱調理システ
ムの構成を示す図である。
【図2】 図1の加熱調理システムの変形例の構成を示
す図である。
【図3】 図1の電子レンジの斜視図である。
【図4】 図1の電子レンジの、ドアを開いた状態での
斜視図である。
【図5】 図1の電子レンジの制御ブロック図である。
【図6】 図1の電子レンジとホストコンピュータにつ
いての、通信に関わる部分についてのブロック図であ
る。
【図7】 図1の電子レンジの変形例を説明するための
図である。
【図8】 図1の電子レンジの変形例を説明するための
図である。
【図9】 図1の電子レンジの変形例を説明するための
図である。
【図10】 図1の電子レンジの制御回路により実行さ
れる、センサ検知調理処理のフローチャートである。
【図11】 図1の電子レンジの制御回路により実行さ
れる、メニュー選択調理処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子レンジ、2 バーコードリーダ、3 ドア、4
操作パネル、5 電子レンジ制御システム、6 CP
U、8 加熱室、10 ホストコンピュータ、11 デ
ータベース、20 メンテナンス会社のコンピュータ、
90 パーソナルコンピュータ、92 携帯電話機、9
4 フロッピーディスク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24C 7/04 301 F24C 7/04 301Z G06F 17/60 176 G06F 17/60 176A 506 506 508 508

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介してホストコンピュー
    タに接続された加熱調理装置であって、 食品を加熱するための加熱部と、 前記ホストコンピュータから送信される、加熱動作につ
    いての情報に従って、前記加熱部の加熱動作を制御す
    る、加熱制御部と、 前記加熱部による加熱の仕上がりに対する、ユーザの嗜
    好情報を入力するための、嗜好情報入力部と、 前記嗜好情報入力部に入力されたユーザの嗜好情報を、
    前記ホストコンピュータに送信する嗜好情報送信部とを
    含む、加熱調理装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介してホストコンピュー
    タに接続された通信装置と接続された加熱調理装置であ
    って、 食品を加熱するための加熱部と、 前記ホストコンピュータから前記通信装置に送信され
    る、加熱動作についての情報を、前記通信装置から入力
    される、動作情報入力部と、 前記動作情報入力部に入力された情報に従って、前記加
    熱部の加熱動作を制御する、加熱制御部と、 前記加熱部による加熱の仕上がりに対する、ユーザの嗜
    好情報を入力するための、嗜好情報入力部と、 前記嗜好情報入力部に入力されたユーザの嗜好情報を、
    前記通信装置に送信する嗜好情報送信部とを含む、加熱
    調理装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に記録された情報の読取りおよ
    び書込みが可能な、記録媒体駆動装置と、 食品を加熱するための加熱部と、 前記記録媒体に記録された、加熱動作についての情報に
    従って、前記加熱部の加熱動作を制御する、加熱制御部
    と、 前記加熱部による加熱の仕上がりに対する、ユーザの嗜
    好情報を入力するための、嗜好情報入力部とを含み、 前記記録媒体駆動装置は、前記嗜好情報入力部に入力さ
    れたユーザの嗜好情報を、前記記録媒体に記録する、加
    熱調理装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱動作についての情報は、暗号化
    されており、 前記加熱制御部は、前記暗号化された加熱動作について
    の情報を、前記加熱部の加熱動作の制御に利用する情報
    に変換し、前記加熱部の加熱動作を制御する、請求項1
    〜請求項3のいずれか1項に記載の加熱調理装置。
  5. 【請求項5】 前記加熱部の加熱動作の性能についての
    情報を出力できる性能情報出力部をさらに含む、請求項
    1〜請求項4のいずれか1項に記載の加熱調理装置。
  6. 【請求項6】 前記加熱部により加熱される食品につい
    ての情報を出力できる食品情報出力部をさらに含む、請
    求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の加熱調理装
    置。
  7. 【請求項7】 加熱調理装置と、前記加熱調理装置にお
    ける加熱動作についての情報を出力するホストコンピュ
    ータとを含む、加熱調理システムであって、 前記加熱調理装置は、前記加熱動作についての情報に従
    って加熱動作を制御する加熱制御部と、前記加熱部によ
    る加熱に対するユーザの嗜好情報を入力するための嗜好
    情報入力部と、前記嗜好情報を出力する出力部とを備
    え、 前記ホストコンピュータは、前記嗜好情報を入力される
    入力部と、前記嗜好情報に応じて前記加熱動作について
    の情報を補正する情報補正部とを備える、加熱調理シス
    テム。
  8. 【請求項8】 加熱調理装置と、前記加熱調理装置にお
    ける加熱動作についての情報を出力するホストコンピュ
    ータとを含む、加熱調理システムであって、 前記加熱調理装置は、前記加熱動作についての情報に従
    って加熱動作を制御する加熱制御部と、当該加熱調理装
    置の加熱性能を検出する性能検出部と、前記性能検出部
    の検出結果を出力する出力部とを備え、 前記ホストコンピュータは、前記性能検出部の検出結果
    が入力される入力部と、前記検出結果に応じて前記加熱
    動作についての情報を補正する情報補正部とを備える、
    加熱調理システム。
  9. 【請求項9】 加熱調理装置と、前記加熱調理装置にお
    ける加熱動作についての情報を出力するホストコンピュ
    ータとを含む、加熱調理システムであって、 前記加熱調理装置は、前記加熱動作についての情報に従
    って加熱動作を制御する加熱制御部と、当該加熱調理装
    置において加熱調理がなされる食品についての情報を出
    力する出力部とを備え、 前記ホストコンピュータは、前記加熱調理装置において
    加熱調理がなされる食品についての情報が入力される入
    力部と、前記入力部に入力された情報に応じて前記加熱
    動作についての情報を補正する情報補正部とを備える、
    加熱調理システム。
  10. 【請求項10】 前記出力部と前記入力部は、ネットワ
    ークを介して、直接、情報の送受信が可能である、請求
    項7〜請求項9のいずれか1項に記載の加熱調理システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記出力部と前記入力部は、前記加熱
    調理装置および前記ホストコンピュータから着脱可能に
    構成された記録媒体を介して、情報のやり取りを行な
    う、請求項7〜請求項9のいずれか1項に記載の加熱調
    理システム。
  12. 【請求項12】 加熱調理装置と、前記加熱調理装置に
    おける加熱動作についての情報を出力するホストコンピ
    ュータとを含む、加熱調理システムであって、 前記加熱調理装置は、当該加熱調理装置のメンテナンス
    を必要とする旨の情報を出力するメンテナンス要求出力
    部を備え、 前記ホストコンピュータは、 前記メンテナンス要求出力部から出力された情報を入力
    されるメンテナンス要求入力部と、 前記メンテナンス要求入力部に情報が入力された場合
    に、前記加熱調理装置に対して、当該加熱調理装置の動
    作性能を診断させる情報を送信する診断情報送信部とを
    備え、 前記加熱調理装置は、 前記診断情報送信部から送信された情報を入力される診
    断情報入力部と、 前記診断情報入力部に入力された情報に従って、当該加
    熱調理装置における動作性能を自己診断する自己診断部
    と、 前記自己診断部による診断結果を前記ホストコンピュー
    タに出力する診断結果出力部とをさらに備え、 前記ホストコンピュータは、 前記診断結果出力部から出力された診断結果を入力され
    る診断結果入力部と、 前記診断結果に基づいて、前記加熱調理装置に、当該加
    熱調理装置の動作性能を改善するための情報を送信す
    る、改善情報出力部とをさらに備える、加熱調理システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記加熱調理装置のメンテナンスを行
    なうための情報を収集するためのコンピュータであるメ
    ンテナンス用コンピュータをさらに含み、 前記ホストコンピュータは、前記診断結果を前記メンテ
    ナンス用コンピュータに送信する、診断結果送信部をさ
    らに備える、請求項12に記載の加熱調理システム。
  14. 【請求項14】 前記ホストコンピュータは、前記診断
    結果に基づいて、前記加熱調理装置における加熱動作を
    制御できる、請求項12または請求項13に記載の加熱
    調理システム。
  15. 【請求項15】 加熱調理装置と、前記加熱調理装置に
    おける加熱動作についての情報を出力するホストコンピ
    ュータと、前記加熱調理装置のメンテナンスを行なうた
    めの情報を収集するためのコンピュータであるメンテナ
    ンス用コンピュータとを含む、加熱調理システムであっ
    て、 前記加熱調理装置は、 当該加熱調理装置の動作性能を検出する性能検出部と、 前記性能検出部の検出結果を出力する出力部とを備え、 前記ホストコンピュータは、 前記性能検出部の検出結果が入力される入力部と、 前記性能検出部の検出結果に異常があるか否かを判断す
    る判断部と、 前記判断部により前記検出結果に異常があると判断され
    た場合に、その旨を、前記加熱調理装置および前記メン
    テナンス用コンピュータに送信する異常送信部とを備え
    る、加熱調理システム。
  16. 【請求項16】 前記加熱調理装置は、所定の情報に従
    って、動作を制御され、 前記ホストコンピュータは、前記加熱調理装置に対し
    て、前記所定の情報を更新する情報を出力する、請求項
    7〜請求項15のいずれか1項に記載の加熱調理システ
    ム。
  17. 【請求項17】 前記ホストコンピュータは、前記加熱
    調理装置に対して、広告情報を送信する、請求項7〜請
    求項16のいずれか1項に記載の加熱調理システム。
  18. 【請求項18】 前記加熱調理装置のユーザに対して情
    報を表示できる情報表示装置をさらに含み、 前記ホストコンピュータは、前記情報表示装置に対し
    て、広告情報を送信する、請求項7〜請求項16のいず
    れか1項に記載の加熱調理システム。
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