JP2002168374A - 排水用パイプ - Google Patents
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- JP2002168374A JP2002168374A JP2000361044A JP2000361044A JP2002168374A JP 2002168374 A JP2002168374 A JP 2002168374A JP 2000361044 A JP2000361044 A JP 2000361044A JP 2000361044 A JP2000361044 A JP 2000361044A JP 2002168374 A JP2002168374 A JP 2002168374A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】構造が簡単で、全長の調節を簡単に行える排水
用パイプを提供する。 【解決手段】下側パイプ2には上側パイプのパイプ本体
3が連結され、パイプ本体3の上にキャップ4が取り付
けられている。キャップ4は管5、支持部6、筒状の胴
体7及び蓋8を備えている。胴体7及び蓋8にはそれぞ
れ略同一の孔7a,8aが複数個形成され、孔7a,8aの総面
積は管5の通路の断面積に対して約2〜3倍に形成され
ている。支持部6の円筒部には略U字状で底面に達する
切り欠部6bが4個形成されている。パイプ本体3の胴体
3bは内径が管5の内径以上に形成され、外側には他のね
じ部よりピッチが大きいねじ部3dが形成されている。下
側パイプ2の上部外周には壁が他の部分より薄いくびれ
部2bが形成され、くびれ部2bの外側中央部にプレス加工
で凹部2dを形成することにより中央部内側にはガイド突
部が形成されている。
用パイプを提供する。 【解決手段】下側パイプ2には上側パイプのパイプ本体
3が連結され、パイプ本体3の上にキャップ4が取り付
けられている。キャップ4は管5、支持部6、筒状の胴
体7及び蓋8を備えている。胴体7及び蓋8にはそれぞ
れ略同一の孔7a,8aが複数個形成され、孔7a,8aの総面
積は管5の通路の断面積に対して約2〜3倍に形成され
ている。支持部6の円筒部には略U字状で底面に達する
切り欠部6bが4個形成されている。パイプ本体3の胴体
3bは内径が管5の内径以上に形成され、外側には他のね
じ部よりピッチが大きいねじ部3dが形成されている。下
側パイプ2の上部外周には壁が他の部分より薄いくびれ
部2bが形成され、くびれ部2bの外側中央部にプレス加工
で凹部2dを形成することにより中央部内側にはガイド突
部が形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排水用パイプに係
り、詳しくは、橋梁や高架道路等において雨水等の処理
に好適な排水用パイプに関するものである。
り、詳しくは、橋梁や高架道路等において雨水等の処理
に好適な排水用パイプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、橋梁や高架道路等のように、コン
クリート床版の上にアスファルト舗装が敷設される道路
に溜まる雨水の処理に使用される排水用パイプとして、
実開平5−96112号公報に開示されたものが知られ
ている。
クリート床版の上にアスファルト舗装が敷設される道路
に溜まる雨水の処理に使用される排水用パイプとして、
実開平5−96112号公報に開示されたものが知られ
ている。
【0003】図7に示すように、前記公報に開示された
排水用パイプ41は、下側パイプ42の上部に管状のア
ジャスタ43が螺合され、該アジャスタ43の上部に上
側パイプ44が螺合され、該上側パイプ44の上部に頭
部45が螺合されて構成されている。両パイプ42,4
4及びアジャスタ43はコンクリート床版46に埋設さ
れ、頭部45はアスファルト舗装47に埋設されてい
る。そして、両パイプ42,44とアジャスタ43の組
み付け状態の長さがコンクリート床版46の厚みになる
ように調節されている。
排水用パイプ41は、下側パイプ42の上部に管状のア
ジャスタ43が螺合され、該アジャスタ43の上部に上
側パイプ44が螺合され、該上側パイプ44の上部に頭
部45が螺合されて構成されている。両パイプ42,4
4及びアジャスタ43はコンクリート床版46に埋設さ
れ、頭部45はアスファルト舗装47に埋設されてい
る。そして、両パイプ42,44とアジャスタ43の組
み付け状態の長さがコンクリート床版46の厚みになる
ように調節されている。
【0004】頭部45は側面に開口45aが形成され、
周囲にはフィルタ48が取り付けられている。このフィ
ルタ48は周辺のアスファルト舗装47の小石が開口4
5a内に入らないように防護する。
周囲にはフィルタ48が取り付けられている。このフィ
ルタ48は周辺のアスファルト舗装47の小石が開口4
5a内に入らないように防護する。
【0005】アスファルト舗装47に浸透し、コンクリ
ート床版46上に溜まった雨水は、フィルタ48を介し
て開口45aから頭部45内に流れ込み、上側パイプ4
4、アジャスタ43及び下側パイプ42内を通過して該
下側パイプ42の下方に取り付けられたホース49から
図示しない排水路へ導水される。
ート床版46上に溜まった雨水は、フィルタ48を介し
て開口45aから頭部45内に流れ込み、上側パイプ4
4、アジャスタ43及び下側パイプ42内を通過して該
下側パイプ42の下方に取り付けられたホース49から
図示しない排水路へ導水される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この排水用
パイプ41は両パイプ42,44及びアジャスタ43の
3つの部品で排水用パイプ41の長さを調節するため、
複雑で手間がかかるという問題がある。そして、両パイ
プ42,44とアジャスタ43とはいずれもねじ込み式
であり、それらのねじ部のピッチが比較的に小さいた
め、何回も手で回す必要があって一層手間がかかる。
又、頭部45の周囲にフィルタ48を取り付けているた
め、構造が複雑である。又、アジャスタ43を上側パイ
プ44内にねじ込んでいるため、アジャスタ43は上側
パイプ44より内径が小さく、排水の抵抗が高くなり、
排水効率を低下させている。
パイプ41は両パイプ42,44及びアジャスタ43の
3つの部品で排水用パイプ41の長さを調節するため、
複雑で手間がかかるという問題がある。そして、両パイ
プ42,44とアジャスタ43とはいずれもねじ込み式
であり、それらのねじ部のピッチが比較的に小さいた
め、何回も手で回す必要があって一層手間がかかる。
又、頭部45の周囲にフィルタ48を取り付けているた
め、構造が複雑である。又、アジャスタ43を上側パイ
プ44内にねじ込んでいるため、アジャスタ43は上側
パイプ44より内径が小さく、排水の抵抗が高くなり、
排水効率を低下させている。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、構造が簡単で、全長
の調節を簡単に行える排水用パイプを提供することにあ
る。
されたものであって、その目的は、構造が簡単で、全長
の調節を簡単に行える排水用パイプを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、複数個の孔を有する集
水部を上部に備えた上側パイプと、前記上側パイプに伸
縮可能に連結された下側パイプとを備えた排水用パイプ
であって、前記上側パイプ及び下側パイプの一方に第1
ねじ部を設け、他方に前記第1ねじ部と係合する数個以
下の第1ガイド突部を設け、前記第1ねじ部と第1ガイ
ド突部とを係合させ、前記両パイプの連結状態での全長
を調節可能にしたことを特徴とする。
めに、請求項1に記載の発明は、複数個の孔を有する集
水部を上部に備えた上側パイプと、前記上側パイプに伸
縮可能に連結された下側パイプとを備えた排水用パイプ
であって、前記上側パイプ及び下側パイプの一方に第1
ねじ部を設け、他方に前記第1ねじ部と係合する数個以
下の第1ガイド突部を設け、前記第1ねじ部と第1ガイ
ド突部とを係合させ、前記両パイプの連結状態での全長
を調節可能にしたことを特徴とする。
【0009】この発明によれば、第1ねじ部が設けられ
ていない方のパイプに数個以下の第1ガイド突部が設け
られ、当該第1ガイド突部と第1ねじ部とが係合されて
上側パイプと下側パイプとが連結され、排水用パイプの
全長が調節される。従って、第1ねじと係合するねじ部
を設ける場合と比較して、第1ねじ部と係合する部位を
簡単に設けることができる。
ていない方のパイプに数個以下の第1ガイド突部が設け
られ、当該第1ガイド突部と第1ねじ部とが係合されて
上側パイプと下側パイプとが連結され、排水用パイプの
全長が調節される。従って、第1ねじと係合するねじ部
を設ける場合と比較して、第1ねじ部と係合する部位を
簡単に設けることができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記複数の孔の総面積が少なくとも前
記上側パイプ内の通路の断面の面積以上になるように形
成されていることを要旨とする。この発明によれば、複
数の孔の総面積が少なくとも上側パイプの通路の断面の
面積以上であるため、排水用パイプによる排水が円滑に
行われる。従って、排水の効率を向上させることができ
る。
の発明において、前記複数の孔の総面積が少なくとも前
記上側パイプ内の通路の断面の面積以上になるように形
成されていることを要旨とする。この発明によれば、複
数の孔の総面積が少なくとも上側パイプの通路の断面の
面積以上であるため、排水用パイプによる排水が円滑に
行われる。従って、排水の効率を向上させることができ
る。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記上側パイプは、前記
集水部がパイプ本体に着脱可能に取り付けられているこ
とを要旨とする。
求項2に記載の発明において、前記上側パイプは、前記
集水部がパイプ本体に着脱可能に取り付けられているこ
とを要旨とする。
【0012】この発明によれば、排水用パイプが道路等
に埋め込まれる工事の際、パイプ本体に集水部に代えて
カバーが取り付けられた状態で排水用パイプの周囲にコ
ンクリートが打ち込まれる。そして、コンクリートが固
まった後に集水部がパイプ本体に取り付けられる。従っ
て、集水部がパイプ本体に取り付けられたままコンクリ
ートが打ち込まれる場合と異なり、集水部の孔にコンク
リートが入り込んで孔が塞がれる虞がない。
に埋め込まれる工事の際、パイプ本体に集水部に代えて
カバーが取り付けられた状態で排水用パイプの周囲にコ
ンクリートが打ち込まれる。そして、コンクリートが固
まった後に集水部がパイプ本体に取り付けられる。従っ
て、集水部がパイプ本体に取り付けられたままコンクリ
ートが打ち込まれる場合と異なり、集水部の孔にコンク
リートが入り込んで孔が塞がれる虞がない。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記集水部は、前記パイプ本体に取り
付けられるとともに、パイプ本体の内径以上の径の孔を
有する有底筒状の支持部を備えた支持部材と、該支持部
材の上に嵌合され前記複数の孔が形成された集水部材と
を備えて構成され、前記支持部の筒部には底部に達する
切り欠部が設けられていることを要旨とする。この発明
によれば、筒部の周囲に集まった水は切り欠部を通過し
て集水部内に流れ込む。従って、支持部の周辺に水を溜
めず、排水の効率を一層向上させることができる。
の発明において、前記集水部は、前記パイプ本体に取り
付けられるとともに、パイプ本体の内径以上の径の孔を
有する有底筒状の支持部を備えた支持部材と、該支持部
材の上に嵌合され前記複数の孔が形成された集水部材と
を備えて構成され、前記支持部の筒部には底部に達する
切り欠部が設けられていることを要旨とする。この発明
によれば、筒部の周囲に集まった水は切り欠部を通過し
て集水部内に流れ込む。従って、支持部の周辺に水を溜
めず、排水の効率を一層向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図4に従って説明する。図1(a)に示す
ように、排水用パイプ1は鋼製の下側パイプ2に上側パ
イプのパイプ本体3(鋼製)が連結され、該パイプ本体
3の上に集水部としてのキャップ4が取り付けられて構
成されている。
形態を図1〜図4に従って説明する。図1(a)に示す
ように、排水用パイプ1は鋼製の下側パイプ2に上側パ
イプのパイプ本体3(鋼製)が連結され、該パイプ本体
3の上に集水部としてのキャップ4が取り付けられて構
成されている。
【0015】図1(a)、(c)に示すように、キャッ
プ4は、支持部材を構成する管5及びその上の支持部6
と、該支持部6の上に取り付けられて集水部材を構成す
る胴体7及び蓋8とを備えて構成されている。支持部6
と蓋8とは略同一形状の有底円筒状に形成されている。
筒状の胴体7は支持部6により下端部が覆われ、蓋8に
より上端部が覆われている。
プ4は、支持部材を構成する管5及びその上の支持部6
と、該支持部6の上に取り付けられて集水部材を構成す
る胴体7及び蓋8とを備えて構成されている。支持部6
と蓋8とは略同一形状の有底円筒状に形成されている。
筒状の胴体7は支持部6により下端部が覆われ、蓋8に
より上端部が覆われている。
【0016】胴体7には孔7aが所定の配列に従って複
数個形成されている。孔7aは円形状に形成されてい
る。図1(b)に示すように、蓋8には孔7aと略同一
の孔8aが複数の同心円上に複数個形成されている。各
孔7a,8aのサイズはアスファルト中の小石より小さ
くなるように形成されている。孔7a,8aの合計の面
積は管5の通路の断面積に対して約2〜3倍になるよう
に形成されている。
数個形成されている。孔7aは円形状に形成されてい
る。図1(b)に示すように、蓋8には孔7aと略同一
の孔8aが複数の同心円上に複数個形成されている。各
孔7a,8aのサイズはアスファルト中の小石より小さ
くなるように形成されている。孔7a,8aの合計の面
積は管5の通路の断面積に対して約2〜3倍になるよう
に形成されている。
【0017】図1(d)に示すように、支持部6の中心
には管5の内径と同径の孔6aが形成されている。そし
て、円筒部には切り欠部6bが所定間隔で複数個(この
実施形態では4個)形成されている。切り欠部6bは略
U字状に形成され、支持部6の底面まで切り込まれてい
る。
には管5の内径と同径の孔6aが形成されている。そし
て、円筒部には切り欠部6bが所定間隔で複数個(この
実施形態では4個)形成されている。切り欠部6bは略
U字状に形成され、支持部6の底面まで切り込まれてい
る。
【0018】図1(a)及び図2(a)に示すように、
パイプ本体3の上部3aの内径はその下部の胴体3bの
内径より大きく形成されている。上部3aの内側には管
5の外径より大径のねじ部3cが形成されている。管5
はねじ部3cに挿入されることによりパイプ本体3に取
り付けられている。
パイプ本体3の上部3aの内径はその下部の胴体3bの
内径より大きく形成されている。上部3aの内側には管
5の外径より大径のねじ部3cが形成されている。管5
はねじ部3cに挿入されることによりパイプ本体3に取
り付けられている。
【0019】胴体3bの内径は管5の内径以上の大きさ
になるように形成されている。胴体3bの外側には、上
端近傍から下端まで第1ねじ部としてのねじ部3dが角
度αだけ傾いて形成されている。ねじ部3dは胴体3b
の外側に溝部3eが螺旋状に形成されることにより構成
されている。図2(a)、(b)に示すように、溝部3
eはその断面形状が略半円形状になるように形成されて
いる。そして、ねじ部3dは他のねじ部3cよりねじの
ピッチが大きくなるように形成されている。
になるように形成されている。胴体3bの外側には、上
端近傍から下端まで第1ねじ部としてのねじ部3dが角
度αだけ傾いて形成されている。ねじ部3dは胴体3b
の外側に溝部3eが螺旋状に形成されることにより構成
されている。図2(a)、(b)に示すように、溝部3
eはその断面形状が略半円形状になるように形成されて
いる。そして、ねじ部3dは他のねじ部3cよりねじの
ピッチが大きくなるように形成されている。
【0020】図1(a)及び図2(b)に示すように、
下側パイプ2の上端部2aの下側外周にはくびれ部2b
が形成されている。くびれ部2bでは下側パイプ2の壁
が他の部分より薄くなるように形成されている。くびれ
部2bの中央部内側には第1ガイド突部としてのガイド
突部2cが形成されている。ガイド突部2cはプレス加
工により形成され、角度αだけ傾いて溝部3eと係合可
能に形成されている。下側パイプ2の内周面にはガイド
突部2cを覆うようにめっきが施されている。ガイド突
部2cが形成されることにより、くびれ部2bの外側に
はガイド突部2cに対応する凹部2dが形成されてい
る。又、下側パイプ2の下端部の内側にはテーパねじ2
eが形成されている。テーパねじ2eは下側パイプ2の
内径が下端に近づくにつれて広がるように形成されてい
る。
下側パイプ2の上端部2aの下側外周にはくびれ部2b
が形成されている。くびれ部2bでは下側パイプ2の壁
が他の部分より薄くなるように形成されている。くびれ
部2bの中央部内側には第1ガイド突部としてのガイド
突部2cが形成されている。ガイド突部2cはプレス加
工により形成され、角度αだけ傾いて溝部3eと係合可
能に形成されている。下側パイプ2の内周面にはガイド
突部2cを覆うようにめっきが施されている。ガイド突
部2cが形成されることにより、くびれ部2bの外側に
はガイド突部2cに対応する凹部2dが形成されてい
る。又、下側パイプ2の下端部の内側にはテーパねじ2
eが形成されている。テーパねじ2eは下側パイプ2の
内径が下端に近づくにつれて広がるように形成されてい
る。
【0021】次に、排水用パイプ1を道路に埋設する手
順を説明する。先ず、図4に示すように、コンクリート
床版の配設予定箇所の下に枠板11を設置する。そし
て、枠板11の上方に鉄筋12を組み付ける。次に、排
水用パイプ1の配設予定箇所にパイプ本体3と下側パイ
プ2とを組み付けて設置する。
順を説明する。先ず、図4に示すように、コンクリート
床版の配設予定箇所の下に枠板11を設置する。そし
て、枠板11の上方に鉄筋12を組み付ける。次に、排
水用パイプ1の配設予定箇所にパイプ本体3と下側パイ
プ2とを組み付けて設置する。
【0022】このとき、ねじ部3dとガイド突部2cと
を図2(b)に示すように係合させ、打設予定のコンク
リート床版の厚みに合わせてパイプ本体3と下側パイプ
2との組み付け状態の全長を調節する。この長さは上端
部2aが上部3aと当接する位置(図4中、鎖線で示す
位置A)に存在する場合に最短になる。長さ調節が行わ
れた後、下側パイプ2とパイプ本体3にはそれぞれに固
定金具13が溶接される。該固定金具13が鉄筋12に
溶接され、下側パイプ2とパイプ本体3は埋設位置に固
定される。
を図2(b)に示すように係合させ、打設予定のコンク
リート床版の厚みに合わせてパイプ本体3と下側パイプ
2との組み付け状態の全長を調節する。この長さは上端
部2aが上部3aと当接する位置(図4中、鎖線で示す
位置A)に存在する場合に最短になる。長さ調節が行わ
れた後、下側パイプ2とパイプ本体3にはそれぞれに固
定金具13が溶接される。該固定金具13が鉄筋12に
溶接され、下側パイプ2とパイプ本体3は埋設位置に固
定される。
【0023】次に、図3(a)に示すように、上部3a
にプラスチック製のカバー14を取り付ける。図3
(a)、(b)に示すように、カバー14は本体14a
が略円錐台状に形成され、上部が下部より径が大きくな
るように形成されている。本体14aは径がキャップ4
の径より大きく形成されている。カバー14の上面には
略十字状の取手14bが形成されている。本体14aの
下には管5と略同一の大きさの円柱部14cが形成され
ている。円柱部14cの周面にはねじ部14dが形成さ
れ、該ねじ部14dがねじ部3cに螺合されてカバー1
4が上部3aに取り付けられる。
にプラスチック製のカバー14を取り付ける。図3
(a)、(b)に示すように、カバー14は本体14a
が略円錐台状に形成され、上部が下部より径が大きくな
るように形成されている。本体14aは径がキャップ4
の径より大きく形成されている。カバー14の上面には
略十字状の取手14bが形成されている。本体14aの
下には管5と略同一の大きさの円柱部14cが形成され
ている。円柱部14cの周面にはねじ部14dが形成さ
れ、該ねじ部14dがねじ部3cに螺合されてカバー1
4が上部3aに取り付けられる。
【0024】次に、枠板11上にコンクリートが打設さ
れ、コンクリート床版15が形成される。下側パイプ
2、パイプ本体3、鉄筋12及び固定金具13はコンク
リート床版15に埋設される。コンクリート床版15の
上部には集水溝16が形成される。図3(a)に示すよ
うに、集水溝16はその底面16aがカバー14の上面
と一致するように形成される。
れ、コンクリート床版15が形成される。下側パイプ
2、パイプ本体3、鉄筋12及び固定金具13はコンク
リート床版15に埋設される。コンクリート床版15の
上部には集水溝16が形成される。図3(a)に示すよ
うに、集水溝16はその底面16aがカバー14の上面
と一致するように形成される。
【0025】コンクリートが固まった後、枠板11が取
り外され、カバー14がパイプ本体3から取り外され
る。本体14aが存在した跡には凹部17が形成されて
いる。次に、ねじ部3cに管5が挿入されてパイプ本体
3にキャップ4が取り付けられる。その後、図4に示す
ように、コンクリート床版の上に透水性のアスファルト
が敷設されてアスファルト舗装18が形成される。キャ
ップ4はアスファルト舗装18に埋設される。そして、
テーパねじ2eにはエルボ19の上部に形成されたねじ
部19aが螺合されてエルボ19が取り付けられる。
り外され、カバー14がパイプ本体3から取り外され
る。本体14aが存在した跡には凹部17が形成されて
いる。次に、ねじ部3cに管5が挿入されてパイプ本体
3にキャップ4が取り付けられる。その後、図4に示す
ように、コンクリート床版の上に透水性のアスファルト
が敷設されてアスファルト舗装18が形成される。キャ
ップ4はアスファルト舗装18に埋設される。そして、
テーパねじ2eにはエルボ19の上部に形成されたねじ
部19aが螺合されてエルボ19が取り付けられる。
【0026】次に、排水用パイプ1による排水の手順を
説明する。アスファルト舗装18上の路面に降った雨水
や雪解け水等は、アスファルト舗装18を透過して集水
溝16及び凹部17に集まる。そして、その集まった水
は孔7a,8aからキャップ4内部へ流れこむ。支持部
6の円筒部の周囲に集まった水は切り欠部6bを通って
キャップ4内部へ流れ込む。上記のようにしてキャップ
4内部へ流れ込んだ水は管5の内部を通過し、パイプ本
体3、下側パイプ2及びエルボ19の内部を順に通過し
て、エルボ19の先に接続されている図示しない排水路
に導水される。
説明する。アスファルト舗装18上の路面に降った雨水
や雪解け水等は、アスファルト舗装18を透過して集水
溝16及び凹部17に集まる。そして、その集まった水
は孔7a,8aからキャップ4内部へ流れこむ。支持部
6の円筒部の周囲に集まった水は切り欠部6bを通って
キャップ4内部へ流れ込む。上記のようにしてキャップ
4内部へ流れ込んだ水は管5の内部を通過し、パイプ本
体3、下側パイプ2及びエルボ19の内部を順に通過し
て、エルボ19の先に接続されている図示しない排水路
に導水される。
【0027】この実施形態によれば、以下のような効果
を有する。 (1)下側パイプ2の内側にガイド突部2cを形成して
いるため、ガイド突部2cの代わりに加工工数が多い雌
ねじを形成する場合と比較して簡単にパイプ本体3のね
じ部3dと係合する部位を形成することができる。従っ
て、下側パイプ2の内部にねじ部を形成するという比較
的手間のかかる工程を省略できる。
を有する。 (1)下側パイプ2の内側にガイド突部2cを形成して
いるため、ガイド突部2cの代わりに加工工数が多い雌
ねじを形成する場合と比較して簡単にパイプ本体3のね
じ部3dと係合する部位を形成することができる。従っ
て、下側パイプ2の内部にねじ部を形成するという比較
的手間のかかる工程を省略できる。
【0028】(2)ガイド突部2cの代わりに雌ねじを
形成する場合、後工程のめっきの手間がかかり、コスト
高になる。ガイド突部2cは雌ねじと比較して加工範囲
が狭いため、低コストで簡単にめっきを施すことができ
る。
形成する場合、後工程のめっきの手間がかかり、コスト
高になる。ガイド突部2cは雌ねじと比較して加工範囲
が狭いため、低コストで簡単にめっきを施すことができ
る。
【0029】(3)下側パイプ2及びパイプ本体3の2
つの部品を操作して排水用パイプ1の長さの調節が行わ
れるため、長さ調節に必要な部品点数が少なく、長さ調
節を簡単にできるとともに、構造を簡単にできる。
つの部品を操作して排水用パイプ1の長さの調節が行わ
れるため、長さ調節に必要な部品点数が少なく、長さ調
節を簡単にできるとともに、構造を簡単にできる。
【0030】(4)パイプ本体3にカバー14を取り付
けてコンクリートを打設するため、キャップ4を取り付
けた状態でコンクリートを打設する場合と異なり孔7
a,8aにコンクリートが入る心配がない。
けてコンクリートを打設するため、キャップ4を取り付
けた状態でコンクリートを打設する場合と異なり孔7
a,8aにコンクリートが入る心配がない。
【0031】(5)孔7a,8aの総面積がパイプ本体
3の通路の断面の面積の約2〜3倍のため、排水用パイ
プ1による排水が円滑に行われる。 (6)切り欠部6bがあるため、支持部6の円筒部の周
囲に集まった水もキャップ4内に流れ込むことができ
る。
3の通路の断面の面積の約2〜3倍のため、排水用パイ
プ1による排水が円滑に行われる。 (6)切り欠部6bがあるため、支持部6の円筒部の周
囲に集まった水もキャップ4内に流れ込むことができ
る。
【0032】(7)孔7a,8aのサイズが周囲のアス
ファルトの小石より小さいため、該小石がキャップ4内
に入り込まない。従って、孔7a,8aの目詰まりを防
ぐことができる。
ファルトの小石より小さいため、該小石がキャップ4内
に入り込まない。従って、孔7a,8aの目詰まりを防
ぐことができる。
【0033】(8)蓋8と支持部6が略同一の形状のた
め、共通の金型で製造でき、例えば胴体7及び蓋8を一
体で形成する場合と比較して製造コストを低減できる。 (9)ねじ部3dのピッチが他のねじ部より大きく、排
水用パイプ1の長さの調節を速く簡単に行える。
め、共通の金型で製造でき、例えば胴体7及び蓋8を一
体で形成する場合と比較して製造コストを低減できる。 (9)ねじ部3dのピッチが他のねじ部より大きく、排
水用パイプ1の長さの調節を速く簡単に行える。
【0034】(10)パイプ本体3の内径が管5の内径
以上の大きさのため、排水抵抗を低減できる。 (11)くびれ部2bでは壁が他の部分より薄いため、
ガイド突部2cをプレスで形成し易い。
以上の大きさのため、排水抵抗を低減できる。 (11)くびれ部2bでは壁が他の部分より薄いため、
ガイド突部2cをプレスで形成し易い。
【0035】(12)くびれ部2b及び凹部2dにコン
クリートが入り込んで固定されるため、下側パイプ2に
上部から荷重がかかっても抜け落ちる虞がない。 (13)テーパねじ2eが形成されているため、下側パ
イプ2に直接エルボ19を取り付けることができる。
クリートが入り込んで固定されるため、下側パイプ2に
上部から荷重がかかっても抜け落ちる虞がない。 (13)テーパねじ2eが形成されているため、下側パ
イプ2に直接エルボ19を取り付けることができる。
【0036】(14)下側パイプ2及びパイプ本体3が
鋼製のため、鉄筋12との位置決めにおいて固定金具1
3に溶接できる。なお、実施形態は上記実施形態に限定
されるものではなく、例えば以下のように変更してもよ
い。
鋼製のため、鉄筋12との位置決めにおいて固定金具1
3に溶接できる。なお、実施形態は上記実施形態に限定
されるものではなく、例えば以下のように変更してもよ
い。
【0037】・図5(a)〜(c)に示すように、ねじ
部3cを形成する代わりに、上部3aに複数個(この実
施形態では2個)の凹部3fとその下に円弧状のU溝3
gを形成し、管5に凹部3fと対応する突部5bを形成
してもよい。この場合、突部5bを凹部3fに挿入して
U溝3gに係合した後、管5を約90°回転させてキャ
ップ4がパイプ本体3から外れないようにするため、ワ
ンタッチで装着できる。
部3cを形成する代わりに、上部3aに複数個(この実
施形態では2個)の凹部3fとその下に円弧状のU溝3
gを形成し、管5に凹部3fと対応する突部5bを形成
してもよい。この場合、突部5bを凹部3fに挿入して
U溝3gに係合した後、管5を約90°回転させてキャ
ップ4がパイプ本体3から外れないようにするため、ワ
ンタッチで装着できる。
【0038】・図5(d)、(e)に示すように、U溝
3gを途中で切り上げるようにほぼ四半円弧状に形成し
てもよい。この場合、突部5bを凹部3fに挿入した
後、キャップ4を約90°回転させた位置で突部5bが
U溝3gの切り上げ部3hに当たり、キャップ4がそれ
以上回転しないように回り止めされる。
3gを途中で切り上げるようにほぼ四半円弧状に形成し
てもよい。この場合、突部5bを凹部3fに挿入した
後、キャップ4を約90°回転させた位置で突部5bが
U溝3gの切り上げ部3hに当たり、キャップ4がそれ
以上回転しないように回り止めされる。
【0039】・図5(f)に示すように、U溝3gをね
じ部3cの傾きの角度βに対応させて角度βだけ傾けて
形成してもよい。この場合、キャップ4を回転させると
確実にロックされる。
じ部3cの傾きの角度βに対応させて角度βだけ傾けて
形成してもよい。この場合、キャップ4を回転させると
確実にロックされる。
【0040】・図5(g)、(h)に示すように、管5
の外側にガイド突部5cを角度βだけ傾けて形成しても
よい。そして、ガイド突部5cを管5の直径上の2箇所
に形成し、この2個のガイド突部5cをねじ部3cのピ
ッチの半分の量だけ上下にずらして配置してもよい。
の外側にガイド突部5cを角度βだけ傾けて形成しても
よい。そして、ガイド突部5cを管5の直径上の2箇所
に形成し、この2個のガイド突部5cをねじ部3cのピ
ッチの半分の量だけ上下にずらして配置してもよい。
【0041】・ガイド突部5cはスポット溶接で取り付
けてもよい。 ・図5(i)に示すように、ガイド突部5cをワイヤに
より形成し、ワイヤの両端を管5内に挿通し、折り曲げ
て固定してもよい。その後めっきを施して固着を一層確
実にしてもよい。
けてもよい。 ・図5(i)に示すように、ガイド突部5cをワイヤに
より形成し、ワイヤの両端を管5内に挿通し、折り曲げ
て固定してもよい。その後めっきを施して固着を一層確
実にしてもよい。
【0042】・図6(a)に示すように、ガイド突部5
cをピンにより形成し、ピンを管5内に挿通して端部を
かしめて固定してもよい。 ・図6(b)に示すように、胴体7と蓋8を一体に形成
してもよい。
cをピンにより形成し、ピンを管5内に挿通して端部を
かしめて固定してもよい。 ・図6(b)に示すように、胴体7と蓋8を一体に形成
してもよい。
【0043】・図6(c)に示すように、ねじ部3cの
代わりに上部3aにくびれ部3iを形成し、くびれ部3
iの中央部内側にガイド突部3jを形成してもよい。 ・上記のように上部3aにガイド突部3jを形成した場
合に、図6(d)に示すように、管5の外側に角度βだ
け傾けてガイド突部5cを形成し、両ガイド突部3j,
5cを係合させてキャップ4をパイプ本体3にワンタッ
チで取り付けてもよい。そして、ガイド突部5cは回り
止めのために端部を折り曲げてもよい。
代わりに上部3aにくびれ部3iを形成し、くびれ部3
iの中央部内側にガイド突部3jを形成してもよい。 ・上記のように上部3aにガイド突部3jを形成した場
合に、図6(d)に示すように、管5の外側に角度βだ
け傾けてガイド突部5cを形成し、両ガイド突部3j,
5cを係合させてキャップ4をパイプ本体3にワンタッ
チで取り付けてもよい。そして、ガイド突部5cは回り
止めのために端部を折り曲げてもよい。
【0044】・管5にねじ部3cと螺合するねじ部を設
けてもよい。 ・図6(d)に示すように、胴体7は上記のものより高
さを低くしてもよい。 ・胴体7を省略し、支持部6に蓋8を直接溶接して固定
し、上記のものより薄型のキャップを形成してもよい。
けてもよい。 ・図6(d)に示すように、胴体7は上記のものより高
さを低くしてもよい。 ・胴体7を省略し、支持部6に蓋8を直接溶接して固定
し、上記のものより薄型のキャップを形成してもよい。
【0045】・カバー14も上記のキャップ4と同様の
構成(突部やガイド突部が形成される構成)とし、上部
3aに取り付けてもよい。 ・溝部3eは略半円形状に形成されることに限らず、例
えば、図6(e)に示すように、断面形状の底部が直線
状の略台形状になるように形成してもよい。
構成(突部やガイド突部が形成される構成)とし、上部
3aに取り付けてもよい。 ・溝部3eは略半円形状に形成されることに限らず、例
えば、図6(e)に示すように、断面形状の底部が直線
状の略台形状になるように形成してもよい。
【0046】・ねじ部19aが形成された箇所のエルボ
19の径が下側パイプ2の下端部の内径より小さい場
合、図6(f)に示すように、下側パイプ2の下端部の
内側に略リング形状のナット20を取り付け、その内面
に形成したねじ部にねじ部19aを螺合させてエルボ1
9を取り付けてもよい。ナット20の取り付けのため、
下側パイプ2の下端部を内側にかしめる。
19の径が下側パイプ2の下端部の内径より小さい場
合、図6(f)に示すように、下側パイプ2の下端部の
内側に略リング形状のナット20を取り付け、その内面
に形成したねじ部にねじ部19aを螺合させてエルボ1
9を取り付けてもよい。ナット20の取り付けのため、
下側パイプ2の下端部を内側にかしめる。
【0047】・下側パイプ2、パイプ本体3及びキャッ
プ4等は鋼や他の金属で形成されることに限定されず、
例えば樹脂、セラミックス又は鋳物等で形成してもよ
い。 ・ガイド突部2cとねじ部3dとを形成せず、パイプ本
体3の外側に第1ガイド突部を形成し、下側パイプ2の
内側に当該第1ガイド突部と係合するねじ部を形成して
もよい。
プ4等は鋼や他の金属で形成されることに限定されず、
例えば樹脂、セラミックス又は鋳物等で形成してもよ
い。 ・ガイド突部2cとねじ部3dとを形成せず、パイプ本
体3の外側に第1ガイド突部を形成し、下側パイプ2の
内側に当該第1ガイド突部と係合するねじ部を形成して
もよい。
【0048】・パイプ本体3とキャップ4とを一体に形
成してもよい。 ・切り欠部6bは孔でもよい。 ・ガイド突部2c,3j,5cはプレス加工により形成
されることに限られず、例えば溶接、半田付け又はろう
付け等により取り付けてもよい。
成してもよい。 ・切り欠部6bは孔でもよい。 ・ガイド突部2c,3j,5cはプレス加工により形成
されることに限られず、例えば溶接、半田付け又はろう
付け等により取り付けてもよい。
【0049】・ガイド突部2c,3j,5cは1個又は
2個に限られず、3個以上形成してもよい。 上記各実施形態から把握できる技術的思想について、以
下に追記する。
2個に限られず、3個以上形成してもよい。 上記各実施形態から把握できる技術的思想について、以
下に追記する。
【0050】(1) 請求項1〜請求項4のいずれかに
記載の発明において、前記第1ねじ部は前記一方のパイ
プの外側に設けられ、前記第1ガイド突部は前記他方の
パイプの内側に設けられている。
記載の発明において、前記第1ねじ部は前記一方のパイ
プの外側に設けられ、前記第1ガイド突部は前記他方の
パイプの内側に設けられている。
【0051】(2) 請求項3に記載の発明において、
前記集水部及びパイプ本体の一方にねじ部が設けられ、
他方に前記ねじ部と係合する数個以下のガイド突部が設
けられている。
前記集水部及びパイプ本体の一方にねじ部が設けられ、
他方に前記ねじ部と係合する数個以下のガイド突部が設
けられている。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜請求項
4に記載の発明によれば、構造が簡単で、全長の調節を
簡単に行える。
4に記載の発明によれば、構造が簡単で、全長の調節を
簡単に行える。
【図1】(a)は排水用パイプの正面図、(b)は同じ
く平面図、(c)はキャップの一部破断模式正面図、
(d)は支持部の斜視図。
く平面図、(c)はキャップの一部破断模式正面図、
(d)は支持部の斜視図。
【図2】(a)は上側パイプのパイプ本体の断面図、
(b)は下側パイプとパイプ本体の係合状態を示す模式
断面図。
(b)は下側パイプとパイプ本体の係合状態を示す模式
断面図。
【図3】(a)はカバーの取り付け状態を示す断面図、
(b)はカバーの平面図。
(b)はカバーの平面図。
【図4】排水用パイプの使用状態を示す断面図。
【図5】(a)は別のパイプ本体の模式平面図、(b)
は(a)のB−B線断面図、(c)は別のキャップの模
式底面図、(d)は別のパイプ本体の模式平面図、
(e)は(d)のE−E線断面図、(f)は別のパイプ
本体の模式断面図、(g)は別のキャップの模式正面
図、(h)は同じく模式底面図、(i)は別のキャップ
の模式底面図。
は(a)のB−B線断面図、(c)は別のキャップの模
式底面図、(d)は別のパイプ本体の模式平面図、
(e)は(d)のE−E線断面図、(f)は別のパイプ
本体の模式断面図、(g)は別のキャップの模式正面
図、(h)は同じく模式底面図、(i)は別のキャップ
の模式底面図。
【図6】(a)は別のキャップの模式底面図、(b)は
別のキャップの模式正面図、(c)は別のパイプ本体の
模式断面図、(d)は別のキャップの模式正面図、
(e)は別のねじ部3dを示す模式断面図、(f)は別
のエルボの取り付け状態を示す模式断面図。
別のキャップの模式正面図、(c)は別のパイプ本体の
模式断面図、(d)は別のキャップの模式正面図、
(e)は別のねじ部3dを示す模式断面図、(f)は別
のエルボの取り付け状態を示す模式断面図。
【図7】従来技術の排水用パイプの使用状態を示す断面
図。
図。
1…排水用パイプ、2…下側パイプ、2c…第1ガイド
突部としてのガイド突部、3…上側パイプのパイプ本
体、3d…第1ねじ部としてのねじ部、4…集水部とし
てのキャップ、5…支持部材を構成する管、6…同じく
支持部、6a…孔、6b…切り欠部、7…集水部材を構
成する胴体、8…同じく蓋、7a,8a…孔。
突部としてのガイド突部、3…上側パイプのパイプ本
体、3d…第1ねじ部としてのねじ部、4…集水部とし
てのキャップ、5…支持部材を構成する管、6…同じく
支持部、6a…孔、6b…切り欠部、7…集水部材を構
成する胴体、8…同じく蓋、7a,8a…孔。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数個の孔を有する集水部を上部に備え
た上側パイプと、前記上側パイプに伸縮可能に連結され
た下側パイプとを備えた排水用パイプであって、 前記上側パイプ及び下側パイプの一方に第1ねじ部を設
け、他方に前記第1ねじ部と係合する数個以下の第1ガ
イド突部を設け、前記第1ねじ部と第1ガイド突部とを
係合させ、前記両パイプの連結状態での全長を調節可能
にした排水用パイプ。 - 【請求項2】 前記複数の孔の総面積が少なくとも前記
上側パイプ内の通路の断面の面積以上になるように形成
されている請求項1に記載の排水用パイプ。 - 【請求項3】 前記上側パイプは、前記集水部がパイプ
本体に着脱可能に取り付けられている請求項1又は請求
項2に記載の排水用パイプ。 - 【請求項4】 前記集水部は、前記パイプ本体に取り付
けられるとともに、パイプ本体の内径以上の径の孔を有
する有底筒状の支持部を備えた支持部材と、該支持部材
の上に嵌合され前記複数の孔が形成された集水部材とを
備えて構成され、前記支持部の筒部には底部に達する切
り欠部が設けられている請求項3に記載の排水用パイ
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000361044A JP2002168374A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 排水用パイプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000361044A JP2002168374A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 排水用パイプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002168374A true JP2002168374A (ja) | 2002-06-14 |
Family
ID=18832540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000361044A Pending JP2002168374A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 排水用パイプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002168374A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5496404B1 (ja) * | 2013-11-05 | 2014-05-21 | 株式会社 オリテック21 | 道路用排水パイプ及び道路用排水パイプの埋設方法 |
JP2018199988A (ja) * | 2017-05-30 | 2018-12-20 | 中大実業株式会社 | 橋梁床版用排水パイプ |
-
2000
- 2000-11-28 JP JP2000361044A patent/JP2002168374A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5496404B1 (ja) * | 2013-11-05 | 2014-05-21 | 株式会社 オリテック21 | 道路用排水パイプ及び道路用排水パイプの埋設方法 |
JP2018199988A (ja) * | 2017-05-30 | 2018-12-20 | 中大実業株式会社 | 橋梁床版用排水パイプ |
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