JP2002167836A - 洗浄タンク装置 - Google Patents

洗浄タンク装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗浄タンク装置において、オーバーフロー管の
上端部に引掛具を設けるとともにボールタップにホルダ
を設けて、それぞれによりボールタップから延び出した
補給水管の先端部を保持させることによる部品点数の増
加及びコスト増大の問題を解決する。 【解決手段】洗浄タンク10内部のボールタップ22か
らオーバーフロー管48に補給水を導く補給水管52を
延び出させて成る洗浄タンク装置において、オーバーフ
ロー管48の上端部にホルダ54を装着するとともに、
そのホルダ54に、補給水管52の先端部を、補給水を
オーバーフロー管48内に流入させる位置に保持する第
1ホルダ部58と、オーバーフロー管48外且つ洗浄タ
ンク10内部に給水する位置に保持する第2ホルダ部6
0とを一体的に設けておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は便器の洗浄水を内
部に収容し、排水弁を開いてその洗浄水を放出し、便器
の洗浄を行う洗浄タンク装置に関し、詳しくはボールタ
ップからオーバーフロー管に補給水を導くための補給水
管を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種洗浄タンク装置として
図10に示すようなものが用いられている。同図におい
て200は洗浄タンクで、その上部に蓋を兼用した手洗
鉢202が設けられている。この手洗鉢202からは手
洗吐水管204が起立する形態で設けられている。手洗
吐水管204からの手洗水は手洗鉢202に落下した
後、手洗鉢202の底部の排水孔を通じて洗浄タンク2
00内部に落下する。
【0003】206は洗浄タンク200内部に配設され
たボールタップで、浮玉208の昇降に連動して給水及
び給水停止を行う。即ち、浮玉208が下降するとボー
ルタップ206の弁部が開かれて吐水管210を通じ洗
浄タンク200内部に給水が行われる。また一方洗浄タ
ンク200内部の水面の上昇につれて浮玉208が上昇
し、そしてその水面が満水状態になると、ボールタップ
206の弁部が閉じて給水を停止する。
【0004】このボールタップ206からはまた、蛇腹
管から成る導水管(図示省略)が延び出していて、その
先端部が手洗吐水管204に接続され、洗浄タンク20
0への給水時に、併せてこの導水管を通じて手洗吐水管
204への給水が行われる。
【0005】洗浄タンク200の底部にはフロート弁
(排水弁)214が設けられている。このフロート弁2
14は球状の弁体216と、弁座218とを有してお
り、その弁体216に対して、洗浄タンク200の壁部
200Aに設けられた洗浄ハンドル220と一体に回転
するL字状の作用レバー222の先端部が、鎖224を
介して連結されている。而してこのフロート弁214
は、洗浄ハンドル220が回転操作されると弁体216
が弁座218から浮き上がって弁部を開放し、ここにお
いて洗浄タンク200内の洗浄水が排出口226を通じ
て便器に向け放出される。
【0006】この例においては、フロート弁214にお
ける弁体216の上側に水受カップ228が一体に昇降
する状態で連設されている。ここで水受カップ228は
大洗浄及び小洗浄切替用のもので、この水受カップ22
8内部が空の状態の下では、弁体216が弁座218に
着座して弁部を閉じるまでの時間が長く、従ってこの間
に排出口226から洗浄水が大量に放出される。
【0007】一方水受カップ228内部に水が溜まった
状態の下では、水受カップ228が錘としての作用をな
し、これによって弁座218から浮き上がった状態の弁
体216が速やかに下降して弁座218に着座する。従
ってこの場合には洗浄水の放出量が少なくなる。尚この
水受カップ228は、オーバーフロー管230をガイド
として弁体216とともに昇降案内される。
【0008】この例の洗浄タンク装置においては、ボー
ルタップ206から補給水管232が延び出しており、
この補給水管232を通じてオーバーフロー管230内
に補給水を導入できるようになしてある。
【0009】このようにボールタップ206からの水を
補給水としてオーバーフロー管230内に導入するよう
になしているのは次のような理由による。即ちサイホン
式便器の場合には、洗浄タンク200内に収容された洗
浄水を放出して便器洗浄を行ったとき、便器の排水トラ
ップ部分の溜水がサイホン現象によって一挙に下流側に
排出される。そこで次にオーバーフロー管230及び排
出口226を通じて便器内部の排水トラップ部分に補給
水を供給することで、排水トラップ部分での封水切れを
防止するようになしているのである。
【0010】このことからすると、便器がサイホン式便
器でない場合には上記のような補給水管232は不要で
あるとも考えられる。しかしながら便器がサイホン式便
器でない場合であっても、配管の状況その他現場の状況
によっては便器の洗浄時にサイホン現象に似た現象が起
って、排水トラップ部分で封水切れを起す場合があり、
そこでこのような場合には補給水管232を通じてオー
バーフロー管230内に補給水を導入し、封水切れを防
止することが必要となる。
【0011】而してそのような封水切れが起るか否かは
便器の設置現場によってまちまちであり、予めこれを予
想しておくことができない。そこで何れの洗浄タンク装
置にも上記のような補給水管232を設けておき、現場
においてそのようなサイホン現象に似た現象が起るよう
な場合には、その補給水管232の先端部をオーバーフ
ロー管230内部に挿入して、便器洗浄の際に補給水を
オーバーフロー管230を通じて便器に給水するように
している。
【0012】便器がサイホン式便器でない場合、当然な
がらそのような補給水を給水する必要がない場合も多
く、そこでそのような場合には補給水管232を通じて
流れた水を洗浄タンク200内部に給水することとな
る。
【0013】この場合、補給水管232の先端部が洗浄
タンク200内部の洗浄水の水面中に入り込んでいる
と、場合によって洗浄タンク200内部の水が補給水管
232を通じて逆流する恐れが生じることから、そのよ
うな場合には、補給水管232の先端部を洗浄タンク2
00内部の洗浄水の水面よりも高い位置に保持させてお
く必要がある。
【0014】そこで従来にあっては、ボールタップ20
6にホルダを設けて、そのホルダにて補給水管232の
先端部を保持するようになしている。尚、従来にあって
は補給水管232からの補給水をオーバーフロー管23
0内部に流入させる場合には、図11に示しているよう
にオーバーフロー管230の上端部にS字状の引掛具2
36を引っ掛けておき、そこに補給水管232の先端部
を掛止することで、補給水管232の先端部をオーバー
フロー管230内部に保持するようにしていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
にした場合、補給水管232の先端部を保持するために
オーバーフロー管230の上端部に引掛具236を装着
しておくとともに、図12に示しているようにボールタ
ップ206に別のホルダ234を装着しておくことが必
要であって、補給水管232の保持のために2つの部材
が必要であって、そのために洗浄タンク装置の部品点数
が多くなり、ひいては洗浄タンク装置のコストが高くな
るといった問題が生じていた。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の洗浄タンク装置
はこのような課題を解決するために案出されたものであ
る。而して請求項1のものは、洗浄タンク内部に配設し
たボールタップから該洗浄タンク内部のオーバーフロー
管に補給水を導くための補給水管を延び出させて成る洗
浄タンク装置において、前記オーバーフロー管の上端部
に前記補給水管の先端部を保持するホルダを装着すると
ともに、該ホルダには、該補給水管の先端部を、該補給
水管からの補給水が該オーバーフロー管内に流入する位
置に保持する第1ホルダ部と、該オーバーフロー管外で
あって前記洗浄タンク内部に流入する位置に保持する第
2ホルダ部とを一体的に設けてあることを特徴とする。
【0017】請求項2のものは、請求項1において、前
記第2ホルダ部は、前記補給水管から前記洗浄タンク内
への給水位置を前記オーバーフロー管の上端よりも高位
置とするものであることを特徴とする。
【0018】請求項3のものは、請求項1,2の何れか
において、前記ホルダには、前記オーバーフロー管の管
壁上端部に弾性的に嵌る弾性クリップが設けてあること
を特徴とする。
【0019】請求項4のものは、請求項1〜3の何れか
において、前記第1ホルダ部及び第2ホルダ部が筒状を
なしており、且つ該第2ホルダ部の下端の開口が、前記
オーバーフロー管の上端よりも高位置となしてあること
を特徴とする。
【0020】請求項5のものは、請求項4において、前
記第2ホルダ部の下端の開口の下側に、該開口から流出
した補給水を自身を伝って流下させる案内部が設けてあ
ることを特徴とする。
【0021】
【作用及び発明の効果】上記のように本発明は、補給水
管の先端部を保持するホルダをオーバーフロー管の上端
部に装着し、そしてそのホルダに第1ホルダ部と第2ホ
ルダ部とを一体的に設けて、その第1ホルダ部により補
給水管の先端部を、その補給水管からの補給水がオーバ
ーフロー管内に流入する位置に保持するようになし、ま
た第2ホルダ部にて補給水管の先端部を、補給水が洗浄
タンク内部に流入する位置に保持するようになしたもの
で、本発明によれば、従来必要であった図11に示す引
掛具236と図12に示すホルダ234とを一つの部材
として構成することができ、これにより洗浄タンク装置
における必要部品点数を少なくし得て、そのコストを低
減することができる。
【0022】請求項2のものは、第2ホルダ部が、補給
水管から洗浄タンク内への給水位置をオーバーフロー管
の上端よりも高位置とするようになしたもので、このよ
うにしておけば、洗浄タンク内の水が誤って補給水管内
に逆流してしまうのを防止することができる。
【0023】上記ホルダは、弾性クリップを設けておい
てこれをオーバーフロー管の管壁上端部に嵌め合せるよ
うになしておくことができる(請求項3)。このように
しておけば簡単な操作でホルダをオーバーフロー管に装
着作業することができる。
【0024】請求項4のものは、第1ホルダ部及び第2
ホルダ部を筒状に形成してそれらに補給水管の先端部を
嵌め込むようになすとともに、第2ホルダ部の下端の開
口を、オーバーフロー管の上端よりも高位置となしたも
ので、このようにしておけば、補給水管の先端部を単に
筒状の第1ホルダ部,第2ホルダ部に嵌め合せるだけで
それら第1ホルダ部,第2ホルダ部により補給水管の先
端部を保持させるようになすことができる。更にまた、
第2ホルダ部の下端の開口がオーバーフロー管の上端よ
りも高位置となしてあるため、補給水管をオーバーフロ
ー管の外に配置し、洗浄タンク内に直接給水させるよう
になした場合においても、洗浄タンク内の水が補給水管
内に逆流するのを確実に防ぐことができる。
【0025】この場合において第2ホルダ部の下端の開
口の下側に、その開口から流出した補給水を自身を伝っ
て流下させる案内部を設けておくことができる(請求項
5)。このようにしておけば、その案内部によって消音
作用をなさしめることができる。
【0026】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1及び図2において、10は洗浄タンクで
陶器製のアウタータンク12と、その内側の樹脂製のイ
ンナータンク14との二重タンク構造をなしている。
【0027】アウタータンク12の上部には、その蓋を
兼用した陶器製の手洗鉢16が設けられており、この手
洗鉢16から手洗吐水管18が起立する形態で設けられ
ている。手洗鉢16の底部には排水孔20が設けられて
おり、手洗吐水管18から手洗鉢16に落下した水が、
この排水孔20から洗浄タンク10内部へと落下する。
【0028】洗浄タンク10の内部には、ボールタップ
22が配設されている。このボールタップ22は、弁部
が連動アーム24を介して浮玉26に連結されており、
浮玉26の昇降によって弁部を開閉し、その弁部の開閉
によって洗浄タンク10内への給水及び給水停止を行
う。
【0029】ここで浮玉26における図2中上側の面、
即ちインナータンク14における後壁部14A側の面2
6Aは、その後壁部14Aの内面に沿った形状をなして
おり、その面26Aが後壁部14Aの内面に近接して位
置させられている。浮玉26は、後壁部14Aと後壁部
14A側の面26Aとをガイドとして昇降動作する。
【0030】図1に示しているように、ボールタップ2
2には洗浄タンク10内に給水を行うための吐水口28
が設けてあり、更にこのボールタップ22からは手洗吐
水管18に給水を行うための蛇腹管から成る導水管30
が延び出していて、その先端部が手洗吐水管18に差込
接続されている。
【0031】洗浄タンク10の底部には、フロート弁
(排水弁)32が配設されている。このフロート弁32
は、球状の弁体34と弁座36とを有しており、その弁
体34が弁座36から浮き上がることによって排出口3
8を開放し、また弁体34が弁座36に着座することに
よって排出口38を閉鎖する。
【0032】一方洗浄タンク10の側壁部には、洗浄ハ
ンドル40が回転可能に取り付けられている。この洗浄
ハンドル40からはL字状をなす作用レバー42が、図
2に示しているように洗浄タンク10内部に延び出して
おり、その先端とフロート弁32の弁体34とが、図示
を省略する鎖によって水受カップ44を介し連結されて
いる。
【0033】ここで水受カップ44は、内部に水を溜め
たり或いは空にすることによって大洗浄と小洗浄とを切
り替える作用をなすもので、弁体34と一体に昇降する
ようになっている。図1に示しているようにこの水受カ
ップ44には円筒部46が設けられていて、その円筒部
46がオーバーフロー管48に上下摺動可能に外嵌され
ている。水受カップ44及び弁体34は、これら円筒部
46及びオーバーフロー管48の案内の下に昇降する。
【0034】尚、図1に示しているように洗浄タンク1
0の底部にはオーバーフロー管48内部と排出口38と
を連通させる連通路50が形成されており、オーバーフ
ロー管48からの水は、この連通路50を経由して排出
口38から排出される。
【0035】図1及び図2に示しているように、ボール
タップ22からは補給水をオーバーフロー管48内部に
給水するための補給水管52が延び出している。一方オ
ーバーフロー管48の上端部には、図3〜図6に示して
いるように補給水管52の先端部を保持するホルダ54
が装着されている。ホルダ54は本例では樹脂製の部材
であって、弾性クリップ56と、それぞれ筒状をなす第
1ホルダ部58,第2ホルダ部60とを一体に有してい
る。
【0036】弾性クリップ56は、円管状をなすオーバ
ーフロー管48の内外両面に沿って回曲する形状をな
し、それぞれオーバーフロー管48の内面と外面とに位
置してオーバーフロー管48の上端部を内外両側から挟
持する弾性挟持片62,64と、それらを上端部で連結
する連結部66とを有しており、この弾性クリップ56
がオーバーフロー管48の上端部に下向きに差し込まれ
ることで、ホルダ54全体がオーバーフロー管48の上
端部に装着される。
【0037】一方第1ホルダ部58及び第2ホルダ部6
0は、それぞれ上記補給水管52の先端部に嵌り合って
これを保持するものであり、そして第1ホルダ部58が
補給水管52からの補給水をオーバーフロー管48内部
に給水する位置に、また第2ホルダ部60が補給水管5
2からの補給水をオーバーフロー管48の外部であっ
て、洗浄タンク10内部に給水する位置にそれぞれ配置
されている。
【0038】ここで第2ホルダ部60は、図6,図7
(B)及び(C)に示しているようにその下端の開口6
0Aが、第1ホルダ部58の下端の開口58Aよりも高
位置とされている。即ち、第2ホルダ部60の下端の開
口60Aがオーバーフロー管48の上端よりも高位置で
あり、従って洗浄タンク10内の満水状態の洗浄水の水
面との間で絶縁されており、誤って洗浄タンク10内の
洗浄水が第2ホルダ部60を通じて補給水管52内に逆
流しないように配慮されている。
【0039】図4〜図7に示しているように、第2ホル
ダ部60の下側にはほぼ垂直に立ち下がる板状の案内片
(案内部)68が形成されている。この案内片68は、
第2ホルダ部60の下端の開口60Aから流下した水を
自身に沿って流下させて、静かに洗浄タンク10内部に
流入させ、以って消音作用をなすものである。
【0040】ホルダ54は、この案内片68の下端部に
続いて筒状(この例では四角筒状)の嵌合部70を一体
に有している。この嵌合部70は、図4,図5及び図8
に示しているようにインナータンク14に設けた凹陥部
72の底部から立ち上がる棒状の爪74に嵌合して、オ
ーバーフロー管48の上端部をインナータンク14に固
定し、オーバーフロー管48のぐらつきを防止する作用
をなす。
【0041】本例の洗浄タンク装置にあっては、図1〜
図3に示しているように、補給水管52の先端部をホル
ダ54における第1ホルダ部58に嵌め合せておくこと
で、即ち第1ホルダ部58により補給水管52の先端部
を保持しておくことで、ボールタップ22から流出した
補給水を、補給水管52を通じオーバーフロー管48内
に流入させることができる。
【0042】また一方、補給水管52の先端部を図9に
示しているように第2ホルダ部60に嵌め込んでおくこ
とで、即ち第2ホルダ部60により補給水管52の先端
部を保持しておくことで、ボールタップ22からの補給
水を、補給水管52を通じオーバーフロー管48外部且
つ洗浄タンク10内部に給水することができる。
【0043】このとき補給水管52から流出した補給水
は、第2ホルダ部60の下端の開口60Aより流出した
後、案内片68に沿って静かに流れ落ちる。
【0044】上記のような本例の洗浄タンク装置では、
図11に示す従来の引掛具236と図12に示すホルダ
234とを一つの部材として構成していることから、洗
浄タンク装置における必要部品点数を少なくし得て、そ
のコストを低減することができる。
【0045】また本例では弾性クリップ56をオーバー
フロー管48の管壁上端部に嵌め合せることで簡単にホ
ルダ54をオーバーフロー管48に装着することができ
る。
【0046】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である洗浄タンク装置を示す
正面断面図である。
【図2】同じ実施例の洗浄タンク装置の平面図である。
【図3】同じ実施例の洗浄タンク装置の要部側面図であ
る。
【図4】同じ実施例の洗浄タンク装置におけるホルダと
その周辺部を示す斜視図である。
【図5】図4のホルダをオーバーフロー管から取り外し
た状態で示す斜視図である。
【図6】図4及び図5のホルダをオーバーフロー管に装
着した状態で周辺部とともに示す断面図である。
【図7】図4〜図6のホルダの構成を示す図である。
【図8】図4〜図7のホルダをオーバーフロー管から取
り外した状態で補給水管とともに示す図である。
【図9】同じ実施例の補給水管をホルダの第2ホルダ部
に嵌め合せた状態を示す平面図である。
【図10】従来の洗浄タンク装置を示す正面断面図であ
る。
【図11】図10のオーバーフロー管の上端部と周辺部
を示す図である。
【図12】図10のボールタップとその周辺部を示す図
である。
【符号の説明】
10 洗浄タンク 22 ボールタップ 48 オーバーフロー管 52 補給水管 54 ホルダ 56 弾性クリップ 58 第1ホルダ部 60 第2ホルダ部 60A 開口 68 案内片(案内部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄タンク内部に配設したボールタップ
    から該洗浄タンク内部のオーバーフロー管に補給水を導
    くための補給水管を延び出させて成る洗浄タンク装置に
    おいて、 前記オーバーフロー管の上端部に前記補給水管の先端部
    を保持するホルダを装着するとともに、該ホルダには、
    該補給水管の先端部を、該補給水管からの補給水が該オ
    ーバーフロー管内に流入する位置に保持する第1ホルダ
    部と、該オーバーフロー管外であって前記洗浄タンク内
    部に流入する位置に保持する第2ホルダ部とを一体的に
    設けてあることを特徴とする洗浄タンク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第2ホルダ部
    は、前記補給水管から前記洗浄タンク内への給水位置を
    前記オーバーフロー管の上端よりも高位置とするもので
    あることを特徴とする洗浄タンク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記ホ
    ルダには、前記オーバーフロー管の管壁上端部に弾性的
    に嵌る弾性クリップが設けてあることを特徴とする洗浄
    タンク装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記第
    1ホルダ部及び第2ホルダ部が筒状をなしており、且つ
    該第2ホルダ部の下端の開口が、前記オーバーフロー管
    の上端よりも高位置となしてあることを特徴とする洗浄
    タンク装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記第2ホルダ部の
    下端の開口の下側に、該開口から流出した補給水を自身
    を伝って流下させる案内部が設けてあることを特徴とす
    る洗浄タンク装置。
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