JP2002166312A - 樹脂管用の穿孔装置 - Google Patents

樹脂管用の穿孔装置

Info

Publication number
JP2002166312A
JP2002166312A JP2001140798A JP2001140798A JP2002166312A JP 2002166312 A JP2002166312 A JP 2002166312A JP 2001140798 A JP2001140798 A JP 2001140798A JP 2001140798 A JP2001140798 A JP 2001140798A JP 2002166312 A JP2002166312 A JP 2002166312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
resin pipe
cylindrical portion
drill
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001140798A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Morita
勝幸 盛田
Naotake Uda
尚武 宇田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP2001140798A priority Critical patent/JP2002166312A/ja
Publication of JP2002166312A publication Critical patent/JP2002166312A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drilling And Boring (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】装置全体をコンパクトにすると共に、樹脂管
への穿孔作業が容易に短時間で行われ、しかも穿孔時の
負荷が軽減され、かつ切り屑が継手のバルブに入り込ま
ない好ましい形状やサイズに均一化して安定するような
樹脂管用穿孔装置を提供する。 【解決手段】アダプター11を介して継手18に連結さ
れる本体12と、該本体12に内挿される内筒13と、
該内筒13に捩込んで内挿され、下端にドリル16を連
結したスピンドル15と、本体12に捩込んで連結さ
れ、内筒13の上昇を阻止するキャップ16とよりな
り、内筒13は本体12より突設されるピン17が長溝
20に嵌合することにより回転止めされて軸方向にもに
一定量スライド可能である。樹脂管21への穿孔時には
スピンドル15を長溝上端がピン17に係合するまで押
し下げたのち、スピンドル15を回動操作してドリル1
4を回しながら降下させ、樹脂管21への穿孔を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、樹脂管へ穿孔する
際に用いる穿孔装置に関する。
【0002】
【従来技術】この種の樹脂管の穿孔装置として従来は、
金属管に連結されるサドル部を通して金属管に孔をあけ
る穿孔装置が用いられていた。
【0003】図1は、こうした金属管用穿孔装置を用
い、樹脂管8に連結した継手1を通して樹脂管8への穿
孔を行う態様の一例を示すもので、樹脂管8に連結され
る分水栓付きの継手1に下端を捩込むことにより連結さ
れ、外周面にネジを切った円筒部2と、該円筒部2に上
方より被せて捩込まれる筒状のキャップ3と、キャップ
3を回転駆動するためのハンドル4と、キャップ3を通
して円筒部2に内挿され、カラー9と軸受10でキャッ
プ3を挟み込むことによりキャップ3とは回転可能で、
軸方向には一体となって上下動するスピンドル5と、該
スピンドル下端に捩込んで連結されるドリル6とよりな
り、サドル部1aを樹脂管8に任意の方法、例えばクラ
ンプを用いて連結したのち、樹脂管8に次のようにして
孔をあけていた。
【0004】すなわち図示するように円筒部2を継手1
に捩込んで連結したのち、ハンドル操作により円筒部2
に捩込まれるキャップ3を円筒部2の回りに回しながら
降下させる。これに伴いスピンドル5もドリル6と共に
降下する。ドリル6が樹脂管8に達するまでは、ハンド
ル4の回動操作はスムースに行われるが、ドリル6が樹
脂管8に噛み込んだのちは負荷が急激に増大し、なおも
ハンドル4を強く回動操作すると、樹脂管8に食い込ん
で回り止めされたドリル6が樹脂管8に圧入される。適
当な所でハンドル4の回動操作を止め、ドリル6を樹脂
管8に適当量圧入した段階でカラー9上のスピンドル5
上端をパイプレンチ等の工具で掴んで回転させ、これに
よりドリル6による回し切りを行う。ドリル6を一回転
させて回し切りを行うと、スピンドル5を回転操作する
負荷が急減する。この後、再びハンドル4を強く回動し
てドリル6を樹脂管8に圧入し、上述する動作を繰り返
す。
【0005】以上のようにして樹脂管8への穿孔が行わ
れ、穿孔後はハンドル5を上記とは逆向きに回してスピ
ンドル5をドリル6と共に上昇させ、元の位置まで引き
上げる。その後は、継手1のバルブを閉め、円筒部2を
弛める方向に回して穿孔装置を取り外す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述する従来の穿孔装
置には次のような問題があった。 (1)樹脂管への穿孔時には、ハンドルの回動操作とスピ
ンドルの回動操作という異なった操作を交互に繰り返し
て行わねばならず、操作が面倒で、かつ作業効率が悪い
こと、(2)ドリルを樹脂管に圧入するためのハンドルの
操作には大きな負荷がかかること、(3)ドリルを樹脂管
に圧入した状態で回転させると、回し切りが行われ、切
り屑が発生する。この切り屑は樹脂管への穿孔を完了し
た時点で樹脂管が水道管である場合、管内の水圧により
ドリル内に押し上げられ、ドリルに形成されるスリット
を通してドリル上方に排出されるが、切り屑はドリルの
圧入量によって、すなわち切削量によって形状やサイズ
が変化し、小粒になると、継手又はその上方に設けたバ
ルブに挟まって噛み込み不良を生じ易くなること、(4)
キャップは、ドリルを継手のバルブ上に引き上げた位置
と、樹脂管への穿孔を完了した位置との間を上下動でき
るようなストローク量を円筒部上に確保する必要がある
ため、円筒部及びキャップ共に長さが長くなって装置が
大型化し、重量が嵩むこと、などである。
【0007】本発明は、上記の問題を解消しようとする
もので、第1の目的は、操作が簡単で、穿孔時の負荷が
少なくてすみ、かつ切り屑が好ましい形状やサイズに均
一化するような穿孔装置を提供しようとするものであ
り、第2の目的は、コンパクトで小型化し、切削の作業
時間を短縮することができる穿孔装置を提供しようとす
るものである。更に第3の目的は、上記第1及び第2の
目的を共に達成することができる穿孔装置を提供しよう
とするものである。
【0008】
【課題の解決手段】請求項1に係わる発明は、第1の目
的を達成する穿孔装置に関するもので、樹脂管に連結さ
れる接続部材、例えばサドル部を備えた継手に取外し可
能に連結される筒状の本体と、該本体に捩込まれて内挿
され、下端に樹脂管穿孔用のドリルを連結したスピンド
ルと、該スピンドルの回動操作手段とよりなることを特
徴とする。
【0009】本発明によると、回動操作手段でスピンド
ルを一方向に回動することによりドリルが回転しながら
降下し、樹脂管に捩込まれるが、操作はスピンドルを一
方向に回動操作するだけでよく、穿孔も捩込みによって
行われるから、押し切りに比べ穿孔に要する負荷が少な
くてすみ、またスピンドルを一回転させると、ネジが一
条ネジの場合、ネジの一ピッチ分ずつ降下し、切り屑の
形状やサイズが均一化するようになる。
【0010】本発明において、樹脂管に連結される接続
部材としては、穿孔装置が取外し可能に連結できるよう
なものであればよく、特に限定されないが、サドル部を
備えた継手を用いる場合、この継手は、金属製であって
も樹脂製であっても、またサドル部が樹脂製で、他は金
属製であってもよい。継手が金属製である場合、樹脂管
との連結には抱き締め金具が用いられ、また継手全体又
はサドル部が樹脂製である場合、樹脂管とは通常、熱融
着又は電気融着される。
【0011】本発明で用いる回動操作手段は、スピンド
ルを回動させることができるようなものであれば、スピ
ンドルに取付けられていてもスピンドルとは別体で、ス
ピンドルに着脱できるようになっていてもよく、特に限
定されない。こうしたものとしては、例えばスピンドル
上端に回転止めされて嵌合するパイプレンチ又はその他
の工具、スピンドルに取着されるハンドル等を挙げるこ
とができ、ハンドルの場合、スピンドルに固着されてい
てもよいが、好ましくは折り畳み可能に連結されるか又
は着脱可能に取着され、不使用時には折り畳むか又は取
り外してスペースを取らず嵩張らないようにされる。
【0012】請求項2に係わる発明は、第2の目的を達
成する穿孔装置に関するもので、樹脂管に連結される接
続部材に取外し可能に連結され、外周にネジを切った円
筒部と、該円筒部に上方より被せて捩込まれるキャップ
と、該キャップを通して円筒部に内挿され、キャップと
は回転かつ上下動可能で、下端に樹脂管穿孔用のドリル
を連結したスピンドルと、該スピンドルの回動操作手段
と、上記キャップを回動操作する操作手段とよりなる穿
孔装置において、上記円筒部を内筒部と外筒部とに分割
してテレスコープ状に出し入れできるように構成し、外
筒部と内筒部のうち、いづれか一方を上記接続部材に取
外し可能に連結すると共に、他方を上記一方に回転不可
で、軸方向にのみスライド可能とし、また外筒部と内筒
部をスライド不可に連結することができる連結手段を設
けたことを特徴とする。
【0013】本発明の接続部材としても請求項1に係わ
る発明の接続部材と同様、穿孔装置が取外し可能に連結
できるようなものであればよく、特に限定されない。サ
ドル部を備えた継手を用いる場合、請求項1に係わる発
明において前述したことと同じことがいえる。
【0014】また、内筒部と外筒部を回転不可で、軸方
向にのみスライド可能とするには、例えば外筒部と内筒
部のいづれか一方に軸方向のスリットや長溝(以下、単
にこれらを代表してスリットという)を形成すると共
に、他方にスリットに嵌合するピン、角駒等のスライダ
ーを突設するとよい。
【0015】連結手段としては、例えば外筒部を押し込
んだ状態で外筒部に形成される孔より内筒部に形成され
る孔に差し込まれるピンを例示することができる。回動
操作手段としては、請求項1に係わる発明の回動操作手
段と同じものが用いられる。
【0016】本発明の一実施形態としては、図2に示す
ように、図1に示す穿孔装置における円筒部2が継手1
に連結される内筒部2aと、該内筒部2aに外挿されて
テレスコープ状に出し入れできるように構成され、外周
の所要部又は全部にネジを刻設した外筒部2bとに分割
される。そして内筒部2aにスリット2cを軸方向に形
成すると共に、外筒部2bにスリット2cに嵌合するス
ライダー2dが突設され、また外筒部を一定量押し込ん
だとき連結手段としてのピン7が差し込まれる嵌合孔が
外筒部と内筒部とに形成される。
【0017】穿孔時において、図1に示す穿孔装置と異
なるのは、ハンドル4を掴んでキャップ3と共に外筒部
2bを内筒部2aに沿って降下させ、内筒部2aに形成
される嵌合孔と外筒部に形成される嵌合孔が一致したと
きにピン7を両嵌合孔に差し込んで外筒部2bを内筒部
2aに連結し、両者2a及び2bを固定したのちハンド
ル4を回動操作することである。
【0018】内筒部2aと外筒部2bがピン7により一
体に連結されて固定されたのちは、図1に示す円筒部2
と同一となり、以後の動作は図1に示す穿孔装置と同じ
で変わりはない。すなわちハンドル4を回動操作してド
リル6を降下させ、樹脂管7に圧入させたのちスピンド
ル上端を工具で掴んで回転させ、回し切りを行う動作を
繰り返すのである。
【0019】穿孔を完了すると、ハンドル4を逆向きに
回してスピンドル5をドリル6と共に引上げ、ドリル6
を樹脂管8より引き抜いたのち、内外筒部2a、2bを
連結するピン7を抜き、ついでキャップ3を外筒部2b
と共に引き上げる。これにより外筒部2bは内筒部2a
より抜き出され、テレスコープ状に伸ばされる。
【0020】本実施形態によると、穿孔前の樹脂管8に
達するまでのドリル6の降下及び穿孔後、樹脂管8から
抜き出したのちのドリル6の上昇がハンドル4を回動操
作することなくハンドル4を掴んで下げたり、上げたり
することによって一気に行われ、その分操作も簡単で時
間も短縮される。また円筒部2が内筒部2aと外筒部2
bとで構成されてテレスコープ状をなすことにより円筒
部2の長さを短くすることができ、外筒部2bを押し込
むことによりコンパクトにし、小型化することができ
る。
【0021】請求項3に係わる発明は、第3の目的を達
成する穿孔装置に関するもので、樹脂管に連結される接
続部材、例えばサドル部を備えた継手に取外し可能に連
結される筒状の本体と、該本体に回転不可で、軸方向に
のみスライド可能に内挿される内筒部と、該内筒部に捩
込まれて内挿され、下端に樹脂管穿孔用のドリルを連結
したスピンドルと、該スピンドルの回動操作手段とより
なることを特徴とする。
【0022】本発明の接続部材も請求項1に係わる発明
の接続部材と同様のものが用いられる。内筒部を本体に
回転不可で、軸方向にのみスライド可能とするには、請
求項2に係わる発明の上述する内筒部と外筒部の場合と
同様、例えば内筒部と本体のいづれか一方にスリットを
軸方向に形成すると共に、他方にスリットに嵌合するピ
ン、角駒等のスライダーを突設するとよい。
【0023】なお、スピンドルを内筒部に捩込むために
スピンドル外周と内筒部内周にはネジが刻設されるが、
このネジはスピンドル及び内筒部共、必要な長さだけ形
成されていればよく、スピンドルと内筒部の全長に亘っ
て形成する必要はない。もちろん必要な長さ以上に形成
しても全長に亘って形成しても差し支えはない。
【0024】本発明で用いる回動操作手段も請求項1又
は2に係わる発明と同様、スピンドルを回動させること
ができるものであればスピンドルに取付けられていても
スピンドルとは別体で、着脱できるようになっていても
よく、特に限定されない。こうしたものとしては請求項
1に係わる発明の回動操作手段と同様、例えばパイプレ
ンチ等の工具、ハンドル、好ましくは折り畳み可能又は
取外し可能なハンドルが例示される。
【0025】本発明の穿孔装置を用いて樹脂管に穿孔す
るときには、本体を接続部材に連結したのち、内筒部又
はスピンドルを押し込む。両者はネジで螺着されている
ため、一方を押し込んで降下させると、他方も一体とな
って降下する。適当量、例えば上述する例でいえば、ス
ライダーがスリット上端に達し、或いはドリルが樹脂管
に達するまで降下させると、あとは請求項1に係わる発
明と同様、回動操作手段によりスピンドルを回転させ
る。これによりドリルは回転しながら降下し、樹脂管に
捩込まれる。こうして捩込みによる穿孔が行われ、穿孔
完了後はスピンドルを上記と逆向きに回動操作してドリ
ルを樹脂管より引き抜く。引抜き後、スピンドルを引き
上げると、スピンドルに螺着される内筒部も一体となっ
て引上げられる。内筒部を引き上げる場合も同様、スピ
ンドルが一体となって引上げられる。
【0026】樹脂管への穿孔作業は以上のようにして行
われるから、樹脂管への穿孔に当たってドリルを降下さ
せるとき、また穿孔後、樹脂管より引抜いて引き上げる
ときには、スピンドル又は内筒部を単に上げ下げするた
めの操作を行うだけでよく、昇降が短時間で行え、穿孔
も捩込みによって行われるため、押し切りに比べ穿孔に
要する負荷が少なくなる。しかもスピンドルの一回転に
よりドリルは一定量ずつ降下するから切り屑の形状やサ
イズが均一化する。また内筒部が本体よりテレスコープ
状に出入りできるようにしたことにより、本体の長さを
短くすることができ、これにより装置全体をコンパクト
で小型化することができる。この点では請求項2に係わ
る発明と同様の効果を奏するが、内筒部を分割した請求
項2に係わる発明に比べ、構成が簡単で、請求項2に係
わる発明のように外筒部と内筒部を一体に連結する手間
や連結手段を要しない。
【0027】請求項4に係わる発明は請求項3に係わる
発明において、ドリルが樹脂管を穿孔するときに内筒部
の上昇を阻止する阻止手段を設けたことを特徴とする。
【0028】樹脂管への穿孔時において、ドリルが樹脂
管に捩込まれるときには、その反力でドリルが持ち上げ
られようとする。スピンドルを押えながら回すようにす
ると、穿孔が可能であるが、本発明のように、スピンド
ルが捩込まれる内筒部の上昇を阻止できるようにしてお
くと、スピンドルを押えながら回転させる必要がなく、
スピンドルを回転させる操作を行うだけでよいから操作
が容易で、穿孔が確実に行える。
【0029】本発明で用いる阻止手段としては、内筒部
の上昇を阻止する機能を有していればよく、特に制限さ
れない。好ましい例としては、本体上端に捩込みによっ
て取着され、内筒部を押えるキャップを挙げることがで
きる。
【0030】請求項5に係わる発明は、請求項4に係わ
る発明の阻止手段が本体上端に捩込みによって取着さ
れ、内筒部を押さえるキャップであり、該キャップには
キャップを回動操作するハンドル手段が設けられること
を特徴とする。
【0031】樹脂管内の水圧或いはガス圧(以下、単に
「水圧等」という)が高圧、例えば10kg/cm2程度と高
い場合、ドリルで樹脂管に穿孔したとき、水圧等でスピ
ンドル及び該スピンドルが捩込まれる内筒部が持ち上げ
られ、キャップを突き上げようとし、これによりキャッ
プのネジ部が本体のネジ部に食い込んで回すときの摩擦
抵抗が大きくなり、キャップを回して取り外すのが困難
となるが、ハンドル手段でキャップを回動操作すること
により倍力作用でキャップの回動が容易となる。
【0032】本発明で用いるハンドル手段は、キャップ
に固定されるハンドルであってもよいが、好ましくは折
りたたみ或いは取外し可能なハンドルが用いられ、使用
時以外は邪魔にならないように折りたたみ或いは取り外
される。
【0033】請求項6に係わる発明は、請求項4に係わ
る発明の阻止手段が内筒部の上昇阻止を解除することが
できる機能を有しており、また本体内のスピンドルの周
りに流量規制手段を設けて樹脂管へ穿孔したときに管外
に流出する流体が内筒部と流量規制手段の間の本体内に
流入する流量を規制するようにしたことを特徴とする。
【0034】樹脂管への穿孔後、阻止手段による内筒部
の上昇阻止を解除すると、管内の流体圧が高いと、管外
に流出した流体の圧力で内筒部がスピンドルと共に飛び
出るようになり、危険であるが、流量規制手段で流入量
を規制するとことにより内筒部及びスピンドルの飛び出
し速度を規制し、ゆっくりと徐々に上昇させることが可
能となる。
【0035】本発明において、阻止手段として例えばキ
ャップを用いる場合には、キャップを外すことにより内
筒部の上昇阻止が解除される。
【0036】流量規制手段は、本体とスピンドルの間の
環状の隙間を減少させる機能を有するものであればよ
く、特に制限さればい。こうしたものとしては、例えば
スピンドルに遊嵌し、本体内側に取着されるリング、本
体に遊嵌し、スピンドルに取着されるリング、スピンド
ルがスライド可能に嵌挿され、本体に取着されるすべり
軸受としてのスリーブで、周方向に一ないし複数の流通
孔を設けたもの等を例示することができる。
【0037】請求項7に係わる発明は、請求項1ないし
6に係わる発明において、本体又は円筒部が取外し可能
に連結される第1の連結部と、接続部材に取外し可能に
連結される第2の連結部を有するカプラーを用い、接続
部材に本体又は円筒部を上記カプラーを介して連結する
ことを特徴とする。
【0038】本発明によると、第2の連結部の口径を異
にしたカプラーを用いることにより穿孔装置をサイズの
異なる種々の接続部材、例えば分水栓に取付けることが
できる。
【0039】請求項8に係わる発明は、請求項1ないし
7に係わる発明において、ドリルをスピンドルに取換可
能に連結することを特徴とする。
【0040】接続部材によっては、その高さが異なり、
接続部材上端と樹脂管までの距離が異なるため、スピン
ドルを一定量降下させても、とくに例えば上述の請求項
2又は3に係わる発明のように、スリットにスライダー
を嵌合して内筒部ないし外筒部又は円筒部を回転止め
し、軸方向にのみスライドできるように構成した装置の
場合、内筒部ないし外筒部又は円筒部を一定量、スライ
ダーがスリット端に達するまで押し込んでもドリルが樹
脂管より上方に離れ過ぎたり、スライダーがスリット端
に達する前にドリルが樹脂管に当たるようになる。その
ため接続部材によってドリルを接続部材に応じた長さの
ものと取り換えることにより、スピンドルを一定量降下
させたときにドリルを所望の位置に位置させることがで
きる。
【0041】
【発明の実施の形態】図3〜図5に示す実施形態の穿孔
装置は、カプラー11の第1の連結部11aに捩込みに
よって取外し可能に連結される筒状の本体12と、該本
体12に内挿される内筒部13と、該内筒部13に捩込
まれて内挿され、下端に樹脂管穿孔用のドリル14を着
脱可能に連結したスピンドル15と、本体12の上端に
形成されるネジ部12aに捩込んで取付けられ、内筒部
13の上昇を阻止する阻止手段としてのキャップ16よ
りなり、内筒部13には外周面に長溝20が軸方向に形
成され、これに本体12より内向きに突設されるスライ
ダーとしてのピン17が嵌合し、これにより内筒部13
は回転止めされて軸方向にスライドできるようになって
いる。
【0042】内筒部13には図示していないが、該内周
面とスピンドル15には、所要か所に一定長さに亘って
ネジ15aが刻設されている。スピンドル15にはま
た、上端に図示省略した回動操作手段としてのパイプレ
ンチが嵌合係止する係止部15bを備えている。
【0043】カプラー11は上述するように、上部に本
体12が捩込まれる第1の連結部11aを有すると共
に、下部に接続部材としての継手(図示する例では分水
栓付きのサドル継手が示してある)18に捩込んで連結
される第2の連結部11bを有し、継手18の連結部分
のサイズに合う種々のサイズのものが用意されている。
【0044】樹脂管21に孔穿け作業を行うときには、
樹脂管21に継手18を任意の方法、例えばクランプを
用いて連結し、かつドリル14に適当な長さのものを選
んでスピンドル15に連結したのち、継手18の連結部
分に適合するサイズのカプラー11を選び、該カプラー
11を介して本体12を継手18に連結する。このとき
図3に示すように、キャップ16は本体12より取り外
され、内筒部13とこれに螺着されるスピンドル15は
共に長溝下端がピン17に係合する位置まで上昇してい
る。この状態でスピンドル上端又はキャップ16を押え
込み(内筒部13を押え込んでもよい)、長溝上端がピ
ン17に係合するまで押し下げる。この状態で内筒部上
端は図4に示すように本体上端と一致している。ついで
キャップ16を本体12に捩込み取着する。
【0045】次に回動操作手段としてのパイプレンチを
スピンドル上端の係止部15bに嵌合係止させ、パイプ
レンチを回動操作してスピンドル15を内筒部内に捩込
み、ドリル14を回転させながら降下させる。ドリル先
端が樹脂管21に達したのちなおもパイプレンチを回動
操作して樹脂管21にドリル14による孔穿けを行う。
図5は孔穿けが完了した状態を示す。
【0046】孔穿けが完了すると、パイプレンチを上記
とは逆向きに回動操作してドリル14を樹脂管21より
抜き出して引上げ、ついでキャップ16を取外し、スピ
ンドル15を持ち上げる。スピンドル15を持ち上げる
と共に、内筒部13もキャップ16と共に持ち上げら
れ、この持ち上げは図3に示すように長溝下端がピン1
7に係合するまで行われる。
【0047】本装置によると、図3と図4の間でスピン
ドル15は単に押下げたり、持ち上げたりする操作をす
るだけで上下動し、図1に示す穿孔装置のように、上下
動させるために始めから回動操作をする必要がなく、し
かも樹脂管21への孔穿けは、キャップ16が内筒部1
3を押えて樹脂管穿孔時の反力で内筒部13が持ち上が
ろうとするのを阻止されるため、スピンドル15を単に
一方向に回動操作するだけでよく、ドリル14を樹脂管
21に圧入しては回転させる操作に比べ、作業が簡単で
短時間ですみ、またドリルを樹脂管に圧入して回転させ
るのと比べ、穿孔時の負荷が少なくてすむこと、ドリル
14を昇降するストロークは、内筒部13が本体12よ
りテレスコープ状に延び出すようにしたことにより確保
され、内筒部13を本体内に収めたときには装置全体が
コンパクトで小型化されるため保管や運搬時にスペース
を取らないこと、穿孔はスピンドル15の回転により一
定量ずつ行われるため、切り屑が継手18のバルブに入
り込まない好ましい形状やサイズに均一化して安定させ
ることができ、切り屑によるバルブへの噛み込みが生じ
にくゝなること、内筒部13の上下動は長溝21の範囲
内で行われ、内筒部13が作業時や運搬時に本体12よ
り抜け出すことがないこと、ドリル14が好ましい長さ
のものに取換えられるため、内筒部13を長溝上端がピ
ン17に当たるまで一定量押し込むと、樹脂管上の一定
位置に留まるようになり、樹脂管上方に離れ過ぎたり、
長溝上端がピン17に当たるまでにドリル14が樹脂管
21に当たることがない。
【0048】図6に示す実施形態の穿孔装置は、図3〜
図5に示す穿孔装置において、キャップ16には、ハン
ドル22が折りたゝみ可能に取付けられ、キャップ16
をハンドル22の回動操作により捩込んで取付けるか、
或いは弛めて取外せるようにし、またスリット20上端
をピン17に係止させ、キャップ16を取付けた状態で
の内筒部13下に位置する本体12に流出孔23を形成
して樹脂管21に穿孔したとき、管外に流出する水、ガ
ス等の流体が流出できるようにしている。そして流出孔
23に対応する箇所には、図7に示すようにスピンドル
15に遊嵌し、スピンドル15と若干の隙間を形成する
流量規制手段としてのリング24を本体12にネジ25
にて止着している。図中、26はリング24の流出孔2
3に対応する箇所に抉って形成された窪みである。
【0049】本実施形態の穿孔装置によると、樹脂管2
1に穿孔したとき管外に流出する流体がリング24で絞
られることにより該リング24とスピンドル15との間
の隙間を通る流量を規制することができ、これによりキ
ャップ16をハンドル22の操作により取り外したと
き、円筒部13及びスピンドル15が急激に飛び出すの
を防ぐことができ、その移動(上昇)量はリング24と
スピンドル15の間を通る流体の流入量に見合ったもの
となる。
【0050】
【発明の効果】請求項1に係わる発明によると、樹脂管
への穿孔作業がスピンドルを一方向に回動操作するだけ
で行われ、樹脂管への穿孔もスピンドルの捩込みによっ
て行われるから、スピンドルを回転してドリルを樹脂管
に達するまで降下させ、ついでドリルを樹脂管に圧入し
ては回転する操作に比べ、作業が簡単で短時間で行え、
穿孔に要する負荷も軽減されること、スピンドルを一回
転させると常に一定量の切り込みが行われるから接続部
材に例えば分水栓を用いる場合、切り屑が該分水栓のバ
ルブに入り込まない好ましい形状やサイズに均一化して
安定させることができ、切り屑による上記バルブへの噛
み込みが生じにくゝなること等の効果を奏する。
【0051】請求項2に係わる発明によると、従来の穿
孔装置において、円筒部を内筒部と外筒部に分割してテ
レスコープ状に出し入れできるようにしたことにより、
スピンドルやドリルの必要ストロークを確保でき、不要
時や所要時には外筒部を押し込んで連結手段で内筒部に
連結して一体化することが可能で、外筒部を押込むこと
によりコンパクトで小型化でき、運搬や保管時に要する
スペースを少なくすることができる。
【0052】請求項3に係わる発明によると、スピンド
ルは一定区間までは単に上げ下げをする操作だけで上下
動し、樹脂管への穿孔時にはスピンドルを一方向に回動
操作するだけでよいから穿孔作業が容易で短時間ですむ
こと、ドリルを樹脂管に圧入して回転させるのと比べ、
穿孔時の負荷が軽減されること、内筒部を本体よりテレ
スコープ状に出し入れできるようにしたことによりドリ
ルを上下動する際の必要ストロークを確保でき、不要時
には内筒部を本体内に収めることが可能で、これにより
装置をコンパクトで小型化でき、運搬や保管時に要する
スペースを少なくすることができること、スピンドルを
一回転させると常に一定量の切り込みが行われるから切
り屑が接続部材に設けたバルブに入り込まない好ましい
形状やサイズに均一化して安定し、切り屑によるバルブ
への噛み込みを生じにくゝすることができること等の効
果を奏する。
【0053】請求項4に係わる発明によると、ドリルが
樹脂管を穿孔するときの反力で内筒部が持ち上げるのが
阻止されるため、スピンドルの回動操作時にスピンドル
を押え付ける操作が必要でなく、したがってスピンドル
の回動操作による穿孔がより一層容易となる。
【0054】請求項5に係わる発明によると、樹脂管に
穿孔したときの水圧等で内筒部が押し上げられ、キャッ
プに押し付けられて摩擦抵抗が大きくなった状態におい
てもハンドル手段の操作による倍力作用でキャップを容
易に取り外すことができるようになる。
【0055】請求項6に係わる発明によると、高圧管に
穿孔したときでもキャップを外したときに内筒部やスピ
ンドルが勢いよく飛び出すのを防ぐことができ、急激な
飛び出しによる危険防止を図ることができる。
【0056】請求項7に係わる発明のカプラーを用いる
ことにより、サイズの異なる接続部材にも上記各発明の
穿孔装置を取付けることが可能となる。
【0057】請求項8に係わる発明によると、接続部材
の高さに合わせた長さのドリルを用いることにより、ス
ピンドルを一定量降下させたときに、ドリルを樹脂管上
の望ましい高さに位置させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の樹脂管用穿孔装置の断面図。
【図2】本発明に係わる樹脂管用の穿孔装置の断面図。
【図3】本発明に係わる樹脂管用の穿孔装置の断面図。
【図4】スピンドルを押付けたときの樹脂管用の穿孔装
置の断面図。
【図5】穿孔を完了したときの樹脂管用の穿孔装置の断
面図。
【図6】樹脂管用の穿孔装置の別の例を示す断面図。
【図7】図6のA−A線拡大断面図。
【符号の説明】
1、8・・継手 1a・・サドル部 2・・円筒部 2a・・内筒部 2b・・外筒部 2c・・スリット 2d・・スライダー 3・・キャップ 4、22・・ハンドル 5、15・・スピンドル 6、14・・ドリル 7・・ピン 8、21・・樹脂管 9・・カラー 10・・軸受 11・・カプラー 12・・本体 13・・内筒部 16・・キャップ 17・・ピン 20・・長溝 23・・流出孔 24・・リング 25・・ネジ 26・・窪み

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂管に連結される接続部材に取外し可能
    に連結される筒状の本体と、該本体に捩込まれて内挿さ
    れ、下端に樹脂管穿孔用のドリルを連結したスピンドル
    と、該スピンドルの回動操作手段とよりなることを特徴
    とする樹脂管用の穿孔装置。
  2. 【請求項2】樹脂管に連結される接続部材に取外し可能
    に連結され、外周にネジを切った円筒部と、該円筒部に
    上方より被せて捩込まれるキャップと、該キャップを通
    して円筒部に内挿され、キャップとは回転かつ上下動可
    能で、下端に樹脂管穿孔用のドリルを連結したスピンド
    ルと、該スピンドルの回動操作手段と、上記キャップを
    回動操作する操作手段とよりなる穿孔装置において、上
    記円筒部を内筒部と外筒部とに分割してテレスコープ状
    に出し入れできるように構成し、外筒部と内筒部のう
    ち、いづれか一方を上記接続部材に取外し可能に連結す
    ると共に、他方を上記一方に回転不可で、軸方向にのみ
    スライド可能とし、また外筒部と内筒部をスライド不可
    に連結することができる連結手段を設けたことを特徴と
    する樹脂管用の穿孔装置。
  3. 【請求項3】樹脂管に連結される接続部際に取外し可能
    に連結される筒状の本体と、該本体に回転不可で、軸方
    向にのみスライド可能に内挿される内筒部と、該内筒部
    に捩込まれて内挿され、下端に樹脂管穿孔用のドリルを
    連結したスピンドルと、該スピンドルの回動操作手段と
    よりなることを特徴とする樹脂管用の穿孔装置。
  4. 【請求項4】ドリルが樹脂管を穿孔するときに内筒部の
    上昇を阻止する阻止手段を設けたことを特徴とする請求
    項3記載の樹脂管用の穿孔装置。
  5. 【請求項5】上記阻止手段が本体上端に捩込みによって
    取着され、内筒部を押さえるキャップであり、該キャッ
    プにはキャップを回動操作するハンドル手段が設けられ
    ることを特徴とする請求項4記載の樹脂管用の穿孔装
    置。
  6. 【請求項6】上記阻止手段が内筒部の上昇阻止を解除す
    ることができる機能を有しており、また本体内のスピン
    ドルの周りに流量規制手段を設けて樹脂管へ穿孔したと
    きに管外に流出する流体が内筒部と流量規制手段の間の
    本体内に流入する流量を規制するようにしたことを特徴
    とする請求項4記載の樹脂管用の穿孔装置。
  7. 【請求項7】本体又は円筒部が取外し可能に連結される
    第1の連結部と、接続部材に取外し可能に連結される第
    2の連結部を有するカプラーを用い、接続部材に本体又
    は円筒部を上記カプラーを介して連結することを特徴と
    する請求項1ないし6のいづれかの請求項に記載の樹脂
    管用の穿孔装置。
  8. 【請求項8】ドリルはスピンドルに取換可能に連結され
    ることを特徴とする請求項1ないし7のいづれかの請求
    項に記載の穿孔装置。
JP2001140798A 2000-09-22 2001-05-11 樹脂管用の穿孔装置 Pending JP2002166312A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001140798A JP2002166312A (ja) 2000-09-22 2001-05-11 樹脂管用の穿孔装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000287801 2000-09-22
JP2000-287801 2000-09-22
JP2001140798A JP2002166312A (ja) 2000-09-22 2001-05-11 樹脂管用の穿孔装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002166312A true JP2002166312A (ja) 2002-06-11

Family

ID=26600470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001140798A Pending JP2002166312A (ja) 2000-09-22 2001-05-11 樹脂管用の穿孔装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002166312A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009293783A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Tokyo Gas Co Ltd 既設管の不要部分撤去工法、管内面切削工具、管端面切削工具及び管の閉塞栓
GR1006994B (el) * 2008-10-01 2010-09-29 Λαζαρης, Αλεξανδρος Φιλιππου Εργαλειο διατρησης κεντρικων αγωγων υδρευσης

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009293783A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Tokyo Gas Co Ltd 既設管の不要部分撤去工法、管内面切削工具、管端面切削工具及び管の閉塞栓
GR1006994B (el) * 2008-10-01 2010-09-29 Λαζαρης, Αλεξανδρος Φιλιππου Εργαλειο διατρησης κεντρικων αγωγων υδρευσης

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9371695B2 (en) Integrated sidetrack drilling tool
WO2016161904A1 (zh) 球座可取式投球滑套
EP2080602B1 (en) Hole coring system with lever arm
US20070181342A1 (en) Hole coring system
CN209924919U (zh) 机械扩孔钻头
KR940001412Y1 (ko) 관 이음매의 소켓
CA2443140A1 (en) Internal pressure indicator and locking mechanism for a downhole tool
JP2002166312A (ja) 樹脂管用の穿孔装置
CN205100926U (zh) 一种滑块捞矛
CA1240981A (en) Adjustable bearing section core barrel
CN216841535U (zh) 一体式弃井套管切割打捞器
CN217055091U (zh) 一种基于空气腔的油管堵塞器
US5265927A (en) Downhole fishing tool
JP4678781B2 (ja) 配管穿孔機と配管穿孔工法
CN214557600U (zh) 开孔机
CN207212300U (zh) 可导向式液压丢手工具
CN201574713U (zh) 一种井下落物打捞筒
JP4078072B2 (ja) ポリエチレン管用穿孔具
JP2777865B2 (ja) 流体管の穿孔装置
US3087358A (en) Drilling machine
JP6924627B2 (ja) 樹脂製配水管の穿孔機
CN211201836U (zh) 一种钢丝打捞工具
CN202483494U (zh) 滑块式偏心打捞工具
CN117345140B (zh) 同孔二次射孔的射、解联作支撑锚装置
CN212249929U (zh) 捞矛