JP2002166052A - 電子機器用補助装置及び情報記憶媒体 - Google Patents
電子機器用補助装置及び情報記憶媒体Info
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- JP2002166052A JP2002166052A JP2000367506A JP2000367506A JP2002166052A JP 2002166052 A JP2002166052 A JP 2002166052A JP 2000367506 A JP2000367506 A JP 2000367506A JP 2000367506 A JP2000367506 A JP 2000367506A JP 2002166052 A JP2002166052 A JP 2002166052A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ゲームに慣れない場合、ゲームの進行が遅れ
て、ゲームに対する意欲が削がれる場合がある。 【解決手段】操作手段を操作して表示手段に画像を映し
出して行うゲームを実行し得る電子機器と電気的に接続
し、電子機器に対して特定展開識別データを出力し得る
電子機器用補助装置であって、ゲームの起動後に電子機
器が出力する接続の確認をするための識別要求データを
受信する受信手段と、受信手段が受信した識別要求デー
タを応じて実行中のゲームの通常の展開以外の展開への
変更を許可するための特定展開識別データを電子機器に
送信する送信手段とを備える。
て、ゲームに対する意欲が削がれる場合がある。 【解決手段】操作手段を操作して表示手段に画像を映し
出して行うゲームを実行し得る電子機器と電気的に接続
し、電子機器に対して特定展開識別データを出力し得る
電子機器用補助装置であって、ゲームの起動後に電子機
器が出力する接続の確認をするための識別要求データを
受信する受信手段と、受信手段が受信した識別要求デー
タを応じて実行中のゲームの通常の展開以外の展開への
変更を許可するための特定展開識別データを電子機器に
送信する送信手段とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型ビデオゲー
ム機、据置型ビデオゲーム機、携帯型パーソナルコンピ
ュータ、PDA(Personal Digital
Assistant)やハンドヘルドコンピュータ等の
携帯型情報機器、携帯型電話機等のゲームを実行可能な
電子機器に電気的に接続して使用する電子機器用補助装
置、及びその電子機器用補助装置を使用して行うゲーム
プログラムを記憶した情報記憶媒体に関する。
ム機、据置型ビデオゲーム機、携帯型パーソナルコンピ
ュータ、PDA(Personal Digital
Assistant)やハンドヘルドコンピュータ等の
携帯型情報機器、携帯型電話機等のゲームを実行可能な
電子機器に電気的に接続して使用する電子機器用補助装
置、及びその電子機器用補助装置を使用して行うゲーム
プログラムを記憶した情報記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば携帯型等のビデオゲーム機
(以下、ゲーム機と略称する)ゲームプログラムが格納
されたゲームカセットをゲーム機に装着し、ビデオゲー
ム(以下、ゲームと称する)を行うものである。通常、
このようなビデオゲームにおいて、例えばロールプレイ
イングゲーム(以下、RPGと称する)と分類されるゲ
ームでは、ゲームのキャラクタがゲームを進める内に各
種のアイテムと呼ばれる武器や宝物を取得する構成であ
る。この場合、アイテムは、背景に隠されていたり、キ
ャラクタが敵を打ち負かした場合に取得できるようにプ
ログラミングされている。
(以下、ゲーム機と略称する)ゲームプログラムが格納
されたゲームカセットをゲーム機に装着し、ビデオゲー
ム(以下、ゲームと称する)を行うものである。通常、
このようなビデオゲームにおいて、例えばロールプレイ
イングゲーム(以下、RPGと称する)と分類されるゲ
ームでは、ゲームのキャラクタがゲームを進める内に各
種のアイテムと呼ばれる武器や宝物を取得する構成であ
る。この場合、アイテムは、背景に隠されていたり、キ
ャラクタが敵を打ち負かした場合に取得できるようにプ
ログラミングされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、初めてゲー
ムを行った場合やゲームに慣れていない初心者にあって
は、アイテムを取得することが困難な場合が往々にして
起こり得る。このような場合、アイテムが取得できない
ことでゲームの進行が円滑に行かなかったり、あるいは
打ち負かすべき敵に打ち負かされてゲームが終了する場
合が生じる。このような事態に陥ると、ゲームを続行す
る意欲が削がれ、購入したゲームカセットが無駄になる
ことがある。
ムを行った場合やゲームに慣れていない初心者にあって
は、アイテムを取得することが困難な場合が往々にして
起こり得る。このような場合、アイテムが取得できない
ことでゲームの進行が円滑に行かなかったり、あるいは
打ち負かすべき敵に打ち負かされてゲームが終了する場
合が生じる。このような事態に陥ると、ゲームを続行す
る意欲が削がれ、購入したゲームカセットが無駄になる
ことがある。
【0004】また、同じゲームをしたことのある友人等
にアイテムの取得方法を教えてもらったり、あるいは攻
略本と呼ばれるゲームの解説書を参考にしてゲームを続
行することもできるが、達成感あるいは満足感が少なく
なり、ゲームに対する興味が減少するものとなった。
にアイテムの取得方法を教えてもらったり、あるいは攻
略本と呼ばれるゲームの解説書を参考にしてゲームを続
行することもできるが、達成感あるいは満足感が少なく
なり、ゲームに対する興味が減少するものとなった。
【0005】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的として、ゲームを行うことができる電子機器に
電気的に接続して、実行中のゲームの進行を変更した
り、遊戯者がゲームを進行させていく上で必要なものを
示唆して、ゲームの進行を補助したりすることができる
ようにするものである。
とを目的として、ゲームを行うことができる電子機器に
電気的に接続して、実行中のゲームの進行を変更した
り、遊戯者がゲームを進行させていく上で必要なものを
示唆して、ゲームの進行を補助したりすることができる
ようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係る電子機器用補助装置は、操
作手段を操作して表示手段に画像を映し出して行うゲー
ムを実行し得る電子機器と電気的に接続し、電子機器に
対して特定展開識別データを出力し得る電子機器用補助
装置であって、ゲームの起動後に電子機器が出力する接
続の確認をするための識別要求データを受信する受信手
段と、受信手段が受信した識別要求データを応じて実行
中のゲームの通常の展開以外の展開への変更を許可する
ための特定展開識別データを電子機器に送信する送信手
段とを備えることを特徴とする。
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係る電子機器用補助装置は、操
作手段を操作して表示手段に画像を映し出して行うゲー
ムを実行し得る電子機器と電気的に接続し、電子機器に
対して特定展開識別データを出力し得る電子機器用補助
装置であって、ゲームの起動後に電子機器が出力する接
続の確認をするための識別要求データを受信する受信手
段と、受信手段が受信した識別要求データを応じて実行
中のゲームの通常の展開以外の展開への変更を許可する
ための特定展開識別データを電子機器に送信する送信手
段とを備えることを特徴とする。
【0007】通常の展開とは、プログラミングされた通
常のシナリオあるいはストーリ以外でゲームが展開しな
いこと、言い換えれば、操作手段により指示し得る情報
でのみゲームが進行する場合を指すものである。また、
通常の展開以外の展開への変更とは、ゲームの難易度を
変更する、ゲームの進行上必要なゲーム要素の取得の補
助のために通常とは異なる展開にする、ゲームの結末の
シナリオを変更する等を指すものである。
常のシナリオあるいはストーリ以外でゲームが展開しな
いこと、言い換えれば、操作手段により指示し得る情報
でのみゲームが進行する場合を指すものである。また、
通常の展開以外の展開への変更とは、ゲームの難易度を
変更する、ゲームの進行上必要なゲーム要素の取得の補
助のために通常とは異なる展開にする、ゲームの結末の
シナリオを変更する等を指すものである。
【0008】このような構成のものであれば、電子機器
においてゲームを起動すると、例えばその直後に電子機
器が識別要求データを出力する。ここで、起動とは、ゲ
ームが開始できる状態になることを指し、ゲームが開始
された状態を言うものではない。したがって、ゲームを
行う前に、各種の設定が必要なものにあっては、そのゲ
ームのタイトル画面が表示される時が起動である。そし
て、出力された識別要求データを受信手段が受信する
と、送信手段が電子機器に対して特定展開識別データを
送信するので、電子機器はその特定展開識別データに応
じてゲームを特定の展開で進行させる。したがって、ゲ
ームは、通常の展開とは異なる展開で進行するため、通
常の展開とは異なる楽しみ方をすることが可能になる。
具体的には、特定の展開が、例えばゲームの難易度を下
げるもの、あるいはゲームを進行させる上で必要なもの
を取得するためのヒントを出すものであれば、初心者で
あってもゲームを容易に楽しむことができ、ゲームを終
了した際に達成感を満喫することが可能になる。また、
例えば、特定の展開が、ゲームの結末を変更するもので
あるなら、1つのゲームで複数のシナリオでゲームを楽
しむことができ、割安感を遊戯者に与えることが可能に
なる。
においてゲームを起動すると、例えばその直後に電子機
器が識別要求データを出力する。ここで、起動とは、ゲ
ームが開始できる状態になることを指し、ゲームが開始
された状態を言うものではない。したがって、ゲームを
行う前に、各種の設定が必要なものにあっては、そのゲ
ームのタイトル画面が表示される時が起動である。そし
て、出力された識別要求データを受信手段が受信する
と、送信手段が電子機器に対して特定展開識別データを
送信するので、電子機器はその特定展開識別データに応
じてゲームを特定の展開で進行させる。したがって、ゲ
ームは、通常の展開とは異なる展開で進行するため、通
常の展開とは異なる楽しみ方をすることが可能になる。
具体的には、特定の展開が、例えばゲームの難易度を下
げるもの、あるいはゲームを進行させる上で必要なもの
を取得するためのヒントを出すものであれば、初心者で
あってもゲームを容易に楽しむことができ、ゲームを終
了した際に達成感を満喫することが可能になる。また、
例えば、特定の展開が、ゲームの結末を変更するもので
あるなら、1つのゲームで複数のシナリオでゲームを楽
しむことができ、割安感を遊戯者に与えることが可能に
なる。
【0009】電子機器との電気的な接続を容易にするた
めには、電子機器が、ゲームの実行中に少なくとも外部
からデータを入力するための通信ポートを備えてなり、
その通信ポートに接続されるものが好ましい。
めには、電子機器が、ゲームの実行中に少なくとも外部
からデータを入力するための通信ポートを備えてなり、
その通信ポートに接続されるものが好ましい。
【0010】1つのゲームに対して、複数の特定の展開
を実行するためには、特定展開識別データが、装置毎に
固有のものであるものが好適である。
を実行するためには、特定展開識別データが、装置毎に
固有のものであるものが好適である。
【0011】ゲーム中に、見ることにより楽しむために
は、ゲームに関連する事象を表現した外観に形成してな
るものが望ましい。ゲームに関連する事象とは、ゲーム
に登場する各種のキャラクタ、ゲームの中で設定されて
登場するチームのロゴマーク、ゲームの中で使用される
道具や武器等の特殊なアイテム、さらにはゲームのイメ
ージを表現するためのマーク、シンボルあるいはロゴマ
ーク等の図柄等を指すものである。このような事象を表
現するように外観を形成することにより、例えばゲーム
のキャラクタと一緒にゲームを行っている感覚を楽しむ
ことができるとともに、ゲームをしない場合には、それ
自体で楽しむことが可能となる。
は、ゲームに関連する事象を表現した外観に形成してな
るものが望ましい。ゲームに関連する事象とは、ゲーム
に登場する各種のキャラクタ、ゲームの中で設定されて
登場するチームのロゴマーク、ゲームの中で使用される
道具や武器等の特殊なアイテム、さらにはゲームのイメ
ージを表現するためのマーク、シンボルあるいはロゴマ
ーク等の図柄等を指すものである。このような事象を表
現するように外観を形成することにより、例えばゲーム
のキャラクタと一緒にゲームを行っている感覚を楽しむ
ことができるとともに、ゲームをしない場合には、それ
自体で楽しむことが可能となる。
【0012】また本発明の情報記憶媒体は、操作手段を
操作して表示手段に画像を映し出して行うゲームを実行
し得る電子機器と電気的に接続し、電子機器に対して特
定展開識別データを出力し得る電子機器用補助装置を使
用してゲームを実行するための情報記憶媒体であって、
実行中のゲームの通常の展開中に電子機器用補助装置と
の接続の確認をするための識別要求データと、識別要求
データを電子機器用補助装置に出力するための出力処理
情報と、識別要求データに応じて実行中のゲームの通常
の展開以外の展開への変更を許可するための特定展開識
別データを受信するための受信処理情報とを含んでお
り、特定展開識別データに対応してゲームを特定の展開
で進行させることを特徴とする。
操作して表示手段に画像を映し出して行うゲームを実行
し得る電子機器と電気的に接続し、電子機器に対して特
定展開識別データを出力し得る電子機器用補助装置を使
用してゲームを実行するための情報記憶媒体であって、
実行中のゲームの通常の展開中に電子機器用補助装置と
の接続の確認をするための識別要求データと、識別要求
データを電子機器用補助装置に出力するための出力処理
情報と、識別要求データに応じて実行中のゲームの通常
の展開以外の展開への変更を許可するための特定展開識
別データを受信するための受信処理情報とを含んでお
り、特定展開識別データに対応してゲームを特定の展開
で進行させることを特徴とする。
【0013】このような構成であれば、識別要求データ
により電子機器用補助装置が接続されていることを確認
し、電子機器用補助装置から特定展開識別データを受信
すると、特定展開識別データに対応して特定の展開でゲ
ームを進行させるので、種々の展開によりゲームを楽し
むことが可能になり、ゲームの価値を高くすることが可
能になる。
により電子機器用補助装置が接続されていることを確認
し、電子機器用補助装置から特定展開識別データを受信
すると、特定展開識別データに対応して特定の展開でゲ
ームを進行させるので、種々の展開によりゲームを楽し
むことが可能になり、ゲームの価値を高くすることが可
能になる。
【0014】1つのゲームに対して、複数の特定の展開
を実行するためには、識別要求データと特定展開識別デ
ータとが対をなし、特定展開識別データが、電子機器用
補助装置毎に固有のものであるものが好適である。この
ように電子機器用補助装置毎に特定展開識別データを固
有のものにすれば、電子機器用補助装置を取り替えるこ
とにより、種々の特定の展開でゲームをすることが可能
になる。
を実行するためには、識別要求データと特定展開識別デ
ータとが対をなし、特定展開識別データが、電子機器用
補助装置毎に固有のものであるものが好適である。この
ように電子機器用補助装置毎に特定展開識別データを固
有のものにすれば、電子機器用補助装置を取り替えるこ
とにより、種々の特定の展開でゲームをすることが可能
になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0016】図1に示す電子機器用補助装置(以下、補
助装置と称する)1は、電子機器である携帯型ゲーム機
2に電気的に接続されて使用するものである。
助装置と称する)1は、電子機器である携帯型ゲーム機
2に電気的に接続されて使用するものである。
【0017】携帯型ゲーム機2は、表示手段としての液
晶ディスプレイパネル21及びその液晶ディスプレイパ
ネル21を制御する液晶パネル制御回路22と、各種の
情報及び信号処理を行うCPU23と、ゲームプログラ
ムを実行した際に発生する各種のデータを一時的に記憶
するRAM24a及び基本動作のためのプログラム等が
記憶されたROM24bと、ケースの外面に露出する操
作パッド25が操作された際にその操作を電気信号に変
換するキー入力制御回路26(操作パッド25及びキー
入力制御回路26により操作手段が構成される)と、対
戦型ゲーム等を行う際に携帯型ゲーム機2間でデータの
授受を接続ケーブルにより行うための通信ポート27
と、情報記憶媒体であるゲームカセットGCを装着する
ためのカセットスロット28と、上記それぞれの構成要
素に必要な電力を供給する乾電池を含む電源29とを具
備している。通信ポート27は、例えば、液晶ディスプ
レイパネル21の横側の位置のケースの側面に設けてあ
り、補助装置1が接続された際に、補助装置1の全体を
ゲームを行っている間、常時見えるようにしてある。こ
のような通信ポート27を使用して、補助装置1を接続
し得るようにしておくことで、補助装置1を確実にしか
もきわめて容易に携帯型ゲーム機2に接続することがで
きる。また、カセットスロット28は、携帯型ゲーム機
2の裏面に設けてあり、このカセットスロット28にゲ
ームカセットGCが装着されると、アドレスバス/デー
タバスBUSにより接続してあるCPU23及びRAM
24が、装着されるゲームカセットGCのアドレスバス
/データバス(図示しない)と接続し得るようになって
いる。
晶ディスプレイパネル21及びその液晶ディスプレイパ
ネル21を制御する液晶パネル制御回路22と、各種の
情報及び信号処理を行うCPU23と、ゲームプログラ
ムを実行した際に発生する各種のデータを一時的に記憶
するRAM24a及び基本動作のためのプログラム等が
記憶されたROM24bと、ケースの外面に露出する操
作パッド25が操作された際にその操作を電気信号に変
換するキー入力制御回路26(操作パッド25及びキー
入力制御回路26により操作手段が構成される)と、対
戦型ゲーム等を行う際に携帯型ゲーム機2間でデータの
授受を接続ケーブルにより行うための通信ポート27
と、情報記憶媒体であるゲームカセットGCを装着する
ためのカセットスロット28と、上記それぞれの構成要
素に必要な電力を供給する乾電池を含む電源29とを具
備している。通信ポート27は、例えば、液晶ディスプ
レイパネル21の横側の位置のケースの側面に設けてあ
り、補助装置1が接続された際に、補助装置1の全体を
ゲームを行っている間、常時見えるようにしてある。こ
のような通信ポート27を使用して、補助装置1を接続
し得るようにしておくことで、補助装置1を確実にしか
もきわめて容易に携帯型ゲーム機2に接続することがで
きる。また、カセットスロット28は、携帯型ゲーム機
2の裏面に設けてあり、このカセットスロット28にゲ
ームカセットGCが装着されると、アドレスバス/デー
タバスBUSにより接続してあるCPU23及びRAM
24が、装着されるゲームカセットGCのアドレスバス
/データバス(図示しない)と接続し得るようになって
いる。
【0018】補助装置1は、携帯型ゲーム機2の通信ポ
ート27に挿入することにより携帯型ゲーム機2と電気
的に接続するもので、通信ポート27を介して携帯型ゲ
ーム機2から電力が供給される。この補助装置1は、携
帯型ゲーム機2がゲームの起動後に出力する識別要求デ
ータを受信して、受信した識別要求データを応じて実行
中のゲームの通常の展開以外の展開への変更を許可する
ための特定展開識別データを携帯型ゲーム機2に送信す
るための集積回路11を、キャラクタ形ケース12内に
内蔵している。この集積回路11は、識別要求データを
受信したことに対して、プログラム中で活用される、い
わゆるフラグとなり得るデータを最低限出力することが
できる構成であり、受信手段として動作するとともに、
送信手段として動作するものである。具体的には、例え
ば、書換えが不可能な記憶素子で構成され、その記憶素
子のアドレスとして識別要求データを設定し、識別要求
データにより記憶素子に記憶された特定展開識別データ
を読み出す構成とすればよい。したがって、補助装置1
は、携帯型ゲーム機2に対して、非常に安価に製造する
ことができる。
ート27に挿入することにより携帯型ゲーム機2と電気
的に接続するもので、通信ポート27を介して携帯型ゲ
ーム機2から電力が供給される。この補助装置1は、携
帯型ゲーム機2がゲームの起動後に出力する識別要求デ
ータを受信して、受信した識別要求データを応じて実行
中のゲームの通常の展開以外の展開への変更を許可する
ための特定展開識別データを携帯型ゲーム機2に送信す
るための集積回路11を、キャラクタ形ケース12内に
内蔵している。この集積回路11は、識別要求データを
受信したことに対して、プログラム中で活用される、い
わゆるフラグとなり得るデータを最低限出力することが
できる構成であり、受信手段として動作するとともに、
送信手段として動作するものである。具体的には、例え
ば、書換えが不可能な記憶素子で構成され、その記憶素
子のアドレスとして識別要求データを設定し、識別要求
データにより記憶素子に記憶された特定展開識別データ
を読み出す構成とすればよい。したがって、補助装置1
は、携帯型ゲーム機2に対して、非常に安価に製造する
ことができる。
【0019】キャラクタ形ケース12は、例えば、ゲー
ムに登場するキャラクタの形状及び/又は図柄(例えば
顔)を立体的あるいは平面的に表現した外観をしてお
り、補助装置1がどのゲーム用のものなのか、直感的に
把握できるように形成してある。したがって、このキャ
ラクタ形ケース12の形状は、1つのゲームに対して複
数の補助装置1が使用できる場合は、それぞれが一目で
把握できるように、ゲームに関連する事象を表現する、
それぞれ異なる形状あるいは異なる図柄にすればよい。
このような事象としては、上記したゲームに登場する各
種のキャラクタ以外に、ゲームの中で設定されて登場す
るチームのロゴマーク、ゲームの中で使用される道具や
武器等の特殊なアイテム、さらにはゲームのイメージを
表現するためのマーク、シンボルあるいはロゴマーク等
の図柄等が挙げられる。また、このようなケース構造に
しておくことで、補助装置1を使用してゲームを行う際
に、プレイヤーはゲームのキャラクタに見られているよ
うに感じられるので、そのキャラクタとの親近感が増
し、ゲームへの愛着を高くすることができる。
ムに登場するキャラクタの形状及び/又は図柄(例えば
顔)を立体的あるいは平面的に表現した外観をしてお
り、補助装置1がどのゲーム用のものなのか、直感的に
把握できるように形成してある。したがって、このキャ
ラクタ形ケース12の形状は、1つのゲームに対して複
数の補助装置1が使用できる場合は、それぞれが一目で
把握できるように、ゲームに関連する事象を表現する、
それぞれ異なる形状あるいは異なる図柄にすればよい。
このような事象としては、上記したゲームに登場する各
種のキャラクタ以外に、ゲームの中で設定されて登場す
るチームのロゴマーク、ゲームの中で使用される道具や
武器等の特殊なアイテム、さらにはゲームのイメージを
表現するためのマーク、シンボルあるいはロゴマーク等
の図柄等が挙げられる。また、このようなケース構造に
しておくことで、補助装置1を使用してゲームを行う際
に、プレイヤーはゲームのキャラクタに見られているよ
うに感じられるので、そのキャラクタとの親近感が増
し、ゲームへの愛着を高くすることができる。
【0020】このように、1つのゲームに対して複数の
補助装置1が設定されている場合は、識別要求データと
特定展開識別データとは対をなしており、特定展開識別
データは補助装置1毎の固有のもの、つまり、補助装置
1が異なれば、異なるものである。このように構成する
ことで、1つのゲームに対して、複数の補助装置1を使
用することにより、特定展開識別データが異なる毎に、
同じゲームを行っていても、各種のゲーム展開を設定す
ることが可能になる。
補助装置1が設定されている場合は、識別要求データと
特定展開識別データとは対をなしており、特定展開識別
データは補助装置1毎の固有のもの、つまり、補助装置
1が異なれば、異なるものである。このように構成する
ことで、1つのゲームに対して、複数の補助装置1を使
用することにより、特定展開識別データが異なる毎に、
同じゲームを行っていても、各種のゲーム展開を設定す
ることが可能になる。
【0021】このために、ゲームカセットGCには、携
帯型ゲーム機2の操作手段である操作パッド25を操作
して、液晶ディスプレイパネル21に画像を映し出して
行うゲームのためのゲームプログラムが格納してある。
そのゲームプログラムは、通常のゲームを行うためのメ
インプログラムと、そのメインプログラムに組み込まれ
るようにして構成され、特定の展開を実行するためのサ
ブプログラムとを基本的に備えている。そして、このゲ
ームプログラムには、実行中のゲームの通常の展開中に
補助装置1との接続を確認をするための識別要求データ
と、識別要求データを補助装置1に出力するための出力
処理情報と、識別要求データに応じて実行中のゲームの
通常の展開以外の展開への変更を許可するための特定展
開識別データを受信するための受信処理情報とが含まれ
ている。
帯型ゲーム機2の操作手段である操作パッド25を操作
して、液晶ディスプレイパネル21に画像を映し出して
行うゲームのためのゲームプログラムが格納してある。
そのゲームプログラムは、通常のゲームを行うためのメ
インプログラムと、そのメインプログラムに組み込まれ
るようにして構成され、特定の展開を実行するためのサ
ブプログラムとを基本的に備えている。そして、このゲ
ームプログラムには、実行中のゲームの通常の展開中に
補助装置1との接続を確認をするための識別要求データ
と、識別要求データを補助装置1に出力するための出力
処理情報と、識別要求データに応じて実行中のゲームの
通常の展開以外の展開への変更を許可するための特定展
開識別データを受信するための受信処理情報とが含まれ
ている。
【0022】このような構成において、例えばRPGを
行っている場合について、作動を説明する。ゲームカセ
ットGCを携帯型ゲーム機に装着して、電源29をオン
にすると、ゲームがスタートする。プレイヤーが操作パ
ッド25を操作すると、キー入力制御回路26を介して
CPU23により信号が処理され、処理された信号に応
じてゲームカセットGCのゲームプログラムを実行し、
通常の展開でゲームが進行する。そして、識別要求デー
タのための出力処理情報がCPU23により読み出され
ると、識別要求データが補助装置1に対して出力され
る。出力された識別要求データに対して補助装置1が出
力する特定展開識別データを受信処理情報に基づいて、
CPU23が受信処理して、特定展開識別データに対応
してサブプログラムを実行して、以下に説明するような
特定の展開でゲームを進行し得るようにするものであ
る。
行っている場合について、作動を説明する。ゲームカセ
ットGCを携帯型ゲーム機に装着して、電源29をオン
にすると、ゲームがスタートする。プレイヤーが操作パ
ッド25を操作すると、キー入力制御回路26を介して
CPU23により信号が処理され、処理された信号に応
じてゲームカセットGCのゲームプログラムを実行し、
通常の展開でゲームが進行する。そして、識別要求デー
タのための出力処理情報がCPU23により読み出され
ると、識別要求データが補助装置1に対して出力され
る。出力された識別要求データに対して補助装置1が出
力する特定展開識別データを受信処理情報に基づいて、
CPU23が受信処理して、特定展開識別データに対応
してサブプログラムを実行して、以下に説明するような
特定の展開でゲームを進行し得るようにするものであ
る。
【0023】RPGにあっては、ゲームを開始すると、
キャラクタの内の主人公は、設定された戸外あるいは建
物内等の空間を移動しながら、様々な敵キャラクタや各
種のアイテムと遭遇するようにゲームが展開する構成で
ある。通常の展開にあっては、アイテムは背景の中に隠
されており、液晶ディスプレイパネル21をよく見てな
いと見逃すことがある。このような構成に対して、特定
の展開として、例えば、ゲームを進めていく上で必要な
最小限のアイテムに限りハイライトで表示するように構
成しておき、ゲームに不慣れなプレイヤーでも、ハイラ
イト表示されたアイテムを取得し、ある程度ゲームを進
めることができるようにゲームのサブプログラムを設定
しておく。あるいは、取得可能なアイテムのある画面と
なった場合に、音によりアイテムに近づいていることを
示し、アイテムを取得し易くするものであってもよい。
キャラクタの内の主人公は、設定された戸外あるいは建
物内等の空間を移動しながら、様々な敵キャラクタや各
種のアイテムと遭遇するようにゲームが展開する構成で
ある。通常の展開にあっては、アイテムは背景の中に隠
されており、液晶ディスプレイパネル21をよく見てな
いと見逃すことがある。このような構成に対して、特定
の展開として、例えば、ゲームを進めていく上で必要な
最小限のアイテムに限りハイライトで表示するように構
成しておき、ゲームに不慣れなプレイヤーでも、ハイラ
イト表示されたアイテムを取得し、ある程度ゲームを進
めることができるようにゲームのサブプログラムを設定
しておく。あるいは、取得可能なアイテムのある画面と
なった場合に、音によりアイテムに近づいていることを
示し、アイテムを取得し易くするものであってもよい。
【0024】そして、このようなゲームを行う場合に、
補助装置1を携帯型ゲーム機2に接続しておくと、アイ
テムが隠された画像を表示する展開になると、携帯型ゲ
ーム機2は補助装置1に対して識別要求データを出力す
る。識別要求データを受信した補助装置1は、携帯型ゲ
ーム機2に対して特定展開識別データを出力する。特定
展開識別データを受信した携帯型ゲーム機2は、その特
定展開識別データで設定される展開にゲームが達した際
に、アイテムが液晶ディスプレイパネル21にハイライ
トで表示される。したがって、ゲームをしているプレイ
ヤーが容易にアイテムに気付くことになる。この結果、
プレイヤーは、一つでも多くのアイテムを取得すること
ができるようになり、その後のゲームを有利に展開する
ことができるようになる。
補助装置1を携帯型ゲーム機2に接続しておくと、アイ
テムが隠された画像を表示する展開になると、携帯型ゲ
ーム機2は補助装置1に対して識別要求データを出力す
る。識別要求データを受信した補助装置1は、携帯型ゲ
ーム機2に対して特定展開識別データを出力する。特定
展開識別データを受信した携帯型ゲーム機2は、その特
定展開識別データで設定される展開にゲームが達した際
に、アイテムが液晶ディスプレイパネル21にハイライ
トで表示される。したがって、ゲームをしているプレイ
ヤーが容易にアイテムに気付くことになる。この結果、
プレイヤーは、一つでも多くのアイテムを取得すること
ができるようになり、その後のゲームを有利に展開する
ことができるようになる。
【0025】したがって、ゲームに慣れていない場合で
も、ゲームを進めるのに必要な各種のアイテムを取得す
ることができ、ゲームの楽しさをゲームに慣れていない
時から充分に満喫することができる。また、アイテムの
レベルに応じて、補助装置1を設定するものであっても
よい。例えば、キャラクタのいわゆる経験値と呼ばれる
数値があるレベルを超えないと取得できないアイテム
を、そのようなレベルに達する前に取得できるようにし
ておき、プレイヤーが未熟であっても、ゲームを最後ま
で進めることができるようにしてもよい。このような構
成とすれば、年齢の低いプレイヤーも、自分より年齢の
高いプレイヤーとともにゲームを楽しむことができる。
も、ゲームを進めるのに必要な各種のアイテムを取得す
ることができ、ゲームの楽しさをゲームに慣れていない
時から充分に満喫することができる。また、アイテムの
レベルに応じて、補助装置1を設定するものであっても
よい。例えば、キャラクタのいわゆる経験値と呼ばれる
数値があるレベルを超えないと取得できないアイテム
を、そのようなレベルに達する前に取得できるようにし
ておき、プレイヤーが未熟であっても、ゲームを最後ま
で進めることができるようにしてもよい。このような構
成とすれば、年齢の低いプレイヤーも、自分より年齢の
高いプレイヤーとともにゲームを楽しむことができる。
【0026】上記実施の形態では、特定展開識別データ
に対応して、RPGにおけるアイテムをハイライトで表
示することを特定の展開としたが、特定の展開として、
ゲームを進めるためのヒントを表示するものであっても
よい。すなわち、RPGにおいて、経験値等が上がっ
て、次にどのようにゲーム進めていくべきか等を、短い
文章にしてヒントとして表示するものであってもよい。
このようなヒントを表示することにより、回り道をする
ことなくゲームを円滑に進めることができ、攻略本等を
参照することなくゲームを完了することができる。
に対応して、RPGにおけるアイテムをハイライトで表
示することを特定の展開としたが、特定の展開として、
ゲームを進めるためのヒントを表示するものであっても
よい。すなわち、RPGにおいて、経験値等が上がっ
て、次にどのようにゲーム進めていくべきか等を、短い
文章にしてヒントとして表示するものであってもよい。
このようなヒントを表示することにより、回り道をする
ことなくゲームを円滑に進めることができ、攻略本等を
参照することなくゲームを完了することができる。
【0027】また、特定の展開として、RPGにおける
結末を変更するものであってもよい。すなわち、補助装
置1が携帯型ゲーム機2に接続してない場合、つまり特
定展開識別データを携帯型ゲーム機2が受信できない場
合は、ゲームカセットに格納されたメインプログラムを
実行して、通常のゲームで展開するようにしておき、特
定展開識別データを受信した場合には、サブプログラム
を実行して、通常のゲームの展開とは異なる、例えば目
的地に到達する、と言った構成にするものであってよ
い。このような構成のものであれば、通常の展開となる
ゲームと、その展開とは異なる展開(結末)となる特定
の展開のゲームと、1本のゲームで二度楽しむことがで
きる。補助装置1と特定の展開とを複数設定しておくこ
とにより、1本のゲームにおいて、複数のゲームを楽し
むことができる。同様に、補助装置1毎に、つまり特定
展開識別データ毎にゲームの内容が変わるように設定し
ておき、1つのゲームでありながら、つまり同じゲーム
カセットGCを使用するにもかかわらず、携帯型ゲーム
機2に接続する補助装置1によってゲームが異なるよう
に構成するものであってもよい。
結末を変更するものであってもよい。すなわち、補助装
置1が携帯型ゲーム機2に接続してない場合、つまり特
定展開識別データを携帯型ゲーム機2が受信できない場
合は、ゲームカセットに格納されたメインプログラムを
実行して、通常のゲームで展開するようにしておき、特
定展開識別データを受信した場合には、サブプログラム
を実行して、通常のゲームの展開とは異なる、例えば目
的地に到達する、と言った構成にするものであってよ
い。このような構成のものであれば、通常の展開となる
ゲームと、その展開とは異なる展開(結末)となる特定
の展開のゲームと、1本のゲームで二度楽しむことがで
きる。補助装置1と特定の展開とを複数設定しておくこ
とにより、1本のゲームにおいて、複数のゲームを楽し
むことができる。同様に、補助装置1毎に、つまり特定
展開識別データ毎にゲームの内容が変わるように設定し
ておき、1つのゲームでありながら、つまり同じゲーム
カセットGCを使用するにもかかわらず、携帯型ゲーム
機2に接続する補助装置1によってゲームが異なるよう
に構成するものであってもよい。
【0028】このような補助装置1は、その外形が、ゲ
ームのキャラクタの外観に似せてあるので、使用しない
場合に単独で陳列しておけば、子供部屋等において室内
の装飾品としても利用することができる。また、接続部
分とは反対の部分に紐状のものを取り付けることができ
る部位を設けておき、その部位に例えば携帯電話のスト
ラップを取り付けるようにすれば、携帯型ゲーム機2に
接続して使用しない場合はマスコットとして使用するこ
とができる。
ームのキャラクタの外観に似せてあるので、使用しない
場合に単独で陳列しておけば、子供部屋等において室内
の装飾品としても利用することができる。また、接続部
分とは反対の部分に紐状のものを取り付けることができ
る部位を設けておき、その部位に例えば携帯電話のスト
ラップを取り付けるようにすれば、携帯型ゲーム機2に
接続して使用しない場合はマスコットとして使用するこ
とができる。
【0029】なお、本発明は以上に説明した実施の形態
に限定されるものではない。
に限定されるものではない。
【0030】上記実施の形態では、1つの補助装置1が
1つの特定の展開に対応するものであるが、1つの補助
装置1において複数の特定展開識別データを設定してお
き、携帯型ゲーム機2からは、ゲームの場面に対応し
て、かつ特定展開識別データに対応して複数の識別要求
データを設定しておき、例えばアイテムを取得しやすく
するとともに、ゲームの進行のためのヒント、複数の結
末等を組み合わせるものであってもよい。
1つの特定の展開に対応するものであるが、1つの補助
装置1において複数の特定展開識別データを設定してお
き、携帯型ゲーム機2からは、ゲームの場面に対応し
て、かつ特定展開識別データに対応して複数の識別要求
データを設定しておき、例えばアイテムを取得しやすく
するとともに、ゲームの進行のためのヒント、複数の結
末等を組み合わせるものであってもよい。
【0031】また、識別要求データは、携帯型ゲーム機
2の電源が投入されてゲームが起動した際に補助装置1
に対して出力されるようにプログラミングされるもので
あってもよい。あるいは、ゲームの起動後、一定の時間
毎に繰り返して出力されるものであってもよい。また、
これらと、上記実施の形態で説明した、特定の展開が可
能な状況になった際に識別要求データを出力することと
を併用して、ゲーム途中で補助装置1が使用された場合
でも、補助装置1の効果を享受し得るように構成するも
のであってよい。
2の電源が投入されてゲームが起動した際に補助装置1
に対して出力されるようにプログラミングされるもので
あってもよい。あるいは、ゲームの起動後、一定の時間
毎に繰り返して出力されるものであってもよい。また、
これらと、上記実施の形態で説明した、特定の展開が可
能な状況になった際に識別要求データを出力することと
を併用して、ゲーム途中で補助装置1が使用された場合
でも、補助装置1の効果を享受し得るように構成するも
のであってよい。
【0032】また、上記実施の形態では、携帯型ゲーム
機2に補助装置1を接続する場合を説明したが、据置型
ゲーム機であってもよい。この場合、外部との通信のた
めのポート、つまりモデムポート等があるものでは、そ
のポートを使用して、補助装置1を接続し得るように構
成すればよい。あるいは、据置型ゲーム機にあっては、
通常操作パッドにあたる操作部分つまりコントローラが
ゲーム機本体とは別体となって、そのコントローラをゲ
ーム機本体に接続するコネクタ部分があるので、ゲーム
機本体とコントローラとの間に補助装置1を接続するよ
うに構成すればよい。
機2に補助装置1を接続する場合を説明したが、据置型
ゲーム機であってもよい。この場合、外部との通信のた
めのポート、つまりモデムポート等があるものでは、そ
のポートを使用して、補助装置1を接続し得るように構
成すればよい。あるいは、据置型ゲーム機にあっては、
通常操作パッドにあたる操作部分つまりコントローラが
ゲーム機本体とは別体となって、そのコントローラをゲ
ーム機本体に接続するコネクタ部分があるので、ゲーム
機本体とコントローラとの間に補助装置1を接続するよ
うに構成すればよい。
【0033】さらに、携帯電話等にあっては、拡張端子
等に補助装置1を接続し得るように構成すればよい。
等に補助装置1を接続し得るように構成すればよい。
【0034】その他、各部の構成は図示例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電子機
器において操作手段を操作してゲームを実行すると、ゲ
ームは通常の展開で進行し、その展開の中で電子機器が
識別要求データを出力し、その出力された識別要求デー
タを受信手段が受信すると、送信手段が電子機器に対し
て特定展開識別データを送信するので、電子機器はその
特定展開識別データに応じてゲームを、特定の展開で進
行させ、通常の展開とは異なる楽しみ方をすることがで
きる。特定の展開が、例えばゲームの難易度を下げるも
の、あるいはゲームを進行させる上で必要なものを取得
するためのヒントを出すものであれば、初心者であって
もゲームを容易に楽しむことができ、ゲームを終了した
際に達成感を満喫することができる。また、例えば、特
定の展開が、ゲームの結末を変更するものであるなら、
1つのゲームで複数のシナリオでゲームを楽しむことが
でき、割安感を遊戯者(プレイヤー)に与えることがで
きる。
器において操作手段を操作してゲームを実行すると、ゲ
ームは通常の展開で進行し、その展開の中で電子機器が
識別要求データを出力し、その出力された識別要求デー
タを受信手段が受信すると、送信手段が電子機器に対し
て特定展開識別データを送信するので、電子機器はその
特定展開識別データに応じてゲームを、特定の展開で進
行させ、通常の展開とは異なる楽しみ方をすることがで
きる。特定の展開が、例えばゲームの難易度を下げるも
の、あるいはゲームを進行させる上で必要なものを取得
するためのヒントを出すものであれば、初心者であって
もゲームを容易に楽しむことができ、ゲームを終了した
際に達成感を満喫することができる。また、例えば、特
定の展開が、ゲームの結末を変更するものであるなら、
1つのゲームで複数のシナリオでゲームを楽しむことが
でき、割安感を遊戯者(プレイヤー)に与えることがで
きる。
【図1】本発明の実施の一形態における仕様状態を示す
斜視図。
斜視図。
【図2】同実施の形態の電気回路構成を示すブロック
図。
図。
1…電子機器用補助装置 2…携帯型ゲーム機 21…液晶ディスプレイパネル 22…液晶パネル制御手段 25…操作パッド 23…キー入力制御回路
Claims (6)
- 【請求項1】操作手段を操作して表示手段に画像を映し
出して行うゲームを実行し得る電子機器と電気的に接続
し、電子機器に対して特定展開識別データを出力し得る
電子機器用補助装置であって、 ゲームの起動後に電子機器が出力する接続の確認をする
ための識別要求データを受信する受信手段と、 受信手段が受信した識別要求データを応じて実行中のゲ
ームの通常の展開以外の展開への変更を許可するための
特定展開識別データを電子機器に送信する送信手段とを
備えることを特徴とする電子機器用補助装置。 - 【請求項2】電子機器が、ゲームの実行中に少なくとも
外部からデータを入力するための通信ポートを備えてな
り、その通信ポートに接続されることを特徴とする請求
項1記載の電子機器用補助装置。 - 【請求項3】特定展開識別データが、装置毎に固有のも
のであることを特徴とする請求項1又は2記載の電子機
器用補助装置。 - 【請求項4】ゲームに関連する事象を表現した外観に形
成してなることを特徴とする請求項1、2又は3記載の
電子機器用補助装置。 - 【請求項5】操作手段を操作して表示手段に画像を映し
出して行うゲームを実行し得る電子機器と電気的に接続
し、電子機器に対して特定展開識別データを出力し得る
電子機器用補助装置を使用してゲームを実行するための
情報記憶媒体であって、 実行中のゲームの通常の展開中に電子機器用補助装置と
の接続の確認をするための識別要求データと、 識別要求データを電子機器用補助装置に出力するための
出力処理情報と、 識別要求データに応じて実行中のゲームの通常の展開以
外の展開への変更を許可するための特定展開識別データ
を受信するための受信処理情報とを含んでおり、特定展
開識別データに対応してゲームを特定の展開で進行させ
ることを特徴とする情報記憶媒体。 - 【請求項6】識別要求データと特定展開識別データとが
対をなし、特定展開識別データが、電子機器用補助装置
毎に固有のものであることを特徴とする請求項5記載の
情報記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000367506A JP2002166052A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 電子機器用補助装置及び情報記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000367506A JP2002166052A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 電子機器用補助装置及び情報記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002166052A true JP2002166052A (ja) | 2002-06-11 |
Family
ID=18837920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000367506A Pending JP2002166052A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 電子機器用補助装置及び情報記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002166052A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004141261A (ja) * | 2002-10-22 | 2004-05-20 | Konami Co Ltd | ゲームプログラム及びゲーム装置 |
-
2000
- 2000-12-01 JP JP2000367506A patent/JP2002166052A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004141261A (ja) * | 2002-10-22 | 2004-05-20 | Konami Co Ltd | ゲームプログラム及びゲーム装置 |
US7037197B2 (en) | 2002-10-22 | 2006-05-02 | Konami Corporation | Game software and game machine |
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