JP2002165854A - コントローラを具えた電子機器 - Google Patents

コントローラを具えた電子機器

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JP2002165854A JP2000366309A JP2000366309A JP2002165854A JP 2002165854 A JP2002165854 A JP 2002165854A JP 2000366309 A JP2000366309 A JP 2000366309A JP 2000366309 A JP2000366309 A JP 2000366309A JP 2002165854 A JP2002165854 A JP 2002165854A
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Hirokazu Genno
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マッサージ機等の各種電子機器において、操
作者の心理状態に応じて機器動作を制御することが可能
であって、然も、操作者が負担を感じることなく、操作
者の心理状態推定要素を正確に測定することが出来る電
子機器を提供する。 【解決手段】 本発明に係る電子機器において、コント
ローラ7は、片手或いは両手で把持すべきケーシング7
0に、操作釦72を配備すると共に、把持する手の接触
位置に、操作者の自律神経系の生体情報を検知する複数
の生体情報センサー51、52、53を配備して構成さ
れている。機器本体は、コントローラ7からのコントロ
ール信号を受信して、生体情報の変化に基づいて操作者
の心理状態を推定し、推定された心理状態に応じて機器
動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コントローラから
機器本体に対してコントロール信号を発して、機器本体
の動作を制御することが可能な電子機器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、被施療者に自動的にマッサー
ジを施すことが可能なマッサージ機が広く普及してい
る。この種のマッサージ機は、図1に示す如く、脚(1
1)、座(12)、背もたれ(13)、及び左右一対の肘掛け(14)
(14)からなる椅子本体(10)に、複数の施療子(21)を具え
たマッサージ機構(2)を組み込んで構成され、これら複
数の施療子(21)を振動させながら上下に往復移動させる
ことによって、人体にマッサージを施す。
【0003】この種のマッサージ機において、施療の前
後にこり等の硬い部位を検出して、最適な部位に対して
集中的なマッサージを行なうマッサージ機が提案されて
いる(特開平9-75413号)。しかしながら、該マッサージ
機では、被施療者のこり部を検出して、該こり部に対し
て集中的にマッサージを施すことは可能であるが、「気
持ち良い」、「痛い」等の被施療者の心理状態を検知す
ることが出来ないため、リラックス度やリフレッシュ度
を高めるための効果的なマッサージを行なうことが出来
ない問題があった。
【0004】そこで、被施療者の脈拍、体温、皮膚電気
抵抗等のリラックス状態検知要素を検知して、被施療者
のリラックス度に応じてマッサージ機構を制御するマッ
サージ機が提案されている(特開平6-209)。しかしなが
ら、該マッサージ機においては、被施療者が、脈拍、体
温、皮膚電気抵抗等を測定するための複数のセンサーを
身に付ける必要があり、これによって精神的な負担を感
じることになるため、信頼性の高い測定データを得るこ
とが出来ない問題があった。又、これらのセンサーには
それぞれ信号線が繋がっているため、被施療者の動きが
拘束されることになり、リラックスした状態でマッサー
ジを受けることが出来ない問題があった。
【0005】そこで本発明は、マッサージ機等の各種電
子機器において、操作者の心理状態に応じて機器動作を
制御することが可能であって、然も、操作者が負担を感
じることなく、操作者の心理状態推定要素を正確に測定
することが出来るコントローラを具えた電子機器を提供
することである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明に係るコントロ
ーラを具えた電子機器は、コントローラから機器本体に
対してコントロール信号を発して、機器本体の動作を制
御することが可能である。ここで、コントローラは、片
手或いは両手で把持すべきケーシングに、操作キーを配
備すると共に、把持する手の接触位置に、操作者の自律
神経系の生体情報を検知する1或いは複数の生体情報セ
ンサーを配備して構成され、該生体情報センサーによっ
て検知された生体情報をコントロール信号として機器本
体に送信することが可能である。一方、機器本体は、コ
ントローラからのコントロール信号を受信して機器動作
を制御する制御回路を具え、該制御回路は、コントロー
ル信号として受信した生体情報の変化に基づいて操作者
の心理状態を推定する心理状態推定手段と、推定された
心理状態に応じて機器動作を制御する制御手段とを具え
ている。
【0007】尚、コントローラは、機器本体とは別体に
構成され、機器本体へ有線若しくは無線でコントロール
信号を発し、或いは、機器本体と一体に構成されて、機
器本体へ有線でコントロール信号を発するものである。
【0008】上記本発明のコントローラを具えた電子機
器においては、操作者がコントローラを片手或いは両手
で把持することによって、把持した手が、ケーシングに
配備された1或いは複数の生体情報センサーに接触し
て、操作者の生体情報が検知される。検知された生体情
報は、コントロール信号として機器本体へ送信される。
これに応じて、機器本体の制御回路は、生体情報の変化
に基づいて操作者の心理状態を推定し、推定された心理
状態に応じて機器動作を制御する。従って、通常の機器
操作のためにコントローラを片手或いは両手で把持する
だけで、操作者の生体情報が検知されるので、操作者
が、精神的な負担を感じたり、拘束感や違和感を感じる
ことはない。この結果、生体情報センサーにより信頼性
の高い測定データを得ることが出来る。
【0009】具体的構成において、生体情報センサー
は、皮膚電気反射(GSR)センサー、脈拍センサー及び
皮膚温センサーから選択される1或いは複数のセンサー
によって構成される。これらのセンサーによって検出さ
れる生体情報は、操作者のリラックス度や緊張度に応じ
て変化することが知られており、操作者がリラックス状
態であるときは、活性度の低い値となり、操作者が緊張
状態であるときは、活性度の高い値となる。従って、こ
れらのセンサーによって検出される生体情報の変化に基
づいて、好み、こり感、体調等を含む操作者の心理状態
を高い信頼性で推定することが出来る。
【0010】例えば、生体情報センサーが脈拍センサー
によって構成されるときは、脈拍数が低下した場合に、
リラックス状態であると判断し、脈拍数が上昇した場合
に、緊張状態であると判断することが出来る。又、生体
情報センサーが皮膚温センサーによって構成されるとき
は、皮膚温が上昇した場合に、リラックス状態であると
判断し、皮膚温が低下した場合に、緊張状態であると判
断することが出来る。更に、生体情報センサーがGSR
センサーによって構成されるときは、GSRが低下した
場合に、リラックス状態であると判断し、GSRが上昇
した場合に、緊張状態であると判断することが出来る。
【0011】
【発明の効果】本発明に係るコントローラを具えた電子
機器によれば、操作者の心理状態に応じて機器動作を制
御することが可能であって、然も、操作者が負担を感じ
ることなく、操作者の心理状態推定要素を正確に測定す
ることが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明をマッサージ機のリ
モートコントローラに実施した形態につき、図面に沿っ
て具体的に説明する。本発明に係るマッサージ機は、図
1に示す如く、脚(11)、座(12)、背もたれ(13)、及び左
右一対の肘掛け(14)(14)からなる椅子本体(10)に、複数
の施療子(21)を具えたマッサージ機構(2)を組み込んで
構成され、これら複数の施療子(21)を振動させながら上
下に往復移動させることによって、人体にマッサージを
施すものである。
【0013】マッサージ機構(2)は、図2に示す如く椅
子本体(10)の背もたれ(13)の背部に、前記施療子を振動
させるための施療子駆動装置(3)を具え、該施療子駆動
装置(3)は、背もたれ(13)の背面に取り付けられたサイ
ドフレーム(15)(15)に沿って昇降可能に支持されてい
る。又、椅子本体(10)には、施療子昇降用モータ(22)が
配備され、該施療子昇降用モータ(22)はベルト式動力伝
達機構(20)を介してねじ軸(23)に連繋している。該ねじ
軸(23)は、施療子駆動装置(3)に取り付けられた軸受け
(24)に螺合している。従って、施療子昇降用モータ(22)
によってねじ軸(23)が回転駆動されると、これに伴って
施療子駆動装置(3)が昇降することになる。
【0014】施療子駆動装置(3)は、図3に示す如く、
両側部に複数のローラ(43)(43)を具え、これらのローラ
(43)(43)がサイドフレーム(15)(15)に係合して、施療子
駆動装置(3)の昇降が案内されている。施療子駆動装置
(3)には揉み用モータ(31)が配備され、該揉み用モータ
(31)は、ベルト式動力伝達機構(32)及び変速機構(33)を
介して、シャフト(34)に連繋している。該シャフト(34)
には、左右一対の偏心軸受け(35)(35)が取り付けられて
おり、これらの偏心軸受け(35)(35)によって左右一対の
支持アーム(42)(42)が支持されている。各支持アーム(4
2)の先端部には、略L字状の揺動アーム(36)が枢支さ
れ、該揺動アーム(36)の両端部に施療子(21)(21)が回転
可能に取り付けられている。従って、揉み用モータ(31)
によってシャフト(34)が回転駆動されると、これに伴っ
て支持アーム(42)(42)が開閉方向に揺動駆動され、これ
によって、施療子(21)(21)による揉み動作が実現される
ことになる。
【0015】又、施療子駆動装置(3)には叩き用モータ
(37)が配備され、該叩き用モータ(37)は、ベルト式動力
伝達機構(38)を介してシャフト(39)に連繋している。該
シャフト(39)には、左右一対の偏心軸受け(40)(40)が取
り付けられており、これらの偏心軸受け(40)(40)によっ
て左右一対のロッド(41)(41)が支持されている。そし
て、各ロッド(41)の先端部が前記アーム(42)の基端部に
連結されている。従って、叩き用モータ(37)によってシ
ャフト(39)が回転駆動されると、これに伴ってロッド(4
1)(41)が前後方向に揺動駆動され、これによって施療子
(21)(21)による叩き動作が実現されることになる。
【0016】上記本発明のマッサージ機は、図1に示す
様に、リモートコントローラ(7)を操作することによっ
て、動作させることが可能である。リモートコントロー
ラ(7)は、図5に示す如く、縦型のケーシング(70)の表
面にディスプレイ(71)及び複数の操作釦(72)を配備して
構成されている。ケーシング(70)の右側面には、発光素
子及び受光素子によって構成される脈拍センサー(52)
と、サーミスタによって構成される皮膚温センサー(53)
が配備されると共に、ケーシング(70)の両側面には、一
対の電極(51a)(51b)からなるGSRセンサー(51)が配備
されており、鎖線で示す様に左手で把持したとき、人差
し指が皮膚温センサー(53)に、中指が脈拍センサー(52)
に、薬指及び小指がGSRセンサー(51)の一方の電極(5
1b)に、手のひらがGSRセンサー(51)の他方の電極(51
a)に接触するようになっている。
【0017】ここで、GSRセンサー(51)の他方の電極
(51a)は、上下にスライド可能に取り付けられており、
手の大きさの個人差に拘わらず、常に手のひらが安定し
た状態で密着するようになっている。GSRセンサー(5
1)は、特に電極の皮膚との接触面積の変化がノイズとな
るので、この様に少なくとも1つの電極(51a)をスライ
ド式とすることによって、接触面積の変化によるノイズ
を効果的に抑制することが出来る。
【0018】脈拍センサー(52)や皮膚温センサー(53)に
ついても可動式とすることが可能である。又、皮膚温セ
ンサー(53)は、精神負荷に対する反応を速めるために、
取り付け部の下を空洞化する等、熱容量を小さくするた
めの工夫が有効である。
【0019】上記リモートコントローラ(7)において
は、ディスプレイ(71)に、図6に示す如く、マッサージ
が施されている部位、こり度、快適度、こり部の位置な
どが表示されることになる。
【0020】図4は、上記マッサージ機の制御系の構成
を表わしており、GSRセンサー(51)、脈拍センサー(5
2)及び皮膚温センサー(53)によって構成される生体情報
センサー(5)が、マイクロコンピュータからなる制御回
路(6)の入力ポートに接続されている。又、制御回路
(6)の他の入力ポートには、マッサージ動作を開始させ
る際に操作すべきスタート釦(54)と、リラックスモード
とリフレッシュモードを相互に切り替える際に操作すべ
きモード選択釦(55)とが接続されている。又、制御回路
(6)の出力ポートには、前述の昇降用モータ(22)、もみ
用モータ(31)及びたたき用モータ(37)が接続されてい
る。制御回路(6)は、スタート釦(54)が操作されたと
き、モード選択釦(55)によって選択されているモードで
立ち上がり、先ず、生体情報センサー(5)からの信号に
基づいて後述する予備マッサージの手続きを実行した
後、後述する本マッサージの手続きを実行する。
【0021】図11は、生体情報センサー(5)によって
検出される生体情報、即ち、GSR、皮膚温及び脈拍数
と、被施療者(ユーザ)の心理状態との関係を表わしてい
る。図示の如く、自律神経系の活性の度合いに応じて、
GSR、皮膚温及び脈拍数の変化が異なり、活性度が低
いときは、GSR及び脈拍数は低下し、皮膚温は上昇す
る。活性度がやや低いときは、GSRは横這いである
が、皮膚温は上昇し、脈拍数は低下する。活性度がやや
高いとき、GSRは横這いから上昇し、皮膚温は低下
し、脈拍数は上昇する。更に、活性度が高いときは、G
SRは大きく上昇すると共に、皮膚温は低下し、脈拍数
は上昇する。この様に生体情報が変化した場合の被施療
者の心理状態としては、活性度が低いときは、リラック
スして気持ちの良い状態と推定することが出来、活性度
がやや高いときは、例えばこり部をマッサージすること
によって受ける独特な感情である、痛いと気持ち良いの
両方が混ざった心理状態と推定することが出来、活性度
が高いときは、痛いと感じる状態と推定することが出来
る。又、活性度が中立のときは、気持ち良くもなく痛く
もないニュートラルの状態と推定することが出来る。
【0022】図12は、上述の生体情報と心理状態の間
の関係を実証するために行なった実験の結果を表わして
いる。実験では、12名の被験者を対象として、9種類
のマッサージを行なって、各被験者の主観(リラック
ス、ニュートラル、痛いと気持ち良いの両方、痛い)を
聴取する一方、各被験者の生体情報(GSR、皮膚温、
脈拍数)を測定して、図11の関係に基づいて主観(心理
状態)を推定した。これによって得られた108個のデ
ータをまとめたものが図12である。図12の結果から
明らかな様に、本人の実際の主観と推定主観の間には、
高い相関が認められ、図11の関係に基づく心理状態の
推定は妥当なものであると言うことが出来る。
【0023】図13は、GSRの変化量と皮膚温の変化
量をそれぞれY軸座標とX軸座標にとって、主観(リラ
ックス、ニュートラル、痛いと気持ち良いの両方、痛
い)をプロットしたものである。この結果から、GSR
変化量及び皮膚温変化量によって、リラックス、痛いと
気持ち良いの両方、及び痛いの3つの心理状態を概ね正
確に識別出来ることがわかる。特に、リラックスと痛い
は明確に識別可能である。又、図14は、GSRの変化
量と脈拍数の変化量をそれぞれY軸座標とX軸座標にと
って、主観(リラックス、ニュートラル、痛いと気持ち
良いの両方、痛い)をプロットしたものである。この結
果から、GSR変化量及び脈拍数によって、リラック
ス、痛いと気持ち良いの両方、及び痛いの3つの心理状
態を概ね正確に識別出来ることがわかる。特に、リラッ
クスと痛いは明確に識別可能である。
【0024】従って、被施療者の各部位に各種のマッサ
ージを施しながら、GSR、皮膚温及び脈拍数の変化を
検出することによって、図11の関係から被施療者の心
理状態を推定することが出来る。本発明では、この検出
シーケンスを後述の予備マッサージによって行なう。そ
して、被施療者の心理状態から、各部位に対する各種マ
ッサージの好みを認識することによって、被施療者の好
みに合ったマッサージを施すことが出来る。本発明で
は、この動作を後述の本マッサージによって行なう。
【0025】予備マッサージにおいては、図7に示す手
続きが実行される。先ずステップS1では、GSRセン
サーから生波形を取り込んで、波形が異常であるかどう
かを判断し、ここでイエスと判断されたときは、ステッ
プS2にて異常の表示を行なう。波形が正常であったと
きは、ステップS3にてノイズ除去処理を行なった後、
ステップS4に移行して、各フェーズ区間(各マッサー
ジ動作)におけるGSRの変化を検出する。傾きの検出
には、例えば最小2乗近似によってGSRの変化の傾き
を算出する方法を採用することが出来る。又、ステップ
S5では、脈拍センサーから生波形を取り込んで、波形
が異常であるかどうかを判断し、ここでイエスと判断さ
れたときは、ステップS6にて異常の表示を行なう。波
形が正常であったときは、ステップS7にてノイズ除去
処理を行なった後、ステップS8にて脈拍数を検出す
る。その後、ステップS9に移行して、各フェーズ区間
における脈拍数の変化を検出する。傾きの検出には、例
えば最小2乗近似によって脈拍数の変化の傾きを算出す
る方法を採用することが出来る。又、ステップS10で
は、皮膚温センサーから生波形を取り込んで、波形が異
常であるかどうかを判断し、ここでイエスと判断された
ときは、ステップS11にて異常の表示を行なう。波形
が正常であったときは、ステップS12にてノイズ除去
処理を行なった後、ステップS13に移行して、各フェ
ーズ区間における皮膚温の変化を検出する。傾きの検出
には、例えば最小2乗近似によって皮膚温の変化の傾き
を算出する方法を採用することが出来る。
【0026】ステップS4、S9及びS13の実行後、
ステップS14に移行して、図9に表わされるGSRの
変化ΔG、皮膚温の変化ΔT、及び脈拍の変化ΔHの組
合せから、「痛い」、「活性」、「ニュートラル」、
「リラックス」を判定する。尚、図9は、図11に示す
関係に基づく心理状態の推定を定式化したものである。
【0027】続いて、図7のステップS15にて、各フ
ェーズ(各マッサージ動作)についての心理状態の判定結
果をリモートコントローラ等に表示する。そして、ステ
ップS4、S9、S13、S14及びS15を各フェー
ズの回数分繰り返した後、ステップS16に移行して、
各フェーズの判定結果から、総合的な「こり感」等を判
定し、その結果をリモートコントローラ等に表示し、手
続きを終了する。尚、各フェーズの判定結果は、制御回
路に内蔵せるメモリに格納される。
【0028】本マッサージを実行するためのマッサージ
動作は、各部位(肩、背中、腰、脚)に対して種々のマッ
サージ動作(たたき、もみ、ローリング等)を順次、施す
ものであって、リラックスモードでのマッサージ動作
は、例えば図15に示すシーケンスNo.1〜71から
構成される。各マッサージ動作は、時間が固定されてい
るコア部と、時間及び回数を変化させるべき可変部の何
れかに分類されており、選択されたモード(リラックス
モード/リフレッシュモード)と、予備マッサージの実
行によって推定された心理状態とに応じて、可変部のシ
ーケンスの時間と回数が調整される。尚、本マッサージ
のシーケンスNo.1〜71の中には、予備マッサージ
を構成する複数のマッサージ動作がちりばめられてい
る。
【0029】図10(a)(b)は、それぞれリラックスモ
ードとリフレッシュモードにおける心理状態に応じたマ
ッサージ時間及びマッサージ速度の調整ルールを表わし
ている。例えば、リラックスモードが選択されている場
合において、心理状態が「リラックス」と推定されたと
きは、背中以外はマッサージ時間を延長し、マッサージ
速度は中程度を維持する。その他は同図(a)のとおりで
ある。これによって、よりリラックス度が向上すること
になる。又、リフレッシュモードが選択されている場合
において、心理状態が「活性(痛いと気持ち良いの両
方)」と推定されたときは、背中以外はマッサージ時間
を延長し、マッサージ速度は中程度を維持する。その他
は同図(b)のとおりである。これによって、よりリフレ
ッシュ度が向上することになる。
【0030】尚、マッサージ時間及びマッサージ速度の
変更によって、一連のマッサージ動作の所要時間が極端
に変化しない様に、時間調整を施す。例えば図15に示
すリラックスモードの例では、先ず、図10(a)のルー
ルに従って、矢印Aで示すシーケンスNo.1〜55の
内、可変部のマッサージ時間とマッサージ速度を変化さ
せる。次に、可変部変更後のシーケンスNo.1〜55
の所要時間を計算し、可変部デフォルト時間(520秒)
から所要時間を差し引いて、矢印Bで示す残差時間を算
出する。その後、残差時間が120秒以上の場合は、矢
印Cで示す様に、残差時間を4で割り、シーケンスN
o.56〜71の4つの可変部の各時間を計算する。但
し、4で割った数値を上限とし、変更後の時間が越える
ことのないようにする。又、残差時間が120秒未満、
60秒以上の場合は、シーケンスNo.56〜71をデ
フォルト値のまま実行する。更に、残差時間が60秒未
満の場合は、矢印Dで示す様に、シーケンスNo.56
〜71をそれぞれ20秒で実行する。リフレッシュモー
ドにおいても、同様の時間調整を施すことが出来る。
【0031】本マッサージにおいては、図8に示す手続
きが実行される。先ずステップS21にて、前記モード
選択釦(55)からの選択信号に基づいて、リラックスモー
ド又はリフレッシュモードの何れかを設定した後、ステ
ップS22にて、検出シーケンスによる判定結果をメモ
リから読み出す。次にステップS23では、検出シーケ
ンスによる心理状態の推定結果に基づき、リラックス/
リフレッシュモードを構成する可変部の各フェーズの時
間THiを変更し、ステップS24では、リラックス/
リフレッシュモードを構成する可変部の各フェーズの総
時間TH(=ΣTHi)を求める。続いて、リラックス/
リフレッシュモードのトータル時間Tから、可変部の総
時間THとコア部の総時間TKを差し引いて、残時間Δ
Tを求める。
【0032】その後、ステップS26では、残時間ΔT
が0以上であるかどうかを判断し、ここでイエスと判断
されたときは、ステップS27に移行して、可変部の各
フェーズの時間総和がΔTに近づくように、可変部の各
フェーズの時間変更を実施する。又、ステップS26に
てノーと判断されたときは、ステップS28に移行す
る。ここでは、既に可変部とコア部によってリラックス
/リフレッシュモードのトータル時間Tを超えているた
め、可変部の各フェーズの時間は、最短の変更幅で変更
するものとする。そして、ステップS29にて、リラッ
クス/リフレッシュモードの時間変更処理を終了した
後、ステップS30にて、変更されたシーケンスに従っ
て、リラックス/リフレッシュモードでの一連のマッサ
ージ動作を開始する。これによって、リラックスモード
とリフレッシュモードの何れにおいても、被施療者の好
みに合ったマッサージが適度な時間に亘って実施される
ことになる。
【0033】尚、上記実施例では、図5の如く、片手で
把持可能な縦型のリモートコントローラ(7)に、GSR
センサー(51)、脈拍センサー(52)及び皮膚温センサー(5
3)を図示する配置で取り付けているが、図16に示す如
く両手で把持すべき横型のリモートコントローラ(8)に
おいては、図示の如きセンサー配置を採ることが可能で
ある。該リモートコントローラ(8)にはディスプレイ(8
1)が配備されると共に、ケーシング端部には、左手の人
差し指を載せるための樹脂製(例えばABS製)の指掛か
り(82)が取り付けられている。該指掛かり(82)には、指
頭がフィットする凹面(83)が形成されており、該凹面(8
3)の底部に、図17(a)(b)の如く脈拍センサー(52)及
び皮膚温センサー(53)が配置されている。又、GSRセ
ンサー(51)は、図16の如く一対の電極(51c)(51d)によ
って構成されており、一方の電極(51c)は、指掛かり(8
2)の表面を覆って施されたニッケル等の導電性金属メッ
キによって形成され、他方の電極(51d)は、親指の位置
に対応してケーシング表面に取り付けられた金属板によ
って構成されている。
【0034】上記リモートコントローラ(8)において
は、図17に示す如く、指掛かり(82)に形成した凹面(8
3)の底部に脈拍センサー(52)及び皮膚温センサー(53)を
配置しているので、人差し指の指頭を無理なく両センサ
ーに密着させることが出来、これによって、安定したノ
イズのない測定信号が得られる。
【0035】尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に
限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の
変形が可能である。例えば、本発明を携帯型のゲーム機
に実施することも可能である。即ち、図18(a)に示す
如くディスプレイ(91)及び操作キー(92)を具えたゲーム
機(9)においては、同図(b)に示す如くケーシング裏面
に、右手の中指と薬指に対応させて、脈拍センサー(52)
及び皮膚温センサー(53)を配置すると共に、GSRセン
サー(51)を構成する一方の電極(51e)は、左手の人差し
指の腹に対応させて、ケーシング側面に配置し、他方の
電極(51f)は、左手の中指、薬指及び小指に対応させ
て、ケーシング裏面に配置する(図19参照)。
【0036】尚、GSRセンサー(51)の一方の電極(51
e)は、図19に矢印で示す様に、人差し指の腹がフィッ
トする凹曲面に形成すると共に、ケーシング側面に沿っ
て往復移動可能に取り付けることによって、人差し指の
長さ等の個人差に拘わらず、常に確実な接触状態を得る
ことが出来る。又、脈拍センサー(52)及び皮膚温センサ
ー(53)についても、これらのセンサーを包囲するガイド
部材を設けることによって、指の位置を安定させること
が可能であり、これによってノイズのない測定信号を得
ることが出来る。
【0037】この様にして測定された生体情報は、ゲー
ム機本体に内蔵されている制御回路へ供給されて、生体
情報の変化に基づいて操作者の心理状態が推定され、ゲ
ーム中に操作者が過度の興奮状態となったことが検知さ
れたときは、ゲームの内容が強制的に刺激の低いものに
変更される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマッサージ機の使用状態を表わす
斜視図である。
【図2】マッサージ機構の構成を表わす背面図である。
【図3】施療子駆動装置の構成を表わす背面図である。
【図4】マッサージ機の制御系の構成を表わすブロック
図である。
【図5】リモートコントローラの外観を示す斜視図であ
る。
【図6】リモートコントローラのディスプレイの表示例
を示す図である。
【図7】予備マッサージの手続きを表わすフローチャー
トである。
【図8】本マッサージの手続きを表わすフローチャート
である。
【図9】検出シーケンスにおいて生体情報の変化から心
理状態を推定するための関係を示す図表である。
【図10】本マッサージにおいてモード及び心理状態に
応じてマッサージ速度とマッサージ速度を変化させる際
のルールを表わす図表である。
【図11】生体情報の変化と心理状態との関係を説明す
る図表である。
【図12】図11の図表の妥当性を検証した実験の結果
を表わす図表である。
【図13】GSR変化量と皮膚温変化量を座標軸として
心理状態の分布を表わすグラフである。
【図14】GSR変化量と脈拍数変化量を座標軸として
心理状態の分布を表わすグラフである。
【図15】リラックスモードにおける一連のマッサージ
動作のシーケンスと時間調整を表わす図表である。
【図16】横型のリモートコントローラの平面図であ
る。
【図17】該リモートコントローラに取り付けられた指
掛かりの平面図及び断面図である。
【図18】本発明を実施したゲーム機の平面図及び裏面
図である。
【図19】該ゲーム機の裏面を示す斜視図である。
【符号の説明】
(10) 椅子本体 (2) マッサージ機構 (21) 施療子 (3) 施療子駆動装置 (5) 生体情報センサー (51) GSRセンサー (52) 脈拍センサー (53) 皮膚温センサー (55) モード選択釦 (6) 制御回路 (7) 縦型リモートコントローラ (8) 横型リモートコントローラ (9) ゲーム機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 義久 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 冷水 一也 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 源野 広和 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4C100 AD11 AE14 BA03 BA06 BA10 BB03 BC02 CA06 DA05 DA06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントローラから機器本体に対してコン
    トロール信号を発して、機器本体の動作を制御すること
    が可能な電子機器において、コントローラは、片手或い
    は両手で把持すべきケーシングに、操作キーを配備する
    と共に、把持する手の接触位置に、操作者の自律神経系
    の生体情報を検知する1或いは複数の生体情報センサー
    を配備して構成され、該生体情報センサーによって検知
    された生体情報をコントロール信号として機器本体に送
    信することが可能であり、機器本体は、コントローラか
    らのコントロール信号を受信して機器動作を制御する制
    御回路を具え、該制御回路は、コントロール信号として
    受信した生体情報の変化に基づいて操作者の心理状態を
    推定する心理状態推定手段と、推定された心理状態に応
    じて機器動作を制御する制御手段とを具えていることを
    特徴とするコントローラを具えた電子機器。
  2. 【請求項2】 コントローラは、機器本体とは別体に構
    成され、機器本体へ有線若しくは無線でコントロール信
    号を発するものである請求項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 コントローラは、機器本体と一体に構成
    されて、機器本体へ有線でコントロール信号を発するも
    のである請求項1に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 生体情報センサーは、皮膚電気反射セン
    サー、脈拍センサー及び皮膚温センサーから選択される
    1或いは複数のセンサーによって構成される請求項1乃
    至請求項3の何れかに記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記制御回路の心理状態推定手段は、生
    体情報センサーが皮膚電気反射センサーによって構成さ
    れるときは、皮膚電気反射が低下した場合に、リラック
    ス状態であると判断し、皮膚電気反射が上昇した場合
    に、緊張状態であると判断する請求項4に記載の電子機
    器。
  6. 【請求項6】 制御回路の心理状態推定手段は、生体情
    報センサーが脈拍センサーによって構成されるときは、
    脈拍数が低下した場合に、リラックス状態であると判断
    し、脈拍数が上昇した場合に、緊張状態であると判断す
    る請求項4に記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 制御回路の心理状態推定手段は、生体情
    報センサーが皮膚温センサーによって構成されるとき
    は、皮膚温が上昇した場合に、リラックス状態であると
    判断し、皮膚温が低下した場合に、緊張状態であると判
    断する請求項4に記載の電子機器。
  8. 【請求項8】 制御回路の心理状態推定手段は、皮膚電
    気反射、脈拍及び皮膚温から選択される1或いは複数の
    生体情報の変化に応じて、操作者の活性度の高低を判断
    し、活性度が低いときはリラックス状態であると判断
    し、活性度が高いときは緊張状態であると判断する請求
    項4に記載の電子機器。
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JP2016076782A (ja) * 2014-10-03 2016-05-12 パイオニア株式会社 カバー

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