JP2002165538A - リール脚固定装置 - Google Patents

リール脚固定装置

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JP2002165538A JP2000363522A JP2000363522A JP2002165538A JP 2002165538 A JP2002165538 A JP 2002165538A JP 2000363522 A JP2000363522 A JP 2000363522A JP 2000363522 A JP2000363522 A JP 2000363522A JP 2002165538 A JP2002165538 A JP 2002165538A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】緊締レバーの引起し操作が容易で操作性に優れ
たリール脚固定装置を提供すること 【解決手段】魚釣用リールを取付けるシート本体12
に、リールの取付脚部6を載置するリール脚載置面22
を形成し、この載置面上に取付脚部を保持する一対のフ
ード16,18をこのリール脚載置面の長手方向に沿っ
て対向配置し、一方のフード16を、シート本体上を可
動のフード本体26に緊締レバー32を起伏自在に装着
しかつリール脚載置面上の所要位置に固定可能な移動フ
ードとして形成し、この緊締レバーに、フード本体26
から引起すときに、指で操作可能な指当面36を形成
し、この指当面を、フード本体上に倒したときに、シー
ト本体側に向きかつフード本体の移動方向に対して傾斜
する方向に延在させたリール脚固定装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣竿に用いるリー
ル脚固定装置に関し、特に、魚釣用リールを取付けるシ
ート本体に形成したリール脚載置面の長手方向に沿って
一対のフードを対向配置し、これらの一対のフードの少
なくとも一方が、緊締レバーを起伏自在に装着され、リ
ール脚載置面上の所要位置に固定可能な移動フードとし
て形成されたリール脚固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、釣竿のリール脚固定装置は、魚
釣用リールの取付脚部が載置されるリール脚載置面と、
このリール脚載置面の軸方向に沿って互いに対向させて
設けられ、それぞれが取付脚部を受け入れる開口を有
し、かつ、一方がリール脚載置面に対して移動し、所要
位置に固定可能な移動フードである一対のフードとを備
えている。これらの一対のフード間に取付脚部を挟持さ
せることにより、リールを釣竿に装着する。
【0003】このようなリール脚固定装置には、ナット
部材の締め付け動作によって移動フードを移動および固
定するナット式のもの、あるいは、緊締レバーの起伏操
作によって移動フードを移動および固定するレバー式の
ものなど、従来から様々なタイプのものが知られてい
る。また、リール脚載置面に関しても、リング状あるい
は板状等の各種の形状のシート本体に設けられたものが
知られている。
【0004】実公平7-24057号公報には、板状の
シート本体にレバー式の移動フードを設けた魚釣用リー
ルシートが記載されている。この移動フードは、一端側
に設けた回転支持部を中心として起伏自在に装着した緊
締レバーを備えている。移動フードは、この緊締レバー
をシート本体側に倒したときに、所要位置に固定され
る。そして、この緊締レバーをシート本体側から引起す
ことにより、移動フードの固定状態を解除し、リールの
取付脚部の取付けおよび取外しに必要な位置まで、自由
に移動することができる。この緊締レバーの引起し操作
は、通常は、緊締レバーの両側縁部に沿って配置されか
つ倒したときにシート本体側に向く側部端面に指をかけ
て行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、緊締レバーの
側部端面は、倒したときすなわち移動フードを所要位置
に固定したときに、移動フードの移動方向であるリール
脚載置面あるいはシート本体の長手方向とほぼ平行に延
設されている。このため、緊締レバーの引起し操作を行
う際は、回転支持部の方向に指が滑りやすく、指先が痛
くなる程度の強い力を加えないと、この緊締レバーを引
起すことができないことがあり、操作が困難である。
【0006】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたもので、緊締レバーの引起し操作が容易で操作性に
優れたリール脚固定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によると、魚釣用リールを取付けるシート本
体に、リールの取付脚部を載置するリール脚載置面を形
成し、この載置面上に取付脚部を保持する一対のフード
をこのリール脚載置面の長手方向に沿って対向配置し、
これらの一対のフードの少なくとも一方は、シート本体
上を可動のフード本体に緊締レバーを起伏自在に装着し
かつ前記リール脚載置面上の所要位置に固定可能な移動
フードとして形成されたリール脚固定装置であって、前
記緊締レバーは、フード本体から引起すときに、指で操
作可能な指当面を有し、この指当面は、フード本体上に
倒したときに、シート本体側に向き、かつ、フード本体
の移動方向に対して傾斜する方向に延在するリール脚固
定装置が提供される。
【0008】更に、本発明によると、魚釣用リールを取
付けるシート本体に、リールの取付脚部を載置するリー
ル脚載置面を形成し、この載置面上に取付脚部を保持す
る一対のフードをこのリール脚載置面の長手方向に沿っ
て対向配置し、これらの一対のフードの少なくとも一方
は、シート本体上を可動のフード本体に緊締レバーを起
伏自在に装着しかつ前記リール脚載置面上の所要位置に
固定可能な移動フードとして形成されたリール脚固定装
置であって、前記緊締レバーは、フード本体上に倒した
ときに、シート本体側に向く側部端面を有し、前記指当
面は、この側部端面に滑り止めを施された部分で形成さ
れるリール脚固定装置が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1から図4は本発明の好ましい
実施形態によるリール脚固定装置を示す。図1に示すよ
うに、本実施形態のリール脚固定装置10は、釣竿の手
元部(竿尻側端部)に位置する繊維強化樹脂製であるの
が好ましい竿管(図示しない)に設けられている。この
リール脚固定装置10は、図1から図3に示すように、
合成樹脂等からなる筒状のシート本体12と、シート本
体12の長手方向に沿う一対のガイド溝14に沿って移
動可能な移動フード16とを備え、このシート本体12
の内部に竿管が貫通する。本実施形態のシート本体12
は竿管と別体に形成され、竿管に接着剤等によって固定
されているが、竿管と一体に形成してもよい。また、シ
ート本体12は図示のような筒状構造に限らず、板状に
形成してもよい。符号12Aは、把持部を示す。また、
符号12Bは、シート本体12の表面部に好適な滑り止
め被膜をコーティングし、あるいは滑り止め部品を接着
剤等の適宜手段で固定した滑り止め部を示す。
【0010】シート本体12は、その先端部に、魚釣用
リールの取付脚部6の一方側を受けてこれを係止させる
固定フード18が形成されている。この固定フード18
は、取付脚部6が挿入される空間と、この空間内に前記
取付脚部を導入するための開口20とを有している。こ
の開口20の後端側に、シート本体12は、取付脚部6
を載置するための平坦なリール脚載置面22を形成され
ており、このリール脚載置面22の基端側の両側縁部に
延在する一対のガイド溝14に沿って移動フード16が
摺動自在に装着される。符号24は、後述する係止爪3
4を固定するために一連の横溝をリール脚載置面22の
長手方向に沿って配置した係止受体を示す。この係止受
体24は本実施形態のようにシート本体12と別部材で
形成してもよく、あるいは、これと一体構造に形成して
もよい。
【0011】本実施形態のリール脚載置面22は、リー
ル取付脚部6を移動フード16および固定フード18を
通じて固定したときに、このリール取付脚部6の固定状
態を維持し、釣竿操作に支障のない程度の硬質部材で形
成してある。このような硬質部材としては、金属、合成
樹脂あるいはセラミックス等の他にも、木材あるいは石
材等の天然材料を用いることができる。金属材料で形成
する場合には、ステンレス鋼、黄銅あるいはアルミニュ
ーム等を用いることができる。
【0012】移動フード16は、図2および図3に示す
ようにシート本体12のガイド溝14に噛合うガイド片
を両側に形成した金属または剛性の高い合成樹脂などで
形成されたフード本体26を有する。このフード本体2
6は、固定フード18と同様に取付脚部6の端部が挿入
される空間と、この空間内に取付脚部を導入するための
開口28とを有し、この開口28が上述の固定フード1
8の開口20と対向して配置される。フード本体26の
空間内には、硬質樹脂製の内壁部材30を配置し、リー
ル脚載置面22に押圧する際に、取付脚部6に損傷を与
えるのを防止するのが好ましい。このような内壁部材は
固定フード18の空間内にも設けることができる。
【0013】図1に示すように、移動フード16には、
動きを規制するためにフード本体26に起伏自在に装着
された緊締レバー32と、この緊締レバー32で作動さ
れる係止爪34とが設けられている。図2に示すよう
に、緊締レバー32は、後端部に設けられた支持部31
をフード本体26に回転自在に支えられ、この支持部3
1を中心として、移動フード本体26に重なる状態に倒
した位置と、移動フード本体26から起立させた位置
(図3に想像線で示す)との間を移動することができ
る。また、係止爪34は先端部をフード本体26に装着
され、その後端部から図示しない爪部をリール脚載置面
22側に突出させたばね板で形成されており、通常は、
この爪部がリール脚載置面22から離隔する方向に付勢
されている。
【0014】緊締レバー32は、支持部31に近接した
後端部に押圧片33を形成されており、この押圧片33
は、この緊締レバー32が図3に想像線で示す位置に引
起されたときに、リール脚載置面22とほぼ平行に配置
され、図3に実線で示す位置に倒されたときに、リール
脚載置面22とほぼ直交する状態に配置される。したが
って、緊締レバー32がフード本体26から引起される
と、係止爪34と係止受体24との噛合いが解除され、
移動フード16はリール脚載置面22の長手方向に沿っ
て自由に動くことができる。一方、緊締レバー32がフ
ード本体26上に重なる状態に倒されると、押圧片33
が係止爪34の後端部から突出する爪部をリール脚載置
面22に向けて押圧し、係止受体24の対応した1の横
溝と噛合わせ、これにより、移動フード16をリール脚
載置面22に対して固定する。
【0015】本実施例における緊締レバー32は、図3
に示すように、フード本体26から引起すときに指で係
止可能な指当面36を、側部端面の先端側すなわち開口
28に近接する端部に位置する傾斜状部で形成してあ
り、この傾斜状部は、フード本体26上に倒したとき
に、シート本体12側に向き、かつ、フード本体26の
移動方向に対して傾斜している。より具体的には、本実
施形態の指当面36は、緊締レバー32をフード本体2
6上に倒したときに、支持部31が設けられた基端部側
に向けて、シート本体26から次第に離隔する方向に延
びる。この指当面36を形成する傾斜状部の長さL1
は、1本の指で操作して緊締レバー32を引起すことが
できるように、3mm以上以上とするのが好ましく、特
に、5mmから20mm程度に形成するのが好ましい。ま
た、移動フード16の移動方向であるガイド溝14ある
いはシート本体12の軸線に対する角度α1は、1°〜
40°の範囲であるのが好ましく、特に、3°〜30°
の範囲に形成することが好ましい。
【0016】このような指当面36の軸方向の両端側は
それぞれ滑らかな曲面を介して、緊締レバー32の先端
面および基端側の側部端面から連続的に移行する。この
ため、この指当面36は、図3および図4に示すよう
に、フード本体26の頂壁部から側壁部に延びる略三角
形状の部分の基端側傾斜面で形成されている。
【0017】更に、本実施形態のリール脚固定装置10
には、固定フード18の開口20に対応した位置、およ
び、この固定フード18と移動フード16との間の位置
に2つの弾性部材38を配置し、これらの弾性部材38
をカバー部材40でリール脚載置面22上に保持してい
る。これらの弾性部材38は、固定フード18と移動フ
ード16とで保持したリールの取付脚部6をリール脚載
置面22から離隔する方向に付勢し、取付脚部6のがた
つきを防止する。
【0018】このようなリール脚固定装置10を用いて
リールを固定する場合は、次のように行う。まず、緊締
レバー32の指当部36に指を当て、支持部31を中心
として図2に矢印Rで示す方向に回動することにより、
この緊締レバー32をフード本体26から引起す。この
際、指当部36が基端部側に向けてシート本体26から
次第に離隔する方向に延びる傾斜面で形成されているた
め、この指当部36に作用する力F1は、支持部31か
ら離隔する方向に作用し、これにより、支持部31の方
向に指が滑るのが防止され、指当部36に指を確実に当
てて操作させることができる。緊締レバー32が例え水
等で濡れている場合であっても、指が痛くなるほど大き
な力を作用させる必要はない。
【0019】緊締レバー32を引起すと、基端部側の押
圧片33がリール脚載置面22とほぼ平行な方向に移動
され、係止爪34と係止受体24との噛合が解除され
る。これにより、移動フード16は、ガイド溝14に沿
ってリール脚載置面22上を自由に移動することができ
る。移動フード16を所要位置に移動した後、リールの
取付脚部6の端部を固定フード18の開口20から内部
の空間内に挿入し、更に、移動フード16を固定フード
18の方向に移動しつつ、取付脚部6を固定フード18
側に押圧する。これにより、取付脚部6がリール脚載置
面22側に付勢され、弾性部材38を圧縮しつつリール
脚載置面22に当接する。この状態で緊締レバー32を
フード本体26上に倒すことにより、押圧片33がリー
ル脚載置面22にほぼ垂直な方向に配置され、これによ
り係止爪34と係止受体24とが噛合い、移動フード1
6が固定される。取付脚部6は、リール脚載置面22の
硬質部材と当接し、更に弾性部材38で付勢されている
ため、がたつを防止されて、確実に固定される。
【0020】そして、リールの取付脚部6を取外す場合
は、弾性部材38の付勢力が取付脚部6と爪部材34と
を介して緊締レバー32に作用しているが、この緊締レ
バー32の指当部36が支持部31の方向に指が滑るの
を防止するため、容易に緊締レバー32を引起すことが
できる。
【0021】したがって、このリール脚固定装置10に
よれば、緊締レバーの引起し操作を極めて容易に行うこ
とが可能であり、リールの取付脚部の取付けおよび取外
しを容易に行うことができる操作性に優れたリール脚固
定装置が形成される。
【0022】図5は、他の実施形態によるリール脚固定
装置10を示す。なお、本実施形態は上述の実施形態と
ほぼ同様であるため、上述と同様な部位には同様な符号
を付してその詳細な説明を省略する。図5に示すよう
に、本実施形態の緊締レバー42は、側部端面に設けた
指当部46が上述の実施形態における指当部36と反対
方向に向いている。すなわち、本実施形態の指当部46
は、図示のように、緊締レバー42をフード本体26上
に倒したときに、先端側すなわち支持部31から離隔す
る側に向けて、シート本体12から次第に離隔する方向
に延びる傾斜状部で形成されている。この指当部46の
長さL2は、3mm以上とするのが好ましく、特に、5mm
〜20mmの範囲の1本の指を当接しやすい長さとするの
が好ましい。また、シート本体12の軸線あるいはガイ
ド溝14に対する角度α2は、2°〜45°の範囲であ
るのが好ましく、特に、5°〜30°の範囲に形成する
ことが好ましい。
【0023】この指当部46は、基端側すなわち支持部
31側で、リール脚本体12の軸線あるいはガイド溝1
4とほぼ平行に延設された平行部48に滑らかに移行
し、先端側すなわち開口28側で、緊締レバー42の先
端面に滑らかに移行する。
【0024】図5に示す実施形態の場合にも、図1から
図4に示す実施形態のリール脚固定装置10と同様に作
用し、緊締レバー42をフード本体26から引起すこと
により、ガイド溝14に沿って移動フード16が自由に
移動でき、この緊締レバー42をフード本体26上に倒
すことにより、所要位置で係止爪34と係止受体24と
を噛合わせて固定する。緊締レバー42の側部端面に形
成した指当部46が先端側に向けて、シート本体12か
ら次第に離隔する方向に傾斜しているため、緊締レバー
42を引起す際、指当部46に当てた指が支持部31の
方向にずれるのが防止され、したがって、緊締レバー4
2を容易にフード本体26から引起すことができる。ま
た、この指当部42が緊締レバー42の先端面と、側部
端面の平行部48との間に配置されているため、この指
当部42の位置を容易に探り当てることができ、緊締レ
バー42の起伏操作を容易に行うことができる。
【0025】更に、上述の各実施形態における指当部3
6,46のように、シート本体12の軸線あるいはガイ
ド溝14に対する傾斜状部で形成することに代え、更に
他の実施形態では、緊締レバーの側壁端面の全体を、フ
ード本体26上に倒したときに、シート本体12の軸線
あるいはガイド溝14とほぼ平行となるように形成し、
この側壁端面の一部に指当部を形成することもできる。
この場合には、緊締レバーの側部端面の適宜部位に滑り
止め処理を行い、この滑り止め処理した部分で指当部を
形成する。このような滑り止め処理は、例えば被膜形
成、粗面形成、あるいは凹凸部の形成等の適宜手段によ
り、行うことができる。このような滑り止め処理を施し
た指当部は、フード本体26上に倒したときにシート本
体12側に向きかつガイド溝14とほぼ平行に延びる側
部端面の適宜部位に設けることが可能であるが、緊締レ
バーの側部端面の最も先端側に設けることが好ましい。
また、上述の実施形態における指当部36,46にもこ
のような滑り止め処理を施してもよい。
【0026】この実施形態の場合にも、緊締レバーを引
起す際に、滑り止め処理を施された指当部が支持部31
の方向への指の滑りを防止する。これにより、緊締レバ
ーの引起し操作を極めて容易に行うことが可能な操作性
に優れたリール脚固定装置を提供する。
【0027】なお、上述の各実施形態では、指当部3
6,46および滑り止め処理を施した指当部(図示しな
い)は、それぞれ平坦面として図示し、説明してきた
が、これに限らず、これらの指当部が全体的にガイド溝
14あるいはシート本体の軸線に対して傾斜した状態の
傾斜状部として形成されるものであれば、階段状に1又
は複数の段部を形成した段付き構造、又は、凹面あるい
は凸面状の湾曲状構造として形成してもよい。また、上
記の各実施形態では基端側のフードのみを移動フード1
6として形成したが、これに限らず、先端側のフードを
移動フードとして形成してもよく、あるいは、一対のフ
ードの双方を移動フードとして形成してもよいことは明
らかである。更に、シート本体12についても、上述の
ような円筒状構造に限らず、板状等他の形状に形成して
もよい。
【0028】
【発明の効果】以上明らかなように、本発明によれば、
緊締レバーの引起し操作が容易で操作性に優れたリール
脚固定装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態によるリール脚固定
装置の平面図。
【図2】図1のリール脚固定装置の側面図。
【図3】図1のリール脚固定装置における緊締レバーの
作動を説明する説明図。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】他の実施形態によるリール脚固定装置の図2と
同様な側面図。
【符号の説明】
6…取付脚部、10…リール脚固定装置、12…シート
本体、14…ガイド溝、16,18…フード、22…リ
ール脚載置面、26…フード本体、32,42…緊締レ
バー、36,46…指当部。
フロントページの続き (72)発明者 滝沢 真也 東京都東久留米市前沢3丁目14番16号 ダ イワ精工株式会社内 (72)発明者 鶴藤 友義 東京都東久留米市前沢3丁目14番16号 ダ イワ精工株式会社内 Fターム(参考) 2B019 CA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 魚釣用リールを取付けるシート本体に、
    リールの取付脚部を載置するリール脚載置面を形成し、
    この載置面上に取付脚部を保持する一対のフードをこの
    リール脚載置面の長手方向に沿って対向配置し、これら
    の一対のフードの少なくとも一方は、シート本体上を可
    動のフード本体に緊締レバーを起伏自在に装着しかつ前
    記リール脚載置面上の所要位置に固定可能な移動フード
    として形成されたリール脚固定装置であって、 前記緊締レバーは、フード本体から引起すときに、指で
    操作可能な指当面を有し、この指当面は、フード本体上
    に倒したときに、シート本体側に向き、かつ、フード本
    体の移動方向に対して傾斜する方向に延在することを特
    徴とするリール脚固定装置。
  2. 【請求項2】 前記緊締レバーは、一端側でフード本体
    に回動自在に支えられる支持部と、フード本体上に倒し
    たときに、シート本体側に向く側部端面とを有し、前記
    指当面は、この側部端面に設けられ、緊締レバーをフー
    ド本体上に倒したときに、緊締レバーの前記一端側に向
    けて、シート本体から次第に離隔する方向に延びる傾斜
    状部で形成されることを特徴とする請求項1に記載のリ
    ール脚固定装置。
  3. 【請求項3】 前記緊締レバーは、一端側でフード本体
    に回動自在に支えられる支持部と、フード本体上に倒し
    たときに、シート本体側に向く側部端面とを有し、前記
    指当面は、この側部端面に設けられ、緊締レバーをフー
    ド本体上に倒したときに、緊締レバーの他端側に向け
    て、シート本体から次第に離隔する方向に延びる傾斜状
    部で形成されることを特徴とする請求項1に記載のリー
    ル脚固定装置。
  4. 【請求項4】 魚釣用リールを取付けるシート本体に、
    リールの取付脚部を載置するリール脚載置面を形成し、
    この載置面上に取付脚部を保持する一対のフードをこの
    リール脚載置面の長手方向に沿って対向配置し、これら
    の一対のフードの少なくとも一方は、シート本体上を可
    動のフード本体に緊締レバーを起伏自在に装着しかつ前
    記リール脚載置面上の所要位置に固定可能な移動フード
    として形成されたリール脚固定装置であって、 前記緊締レバーは、フード本体上に倒したときに、シー
    ト本体側に向く側部端面を有し、前記指当面は、この側
    部端面に滑り止めを施された部分で形成されることを特
    徴とするリール脚固定装置。
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