JP2002165361A - デマンド制御監視方法およびその装置 - Google Patents
デマンド制御監視方法およびその装置Info
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Abstract
適否を判定できるようにする。 【解決手段】 デマンド制御部1と、遮断レベル発生時
間内訳算出部2と、表示装置3とを有し、遮断レベル発
生時間内訳算出部2として、予め設定された期間、およ
び表示様式を保持する期間&表示様式記憶部22と、遮
断レベル毎の累積時間、および各累積時間の累積時間算
出期間に対する割合を算出する遮断レベル累積時間算出
部21と、表示のための作画処理を行って画像データを
生成する表示用作画部23とを有するものを採用する。
Description
果に基づいて目標電力の適否を判定する新規なデマンド
制御監視方法およびその装置に関する。
目標電力を予め設定し、この目標電力を超えないよう
に、かつデマンド制御の対象となっている部屋の不公平
を低減するように負荷群の動作を制御するデマンド制御
方法が知られており、広く採用されるようになってきて
いる(例えば、特開平11−215700号公報参
照)。
数の遮断レベルを予め設定しておき、予測電力が目標電
力を超える程度に応じて、順次各遮断レベルを実行する
デマンド制御方法も提案されている(例えば、特開昭5
7−19538号公報参照)。
ド制御方法を採用した場合にも、一旦定められた目標電
力を超えないように負荷群を制御するようにしているだ
けであり、目標電力が適切に設定されているか否かを判
定することはできない。この結果、契約電力の低減と室
内環境の維持とを両立できるという保証がない。
契約電力低減(基本電力料金低減)の目標値からの逆
算、もしくは対象となる電気機器の容量を考慮して仮の
目標電力を設定し、設定された目標電力に基づいてデマ
ンド制御を行うようにしている。
もデマンド制御の対象となっている部屋の不公平を解消
させるようにした場合であっても、絶対的に電力が不足
する状態であれば、全ての部屋で環境悪化が許容できる
限界を超え、業務に支障をきたし、ひいてはデマンド制
御を行うことに賛同が得られなくなる可能性が高くな
る。
電力を設定すると、契約電力低減効果が低くなってしま
い、デマンド制御を導入することによる経済効果、省エ
ネルギー効果が現象してしまう。
維持を両立させることができるように目標電力を設定す
ることが著しく困難であり、通常は目標電力の設定が不
適切である場合が殆どであるから、契約電力低減、室内
環境維持の何れかが損なわれてしまうことになる。
たものであり、デマンド制御のために設定された目標電
力の適否を判定できるようにするデマンド制御監視方法
およびその装置を提供することを目的としている。
監視方法は、目標電力に基づいて負荷のデマンド制御を
行い、所定期間内におけるデマンド制御結果を記憶し、
所定期間内における遮断レベルの発生状態に基づいて目
標電力の適否を判定する方法である。
電力に基づいて負荷のデマンド制御を行い、デマンド制
御に起因する遮断レベルおよびこの遮断レベルの継続時
間を検出して記憶し、所定期間内における各遮断レベル
の累積時間を算出し、算出された累積時間に基づいて目
標電力の適否を判定する方法である。
電力に基づいて負荷のデマンド制御を行い、デマンド制
御に起因する遮断レベルおよびこの遮断レベルの継続時
間を検出して記憶し、所定期間内における各遮断レベル
の累積時間を算出し、各遮断レベルの累積時間の所定期
間に対する割合を算出し、算出された割合に基づいて目
標電力の適否を判定する方法である。
電力に基づいて負荷のデマンド制御を行い、デマンド制
御に起因する遮断レベルおよびこの遮断レベルの継続時
間を検出して記憶し、所定期間内における各遮断レベル
の累積時間を算出し、各遮断レベルの累積時間の所定期
間に対する割合を算出し、算出された割合をグラフ表示
し、グラフ表示に基づいて目標電力の適否を判定する方
法である。
電力に基づいて負荷のデマンド制御を行うデマンド制御
手段と、所定期間内におけるデマンド制御結果を記憶す
る制御履歴記憶手段と、所定期間内における遮断レベル
の発生状態に基づいて目標電力の適否を判定する適否判
定手段とを含むものである。
電力に基づいて負荷のデマンド制御を行うデマンド制御
手段と、デマンド制御に起因する遮断レベルおよびこの
遮断レベルの継続時間を検出して記憶する制御履歴記憶
手段と、所定期間内における各遮断レベルの累積時間を
算出する累積時間算出手段と、算出された累積時間に基
づいて目標電力の適否を判定する適否判定手段とを含む
ものである。
電力に基づいて負荷のデマンド制御を行うデマンド制御
手段と、デマンド制御に起因する遮断レベルおよびこの
遮断レベルの継続時間を検出して記憶する制御履歴記憶
手段と、所定期間内における各遮断レベルの累積時間を
算出する累積時間算出手段と、各遮断レベルの累積時間
の所定期間に対する割合を算出する割合算出手段と、算
出された割合をグラフ表示する表示手段と、グラフ表示
に基づいて目標電力の適否を判定する適否判定手段とを
含むものである。
電力に基づいて負荷のデマンド制御を行うデマンド制御
手段と、デマンド制御に起因する遮断レベルおよびこの
遮断レベルの継続時間を検出して記憶する制御履歴記憶
手段と、所定期間内における各遮断レベルの累積時間を
算出する累積時間算出手段と、各遮断レベルの累積時間
の所定期間に対する割合を算出する割合算出手段と、算
出された割合をグラフ表示する表示手段とを含むもので
ある。
標電力に基づいて負荷のデマンド制御を行い、所定期間
内におけるデマンド制御結果を記憶し、所定期間内にお
ける遮断レベルの発生状態に基づいて目標電力の適否を
判定するのであるから、目標電力の適否を精度よく判定
することができる。この結果、目標電力を適切な値にす
ることが簡単になり、ひいては契約電力低減と室内環境
維持とを両立させることができる。
ば、目標電力に基づいて負荷のデマンド制御を行い、デ
マンド制御に起因する遮断レベルおよびこの遮断レベル
の継続時間を検出して記憶し、所定期間内における各遮
断レベルの累積時間を算出し、算出された累積時間に基
づいて目標電力の適否を判定するのであるから、目標電
力の適否をより精度よく判定することができる。この結
果、目標電力を適切な値にすることがより簡単になり、
ひいては契約電力低減と室内環境維持とを両立させるこ
とができる。
ば、目標電力に基づいて負荷のデマンド制御を行い、デ
マンド制御に起因する遮断レベルおよびこの遮断レベル
の継続時間を検出して記憶し、所定期間内における各遮
断レベルの累積時間を算出し、各遮断レベルの累積時間
の所定期間に対する割合を算出し、算出された割合に基
づいて目標電力の適否を判定するのであるから、目標電
力の適否を簡単に、かつ、より精度よく判定することが
できる。この結果、目標電力を適切な値にすることがよ
り簡単になり、ひいては契約電力低減と室内環境維持と
を両立させることができる。
ば、目標電力に基づいて負荷のデマンド制御を行い、デ
マンド制御に起因する遮断レベルおよびこの遮断レベル
の継続時間を検出して記憶し、所定期間内における各遮
断レベルの累積時間を算出し、各遮断レベルの累積時間
の所定期間に対する割合を算出し、算出された割合をグ
ラフ表示し、グラフ表示に基づいて目標電力の適否を判
定するのであるから、目標電力の適否をより簡単に、か
つ、より精度よく判定することができる。この結果、目
標電力を適切な値にすることがより簡単になり、ひいて
は契約電力低減と室内環境維持とを両立させることがで
きる。
ば、デマンド制御手段によって、目標電力に基づいて負
荷のデマンド制御を行い、制御履歴記憶手段によって、
所定期間内におけるデマンド制御結果を記憶する。そし
て、適否判定手段によって、所定期間内における遮断レ
ベルの発生状態に基づいて目標電力の適否を判定する。
定することができる。この結果、目標電力を適切な値に
することが簡単になり、ひいては契約電力低減と室内環
境維持とを両立させることができる。
ば、デマンド制御手段によって、目標電力に基づいて負
荷のデマンド制御を行い、制御履歴記憶手段によって、
デマンド制御に起因する遮断レベルおよびこの遮断レベ
ルの継続時間を検出して記憶する。そして、累積時間算
出手段によって、所定期間内における各遮断レベルの累
積時間を算出し、適否判定手段によって、算出された累
積時間に基づいて目標電力の適否を判定することができ
る。
く判定することができる。この結果、目標電力を適切な
値にすることがより簡単になり、ひいては契約電力低減
と室内環境維持とを両立させることができる。
ば、デマンド制御手段によって、目標電力に基づいて負
荷のデマンド制御を行い、制御履歴記憶手段によって、
デマンド制御に起因する遮断レベルおよびこの遮断レベ
ルの継続時間を検出して記憶する。そして、累積時間算
出手段によって、所定期間内における各遮断レベルの累
積時間を算出し、割合算出手段によって、各遮断レベル
の累積時間の所定期間に対する割合を算出し、表示手段
によって、算出された割合をグラフ表示し、適否判定手
段によって、グラフ表示に基づいて目標電力の適否を判
定することができる。
つ、より精度よく判定することができる。この結果、目
標電力を適切な値にすることがより簡単になり、ひいて
は契約電力低減と室内環境維持とを両立させることがで
きる。
ば、デマンド制御手段によって、目標電力に基づいて負
荷のデマンド制御を行い、制御履歴記憶手段によって、
デマンド制御に起因する遮断レベルおよびこの遮断レベ
ルの継続時間を検出して記憶する。そして、累積時間算
出手段によって、所定期間内における各遮断レベルの累
積時間を算出し、割合算出手段によって、各遮断レベル
の累積時間の所定期間に対する割合を算出し、表示手段
によって、算出された割合をグラフ表示することができ
る。
て目標電力の適否を簡単に、かつ、より精度よく判定す
ることができる。この結果、目標電力を適切な値にする
ことがより簡単になり、ひいては契約電力低減と室内環
境維持とを両立させることができる。
発明のデマンド制御監視方法およびその装置の実施の態
様を詳細に説明する。
適用されるデマンド制御監視装置の一実施態様を示すブ
ロック図である。
御部1と、遮断レベル発生時間内訳算出部2と、表示装
置3とを有している。
を入力としてデマンドパルスを積算するパルスカウンタ
11と、デマンド時限から経過時間を減算して残り時間
を算出する残り時間演算部12と、デマンドパルス計数
値および残り時間を入力として予測電力を算出する予測
電力演算部13と、目標電力を保持する目標電力記憶部
15と、目標電力および算出された予測電力を入力とし
て制御の要否を判定して判定結果を出力する制御要否判
定部16と、判定結果を入力として負荷制御のための処
理を行う負荷制御部17と、制御要否判定部16からの
判定結果を入力として制御履歴(例えば、表1に示すよ
うに、遮断/復帰指令の出力時刻、出力遮断レベルな
ど)を記憶する制御履歴記憶部18とを有している。
設定されているパルス重み×パルス積算値×(60÷デ
マンド時限[分])の演算を行って現在電力を算出し、
この現在電力を用いて、現在電力+(過去Δt分間の電
力変化量÷サンプリング時間Δt)×(残り時間)の演
算を行って予測電力を算出する。
電力÷デマンド時限×経過時間の演算を行って目標現在
電力を算出し、経過時間>Tロック時間(時限開始直後
の、遮断指令出力を禁止すべき時間)、かつ予測電力≧
目標電力、かつ現在電力≧目標現在電力である場合に、
遮断指令出力を行って、最大レベルになるまで遮断レベ
ルを1つ上げ、逆に、予測電力<目標電力、かつ現在電
力<目標現在電力である場合に、復帰指令出力を行っ
て、遮断レベル=0になるまで遮断レベルを1つ下げ
る。これら以外の場合には、遮断指令出力、復帰指令出
力の何れも行わない。
が算出され易いという問題があるが、このようにTロッ
ク時間を制御要否の判定式に加えることで、時限開始直
後に不要な遮断指令が出力されるのを阻止している。
行う制御を予め設定しておき、制御要否判定部16から
の遮断レベルを入力として、この遮断レベルに対応して
負荷群(例えば、空気調和機、照明器具など)を制御す
るための処理を行い、負荷制御データを出力する。ここ
で、制御としては、空気調和機の圧縮機の能力抑制、設
定温度のシフト、空気調和機の室内機の強制サーモオフ
(送風運転)、設備の停止などが例示できる。また、遮
断レベルが高いほど、強い電力抑制がかかるように遮断
レベル毎の制御が設定されている。
予め設定された期間(累積時間算出期間であり、例え
ば、30分〜数ヶ月の範囲で任意に設定される期間)、
および表示様式を保持する期間&表示様式記憶部22
と、残り時間、遮断レベルを示す判定結果、および累積
時間算出期間を入力として、遮断レベル毎の累積時間、
および各累積時間の累積時間算出期間に対する割合(遮
断レベルの発生割合)を算出する遮断レベル累積時間算
出部21と、累積時間算出期間に対応して算出された遮
断レベル毎の累積時間、および表示様式を入力として表
示のための作画処理を行って画像データを生成する表示
用作画部23とを有している。
2に示すフローチャートの処理を行って遮断レベル毎の
累積時間、および各累積時間の累積時間算出期間に対す
る割合を算出する。なお、Sが遮断レベルを、NSが遮
断レベルSの発生回数を、それぞれ示している。
間、制御履歴(遮断レベル)に基づいて、残り時間演算
部12からの残り時間演算結果を用いてi番目(iは正
の整数)の遮断レベルの開始時間TSstartiおよ
び終了時間TSendiの抽出を行い、ステップSP2
において、遮断レベルSの累積時間TSを数1の演算を
行うことにより算出し、ステップSP3において、遮断
レベルSの発生割合PSを数2の演算を行うことにより
算出し、ステップSP4において、遮断レベルSの累積
時間TSおよび/または遮断レベルSの発生割合PSを
表示用作画部23に供給し、そのまま元の処理に戻る。
とおりである。
行うことにより、例えば、表1に示す制御履歴が得ら
れ、制御履歴記憶部18に保持される。
期間に対応させて、遮断レベル累積時間算出部21によ
って、遮断レベル毎の累積時間および発生割合を算出
し、予め設定されている表示様式に対応させて、表示用
作図部23によって画像データを作成し、表示装置3に
よって可視的に表示することができる。
御のための遮断レベルが表2に示すように設定されてい
るとともに、表示様式として横向きの棒グラフが設定さ
れている場合において、目標電力(デマンド目標電力)
が105kWに設定されていれば、遮断レベル毎の累積
時間が表3に示すように得られ、遮断レベル毎の発生割
合が図3に示すように表示される。
定されていれば、遮断レベル毎の累積時間が表4に示す
ように得られ、遮断レベル毎の発生割合が図4に示すよ
うに表示される。
ば、デマンド目標電力が105kW、110kWのそれ
ぞれに対応して図5、図6に示すように表示される。
れば、デマンド目標電力が105kW、110kWのそ
れぞれに対応して図7、図8に示すように表示される。
力を110kWに設定した場合には、遮断レベルが低い
方に偏りすぎているのに対して、デマンド目標電力を1
05kWに設定した場合には、遮断レベルが低い方から
高い方に向かって徐々に減少していることが分かる。し
たがって、110kWは適切なデマンド目標電力ではな
いのに対して、105kWは適切なデマンド目標電力で
あることが分かる。
マンド目標電力が不適切である場合に、デマンド目標電
力を増加させるべきか、減少させるべきかを簡単に判定
することができる。さらに説明する。
なくなっていく分布が適切な状態で、遮断レベルの高い
方の発生割合が多くなっている場合はデマンド目標電力
が低すぎ、室内環境が厳しい状態になっていると推定さ
れる。逆に、遮断レベルの低いものしかない場合はデマ
ンド目標電力が高すぎ、契約電力が高すぎて基本電力料
金の節約の機会を逃していると考えられる。したがっ
て、このようなことを考慮して遮断レベルの発生割合の
多少を判定することによってデマンド目標電力の適否を
精度よく判定することができる。
表示を目視で確認することによってデマンド目標電力の
適否を判定するようにしているが、各遮断レベル、もし
くは特定の遮断レベルの累積時間、もしくは発生割合を
所定の閾値と比較することによってデマンド目標電力の
適否を自動的に判定することが可能である。ただし、こ
の場合における閾値は、例えば、室内環境維持、および
契約電力低減を考慮して経験的に定めればよい。
デマンド制御対象であるビルなどに組み込まれたものと
して説明しているが、図9に示すように、遠隔監視セン
ター4により複数のデマンド制御対象5を監視するシス
テムに適用することができる。
ンド制御対象5に組み込み、遮断レベル発生時間内訳算
出部2、および表示装置3を遠隔監視センター4に組み
込み、遠隔監視センター4と各デマンド制御対象5との
間をネットワーク6を介して接続すればよい。ここで、
ネットワーク6としては、有線のネットワーク、無線の
ネットワークの何れであっても採用することができる。
制御対象においてデマンド目標電力に基づくデマンド制
御を行いながら制御履歴記憶部18に制御履歴を保持さ
せる。
ワーク6を通して制御履歴を遠隔監視センター4に伝送
する。
た制御履歴に基づいて、各デマンド制御対象毎に、各遮
断レベルの累積時間、および遮断レベル発生割合を算出
し、可視的に表示する。
デマンド制御対象5に対して、算出した各遮断レベルの
累積時間、および遮断レベル発生割合を伝送し、もしく
は各遮断レベルの累積時間、および/または遮断レベル
発生割合に基づいて推定される適切なデマンド目標電力
を供給する。
ける処理負荷を低減できるとともに、遠隔監視センター
4において各デマンド制御対象5におけるデマンド目標
電力の適否を集中的に判定することができる。
の他の実施態様を示すブロック図である。
ド制御監視装置と異なる点は、遮断レベル発生時間内訳
算出部2として、時限毎の遮断レベル累積時間算出結果
を保持する時限毎算出結果記憶部24をさらに有するも
のを採用した点、および時限毎の遮断レベル累積時間算
出結果に基づいてデマンド突出の原因となる原因設備情
報を抽出する原因設備抽出部7をさらに有する点のみで
ある。
ベル累積時間算出結果を入力としてデマンド突出時間帯
を抽出するデマンド突出時間帯抽出部71と、設備運転
履歴を保持する設備運転履歴記憶部72と、デマンド突
出時間帯に対応する設備運転履歴を抽出する設備運転履
歴抽出部73とを有している。
位時限毎に算出された、遮断レベルの高い時限、すなわ
ちデマンドが突出した時限を検出することによって、デ
マンド突出時間帯を抽出する。そして、遮断レベルの高
さの程度は、各遮断レベルの発生時間もしくは発生割合
に遮断レベル毎の重みをかけて加算することにより検出
する。こうして求めた値が、前後N時限(Nは正の整
数)の中で最大で、しかも所定の値を超えていて、かつ
所定の割合以上他を上回っている時、この時限をデマン
ドが突出した時限とする。そして、デマンドが突出した
全ての時限から、デマンド突出時間帯を抽出する。
動や設定温度の変更が行われてから、実際に消費電力が
増加するまでに、遅延(数分〜30分程度)があること
を考慮して、デマンド突出時間帯の開始時刻の1時間程
度前からデマンド突出時間帯の終了時刻までの時間帯に
おける設備運転履歴を抽出し、抽出された設備運転履歴
の中から、設備の起動と設定温度の変更(冷房運転時に
は設定温度を下げ、暖房運転時には設定温度を上げる設
定温度の変更)に関する運転履歴を、契約電力を押し上
げる原因になり得る不適切な設備運用として抽出し、記
録する。ただし、契約電力の押し上げが軽微なものを除
外すべく、設定温度の変更幅が所定幅以上のもの、設定
温度変更後の設定温度が第1所定温度以下(冷房運転
時)(暖房運転時であれば、第2所定温度以上)のもの
のみを抽出することが好ましい。
実施態様と同様にデマンド目標電力の適否を判定するこ
とができるほか、デマンド制御後の値からは非制御時の
デマンド値が突出しているか否かを判定できないにも拘
わらず、デマンド突出時間帯抽出部71によってデマン
ド値が突出していた時間帯を抽出することができ、この
時間帯に基づいて定まる時間帯における設備運転履歴か
らデマンド値を突出させる原因となる設備を抽出するこ
とができる。そして、デマンド値を突出させる原因とな
る設備の運転を変更することによって、デマンド値の突
出を防止し、もしくは抑制することができ、ひいては、
デマンド制御を行った場合における室内環境の悪化を抑
制することができるとともに、デマンド目標電力の低減
を達成することもできる。
のさらに他の実施態様を示すブロック図である。
ド制御監視装置と異なる点は、遮断レベル発生時間内訳
算出部2と表示装置3との間に目標電力適否判定部8を
さらに設けた点、表示用作画部23を省略した点、およ
び表示装置3として、適否判定結果を表示するものを採
用した点のみである。
持、および契約電力低減を考慮して経験的に定めた閾値
(例えば、遮断レベル毎に設定された閾値)を保持する
閾値記憶部82と、遮断レベル累積時間算出部21によ
り算出された遮断レベル累積時間と対応する閾値とを比
較してデマンド目標電力の適否を判定する適否判定部8
3とを有している。
判定部83によって客観的にデマンド目標電力の適否を
判定することができ、この客観的な判定結果を表示装置
3によって表示することができる。もちろん、この表示
装置3によって遮断レベル累積時間を表示することも可
能である。
のさらに他の実施態様を示すブロック図である。
ンド制御監視装置と異なる点は、目標電力適否判定部8
として、遮断レベル累積時間割合算出部81をさらに含
むものを採用した点のみである。
は、遮断レベル累積時間算出部21により算出された遮
断レベル累積時間を入力として各遮断レベル累積時間の
割合を算出し、適否判定部83に供給する。
となる閾値を保持する。
時間の割合と対応する閾値とを比較してデマンド目標電
力の適否を判定する。
判定部83によって客観的にデマンド目標電力の適否を
判定することができ、この客観的な判定結果を表示装置
3によって表示することができる。もちろん、この表示
装置3によって遮断レベル累積時間の割合を表示するこ
とも可能である。
度よく判定することができ、この結果、目標電力を適切
な値にすることが簡単になり、ひいては契約電力低減と
室内環境維持とを両立させることができるという特有の
効果を奏する。
精度よく判定することができ、この結果、目標電力を適
切な値にすることがより簡単になり、ひいては契約電力
低減と室内環境維持とを両立させることができるという
特有の効果を奏する。
に、かつ、より精度よく判定することができ、この結
果、目標電力を適切な値にすることがより簡単になり、
ひいては契約電力低減と室内環境維持とを両立させるこ
とができるという特有の効果を奏する。
簡単に、かつ、より精度よく判定することができ、この
結果、目標電力を適切な値にすることがより簡単にな
り、ひいては契約電力低減と室内環境維持とを両立させ
ることができるという特有の効果を奏する。
よく判定することができ、この結果、目標電力を適切な
値にすることが簡単になり、ひいては契約電力低減と室
内環境維持とを両立させることができるという特有の効
果を奏する。
精度よく判定することができ、この結果、目標電力を適
切な値にすることがより簡単になり、ひいては契約電力
低減と室内環境維持とを両立させることができるという
特有の効果を奏する。
に、かつ、より精度よく判定することができ、この結
果、目標電力を適切な値にすることがより簡単になり、
ひいては契約電力低減と室内環境維持とを両立させるこ
とができるという特有の効果を奏する。
によって目標電力の適否を簡単に、かつ、より精度よく
判定することができ、この結果、目標電力を適切な値に
することがより簡単になり、ひいては契約電力低減と室
内環境維持とを両立させることができるという特有の効
果を奏する。
デマンド制御監視装置の一実施態様を示すブロック図で
ある。
するフローチャートである。
である。
である。
図である。
図である。
を示す図である。
を示す図である。
象を監視するシステムを示す概略図である。
るデマンド制御監視装置の他の実施態様を示すブロック
図である。
るデマンド制御監視装置のさらに他の実施態様を示すブ
ロック図である。
るデマンド制御監視装置のさらに他の実施態様を示すブ
ロック図である。
出部 83 適否判定部
Claims (8)
- 【請求項1】 目標電力に基づいて負荷のデマンド制御
を行い、所定期間内におけるデマンド制御結果を記憶
し、所定期間内における遮断レベルの発生状態に基づい
て目標電力の適否を判定することを特徴とするデマンド
制御監視方法。 - 【請求項2】 目標電力に基づいて負荷のデマンド制御
を行い、デマンド制御に起因する遮断レベルおよびこの
遮断レベルの継続時間を検出して記憶し、所定期間内に
おける各遮断レベルの累積時間を算出し、算出された累
積時間に基づいて目標電力の適否を判定することを特徴
とするデマンド制御監視方法。 - 【請求項3】 目標電力に基づいて負荷のデマンド制御
を行い、デマンド制御に起因する遮断レベルおよびこの
遮断レベルの継続時間を検出して記憶し、所定期間内に
おける各遮断レベルの累積時間を算出し、各遮断レベル
の累積時間の割合を算出し、算出された割合に基づいて
目標電力の適否を判定することを特徴とするデマンド制
御監視方法。 - 【請求項4】 目標電力に基づいて負荷のデマンド制御
を行い、デマンド制御に起因する遮断レベルおよびこの
遮断レベルの継続時間を検出して記憶し、所定期間内に
おける各遮断レベルの累積時間を算出し、各遮断レベル
の累積時間の割合を算出し、算出された割合をグラフ表
示し、グラフ表示に基づいて目標電力の適否を判定する
ことを特徴とするデマンド制御監視方法。 - 【請求項5】 目標電力に基づいて負荷のデマンド制御
を行うデマンド制御手段(1)と、所定期間内における
デマンド制御結果を記憶する制御履歴記憶手段(18)
と、所定期間内における遮断レベルの発生状態に基づい
て目標電力の適否を判定する適否判定手段(83)とを
含むことを特徴とするデマンド制御監視装置。 - 【請求項6】 目標電力に基づいて負荷のデマンド制御
を行うデマンド制御手段(1)と、デマンド制御に起因
する遮断レベルおよびこの遮断レベルの継続時間を検出
して記憶する制御履歴記憶手段(18)と、所定期間内
における各遮断レベルの累積時間を算出する累積時間算
出手段(21)と、算出された累積時間に基づいて目標
電力の適否を判定する適否判定手段(83)とを含むこ
とを特徴とするデマンド制御監視装置。 - 【請求項7】 目標電力に基づいて負荷のデマンド制御
を行うデマンド制御手段(1)と、デマンド制御に起因
する遮断レベルおよびこの遮断レベルの継続時間を検出
して記憶する制御履歴記憶手段(18)と、所定期間内
における各遮断レベルの累積時間を算出する累積時間算
出手段(21)と、各遮断レベルの累積時間の割合を算
出する割合算出手段(21)と、算出された割合をグラ
フ表示する表示手段(3)と、グラフ表示に基づいて目
標電力の適否を判定する適否判定手段(83)とを含む
ことを特徴とするデマンド制御監視装置。 - 【請求項8】 目標電力に基づいて負荷のデマンド制御
を行うデマンド制御手段(1)と、デマンド制御に起因
する遮断レベルおよびこの遮断レベルの継続時間を検出
して記憶する制御履歴記憶手段(18)と、所定期間内
における各遮断レベルの累積時間を算出する累積時間算
出手段(21)と、各遮断レベルの累積時間の割合を算
出する割合算出手段(21)と、算出された割合をグラ
フ表示する表示手段(3)とを含むことを特徴とするデ
マンド制御監視装置。
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JP2013164188A (ja) * | 2012-02-10 | 2013-08-22 | Daikin Industries Ltd | 空気調和装置 |
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