JP2002164954A - 通信制御装置及びその通信制御方法 - Google Patents

通信制御装置及びその通信制御方法

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JP2002164954A
JP2002164954A JP2000359703A JP2000359703A JP2002164954A JP 2002164954 A JP2002164954 A JP 2002164954A JP 2000359703 A JP2000359703 A JP 2000359703A JP 2000359703 A JP2000359703 A JP 2000359703A JP 2002164954 A JP2002164954 A JP 2002164954A
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transmission
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Tomokazu Suda
智一 須田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノードの伝送速度解析にかかるホストの負担
を軽減する。 【解決手段】 バスリセットが発生すると、伝送速度設
定手段123は、所定の伝送速度を設定し、伝送速度記
憶手段124に格納する。続いて、バス200に接続す
る他のノードのSelf_IDパケットが物理層11
0、LINK層121経由でSP抽出手段122に入力
する。SP抽出手段122は、取得したSelf_ID
パケットからSPを抽出し、伝送速度設定手段123へ
送る。伝送速度設定手段123は、SPと伝送速度記憶
手段124に格納された伝送速度とを比較して最適な伝
送速度を選択し、必要に応じて伝送速度記憶手段124
の設定伝送速度を更新する。Self_IDパケットが
到着する毎に、SPの抽出と解析、及び速度設定処理を
繰り返し実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信制御装置及びそ
の通信制御方法に関し、特にネットワークを介して接続
する情報処理装置に装着され、前記ネットワークを介し
た通信の制御を行なう通信制御装置及びその通信制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリアルバス等のネットワークを
介して接続する情報処理装置では、情報処理装置間のデ
ータ転送時に、シリアルバスに接続する情報処理装置が
扱える伝送速度に合わせてデータ転送を行っている。
【0003】このようなシリアルバスに接続する情報処
理装置は、専用の通信制御装置を内蔵し、物理層とデー
タリンク層の処理をハードウェアにより行なっている。
一般に、通信制御装置は、LSIとしてチップ化されて
搭載されている。また、アプリケーション処理は、装置
に搭載された上位のマイクロプロセッサ(以下、ホスト
とする)により行なわれる。
【0004】シリアルバスの初期化から伝送速度が設定
されるまでの処理について、IEEE1394の例で説
明する。図5は、従来のIEEE1394バスリセット
後における処理のタイミングチャートである。
【0005】IEEE1394では、デジタルビデオカ
メラ(以下、DVとする)等の装置(以下、ノードとす
る)接続等によりバスリセットが発生すると、各ノード
はトポロジーを自動設定し、自己ID(以下、Self
_IDとする)パケットを送り出す。図5では、図示し
ない装置1からSelf_ID1、図示しない装置2か
らSelf_ID2、及び図示しない装置3からSel
f_ID3が順次送り出されている。LINK層は、物
理層から受けたSelf_IDを順次処理し、ホストへ
転送し、ホストはこれをホストの持つ記憶領域に格納し
ていく。最後のノードからのSelf_ID送信が終わ
ると、最初のサブアクション・ギャップ(SG)にな
る。サブアクション・ギャップ以降、データ転送が可能
となる。
【0006】ホストは、最後のノード、ここでは装置3
からのSelf_ID3が送り出されてから、サブアク
ション・ギャップまでの間に、記憶領域に格納された各
ノードのSelf_IDを解析する。Self_IDの
中には、ノード番号の他、そのノードが扱える最高伝送
速度を示す情報(SP)が含まれており、ホストは、各
ノードのSPに基づいて各ノードの伝送速度を把握し、
伝送速度を設定する。伝送速度は、パケット送信時にス
ピードコードを付加して、バス制御を行なうシリアルバ
スコントローラへ引き渡す。これにより、設定された伝
送速度での送信が行なわれるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のノード
の伝送速度解析はホストにより行なわれているため、ホ
ストへかかる負荷が大きくなるという問題がある。
【0008】上記説明のように、ホスト側では、各ノー
ドのSelf_IDを記憶領域に格納し、最後のノード
のSelf_IDが発行されてからサブアクション・ギ
ャップまでの間に解析を行なわなければならない。この
ため、第1に、多数の装置が接続可能なシリアルバスに
おいて、ホスト側はこれらの装置のSelf_IDを全
て格納する記憶領域を確保しなければならない。第2
に、最後のノードのSelf_IDが発行されてからサ
ブアクション・ギャップまでのおおよそ10μsecの
間に解析処理を行なわなければならない。しかしなが
ら、ホストの負荷が非常に大きくなるため、非力なホス
トやシステムで対応することは難しい。
【0009】また、最初のサブアクション・ギャップま
でに解析が終わらなければ、最も遅い伝送速度で送受信
を行なわなければならず、帯域の無駄となる。本発明は
このような点に鑑みてなされたものであり、ノードの伝
送速度解析にかかるホストの負担を軽減する通信制御装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、ネットワークを介して接続する情報処理
装置に装着され、前記ネットワークを介した通信の制御
を行なう通信制御装置において、前記ネットワークに接
続する他のノードへデータ通信を行なう際に用いる伝送
速度を格納する伝送速度記憶手段と、前記他のノードが
データ通信時に設定可能な伝送速度に関する伝送速度情
報を取得する伝送速度情報取得手段と、前記伝送速度記
憶手段に予め所定の伝送速度を設定しておき、前記取得
した他のノードの伝送速度情報と前記設定された伝送速
度とを比較し、その比較結果に応じて前記伝送速度記憶
手段に格納する伝送速度の設定を更新する伝送速度の設
定更新処理を行なう伝送速度設定手段と、を有すること
を特徴とする通信制御装置、が提供される。
【0011】このような構成の通信制御装置では、伝送
速度記憶手段は、ネットワークを介して接続する他のノ
ードへのデータ通信を行なう際に用いる伝送速度を格納
している。伝送速度情報取得手段は、他のノードがデー
タ通信を行なう際に設定可能な伝送速度についての情報
である伝送速度情報をネットワークに接続する他のノー
ドから取得する。伝送速度設定手段は、予め所定の伝送
速度を伝送速度記憶手段に設定しておく。伝送速度情報
取得手段により他のノードから伝送速度情報を取得する
毎に、取得した他のノードの伝送速度情報と伝送速度記
憶手段に設定された伝送速度とを比較し、その結果に応
じて最適な伝送速度を選択し、伝送速度記憶手段に格納
する伝送速度の設定を更新する。他のノードが複数存在
する場合は、取得した伝送速度情報と設定された伝送速
度との比較からの処理を繰り返し行なう。
【0012】また、上記課題を解決するために、ネット
ワークを介して接続する情報処理装置に装着され、前記
ネットワークを介した通信の制御を行なう通信制御装置
の通信制御方法において、前記ネットワークに接続する
他のノードへデータ通信を行なう際に用いる伝送速度を
予め設定し、前記他のノードがデータ通信時に設定可能
な伝送速度に関する伝送速度情報を取得し、前記他のノ
ードの伝送速度情報と前記設定された伝送速度とを比較
し、前記比較した結果に応じて最適な伝送速度を選択し
て設定し、前記伝送速度情報を取得していないノードが
他に存在する場合には前記伝送速度情報の取得からの手
順を繰り返し行なうことを特徴とする通信制御方法、が
提供される。
【0013】このような手順の通信制御方法では、ネッ
トワークに接続する他のノードへデータ通信を行なう際
に用いる伝送速度として予め所定の伝送速度を設定して
おく。続いて、ネットワークに接続する他のノードがデ
ータ通信時に設定可能な伝送速度に関する伝送速度情報
を取得し、設定された伝送速度と比較し、その比較結果
に応じて最適な伝送速度を選択して、新たな伝送速度と
して設定する。伝送速度情報を取得していないノードが
他に存在する場合、そのノードから伝送速度情報を取得
する手順を繰り返すことにより、ネットワークに接続す
る他のノード全てに対して伝送速度情報の解析と最適な
伝送速度の設定を実施する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。ここでは、IEEE1394シリ
アルバスにより構成されるネットワークの実施例で説明
する。図1は、本発明の一実施の形態である通信制御装
置を組み込んだデータ転送装置により構成されるネット
ワークの構成図である。
【0015】本発明に係る通信制御装置を組み込んだデ
ータ転送装置(ノード1)100は、IEEE1394
シリアルバス(以下、単にバスとする)200を介して
他のノードであるノード2(101)、及びノード3
(102)とネットワークを構成する。ノード2(10
1)とノード3(102)の内部構成は、データ転送装
置(ノード1)100と同様である。
【0016】データ転送装置(ノード1)100は、例
えば、DV、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置
で、バス200を介して各ノード間で動画像データ等の
データ転送を行なう。また、装置は、IEEE1394
の物理層に規定される処理を行なう物理層110、デー
タリンク層に規定される処理を含む通信制御処理を行な
う通信制御部120、及びアプリケーション処理を行な
うホスト130とから構成される。さらに、通信制御部
120は、LINK層121、伝送速度情報(以下、S
Pとする)抽出手段122、伝送速度設定手段123、
伝送速度記憶手段124、及び周辺部125とから構成
される。
【0017】バス200を流れるデータパケットは、物
理層110、LINK層121経由でデータ転送装置
(ノード1)100内部に取り込まれる。物理層110
は、IEEE1394に規定される物理層における信号
処理を行なう。また、LINK層121は、IEEE1
394に規定されるデータリンク層の信号処理を行な
う。IEEE1394では、新しい装置が接続されたこ
と、あるいは既存の装置が外されたこと等を認識したノ
ードによりバスリセットが発生する。バスリセットが発
生すると、各ノードはトポロジーを自動認識し、ノード
のアドレス(ノード番号)設定を行ない、Self_I
Dパケットを送り出す。バス200に接続するノード2
(101)、ノード3(102)からバスリセット後に
送信されるSelf_IDパケットは、物理層110、
LINK層121を経由して取得され、SP抽出手段1
22へ出力される。
【0018】ここで、Self_IDパケットについて
説明する。図2は、IEEE1394のSelf_ID
パケットの構成図である。Self_IDパケットは、
各ノードを識別するためのノード識別情報であり、ノー
ド番号(phy_ID)、リンクレイヤーの有無
(L)、パケット間隔(gap_cnt)、伝送速度情
報(SP)等の情報を含む。ここでは、本発明で用いる
SPについて説明し、他は省略する。
【0019】SPは、そのノードが扱える伝送速度の最
高スピードを表している。現在、IEEE1394で
は、伝送速度として100Mbps、200Mbps、
400Mbpsのいずれかを設定することができるよう
になっている。SPは、ノードの最高スピードを、10
0Mbpsは“00b”、200Mbpsは“01
b”、400Mbpsは“10b”の2ビットで表現す
る。例えば、SPが“00b”のノードは、100Mb
psの伝送速度でのみ通信が可能である。また、SPが
“01b”のノードは、200Mbpsと100Mbp
sでの通信が可能であり、SPが“10b”のノード
は、400Mbps、200Mbps、及び100Mb
psでの通信が可能である。
【0020】図1に戻って説明する。SP抽出手段12
2は、他のノードの伝送速度情報を取得する伝送速度情
報取得手段であり、詳しくは、物理層110とLINK
層121より構成されるノード識別情報受信手段が受信
したノード識別情報であるSelf_IDパケットより
SPを抽出する伝送速度情報抽出手段である。SP抽出
手段122は、バス200を流れる他のノードのSel
f_IDパケットが物理層110、LINK層121経
由で通信制御部120内部に取り込まれる毎にSelf
_IDパケットを取得し、上記説明のSPを抽出し、伝
送速度設定手段123へ送る。
【0021】伝送速度設定手段123は、予め伝送速度
記憶手段124に所定の伝送速度を設定し格納してお
く。SP抽出手段122より、SPを取得する毎に、S
Pと伝送速度記憶手段124に格納された伝送速度とを
比較して最適な伝送速度を選択し、伝送速度記憶手段1
24に格納する設定伝送速度を更新する。最適な伝送速
度の選択方法はそのネットワークに合わせて任意に選択
することができる。例えば、シリアルバスでネットワー
クが構成される場合、一般に、接続するノードのうち扱
える伝送速度が最も遅いものに合わせて通信が行なわれ
る。この場合、SPと伝送速度記憶手段124に格納さ
れた伝送速度とを比較し、SPで表された伝送速度が伝
送速度記憶手段124に格納された伝送速度より遅いと
き、SPの伝送速度が選択され、伝送速度記憶手段12
4の設定伝送速度が書き換えられる。
【0022】伝送速度記憶手段124は、伝送速度設定
手段123が設定した伝送速度を格納する記憶領域であ
る。伝送速度設定手段123の処理開始時には、所定の
伝送速度が設定されているが、各ノードのSelf_I
Dパケットが到着する毎に選択された伝送速度に書き換
えられ、最終のノードに対する処理が終了した時点で
は、このネットワークでの最適な伝送速度が設定されて
いる。
【0023】周辺部125は、通信制御部120とホス
ト130、及びホスト130とLINK層121とのデ
ータ交換を処理する。ホスト130は、アプリケーショ
ン処理を行なうとともに、データ転送装置(ノード1)
100全体の制御を行なう。周辺部125を介して伝送
速度記憶手段124に格納された最適な伝送速度を取得
することができる。また、LINK層121への指令
を、周辺部125を介して行なう。
【0024】このような構成のデータ転送装置(ノード
1)100の動作について説明する。バスリセットが発
生し、データ転送装置(ノード1)100の通信制御部
120にバスリセットが通知されると、伝送速度設定手
段123は、所定の伝送速度を設定し、伝送速度記憶手
段124に格納する。バス200に接続する他のノー
ド、例えば、ノード2(101)、ノード3(102)
からSelf_IDパケットが発行されると、発行され
たSelf_IDパケットは物理層110、LINK層
121経由でSP抽出手段122に入力する。SP抽出
手段122は、取得したSelf_IDパケットからS
Pを抽出し、伝送速度設定手段123へ送る。伝送速度
設定手段123は、SPと伝送速度記憶手段124に格
納された伝送速度とを比較して最適な伝送速度を選択
し、必要に応じて伝送速度記憶手段124の設定伝送速
度を更新する。例えば、最も遅い伝送速度を選択すると
いう最適手法の場合、SPが伝送速度記憶手段124に
格納された伝送速度より遅いときに、設定伝送速度をS
Pの値に書き換える。Self_IDパケットが到着す
る毎に、SP抽出手段122と伝送速度設定手段123
によってSPの抽出と解析、及び速度設定処理を繰り返
し実行される。最終のSelf_IDパケットが到着
し、伝送速度設定手段123による伝送速度設定が行な
われると、伝送速度記憶手段124には、このネットワ
ークにおいて最適な伝送速度が設定されていることにな
る。この後、パケット送信時には、この設定された伝送
速度が参照され、データ通信が行なわれる。
【0025】このように、他のノードの伝送速度情報を
解析し、最適な伝送速度の設定する処理を通信制御部1
20が行なうため、ホスト130側の負担を大幅に減少
させることができる。また、Self_IDパケットが
到着する毎に伝送速度設定処理が行なわれるため、サブ
アクション・ギャップまでの間に処理を終了させること
ができ、パケット送信の最初から最適な伝送速度でデー
タ転送を行なうことができる。次に、本発明に係る通信
制御装置の通信制御方法について説明する。図3は、本
発明の一実施の形態である通信制御装置の通信制御方法
のフローチャートである。ここでは、伝送速度100M
bps(以下、s100とする)、200Mbps(以
下、s200とする)、400Mbps(以下、s40
0とする)のうち、最も遅い伝送速度でデータ通信を行
なうノードが取り扱える最速の伝送速度を選択するよう
に処理を行なうとする。
【0026】バスリセットが発生し、通信制御部120
の処理が開始されると(S10)、まず伝送速度記憶手
段124であるmax_speedというレジスタに所
定の伝送速度s400が設定される(S11)。他のノ
ードからのSelf_IDパケットを取得し(S1
2)、Self_IDパケットからSPを抽出する(S
13)。SPとmax_speedとを比較し(S1
4)、SPとmax_speedが同じか、あるいはS
Pよりmax_speedの方が遅い伝送速度である場
合には、max_speedはそのままの値が維持され
る(S15)。SPがmax_speedより遅い場合
には、max_speedをSPに書き換える(S1
6)。
【0027】具体的には、max_speedがs40
0の場合、SPがs400であればmax_speed
=s400が維持され、SPがs200またはs100
であれば、max_speed=SPに更新される。ま
た、max_speedがs200の場合、SPがs4
00またはs200であればmax_speed=s2
00が維持され、SPがs100であれば、max_s
peed=SPに更新される。max_speed=s
100になると、それ以降max_speedの書き換
えは発生しない。
【0028】取得したSelf_IDパケットが最後の
Self_IDパケットであったかどうかがチェックさ
れ(S17)、最後でない場合には、S12に戻ってS
elf_IDパケットの取得からの処理を繰り返す。最
後のSelf_IDパケットであった場合、max_s
peedを決定し(S18)、処理を終了する(S1
9)。この後、max_speedは次にシリアルバス
が初期化されるまで変更が禁止される。
【0029】このように、他のノードの伝送速度情報を
解析し、最適な伝送速度の設定する処理を通信制御部1
20が行なうため、ホスト130側の負担を大幅に減少
させることができる。また、伝送速度の解析と設定のた
めに必要な記憶領域は、その時点での最適な伝送速度を
表すmax_speedレジスタだけで済み、通信制御
装置内に多量の記憶領域を必要とすることなく、伝送速
度の解析と設定を行なうことができる。もちろん、ホス
ト130側に多量の記憶領域を用意する必要もない。
【0030】次に、本発明に係る通信制御装置を組み込
んだデータ転送装置について、バスの初期化から伝送速
度が設定されるまでの動作をタイミングチャートで説明
する。図4は、本発明の一実施の形態である通信制御装
置におけるバスリセット後の動作のタイミングチャート
である。
【0031】バスリセットが発生すると、各ノードはト
ポロジーを自動認識し、Self_IDパケットを送出
する。図4では、図示しない装置1からSelf_ID
1、図示しない装置2からSelf_ID2、及び図示
しない装置3からSelf_ID3が順次送り出されて
いる。LINK層121は、物理層110から受けたS
elf_IDを順次通信制御部120へ転送する。通信
制御部120では、Self_IDパケットを取得する
毎に、Self_IDパケットからSPを抽出し、伝送
速度の解析とその時点での最適な伝送速度の設定を行な
う。最後のSelf_IDパケットであるSelf_I
D3を受信後の解析と伝送速度の設定が終了すると、こ
のバス200に接続するノード間のデータ通信における
最適な伝送速度が決定される。
【0032】このように、通信制御部120によりSe
lf_IDパケット取得毎に解析が行なわれるため、サ
ブアクション・ギャップ(SG)までには伝送速度設定
が完了する。この結果、ホスト130に負担をかけるこ
となく、パケット送信の最初から最適な伝送速度でデー
タ転送を行なうことができる。また、バスの初期化直後
から最適な伝送速度での送受信が行なえるので、帯域の
有効利用が図れる。
【0033】上記の説明ではネットワークをIEEE1
394に規定されるシリアルバスとしたが、本発明はこ
れに限定されない。なお、上記の処理機能は、コンピュ
ータによって実現することができる。その場合、通信制
御装置が有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読
み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述し
ておく。そして、このプログラムをコンピュータで実行
することにより、上記処理がコンピュータで実現され
る。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、
磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市場に流通させ
る場合には、CD−ROM(Compact Disc Read Only Me
mory)やフロッピー(登録商標)ディスク等の可搬型記
録媒体にプログラムを格納して流通させたり、ネットワ
ークを介して接続されたコンピュータの記憶装置に格納
しておき、ネットワークを通じて他のコンピュータに転
送することもできる。コンピュータで実行する際には、
コンピュータ内のハードディスク装置等にプログラムを
格納しておき、メインメモリにロードして実行する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の通信制御装
置では、予め所定の伝送速度を設定しておき、ネットワ
ークに接続する他のノードから伝送速度情報を取得す
る。他のノードから伝送速度情報を取得する毎に、取得
した他のノードの伝送速度情報と設定された伝送速度と
を比較して最適な伝送速度を選択し、伝送速度の設定を
更新する。
【0035】このような通信制御装置を組み込んだ情報
処理装置では、通信制御装置が最適な伝送速度を選択す
るため、ホスト側に伝送速度設定のための情報を格納す
る記憶領域が不要となる。さらに、ホスト側に処理が移
行してから通信が開始されるまでの短時間に伝送速度の
解析と設定処理をする必要がなくなる。この結果、ホス
トの負荷を大幅に削減することが可能となる。また、所
定の時間内に最適な伝送速度を設定することができるた
め、バスの初期化直後から最適な伝送速度で通信を行な
うことが可能となり、帯域の有効利用が図れる。
【0036】また、本発明の通信制御方法では、予め所
定の伝送速度を設定しておき、他のノードの伝送速度情
報を取得し、設定された伝送速度と比較し、比較結果に
応じて最適な伝送速度を設定する。他のノード全てに対
して伝送速度情報の取得からの手順を繰り返す。
【0037】このような手順の通信制御方法を行なう通
信制御装置を組み込んだ情報処理装置では、通信制御装
置が最適な伝送速度を選択するため、ホスト側に伝送速
度設定のための情報を格納する記憶領域が不要となる。
さらに、ホスト側に処理が移行してから通信が開始され
るまでの短時間に伝送速度の解析と設定処理をする必要
がなくなる。この結果、ホストの負荷を大幅に削減する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である通信制御装置を組
み込んだデータ転送装置により構成されるネットワーク
の構成図である。
【図2】IEEE1394のSelf_IDパケットの
構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態である通信制御装置の通
信制御方法のフローチャートである。
【図4】本発明の一実施の形態である通信制御装置にお
けるバスリセット後の動作のタイミングチャートであ
る。
【図5】従来のIEEE1394バスリセット後におけ
る処理のタイミングチャートである。
【符号の説明】
100…データ転送装置(ノード1)、110…物理
層、120…通信制御部、121…LINK層、122
…伝送速度(SP)抽出手段、123…伝送速度設定手
段、124…伝送速度記憶手段、125…周辺部、13
0…ホスト、200…IEEE1394シリアルバス、
101…ノード2、102…ノード3
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B077 AA14 NN02 5K033 AA03 BA04 CB01 CB15 DA01 DA13 DB16 5K034 AA07 CC01 EE10 EE11 FF02 FF12 HH02 HH17 HH26 LL01 MM08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して接続する情報処理
    装置に装着され、前記ネットワークを介した通信の制御
    を行なう通信制御装置において、 前記ネットワークに接続する他のノードへデータ通信を
    行なう際に用いる伝送速度を格納する伝送速度記憶手段
    と、 前記他のノードがデータ通信時に設定可能な伝送速度に
    関する伝送速度情報を取得する伝送速度情報取得手段
    と、 前記伝送速度記憶手段に予め所定の伝送速度を設定して
    おき、前記取得した他のノードの伝送速度情報と前記設
    定された伝送速度とを比較し、その比較結果に応じて前
    記伝送速度記憶手段に格納する伝送速度の設定を更新す
    る伝送速度の設定更新処理を行なう伝送速度設定手段
    と、 を有することを特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】 前記伝送速度設定手段は、前記他のノー
    ドの伝送速度情報と前記設定された伝送速度とを比較
    し、前記他のノードの伝送速度情報が前記設定された伝
    送速度より遅い場合には、前記伝送速度記憶手段に格納
    する伝送速度の設定を前記他のノードの伝送速度情報の
    値に更新することを特徴とする請求項1記載の通信制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークは、IEEE1394
    に規定されるネットワークであり、 前記伝送速度情報取得手段は、前記IEEE1394に
    規定されるバスリセット発生後に前記ネットワークに接
    続する各ノードが発行する自己IDパケットを取得し、 前記伝送速度設定手段は、前記伝送速度情報取得手段が
    前記自己IDパケットを取得する毎に前記自己IDパケ
    ットに含まれる前記伝送速度情報を用いて前記伝送速度
    の設定更新処理を行なうことを特徴とする請求項1記載
    の通信制御装置。
  4. 【請求項4】 前記伝送速度情報取得手段は、所定のプ
    ロトコルに従って前記他のノードから送信されるノード
    を識別するためのノード識別情報を受信するノード識別
    情報受信手段と、 前記ノード識別情報に含まれる前記ノードが扱うことの
    可能な伝送速度に関する伝送速度情報を抽出する伝送速
    度情報抽出手段と、 から構成されることを特徴とする請求項1記載の通信制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記ネットワークは、IEEE1394
    に規定されるネットワークであり、前記ノード識別情報
    は、IEEE1394により規定される自己IDパケッ
    トに含まれることを特徴とする請求項4記載の通信制御
    装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して接続する情報処理
    装置に装着され、前記ネットワークを介した通信の制御
    を行なう通信制御装置の通信制御方法において、 前記ネットワークに接続する他のノードへデータ通信を
    行なう際に用いる伝送速度を予め設定し、 前記他のノードがデータ通信時に設定可能な伝送速度に
    関する伝送速度情報を取得し、 前記他のノードの伝送速度情報と前記設定された伝送速
    度とを比較し、 前記比較した結果に応じて最適な伝送速度を選択して設
    定し、 前記伝送速度情報を取得していないノードが他に存在す
    る場合には前記伝送速度情報の取得からの手順を繰り返
    し行なうことを特徴とする通信制御方法。
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