JP2002164795A - デジタル伝送システム、符号化装置、復号装置、および当該デジタル伝送システムにおけるデータ処理方法 - Google Patents

デジタル伝送システム、符号化装置、復号装置、および当該デジタル伝送システムにおけるデータ処理方法

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JP2002164795A
JP2002164795A JP2000360595A JP2000360595A JP2002164795A JP 2002164795 A JP2002164795 A JP 2002164795A JP 2000360595 A JP2000360595 A JP 2000360595A JP 2000360595 A JP2000360595 A JP 2000360595A JP 2002164795 A JP2002164795 A JP 2002164795A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変ビットのデータに対応することができる
ターボ符号を用いたデジタル伝送システム、符号化装
置、復号装置および当該システムにおけるデータ処理方
法を提供する。 【解決手段】 デジタル伝送システムの送信側は、可変
ビットの入力データ列を所定のビット数のデータ列XA
に変換するためのデータ付加部170、データ列XAを
符号化する符号器100、インターリーブ後のデータ列
XA´を符号化する符号器110、符号器100,11
0の出力をパンクチャリングするパンクチャ部130お
よび140を含む。入力データ列X,パンクチャリング
後のデータ列Y,Y´を多重化処理部150で多重化す
ることで出力系列を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル伝送シ
ステム、符号化装置、復号装置、および当該デジタル伝
送システムにおけるデータ処理方法に関し、より特定的
には誤り訂正向上化の手法に関する構成および手法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ターボ符号は、1993年に発表されて
以来、符号化利得の高いことから注目されており、次世
代移動通信システム等の通信路符号化への適用が決定さ
れている。
【0003】ターボ符号の概要については、たとえば
「Near Optimum Error Correcting Coding And Decodin
g:Turbo-Codes(Claude Berrou, IEEE TRANSACTIONS ON
COMMUNICATIONS,VOL.44 NO.10, October 1996, pp1261-
1271)」や、「Shannon の限界への道標:"parallel con
catenated(Turbo)coding", "Turbo(iterative)decodin
g"とその周辺(井坂元彦、今井秀樹著,IT98-51(1998-1
2)」に詳しくその内容が記載されている。
【0004】以下に、ターボ符号のポイントを簡単に列
記する。(a)同一構成の符号器を並列あるいは直列に
複数個連接する、(b)それぞれの符号器に入力するデ
ータ率については、相関がなくなるようにインターリー
バを用いる。このときランダム性の高いインターリーバ
を用いることが望ましい、(c)復号側において、軟判
定入力から尤度情報についての軟判定出力を行なう、
(d)復号側において、軟判定尤度情報を新たな入力と
して使用することにより繰返し復号を行なう。
【0005】ターボ符号の原理について、図12−図1
4を用いて説明する。以下では、符号器を並列に連接す
る一般的な構成で、符号化レート1/3、拘束長K=3
としている。
【0006】従来のターボ符号器900は、図12に示
すように、インターリーバ120と、符号器(RSC
1)100と、符号器(RSC2)110とを備える。
【0007】インターリーバ120は、入力データ列X
を並べ替えて、入力データ列Xと同じ要素で順番の異な
るデータ列X′を作成する。
【0008】符号器100および110は同一構成であ
り、再帰的畳み込みを実施する。符号器RSC(100
および110)は、図13に示すように、2個のレジス
タDからなるシフトレジスタとモジュロ2の加算器A1
およびA2とにより構成されている。
【0009】この符号化器における内部状態(b1,b
2)はシフトレジスタの値によって表わされる。内部状
態(b1,b2)は、内部状態(00),内部状態(0
1),内部状態(10),内部状態(11)の4つの状
態をとり得る。なお、入力が与えられた際に遷移できる
内部状態は常に2通りである。
【0010】符号化器RSC(100および110)に
おける遷移状態を、図14に示す。内部状態(00)の
場合、入力が“0”のときは内部状態(00)に遷移し
符号出力は“0”となり、入力が“1”のときには内部
状態(10)に遷移し符号出力は“1”となる。
【0011】内部状態(01)の場合、入力が“0”の
ときには内部状態(10)に遷移し符号出力は“0”と
なり、入力が“1”のときには内部状態(00)に遷移
し符号出力は“1”となる。
【0012】内部状態(10)の場合、入力が“0”の
ときは内部状態(11)に遷移し符号出力は“1”とな
り、入力が“1”のときには内部状態(01)に遷移し
符号出力は“0”となる。
【0013】内部状態(11)の場合、入力が“0”の
ときは内部状態(01)に遷移し符号出力は“1”とな
り、入力が“1”のときは内部状態(11)に遷移し符
号出力は“0”となる。
【0014】入力データ列Xについて符号器100によ
る符号化後のデータ列をYとする。また、インターリー
バ120によるインターリーブ後の入力データ列X′を
受ける符号器110による符号化後のデータ列をY′と
する。
【0015】したがって、従来のターボ符号器900
は、入力データ列Xに基づき第1の符号列Yと第2の符
号列Y′とを生成する。ターボ符号器900は、データ
列X,Y,Y′を並べて出力する。
【0016】入力データ列Xを{0,1,1,0,0,
0,1}とし、インターリーブ後のデータ列X′を
{0,0,1,0,1,0,1}とすると、符号結果で
あるデータ列Yは{0,1,0,0,1,1,1}、デ
ータ列Y′は{0,0,1,1,0,1,1}となる。
【0017】ここで符号器内部の内部状態遷移図を、図
15と図16とに示す。図15は、データ列Yに関する
内部状態遷移図に相当し、図16はデータ列Y′に関す
る内部状態遷移図に相当する。図15および図16にお
いて、太線で示す線が状態遷移を表わしている。
【0018】次に、ターボ復号器の基本的な構成を、図
17を用いて説明する。“Iteration k”(k=1,
2,…,n)と記してあるブロック600,610,6
20および630は復号の1単位となる。回路600,
610,620および630がつながっている構成とな
っているが、これは処理が繰返し行なわれることを示し
ているものである。
【0019】図18には、復号単位ブロック、すなわち
各回路(Iteration)における処理を示している。復号
単位ブロックは、軟判定デコーダ10および11、イン
ターリーバ20および21、復元用インターリーバ2
2、ならびに復号計算部30を備える。
【0020】軟判定デコーダ10および軟判定デコーダ
11は、軟判定入力をもとに軟判定出力を出力する復号
器である。インターリーバ20および21は、符号器側
で使用するインターリーバと同一の動作を行なう。復元
用インターリーバ22は、インターリーバにより並べ替
えたデータ列をもとのデータ列に復元する。復号計算部
30は、エラー訂正後のデータを生成する。
【0021】復号単位ブロックに入力される信号は、受
信系列{X,Y,Y′}、および信号の尤度情報Eであ
る。このうち、{X,Y,E}が1組で、最初の軟判定
軟出力のエラー訂正処理を行なう。これにより、符号器
100における符号化に対応したエラー訂正処理を行な
い、その結果として各信号の新たな尤度情報E1を作成
する。
【0022】次に、{X,Y′,E1}の組合せで次の
軟判定軟出力エラー訂正処理を行なう。符号器110に
おける畳み込みの前にインターリーバ120によりデー
タの並び替えを実施しているので、尤度情報E1に対し
てはインターリーバ20によるデータの並び替えを行な
い、データ列Xについてはインターリーバ21における
データの並び替えを実施する。これにより新たなデータ
列{X′,E1′}を生成する。{X′,Y′,E
1′}の組合せで軟判定軟出力エラー訂正処理を行な
う。
【0023】これにより符号器110における符号化に
対応したエラー訂正処理を行ない、その結果として各信
号の新たな尤度情報E2を生成する。
【0024】ここで、符号器110に必要なデータ列
{X′,E1′}は、インターリーバ20およびインタ
ーリーバ21によって並び替わっているため、尤度情報
E2は復元用インターリーバ22によりデータの並び替
えを行ない尤度情報E2′となる。
【0025】尤度情報E2′は、復号単位ブロックで処
理を繰返し行なう場合の尤度情報として利用される。ま
た、復号計算部30において、この時点での復号結果
X"を得ることができる。
【0026】ターボ符号の復号方法についてはさまざま
な手法が考えられるが、ビタビ処理の応用で出力データ
を軟出力することを特徴とするSOVA(Soft Output
Viterbi Algorithm)あるいは最尤判定法の計算効率の
向上したLog−MAP(Maximum A Posteriori proba
bility)が主流となっている。
【0027】ターボ符号によるエラー訂正特性の一例
を、図19に示す。図19において凡例でのプロット7
00(no−coding)は、符号化なしの場合を示
す。プロット710(IT=1)は、繰返し処理が1回
の場合を、プロット720(IT=2)は、繰返し処理
2回の場合を、プロット730(IT=3)は、繰返し
処理3回の場合を、プロット740(IT=4)は、繰
返し処理4回の場合を、プロット750(IT=5)
は、繰返し処理5回の場合をそれぞれ示している。プロ
ット760(Viterbi)は、5ビットの判定ビタ
ビ(拘束長9、レート=1/3)におけるBER特性を
示している。
【0028】図19に示すBER特性から明らかなよう
に、ターボ符号によれば、繰返しの設定を多くするたび
にエラー訂正能力が向上することになる。
【0029】ところで、W−CDMA(Wideband-CD
MA:CDMA=Code Division Multiple Access)方
式等の次世代通信においては、通信において情報ビット
数が動的に変化することが想定されている。
【0030】W−CDMA方式のデータフローについ
て、図20を用いて説明する。W−CDMA方式では、
図20に示すように、信号TrCH♯1に対し、処理8
00(CRC付加処理801、情報データ列の連結処理
802、エラー訂正処理803、インターリーブ(1)
804、無線フレーム分割処理805、およびレートマ
ッチング処理806)が施される。図示しない他の信号
も処理800が施される。
【0031】これら複数の信号は、マルチプレクス81
0においてマルチプレクスされる。そして、物理チャネ
ル分割処理811において、複数のチャネルに分割され
る。分割後、各々がインターリーブ(2)812、物理
チャネルマッピング813される。これにより、信号P
hCH♯1,PhCH♯2,…が得られる。W−CDM
A方式では、図20に示すように同一の無線チャネルに
多数の論理チャネルがマルチプレクスされている。
【0032】動的な情報ビット設定をすることにより、
通信状態を変更する。全体での情報ビット数が少ない場
合、条件によって通信のレートを下げることも可能とな
る。この手法をWCDMA方式ではレートマッチングと
呼んでいる。レートマッチングでは情報ビットを増やす
場合(Repetition)と減らす場合(Puncturing)があ
り、状況に応じてこれらを適用する。
【0033】パンクチャリングのレートマッチングに対
応する符号化装置の構成例を、図21に示す。符号化装
置910は、図21に示されるように、入力インターフ
ェイス部(I/F)160、符号器(RCS1,RCS
2)100,110、インターリーバ(固定)120、
パンクチャ部130および140、ならびに多重化処理
部(MUX)150を含む。
【0034】符号化装置910は、ターボ符号器900
の基本的構成に加えて、符号後データであるデータ列
Y,Y′に対しパンクチャリングを行なうパンクチャ部
130および140を含む。
【0035】パンクチャ部130,140では、符号後
データであるデータ列Y,Y′に対し、新たな符号語系
列としてデータ列YB,YB′を作成する。多重化処理
部150においては、データ列X,YBおよびYB′を
多重化し出力系列とする。
【0036】パンクチャリングのレートマッチングに対
応する場合のターボ符号構成例については、特開200
0−68862号公報(「誤り訂正符号化装置」)に別
の構成例が示されている。当該文献に記載されている符
号化装置920は、図22に示すように、入力I/F部
160、データ列にデータを付加するデータ付加部16
5、インターリーバ(固定)120、符号器(RSC
1,RSC2)100および110、ならびに多重化処
理部150を含む。
【0037】このようなターボ符号器を含む送信側シス
テムで使用する通信手段は、図23に示す手順によって
行なわれる。上記した手順と異なり、レートマッチング
処理806が情報データ列連結処理802の後段であっ
てエラー訂正処理803の前段に行なわれる。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、W−C
DMA方式等の次世代通信では、ターボ符号で処理する
情報ビットが動的に変化することが要望される。
【0039】情報ビット数が変化すると、その情報ビッ
ト数に応じてターボ符号の内部インターリーバ構成を変
更する必要がある。一般的には、インターリーバはラン
ダム性を確保するために複雑な処理となっている。
【0040】ターボ符号用のインターリーバの計算方法
については、たとえば3GPP TS25.212(V
3.0.0,1999−10,pp17−18)にその
記載が挙げられている。定義上、相当数の組合せが可能
となる。
【0041】実際の通信において、可能な範囲内のすべ
てのビット数に対応する必要はないが、そのような場合
でも数十から数百の範囲でターボ符号の情報ビット数の
種類を設定する必要がある。
【0042】チャネルコーティング処理はリアルタイム
で実施する必要があり、この計算を情報ビット数が変わ
るたびに行なうのは非効率的である。これを解決するた
めの手段として、予め計算済みのデータをテーブルデー
タとして保有する方法もあるが、必要とするメモリ量の
条件によって実現が困難となる。
【0043】また、この中間解として途中までのデータ
をテーブルデータで保有し、その後の計算を実施する方
法が挙げられるが、処理量・メモリ量の問題をすべて解
決できる解にはなり得ない。
【0044】この状況は、限定されたデータ長を取扱う
場合以外には避けられない問題であり、上述した図22
および23、ならびに他の構成についても起こり得る。
【0045】そこで、本発明は係る問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、動的に変化するタ
ーボ符号で処理される情報ビット数に対応することがで
きる訂正処理を実現することができるデジタル伝送シス
テム、符号化装置、復号装置および当該システムにおけ
るデータ処理方法に関するものである。
【0046】
【課題を解決するための手段】この発明のある局面によ
るデジタル伝送システムは、ターボ符号を用いてデータ
列を符号化する符号器と、可変ビット長のデータ列を、
予め定められたビット数のデータ列に変換して符号器に
出力するデータ変換回路と、符号器の出力を受けて、送
信データを作成する送信データ作成回路とを含む送信シ
ステムを備える。デジタル伝送システムはさらに、送信
システムの出力に基づき、復号のためのデータ列を作成
する第1データ作成回路と、作成されたデータ列に基づ
き、符号化に対応する復号処理を実行する復号器と、復
号器の出力を受けて所望のデータ列を作成する第2デー
タ作成回路とを含む受信システムをさらに備える。
【0047】好ましくは、送信システムは、複数のビッ
ト数の候補のうち、予め定められたビット数を選択する
選択回路をさらに含む。
【0048】特に、データ変換回路は、データ列の特定
箇所に、予め定められたデータ(“0”、“1”、また
はこれらの組合わせ)を挿入する回路を含む。一方、第
2データ作成回路は、特定箇所のデータを削除する。
【0049】特に、送信データ作成回路は、符号器の出
力するデータのうち、特定箇所のデータを削除する回路
を含む。第1データ作成回路は、削除される前記特定箇
所のデータを、受信データなしとみなすための情報に置
換える。
【0050】この発明のさらなる局面による符号化装置
は、ターボ符号を用いてデータ列を符号化する符号器
と、可変ビット長のデータ列を、予め定められたビット
数のデータ列に変換して符号器に出力するデータ変換回
路と、符号器の出力を受けて、出力系列を作成するデー
タ作成回路とを備える。好ましくは、符号化装置は、複
数のビット数の候補のうち、前記予め定められたビット
数を選択する選択回路をさらに備える。
【0051】この発明のさらなる局面による復号装置
は、上記符号化装置に対応するものであって、出力系列
を復号するためのデータ列を作成する第1データ作成回
路と、作成されたデータ列に基づき、符号化に対応する
復号処理を実行する復号器と、復号器の出力を受けて所
望のデータ列を作成する第2データ作成回路とを備え
る。
【0052】この発明のさらなる局面によるデジタル伝
送システムにおけるデータ処理方法は、可変ビット長の
データ列を、予め定められたビット数のデータ列に変換
する変換ステップと、変換したデータ列をターボ符号に
基づき符号化する符号化ステップと、符号化の結果を受
けて、送信データを作成する送信データ作成ステップと
を備える。データ処理方法はさらに、送信データを復号
するためのデータ列を作成する復号データ作成ステップ
と、作成されたデータ列に基づき、符号化に対応する復
号処理を実行する復号ステップと、復号処理の結果を受
けて、所望のデータ列を作成する出力データ作成ステッ
プとをさらに備える。
【0053】このように、本発明によるデジタル伝送シ
ステムは、ターボ符号の前段にデータ長を調整する手段
を設ける。また、ターボ符号の後段にデータ長を調整す
る手段を設ける。エラー訂正処理を施したデータ列につ
いて、想定しているデータ長のデータ列を提供する。す
なわち、エラー訂正対象のデータ長は動的に変わるもの
の、予めターボ符号での処理データ長を限定することに
より、通信路符号化・複合化処理を保証することが可能
になる。
【0054】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態によるデジタ
ル伝送システムおよびその処理内容について図を用いて
説明する。図中同一または相当部分には同一記号または
符号を付しその説明は省略する。
【0055】本発明の実施の形態によるデジタル放送シ
ステムを構成する送信側システムについて、図1を用い
て説明する。本発明の実施の形態による送信側システム
は、図1に示すように、入力I/F(インターフェー
ス)部160、データ付加部170、インターリーバ
(固定)120、符号器(RSC1,RSC2)100
および110、第1および第2のパンクチャ部130お
よび140、ならびに多重化処理部(MUX)150を
含む符号化装置1000を備える。
【0056】ターボ符号器に入力される情報ビットは入
力系列として、入力I/F部160に蓄積される。情報
ビット列Xは、そのまま多重化処理部150に転送され
る。
【0057】一方、畳み込み処理については、データ付
加部170において情報ビット列Xにデータ付加を行な
う。これにより、予め定められたビット数のデータ列X
Aを作成する。
【0058】データ付加部170から出力されるデータ
列XAは、符号器100とインターリーバ120とに供
給される。
【0059】インターリーブをかけないデータ列XA
は、符号器100において符号化される。また、データ
列XAに対しては、インターリーバ120において固定
長のインターリーブ処理が施される。インターリーバ1
20で作成されるデータ列XA′は、符号器110に供
給される。
【0060】符号器100の出力データYAに対し、パ
ンクチャ処理(パンクチャ部130)を実施し、実際に
必要となるデータ列Yを作成する。
【0061】符号器110の出力データY′に対し、パ
ンクチャ処理(パンクチャ部140)を実施し、実際に
必要となるデータ列Y′を作成する。
【0062】データ列Y,Y′は、多重化処理部150
に供給される。多重化処理部150では、予め定められ
た手順でのビットマッピングを行ない出力系列とする。
多重化処理部150の出力するデータ列は受信側システ
ムに送信される。
【0063】次に、本発明の実施の形態によるデジタル
放送システムに含まれる受信側システムの構成につい
て、図2を用いて説明する。本発明の実施の形態による
受信側システムは、図2に示されるように、多重分離処
理部(DeMUX)250、第1、第2および第3のビ
ット詰め処理部200、210、220、インターリー
バ230を含むターボ符号デコーダ240、およびデー
タビット選択部260を含む復号装置を備える。
【0064】受信データである入力系列は、多重分離処
理部250において、予め定められた処理手順で、上記
したXに相当するデータ、Yに相当するデータおよび
Y′に相当するデータに分割する。
【0065】第1のビット詰め処理部200は、Xに相
当するデータを受け、第2のビット詰め処理部210
は、Yに相当するデータを受け、さらに第3のビット詰
め処理部220はY′に相当するデータを受ける。
【0066】ビット詰め処理部200,210,220
は、各々が同一のデータ長となるように、デコーダに必
要なデータ列XA,YA,YA′を作成する。
【0067】ターボ符号デコーダ240においては、デ
ータ列XA,YA,YA′をもとに復号処理を行なう。
ターボ符号デコード処理に使用するインターリーバ23
0については、入力する情報ビット数が固定であるため
に、常時同一なインターリーブ処理を実施する。
【0068】ターボ符号デコーダ240から出力される
復号系列XA′については、不要なデータを含んでいる
のでデータビット選択部260において不要なデータを
取り除くことで出力系列であるデータ系列X′を作成す
る。
【0069】次に、本発明の実施の形態によるターボ符
号化器の拡張例について、図3を用いて説明する。扱う
データの幅が大きい場合にデータ幅を単一固定の情報ビ
ットに限定すると、エラー訂正特性への影響が大きくな
る。したがって、代表的なビット数を選択する処理手段
を備えることにより、本発明の実施の形態でのターボ符
号処理システムに柔軟性を持たせる。
【0070】そこで、所定数の固定インターリーバを備
え、外部からセレクト制御部180によって、いずれの
インターリーバを使用するかを決定するスイッチを動作
させ、使用する固定インターリーバを決定する。
【0071】具体的に、図3に示す回路は、図1に示す
回路に加えて複数のインターリーバ(固定)、複数のス
イッチ(SW)およびセレクト制御部180を含む。図
においては、代表例として、インターリーバ(固定)1
21、122、123およびスイッチ190、スイッチ
191が記載されている。
【0072】スイッチ191によりデータ列XAに対し
インターリーブ処理を実行するインターリーバが選択さ
れ、スイッチ190により選択されたインターリーバの
出力が符号器110に供給される。さらに、セレクト制
御部180によって、データ付加部170における付加
するデータの条件が決定する。
【0073】なお、復号処理側においても、上記したイ
ンターリーバ230に代わりターボ化符号器に対応する
複数のインターリーバを配置し、セレクト制御部180
の選択に応じて使用する1つの固定インターリーバを選
択するように構成する。
【0074】次に、データ付加部170におけるデータ
付加構成の具体例について、図4を用いて説明する。図
4において、上側に示すデータD1は、情報ビットを、
下側に示すデータD2は、付加情報を加えた後のデータ
系列を表している。情報ビットD1は、ビット数が可変
であり、データ付加後のデータ系列D2は、ビット数が
固定になる。
【0075】なお、図中、斜線領域が付加データに相当
する。図4では、情報ビット(“010110…”)の
最後尾に付加情報(“11…11”)を付加した例を示
している。
【0076】ターボ処理においては、情報ビットをラン
ダムにインターリーブすることからも、図4に示すよう
に単純にデータの最後尾にデータを付加する構成をとる
ことが可能となる。
【0077】付加するデータとしては、図4に示す例で
はすべて“1”を想定しているが、すべて“0”、また
はその他予め定められたパターンを使用することも可能
である。
【0078】データ付加構成のさらなる例を図5に示
す。図5では、データD1は、情報ビットであり、デー
タD3が、データ付加後のデータ系列を表している。デ
ータD3に付される斜線領域が、付加データ部分であ
る。図5では、付加データ作成の時点で、データの挿入
位置を変更するように構成しており、1ビットおきに
“1”を挿入している。なお、付加するデータは、上記
したように“1”に限定されない。
【0079】次に、パンクチャ部および多重化処理部に
おけるデータ構造の一例について、図6を用いて説明す
る。図6において、D4は、データ列X(X系列)、D
5は、データ列Y(Y系列)、D6は、データ列Y′
(Y′系列)、D7は、多重化処理後のデータ列をそれ
ぞれ表している。
【0080】X系列に関しては、そのままのデータを扱
う。Y系列に関しては、符号化後データのうち、必要と
するビット数に合うように特定の規則に従ってデータを
間引く。Y′系列においても同様の処理により、符号化
後データのうち必要とするビット数に合うように特定の
規則に従ってデータを間引く。図6に示す例では、
“−”で示している箇所がパンクチャリングされるデー
タとなる。
【0081】多重化処理部150では、X系列、Y系
列、Y′系列のデータを定められた規則に従ってマッピ
ングすることになる。この例では、X系列D4、Y系列
D5、Y′系列D6のデータを交互に並べる手法をとっ
ている。
【0082】次に、受信側システムにおける多重分離処
理部250およびビット詰め処理部におけるデータ構成
について、図7を用いて説明する。図7において、D8
は、多重分離処理を施すデータ列を表し、D9、D1
0、D11はそれぞれ、ビット詰め処理後のデータ列X
(X系列)、データ列Y(Y系列)、データ列Y′
(Y′系列)を表している。
【0083】図7に示す例は、図6に示すビット詰め処
理に対応するものであり、X系列、Y系列、Y′系列の
交互に並んでいるデータ列D8のうちから、X系列、Y
系列、Y′系列のそれぞれのデータ系列を分離する。
【0084】分離後のデータ系列のそれぞれについて、
図6でのパンクチャリング処理に対応するためのビット
詰め処理を行なう。
【0085】X系列については、予め定められた位置に
特定のデータパターンを付加することによりビット詰め
を行なう。すなわち、図4あるいは図5に示したデータ
付加構成に対応する処理である。この例では、図4の場
合に対応している。具体的には、X系列のデータ最後尾
には、“0”のみで構成されるデータを設定する。
【0086】Y系列およびY′系列については、もとも
とデータの存在しない箇所について(図6における
“−”)、情報ビットがない、すなわち受信データがな
いことを示すか、あるいは“1”と“0”との中間の入
力があったとして計算を進める。この処理により、固定
のデータ長を有するX系列、Y系列、Y′系列を作成す
ることができる。図7の例では、図6における“−”部
分を、“0”に置換えている。
【0087】X系列、Y系列、Y′系列が定まれば、タ
ーボ符号デコーダは動作可能であり、復号結果を得るこ
とができる。
【0088】復号結果から最終的な復号系列を取出すた
めの手順について、図8を用いて説明する。図8におい
て、D12は、ターボ符号デコーダ240の出力するデ
ータ列を、D13は、データビット選択部260の出力
するデータ列をそれぞれ表している。データ列D12の
ビット数は固定であり、データ列D13のビット数は可
変である。
【0089】図8は、図4に示すデータ付加構成に対応
するものであり、復号結果の先頭から必要なビット数が
最終的な復号結果として決定される(取出される)。
【0090】復号結果から最終的な復号系列を取出すた
めのさらなる手順について、図9を用いて説明する。図
9において、D14は、ターボ符号デコーダ240の出
力するデータ列を、D15は、データビット選択部26
0の出力するデータ列をそれぞれ表している。データ列
D14のビット数は固定であり、データ列D15のビッ
ト数は可変である。
【0091】図9は、図5に示すデータ付加構成に対応
するものであり、復号結果の定められた位置から必要な
データが取出される。これにより最終的な復号結果を得
ることができる。
【0092】なお、本発明の実施の形態による構成は、
プログラムを搭載したRAM、ROM等の記憶デバイス
をDSPあるいはCPU等の制御手段によってプログラ
ム実行することにより実現することも可能である。
【0093】本発明の実施の形態による処理をソフトウ
ェアを用いて実現する場合の処理手順を、図10および
図11に示す。図10は、送信側のデータ処理に対応す
るものであり、図11は受信側のデータ処理に対応する
ものである。
【0094】図10を参照して、ステップS1におい
て、ターボ符号用データを作成する。ステップS2にお
いて、第1の畳み込み処理を実行する(RSC1に対
応)。ステップS3においてデータのパンクチャ処理を
行なう(パンクチャ部130に対応)。
【0095】ステップS4においてインターリーブ処理
を実施する(インターリーバ120に対応)。ステップ
S5において第2の畳み込み処理を実行する(RSC2
に対応)。ステップS6においてデータのパンクチャ処
理を行なう(パンクチャ部140に対応)。そしてステ
ップS7においてデータの多重化を実行する(多重化処
理部150に対応)。
【0096】図11を参照して、受信側においては、ス
テップS10において、受信データを分解する(多重分
離処理部250に対応)。ステップS11において、X
系列の不要ビットを処理する(ビット詰め処理部200
に対応)。ステップS12において、Y系列の不要ビッ
トを処理する(ビット詰め処理部210に対応)。ステ
ップS13において、Y′系列の不要ビットを処理する
(ビット詰め処理部220に対応)。
【0097】ステップS14において、ターボデコード
処理を実行する(ターボ符号デコーダ240に対応)。
そして、ステップS15において、復号結果から情報ビ
ットの取出し処理を行なう(データビット選択部260
に対応)。
【0098】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0099】
【発明の効果】このように本発明によるデジタル伝送シ
ステムおよびデジタル伝送方法を用いることにより、タ
ーボ符号の対象となる情報ビット数が動的に変化しても
対応することができる。このため、ターボ符号に必要と
なる情報ビット数に限定なく、エラー訂正処理を軽減化
することができる。
【0100】この結果、従来のシステムに比べてシステ
ムの簡略化が可能となる。したがって、本発明はターボ
符号をエラー訂正手段として使用するシステムにおいて
品質向上に特に有効な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による送信側システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態による受信側システムの
構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態による他の構成例を示す
ブロック図である。
【図4】 データ付加処理におけるデータ構成例を示す
図である。
【図5】 データ付加部におけるデータ構成例の他の構
成例を示す図である。
【図6】 パンクチャ部および多重化処理部におけるデ
ータ構成を示す図である。
【図7】 ビット詰め処理部および多重分離処理部にお
けるデータ構成を示す図である。
【図8】 データビット選択処理の一例を示す図であ
る。
【図9】 データビット選択処理の一例を示す図であ
る。
【図10】 本発明の実施の形態による送信データ処理
(ソフトウェアで実現)を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態による受信データ処理
(ソフトウェアで実現)を示すフローチャートである。
【図12】 従来のターボ符号器の構成を示すブロック
図である。
【図13】 従来の符号器(RSC)の構成を示すブロ
ック図である。
【図14】 ターボ符号における状態遷移について説明
するための図である。
【図15】 ターボ符号における状態遷移の一例を示す
図である。
【図16】 ターボ符号における状態遷移の一例を示す
図である。
【図17】 ターボ符号デコードにおける繰返し処理に
ついて説明するための図である。
【図18】 ターボ符号デコーダの構成を示す構成図で
ある。
【図19】 従来のターボ符号でのBER特性を示す図
である。
【図20】 ターボ符号のためのデータフローを示す図
である。
【図21】 従来の符号化装置における構成の概要を示
すブロック図である。
【図22】 従来の符号化装置における構成の概要を示
すブロック図である。
【図23】 図22におけるターボ符号のためのデータ
フローを示す図である。
【符号の説明】
10,11 軟判定デコーダ、20,21,22,120,
230 インターリーバ、30 復号計算部、100,
110 符号器(RSC1,RSC2)、130,140
パンクチャ部、150 多重化処理部、160 入力
I/F部、170 データ付加部、180 セレクト制
御部、190,191 スイッチ、200,210,22
0 ビット詰め処理部、240 ターボ符号デコーダ、
250多重分離処理部、260 データビット選択部。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターボ符号を用いてデータ列を符号化す
    る符号器と、可変ビット長のデータ列を、予め定められ
    たビット数のデータ列に変換して前記符号器に出力する
    データ変換回路と、前記符号器の出力を受けて、送信デ
    ータを作成する送信データ作成回路とを含む送信システ
    ムを備える、デジタル伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記送信データを復号するためのデータ
    列を作成する第1データ作成回路と、前記作成されたデ
    ータ列に基づき、前記符号化に対応する復号処理を実行
    する復号器と、前記復号器の出力を受けて所望のデータ
    列を作成する第2データ作成回路とを含む受信システム
    をさらに備える、請求項1に記載のデジタル伝送システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記送信システムは、 複数のビット数の候補のうち、前記予め定められたビッ
    ト数を選択する選択回路をさらに含む、請求項1または
    2に記載のデジタル伝送システム。
  4. 【請求項4】 前記データ変換回路は、 前記データ列の特定箇所に“0”に挿入する回路を含
    む、請求項1〜3のいずれかに記載のデジタル伝送シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記データ変換回路は、 前記データ列の特定箇所に“1”に挿入する回路を含
    む、請求項1〜3のいずれかに記載のデジタル伝送シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記データ変換回路は、 前記データ列の特定箇所に、予め定められたデータを挿
    入する回路を含む、請求項1〜3のいずれかに記載のデ
    ジタル伝送システム。
  7. 【請求項7】 前記送信データ作成回路は、 前記符号器の出力するデータのうち、特定箇所のデータ
    を削除する回路を含む、請求項1〜3のいずれかに記載
    のデジタル伝送システム。
  8. 【請求項8】 前記第1データ作成回路は、 削除される前記特定箇所のデータを、受信データなしと
    みなすための情報に置換える、請求項7に記載のデジタ
    ル伝送システム。
  9. 【請求項9】 前記第2データ作成回路は、 前記特定箇所のデータを削除する、請求項4〜6のいず
    れかに記載のデジタル伝送システム。
  10. 【請求項10】 ターボ符号を用いてデータ列を符号化
    する符号器と、 可変ビット長のデータ列を、予め定められたビット数の
    データ列に変換して前記符号器に出力するデータ変換回
    路と、 前記符号器の出力を受けて、出力系列を作成するデータ
    作成回路とを備える、符号化装置。
  11. 【請求項11】 複数のビット数の候補のうち、前記予
    め定められたビット数を選択する選択回路をさらに備え
    る、請求項10に記載の符号化装置。
  12. 【請求項12】 前記データ変換回路は、 前記データ列の特定箇所に“0”に挿入する回路を含
    む、請求項10または11に記載の符号化装置。
  13. 【請求項13】 前記データ変換回路は、 前記データ列の特定箇所に“1”に挿入する回路を含
    む、請求項10または11に記載の符号化装置。
  14. 【請求項14】 前記データ変換回路は、 前記データ列の特定箇所に、予め定められたデータを挿
    入する回路を含む、請求項10または11に記載の符号
    化装置。
  15. 【請求項15】 前記データ作成回路は、 前記符号器の出力するデータのうち、特定箇所のデータ
    を削除する回路を含む、請求項10または11に記載の
    符号化装置。
  16. 【請求項16】 ターボ符号を用いてデータ列を符号化
    する符号器と、可変ビット長のデータ列を、予め定めら
    れたビット数のデータ列に変換して前記符号器に出力す
    るデータ変換回路と、前記符号器の出力を受けて、出力
    系列を作成する送信データ作成回路とを含む符号化装置
    の出力する前記出力系列を受ける復号装置であって、 前記出力系列を復号するためのデータ列を作成する第1
    データ作成回路と、 前記作成されたデータ列に基づき、前記符号化に対応す
    る復号処理を実行する復号器と、 前記復号器の出力を受けて所望のデータ列を作成する第
    2データ作成回路とを備える、復号装置。
  17. 【請求項17】 前記送信データ作成回路は、 前記符号器の出力するデータのうち、特定箇所のデータ
    を削除し、 前記第1データ作成回路は、 削除される前記特定箇所のデータを、受信データなしと
    みなすための情報に置換える、請求項16に記載の復号
    装置。
  18. 【請求項18】 前記データ変換回路は、 前記データ列の特定箇所に、予め定められたデータを挿
    入し、 前記第2データ作成回路は、 前記特定箇所のデータを削除する、請求項16に記載の
    復号装置。
  19. 【請求項19】 可変ビット長のデータ列を、予め定め
    られたビット数のデータ列に変換するデータ変換ステッ
    プと、 前記変換したデータ列をターボ符号に基づき符号化する
    符号化ステップと、 前記符号化の結果を受けて、送信データを作成する送信
    データ作成ステップとを備える、デジタル伝送システム
    におけるデータ処理方法
  20. 【請求項20】 前記送信データを復号するためのデー
    タ列を作成する復号データ作成ステップと、 前記作成されたデータ列に基づき、前記符号化に対応す
    る復号処理を実行する復号ステップと、 前記復号処理の結果を受けて、所望のデータ列を作成す
    る出力データ作成ステップとをさらに備える、請求項1
    9に記載のデジタル伝送システムにおけるデータ処理方
    法。
  21. 【請求項21】 複数のビット数の候補のうち、前記予
    め定められたビット数を選択する選択ステップをさらに
    備える、請求項19または20に記載のデジタル伝送シ
    ステムにおけるデータ処理方法。
  22. 【請求項22】 前記データ変換ステップにおいては、
    前記データ列の特定箇所に“0”に挿入する、請求項1
    9〜21のいずれかに記載のデジタル伝送システムにお
    けるデータ処理方法。
  23. 【請求項23】 前記データ変換ステップにおいては、
    前記データ列の特定箇所に“1”に挿入する、請求項1
    9〜21のいずれかに記載のデジタル伝送システムにお
    けるデータ処理方法。
  24. 【請求項24】 前記データ変換ステップにおいては、
    前記データ列の特定箇所に、予め定められたデータを挿
    入する、請求項19〜21のいずれかに記載のデジタル
    伝送システムにおけるデータ処理方法。
  25. 【請求項25】 前記送信データ作成ステップにおいて
    は、前記符号器の出力するデータのうち、特定箇所のデ
    ータを削除する、請求項19〜21のいずれかに記載の
    デジタル伝送システムにおけるデータ処理方法。
  26. 【請求項26】 前記復号データ作成ステップにおいて
    は、削除される前記特定箇所のデータを、受信データな
    しとみなすための情報に置換える、請求項25に記載の
    デジタル伝送システムにおけるデータ処理方法。
  27. 【請求項27】 前記出力データ作成ステップは、前記
    特定箇所のデータを削除する、請求項22〜24のいず
    れかに記載のデジタル伝送システムにおけるデータ処理
    方法。
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