JP2002163487A - 災害者支援方法、災害者救助方法、災害者救助システム、サーバ及び端末 - Google Patents

災害者支援方法、災害者救助方法、災害者救助システム、サーバ及び端末

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JP2002163487A
JP2002163487A JP2000356811A JP2000356811A JP2002163487A JP 2002163487 A JP2002163487 A JP 2002163487A JP 2000356811 A JP2000356811 A JP 2000356811A JP 2000356811 A JP2000356811 A JP 2000356811A JP 2002163487 A JP2002163487 A JP 2002163487A
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disaster
rescue
screen
terminal
network
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Tadashi Goino
正 五井野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 災害が発生したときにその救助に必要な費用
の軽減、又は災害者に対する資金援助ができる災害者支
援方法、災害者救助方法、災害者救助システム、サーバ
及び端末を提供する。 【解決手段】 第三者の端末には事故状況の映像が流れ
る事故状況実況画面Rが表示され、この画面R上に事故
状況が放映される実況表示欄61の他に、支援スポンサ
ー用の広告表示欄62を設ける。その広告収益は災害者
の支援金として使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、災害者支援方法、
災害者救助方法、災害者救助システム、サーバ及び端末
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばSOS船が事故により救助を求め
る場合には、一般的にSOS船が無線によって事故現場
近海に位置する不特定多数の船にSOS信号を発信し、
SOS信号を受信した船のうち救助に向かうことができ
る船が事故現場に急行する手順が取られる。そして事故
現場に到着した船が救助船となってSOS船の救助活動
を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
に無差別にSOS信号を送って救助を要請すると、SO
S信号を受けた側はその救助に適さない船であっても、
興味本位や人道的な要因により事故現場に向かう場合が
ある。このように、救助に関係のない船が事故現場に存
在すると、迅速な救助活動の妨げの原因や、事故現場が
混乱して二次災害の原因になる問題があった。また、救
助活動を行えない船にまで救助を依頼するとその分だけ
余計に救助費用の出費がかかる問題もあった。また、船
以外の災害として例えば山で遭難した人を救助するため
に、民間の山岳救助隊などに救助を依頼するとかなりの
費用がかかるので、救助費用をできるだけ集めることが
望まれていた。
【0004】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その第1の目的は、災害が発生したときに
その救助に必要な費用の軽減、又は災害者に対する資金
援助ができる災害者支援方法、災害者救助方法、災害者
救助システム、サーバ及び端末を提供することにある。
第2の目的は第1の目的を達成するとともに、最も救助
に適した救助者を選定できることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、災害等の映像又は記
事の画像データを、サーバがネットワークを通じて送信
して端末の画面上に前記映像又は記事を表示させるとと
もに、前記映像又は記事が映し出された画面上に、前記
災害等に対して支援金を寄付した支援者の寄付行為の直
接的または間接的な証しとなる寄付表示を付したことを
要旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記寄付表示は、前記映像又は記事
が映し出された画面上に掲載された支援者の広告であ
り、広告収益を前記災害者の支援金に当てることを要旨
とする。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、前記支援者用の広告は支援金の額に
応じて大きさが異なることを要旨とする。請求項4に記
載の発明では、請求項1〜3のうちいずれか一項に記載
の発明において、前記端末の画面上で支援金募集の旨の
通知を行うことによって、前記支援者を前記ネットワー
ク上で募ることを要旨とする。
【0008】請求項5に記載の発明では、請求項1〜4
のいずれか一項に記載の発明において、前記サーバは、
前記端末の画面上に、前記災害等の前記映像として該災
害等の実況中継の映像を映し出す実況画面を表示させる
ことを要旨とする。
【0009】請求項6に記載の発明では、請求項1〜5
のいずれか一項に記載の発明において、前記サーバは、
前記端末の画面上に、前記災害等の前記映像としての録
画映像又は前記記事としての災害記録を表示させた記録
画面を表示させることを要旨とする。
【0010】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の
いずれか一項に記載の発明において、前記寄付表示は、
前記映像又は記事が映し出された画面上に、支援金を寄
付した支援者名と寄付した金額を掲載させた表示である
ことを要旨とする。
【0011】請求項8に記載の発明では、請求項1〜7
のうちいずれか一項に記載の発明において、前記災害が
発生する前に前記端末の画面上で支援者募集の通知を行
い、前記ネットワークを通じて前記支援者を予め募集し
ておくことを要旨とする。
【0012】請求項9に記載の発明では、請求項1〜7
のうちいずれか一項に記載の発明において、前記端末の
画面上に前記災害の映像又は前記記事を表示するととも
に、該映像又は記事が映された画面上で同時に前記支援
者を募ることを要旨とする。
【0013】請求項10に記載の発明では、請求項1〜
9のうちいずれか一項に記載の発明において、前記災害
の処理が終わった後に前記端末の画面上で前記支援者の
募集の通知を行い、前記ネットワークを通じて前記支援
者を募集することを要旨とする。
【0014】請求項11に記載の発明では、請求項1〜
10のうちいずれか一項に記載の発明において、前記支
援者を前記ネットワーク上で募り、前記支援金の振り込
みは該ネットワーク上で入金手続きが可能なネットバン
キングシステムを利用して行うことを要旨とする。
【0015】請求項12に記載の発明では、請求項1〜
11のうちいずれか一項に記載の災害者支援方法は、救
助依頼時に提示される救助依頼情報に対して、最も適切
な条件を提示した救助者を競りによって前記ネットワー
ク上で選定する災害者救助方法に使用され、災害が起き
て救助依頼があったときに災害現場の位置を知らせて、
入札者に対しその災害現場に最も早く到着できるか否か
を判断するために必要な入札情報の提示を求めて、サー
バが入札者側の端末に前記ネットワークを通じて入札を
募る募集手順と、前記入札の募集を受けた入札者によっ
て提示される入札情報を、前記端末から前記ネットワー
クを通じて前記サーバが受信する入札手順と、前記サー
バが、前記入札手順による参加によって受信した前記入
札情報を基に災害現場に最も早く到着できる入札者を救
助者として選定する救助者決定手順とを備えたことを要
旨とする。
【0016】請求項13に記載の発明では、請求項1〜
11のうちいずれか一項に記載の災害者支援方法は、救
助依頼時に提示される救助依頼情報に対して、最も適切
な条件を提示した救助者を競りによって前記ネットワー
ク上で選定する災害者救助方法に使用され、災害が起き
て救助依頼があったときに、災害現場の位置と災害状況
が分かるような災害情報を知らせて、入札者に対しその
災害現場への到着時刻と、その災害に対する災害対処能
力の有無とを判断するために必要な入札情報の提示を求
めて、サーバが入札者側の端末に前記ネットワークを通
じて入札を募る募集手順と、前記入札の募集を受けた入
札者によって提示される入札情報を、前記端末から前記
ネットワークを通じて前記サーバが受信する入札手順
と、前記サーバが、前記入札手順による参加によって受
信した前記入札情報を基に、災害現場への到着時刻と災
害対処能力の両方を考慮して最も早く適切に災害者を救
助できる入札情報を提示した入札者を救助者として選定
する救助者決定手順とを備えたことを要旨とする。
【0017】請求項14に記載の発明では、請求項12
又は13に記載の発明において、前記募集手順では、災
害現場の映像を放映して災害状況が分かるように災害情
報を知らせることを特徴とする災害者救助方法。ことを
要旨とする。
【0018】請求項15に記載の発明では、請求項12
〜14のうちいずれか一項に記載の発明において、撮影
手段により撮影された災害現場の映像が前記ネットワー
ク上で放映され、前記入札者は該災害現場の映像を端末
で見ながら前記入札に参加することを要旨とする。
【0019】請求項16に記載の発明では、請求項12
〜15のうちいずれか一項に記載の発明において、前記
救助者に救助を依頼する救助依頼者は、災害者を管理す
る救助センターであり、前記救助者決定手順では、前記
救助センターにより提示される前記救助依頼情報を基に
前記救助者を選定することを要旨とする。
【0020】請求項17に記載の発明では、請求項12
〜16のうちいずれか一項に記載の災害者救助方法に使
用される災害者救助システムであって、前記救助依頼者
が前記ネットワークを通じて前記救助依頼情報を前記サ
ーバに送信するときに使用される前記救助依頼者側の端
末と、前記入札者が自分の入札情報を前記ネットワーク
を通じて前記サーバへ送信するときに使用される前記入
札者側の端末と、前記救助依頼者及び入札者側の前記各
端末から送信された前記救助依頼情報及び入札情報を前
記ネットワークを通じて受信するサーバとを備え、前記
サーバは、前記入札手順により受信した前記入札情報を
基にして、災害現場に最も早く到着できる入札者、又は
災害現場への到着時刻と災害対処能力の両方を考慮して
最も早く適切に災害者を救助できる入札情報を提示した
入札者を救助者として選定する救助者決定手段を備えた
ことを要旨とする。
【0021】請求項18に記載の発明では、請求項12
〜16のうちいずれか一項に記載の災害者救助方法に使
用されるサーバであって、前記救助依頼者側の端末から
前記救助依頼情報を受信し、前記募集手順によって前記
入札情報の提示を求めて入札者を募り、前記入札手順に
よって前記入札者から前記入札情報を受信するととも
に、災害現場に最も早く到着できる、又は最も適切に災
害者を救助できる入札情報を提示した入札者を救助者と
して選定する救助者決定手段を備えたを要旨とする。
【0022】請求項19に記載の発明では、請求項12
〜16のうちいずれか一項に記載の災害者救助方法に使
用される救助依頼者側の端末であって、前記救助依頼情
報を前記ネットワークを通じて前記サーバに送信すると
ともに、前記救助者決定手順により選定された選定結果
を前記ネットワークを通じて受信することを要旨とす
る。
【0023】請求項20に記載の発明では、請求項12
〜16のうちいずれか一項に記載の災害者救助方法に使
用される入札者側の端末であって、前記入札情報を入力
するための画面が表示され、該入札情報を前記ネットワ
ークを通じて前記サーバに送信するとともに、前記救助
者決定手順により選定された選定結果を前記ネットワー
クを通じて受信することを要旨とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した災害者
救助システムの一実施形態を図1〜図11に従って説明
する。本例の災害者救助システムとしての民間救助シス
テムは救助活動に最も適した救助者を選定すると共に、
事故に対する支援金(義援金)を提供する支援スポンサ
ーを効率良く募るためのものである。また本システムで
は、事故現場で救助活動を行う救助者を選定する方式と
して、救助を依頼するのに適切であるか否かを数値で評
価し、その評価値で競りをするオークションを採用して
いる。この民間救助システムとして、本例ではSOS船
を救助する救助船をオークションで選定する例を挙げる
が、例えば民間山岳救助隊等のその他の救助ワークプロ
セスにも本例のシステムは対応している。
【0025】ところで、船が事故により救助を求める時
に最も早く救助してくれる船を探したいが、全ての船を
対象にSOSを発信した場合には、SOSを受信する各
船はそれぞれ一定方向に移動中であり、それらが別々に
方向転換して救助に向かうと現場付近は混乱して、場合
によっては二次的災害が生じる可能性がある。そこで本
例の民間救助システムでは、例えばそのSOS船に最も
近く、かつ進路方向にあった船を選び、あるいは探し出
し、最も迅速に救助活動を行える船を救助船としてオー
クションで選定する。
【0026】一方、このシステムに参加していない場合
はSOS船の救助船となり得ない場合が生じる。このと
き、事が人道上の問題である為に、救助船となりえる船
がこの救助システムに参加していようとしていまいと、
救助船の対象とするシステムまで拡大することが必要で
ある。そこで全ての船が自動民間救助システムに加入し
ていると想定した場合と、もしそうでない時は衛星によ
って救助船となりうる可能性の船を探して、衛星よりそ
の船に救援の要望の無線通信を行った場合との2つを挙
げる。
【0027】まず、全ての船が民間救助システムに加入
している場合について説明する。図1は、民間救助シス
テムの概略システム構成図である。民間救助システム1
0は、本システムを管理する中央管理システム20と、
ネットワーク(例えばインターネット)Nと、そのネッ
トワークNを介して中央管理システムに接続された利用
者側の端末30とから構成されている。中央管理システ
ム20は、利用者側からの要求に応じた情報やサービス
を提供するためのサーバ21と、そのサーバ21に接続
された3つのデータベース22〜24とを備えている。
サーバ21は、最も救助に適した救助者を選定する際に
オークション処理プログラムに沿って演算制御を行う落
札者決定手段としてのCPUを内蔵している。なお、サ
ーバ21は、Webサーバとアプリケーションサーバと
に分けて構成もできる。
【0028】利用者側の端末30には、救助依頼者とし
てのSOS船40側に搭載された端末31と、そのSO
S船40から救助依頼があったときにその旨が通知され
る入札者としての参加船41に搭載された端末32とが
ある。SOS船40が端末31からネットワークNを通
じて民間救助システム10に救助を依頼する場合、端末
31で図5に示す救助依頼画面Bを表示してその画面B
に必要事項を入力し、入力後にネットワークNを通じて
SOS船40に関する情報を中央管理システム20に配
信する。
【0029】救助依頼を受けた中央管理システム20
は、システム加入済みの複数の船41に対してネットワ
ークNを介して救助依頼があった旨を通知する。依頼を
受けた船のうち救助に向かうことが可能な参加船41
は、端末32で図6に示すオークション参加画面Cを表
示してその画面Cに必要事項を入力し、入力後にネット
ワークNを通じて船41に関する情報を中央管理システ
ム20に配信することでオークションに参加する。そし
て中央管理システム20は、オークションに参加した参
加船41のうち最も救助に適した船を救助船(救助者)
として選定する。
【0030】一方、民間救助システム10は、図2に示
すようにSOS船40が送受信機42による無線によっ
て救助センター43を経由して救助依頼を行う構成でも
よい。詳述すると、救助センター43は、ネットワーク
Nに接続された端末44と、各船40,45に搭載され
た送受信機42と通信可能な送受信機46とを備えてい
る。そして、例えば各船40,45に関する情報を予め
救助センター43に登録しておき、SOS船40からの
救助依頼時はSOS船40から無線により救助依頼を送
って位置情報を救助センター43に知らせる。
【0031】そしてSOS船40に関する情報が救助セ
ンター43からネットワークNを通じて中央管理システ
ム20に配信される。そして中央管理システム20は図
1の場合と同様にしてSOS船40を救助可能な船を募
り、オークションに参加した参加船41の中から最も救
助に適した船を救助船として選定する。また、救助セン
ター43にレーダー等を設置し、そのレーダーによって
SOS船40位置が特定されるようにし、SOS船40
は事故時に無線でSOS信号だけ送るようにしてもよ
い。
【0032】図1および図2に示すように、民間救助シ
ステム10は撮影手段としての宇宙衛星48と通信可能
な送受信機26を備えている。宇宙衛星48はSOS船
40の位置を測定可能な探査システムを備え、この探査
システムには望遠カメラ、レーダーシステム、赤外線探
査システム、衛星備え付けの各種電波探査システム等が
挙げられる。中央管理システム20はこれらシステムに
より得た事故現場の映像データを送受信機26により受
信する。災害情報としてのこの映像データはネットワー
クNを介して参加船41側の各端末32に送信され、参
加船41はSOS船40の事故現場(事故状況)を各端
末32の画面上に表示することによってSOS船40の
状況を監視することが可能である。
【0033】ここで、中央管理システム20によって事
故現場に最も早く到着できる船を救助船として選定して
も、その船が適切な救助船となり得ない例を以下に列挙
する。(1)SOS船が化学物質や放射線物質、火薬危
険物、廃棄物質等の運搬船やLNG船や石油タンク等の
特殊船の場合、(2)SOS船が巨大で、小型の救助船
では救助する人数が限られたり、救助に時間がかかる、
あるいは危険が伴うと言った場合、(3)その逆のSO
S船が小型で救助船が巨大な場合、(4)SOS船と利
害関係や同族関係や特殊な関係にある救助船の場合、
(5)SOS船が火災やハイジャックされていた場合
や、武装船に襲撃されていた場合などである。
【0034】以上の場合は、適切な救助船を選ぶために
時間の要素だけでなく他の要素もオークションの競りの
対象となる。つまり救助船を選定するときの競り対象が
時間以外に、双方の船の大きさ、救助される人数(数
量)、危険度、救助の技術等の要素が要求される。よっ
てこのオークションでは、時間以外の要素を数値化(評
価数値化)して最も適切と思われる救助船を参加船や公
共船から選び出し、その船に救助の依頼を通知する。な
お、SOS船がハイジャックされた場合は、最もSOS
船に近い警備船に知らせるという方法が取られ、火災の
場合はその火災の種類により化学消防船、化学消火ヘリ
コプター、消防船等が救助船として選定される。
【0035】一方、SOS船40の周りに救助を依頼で
きる船がいない場合や、SOS船40の事故現場へ最も
早く到着できる船であっても物理的に救助が困難と判断
された場合は、この民間救助システム10に参加しない
別の船に参加を呼びかける方法を取る。例えば、最も早
く事故現場に到着できる船でもSOS船40に到着する
頃にはSOS船40が沈没していること等が予想される
場合などである。この場合、救助依頼の対象をこのシス
テムに参加していない他の船まで拡大し、例えば宇宙衛
星48を使ってSOS船40に最も近くて、進路方向上
にある救助船を探し出しその船に無線で救助の要請を行
うようにする。
【0036】従って、SOS船40のシステム10に対
する契約形式には、SOS船40やSOSを求める人
が、直接、民間救助システム10を利用する場合(図
1)と、このシステム10を利用せずに例えば救助セン
ター43に救助船依頼のSOSを求め、救助センター4
3等からこのシステム10を利用する場合(図2)の2
種類がある。そこで、前者ではSOS船40またはSO
Sを求める人とこのシステム10との間に契約関係が存
在し、後者では救助センター43等とシステム10との
間に契約関係が存在することになるが、どちらの形式を
用いてオークションを実施してもよい。なお本例では、
図1に示す構成の民間救助システム10を採用した場合
について以下に説明する。
【0037】サーバ21にはオークションホームページ
(HP)(サイト)が置かれ、民間救助システム10を
利用する場合には利用者はネットワークNを通じて各端
末30の画面上にブラウザソフトを用いて図3に示すオ
ークションHPを表示する。利用者はこのHPで必要な
データを入力することによってオークションへの登録ま
たは参加が可能であり、ここではオークションの信頼性
を確保するために予め利用者登録を済ませた者のみがオ
ークションへの参加を可能としている。オークションH
Pには、図4に示す利用者登録画面A、図5に示す救助
依頼画面B、図6に示すオークション参加画面C等の各
種画面がリンクされている。サーバ21のハードディス
クには各種画面HP,A〜C等の画像データ、画面の表
示等に用いるプログラム(例えばHTML記述プログラ
ム)やオークションの演算処理に用いるプログラム等が
記憶されている。
【0038】図3に示すように、オークションHPには
オークション用の商品や役務ごとに分類された多数の選
択ボタン51,52が用意され、民間救助システム10
に参加を希望する者はその多数の選択ボタン51,52
のうち「救助依頼」ボタン52を選択する。またオーク
ションHPには、オークションの利用者登録を行うため
の「利用者登録」ボタン53と、SOS船40が救助依
頼を行うための「依頼」ボタン54と、オークション参
加船がオークション参加を行うための「入札」ボタン5
5等が用意されている。
【0039】「利用者登録」ボタン53を選択すると図
4に示す利用者登録画面Aが各端末30に表示され、こ
の利用者登録画面Aには、船名、船種別、船の所有者、
所有者の電話番号、所有者の電子メールアドレス、備考
等を入力するための各種入力欄A1が用意されている。
利用者はこの利用者登録画面Aでこれら全ての項目に必
要事項を入力して「確定」ボタン56を選択すると、こ
の利用者登録データD1はネットワークNを通じてサー
バ21に送信され、顧客管理データベース22に格納さ
れる。サーバ21は所定の手数料の納付を確認すると、
登録者の端末へ認証番号(ID番号とパスワード)を送
信し、登録者はオークションを利用するときには暗証番
号を利用する。
【0040】SOS船40が救助を依頼するときにはH
P上の「依頼」ボタン54を選択し、図5に示す救助依
頼画面BをSOS船40側の端末31に表示する。この
救助依頼画面Bには、SOS船40の位置を特定するた
めのGPSボタン57、SOS船への連絡先、船名、乗
船人員、積荷種、積載量、SOS船が属する船の系列、
トラブル状況、ID番号等を入力するための各種入力欄
B1〜B8が用意されている。SOS船40はGPS
(全地球側位システム)を内蔵しており、画面B上でG
PSボタン57を選択することによってGPSにより測
定される位置がSOS船40の現在位置として設定され
る。系列入力欄B6には、SOS船40と利害関係、同
族関係、特殊な関係を考慮して、救助船選定時に優先順
位を決めるための情報が入力される。また、トラブル状
況入力欄B7には、例えば事故の場合にその事故状況
(事故内容)が文字入力される。各入力欄B1〜B8に
必要事項を入力した後に送信ボタン58を選択し、その
依頼情報データD2がサーバ21に送信されて依頼情報
管理データベース23に格納される。なお、依頼情報デ
ータD2が救助依頼情報に相当する。
【0041】中央管理システム20はSOS船40から
救助依頼を受けると、サーバ21は民間救助システム1
0に加入した船へ救助船募集の旨の通知と共にSOS船
40の情報などを送信する。ここで救助船募集の旨の通
知を受けた端末32は、画面上にその表示がされたり、
音等で知らされる。参加船41がSOS船40の救助を
希望するときにはHP上で「入札」ボタン55を選択
し、図6に示すオークション参加画面Cを各端末32に
表示する。
【0042】このオークション参加画面Cには、「SO
S船詳細表示」ボタン59、残り時間表示欄C1、SO
S船位置表示欄C2が用意されている。「SOS船詳細
表示」ボタン59を選択すると、そのSOS船40に関
する情報が表示され、参加船41側でSOS船40に関
する詳細情報が閲覧可能となる。またオークション参加
画面Cには、参加船41の船名、参加船41の船位置、
進路方向、進路経路、最大速度、最大乗船人数、最大積
載量、船種別、救助技術、ID番号の各入力欄C3〜C
12が用意されている。進路方向入力欄C5には、参加
船41の進行方向(例えば方位)が入力される。進路経
路入力欄C6には、SOS船40の位置へ到達するまで
の経路が入力される。船種別入力欄C10には、参加船
41の種類(例えばタンカー、観光船、海上連絡船等の
船の種類)が入力される。救助技術入力欄C11には、
参加船41が備える救助に関する装置の内容や、その参
加船41に乗船する乗船員の救助技術内容や技術レベル
などが入力される。
【0043】各入力欄C3〜C12に必要事項を入力し
た後に参加ボタン60を選択し、その競り情報データD
3がサーバ21に送信されて競り情報管理データベース
24に格納される。サーバ21は各参加船41から送信
されたデータを用いて、SOS船40を最も効果的に救
助し得る参加船41を救助船として選定する。ここで入
力作業簡素化のために、救助依頼画面BにおいてSOS
船位置やトラブル状況以外の項目は予めシステム20の
データベース23に入力しておき、救助船依頼時は最低
必要事項のみ入力するようにしてもよい。同じくオーク
ション参加画面Cにおいて、参加船41の船位置、進路
方向、進路経路以外の項目は予めデータベース24に入
力しておき、オークション参加時は最低限必要事項のみ
入力するようにしてもよい。また救助依頼画面Bで「送
信」ボタン58を選択すれば自動的に各項目に入力値が
入力されて中央管理システム20にデータが送信される
仕組みにしてもよく、同じくオークション参加画面Cで
「参加」ボタン60を選択すれば自動的に各項目に入力
値が入力されてシステム20にデータが送信される仕組
みにしてもよい。なお、競り情報データD3が入札情報
に相当する。
【0044】ここで、最も早く事故現場に到着できる船
を選定したとしても、その救助船の規模が小さかったり
救助技術が不足している場合には、救助作業が難航する
ことが考えられる。よってこの問題を解消して、最も効
率良く、スムーズに救助作業が行える船を特定するため
に、本例のオークションでは競りの対象が時間だけでな
く、他の要素も競りの対象としている。つまりサーバ2
1は、オークション参加画面C中の各入力欄C3〜C1
1に入力された入力値(入力データ)を用いて救助する
ときの必要条件となる項目ごとに数値化し、その数値に
基づきオークションを実施する。
【0045】詳述すると図7(a)に示すように、図5
の救助依頼画面Bの各入力欄B3〜B8に入力された入
力値を用いて、サーバ21は救助時の必要条件となる項
目として例えば救助のタイムミリットとなる猶予時間
(分)、船の大きさ(t)、救助しなければならない救
助人数(人)を数値化すると共に、SOS船40を救助
するために必要となる必要救助技術度を評価数値化(例
えば100点を満点とする)する。
【0046】次にサーバ21はSOS船40に関する数
値を基準として、複数の参加船の中から救助船を選定す
る。つまり図7(b)に示すように、図6のオークショ
ン参加画面Cの各入力欄C4〜C11に入力された入力
値を用いて、各参加船41ごとにサーバ21は、救助時
の必要条件となる項目として、事故現場までの到達時間
(分)、船の大きさ(t)、救助可能人数(人)を数値
化すると共に、参加船41が有する救助技術度を評価数
値化する。ここでは同図に示すX〜Zの参加船のうち、
SOS船40の数値を全てクリアする参加船Yが救助船
として選定される。そして例えばサーバ21は、最も早
くSOS船40に到着でき、救助人数が乗船でき、SO
S船40の事故状況に対する危険度を回避できる救助技
術を有する参加船41を救助船として選定する。
【0047】ここで、救助船を一隻だけ競り落とすこと
に限らず、救助船を複数隻選び出すこともできる。例え
ばSOS船40が一隻の救助船では対応できない程の大
型船である場合、その救助作業を行え得る救助技術を有
するとともに、所定時間内に到着できる複数の参加船4
1をサーバ21によって救助船として複数選び出す。
【0048】また、オークションの参加船のみが救助船
となり得る船に限らず、第三者から提供された情報を用
いてオークションを行ってもよい。つまり救助船として
適合しそうな船に関する情報を第三者から広く募り、そ
の情報を基にオークションを行って最も適切な救助船を
選び出すこともできる。情報によって選定された船には
無線やインターネット等で連絡して、事故現場に向かわ
せるようにする。
【0049】また同様に、SOS船40の救助以外に山
での遭難や熊や人間等に襲われた場合、ビル等での火災
や、強盗や監禁等、天災、人災、事故等によるSOS救
助の場合もこのシステムが利用される。その場合、防
犯、火災、事故、急患等を告知する装置もしくは通信端
末よりこのシステムに参加し、その状況を数値化して最
も早く救助出来る数値となる警察所や消防署、病院や関
係施設、事故関係者や民間パトロール車、警備カー、民
間救助機構隊員、セキュリティー会社、ガードマン等を
選び出す。
【0050】このように多くの救助者、救助施設、救助
船、救助車等から最も最適な救助者や救助方法を絞り込
んで選び出すシステムの要素は価格のみではなく、時
間、距離、移動、大きさ、数量、技術度、関係度、専門
度、公共度、危険度等の要素が互いに組み合わされる。
そこで本例のオークションでは、その中で最も適切な組
合わせのものを救助者(救助方法)として選び出すため
に、それぞれの要素を数値化して自動的に判断し絞り込
むシステムとなっている。
【0051】次に、救助船を選定するまでのオークショ
ンのフローを図8に従って説明する。なお、同図の手順
フローはサーバ21の処理手順を必ずしも示すものでは
なく、オークション全体の手順(流れ)を示すものであ
る。
【0052】S10では、SOS船40の情報を入力す
る。つまり救助依頼画面Bの各入力欄B1〜B8に必要
事項を入力する。S20では、SOS船40からの救助
依頼の有無を判断する。依頼があるまでS20で待機す
る。
【0053】S30では、オークションを開始する。こ
こで、民間救助システム10に加入済みの船が有する各
端末32にネットワークNを通じて救助船依頼の旨の通
知をしてオークションへの参加を募集する。なお、この
S30の手順が募集手順に相当する。
【0054】S40では、参加船41の情報を入力す
る。つまりオークション参加画面Cの各入力欄C3〜C
12に必要事項を入力する。なお、このS40で入力さ
れた参加船41の情報をサーバ21が受信する手順が入
札手順に相当する。
【0055】S50では、応募の有無を判断する。つま
りオークションへの参加があったか否かが判断され、オ
ークション参加の応募があればS60に進み、応募がな
ければS80に進む。なお、S50〜S110の手順が
落札者決定手順に相当する。
【0056】S60では、数値化処理を実行する。つま
り、図6のオークション参加画面の入力欄C4〜C11
に入力した入力値を用いて、SOS船40を救助するた
めの必要条件の項目(例えば到達時間、船の大きさ、救
助技術度など)ごとに数値化する。
【0057】S70では、数値で競り処理を実行する。
つまりオークションに参加した参加船41の間におい
て、S60で数値化した数値を用いてSOS船40の救
助船として最も適した順に優先順位を求めて救助船を選
定する。
【0058】S80では、時間制限か否かを判断する。
時間制限内であるならS50に戻り再びオークションへ
の新規参加の有無を判断し、時間制限外であるならS9
0に進む。
【0059】S90では、救助船が決定したか否かを判
断する。つまりS70で救助船として選定された船が一
隻であるならS110に進む。また、求めた数値が同一
で複数の船が救助船として選定された場合はS100に
進む。
【0060】S100では、絞込処理を実行する。ここ
では、S70の競り処理を行ったときに同一条件で並ん
だ参加船41を救助船として一隻だけ選定するために、
数値化した値以外の条件、例えば救助船を依頼するとき
にかかる価格などで、なるべくSOS船40側に資金的
負担とならないように参加船41を絞り込む。
【0061】S110では、双方にオークション成立の
旨を通知する。次に、災害者支援方法として、支援スポ
ンサー(支援者)からの支援の仕方について説明する。
本例ではSOS船40の事故状況や事故記録がネットワ
ークNを通じて第三者の端末(各家庭のパソコン等)3
3(図1,図2参照)で表示される構成とし、第三者は
図9〜図11に示す事故状況実況画面や事故記録画面を
表示して事故状況や記録を観覧する。第三者の端末33
に表示される事故状況の映像は、宇宙衛星48からシス
テム20が受信する画像データの他に、例えば事故現場
で撮影を行う放送機関(テレビ局、救助隊専属の撮影ス
タッフ、救助船の自動撮影カメラ等)から送られる画像
データ等を使用している。そして、これら画面上にその
事故に支援金を援助した支援スポンサーの広告やスポン
サー名等を表示することによってスポンサーを確保して
いる。その広告掲載方法として以下の3つを列挙する。
【0062】まず図9は、事故の発生時期や内容に関係
なく、ネットワークN上で予め確保された支援スポンサ
ーの広告が表示される実況画面としての事故状況実況画
面Rである。支援金の入金方法には例えばネットバンキ
ングシステムが用いられる。つまり支援スポンサーは画
面上で入金画面を開き、その画面に入金金額や入金元の
口座番号等の必要事項を入力し、ネットワークN上で支
援金を入金先の口座に入金する方法がとられている。
【0063】この事故状況実況画面Rには、事故状況の
映像が放映される実況表示欄61と広告表示欄62が用
意され、事故が発生する前に支援金を募って予めスポン
サーを確保しておき、その後に事故が発生して実況画面
Rを放映するときにそのスポンサーの広告を広告表示欄
62に表示する。この場合、広告による宣伝効果を狙っ
たスポンサーから支援金が調達でき、できるだけ多くの
支援金を集金できるようになる。またこの種の画面に広
告を載せることはスポンサーのイメージアップにも繋が
るため、スポンサーを集めるときにこのイメージアップ
効果を強調することにより支援金が一層効率良く集ま
る。ここで広告は、動画、静止画、バナー広告、実況中
継中断時のCM等であればよい。
【0064】また図10は、事故が起きたときに支援ス
ポンサーの呼びかけをネットワークNを通じて行い、そ
の呼びかけに応じたスポンサーのうち支援金の応分によ
って大きさの異なる広告が表示される実況画面としての
事故状況実況画面Sである。この事故状況実況画面Sに
は、事故状況の映像が放映される実況表示欄63と、
大、中、小の3段階で設定された広告表示欄64,6
5,66とが用意されている。
【0065】つまり中央管理システム20のサーバ21
はSOS船40から救助依頼を受けると、ネットワーク
Nを通じて第三者側の端末33に支援金募集の通知を行
う。そして支援金を寄付することに同意した支援者は支
援スポンサーとなって、例えばネットワークNを通じて
入金手続きが可能なネットバンキングシステム等を用い
て端末から支援金の入金手続き作業を行う。支援スポン
サー名と支援金の額はそれぞれデータ化され、そのデー
タは支援者管理用データベース81(図1,図2参照)
に格納される。そしてサーバ21は各支援スポンサーを
支援金の額が多いものから順に並べて、大きい広告表示
欄を獲得できる支援者の優先順位を決める。
【0066】よってこの例では、支援金の額に応じて広
告表示欄64〜66のうち、最も高い金額の支援金を寄
付したスポンサーが最も大きい広告表示欄64を獲得
し、その次に高い金額を寄付したスポンサーが中サイズ
の広告表示欄65を獲得し、それ以下の金額のスポンサ
ーが小サイズの広告表示欄66を獲得する。このように
広告表示欄に大小をつけることで、支援者は最も大きな
表示欄64を得ようとすることから高い支援金の集金効
果が得られる。なお、広告表示欄の大きさは3段階に限
らず多段階であればよい。
【0067】また図11は、事故の処理が終わった後に
ネットワークN上で支援金の呼びかけを行い、事故記録
と共に支援金の金額や支援者名が表示される記録画面と
しての事故記録画面Tである。ところで事故のニュース
性や救助活動の規模によって支援金や同情金の金額が左
右され、ニュース性があるもの程、支援金が多く収集で
きる傾向にあると共に、ネットワークN上で閲覧できる
事故記録としては多くのページ数が割かれる。よって事
故記録画面Tには災害記録としての事故写真67および
記事文68の他に、支援金を援助した支援者が一覧表示
された支援者一覧画面69が用意されている。事故写真
67や記事文68と共に支援者一覧画面69を同時に表
示可能とすることによって、事故後であっても支援金を
集める事ができるうえに、支援者も事故のニュース性の
大きさを確認してから名誉や宣伝として支援金を出すこ
とが可能となる。
【0068】従って、この実施形態によれば以下の効果
が得られる。 (1)各画面S,Tにスポンサー用の広告表示欄62,
64〜66や支援者一覧画面69を用意することによっ
て、その広告主やスポンサーから支援金を受け取ること
ができる。特に、支援金を提供してこの種の救助実況画
面等に広告を載せることは広告主やスポンサーのイメー
ジアップにも繋がるため、そのイメージアップ効果を強
調することによって効率良く支援金を集めることもでき
る。
【0069】(2)図10のように広告表示欄64〜6
6の大きさを3段階に分け、支援金の多いスポンサーか
ら順に大きい広告表示欄を獲得する構成の場合には、ス
ポンサーは最も大きな広告表示欄66を獲得しようとす
ることから支援金の集金効果が増す。また図11のよう
に事故発生後にネットワークN上で配信される事故記録
画面Tに支援者一覧画面69を用意した場合には、事故
後であっても支援金を集めることができるうえに、支援
者は事故のニュース性や大きさ等を確認してから支援金
を出すこともできる。
【0070】(3)本例では支援金が効率良く集まるの
で、その支援金を災害者の治療費や、家屋修理費、食
費、生活費、援助金等の資金として運用すれば災害者の
資金的負担を軽減できる。
【0071】(4)SOS船(SOS発信者)40はオ
ークションに参加する参加船41の中から最も適切な救
助船(救援者)を選定することができる。よって、迅速
な救助活動の実施、救助活動混乱の回避などの効果が得
られるとともに、救助に役立たない船までも呼び寄せた
ときに発生する費用の余分な出費も抑えることができ
る。
【0072】なお、実施形態は前記に限定されず、例え
ば次の態様に変更してもよい。 ・ 支援金のスポンサーを集める方法は、図9〜図11
に示すように広告表示欄62,64〜66を用意するこ
とや、支援者一覧画面69を用意することに限定されな
い。例えば図12に示すように、事故状況実況画面Uに
広告71を表示すると共にその広告主のHPにリンクす
るボタン72を用意してもよい。この場合、実況表示欄
73で事故状況を観覧する観覧者は、この実況画面U上
の広告を見て興味を抱いたとき、ボタン72を選択する
ことによってその画面Uから広告主のHPへリンクする
ことができる。
【0073】・ ネットワークN上で予めスポンサーを
確保する場合(図9)においても、複数の支援金スポン
サーを募り、その支援金の額に応じて広告の大きさを異
なるようにしてもよい。また図9や図10の実況画面に
図11と同様の支援者一覧画面を表示し、その一覧画面
に支援金を寄付したスポンサーを掲載してもよい。
【0074】・ 事故発生後にネットワークN上で支援
金募集の呼びかけを行う場合(図10)に、例えば広告
表示欄は1つのみであって、最も多くの支援金を寄付し
たスポンサーのみの広告をその広告表示欄に掲載しても
よい。
【0075】・ スポンサー支援の募集はネットワーク
Nを通じて行うことに限定されず、テレビ、ラジオ、貼
り紙(ポスター)等を用いて支援スポンサーを募っても
よい。
【0076】・ 事故記録を画面に載せる場合(図1
1)に、支援者一覧画面に代えて支援金を寄付したスポ
ンサーの広告を載せてもよい。 また支援者の広告に、
支援スポンサー名や支援金額を同時に掲載してもよい。
【0077】・ 支援者名と寄付金額を掲載する画面
は、記事を掲載した一覧画面69とリンクされた画面で
あってもよい。また支援者名(ペンネーム含む)のみを
掲載してもよい。
【0078】・ 広告収益や寄付金で集まった支援金
は、必ずしも全て災害者救済のために使用されることに
限定されない。例えば災害者の救助費用や治療費、物損
費用、復興費、見舞金等の必要な費用を使って余った額
については、他の災害支援や基金に回してもよい。
【0079】・ 災害等の終了後にサーバが端末の画面
に表示させる画面は、災害等の記事に限定されない。例
えば災害等の録画映像を放映しても構わない。この場
合、一覧画面69は録画画面上またはこの録画画面とリ
ンクする画面に表示させるようにする。
【0080】・ サーバ、ネットワーク及び端末は、双
方向通信可能なデジタルテレビで実現することもでき
る。この場合、サーバはデジタルデータを発信するテレ
ビ局などのコンピュータ、端末はデジタル放送を受信す
るデジタル放送受信可能なテレビが該当する。 ・ 寄付表示は災害等の表示画面(例えば実況画面や記
事画面)の枠外に表示されることに限定されない。例え
ば災害等の表示画面の枠内に寄付表示としての広告や支
援者名を流してもよい。 ・ 災害等の表示画面(例えば実況画面)上に表示され
る寄付表示は、スポンサー広告や支援者一覧画面に限定
されない。例えば災害等の表示画面(例えば実況画面や
記事画面)にリンクされた支援者一覧画面の表示が可能
である旨が示された一覧表示ボタンであったり、またそ
の表示画面にリンクされたスポンサー広告画面の表示が
可能である旨が示された広告表示ボタンであってもよ
い。
【0081】・ 事故状況実況画面R,Sに掲載される
広告の形式(内容)はどのような形態のものでもよく、
つまりスポンサーが関連する広告であれば足りるものと
する。
【0082】・ SOS船40やオークションの参加船
41に搭載される端末30にパソコンを用いてネットワ
ーク通信するための具体的な構成としては、例えばイン
ターネット通信可能な携帯電話やPHSをパソコンに接
続して行う方法がとられたり、ネットワーク接続専用の
端末をパソコンに接続することによって実施することも
できる。
【0083】・ 救助依頼するときや入札するときに用
いる端末はパソコンやネットワーク通信可能な携帯電話
に限らず、例えば災害者救助システム専用の端末を用い
ることもできる。
【0084】・ 救助依頼者側の端末31に例えばカメ
ラ等の撮影機器を搭載してもよい。この場合、その撮影
機器で撮影された映像が入札者側の端末に表示され、入
札者はその画面で災害者の被害状況を確認して入札を行
うことができる。また、その撮影機器からの映像を中央
管理システム20側で見られるようにし、その映像から
システム20側で災害の被害レベルを判断し、システム
20側の判断者によって救助技術度を評価数値化するこ
ともできる。また、この撮影機器により得られる画像デ
ータを第三者の端末33に配信し、この画像データを基
に第三者の端末33上に事故映像を放映することもでき
る。
【0085】・ 依頼者または入札者はGPSが内蔵さ
れた端末を使用することもできる。例えばGPS内蔵の
携帯電話を利用し、そのGPSにより測定される現在位
置のデータをサーバ21に送信することもできる。
【0086】・ オークションを利用して救助船を選定
する場合、事故現場への到着時間の他に船の大きさや救
助技術度なども考慮に入れて、最も適した船を救助船と
して選定することに限定されず、例えばただ単に最も早
く事故現場に到着できる船を救助船として選定してもよ
い。
【0087】・ 支援金の入金方法はネットバンキング
システムを用いることに限らず、例えば支援者がATM
端末から直接、支援金入金用の口座に支援金を振り込む
ようにしてもよい。
【0088】・ 救助依頼画面Bやオークション参加画
面Cの入力欄の項目内容は適宜自由に設定変更できる。
つまり各画面S,Tの入力欄には、救助船選定時に最も
適した船を選定できる情報を入力するための入力欄が設
けられていればよい。また救助対象が船以外のときに
は、救助依頼画面やオークション参加画面の入力項目
を、その災害内容、事故内容、事件内容等に応じて適宜
変更することもできる。
【0089】次に、本発明における定義を説明する。 (1)救助者とは、人間のみを指すものではなく、広く
救助できる人、組織、設備などを含むものである。従っ
て、救助者が乗った船,車両,リコプター,飛行機など
を含み、また救助チームや救助隊などの組織をも含む。
また設備は有人無人を問わず、例えば救助ロボットや遠
隔操作式の救助装置なども含む。
【0090】(2)災害とは、救助が必要な事柄であれ
ば足り、事故、急病、遭難、火災、水害、地震、爆発、
テロ、傷害事件、強盗などを含む。また災害者とは、前
述した災害を被った被災者、被害者であり、人に限らず
動物なども含む。
【0091】(3)支援金とは、お金に限らず、救助支
援物品となるものも含む。前記実施形態及び別例から把
握できる請求項以外の技術的思想について、以下にその
効果とともに記載する。
【0092】(1)請求項1〜11において、災害等の
映像の画像データを、サーバがネットワークを通じて送
信して端末の画面上に前記災害等の実況中継の映像を映
し出す実況画面を表示させ、かつ当該実況画面上に、前
記災害等に対して支援金を寄付した支援者の寄付行為の
証しとなる広告を掲載して広告収益を前記災害者の支援
金に当てるとともに、前記サーバは前記端末に対し前記
実況画面上または前記災害等の終了後に表示させる画面
上に支援金募集の旨の通知を行い、前記サーバは、前記
災害等の終了後、前記端末の画面上に、前記災害等の録
画映像又は前記記事を表示させた記録画面を表示させる
とともに、当該記録画面上、もしくは該記録画面とリン
クされた画面上に、前記支援金募集に応じて支援金を寄
付した支援者名を掲載させることを特徴とする災害者支
援方法。
【0093】(2)前記(1)の技術的思想において、
前記前記記録画面もしくは該記録画面とリンクされた画
面上には、前記支援者名と寄付した金額を掲載させるこ
とを特徴とする災害者支援方法。
【0094】(3)前記(1)又は(2)の技術的思想
における災害者支援方法は、救助依頼者が提示した救援
依頼情報に対して最も適切な条件を提示した救援者を競
りによって前記ネットワークーク上で選定する災害者救
助方法に使用され、請求項12〜16のいずれか一項に
記載の要件(各手順)を兼ね備えていることを特徴とす
る災害者救助方法。
【0095】(4)請求項1〜11において、前記災害
者は救助を依頼する船である。この場合、船を救助する
ときに支援金を充分に確保できる。 (5)請求項15において、前記撮影手段は宇宙衛星で
ある。この場合、宇宙衛星で撮影すれば救助依頼者の位
置が迅速に、かつ細かに測定できる。
【0096】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜20に記
載の発明によれば、前記映像や記録が映された画面上に
表示された支援者から支援金が得られるので、災害が発
生したときにその救助に必要な費用の軽減、又は災害者
に対する資金援助ができる。
【0097】また請求項12〜20に記載の発明によれ
ば、オークションを用いて、例えば最も早く災害現場に
到着可能な救助者や、最も早く適切に災害者を救助可能
な救助者を選ぶことで、最も救助に適した救助者を選定
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態における民間救助システムの概略
システム構成図。
【図2】 図1とは別構成の民間救助システムの概略シ
ステム構成図。
【図3】 民間救助システムにより提供されるオークシ
ョンHP。
【図4】 利用者登録画面図。
【図5】 救助依頼画面図。
【図6】 オークション参加画面図。
【図7】 (a),(b)はサーバが救助船を選定する
ときの説明図。
【図8】 オークションの手順を示すフローチャート。
【図9】 事故状況実況画面図。
【図10】 別の事故状況実行画面図。
【図11】 事故記録画面図。
【図12】 別例における事故状況実況画面図。
【符号の説明】
10…災害者救助システムとしての民間救助システム、
21…サーバ、端末…30〜33、40…救助依頼者と
してのSOS船、41…入札者としての参加船、43…
救助者センター、48…撮影手段としての宇宙衛星、N
…ネットワーク、R,S,U…実況画面としての事故状
況実況画面、T…記録画面としての事故記録画面。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 災害等の映像又は記事の画像データを、
    サーバがネットワークを通じて送信して端末の画面上に
    前記映像又は記事を表示させるとともに、前記映像又は
    記事が映し出された画面上に、前記災害等に対して支援
    金を寄付した支援者の寄付行為の直接的または間接的な
    証しとなる寄付表示を付したことを特徴とする災害者支
    援方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の災害者支援方法におい
    て、 前記寄付表示は、前記映像又は記事が映し出された画面
    上に掲載された支援者の広告であり、広告収益を前記災
    害者の支援金に当てることを特徴とする災害者支援方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の災害者支援方法におい
    て、 前記支援者用の広告は支援金の額に応じて大きさが異な
    ることを特徴とする災害者支援方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載
    の災害者支援方法において、 前記端末の画面上で支援金募集の旨の通知を行うことに
    よって、前記支援者を前記ネットワーク上で募ることを
    特徴とする災害者支援方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のうちいずれか一項に記載
    の災害者支援方法において、 前記サーバは、前記端末の画面上に、前記災害等の前記
    映像として該災害等の実況中継の映像を映し出す実況画
    面を表示させることを特徴とする災害者支援方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のうちいずれか一項に記載
    の災害者支援方法において、 前記サーバは、前記端末の画面上に、前記災害等の前記
    映像としての録画映像又は前記記事としての災害記録を
    表示させた記録画面を表示させることを特徴とする災害
    者支援方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のうちいずれか一項に記載
    の災害者支援方法において、 前記寄付表示は、前記映像又は記事が映し出された画面
    上に、支援金を寄付した支援者名と寄付した金額を掲載
    させた表示であることを特徴とする災害者支援方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のうちいずれか一項に記載
    の災害者支援方法において、 前記災害が発生する前に前記端末の画面上で支援者募集
    の通知を行い、前記ネットワークを通じて前記支援者を
    予め募集しておくことを特徴とする災害者支援方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のうちいずれか一項に記載
    の災害者支援方法において、 前記端末の画面上に前記災害の前記映像又は記事を表示
    するとともに、該映像又は記事が映された画面上で同時
    に前記支援者を募ることを特徴とする災害者支援方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のうちいずれか一項に記
    載の災害者支援方法において、 前記災害の処理が終わった後に前記端末の画面上で前記
    支援者の募集の通知を行い、前記ネットワークを通じて
    前記支援者を募集することを特徴とする災害者支援方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のうちいずれか一項に
    記載の災害者支援方法において、 前記支援者を前記ネットワーク上で募り、前記支援金の
    振り込みは該ネットワーク上で入金手続きが可能なネッ
    トバンキングシステムを利用して行うことを特徴とする
    災害者支援方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のうちいずれか一項に
    記載の災害者支援方法は、救助依頼時に提示される救助
    依頼情報に対して、最も適切な条件を提示した救助者を
    競りによって前記ネットワーク上で選定する災害者救助
    方法に使用され、 災害が起きて救助依頼があったときに災害現場の位置を
    知らせて、入札者に対しその災害現場に最も早く到着で
    きるか否かを判断するために必要な入札情報の提示を求
    めて、サーバが入札者側の端末に前記ネットワークを通
    じて入札を募る募集手順と、 前記入札の募集を受けた入札者によって提示される入札
    情報を、前記端末から前記ネットワークを通じて前記サ
    ーバが受信する入札手順と、 前記サーバが、前記入札手順による参加によって受信し
    た前記入札情報を基に災害現場に最も早く到着できる入
    札者を救助者として選定する救助者決定手順とを備えた
    ことを特徴とする災害者救助方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜11のうちいずれか一項に
    記載の災害者支援方法は、救助依頼時に提示される救助
    依頼情報に対して、最も適切な条件を提示した救助者を
    競りによって前記ネットワーク上で選定する災害者救助
    方法に使用され、 災害が起きて救助依頼があったときに、災害現場の位置
    と災害状況が分かるような災害情報を知らせて、入札者
    に対しその災害現場への到着時刻と、その災害に対する
    災害対処能力の有無とを判断するために必要な入札情報
    の提示を求めて、サーバが入札者側の端末に前記ネット
    ワークを通じて入札を募る募集手順と、 前記入札の募集を受けた入札者によって提示される入札
    情報を、前記端末から前記ネットワークを通じて前記サ
    ーバが受信する入札手順と、 前記サーバが、前記入札手順による参加によって受信し
    た前記入札情報を基に、災害現場への到着時刻と災害対
    処能力の両方を考慮して最も早く適切に災害者を救助で
    きる入札情報を提示した入札者を救助者として選定する
    救助者決定手順とを備えたことを特徴とする災害者救助
    方法。
  14. 【請求項14】 請求項12又は13に記載の民間救助
    方法において、 前記募集手順では、災害現場の映像を放映して災害状況
    が分かるように災害情報を知らせることを特徴とする災
    害者救助方法。
  15. 【請求項15】 請求項12〜14のうちいずれか一項
    に記載の災害者救助方法において、 撮影手段により撮影された災害現場の映像が前記ネット
    ワーク上で放映され、前記入札者は該災害現場の映像を
    端末で見ながら前記入札に参加することを特徴とする災
    害者救助方法。
  16. 【請求項16】 請求項12〜15のうちいずれか一項
    に記載の災害者救助方法において、 前記救助者に救助を依頼する救助依頼者は、災害者を管
    理する救助センターであり、前記救助者決定手順では、
    前記救助センターにより提示される前記救助依頼情報を
    基に前記救助者を選定することを特徴とする災害者救助
    方法。
  17. 【請求項17】 請求項12〜16のうちいずれか一項
    に記載の災害者救助方法に使用される災害者救助システ
    ムであって、 前記救助依頼者が前記ネットワークを通じて前記救助依
    頼情報を前記サーバに送信するときに使用される前記救
    助依頼者側の端末と、 前記入札者が自分の入札情報を前記ネットワークを通じ
    て前記サーバへ送信するときに使用される前記入札者側
    の端末と、 前記救助依頼者及び入札者側の前記各端末から送信され
    た前記救助依頼情報及び入札情報を前記ネットワークを
    通じて受信するサーバとを備え、 前記サーバは、前記入札手順により受信した前記入札情
    報を基にして、災害現場に最も早く到着できる入札者、
    又は災害現場への到着時刻と災害対処能力の両方を考慮
    して最も早く適切に災害者を救助できる入札情報を提示
    した入札者を救助者として選定する救助者決定手段を備
    えたことを特徴とする災害者救助システム。
  18. 【請求項18】 請求項12〜16のうちいずれか一項
    に記載の災害者救助方法に使用されるサーバであって、 前記救助依頼者側の端末から前記救助依頼情報を受信
    し、前記募集手順によって前記入札情報の提示を求めて
    入札者を募り、前記入札手順によって前記入札者から前
    記入札情報を受信するとともに、災害現場に最も早く到
    着できる、又は最も適切に災害者を救助できる入札情報
    を提示した入札者を救助者として選定する救助者決定手
    段を備えたことを特徴とするサーバ。
  19. 【請求項19】 請求項12〜16のうちいずれか一項
    に記載の災害者救助方法に使用される救助依頼者側の端
    末であって、 前記救助依頼情報を前記ネットワークを通じて前記サー
    バに送信するとともに、前記救助者決定手順により選定
    された選定結果を前記ネットワークを通じて受信するこ
    とを特徴とする救助依頼者側の端末。
  20. 【請求項20】 請求項12〜16のうちいずれか一項
    に記載の災害者救助方法に使用される入札者側の端末で
    あって、 前記入札情報を入力するための画面が表示され、該入札
    情報を前記ネットワークを通じて前記サーバに送信する
    とともに、前記救助者決定手順により選定された選定結
    果を前記ネットワークを通じて受信することを特徴とす
    る入札者側の端末。
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