JP2002163221A - コンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法及びコンテンツ再生サーバコンピュータ - Google Patents

コンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法及びコンテンツ再生サーバコンピュータ

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JP2002163221A
JP2002163221A JP2000363129A JP2000363129A JP2002163221A JP 2002163221 A JP2002163221 A JP 2002163221A JP 2000363129 A JP2000363129 A JP 2000363129A JP 2000363129 A JP2000363129 A JP 2000363129A JP 2002163221 A JP2002163221 A JP 2002163221A
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JP
Japan
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Application number
JP2000363129A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Karimoto
博保 刈本
Kazuhiro Kayashima
一弘 萱嶋
Takeshi Abe
健 阿部
Jun Takashima
潤 高嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】参加者がそれぞれ作成したコンテンツを、ネッ
トワークに接続されたそれぞれのコンピュータを用いて
同期して再生することができるコンテンツ再生システム
を提供する。 【解決手段】イベント参加者は、各自のコンピュータを
用いてドミノ倒し画像を作成し、サーバコンピュータ2
に送信する。サーバコンピュータ2は、送信された画像
を蓄積し、各参加者コンピュータ3−1〜3−nから所
定の信号があったとき、対応する画像コンテンツを所定
の順序で同期して再生する。このときのサーバコンピュ
ータ2の再生画像情報は、ネットワーク1を介してリア
ルタイム配信され、視聴者コンピュータ4−1から4−
nによって、閲覧可能である。画像コンテンツの再生
は、サーバコンピュータ2だけでなく、それぞれの画像
コンテンツに対応する参加者コンピュータ3−1〜3−
nでも再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された複数のコンピュータを用いて、複数のデジタル
コンテンツを所定の順序で再生するコンテンツ再生シス
テム、コンテンツ再生方法及びコンテンツ再生サーバコ
ンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークに接続されたサーバコンピ
ュータから特定のコンテンツをダウンロードし、それぞ
れのコンピュータを用いて再生するシステム、サーバコ
ンピュータで再生したコンテンツの再生情報を多数のコ
ンピュータに配信し、各コンピュータで利用するシステ
ム、ネットワークに接続された複数のコンピュータで共
通のコンテンツを同時に利用するシステムは、公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、複数のコンピ
ュータからの信号により、複数のデジタルコンテンツを
所定の順序で再生するシステムは存在しない。
【0004】本発明は、参加者がそれぞれ作成したコン
テンツを、ネットワークに接続されたそれぞれのコンピ
ュータを用いて同期して再生することができるコンテン
ツ再生システム、コンテンツ再生方法及びコンテンツ再
生サーバコンピュータを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
に接続された複数のコンピュータを用いて、複数のデジ
タルコンテンツを所定の順序で再生するコンテンツ再生
システムであって、前記複数のコンピュータは、前記デ
ジタルコンテンツの1又は複数を記憶し、再生するもの
であり、前記複数のデジタルコンテンツは、再生中デジ
タルコンテンツの終了信号及び当該デジタルンテンツの
再生イネーブル信号との論理積信号によって再生を開始
されるものであり、前記再生イネーブル信号は、それぞ
れ対応する前記コンピュータから出力されるものであ
る。
【0006】また、前記複数のコンピュータは、サーバ
コンピュータと複数の参加者コンピュータからなり、前
記サーバコンピュータは、前記デジタルコンテンツの全
てを記憶し、再生するものであり、前記複数の参加者コ
ンピュータは、少なくとも1のデジタルコンテンツを記
憶し、再生するものである。
【0007】また、前記複数の参加者コンピュータは、
前記サーバコンピュータからの指示に応答して、前記再
生イネーブル信号を少なくとも前記サーバコンピュータ
に送信するとともに、前記終了信号の受信に基づき前記
再生イネーブル信号に対応する前記デジタルコンテンツ
を再生するものである。
【0008】また、前記デジタルコンテンツは、共通の
ツールソフトを用いて作成され、前記参加者コンピュー
タから前記サーバコンピュータに予め送信されるもので
ある。
【0009】また、前記複数のコンピュータは、複数の
参加者コンピュータからなり、前記複数の参加者コンピ
ュータは、前記デジタルコンテンツの全てを記憶し、再
生するものである。
【0010】また、前記参加者コンピュータは、1の参
加者コンピュータからの指示に応答して、前記再生イネ
ーブル信号を他の参加者コンピュータ全てに送信する機
能と、前記再生イネーブル信号を送信後又は他の参加者
コンピュータからの前記再生イネーブル信号の受信後に
前記終了信号を受信したとき、前記送信又は受信した再
生イネーブル信号に対応する前記デジタルコンテンツを
再生する機能と、前記送信した再生イネーブル信号に対
応する前記デジタルコンテンツの再生終了後、前記終了
信号を他の参加者コンピュータ全てに送信する機能を有
するものである。
【0011】また、前記デジタルコンテンツは、共通の
ツールソフトを用いて作成され、前記参加者コンピュー
タから他の参加者コンピュータ全てに予め送信されるも
のである。
【0012】また、前記デジタルコンテンツは、ドミノ
倒し画像である。
【0013】本発明のコンテンツ再生方法は、ネットワ
ークに接続された複数のコンピュータを用いて、複数の
デジタルコンテンツを所定の順序で再生するコンテンツ
再生方法であって、上記したような処理を行うものであ
る。
【0014】本発明のコンテンツ再生サーバコンピュー
タは、ネットワークに接続され、複数のデジタルコンテ
ンツを所定の順序で再生するコンテンツ再生サーバコン
ピュータであって、前記複数のデジタルコンテンツ全て
を予め記憶しており、前記ネットワークに接続された参
加者コンピュータからの再生イネーブル信号を受信する
機能と、再生中デジタルコンテンツの終了信号及び前記
再生イネーブル信号との論理積信号によって、前記複数
のデジタルコンテンツを順次再生する機能とを有するも
のである。
【0015】本発明のコンテンツ再生サーバコンピュー
タは、さらに、1のデジタルコンテンツ再生中、次に再
生すべきデジタルコンテンツに対応する前記参加者コン
ピュータに、前記再生イネーブル信号の送信を指示する
再生イネーブル信号送信指示信号を送信する機能を有す
るものである。
【0016】本発明のコンテンツ再生サーバコンピュー
タは、さらに、前記再生イネーブル信号送信指示信号の
送信後、一定時間前記再生イネーブル信号を受信しない
時は、次に再生すべきデジタルコンテンツに対応する前
記参加者コンピュータに、前記再生イネーブル信号送信
指示信号を送信する機能を有するものである。
【0017】また、前記デジタルコンテンツは、共通の
ツールソフトを用いて作成され、前記参加者コンピュー
タから予め送信されるものである。
【0018】また、前記デジタルコンテンツの再生順序
を予め記憶しているものである。
【0019】本発明のコンテンツ再生サーバコンピュー
タは、また、再生中の前記デジタルコンテンツに関する
情報を、前記ネットワーク上にリアルタイム配信する機
能を有するものである。
【0020】また、前記ネットワーク上にリアルタイム
配信される情報には、前記デジタルコンテンツの再生情
報、再生中の前記デジタルコンテンツに対応する前記参
加者コンピュータの地球上の存在位置を示す位置情報、
再生中の前記デジタルコンテンツの作成者に関する情報
の少なくとも1つが含まれるものである。
【0021】本発明のコンテンツ再生サーバコンピュー
タは、さらに、再生済みの前記デジタルコンテンツのダ
ウンロード再生サービスを行なう機能を有するものであ
る。
【0022】また、前記デジタルコンテンツは、ドミノ
倒し画像である。
【0023】本発明のプログラムは、コンピュータを、
前記デジタルコンテンツの全てを記憶し、再生する参加
者コンピュータとして機能させるためのプログラムであ
る。
【0024】本発明のプログラムは、コンピュータを、
前記コンテンツ再生サーバコンピュータとして機能させ
るためのプログラムである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図7を用いて説明する。
【0026】(第1の実施の形態)第1の実施の形態
は、図1にその概略構成を示すように、ネットワーク1
に接続されたサーバコンピュータ(以下、単にサーバと
いう場合もある。)2と複数の参加者コンピュータ3−
1〜3−nを用いて実現するシステムである。ここで
は、参加者が各自作成したドミノ倒し画像コンテンツを
同期再生して、インターネット等のネットワーク1を介
してリアルタイム配信するイベントを行う場合を例に説
明する。
【0027】イベント参加者は、各自のコンピュータを
用いてドミノ倒し画像を作成し、サーバコンピュータ2
に送信する。サーバコンピュータ2は、送信された画像
を蓄積し、各参加者コンピュータ3−1〜3−nから所
定の信号があったとき、対応する画像コンテンツを所定
の順序で同期して再生する。このときのサーバコンピュ
ータ2の再生画像情報は、ネットワーク1を介してリア
ルタイム配信され、視聴者コンピュータ4−1から4−
nによって、閲覧可能である。画像コンテンツの再生
は、サーバコンピュータ2だけでなく、それぞれの画像
コンテンツに対応する参加者コンピュータ3−1〜3−
nでも再生される。
【0028】図2は、第1の実施の形態の概略動作を説
明する図である。本システムでは、サーバコンピュータ
2が、コンテンツ作成ソフトウェアの配布、作成コンテ
ンツの登録受付、コンテンツの再生管理を、図示しない
記憶装置に記憶されたプログラムを実行することによっ
て行う。イベントに参加する場合、まず、サーバ2にア
クセスして参加の申込みをする(ステップ101)。申
込時には、氏名、住所、電話番号、Eメールアドレス等
を入力し、それらは、サーバ2に設けた登録DB21に
登録される。参加申込みが登録されると、参加者は、サ
ーバ2のPC用ソフトDB22から各自のコンピュータ
に、イベント参加のためのプログラムをダウンロードす
る(ステップ102)。ダウンロードするプログラムに
は、ドミノ倒し画像コンテンツ作成プログラム、ドミノ
倒し画像コンテンツ再生プログラム、イベント参加プロ
グラム等が含まれる。
【0029】参加者は、ドミノ倒し画像コンテンツ作成
プログラムを用いてコンテンツを作成する(ステップ1
03)。このコンテンツは、例えば、ドミノ倒しの最終
画像(ドミノ配置画像)情報(例えばJPEGデータ)
と、ドミノを倒す場合の順序を記述したスクリプトデー
タを含むものである。図3に示すようなテンプレートを
用意しておくことにより、作成が容易になる。コンテン
ツの作成が終了すると、参加者は、再び、サーバ2にア
クセスし、コンテンツの登録を行う(ステップ10
4)。このコンテンツは、ドミノデータ登録DB23に
登録される。
【0030】サーバ2は、イベント実行までに、登録さ
れたデータのチェックを行い、問題がないデータについ
て、その再生順序を決定し、ドミノデータ登録DB23
に記憶する(ステップ105)。そして、参加者に事前
に再生予定時間を通知しておく。各コンテンツの実行順
序は、全世界から参加者を募るイベントの場合、参加者
コンピュータの存在位置に従って決める。例えば、最も
早く日が明けるツバル島にある参加者コンピュータをス
タートとし、東から西へ順次再生順序を割当てる方法が
ある。
【0031】イベントの実行日、参加者は、予め通知さ
れた自己のコンテンツの再生予定時間に合わせて、サー
バに自己のコンピュータを接続し、スタンバイ状態とす
る。
【0032】また、イベント実行時に再生されるコンテ
ンツを閲覧したい視聴者は、イベントの開始前に必要な
視聴ソフトをサーバ2からインストールしておき(図2
のステップ201)、その上でサーバに接続する。視聴
者の閲覧画面は、例えば図4に示すようなものである。
図4において、領域41に表示された世界地図は、参加
者コンピュータの存在位置を示すもので、再生中コンテ
ンツ及び再生済コンテンツに対応する参加者コンピュー
タが、表示方法を変えて時々刻々表示される。領域42
は、インターネット放送等による再生中コンテンツのリ
アルタイム再生画像が表示される。また、領域43に
は、再生中コンテンツの作成者に関する情報(図では、
作成者の顔画像)が表示される。なお、サーバに接続し
た参加者コンピュータもスタンバイ状態では、図4の画
面が表示される。
【0033】参加者のコンテンツの再生時間に近づく
と、サーバ2は、対応する参加者コンピュータに再生イ
ネーブル信号送信指示信号を送信する(ステップ10
6)。この信号を受信した参加者コンピュータは、再生
イネーブル信号送信可能時間を表示する。表示方法は、
図4の画面に新しいウィンドウを開いて、残り時間を数
字情報で表示してもよいし、バー画像で表示してもよ
い。送信可能時間中に所定の操作を行って再生イネーブ
ル信号をサーバ2に送信する(ステップ107)と、サ
ーバ2は、再生中のコンテンツの再生終了信号を待っ
て、当該コンテンツの再生を行う。このとき、当該参加
者コンピュータにも再生スタート信号が送信される(ス
テップ108)ので、参加者コンピュータが保持する当
該コンテンツを再生する。参加者コンピュータは、再生
中コンテンツの再生が終了すると、再生終了信号をサー
バ2に送信する(ステップ109)。
【0034】参加者コンピュータからの再生イネーブル
信号及び再生中コンテンツの再生終了信号に基づいて次
のコンテンツ再生を開始するときのタイミングを、図5
のタイムチャートを用いて説明する。今、登録コンテン
ツの再生予定が、コンテンツZ、コンテンツA、コンテ
ンツB、コンテンツC、コンテンツDの順に設定されて
いるものとする。各コンテンツの間は、つなぎ画像信号
pが再生される。つなぎ画像は、同一の画像でもよい
し、前後のドミノ倒しコンテンツの内容に応じた画像で
もよい。画像ドミノ倒し画像コンテンツは、画面上の開
始位置及び方法と終了位置及び方法が予め認識できるの
で、内容に応じた画像として、開始及び異終了の位置及
び方法の組み合わせに対応した複数の画像を用意して置
くことにより、つなぎががスムーズに行なえる。
【0035】コンテンツZの再生中、サーバ2は、次に
再生予定のコンテンツAに対応する参加者コンピュータ
に、再生イネーブル信号送信指示信号を送信する。コ
ンテンツAに対応する参加者コンピュータは、再生イネ
ーブル信号送信可能時間内に、再生イネーブル信号を
サーバ2に送信する。サーバ2は、コンテンツAの再生
イネーブル信号と再生中のコンテンツZに対応する参
加者コンピュータからの再生終了信号との論理積信号
に基づき、コンテンツA再生指示信号を出力し、コン
テンツAを、サーバ2内及びコンテンツAに対応する参
加者コンピュータ内で再生させる。
【0036】なお、再生終了信号とコンテンツA再生
指示信号との間の遅延時間tdは、再生イネーブル信
号送信指示信号の送出とコンテンツAの再生イネーブ
ル信号の受信時間との間の時間tに対応させる。この
時間tは、コンテンツAの再生イネーブル信号の送出
指示タイミングと通信遅れに基づくので、参加者が完全
にはコントロールできない。したがって、コンテンツの
再生開始時間と予定開始時間との一致度によって景品を
与えるような企画とすることができ、イベントへの参加
意欲を向上させることが可能となる。後述するように、
特定の参加者コンピュータからの応答がなく、スキップ
した場合、当初の予定開始時間を修正して一致度を判断
する。
【0037】次いで、コンテンツBに対応する参加者コ
ンピュータに、再生イネーブル信号送信指示信号を送
信するが、一定時間t0内に再生イネーブル信号を受信
しないので、サーバ2は、コンテンツCに対応する参加
者コンピュータに、再生イネーブル信号送信指示信号
を送信する。一定時間t0は、再生イネーブル信号送信
可能時間と通信送れ時間の最大値とを加算した値とす
る。この例では、コンテンツCに対応する参加者コンピ
ュータから再生イネーブル信号が送信されるので、コ
ンテンツAに対応する参加者コンピュータからの再生終
了信号を待って、コンテンツA再生指示信号を出力
する。
【0038】このように、参加者コンピュータからの再
生イネーブル信号がない場合、当該コンテンツの再生を
スキップすることにより、参加者の意欲を高めることが
できる。スキップされた参加者に対しては、予定したコ
ンテンツの再生を終了後、再生イネーブル信号送信指示
信号を送信して、再度再生の機会を与えるようにするこ
ともできる。
【0039】再生中コンテンツの再生終了信号を、対応
する参加者コンピュータから得るようにすると、参加者
コンピュータ又は通信路の異常により、再生終了信号が
正常にサーバに送信されない場合、イベントの実行が停
止してしまう。このような不都合を避けるためには、再
生指示信号送出後所定時間が経過しても再生終了信号を
受信しない場合にサーバ2内で代替再生終了信号を作成
して、継続するようにすればよい。所定時間としては、
該当コンテンツの再生時間と通信送れ時間を考慮した所
定時間(例えば、該当コンテンツの再生時間と通信送れ
時間との加算値)を用いる。
【0040】視聴者は、サーバ2がインターネット放送
等により配信するコンテンツ再生画像を図4の画像によ
り閲覧することができる。また、再生済みのコンテンツ
は、他の参加者コンピュータ及び視聴者コンピュータが
ダウンロード可能な状態におかれるので、ダウンロード
して、ローカルな再生を行うことにより、良質の画像で
閲覧することができる。
【0041】(第2の実施の形態)第2の実施の形態
は、図6にその概略構成を示すように、ネットワーク1
に接続された複数の参加者コンピュータ3−1〜3−n
を用いて実現するシステムである。コンテンツの作成
は、第1の実施の形態と同様に行う。その際、必要なプ
ログラムの取得は、どのような方法でもよい。この実施
の形態では、コンテンツを同期再生するためのプログラ
ムおよび作成したコンテンツを他のすべての参加者コン
ピュータ3−1〜3−nに予め配信しておく。そして、
特定の参加者コンピュータによって、再生順序を決定
し、決定した順序をすべての参加者コンピュータ3−1
〜3−nに配信しておく。
【0042】この実施の形態の動作を、図7のタイムチ
ャートを用いて説明する。今、コンテンツの再生予定
が、コンテンツA、コンテンツB、コンテンツC、コン
テンツD、コンテンツE、…の順に設定されているもの
とする。特定のコンピュータ例えばコンテンツAに対応
する参加者コンピュータが、コンテンツAの開始指示信
号ASを、時刻t0で他の参加者コンピュータ全てに同
報送信すると、すべての参加者コンピュータがコンテン
ツAの再生を開始する。そして、コンテンツAに対応す
る参加者コンピュータは、次に再生予定のコンテンツB
に対応する参加者コンピュータに再生イネーブル信号送
信指示信号e1を送信する。再生イネーブル信号送信指
示信号を受信した参加者コンピュータが再生イネーブル
信号送信可能時間を表示する点は、第1の実施の形態と
同様であり、コンテンツBに対応する参加者コンピュー
タは、再生イネーブル信号eBを他のすべての参加者コ
ンピュータに同報送信する。
【0043】コンテンツAに対応する参加者コンピュー
タは、時刻t1で、コンテンツAの再生を終了すると、
再生終了信号AEを他のすべての参加者コンピュータに
同報送信するとともに、つなぎ画像信号p及びコンテン
ツBの再生を開始する。また、再生終了信号AEを受信
した参加者コンピュータは、コンテンツBに対する再生
イネーブル信号eBをすでに受信しているので、再生終
了信号AE受信後所定時間計測し、コンテンツBの再生
を開始する。各コンテンツの間に再生されるつなぎ画像
信号pは、第1の実施の形態と同様の方法で選択され
る。
【0044】続いて、コンテンツBに対応する参加者コ
ンピュータは、次に再生予定のコンテンツCに対応する
参加者コンピュータに再生イネーブル信号送信指示信号
e2を送信する。一定時間t0内にコンテンツCに対応
する参加者コンピュータから再生イネーブル信号を受信
しないので、コンテンツBに対応する参加者コンピュー
タは、コンテンツDに対応する参加者コンピュータに、
再生イネーブル信号送信指示信号e3を送信する。一定
時間t0の値は、第1の実施の形態と同様の値とする。
この場合は、コンテンツDに対応する参加者コンピュー
タから、コンテンツDに対する再生イネーブル信号eD
が同報送信されるので、コンテンツBの再生終了を待
つ。
【0045】コンテンツBに対応する参加者コンピュー
タは、時刻t2で、コンテンツBの再生を終了すると、
再生終了信号BEを他のすべての参加者コンピュータに
同報送信する。そして、つなぎ画像p及びコンテンツD
が同様にすべての参加者コンピュータで再生される。以
下、同様に、再生イネーブル信号送信指示信号e4、再
生イネーブル信号eEが送信され、時刻t3で、コンテ
ンツDに対応する参加者コンピュータがコンテンツDの
再生を終了すると、再生終了信号DEが同報送信される
ので、コンテンツEの再生が開始される。
【0046】次コンテンツの再生開始に利用する再生中
コンテンツの再生終了信号は、当該コンテンツに対応す
る参加者コンピュータから得たが、何らかの問題によ
り、当該参加者コンピュータから送信されない場合は、
自身の再生終了信号を用いて、次コンテンツの再生を継
続することができる。
【0047】なお、以上の実施の形態では、複数の再生
コンテンツとして画像情報を例に説明してきたが、画像
情報だけでなく音楽情報を含むものとしてもよい。ま
た、ドミノ倒し画像を用いたイベントを例にしたが、作
成するコンテンツは、広告情報の作成イベント、シナリ
オの作成、再生等、各種コンテンツに適用可能である。
ただし、複数のコンテンツは、独立に作成されるので、
その作成ツール、作成条件は、一定の条件を設けるのが
適当である。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ネットワークに接続された複数のコンピュー
タによって、複数のデジタルコンテンツの同期再生を簡
単に行うことができ、遠方の参加者が参加するイベント
の実施に利用して効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の概略構成を示す図
【図2】第1の実施の形態の概略動作を説明する図
【図3】ドミノ作成用テンプレートの例
【図4】ドミノ倒しイベントの視聴者の閲覧画面の例
【図5】コンテンツ再生を開始するときのタイミングチ
ャート
【図6】第2の実施の形態の概略構成を示す図
【図7】第2の実施の形態の動作を説明するタイミング
チャート
【符号の説明】
1・・・ネットワーク 2・・・サーバコンピュータ 3−1〜3−n・・・参加者コンピュータ 4−1〜4−n・・・視聴者コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萱嶋 一弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 阿部 健 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高嶋 潤 愛知県名古屋市東区桜1−13−3 日本放 送協会名古屋放送局内

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された複数のコンピ
    ュータを用いて、複数のデジタルコンテンツを所定の順
    序で再生するコンテンツ再生システムであって、 前記複数のコンピュータは、前記デジタルコンテンツの
    1又は複数を記憶し、再生するものであり、 前記複数のデジタルコンテンツは、再生中デジタルコン
    テンツの終了信号及び当該デジタルンテンツの再生イネ
    ーブル信号との論理積信号によって再生を開始されるも
    のであり、 前記再生イネーブル信号は、それぞれ対応する前記コン
    ピュータから出力されるものであるコンテンツ再生シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンテンツ再生システム
    であって、 前記複数のコンピュータは、サーバコンピュータと複数
    の参加者コンピュータからなり、 前記サーバコンピュータは、前記デジタルコンテンツの
    全てを記憶し、再生するものであり、 前記複数の参加者コンピュータは、少なくとも1のデジ
    タルコンテンツを記憶し、再生するものであるコンテン
    ツ再生システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコンテンツ再生システム
    であって、 前記複数の参加者コンピュータは、前記サーバコンピュ
    ータからの指示に応答して、前記再生イネーブル信号を
    少なくとも前記サーバコンピュータに送信するととも
    に、前記終了信号の受信に基づき前記再生イネーブル信
    号に対応する前記デジタルコンテンツを再生するもので
    あるコンテンツ再生システム。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載のコンテンツ再生シ
    ステムであって、 前記デジタルコンテンツは、共通のツールソフトを用い
    て作成され、前記参加者コンピュータから前記サーバコ
    ンピュータに予め送信されるものであるコンテンツ再生
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のコンテンツ再生システム
    であって、 前記複数のコンピュータは、複数の参加者コンピュータ
    からなり、 前記複数の参加者コンピュータは、前記デジタルコンテ
    ンツの全てを記憶し、再生するものであるコンテンツ再
    生システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のコンテンツ再生システム
    であって、 前記参加者コンピュータは、1の参加者コンピュータか
    らの指示に応答して、前記再生イネーブル信号を他の参
    加者コンピュータ全てに送信する機能と、前記再生イネ
    ーブル信号を送信後又は他の参加者コンピュータからの
    前記再生イネーブル信号の受信後に前記終了信号を受信
    したとき、前記送信又は受信した再生イネーブル信号に
    対応する前記デジタルコンテンツを再生する機能と、前
    記送信した再生イネーブル信号に対応する前記デジタル
    コンテンツの再生終了後、前記終了信号を他の参加者コ
    ンピュータ全てに送信する機能を有するものであるコン
    テンツ再生システム。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のコンテンツ再生システム
    であって、 前記デジタルコンテンツは、共通のツールソフトを用い
    て作成され、前記参加者コンピュータから他の参加者コ
    ンピュータ全てに予め送信されるものであるコンテンツ
    再生システム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項記載の
    コンテンツ再生システムであって、 前記デジタルコンテンツは、ドミノ倒し画像であるコン
    テンツ再生システム。
  9. 【請求項9】 ネットワークに接続された複数のコンピ
    ュータを用いて、複数のデジタルコンテンツを所定の順
    序で再生するコンテンツ再生方法であって、 前記複数のデジタルコンテンツは、再生中デジタルコン
    テンツの終了信号及び当該コデジタルンテンツの再生イ
    ネーブル信号との論理積信号によって再生を開始するも
    のであり、 前記再生イネーブル信号は、それぞれ対応する前記コン
    ピュータから出力されるものであるコンテンツ再生方法
  10. 【請求項10】 請求項9記載のコンテンツ再生方法で
    あって、 前記複数のコンピュータは、サーバコンピュータと複数
    の参加者コンピュータからなり、 前記サーバコンピュータは、前記デジタルコンテンツの
    全てを記憶し、再生し、 前記複数の参加者コンピュータは、少なくとも1のデジ
    タルコンテンツを記憶し、再生するコンテンツ再生方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のコンテンツ再生方法
    であって、 前記複数の参加者コンピュータは、前記サーバコンピュ
    ータからの指示に応答して、前記再生イネーブル信号を
    少なくとも前記サーバコンピュータに送信するととも
    に、前記終了信号の受信に基づき前記再生イネーブル信
    号に対応する前記デジタルコンテンツを再生するコンテ
    ンツ再生方法。
  12. 【請求項12】 請求項9記載のコンテンツ再生方法で
    あって、 前記複数のコンピュータは、複数の参加者コンピュータ
    からなり、 前記複数の参加者コンピュータは、前記デジタルコンテ
    ンツの全てを記憶し、再生するコンテンツ再生方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のコンテンツ再生方法
    であって、 前記参加者コンピュータは、1の参加者コンピュータか
    らの指示に応答して、前記再生イネーブル信号を他の参
    加者コンピュータ全てに送信するステップと、前記再生
    イネーブル信号を送信後又は他の参加者コンピュータか
    らの前記再生イネーブル信号の受信後に前記終了信号の
    受信したとき、前記送信又は受信した再生イネーブル信
    号に対応する前記デジタルコンテンツを再生するステッ
    プと、前記送信した再生イネーブル信号に対応する前記
    デジタルコンテンツの再生終了後、前記終了信号を他の
    参加者コンピュータ全てに送信するステップとを実行す
    るコンテンツ再生方法。
  14. 【請求項14】 請求項9ないし15のいずれか1項記
    載のコンテンツ再生方法であって、 前記デジタルコンテンツは、ドミノ倒し画像であるコン
    テンツ再生方法。
  15. 【請求項15】 ネットワークに接続され、複数のデジ
    タルコンテンツを所定の順序で再生するコンテンツ再生
    サーバコンピュータであって、 前記複数のデジタルコンテンツ全てを予め記憶してお
    り、 前記ネットワークに接続された参加者コンピュータから
    の再生イネーブル信号を受信する機能と、 再生中デジタルコンテンツの終了信号及び前記再生イネ
    ーブル信号との論理積信号によって、前記複数のデジタ
    ルコンテンツを順次再生する機能とを有するコンテンツ
    再生サーバコンピュータ。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のコンテンツ再生サー
    バコンピュータであって、 さらに、1のデジタルコンテンツ再生中、次に再生すべ
    きデジタルコンテンツに対応する前記参加者コンピュー
    タに、前記再生イネーブル信号の送信を指示する再生イ
    ネーブル信号送信指示信号を送信する機能を有するコン
    テンツ再生サーバコンピュータ。
  17. 【請求項17】 請求項16記載のコンテンツ再生サー
    バコンピュータであって、 さらに、前記再生イネーブル信号送信指示信号の送信
    後、一定時間前記再生イネーブル信号を受信しない時
    は、次に再生すべきデジタルコンテンツに対応する前記
    参加者コンピュータに、前記再生イネーブル信号送信指
    示信号を送信する機能を有するコンテンツ再生サーバコ
    ンピュータ。
  18. 【請求項18】 請求項15ないし17のいずれか1項
    記載のコンテンツ再生サーバコンピュータであって、 前記デジタルコンテンツは、共通のツールソフトを用い
    て作成され、前記参加者コンピュータから予め送信され
    るものであるコンテンツ再生サーバコンピュータ。
  19. 【請求項19】 請求項15ないし18のいずれか1項
    記載のコンテンツ再生サーバコンピュータであって、 前記デジタルコンテンツの再生順序を予め記憶している
    コンテンツ再生サーバコンピュータ。
  20. 【請求項20】 請求項15ないし19のいずれか1項
    記載のコンテンツ再生サーバコンピュータであって、 再生中の前記デジタルコンテンツに関する情報を、前記
    ネットワーク上にリアルタイム配信する機能を有するコ
    ンテンツ再生サーバコンピュータ。
  21. 【請求項21】 請求項20記載のコンテンツ再生サー
    バコンピュータであって、 前記ネットワーク上にリアルタイム配信される情報に
    は、前記デジタルコンテンツの再生情報、再生中の前記
    デジタルコンテンツに対応する前記参加者コンピュータ
    の地球上の存在位置を示す位置情報、再生中の前記デジ
    タルコンテンツの作成者に関する情報の少なくとも1つ
    が含まれるコンテンツ再生サーバコンピュータ。
  22. 【請求項22】 請求項15ないし21のいずれか1項
    記載のコンテンツ再生サーバコンピュータであって、 さらに、再生済みの前記デジタルコンテンツのダウンロ
    ード再生サービスを行なう機能を有するコンテンツ再生
    サーバコンピュータ。
  23. 【請求項23】 請求項15ないし22のいずれか1項
    記載のコンテンツ再生サーバコンピュータであって、 前記デジタルコンテンツは、ドミノ倒し画像であるコン
    テンツ再生サーバコンピュータ。
  24. 【請求項24】 コンピュータを請求項5ないし7のい
    ずれか1項記載の参加者コンピュータとして機能させる
    ためのプログラム。
  25. 【請求項25】 コンピュータを請求項15ないし23
    のいずれか1項記載のコンテンツ再生サーバコンピュー
    タとして機能させるためのプログラム。
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