JP2002163202A - 同報配信システム - Google Patents

同報配信システム

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JP2002163202A
JP2002163202A JP2000356967A JP2000356967A JP2002163202A JP 2002163202 A JP2002163202 A JP 2002163202A JP 2000356967 A JP2000356967 A JP 2000356967A JP 2000356967 A JP2000356967 A JP 2000356967A JP 2002163202 A JP2002163202 A JP 2002163202A
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Takeo Koike
建夫 小池
Shiori Fujii
しおり 藤井
Miyuki Koike
幸 小池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信者を柔軟に選択可能な同報配信システム
を提供する。 【解決手段】 一定のメンバーについて、電子メールの
アドレス情報と検索情報とを対応づけて記憶したアドレ
ステーブル34を用意する。同報配信の受信者を特定す
るための抽出条件を指定すると、検索部33が、その条
件に該当するメンバーをアドレステーブル34から抽出
する。配信制御部35は、抽出された受信者に電子メー
ルを同報配信する。こうすることにより、予めグループ
登録することなく、任意の組み合わせで受信者を選択し
て同報配信を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の受信者に、
ネットワークを介して文書を電子的に自動配信する同報
配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを介した電子メー
ルでの情報通信が増えている。電子メールでは、複数の
メールアドレスを指定することにより、複数人に手軽に
同報配信を行うことができる利点がある。電子メールで
の同報配信は、通常、次の態様で行われる。
【0003】第1は、手作業で複数のアドレスを個別に
指定する方法である。電子メール用のソフトウェアに
は、頻繁に使用するメールアドレスを、アドレス帳とし
て管理する機能を備えるものが多い。通常は、この機能
を用いて、アドレス帳に登録された中から複数のアドレ
スを選択指定することが多い。
【0004】第2は、アドレス帳のグループ設定機能を
利用する方法である。アドレス帳には、登録された複数
のメンバーを予め一つのグループとして関連付けておく
機能が用意されているものがある。この機能を用いれ
ば、登録されたグループ名を選択することにより、その
グループに属する複数のメンバーに同報配信することが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、第1の方法で
は、多数の受信者を対象とした同報配信時に、受信者を
選択する負担が多大であった。第2の方法では、同報配
信の対象者は、予め登録されたグループに制限され、対
象者を柔軟に変更することが困難であった。一例とし
て、ある大学に所属する学生を対象として同報配信する
場合を考える。第2の方法では、特定の学年を対象とし
たグループ、特定の学部を対象としたグループ、特定の
学科を対象としたグループなどを多岐に亘って登録して
おく必要があった。同報配信を行う全てのケースを想定
して、必要なグループを登録しておくことは非常に困難
であった。特に、「特定の学部」のうち「特定の学年」
を除いて配信する場合など、予め設定されたグループか
ら一部のメンバーを除いた受信者への配信を行う際に
は、それに対応した新たなグループの作成または受信者
の個別指定を行わざるを得なかった。このように多岐に
亘るグループの登録は、対象者数が多い場合には、グル
ープ設定に誤りが生じる可能性もあった。
【0006】上述の課題は、電子メールによる通信のみ
ならず、ファクシミリによる通信にも共通していた。本
発明は、かかる課題に鑑み、受信者を容易かつ柔軟に選
択可能な同報配信システムを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を解決するために、本発明では、複数の受信者
に、ネットワークを介して文書を電子的に自動配信する
同報配信システムにおいて、宛先テーブル、抽出条件入
力部、抽出部、配信制御部を備える構成とした。
【0008】宛先テーブルは、複数のメンバーそれぞれ
について、配信時の宛先を特定する宛先情報、受信者の
検索時に使用される検索情報とを割り当てて記憶する。
電子メールを同報配信するシステムでは、電子メールア
ドレスが、宛先情報となる。ファクシミリを利用して同
報配信するシステムでは、ファクシミリ番号が宛先情報
となる。近年では、IPP(インターネット・プリンテ
ィング・プロトコル)を用いて、インターネットを介し
て遠隔地にあるプリンタに印刷物を出力させることも可
能であり、ファクシミリに代用する通信手段として利用
可能となっている。かかるプリンタを利用して同報配信
するシステムでは、ネットワーク上でプリンタの論理的
所在を特定するURI(Uniform Resource Indicator)
と呼ばれる情報が宛先情報となる。その他、宛先情報
は、通信態様に応じて種々選択可能である。
【0009】抽出条件入力部は、メンバーの少なくとも
一部を任意の組み合わせで抽出するための抽出条件を入
力する。抽出部は、宛先テーブルに記憶された検索情報
を参照して、メンバーのうち抽出条件に該当する複数の
受信者を抽出する。配信制御部は、複数の受信者に文書
を、ネットワークを介して自動配信する。検索情報は、
メンバーの氏名などメンバー固有の識別情報、特定の組
織におけるメンバーの所属に関する情報、メンバーの年
齢、性別などの属性に関する情報等の少なくとも一部を
用いることができる。抽出は、単一の検索情報に基づい
て行っても良いし、複数の検索情報を併用して行っても
良い。また、抽出条件と検索情報の完全一致で抽出して
もよいし、一部一致で抽出してもよい。
【0010】本発明の同報配信システムによれば、抽出
条件の指定により、同報配信の対象となる受信者をメン
バーから任意の組み合わせで選択することができる。任
意の組み合わせとは、予め登録されたグループ等に拘束
されないことを意味する。従って、受信者が柔軟に変更
される際の同報配信にかかる負担を軽減することができ
る。また、多岐に亘るグループ登録が不要となるため、
グループ設定時の誤りを回避することができる。更に、
メンバーに変更が生じた場合に登録済みのグループの内
容を更新するまでなく、適切な同報配信を継続すること
ができる。
【0011】本発明は、パーソナルコンピュータ、ファ
クシミリ装置など、単体の装置で構成するものとしても
よいし、ネットワークで接続された複数の機器で構成す
るものとしてもよい。後者の態様としては、例えば、上
記各構成要素を備えたサーバを、ネットワークに接続
し、同じくネットワークに接続されたクライアントか
ら、抽出条件の入力等を行う構成を用いることができ
る。この構成では、サーバ側の抽出条件入力部は、クラ
イアントに対し、抽出条件を入力するためのインタフェ
ース画面を表示させるとともに、クライアントから抽出
条件を受信する機能を奏する構成となる。これらの機能
は、CGI、Java(登録商標)など周知のネットワ
ーク上でのプログラミング手法を用いて実現することが
可能である。
【0012】本発明においては、抽出条件の入力負担を
軽減するため、宛先テーブルに登録されている検索情報
の少なくとも一部を提示し、提示された検索情報から抽
出に使用する情報を選択させるインタフェースを適用す
ることが好ましい。宛先テーブルに登録されている検索
情報の内容を提示すれば、不適切な抽出条件の入力を回
避することができ、受信者の特定を容易に行うことがで
きる。
【0013】検索情報が、複数の項目に対応した情報に
分類されている場合には、少なくとも一部の前記項目名
を提示し、提示された項目ごとに抽出条件を入力可能な
インタフェースを用いるものとしてもよい。メンバーの
氏名および所属を検索情報として用いる場合には、抽出
条件の設定用のインタフェースにおいて、「氏名欄」、
「所属欄」を指定する欄を設ける態様が相当する。こう
することにより、不適切な項目で抽出条件が入力される
ことを回避できる。特に、氏名など、宛先テーブルに登
録されている検索情報が多数に亘る場合に、有効であ
る。
【0014】また、複数の抽出条件による論理演算式に
基づいて受信者の抽出を可能にすることも望ましい。こ
うすることにより、受信者の選択を更に柔軟に行うこと
が可能となる。
【0015】本発明は、同報配信システムの他、同報配
信方法、同報配信機能を実現するプログラムおよびこれ
と同視し得る種々の信号形態、かかるプログラムをコン
ピュータ読みとり可能に記録した記録媒体など種々の態
様で構成することが可能である。同報配信機能のうち、
抽出条件に基づいて受信者を任意に選択する機能を実現
し、既存の電子メールソフトウェアへの追加モジュール
となるプログラム等の態様で構成してもよい。なお、記
憶媒体としては、フレキシブルディスクやCD−RO
M、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッ
ジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された
印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROM
などのメモリ)および外部記憶装置などコンピュータが
読取り可能な種々の媒体を利用できる。
【0016】
【発明の実施の形態】A.システム構成:図1は第1実
施例としての同報配信システムの概略構成を示す説明図
である。ここでは、大学内の学生を対象として、電子メ
ールにより、同報配信を行うシステムを例示する。
【0017】同報配信システム10は、同報配信の主機
能を提供するサーバ30と、受信者の選択、送信文書の
作成などを行うためのクライアント20とから構成され
る。両者は、ネットワークNETで接続されている。ネ
ットワークNETは、インターネットでもよいし、LA
N(Local Area Network)でもよい。ここでは、一例と
して大学の事務所内に双方が設置されている場合を考え
る。
【0018】同報配信の対象者は、大学に属する各学生
である。これらの学生は、それぞれ任意の端末T1,T
2,T3で大学から発信された電子メールを閲覧する。
端末T1,T3は、ネットワークNETに接続されたコ
ンピュータである。端末T2は、ネットワークNETへ
のアクセス機能を有する携帯電話である。端末は、これ
らに限定されず電子メールの閲覧機能を有する種々の機
器を用いることができる。
【0019】図中に、同報配信時の情報授受の概要を併
せて示した。クライアント20が、サーバ30によって
提供される同報配信システムにログインすると、サーバ
30は、クライアント20に対し、同報配信時の条件設
定をするためのインタフェース画面を提供する。この画
面提供は、ネットワーク上の周知のプログラミング手法
を利用して行われる。クライアント20は、このインタ
フェース画面上で、受信者を抽出するための抽出条件の
設定、配信すべき文書の入力などを行う。サーバ30
は、クライアント20から指定された条件に基づき受信
者を特定し、入力された文書を同報配信する。
【0020】これらの機能を実現するため、サーバ30
には、図示する各機能ブロックが、ソフトウェア的に構
築されている。通信制御部31は、ネットワークNET
を介して外部と種々の情報通信を行う機能を奏する。イ
ンタフェース提供部32は、同報配信時に利用されるイ
ンタフェースをクライアント20に提供し、そのインタ
フェースを介してクライアント20から指定された情報
を入力する機能を奏する。検索部33は、クライアント
20から指定された条件に適合する受信者をアドレステ
ーブル34から検索する機能を奏する。配信制御部35
は、抽出された受信者に対し、クライアント20で作成
された文書を同報配信する機能を奏する。
【0021】アドレステーブル34は、同報配信のメン
バー、即ち、大学の各学生のアドレス情報、検索情報を
記憶するテーブルである。図2はアドレステーブル34
の内容を例示する説明図である。10人の学生が登録さ
れている場合を例示した。アドレステーブル34には、
各学生の電子メールアドレスと、検索情報とが対応づけ
られて記憶されている。本実施例では、検索情報とし
て、学生番号(図中の「No」欄)、氏名、性別、学
部、学科、学年、所属しているゼミ、受講している講義
が登録されているものとした。ゼミ、講義については、
それぞれ担当教授名で登録するものとした。例えば、
「A男」という学生は、「P教授」が担当するゼミに属
しており、「P教授」、「Q教授」等が担当する授業を
それぞれ受講していることが分かる。
【0022】図2は、アドレステーブル34の例示に過
ぎず、検索情報の項目内容、項目数は任意に設定可能で
ある。また、図2では、各項目に分類して検索情報を登
録した場合を例示したが、項目に分けずに登録してもよ
い。例えば、「0001、A男、男、工、機械、4、・
・・」という一連の情報を一つの項目内に登録する態様
を採ることも可能である。
【0023】B.同報配信処理:図3は同報配信処理の
フローチャートである。クライアント20で実行する端
末側処理を左側に示し、サーバ30で実行するサーバ側
処理を右側に示した。
【0024】大学の事務員など文書を同報配信するユー
ザは、クライアント20を操作して、メールシステムに
ログインする(ステップS10)。サーバ30は、これ
に応じて同報配信用のインタフェース画面をクライアン
ト20に表示させる(ステップS20)。例えば、先に
示したインタフェース提供部32によって用意されるH
TMLファイルをクライアント20に送信することによ
り、クライアント20のブラウザ上にインタフェース画
面を表示させることができる。クライアント20は、提
供されたインタフェース画面によって送信条件の設定お
よび通信文の作成を行い(ステップS12)、実行指示
を行う(ステップS14)。送信条件とは、受信者を特
定するための抽出条件と同義である。後述するインタフ
ェース画面の表示に合わせて、ここでは送信条件と称し
た。
【0025】実行指示を受けて、サーバ30は、受信者
の抽出を行う(ステップS22)。アドレステーブル3
4から、送信条件に適合する受信者を抽出する。次に、
抽出された各受信者の電子メールアドレスを宛先とし
て、同報配信を行う(ステップS24)。受信者の抽出
が完了した時点で、クライアント20に受信者のリスト
等を一覧表示し、確認入力を受けてから同報配信を実行
するものとしてもよい。
【0026】C.インタフェース例:図4はインタフェ
ース画面を例示する説明図である。アドレステーブル3
4に、図2に示した内容の情報が登録されている場合を
前提とする。インタフェース画面は、送信条件指定領域
41と送信内容指定領域44の2つの領域を含んでい
る。送信内容指定領域44では、電子メールのタイト
ル、返信先のアドレス、および本文をそれぞれ入力す
る。送信内容指定領域44の部分は、周知のインタフェ
ースであるため、詳細な説明を省略する。
【0027】画面下方には、キャンセルボタン45、送
信ボタン46が設けられている。キャンセルボタン45
をクリックすれば、送信条件指定領域41と送信内容指
定領域44に入力した内容を解除することができる。送
信ボタン46をクリックすれば、入力した条件で同報配
信をすることができる。
【0028】送信条件指定領域41は、同報配信の受信
者を特定するための抽出条件が設定される。本実施例で
は、アドレステーブル34に登録されている検索条件の
各項目に対応した条件設定欄を設けるものとした。例え
ば、氏名欄には、同報配信する学生を氏名で選択したい
場合には、氏名欄にその氏名を入力する。いわゆるワイ
ルドカードを用いることにより、氏名のみならず苗字の
みの指定を許容してもよい。氏名欄の右側の三角ボタン
をクリックすると、以前に入力された条件がポップアッ
プメニューにより選択可能となる。
【0029】性別、学年で選択したい場合には、マウス
でクリックして、それぞれのチェックボックスをチェッ
クする。「男」のチェックボックスにチェックされてい
る場合には、男子学生が受信対象者となることを意味す
る。学部、学科は、各欄の三角ボタンをクリックするこ
とにより現れるポップアップメニューから選択すること
で指定可能である。ポップアップメニューには、アドレ
ステーブル34に登録されている学部、学科が表示され
る。
【0030】ゼミおよび講義による特定は、教授名を入
力した後、ゼミまたは受講のチェックボックスをチェッ
クする。ゼミにチェックすれば、指定された教授が担当
しているゼミに所属する学生が対象となるし、受講にチ
ェックすれば、その教授の授業を受講している学生が対
象となる。
【0031】各項目には、論理演算条件欄42,43が
設けられている。論理演算条件欄42では、「含む」、
「除く」の2種類が選択可能である。図の例では、性別
欄で「男」にチェックされ、「除く」が選択されている
ため、男子学生を除く学生(具体的には、女子学生およ
び性別が未登録の学生)が受信者として選択されること
になる。論理演算条件欄43では、「AND」、「O
R」の2種類が選択可能であり、複数の項目間の適用条
件を入力することができる。「AND」を選択すれば、
他の項目との論理積をとって受信者を選択することがで
きる。「OR」を選択すれば、他の項目との論理和をと
って受信者を選択することができる。
【0032】送信条件指定領域41において、何ら条件
が設定されていない項目については、受信者の選択条件
から除外される。インタフェースは、検索情報に対応し
た項目欄のみを設け、それぞれの欄には任意の文字列を
入力する構成をとってもよい。
【0033】図2を参照しつつ、送信条件の設定に応じ
た受信者の選択について具体的に説明する。 この場合、工学部に所属する「A男」、「B子」、「F
子」、「G男」、「I男」、「J子」が受信者として抽
出される。
【0034】 ケース2: 学部欄…「工」を「含む」、「AND」; 学年欄…「4」を「除く」; その他の欄…指定なし; この場合、工学部に所属する4回生以外の学生、「F
子」、「G男」、「I男」、「J子」が受信者として抽
出される。
【0035】 ケース3: 教授名欄…「P教授」の「ゼミ」を「含む」; その他の欄…指定なし; この場合、P教授のゼミ生である「A男」、「I男」が
受信者として抽出される。
【0036】 ケース4: 教授名欄…「P教授」の「受講」を「含む」; その他の欄…指定なし; この場合、P教授の授業を受講している「A男」、「D
子」、「H子」が受信者として抽出される。受講1,受
講2のいずれかに「P教授」が含まれていればよい。
【0037】以上で説明した本実施例の同報配信システ
ムによれば、受信者を柔軟に選択して同報配信を行うこ
とができ、同報配信の負担を軽減することができる。特
に、多数のメンバーを相手に同報配信する場合に有効で
ある。
【0038】D.インタフェースの変形例:図5はイン
タフェースの変形例を示す説明図である。図4では、サ
ーバ30から提供されるインタフェース画面において、
送信条件、送信文書の双方を入力する場合を例示した。
変形例では、両者が別々のインタフェースとして提供さ
れる場合を例示する。
【0039】変形例のインタフェース50は、周知の電
子メール用のソフトウェアによって提供される電子メー
ル作成画面である。宛先欄52に受信者のアドレスを入
力し、送信指示すると、この画面で作成された文書が送
信される。宛先の選択は、直接アドレスを入力する方法
の他、アドレス帳からの選択が可能である。「ツール」
メニューをクリックすることで現れるポップアップメニ
ュー51からアドレス帳を呼び出すことができる。
【0040】変形例では、このソフトウェアに、同報配
信用の設定画面の呼び出し機能を組み込むものとした。
図示する通り、ポップアップメニュー51に現れる「同
報配信」を選択することにより、ユーザは同報配信用の
設定画面を呼び出すことができる。このメニューに対応
して表示されるインタフェースは、図4に例示した送信
条件指定領域41を用いることができる。ここで、送信
条件を指定すると、受信者が抽出され、その電子メール
アドレスが、宛先欄52に入力される。
【0041】変形例によれば、既存の電子メールソフト
ウェアに、同報配信の選択機能を付加モジュールとして
追加することにより、本発明の同報配信システムを実現
することが可能となる。
【0042】E.その他の変形例:実施例では、クライ
アント20およびサーバ30で同報配信システムを構築
した場合を例示したが、単体のコンピュータ内に同報配
信システム10を構築してもよい。
【0043】実施例では、電子メールによる配信システ
ムを例示したが、ファクシミリを利用した配信システム
に適用してもよい。この場合は、ファクシミリ装置内に
図1に示した各機能ブロックを構築することが望まし
い。また、ファクシミリ装置には、タッチパネルなどの
入力デバイスを利用して抽出条件の入力部を設けること
が望ましい。アドレステーブル34には、電子メールア
ドレスに代えて、ファクシミリ番号を登録すればよい。
【0044】実施例では、大学の学生を相手にしたシス
テムを例示したが、メンバーに応じた種々の態様でのシ
ステム構成が可能である。例えば、ゴルフ場の会員を相
手にしたシステムとして構成してもよい。この場合は、
各会員の住所、所属するカントリークラブ、ゴルフ歴、
ハンディキャップなどの情報を検索情報として用いるこ
とができる。
【0045】以上、本発明の種々の実施例について説明
したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができるこ
とはいうまでもない。例えば、以上の制御処理はソフト
ウェアで実現する他、ハードウェア的に実現するものと
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例としての同報配信システムの概略構
成を示す説明図である。
【図2】アドレステーブル34の内容を例示する説明図
である。
【図3】同報配信処理のフローチャートである。
【図4】インタフェース画面を例示する説明図である。
【図5】インタフェースの変形例を示す説明図である。
【符号の説明】
10…同報配信システム 20…クライアント 30…サーバ 31…通信制御部 32…インタフェース提供部 33…検索部 34…アドレステーブル 35…配信制御部 41…送信条件指定領域 42,43…論理演算条件欄 44…送信内容指定領域 45…キャンセルボタン 46…送信ボタン 50…インタフェース 51…ポップアップメニュー 52…宛先欄
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04H 1/00 H04H 1/00 A H04L 12/58 100 H04L 12/58 100G (72)発明者 小池 幸 名古屋市中区東桜2丁目22番22号 スター ネットジャパン株式会社内 Fターム(参考) 5B075 ND03 ND36 NK02 NK32 NK44 PP02 PP13 PP25 PQ05 UU08 5K030 GA18 HA05 LD02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受信者に、ネットワークを介して
    文書を電子的に自動配信する同報配信システムであっ
    て、 複数のメンバーそれぞれについて、前記配信時の宛先を
    特定する宛先情報、受信者の検索時に使用される検索情
    報とを割り当てて記憶する宛先テーブルと、 前記メンバーの少なくとも一部を任意の組み合わせで抽
    出するための抽出条件を入力する抽出条件入力部と、 前記検索情報を参照して、前記メンバーのうち前記抽出
    条件に該当する複数の受信者を抽出する抽出部と、 該複数の受信者に文書を前記ネットワークを介して自動
    配信する配信制御部とを備える同報配信システム。
  2. 【請求項2】 複数の受信者に、ネットワークを介して
    文書を電子的に自動配信する同報配信システムであっ
    て、 複数のメンバーそれぞれについて、前記配信時の宛先を
    特定する宛先情報、受信者の検索時に使用される検索情
    報とを割り当てて記憶する宛先テーブルと、 前記ネットワークに接続されたクライアントに対し、前
    記メンバーの少なくとも一部を抽出するための抽出条件
    を入力するためのインタフェース画面を表示させるとと
    もに、該クライアントから前記抽出条件を受信する抽出
    条件入力部と、 前記検索情報を参照して、前記メンバーのうち前記抽出
    条件に該当する複数の受信者を抽出する抽出部と、 該複数の受信者に文書を前記ネットワークを介して自動
    配信する配信制御部とを備える同報配信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の同報配信
    システムであって、 前記抽出条件入力部は、前記宛先テーブルに登録されて
    いる検索情報の少なくとも一部を提示し、該提示された
    検索情報から前記抽出に使用する情報を選択させる同報
    配信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の同報配信
    システムであって、 前記検索情報は、複数の項目に対応した情報に分類され
    ており、 前記抽出条件入力部は、少なくとも一部の前記項目名を
    提示し、該提示された項目ごとに前記抽出条件を入力可
    能な同報配信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2記載の同報配信
    システムであって、 前記抽出条件入力部は、複数の抽出条件による論理演算
    式を入力する同報配信システム。
  6. 【請求項6】 前記宛先情報は、メンバーの電子メール
    アドレスである請求項1または請求項2記載の同報配信
    システム。
  7. 【請求項7】 前記宛先情報は、メンバーのファクシミ
    リ番号である請求項1または請求項2記載の同報配信シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 複数の受信者に、ネットワークを介して
    文書を電子的に自動配信する同報配信方法であって、 相関なく登録された一定のメンバーから、ユーザの指定
    した条件に適合するメンバーを前記複数の受信者として
    抽出する工程を備える同報配信方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の同報配信方法であって、 前記工程は、前記メンバーそれぞれについて、前記配信
    時の宛先を特定する宛先情報、受信者の検索時に使用さ
    れる検索情報とを割り当てて記憶する宛先テーブルの検
    索情報を参照して、前記抽出を行う工程である同報配信
    方法。
  10. 【請求項10】 複数の受信者に、ネットワークを介し
    て文書を電子的に自動配信するためのプログラムをコン
    ピュータ読みとり可能に記録した記録媒体であって、 複数のメンバーそれぞれについて、前記配信時の宛先を
    特定する宛先情報、受信者の検索時に使用される検索情
    報とを割り当てて記憶する宛先テーブルにアクセスする
    機能と、 前記メンバーの少なくとも一部を任意の組み合わせで抽
    出するための抽出条件を入力する機能と、 前記検索情報を参照して、前記メンバーのうち前記抽出
    条件に該当する複数の受信者を抽出し、該受信者に対応
    する宛先情報を同報配信の送信先として設定する機能と
    を実現するプログラムを記録した記録媒体。
JP2000356967A 2000-11-24 2000-11-24 同報配信システム Pending JP2002163202A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007188441A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Showa Shell Sekiyu Kk 安否情報処理装置、方法及びコンピュータプログラム
JP2013514041A (ja) * 2009-12-14 2013-04-22 アルカテル−ルーセント アドレス・リストを自動的に生成する電子メール・サーバおよび方法

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