JP2002163189A - ドキュメント転送サーバ - Google Patents

ドキュメント転送サーバ

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JP2002163189A
JP2002163189A JP2000358101A JP2000358101A JP2002163189A JP 2002163189 A JP2002163189 A JP 2002163189A JP 2000358101 A JP2000358101 A JP 2000358101A JP 2000358101 A JP2000358101 A JP 2000358101A JP 2002163189 A JP2002163189 A JP 2002163189A
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JP2000358101A
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Akira Suzuki
晃 鈴木
Yuji Azuma
裕司 東
Katsuhiko Honjo
克彦 本庄
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロキシサーバが介在する場合であっても、
ユーザによるドキュメントの取得回数を情報提供者に手
間をかけさせることなく正確に計測する。 【解決手段】 ドキュメントの転送要求があった場合
に、まずフレームドキュメントがプロキシサーバ3を介
して転送され転送先で実行される。これによりカウント
要求ドキュメントおよび原本ドキュメントの転送要求が
行われ、これらのドキュメントがプロキシサーバ3を介
して転送先へ転送される。続いて、このカウント要求ド
キュメントが実行されるとカウント応答ドキュメントの
転送要求が行われることにより、原本ドキュメントが転
送先へ転送されたことがドキュメント転送サーバ1へ通
知される。ドキュメント転送サーバ1ではこの通知の数
を計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドキュメントをネ
ットワーク上に接続されたプロキシサーバを介して転送
するドキュメント転送サーバに関し、特にユーザによる
ドキュメントの取得回数を計測する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報提供者の作成したドキュメン
トを転送するシステムとしては、ドキュメントを格納し
転送するサーバ(以下「ドキュメント転送サーバ」とい
う)と、ドキュメントの転送を代理して行うサーバ(以
下「プロキシサーバ」)と、ユーザの情報取得端末とを
インターネットに代表される広域ネットワークによって
接続したシステムがある。このシステムの基幹技術とし
ては、広域分散型ハイパーテキストシステムの最も一般
的なシステムであるWorld-Wide-Webシステム(以下「W
WWシステム」と示す)が多く用いられている。また、
ドキュメント転送サーバとプロキシサーバはそれぞれ異
なる業者等によって運営されることが一般的である。
【0003】情報取得端末からドキュメントの転送要求
があった場合には、まずプロキシサーバでその転送要求
を受け、プロキシサーバがドキュメント転送サーバから
そのドキュメントを取得して情報取得端末へ転送する。
【0004】このとき、ドキュメント転送サーバでは、
ドキュメントの転送情報をログに記録しておきこのログ
を解析することにより、ユーザによるドキュメントの取
得回数を計測する。
【0005】プロキシサーバでは、ドキュメント転送サ
ーバから一回取得したドキュメントについては自ら格納
しておき、同じドキュメントについて再度ユーザから転
送要求があった場合には、ドキュメント転送サーバへア
クセスすることなくそのドキュメントを転送する。
【0006】このようにドキュメントの転送にあたって
プロキシサーバを介在させるのは、全てのユーザからの
転送要求をドキュメント転送サーバで処理しようとする
と負荷が重くなり、特に容量の大きいドキュメントを多
数転送しなければならない場合に負荷が過大となるた
め、これを防止すべくドキュメント転送サーバでの処理
負担をプロキシサーバにより軽減するようにしたもので
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プロキシサ
ーバがドキュメント転送サーバへアクセスすることなく
ドキュメントをユーザの情報取得端末へ転送してしまう
場合には、ドキュメント転送サーバとしては、ユーザに
よるドキュメントの取得回数を正確に測定できなくなる
という問題があった。
【0008】この問題に対し、従来は、ドキュメントの
中に、そのドキュメントを転送しようとする場合にはド
キュメント転送サーバへ対して再度ドキュメントの転送
要求を行うようにHTML(Hyper Text Markup Langua
ge)等の言語による記述をしておき、この転送要求を受
信することでドキュメント転送サーバがユーザによるド
キュメントの取得回数を測定できるようにしていた。
【0009】しかし、この場合には情報提供者がドキュ
メントの中に上述した内容の複雑な記述をする必要があ
り、情報提供者によるドキュメントの作成が困難になる
という問題があった。
【0010】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、プロキシサーバが介在す
る場合であっても、ユーザによるドキュメントの取得回
数を情報提供者に手間をかけさせることなく正確に計測
し得るドキュメント転送サーバを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の本発明は、情報提供者により作成されたドキ
ュメントをネットワーク上に接続されたプロキシサーバ
を介して転送するドキュメント転送サーバにおいて、前
記ドキュメントがプロキシサーバから転送先へ転送され
たことを通知するためのドキュメントを作成する作成手
段と、前記作成手段により作成されたドキュメントをプ
ロキシサーバへ送信する送信手段と、ドキュメントがプ
ロキシサーバから転送先へ転送された場合に、前記作成
手段により作成されたドキュメントによる通知を受信す
る受信手段と、前記受信手段により受信された通知の数
を計測する計測手段と、を有することを特徴とする。
【0012】本発明にあっては、ドキュメントがプロキ
シサーバから転送先へ転送されたことを通知するための
ドキュメントをプロキシサーバへ送信することにより、
プロキシサーバからユーザへドキュメントが転送された
場合にその通知を受信できるようにし、この受信した通
知の数を計測するようにしたことで、プロキシサーバが
自ら格納しているドキュメントを転送する場合でも、ユ
ーザによるドキュメントの取得回数を情報提供者に手間
をかけさせることなく正確に計測できるようにしてい
る。
【0013】第2の本発明は、第1のドキュメント転送
サーバにおいて、情報提供者により作成されたドキュメ
ントの名称を変更して原本ドキュメントとする名称変更
手段を有し、前記作成手段は、ドキュメントが転送され
たことを通知するためのカウント要求ドキュメントを作
成するとともに、このカウント要求ドキュメントおよび
原本ドキュメントの転送要求をするように記述したフレ
ームドキュメントを作成するものであって、このフレー
ムドキュメントに原本ドキュメントの元の名称を付加す
る名称付加手段を有することを特徴とする。
【0014】本発明にあっては、情報提供者により作成
されたドキュメントの名称を変更して原本ドキュメント
を作成し、ドキュメントが転送されたことを通知するた
めカウント要求ドキュメントを作成し、カウント要求ド
キュメントおよび原本ドキュメントの転送要求をするよ
うに記述したフレームドキュメントを作成し、このフレ
ームドキュメントに原本ドキュメントの元の名称を付加
する。この構成によって、ドキュメントの名称を指定し
た転送要求があった場合に、まず、その名称と同じ名称
のフレームドキュメントが転送先へ転送されるようにす
る。このフレームドキュメントが転送先で実行されるこ
とにより、カウント要求ドキュメントおよび原本ドキュ
メントの転送要求が行われ、転送先にはカウント要求ド
キュメントおよび原本ドキュメントが転送される。続い
て、このカウント要求ドキュメントが実行されることに
より、原本ドキュメントが転送先へ転送されたことがド
キュメント転送サーバへ通知されるようにしている。
【0015】第3の本発明は、第2のドキュメント転送
サーバにおいて、前記作成手段は、何ら処理をしないよ
うに記述したカウント応答ドキュメントを作成するもの
であって、前記カウント要求ドキュメントは、このカウ
ント応答ドキュメントの転送要求をするように記述さ
れ、この転送要求をすることによってドキュメントが転
送されたことを通知することを特徴とする。
【0016】本発明にあっては、カウント要求ドキュメ
ントが実行された場合に、ドキュメント転送サーバに対
してカウント応答ドキュメントの転送要求が行われるこ
とにより、ドキュメントが転送されたことを通知するよ
うにしている。また、カウント応答ドキュメントには何
ら処理の記述をしないことにより、ドキュメント転送サ
ーバがカウント応答ドキュメントの転送を行うときの処
理負担を軽減している。
【0017】第4の本発明は、第3のドキュメント転送
サーバにおいて、前記記録手段は、転送要求のあったカ
ウント応答ドキュメントのURLを記録するものであっ
て、前記計測手段は、このURLの数を計測することを
特徴とする。
【0018】本発明にあっては、転送要求のあったカウ
ント応答ドキュメントのURLを計測することによっ
て、ユーザによるドキュメントの取得回数を計測できる
ようにしている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。ここでは、一例として本発明
をWWWシステムに適用した場合について説明する。
【0020】図1は、一実施の形態におけるドキュメン
ト転送サーバを用いたシステムの全体的な構成を示すブ
ロック図である。同図において、ドキュメント転送サー
バ1は、ネットワーク5を介して複数の情報提供者21
の情報提供端末2に接続されるとともに、ネットワーク
6を介してプロキシサーバ3および複数のユーザ41の
情報取得端末4に接続される。
【0021】本実施の形態においては、ドキュメント転
送サーバ1とプロキシサーバ3とは異なる業者等により
運営され、ユーザからの転送要求に対してドキュメント
転送サーバ1がプロキシサーバ3を介してドキュメント
の転送を行うように設定されているものとする。
【0022】ドキュメント転送サーバ1は、登録制御部
11と、変換制御部111と、複製部112と、ファイ
ル名変更部113と、フレームドキュメント作成部11
4と、カウント要求ドキュメント作成部115と、カウ
ント応答ドキュメント作成部116と、サーバ制御部1
2と、ドキュメント格納部13と、データ取得部14
と、ログ収集ファイル15と、通信処理部16とを有す
る構成である。
【0023】情報提供端末2は、制御部22と、ドキュ
メント格納部23と、通信処置部24とを有する構成で
ある。プロキシサーバ3は、履歴検索部31と、履歴フ
ァイル32と、プロキシ制御部33と、ドキュメント格
納部34と、通信処理部35とを有する構成である。情
報取得端末4は、制御部42と、ドキュメント表示部4
3と、通信処理部44とを有する構成である。
【0024】ネットワーク5,6は、例えばインターネ
ットに代表される広域ネットワークであり、有線および
無線を含む専用回線や電話回線等により形成される。
【0025】ドキュメント転送サーバ1、情報提供端末
2、プロキシサーバ3、情報取得端末4は、それぞれパ
ソコンやワークステーション等のコンピュータシステム
により構成され、各部の機能はプログラム言語で記述さ
れたソフトウェアにより実現される。もちろん、ソフト
ウェアの他、専用のハードウェアにより実現することと
してもよい。
【0026】次に、情報提供者21が作成したドキュメ
ントがドキュメント転送サーバ1に格納されるときの登
録処理について説明する。
【0027】手順1−1:情報提供者21は、情報端末
2を用いてHTML形式のドキュメントを作成してドキ
ュメント格納部23に格納させる。このHTMLとは、
WWWシステムでの表示記述言語であり、ドキュメント
の中で他のドキュメントを参照するように指定できる。
ドキュメントを識別するための名称(以下「ファイル
名」という)は情報提供者21が付与し、HTML形式
のファイルであることは拡張子としてファイル名の"."
の後に"html"を付加することにより識別される。また、
情報提供者21は、HTML形式で記述されたドキュメ
ント内に、このドキュメントに関連のあるHTML形式
で記述されたドキュメントのファイル名やGIF形式で
記述された画像ドキュメントのファイル名を記述するこ
とができる。
【0028】図2は、このドキュメントの一例を示す図
である。ドキュメント221のファイル名は"index.htm
l"、ドキュメント222のファイル名は"index2.htm
l"、ドキュメント223のファイル名は"sam/index.htm
l"となっている。ドキュメント221の中で"sam/inde
x.html"と記述された表現は、"/"によりディレクトリと
呼ばれる階層構造による格納場所を示す記述であり、ド
キュメント221と同じ階層にある"sam"というディレ
クトリの下の"index.html"を指定している。ドキュメン
ト221は、ドキュメント222および223を参照す
るように記述されている。具体的には、ドキュメント2
21が実行されると、"index2.html"、"sam/index.htm
l"の文字列を画面上に表示し、これらの文字列がユーザ
によりクリックされると対応するドキュメントを呼び出
すようになっている。
【0029】ドキュメント222はドキュメント221
を参照するように記述されており、ドキュメント223
はドキュメント221および222を参照するように記
述されている。ドキュメント223の中で"../index.ht
ml"と記述された表現は、"../"により相対パスと呼ばれ
るディレクトリ間のファイルを指定する記述であり、ド
キュメント223の一つ上の階層にある"index.html"す
なわちドキュメント221を指定している。
【0030】手順1−2:情報提供者21は、ドキュメ
ント格納部23に格納された各ドキュメントのファイル
名を指定した上でドキュメント転送サーバ1への転送を
指示する。
【0031】手順1−3:ドキュメント転送サーバ1で
は、登録制御部11が、各ドキュメントのファイル名を
複製部112へ通知し、これらのドキュメントを情報提
供端末2から複製してくることを指示する。
【0032】手順1−4:複製部112は、情報提供端
末2のドキュメント格納部23に格納された各ドキュメ
ントを複製し、そのディレクトリ構造を維持したままで
ドキュメント転送サーバ1のドキュメント格納部13に
同じドキュメントを同じファイル名で格納する。このと
き、情報提供者21のドキュメントを他の情報提供者の
ものと区別するため、図3に示すように"user21"という
ディレクトリを作成し、その下に格納するようにする。
【0033】手順1−5:次に、登録制御部111は、
ドキュメント格納部13に格納されたドキュメントの形
式をファイル名の拡張子により識別し、HTML形式の
ドキュメントを指定して指定変換制御部111へ通知す
る。
【0034】手順1−6:変換制御部111は、指定さ
れたドキュメントのそれぞれについて図4に示すように
フレームドキュメント、カウント応答ドキュメント、カ
ウント要求ドキュメント、原本ドキュメントといった各
ドキュメントのファイル名を他のフィル名と重複しない
ように生成する。ファイル名の生成規則としては、フレ
ームドキュメントのファイル名については指定されたド
キュメントのファイル名をそのまま用いる。また、指定
されたドキュメントのファイル名から".html"の部分を
取り除いた文字列の最後部に、カウント応答ドキュメン
トのファイル名には"_count_answer"、カウント要求ド
キュメントのファイル名には"_count_request"、原本ド
キュメントのファイル名には"_inframe"を付加し、その
後ろに".html"を付加する。
【0035】手順1−7:次に変換制御部111は、フ
ァイル名変更部113に対して指定されたドキュメント
のファイル名およびこれに対応する原本ドキュメントの
ファイル名を通知し、指定されたドキュメントのファイ
ル名の変更を指示する。この2種類のファイル名の対応
関係について図5に示す。
【0036】手順1−8:ファイル名変更部113で
は、指定されたドキュメントのファイル名を原本ドキュ
メントのファイル名に変換する。例えば"user21/index.
html"というドキュメントのファイル名は"user21/index
_inframe.html"に変換される。これにより、指定された
ドキュメントは原本ドキュメントとして扱われるように
なる。そして、ファイル名の変更を完了した旨を変換制
御部111へ通知する。ドキュメント221のファイル
名が変更された状態を図6示す。
【0037】手順1−9:次に変換制御部111は、フ
レームドキュメント作成部114に対して、フレームド
キュメントのファイル名"user21/index.html"、カウン
ト要求ドキュメントのファイル名"user21/index_count_
request.html"、原本ドキュメントのファイル名"user21
/index_inframe.html"を通知し、フレームドキュメント
の作成を指示する。
【0038】手順1−10:フレームドキュメント作成
部114では、フレームドキュメントがユーザの情報取
得端末4で実行されたときに、原本ドキュメントおよび
カウント要求ドキュメントの転送要求をし、受信したそ
れぞれのドキュメントを実行するとともに、それぞれの
実行結果を並べて表示するようにHTML形式で記述し
たフレームドキュメントを作成する。このフレームドキ
ュメントには予め受け付けていたフレームドキュメント
のファイル名"user21/index.html"を付与する。そし
て、フレームドキュメント作成完了の旨を変換制御部1
11へ通知する。
【0039】図7は、フレームドキュメントの一例を示
す図である。同図において、<FRAMESET COLS="0,*"BORD
ER=0 FRAMEBORDER="no" FRAMEBORDER=0 FRAMESPACING=0
>の記述は、これ以降のドキュメントの表示は、</FRAME
SET>が現れるまで左右別々に表示個所を設けて表示する
ことを指定するHTML形式の記述である。<FRAMESRC
="index_count_request.html"NAME="left"MARGINHEIGHT
=0 MARGINWIDTH=2>、<FRAME SRC="index_inframe.html"
NAME="right"MARGINHEIGHT=5 MARGINWIDTH=5>の記述
は、図18に示すように左側の表示箇所421にはカウ
ント要求ドキュメントを、右側の表示個所422には原
本ドキュメントを表示することを指定している。左側の
表示個所421は点線で示す部分であるが、この例では
その横幅が0に設定されているため実際には画面上には
何も表示されない。
【0040】手順1−11:次に変換制御部111は、
カウント要求ドキュメント作成部115に対して、カウ
ント要求ドキュメントのファイル名"user21/index_coun
t_request.html"、およびカウント応答ドキュメントの
ファイル名"user21/index_count_answer.html"を通知
し、カウント要求ドキュメントの作成を指示する。
【0041】手順1−12:カウント要求ドキュメント
作成部115では、カウント要求ドキュメントがユーザ
の情報取得端末4で実行されたときに、指定秒後に情報
取得端末4がドキュメント転送サーバ1へカウント応答
ドキュメントの転送要求をし、受信したカウント応答ド
キュメントを実行してその実行結果を表示するようにH
TML形式で記述したカウント要求ドキュメントを作成
する。このカウント要求キュメントには予め受け付けて
いたカウント要求ドキュメントのファイル名"user21/in
dex_count_request.html"を付与する。そして、カウン
ト要求ドキュメント作成完了の旨を変換制御部111へ
通知する。
【0042】図8は、カウント要求ドキュメントの一例
を示す図である。同図において、<META http-equiv="re
fresh" content="0;URL=index_count_answer.html>の記
述は、このカウント要求ドキュメントを表示してから0
秒後にドキュメント転送サーバ1へカウント応答ドキュ
メントの転送要求をし、転送されてきたカウント応答ド
キュメントを実行した結果を表示することを指定してい
る。
【0043】手順1−13:次に変換制御部111は、
カウント応答ドキュメント作成部116に対して、カウ
ント応答ドキュメントのファイル名"user21/index_coun
t_answer.html"を通知し、カウント応答ドキュメントの
作成を指示する。
【0044】手順1−14:カウント応答ドキュメント
作成部116では、カウント応答ドキュメントがユーザ
の情報取得端末4で実行されたときに、何ら処理するこ
となく画面に何も表示しないようにHTML形式で記述
したカウント応答ドキュメントを作成する。このカウン
ト応答キュメントには予め受け付けていたカウント応答
ドキュメントのファイル名"user21/index_count_answe
r.html"を付与する。そして、カウント応答ドキュメン
ト作成完了の旨を変換制御部111へ通知する。カウン
ト応答ドキュメントの一例について図9に示す。
【0045】手順1−15:変換制御部111は、"use
r21/index.html"の他、手順1−5で指定されたドキュ
メント"user21/index2.html","user21/sam/index.html"
についても上記と同様にしてファイル名の変更による原
本ドキュメントの作成、フレームドキュメントの作成、
カウント要求ドキュメントの作成、カウント応答ドキュ
メントの作成を指示する。全ての指定されたドキュメン
トについて処理が終了したところで、その旨を登録制御
部11に通知する。登録制御部11では、情報提供者2
1の情報提供端末2にドキュメントの格納が完了した旨
を通知し、ドキュメントの登録処理を終了する。登録処
理が終了したときのドキュメント格納部13に格納され
ているドキュメントの内容およびファイル名を図10に
示す。
【0046】次に、ユーザ41が情報取得端末4からド
キュメントの転送要求をしたときの処理について説明す
る。
【0047】手順2−1:まず、情報提供者21は、ド
キュメント転送サーバ1でのドキュメントの格納場所に
基づき、ユーザ41に最初に見せたいドキュメント(以
下「トップページ」という)のURL(Uniform Resour
ce Locator)を書籍等でユーザに提示する。ここでは、
トップページのURLとして図11に示すような"http:
//www.server/user21/index.html"を提示する。このU
RLにおいて、"//www.server/"の部分は、ネットワー
ク6上におけるドキュメント転送サーバ1の位置を示す
ものであり、"http"の部分は、HTTPプロトコルとい
う情報転送プロトコルに従ってドキュメントが転送され
ることを示す。
【0048】手順2−2:ユーザ41は、情報取得端末
4の制御部42が画面に表示する入力欄に情報提供者2
1から提示されたURLを入力することで、情報提供者
21が作成したドキュメントの転送要求を行う。
【0049】手順2−3:制御部42は、"GET http://
www.server/user21/index.html HTTP/1.0"というHT
TPプロトコルによる転送要求を通信処理部44を用い
てネットワーク6を介してプロキシサーバ3に送信す
る。制御部42は、プロキシサーバ3からの転送応答の
受信待ち状態となる。この転送要求の中で、"GET"は転
送要求を行うコマンドを示しており、"HTTP/1.0"はHT
TPプロトコルのバージョンを示している。
【0050】手順2−4:プロキシサーバ3では、通信
処理部35により情報取得端末4からの転送要求を受信
すると、履歴検索部31が履歴ファイル32を検索し、
過去における同一のドキュメントについての転送要求の
記録がなかった場合には、その転送要求をドキュメント
転送サーバ1へ送信する。そして、その転送要求に示さ
れたURLを記憶し、ドキュメント転送サーバ1からの
転送応答の受信待ち状態となる。転送要求の記録があっ
た場合の処理については後述する。
【0051】手順2−5:ドキュメント転送サーバ1で
は、通信処理部16により転送要求を受信すると、サー
バ制御部12は、ログ収集ファイル15に転送を要求さ
れたドキュメントのURL"http://www.server/user21/
index.html"を記録するとともに、そのURLからドキ
ュメントのファイル名"user21/index.html"を抽出し、
データ取得部14にそのファイル名のドキュメントをド
キュメント格納部13から取り出させる。ここで、"use
r21/index.html"のファイル名が与えられているのはフ
レームドキュメントである。
【0052】サーバ制御部12は、HTTPプロトコル
の転送情報とこのフレームドキュメントとを組み合せる
ことによって図12に示すような転送応答を作成し、こ
の転送応答を通信処理部16を用いてプロキシサーバ3
へ送信する。同図において、上部の"HTTP/1.1 200 OK"
の部分から"Content-Type:text/html"の部分までの記述
が転送情報に相当し、下部の"<HTML>"の部分以降の記述
がフレームドキュメントに相当する。転送情報の中の"H
TTP/1.1 200 OK" の記述は指定されたファイル名のドキ
ュメントが存在し、そのドキュメントを含めて送信して
いることを意味する。
【0053】手順2−6:プロキシサーバ3では、通信
処理部35により転送応答を受信すると、プロキシ制御
部33は、この転送応答に対して図13に示すようにフ
ァイル名"tmp000000001"を付加することにより応答ドキ
ュメントを作成し、ドキュメント格納部34に格納す
る。このファイル名には、他の転送応答と識別できるも
のを用いる。そして、先に記憶しておいた転送要求のあ
ったドキュメントのURL"http://www.server/user21/
index.html"と応答ドキュメントのファイル名"tmp00000
0001"とを図14に示すように対応させて履歴ファイル
32に記録する。続いて、プロキシ制御部33は、通信
処理部35を用いてこの応答ドキュメントをユーザ41
の情報取得端末4へ転送応答として送信する。この転送
応答の内容について図15に示す。
【0054】このように受信した転送応答について応答
ドキュメントとしてドキュメント格納部34に格納する
とともにそのファイル名を履歴ファイル32に記録して
おくことで、手順2−4で履歴ファイル32を検索した
ときに、同一のドキュメントについて過去における転送
要求の記録があった場合には、ドキュメント転送サーバ
1へアクセスすることなく既にドキュメント格納部34
に格納されている応答ドキュメントをユーザ41の情報
取得端末4へ転送応答として送信するようにする。
【0055】手順2−7:情報取得端末4では、通信処
理部44によりプロキシサーバ3からの転送応答を受信
し、制御部42は、この転送応答を図16に示す転送情
報と図17に示すフレームドキュメントとに分割する。
この転送情報が正常であることを確認した後、フレーム
ドキュメントの記述を解釈し実行する。
【0056】フレームドキュメントは、先に説明したよ
うに、<FRAME SRC="index_count_request.html"NAME="l
eft"MARGINHEIGHT=0 MARGINWIDTH=2>、<FRAME SRC="ind
ex_inframe.html"NAME="right"MARGINHEIGHT=5 MARGINW
IDTH=5>の記述により、カウント要求ドキュメントおよ
び原本ドキュメントの転送要求をして、それぞれのドキ
ュメントを受信して実行し、左側の表示箇所にはカウン
ト要求ドキュメントの実行結果を、右側の表示個所には
原本ドキュメントの実行結果を表示することを指定して
いる。
【0057】このため、制御部42は、まず、カウント
要求ドキュメントおよび原本ドキュメントのファイル
名"index_count_request.html"、"index_inframe.html"
を指定した上で転送要求を作成する。ドキュメント転送
サーバ1におけるカウント要求ドキュメントおよび原本
ドキュメントの格納場所はフレームドキュメントの格納
場所からの相対パスで指定されるので、これらのドキュ
メントのURLは、"http://www.server/user21/index_
count_request.html"、http://www.server/user21/inde
x_inframe.html"になる。制御部42は、この転送要求
を通信処理部44を用いてプロキシサーバ3へ送信し、
転送応答の受信待ち状態となる。
【0058】手順2−8:この転送要求を送信した後の
プロキシサーバ3、ドキュメント転送サーバ1における
動作は手順2−4〜手順2−6で示したものと同様であ
り、プロキシサーバ3では、履歴ファイル32を検索
し、過去において同一のドキュメントについて転送要求
がなかったことを確認した後、カウント要求ドキュメン
トおよび原本ドキュメントの転送要求をドキュメント転
送サーバ1へ送信する。ドキュメント転送サーバ1から
転送情報およびカウント要求ドキュメントを組み合わせ
た転送応答を受信してファイル名""tmp000000002"を付
加することにより応答ドキュメントとする。また、転送
情報および原本ドキュメントを組み合わせた転送応答を
受信してファイル名""tmp000000003"を付加することに
より応答ドキュメントとする。これらの応答ドキュメン
トをドキュメント格納部34に格納するとともに、転送
要求のあったドキュメントのURLと応答ドキュメント
のファイル名とを対応させて履歴ファイル32に記録す
る。そして、これらの応答ドキュメントを転送応答とし
て情報取得端末4へ送信する。
【0059】このようにカウント要求ドキュメントや原
本ドキュメントの応答ドキュメントについてもドキュメ
ント格納部34に格納するとともに、そのファイル名を
履歴ファイル32に記録しておくことで、手順2−4で
履歴ファイル32を検索したときに、同一のドキュメン
トについて過去における転送要求の記録があった場合に
は、ドキュメント転送サーバ1へアクセスすることなく
既にドキュメント格納部34に格納されている応答ドキ
ュメントをユーザの情報取得端末4へ転送応答として送
信するようにする。
【0060】手順2−9:情報取得端末4では、通信処
理部44によりこれらの転送応答を受信し、制御部42
は、受信した転送応答からカウント要求ドキュメントお
よび原本ドキュメントを抽出する。この段階で、ユーザ
は所望の原本ドキュメントを取得したことになる。制御
部42は、カウント要求ドキュメントおよび原本ドキュ
メントを実行する。
【0061】カウント要求ドキュメントの実行内容は、
図8を用いて説明した通りであり、<META http-equiv="
refresh" content=0;URL=index_count_answer.html>と
いう記述により、このドキュメントを表示して0秒後
に"index_count_answer.html"というファイル名のカウ
ント応答ドキュメントの転送要求をする。このとき、図
19に示すように"Progma:No-Cache"という記述をした
上でプロキシサーバ3に送信する。この"Progma:No-Cac
he"という記述は、転送要求のあったカウント応答ドキ
ュメントをプロキシサーバ3が既に格納している場合で
あっても、そのカウント応答ドキュメントを情報取得端
末4へ転送することなく、転送要求をドキュメント転送
サーバ1へ送信するように指示するものである。
【0062】すなわち、プロキシサーバ3では、カウン
ト応答ドキュメントを格納してあるか否かに関らず、カ
ウント応答ドキュメントの転送要求を必ずドキュメント
転送サーバ1へ送信することとなる。
【0063】原本ドキュメントの実行内容は、図2を用
いて説明した通りであり、"index2.html"、"sam/index.
html"の文字列を画面上に表示し、これらの文字列がユ
ーザによりクリックされると対応するドキュメントを呼
び出すようになっている。
【0064】カウント要求ドキュメントおよび原本ドキ
ュメントが実行されたときの画面を図20に示す。点線
で示す左側の表示箇所421にはカウント要求ドキュメ
ントの実行結果が表示され、右側の表示個所422には
原本ドキュメントの実行結果が表示される。ここで、左
側の表示個所421の幅は0に設定されているため、実
際にはカウント要求ドキュメントの実行結果は表示され
ない。もちろん、カウント要求ドキュメントの実行結果
を表示するようにしてもよいが、カウント要求ドキュメ
ントは、カウント応答ドキュメントの転送要求をするこ
とにポイントがあるのでその実行結果を表示することは
必ずしも必要ではない。
【0065】手順2−10:ドキュメント転送サーバ1
では、通信処理部23によりこの転送要求を受信する
と、要求されたカウント応答ドキュメントをドキュメン
ト格納部13から読み出してプロキシサーバ3へ転送応
答として送信する。カウント応答ドキュメントの記述内
容は、図9に示した通りであり、記述が非常に少なくド
キュメント転送サーバ1における転送の処理負担を極力
抑えるようにしている。
【0066】ドキュメント転送サーバ1では、ドキュメ
ントを転送する際に、ログ収集ファイル15にそのドキ
ュメントのURLを記録していく。カウント応答ドキュ
メントを転送した場合には、図21に示すようにログ収
集ファイル15の最下段に"http://www.server/user21/
index_count_answer.html"を記録する。同図において
は、既にフレームドキュメントやカウント要求ドキュメ
ント、原本ドキュメントの送信を行っていることから、
これらのドキュメントのURLについても記録されてい
る。また、同じドキュメントについてユーザにより再度
転送の要求があった場合には、プロキシサーバ3からフ
レームドキュメントやカウント要求ドキュメント、原本
ドキュメントについての転送要求が来ることはなく、カ
ウント応答ドキュメントの転送要求だけが来るので、そ
のカウント応答ドキュメントのURLだけを記録してい
くことになる。
【0067】手順2−11:プロキシサーバ3では、通
信処理部35を用いてドキュメント転送サーバ1からの
カウント応答ドキュメントの転送応答を受信し、その転
送応答について上記と同様に応答ドキュメントとして履
歴ファイル32に記録し、ドキュメント格納部34に格
納する。そして、その応答ドキュメントを転送応答とし
て情報取得端末4へ送信する。
【0068】手順2−12:情報取得端末4では、通信
処理部44を用いてプロキシサーバ3からのカウント応
答ドキュメントについての転送応答を受信し、そのカウ
ント応答ドキュメントを実行する。ここでは、実際には
何も実行されず表示もされないので、図20に示した画
面の状態が維持される。
【0069】このように、カウント要求ドキュメントに
よるカウント応答ドキュメントの転送要求は、プロキシ
サーバ3が原本ドキュメントを転送先へ転送したことを
ドキュメント転送サーバ1に通知するために用いられる
ものである。よって、ドキュメントを転送した旨の通知
さえできればよいので、情報取得端末4へカウント応答
ドキュメントが転送されるように設定することは必ずし
も必要ではない。
【0070】手順2−13:図20に示した画面上で、
ユーザが"index2.html"や"sam/index.html"といった他
のドキュメントをマウスでクリックすることにより、こ
れらのドキュメントについて転送要求を行った場合に
も、手順2−3〜手順2−12と同じ処理が情報取得端
末4、プロキシサーバ3、ドキュメント転送サーバ1で
行われる。この転送処理が完了したときのドキュメント
転送サーバ1のログ収集ファイル15の内容を図22に
示し、プロキシサーバ3の履歴ファイル32の内容を図
23に示す。
【0071】手順2−14:ドキュメント転送サーバ1
では、図22に示したログ収集ファイル15に記録され
たカウント応答ドキュメントのURLの数を計測するこ
とによって、ユーザによるドキュメントの取得回数を把
握する。
【0072】次に、ユーザが情報取得端末4からドキュ
メントの転送要求をしたときの特別な場合として、プロ
キシサーバ3のドキュメント格納部34がドキュメント
転送サーバ1に格納された全てのドキュメントを格納し
ているときの処理について手順2−1〜手順2−14を
ベースにして説明する。
【0073】このときのプロキシサーバ3での履歴ファ
イル32の内容は図23に示した通りである。ドキュメ
ント格納部34に格納されている応答ドキュメントの内
容については図24に示す。図24において、331,
335,336は、それぞれ"index.html"、"index2.ht
ml"、"sam/index.html"についての転送情報と原本ドキ
ュメントとを組み合わせた応答ドキュメントである。同
様に、332,336,3310は転送情報とフレーム
ドキュメントとを組み合わせた応答ドキュメントであ
り、333,337,3311は転送情報とカウント要
求ドキュメントとを組み合わせた応答ドキュメント、3
34,338,3312は転送情報とカウント応答ドキ
ュメントとを組み合わせた応答ドキュメントである。
【0074】上記の手順2−1〜手順2−3までは、ユ
ーザ41がファイル名"index.html"のドキュメントの転
送要求をした場合には、プロキシサーバ3での応答ドキ
ュメントの格納状態によらず同じ手順であるのでここで
は説明を省略し、異なる手順についてだけ説明する。
【0075】上記の手順2−4において、プロキシサー
バ3は、履歴検索部31が履歴ファイル32を検索し、
URL"http://www.server/user21/index.html"が記録
されていることを確認した後、このURLに対応する応
答ドキュメントのファイル名"tmp000000001"をプロキシ
制御部33へ通知する。プロキシ制御部33は、ドキュ
メント格納部34に格納されているファイル名"tmp0000
00001"の応答ドキュメント332を読み出し、通信処理
部35を用いて情報取得端末4へ送信する。この応答ド
キュメント332の内容について図25に示す。
【0076】続いて手順2−7を処理し、情報取得端末
4は、カウント要求ドキュメントおよび原本ドキュメン
トの転送要求をプロキシサーバ3へ送信する。
【0077】手順2−8では、プロキシサーバ3は、履
歴ファイル32を検索し、URL"http://www.server/u
ser21/index_count_request.html"および"http://www.s
erver/user21/index_inframe.html"が記録されているこ
とを確認した後、カウント要求ドキュメントに対応する
ファイル名"tmp000000002"の応答ドキュメント333、
および原本ドキュメントに対応するファイル名"tmp0000
00003"の応答ドキュメント331を読み出し、通信処理
部35を用いてそれぞれの応答ドキュメントを転送応答
として情報取得端末4へ送信する。
【0078】手順2−9では、情報取得端末4の制御部
42は、受信した転送応答からカウント要求ドキュメン
トおよび原本ドキュメントを抽出してそれぞれ実行す
る。そして、左側の表示箇所にはカウント要求ドキュメ
ントの実行結果を、右側の表示個所には原本ドキュメン
トの実行結果を表示する。このときの様子を図26に示
す。
【0079】カウント要求ドキュメントが実行される
と、図19に示したように"Progma:No-Cache"という記
述を付与した上でカウント応答ドキュメントの転送要求
をプロキシサーバ3に送信する。プロキシサーバ3で
は、カウント応答ドキュメントについての応答ドキュメ
ントを格納してあるか否かに関らず、その転送要求をド
キュメント転送サーバ1へ送信する。
【0080】手順2−10では、ドキュメント転送サー
バ1が、カウント応答ドキュメントをプロキシサーバ4
へ送信するとともに、ログ収集ファイル15の最下段に
カウント応答ドキュメントのURL"http://www.server
/user21/index_count_answer.html"を記録する。この様
子を図27に示す。続いて手順2−11、手順2−12
が処理される。
【0081】手順2−13では、図26に示した画面上
で、ユーザが"index2.html"や"sam/index.html"の文字
列をクリックすることにより他のドキュメントの転送要
求を行った場合に、手順2−3〜手順2−12と同じ処
理が行われる。この転送処理が完了したときのドキュメ
ント転送サーバ1のログ収集ファイル15の内容を図2
8に示す。同図に示すように、ログ収集ファイル15に
はカウント応答ドキュメントのURLだけが記録されて
いくことになる。
【0082】手順2−14では、ドキュメント転送サー
バ1は、図28に示したログ収集ファイル15に記録さ
れたカウント応答ドキュメントのURLの数を計測する
ことによって、ユーザによるドキュメントの取得回数を
把握する。
【0083】したがって、本実施の形態によれば、ドキ
ュメント転送サーバ1では、情報提供者により作成され
たドキュメントの名称を変更して原本ドキュメントを作
成し、ドキュメントが転送された旨を通知するためのカ
ウント要求ドキュメントを作成し、カウント要求ドキュ
メントおよび原本ドキュメントの転送要求をするように
記述したフレームドキュメントを作成し、このフレーム
ドキュメントに原本ドキュメントの元の名称を付加す
る。これにより、ドキュメントの名称を指定した転送要
求があった場合に、まずその名称と同じ名称のフレーム
ドキュメントがプロキシサーバ3を介して転送先へ転送
され、このフレームドキュメントが転送先で実行される
とカウント要求ドキュメントおよび原本ドキュメントの
転送要求が行われ、プロキシサーバ3を介して転送先へ
カウント要求ドキュメントおよび原本ドキュメントが転
送される。続いて、このカウント要求ドキュメントが実
行されるとカウント応答ドキュメントの転送要求が行わ
れることにより、原本ドキュメントが転送先へ転送され
たことがドキュメント転送サーバへ通知される。この通
知の数を数を計測することにより、ドキュメント転送サ
ーバとしては、プロキシサーバが介在する場合であって
も、ユーザによるドキュメントの取得回数を情報提供者
に手間をかけさせることなく正確に計測することができ
る。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るドキ
ュメント転送サーバによれば、ドキュメントがプロキシ
サーバから転送先へ転送されたことを通知するためのド
キュメントをプロキシサーバへ送信することにより、プ
ロキシサーバからユーザへドキュメントが転送された場
合にその通知を受信できるようにし、この受信した通知
の数を計測するようにしたことで、プロキシサーバが自
ら格納しているドキュメントを転送する場合でも、ユー
ザによるドキュメントの取得回数を情報提供者に手間を
かけさせることなく正確に計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態におけるドキュメント転送サーバ
を用いたシステムの全体的な構成を示すブロック図であ
る。
【図2】情報提供者が作成し,ドキュメント格納部23
に格納されたドキュメントの一例を示す図である。
【図3】情報提供端末でのドキュメントのファイル名と
ドキュメント転送サーバでのドキュメントのファイル名
との対応関係を示す図である。
【図4】各ドキュメントについて新たに作成されたドキ
ュメントのファイル名の一覧を示す図である。
【図5】指定された各ドキュメントのファイル名および
原本ドキュメントのファイル名の対応関係を示す図であ
る。
【図6】ドキュメント221のファイル名が変更された
状態を示す図である。
【図7】フレームドキュメントの一例を示す図である。
【図8】カウント要求ドキュメントの一例を示す図であ
る。
【図9】カウント応答ドキュメントの一例を示す図であ
る。
【図10】登録処理が終了したときのドキュメント格納
部13に格納されているドキュントの内容およびファイ
ル名を示す図である。
【図11】情報提供者が提供するドキュメントのトップ
ページのURLの一例を示す図である。
【図12】転送情報およびフレームドキュメントを組み
合せた転送応答を示す図である。
【図13】転送情報およびフレームドキュメントを組み
合せた転送応答にファイル名"tmp000000001"を付加して
作成した応答ドキュメントを示す図である。
【図14】転送要求のあったドキュメントのURLおよ
びこれに対応する応答ドキュメントのファイル名を示す
図である。
【図15】応答ドキュメントを転送応答として送信した
ときの転送応答の内容を示す図である。
【図16】転送応答から分割した転送情報を示す図であ
る。
【図17】転送応答から分割したフレームドキュメント
を示す図である。
【図18】おけるカウント要求ドキュメントおよび原本
ドキュメントの情報取得端末の画面上における表示個所
の一例を示す図である。
【図19】カウント応答ドキュメントの転送要求をする
ときのコマンドの一例を示す図である。
【図20】カウント要求ドキュメントおよび原本ドキュ
メントのそれぞれの実行結果が表示された画面を示す図
である。
【図21】カウント応答ドキュメントが転送されたとき
のログ収集ファイル15の内容を示す図である。
【図22】全てのドキュメントについて転送処理が完了
したときのログ収集ファイル15の内容を示す図であ
る。
【図23】全てのドキュメントについて転送処理が完了
したときの履歴ファイル32の内容を示す図である。
【図24】ドキュメント転送サーバ1に格納された全て
のドキュメントをプロキシサーバ3のドキュメント格納
部34が格納しているときの応答ドキュメントの内容を
示す図である。
【図25】ファイル名"tmp000000001"の応答ドキュメン
トの内容を示す図である。
【図26】カウント要求ドキュメントおよび原本ドキュ
メントのそれぞれの実行結果が表示された画面を示す図
である。
【図27】カウント応答ドキュメントが転送されたとき
のログ収集ファイル15の内容を示す図である。
【図28】全てのドキュメントについて転送処理が完了
したときのログ収集ファイル15の内容を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ドキュメント転送サーバ 11 登録制御部 111 変換制御部 112 複製部 113 ファイル名変更部 114 フレームドキュメント作成部 115 カウント要求ドキュメント作成部 116 カウント応答ドキュメント作成部 12 サーバ制御部 13 ドキュメント格納部 14 データ取得部 15 ログ収集ファイル 16 通信処理部 2 情報提供端末 21 情報提供者 22 制御部 23 ドキュメント格納部 24 通信処理部 3 プロキシサーバ 31 履歴検索部 32 履歴ファイル 33 プロキシ制御部 34 ドキュメント格納部 35 通信処理部 4 ユーザ端末 41 ユーザ 42 制御部 43 ドキュメント表示部 44 通信処理部 5,6 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本庄 克彦 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B082 HA05 HA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報提供者により作成されたドキュメン
    トをネットワーク上に接続されたプロキシサーバを介し
    て転送するドキュメント転送サーバにおいて、 前記ドキュメントがプロキシサーバから転送先へ転送さ
    れたことを通知するためのドキュメントを作成する作成
    手段と、 前記作成手段により作成されたドキュメントをプロキシ
    サーバへ送信する送信手段と、 ドキュメントがプロキシサーバから転送先へ転送された
    場合に、前記作成手段により作成されたドキュメントに
    よる通知を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された通知の数を計測する計測
    手段と、 を有することを特徴とするドキュメント転送サーバ。
  2. 【請求項2】 情報提供者により作成されたドキュメン
    トの名称を変更して原本ドキュメントとする名称変更手
    段を有し、 前記作成手段は、ドキュメントが転送されたことを通知
    するためのカウント要求ドキュメントを作成するととも
    に、このカウント要求ドキュメントおよび原本ドキュメ
    ントの転送要求をするように記述したフレームドキュメ
    ントを作成するものであって、 このフレームドキュメントに原本ドキュメントの元の名
    称を付加する名称付加手段を有することを特徴とする請
    求項1記載のドキュメント転送サーバ。
  3. 【請求項3】 前記作成手段は、何ら処理をしないよう
    に記述したカウント応答ドキュメントを作成するもので
    あって、 前記カウント要求ドキュメントは、このカウント応答ド
    キュメントの転送要求をするように記述され、この転送
    要求をすることによってドキュメントが転送されたこと
    を通知することを特徴とする請求項2記載のドキュメン
    ト転送サーバ。
  4. 【請求項4】 前記記録手段は、転送要求のあったカウ
    ント応答ドキュメントのURLを記録するものであっ
    て、 前記計測手段は、このURLの数を計測することを特徴
    とする請求項3記載のドキュメント転送サーバ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006011749A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Sony Corp 情報処理装置及び情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
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